JP4227256B2 - Water supply equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば家庭に給水を行う給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アパート、マンションなどの給水システムは、屋外あるいは屋内に設置した給水装置で、各家庭に給水することが行われている。
【0003】
こうした給水装置では、据え付け場所の制約を受けないよう、できるだけ占有床面積を小さくした装置が望まれる。
【0004】
そこで、小占有床面積を重要視した給水装置は、奥行き寸法を狭く、高さ寸法を高くし、正面側を開口させたボックス構造のケースを用いて、このケース内の内面に給水に必要な給水ポンプ機器、例えば複数台のポンプ、吸込側合流管、吐出側合流管、アキュームレーターなどを組み付ける構造が採用ようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この構造だと、確かに給水装置が占有する床面積は小さくできるが、周囲が壁で囲まれた狭いボックス構造のケースの中で、各機器、部品の組み付けを行うことが強いられる。特にケースは給水ポンプ機器を収めるだけの小さい外形のケースが用いられるので、機器,部品とケースの壁との間の隙間は小さく、かなり各機器、部品の組み付け作業は面倒であった。
【0006】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、小占有床面積と給水ポンプ機器の組付作業性の容易化との双方を満足する給水装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載した給水装置は、背板とこの背板の左右両縁部および上部縁にそれぞれ正面方向へ少量突き出る板部を形成して機械的強度を満足させた背壁と、同背壁の下端部に取付けられたアンカー用プレートとを有してなり、該アンカー用プレートを下にし背板を背にして自立可能な架台に、背板から該背板の縁部に在る板部の張出し長さ以上に正面方向に突き出るように取り付けられた複数の支え部材を組み合せ、これら支え部材に給水ポンプ機器を載せる構造とした。
【0008】
この給水装置だと、支え部材は、背板の両側の板部よりも正面方向へ突き出ているので、ポンプ、各種配管などの給水ポンプ機器を支え部材に組み付けるときは、板部が無い支え部材の周囲の広い開放空間を作業空間として用いて組み付け作業を進めることができ、給水ポンプ機器を組み付ける作業は容易となる。しかも、給水ポンプ機器は、縦置きの背板に設置されるので、従来のボックス構造と同様、必要な占有床面積は小さくてすむ。そのうえ、架台は、左右側および上部が前方に若干、張り出た背壁を用い、これをアンカー用プレートで自立させる構造なので、構造は簡単であり、重量も軽く、製造コストも安価ですむ。
【0009】
請求項2に記載の給水装置は、さらに上記目的に加え、少ない支持個所で、縦型ポンプを吸込側配管および吐出側配管を合理的に背板に支持させるよう、並行に配置された複数台の電動駆動式の縦型ポンプ、これら各ポンプの吸込口に接続された左右方向に延びる吸込側合流管、各ポンプの吐出口に接続された左右方向に延びる吐出側合流管を有したポンプユニットから給水ポンプ機器を構成し、吸込側合流管および吐出側合流管に支持ベースを形成し、これら支持ベースを支え部材に載せて、ポンプユニットを架台に組み付ける構造を採用した。
【0010】
これにより、重量のあるポンプを含むポンプユニット全体は、奥行き方向に配置される吸込側合流管と吐出側合流管との間隔を支持スパンとして活用して、安定して受け止められるので、少ない支持個所でポンプユニットの組み付けが行われる。
【0011】
請求項3に記載の給水装置は、上記目的に加え、縦型ポンプが発する振動で架台が振動するのを防ぐために、支持ベースと支え部材との間に弾性部材を介装し、かつ支え部材の近傍の背壁内面に制振部材を設ける構造を採用した。
【0012】
