JP4614035B2 - Head protection airbag device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される頭部保護エアバッグ装置に係り、特に、ルーフを一時的に、または常時開放されてなる車両(オープンカー)に装備される頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に装備される頭部保護エアバッグ装置は、例えば、特開2000−33847号公報に示されていて、同公報の頭部保護エアバッグ装置では、乗員の頭部を保護するエアバッグとして、フロントピラーからルーフサイドレールを経てクォーターピラー至るエアバッグが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した公報の頭部保護エアバッグ装置を含む従来の頭部保護エアバッグ装置は、ルーフサイドレールを備えた車両に装備されるものであり、ルーフサイドレールを備えない車両(ルーフを一時的に、または常時開放されてなるオープンカー)に装備することはできない。このため、ルーフを一時的に、または常時開放されてなる車両には、頭部保護エアバッグ装置が装備されていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した実情に鑑み、ルーフを一時的に、または常時開放されてなり、かつフロントガラスを備えている車両において、前記フロントガラスの上部枠部材および側部枠部材に折り畳まれた状態で収納され、インフレータから供給されるガスによって乗員頭部に向けて乗員頭部が前記上部枠部材および前記側部枠部材に当接する際の衝撃を緩和するように所定量膨張展開可能なエアバッグを設けたことに特徴がある。
【0005】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグ装置においては、フロントガラスの上部枠部材および側部枠部材に折り畳まれた状態で収納されているエアバッグが、インフレータから供給されるガスによって乗員頭部に向けて乗員頭部が前記上部枠部材および前記側部枠部材に当接する際の衝撃を緩和するように所定量膨張展開可能である。このため、ルーフを一時的に、または常時開放されてなり、かつフロントガラスを備えている車両において、乗員頭部がフロントガラスの上部枠部材および側部枠部材に当接する際の衝撃を緩和することが可能であり、乗員頭部を的確に保護することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は頭部保護エアバッグ装置の一実施形態を示していて、この実施形態に示した頭部保護エアバッグ装置は、ルーフを一時的に開放(または常時開放)されてなる車両に適用されるものであり、蛇腹折りにて前後方向に折り畳まれた状態でフロントガラス20の上部枠部材(フロントヘッダ)21と左右の側部枠部材(フロントピラー)22に沿って収納されて乗員頭部(図示省略)の外側方および上方に沿って膨張展開可能なエアバッグ11と、このエアバッグ11の前端下部に組付けた左右一対のストラップ12(右側は図示省略)と、エアバッグ11の膨張展開時にエアバッグ11を所望の展開方向にガイドする左右一対のガイドリンク13と、エアバッグ11にガスを供給可能な左右一対のインフレータ14(右側は図示省略)を備えている。
【0007】
エアバッグ11は、袋織によって形成(または縫製や接着(熱溶着)によって形成)されていて、表面に気密保持用のコーティングを施されており、前端下部に設けたガス供給口11aと、このガス供給口11aから上方および側方に延びるガス通路(図示省略)と、このガス通路に前端にて連通する左席用膨張部11bおよび右席用膨張部11cを有するとともに、フロントヘッダ21と左右のフロントピラー22に取付けるための複数個の取付片部(図示省略)を有している。
【0008】
左席用膨張部11bは、左席31に着座する乗員頭部(図示省略)を外側方(左方)および上方から保護するもので、前後方向に延びる複数個(上方と側方にそれぞれ3個)の膨張室11b1を有している。一方、右席用膨張部11cは、右席32に着座する乗員頭部(図示省略)を外側方(右方)および上方から保護するもので、前後方向に延びる複数個(上方と側方にそれぞれ3個)の膨張室11c1を有している。
【0009】
各ストラップ12は、エアバッグ11の構成布より薄くて安いノンコート織布によって細幅帯状(形状は適宜変更可能)に形成されていて、後端部12aにてエアバッグ11の後端下部(非膨張部)に縫合されており、前端部12bにてフロントピラー22の下方部位にある車体の一部に連結されている。
【0010】
各ガイドリンク13は、図1、図4および図5にて示したように、フロントヘッダ21から後方に向けて直線状に伸張可能、かつ二つに折り畳んでフロントヘッダ21に沿って収納可能であって、基端をフロントヘッダ21の端部に回動可能に連結し、自由端をエアバッグ11の後端上部(非膨張部)に回動可能に連結されている。
【0011】
各インフレータ14は、車両の側突時またはロールオーバー時等にガスをエアバッグ11に向けて噴出供給するものであり、その外周に予め組付けたブラケット(図示省略)にて、フロントピラー22の下方部位にある車体の一部にボルト等(図示省略)を用いて組付けられるようになっている。なお、何れか一方のインフレータ14(例えば、助手席側のインフレータ)を無くして実施することも可能である。
【0012】
上記のように構成したこの実施形態の頭部保護エアバッグ装置においては、通常時、エアバッグ11とストラップ12が前後方向にて、蛇腹折りにて多重に折り畳まれた状態で、図2〜図4に示したように、フロントヘッダ21とフロントピラー22に沿って収納されていて、ヘッドライナー41とフロントピラーガーニッシュ42により被覆されている。また、この状態では、ガイドリンク13が二つに折り畳まれてフロントヘッダ21に沿って収納され、エアバッグ11とともにヘッドライナー41により被覆されている。
【0013】
また、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータ14からガスが噴出し、このガスがエアバッグ11に供給されると、エアバッグ11がヘッドライナー41とフロントピラーガーニッシュ42の該当部位を車室内に向けて変形させて後方に展開するとともに、ストラップ12がフロントピラーガーニッシュ42の該当部位を車室内に向けて変形させて後方に展開し、エアバッグ11が図1および図5にて示したように左席31(運転席)および右席32(助手席)の上方および側方に沿って膨張展開する。
