JP4610704B2 - Adhesive water dripping prevention structure for vehicle rear gate - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体後部に設けられたリヤゲートを開放した際に、リヤゲートに付着した雨水等の付着水が車室内に滴下するのを未然に防止する車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、車体後部、例えば車体後部に形成された開口部を開閉するリヤゲートを備えた車両においては、降雨時や洗車時に開口部とリヤゲートとの隙間から浸水する水滴が車室内に入るのを防止するために、開口部の周囲に亘って凹状のドリップガイドを設けると共に、その内周側に沿ってリヤゲートの閉状態で、リヤゲートのインナパネルによって押圧変形されてインナパネルに密着するウエザストリップが設けられている。
【0003】
このリヤゲートは、アウタパネルとインナパネルによって形成されたリヤゲートフレームの外側にこのフレームを覆うように緩やかに湾曲したリヤガラスが接着固定され、リヤガラスの外周に沿ってモールが嵌装されることから、リヤガラスの外周に沿ってモールにより溝状の凹部が形成される。
【0004】
降雨や洗車時にリヤガラスに付着した水滴が流下してリヤガラスの下端部にモールによって形成された溝状の凹部に集水される。このため降雨や洗車後にリヤゲートを開放すると、凹部に溜まった水が前方に流れると共に、リヤガラスの湾曲に伴い左右に流れリヤガラスの側端にモールによって形成された溝状の凹部に沿って流れリヤゲートの前端部からドリップガイド内に落下して排水される。
【0005】
ところが、降雨や洗車直後等、リヤガラス下端の凹部内に多量の水が溜まっている状態でリヤゲートを開放すると前方に流下しつつリヤガラスの湾曲によって左右に流れる水の勢いが増し、水がリヤガラスの側端に形成された凹部から溢れ出てモール表面に沿って巻き込まれて車室内に向けて滴下する。特にリヤガラスの下方においてアウタパネルが突出するリヤゲート、いわゆるデッキ部を有するリヤゲートは雨水等の水が溜まりやすくこの現象が顕著である。
【0006】
この対策として、例えば実開平1−83614号公報に開示され、かつ図8に要部断面を示すように、リヤゲート100のフレーム101に形成された外側フランジ101aに、リヤピラー105に形成されたドリップガイド105aの方向に向かって垂下する水切用突部102aが形成されたシール部材102を取り付けることが提案されている。
【0007】
この構造によると、リヤゲート100を閉じているときの雨水等による水滴は、リヤゲート100のリヤガラス103及びモール104の表面を伝わってリヤゲート100とリヤピラー105の隙間から中へ浸入するが、シール部材102の水切用突部102aを伝わってドリップガイド105a内に落下する一方、リヤゲート100を開放するときにおいても水滴はドリップガイド105aに向かって垂下する水切用突起102aよって水切りされてドリップガイド105a内に滴下して受け止められる。
【0008】
また、実開昭64−39134号公報に開示されるように、リヤゲートの左右側部に沿ってドリップチャンネルを設けることによって、雨天時等にリヤゲートを開放した際、リヤゲートの表面を流下する水滴をドリップチャンネルによって車体本体側のドリップガイドに誘導して車室内に雨水等が落下するのを防止する水滴落下防止構造が提案されている。
【0009】
更に、実開平6−12143号公報に開示されるように、リヤゲートの外周端とシール当接部との間に、リヤゲートを開けた際にドリップガイド内に水を誘導するための水落下用の凸状垂下部をインナパネルに一体に形成することによって、雨水等の車室内落下を防止するリヤゲートの構造が提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記実開平1−83614号公報によると、リヤゲート100のフレーム101に水切用突部102aを有するシール部材102を取り付けることによって、リヤゲート100を開放するときも水滴が水切用突起部102aによってドリップガイド105aに誘導されて車室内への水滴落下が防止される。しかし、水切専用のシール部材102をリヤゲート100のフレーム101に取り付けることから、取付部品が増大し、その取り付け作業及び部品管理が煩雑になり生産性の低下及び製造コストの増大が懸念される。
【0011】
上記実開昭64−39134号公報によると、リヤゲートの左右側部に沿ってドリップチャンネルを設けることによってリヤゲート開放時の雨水を誘導することによって車室内への水滴落下を抑制することができる。しかし、上記実開平1−83614号公報と同様に取付部品が増大し、その取り付け作業及び部品管理が煩雑になり生産性の低下及び製造コストの増大が懸念され、かつ、この部分に配置されるリヤゲート開閉操作を補助するガスステーとドリップチャンネルとの干渉が懸念されると共に、リヤゲート閉鎖時にドリップチャンネルを収納するために車体側のドリップガイドが大型化し、開口部の開口面積に影響し、車体設計の自由度が影響される。
【0012】
