JP4542666B2 - Foreign object detection method and apparatus by image processing - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検査物の物性情報を含む画像データにしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行う、画像処理による異物検出方法および異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品や各種工業製品の製造ラインでは、混入異物の排除を行うために、X線等を用いた画像処理による異物検出が従来から行なわれている。画像処理による異物検出は、X線源等から被検査物にX線等を照射し、被検査物の透過像をX線検出器等によりデジタルデータ化し、これを画像入力手段により透過画像データとしてメモリー上に取り込み、得られた透過画像データは必要に応じて被検査物による吸収量を示す吸収画像データに対数変換し、被検査物の物性情報を含むこれらの画像データに対して、画像処理手段により、ノイズ低減する画像フィルタや異物らしさを強調する画像フィルタを必要に応じて適用し、しきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行う技術である。ここで、X線等、X線源等、X線検出器等と表現したのは、異物検出に用いられている光、X線、等の電磁波をX線で代表させ、X線の場合を例に説明するためである。
【0003】
図10は従来の異物検出方法を説明するためのフローチャートである。ステップS10で入力された被検査物の物性情報を含む画像データに対し、ステップS20でノイズ低減する画像フィルタを適用し、ステップS30で異物らしさを強調する画像フィルタを適用し、ステップS40でしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行っている。ここで、ノイズ低減や異物強調の必要がない場合にはステップS20とS30のいずれか一方または両方が省略される。
【0004】
例えば、物質のX線吸収量という物性情報を含む食品のX線吸収画像データに対し、金属は食品よりもX線吸収量が多いことを根拠に高輝度部分を強調する画像フィルタを適用して高輝度部分の画像を強調し、得られた異物強調画像データに対して高輝度部分を混入金属とするしきい値処理を適用することによって、食品中の混入金属が検出できる。また、物質のX線透過量という物性情報を含む食品のX線透過画像データに対し、空気は食品よりもX線透過量が多いことを根拠に高輝度部分を強調する画像フィルタを適用して高輝度部分の画像を強調し、得られた異物強調画像データに対して高輝度部分を混入空気とするしきい値処理を適用することによって、食品中の混入空気が検出できる。
【0005】
異物らしさの画像強調には各種の画像フィルタが適用可能であるが、製造ラインにおいては、リアルタイム処理に耐え得る高速性が要求される。このため、N×N画素サイズの正方形カーネルを用いた差分形の画像フィルタが多用されている。例えば、X線吸収画像データに対し、各画素を中心にN×N画素のカーネル領域を想定し、カーネル中心の画素の輝度とカーネル領域内の平均輝度との差を評価し、カーネル領域内の平均輝度よりどれだけ高輝度であるかをカーネル中心の画素に対応する画素の画素値とする差分画像データを出力する画像フィルタが用いられている。ここで、正方形のカーネルが用いられている理由は画像強調処理を高速かつ等方的に行うためである。差分形の画像フィルタにはこの他にも様々なバリエーションがあり、画像処理の負荷増になるがカーネル中心部の平均輝度とカーネル周辺部の平均輝度との差分にしたり、画像処理の更なる負荷増になるが平均輝度に変えて最大輝度や最小輝度を用いたりする。画像処理能力に相当の余裕がある場合には、X線吸収画像データと、同画像データにカーネル領域内の最小輝度を出力する最小値フィルタとカーネル領域内の最大輝度を出力する最大値フィルタを連続適用することにより平滑化した画像データとの差分を用いるトップハットフィルタの適用も可能である。
【0006】
前記カーネルの画素サイズは検出しようとする異物の画素サイズより大きくすることが望ましいが、大きな異物を検出したいがためにカーネルの画素サイズを大きくすると、画像処理の負荷が増して画像処理能力が不足する場合が生じる。このため、異物検出の測定範囲と空間分解能により定まる画像データサイズと画像処理能力を勘案し、適用可能な画像フィルタの種類とカーネルの画素サイズを制限しなければならない。また、異物検出の空間分解能を上げたり測定範囲を広げたりする場合には、画像データサイズの増加に見合うように、画像処理能力を大幅に向上させる必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の異物検出方法では、被検査物の画像データに適用できる画像フィルタの種類とカーネルの画素サイズが画像処理能力に大きく依存するため、検出可能な異物の大きさが画像処理能力によって制限されてしまう。この問題点は、製造ライン用の異物検出装置において異物検出の空間分解能を上げたり測定範囲を広げたりすることを困難にする一因にもなっている。本発明の課題は、これらの問題解決に役立つ、画像処理能力にあまり依存しない異物検出方法および異物検出装置の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、本発明の異物検出方法および装置は、X線源等から被検査物にX線等を照射し、被検査物の透過像をX線検出器等によりデジタルデータ化し、これを画像入力手段により透過画像データとしてメモリー上に取り込み、得られた透過画像データは必要に応じて被検査物による吸収量を示す吸収画像データに対数変換し、被検査物の物性情報を含むこれらの画像データに対して、画像処理手段により、当該画像データを複数の画素からなる小領域に等分割し、当該分割小領域毎に局所的な高輝度部分またはエッジ部分で異物らしさの評価値を求め、当該異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを新たに生成することによってノイズ低減するとともに異物らしさを濃縮し、前記縮小画像データに対して異物らしさを強調する画像フィルタとしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行うものである。
即ち、請求項1に記載の異物検出方法は、被検査物の物性情報を含む画像データを処理して混入異物の有無検出を行う異物検出方法において、前記画像データを複数の画素からなる小領域に等分割して該小領域毎に局所的な高輝度部分またはエッジ部分で異物らしさを評価し、該小領域毎に求めた異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを新たに生成する段階(S2)と、該縮小画像データに対して異物らしさを評価するための該縮小データの局所的な高輝度部分またはエッジ部分を強調する画像フィルタとしきい値処理を適用して混入異物の有無を検出する段階(S3、S4)とを有している。
また、請求項2に記載の異物検出方法は、請求項1記載の異物検出方法において、前記縮小画像データを生成する段階(S2)と前記混入異物の有無を検出する段階(S3)を、前記小領域の大きさを変えて複数回実行している。
さらに、請求項3に記載の異物検出方法は、請求項1または請求項2記載の異物検出方法の前記縮小画像データを生成する段階が、前記小領域毎に第1の異物らしさを評価し該小領域毎に求めた第1の異物らしさの評価値を画素値とする第1の縮小画像データと前記小領域毎に第2の異物らしさを評価し該小領域毎に求めた第2の異物らしさの評価値を画素値とする第2の縮小画像データとを生成する段階と、該第2の縮小画像データの高輝度を示す画素位置を除いた該第1の縮小画像データの画素を低輝度に置き換えることによって異物候補点の抽出用マスクとして機能させ、前記第1の縮小画像データを前記第2の縮小画像データでマスクした第3の縮小画像データを生成する段階とを含み、該第3の縮小画像データを前記縮小画像データとする段階であることとしている。
そして、請求項4に記載の異物検出装置は、被検査物にX線を照射するX線照射手段と、前記被検査物を透過したX線を受けてデジタルデータ化するX線検出器と、該X線検出器から出力されるデジタルデータを画像データとして取り込む画像入力手段と、該画像入力手段によって取り込まれた前記画像データを画像処理して前記被検査物に混入している異物の有無を検出する画像処理手段とを有する異物検出装置において、前記画像処理手段が、前記画像データを複数の画素からなる小領域に等分割して該小領域毎に局所的な高輝度部分またはエッジ部分で異物らしさを評価し、該小領域毎に求めた異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを新たに生成する画像縮小手段を備えていて、該縮小画像データに対して異物らしさを評価するための該縮小データの局所的な高輝度部分またはエッジ部分を強調する画像フィルタとしきい値処理を適用して前記異物の有無を検出する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の異物検出方法を説明するためのフローチャートである。ステップS1で入力された被検査物の物性情報を含む画像データに対して、ステップS2で等分割した小領域毎の異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを生成することによってノイズ低減するとともに異物らしさを濃縮し、当該縮小画像データに対し、ステップS3で異物らしさを強調する画像フィルタを適用し、ステップS4でしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行う。ここで、異物強調の必要がない場合にはステップS3は省略しても良い。また、必要に応じてステップS2で等分割する小領域の大きさを変えてステップS2〜S4を繰り返しても良い。
【0010】
例えば食品中に混入した概ねN×N画素より小さい金属異物の有無検出を行う場合、図1のステップS2でM×M画素のX線吸収画像データをN×N画素の小領域に等分割し、小領域毎の最大輝度を新たな画素値とすることによって前記X線吸収画像データを縮尺N分の1に縮小し、新たに(M/N)×(M/N)画素の縮小画像データを生成する。もしも食品中に小さな金属異物の局所的な混入があるとX線吸収画像データ上で局所的高輝度として観測され、それは異物混入のない食品のX線吸収画像データ上で観測される局所的高輝度より一段と高輝度かつシャープである。従って、小領域毎の最大輝度を集めることによって、小領域内の細かなノイズをカットするとともに、異物らしさを濃縮することができる。また、必要に応じてソーセージのアルミクリップのように異物より一段と高輝度になっている部分を検出してその周辺をカットしたり、包装材料等の低輝度部分にあるノイズ画像を一律カットしても良い。
【0011】
さて、ノイズが低減され異物らしさが濃縮されている前記(M/N)×(M/N)画素の縮小画像データに対し、ステップS3で異物らしさを強調する画像フィルタを適用し、ステップS4でしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行う時の優位性についての説明に移る。先ずステップS3では、既にステップS2で異物情報が1〜2画素程度となるように異物らしさが濃縮されているため、Nが大きいほど縮小画像データの画素数が少なくなっている上に、異物らしさを強調する画像フィルタのカーネルサイズも3×3〜5×5画素程度で充分となっており、画像処理の負荷が軽くなっている。このため、トップハットフィルタのように高い画像処理能力が要求される画像フィルタの適用や特性の異なる各種画像フィルタの組合せ適用も容易であり、従来よりも高感度な異物検出が実現できる。次にステップS4では、既にステップS2で異物らしさが濃縮されているため、Nが大きいほど縮小画像データの画素数が少なくなっており、画像処理の負荷が軽くなっている。このため、食品特性を考慮した異物判定や複数のしきい値による異物判定も容易であり、従来よりもロバストな異物検出が実現できる。
【0012】
さて、異物検出の空間分解能を上げたり測定範囲を広げたりする時の優位性についての説明に移る。最初に、前記の例において、異物検出の空間分解能を2倍に上げた場合について考察する。この場合2M×2M画素のX線吸収画像データの中から2N×2N画素より小さい金属異物の有無検出を行うことになり、ステップS2で生成する縮小画像データは(2M/2N)×(2M/2N)画素と変わらない。即ち、検出しようとする異物の大きさが同じなら、空間分解能を上げてもステップS3とステップS4の画像処理の負荷は同じである。
次に、前記の例において、異物検出の測定範囲を2倍に広げた場合について考察する。この場合2M×2M画素のX線吸収画像データの中からN×N画素より小さい金属異物の有無検出を行うことになり、ステップS2で生成する縮小画像データは(2M/N)×(2M/N)画素に増える。それでも、N×N画素のカーネルでM×M画素のX線吸収画像データの中から異物検出していた従来の検出方法と比較すれば、異物検出の測定範囲を2倍に広げたにも関わらず画像処理の負荷が軽くなっていることが分かる。もしここで、2倍大きな金属異物まで検出するよう変更するなら、ステップS2の生成する縮小画像データは(2M/2N)×(2M/2N)画素で画像処理の負荷が一層軽くなることが分かる。つまり、2N×2N画素より小さい金属異物の有無検出を行う場合、従来の検出方法では2N×2N画素のカーネルが必要で画像処理の負荷が重くなるのに対して、本発明の検出方法では逆に画像処理の負荷が軽くなる。
以上の考察により、画素サイズの大きな異物を検出するには本発明の検出方法が極めて有効であることを示した。本発明の検出方法によれば大きな異物ほど短時間で検出できるから、画素サイズの大きな異物を検出するためにNを大きくすると小さな異物の検出感度が落ちてしまうという場合には、先ず大きな異物を短時間で検出し、次に小さな異物を高感度で検出するためにNを小さくして図1のステップS2〜S4を繰り返しても良い。
【0013】
図2は、本発明の異物検出装置の実施の形態であるX線を用いた異物検出装置を説明するためのブロック図である。即ち、被測定物(被検査物)3を搬送する搬送手段1と、被測定物3にX線を照射するX線源2と、被測定物3のX線透過像をデジタルデータ化するX線検出器4と、これを透過画像データとしてメモリー上に取り込む画像入力手段5と、この透過画像データを処理して混入異物の有無を判定する画像処理手段6とを備えた異物検出装置である。必要に応じて画像表示手段7を付加しても良い。
【0014】
搬送手段1は、例えばX線を良く透過するベルトコンベアで実現され、対向配置されたX線源2とX線検出器4の間を通して被測定物3を搬送する。X線源2から照射されたX線は、被測定物3による吸収とベルトコンベアによる僅かな吸収を受けてこれらを透過した後、X線検出器4に到達する。
【0015】
X線検出器4は、例えばX線ラインセンサで実現され、被検査物3のX線透過像をデジタルデータ化する。このデジタルデータは、画像入力手段5によって、X線ラインセンサによる1ライン上のサンプリングピッチと略等しいサンプリングピッチで搬送方向にサンプリングされ、X線透過画像データとしてメモリー上に取り込まれる。
【0016】
物質のX線吸収率をα、物質の厚さをLとすると、強度SのX線が当該物質を透過した後の強度S’は、理論上、S’= S・exp(−α・L)と書ける。両辺の対数をとって変形すれば、α・L=log(S)−log(S’)とも書ける。前記X線透過画像データはS’の2次元分布に相当し、前述のように対数をとって変形すれば、物質による吸収量α・Lの2次元分布を示すX線吸収画像データに変換できる。X線透過画像データとX線吸収画像データのどちらにも物質による吸収量α・Lという被検査物の物性情報が含まれているが、輝度値が物質による吸収量をストレートに示すX線吸収画像データの方がX線吸収率の高い異物の強調や検出には有利である。この場合、例えば食品のX線吸収画像データにおいて、局所的に高輝度を示す部分や急峻なエッジ部分を異物候補点として扱うことによって異物らしさを評価することができる。
【0017】
画像入力手段5は、必要に応じて前記X線透過画像データをX線吸収画像データに対数変換し、画像データを画像処理手段6に出力する。
【0018】
画像処理手段6はパラメータ設定機能を備えたCPU等で、図1を用い説明した本発明の異物検出方法が実装されており、画像入力手段5から出力された画像データの入力を受け予めパラメータ設定された画像処理により混入異物の有無検出を行う。即ち、図1のステップS1で入力された被検査物3の物性情報を含む画像データに対し、ステップS2で等分割した小領域毎の異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを生成することによってノイズ低減するとともに異物らしさを濃縮する画像縮小手段61と、当該縮小画像データに対し、ステップS3で異物らしさを強調する画像フィルタを適用して異物強調画像データを生成する異物強調手段62と、ステップS4で当該異物強調画像データにしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行うしきい値処理手段63とから成る。ここで、ステップS3の異物強調手段62は必要なければ省略でき、その場合のステップS4はステップS2の縮小画像データにしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行うしきい値処理手段63になる。また、必要に応じてステップS2で等分割する小領域の大きさを変えてステップS2〜S4を繰り返すように構成しても良い。また、画像表示手段7を付加する場合は、ステップS4でしきい値処理された縮小画像データとともにステップS1で入力された画像データを画像表示手段7に出力する。また、画像入力手段5で行うX線透過画像データからX線吸収画像データへの対数変換をステップS1に代行させても良い。
【0019】
ここで、輝度で異物らしさを評価する場合の画像処理手段6の実施例について説明する。例えばスライスハムに実験的に混入した骨片やステンレスたわし屑といった概ね8×8画素より小さい異物の有無検出を行う場合、図3に示すように被検査物3をX線吸収量で測定した厚さ形状であるX線吸収画像データが図1のステップS1で入力されてくる。これをステップS2で8×8画素の小領域に等分割し、小領域毎の最大輝度を画素値とする縮尺8分の1の縮小画像データを生成することによってノイズ低減するとともに異物らしさを濃縮する。この縮小画像データを図4に示す。図4の縮小画像データに対し、ステップS3で異物らしさを強調するためにカーネルサイズ3×3画素のトップハットフィルタを適用し、異物強調画像データを生成する。この異物強調画像データを図5に示す。図5の異物強調画像データに対し、ステップS4でしきい値処理を適用して混入異物の有無検出を行う。このしきい値処理された結果を図6に示す。
【0020】
ステップS4のしきい値処理は、単にしきい値以上の輝度を有する画素を異物と判定する処理だけでなく、例えば隣接8画素との輝度差がしきい値以上ならば異物と判定するというような処理もパラメータ設定により選択可能となっている。このため、ステップS3を省略したステップS2の縮小画像データに対しても高感度な異物検出を行うことができる。
【0021】
さらに、エッジで異物らしさを評価する場合の画像処理手段6の実施例について前例のスライスハムを用い説明する。図3に示したX線吸収画像データを図1のステップS2で3×3画素の小領域に等分割し、小領域毎の最大輝度を画素値とする縮尺3分の1の縮小画像データA(第1の縮小画像データ)と、小領域毎の輝度分散値を画素値とする縮尺3分の1の縮小画像データB(第2の縮小画像データ)を、中間的に生成する。ここで、最大値の代りに最小値、輝度分散値の代りに輝度範囲を用いても良い。図7に示すように、縮小画像データBはスライスハム、骨片、ステンレスたわし屑等のエッジ部分が強調されており、異物候補点の抽出用マスクとして機能させることができる。即ち、縮小画像データBにおいて高輝度を示す画素位置を異物候補点とし、縮小画像データAにおいて当該異物候補点位置にある画素を除く全画素を低輝度に置き換えることによって異物らしさを濃縮した縮小画像データC(第3の縮小画像データ)を生成することができる。図8にステップS2で最終的に生成した縮小画像データCを示す。図8に示すように、この縮小画像データにはスライスハム、骨片、ステンレスたわし屑等のエッジ部分が異物候補点として抽出されているが、骨片、ステンレスたわし屑等異物のエッジはスライスハム自身のエッジより高輝度であり、異物らしさを強調するまでもなく容易に異物を判別することができる。このためステップS3は省略可能であり、ステップS4のしきい値処理を直接適用して混入異物の有無検出を行う。
【0022】
画像表示手段7は、画像処理手段6のステップS4でしきい値処理された縮小画像データを拡大して元のサイズに戻した異物画像データを生成し、これに画像処理手段6のステップS1で入力された画像データをOR演算してCRT等に表示する。この結果、図9に示すように異物と判定された画素は大きく拡大表示されることになり、CRT上での目視確認が容易である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば画像処理能力によって検出可能な異物の大きさが制限される度合いは小さくなり、異物検出の測定範囲を広げたり空間分解能を上げたりすることが比較的容易になる。また、大きな異物が極めて短時間で検出でき、余った時間を従来よりも高感度かつロバストな異物検出を実現させるために必要な処理時間に回すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異物検出方法を説明するためのフローチャートである。
【図2】本発明の異物検出装置の実施の形態を説明するための図である。
【図3】X線吸収画像データを例示した図である。
【図4】縮小画像データを例示した図である。
【図5】異物強調画像データを例示した図である。
【図6】しきい値処理された結果を例示した図である。
【図7】エッジ強調された縮小画像データBを例示した図である。
【図8】エッジ濃縮された縮小画像データCを例示した図である。
【図9】異物画像データの表示画面を例示した図である。
【図10】従来の異物検出方法を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 搬送手段
2 X線源
3 被測定物
4 X線検出器
5 画像入力手段
6 画像処理手段
7 画像表示手段
61 画像縮小手段
62 異物強調手段
63 しきい値処理手段
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a foreign matter detection method and a foreign matter detection apparatus that perform image processing to detect the presence or absence of mixed foreign matter by applying threshold processing to image data including physical property information of an object to be inspected.
[0002]
[Prior art]
In a production line for foods and various industrial products, foreign matter detection by image processing using X-rays or the like has been conventionally performed in order to eliminate foreign matters. Foreign matter detection by image processing is performed by irradiating an inspection object with X-rays from an X-ray source, etc., and converting a transmission image of the inspection object into digital data with an X-ray detector or the like, and using this as transmission image data with an image input means The transmission image data obtained and stored in the memory is logarithmically converted into absorption image data indicating the amount of absorption by the inspection object as necessary, and image processing is performed on these image data including physical property information of the inspection object. This is a technique for detecting presence / absence of a mixed foreign object by applying a thresholding process by applying an image filter for reducing noise or an image filter for enhancing the likelihood of a foreign substance as required. Here, X-rays, X-ray sources, etc., X-ray detectors, etc. represent X-rays that represent electromagnetic waves such as light, X-rays, etc. used for foreign object detection. It is for explaining to an example.
[0003]
FIG. 10 is a flowchart for explaining a conventional foreign object detection method. An image filter that reduces noise in step S20 is applied to the image data including the physical property information of the object to be inspected that is input in step S10, an image filter that emphasizes the likelihood of a foreign object is applied in step S30, and a threshold value in step S40. Value processing is applied to detect the presence or absence of mixed foreign matter. Here, when there is no need for noise reduction or foreign substance enhancement, one or both of steps S20 and S30 are omitted.
[0004]
For example, for an X-ray absorption image data of a food containing physical property information such as an X-ray absorption amount of a substance, an image filter that emphasizes a high-luminance portion based on the fact that a metal has an X-ray absorption amount larger than that of a food is applied. By emphasizing the image of the high brightness portion and applying threshold processing that uses the high brightness portion as the mixed metal to the obtained foreign matter emphasized image data, the mixed metal in the food can be detected. In addition, for the X-ray transmission image data of food containing physical property information such as the X-ray transmission amount of the substance, an image filter that emphasizes a high-luminance portion is applied on the basis that air has a larger X-ray transmission amount than food. By emphasizing the image of the high-luminance portion and applying threshold processing that uses the high-luminance portion as mixed air to the obtained foreign matter-emphasized image data, mixed air in the food can be detected.
[0005]
Various image filters can be applied to enhance the image of foreign objects, but the production line is required to have high speed capable of withstanding real-time processing. For this reason, a differential image filter using a square kernel of N × N pixel size is often used. For example, with respect to X-ray absorption image data, assuming a kernel area of N × N pixels around each pixel, the difference between the luminance of the pixel at the kernel center and the average luminance in the kernel area is evaluated, An image filter that outputs difference image data in which the pixel value of the pixel corresponding to the pixel at the center of the kernel is how much higher than the average luminance is used. Here, the reason why the square kernel is used is to perform image enhancement processing at high speed and isotropically. There are various other variations of the differential image filter, which increases the image processing load. However, the difference between the average luminance at the kernel center and the average luminance at the kernel periphery can be increased. Although it increases, the maximum or minimum brightness is used instead of the average brightness. When there is a considerable margin in image processing capability, X-ray absorption image data, a minimum value filter for outputting the minimum luminance in the kernel area to the image data, and a maximum value filter for outputting the maximum luminance in the kernel area are provided. It is also possible to apply a top hat filter that uses a difference from image data smoothed by continuous application.
[0006]
It is desirable that the kernel pixel size be larger than the pixel size of the foreign object to be detected. However, if the kernel pixel size is increased to detect a large foreign object, the image processing load increases and the image processing capability is insufficient. If you do. For this reason, in consideration of the image data size and the image processing capability determined by the measurement range and spatial resolution of the foreign object detection, it is necessary to limit the types of applicable image filters and the kernel pixel size. In addition, when the spatial resolution of foreign object detection is increased or the measurement range is expanded, it is necessary to greatly improve the image processing capability to meet the increase in image data size.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional foreign object detection method, the type of image filter that can be applied to the image data of the object to be inspected and the pixel size of the kernel depend greatly on the image processing capability. Therefore, the size of detectable foreign matter is limited by the image processing capability. End up. This problem also contributes to making it difficult to increase the spatial resolution of foreign matter detection and widen the measurement range in a foreign matter detection device for a production line. An object of the present invention is to provide a foreign object detection method and a foreign object detection device that are useful for solving these problems and do not depend much on the image processing capability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, the foreign matter detection method and apparatus of the present invention irradiates an inspection object with X-rays or the like from an X-ray source or the like, and transmits a transmission image of the inspection object with digital data using an X-ray detector or the like. This is taken into the memory as transmission image data by the image input means, and the obtained transmission image data is logarithmically converted to absorption image data indicating the amount of absorption by the object to be inspected, if necessary, and the physical property information of the object to be inspected for these image data, including, of the image processing means, by equally dividing the image data into small areas Do that a plurality of pixels, likeness foreign matter local high luminance portion or edge portion on the divided small regions each And reducing the noise by newly generating reduced image data with the evaluation value of the foreign object likelihood as a pixel value and condensing the likelihood of the foreign object. It is performed whether detection of contaminating foreign matter and is applied image filter and threshold processes emphasize.
That is, the foreign matter detecting method according to claim 1, in the foreign matter detecting method for performing presence detection of mixed foreign substance by processing the image data including the property information of the object to be inspected, ing the image data from a plurality of pixels small Equally divide into regions and evaluate the likelihood of foreign matter at the local high-intensity part or edge part for each small region, and newly reduce image data using the evaluation value of the foreign matter likelihood obtained for each small region as a pixel value A foreign matter mixed by applying a threshold value process and an image filter that emphasizes a local high-intensity portion or an edge portion of the reduced data for evaluating the likelihood of the foreign matter with respect to the reduced image data (S2) (S3, S4).
The foreign matter detection method according to claim 2 is the foreign matter detection method according to claim 1, wherein the step (S2) of generating the reduced image data and the step (S3) of detecting the presence or absence of the mixed foreign matter are performed. It is executed multiple times while changing the size of the small area.
Further, in the foreign object detection method according to claim 3, the step of generating the reduced image data of the foreign object detection method according to claim 1 or claim 2 evaluates the first foreign object likelihood for each of the small regions, and First reduced image data having a pixel value as the first foreign object evaluation value obtained for each small area and a second foreign object obtained by evaluating the second foreign substance characteristic for each small area and obtained for each small area Generating the second reduced image data having the likelihood evaluation value as the pixel value, and lowering the pixels of the first reduced image data excluding the pixel position indicating the high luminance of the second reduced image data . Generating a third reduced image data in which the first reduced image data is masked with the second reduced image data by functioning as a foreign substance candidate point extraction mask by replacing with luminance . 3 of the reduced image data is the reduced image data. It is set to be a stage to.
The foreign object detection device according to claim 4 is an X-ray irradiation unit that irradiates the inspection object with X-rays, an X-ray detector that receives the X-rays transmitted through the inspection object and converts the X-rays into digital data, Image input means for capturing digital data output from the X-ray detector as image data, and presence / absence of foreign matter mixed in the inspection object by performing image processing on the image data captured by the image input means in the foreign matter detection device and an image processing means for detecting said image processing means, local high luminance portion or edge portion for each said small region by equally dividing the image data into small areas Do that a plurality of pixels in evaluates foreign likelihood, comprise image reduction means for newly generating a reduced image data to the pixel value the evaluation value of likeness foreign substances obtained for each the small region, the foreign matter ness for the reduced image data Comment The local high luminance portion or edge portion of said reduced data to emphasize image filter and by applying a threshold process for detecting the presence or absence of the foreign substance.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a flowchart for explaining the foreign object detection method of the present invention. The image data including the property information of the object input in step S1, the noise reduction by generating a reduced image data to the pixel value the evaluation value of the foreign matter likeliness of each small area obtained by equally dividing in step S2 At the same time, the likelihood of foreign matter is concentrated, and an image filter that emphasizes the likelihood of foreign matter is applied to the reduced image data in step S3, and threshold processing is applied in step S4 to detect the presence or absence of mixed foreign matter. Here, step S3 may be omitted when foreign matter enhancement is not necessary. Further, steps S2 to S4 may be repeated by changing the size of the small area equally divided in step S2 as necessary.
[0010]
For example, when detecting the presence / absence of a metal foreign substance smaller than approximately N × N pixels mixed in food, the X-ray absorption image data of M × M pixels is equally divided into small regions of N × N pixels in step S2 of FIG. The X-ray absorption image data is reduced to 1 / N scale by setting the maximum luminance for each small area to a new pixel value, and newly reduced image data of (M / N) × (M / N) pixels. Is generated. If there is local contamination of small metallic foreign matter in food, it is observed as local high brightness on the X-ray absorption image data, which is observed on the X-ray absorption image data of food without contamination. Brighter and sharper than brightness. Therefore, by collecting the maximum luminance for each small area, it is possible to cut out fine noise in the small area and concentrate the foreignness. In addition, if necessary, you can detect parts that are much brighter than foreign objects, such as sausage aluminum clips, and cut their surroundings, or cut noise images in low-luminance parts such as packaging materials uniformly. Also good.
[0011]
Now, in step S4, an image filter that emphasizes the likelihood of foreign matter is applied to the reduced image data of the (M / N) × (M / N) pixels in which noise is reduced and the likelihood of foreign matter is concentrated, and in step S4. Now, let us move on to the description of the superiority when detecting the presence or absence of mixed foreign matter by applying threshold processing. First, in step S3, since the foreign substance likelihood is already concentrated in step S2 so that the foreign substance information is about 1 to 2 pixels, the larger the N, the smaller the number of pixels of the reduced image data, and the more likely the foreign substance is. The kernel size of the image filter for emphasizing is sufficient with about 3 × 3 to 5 × 5 pixels, and the load of image processing is lightened. For this reason, it is easy to apply an image filter that requires a high image processing capability, such as a top hat filter, or a combination of various image filters having different characteristics, and it is possible to realize foreign object detection with higher sensitivity than before. Next, in step S4, since the foreign substance likelihood has already been concentrated in step S2, the number of pixels of the reduced image data decreases as N increases, and the load of image processing decreases. For this reason, foreign object determination considering food characteristics and foreign object determination using a plurality of threshold values are easy, and more robust foreign object detection can be realized.
[0012]
Now, let us move on to the explanation of superiority when increasing the spatial resolution of foreign object detection or expanding the measurement range. First, consider the case where the spatial resolution of foreign object detection is doubled in the above example. In this case, the presence / absence of a metal foreign object smaller than 2N × 2N pixels is detected from the X-ray absorption image data of 2M × 2M pixels, and the reduced image data generated in step S2 is (2M / 2N) × (2M / 2N) Same as pixel. That is, if the size of the foreign matter to be detected is the same, the image processing loads in steps S3 and S4 are the same even if the spatial resolution is increased.
Next, consider the case where the measurement range of foreign object detection is doubled in the above example. In this case, the presence / absence of a metal foreign object smaller than N × N pixels is detected from 2M × 2M pixel X-ray absorption image data, and the reduced image data generated in step S2 is (2M / N) × (2M / N) Increase to pixels. Nevertheless, compared with the conventional detection method that detects foreign matter from X-ray absorption image data of M × M pixels with an N × N pixel kernel, the measurement range of foreign matter detection is doubled. It can be seen that the load of image processing is reduced. If it is changed so as to detect even a metal foreign substance that is twice as large as this, the reduced image data generated in step S2 is (2M / 2N) × (2M / 2N) pixels, and the image processing load is further reduced. . In other words, when detecting the presence / absence of a metal foreign object smaller than 2N × 2N pixels, the conventional detection method requires a kernel of 2N × 2N pixels, and the load of image processing is heavy, whereas the detection method of the present invention is reverse. In addition, the image processing load is reduced.
From the above consideration, it has been shown that the detection method of the present invention is extremely effective for detecting a foreign substance having a large pixel size. According to the detection method of the present invention, a larger foreign object can be detected in a shorter time. Therefore, if N is increased in order to detect a foreign object having a large pixel size, the detection sensitivity of the small foreign object is reduced. In order to detect in a short time and to detect the next small foreign substance with high sensitivity, N may be reduced and steps S2 to S4 in FIG. 1 may be repeated.
[0013]
FIG. 2 is a block diagram for explaining a foreign matter detection apparatus using X-rays, which is an embodiment of the foreign matter detection apparatus of the present invention. That is, a conveying means 1 that conveys a measurement object (inspection object) 3, an X-ray source 2 that irradiates the measurement object 3 with X-rays, and an X-ray transmission image of the measurement object 3 that is converted into digital data. It is a foreign object detection device including a line detector 4, an image input unit 5 that takes this into a memory as transmission image data, and an image processing unit 6 that processes the transmission image data and determines the presence or absence of a foreign object. . You may add the image display means 7 as needed.
[0014]
The transport means 1 is realized by, for example, a belt conveyor that transmits X-rays well, and transports the object to be measured 3 between the X-ray source 2 and the X-ray detector 4 that are arranged to face each other. The X-rays irradiated from the X-ray source 2 are absorbed by the object to be measured 3 and slightly absorbed by the belt conveyor, pass through them, and then reach the X-ray detector 4.
[0015]
The X-ray detector 4 is realized by, for example, an X-ray line sensor, and converts an X-ray transmission image of the inspection object 3 into digital data. This digital data is sampled in the transport direction by the image input means 5 at a sampling pitch substantially equal to the sampling pitch on one line by the X-ray line sensor, and is taken into the memory as X-ray transmission image data.
[0016]
Assuming that the X-ray absorption rate of the substance is α and the thickness of the substance is L, the intensity S ′ after the X-ray of the intensity S is transmitted through the substance is theoretically S ′ = S · exp (−α · L ). If transformation is performed by taking the logarithm of both sides, it can be written as α · L = log (S) −log (S ′). The X-ray transmission image data corresponds to a two-dimensional distribution of S ′, and can be converted into X-ray absorption image data indicating a two-dimensional distribution of the absorption amount α · L due to a substance by modifying the logarithm as described above. . Both the X-ray transmission image data and the X-ray absorption image data contain physical property information of the object to be inspected, that is, the amount of absorption α · L by the substance, but the luminance value shows the amount of absorption by the substance in a straight line. Image data is more advantageous for emphasis and detection of foreign matter having a higher X-ray absorption rate. In this case, for example, in the X-ray absorption image data of food, the likelihood of a foreign object can be evaluated by treating a part that exhibits high brightness locally or a sharp edge part as a foreign object candidate point.
[0017]
The image input means 5 logarithmically converts the X-ray transmission image data to X-ray absorption image data as necessary, and outputs the image data to the image processing means 6.
[0018]
The image processing means 6 is a CPU or the like having a parameter setting function, which is implemented with the foreign matter detection method of the present invention described with reference to FIG. 1, and receives the input of the image data output from the image input means 5 and sets parameters in advance. The presence / absence of a foreign object is detected by the processed image processing. That is, generating the reduced image data to the image data including the property information of the specimen 3 that is input in step S1 of FIG. 1, the pixel value of evaluation values of the foreign matter likeliness of each small area obtained by equally dividing in step S2 In this way, the image reducing means 61 that reduces noise and concentrates the likelihood of foreign matter, and the foreign matter enhancement means 62 that generates foreign matter-emphasized image data by applying an image filter that emphasizes the likelihood of foreign matter in step S3 to the reduced image data. And threshold value processing means 63 for detecting the presence or absence of mixed foreign matter by applying threshold value processing to the foreign matter emphasized image data in step S4. Here, the foreign matter emphasizing means 62 in step S3 can be omitted if not necessary. In this case, in step S4, threshold processing means 63 for detecting the presence or absence of mixed foreign matters by applying threshold processing to the reduced image data in step S2. become. Further, by changing the small regions of a size equal division in step S2 if desired may be configured to repeat the steps S2 to S4. When the image display means 7 is added, the image data input in step S1 is output to the image display means 7 together with the reduced image data subjected to the threshold processing in step S4. Further, the logarithmic conversion from the X-ray transmission image data to the X-ray absorption image data performed by the image input means 5 may be substituted for Step S1.
[0019]
Here, an embodiment of the image processing means 6 in the case where the likelihood of a foreign object is evaluated by luminance will be described. For example, when detecting the presence or absence of a foreign object smaller than approximately 8 × 8 pixels, such as bone fragments experimentally mixed with sliced ham or stainless steel scraps, the thickness of the inspected object 3 measured by the amount of X-ray absorption as shown in FIG. X-ray absorption image data that is a saddle shape is input in step S1 of FIG. In step S2, this is equally divided into small areas of 8 × 8 pixels, and reduced image data is generated at a reduced scale of 1/8 with the maximum luminance of each small area as the pixel value, thereby reducing noise and concentrating the likelihood of foreign matter. To do. This reduced image data is shown in FIG. In step S3, a top hat filter having a kernel size of 3 × 3 pixels is applied to the reduced image data in FIG. 4 to generate foreign matter emphasized image data. This foreign matter emphasized image data is shown in FIG. In step S4, threshold value processing is applied to the foreign substance emphasized image data in FIG. 5 to detect the presence or absence of mixed foreign substances. The result of the threshold processing is shown in FIG.
[0020]
The threshold value process in step S4 is not only a process for determining a pixel having a luminance equal to or higher than the threshold value as a foreign object, but for example, if a luminance difference between adjacent 8 pixels is equal to or greater than a threshold value, it is determined as a foreign object. Various processes can be selected by parameter setting. Therefore, highly sensitive foreign matter detection can be performed on the reduced image data in step S2 in which step S3 is omitted.
[0021]
Further, an embodiment of the image processing means 6 in the case of evaluating the likelihood of a foreign object with an edge will be described using the slice ham of the previous example. The X-ray absorption image data shown in FIG. 3 is equally divided into small areas of 3 × 3 pixels in step S2 of FIG. 1, and reduced image data A at a reduced scale having the maximum luminance for each small area as a pixel value. (First reduced image data) and reduced image data B (second reduced image data) at a scale of 1/3 having the luminance dispersion value for each small region as a pixel value are generated in the middle. Here, the minimum value may be used instead of the maximum value, and the luminance range may be used instead of the luminance dispersion value. As shown in FIG. 7, the reduced image data B has emphasized edge portions such as slice ham, bone fragments, and stainless scrapes, and can function as a foreign substance candidate point extraction mask. That is, a reduced image in which the pixel position showing high brightness in the reduced image data B is set as a foreign object candidate point, and all the pixels except for the pixel at the position of the foreign object candidate point in the reduced image data A are replaced with low brightness to reduce the likelihood of the foreign object. Data C (third reduced image data) can be generated. FIG. 8 shows the reduced image data C finally generated in step S2. As shown in FIG. 8, edge portions such as sliced ham, bone fragments, and stainless steel scraps are extracted as foreign object candidate points in the reduced image data. The brightness is higher than that of its own edge, and it is possible to easily determine a foreign object without emphasizing the likelihood of the foreign object. For this reason, step S3 can be omitted, and the presence or absence of mixed foreign matter is detected by directly applying the threshold processing in step S4.
[0022]
The image display means 7 generates foreign object image data obtained by enlarging the reduced image data subjected to the threshold processing in step S4 of the image processing means 6 and returning it to the original size, and in this step S1 of the image processing means 6 The input image data is ORed and displayed on a CRT or the like. As a result, as shown in FIG. 9, the pixels determined to be a foreign object are greatly enlarged and displayed, and visual confirmation on the CRT is easy.
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the degree to which the size of foreign matter that can be detected is limited by the image processing capability is reduced, and it is relatively easy to widen the measurement range of foreign matter detection and increase the spatial resolution. become. Further, a large foreign object can be detected in a very short time, and the remaining time can be reduced to a processing time necessary for realizing foreign object detection with higher sensitivity and robustness than in the past.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart for explaining a foreign object detection method of the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining an embodiment of the foreign object detection device of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating X-ray absorption image data.
FIG. 4 is a diagram illustrating reduced image data.
FIG. 5 is a diagram illustrating foreign object emphasized image data.
FIG. 6 is a diagram illustrating a result of threshold processing.
FIG. 7 is a diagram illustrating reduced image data B with edge enhancement.
FIG. 8 is a diagram illustrating reduced image data C subjected to edge concentration.
FIG. 9 is a diagram illustrating a display screen of foreign object image data.
FIG. 10 is a flowchart for explaining a conventional foreign object detection method;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Conveyance means 2 X-ray source 3 Measured object 4 X-ray detector 5 Image input means 6 Image processing means 7 Image display means 61 Image reduction means 62 Foreign matter emphasis means 63 Threshold processing means

Claims (4)

被検査物の物性情報を含む画像データを処理して混入異物の有無検出を行う異物検出方法において、
前記画像データを複数の画素からなる小領域に等分割して該小領域毎に局所的な高輝度部分またはエッジ部分で異物らしさを評価し、該小領域毎に求めた異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを新たに生成する段階(S2)と、該縮小画像データに対して異物らしさを評価するための該縮小データの局所的な高輝度部分またはエッジ部分を強調する画像フィルタとしきい値処理を適用して混入異物の有無を検出する段階(S3、S4)とを有することを特徴とする異物検出方法。
In the foreign matter detection method for detecting the presence or absence of mixed foreign matter by processing image data including physical property information of the inspection object,
The image data is equally divided into small regions Do that a plurality of pixels to evaluate the local high luminance portion or edge portions in the foreign matter likelihood for each said small region, likeness foreign substances obtained for each the small region of the evaluation value A step (S2) of newly generating reduced image data having a pixel value as a pixel value, and an image that emphasizes a local high-intensity portion or an edge portion of the reduced data for evaluating the likelihood of a foreign object with respect to the reduced image data A foreign matter detection method comprising a step (S3, S4) of detecting the presence or absence of mixed foreign matter by applying a filter and threshold processing.
記縮小画像データを生成する段階(S2)と前記混入異物の有無を検出する段階(S3)を、前記小領域の大きさを変えて複数回実行することを特徴とする請求項1記載の異物検出方法。Detecting the presence or absence of the mixed foreign substance and step (S2) for generating a pre-Symbol reduced image data (S3), according to claim 1, wherein the executing a plurality of times while changing the size of the small region Foreign object detection method. 前記縮小画像データを生成する段階が、前記小領域毎に第1の異物らしさを評価し該小領域毎に求めた第1の異物らしさの評価値を画素値とする第1の縮小画像データと前記小領域毎に第2の異物らしさを評価し該小領域毎に求めた第2の異物らしさの評価値を画素値とする第2の縮小画像データとを生成する段階と、該第2の縮小画像データの高輝度を示す画素位置を除いた該第1の縮小画像データの画素を低輝度に置き換えることによって異物候補点の抽出用マスクとして機能させ、前記第1の縮小画像データを前記第2の縮小画像データでマスクした第3の縮小画像データを生成する段階とを含み、該第3の縮小画像データを前記縮小画像データとする段階であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の異物検出方法。The step of generating the reduced image data includes: first reduced image data having a pixel value as an evaluation value of the first foreign object likelihood obtained for each small area by evaluating the first foreign object likelihood for each small area; Generating a second reduced image data having a pixel value as an evaluation value of the second foreign substance likelihood obtained for each small area by evaluating the second foreign substance likelihood for each small area; The pixel of the first reduced image data excluding the pixel position indicating the high luminance of the reduced image data is replaced with a low luminance so as to function as a foreign substance candidate point extraction mask, and the first reduced image data is converted into the first reduced image data. Generating a third reduced image data masked with two reduced image data, wherein the third reduced image data is used as the reduced image data. 2. The foreign matter detection method according to 2. 被検査物(3)にX線を照射するX線照射手段(2)と、前記被検査物を透過したX線を受けてデジタルデータ化するX線検出器(4)と、該X線検出器から出力されるデジタルデータを画像データとして取り込む画像入力手段(5)と、該画像入力手段によって取り込まれた前記画像データを画像処理して前記被検査物に混入している異物の有無を検出する画像処理手段(6)とを有する異物検出装置において、
前記画像処理手段が、前記画像データを複数の画素からなる小領域に等分割して該小領域毎に局所的な高輝度部分またはエッジ部分で異物らしさを評価し、該小領域毎に求めた異物らしさの評価値を画素値とする縮小画像データを新たに生成する画像縮小手段(61)を備えていて、該縮小画像データに対して異物らしさを評価するための該縮小データの局所的な高輝度部分またはエッジ部分を強調する画像フィルタとしきい値処理を適用して前記異物の有無を検出することを特徴とする異物検出装置。
X-ray irradiation means (2) for irradiating the inspection object (3) with X-rays, an X-ray detector (4) for receiving X-rays transmitted through the inspection object and converting them into digital data, and the X-ray detection An image input means (5) for taking digital data output from the container as image data, and detecting the presence or absence of foreign matter mixed in the inspection object by performing image processing on the image data fetched by the image input means In the foreign object detection device having the image processing means (6) for
Wherein the image processing means, the image data is equally divided into small regions Do that a plurality of pixels to evaluate the local high luminance portion or edge portions in the foreign matter likelihood for each said small region, obtained for each small-area and the reduced image data of the evaluation value as the pixel value of the foreign substance likeliness comprise image reduction means for newly generated (61), a local of said reduced data to evaluate the foreign substances likelihood for the reduced image data A foreign matter detection apparatus for detecting the presence or absence of the foreign matter by applying an image filter for emphasizing a high brightness portion or an edge portion and threshold processing .
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