【0014】
また、上述したエアバッグ11の膨張展開時には、ガイドリンク13がフロントヘッダ21から後方に向けて直線状に伸張してエアバッグ11を所望の展開方向にガイドするため、エアバッグ11の各膨張部11b,11cが各乗員頭部の上方および外側方に位置する頭部保護エリアに向けて膨張展開する。かかる作動は、当該車両のルーフが開状態であるときは勿論のこと、ルーフが閉状態であるときにおいても同様に得られる。
【0015】
したがって、この実施形態においては、ルーフ29(図4参照)を一時的に、または常時開放されてなる車両において、乗員頭部の上方と外側方をエアバッグ11の各膨張部11b、11cにより的確に保護することが可能である。また、この実施形態においては、エアバッグ11の膨張展開時に同エアバッグ11を所望の展開方向にガイドするガイドリンク13を設けたため、エアバッグ11の膨張展開方向を所望の方向とすることができて、エアバッグ11の所期の機能を十分に発揮させることが可能である。しかも、ガイドリンク13をフロントガラス20のフロントヘッダ21に収納可能としたため、エアバッグ11の非膨張展開時(収納時)には、エアバッグ11およびガイドリンク13が邪魔にならず、図2に示したように、見栄えも損なうことがない。
【0016】
また、この実施形態においては、エアバッグ11の膨張展開時にエアバッグ11に張力を与えるストラップ12を設けたため、乗員頭部がエアバッグ11に接触した際のエアバッグ11による乗員頭部の拘束力を高めることが可能である。また、この実施形態においては、ルーフ29の開状態は勿論のこと閉状態においてもエアバッグ11を膨張展開可能としたため、ルーフ29を開閉可能な車両に最適に実施し得る。
【0017】
上記実施形態においては、乗員頭部の外側方および上方に沿って膨張展開可能なエアバッグ11を採用して実施したが、例えば、上記実施形態のエアバッグ11の上部を非膨張部としたエアバッグを採用して実施することも可能である。また、上記実施形態においては、ガイドリンク13をフロントヘッダ21に収納可能として実施したが、ガイドリンク13をフロントピラー22の上部に収納可能として実施することも可能である。
【0018】
また、上記実施形態においては、エアバッグ11の膨張展開時に同エアバッグ11を所望の展開方向にガイドするガイド手段として、二つに折り畳んでフロントヘッダ21に沿って収納可能なガイドリンク13を採用して実施したが、他のガイド手段を用いてエアバッグ11の膨張展開時に同エアバッグ11を所望の展開方向にガイドすることも可能である。
【0019】
また、上記実施形態においては、頭部保護エアバッグ装置を図1〜図5に示したように構成して実施したが、頭部保護エアバッグ装置を図6〜図8に示したように構成して実施することも可能である。図6〜図8に示した頭部保護エアバッグ装置では、フロントヘッダ21およびフロントピラー22に折り畳まれた状態で収納可能、かつフロントヘッダ21およびフロントピラー22から乗員頭部に向けて所定量膨張展開可能で、上記実施形態のエアバッグ11に比してバッグ容量の小さいエアバッグ111が採用されていて、一つのインフレータ114が採用されている。なお、この頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグ111が後方に大きく膨張展開しないため、上記実施形態のストラップ12およびガイドリンク13は採用されていない。
【0020】
図6〜図8に示した頭部保護エアバッグ装置においては、フロントガラス20のフロントヘッダ21およびフロントピラー22に折り畳まれた状態で収納されているエアバッグ111が、インフレータ114から供給されるガスによって乗員頭部に向けて所定量膨張展開可能である。このため、ルーフを一時的に、または常時開放されてなる車両において、乗員頭部がフロントガラス20のフロントヘッダ21およびフロントピラー22に当接する際の衝撃を緩和することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 部保護エアバッグ装置の一実施形態を概略的に示す斜視図である。
【図2】 図1に示したエアバッグとストラップとガイドリンクが折り畳まれて収納された状態の斜視図である。
【図3】 図2のフロントヘッダにて縦断した側面図である。
【図4】 図2の右側のフロントピラーにて横断した平面図である。
【図5】 図1に示したガイドリンクの動作を示す平面図である。
【図6】 本発明による頭部保護エアバッグ装置の実施形態を概略的に示す斜視図である。
【図7】 図6のフロントヘッダにて縦断した側面図である。
【図8】 図6の右側のフロントピラーにて横断した平面図である。
【符号の説明】
11…エアバッグ、11a…ガス供給口、11b…左席用膨張部、11c…右席用膨張部、12…ストラップ、13…ガイドリンク、14…インフレータ、20…フロントガラス、21…フロントヘッダ、22…フロントピラー、29…ルーフ、31…左席、32…右席、41…ヘッドライナー、42…フロントピラーガーニッシュ、111…エアバッグ、114…インフレータ。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a head protection airbag device mounted on a vehicle, and more particularly to a head protection airbag device mounted on a vehicle (open car) in which a roof is temporarily or constantly opened.
[0002]
[Prior art]
A head protection airbag device equipped in a vehicle is disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-33847. In the head protection airbag device of the same publication, as an airbag that protects a passenger's head, Air bags ranging from the front pillar to the quarter pillar through the roof side rail are used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
