JP4465561B2 - Internal additive for papermaking and paper manufacturing method - Google Patents

Internal additive for papermaking and paper manufacturing method Download PDF

Info

Publication number
JP4465561B2
JP4465561B2 JP07881599A JP7881599A JP4465561B2 JP 4465561 B2 JP4465561 B2 JP 4465561B2 JP 07881599 A JP07881599 A JP 07881599A JP 7881599 A JP7881599 A JP 7881599A JP 4465561 B2 JP4465561 B2 JP 4465561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylamide
component
copolymer
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07881599A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2000273790A (en
Inventor
洋一 梶原
勝浩 島本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arakawa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Arakawa Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arakawa Chemical Industries Ltd filed Critical Arakawa Chemical Industries Ltd
Priority to JP07881599A priority Critical patent/JP4465561B2/en
Publication of JP2000273790A publication Critical patent/JP2000273790A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4465561B2 publication Critical patent/JP4465561B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙用内部添加剤用いた紙の製造方法に関する
【0002】
【従来の技術】
近年、製紙用添加剤、特に紙力増強剤が紙、板紙の製造に際し重要視されて来ている。この背景としては、原木供給事情の悪化に伴い良質のパルプの使用が制限されたこと、さらには省エネルギーや省資源の目的で古紙の再利用の必要性が一段と強まったことがあげられ、その結果として紙、板紙の改質剤としての製紙用添加剤は一層不可欠なものとなっている。
【0003】
一方、抄紙機の高速化に伴う生産性の向上、あるいは紙の多様化に応じた品質向上の目的で、パルプスラリーに添加される濾水性向上剤および紙力増強剤への依存度とその使用範囲はさらに広まっている。かかる状況下に製紙用内部添加剤としては、ポリアクリルアミド系が主流となっている。
【0004】
しかしながら、近年、製紙用内部添加剤の使用条件はますます厳しくなってきたため、従来公知のポリアクリルアミド系製紙用内部添加剤では、添加剤としての効果の点で限界にきている。そのため、性能の向上を図るべく様々な手段が採られているが、いずれもその効果はいまだ十分ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、瀘水性、紙力強度等の製紙用内部添加剤としての諸効果に優れる製紙用添加剤および当該製紙用添加剤を用いた紙の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す一般式(1)で表される繰り返し単位を有する、特定重量平均分子量の(メタ)アクリルアミド系共重合体を製紙用添加剤を、硫酸バンドを含むパルプスラリーに添加し、抄造するとにより、前記目的を達成できることを見出し、本発明を解決するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、一般式(1):
【0008】
【化2】

Figure 0004465561
【0009】
(式中RはHまたはCH、RはH、Na、K、NHを示す)で表される繰り返し単位を0.5〜20モル%含んでなる、重量平均分子量が150万〜400万の(メタ)アクリルアミド系共重合体を含有してなる製紙用内部添加剤であって、該(メタ)アクリルアミド系共重合体が、共重合体成分として、一般式(2):CH=C(R)−CON(R)(R)(RはHまたはCH、RはHまたは炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、RはHまたは炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基を示す)で表されるN−置換(メタ)アクリルアミド類(C)および(メタ)アリルスルホン酸若しくはその塩(D)をいずれも0.1〜5モル%の使用割合で有する共重合体である、製紙用内部添加剤を、硫酸バンドを含むパルプスラリーに添加し、抄造することを特徴とする紙の製造方法。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明では製紙用内部添加剤として、前記一般式(1)で表される繰り返し単位を有する(メタ)アクリルアミド系共重合体を用いる。(メタ)アクリルアミド系共重合体中の前記繰り返し単位通常、0.5〜20モル%程度である。紙力効果等を効果的に向上させるには、前記繰り返し単位を、1モル%以上とするのが好ましい。なお、前記繰り返し単位が20モル%を超えても紙力効果等の向上効果はあまりなく、かえってコスト高である。これらを考慮すれば、前記繰り返し単位を、5モル%以下とするのがより好ましい。
【0011】
かかる本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合体は、たとえば、i)共重合体成分としての(メタ)アクリルアミド(A)(メタ)アクリルアミド−N−グリコール酸類(B)、ならびに、前記N−置換(メタ)アクリルアミド類(C)および前記(メタ)アリルスルホン酸若しくはその塩(D)(いずれも0.1〜5モル%)を共重合する方法、ii)(A)成分、ならびに、(C)成分および(D)成分(いずれも0.1〜5モル%)から製造した(メタ)アクリルアミド系(共)重合体にグリオキシル酸類を反応させる方法により得られる。
【0012】
(メタ)アクリルアミド(A)は、本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合体を構成する主構成単位である。(メタ)アクリルアミド系共重合体が、(メタ)アクリルアミド(A)と他のモノマーとの共重合体の場合、(メタ)アクリルアミド(A)は、共重合体成分中の他のモノマーの残部となるが、(メタ)アクリルアミド系共重合体が製紙用内部添加剤として十分な紙力効果等を発揮するには、共重合体成分中、(メタ)アクリルアミド(A)の使用割合を少なくとも60モル%とするのが好ましい。より好ましくは80モル%以上である。なお、(メタ)アクリルアミドとはアクリルアミドおよび/またはメタクリルアミドのことをいい、これらは単独使用または併用できる。経済性の面からはアクリルアミドを単独使用するのがよい。以下本発明において(メタ)とは同様の意味である。
【0013】
(メタ)アクリルアミド−N−グリコール酸類(B)としては、(メタ)アクリルアミド−N−グリコール酸またはそれらの塩があげられる。なお、塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩等があげられる。
【0014】
また、グリオキシル酸類としては、グリオキシル酸またはそれらの塩が好ましい。なお、塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
【0015】