上記、実開平6−12143号公報は、リヤゲートのインナパネルに水落下用の凸状垂下部を形成することによって車室内への雨水等の水滴落下を防止するものであるが、インナパネルは一般にプレス成形によって得られることから、凹状垂下部の大きさ及び先端に鋭い角度を付与することが困難であり充分な水切り効果を確保することが困難であることが予想される。
【0013】
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、構成が簡単でしかも確実な水滴の車室内落下防止がもたらされる車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載の車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造の発明は、車体本体の後部に開口部が形成され、基端側が上記車体本体上部側に回動可能に軸支されたリヤゲートフレームにモールが装着されたリヤガラスが取り付けられたリヤゲートによって上記開口部を開閉する車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造において、上記モールは、少なくともリヤガラスの側端の略全範囲に亘って装着される基部と、上記リヤガラスの側端の略全範囲に亘って連続すると共に上記基部から複数平行に下方へ突出する水切突条部とを備え、上記水切突条部は外側の水切突条部の頂部に対し内側の水切突条部の頂部が下方位置であることを特徴とする。
【0015】
請求項1の発明によると、例えば、降雨や洗車直後等のリヤゲートに多量の雨水等の水滴が付着した状態でのリヤゲートの開放動作時において、リヤゲートのガラスの表面を流下してモールの基部を乗り越えた流水或いは水滴が下方に突出する水切突条部によって水切り滴下され、更に外側の水切突条部によって水切りされずに回り込んだ水滴においても内側の水切突条によって水切りすることによって車室内への水滴滴下が防止され、かつ外側の水切突条部の頂部に対して内側の水切突条部の頂部を下方位置となるように形成することによって外側の水切突条部で水切りされた水滴が内方に滴下した際に、内側の水切突条部で受け止めることが可能になり、室内への水滴の滴下が確実防止される。しかもリヤガラスに取り付けられるモールに水切り機能を付与することによって水切専用のシール部材を付加する必要がなく、取付部品数の増加や取り付け作業及び部品管理が簡素化され、生産性の向上が得られると共に製造コストの抑制がもたらされる。
【0018】
請求項3に記載の車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造の発明は、車体本体の後部に開口部が形成され、基端側が上記車体本体上部側に回動可能に軸支されたリヤゲートフレームにモールが装着されたリヤガラスが取り付けられたリヤゲートによって上記開口部を開閉する車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造において、上記モールは、少なくともリヤガラスの側端の略全範囲に亘って装着される基部と、上記リヤガラスの側端の略全範囲に亘って連続すると共にリヤゲート開の状態にて上部が上記基部によって覆われ、かつ該基部から下方に突出して平行配置された外側及び内側の水切突条部と、上記平行配置された内側水切突条部と外側水切突条部とによって形成された誘導溝と、上記基部の外側部を切除すると共に外側の水切突条部の下端を切除した切欠部とを備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項3の発明によると、例えば、降雨や洗車直後等のリヤゲートに多量の雨水等の水滴が付着した状態でのリヤゲートの開放動作時において、請求項1に加え、リヤガラスの下端に沿って左右に流下する水滴も切欠部から内側の水切突条部に沿って内側と外側との両水切突条部によって形成された誘導溝に誘導して排水され、水滴の回り込みが阻止され、より有効的に車室内への水滴落下が防止される。
【0020】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造において、上記水切突条部は、基部側から頂部側に移行するに従って車体幅外方に変移するように傾斜したことを特徴とする。
【0021】
請求項3の発明によると、水切突条部が基部側から頂部に移行するに従って車体幅外方に変位することから、水切突条部に沿って流下する水滴は外方への勢いが付与され、頂部によって水切りされる水滴は、外方に向けて放出されて車室内への滴下がより確実に防止される。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施の形態)
以下、本発明による車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造の第1実施の形態を図1乃至図5によって説明する。
【0023】
図1は、車室内への付着水滴下防止構造の概要を示す車体後部の要部斜視図であり、図2は図1のI−I線断面図であって符号1は車体本体である。
【0024】
車体本体1の後部に開口部2が形成され、かつ開口部2の上縁近傍で車体本体1に基端側が回動可能に支持されて開口部2を開閉するリヤゲート10が取付られている。