これにより、吸込側合流管、吐出側合流管から背板へ伝わろうとする縦型ポンプからの振動は、支持ベースと支え部材との間の弾性部材で吸収される。そして、それでも支え部材から背板へ伝わる振動が、同支え部材の近傍に在る制振部材で抑制されるので、効果的な振動防止が行える。
【0013】
請求項4に記載の給水装置は、現地で据え付けた給水装置が無用に転倒するようなことがないよう、背板に転倒防止用の金具を取り付けた。
【0014】
これにより、給水装置の設置時、背板に沿う建物の壁面などに、転倒防止用金具を締結することにより、地震で地面が揺れることがあっても、給水装置の転倒は防止される。
【0015】
請求項5に記載の給水装置は、直結給水式の給水装置を構成する逆流防止装置から架台へ伝わる振動を防ぐために、吸込側に逆流防止装置が組み付く直結給水式では、逆流防止装置を含む配管を、背板から突き出る支え部材に弾性部材を介して載せた。
【0016】
これにより、逆流防止装置から架台へ伝わろうとする振動は、弾性部材で吸収され、架台が振動するのが防止される。
【0017】
請求項6に記載の給水装置は、雨、風の影響に耐える構造で、低騒音の屋外仕様の給水装置が実現されるよう、内のり寸法を架台の外形より大きくした箱状のポンプカバーを正面方向から架台に被せ、同ポンプカバーの上部を、給水装置全体を吊り下げるためのアイボルトで背板の上部に在る板部に締結した。
【0018】
これにより、架台に取り付いた給水ポンプ機器は、周囲がポンプカバーで覆われて遮蔽されるから、給水ポンプ機器が雨、風にさらされるのを防げる。と同時に給水ポンプ機器の騒音が外部へ出るのが遮られ、屋外の設置に適した給水装置となる。しかも、ポンプカバーは、装置吊り下げ用のアイボルトで架台に固定してあるので、別途、ポンプカバーを取り付けるためのねじ類は不要である。そのうえ、ポンプカバーは、架台の正面方向から外したり取り付けたりする構造なので、たとえ給水装置の幅方向両側に障害物があっても、容易にポンプカバーの脱着作業が行える。
【0019】
請求項7に記載の給水装置は、配管施工した後でも、給水ポンプ機器の取り外し、取り付け作業を伴うメンテナンスが容易に行えるよう、背板の下部に、左右両側の板部から正面方向に突き出てポンプカバー下部の内面と重なりながら曲がるコ字状のスカート板を形成し、このスカート板に給水ポンプ機器との取り合いを行うための貫通孔を形成した。
【0020】
これにより、給水装置の据え付けを終えて、スカート部の貫通孔に配管を施した後からでも、給水ポンプ機器のメンテナンスを行うときは、給水ポンプ機器と取り合う配管はそのまま変えずに、ポンプカバーを取り去るだけで、容易に架台に組み付けた機器の取り外しや取り付けが行える。
【0021】
請求項8に記載の給水装置は、熱の滞留なくポンプカバー内の各部がモーターの冷却ファンで効果的に冷却されるよう、上方から吸い込み下方へ吹き出す冷却ファンが内蔵された全閉モーターを上部に配置した電動駆動式の縦型ポンプを給水ポンプ機器とし、かつ冷却ファンの吸込口を上部に配置し、縦型ポンプにつながる配管を下側に配置して支え部材で架台上部に縦型ポンプを設置し、さらに縦型ポンプと向き合うポンプカバーの正面壁を、上方に向うにしたがって縦型ポンプとの間が狭まるように傾斜させた。
【0022】
これにより、全閉モーターを冷却した冷却ファンからの排気流(熱風)は、ポンプカバーの傾斜部がもたらす抑えにより、ファンの吸込口へショートサーキットする流れが形成されずに、下側の配管に導かれて冷却されてから、ポンプカバー内の各部に導かれて熱交換した後、再びポンプカバー内の各部に導かれ熱交換(温度上昇)しながら上昇して、再び全閉モーターの冷却ファンで吸込ませるようになり、ポンプカバー内の上部に熱が滞留することなく、ポンプカバー内の各部が十分に冷却されるようになる。
【0023】
請求項9に記載の給水装置は、全閉モーターからの騒音を効果的に低減するために、傾斜した正面壁の内面に吸音材を設ける構造を採用して、全閉モーターに対して接近する傾斜面を活用して、全閉モーターから発する騒音を効果的に吸収するようにした。
【0024】
請求項10に記載の給水装置は、直結給水式を構成する逆流防止装置の漏水状態が外部から確認できるよう、吸込側に逆流防止装置が組み付いた直結給水式を採用した構造は、ポンプカバーに逆流防止装置の漏水点検用の窓を形成して、ポンプカバーを開けずに、窓を通して、逆流防止装置の状態がわかるようにした。
【0025】
請求項11に記載の給水装置は、ポンプカバー内の最も凍結しやすい個所を効果的に保温するために、支え部材で背板の下部に組み付く逆流防止装置の一次側にある圧力検出器の近傍に、凍結防止用のヒーターを組み付け、同逆流防止装置を囲むポンプカバーの内面部分に、断熱性を有した吸音材を取り付けた。
【0026】
これにより、内部雰囲気が最も冷たくなる給水装置の下部に配置される逆流防止装置をヒーターで保温しながら、同ヒーターにより、接水部が細く凍結しやすくなっている逆流防止装置の一次側の圧力検出器が重点に保温されるようになり、防音しつつ最も凍結しやすい給水ポンプ機器の個所が効果的にヒーターで保温されるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図7に示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0028】
図1は、本発明を適用した給水装置の正面図、図2は同給水装置の正断面図、図3(a),(b)ないし図5は図1中のそれぞれ矢視A〜Dから見た側断面図、図6は給水ポンプ合流配管系を示す正面図、図7は給水装置の各部の構造を示す図を示していて、図中1は自立可能に構成された架台である。
【0029】
この架台1は、図7に示されるように四角形の背壁2、コ字状に形成されたスカート板7、左右一対のアンカー用プレート15を組合わせて形成してある。
【0030】
詳しくは、背壁2は、上下方向に垂直に延びる角形の背板3と、この背板3の上部縁全体に形成された内向きの天板4(板部に相当)と、この天板4と連続する背板3の左右縁全体に形成された内向きの側板5(板部に相当)とを有して形成してある。これら三方縁にある天板4および側板5は、いずれも正面方向へ少量、例えば40mm程度、突き出ていて、これら内向きに突き出る天板4および側板5がもたらす剛性により、プレートで形成される背壁3で、べこつきといった支障の無い、ポンプ搭載に対して十分に満足する機械的強度を確保している。また左右両方の側板5の下部分からは、コ字形に折り曲げた帯形のプレートが正面方向に突き出ていて、背壁3の下部にコ字状のスカート板7を形成している。このスカート板7のうち一方の壁、例えば左壁には、奥行き側から順に、横方向から外部と配管取り合いをなすための吸込配管用の貫通孔9、ドレン孔10、ケーブル孔11が形成されている。スカート板7の右壁には、正面(手前)側から順に、横方向から外部と配管取り合いをなすための吐出配管用の貫通孔12、ドレン孔13が形成されている。またスカート板7の各左右側の下端から側板5の各下端に渡り、それぞれ帯板が取着されていて、架台1の下部に左右一対のアンカー用プレート15を形成している。これにより、架台アンカー用プレート15を下にし背板3を背にして自立する、奥行き寸法は狭く、高さ寸法の高い架台1を構成してある。なお、各アンカー用プレート15の板面にはアンカーボルト挿入孔15a(図7のみに図示)が形成してある。
【0031】
この架台1を形成する背板3の内面に、給水ポンプ機器20、同給水ポンプ機器20を制御する制御盤21が組み付けてある。すなわち、背板3の左側上段には、内部にインバータなど各種制御機器を内蔵した角箱形の制御盤21が,ブラケット21aを介して組み付けられている。この制御盤21の下側には、給水ポンプ機器20であるところのアキュームレーター22が組み付けられている。また背板3の右側には、制御盤21およびアキュームレーター22と隣接して、給水ポンプ機器20であるところの縦型のポンプユニット23が組み付けられている。
【0032】
詳しくは、ポンプユニット23は、上部にモーター、例えばローターに永久磁石を用いたブラシレスDCモーター24(以下、単にDCモーター24という)を有し、下部に同DCモーター24に直結されたポンプ部、例えば多段タービンポンプ部25(以下、単にポンプ部という)を有して構成される縦型の多段タービンポンプ26を、複数台、例えば2台左右方向に並行に配置し、これに吸込側合流管27、吐出側合流管28を組合わせて構成してある。詳しくは、DCモーター24には、全閉モーターが用いられる。同全閉モーターの上部には、冷却ファンとして、上方に在る吸込口29aから吸い込み、下方へ向く吹出口29bからモーター本体の外周面に沿って吹き出すタイプの冷却ファン29(図2のみに図示)が内蔵してある。多段タービンポンプ26は、下部に在る下向きに開口するポンプ吸込口30をもつ吸込ケーシング31と、上部に在る正面方向に開口するポンプ吐出口32をもつ吐出ケーシング33(いずれも図3、図4に図示)との間に、インペラ34を収めた複数の中間ケーシング35を締結し、各インペラ34とDCモータ24から延びるモーター軸24aとを連結した構造が用いてある。これら多段タービンポンプ26の各ポンプ吸込口30には、メンテナンス用の開閉弁、例えばボール弁36、左右方向に延びる吸込側合流管27が順に着脱可能に結合、例えばフランジ接続で結合してある。吸込側合流管27は、左側端がプラグ37で閉止され、右側端が逆L字形を描くように曲がって下方向へ延びている。なお、吸込側合流管27の横方向に延びる管部分27aには両側に凍結防止用のヒーター38が組み付けてある。多段タービンポンプ26の各ポンプ吐出口32には、同吐出口32から下方(垂直方向)へ延びるL形の連結管40が連結してある(図6に図示)。この連結管40の上端に一体に形成されているエルボ部40a(ほぼ90°曲がる部分)に、スイング式のチェッキ弁40bを内蔵させてある。この連結管40の下端は、ポンプ吸込口30の位置より、下側となる地点まで延びている。このポンプ吸込口30から下方にずれた連結管40の端部に、吸込側と同じく、メンテナンス用の開閉弁、例えばボール弁41と逆L字形を描くように曲がる吐出側合流管28がフランジ接続で連結してある。この吐出側合流管28の横方向に延びる管部分28aの左端には、吐出圧力を検出する圧力検出器17が組み付けてある。また吐出側合流管28の下方へ延びる管部分28bは、吸込側合流管27の下方へ延びる管部分27bと向き合うように(ほぼ平行)に配置される。そして、これら管部分27b,28bの途中が、高配水時(吸込側の圧力が目標圧力より高くとき)に吐出側へバイパスさせるバイパス部43を介して連結してある(図4に図示)。バイパス部43は、管部分27bと管部分28bとの両者間を連通するバイパス管44と、このバイパス管44内に収めた、吐出側合流管28側へ向う方向のみ開く機能をもつバイパス用チェック弁45とを有して構成してある。そして、このバイパス用チェック弁45からポンプ吸込側へ向う吸込側合流管27の垂直な管部分27bには、少水量停止用の流量検出器(目標水量より水量が少なくなるにしたがいポンプ停止させるためのもの)、例えばパドル式の流量検出器46が組み込んである。なお、吐出側合流管28の横方向に延びる管部分28aにも凍結防止用のヒーター47が組み付けてある。
【0033】
このポンプユニット23のうち、吸込側合流管27の管部分27a(水平方向に延びる部分)の両端側には、図5にも示されるように管部分27を挟んで側方に互い違いに張り出す矩形状の2つ支持ベース48が形成してある。また管部分27aから下側にずれて配置されている吐出側合流管28の管部分28aの端部(圧力検出器17側)には、管部分27a側へ張り出す矩形状の支持ベース49(1個)が形成してある。
【0034】
これに対して背板3の右側中段には、図7にも示されるようにポンプユニット据付け用の支え部材50が取り付けてある。支え部材50は、例えばコ字形に折り曲げた板金で形成されるサポート部材51の一方の端部を背板3の内面に固定して、板金の両端壁52を上下二段に配置し、両端壁52の他方の端部を背板3の内面から突き出させた構造が用いられている。詳しくは、上下二段となる端壁52は、上側が三角形状をなし、下側が帯形状をなしていて、いずれも架台1の天板4,側壁5の張出し長さ以上の寸法で正面方向に突き出ている。このうち上段の端壁52の先端側と基部側とには、各支持ベース48の位置と対応して、例えばゴム部材とばね部材とを組合わせてなる偏平矩形状の弾性部材53が取着されている。また下段の端壁52の先端側には、支持ベース49の位置と対応して、同様の偏平矩形状の弾性部材54が取着されている。
【0035】
ポンプユニット23は、弾性部材53で形成される各据付座に、各支持ベース48を載せ、弾性部材54で形成される据付座に、支持ベース49を載せることによって、吸込側合流管27と吐出側合流管28の両間隔を支持スパンとして、支え部材50に安定した姿勢で載置させてある。そして、図3に示されるように正面方向に突き出る吸込側合流管27の支持ベース48(1個のベースだけ)を、締結具、ボルト50aで支え部材50に固定することによって、重量のあるポンプユニット23の全体を、冷却ファン29の吸込口29aが架台1の最も上部に配置され、多段タービンポンプ部25につながる吸込側/吐出側の配管が下側に配置される姿勢で、安定して架台1に組み付けてある。
【0036】
なお、ポンプユニット23は、頭部側が弾性部材53,54の弾性で振れないよう、同ユニット23の高い位置で補助的に支えてある。例えば図2、図6および図7に示されるように吐出ケーシング33から突き出たブラケット55を、背板3の内面に弾性変位可能に取り付けた支持具、例えばゴム部材などの弾性部材56により弾性支持された支持ボルト57で、ポンプ荷重が作用しないよう横方向から支えることによって、ポンプユニット23が振れないように規制させてある。
【0037】
また支え部材50の近傍となる背板3の内面には、制振部材、例えば粘性の高いプレート状の制振材58が取着されていて、背板3が支え部材50から伝わるタービンポンプ26の振動で振れない構造にしている(図7に図示)。但し、3aは、背板3の内面に、支え部材50の近傍を通過するよう、幅方向に連続して設けられた補強材である(図7に図示)。
【0038】
アキュムレーター22も、ポンプユニット23と同様、背板3の内面から、側板5の張出し長さ以上、正面方向に突き出る支え部材59(例えばチャンネル部材よりなる)の先端部に、アキュームレーター22の下部に形成した支持ベース22aを締結、例えばボルトで締結することによって、架台1に組み付けてある。そして、このアキュームレーター22の出入口22bが、メンテナンス用の開閉弁、例えばボール弁60、フレキシブル管61を介して、チェック弁45より下流となる吐出側合流管28の地点に接続してある。
【0039】
一方、図2〜図4に示されるように背板3、側板4およびスカート板7で囲まれる角形の開口1aには、同開口を塞ぐようにドレン受け用のトレイ65が設けてある。トレイ65は、例えばV字状に折れ曲がったプレートを、背板3と側板5とスカート板7とがなす角形の枠内に収めて、地上から離れた高さの地点において開口1aを塞ぎ、同プレートの周縁部を背板3、側板5およびスカート板7の内面に水密となるよう接合してなる。むろん、プレートは、外部との取り合い損わないよう貫通孔9,12およびケーブル孔11よりも下方の地点に組み付けてある。このトレイ65で、ポンプユニット23や配管などから滴下する結露水などのドレンを受けて、V字形の傾斜面が交わる最下部に溜まるようにしている。これで、屋内でも給水装置が使用できる構造にしてある。なお、トレイ65の板面には、上下方向から外部と配管取り合いをなすための吸込配管用と吐出配管用の貫通孔66が形成してある。但し、貫通孔66は、使用しないときはキャップ67で塞いである。
【0040】
また集溜部を形成するトレイ61の最下部の両側下部には、同最下部からスカート板7の左右ドレン孔10(トレイ61の最下部より下側にある)へドレン水を導く継手、例えばエルボ管68が取り付けてある。外部(スカート板7の外面)に臨むエルボ管68の端部は、通常はキャップ(図示しない)で塞がれていて、同キャップを取り外し、代わりに排水管(図示しない)を接続すれば、所望の場所にトレイ65に溜まるドレン水を排水できるようにもしてある。なお、ドレン水を排水する個所は、複数個所でなく、1個所でもよい。
【0041】
また背板3の下段には、左右方向に延びるよう、逆流防止装置70(中間室70aと同中間室70aを挟んで配置される一対のチャッキ弁70bを組合わせたもの)を組み付けた吸込配管71が、ポンプユニット23のときと同様の手法で組み付けてある。なお、70cは逆流防止装置70の漏水口(逆流した水を排水させる出口)を示す。
【0042】
すなわち、吸込配管71は、左側から順に、下向きエルボ管72(入側)、メンテナンス用の開閉弁73、ストレーナー74、逆流防止装置70、上向きエルボ管75(出側)を連結して構成される。そして、逆流防止装置70の一次側となるエルボ管72のコーナー部には、吸込圧力(水道本管の圧力)を検出する圧力検出器72aが組み付けてある。また吸込配管71の側部には、左右両側に脚部76を有するプレート77が添設してある。但し、脚部76は、吸込配管71の側部から同吸込配管71の下側へ張り出すL字状のプレート部分で形成してある。
【0043】
背板3の下段の左右両側には、側板5の張出し長さ以上、正面方向に突き出る支え部材78がそれぞれ取り付けられている。支え部材78は、いずれも一端が背板3の内面に固定され他端がトレイ65の上面に固定されたL帯形のプレートと、この各プレートの先端部上面に取付けた偏平矩形状の弾性部材79(例えばゴム部材とばね部材とを組合わせて形成されるもの)が取着されている。
【0044】
逆流防止装置70を含む吸込配管71は、図2〜図4に示されるようにこの弾性部材79で形成される各据付座に、脚部76を載せ、これを、締結具、例えばボルトで支え部材78に締結することによって、背板3に組み付けてある。
【0045】
この吸込配管71のエルボ管75(上向き)端は、メンテナンス用の開閉弁、例えばボール弁80を介して、吸込側合流管27の入口端と接続、例えばフランジ接続で着脱可能に接続されている。これで、水道本管(図示しない)に直結して使用する直結給水式増圧給水装置を構成している。なお、直結給水式でない給水装置は、吸込配管71を取り外せばよい。
【0046】
そして、最も凍結しやすい環境に置かれる圧力検出器72aの近傍、例えばエルボ管72の側面には、凍結防止用のヒーター81が取り付けてある。
【0047】
この各種機器が組み付けられた架台1と、同機器を覆うポンプカバー85とが組み合わさり、図1〜図4に示されるような奥行き寸法が狭く高さ寸法の高い、縦型の屋外仕様の給水装置を構成している。
【0048】
具体的には、ポンプカバー85は、内のり寸法を架台1の正面から見た外形より若干、大きくし、背面、下面の二面が開口した箱状をなしている。そして、このポンプカバー85が、正面方向から各機器を覆うように架台1の周りに被してある。具体的には、ポンプカバー85は、同カバー85の上側の縁部内面が天板4と重なり、左右方向の縁部内面が左右の側板5と重なり、下部の周縁部内面がスカート板7およびそれに続く側板5部分と重なるよう、架台1の正面方向から被せて、各種機器がある領域をほぼ密閉にしている。そして、上側の縁部両側から天板4の左右方向両側に挿入される装置吊り下げ用のアイボルト86(給水装置全体を吊り下げるときに用いる部材)で、ポンプカバー85と架台1とを両者間にシール部材を挟んで締結してある。なお、89aは天板4,ポンプカバー85の上縁部に形成したアイボルト用のボルト孔を示している。
【0049】
またポンプカバー85は、図3および図4に示されるようにタービンポンプ26と向き合う正面壁85aが、連結管40の中段付近から上方に向うにしたがいDCモーター24との間が狭まる方向に傾斜していて、同傾斜部85bによる空間の制限により、DCモーター24の正面側で、冷却ファン29でのショートサーキット(吸込口29aからの吹出風がそのまま吹出口29bに吸込まれる現象)が起きにくくしている。そして、このタービンポンプ26と接近する傾斜部85bの内面には、タービンポンプ各部からの騒音を効果的に吸収するよう吸音材87が設けてある。
【0050】