A conventional head protection airbag device including the head protection airbag device described in the above publication is installed in a vehicle having a roof side rail, and a vehicle without a roof side rail (a roof is temporarily installed). Or an open car that is always open). For this reason, the head protection airbag apparatus is not equipped in the vehicle in which the roof is temporarily or always opened.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above circumstances, the present invention is a vehicle in which the roof is temporarily or always opened and the windshield is provided, and is folded into the upper frame member and the side frame member of the windshield. The airbag can be inflated and deployed by a predetermined amount so as to reduce the impact when the occupant head abuts against the upper frame member and the side frame member toward the occupant head by the gas supplied from the inflator the there is a feature in and this provided.
[0005]
[Operation and effect of the invention]
Oite the head protection air bag equipment according to the present invention, an airbag housed in a folded state to the upper frame member and side frame members of the front glass, passenger's head by the gas supplied from the inflator The occupant's head can be inflated and deployed by a predetermined amount so as to alleviate the impact when the occupant's head contacts the upper frame member and the side frame member . For this reason, in a vehicle in which the roof is temporarily or always opened and the windshield is provided , the impact when the passenger's head abuts against the upper frame member and the side frame member of the windshield is reduced. it is possible, Ru der possible to properly protect the occupant's head.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. Figures 1-5 have shown an embodiment of a head protection air bag device, head protection air bag device shown in this embodiment, formed by temporarily opening the roof (or normally open) the vehicle And is housed along the upper frame member (front header) 21 and the left and right side frame members (front pillars) 22 of the windshield 20 in a state of being folded in the front-rear direction by bellows folding. An airbag 11 that can be inflated and deployed along the outer side and upper side of an occupant's head (not shown), a pair of left and right straps 12 (not shown on the right side) assembled to the lower front end of the airbag 11, an airbag A pair of left and right guide links 13 for guiding the airbag 11 in a desired deployment direction when the airbag 11 is inflated and deployed, and a pair of left and right inflators 14 (not shown on the right side) that can supply gas to the airbag 11 are provided. To have.
[0007]
The airbag 11 is formed by bag weaving (or formed by sewing or bonding (thermal welding)), and has a coating for airtightness on the surface. A gas supply port 11a provided at the lower end of the front end, and this gas A gas passage (not shown) extending upward and laterally from the supply port 11a, a left seat expansion portion 11b and a right seat expansion portion 11c communicating with the gas passage at the front end, and a front header 21 and left and right A plurality of mounting pieces (not shown) for mounting on the front pillar 22 are provided.
[0008]
The left seat inflating portion 11b protects an occupant's head (not shown) seated on the left seat 31 from the outside (left side) and above, and includes a plurality of (3 each in the top and side) extending in the front-rear direction. Individual) expansion chambers 11b1. On the other hand, the right-seat inflatable portion 11c protects an occupant's head (not shown) seated on the right seat 32 from the outside (right side) and from above, and a plurality of (upward and sideward) extending in the front-rear direction. Each has three expansion chambers 11c1.
[0009]
Each strap 12 is formed in a narrow strip shape (the shape can be changed as appropriate) by a non-coated woven fabric that is thinner and cheaper than the constituent fabric of the airbag 11, and the rear end portion 12a of the rear end of the airbag 11 (non- The front end portion 12b is connected to a part of the vehicle body below the front pillar 22 at the front end portion 12b.
[0010]
As shown in FIGS. 1, 4, and 5, each guide link 13 can be linearly extended rearward from the front header 21, and can be folded in two and stored along the front header 21. Thus, the base end is rotatably connected to the end portion of the front header 21, and the free end is rotatably connected to the rear end upper portion (non-inflatable portion) of the airbag 11.
[0011]
Each inflator 14 is for supplying gas to the airbag 11 at the time of a side collision or rollover of the vehicle, and a bracket (not shown) assembled in advance on the outer periphery of the front pillar 22. It can be assembled to a part of the vehicle body in the lower part by using bolts or the like (not shown). It is also possible to carry out without any one of the inflators 14 (for example, an inflator on the passenger seat side).
[0012]
In the head protection airbag device of the present embodiment configured as described above, the airbag 11 and the strap 12 are normally folded in a front-rear direction and are folded in multiple times by bellows folding. As shown in FIG. 4, it is stored along the front header 21 and the front pillar 22, and is covered with a head liner 41 and a front pillar garnish 42. In this state, the guide link 13 is folded in two and stored along the front header 21, and is covered with the head liner 41 together with the airbag 11.
[0013]
Further, when a vehicle crashes or rolls over, a gas is ejected from the inflator 14, and when this gas is supplied to the airbag 11, the airbag 11 moves through the corresponding portions of the head liner 41 and the front pillar garnish 42. The strap 12 is deformed toward the vehicle interior and deployed rearward, and the strap 12 is deformed toward the vehicle interior to deploy the corresponding portion of the front pillar garnish 42 and deployed rearward. The airbag 11 is shown in FIGS. 1 and 5. As described above, the air bag expands and deploys along the upper side and the side of the left seat 31 (driver seat) and the right seat 32 (passenger seat).
[0014]
Further, when the airbag 11 is inflated and deployed, the guide link 13 extends linearly from the front header 21 to the rear to guide the airbag 11 in a desired deployment direction. 11b and 11c are inflated and deployed toward a head protection area located above and outside each passenger's head. Such an operation can be obtained not only when the roof of the vehicle is open but also when the roof is closed.
[0015]
Therefore, in this embodiment, in a vehicle in which the roof 29 (see FIG. 4) is temporarily or always opened, the upper and outer sides of the occupant head are more accurately detected by the inflatable portions 11b and 11c of the airbag 11. It is possible to protect. Further, in this embodiment, since the guide link 13 is provided for guiding the airbag 11 in a desired deployment direction when the airbag 11 is inflated and deployed, the inflation and deployment direction of the airbag 11 can be set to a desired direction. Thus, the desired function of the airbag 11 can be sufficiently exhibited. In addition, since the guide link 13 can be stored in the front header 21 of the windshield 20, the airbag 11 and the guide link 13 do not get in the way when the airbag 11 is not inflated and deployed (as shown in FIG. 2). As shown, it doesn't spoil the look.
