JP4361438B2 - バッテリ冷却システム - Google Patents

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Description

この発明は、ハイブリッド自動車等の車両に適用されるバッテリ冷却システムに関する。
従来、ハイブリッド自動車等の車両におけるバッテリ冷却システムとして、該バッテリを良好に冷却するために、これを空調がなされた車室内の空気を用いて冷却するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。バッテリを冷却した後の空気は、その一部あるいは全部が車両外部に排出されるようになっている(例えば、特許文献2参照。)。すなわち、車室内にはバッテリ冷却用の空気吸入口が、車両外部には空気排出口がそれぞれ設けられるのである。
特開平10−252467号公報 特開2002−231321号公報
しかしながら、上述のような構成では、雨天走行時の水跳ね音等、車両外部の騒音が空気流通経路を介して車室内に侵入することがある。しかも、前記経路に空気流通用の冷却ファンが設けられる場合、該冷却ファンの作動音やファンハウジングの振動も騒音として車室内に侵入することがある。このような騒音は、車室内の静寂性を損ねて車両商品性を低下させるという問題がある。
そこでこの発明は、車両外部の騒音や冷却ファンの作動音等の車室内への侵入を抑制できるバッテリ冷却システムを提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車室内の空気によりバッテリ(例えば実施例のバッテリモジュール22)を冷却した後、該空気の少なくとも一部を車室外に排出するバッテリ冷却システムにおいて、前記バッテリから車室外に連通する排気経路(例えば実施例の排気ダクト27)を備え、該排気経路にチャンバー(例えば実施例の各チャンバー53,55)又はレゾネータ(例えば実施例のレゾネータ57)の少なくとも一方が設けられ、前記排気経路に冷却ファン(例えば実施例の冷却ファン28)を備え、該冷却ファンの全体が、車体(例えば実施例の車体1A)のボディアウタパネル(例えば実施例のリアフェンダアウタ14)とその内側に位置するインナサイドパネル(例えば実施例のリアフェンダインナ15)との間のフェンダ空間部(例えば実施例のフェンダ空間部FA)内に配置されると共に、該冷却ファンのファンハウジング(例えば実施例のファンハウジング29)の固定部(例えば実施例の固定部29a)が弾性部材(例えば実施例のラバーブッシュ71)と嵌合し支持され、前記ファンハウジングが前記弾性部材と共に前記インナサイドパネルに固定されることを特徴とする。
この構成によれば、排気経路における騒音がチャンバー又はレゾネータにより抑えられる。すなわち、チャンバーにより騒音のレベル(音量)が下がる、又はレゾネータにより騒音の周波数のピークが下がるのである。
ここで、前記排気経路に冷却ファンが設けられる場合、その作動音と車外の騒音との音量や周波数の違いを考慮した上で、前記チャンバー又はレゾネータを冷却ファンの上流又は下流の何れに設けるかを決定する必要がある。すなわち、請求項2に記載した発明のように、前記排気経路に冷却ファン(例えば実施例の冷却ファン28)を備え、該冷却ファンの上流又は下流の一方あるいは両方に、前記チャンバー又はレゾネータの少なくとも一方が設けられるのである。
また、請求項3に記載した発明のように、少なくとも前記チャンバーを備え、該チャンバー内に吸音材(例えば実施例の各吸音材54,56)が設けられる構成であれば、排気経路内の騒音を効果的に吸音することが可能となる。
さらに、請求項に記載した発明のように、少なくとも互いに周波数吸音特性の異なる複数の前記チャンバーを備える構成であれば、車外の騒音と冷却ファンの作動音との周波数が異なる場合でもこれらを効果的に吸音することが可能となる。
請求項に記載した発明は、前記バッテリと共にインバータ(例えば実施例のインバータ本体23a)、DCコンバータ(例えば実施例のDC/DCコンバータ23b)、及びエアコンインバータ(例えば実施例のエアコンインバータ42)の内の少なくとも一つが電装部品ボックス(例えば実施例の電装部品ボックス20)内に収容され、かつ該電装部品ボックス内には吸音材(例えば実施例の各吸音材51,52)が設けられることを特徴とする。
この構成によれば、排気経路からの騒音が電装部品ボックス内に侵入した場合でも、該騒音を電装部品ボックス内で吸音することが可能となる。
請求項に記載した発明は、前記電装部品ボックス内に空気を取り入れるための空気導入手段(例えば実施例の吸気ダクト26)を備え、該空気導入手段に吸音材(例えば実施例の各吸音材62,63)が設けられることを特徴とする。
この構成によれば、排気経路及び電装部品ボックスを介して騒音が車室内に侵入しようとしても、該騒音を車室直前の空気導入手段において吸音することが可能となる。しかも、空気導入手段からの吸気音を低減することも可能である。
請求項に記載した発明は、前記排気経路が、前記バッテリを冷却した空気を車両外部に排出する外排気経路(例えば実施例の外排気経路39)と、トランク内に排出する内排気経路(例えば実施例の内排気経路37)とを有してなることを特徴とする。
この構成によれば、バッテリ冷却後の空気の車外及び車内への排出比率をコントロールすることが可能となる。
請求項に記載した発明は、前記弾性部材を含む固定手段(例えば実施例の固定装置65)が、前記ファンハウジングを挟んで反対側に回り止め手段(例えば実施例のナットプレート69)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、固定手段の締結作業等を行う際に、該固定手段の一部をボディアウタパネルとインナサイドパネルとの間において回転不能に支持する必要がなく、ファンハウジングの固定作業をスムーズに行うことができる。特に、冷却ファンがボディアウタパネルとインナサイドパネルとの間に配置されるような場合、各パネル間において固定手段の支持を不要とすることは、ファンハウジングの固定作業を容易にするという点でその効果が高い。
この発明によれば、車室内への騒音の侵入を抑制して静寂性を保つことができ、車両商品性を向上させることができる。加えて、冷却ファンの作動に基づく騒音及び電磁ノイズを効果的に遮断できると共に、車内空間を広く確保できる。
また、この発明によれば、車室内空調との同調を考慮し、車室内の空気を吸引することによる空調性能への影響を抑えることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す車両1はハイブリッド自動車であり、内燃機関であるエンジンをモータジェネレータにより駆動補助すると共に、車両減速時等にはモータジェネレータからの電力を回収可能とされる。このような車両1は、パネル部材と車体骨格部材とを一体的に接合してなる一般的なモノコックボディ構造の車体1Aを有し、該車体1A前部のエンジンルーム2には、前記エンジン及びモータジェネレータが直列に設けられてなるパワーユニット3が搭載される。モータジェネレータは例えば三相交流モータであり、このモータジェネレータ及びエンジンの駆動力が、駆動輪である前輪4に伝達される。
また、車両1の減速時等に、前輪4からモータジェネレータに駆動力が伝達されると、該モータジェネレータが発電機として機能して所謂回生制動力を発生し、車両1の運動エネルギーが電気エネルギーとして回収される。回収された電気エネルギーは、電力変換器を介してエネルギーストレージに充電される。
エンジンルーム2の後方には、フロントシート5及びリアシート6を有する車室7が設けられる。また、車室7の後方には、該車室7とリアシート6のシートバック6a等を介して仕切られるトランク(荷室)8が設けられる。なお、車室7及びトランク8は共に車内空間である。そして、リアシート6のシートバック6aの後方、つまりトランク8内には、フロア9の下方に敷設される電力ケーブル11を介してパワーユニット3と接続される電装部品ボックス20が配置される。
図2を併せて参照して説明すると、電装部品ボックス20は、箱型をなす電装ケース21内に、前記エネルギーストレージとしてのバッテリモジュール(バッテリ)22、及び前記電力変換器としてのインバータユニット23等の電装部品が収容されてなるものである。
電装ケース21は例えば鋼板製のもので、シートバック6a側の面が開口とされるケース本体24と、該ケース本体24の開口を閉塞するカバー25とを有する(図6参照)。この電装ケース21内の左側にバッテリモジュール22が、右側にインバータユニット23等が各々収容される。
バッテリモジュール22は、例えば車幅方向に伸びる複数の小型バッテリからなるもので、これらが一体に束ねられた状態で取り扱われる。
また、インバータユニット23は、インバータ本体(インバータ)23a、DC/DCコンバータ(DCコンバータ)23b、及びECU等が一体に構成されてなるもので(図6参照)、バッテリモジュール22から直流電流を得ると共に該直流電流を三相交流電流に変換し、この電流をモータジェネレータに供給してこれを駆動させると共に、モータジェネレータからの回生電流を直流電流に変換することでバッテリモジュール22への充電を可能としている。
リアシート6のシートバック6aは、上方に位置するほど後方に位置するように傾斜しており、このシートバック6aの後面Hに沿うようにして電装部品ボックス20が斜めに配置される。電装部品ボックス20は、車幅方向に長くかつシートバック6aと略直交する方向で扁平な直方体状の外観を有しており、その外観は電装ケース21により形成される。
シートバック6a及び電装部品ボックス20は、その下部がフロア9下に配される車体骨格部材としてのリアクロスメンバ12に、上部がシートバック6a上部後方に配される同じく車体骨格部材としてのリアパーセル13に各々固定される。なお、電装部品ボックス20においては、車体骨格部材であるリアクロスメンバ12及びリアパーセル13に、比較的重量物であるバッテリモジュール22及びインバータユニット23等の電装部品が直接取り付けられるようになっている。
図2に示すように、電装部品ボックス20の上部には、該電装部品ボックス20内(電装ケース21内)にバッテリモジュール22及びインバータユニット23等の電装部品を冷却するための空気を導入可能とする吸気ダクト(空気導入手段)26、及び電装部品冷却後の空気を導出可能とする排気ダクト(排気経路)27がそれぞれ取り付けられる。
排気ダクト27は、その本体が例えばポリプロピレンからなるもので、その延在方向の中間部分には冷却ファン28を備え、該冷却ファン28の作動により吸気ダクト26、電装ケース21、及び排気ダクト27内を空気が強制的に流通するようになっている。ここで、排気ダクト27における冷却ファン28よりも空気流通方向上流側の部位を上流側排気ダクト27a、下流側の部位を下流側排気ダクト27bとする。
吸気ダクト26も同じく例えばポリプロピレンからなるもので、その上流側端部がリアパーセル13に取り付けられ、該端部開口を空気導入口31として車室7内の空気を吸入可能に設けられる。一方、吸気ダクト26の下流側端部は電装ケース21の上壁部分に取り付けられ、車室7内の空気を電装ケース21内に導入可能としている。
また、吸気ダクト26の下流側端部は、その上流側端部に対して空気流通路を広げるべく車幅方向で幅広に設けられ、概ねバッテリモジュール22の全幅に渡る範囲に空気を導入可能としている。吸気ダクト26から導入された空気は、電装ケース21内部左側において下方に向かって流動した後に、該ケース下端部において右側に移動し、該右側において上方に向かって流動して排気ダクト27内に流入するようになっている。なお、電装ケース21内部での空気の流れを図中鎖線矢印で示す。
図3を併せて参照して説明すると、排気ダクト27は、その上流側端部が車幅方向で幅広に設けられ、概ねインバータユニット23等の全幅に渡る範囲から空気を導出可能としている。また、排気ダクト27は、上流側端部の下流側で右側に取り回され、トランク8の左前隅部に概ね沿う湾曲部32を介して略後方に向かって延びた後に冷却ファン28の吸い込み口33に接続される。
冷却ファン28は、例えば合成樹脂製のファンハウジング29内に収容されたファン本体(不図示)の回転軸方向に前記吸い込み口33を有すると共に、該回転径方向に吹き出し口34を有する所謂遠心送風機であり、前記回転軸を車幅方向と略平行にした状態で車体1Aのリアフェンダアウタ(ボディアウタパネル)14及びリアフェンダインナ(インナサイドパネル)15の間のフェンダ空間部FA内に配置される(図3参照)。すなわち、上流側排気ダクト27aの下流側端部は、リアフェンダインナ15を貫通して冷却ファン28の吸い込み口33に接続されるのである。
冷却ファン28の吹き出し口34は斜め下後方に向かって開口しており、該吹き出し口34に下流側排気ダクト27bの上流側端部が接続される。下流側排気ダクト27bは、前記フェンダ空間部FA内を斜め下後方に向かって延び、その先端部に取り付けられた排出ノズル35を介して電装部品冷却後の空気を排出するようになっている。
ここで、図12に示すように、冷却ファン28において、前記ファンハウジング29のリアフェンダインナ15寄りの外周部には、該ファンハウジング29ひいては冷却ファン28を車体1A(リアフェンダインナ15)に固定するための三つの固定部29aが、該ファンハウジング29の外周側に向けて突設される。各固定部29aは、前記回転軸に沿う方向から見た矢視(以下、軸方向視という)で三角形状をなすように配置されており、これら各固定部29aには回転軸に沿ってファンハウジング29固定用のボルト66を挿通可能とされる。
一方、リアフェンダインナ15における排気ダクト27用の貫通孔15bの周囲には、冷却ファン28の各固定部29aに対応する位置に、それぞれボルト孔67を有する台座部15aが形成されており、これら各台座部15aと固定部29aとが、それぞれボルト66及びナット68により共締めされるようになっている。
ここで、前記各ナット68は、ファンハウジング29の外周を囲うように軸方向視で略C字状に切り出されたナットプレート(回り止め手段)69に接合されており、これらナットプレート69及び各ナット68がナットプレートアッシ69Aとして一体的に構成されている。
また、各固定部29aの先端部は、例えばファンハウジング29外周側に向けて開放する略C字状に形成されており、このような各固定部29aには、EPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー)等の弾性部材からなるラバーブッシュ71が嵌合装着される。
図13を併せて参照して説明すると、各ラバーブッシュ71は、円筒状の本体外周にその円周方向に沿う一条の溝を有してなり、該溝に固定部29aの先端部が嵌合することでこれに保持される。
各ラバーブッシュ71内には、フランジ部72aを有するカラー72がフェンダ空間部FA側から挿通されると共に、該各ラバーブッシュ71のリアフェンダインナ15側には平ワッシャ73が配される。そして、トランク8側からリアフェンダインナ15、平ワッシャ73、及びカラー72を貫通するようにボルト66を挿通し、該ボルト66をナットプレートアッシ69Aの対応するナット68に螺着し締め込むことで、平ワッシャ73とカラー72のフランジ部72aとでラバーブッシュ71に初期たわみを与えた状態でこれを保持し、これらボルト66、ナットプレートアッシ69A、平ワッシャ73、カラー72、及びラバーブッシュ71により構成される固定装置(固定手段)65(図13参照)を介して、ファンハウジング29がリアフェンダインナ15に固定される。
このような固定装置65を介して車体1Aに取り付けられる冷却ファン28においては、その作動によるファンハウジング29の振動が、各ラバーブッシュ71に吸収されてリアフェンダインナ15に伝達されず、かつ振動自体も抑制されることとなる。また、冷却ファン28がリアフェンダアウタ14及びインナ15間のフェンダ空間部FA内に配置されることで、該冷却ファン28の騒音及び電磁ノイズが遮断されると共に、トランク8の容量を減少させることもない。
ここで、リアフェンダインナ15に設けられる各ボルト孔67は、ファンハウジング29固定位置におけるボルト66の首下貫通孔を上方に向けて開放させて略U字状の溝として形成し、該溝の上方にボルト66の頭部を挿通可能な大径孔を連設してなる所謂ダルマ孔とされる。
このようなボルト孔67を有するリアフェンダインナ15にファンハウジング29を固定する際には、まず、単体状態の冷却ファン28において、各固定部29aにボルト66、ナットプレートアッシ69A、ラバーブッシュ71、平ワッシャ73、及びカラー72を所定の組み付け状態となるよう装着し、かつこれらをボルト66とナット68とが十分余裕を残して螺着した仮組み状態とする。
次いで、上記仮組み状態の冷却ファン28をフェンダ空間部FA内に差し入れ、各ボルト66の頭部をリアフェンダインナ15の各ボルト孔67における大径孔部に嵌入しトランク8側に引き出した後に、各ボルト66を冷却ファン28と共に下方に移動させてその首下をボルト孔67の溝部に落とし込み、ボルト66の頭部と平ワッシャ73とでリアフェンダインナ15のボルト孔67の周囲を挟み込むようにする。
このとき、冷却ファン28は、各ボルト66を介してリアフェンダインナ15に係止された状態となり、この状態で各ボルト66を締め込むことで、ボルト66、ナットプレート69、平ワッシャ73、及びカラー72がリアフェンダインナ15に一体的に締結され、これらにファンハウジング29がラバーブッシュ71を介して支持されることとなる。換言すれば、ファンファンハウジング29がリアフェンダインナ15にラバーブッシュ71を介してフローティング固定(マウント)されるのである。
ここで、上述の如くファンハウジング29をフローティング固定する場合、各ナット68をファンハウジング29側に固定することができないが、各ナット68はナットプレート69を介して一体的に構成されていることから、該ナットプレート69が回り止めとなってボルト66の締め込み時におけるナット68の空転が防止される。したがって、各ナット68をフェンダ空間部FA内において回転不能に支持する必要がなく、ファンハウジング29の固定作業をスムーズに行うことが可能となっている。
図4に示すように、排出ノズル35は、車内側排出口36を形成する内排気経路37と、車外側排出口38を形成する外排気経路39とを有してなるものである。車内側排出口36は、トランク8の右後隅部において該トランク8内(車内空間)に向かって開口する。また、図5を併せて参照して説明すると、車外側排出口38は、リアフェンダアウタ14後部のリアバンパー14aで覆われる部位において車外空間に向かって開口する。
ここで、車外側排出口38には、その車外側に例えばエチレンプロピレンゴム製のフラップ41が設けられる。このフラップ41は、通常時(冷却ファン28停止時)には自身の弾性力により車外側排出口38を密閉すると共に、冷却ファン28作動時には排気ダクト27の管内圧の上昇により車外側に撓んで車外側排出口38を開放するようになっている。
このフラップ41により、通常時には外排気経路39内への雨水等の浸入が防止されると共に、該フラップ41の弾性特性に基づき、冷却ファン28作動時における車内への排気量と車外への排気量との比率を調整することが可能となっている。
図6に示すように、電装部品ボックス20において、電装ケース21内には、バッテリモジュール22及びインバータユニット23と共に、車内空調用のエアコンインバータ42が収容される。なお、図中矢印UP’は前記後面Hの傾斜(電装部品ボックス20の傾斜)に沿う縦方向での上方を、矢印FR’は後面Hと直交する方向(電装部品ボックス20の厚さ方向)での前方をそれぞれ示す。
バッテリモジュール22には、例えばアルミダイキャスト製のバッテリ用ヒートシンク43が取り付けられ、これらが略直方体状の一体のユニットとして取り扱われる。また、インバータユニット23及びエアコンインバータ42には、同じくアルミダイキャスト製のインバータ用ヒートシンク44が取り付けられ、これらが同じく直方体状の一体のユニットとして取り扱われる。
バッテリ用ヒートシンク43は、バッテリモジュール22に取り付けられるベース部43a及び該ベース部43aの裏面側に設けられる複数の冷却フィン43bを有してなる。また、インバータ用ヒートシンク44は、インバータユニット23等に取り付けられるベース部44a及び該ベース部44aの裏面側に設けられる複数の冷却フィン44bを有してなる。
各ヒートシンク43,44は、各々に対応する角形の枠体が一体に形成されてなる正面視略日の字型の例えばアルミ合金からなるヒートシンクフレーム45を介して一体的に連結される。この状態で、各電装部品、各ヒートシンク43,44、及びヒートシンクフレーム45が一体のモジュールとなり、これらが例えば発泡ポリプロピレンからなるインシュレータ46を介して電装ケース21内に収容される。なお、図中符号45a,45bはヒートシンクフレーム45の右枠部及び左枠部、符号45cは中央枠部をそれぞれ示す。
図7を併せて参照して説明すると、インシュレータ46は電装ケース21の底部に概ね整合する内張りとして構成されるもので、その底部47にはヒートシンクフレーム45における右及び左枠部45a,45b並びに中央枠部45cと対向する被支持部47a,47b,47cが立設され、電装ケース21内に収容された状態では、各被支持部47a,47b,47cを介してインシュレータ46がヒートシンクフレーム45に支持される。
このとき、各冷却フィン43b,44bは電装部品ボックス20の縦方向に沿って配され、かつインシュレータ46の底部47に臨むように配される。また、インシュレータ46の底部47左側とバッテリ用ヒートシンク43のベース部43aとの間にはバッテリ側空気流通用空間部48が形成され、インシュレータ46の底部47右側とインバータ用ヒートシンク44のベース部44bとの間にはインバータ側空気流通用空間部49が形成される。各空気流通用空間部48,49内には、それぞれ対応する冷却フィン43b,44bが位置している。
バッテリ側空気流通用空間部48は、その上部において吸気ダクト26の空気流通路に連通しており、インバータ側空気流通用空間部49は、その上部において排気ダクト27の空気流通路に連通している。また、これら各空気流通用空間部48,49は、電装ケース21下端部において互いに連通している。
そして、吸気ダクト26から導入された空気は、バッテリ側空気流通用空間部48を下方に向かって流動し、電装ケース21下端部において該ケース右側に移動し、インバータ側空気流通用空間部49を上方に向かって流動して排気ダクト27に流入する。このように各空気流通用空間部48,49内を空気が流通することで、各冷却フィン43b,44bを介してヒートシンク43,44からの放熱がなされる。
ここで、インシュレータ46の底部47の左側及び右側には、所定の厚さを有する例えばウレタンフォーム材からなるバッテリ側吸音材51及びインバータ側吸音材52がそれぞれ設けられる。バッテリ側吸音材51はバッテリ側空気流通用空間部48に、インバータ側消音材52はインバータ側空気流通用空間部49にそれぞれ臨むように配置され、各空気流通用空間部48,49内の騒音を吸収可能とされる。
ここで、図2,3、及び図8に示すように、上流側排気ダクト27aの湾曲部32よりも下流側の部位には、その空気流通路を拡大してなる上流側チャンバー53が設けられる。該チャンバー53は断面略楕円形状をなす管状のもので、その外周部が蛇腹状に形成されて屈曲及び伸縮が可能とされると共に防振効果も有している。
図9に示すように、上流側チャンバー53は、例えば上流側の部位においてその軸線方向で分割可能とされ、その内部に例えばウレタンフォーム材からなる上流側吸音材54を収容可能とされる。
上流側吸音材54は、上流側チャンバー53と同様の断面略楕円形状をなし、かつ所定の厚さを有する管状のもので、このような上流側吸音材54が上流側チャンバー53内に嵌合装着され、その内部を空気が流通するようになっている。
また、図2〜5、及び図8に示すように、下流側排気ダクト27bには、その空気流通路を拡大してなる下流側チャンバー55が設けられる。該チャンバー55も同様に断面略楕円形状をなす管状のもので、その外周部が蛇腹状に形成されて屈曲及び伸縮が可能とされると共に防振効果も有している。
図8に示すように、下流側チャンバー55もまた、例えば下流側の部位においてその軸線方向で分割可能とされ、その内部に例えばウレタンフォーム材からなる下流側吸音材56を収容可能とされる。
下流側吸音材56は、下流側チャンバー55と同様の断面略楕円形状をなし、かつ所定の厚さを有する管状のもので、このような下流側吸音材56が下流側チャンバー55内に嵌合装着され、その内部を空気が流通するようになっている。
そして、排気ダクト27内に騒音が浸入した場合には、各チャンバー53,55により排気ダクト27内の騒音のレベル(音量)が下げられると共に、各吸音材54,56により騒音が吸収される。なお、各吸音材54,56は、対応するチャンバー53,55内での音の反射を防止する機能も有している。
ここで、各チャンバー53,55は、その容量や管内長が異なるものであり、互いに騒音周波数の吸音特性が異なる。このように、吸音特性の異なるチャンバー53,55が設けられることで、低周波数、中周波数、及び高周波数といった異なる周波数の騒音を、その全体のレベルを下げるようにして吸収することが可能とされている。
すなわち、車両走行時にタイヤが水を跳ねる際に、様々な周波数域の水跳ね音が発生しても、このような水跳ね音が空気流通経路を介して車室内に侵入することを効果的に防止もできる。
なお、上記各消音材54,56は一体のものであっても、あるいは円環状のものを複数積層して接着等により一体にしたものであってもよい。
またここで、図2,3、及び図8に示すように、上流側排気ダクト27aの湾曲部32には、空気流通路から分岐した比較的小径の連通路を介して該吸気ダクト26と連通される消音器としてのレゾネータ57が設けられる。このレゾネータ57は、排気ダクト27にバッファとなる空間部を形成することで、該排気ダクト27内の騒音における特定周波数のピークを低減させるものである。
このようなレゾネータ57を各チャンバー53,55と組み合わせることで、各チャンバー53,55により騒音全体のレベルを低下させつつ、それでも残るような騒音の特定周波数のピークをレゾネータ57により低減させることが可能である。
図10に示すように、吸気ダクト26は、空気導入口31が上方に向かって開口するように設けられ、該導入口31の下流側において前方に向かう空気流通路を形成し、その下流側において湾曲部61を介して下方に向かう空気流通路を形成した後に、電装ケース21の上壁部分に接続されている。
図11を併せて参照して説明すると、吸気ダクト26は、その前壁部分と空気導入口31を形成する枠部とが一体になって分割可能に構成される。そして、吸気ダクト26における空気導入口31と対向する内壁部分には、例えばウレタンフォーム材からなる吸気上流側吸音材62が設けられ、かつ幅広の下流側端部における前後の内壁部分には、同じく例えばウレタンフォーム材からなる吸気下流側吸音材63が設けられる。
空気導入口31は、リアパーセル13とこれを上方から覆うように設けられる内装部品としてのリアトレイ16との間のパーセル空間部PA内に開口している。リアトレイ16の前端部は空気導入口31よりも前方でかつリアシート6のシートバック6a上端部の直後に位置しており、この前端部には格子状の吸気グリル17が一体形成される。この吸気グリル17より車室7内の空気がパーセル空間部PA内に導入され、該空気が空気導入口31より吸気ダクト26内に吸引される。
すなわち、電装部品ボックス20冷却時には、車室7内の空気が直接ではなくパーセル空間部PAを介して吸引される。なお、吸気グリル17がリアトレイ16の前端部に設けられるのは、日射の影響を受け易くかつ車内空調のブロア風が届きにくいリアトレイ16上の空気を吸引せず、車内空調による温度調整の行き届いた空気を吸引することで、各電装部品を良好に冷却できるようにするためである。
以上説明したように、上記実施例におけるバッテリ冷却システムは、バッテリモジュール22を冷却した空気を車室7外に排出するものであって、バッテリモジュール22から車室7外に連通する排気ダクト27を備え、該排気ダクト27に各チャンバー53,55及びレゾネータ57が設けられるものである。
この構成によれば、排気ダクト27における騒音が各チャンバー53,55又はレゾネータ57により抑えられる。すなわち、各チャンバー53,55により騒音のレベル(音量)が下がる、又はレゾネータ57により騒音の周波数のピークが下がるのである。これにより、車室7内への騒音の侵入を抑制して静寂性を保つことができ、車両商品性を向上させるという効果がある。
ここで、排気ダクト27に冷却ファン28が設けられる場合、その作動音と車外の騒音との音量や周波数の違いを考慮した上で、各チャンバー53,55又はレゾネータ57を冷却ファン28の上流又は下流の何れに設けるかを決定する必要がある。その結果、上記実施例においては、冷却ファン28の上流及び下流の両方にそれぞれチャンバー53,55が設けられ、冷却ファン28の上流側にレゾネータ57が設けられるのである。
また、上記実施例においては、各チャンバー53,55内にそれぞれ吸音材54,56が設けられることで、排気ダクト27内の騒音を効果的に吸音することが可能である。
さらに、上記実施例においては、互いに周波数吸音特性の異なる各チャンバー53,55を備えることで、様々な周波数域の車外の騒音や比較的高周波の冷却ファン28の作動音を効果的に吸音することも可能である。
しかも、上記実施例においては、バッテリモジュール22と共にインバータ本体23a、DC/DCコンバータ23b、及びエアコンインバータ42が電装部品ボックス20内に収容され、かつ該電装部品ボックス20内に各吸音材51,52が設けられることで、排気ダクト27からの騒音が電装部品ボックス20内に侵入した場合でも、該騒音を電装部品ボックス20内で吸音することが可能である。
また、上記実施例においては、電装部品ボックス20内に空気を取り入れるための吸気ダクト26を備え、該吸気ダクト26にも各吸音材62,63が設けられることで、排気ダクト27及び電装部品ボックス20を介して騒音が車室7内に侵入しようとしても、該騒音を車室7直前の吸気ダクト26において吸音することが可能となる。しかも、吸気ダクト26からの吸気音を低減することも可能である。
そして、上記実施例においては、排気ダクト27が、バッテリモジュール22を冷却した空気を車両外部に排出する外排気経路39と、トランク8内に排出する内排気経路37とを有してなることで、バッテリモジュール22等の電装部品冷却後の空気の車外及び車内への排出比率をコントロールすることが可能となる。すなわち、車室7内空調との同調を考慮し、車室7内の空気を吸引することによる空調性能への影響を抑えることができるという効果がある。
また、上記実施例においては、排気ダクト27に冷却ファン28を備え、該冷却ファン28が、車体1Aのリアフェンダアウタ14とその内側に位置するリアフェンダインナ15との間に配置されると共に、該冷却ファン28のファンハウジング29が、その振動を抑制するフローティングマウントとしての固定装置65を介して車体1Aに固定されることで、冷却ファン28の作動によるファンハウジング29の振動が固定装置65により吸収されて車体に伝達されず、かつファンハウジング29の振動自体も抑制されるため、ファンハウジング29及び車体1Aの振動に基づく騒音を抑制できる。これにより、冷却ファン28の振動に基づく騒音の車室7内への侵入を抑制して静寂性を保つことができ、上記同様に車両商品性を向上させるという効果がある。
特に、車室7内の空気によりバッテリモジュール22を冷却する場合、冷却ファン28の作動に基づく騒音を抑制することは、車室7内に開口する空気導入口(吸入口)31からの騒音漏れを抑制できることからその効果が高い。
また、冷却ファン28がリアフェンダアウタ14とリアフェンダインナ15との間に配置されることで、該冷却ファン28の作動に基づく騒音及び電磁ノイズを効果的に遮断できると共に、車内空間(トランク8)を広く確保できる。
また、上記実施例においては、前記固定装置65が、前記ファンハウジング29を挟んで反対側に回り止め手段としてのナットプレート69を備えることで、固定装置65の締結作業等を行う際に、該固定装置65の一部であるナット68をリアフェンダアウタ14とリアフェンダインナ15との間において回転不能に支持する必要がなく、ファンハウジング29の固定作業をスムーズに行うことができ、該作業工数を低減できるという効果がある。特に、冷却ファン28がリアフェンダアウタ14とリアフェンダインナ15との間に配置されるような場合、これらの間において固定装置65の支持を不要とすることは、ファンハウジング29の固定作業を容易にするという点でその効果が高い。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、排気ダクト27における冷却ファン28の上流又は下流のいずれか一方にチャンバーが設けられる構成であっても吸音効果を得ることは可能である。逆に、冷却ファン28の上流及び下流の両方にレゾネータが設けられる構成であってもよい。
また、ファンハウジング29を固定する固定手段として、上述のような固定装置65ではなく、例えば防振ウエイト等によるダンパー機能を有する支持ステーを用いたり、あるいは車体骨格部分に堅固に固定可能な高剛性の支持ステーを用いるようにしてもよい。
そして、上記実施例における構成は一例であり、適用車両がハイブリッド自動車に限定されないことはもちろん、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるハイブリッド車両の側面説明図である。 上記車両における電装部品ボックス周辺の後面図である。 上記電装部品ボックスの排気ダクト周辺の斜視図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 上記車両後部を右側から見た側面説明図である。 上記電装部品ボックスの分解斜視図である。 図6におけるB−B線に沿う断面図である。 上記排気ダクトの分解斜視図である。 上流側排気ダクトの分解斜視図である。 上記電装部品ボックスの吸気ダクト周辺の側面図である。 上記吸気ダクトの分解斜視図である。 上記排気ダクトの冷却ファンの車体への固定状況を示す分解斜視図である。 図12におけるD−D線に沿う断面図である。
符号の説明
1A 車体
14 リアフェンダアウタ(ボディアウタパネル)
15 リアフェンダインナ(インナサイドパネル)
20 電装部品ボックス
22 バッテリモジュール(バッテリ)
23a インバータ本体(インバータ)
23b DC/DCコンバータ(DCコンバータ)
26 吸気ダクト(空気導入手段)
27 排気ダクト(排気経路)
28 冷却ファン
29 ファンハウジング
37 内排気経路
39 外排気経路
42 エアコンインバータ
51 バッテリ側吸音材
52 インバータ側吸音材
53 上流側チャンバー
54 上流側吸音材
55 下流側チャンバー
56 下流側吸音材
57 レゾネータ
62 吸気上流側吸音材
63 吸気下流側吸音材
65 固定装置(固定手段)
69 ナットプレート(回り止め手段)

Claims (8)

  1. 車室内の空気によりバッテリ(22)を冷却した後、該空気の少なくとも一部を車室外に排出するバッテリ冷却システムにおいて、
    前記バッテリから車室外に連通する排気経路(27)を備え、該排気経路にチャンバー(53,55)又はレゾネータ(57)の少なくとも一方が設けられ、
    前記排気経路に冷却ファン(28)を備え、該冷却ファンの全体が、車体(1A)のボディアウタパネル(14)とその内側に位置するインナサイドパネル(15)との間のフェンダ空間部(FA)内に配置されると共に、該冷却ファンのファンハウジング(29)の固定部(29a)が弾性部材(71)と嵌合し支持され、前記ファンハウジングが前記弾性部材と共に前記インナサイドパネルに固定されることを特徴とするバッテリ冷却システム。
  2. 前記冷却ファンの上流又は下流の一方あるいは両方に、前記チャンバー又はレゾネータの少なくとも一方が設けられることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ冷却システム。
  3. 少なくとも前記チャンバーを備え、該チャンバー内に吸音材(54,56)が設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバッテリ冷却システム。
  4. 少なくとも互いに周波数吸音特性の異なる複数の前記チャンバーを備えることを特徴とする請求項1から請求項の何れか一項に記載のバッテリ冷却システム。
  5. 前記バッテリと共にインバータ(23a)、DCコンバータ(23b)、及びエアコンインバータ(42)の内の少なくとも一つが電装部品ボックス(20)内に収容され、かつ該電装部品ボックス内には吸音材(51,52)が設けられることを特徴とする請求項1から請求項の何れか一項に記載のバッテリ冷却システム。
  6. 前記電装部品ボックス内に空気を取り入れる空気導入手段(26)を備え、該空気導入手段に吸音材(62,63)が設けられることを特徴とする請求項に記載のバッテリ冷却システム。
  7. 前記排気経路が、前記バッテリを冷却した空気を車両外部に排出する外排気経路(39)と、トランク内に排出する内排気経路(37)とを有してなることを特徴とする請求項1から請求項の何れか一項に記載のバッテリ冷却システム。
  8. 前記弾性部材を含む固定手段(65)が、前記ファンハウジングを挟んで反対側に回り止め手段(69)を備えることを特徴とする請求項1から請求項の何れか一項に記載のバッテリ冷却システム。
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