なお、前記i)の方法で(メタ)アクリルアミド系共重合体を製造する場合には、共重合成分中の(B)成分の割合を0.5〜20モル%とし、ii)の方法で(メタ)アクリルアミド系共重合体を製造する場合には、得られる(メタ)アクリルアミド系共重合体中の前記一般式(1)で表される繰り返し単位の割合が、0.5〜20モル%となるようにグリオキシル酸類を適宜に調整して用いる。
【0016】
前記一般式(2):CH=C(R)−CON(R)(R、R、Rのアルキル基としては、たとえば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基等があげられる。
【0017】
(C)成分は、N−アルキル基中のメチル基またはメチレン性基が連鎖移動点として作用し、(メタ)アクリルアミド系共重合体にゲル化を伴うことなく多くの分岐構造を導入する。(C)成分の具体例としては、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミドおよびN−t−ブチル(メタ)アクリルアミドがあげられる。これら(C)成分のなかでも共重合性、連鎖移動性の点でN,N−ジメチルアクリルアミドが好ましい。
【0018】
(D)成分である(メタ)アリルスルホン酸またはその塩は、分子中に(メタ)アリル基を1つのみ有し、(メタ)アリル基の他には炭素−炭素二重結合を有しない。(D)成分は、得られる(メタ)アクリルアミド系共重合体が高分子量化する点、および、特にモノマーの安定性の点より好ましい。なお、塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩等があげられる。
【0019】
前記(C)成分、(D)成分の使用割合は、共重合成分中、いずれも0.1〜5モル%ある。0.1モル%以上であることにより、アクリルアミド系共重合体中に、分岐構造を効果的に導入することができる。
【0020】
さらに、本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合体は、共重合成分として、イオン性ビニルモノマー、ノニオン性ビニルモノマーおよび架橋性ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種のビニルモノマー(E)を用いることができる。但し、ビニルモノマー(E)から、(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分は除く。
【0021】
イオン性ビニルモノマーは、得られるアクリルアミド系共重合体にアニオン性を付与する場合にはアニオン性ビニルモノマーを使用すればよく、得られる共重合体にカチオン性を付与する場合にはカチオン性ビニルモノマーを使用すればよい。得られる共重合体にアニオン性とカチオン性を付与して両性にする場合にはアニオン性ビニルモノマーとカチオン性ビニルモノマーの両者を使用すればよい。
【0022】
アニオン性ビニルモノマーとしては、たとえば(メタ)アクリル酸、クロトン酸、(メタ)アリルカルボン酸等のα,β−不飽和一塩基酸酸;マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、ムコン酸等のα,β−不飽和二塩基酸酸;ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸などの有機スルホン酸;またはこれら各種有機酸のナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩等があげられる。これらアニオン性ビニルモノマーは1種または2種以上を特に制限なく使用できる。
【0023】
カチオン性ビニルモノマーとしては、たとえばN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどの第三級アミノ基を有するビニルモノマーまたはそれらの塩酸、硫酸、酢酸などの無機酸もしくは有機酸の塩類、または該第三級アミノ基含有ビニルモノマーとメチルクロライド、ベンジルクロライド、ジメチル硫酸、エピクロルヒドリンなどの四級化剤との反応によって得られる第四級アンモニウム塩を含有するビニルモノマー等があげられる。
【0024】
また、ノニオン性ビニルモノマーは、得られるアクリルアミド系共重合体に主に疎水性を付与するために使用され、単独で共重合成分となる他、前記イオン性ビニルモノマーと組み合わせて併用することもできる。ノニオン性ビニルモノマーとしては、前記アニオン性ビニルモノマーのアルキルエステル(アルキル基の炭素数1〜8)、アクリロニトリル、スチレン類、酢酸ビニル、メチルビニルエーテルなどがあげられる。
【0025】
また、架橋性ビニルモノマーは、得られるアクリルアミド系共重合体の性能を逸脱しない範囲内で少量使用することもできる。架橋性ビニルモノマーとしては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート等のジ(メタ)アクリレート類、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、エチレンビス(メタ)アクリルアミド、ヘキサメチレンビス(メタ)アクリルアミド等のビス(メタ)アクリルアミド類、アジピン酸ジビニル、セバシン酸ジビニル等のジビニルエステル類、アリルメタクリレート、ジアリルアミン、ジアリルジメチルアンモニウム、ジアリルフタレート、ジアリルクロレンデート、ジビニルベンゼン、N,N−ジアリルアクリルアミド等の2官能性ビニルモノマー、1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジン、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルアミン、トリアリルトリメリテート等の3官能性ビニルモノマー、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、テトラアリルピロメリテート、N,N,N′,N′−テトラアリル−1,4−ジアミノブタン、テトラアリルアミン塩、テトラアリルオキシエタン等の4官能性ビニルモノマー、その他にN−メチロールアクリルアミド等があげられる。これら架橋性ビニルモノマーのなかでも1,3,5−トリアクリロイルヘキサヒドロ−S−トリアジン、トリアリルイソシアヌレート等が好ましい。
【0026】
(E)成分のなかのイオン性ビニルモノマー、ノニオン性ビニルモノマーの使用割合は、共重合成分中、通常35モル%程度以下、好ましくは30モル%以下である。なお、(E)成分として、共重合体にアニオン性を付与する場合には、前記総モル和に対し、通常、アニオン性ビニルモノマーを1〜20モル%、好ましくは2〜15モル%使用する。共重合体にカチオン性を付与する場合には、総モル和に対し、通常、カチオン性ビニルモノマーを1〜20モル%、好ましくは2〜15モル%使用する。また、共重合体に両性を付与する場合には総モル和に対し、通常、アニオン性ビニルモノマーを1〜15モル%、好ましくは2〜10モル%、カチオン性ビニルモノマーを1〜15モル%、好ましくは2〜10モル%使用する。また(E)成分のなかの架橋性ビニルモノマーの使用割合は、共重合成分中、10モル%以下である。好ましくは5モル%以下である。
【0027】
本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合体を前記i)の方法で製造する場合、従来公知の各種方法により行うことができる。例えば、所定の反応容器に(A)成分(B成分(C)成分(D)成分、および必要に応じて(E)成分、ならびに水を仕込み、ラジカル重合開始剤を加え、撹拌下、加温することにより目的とする水溶性の(メタ)アクリルアミド系共重合体を得ることができる。反応温度は、通常50〜100℃程度、反応時間は1〜5時間程度である。反応濃度(モノマー濃度)は、通常10〜40重量%程度で行うことができ、高濃度においても重合できる。また、得られた共重合体の水溶液は、高濃度の場合にも希釈することなく使用、保存できる。その他、モノマーの仕込み方法は同時重合、連続滴下重合等の従来公知の各種方法により行うことができる。ラジカル重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、またはこれらと亜硫酸水素ナトリウムのごとき還元剤とを組み合わせた形のレドックス系重合開始剤等の通常のラジカル重合開始剤を使用できる。また、前記ラジカル重合開始剤には、アゾ系開始剤を併用してもよい。ラジカル重合開始剤の使用量は、モノマーの総重量和の0.05〜2.0重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%である。