【0025】
車体本体1に形成される開口部2の上縁、換言するとルーフ3の後端に沿って車幅方向に延在するドリップガイド(図示せず)が凹設され、図2に示すように開口部2の側縁を形成するリヤクォータアウタパネル4及びリヤクォータインナパネル5の後端によって開口部2の側縁に沿って延在すると共に上端が上記ルーフ3の後端に形成されたドリップガイドの端部に連続するドリップガイド6が凹設され、リヤクォータアウタパネル4とリヤクォータインナパネル5の端部に沿って上方に折曲形成されて互いに接合するフランジ4a、5aに後述するリヤゲートインナパネル13によって押圧変形されて密着するウエザストリップ7が設けられている。
【0026】
更に、開口部2の側縁に沿って後端が位置するリヤクォータガラス8がリヤクォータアウタパネル4に接着固定され、リヤクォータガラス8の外周に沿ってモール9が取り付けられている。
【0027】
一方、上端が車体本体1に回動可能に支持されて開口部2を開閉するリヤゲート10は、その周囲にリヤゲートアウタパネル12とリヤゲートインナパネル13とによって互いのフランジ12aと13aとを接合して形成されたリヤゲートフレーム11を備え、リヤゲートフレーム11の外側にリヤガラス14が接着支持されている。更にリヤゲートフレーム11には、リヤガラス14の下方においてリヤガラス14の下縁に沿ってリヤゲートアウタパネル12が外方に膨出してデッキ部12Aが形成されている。
【0028】
リヤガラス14は、その両側端14aが中央部に対して車体本体1側となるように緩やかに湾曲すると共に外周に沿ってモール15が取り付けられている。
【0029】
モール15は、少なくともリヤガラス14の側端14aに取り付けられる部分15Aは、図2及び図3に図1のII−II線断面斜視図を示すように、リヤゲート10を閉じた状態でリヤクォータガラス8に取り付けられたモール9と略平行に対峙し、かつリヤガラス14の側端14aの少なくとも略全範囲に亘って嵌合して取り付けられる基部16と、基部16からリヤガラス14の側端14aに沿ってその側端14aの全範囲に亘って上方に突出してリヤガラス14と協働して溝状の凹部を形成するダム部17と、上部が基部16によって覆われると共に、基部16からリヤガラス14の側端14aに沿ってその側端14aの全範囲に亘って略平行配置され、かつリヤゲート10の開時においてドリップガイド6に向かって下方に突出する外側水切突条部18と内側水切突条部19とが一体形成されている。
【0030】
ダム部17の頂部17aから外方の上面17bは車幅外方に向かって傾斜すると共に、この上面17bの下端縁に外側水切突条部18の外側面18bが角度をもって接続形成されている。
【0031】
基部16から下方に突出する外側水切突条部18及び内側水切突条部19は、基部16側から頂部18a、19aに移行するに従って外方に変移するように傾斜すると共に、頂部19aが頂部18aより更に下方位置となるように形成されている。特に内側切突条部19の頂部19aは、互いに接合されるリヤゲートアウタパネル12及びリヤゲートインナパネル13のフランジ12aと13aより下方位置にまで垂下されている。即ち、外側水切突条部18と内側水切突条部19が下方に移行するに従って外側に張り出して多段状に基部16に設けられている。これら外側水切突条部18及び内側水切突条部19の頂部18a及び19aは水切機能を確保するためにリップ形状が付与されている。更に、このモール15は、リヤガラス14の側端14aに取り付けられる部分15Aの下端に連続してリヤガラス14の下端14bに沿って取り付けられる部分15Bが形成されている。
【0032】
なお、リヤゲート10を閉じた状態において、車体分割隙間aとなるリヤクォータガラス8に設けられたモール9と、リヤガラス14に設けられたモール15との間からは、外側水切突条部18の外側面18bによって遮蔽されて内側水切突条部19及びフレーム11が外部から人目に触れることなく意匠的効果が得られると共に、車外からの騒音が減衰されて騒音侵入防止効果がもたらされる。
【0033】
このように構成された車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造において、リヤゲート10を閉じた状態で降雨や洗車によりリヤゲート10の表面に付着した水滴は、リヤガラス14の表面上を流下すると共に、リヤガラス14の湾曲によって左右に流れてモール15のダム部17に沿って流下する。また、リヤクォータガラス8に取り付けられたモール9と、リヤガラス14に取り付けられたモール15との隙間aから浸入する水滴はモール15の外側水切突条部18の外側面18bによって下方のドリップガイド6方向に誘導されると共に水切りされて頂部18aから滴下される。
【0034】
更に、外側水切突条部18の頂部18aを回り込んだ水滴は内側水切突条部19によって水切りされてドリップガイド6に滴下され、ドリップガイド6によって誘導されて排水される。また、ドリップガイド6の端部に取り付けられてリヤゲートインナパネル13に押圧変形して密着するウエザストリップ7によって開口部2から車室内への水滴の浸入が防止される。
【0035】
