JP4417581B2 - 皮膚バリアー機能の向上を促進させる方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚バリアー機能の向上を促進させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年アトピー性皮膚炎等皮膚バリアー機能の低下を伴う皮膚疾患が増加している。また、精神的ストレスや生活環境下での肌荒れ等により皮膚が変調をきたし、皮膚バリアー機能を低下させるケースも近年多くなっている。さらに、整形外科手術、火傷手術の際に、移植皮膚を用いるッケースがあるが、移植により皮膚バリアー層の形成が不充分であるために皮膚バリアー機能が低い、または移植により皮膚バリアー機能が低下したりしている。以上のようにいろいろな形をとおして皮膚バリアー機能が低いといった問題を多くかかえている。
【0003】
これらの低下した皮膚バリアー機能は自然に回復することも充分考えられるが、例えば皮膚疾患の場合は主としてステロイドによる抗炎症や保湿による積極的な臨床的治療が行われている。しかしながら、特に、前者においては副作用が知られており、かつバリアーそのものの改善につながらず、外用の中止によるリバウンドも知られている。以上から、皮膚バリアー機能の向上を安全に促進させる技術の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、皮膚バリアー機能の向上を促進させる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、皮膚バリアー機能が低い皮膚に負の電位を負荷すると皮膚バリアー機能の向上が促進することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、皮膚バリアー機能が低い特異的皮膚に負電位を負荷することにより、前記特異的皮膚の皮膚バリアー機能の向上を促進させる方法である。
【0007】
本発明においては、電位発生器の負電位側に接続された導体の端に付けられた電極板を皮膚バリアー機能が低い特異的皮膚の処置部位に接触させ、前記特異的皮膚に負電位を負荷し、同時に前記電位発生器の正電位側に接続され、かつ接地された導体の端に設けられた電極板を前記特異的皮膚の処置部位とは別の部位に接触させ、前記別部位を0電位とすることにより、特異的皮膚の皮膚バリアー機能の向上を促進させることができる。
【0008】
本発明においては、前記負電位は直流で−1.5〜−0.5Vであることが好ましい。
【0009】
前記特異的皮膚は、疾患、ストレスまたは肌荒れのいずれかによって損傷を受けている皮膚、移植皮膚、培養系人工皮膚等であることができる。また、前記疾患の代表的なものはアトピー性皮膚炎である。
【0010】
なお、皮膚バリアー機能低い肌とは、皮膚疾患、精神的ストレス、肌荒れ等により皮膚バリアー機能が低下した肌、移植皮膚で皮膚バリアー層の形成が充分でないため皮膚バリアー機能が低いまたは移植によって皮膚バリアー機能が低下した肌等をいう。したがって、本発明における促進方法は、皮膚バリアー機能が低下した肌に対しては回復を、皮膚バリアー機能が低い肌に対しては向上を促進する方法を含有する。
【0011】
なお、本発明では皮膚バリアー機能の向上という言葉を前記皮膚バリアー機能の回復も含めた言葉として用いている。
【0012】
本発明の方法によれば、皮膚バリアー機能が低い特異的皮膚に負の電荷を負荷することにより、皮膚バリアー機能の向上を促進させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の方法を実施するための装置の一例とこれを用いた処置の一例を示す簡略図である。図1に示すように、装置は、電位発生器1と、この電位発生器1からの負電位を皮膚7の皮膚処置部位71に負荷させるための電極板(A)2と、前記電位発生器1からの正電位を前記処置部位71とは異なる部位72の皮膚に接触させる電極板(B)3とから構成されている。
【0014】
電位発生器1の負電位側は、導線4により電極板(A)2に接続され、また、電位発生器1の正電位側は、導線5により電極板(B)3に接続されると共に導線6により接地されている。電位発生器1は、例えば、交流電圧を変圧すると同時に直流に変換し、自在の直流電圧とすることができる機能を有する。また、電極板(A)、(B)は特に限定されないが、例えば2×2cmの板であり、金、炭素等のように皮膚に溶出しない物質または生理食塩水ゲル等生体に影響を及ぼさない物質でできているものが好ましく用いられる。
【0015】
特異的皮膚への処置に際しては、電極板(A)2を皮膚処置部位に直接接触し、一方電極板(B)3を処置部位とは異なる部位の皮膚に接触させて、電位発生器1から、この電極板(A)2を通して負電位を皮膚処置部位に負荷する。前記負電位は通常直流で−0.5V程度で充分であり、−1.5〜−0.5Vの範囲が好ましい。また、負荷する時間は対象となる皮膚または処置の目的等によって異なるので一概に限定できないが、本発明の方法は皮膚に対して負担が少ないので長時間処置しても問題ない。
【0016】
本発明に適用できる前記特異的な皮膚としては、疾患、ストレス、肌荒れ等のいずれかにより損傷を受けた皮膚、移植皮膚、培養系人工皮膚等が挙げられる。前記ストレスとしては、精神的ストレス、ばい煙、たばこ等によるいわゆる環境ストレス、日光等による紫外線ストレス等が挙げられる。
【0017】
前記疾患皮膚としては、アトピー性皮膚炎による皮膚等が挙げられる。これらの損傷を受けた皮膚は皮膚バリアー機能が通常の皮膚に比べて低下している。
【0018】
前記培養系人工皮膚は、生体より単離された皮膚の細胞から、細胞培養技術を用いて、皮膚構造を再構築させたものであり、表皮層と真皮層よりなる多細胞層の構造物、あるいは、表皮層のみの多細胞層の構造物である。表皮層は、表皮細胞層が積み重なった構造を有し、基底細胞層、有棘細胞層、顆粒細胞層、角質層よりなる。培養系人工皮膚は例えばヒト繊維芽細胞をコラーゲンゲル内で培養し、ゲルが収縮した時点でそのゲル上にヒト角化細胞を播種、培養して調製される。培養によって得られた人工皮膚は皮膚バリアー層の形成は不完全であり皮膚バリアー機能は低い。
【0019】
また、移植皮膚は、皮膚バリアー層の形成が不充分であり、皮膚バリアー機能が低いまたは移植によって皮膚バリアー機能が低下している。
【0020】
本発明の皮膚バリアー機能向上促進法には、ヒト以外にラット、モルモット、ウサギ等の動物にも適用できる。
【0021】
皮膚バリアー機能は、経皮水分蒸散量(以下、TEWLという)を指標とすることによっ測定できる。TEWLの測定は、エバポリメーター、テヴァメーター、ミーコ水分測定機などの市販の機器によって従来公知の一般的な方法で行うことができる。
【0022】
本発明方法によれば、皮膚バリアー機能の向上を促進することができるので、医療または化粧の分野で有用である。さらに、この方法により従来から皮膚バリアー機能向上方法として知られている公知の技術を併用することによってさらに向上を促進させることができる。例えば、香料の吸入と併用することによりその効果はさらに促進できる。
【0023】
【実施例】
以下、具体的な実施例を挙げ、本発明をさらに説明する。
【0024】
(実施例1)
図1に示した装置を使用し、ヘアレスマウス皮膚における皮膚バリアー機能の回復度をTEWLの値から測定した。すなわち、7〜10週齢のヘアレスマウス(HR−1、星野社)を用い以下のように行った。ヘアレスマウスは実験前少なくとも4日は22〜25℃、40〜70%の部屋に置かれたケージ内で一匹ずつに分けて飼育された。そのヘアレスマウスの左右両側のわき腹2ヵ所の測定部位の皮膚のTEWLを水分分析器(ミーコ社製)で測定した(皮膚バリアー機能低下処理直前のTEWL値をAとする。)。次いで、該ヘアレスマウスの測定部位の皮膚を綿に浸したアセトンをTEWLが約7〜10mg/cm2/hになるまで塗布して皮膚バリアー機能を低下させ、そのときのTEWLを測定した(皮膚バリアー機能低下処理直後のTEWL値をBとする。)。同時に、ヘアレスマウスの左右両側のわき腹の同個所にそれぞれ図1に示した装置の金製電極板(A)及び(B)(2×2cm)を接触させた。そして、ヘアレスマウスの金製電極板(A)を接触させたわき腹に−0.5Vの電圧を負荷した。その負荷は1時間にわたって継続した。上記皮膚バリアー機能を低下させた時点(TEWL値Bの時)から1、3,6時間後にそれぞれ同個所のTEWLを測定した(皮膚バリアー機能低下処理の時点から一定時間後のTEWL値;C)。以上から、皮膚バリアー機能回復率は以下の式で算出した。
【0025】
皮膚バリアー機能回復率(%)=(B−C)/(B−A)×100
A:皮膚バリアー機能低下処理直前のTEWL値
B:皮膚バリアー機能低下処理直後のTEWL値
C:皮膚バリアー機能低下処理から一定時間後のTEWL値
【0026】
さらに、比較として測定皮膚部位に電位を負荷させない場合、+0.5Vの電位を負荷させて同様にTEWLを測定した。各TEWL値から求めた皮膚バリアー機能回復率の結果を図2に示した。[縦軸;皮膚バリアー機能回復率(%)、横軸;時間]結果のグラフはそれぞれヘアレスマウス8匹の平均値を示している。
【0027】
図2に示されたように、−0.5Vの直流電圧の負荷を1時間かけたヘアレスマウスの皮膚バリアー破壊後の回復率が顕著に改善されたことが分かる。
【0028】
また、上記−0.5Vの負荷を1時間かけた後の電子顕微鏡写真を図3のAに示した。これによると、細胞間脂質の存在が顕著に見られ(矢印部分)、該細胞間脂質の形成(再生)が負電位の負荷によって促進されていることも確認された。また、比較のために同時点での+0.5Vの負荷、電位無負荷の電子顕微鏡も観察し、その写真をそれぞれ図3のB、Cに示した。B、Cにおいては、いずれも細胞間脂質が存在しない。
【0029】
さらに、皮膚組織中イオン分布の観察から、負電位の負荷によってバリアー機能維持に必須のカルシウム、マグネシウムイオンの濃度が皮膚表面で高くなっているのが観察された。この結果から負電位の負荷により、これらのイオンの動態が調整されること、その結果としてバリアー回復促進がもたらされたと考察される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明方法によれば、皮膚バリアー機能が低下した肌、あるいは皮膚バリアー機能が低い肌に対して優れた機能向上促進効果が得られ、皮膚バリアー機能が低下あるいは低いことが原因の皮膚疾患を改善するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる皮膚バリアー機能の向上促進法に用いるための装置の例とこの装置を用いた処置の例を示す簡略図である。
【図2】本発明の方法によって皮膚バリアー機能の回復率を測定した例を示すグラフである。
【図3】実施例1において細胞間脂質の形成を示した電子顕微鏡写真及びその比較となる電子顕微鏡写真である。
【符号の説明】
1…電位発生器
2…電極板(A)
3…電極板(B)
4、5、6…導線
7…皮膚
71…皮膚処置部
72…皮膚処置部とは異なる部位
Claims (4)
- 電位発生器と、該電位発生器の負電位側に接続された導線の端に付けられた、皮膚バリアー機能が低い特異的皮膚に接触され、前記特異的皮膚に直流で−1.5〜−0.5Vの負電位を負荷するための電極板と、前記電位発生器の正電位側に接続され、かつ接地された導線の端に設けられた、前記特異的皮膚とは別の部位の皮膚に接触され、前記別部位の皮膚を0電位とするための電極板とを備えた前記特異的皮膚の皮膚バリアー機能の向上を促進させる装置。
- 特異的皮膚が移植皮膚又は培養系人工皮膚である請求項1記載の皮膚バリアー機能の向上を促進させる装置。
- 請求項1記載の装置を用いた美容方法(医療行為を除く)。
- 請求項2記載の装置を用いた移植皮膚又は培養系人工皮膚の作成方法。
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