JP4657470B2 - Cylindrical focusing mirror - Google Patents
Cylindrical focusing mirror Download PDFInfo
- Publication number
- JP4657470B2 JP4657470B2 JP2001059111A JP2001059111A JP4657470B2 JP 4657470 B2 JP4657470 B2 JP 4657470B2 JP 2001059111 A JP2001059111 A JP 2001059111A JP 2001059111 A JP2001059111 A JP 2001059111A JP 4657470 B2 JP4657470 B2 JP 4657470B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- tapered
- mirror
- segment
- support cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽光集光装置又は太陽光集光実験装置に用いられる筒型集光鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽光を効率良く一点に集めて熱エネルギーに変え、その熱エネルギーにより、電気を発電したり、化石燃料からメタノールを得たりする技術が知られている(太陽光集光装置としては、特許第2951297号公報参照)。この種の太陽光集光装置は、太陽光をミラーやレンズ等により、ある程度集光してから筒型集光鏡に導き、その筒型集光鏡で更に集光して熱交換装置や熱反応装置に導いている。この筒型集光鏡は、全体がテーパ筒形状をしており、入口から内部に導かれた光束を、鏡面加工された略テーパ筒状の内面で反射しながら、入口よりも狭い出口から取り出す構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、実際の太陽光集光装置であっても、或いは太陽の代わりに多数の光源ランプを用いた太陽光集光の実験装置であっても、筒型集光鏡に導かれる光の熱エネルギーがあまりにも大きいため、内面で光を反射するとはいえ、場合によっては、筒型集光鏡自体が過度に加熱されて、熱膨張による内部ストレスの発生により、筒型集光鏡が破損するおそれがある。
【0004】
この発明は、このような従来の技術に着目したものであり、光の熱エネルギーによる破損を防止した筒型集光鏡を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、入口から内部に導かれた光束を、鏡面加工された略テーパ筒状の内面で反射しながら、入口よりも狭い出口から取り出す筒型集光鏡であって、内面が鏡面加工されたテーパ筒体を、支持筒体の内部に隙間を設けた状態で配し、該テーパ筒体を少なくとも光軸に直交する円周方向で複数のセグメントに分割すると共に、各セグメントの両端部同士を当接させた状態で、テーパ筒体と支持筒体との間に設けられた付勢手段により、各セグメントを内側へ向けて付勢した。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、テーパ筒体を予め複数のセグメントに分割し、それを付勢力を利用して組み立てた状態にしているため、加熱されても熱膨張による内部ストレスが発生せず、破損が防止される。
【0007】
請求項2記載の発明は、各セグメントが平板形状である。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、平板形状のセグメントで、テーパ筒体を組み立てているため、セグメントに対する蒸着メッキ等の製造作業が容易で、反射率の検査作業も容易である。
【0009】
請求項3記載の発明は、セグメントの両端部を互いに密着する角度のカット面とした。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、セグメントの両端部を互いに密着する角度のカット面にしたため、各セグメントの当接部分の状態が安定する。
【0011】
請求項4記載の発明は、テーパ筒体を光軸方向でも複数に分割した。
【0012】
請求項4記載の発明によれば、テーパ筒体を光軸方向でも複数に分割したため、テーパ筒体の内部ストレスの発生が更に確実に解消される。
【0013】
請求項5記載の発明は、テーパ筒体を入口を上向きにした状態で配し、該支持筒体の下端に底面部を設けると共に、該底面部におけるテーパ筒体の出口に対応する部分を、出口以上のサイズを有するガラス板で形成した。
