JP4361258B2 - エンコーダ付密封装置 - Google Patents
エンコーダ付密封装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4361258B2 JP4361258B2 JP2002309088A JP2002309088A JP4361258B2 JP 4361258 B2 JP4361258 B2 JP 4361258B2 JP 2002309088 A JP2002309088 A JP 2002309088A JP 2002309088 A JP2002309088 A JP 2002309088A JP 4361258 B2 JP4361258 B2 JP 4361258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- encoder
- seal element
- integrated
- metal core
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3248—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports
- F16J15/3252—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports with rigid casings or supports
- F16J15/3256—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports with rigid casings or supports comprising two casing or support elements, one attached to each surface, e.g. cartridge or cassette seals
- F16J15/326—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings provided with casings or supports with rigid casings or supports comprising two casing or support elements, one attached to each surface, e.g. cartridge or cassette seals with means for detecting or measuring relative rotation of the two elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7869—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward
- F16C33/7879—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring
- F16C33/7883—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted with a cylindrical portion to the inner surface of the outer race and having a radial portion extending inward with a further sealing ring mounted to the inner race and of generally L-shape, the two sealing rings defining a sealing with box-shaped cross-section
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁性体からなるエンコーダを組み込んだ密封装置の改良に関し、具体的には積み重ねによる互いの磁着を防止し装着性と取扱性を向上せしめる密封装置の形状改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2001−141069
ここで云うエンコーダ(符号器)は自動車に置けるアンチロックブレーキシステムとか、トラクションコントロールシステム、あるいはスタビリティコントロールシステムなどの走行安全装置を自在に制御するために装備されるパルス発生リングであって、これの配置箇所としては、自動車の懸架装置のハブフランジ等にセンサーと共に配備されてその車輪の回転数を検出せしめており、前後・左右など複数ある車輪の回転数の違いを感知して駆動装置あるいはブレーキ装置等をオン・オフせしめ、自動車の緊急時の挙動を制御し安定性と安全性を確保している。
【0003】
一方、前記のような走行安全装置の装着される軸受部分では潤滑油の漏洩を防ぐシールが不可欠なものとなっており、その軸受部分の空隙に回転数検出装置とシール材とを装着した構造が多く用いられている。
昨今では、このような回転数検出装置とエンコーダとを一体的に装着したシール材が提案され実際に多く普及するに至っている。
その一般的なエンコーダ付きシール装置としては、図面によって説明すると図8に示すように、合成ゴムまたは合成樹脂等の弾性材料中にフェライト、希土類などの強磁性材の粉末を混合してエンコーダ1を形成し、これを略L字形状の複数のシール要素2、3が組み合わされた密封装置にあって、その外部側のシール要素2の径方向側面へ一体的に配設して、回転検出センサ(図示していない)をこれに近接配備した構造が知られている。
【0004】
このような構造のエンコーダ付シール装置は、密封箇所に装着される前に複数のシール要素2、3が一体化された組み上がり状態で保管管理されており、その保管状態では、取り扱い上あるいは装着機械治具に装填し易いように図8に示すように決まった個数毎に一方向に方向性を持たせて積み重ねられている。
前記の如く同種で同方向に整列され積み重ねられたエンコーダ付シール装置は、マガジン等に装填し多数個重ね合せた状態を保って移送あるいは保管され、最終的にはそのマガジン装填状態から軸受部などへ供給され装着作業を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように多数個が積み重ねられたエンコーダ付シール装置はその外側面に位置するエンコーダ1が強い磁力を発しているのでこれに対峙し接触する反対側(裏側)のシール要素3の金属製芯材31を磁着せしめるから、シール要素2、3同志が密着する引っ付き現象を生じせしめる。
このような状態に陥ったシール要素2と3は、軸受部の所定の位置へ該エンコーダ付シール装置を機械的に嵌合させる作業を行なう時、そのエンコーダ付シール装置を供給するマガジン内に引っ掛り、供給不能となるかあるいは嵌合装置が作動不能となってしまい嵌合作業効率を著しく低下させるなど重大な欠点を現わしていた。
【0006】
このような欠点を解消するためにエンコーダ付シール装置の一方へその間隔を保つようにシール部を延長して凸部を形成し磁着性を弱める構造(図示していない)が考えられたが、該凸部が弾性体から形成されるので十分な突出寸法が得難く、有効な密着防止構造と成りえていない。
本発明はこのような重大な欠点・不備を全て除去し、簡単な構造でシール材同志の密着現象を完全に防ぎマガジンからの装着を確実なものとすることのできるエンコーダ付密封装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
本発明を図面に基づいて説明すると、図1、図2、図3、図4、図5、図6及び図7に示すように合成ゴムあるいは合成樹脂等の弾性体製のシール部と鉄材あるいはステンレス材等の金属製芯材31からなるシール要素3と、2を組合せ、前記金属製芯材31は断面略L字形と断面逆略L字形に形成されており、外方側のシール要素2に磁性体からなるエンコーダ1を組み込んだエンコーダ付密封装置であって、図1、図2、図3、及び図5に示すように前記エンコーダ1を持たない内部側のシール要素3にあって、前記金属製芯材31の外周側角部あるいは外周側端縁または内周側端部を軸方向へ突出させ突部4a、4b、4c、4dを形成せしめたことを特徴としている。
【0008】
また、図4に示すように、前記エンコーダ1を持たないシール要素2にあって、金属製芯材31の径方向側面へ略L字形の内方に向く凹み部4fを形成せしめたことを特徴としている。
【0009】
さらに、図6に示すように前記エンコーダ1を形成した外部側のシール要素2にあって、金属製芯材21の外周側端縁をエンコーダ1の側表面より軸方向へ延長させた突部4eを形成せしめたことを特徴としている。
【0010】
また、図7に示すように前記エンコーダ1を持たない内部側のシール要素3であって、積重ね時にエンコーダ1と対峙する金属製芯材31の側面へ弾性体製の側面部5を形成し、前記側面部5の表面にうねり4gを造形せしめたことを特徴としている。
【0011】
【発明の形態】
本発明は上記したように、磁極が回転することでその回転数を感知する磁性型のエンコーダ1とこれを感知する回転数検出センサにあって、該エンコーダ1は密封装置へ一体的に取り付けられている。
このエンコーダ付密封装置は前記のように二部材のシール要素2、3の組合せからなっており、この中で軸受部の内部側に位置するシール要素3の金属製芯材31へ突部4を形成せしめて、このエンコーダ付密封装置の積み重ね時に該突部4を外部側のシール要素2(場合によってはエンコーダ1の一部)へ接触せしめ、エンコーダ1と内部側のシール要素3とを一定寸法離間せしめる構成を持っている。
なお、ここでエンコーダ1と内部側のシール要素3とを一定寸法離間せしめる他の構造として内部側のシール要素3の側面部5に設けたうねり4gによっても同種の作用効果が得られる。
このような突部4の形成の外に、金属製芯材31の径方向側面へ略L字形の内方に向く凹み部4fを形成せしめることでエンコーダ1の着磁面積を削減し着磁力を弱める構造とすることもできる。
【0012】
本発明のエンコーダ付密封装置を積み重ねた状態では、図1、図2、及び図3に示すようにエンコーダ1と対接するシール要素3の突部4a、4b、4cは、前述のようにその金属製芯材31のフランジ部側面よりも大きく張り出す構造となっており、この張り出した寸法によってエンコーダ1からの着磁力は大きく弱められ対接するシール要素3の離反を容易なものとする。
【0013】
【実施例】
本発明を実施するに、本発明で設けた突部4は、図1及び図2ではシール要素3の金属製芯材31の外周側角部を軸方向へ突出させており、図1においてはくの字に張出形成し、図2においてはその外周側角部を軸方向へ折り重ね形成せしめている。
また、図3においてはシール要素3の金属製芯材31の内周側端部を軸方向外方(軸受内側)へ延出して突部4cを形成しており、この突部4cは同種のものを積重ねると筒状の端部が相手側シール要素2のエンコーダ1と接触するが、それは極小面積であってかつ十分に該エンコーダ1の本体を離間せしめることができるのでその離反を容易なものとする。
【0014】
前記した如くのシール要素3の外周側へ突部4a、4b、4cを設ける構造の他には、図5に示すようにその金属製芯材31の外周側端縁を軸方向外方へ延長させた突部4dを形成せしめ、相手側のシール要素3の外周部へ接触させる構造も採用可能である。
【0015】
またこれらとは異なり、エンコーダ1を形成したシール要素2の外周部に該エンコーダ1の側面以上に軸方向へ延長させた突部4eを形成せしめることもでき、この構造では突部4eが傘状に回転数検出センサとの間隙部分を覆うから異物等の排除作用をも期待できる。(その配置関係は図示していない。)
【0016】
このような突部4のもたらす離間構成とは逆に、図4に示すような金属製芯材31の内方に向く凹み部4fによって着磁面積の減少による着磁力削減構造とすることもできる。この凹み部4fはローレット加工などで形成される。
【0017】
前述したような金属製芯材31あるいは21を延出せしめて突部4を設けた構造以外に、図7に示すようなシール要素3の側面の、積重ね時にエンコーダ1と対峙する面へ弾性体製の側面部5を形成し、前記側面部5の表面にうねり4fを造形せしめる構造も採用でき、このうねり4gはエンコーダ1と金属製芯材31とに一定の距離を置く離間作用の他に、エンコーダ1への接触を緩やかな状態に保ちエンコーダ1の変形あるいは高分子密着を防ぐ作用も発揮する。
【0018】
【発明の効果】
本発明によると、シール要素3へ突部4とか凹み部4fを形成することで、組み上がったエンコーダ付密封装置を積み重ね時に磁気を有するエンコーダ1の磁力を金属製芯材31から切り離し磁着しようとすることを許さず、組となったエンコーダ付密封装置を何の問題もなくズラせてあるいは引き離して取り扱うことができ、軸受への機械的な装着の信頼度が飛躍的に高まるものとなる。
従って、嵌合機などのマガジンからのスムースな滑り出しが可能となり、引っ掛かりとか固着等の供給トラブルを完全に解消するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積み重ね例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図8】本発明を用いない従来の積み重ね例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エンコーダ
2 外部側シール要素
21 金属製芯材
3 内部側シール要素
31 金属製芯材
4 突部
4a くの字突部
4b 折り重ね突部
4c 内周側端部を軸方向へ延出形成した突部
4d 外周側端縁を軸方向へ延長させた突部
4e エンコーダ1の表側面より軸方向へ延長させた突部
4f 凹み部
4g うねり
5 側面部
Claims (5)
- 断面略L字形と断面逆略L字形の金属製芯材を持つ第一のシール要素(3)と第二のシール要素(2)との組合せからなり、
前記第一のシール要素(3)に弾性体製のシール部を形成すると共に、前記第二のシール要素(2)に磁性体からなるエンコーダ(1)を形成したエンコーダ付密封装置であって、
前記第一のシール要素(3)と前記第二のシール要素(2)とを組み合わせて一体化したものが一方向に方向性を持たせて積み重ねられるエンコーダ付密封装置において、
前記第一のシール要素(3)の前記金属製芯材の外周側角部を軸方向へ突出させ、くの字に当該金属製芯材のフランジ部側面より張り出す突部(4a)を形成せしめ、
前記一体化したものを一方向に方向性を持たせて積み重ねたときに前記突部(4a)が隣接する一体化したものに接触し、
前記一体化したものにおける前記エンコーダ(1)と、隣接する前記一体化したものの前記第一のシール要素(3)との間が一定寸法離間する
ことを特徴とするエンコーダ付密封装置。 - 断面略L字形と断面逆略L字形の金属製芯材を持つ第一のシール要素(3)と第二のシール要素(2)との組合せからなり、
前記第一のシール要素(3)に弾性体製のシール部を形成すると共に、前記第二のシール要素(2)に磁性体からなるエンコーダ(1)を形成したエンコーダ付密封装置であって、
前記第一のシール要素(3)と前記第二のシール要素(2)とを組み合わせて一体化したものが一方向に方向性を持たせて積み重ねられるエンコーダ付密封装置において、
前記第一のシール要素(3)の前記金属製芯材の外周側角部を軸方向へ折り重ね形成することにより、外周側角部を軸方向へ突出させ、当該金属製芯材のフランジ部側面より張り出す突部(4b)を形成せしめ、
前記一体化したものを一方向に方向性を持たせて積み重ねたときに前記突部(4b)が隣接する一体化したものに接触し、
前記一体化したものにおける前記エンコーダ(1)と、隣接する前記一体化したものの前記第一のシール要素(3)との間が一定寸法離間する
ことを特徴とするエンコーダ付密封装置。 - 断面略L字形と断面逆略L字形の金属製芯材を持つ第一のシール要素(3)と第二のシール要素(2)との組合せからなり、
前記第一のシール要素(3)に弾性体製のシール部を形成すると共に、前記第二のシール要素(2)に磁性体からなるエンコーダ(1)を形成したエンコーダ付密封装置であって、
前記第一のシール要素(4c)と前記第二のシール要素(2)とを組み合わせて一体化したものが一方向に方向性を持たせて積み重ねられるエンコーダ付密封装置において、
前記第一のシール要素(3)において、前記一体化したものを一方向に方向性を持たせて積み重ねたときに隣接する一体化したもののエンコーダ(1)に対向する前記金属製芯材の内周側において筒状の端部を軸方向外側へ延長突出させ当該金属製芯材のフランジ部側面より張り出す突部(4c)を形成せしめ、
前記一体化したものを一方向に方向性を持たせて積み重ねたときに前記突部(4c)が隣接する一体化したもののエンコーダ(1)に接触し、
前記一体化したものにおける前記エンコーダ(1)と、隣接する前記一体化したものの前記第一のシール要素(3)との間が一定寸法離間する
ことを特徴とするエンコーダ付密封装置。 - 断面略L字形と断面逆略L字形の金属製芯材を持つ第一のシール要素(3)と第二のシール要素(2)との組合せからなり、
前記第一のシール要素(3)に弾性体製のシール部を形成すると共に、前記第二のシール要素(2)に磁性体からなるエンコーダ(1)を形成したエンコーダ付密封装置であって、
前記第一のシール要素(3)と、前記第二のシール要素(2)とを組み合わせて一体化したものが一方向に方向性を持たせて積み重ねられるエンコーダ付密封装置において、
前記第一のシール要素(3)の前記金属製芯材の金属製芯材の外周側端縁を軸方向外側へ延長させて前記第二のシール要素(2)におけるエンコーダ(1)の軸方向外側の側面よりも軸方向外側に向かって延びる突部(4d)を形成せしめ、
前記一体化したものを一方向に方向性を持たせて積み重ねたときに隣接する一体化したものの前記第一のシール要素(3)の外周部に当該突部(4d)先端を接触させ、
前記一体化したものにおける前記エンコーダ(1)と、隣接する前記一体化したものの前記第一のシール要素(3)との間が一定寸法離間する
ことを特徴とするエンコーダ付密封装置。 - 断面略L字形と断面逆略L字形の金属製芯材を持つ複数のシール要素の組合せからなり、
その一方へ弾性体製のシール部を形成すると共に、他方のシール要素に磁性体からなるエンコーダを組み込んだエンコーダ付密封装置において、
前記エンコーダを形成したシール要素にあって、金属製芯材の外周側端縁をエンコーダ側表面より軸方向へ延長させた突部を形成せしめた
ことを特徴とするエンコーダ付密封装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002309088A JP4361258B2 (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | エンコーダ付密封装置 |
US10/690,550 US20040080117A1 (en) | 2002-10-24 | 2003-10-23 | Encoder-equipped sealing device |
DE10350576A DE10350576A1 (de) | 2002-10-24 | 2003-10-24 | Mit einem Codegeber versehene Dichtungsvorrichtung |
US11/500,402 US20060273523A1 (en) | 2002-10-24 | 2006-08-08 | Encoder-equipped sealing device |
US11/902,327 US20080018053A1 (en) | 2002-10-24 | 2007-09-20 | Encoder-equipped sealing device |
US12/292,219 US20090200746A1 (en) | 2002-10-24 | 2008-11-13 | Encoder-equipped sealing device |
US12/659,414 US20100164184A1 (en) | 2002-10-24 | 2010-03-08 | Encoder-equipped sealing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002309088A JP4361258B2 (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | エンコーダ付密封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004144179A JP2004144179A (ja) | 2004-05-20 |
JP4361258B2 true JP4361258B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=32105255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002309088A Expired - Fee Related JP4361258B2 (ja) | 2002-10-24 | 2002-10-24 | エンコーダ付密封装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US20040080117A1 (ja) |
JP (1) | JP4361258B2 (ja) |
DE (1) | DE10350576A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4694234B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2011-06-08 | 光洋シーリングテクノ株式会社 | 転がり軸受装置用の密封装置 |
JP5168453B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2013-03-21 | Nok株式会社 | 密封装置 |
JP5209280B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2013-06-12 | 株式会社ジェイテクト | 密封装置 |
DE102010045671A1 (de) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Carl Freudenberg Kg | Dichtprofil |
JP6036215B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2016-11-30 | 日本精工株式会社 | 組み合わせシールリング付転がり軸受ユニット |
US8738278B2 (en) | 2012-02-12 | 2014-05-27 | Shane Chen | Two-wheel, self-balancing vehicle with independently movable foot placement sections |
CN104014123A (zh) | 2014-06-13 | 2014-09-03 | 杭州骑客智能科技有限公司 | 纵向双轮车体 |
US10252724B2 (en) | 2015-09-24 | 2019-04-09 | P&N Phc, Llc | Portable two-wheeled self-balancing personal transport vehicle |
USD840872S1 (en) | 2016-07-20 | 2019-02-19 | Razor Usa Llc | Two wheeled board |
USD941948S1 (en) | 2016-07-20 | 2022-01-25 | Razor Usa Llc | Two wheeled board |
USD803963S1 (en) | 2016-07-20 | 2017-11-28 | Razor Usa Llc | Two wheeled board |
US11654995B2 (en) | 2017-12-22 | 2023-05-23 | Razor Usa Llc | Electric balance vehicles |
JP7279920B2 (ja) * | 2019-01-24 | 2023-05-23 | 内山工業株式会社 | 密封装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3524461A1 (de) * | 1985-07-09 | 1987-01-22 | Kaco Gmbh Co | Radialwellendichtring |
DE3940003A1 (de) * | 1989-12-02 | 1991-06-06 | Freudenberg Carl Fa | Kassettendichtung |
US5201529A (en) * | 1990-02-16 | 1993-04-13 | Nok Corporation | Sealing device |
DE4110154C2 (de) * | 1991-03-27 | 1996-08-29 | Bruss Dichtungstechnik | Wellendichtring |
US5186472A (en) * | 1991-06-25 | 1993-02-16 | Federal-Mogul Corporation | Unitized radial shaft seal |
US5209499A (en) * | 1992-05-26 | 1993-05-11 | Mather Seal Company | Unitized polytetrafluoroethylene radial lip seal |
US5398942A (en) * | 1992-09-02 | 1995-03-21 | Dana Corporation | Annular lubricant seal assembly |
FR2700588B1 (fr) * | 1993-01-19 | 1995-02-17 | Roulements Soc Nouvelle | Dispositif de montage à joint d'étanchéité à codeur incorporé. |
US5470157A (en) * | 1994-03-29 | 1995-11-28 | The Timken Company | Bearing seal for sensing angular velocity |
FR2730283B1 (fr) * | 1995-02-03 | 1997-03-21 | Roulements Soc Nouvelle | Joint d'etancheite a codeur incorpore, equipe d'un dispositif capteur d'informations, pour roulement ou palier |
US6186507B1 (en) * | 1997-09-25 | 2001-02-13 | Michael R. Oldenburg | Retrofittable severe duty seal for a shaft |
ITTO980210A1 (it) * | 1998-03-12 | 1999-09-12 | Skf Ind Spa | Dispositivo di tenuta per un cuscinetto di rotolamento |
FR2789093B1 (fr) * | 1999-02-02 | 2001-03-09 | Carbone Savoie | Cathode graphite pour l'electrolyse de l'aluminium |
DE10056175A1 (de) * | 1999-11-17 | 2001-06-13 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Wheel Bearing and Sealing Davice Therefor |
IT1321122B1 (it) * | 2000-12-20 | 2003-12-30 | Skf Ind Spa | Dispositivo di tenuta per un cuscinetto a rotolamento. |
US6692153B2 (en) * | 2001-03-07 | 2004-02-17 | Ntn Corporation | Wheel support bearing assembly |
ITTO20010708A1 (it) * | 2001-07-19 | 2003-01-19 | Skf Ind Spa | Dispositivo di tenuta per cuscinetti. |
-
2002
- 2002-10-24 JP JP2002309088A patent/JP4361258B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-10-23 US US10/690,550 patent/US20040080117A1/en not_active Abandoned
- 2003-10-24 DE DE10350576A patent/DE10350576A1/de not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-08-08 US US11/500,402 patent/US20060273523A1/en not_active Abandoned
-
2007
- 2007-09-20 US US11/902,327 patent/US20080018053A1/en not_active Abandoned
-
2008
- 2008-11-13 US US12/292,219 patent/US20090200746A1/en not_active Abandoned
-
2010
- 2010-03-08 US US12/659,414 patent/US20100164184A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20100164184A1 (en) | 2010-07-01 |
US20090200746A1 (en) | 2009-08-13 |
US20080018053A1 (en) | 2008-01-24 |
US20040080117A1 (en) | 2004-04-29 |
DE10350576A1 (de) | 2004-05-13 |
JP2004144179A (ja) | 2004-05-20 |
US20060273523A1 (en) | 2006-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4361258B2 (ja) | エンコーダ付密封装置 | |
JP4863243B2 (ja) | エンコーダ付密封装置 | |
US5663640A (en) | Rolling bearing unit with rotational speed sensor and removable holder for a sensor wiring harness | |
JP2752343B2 (ja) | パッキン装置 | |
WO2006126469A1 (ja) | トーンホイール付密封装置 | |
JPWO2005090839A1 (ja) | 回転検出要素付き密封装置 | |
US20040174160A1 (en) | Rotor for rotation sensor | |
ITTO980140A1 (it) | Cuscinetto con un dispositivo di tenuta ed un dispositivo di rilevamen to della velocita' di rotazione. | |
JP2002333035A5 (ja) | ||
JP4325152B2 (ja) | 転がり軸受の密封装置 | |
JP2004212351A (ja) | 磁気エンコーダと磁気エンコーダ付軸受ユニット | |
JP4300412B2 (ja) | エンコーダ付きシール装置 | |
JP5061652B2 (ja) | 着磁パルサリング、及びこれを用いたセンサ付き転がり軸受装置 | |
JP2002139057A (ja) | 転がり軸受ユニットのエンコーダ付密封装置 | |
JP4013606B2 (ja) | パルサーリング | |
US20060261803A1 (en) | Cassette seal assembly | |
JP2008144950A (ja) | 回転速度検出装置回転速度検出装置を含むシール装置車輪用転がり軸受 | |
JP4798763B2 (ja) | 保護カバー付トーンホイール | |
JPH0629566Y2 (ja) | 多段型磁性流体シール装置 | |
JP4026557B2 (ja) | 回転検出用のパルサリングおよびシール装置 | |
JP4314812B2 (ja) | 転がり軸受の密封装置 | |
JPH11174070A (ja) | ベアリングシール | |
JP4615131B2 (ja) | タイヤ回転数検出装置及びタイヤ製造方法及びタイヤ | |
JPH0623932Y2 (ja) | リニアエンコーダ | |
JPH0412645Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070713 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090804 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4361258 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |