JP4306025B2 - Segment gripping device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、セグメントの回動を防止しつつ把持するセグメント把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トンネル内を搬送台車に載せられ搬送されてきたセグメントは、ホイストに吊下されたセグメント把持装置に把持され、ホイストの移動によってエレクタまで移送される。かかるセグメント把持装置として図8に示すものが知られている。
【0003】
図示するように、このセグメント把持装置aは、セグメントbの略中央部に形成されたキー穴cに挿抜され、挿入後90度回動されてキー穴cに係合するキーロッドdと、キーロッドdに滑り軸受eを介して回動自在に被嵌された円筒状のベース部材fと、ベース部材fの左右に取り付けられた一対のアームg、gと、各アームgの先端部に夫々設けられ、セグメントbに形成された位置決め用の凹部hに係合するピンiとを有する。かかるセグメント把持装置aは、各アームgの穴jに取り付けられたワイヤkを介し、図示しないホイストの吊りフックに吊下される。このセグメント把持装置aによるセグメントbの把持方法を説明する。
【0004】
先ず、キーロッドdを図8の状態からベース部材fに対して90度回動させてキー穴cに挿入可能の姿勢にし、そのキーロッドdをキー穴cに挿入すると共にピンiを凹部hに係合させる。このピンiはセグメントbの回動を防止する。次に、ベース部材fの上部に取り付けられたフランジ部材mを取り外してキーロッドdを更に下方に落とし込み、キーロッドdの肩部とキー穴cの肩部との間nにクリアランスを確保する。そして、そのキーロッドdを90度回動させて図8に示す如くキー穴cから抜けない姿勢にした後、取り外したフランジ部材mを再び取り付け、回り止め用のピンpをベース部材fとキーロッドdとに貫通させる。この回り止め用のピンpは、キーロッドdの回動を防止し、一旦把持したセグメントbの脱落を防止する。これにより、セグメントbが回動防止されつつ把持装置aに把持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記セグメント把持装置aにあっては、キーロッドdをベース部材fに対して回動させてキー穴cに対するロック・アンロックを切り換えているので、キーロッドdをベース部材fに対して回動させる際、作業員がロッドdの上端部を把持してロッドdを回動させなければならず、作業性が悪い。特に、セグメントbが大型の場合には、作業員がセグメントb上に身を乗り出して作業する必要があり、作業性の悪化が著しい。
【0006】
また、キーロッドdをベース部材fに対して回動させるための回動機構(滑り軸受e)およびキーロッドdを落とし込むための落込機構(フランジ部材m)が必要となるため、コストアップのみならず装置全体の軸方向の寸法の大型化を招く。このため、ワイヤkに掛けられるホイストの吊りフックの吊り代が小さくなり、小口径のトンネルの場合には、ワイヤkに吊りフックを掛けられなくなる事態も想定される。
【0007】
また、セグメントbを把持する度に、フランジ部材mおよび回り止め用のピンpを着脱しなければならないため、作業が煩雑となる。また、セグメントbの回動を防止するピンiの他に、一旦把持したセグメントbの脱落を防止すべく、キーロッドdの回動を止める回り止め用のピンpも必要なため、そのピンpの着脱作業も作業煩雑化の原因の一つとなる。
【0008】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、セグメント把持作業が容易であり、且つ構造が簡素で装置全体の小型化を推進できるセグメント把持装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ホイストに吊下されセグメントを把持して移送するセグメント把持装置において、上記セグメントに形成されたキー穴に挿抜され、挿入後所定角度回動されてキー穴に係合するキーロッドと、該キーロッドに略直交して取り付けられたアームと、該アームにセグメント側へ向けて出没自在に設けられ、その突出時にセグメントに形成された位置決め用の凹部に係合し、没入時に凹部から離脱するピンと、上記キーロッドの上部に設けられ上記ホイストの吊りフックが掛けられるシャックルとを備え、上記アームの先端部には上記ピンを収容する円筒体が設けられ、該円筒体には相対向する一対の浅い溝と一対の深い溝が周方向に間隔を隔てて形成され、ピンには上記一対の浅い溝または一対の深い溝に選択的に係合するロッドが直径方向に貫通して設けられ、該ロッドが浅い溝に係合されるとピンは円筒体内に引き上げられた状態で収容され、ロッドが深い溝に係合されるとピンは縁筒部から下方に突出して上記セグメントの上記凹部に係合することを特徴とする。
【0010】
上記セグメント把持装置によってセグメントを把持するには、先ず、ピンを没入させた状態で装置全体をキーロッド廻りに回動させ、キーロッドをセグメントのキー穴に挿入可能の姿勢にする。そして、そのキーロッドをキー穴に挿入した後、装置全体を所定角度回動させ、キーロッドをキー穴に係合させる。その後、アームに設けられたピンを突出させ、そのピンをセグメントに形成された凹部に係合させ、セグメントの回動を防止する。以上により、セグメントは、ホイストに吊下されたセグメント把持装置に回動防止された状態で把持され、ホイストの移動によって移送される。
【0011】
本発明においては、キーロッドの回動を、キーロッドのみを回動させるのではなく、装置全体を回動することで為している。よって、キーロッドの回動は、作業員がキーロッドに取り付けられたアームを掴んで装置全体を回動することによって達成でき、作業性が大幅に向上する。また、キーロッドのみを回動させるための回動機構やキーロッドを落とし込むための落込機構が不要となるので、コストダウンおよび装置全体の軸方向の寸法の小型化を推進できる。また、セグメントの凹部に係合されたピンが、装置に対するセグメントの回り止めとキーロッドの回り止めとを兼用するので、回り止め専用のピンが不要となる。
【0012】
上記キーロッドにアームの反対側に位置して別のアームを取り付け、その別のアームにバランスウェイトを取り付けてもよい。こうすれば、作業員がアームを掴んで装置全体をキーロッド廻りに回動させる際、装置全体が傾くことなくバランスよく回動する。よって、キーロッドのキー穴への挿入作業、およびピンの凹部への係合作業が容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係るセグメント把持装置1は、セグメント2の略中央部に形成されたキー穴3に挿抜され、挿入後所定角度回動されてキー穴3に係合するキーロッド4と、キーロッド4に略直交して取り付けられたアーム5と、アーム5の先端部にセグメント2側へ向けて出没自在に設けられ、その突出時にセグメント2に形成された位置決め用の凹部6に係合し、没入時に凹部6から引き抜かれるピン7とを有する。
【0015】
キーロッド4は、図2および図4にも示すように、上方から下方にかけて、円柱部8とテーパ円柱部9と平板部10とが一体的に形成され、構成されている。平板部10は、キー穴3に挿入されてロック・アンロックを切り換える実質的なキー部材であって、マイナスドライバ状に形成されており、その両肩部11が円弧状に形成されている。また、円柱部8の上部には、図示しないホイストの吊りフックが掛けられるシャックル12が取り付けられている。
【0016】
キーロッド4が挿入されるキー穴3は、セグメント2の略中央の重心位置近傍にテーパ状に形成されており、その内部には係合金具13が埋設されている。係合金具13は、図1および図4に示すように、セグメント2(トンネル)の軸方向に沿って長方形状に形成された開口部14を有する。開口部14は、キーロッド4の平板部10がセグメント2の軸方向となったときその挿入を許容し、挿入後に平板部10が90度回動されると引き抜き不可能とするものである。開口部14の内側の両肩部15は、平板部10の両肩部11に合わせて円弧状に形成されており、ロック時にこれらが当接するようになっている。
【0017】
キーロッド4の円柱部8には、円筒部材16が被嵌され、ボルト17で固定されている。円筒部材16には、アーム5がキーロッド4に対して略直交するように取り付けられている。円筒部材16の下部には、図2(b) に示すように、メタル製のリング体18が取り付けられている。このリング体18は、キーロッド4がキー穴3に挿入されたとき、キー穴3の周囲に取り付けられたメタル製のリング体19に当接し、キーロッド4が回動される際に当接部をメタルタッチとすることで回動抵抗を減少させるものである。
【0018】
アーム5の先端部には、図2および図3に示すような円筒体20が取り付けられている。円筒体20には、周方向に90度間隔を隔てて計4本の溝21、22が、軸方向に沿って形成されている。溝21、22は、相対向する一組の2本(21)が浅く、別の組の2本(22)が深く形成されている。浅い溝21と深い溝22との間の円筒体の側壁部は、高い部分23と低い部分24とが交互に配置されている。高い部分23の頂部には、扇状に形成された板体25が取り付けられている。
【0019】
円筒体20の内部には、ピン7が、セグメント2側へ向けて出没自在に収容される。ピン7は、図2および図4に示すように、円筒部20の内径に合わせてスライド可能な外径に形成された円筒部26と、円筒部26の下部に一体的に形成されたテーパ円筒部27とを有する。テーパ円筒部27のテーパは、セグメント2に形成された凹部6のテーパに合わせられている。ピン7の円筒部26には、その直径部分を貫通するように、ロッド28が装着されている。ロッド28は、上記一対の浅い溝21または一対の深い溝22のいずれかに、選択的に係合される。
【0020】
ロッド28が図4(b) に示すように浅い溝21に係合されると、ピン7は円筒体20内に引き上げられた状態で収容され、ロッド28が図2(b) に示すように深い溝22に係合されると、ピン7は円筒体20から下方に突出する。このとき、キーロッド4がセグメント2のキー穴3に挿入されていると、ピン7は、突出時にはセグメント2に形成された位置決め用の凹部6に係合し、没入時には凹部6から離脱する。凹部6は、図1に示すように、キー穴3を挟むようにその左右両側に配置され、図示しないエレクタがセグメント2を把持するときに、位置決め用および回り止め用として使用されるものである。
【0021】
キーロッド4に被嵌された円筒部材16には、上記アーム5の反対側に位置させて、別のアーム29がキーロッド4に略直交するように取り付けられている。別のアーム29は、図2に示すように、上記アーム5の延長線上に一直線状に配置される。これらアーム5、29は、水平板部30と垂直板部31とが断面T字状に接合されて構成されている。水平板部30は、円筒部材16に直交して取り付けられている。垂直板部31は、図2(b) に示すように、円筒部材16側が幅広で先端側が幅狭になるようにテーパ状に形成されており、円弧状のセグメント2の内周面と干渉しないようになっている。
【0022】
別のアーム29の先端部には、円柱状に形成されたバランスウェイト32が取り付けられている。バランスウェイト32の重量は、反対側のアーム5の先端部に取り付けられた部品(円筒体20とピン7とロッド28等)の重量と一致されている。ここで、ピン7が中抜きされて重量軽減が図られているため、バランスウェイト32の重量もその分だけ軽くできる。また、両アーム5、29の長さ形状は同一となっている。このため、シャックル12にホイストのフックを掛けて把持装置1を吊下したとき、装置1全体が傾くことなくモビールの如く安定して吊下される。
【0023】
以上の構成からなるセグメント把持装置1によってセグメント2を把持する工程を説明する。
【0024】
先ず、図1および図4に示すように、ピン7を円筒体20内に没入させた状態とする。そして、ホイストの吊りフックに吊下された把持装置1全体をキーロッド4廻りに回動させることにより、キーロッド4の平板部10をセグメント2(トンネル)の軸方向と平行にする。そして、図5に示すように、その状態でホイストの吊りワイヤを繰り出すことにより、キーロッド4をキー穴3に挿入して平板部10を係合金具13の開口部14に貫通させる。貫通後、平板部10の両肩部11と開口部14の両肩部15との間33には、キーロッド4の回動に必要な所定のクリアランスが形成される。
【0025】
次に、把持装置1全体をキーロッド4廻りに90度角度回動させることによりキーロッド4を回動させ、図6に示すようにキーロッド4の平板部10を係合金具13の開口部14に係合させる。その後、図7に示すように、アーム5の先端部に設けられた円筒体20からピン7を下方に突出させ、そのピン7をセグメント2に形成された凹部6に係合させ、セグメント2の回動を防止する。ピン7の出没は、そのロッド28を作業員が把持し、ロッド28を溝21から溝22に移すことで行われる。平板部10の両肩部11と開口部14の両肩部15との間33のクリアランスは、ピン7が凹部6に落ち込むことで吸収される。以上により、セグメント2は回動防止されつつ把持装置1に把持される。
【0026】
本実施形態においては、キーロッド4の回動を、図8に示す従来タイプのようにキーロッドdのみを回動させるのではなく、装置1全体を回動することで為している。よって、キーロッド4の回動は、作業員がキーロッド4に取り付けられたアーム5、29を掴んで装置1全体を回動することによって達成でき、作業性が大幅に向上する。この際、バランスウェイト32によって、把持装置1全体が傾くことなく鉛直状態を保ってバランスよく回動するため、キーロッド4のキー穴3への挿入作業、およびピン7の凹部6への係合作業が容易にかつ確実に行える。
【0027】
また、本実施形態では、図8に示す従来タイプでは必要であったキーロッドdのみを回動させるための回動機構(滑り軸受e)やキーロッドdを落とし込むための落込機構(フランジ部材m)が不要となるので、コストダウンおよび装置全体の軸方向の寸法の小型化を推進できる。よって、たとえ小口径のトンネルであっても、シャックル12に掛けられるホイストの吊りフックの吊り代を確保できる。また、図8に示す従来タイプでは必要であったキーロッドdを落とし込むためのフランジ部材mの着脱作業が不要となるので、作業が簡素化される。
【0028】
また、セグメント2の凹部6に係合されたピン7が、装置1に対するセグメント2の回り止めのみならず、キーロッド自体4の回り止めをも兼用するので、図8に示す従来タイプでは必要であった回り止め専用のピンpが不要となる。よって、回り止め専用のピンpの挿抜作業が不要となり、作業が簡素化される。また、本実施形態では、図7に示すようにピン7のロッド28が一旦深い溝22に係合すると、ピン7の自重によってロッド28が深い溝22内に安定して係合するので、ピン7が凹部6から外れてキーロッド4が回動しアンロック状態となることを確実に防止できる。
【0029】
なお、別のアーム29の先端部に設けられたバランスウェイト32の代りに、他方のアーム5の先端部の各部品(円筒体20、ピン7等)を設け、双方のピン7、7を夫々セグメント2の凹部6、6に係脱するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るセグメント把持装置によれば、次のような効果を発揮できる。
【0031】
(1)セグメント把持作業が容易となる。すなわち、アームを掴んで装置全体をキーロッド廻りに回動させる工程と、ピンをセグメント側に出没させる工程との2工程によって、セグメントを把持することができる。
【0032】
(2)装置の構造が簡素となって装置全体の小型化を推進できる。よって、低コスト化を推進できると共に、装置の吊り代を稼ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すセグメント把持装置の斜視図である。
【図2】上記セグメント把持装置の説明図であり、図2(a) は平面図、図2(b) は側面図である。
【図3】上記セグメント把持装置のピンを収容する円筒体の斜視図である。
【図4】上記セグメント把持装置の使用方法(第1工程)を示す説明図であり、図4(a) は側面図であり、図4(b) は正面図である。
【図5】上記セグメント把持装置の使用方法(第2工程)を示す説明図であり、図5(a) は側面図であり、図5(b) は正面図である。
【図6】上記セグメント把持装置の使用方法(第3工程)を示す説明図であり、図6(a) は側面図であり、図6(b) は正面図である。
【図7】上記セグメント把持装置の使用方法(第4工程)を示す説明図であり、図7(a) は側面図であり、図7(b) は正面図である。
【図8】従来例を示すセグメント把持装置の側面図である。
【符号の説明】
1 セグメント把持装置
2 セグメント
3 キー穴
4 キーロッド
5 アーム
6 凹部
7 ピン
29 別のアーム
32 バランスウェイト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a segment gripping device that grips while preventing rotation of a segment.
[0002]
[Prior art]
In general, a segment that has been transported on a transport carriage in a tunnel is gripped by a segment gripping device suspended by a hoist, and transferred to an erector by the movement of the hoist. As such a segment gripping device, the one shown in FIG. 8 is known.
[0003]
As shown in the figure, the segment gripping device a is inserted into and extracted from a key hole c formed at a substantially central portion of the segment b, and is rotated 90 degrees after insertion to engage the key hole c, and the key rod d. And a pair of arms g attached to the left and right of the base member f, and a tip of each arm g, respectively. And a pin i that engages with a positioning recess h formed in the segment b. The segment gripping device a is suspended by a hoist suspension hook (not shown) via a wire k attached to a hole j of each arm g. A method for gripping the segment b by the segment gripping device a will be described.
[0004]
First, the key rod d is rotated 90 degrees with respect to the base member f from the state shown in FIG. 8 so that the key rod d can be inserted into the key hole c. The key rod d is inserted into the key hole c and the pin i is engaged with the recess h. Combine. This pin i prevents the rotation of the segment b. Next, the flange member m attached to the upper part of the base member f is removed and the key rod d is dropped further downward to secure a clearance n between the shoulder portion of the key rod d and the shoulder portion of the key hole c. Then, after rotating the key rod d 90 degrees so as not to come out of the key hole c as shown in FIG. 8, the removed flange member m is reattached, and the rotation prevention pin p is attached to the base member f and the key rod d. And let it penetrate. This anti-rotation pin p prevents the key rod d from rotating and prevents the segment b once gripped from falling off. As a result, the segment b is gripped by the gripping device a while being prevented from rotating.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the segment gripping device a, since the key rod d is rotated with respect to the base member f to switch between locking and unlocking with respect to the key hole c, the key rod d is rotated with respect to the base member f. When doing so, an operator must grip the upper end of the rod d to rotate the rod d, and workability is poor. In particular, when the segment b is large, it is necessary for an operator to get on the segment b to work, and workability is significantly deteriorated.
[0006]
Further, since a rotating mechanism (sliding bearing e) for rotating the key rod d with respect to the base member f and a dropping mechanism (flange member m) for dropping the key rod d are required, not only the cost is increased but also the apparatus. This leads to an increase in the overall axial dimension. For this reason, the hoisting allowance of the hoist hanging hook hung on the wire k becomes small, and in the case of a small-diameter tunnel, a situation where the hanging hook cannot be hung on the wire k is also assumed.
[0007]
Further, every time the segment b is gripped, the flange member m and the detent pin p have to be attached and detached, which makes the operation complicated. Further, in addition to the pin i for preventing the rotation of the segment b, a pin p for preventing the rotation of the key rod d is also required in order to prevent the segment b once being gripped from falling off. The attachment / detachment work is also one of the causes of complicated work.
[0008]
An object of the present invention, which was created in view of the above circumstances, is to provide a segment gripping device that can easily perform segment gripping work, has a simple structure, and can promote downsizing of the entire device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, in a segment gripping device that is suspended by a hoist and grips and transfers a segment, the key is inserted into and removed from a key hole formed in the segment and rotated by a predetermined angle after insertion. A key rod that engages with the hole, an arm that is mounted substantially orthogonal to the key rod, and is provided in the arm so as to be able to protrude and retract toward the segment side, and engages with a positioning recess formed in the segment when protruding. And a pin that separates from the recess when immersed, and a shackle that is provided on an upper portion of the key rod and on which the hoist suspension hook is hung, and a cylindrical body that accommodates the pin is provided at the tip of the arm. The body is formed with a pair of shallow grooves and a pair of deep grooves that are opposed to each other at intervals in the circumferential direction, and the pin is provided with the pair of shallow grooves or the pair of deep grooves. A selectively engaging rod is provided penetrating in the diametrical direction. When the rod is engaged with a shallow groove, the pin is accommodated in a state of being pulled up into the cylindrical body, and the rod is engaged with the deep groove. The pin protrudes downward from the edge tube and engages with the recess of the segment .
[0010]
In order to grip the segment by the segment gripping device, first, the entire device is rotated around the key rod with the pin immersed, so that the key rod can be inserted into the key hole of the segment. Then, after inserting the key rod into the key hole, the entire apparatus is rotated by a predetermined angle, and the key rod is engaged with the key hole. Thereafter, a pin provided on the arm is protruded, and the pin is engaged with a recess formed in the segment to prevent the segment from rotating. Thus, segments are gripped in a state of being prevented rotated in suspended Please segment gripping device to the hoist, Ru is transported by the movement of the hoist.
[0011]
In the present invention, the key rod is rotated not by rotating only the key rod but by rotating the entire apparatus. Therefore, the rotation of the key rod can be achieved by the operator holding the arm attached to the key rod and rotating the entire apparatus, and the workability is greatly improved. Further, since a turning mechanism for turning only the key rod and a dropping mechanism for dropping the key rod are not necessary, it is possible to promote cost reduction and downsizing of the overall axial dimension of the apparatus. In addition, since the pin engaged with the concave portion of the segment serves as both the detent of the segment with respect to the device and the detent of the key rod, a dedicated pin for detent is not required.
[0012]
Another arm may be attached to the key rod on the opposite side of the arm, and a balance weight may be attached to the other arm. In this way, when the operator grasps the arm and rotates the entire apparatus around the key rod, the entire apparatus rotates in a balanced manner without tilting. Therefore, the operation of inserting the key rod into the key hole and the operation of engaging the pin with the recess are facilitated.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0014]
As shown in FIG. 1, the
[0015]
As shown in FIGS. 2 and 4, the
[0016]
The
[0017]
A
[0018]
A
[0019]
Inside the
[0020]
When the
[0021]
Another
[0022]
A
[0023]
A process of gripping the
[0024]
First, as shown in FIGS. 1 and 4, the
[0025]
Next, the
[0026]
In this embodiment, the
[0027]
Further, in the present embodiment, there is provided a turning mechanism (sliding bearing e) for turning only the key rod d required for the conventional type shown in FIG. 8 and a dropping mechanism (flange member m) for dropping the key rod d. Since it becomes unnecessary, it is possible to promote cost reduction and downsizing of the axial dimension of the entire apparatus. Therefore, even if it is a small-diameter tunnel, the hoisting allowance of the hoist suspension hook hung on the
[0028]
Further, the
[0029]
Instead of the
[0030]
【The invention's effect】
As described above, the segment gripping device according to the present invention can exhibit the following effects.
[0031]
(1) The segment gripping work becomes easy. That is, the segment can be gripped by two steps: a step of gripping the arm and rotating the entire apparatus around the key rod, and a step of protruding and retracting the pin to the segment side.
[0032]
(2) The structure of the device is simplified and the overall size of the device can be reduced. Therefore, cost reduction can be promoted, and the cost of hanging the device can be earned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a segment gripping device showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of the segment gripping device, FIG. 2 (a) is a plan view, and FIG. 2 (b) is a side view.
FIG. 3 is a perspective view of a cylindrical body that accommodates a pin of the segment gripping device.
FIGS. 4A and 4B are explanatory views showing a method of using the segment gripping device (first step), FIG. 4A is a side view, and FIG. 4B is a front view.
FIGS. 5A and 5B are explanatory views showing a method of using the segment gripping device (second step), FIG. 5A is a side view, and FIG. 5B is a front view.
FIGS. 6A and 6B are explanatory views showing a method of using the segment gripping device (third step), FIG. 6A is a side view, and FIG. 6B is a front view.
FIGS. 7A and 7B are explanatory views showing a usage method (fourth step) of the segment gripping device, in which FIG. 7A is a side view and FIG. 7B is a front view;
FIG. 8 is a side view of a segment gripping device showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
1
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