【0014】
請求項5記載の発明によれば、支持筒体の下端に底面部を形成し、該底面部に光を透過するガラス板を設けたため、支持筒体と、その下方に設けられる熱交換装置や熱反応装置との間を区切ることができる。従って、万一、熱反応装置が破損しても、内部からの蒸発成分等がテーパ筒体の出口から内部に侵入して、テーパ筒体の内面に付着するのを防止する。ガラス板の下面に付着した成分は容易に払拭できるためメンテナンス上の問題はない。
【0015】
請求項6記載の発明は、底面部を上下二重のジャケット構造にして、内部に冷却用の流体を流せる構造にした。
【0016】
請求項6記載の発明によれば、底面部を上下二重のジャケット構造にして、内部に冷却用の流体を流せるようにしたため、ガラス板の過熱を防止することができる。
【0017】
請求項7記載の発明は、ガラス板の周縁を下側に開いたテーパ状のカット面にすると共に、該ガラス板を上向きに付勢して取付けた。
【0018】
請求項7記載の発明によれば、ガラス板の周縁を下側に開いたテーパ状のカット面にしたため、ガラス板と底面部との熱膨張率の差により、ガラス板の周縁と底面部との間に圧力が発生しても、その圧力がガラス板を下方へ外す方向へ作用するため、ガラス板自体の破損を防止できる。
【0019】
請求項8記載の発明は、支持筒体の下端に空気取入口を形成した。
【0020】
請求項8記載の発明によれば、テーパ筒体と支持筒体の間にある空気が暖められて上昇気流となった後に、支持筒体の下端に形成された空気取入口から、新しい空気が供給されて、テーパ筒体を冷やすため、テーパ筒体の温度上昇を抑制することができる。
【0021】
請求項9記載の発明は、支持筒体の表面に放熱フィンを形成した。
【0022】
請求項9記載の発明によれば、支持筒体の表面に放熱フィンを形成したため、支持筒体の温度上昇を抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態に係る筒型集光鏡1を図面に基づいて説明する。図1は、筒型集光鏡1の平面図で、図2は、筒型集光鏡1の光軸Sに沿った断面図を示している。
【0024】
この実施形態に係る筒型集光鏡1は、太陽の代わりに多数の光源ランプを用いた太陽光集光の実験装置に用いられるもので、その下方には化石燃料からメタノールを得るための熱反応装置2が設けられている。熱反応装置2は気密が保たれ、場合によっては、真空状態(厳密には減圧状態)で使用される。
【0025】
この筒型集光鏡1は、基本的に、円筒状の支持筒体3と、該支持筒体3の内部に設置される断面八角形状のテーパ筒体4とから構成される。支持筒体3は金属製で、表面にはフランジ状の放熱フィン5が形成されている。支持筒体3の下端には、上側の第1底面部6と、下側の第2底面部7から成る上下二重のジャケット構造が設けられ、内部に空気や水等の冷却用流体Cを流せるようになっている。第1底面部6及び第2底面部7は、それぞれ中央部に円形のガラス板8、9が嵌め込まれている。このガラス板8、9は耐熱性の高い溶融石英ガラス製である。上側のガラス板8は、テーパ筒体4の出口10よりも大きく、下側のガラス板9は上側のガラス板8よりも大きい。これは、テーパ筒体4の出口10から拡散する光束Lを考慮したものである。
【0026】
これらのガラス板8、9の周縁は、下側に開いたテーパ状のカット面8a、9aとなっており、第1底面部6及び第2底面部7の対応面と、耐熱性のOリング11、12を介して密着している。Oリング11、12は、ガラス板8、9の周縁の気密性を保つためのもので、下側のガラス板9の方が大きいために、下側のOリング12は2本設置されている。各ガラス板8、9は第1底面部6及び第2底面部7に取付けた複数のバネ板13、14により上向きに付勢された状態で保持されている。従って、このガラス板8、9は、力を加えることによりバネ板13、14の付勢力に抗して下側へ移動自在だが、上側へは移動不能である。また、このバネ板13、14を回転させることにおり、ガラス板8、9の交換、及びOリング11、12の交換が容易になっている。更に、また、支持筒体3の下部には、光軸Sを中心にした円周方向に複数の空気取入口15が形成されている。
【0027】
支持筒体3の第1底面部6の上側にはリング状のトレー16が設けられ、その上にテーパ筒体4の下端が接している。テーパ筒体4は、光軸Sに直交する円周方向で8つに分割され且つ光軸Sの方向でも3つに分割された平板状の24枚のセグメント17から構成されている。従って、全体として、上側の入口18が広く、下側の出口10が狭い、断面八角形状のテーパ筒形を呈している。各セグメント17の内面19は鏡面加工され、入口18から導かれた光束Lを反射して集光して出口10に導くようになっている。
【0028】
テーパ筒体4を構成するセグメント17が平板形状のため、セグメント17自体の製造は容易である。この各セグメント17は実験装置の場合は小さくて済むが、実際の太陽光集光装置の場合は、1枚の大きさが数メートルになることもある。このような場合も、セグメント17が平板形状のため、セグメント17自体の反射面(内面19)の蒸着メッキ作業が容易だし、メッキ後の反射率の検査も容易である。従って、高品質で低コストのテーパ筒体4を製造することができる。
【0029】
各セグメント17の外面には、短冊状の金属板を折り曲げ加工した「付勢手段」としてのバネ20が設けられ、支持筒体3に螺合した調節ネジ21の先端にて適度な付勢力が発生するように設定されている。各セグメント17が内側の付勢されることにより、セグメント17の両端部17a同士は当接した状態となり安定する。しかも、セグメント17の両端部17aは互いに密着する角度のカット面になっているため、両者の当接状態は特に安定しており、隙間も発生しない。また、各セグメント17が斜めのため、バネ20の付勢力がセグメント17を押し上げる方向にも作用し、テーパ筒体4全体の重量と釣り合って、下側のトレー16に加わる重さを軽減する。
【0030】
この筒型集光鏡1は、以上のように、テーパ筒体4を24枚のセグメント17に分割し、それをバネ20の付勢力を利用して組み立てた状態にしているため、内部に導かれた光束Lにより加熱されても熱膨張による内部ストレスが発生せず、テーパ筒体4の破損が防止される。
【0031】
また、支持筒体3の下端に第1底面部6及び第2底面部7を設け、該第1底面部6及び第2底面部7に、光束Lを透過するガラス板8、9を設けたため、支持筒体3と熱反応装置2との間を区切ることができる。従って、万一、熱反応装置2が破損しても、内部の蒸発成分等がテーパ筒体4の出口10から内部に侵入して、セグメント17の内面19に付着することはない。ガラス板9の下面に付着した成分は容易に払拭できるためメンテナンス上の問題はない。しかも、上下二重構造の第1底面部6及び第2底面部7の間に、冷却用の流体Cを流せるようにしたため、ガラス板8、9の過熱を防止して、熱反応装置2の熱による破損を未然に防ぐことができる。
【0032】
更に、ガラス板8、9の周縁を下側に開いたテーパ状のカット面8a、9aにしたため、ガラス板8、9と、第1底面部6及び第2底面部7との熱膨張率の差により、ガラス板8、9の周縁と、第1底面部6及び第2底面部7の対応面との間に圧力が発生しても、その圧力がガラス板8、9を下方へ外す方向へ作用するため、ガラス板8、9の破損を防止できる。
【0033】
加えて、支持筒体3の表面に放熱フィン5が形成されているため、支持筒体3の温度上昇を抑制でき、また、支持筒体3の下端に空気取入口15が形成されているため、テーパ筒体4と支持筒体3の間にある空気が暖められて上昇気流となった後に、空気取入口15から新しい空気が供給されてテーパ筒体4を冷やすため、テーパ筒体4の温度上昇を抑制することができる。
【0034】
尚、以上の実施形態では、1つの支持筒体3の中に、1つのテーパ筒体4を設ける例を示したが、複数のテーパ筒体4を組み合わせてハニカム状に設けても良い。
【0035】
【発明の効果】
この発明によれば、テーパ筒体を予め複数のセグメントに分割し、それを付勢力を利用して組み立てた状態にしているため、加熱されても熱膨張による内部ストレスが発生せず、破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る筒型集光鏡を示す平面図。
【図2】筒型集光鏡の光軸に沿った断面図。
【符号の説明】
1 筒型集光鏡
2 熱反応装置
3 支持筒体
4 テーパ筒体
5 放熱フィン
6 第1底面部
7 第2底面部
8、9 ガラス板
10 出口
11、12 Oリング
13、14 バネ板
15 空気取入口
16 トレー
17 セグメント
18 入口
19 内面
20 バネ(付勢手段)
21 調節ネジ
S 光軸
L 光束
C 冷却用流体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cylindrical condenser mirror used in a solar concentrator or a solar concentrator experiment device.
[0002]
[Prior art]
A technology is known that efficiently collects sunlight into a single point and converts it into thermal energy, which generates electric power or obtains methanol from fossil fuels. No. 2951297). This type of solar condensing device condenses sunlight to some extent by a mirror, lens, etc., then guides it to a cylindrical condensing mirror, further condenses it with the cylindrical condensing mirror, Leading to the reactor. This cylindrical collector mirror has a tapered cylindrical shape as a whole, and a light beam guided from the entrance to the inside is taken out from an exit narrower than the entrance while being reflected by the mirror-finished substantially tapered tubular inner surface. It has a structure.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technique, even if it is an actual solar light collecting device or a solar light collecting experimental device using a large number of light source lamps instead of the sun, Although the heat energy of the light guided to the concentrating mirror is too large, it reflects light on the inner surface, but in some cases, the cylindrical condensing mirror itself is heated excessively, generating internal stress due to thermal expansion As a result, the cylindrical condenser mirror may be damaged.
[0004]
This invention pays attention to such a conventional technique, and provides a cylindrical condensing mirror which prevents damage due to heat energy of light.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a cylindrical condensing mirror that takes out the light beam guided from the entrance to the inside through a mirror-finished substantially tapered cylindrical inner surface and takes it out from the outlet narrower than the entrance. The tapered cylindrical body having a mirror finish is disposed in a state where a gap is provided inside the supporting cylindrical body, and the tapered cylindrical body is divided into a plurality of segments at least in the circumferential direction perpendicular to the optical axis, and each segment Each segment was urged inward by an urging means provided between the taper cylinder and the support cylinder in a state where both end portions of the two were in contact with each other.
[0006]
According to the first aspect of the present invention, since the tapered cylindrical body is divided into a plurality of segments in advance and is assembled using the urging force, internal stress due to thermal expansion is generated even when heated. Damage is prevented.
[0007]
In the invention according to
[0008]
According to the invention described in
[0009]
The invention described in claim 3 is a cut surface having an angle at which both end portions of the segment are in close contact with each other.
[0010]
According to the third aspect of the present invention, since the both end portions of the segments are cut surfaces having an angle to be in close contact with each other, the state of the contact portion of each segment is stabilized.
[0011]
In the invention according to claim 4, the tapered cylindrical body is divided into a plurality of parts in the optical axis direction.
[0012]
According to the fourth aspect of the present invention, since the tapered cylindrical body is divided into a plurality of parts in the optical axis direction, the generation of internal stress in the tapered cylindrical body can be more reliably eliminated.
[0013]
In the invention according to
[0014]
According to the fifth aspect of the present invention, the bottom surface portion is formed at the lower end of the support cylinder, and the glass plate that transmits light is provided on the bottom surface portion. Therefore, the support cylinder, the heat exchange device provided below the support cylinder, The thermal reactor can be separated. Therefore, even if the thermal reaction apparatus is damaged, it is possible to prevent evaporation components and the like from the inside from entering the inside from the outlet of the tapered cylinder and adhering to the inner surface of the tapered cylinder. Since the components adhering to the lower surface of the glass plate can be easily wiped off, there is no problem in maintenance.
[0015]
The invention described in
[0016]
According to the sixth aspect of the present invention, since the bottom portion has a double upper and lower jacket structure so that the cooling fluid can flow inside, the glass plate can be prevented from overheating.
[0017]
According to the seventh aspect of the present invention, the glass plate is attached with the peripheral edge of the glass plate formed into a tapered cut surface opened downward and urged upward.
[0018]
According to invention of Claim 7, since the peripheral edge of the glass plate was made into the taper-shaped cut surface opened to the lower side, the difference of the thermal expansion coefficient of a glass plate and a bottom face part WHEREIN: Even if pressure is generated during this period, the pressure acts in the direction of removing the glass plate downward, so that the glass plate itself can be prevented from being damaged.
[0019]
In the invention according to
[0020]
According to invention of
[0021]
According to the ninth aspect of the present invention, heat radiation fins are formed on the surface of the support cylinder.
[0022]
According to the ninth aspect of the present invention, since the radiating fin is formed on the surface of the support cylinder, the temperature rise of the support cylinder can be suppressed.
[0023]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a cylindrical condensing mirror 1 according to a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a plan view of the cylindrical collector mirror 1, and FIG. 2 is a cross-sectional view along the optical axis S of the cylindrical collector mirror 1.
[0024]
The cylindrical condensing mirror 1 according to this embodiment is used in a solar condensing experimental apparatus using a large number of light source lamps instead of the sun, and below it is heat for obtaining methanol from fossil fuel. A
[0025]
The cylindrical collector mirror 1 basically includes a cylindrical support cylinder 3 and an octagonal cross section tapered cylinder 4 installed inside the support cylinder 3. The support cylinder 3 is made of metal, and a flange-like
[0026]
The peripheral edges of these
[0027]
A ring-shaped
[0028]
Since the
[0029]
The outer surface of each
[0030]
As described above, the cylindrical collector mirror 1 divides the tapered cylindrical body 4 into 24
[0031]
Further, the first
[0032]
Further, since the peripheral edges of the
[0033]
In addition, since the
[0034]
In the above embodiment, one taper cylinder 4 is provided in one support cylinder 3, but a plurality of taper cylinders 4 may be combined and provided in a honeycomb shape.
[0035]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the tapered cylindrical body is divided into a plurality of segments in advance and is assembled using an urging force, internal stress due to thermal expansion does not occur even when heated, and damage is caused. Is prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a cylindrical condenser mirror according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view along the optical axis of a cylindrical condenser mirror.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
21 Adjustment screw S Optical axis L Luminous flux C Cooling fluid
Claims (9)
内面が鏡面加工されたテーパ筒体を、支持筒体の内部に隙間を設けた状態で配し、該テーパ筒体を少なくとも光軸に直交する円周方向で複数のセグメントに分割すると共に、各セグメントの両端部同士を当接させた状態で、テーパ筒体と支持筒体との間に設けられた付勢手段により、各セグメントを内側へ向けて付勢したことを特徴とする筒型集光鏡。A cylindrical condensing mirror that takes out the light beam guided from the entrance to the inside while reflecting the substantially tapered cylindrical inner surface that is mirror-finished, from an exit narrower than the entrance,
A tapered cylinder whose inner surface is mirror-finished is arranged with a gap provided inside the support cylinder, and the tapered cylinder is divided into a plurality of segments at least in a circumferential direction perpendicular to the optical axis. A cylindrical collection characterized in that each segment is urged inward by an urging means provided between the tapered cylinder and the support cylinder in a state where both ends of the segment are in contact with each other. Light mirror.
各セグメントが平板形状であることを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to claim 1,
A cylindrical condensing mirror characterized in that each segment has a flat plate shape.
セグメントの両端部を互いに密着する角度のカット面としたことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to claim 1 or 2,
A cylindrical condensing mirror characterized in that both end portions of the segment are cut surfaces having an angle to be in close contact with each other.
テーパ筒体を光軸方向でも複数に分割したことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to any one of claims 1 to 3,
A cylindrical condensing mirror characterized in that a tapered cylindrical body is divided into a plurality of parts in the optical axis direction.
テーパ筒体を入口を上向きにした状態で配し、該支持筒体の下端に底面部を設けると共に、該底面部におけるテーパ筒体の出口に対応する部分を、出口以上のサイズを有するガラス板で形成したことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to any one of claims 1 to 4,
A glass plate having a tapered cylindrical body with the inlet facing upward, a bottom surface portion provided at the lower end of the supporting cylindrical body, and a portion corresponding to the outlet of the tapered cylindrical body in the bottom surface portion having a size larger than the outlet A cylindrical condensing mirror characterized by being formed by.
底面部を上下二重のジャケット構造にして、内部に冷却用の流体を流せるようにしたことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to claim 5,
A cylindrical condensing mirror characterized in that the bottom portion has a double upper and lower jacket structure so that a cooling fluid can flow inside.
ガラス板の周縁を下側に開いたテーパ状のカット面にすると共に、該ガラス板を上向きに付勢して取付けたことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to claim 5 or 6,
A cylindrical condensing mirror characterized in that the glass plate has a tapered cut surface opened downward, and the glass plate is attached by being biased upward.
支持筒体の下端に空気取入口を形成したことを特徴とする筒型集光鏡。The cylindrical condenser mirror according to any one of claims 5 to 7,
A cylindrical condensing mirror characterized in that an air inlet is formed at the lower end of the support cylinder.
支持筒体の表面に放熱フィンを形成したことを特徴とする筒型集光鏡。It is a cylindrical condensing mirror given in any 1 paragraph of Claims 1-8,
A cylindrical condensing mirror characterized in that a radiation fin is formed on the surface of a support cylinder.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001059111A JP4657470B2 (en) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | Cylindrical focusing mirror |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001059111A JP4657470B2 (en) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | Cylindrical focusing mirror |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258021A JP2002258021A (en) | 2002-09-11 |
JP4657470B2 true JP4657470B2 (en) | 2011-03-23 |
Family
ID=18918727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001059111A Expired - Fee Related JP4657470B2 (en) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | Cylindrical focusing mirror |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4657470B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010074140A1 (en) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | 三鷹光器株式会社 | Cylindrical light collection mirror |
JP5135202B2 (en) * | 2008-12-24 | 2013-02-06 | 三鷹光器株式会社 | Sunlight collection system |
CN113731327A (en) * | 2021-09-14 | 2021-12-03 | 南通海晴医药科技有限公司 | Vortex flow photochemical reactor |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05288980A (en) * | 1992-04-08 | 1993-11-05 | Motoda Electron Co Ltd | Solar light condensing device, condensing diffusing device and automatic solar light following sensor used therefor |
JPH11119105A (en) * | 1997-10-15 | 1999-04-30 | Mitaka Koki Co Ltd | Solar light converging system |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001059111A patent/JP4657470B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05288980A (en) * | 1992-04-08 | 1993-11-05 | Motoda Electron Co Ltd | Solar light condensing device, condensing diffusing device and automatic solar light following sensor used therefor |
JPH11119105A (en) * | 1997-10-15 | 1999-04-30 | Mitaka Koki Co Ltd | Solar light converging system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002258021A (en) | 2002-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101158229B1 (en) | Photovoltaic generator with a spherical imaging lens for use with a paraboloidal solar reflector | |
US20070089777A1 (en) | Heatsink for concentrating or focusing optical/electrical energy conversion systems | |
US11177767B2 (en) | Solar PV generator with dish reflector and fly's eye receiver | |
JP2003258291A (en) | Light condensing photovoltaic power generator | |
EP1852919A3 (en) | Passively cooled solar concentrating photovoltaic device | |
US8941000B2 (en) | Solar concentrator cooling by vortex gas circulation | |
CN101641860A (en) | Concentrating photovoltaic system using a fresnel lens and nonimaging secondary optics | |
JP2017110901A (en) | Solar heat receiving unit with meta material improved sunlight absorption structure | |
US20140326293A1 (en) | Methods and apparatus for solar energy concentration and conversion | |
JP5117839B2 (en) | Concentrating solar power generator | |
US20220196999A1 (en) | Solar optical collection system | |
JP4657470B2 (en) | Cylindrical focusing mirror | |
WO2012076847A1 (en) | Solar energy apparatus with a combined photovoltaic and thermal power generation system | |
JP2013096596A (en) | Solar heat collecting apparatus | |
KR20110123419A (en) | Planar type high concentration photovoltaic power generator module and sun tracker using this module | |
JPS61165702A (en) | Solar generator | |
US20160319804A1 (en) | Microchannel solar absorber | |
KR102030850B1 (en) | Solar Energy Hybrid Generation System, And Hydrogen Production System Having The Same | |
KR200182377Y1 (en) | Solar concentrator | |
WO2012107104A1 (en) | Solar collection system | |
KR101088408B1 (en) | Sunlight concentraing device for natural lighting capable of cooling without power supply | |
KR102618308B1 (en) | Heat saving device using fresnel lens | |
JP5611791B2 (en) | Solar collector | |
TWI442586B (en) | Solar cell | |
JPH03263549A (en) | Solar energy collector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060525 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101215 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |