JP4678295B2 - Suspension device - Google Patents
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Description
本発明は、トーションビームによって左右一対のトレーリングアームが結合されているサスペンション装置に関する。 The present invention relates to a suspension device in which a pair of left and right trailing arms are coupled by a torsion beam.
従来のサスペンション装置として、互いに車幅方向に離間しながら車両前後方向に延在している左右一対のトレーリングアームと、車幅方向に延在して両端部が一対のトレーリングアームに結合されているトーションビームと、各トレーリングアームの前端部をそれぞれ車体側部材に回転揺動自在に連結する2つの連結部と、各トレーリングアームの後方側にそれぞれ連結して左右の車輪を回転自在に支持している一対の車輪支持部材とを備え、不整路等での直進、又は旋回走行時に挙動変化の少ない安定した走行を実現する装置が知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、車両直進走行時、車両旋回走行時には、車輪の対地キャンバを直立にすることが操縦安定性の面で好ましい。
しかし、上述した特許文献1は、車両旋回走行時に左右の車輪が逆相でバウンド及びリバウンドするときには、トーションビームのねじり変形によって車輪がキャンバ変化するが、対地キャンバが直立にならない方向に車輪がキャンバ変化するので、車両旋回走行時の操縦安定性を向上させることができない。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、車両旋回走行時の操縦安定性を向上させることができるサスペンション装置を提供することを目的とする。
By the way, when the vehicle is traveling straight and when the vehicle is turning, it is preferable in terms of steering stability that the camber of the wheel is upright.
However, in Patent Document 1 described above, when the left and right wheels bounce and rebound in opposite phases during vehicle turning, the camber changes due to torsional deformation of the torsion beam, but the wheels change in a direction in which the ground camber does not stand upright. Therefore, it is not possible to improve the steering stability when the vehicle is turning.
The present invention has been made in order to eliminate such inconveniences, and an object of the present invention is to provide a suspension device that can improve steering stability during vehicle turning.
前記課題を解決するため、本発明に係るサスペンション装置は、互いに車幅方向に離間しながら車両前後方向に延在している左右一対のトレーリングアームと、車幅方向に延在し、車幅方向両端部をそれぞれ前記左右一対のトレーリングアームに結合したトーションビームと、これら結合した左右一対のトレーリングアーム及びトーションビームを車体側部材に揺動自在に連結する左右2箇所の連結部とを備えたサスペンション装置において、前記トーションビームを、ビーム中間部がビーム両端部に対して車両上下方向の上方に位置する形状とし、前記ビーム中間部が上開きの開断面形状となっており、前記ビーム両端部が下開きの開断面形状であるとともに、前記ビーム中間部から前記ビーム両端部にかけて車両上下方向に湾曲せず略平坦な形状で車幅方向に延在する剛性部を設けた。 In order to solve the above problems, a suspension device according to the present invention includes a pair of left and right trailing arms extending in the vehicle longitudinal direction while being separated from each other in the vehicle width direction, and a vehicle width extending in the vehicle width direction. A torsion beam having both ends in the direction coupled to the pair of left and right trailing arms, and a pair of left and right coupling portions for pivotally coupling the paired left and right trailing arms and the torsion beam to the vehicle body side member. In the suspension device, the torsion beam has a shape in which the beam intermediate portion is positioned above the beam both ends in the vehicle vertical direction, the beam intermediate portion has an open cross-sectional shape with an open top, and both the beam end portions are It has an open cross-sectional shape with a downward opening, and is substantially flat without curving in the vehicle vertical direction from the beam middle portion to the beam end portions. Provided rigidity portion extending in the vehicle width direction in a shape.
本発明のサスペンション装置によると、前記トーションビームのビーム中間部が上開きの開断面形状であり、ビーム両端部が下開きの開断面形状であり、ビーム中間部からビーム両端部にかけて車両上下方向に湾曲せず略平坦な形状で車幅方向に延在する剛性部を設けたことから、曲げ剛性が高いトーションビームとなり、車両旋回時において車両がロールするときにはアンダーステア方向のロールステアが過大になるのを防止し、車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。 According to the suspension device of the present invention, the beam middle portion of the torsion beam has an open cross-sectional shape with an upper opening, both ends of the beam have an open cross-sectional shape with a lower opening, and curves in the vehicle vertical direction from the beam middle portion to both ends of the beam. A torsion beam with high flexural rigidity is provided because it has a substantially flat shape and extends in the vehicle width direction, and prevents excessive roll steer in the understeer direction when the vehicle rolls when turning the vehicle. In addition, the vehicle behavior when the vehicle is turning can be stabilized.
以下、本発明に係るサスペンション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態のサスペンション装置を示す斜視図であり、左右一対のトレーリングアーム2が、互いに車幅方向に離間しながら車両前後方向に延在している。トレーリングアーム2の車両後端部には、図示しない回転支持部材に連結された車輪が回転自在に支持されている。また、各トレーリングアーム2の前端部は、マウント部材4を介して車体側部材に揺動自在に連結されている。なお、マウント部材4には弾性体ブッシュ4aが内蔵されている。
Hereinafter, a suspension device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing the suspension device of the first embodiment, and a pair of left and right trailing
また、左右一対のトレーリングアーム2の前端部は、車幅方向に延在するトーションビーム6の車幅方向端部と剛に結合されている。
トーションビーム6は、ビーム中間部6aがビーム端部6b,6cに対して車両上下方向の上方に位置するように屈曲した形状とされ、図2(a),(b),(c)に示すように、ビーム中間部6a及びビーム端部6b,6cの全てが下開きの開断面形状となるようにプレス加工により形成されている。
図3は、本実施形態のサスペンション装置を車両前後方向の後方から示した図である。この図において、一方のトレーリングアーム2の前端部に配置されているマウント部材4の結合中心(弾性体ブッシュ4aの回転中心)を符号B1と、他方のトレーリングアーム2の前端部に配置されているマウント部材4の結合中心を符号B2とする。
Further, the front end portions of the pair of left and right trailing
The
FIG. 3 is a view showing the suspension device of the present embodiment from the rear in the vehicle front-rear direction. In this figure, the coupling center (rotation center of the
次に、第1実施形態の動作について説明する。
車両の直進走行中に車輪が同位相でバウンド又はリバウンドすると、左右のトレーリングアーム2は、結合中心B1,B2を結ぶ回転軸P1を回転中心として同位相でストロークする。
また、車両の旋回走行時に、左右の車輪が逆位相でバウンド及びリバウンドすると、左右のトレーリング2が互いに上下の逆側にストロークするので、トーションビーム6がねじりバネとして機能する。このとき、図3に示すように、トーションビーム6のせん断中心Q1が、左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置しているので、ストローク時のトーションビーム6には下反角α1がつけられることになる。
Next, the operation of the first embodiment will be described.
When the wheels bounce or rebound in the same phase while the vehicle is traveling straight, the left and right trailing
Further, when the left and right wheels bounce and rebound in opposite phases during the turning of the vehicle, the left and right trailing 2 strokes to the opposite sides up and down, so that the
このように、トーションビーム6に下反角α1をつける、即ち、トレーリングアーム2の回転軸に下反角α1を付け、それにより、車輪のトー変化がバウンド側でトーイン、リバウンド側でトーアウトとなる。そのため、ロールステアを旋回外輪ではトーインとして、コーナリングパワーを向上することができる。
したがって、第1実施形態では、トーションビーム6のせん断中心Q1を左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方位置に設定したことで、車両ロール時にはアンダーステア方向のロールステアが得られることから、車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。
In this way, the
Therefore, in the first embodiment, the shear center Q1 of the
また、本実施形態のサスペンション装置をリアサスペンション装置として用いると、トーションビーム6のビーム中間部6aがビーム端部6b,6cに対して上方に位置していることから、トーションビーム6の下方に、後輪を駆動するためのプロペラシャフト、排気管や燃料配管を配置するための空間を設けることができ、レイアウトの向上を図ることができる。
Further, when the suspension device of the present embodiment is used as a rear suspension device, the beam
次に、第2実施形態のサスペンション装置を示す斜視図である。なお、図1から図3で示した第1実施形態のサスペンション装置と同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のトーションビーム8も、ビーム中間部8aがビーム端部8b,8cに対して車両上下方向の上方に位置する屈曲した形状となっているとともに、図5(a),(b),(c)に示すように、ビーム中間部8a及びビーム端部8b,8cの全てが上開きの開断面形状となるようにプレス加工により形成されている。
Next, it is a perspective view which shows the suspension apparatus of 2nd Embodiment. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same component as the suspension apparatus of 1st Embodiment shown in FIGS. 1-3, and the description is abbreviate | omitted.