【0028】
また、本発明の(メタ)アクリルアミド系共重合体を前記ii)の方法で製造する場合、前記重合方法と同様にし(A)成分(C)成分、(D)成分、および必要に応じて(E)成から、(メタ)アクリルアミド系(共)重合体を製造したのち、これをグリオキシル酸類と反応させる。反応は、通常、40〜100℃程度で、0.5〜10時間程度行う。グリオキシル酸類の反応は、(メタ)アクリルアミド系(共)重合体の製造と同時に行うこともできる。
【0029】
かくして得られた(メタ)アクリルアミド系共重合体は濾水性向上剤、紙力増強剤等の内添薬品として用いることから、重量平均分子量が150万〜400万であ。また、粘度は、取扱性の点から、通常、10000cps程度(25℃)以下の性状で使用するのがよい。なお、本発明の製紙用添加剤は、固形分濃度10〜40重量%に調整されるが、固形分濃度を40重量%の場合においても、粘度を10000cps程度(25℃)以下に調整できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の製紙用内部添加剤は、(メタ)アクリルアミド系共重合体中に、一般式(1)で表される繰り返し単位を含有しているため、他のアニオンモノマー成分に由来する繰り返し単位と比較して、抄造系に添加される硫酸バンドと良好な相互作用を示す。そのため、パルプへの定着性が高く、またパルプ繊維間での接点も多く紙力増強効果等の製紙用内部添加剤としての種々の特徴ある性能を示す。その結果として、近時の厳しい抄紙条件下でも、濾水性向上剤、紙力増強剤等の内添薬品として優れた諸効果を奏する。
【0031】
【実施例】
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。なお、部および%はいずれも特記ない限り重量基準による。
【0032】
比較例1
撹拌機、温度計、還流冷却管および窒素ガス導入管を備えた四つ口フラスコに、アクリルアミド234.6部、アクリルアミド−N−グリコール酸9.8gおよびイオン交換水960部を仕込み、窒素ガスを通じて反応系内の酸素を除去した。系内を40℃にし撹拌下に重合開始剤として過硫酸アンモニウム0.25部および亜硫酸水素ナトリウム0.15部を投入した。90℃まで昇温した後、2時間保温した。重合終了後、イオン交換水70部を投入し、pH4.5、固形分20.2%、粘度(25℃)が9800cpsの共重合体水溶液を得た。
【0033】
比較例2〜4、実施例1〜4、および比較例5〜9
比較例1において、(A)〜(E)成分の種類またはその使用割合のうちいずれか少なくとも1種を表1のように変えたほかは、実施例1と同様の操作を行い各種共重合体水溶液を得た。得られた各種共重合体水溶液の性状値を表2に示す。
【0034】
【表1】
Figure 0004465561
【0035】
表中、AM:アクリルアミド、AMG:アクリルアミド−N−グリコール酸、Gly:グリオキシル酸、SMAS:メタリルスルホン酸ソーダ、DMAA:N,N−ジメチルアクリルアミド、AA:アクリル酸、IA:イタコン酸、DMAPAA:N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、DM:N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、DM−BzQ:N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート・塩化ベンジル4級化物、DMAEA−BzQ:N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート・塩化ベンジル4級化物、AN:アクリロニトリルを示す。また、*はAM100モル%のうち10モル%をGlyで変性したことを意味する。
【0036】
【表2】
Figure 0004465561
【0037】
(性能評価方法1)
L−BKPをナイアガラ式ビーターにて叩解し、カナディアン・スタンダード・フリーネス(C.S.F)450mlに調整したパルプに硫酸バンドを対パルプ2.0%添加してpH4.8とし、ついで実施例1〜9または比較例1〜5で得られた各共重合体水溶液を紙力増強剤として対パルプ0.5%を添加し、撹拌した後、パルプスラリー濃度を0.1%になるように希釈し、タッピ・シートマシンにて坪量150g/mとなるよう抄紙し、4Kg/cmで2分プレス脱水した。次いで回転型乾燥機で105℃において4分間乾燥し、20℃、65%R.H.の条件下に24時間調湿したのち紙質試験に供した。なお紙質測定法は次の通りである。破裂強度:JIS P 8112に準じて測定した。内部結合:JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法 No.54に準じて測定した。結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
Figure 0004465561
【0039】
(性能評価方法2)
段ボール古紙をナイアガラ式ビーターにて叩解し、カナディアン・スタンダード・フリーネス(C.S.F)420mlに調整したパルプに硫酸バンドを対パルプ1.5%添加してpH6.2とし、ついで実施例5〜9または比較例1〜5で得られた各共重合体水溶液を紙力増強剤として対パルプ0.5%を添加し、撹拌した後、パルプスラリー濃度を0.1%になるように希釈し、タッピ・シートマシンにて坪量150g/mとなるよう抄紙し、4Kg/cmで2分プレス脱水した。次いで回転型乾燥機で105℃において4分間乾燥し、20℃、65%R.H.の条件下に24時間調湿したのち紙質試験に供した。なお紙質測定法は次の通りである。破裂強度:JIS P 8112に準じて測定した。圧縮強度:JIS P 8126に準じて測定した。結果を表4に示す。
【0040】
【表4】
Figure 0004465561
【0041】
(性能評価方法3)
L−BKPをナイアガラ式ビーターにて叩解し、カナディアン・スタンダード・フリーネス(C.S.F)450mlに調整したパルプに炭酸カルシウムを対パルプ10%添加し、硫酸バンドを対パルプ0.5%添加してpH7.2とし、ついで実施例5〜9または比較例1〜4で得られた各共重合体水溶液を紙力増強剤として対パルプ0.5%を添加し、撹拌した後、パルプスラリー濃度を0.1%になるように希釈し、タッピ・シートマシンにて坪量150g/mとなるよう抄紙し、4Kg/cmで2分プレス脱水した。次いで回転型乾燥機で105℃において4分間乾燥し、20℃、65%R.H.の条件下に24時間調湿したのち紙質試験に供した。なお紙質測定法は次の通りである。破裂強度:JIS P 8112に準じて測定した。内部結合:JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法 No.54に準じて測定した。結果を表5に示す。
【0042】
【表5】
Figure 0004465561
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a process for manufacturing paper using the papermaking internal additives.
[0002]
[Prior art]
In recent years, papermaking additives, especially paper strength enhancers, have been regarded as important in the production of paper and paperboard. The reason for this is that the use of high-quality pulp has been restricted due to the deterioration in the supply situation of logs, and the need to recycle wastepaper has been further strengthened for the purpose of saving energy and resources. As a paper and paperboard modifier, papermaking additives are becoming more indispensable.
[0003]
On the other hand, dependence on drainage improvers and paper strength enhancers added to pulp slurries and their use for the purpose of improving productivity accompanying the speedup of paper machines or improving quality in response to diversification of paper The range is even wider. Under such circumstances, polyacrylamide is the mainstream as an internal additive for papermaking.
[0004]
However, in recent years, the conditions for use of the internal additive for papermaking have become more severe, so that the conventionally known polyacrylamide type internal additive for papermaking has reached its limit in terms of the effect as an additive. For this reason, various measures have been taken to improve the performance, but the effects are still not sufficient.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a papermaking additive having excellent effects as internal additives for papermaking such as water repellency and paper strength, and a method for producing paper using the papermaking additive.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have obtained a (meth) acrylamide copolymer having a specific weight average molecular weight and having a repeating unit represented by the following general formula (1). the papermaking additive, was added to the pulp slurry containing aluminum sulfate, by a child of papermaking, found that the object can be achieved, leading to the solution to the present invention.
[0007]
That is, the present invention relates to the general formula (1):
[0008]
[Chemical formula 2]
Figure 0004465561
[0009]
(Wherein R 1 represents H or CH 3 , R 2 represents H, Na, K, NH 4 ), and 0.5 to 20 mol% of a repeating unit represented by weight average molecular weight of 1,500,000 to An internal additive for papermaking containing 4 million (meth) acrylamide copolymer, wherein the (meth) acrylamide copolymer is represented by the general formula (2): CH 2 ═C (R 3 ) —CON (R 4 ) (R 5 ) (R 3 is H or CH 3 , R 4 is H or a linear or branched alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, R 5 is H or N-substituted (meth) acrylamides (C) and (meth) allylsulfonic acid or a salt thereof (D) each represented by a C 1-4 linear or branched alkyl group) are each 0. The inside of papermaking, which is a copolymer having a use ratio of 1 to 5 mol% The additive was added to the pulp slurry containing aluminum sulfate, process for manufacturing paper, which comprises papermaking.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the present invention, a (meth) acrylamide copolymer having a repeating unit represented by the general formula (1) is used as an internal additive for papermaking. (Meth) the recurring units of acrylamide copolymer is usually about 0.5 to 20 mol%. In order to effectively improve the paper strength effect and the like, the repeating unit is preferably 1 mol% or more. In addition, even if the repeating unit exceeds 20 mol%, there is not much improvement effect such as paper strength effect, and the cost is rather high. Considering these, the repeating unit is more preferably 5 mol% or less.
[0011]
Such a (meth) acrylamide copolymer of the present invention includes, for example, i) (meth) acrylamide (A) as a copolymer component , (meth) acrylamide-N-glycolic acid (B) , and the N- A method of copolymerizing the substituted (meth) acrylamides (C) and the (meth) allylsulfonic acid or a salt thereof (D) (both 0.1 to 5 mol%) , ii ) the component (A), and ( It can be obtained by a method in which glyoxylic acids are reacted with a (meth) acrylamide-based (co) polymer produced from component (C) and component (D) (both 0.1 to 5 mol%) .
[0012]
(Meth) acrylamide (A) is a main structural unit constituting the (meth) acrylamide copolymer of the present invention. When the (meth) acrylamide copolymer is a copolymer of (meth) acrylamide (A) and another monomer, (meth) acrylamide (A) is the remainder of the other monomers in the copolymer component. However, in order for the (meth) acrylamide copolymer to exhibit a sufficient paper strength effect as an internal additive for papermaking, the proportion of (meth) acrylamide (A) used in the copolymer component is at least 60 mol. % Is preferable. More preferably, it is 80 mol% or more. In addition, (meth) acrylamide means acrylamide and / or methacrylamide, and these can be used alone or in combination. From the economical aspect, it is better to use acrylamide alone. Hereinafter, in the present invention, (meta) has the same meaning.
[0013]
Examples of (meth) acrylamide-N-glycolic acid (B) include (meth) acrylamide-N-glycolic acid or salts thereof. Examples of the salt include alkali metal salts such as sodium salt and potassium salt, ammonium salt and the like.
[0014]
Moreover, as glyoxylic acids, glyoxylic acid or a salt thereof is preferable. In addition, as a salt, alkali metal salts, such as a sodium salt and potassium salt, ammonium salt, etc. are mentioned.
[0015]
In the case of producing a (meth) acrylamide copolymer by the method i), the ratio of the component (B) in the copolymer component is 0.5 to 20 mol%, and the method (ii) ( When producing a (meth) acrylamide copolymer, the ratio of the repeating unit represented by the general formula (1) in the obtained (meth) acrylamide copolymer is 0.5 to 20 mol%. Thus, glyoxylic acids are appropriately adjusted and used.
[0016]
Formula (2): in CH 2 = C (R 3) -CON (R 4) (R 5), the alkyl group of R 4, R 5, for example, a methyl group, an ethyl group, an isopropyl group, t -A butyl group etc. are mention | raise | lifted.
[0017]
In the component (C), a methyl group or a methylene group in the N-alkyl group acts as a chain transfer point, and many branched structures are introduced into the (meth) acrylamide copolymer without causing gelation. Specific examples of the component (C) include N, N-dimethyl (meth) acrylamide, N-methyl (meth) acrylamide, N-ethyl (meth) acrylamide, N-isopropyl (meth) acrylamide and Nt-butyl ( (Meth) acrylamide. Among these (C) components, N, N-dimethylacrylamide is preferable from the viewpoint of copolymerization and chain transfer.
[0018]
The component (D) (meth) allylsulfonic acid or a salt thereof has only one (meth) allyl group in the molecule and has a carbon-carbon double bond in addition to the (meth) allyl group. It has such. The component (D) is preferable from the viewpoint that the obtained (meth) acrylamide copolymer has a high molecular weight and particularly the stability of the monomer. Examples of the salt include alkali metal salts such as sodium salt and potassium salt, ammonium salt and the like.
[0019]
The proportion of the component (C) and component (D) used is 0.1 to 5 mol% in the copolymer component. By being 0.1 mol% or more, a branched structure can be effectively introduced into the acrylamide copolymer .
[0020]
Furthermore, the (meth) acrylamide copolymer of the present invention uses at least one vinyl monomer (E) selected from an ionic vinyl monomer, a nonionic vinyl monomer, and a crosslinkable vinyl monomer as a copolymerization component. it can. However, the components (A), (B), (C) and (D) are excluded from the vinyl monomer (E).
[0021]
The ionic vinyl monomer may be an anionic vinyl monomer when anionic properties are imparted to the resulting acrylamide copolymer, and a cationic vinyl monomer when cationic properties are imparted to the resulting copolymer. Can be used. When anionicity and cationicity are imparted to the resulting copolymer to make it amphoteric, both anionic vinyl monomers and cationic vinyl monomers may be used.
[0022]
Examples of the anionic vinyl monomer include α, β-unsaturated monobasic acids such as (meth) acrylic acid, crotonic acid and (meth) allylcarboxylic acid; α such as maleic acid, fumaric acid, itaconic acid and muconic acid. , Β-unsaturated dibasic acid; organic sulfonic acids such as vinyl sulfonic acid, styrene sulfonic acid, 2-acrylamido-2-methylpropane sulfonic acid, (meth) allyl sulfonic acid; or sodium salts of these various organic acids, Examples thereof include alkali metal salts such as potassium salts and ammonium salts. These anionic vinyl monomers can be used alone or in combination of two or more.
[0023]
Examples of the cationic vinyl monomer include N, N-dimethylaminoethyl (meth) acrylate, N, N-diethylaminoethyl (meth) acrylate, N, N-dimethylaminopropyl (meth) acrylamide, N, N-diethylaminopropyl ( Vinyl monomers having a tertiary amino group such as (meth) acrylamide, or salts of inorganic or organic acids such as hydrochloric acid, sulfuric acid, and acetic acid, or the tertiary amino group-containing vinyl monomer and methyl chloride, benzyl chloride, dimethyl And vinyl monomers containing a quaternary ammonium salt obtained by reaction with a quaternizing agent such as sulfuric acid or epichlorohydrin.
[0024]
In addition, the nonionic vinyl monomer is mainly used for imparting hydrophobicity to the acrylamide copolymer to be obtained, and can be used in combination with the ionic vinyl monomer in addition to being a copolymer component alone. . Examples of the nonionic vinyl monomer include alkyl esters of the anionic vinyl monomers (alkyl group having 1 to 8 carbon atoms), acrylonitrile, styrenes, vinyl acetate, and methyl vinyl ether.
[0025]
In addition, the crosslinkable vinyl monomer can be used in a small amount within a range not departing from the performance of the resulting acrylamide copolymer. Examples of the crosslinkable vinyl monomer include di (meth) acrylates such as ethylene glycol di (meth) acrylate, diethylene glycol di (meth) acrylate, and triethylene glycol di (meth) acrylate, methylene bis (meth) acrylamide, and ethylene bis (meth). Bis (meth) acrylamides such as acrylamide and hexamethylenebis (meth) acrylamide, divinyl esters such as divinyl adipate and divinyl sebacate, allyl methacrylate, diallylamine, diallyldimethylammonium, diallyl phthalate, diallyl chlorendate, divinylbenzene Bifunctional vinyl monomers such as N, N-diallylacrylamide, 1,3,5-triacryloylhexahydro-S-triazine, triallyl isocyanurate Trifunctional vinyl monomers such as triarylamine, triallylamine, tetramethylolmethane tetraacrylate, tetraallyl pyromellitate, N, N, N ′, N′-tetraallyl-1,4-diaminobutane, tetra Examples thereof include tetrafunctional vinyl monomers such as allylamine salt and tetraallyloxyethane, and N-methylolacrylamide. Among these crosslinkable vinyl monomers, 1,3,5-triacryloylhexahydro-S-triazine, triallyl isocyanurate, and the like are preferable.
[0026]
The proportion of the ionic vinyl monomer and nonionic vinyl monomer in the component (E) is usually about 35 mol% or less, preferably 30 mol% or less in the copolymer component. As the component (E), when anionicity is imparted to the copolymer, the anionic vinyl monomer is usually used in an amount of 1 to 20 mol%, preferably 2 to 15 mol% based on the total mole sum. . When imparting cationicity to the copolymer, the cationic vinyl monomer is usually used in an amount of 1 to 20 mol%, preferably 2 to 15 mol%, based on the total molar sum. In addition, when imparting amphotericity to the copolymer, the anionic vinyl monomer is usually 1 to 15 mol%, preferably 2 to 10 mol%, and the cationic vinyl monomer is 1 to 15 mol%, based on the total molar sum. Preferably, 2 to 10 mol% is used. Moreover, the usage-amount of the crosslinkable vinyl monomer in (E) component is 10 mol% or less in a copolymerization component. Preferably it is 5 mol% or less.
[0027]
When the (meth) acrylamide copolymer of the present invention is produced by the method i), it can be carried out by various conventionally known methods. For example, (A) component , (B ) component , (C) component , (D) component, and (E) component as needed , and water are charged into a predetermined reaction vessel, and a radical polymerization initiator is added and stirred. The desired water-soluble (meth) acrylamide copolymer can be obtained by heating under the following conditions. The reaction temperature is usually about 50 to 100 ° C., and the reaction time is about 1 to 5 hours. The reaction concentration (monomer concentration) can be usually about 10 to 40% by weight, and the polymerization can be carried out even at a high concentration. Moreover, the aqueous solution of the obtained copolymer can be used and stored without diluting even at high concentrations. In addition, the monomer can be charged by various conventionally known methods such as simultaneous polymerization and continuous dropping polymerization. As the radical polymerization initiator, a normal radical polymerization initiator such as a persulfate such as potassium persulfate or ammonium persulfate, or a redox polymerization initiator in the form of a combination of these with a reducing agent such as sodium bisulfite is used. it can. In addition, an azo initiator may be used in combination with the radical polymerization initiator. The amount of the radical polymerization initiator used is 0.05 to 2.0% by weight, preferably 0.1 to 0.5% by weight, based on the total weight of the monomers.
[0028]
In the production of the (meth) acrylamide copolymer of the present invention by a method of the ii), the polymerization process and in the same manner as (A), (C), optionally component (D), and optionally from Te (E) Ingredient, after producing (meth) acrylamide (co) polymer, which is reacted with glyoxylic acid. The reaction is usually carried out at about 40 to 100 ° C. for about 0.5 to 10 hours. The reaction of glyoxylic acids can be carried out simultaneously with the production of the (meth) acrylamide (co) polymer.
[0029]
Thus obtained (meth) acrylamide-based copolymer, drainage aids, from using as the internal添薬products such as paper strength agent, the weight average molecular weight of Ru 1.5 to 4 million der. In addition, the viscosity is preferably about 10,000 cps (25 ° C.) or less from the viewpoint of handleability. The paper additive of the present invention is adjusted to a solid content concentration of 10 to 40% by weight, but the viscosity can be adjusted to about 10,000 cps (25 ° C.) or less even when the solid content concentration is 40% by weight.
[0030]
【The invention's effect】
Since the internal additive for papermaking of the present invention contains the repeating unit represented by the general formula (1) in the (meth) acrylamide copolymer, the repeating unit derived from other anionic monomer components and In comparison, it shows good interaction with the sulfuric acid band added to the papermaking system. Therefore, the fixing property to pulp is high, and there are many contacts between pulp fibers, and various characteristic performances as an internal additive for papermaking such as a paper strength enhancing effect are exhibited. As a result, even under recent severe papermaking conditions, various effects excellent as internal additives such as a drainage improver and a paper strength enhancer can be achieved.
[0031]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples and comparative examples. All parts and percentages are based on weight unless otherwise specified.
[0032]
Comparative Example 1
A four-necked flask equipped with a stirrer, thermometer, reflux condenser and nitrogen gas inlet tube was charged with 234.6 parts of acrylamide, 9.8 g of acrylamide-N-glycolic acid and 960 parts of ion-exchanged water, and passed through nitrogen gas. Oxygen in the reaction system was removed. The system was brought to 40 ° C., and 0.25 parts of ammonium persulfate and 0.15 part of sodium hydrogen sulfite were added as a polymerization initiator with stirring. After raising the temperature to 90 ° C., the temperature was kept for 2 hours. After completion of the polymerization, 70 parts of ion-exchanged water was added to obtain a copolymer aqueous solution having a pH of 4.5, a solid content of 20.2%, and a viscosity (25 ° C.) of 9800 cps.
[0033]
Comparative Examples 2-4 , Examples 1-4, and Comparative Examples 5-9
In Comparative Example 1, various copolymers were carried out in the same manner as in Example 1 except that at least one of the types of components (A) to (E) or the use ratio thereof was changed as shown in Table 1. An aqueous solution was obtained. Table 2 shows the property values of the various aqueous copolymer solutions.
[0034]
[Table 1]
Figure 0004465561
[0035]
In the table, AM: acrylamide, AMG: acrylamide-N-glycolic acid, Gly: glyoxylic acid, SMAS: methallyl sulfonic acid soda, DMAA: N, N-dimethylacrylamide, AA: acrylic acid, IA: itaconic acid, DMAPAA: N, N-dimethylaminopropylacrylamide, DM: N, N-dimethylaminoethyl methacrylate, DM-BzQ: N, N-dimethylaminoethyl methacrylate / benzyl chloride quaternized product, DMAEA-BzQ: N, N-dimethylaminoethyl Acrylate / benzyl chloride quaternized product, AN: acrylonitrile. Also, * means that 10 mol% of AM 100 mol% was modified with Gly.
[0036]
[Table 2]
Figure 0004465561
[0037]
(Performance evaluation method 1)
L-BKP was beaten with a Niagara type beater and adjusted to 450 ml of Canadian Standard Freeness (C.S.F), sulfuric acid band was added to pulp 2.0% to pH 4.8, and then Example 1 to 9 or each copolymer aqueous solution obtained in Comparative Examples 1 to 5 was added with 0.5% of pulp as a paper strength enhancer and stirred, so that the pulp slurry concentration was 0.1%. The paper was diluted, paper-made with a tapi sheet machine to a basis weight of 150 g / m 2, and press dehydrated at 4 Kg / cm 2 for 2 minutes. Subsequently, it dried for 4 minutes at 105 degreeC with a rotary dryer, and 20 degreeC and 65% R. H. The sample was conditioned for 24 hours and then subjected to a paper quality test. The paper quality measurement method is as follows. Burst strength: Measured according to JIS P8112. Internal bond: JAPAN TAPPI Paper Pulp Test Method No. Measurement was performed according to 54. The results are shown in Table 3.
[0038]
[Table 3]
Figure 0004465561
[0039]
(Performance evaluation method 2)
A cardboard waste paper was beaten with a Niagara beater and adjusted to 420 ml of Canadian Standard Freeness (C.S.F). A sulfuric acid band was added to the pulp at 1.5% to a pH of 6.2. ~ 9 or each copolymer aqueous solution obtained in Comparative Examples 1-5 as a paper strength enhancer, 0.5% to pulp is added and stirred, and then diluted to a pulp slurry concentration of 0.1%. The paper was made with a tapi sheet machine to a basis weight of 150 g / m 2 and press dehydrated at 4 Kg / cm 2 for 2 minutes. Subsequently, it dried for 4 minutes at 105 degreeC with a rotary dryer, and 20 degreeC and 65% R. H. The sample was conditioned for 24 hours and then subjected to a paper quality test. The paper quality measurement method is as follows. Burst strength: Measured according to JIS P8112. Compressive strength: Measured according to JIS P 8126. The results are shown in Table 4.
[0040]
[Table 4]
Figure 0004465561
[0041]
(Performance evaluation method 3)
L-BKP was beaten with a Niagara-type beater, and 10% calcium carbonate was added to pulp adjusted to 450 ml of Canadian Standard Freeness (CSF), and 0.5% sulfate band was added to pulp. The pH is 7.2, and 0.5% of the pulp aqueous solution is added as a paper strength enhancer to each of the copolymer aqueous solutions obtained in Examples 5 to 9 or Comparative Examples 1 to 4, and the pulp slurry is stirred. The solution was diluted to a concentration of 0.1%, paper was made with a tapi sheet machine to a basis weight of 150 g / m 2, and press dehydrated at 4 Kg / cm 2 for 2 minutes. Subsequently, it dried for 4 minutes at 105 degreeC with a rotary dryer, and 20 degreeC and 65% R. H. The sample was conditioned for 24 hours and then subjected to a paper quality test. The paper quality measurement method is as follows. Burst strength: Measured according to JIS P8112. Internal bond: JAPAN TAPPI Paper Pulp Test Method No. Measurement was performed according to 54. The results are shown in Table 5.
[0042]
[Table 5]
Figure 0004465561

Claims (4)

一般式(1)
Figure 0004465561
(式中RはHまたはCH、RはH、Na、K、NHを示す)で表される繰り返し単位を0.5〜20モル%含んでなる、重量平均分子量が150万〜400万の(メタ)アクリルアミド系共重合体を含有してなる製紙用内部添加剤であって、該(メタ)アクリルアミド系共重合体が、共重合体成分として、一般式(2):CH=C(R)−CON(R)(R)(RはHまたはCH、RはHまたは炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、RはHまたは炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基を示す)で表されるN−置換(メタ)アクリルアミド類(C)および(メタ)アリルスルホン酸若しくはその塩(D)をいずれも0.1〜5モル%の使用割合で有する共重合体である、製紙用内部添加剤を、硫酸バンドを含むパルプスラリーに添加し、抄造することを特徴とする紙の製造方法。
General formula (1)
Figure 0004465561
(Wherein R 1 represents H or CH 3 , R 2 represents H, Na, K, NH 4 ), and 0.5 to 20 mol% of a repeating unit represented by weight average molecular weight of 1,500,000 to An internal additive for papermaking containing 4 million (meth) acrylamide copolymer, wherein the (meth) acrylamide copolymer is represented by the general formula (2): CH 2 ═C (R 3 ) —CON (R 4 ) (R 5 ) (R 3 is H or CH 3 , R 4 is H or a linear or branched alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, R 5 is H or N-substituted (meth) acrylamides (C) and (meth) allylsulfonic acid or a salt thereof (D) each represented by a C 1-4 linear or branched alkyl group) are each 0. The inside of papermaking, which is a copolymer having a use ratio of 1 to 5 mol% The additive was added to the pulp slurry containing aluminum sulfate, process for manufacturing paper, which comprises papermaking.
(メタ)アクリルアミド系共重合体が、(メタ)アクリルアミド(A)、(メタ)アクリルアミド−N−グリコール酸類(B)、ならびに、N−置換(メタ)アクリルアミド類(C)および前記(メタ)アリルスルホン酸若しくはその塩(D)を共重合して得られ、かつ、該(C)成分および該(D)成分の使用割合がいずれも0.1〜5モル%である共重合体である請求項1記載の製造方法。(Meth) acrylamide copolymers are (Meth) acrylamide (A), (Meth) acrylamide-N-glycolic acids (B), N-substituted (Meth) acrylamides (C) and (Meth) allyl A copolymer obtained by copolymerizing a sulfonic acid or a salt thereof (D), wherein the component (C) and the component (D) are both used in an amount of 0.1 to 5 mol%. Item 2. The production method according to Item 1. (メタ)アクリルアミド系共重合体が、(メタ)アクリルアミド(A)、ならびに、N−置換(メタ)アクリルアミド類(C)および前記(メタ)アリルスルホン酸若しくはその塩(D)から製造され、かつ、該(C)成分および該(D)成分の使用割合がいずれも0.1〜5モル%であるポリ(メタ)アクリルアミドにグリオキシル酸類を反応させて得られるものである請求項1記載の製造方法。A (meth) acrylamide copolymer is produced from (meth) acrylamide (A) and N-substituted (meth) acrylamides (C) and the (meth) allylsulfonic acid or a salt thereof (D); 2. The production according to claim 1, which is obtained by reacting glyoxylic acid with poly (meth) acrylamide whose use ratio of the component (C) and the component (D) is 0.1 to 5 mol%. Method. (メタ)アクリルアミド系共重合体が、共重合成分として、さらにイオン性ビニルモノマー、ノニオン性ビニルモノマーおよび架橋性ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種のビニルモノマー(E)(但し、(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分を除く)を有する共重合体である請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。The (meth) acrylamide copolymer is at least one vinyl monomer (E) selected from an ionic vinyl monomer, a nonionic vinyl monomer and a crosslinkable vinyl monomer as a copolymerization component (provided that the component (A), The production method according to any one of claims 1 to 3, which is a copolymer having (B) component, (C) component and (D) component excluded).
JP07881599A 1999-03-24 1999-03-24 Internal additive for papermaking and paper manufacturing method Expired - Lifetime JP4465561B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07881599A JP4465561B2 (en) 1999-03-24 1999-03-24 Internal additive for papermaking and paper manufacturing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07881599A JP4465561B2 (en) 1999-03-24 1999-03-24 Internal additive for papermaking and paper manufacturing method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000273790A JP2000273790A (en) 2000-10-03
JP4465561B2 true JP4465561B2 (en) 2010-05-19

Family

ID=13672350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07881599A Expired - Lifetime JP4465561B2 (en) 1999-03-24 1999-03-24 Internal additive for papermaking and paper manufacturing method

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4465561B2 (en)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5609253B2 (en) * 2010-05-13 2014-10-22 星光Pmc株式会社 Paperboard manufacturing method
CN102808354A (en) * 2011-05-30 2012-12-05 星光Pmc株式会社 Method for manufacturing paperboard
WO2017073355A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 ハリマ化成株式会社 Polyacrylamide resin, papermaking additive and paper
JP7332100B2 (en) * 2019-04-16 2023-08-23 ハイモ株式会社 Papermaking paper strength agent

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000273790A (en) 2000-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015052194A (en) Paper durability promoters, paper obtained by the same and manufacturing method of paper
CN112601860A (en) Additive for papermaking, paper and method for producing paper
JP4238945B2 (en) Paper additive and paper manufacturing method
JP4465561B2 (en) Internal additive for papermaking and paper manufacturing method
JP3487059B2 (en) Papermaking additives
JP3575018B2 (en) Papermaking additives
JP4288541B2 (en) Paper manufacturing method
JP2979741B2 (en) Manufacturing method of papermaking additives
JP4549526B2 (en) Method for producing paperboard
JP2000212229A (en) Additive for paper-making and its preparation
JP3102107B2 (en) Papermaking additives
JPH0790797A (en) Additive for papermaking
JP3125409B2 (en) Additives for papermaking and method for producing the same
JP4427692B2 (en) Method for producing internal paper strength agent for papermaking
JP3648735B2 (en) Paper additive and paper manufacturing method
JP3109194B2 (en) Papermaking additives
JPH0782689A (en) Additive in paper-making
JP3109195B2 (en) Papermaking additives
JP2001020198A (en) Papermaking additive
JP3089747B2 (en) Manufacturing method of papermaking additives
JP5024719B2 (en) Paper manufacturing method
JPH11286900A (en) Binder for fiberboard, fiberboard and its production
JP3109193B2 (en) Papermaking additives
JP2001279599A (en) Paper-making method
JPH10131086A (en) Additive for papermaking and production of paper

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100128

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term