一方、降雨や洗車後にリヤゲート10を図4に示すように開放すると、リヤガラス14等に付着した雨水等の水滴は、前方に流れると共にリヤガラス14の湾曲に伴い左右に流れ、モール15のダム部17よって前方に誘導されてリヤゲート10の前端からドリップガイド6に流下し、ドリップガイド6によって排水されることによって、車室内への水滴落下が防止される。
【0036】
また、降雨や洗車直後にリヤゲート10の表面に多量の雨水等の水滴が付着した状態で図4に示すようにリヤゲート10を開けると、リヤガラス14等に付着した雨水等の水滴は、前方に流れると共にリヤガラス14の湾曲に伴い左右に流れ、モール15のダム部17よって誘導されてリヤゲート10の前端からドリップガイド6に流下すると共に、モール15のダム部17から溢れた水滴は図5に示すようにダム部17の頂部17aを乗り越え、頂部17aから外方に向けて傾斜する上面17bによって外方に向けて勢いが付与されて流動し、更に外方に向けて張り出した外側水切突条部18によって外方への勢いが付与され、頂部18aによって水切りされて滴下する。従って外側水切突条18の頂部18aによって水切りされる水滴は、外方に向けて放出されてドリップガイド6によって受け止められて車室内への滴下が防止される。
【0037】
また、外側水切突条部18によって水切りされずに回り込んだ残存する水滴は、更に内側水切突条部19の頂部19aによって水切りされ外方に向けて放出されて車室内への滴下が防止される。
【0038】
更に、外側水切突条部18の頂部18aに対して内側水切突条部19の頂部19aが下方位置となるように形成されることから、外側水切突条部18で水切りされた水滴が風等によって内方に滴下した際に、その水滴を内側水切突条部18で受け止めることが可能になり室内への水滴の滴下がより確実に防止される。
【0039】
従って、本実施の形態によると、リヤゲート10を閉じた状態での降雨や洗車時による車室内への水滴浸入や、降雨や洗車後におけるリヤゲート10に付着した水滴が比較的少ない状態でのリヤゲート10の開放動作の際の車室内への水滴落下防止は勿論、降雨や洗車直後等のリヤゲート10に多量の雨水等の水滴が付着した状態でのリヤゲート10の開放動作時においても、モール15のダム部17から溢れた水滴を外側水切突条部18によって外方に向けて水切り滴下し、更に外側水切突条部18によって水切りされずに回り込んだ水滴においても内側水切突条19によって外方に向けて水切することによって車室内への水滴滴下が防止される。
【0040】
更に、リヤガラス14に取り付けられるモール15に水切り機能を付与することによって別途に水切用専用のシール部材を付加する必要がなく、取付部品数の増加や取り付け作業及び部品管理が煩雑化を招くことなく生産性の向上及び製造コストの抑制がもたらされると共に、ドリップガイド6の大型化が回避され、開口部2の開口面積への影響が回避されて車体設計の自由度が確保される。
【0041】
なお、上記説明では外側水切突条部18及び内側水切突条部19の一対の水切突条部を配設したが、要望により3以上の水切突条がリヤガラスの側端に沿って基部から複数平行に下方へ突出するように配置することも可能である。
【0042】
(第2実施の形態)
本発明による車両用リヤゲートの付着水滴防止構造の第2実施の形態を図6及び図7によって説明する。なお、図6及び図7において図1乃至図5と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略し、異なる部分を主に説明する。
【0043】
図6はリヤゲート10の開放状態の概要を示す車体後部の側面図であり、図7に図6のA部拡大図を示すように、モール15のリヤガラス14の側端14aに取り付けられる部分15Aにおける基部16の下端外側部及び外側水切突条部18の下端を平面視略矩形に切除する切欠部20が形成されている。この切欠部20の内方端、換言すると切欠部20によって形成される基部16の外側端16aが、内側水切突条部19の外側面19bと略面一に連続するように形成される。
【0044】
このように構成された車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造において、第1実施の形態同様に、降雨や洗車直後にリヤゲート10の表面に多量の水滴が付着した状態でリヤゲート10を開けると、リヤガラス14等に付着した雨水等の水滴は、前方に流れると共にリヤガラス14の湾曲に伴い左右に流れ、モール15によって誘導されてリヤゲート10の前端からドリップガイド6に流下すると共に、モール15から溢れた水滴は外方に向けて勢いが付与されて流動し、モール15を回り込んだ水滴は外側水切突条部18及び内側水切突条部19によって水切りされてドリップガイド6内に滴下して受け止められ、車室内への滴下が防止される。
【0045】