The torsion beam 8 of the present embodiment also has a bent shape in which the beam
本実施形態のトーションビーム8は上開きの開断面形状となっているので曲げ剛性が高くなる。曲げ剛性が高くなったトーションビーム8は、図6に示すように、そのせん断中心Q2が第1実施形態のトーションビーム6のせん断中心Q1と比較して車両上下方向の下方に位置しつつ、左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置した状態となる。
Since the torsion beam 8 of the present embodiment has an open sectional shape with an open top, the bending rigidity is increased. As shown in FIG. 6, the torsion beam 8 with increased bending rigidity has its shear center Q2 positioned lower in the vertical direction of the vehicle than the shear center Q1 of the
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、ストローク時のトーションビーム6は、第1実施形態より小さな下反角α2がつけられることになる。即ち、トレーリングアーム2の回転軸に小さな下反角α2を付けることになり、車両ロール時におけるアンダーステア方向のロールステアが過大になるのを防止し、さらに車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。
Therefore, in the suspension device of the present embodiment, the
次に、図7は、第3実施形態のサスペンション装置を示す斜視図である。
本実施形態のサスペンション装置は、互いに車幅方向に離間しながら車両前後方向に延在している左右一対のトレーリングアーム10と、車幅方向に延在しており、一対のトレーリングアーム10の車両前後方向の前方側で剛に結合されているトーションビーム12とからなるH型のサスペンション装置である。また、一対のトレーリング10の前端部に、弾性体ブッシュ4aを内蔵したマウント部材4が配置されている。
Next, FIG. 7 is a perspective view showing the suspension device of the third embodiment.
The suspension device of the present embodiment includes a pair of left and right trailing
トーションビーム12は、ビーム中間部12aがビーム端部12b,12cに対して車両上下方向の上方に位置するように屈曲した形状とされている。そして、トーションビーム12は、図8に示すように、ビーム中間部12aが上開きの開断面形状であり、ビーム端部12b,12cが下開きの開断面形状であり、ビーム端部12b及びビーム中間部12aの間、ビーム端部12c及びビーム中間部12aの間がH型形状の断面となるようにプレス加工により形成されている。
The
次に、第3実施形態の動作について説明する。
トーションビーム12は、ビーム中間部12aを上開きの開断面形状とし、ビーム端部12b,12cを下開きの開断面形状とし、ビーム端部12b及びビーム中間部12aの間、ビーム端部12c及びビーム中間部12aの間をH型形状の断面としたことで、車両前後方向から見て車両上下方向に湾曲せずに略平坦な形状で車幅方向に延在する板部12dが設けられる。この板部12dを設けたことで、第1実施形態で示したトーションビーム6(下開きの開断面形状)と比較して曲げ剛性が高いトーションビーム12となる。
Next, the operation of the third embodiment will be described.
The
本実施形態は、図8に示すように、そのせん断中心Q3が第1実施形態のトーションビーム6のせん断中心Q1と比較して車両上下方向の下方に位置しつつ、左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置した状態となる。
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、トーションビーム12の屈曲した形状を確保してレイアウトの向上を図ることができるとともに、トーションビーム12に板部12dを設けたことで曲げ剛性を高めながら、ストローク時のトレーリングアーム10の回転軸に小さな下反角α3を付けて車両ロール時におけるアンダーステア方向のロールステアが過大になるのを防止し、車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。
In the present embodiment, as shown in FIG. 8, the shear center Q3 is positioned below the vertical direction of the vehicle as compared with the shear center Q1 of the
Therefore, the suspension device according to the present embodiment can ensure the bent shape of the
次に、図9は、第1、第2実施形態の一対のトレーリングアーム2の間に車幅方向に延在して結合され、或いは第3実施形態の一対のトレーリングアーム10の間に車幅方向に延在して結合される第4実施形態のトーションビーム14を示す斜視図である。
本実施形態のトーションビーム14も、ビーム中間部14aがビーム端部14b,14cに対して車両上下方向の上方に位置する屈曲した形状となっている。
Next, FIG. 9 is extended between the pair of
The
本実施形態のトーションビーム14は、図9及び図10に示すように、ビーム中間部14a及びビーム端部14b,14cの全てを上開きの開断面形状としているとともに、ビーム端部14b,14cに、上開きの開断面内で上方に向けて突出する凸部16を設けるようにプレス加工で形成されている。
前記凸部16は、ビーム中間部14aに向かうに従い突出量が徐々に減少している。したがって、凸部16の上部とビーム中間部14aの底面とにより、車両前後方向から見て車両上下方向に湾曲せずに略平坦な形状で車幅方向に延在する板部14dが設けられ、この板部14dにより曲げ剛性が高いトーションビーム14となる。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
The protruding amount of the
このように、本実施形態のトーションビーム14は上開きの開断面形状となっているので、図10に示すように、そのせん断中心Q4が第1実施形態のトーションビーム6のせん断中心Q1と比較して車両上下方向の下方に位置しつつ、左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置した状態となる。このように、本実施形態では、ストローク時のトーションビーム14には、小さな下反角α4がつけられることになる。
Thus, since the
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、トーションビーム14の屈曲した形状を確保してレイアウトの向上を図ることができるとともに、トーションビーム14に板部14dを設けたことで曲げ剛性を高めながら、ストローク時のトレーリングアーム2の回転軸に小さな下反角α4を付けて車両ロール時におけるアンダーステア方向のロールステアが過大になるのを防止し、車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。
Therefore, the suspension device according to the present embodiment can ensure the bent shape of the
次に、図11は、第1、第2実施形態の一対のトレーリングアーム2の間に車幅方向に延在して結合され、或いは第3実施形態の一対のトレーリングアーム10の間に車幅方向に延在して結合される第5実施形態のトーションビーム18を示す斜視図である。
本実施形態のトーションビーム18も、ビーム中間部18aがビーム端部18b,18cに対して車両上下方向の上方に位置する屈曲した形状となっている。
Next, FIG. 11 is extended between the pair of trailing
The
本実施形態のトーションビーム18は、図11及び図12に示すように、ビーム中間部18a及びビーム端部18b,18cの全てを下開きの開断面形状としているとともに、ビーム中間部18aには、上開きの開断面内で下方に向けて突出する凸部20が設けられるようにプレス加工で形成されている。
前記凸部20は、ビーム中間部12aの車幅方向中央に向かうに従い突出量が徐々に増大している。したがって、凸部20の底部と、ビーム端部18b,18cの上部とにより、車両前後方向から見て車両上下方向に殆ど湾曲せずに略平坦な形状で車幅方向に延在する板部18dが設けられ、この板部18dにより曲げ剛性が高いトーションビーム18となる。
As shown in FIGS. 11 and 12, the
The protruding amount of the convex portion 20 gradually increases toward the center in the vehicle width direction of the beam
このように、本実施形態のトーションビーム18は、ビーム中間部18aに上開きの開断面内で下方に向けて突出する凸部20が設けられているので、第1実施形態のトーションビーム6のせん断中心Q1と比較して車両上下方向の下方に位置するせん断中心Q5を有するとともに、このせん断中心Q5は、左右のマウント部材4の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置した状態となる。このように、本実施形態では、ストローク時のトーションビーム18には、小さな下反角α5がつけられることになる。
As described above, the
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、トーションビーム18の屈曲した形状を確保してレイアウトの向上を図ることができるとともに、トーションビーム18に板部18dを設けたことで曲げ剛性を高めながら、ストローク時のトレーリングアーム2の回転軸に小さな下反角α5を付けて車両ロール時におけるアンダーステア方向のロールステアが過大になるのを防止し、車両の旋回走行時の車両挙動を安定させることができる。
Therefore, the suspension device of the present embodiment can ensure the bent shape of the
さらに、図13は第6実施形態のサスペンション装置を示す斜視図である。
本実施形態は、左右一対のトレーリングアーム22が、互いに車幅方向に離間しながら車両前後方向に延在しており、これらトレーリングアーム22の車両後端部には、図示しない回転支持部材に連結された車輪が回転自在に支持されている。また、各トレーリングアーム2の前端部は、ブラケット24を介して車体側部材に揺動自在に連結されている。
Further, FIG. 13 is a perspective view showing the suspension device of the sixth embodiment.
In the present embodiment, a pair of left and right trailing
また、一対のトレーリングアーム22の各前端部は、車幅方向に延在するトーションビーム26及びトーションバースプリング28の車幅方向端部と剛に結合されているとともに、トーションビーム26には、スタビライザ30の車幅方向端部が結合されている。なお、図中符号31はショックアブソーバである。
トーションビーム26は、ビーム中間部26aがビーム端部26b,26cに対して車両上下方向の上方に位置する屈曲した形状となっている。
Further, the front end portions of the pair of trailing
The
また、本実施形態のトーションビーム26は、図15に示すように、ビーム中間部26a及びビーム端部26b,26cの全てを上開きの開断面形状としているとともに、ビーム端部26b,26cには、上開きの開断面内で上方に向けて突出する凸部32が設けられるようにプレス加工により形成されている。
前記凸部32は、ビーム中間部26aに向かうに従い突出量が徐々に減少している。したがって、車両前後方向から見て車両上下方向に湾曲せずに略平坦な形状で車幅方向に延在する凸部32が設けられているので、曲げ剛性が高いトーションビーム14となる。
Further, as shown in FIG. 15, the
The protruding amount of the
また、図14に示すように、トーションバースプリング28は、トーションビーム26の上開きの開断面内に入り込むように配置されている。
このように、本実施形態のトーションビーム26は上開きの開断面形状となっているので、図15に示すように、そのせん断中心Q6が第1実施形態のトーションビーム6のせん断中心Q1と比較して車両上下方向の下方に位置しつつ、左右のブラケット24の結合中心B1,B2より車両上下方向の上方に位置した状態となる。このように、本実施形態では、ストローク時のトーションビーム26には、小さな下反角α6がつけられることになる。
Further, as shown in FIG. 14, the
Thus, since the
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、前述した他の実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、トーションバースプリング28を、トーションビーム26の上開きの開断面内に入り込むように配置したので、トーションバースプリング28の省スペース化を図ることができる。
なお、各実施形態のサスペンション装置では、トーションビームを、ビーム中間部がビーム端部に対して車両上下方向の上方に位置する屈曲した形状としているが、平面視においてビーム中間部がビーム両端部に対して車両前後方向に曲がっていても同様の効果を得ることができる。
Therefore, the suspension device of this embodiment can obtain the same effects as those of the other embodiments described above, and the
In the suspension device of each embodiment, the torsion beam has a bent shape in which the beam intermediate portion is positioned above the beam end in the vehicle vertical direction, but the beam intermediate portion is opposed to both ends of the beam in plan view. Even if the vehicle is bent in the longitudinal direction, the same effect can be obtained.
2,10,22 トレーリングアーム
4 マウント部材(連結部)
6,8.12,14,18,26 トーションビーム
6a,8a,12a,14a,18a,26a ビーム中間部
6b,8b,12b,14b,18b,26b ビーム端部
6c,8c,12c,14c,18c,26c ビーム端部
12d,14d,18d 板部(剛性部)
16,20 凸部
24 ブラケット(連結部)
32 凸部(剛性部)
B1,B2 連結部の結合中心
P2 回転軸
Q1,Q2,Q3,Q4,Q5,Q6 せん断中心
α1,α2,α3,α4,α5,α6 下反角
2, 10, 22 Trailing arm 4 Mount member (connecting part)
6, 8.12, 14, 18, 26
16, 20
32 Convex part (rigid part)
B1, B2 Connection center P2 of connecting part Rotating shaft Q1, Q2, Q3, Q4, Q5, Q6 Shear center α1, α2, α3, α4, α5, α6 Lower angle
Claims (3)
前記トーションビームを、ビーム中間部がビーム両端部に対して車両上下方向の上方に位置する形状とし、
前記ビーム中間部が上開きの開断面形状となっており、前記ビーム両端部が下開きの開断面形状であるとともに、
前記ビーム中間部から前記ビーム両端部にかけて車両上下方向に湾曲せず略平坦な形状で車幅方向に延在する剛性部を設けたことを特徴とするサスペンション装置。 A pair of left and right trailing arms extending in the vehicle longitudinal direction while being spaced apart from each other in the vehicle width direction, and extending in the vehicle width direction, and both ends in the vehicle width direction are coupled to the pair of left and right trailing arms, respectively. In a suspension device comprising a torsion beam, a pair of left and right trailing arms coupled to each other, and two connecting portions on the left and right for slidably connecting the torsion beam to a vehicle body side member,
The torsion beam has a shape in which the beam middle portion is positioned above the beam both ends in the vehicle vertical direction,
The beam intermediate portion has an open cross-sectional shape with an upper opening, and both end portions of the beam have an open cross-sectional shape with a lower opening,
A suspension device comprising a rigid portion extending in the vehicle width direction in a substantially flat shape without being bent in the vehicle vertical direction from the beam intermediate portion to both ends of the beam .
前記トーションビームを、ビーム中間部がビーム両端部に対して車両上下方向の上方に位置する形状とし、
前記ビーム中間部及び前記ビーム両端部の全てが上開きの開断面形状となっており、
前記ビーム両端部に、上開きの開口断面内で上方に向けて突出する凸部を設け、この凸部の突出量を前記ビーム中間部に向かうに従い徐々に減少させていき、前記ビーム両端部の凸部と前記ビーム中間部の底面とを、前記ビーム中間部から前記ビーム両端部にかけて車両上下方向に湾曲せず略平坦な形状で車幅方向に延在する剛性部とすることを特徴とするサスペンション装置。 A pair of left and right trailing arms extending in the vehicle longitudinal direction while being separated from each other in the vehicle width direction, and both ends in the vehicle width direction are coupled to the pair of left and right trailing arms respectively extending in the vehicle width direction. In a suspension apparatus comprising a torsion beam, a pair of left and right trailing arms coupled to each other, and a connecting portion at two left and right positions for swingably connecting the torsion beam to a vehicle body side member,
The torsion beam has a shape in which the beam middle portion is positioned above the beam both ends in the vehicle vertical direction,
All of the beam middle part and the both ends of the beam have an open sectional shape with an upper opening,
Protruding portions projecting upward in the opening cross section of the upper opening are provided at both end portions of the beam, and the projecting amount of the projecting portion is gradually decreased toward the beam intermediate portion. The convex portion and the bottom surface of the beam intermediate portion are rigid portions that extend in the vehicle width direction in a substantially flat shape without bending in the vehicle vertical direction from the beam intermediate portion to both ends of the beam. Suspension device.
前記トーションビームを、ビーム中間部がビーム両端部に対して車両上下方向の上方に位置する形状とし、前記ビーム中間部及び前記ビーム両端部の全てが下開きの開断面形状となっているとともに、前記ビーム中間部に、下開きの開口断面内で下方に向けて突出する凸部を設け、この凸部の突出量を車幅方向中央に向かうに従い徐々に増大させていき、前記凸部の底部と、ビーム両端部の上部とを、前記ビーム中間部から前記ビーム両端部にかけて車両上下方向に湾曲せず略平坦な形状で車幅方向に延在する剛性部とすることを特徴とするサスペンション装置。 A pair of left and right trailing arms extending in the vehicle longitudinal direction while being spaced apart from each other in the vehicle width direction, and extending in the vehicle width direction, and both ends in the vehicle width direction are coupled to the pair of left and right trailing arms, respectively. In a suspension device comprising a torsion beam, a pair of left and right trailing arms coupled to each other, and two connecting portions on the left and right for slidably connecting the torsion beam to a vehicle body side member,
The torsion beam has a shape in which the beam intermediate portion is positioned above the beam both ends in the vehicle vertical direction, and both the beam intermediate portion and the both ends of the beam have an open open cross-sectional shape, and In the beam middle part, a convex part projecting downward in the opening cross section of the downward opening is provided, and the projecting amount of this convex part is gradually increased toward the center in the vehicle width direction, and the bottom part of the convex part The suspension device is characterized in that upper portions of both ends of the beam are rigid portions extending in the vehicle width direction in a substantially flat shape without being bent in the vehicle vertical direction from the beam intermediate portion to both ends of the beam .
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