JP4516208B2 - Injection device and injection molding method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出装置及び射出成形方法に関し、特に、インラインスクリュータイプの射出装置及び射出成形方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
射出装置としてインラインスクリュータイプのものが知られており、このような射出装置における射出成形工程は、チャージ工程、射出工程、保圧工程の繰り返しで行われるようになっている。
【0003】
射出工程及び保圧工程が完了し、次サイクルの射出工程に入るためには、成形品の冷却工程、型開工程、取り出し工程及び型締め工程の時間内にチャージ工程が完了していなければならない。
【0004】
成形サイクルを短縮するたに、成形品の冷却工程における冷却時間を短くしていくと、次サイクル分のチャージ工程に要する時間が足りず、チャージが間に合わないことがある。
【0005】
そのために、予めチャージを行うスクリュープリプラ式の射出装置があるが、装置が大掛かりで、高価なものとなってしまう。
【0006】
また、成形サイクルの短縮のために、チャージの際のスクリュー回転数を上げることがあるが、PETボトル成形用のプリフォームなどを成形する場合等は、特に、アセトアルデヒドの発生が問題になることがあった。
【0007】
本発明の目的は、装置が大掛かりとならず、安価で、しかも、成形サイクルの短縮化を行うことができる射出装置及び射出成形方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、スクリュー回転数を下げることで、アセトアルデヒドの発生を低減させることができる射出装置及び射出成形方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の射出装置は、射出シリンダの先端に取り付けられ、前記射出シリンダ内の射出スクリューによりチャージされた樹脂を射出する射出ノズルと、
前記射出ノズルに取り付けられたシャットオフ装置とを有し、
前記射出ノズルは、射出ノズルの先端から樹脂を射出するためのメイン樹脂路と、前記メイン樹脂路とシャットオフ位置及びシャットオフ位置と射出ノズルの先端との間で連通する保圧用のバイパス樹脂路とを有し、
前記シャットオフ装置は、前記メイン樹脂路のシャットオフ位置及び前記シャットオフ位置から前記保圧用のバイパス樹脂路へと進行可能なシャットオフプランジャを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の射出成形方法は、前記射出装置を用いて射出成形を行う射出成形方法であって、
射出ノズルのメイン樹脂路より樹脂を射出した後、前記シャットオフプランジャを進行させてシャットオフ位置で前記メイン樹脂路を閉鎖する工程と、
前記シャットオフプランジャを前記シャットオフの状態で前記保圧用のバイパス樹脂路へと進行させて前記バイパス樹脂路内の樹脂を押圧してメイン樹脂路に保圧をかける工程と、
前記シャットオフプランジャによるメイン樹脂路の閉鎖後、前記射出スクリューによる次サイクルの樹脂のチャージを行う工程と、
前記シャットオフプランジャによる保圧時間終了後、前記シャットオフプランジャをメイン樹脂路の開放位置まで移動させて次サイクルの射出を行う工程と、を含むことを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、射出ノズルに、メイン樹脂路に加え保圧用のバイパス樹脂路を形成し、シャットオフ装置のシャットオフプランジャにてメイン樹脂路の閉鎖及びバイパス樹脂路への進行による保圧を行う構成としたため、スクリュープリプラ式の射出装置のように装置が大掛かりとなることなく、小型で簡略な構成とすることができ、しかも、安価なものとすることができる。
【0012】
また、シャットオフプランジャによってメイン樹脂路を閉鎖すると共にバイパス樹脂路への進行による保圧を行う構成としたため、成形品の冷却時間を短くした場合でも、保圧時間をチャージ時間に利用することができるので、十分なチャージ時間を確保して次サイクル分のチャージを行うことができ、成形サイクルの短縮化に寄与することができる。
【0013】
さらに、シャットオフプランジャによって保圧時間を十分にとることができるので、ヒケのない良品の成形品を得ることができると共に、十分なチャージ時間をとることができるので、スクリュー回転数を下げることができ、ポリエステルなどの樹脂では、成形品のアセトアルデヒドを低減することができる。
【0014】
本発明においては、前記メイン樹脂路を閉鎖する工程では、射出ノズルのメイン樹脂路より樹脂を射出した後、射出スクリューにより前記メイン樹脂路に保圧をかけると共に、前記シャットオフプランジャを進行させ、前記シャットオフプランジャによって前記メイン樹脂路が閉鎖された後、前記射出スクリューによる保圧を解除するとよい。
【0015】
このような構成とすることにより、樹脂の射出後、常時保圧状態を維持することができ、より一層成形品のひけの発生を防止して良品の成形品を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の一実施の形態に係る射出装置を示す断面図である。
【0018】
なお、図1では、射出装置の先端部分のみを示し、後方にある成形材料供給ホッパや射出用油圧シリンダ、スクリュー回転駆動手段等は省略してある。
【0019】
この射出装置10は、射出シリンダ12内に射出スクリュー14を内蔵するとともに、射出シリンダ12の先端には、シャットオフ装置16を有する射出ノズル18が取り付けられている。
【0020】
射出シリンダ12には、図示せぬ成形材料供給ホッパが接続され、この成形材料供給ホッパから射出シリンダ12内に成形材料である樹脂が供給されるようになっている。
【0021】
また、射出シリンダ12及び射出ノズル18の周囲には、図示せぬヒータが取り付けられ、成形材料供給ホッパから供給された樹脂を加熱溶融するようになっている。
【0022】
スクリュー回転駆動手段及び射出用油圧シリンダは、公知の駆動機構を任意に用いることができる。
【0023】
射出スクリュー14は、先端にスクリューヘッド20を有し、図示せぬスクリュー回転駆動手段により回転可能にされ、この射出スクリュー14の回転によって、射出シリンダ12内で加熱溶融された樹脂を過疎化し、スクリューヘッド20の前方に射出1回分の樹脂をチャージしつつ後退し、チャージ終了後に図示せぬ射出用油圧シリンダにより射出スクリュー14が前進されて射出を行うようになっている。
【0024】
射出ノズル18は、射出シリンダ12内と連通し、射出ノズル18の先端に設けたノズルブッシュ22に至るメイン樹脂路24と、このメイン樹脂路24のシャットオフ装置16によるシャットオフ位置A及びシャットオフ位置Aと射出ノズル18の先端のノズルブッシュ22との間でメイン樹脂路24と連通する保圧用のバイパス樹脂路26とを有している。
【0025】
なお、ノズルブッシュ22は、例えば、図示せぬホットランナ型を介して射出キャビティ型に接続されるようになっている。
【0026】
シャットオフ装置16は、メイン樹脂路24のシャットオフ及びシャットオフ後の保圧を行うもので、取付部材28及び取付ロッド30を介して射出ノズル18に取り付けられた油圧シリンダ32と、この油圧シリンダ32より進退可能にされたピストンロッド34と、このピストンロッド34の先端に取り付けられたシャットオフプランジャ36とを有している。
【0027】
また、取付部材28の周囲には、図示せぬヒータが取り付けられている。
【0028】
シャットオフプランジャ36は、取付部材28を貫通してシャットオフプランジャ36をメイン樹脂路24のシャットオフ位置Aに導く射出ノズル18の導入口内に挿入された状態となっている。
【0029】
そして、このシャットオフプランジャ36が、油圧シリンダ32及びピストンロッド34を介して、メイン樹脂路24のシャットオフ位置Aへと進行することで、メイン樹脂路24を閉鎖し、さらにシャットオフ位置Aから保圧用のバイパス樹脂路26内へと進行することで、メイン樹脂路24内のシャットオフ位置から先端側の樹脂に保圧をかけることができるようになっている。
【0030】
次に、このような射出装置10を用いた射出成形方法について説明する。
【0031】
まず、射出スクリュー14が射出シリンダ12内で所定ストローク後退して射出1回分の樹脂をスクリューヘッド20の前方にチャージした状態で、図示せぬ射出用油圧シリンダにより射出スクリュー14を前進させて1回分の射出を行う。
【0032】
このとき、シャットオフプランジャ36の先端は、導入口でメイン樹脂路24に隣接して、シャットオフ位置Aから退避した状態となっており、チャージされた樹脂は、メイン樹脂路24及びバイパス樹脂路26内に充填され、かつ、メイン樹脂路24を通ってノズルブッシュ22から図示せぬ金型内へ射出されることとなる。
【0033】
次いで、射出ノズル18のメイン樹脂路24より樹脂を射出した(射出工程終了)後、保圧工程に切り換えると同時に油圧シリンダ32を作動させて、シャットオフプランジャ36をメイン樹脂路24のシャットオフ位置Aに進行させて、メイン樹脂路24を閉鎖する。
【0034】
素早くメイン樹脂路24を閉鎖するために、シャットオフプランジャ36の先端は、導入口のメイン樹脂路24に隣接した位置に配設しておくことが好ましい。
【0035】
このとき、シャットオフプランジャ36の先端は、メイン樹脂路24の閉鎖とともにバイパス樹脂路26のシャットオフ位置Aとの連通部をも閉鎖することとなる。
【0036】
また、少なくともシャットオフプランジャ36がメイン樹脂路24を閉鎖するまでの間、射出スクリュー14による保圧工程は継続させておく。
【0037】
この状態からさらにシャットオフプランジャ36を保圧用のバイパス樹脂路26内へと進行させると、バイパス樹脂路26内の樹脂がシャットオフプランジャ36によって押圧され、その圧力がバイパス樹脂路26からメイン樹脂路24へと伝達されてメイン樹脂路24に保圧をかけることとなる。
【0038】
従って、シャットオフプランジャ36が進行するためのバイパス樹脂路26の直線部分は、保圧に必要な量以上であればよく、射出容量の数%程度である。
【0039】
この状態で、所定時間保圧状態を維持し、ゲートシールされるまで射出成形品が十分に冷却されるのを待つこととなる。
【0040】
このように、シャットオフプランジャ36によって保圧を維持することにより、射出成形品が冷却される際にヒケが生じるのを防止して、成形品の品質を維持すると共に、成形サイクルの短縮が可能となる。
【0041】
また、シャットオフプランジャ36によるメイン樹脂路24の閉鎖後、射出スクリュー14の保圧を終了させて、次サイクルの樹脂のチャージを開始する。
【0042】
この場合、シャットオフプランジャ36によってメイン樹脂路24が閉鎖されているため、射出スクリュー14を後退させても、メイン樹脂路24の樹脂圧が低下することはなく、従来の保圧工程の時間をチャージに利用することができるので、十分なチャージ時間を確保し、射出成形品の冷却時間を短縮して、成形サイクルの短縮化を図ろうとした場合でも十分に対応することが可能となる。
【0043】
すなわち、従来のように射出スクリューによる保圧工程の完了を待つことなく、チャージした樹脂を射出した直後から次サイクルのチャージ工程に入ることができ、十分な時間的余裕をもってチャージ工程を行うことができるため、成形品の冷却工程、型開工程、取り出し工程及び型締め工程の時間内に確実にチャージ工程を完了させることが可能となる。
【0044】
また、同じサイクル時間であれば、チャージ時間を比較的長くとることができるので、スクリュー回転数を下げてアセトアルデヒドの発生を低く抑えることができる。
【0045】
次に、シャットオフプランジャ36による保圧時間終了後、シャットオフプランジャ36をメイン樹脂路24の開放位置まで移動させて退避した状態とし、次サイクルの射出を行うこととなる。
【0046】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0047】
例えば、メイン樹脂路24のシャットオフ位置Aと金型の間に圧力センサを設けて、シャットオフプランジャ36がメイン樹脂路24を閉鎖する前に射出スクリューの保圧工程を終了させないように、メイン樹脂路の樹脂圧力を監視しながら制御してもよい。
【0048】
また、前記実施の形態においては、ピストンロッドにシャットオフプランジャを取り付けた状態を示したが、ピストンロッドを延長させてシャットオフプランジャを一体に形成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る射出装置を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 射出装置
12 射出シリンダ
14 射出スクリュー
16 シャットオフ装置
18 射出ノズル
20 スクリューヘッド
24 メイン樹脂路
26 バイパス樹脂路
36 シャットオフプランジャ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an injection device and an injection molding method, and more particularly to an inline screw type injection device and an injection molding method.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
An in-line screw type is known as an injection device, and an injection molding process in such an injection device is performed by repeating a charging step, an injection step, and a pressure holding step.
[0003]
In order to complete the injection process and the pressure holding process and enter the injection process of the next cycle, the charging process must be completed within the time of the cooling process of the molded product, the mold opening process, the removing process and the mold clamping process. .
[0004]
If the cooling time in the cooling process of the molded product is shortened in order to shorten the molding cycle, the time required for the charging process for the next cycle is insufficient, and the charge may not be in time.
[0005]
Therefore, there is a screw pre-pull type injection device that charges in advance, but the device is large and expensive.
[0006]
In addition, the number of screw rotations during charging may be increased to shorten the molding cycle, but the generation of acetaldehyde may be a problem particularly when molding a preform for molding a PET bottle. there were.
[0007]
An object of the present invention is to provide an injection apparatus and an injection molding method that do not require a large apparatus, are inexpensive, and can shorten a molding cycle.
[0008]
Another object of the present invention is to provide an injection apparatus and an injection molding method capable of reducing the generation of acetaldehyde by lowering the screw rotation speed.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an injection apparatus of the present invention is attached to the tip of an injection cylinder, and an injection nozzle for injecting a resin charged by an injection screw in the injection cylinder;
A shut-off device attached to the injection nozzle,
The injection nozzle includes a main resin passage for injecting resin from a tip of the injection nozzle, and a pressure-maintaining bypass resin passage communicating between the main resin passage and the shut-off position and between the shut-off position and the tip of the injection nozzle. And
The shut-off device includes a shut-off plunger capable of traveling from the shut-off position of the main resin path and the bypass resin path for holding pressure from the shut-off position.
[0010]
The injection molding method of the present invention is an injection molding method for performing injection molding using the injection device,
After injecting the resin from the main resin path of the injection nozzle, the shut-off plunger is advanced to close the main resin path at the shut-off position;
A step of applying pressure to the main resin path by pressing the resin in the bypass resin path by causing the shut-off plunger to advance to the pressure-holding bypass resin path in the shut-off state;
Charging the resin of the next cycle with the injection screw after closing the main resin path with the shut-off plunger;
And after the pressure holding time by the shut-off plunger ends, the step of moving the shut-off plunger to the open position of the main resin path and injecting the next cycle is included.
[0011]
According to the present invention, in addition to the main resin path, a pressure holding bypass resin path is formed in the injection nozzle, and the main resin path is closed by the shutoff plunger of the shutoff device and the pressure holding by the progress to the bypass resin path is performed. Since the configuration is such that the device does not become large like a screw prep plastic type injection device, it can have a small and simple configuration and can be inexpensive.
[0012]
In addition, since the main resin path is closed by the shut-off plunger and the pressure holding is performed by proceeding to the bypass resin path, the pressure holding time can be used for the charge time even when the cooling time of the molded product is shortened. Therefore, a sufficient charge time can be secured and the next cycle can be charged, which contributes to shortening of the molding cycle.
[0013]
Furthermore, since the pressure holding time can be taken sufficiently by the shut-off plunger, a good molded product without sink can be obtained, and a sufficient charging time can be taken, so that the screw rotation speed can be lowered. In addition, with a resin such as polyester, acetaldehyde in the molded product can be reduced.
[0014]
In the present invention, in the step of closing the main resin path, after injecting resin from the main resin path of the injection nozzle, while applying pressure to the main resin path by an injection screw, the shut-off plunger is advanced, After the main resin path is closed by the shut-off plunger, the pressure holding by the injection screw may be released.
[0015]
By adopting such a configuration, it is possible to maintain a pressure-holding state at all times after the injection of the resin, and it is possible to further prevent occurrence of sink marks in the molded product and obtain a good molded product.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an injection apparatus according to an embodiment of the present invention.
[0018]
In FIG. 1, only the tip portion of the injection device is shown, and a molding material supply hopper, an injection hydraulic cylinder, screw rotation driving means, and the like on the rear are omitted.
[0019]
The
[0020]
A molding material supply hopper (not shown) is connected to the
[0021]
A heater (not shown) is attached around the
[0022]
A known drive mechanism can be arbitrarily used for the screw rotation driving means and the injection hydraulic cylinder.
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The shut-off
[0027]
A heater (not shown) is attached around the
[0028]
The shut-off
[0029]
Then, the shut-off
[0030]
Next, an injection molding method using such an
[0031]
First, in a state where the
[0032]
At this time, the tip of the shut-off
[0033]
Subsequently, after the resin is injected from the
[0034]
In order to close the
[0035]
At this time, the tip of the shut-off
[0036]
Further, the pressure holding process by the
[0037]
When the shut-off
[0038]
Therefore, the straight portion of the
[0039]
In this state, the pressure-holding state is maintained for a predetermined time, and the injection molded product is waited until it is sufficiently cooled until the gate is sealed.
[0040]
In this way, maintaining the holding pressure with the shut-off
[0041]
Further, after the
[0042]
In this case, since the
[0043]
That is, it is possible to enter the charging process of the next cycle immediately after injecting the charged resin without waiting for the completion of the pressure holding process by the injection screw as in the prior art, and to perform the charging process with sufficient time margin. Therefore, it is possible to reliably complete the charging process within the time of the cooling process, the mold opening process, the removing process, and the mold clamping process.
[0044]
Further, if the cycle time is the same, the charging time can be made relatively long, so that the number of acetaldehyde generation can be kept low by lowering the screw rotation speed.
[0045]
Next, after completion of the pressure holding time by the shut-off
[0046]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be modified into various forms within the scope of the gist of the present invention.
[0047]
For example, a pressure sensor is provided between the shut-off position A of the
[0048]
Moreover, in the said embodiment, although the state which attached the shut-off plunger to the piston rod was shown, it is also possible to extend a piston rod and to form a shut-off plunger integrally.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially enlarged sectional view showing an injection apparatus according to an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記射出ノズルに取り付けられたシャットオフ装置とを有し、
前記射出ノズルは、射出ノズルの先端から樹脂を射出するためのメイン樹脂路と、前記メイン樹脂路とシャットオフ位置及びシャットオフ位置と射出ノズルの先端との間で連通する保圧用のバイパス樹脂路とを有し、
前記シャットオフ装置は、前記メイン樹脂路のシャットオフ位置及び前記シャットオフ位置から前記保圧用のバイパス樹脂路へと進行可能なシャットオフプランジャを有することを特徴とする射出装置。An injection nozzle that is attached to the tip of the injection cylinder and injects resin charged by an injection screw in the injection cylinder;
A shut-off device attached to the injection nozzle,
The injection nozzle includes a main resin passage for injecting resin from a tip of the injection nozzle, and a pressure-maintaining bypass resin passage communicating between the main resin passage and the shut-off position and between the shut-off position and the tip of the injection nozzle. And
The shut-off device has a shut-off plunger that can travel from the shut-off position of the main resin passage and the bypass resin passage for holding pressure from the shut-off position.
射出ノズルのメイン樹脂路より樹脂を射出した後、前記シャットオフプランジャを進行させてシャットオフ位置で前記メイン樹脂路を閉鎖する工程と、
前記シャットオフプランジャを前記シャットオフの状態で前記保圧用のバイパス樹脂路へと進行させて前記バイパス樹脂路内の樹脂を押圧してメイン樹脂路に保圧をかける工程と、
前記シャットオフプランジャによるメイン樹脂路の閉鎖後、前記射出スクリューによる次サイクルの樹脂のチャージを行う工程と、
前記シャットオフプランジャによる保圧時間終了後、前記シャットオフプランジャをメイン樹脂路の開放位置まで移動させて次サイクルの射出を行う工程と、
を含むことを特徴とする射出成形方法。An injection molding method for performing injection molding using the injection apparatus according to claim 1,
After injecting the resin from the main resin path of the injection nozzle, the shut-off plunger is advanced to close the main resin path at the shut-off position;
A step of applying pressure to the main resin path by pressing the resin in the bypass resin path by causing the shut-off plunger to advance to the pressure-holding bypass resin path in the shut-off state;
Charging the resin of the next cycle with the injection screw after closing the main resin path with the shut-off plunger;
After completion of the pressure holding time by the shut-off plunger, moving the shut-off plunger to the open position of the main resin path and injecting the next cycle;
An injection molding method comprising:
前記メイン樹脂路を閉鎖する工程では、射出ノズルのメイン樹脂路より樹脂を射出した後、射出スクリューにより前記メイン樹脂路に保圧をかけると共に、前記シャットオフプランジャを進行させ、前記シャットオフプランジャによって前記メイン樹脂路が閉鎖された後、前記射出スクリューによる保圧を解除することを特徴とする射出成形方法。In claim 2,
In the step of closing the main resin path, after injecting the resin from the main resin path of the injection nozzle, the main resin path is pressurized with an injection screw, the shut-off plunger is advanced, and the shut-off plunger An injection molding method, wherein after the main resin passage is closed, the holding pressure by the injection screw is released.
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