JP4386600B2 - Bucket wing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として除雪作業に使用して効果的なバケットのウイング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、降雪によって道路など交通の障害となる区域での除雪作業を行うには、例えばホイルローダにて路面に積もった雪を掻き取って、所要個所に運んで排除する除雪作業が行われている。このような除雪作業に際しては、小回りのきくミニホイルローダによって除雪作業することが多く、作業の効率を上げるため、通常の土砂用バケットより大きい除雪用のバケットを使用することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このミニホイルローダは、道路交通法規の関係から装着されるバケットの幅を、一般に小型特殊自動車の制限を受ける全幅1.7m以下、言換えると、1.7mを超えない寸法に設定されている。ところが、ミニホイルローダでも中クラスのものでは、タイヤの外側間の幅寸法が1.7mに近づくため、バケットと車両のタイヤ幅との差がなくなり、バケットで雪を押す際に、バケットから溢れた雪をタイヤが踏んでしまうことになる。そのために、車体が持上げられて揺れるので、車体とともにバケットの姿勢も変動して掻き取りが正常に行えなくなって除雪した路面がきれいにならないという問題が生じる。
【0004】
また、道路などを除雪する際に塀際などは、車両(ミニホイルローダ)のタイヤが塀などに近づくことから、作業が行ない難いというような問題点がある。このようなことから、前述のバケットと車両のタイヤ間幅との問題を解決するには、バケットの幅を広げることがもっとも好ましい解決策であるが、こうすると、前述のように、1.7m以上の幅寸法のバケットを使用することになるので、小型特殊自動車の規制範囲外になって大型特殊自動車となり、ユーザにとって税制面でコストアップとなる。
【0005】
また、関連する技術として、所定寸法に作成されたバケットの側面部に増量板を付設して、既成バケットの容積を増加させるようにするものが、特開2000−55754号公報によって開示されている。この公報に開示されているものは、図7に示されるように、既成の掘削バケット100の両側部に、別途増量板101(片側のみ図示されている)を、その下側縁部101aを複数のボルト103で締結することにより、そのバケット100の開口部102を両側に広げると同時に高くして、容積を拡大できるものである。その添着される増量板101は、バケット100の外側面より外側に広がると同時に高くなるように形成されていて、しかもバケット100の掘削爪105の取付け側に、並んで掘削爪106が付加されるようにされており、バケット100の側面部に取付ける際、位置決めが容易なように、バケット本体側に係合ピン107を取付け、増量板101側にその係合ピン107に係合する切欠き部108を有する取付け板109を設けて、係合ピン107と切欠き部108の係合によって位置決めできるようにしてボルト103による締結を容易にする構造になっている。また、その増量板101の後端部には砂留板110が付され、バケット100の側部に広がるスペースで掬い込んだ土砂を確実に受け入れられる構造になっている。
【0006】
このような構成のバケット容積増量装置は、既成のバケット100の容積を拡大して掘削時のバケットへの土砂取り込み容量を増加できることに付いては効果的である。しかしながら、その容積増量装置は使用に際して掘削機能を付加させるために固定状態にする必要がある関係でボルト103により締結されており、着脱を容易にする位置決め機構を備えているが、その使用形態から固定する構成が必要で、掘削バケットにおいてのみ有効なものである。したがって、このような技術が開示されているとしても、これを本願で対象としている除雪用のバケットにそのまま適用するには問題がある。
【0007】
本発明は、前述のような問題に鑑みてなされたもので、除雪作業時にのみ最適な状態にバケットと協働して機能し、作業外では作動しないようにされる構成のバケットのウイング装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前述された目的を達成するために、本発明によるバケットのウイング装置は、
バケットの両側面に基部を枢支されるサイドウイングが、バケットのカッティングエッジより前に突出すようにしてそれぞれ設けられ、
前記サイドウイングには、前記基部に連なる中間部の前部に翼部が設けられ、これら翼部から中間部の上縁に、内側に傾斜するガイド片が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、ミニホイルローダなど作業車両に装着して除雪作業を行うに際し、積雪部に対してバケットを押し込んで雪をバケット内部に掬い込むときに、バケットの両側ではカッティングエッジよりも前方位置に突出すように設けられている両側のサイドウイングが積雪部に切り込んで、バケットの前面にある積雪をそのままバケット内に掻き込むことができ、掻き込み時に雪が左右両側へこぼれるのを防止できる。したがって、後続する車両のタイヤによって雪を踏みつける状態を解消でき、従来、路面(地面)上にこぼれた雪をタイヤが踏むことによって車体が傾いてゆれが生じ、その際にバケットの姿勢が変わることで、雪の掻き取りが変則的になって残雪が生じていたのを、常時正しい姿勢で掻き取りが行えることにより、きれいに処理できるという効果が得られる。また、サイドウイングを塀際に沿うように姿勢を整えれば、塀際にある雪も除去できることになり、作業性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明によれば、翼部から中間部の上縁に、内側に傾斜するガイド片が設けられているので、サイドウイングを前方に向けて突出させた状態にすると、サイドウイングの上縁からバケットの側板縁部までの区間をガイド片で囲うことで、切り込んだ雪をバケット内側に導いて、バケットの前進によって掬い込んだ雪がサイドウイングの上側から溢れ出して外側にこぼれるのを防止でき、後続のタイヤによってこぼれた雪を踏みつける現象が確実に防止できる効果がある。
【0011】
前記第1発明において、バケット両側面に付設されるサイドウイングは、その基部においてフリーの状態に枢支されているのがよい(第2発明)。こうすると、除雪作業時にバケットのカッティングエッジを立てて作業を行うに際しても、サイドウイングは自重によってその先端部が作業基準面である道路面(地面)に向かって変位し、雪かきの先導役を果たすことができ、カッティングエッジの姿勢にかかわりなく前述の掻き取り機能を発揮させることができる。また、万一路面に突起部などが存在して、これにサイドウイングが接触しても、基部でフリーに枢支されているので先端が持上げられて損傷するのを防止できるという利点がある。
【0012】
また、前記サイドウイングには、枢支部を基準にして回転できる範囲内で複数の位置にて固定できる位置決め手段が設けられているのがよい(第3発明)。こうすることで、作業の状況あるいは作業車両の移動時にサイドウイングをカッティングエッジより前側に突き出させることなく上方に持ち上げて格納位置に固定させることができ、作業以外の状態では固定されて支障を来さないようにすることができる。また、サイドウイングの突出し回転角度を変更して作業状況に対応させることが可能になる。
【0013】
また、前記サイドウイングは、バケットの側面部に対して枢支部において着脱可能に設けられるのがよい(第4発明)。また、前記サイドウイングは、既存のバケットの側板面にボスを取付けることにより、アドオン可能にされるのがよい(第5発明)。サイドウイングは、バケットに対してその左右両側に独立して付設できる構造であるから、基部の枢支部分において着脱可能な構造としても作業時における機能に影響を与えない。したがって、作業現場まで作業車両(ミニホイルローダなど)を走行移動させるときには、バケットに装着せず、作業現場でのみサイドウイングを装着して除雪するようにすれば、従来同様に走行して移動させることができる。また、アドオン構造にできるので、従来既存のバケットでも簡単に改造して、除雪機能を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明によるバケットのウイング装置の具体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0015】
図1には、本実施形態のウイング装置を付設されたバケットを装備したミニホイルローダの全体外観斜視図が示されている。図2にはサイドウイングを付設された除雪用バケットの平面図が、図3には図2のバケット側面図が、図4には一方のサイドウイングを拡大して表わす正面図(a)と、正面図のA−A視図(b)および枢支部の断面図(c)が、それぞれ示されている。
【0016】
この実施形態のバケットのウイング装置10は、主として除雪用バケット(以下、単にバケット5という)に装着され、例えば図1に示されるように、そのバケット5がミニホイルローダ1のリフト装置2に取付けられることにより、除雪のために、雪の掻き取り・掬い込み作業を効果的に行えるようにされている。
【0017】
このバケット5のウイング装置10は、バケット両側板5a,5aの外側に、サイドウイング11,11が対称に付設され、使用時にはそのサイドウイング11,11を図3に示されるように、バケット5の先端縁5bに付設されているカッティングエッジ6よりも前に突出されるようにして、使用しないときには回転させて上方に向け、格納できるようにされている。
【0018】
このサイドウイング11は、適宜厚さの鋼板製で、基部12を、前記バケット5の側板5aに溶接されたボス部7で外向きに突出した軸部7aに、枢支穴12aを嵌め合わせて、押え円板14で外れないように止められて回転可能に支持されており、前部に切り込むと同時に雪をバケット開口部に寄せ込むように機能する翼部13が、前記基部12に連なる中間部12′から所要寸法外向きに離れて先端部を屈曲連接部分13aの延長線Lより内側になるように屈曲形成されている。なお、その翼部13と中間部12′との屈曲連接部分13aは、図4(a)で示されるように、その中間部12′との連接側屈曲部13bが使用状態でのバケット開口部の側縁にほぼ沿うように下側から上側へ傾斜して屈曲され、前記翼部13との連接屈曲部13cを前記中間部12′との連接側屈曲部13bとほぼ平行するように屈曲形成され、翼部13によって切り込まれた雪をバケット開口部に導くガイドとなるようにされている。また、翼部13の上下先端コーナ部は丸みを付けて切り込み時に破損しないようにされている。図中符号14aは押え円板14を軸部7aに固定するボルトである。
【0019】
このように形成されるサイドウイング11は、さらにその上縁部(使用状態において)に、翼部13から中間部12′までの区間の上部にて内側に傾斜するガイド片15が付設され、また、下縁部の後半を切込んで段部16を設けて、この段部16がバケット5の下端側部に突出した突片5cと係合するとサイドウイング11をそれ以下に回動しないようにする係合部とされている。
【0020】
また、サイドウイング11の基部12端部には、位置決め手段としての位置決めピン挿入部17が半径方向に突出して設けられている。そのピン挿入部17は基部12を枢支する軸部7a(枢支穴12a)の軸線に平行して設けられて、このピン挿入部17からバケット5の側板5aに設けられた位置決め固定部18の位置決めネジ穴に位置決めピン20の先端部をねじ込むことによってサイドウイング11を固定することができるようにされている(図5参照)。
【0021】
このように構成されるウイング装置10を備えたバケット5は、これを図1で示すように、ミニホイルローダ1のリフト装置2における操作リンクに背面の取付け部8,8,8aを接続して装着し、除雪作業に供する。なお、前記取付け部8,8,8aについては周知の構造である。
【0022】
作業現場において除雪を行うに際して、バケット5の両側に設けられたウイング装置10を作業状態にするには、サイドウイング11をそれぞれその翼部13が前向きになるように位置させる。すると、サイドウイング11の先端部、すなわち翼部13がバケット5のカッティングエッジ6よりも前側部に位置する姿勢となる(図3参照)。この状態で除雪しようとする積雪に向ってバケット5を前進させると、左右のサイドウイング11,11の翼部13が雪に切り込んで前進することにより、バケット5の開口部より幅広く積雪を切り込み、サイドウイング11,11によって切り込まれる雪が翼部13に連なる屈曲連接部分13aによって掬い上げられると同時に、上側に位置するガイド片15によってバケット5の内部に掻き寄せられる。その結果、バケット5によって掬い取られる雪は両側のサイドウイング11,11以内の幅で掻き取られてバケット5に確実に掬い込まれるので、後続するミニホイルローダ1のタイヤ3,3の踏み面位置にこぼれることなく除雪できるのである。
【0023】
したがって、除雪中の雪のこぼれが発生しないことから、車体が傾いたり揺れることがなく、正常な姿勢で除雪できるので、除雪面をきれいに処理できることになる。また、塀際に積もった雪を除去するにも、タイヤの走行位置からウイング装置10の装着位置が幅方向に突出した状態となるので、その状態を保たせて除雪すれば、雪を残さずに除去できることになる。また、バケットの両側にウイング装置10を設けることで、当然のことながら掻き取り量を多くして作業効率を高めることができる。
【0024】
また、ウイング装置10におけるサイドウイング11は、左右いずれもその基部12において、バケット5の側板5aに対し軸部7aにてフリーの状態で支持されているので、除雪作業に際して除雪面(地面)に凹凸があって、例えば突起物と接触した場合には最先の翼部13部分が上向きに持上げられて回避できることになり、破損を免れる。したがって、長期使用に供することができる。
【0025】
また、除雪作業に際して、カッティングエッジ6を立てた状態で作業する場合には、図6に示されるように、サイドウイング11がその先端部の翼部13を前方に位置させて、やはり積雪に対する切り込み姿勢を維持することができる。なお、積込みのためにリフト装置2によってバケット5が持上げられるときには、サイドウイング11の下縁部に設けられた段部16とバケット5側の突片5cとの係合によってサイドウイング11の垂れ下がりが阻止され、次の作業に支障を来すことはない。
【0026】
ミニホイルローダを走行させて移動するに際しては、サイドウイング11を上向きに回転させ、図6に二点鎖線で表わすように格納位置まで移動させ、その後にバケット側部に設けた位置決め固定部18の位置決めネジ穴18aに位置決めピン20の先端ネジ部20aをねじ込むことにより当該位置に固定して格納することができる。こうすると、走行時にウイング装置10は全く機能しないので、通常のバケット5と同様に処置できる。なお、必要に応じて枢支されている軸部で、ボルト14aによる押え円板14の締結を解いて分解すれば、サイドウイング11を簡単に取外すことができる。
【0027】
上述したように、本実施形態のウイング装置10は、除雪用のバケット5の側板に簡単な構成で付設して除雪作業を効果的に行えるものである。したがって、既存の除雪バケットの側板に前述の枢支用の軸部7aを備えるボス部7を用意して、これを所定の位置に溶接すれば、サイドウイング11の装着ができるので、従来のバケットを機能性の高い除雪バケットとして活用することを可能にできることになる。
【0028】
また、サイドウイング11の格納時における位置決め手段としては、図6に鎖線a,a′で示されるように、サイドウイング11の中間部適所にピン挿入部(17)を配置して、バケット5の側板5aの上部に位置決めピンによる固定部(18)を設けるようにして固定することもできる。またさらに、必要ならば、バケットの側板5aに、図5に示すように、サイドウイング11の基部位置側方に、その位置決め用のピン挿入部17に対応して、適宜回転角で複数の固定ネジ穴19a,19bを有する固定ブロック19を付設しておけば、サイドウイング11をその所定回転角位置の固定ネジ穴で位置決めピン20により固定して、除雪作業に応じてサイドウイング11の翼部13下端を地面から浮き上がらせて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態のウイング装置を付設されたバケットを装備したミニホイルローダの全体外観斜視図である。
【図2】図2は、サイドウイングを付設された除雪用バケットの平面図である。
【図3】図3は、図2のバケット側面図である。
【図4】図4は、一方のサイドウイングを拡大して表わす正面図(a)と、正面図のA−A視図(b)および枢支部の断面図(c)である。
【図5】図5は、サイドウイングの位置決め手段を表わす図で、(a)は正面図、(b)は位置決めピンによる固定状態を示す断面図である。
【図6】図6は、バケットのエッジを立てた状態での使用態様と、サイドウイングを格納した状態を併記した図である。
【図7】図7は、従来技術のバケット容量の増量を図る態様を表わす図である。
【符号の説明】
1 ミニホイルローダ
2 リフト装置
3 タイヤ
5 バケット
5a バケットの側部
5b バケットの先端部
6 カッティングエッジ
7 ボス部
10 ウイング装置
11 サイドウイング
12 サイドウイングの基部
12a 枢支穴
13 翼部
13a 屈曲連接部分
14 押え円板
15 ガイド片
16 段部
17 ピン挿入部
18 位置決め固定部
19 固定ブロック
20 位置決めピン[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bucket wing device that is effective mainly for snow removal work.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to perform snow removal work in areas where traffic is hindered due to snowfall, for example, snow removal work is carried out by scraping off snow accumulated on the road surface with a wheel loader and transporting it to a required location. In such snow removal work, snow removal work is often carried out with a small wheel loader, and in order to increase work efficiency, a snow removal bucket larger than a normal earth and sand bucket is often used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this mini wheel loader, the width of the bucket mounted due to road traffic regulations is generally set to a size of 1.7 m or less, which is generally limited by a small special vehicle, in other words, a size not exceeding 1.7 m. Yes. However, in the middle wheel loader of the mini wheel loader, the width between the outer sides of the tires approaches 1.7m, so there is no difference between the bucket and the vehicle tire width, and the bucket overflowed when pushing snow with the bucket. The tire will step on the snow. For this reason, since the vehicle body is lifted and shakes, the posture of the bucket also fluctuates together with the vehicle body, so that there is a problem that the scraped road surface cannot be properly cleaned and the road surface after snow removal is not clean.
[0004]
Further, when snow is removed from a road or the like, there is a problem that it is difficult to perform work because the tire of a vehicle (mini wheel loader) approaches the bag. For this reason, in order to solve the above-described problem between the bucket and the width between tires of the vehicle, it is the most preferable solution to widen the width of the bucket. Since the bucket having the above width is used, it becomes out of the regulation range of the small special vehicle to become a large special vehicle, which increases the cost in terms of tax for the user.
[0005]
Further, as a related technique, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-55754 discloses a technique in which an increase plate is attached to a side surface portion of a bucket made to have a predetermined size so as to increase the volume of an existing bucket. . As disclosed in this publication, as shown in FIG. 7, a plurality of additional plates 101 (only one side is shown) are provided on both sides of an existing
[0006]
The bucket volume increasing device having such a configuration is effective in that the capacity of the existing
[0007]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and provides a bucket wing device configured to function in cooperation with a bucket in an optimum state only during snow removal work and not to operate outside the work. It is intended to provide.
[0008]
[Means for solving the problems and actions / effects]
In order to achieve the aforementioned object, a bucket wing device according to the present invention comprises:
Side wing which is pivotally supported to the base on both sides of the bucket, its Re respectively provided so as to protrude before the cutting edge of the bucket,
The side wing is characterized in that a wing portion is provided at a front portion of an intermediate portion connected to the base portion, and a guide piece that is inclined inward is provided at an upper edge of the intermediate portion from the wing portion. It is.
[0009]
According to the present invention, when performing snow removal work by attaching to a work vehicle such as a mini wheel loader, when the snow is pushed into the snow accumulating portion and snow is squeezed into the bucket, both sides of the bucket are positioned forward of the cutting edge. The side wings on both sides provided so as to protrude into the snow can be cut into the snow accumulating portion, so that the snow on the front surface of the bucket can be scraped into the bucket as it is, and snow can be prevented from spilling to the left and right sides when scraping. Therefore, the state of stepping on snow by the tires of the following vehicles can be eliminated, and conventionally the tires step on the snow spilled on the road surface (ground) and the vehicle body tilts and the bucket posture changes at that time. Thus, the fact that the scraping of the snow is irregular and the remaining snow has been generated can be effectively treated by scraping in a correct posture at all times. Moreover, if the posture is adjusted so that the side wing is along the heel, snow on the heel can be removed, and workability can be improved.
[0010]
Further, according to the present invention, since the guide piece inclined inward is provided from the wing portion to the upper edge of the intermediate portion , when the side wing is projected forward, the upper edge of the side wing By enclosing the section from the edge of the bucket to the edge of the side plate with a guide piece, the cut snow can be guided to the inside of the bucket, and the snow squeezed by the advance of the bucket can be prevented from overflowing from the upper side of the side wing and spilling outside. There is an effect that the phenomenon of stepping on snow spilled by the following tire can be surely prevented.
[0011]
In the first invention, the side wings attached to both side surfaces of the bucket may be pivotally supported in a free state at the base (second invention). In this way, even when working with the bucket cutting edge raised during snow removal work, the side wing is displaced by its own weight toward the road surface (ground), which is the work reference plane, and plays a leading role in snow shoveling. And the above-described scraping function can be exhibited regardless of the posture of the cutting edge. In addition, even if a protrusion or the like is present on the road surface and the side wing comes into contact therewith, there is an advantage that the tip can be prevented from being lifted and damaged because it is pivotally supported at the base.
[0012]
Further, the side wings are good to positioning means can be fixed at a plurality of locations within a range that can be rotated with respect to the pivot portion is provided (third invention). In this way, the side wing can be lifted upward and fixed in the retracted position without protruding forward from the cutting edge when working or when the work vehicle is moving, and it is fixed and interferes with other conditions. You can avoid it. In addition, it becomes possible to change the protruding rotation angle of the side wing to cope with the work situation.
[0013]
Further, the side wing is preferably provided so as to be detachable from the side surface of the bucket at the pivotal support ( fourth invention). Further, the side wing is preferably made add-on by attaching a boss to a side plate surface of an existing bucket ( fifth invention). Since the side wing has a structure that can be independently attached to the left and right sides of the bucket, the side wing does not affect the function at the time of operation even if the structure is detachable at the pivotal portion of the base. Therefore, when moving a work vehicle (such as a mini wheel loader) to the work site, it is possible to run and move the vehicle as before, if it is not attached to the bucket and the side wings are attached to remove snow only at the work site. Can do. Moreover, since it can be an add-on structure, it can be easily modified even with a conventional bucket to enhance the snow removal function.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, a specific embodiment of a bucket wing device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows a perspective view of the overall appearance of a mini wheel loader equipped with a bucket provided with the wing device of the present embodiment. 2 is a plan view of a snow removal bucket with side wings attached, FIG. 3 is a side view of the bucket of FIG. 2, and FIG. 4 is an enlarged front view of one side wing (a). The AA view (b) of the front view and the cross-sectional view (c) of the pivot portion are respectively shown.
[0016]
The
[0017]
In the
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
Further, a positioning
[0021]
As shown in FIG. 1, the
[0022]
When performing snow removal at the work site, in order to put the
[0023]
Therefore, since no snow spills occur during snow removal, the vehicle body does not tilt or shake, and snow can be removed in a normal posture, so that the snow removal surface can be treated cleanly. Further, even when removing snow accumulated on the heel, the mounting position of the
[0024]
Further, the
[0025]
Further, when the snow removal work is performed with the
[0026]
When the mini wheel loader is moved and moved, the
[0027]
As described above, the
[0028]
Further, as a positioning means at the time of storing the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall external perspective view of a mini wheel loader equipped with a bucket provided with a wing device according to the present embodiment.
FIG. 2 is a plan view of a snow removal bucket provided with side wings.
FIG. 3 is a side view of the bucket of FIG. 2;
FIG. 4 is an enlarged front view (a) showing one side wing, an AA view (b) of the front view, and a sectional view (c) of the pivot portion.
5A and 5B are diagrams showing side wing positioning means, in which FIG. 5A is a front view, and FIG. 5B is a cross-sectional view showing a fixed state by positioning pins;
FIG. 6 is a diagram illustrating a usage state in a state where an edge of a bucket is raised and a state in which a side wing is stored.
FIG. 7 is a diagram illustrating an aspect of increasing the bucket capacity according to the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
前記サイドウイングには、前記基部に連なる中間部の前部に翼部が設けられ、これら翼部から中間部の上縁に、内側に傾斜するガイド片が設けられていることを特徴とするバケットのウイング装置。Side wing which is pivotally supported to the base on both sides of the bucket, its Re respectively provided so as to protrude before the cutting edge of the bucket,
The side wing is provided with a wing portion at a front portion of an intermediate portion connected to the base portion, and a guide piece inclined inward is provided at an upper edge of the intermediate portion from the wing portion. Wing device.
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