更に、降雨や洗車直後にリヤゲート10の表面に多量の水滴が付着した状態でリヤゲート10を開けると、その開放動作の途中において図6に示すように水滴は、リヤガラス14の表面上を流下し、かつリヤガラス14の湾曲によってリヤガラス15の下端に取り付けられたモール15の部分15Bに沿って左右に流れると共に、リヤガラス14の下方においてリヤガラス14の下縁に沿って膨出したリヤゲートアウタパネル12のデッキ部12Aに付着した水滴もリヤゲートアウタパネル12の表面上を前方に流下し、かつリヤゲートアウタパネル12の湾曲によって左右に流れてモール15の部分15Bに沿って左右に流れる。モール15の部分15Bに沿って流れた水滴はモール15の下端隅部を乗り越え、切欠部20から内側水切突条部19の外側面19bに沿って誘導されて内側水切突条部19と外側水切突条部18とによって形成された誘導溝21内に入り、表面張力と重力によって誘導溝21に沿って前方に流下すると共に、外側水切突条部18及び内側水切突条部19によって水切りされてドリップガイド6内に滴下して受け止められ、車室内への滴下が防止される。
【0046】
従って、本第2実施の形態によると第1実施の形態に加え、更にモール15のリヤガラス14の下端14bに取り付けられる部分15Bに沿って左右に流下する水滴も切欠部20から内側水切突条部19と外側水切突条部18とによって形成された誘導溝21に誘導されてドリップガイド6から有効に排水され、車室内への水滴落下がより確実に防止される。
【0047】
【発明の効果】
以上説明した本発明の車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造によると、降雨や洗車直後等のリヤゲートに多量の雨水等の水滴が付着した状態でのリヤゲートの開放動作時において、リヤゲートガラスの表面を流下してモールを基部を乗り越えて溢れた水滴が下方に突出する水切突条部によって水切りすることによって水滴の回り込みが阻止されて車室内への水滴滴下が防止することができ、しかもリヤガラスに装着されるモールに水切り機能を付与することによって水切専用のシール部材を付加する必要がなく、取付部品数の増加や取り付け作業及び部品管理が簡素化され、生産性の向上及び製造コストの抑制がもたらされる。
【0048】
また、水切突条部を複数平行配置することによって、外側の水切突条部によって水切り滴下し、更に外側の水切突条部によって水切りされずに回り込んだ水滴も内側の水切突条によって水切することによって車室内への滴下が防止され、かつ外側の水切突条部の頂部に対して内側の水切突条部の頂部を下方位置となるように形成することによって外側の水切突条部で水切りされた水滴が内方に滴下した際に、内側の水切突条部で受け止めることが可能になり室内への水滴の滴下がより確実に防止される。
【0049】
更に、基部から下方に突出して平行配置された外側及び内側の水切突条部を設け、基部の下端外側部及び外側の水切突条部の下端を切除する切欠部を形成することによって、降雨や洗車直後にリヤゲートの表面に多量の水滴が付着した状態でリヤゲートを開けると、その開放動作の途中において、リヤガラスの下端に沿って左右に流下する水滴も切欠部から内側水切突条部の外側面に沿って誘導されて内側水切突条部と外側水切突条部とによって形成された誘導溝内に入り、誘導溝に沿って前方に流下すると共に、内側水切突条部と外側水切突条部によって水切りされて滴下し、より有効的に車室内への水滴落下が防止される。
【0050】
また、水切突条部が基部側から頂部に移行するように形成することによって、水切突条部に沿って流下する水滴は外方への勢いが付与され、頂部によって水切りされる水滴は、外方に向けて放出されて車室内への滴下がより確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造の第1実施の形態の概要を示す車体後部の斜視図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】図1のII−II線断面図である。
【図4】リヤゲート開放状態の概要を示す車体後部の側面図である。
【図5】図4のIII−III線断面図である。
【図6】本発明による車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造の第2実施の形態の概要を示す車体後部の側面図である。
【図7】図6のA部拡大斜視図である。
【図8】従来の車体構造の概要を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 車体本体
2 開口部
6 ドリップガイド
7 ウエザストリップ
8 リヤクォータガラス
10 リヤゲート
11 リヤゲートフレーム
14 リヤガラス
14a 側端
15 モール
16 基部
17 ダム部
18 外側水切突条部(水切突条部)
18a 頂部
19 内側水切突条部(水切突条部)
19a 頂部
20 切欠部
21 誘導溝[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an adhesion water dripping prevention structure for a vehicular rear gate that prevents adhering water such as rainwater adhering to a rear gate from dripping into a vehicle interior when a rear gate provided at the rear of a vehicle body is opened.