[0016]
Further, in this embodiment, since the strap 12 that provides tension to the airbag 11 when the airbag 11 is inflated and deployed is provided, the restraint force of the occupant head by the airbag 11 when the occupant head contacts the airbag 11. It is possible to increase. Further, in this embodiment, since the airbag 11 can be inflated and deployed not only in the open state but also in the closed state, it can be optimally implemented in a vehicle that can open and close the roof 29.
[0017]
In the above-described embodiment, the airbag 11 that can be inflated and deployed along the outer side and the upper side of the occupant head is employed. For example, the upper portion of the airbag 11 according to the above-described embodiment is an inflatable portion. It is also possible to employ a bag. In the above embodiment, the guide link 13 can be stored in the front header 21. However, the guide link 13 can be stored in the upper part of the front pillar 22.
[0018]
Moreover, in the said embodiment, the guide link 13 which can be folded in two and accommodated along the front header 21 is employ | adopted as a guide means which guides the airbag 11 to the desired expansion | deployment direction at the time of inflation deployment of the airbag 11. However, it is also possible to guide the airbag 11 in a desired deployment direction when the airbag 11 is inflated and deployed using other guide means.
[0019]
Moreover, in the said embodiment, although the head protection airbag apparatus was comprised and comprised as shown in FIGS. 1-5, the head protection airbag apparatus was comprised as shown in FIGS. It is also possible to carry out. In the head protection airbag device shown in FIGS. 6 to 8, the head protection airbag device can be stored in a state of being folded on the front header 21 and the front pillar 22 and is inflated by a predetermined amount from the front header 21 and the front pillar 22 toward the passenger's head. An airbag 111 that can be deployed and has a smaller bag capacity than the airbag 11 of the above embodiment is employed, and a single inflator 114 is employed. In this head protection airbag device, since the airbag 111 is not greatly inflated and deployed rearward, the strap 12 and the guide link 13 of the above embodiment are not employed.
[0020]
In the head protection airbag device shown in FIGS. 6 to 8, the gas supplied from the inflator 114 is stored in the airbag 111 housed in a folded state on the front header 21 and the front pillar 22 of the windshield 20. Can be inflated and deployed by a predetermined amount toward the head of the passenger. For this reason, in a vehicle in which the roof is temporarily or constantly opened, it is possible to mitigate the impact when the passenger's head contacts the front header 21 and the front pillar 22 of the windshield 20.
[Brief description of the drawings]
1 is a perspective view schematically showing an embodiment of a head portion protecting air bag apparatus.
2 is a perspective view showing a state in which the airbag, the strap, and the guide link shown in FIG. 1 are folded and stored. FIG.
FIG. 3 is a side view vertically cut by the front header of FIG. 2;
4 is a plan view crossed by the right front pillar in FIG. 2; FIG.
FIG. 5 is a plan view showing the operation of the guide link shown in FIG. 1;
The implementation form of head protection air bag device according to the present invention; FIG is a perspective view schematically showing.
7 is a side view vertically cut by the front header of FIG. 6. FIG.
FIG. 8 is a plan view crossed by the right front pillar in FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... Air bag, 11a ... Gas supply port, 11b ... Left seat expansion part, 11c ... Right seat expansion part, 12 ... Strap, 13 ... Guide link, 14 ... Inflator, 20 ... Windshield, 21 ... Front header, 22 ... Front pillar, 29 ... Roof, 31 ... Left seat, 32 ... Right seat, 41 ... Headliner, 42 ... Front pillar garnish, 111 ... Air bag, 114 ... Inflator.

Claims (1)

ルーフを一時的に、または常時開放されてなり、かつフロントガラスを備えている車両において、前記フロントガラスの上部枠部材および側部枠部材に折り畳まれた状態で収納され、インフレータから供給されるガスによって乗員頭部に向けて乗員頭部が前記上部枠部材および前記側部枠部材に当接する際の衝撃を緩和するように所定量膨張展開可能なエアバッグを設けたことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。Gas supplied from an inflator that is stored in a state where the roof is temporarily or constantly opened and is folded on the upper frame member and the side frame member of the windshield in a vehicle having a windshield. A head provided with an air bag capable of inflating and deploying a predetermined amount so as to reduce an impact when the occupant head contacts the upper frame member and the side frame member toward the occupant head Protective airbag device.
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