[0002]
[Prior art]
In general, in a vehicle equipped with a rear gate that opens and closes an opening formed at the rear part of the vehicle body, for example, the rear part of the vehicle body, it prevents water droplets entering the vehicle compartment from entering the vehicle compartment during rain or washing. For this purpose, a concave drip guide is provided around the periphery of the opening, and a weather strip that is pressed and deformed by the inner panel of the rear gate in the closed state of the rear gate along its inner peripheral side is provided. It has been.
[0003]
This rear gate has a rear glass that is gently curved so as to cover the outer gate frame formed by the outer panel and the inner panel, and a molding is fitted along the outer periphery of the rear glass. A groove-shaped recess is formed by the molding along the outer periphery.
[0004]
Water droplets adhering to the rear glass flow down during rainfall or car wash and are collected in a groove-like recess formed by a molding at the lower end of the rear glass. For this reason, when the rear gate is opened after rain or car wash, the water accumulated in the recess flows forward and flows to the left and right along the curvature of the rear glass and flows along the groove-shaped recess formed by the molding at the side edge of the rear glass. It falls into the drip guide from the front end and is drained.
[0005]
However, if the rear gate is opened with a large amount of water remaining in the recess at the lower end of the rear glass, such as immediately after rain or a car wash, the momentum of the water flowing to the left and right increases due to the curvature of the rear glass, while the water flows downward. It overflows from the recessed part formed in the end, is wound along the mall surface, and is dripped toward the vehicle interior. In particular, this phenomenon is conspicuous in the rear gate where the outer panel protrudes under the rear glass, that is, the rear gate having a so-called deck portion, in which water such as rainwater is likely to collect.
[0006]
As a countermeasure, for example, as disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-83614 and shown in cross-section in FIG. 8, a drip guide formed on the
[0007]
According to this structure, water droplets due to rain water or the like when the
[0008]
Further, as disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 64-39134, by providing a drip channel along the left and right sides of the rear gate, when the rear gate is opened in rainy weather, water droplets flowing down the surface of the rear gate are caused. There has been proposed a water drop fall prevention structure that prevents rain water or the like from falling into the vehicle interior by being guided to the drip guide on the vehicle body side by the drip channel.
[0009]
Further, as disclosed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-12143, a water drop for guiding water into the drip guide when the rear gate is opened between the outer peripheral end of the rear gate and the seal contact portion. There has been proposed a rear gate structure that prevents raindrops or the like from falling into the vehicle interior by integrally forming a convex hanging part on the inner panel.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
According to Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-83614, when a
[0011]
According to Japanese Utility Model Laid-Open No. 64-39134, by providing a drip channel along the left and right sides of the rear gate, it is possible to suppress raindrops into the vehicle interior by inducing rainwater when the rear gate is opened. However, as in the above-mentioned Japanese Utility Model Laid-Open No. 1-83614, the number of mounting parts increases, the mounting work and parts management become complicated, and there is a concern that the productivity is lowered and the manufacturing cost is increased. There is concern about the interference between the drip channel and the gas stay that assists the opening and closing operation of the rear gate, and the drip guide on the vehicle body side is enlarged to accommodate the drip channel when the rear gate is closed, which affects the opening area of the opening. The degree of freedom is affected.
[0012]
In the above-mentioned Japanese Utility Model Publication No. 6-12143, a convex hanging portion for dropping water is formed on the inner panel of the rear gate to prevent water drops such as rainwater from falling into the passenger compartment. Since it is obtained by press molding, it is difficult to give a sharp angle to the size and tip of the concave hanging portion, and it is expected that it is difficult to ensure a sufficient draining effect.
[0013]
Accordingly, an object of the present invention made in view of such a point is to provide a structure for preventing water from adhering to the rear gate of a vehicle, which has a simple structure and can reliably prevent water droplets from dropping into the vehicle interior.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The invention of the structure for preventing adhesion of dripping water to the rear gate for a vehicle according to
[0015]
According to the first aspect of the present invention, for example, during the opening operation of the rear gate in a state where a large amount of rain water or the like is attached to the rear gate, such as immediately after rainfall or car washing, the rear gate glass surface is flowed down and the base portion of the molding is removed. Overflowing water or water droplets are dropped by the draining ridges protruding downward, and water drops that are not drained by the outer draining ridges are drained by the inner draining ridges to the vehicle interior. The water droplets drained by the outer draining ridges are formed by forming the top of the inner draining ridges at a lower position with respect to the top of the outer draining ridges. When dropped inward, it can be received by the inner water draining ridge, and the dripping of water into the room is reliably prevented. Moreover, by adding a draining function to the molding that is attached to the rear glass, it is not necessary to add a sealing member exclusively for draining, the number of mounting parts is increased, installation work and parts management are simplified, and productivity is improved. Manufacturing costs are reduced.
[0018]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a rear gate frame in which an opening is formed in a rear portion of a vehicle body and a base end is pivotally supported on the vehicle body upper portion. In the vehicular rear gate adhering water dripping prevention structure that opens and closes the opening by a rear gate to which a rear glass to which a molding is attached is attached, the molding has a base portion that is installed over substantially the entire range of the side edge of the rear glass. The outer and inner drainage ridges are continuous over substantially the entire range of the side edge of the rear glass, and the upper part is covered with the base part in a state in which the rear gate is open, and is arranged in parallel so as to protrude downward from the base part. When the outer drained ridges and guide groove formed by the above parallel arranged inside draining ridge and the outer dewatering ridges, as well as cut the outer portion of said base Characterized by comprising a resected notch the bottom of.
[0019]
According to the invention of claim 3, in addition to
[0020]
According to a third aspect of the present invention, in the vehicular rear gate adhering water dripping prevention structure according to the first or second aspect , the drainage ridge portion is shifted outward from the vehicle body width as it moves from the base side to the top side. It is characterized by being inclined to.
[0021]
According to the invention of claim 3 , since the draining ridge is displaced outward from the vehicle body width as it moves from the base side to the top, the water drops flowing down along the draining ridge are given outward momentum. The water droplets drained by the top part are discharged outward and the dripping into the passenger compartment is more reliably prevented.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of a structure for preventing dripping water on a vehicle rear gate according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0023]
FIG. 1 is a perspective view of a main part of a rear part of a vehicle body showing an outline of a structure for preventing dripping water from adhering to a vehicle interior. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
[0024]
An
[0025]
A drip guide (not shown) extending in the vehicle width direction along the rear edge of the opening 3 formed in the
[0026]
Further, a
[0027]
On the other hand, the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The outer
[0032]
In the state in which the
[0033]
In the vehicular rear gate adhering water dripping prevention structure configured as described above, water droplets adhering to the surface of the
[0034]
Further, the water droplets that have traveled around the top 18 a of the outer
[0035]
On the other hand, when the
[0036]
Further, when the
[0037]
In addition, the remaining water droplets that are not drained by the outer
[0038]
Furthermore, since the
[0039]
Therefore, according to the present embodiment, the
[0040]
Further, by providing a draining function to the
[0041]
In the above description, a pair of drainage ridges of the outer
[0042]
(Second Embodiment)
A second embodiment of the structure for preventing water droplets adhering to a vehicle rear gate according to the present invention will be described with reference to FIGS. 6 and FIG. 7, the same reference numerals are given to the portions corresponding to those in FIG. 1 to FIG. 5, and detailed description thereof will be omitted, and different portions will be mainly described.
[0043]
6 is a side view of the rear part of the vehicle body showing an outline of the opened state of the
[0044]
In the vehicular rear gate adhering water dripping prevention structure configured in this way, as in the first embodiment, when the
[0045]
Further, when the
[0046]
Therefore, according to the second embodiment, in addition to the first embodiment, water droplets flowing down from side to side along the
[0047]
【The invention's effect】
According to the vehicular rear gate adhering water dripping prevention structure of the present invention described above, the surface of the rear gate glass is removed during the opening operation of the rear gate with a large amount of rainwater or the like adhering to the rear gate after rain or immediately after washing. Flowing down the mall and over the base, overflowing water droplets are drained by the draining ridges projecting downward, preventing the water droplets from wrapping around and preventing the water droplets from dropping into the passenger compartment, and attached to the rear glass By adding a draining function to the mall, there is no need to add a sealing member dedicated to draining, the number of mounting parts is increased, installation work and parts management are simplified, and productivity is improved and manufacturing costs are reduced. It is.
[0048]
In addition, by arranging a plurality of draining ridges in parallel, water is dropped by the outer draining ridges, and water drops that are not drained by the outer draining ridges are drained by the inner draining ridges. In this way, dripping into the vehicle interior is prevented, and the top of the inner draining ridge is formed at a lower position with respect to the top of the outer draining ridge, thereby draining at the outer draining ridge. When the water droplets dropped inward, it can be received by the inner water draining ridges, and the water droplets can be more reliably prevented from dropping into the room.
[0049]
Further, by providing outer and inner draining ridges that protrude downward from the base and are arranged in parallel, by forming a cutout portion that cuts off the lower end outer portion of the base and the lower end of the outer draining ridge , If the rear gate is opened with a large amount of water droplets attached to the surface of the rear gate immediately after washing, water drops that flow from side to side along the lower edge of the rear glass during the opening operation. Is guided into the guide groove formed by the inner and outer drainage ridges, and flows down along the guide groove, while the inner and outer drainage ridges. Thus, the water is drained and dropped to prevent the water droplet from falling into the passenger compartment more effectively.
[0050]
In addition, by forming the draining ridge so that it moves from the base side to the top, water drops flowing down along the draining ridge are given outward momentum, and the water drops drained by the top are It is discharged toward the vehicle and dripping into the passenger compartment is more reliably prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a rear portion of a vehicle body showing an outline of a first embodiment of a structure for preventing dripping water on a vehicle rear gate according to the present invention.
2 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 4 is a side view of the rear portion of the vehicle body showing an outline of a rear gate open state.
5 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
FIG. 6 is a side view of the rear part of the vehicle body showing the outline of the second embodiment of the structure for preventing water dripping of the vehicle rear gate according to the present invention.
7 is an enlarged perspective view of a part A in FIG. 6;
FIG. 8 is a cross-sectional view of an essential part showing an outline of a conventional vehicle body structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
上記モールは、
少なくともリヤガラスの側端の略全範囲に亘って装着される基部と、
上記リヤガラスの側端の略全範囲に亘って連続すると共に上記基部から複数平行に下方へ突出する水切突条部とを備え、上記水切突条部は外側の水切突条部の頂部に対し内側の水切突条部の頂部が下方位置であることを特徴とする車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造。A vehicle in which an opening is formed at the rear part of the vehicle body, and the opening is opened and closed by a rear gate having a rear glass in which a molding is mounted on a rear gate frame pivotally supported on the upper side of the vehicle body. In the structure for preventing water from dripping on the rear gate,
The mall above
A base that is mounted over substantially the entire range of at least the side edge of the rear glass;
And a draining ridge which protrudes from the upper SL base to multiple parallel downward while continuously over substantially the entire range of the side edge of the rear window, the draining ridge whereas the top of the outer draining ridge A structure for preventing dripping water from adhering to a vehicular rear gate, wherein the top of the inner water draining ridge is in a lower position .
上記モールは、
少なくともリヤガラスの側端の略全範囲に亘って装着される基部と、
上記リヤガラスの側端の略全範囲に亘って連続すると共にリヤゲート開の状態にて上部が上記基部によって覆われ、かつ該基部から下方に突出して平行配置された外側及び内側の水切突条部と、
上記基部の下端外側部を切除すると共に外側の水切突条部の下端を切除した切欠部とを備えたことを特徴とする車両用リヤゲートの付着水滴下防止構造。A vehicle in which an opening is formed at the rear part of the vehicle body, and the opening is opened and closed by a rear gate having a rear glass in which a molding is mounted on a rear gate frame pivotally supported on the upper side of the vehicle body. In the structure for preventing water from dripping on the rear gate,
The mall above
A base that is mounted over substantially the entire range of at least the side edge of the rear glass;
An outer and inner draining ridge portion which is continuous over substantially the entire range of the side edge of the rear glass and whose upper portion is covered by the base portion in a state where the rear gate is open and which is arranged in parallel so as to protrude downward from the base portion; ,
A structure for preventing water from adhering to the rear gate of a vehicle, comprising: a cutout portion in which a lower end outer portion of the base portion is cut out and a lower end of an outer water draining ridge portion is cut out.
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