またポンプカバー85の内面には、スカート板7の上端位置と同じかそれより若干上側の位置から上方の地点に渡り、逆流防止装置70を含む吸込配管71の周りを囲むように断熱性を有した吸音材88が取り付けてあり、内部雰囲気が最も冷たくなる装置下部を保温すると同時に、ポンプカバー85の下部端から内部の騒音が漏れないようにしている。
【0051】
この他、ポンプカバー85の内面各部には吸音材89が取り付けられていて、ポンプカバー85から外部へ騒音が漏れるのを防ぐ構造にしてある。さらに背板3の上部背面には、転倒防止用の金具、すなわちボルト挿入孔90aを有するプレート90が取着されていて、給水装置の設置時、建物などの壁面にプレート90を締結すれば、据え付けた給水装置が転倒しないようにしている。
【0052】
またポンプカバー85の正面壁85aの下段には、逆流防止装置70の漏水状態を外部から目視で点検するための漏水点検用の窓91が設けられている。また上段には、制御部21の各種表示部21bを外部から目視するための窓92a,ポンプ状態を目視するための窓92bが設けられている。なお、これら上段の窓92a,92bは、窓91から漏水状態を見るときの明かり取りも兼ねている。
【0053】
こうした給水装置を据え付けるときは、屋外あるいは屋内の据付場所に、アンカー用プレート15をアンカーボルト93で締結し、転倒防止用のプレート90を架台1の裏面に添う建物の壁面などにボルト止めして給水装置を固定してから、例えばスカート板7の貫通孔9,12を用いて、水道本管(図示しない)から分かれた水道管94を吸込配管71の入口に接続し、同じく吐出側合流管28の出口を蛇口(図示しない)につながる給水配管95に接続すればよい。
【0054】
ここで、制御盤21は、背板3の内面に添わせて配線されたケーブル類(図示しない)を通じて、各機器に接続されている。
【0055】
この制御盤21により、タービンポンプ26のうちの片側(1台)は、吐出側の圧力検出器17からの圧力信号から吐出圧力が目標圧力より低いことを検出すると、同目標圧力を一定に保つように運転(一定圧制御)される。つまり、タービンポンプ26は、吸込配管71,吸込側合流管27を通じて吸込まれる水道管94からの水を一定圧となるよう増圧し、この増圧した水を連結管40,吐出側合流管28,給水配管95を通じて、蛇口へ供給する。
【0056】
また使用水量が少なくなると、流量検出器46の流量信号にしたがい、同タービンポンプ26の回転数(能力)を低下させる。さらに所定使用水量以下になると、運転しているタービンポンプ26を停止させ、アキュームレータ22による給水に移る。
【0057】
タービンポンプ26の運転中は、DCモーター24の冷却ファン29により、ポンプカバー85内の各部は冷却されている。具体的には、ポンプカバー85内の最上層の空気は、吸込口29aから吸込まれ、同空気が吹出口29bからDCモーター24のモーター本体へ沿って吹き出される。これにより、吹出風は、DCモーター24を冷却して、下部側に在る水が通過するポンプ部25,同じく配管へと流れる。このとき、DCモーター24の冷却で温度上昇した排気流(熱風)は、給水される水で冷たくなっているポンプ部25の外壁面、配管部材の外壁面と触れることで熱交換して冷却される。そして、この冷却された排気流が、ポンプカバー85内の各部に導かれて各部を冷却する。この各部での熱交換により排気流は、温度上昇しながら上昇して、ポンプカバー85内の上部へ至る。そして、再び冷却ファン29から吸込まれるというサイクルが繰り返し行われ、常にポンプカバー85内は循環する冷却風で冷却される。
【0058】
また運転中、水道本管の圧力が目標圧力を超える圧力になると(高配水時)、タービンポンプ26へ向う水が、バイパス用チェッキ弁45を通じて、吐出側合流管28へバイパス(短絡)される。またチェッキ弁45とポンプ吸込口30との間にある流量検出器46が、タービンポンプ26へ向う水量の減少(少水量)を検出して、タービンポンプ26の運転を停止させる。これにより、給水装置で増圧を行わずに、直接、水道本管からの圧力水が蛇口へ導かれていく。
【0059】
こうした給水装置だと、架台1に、アキュームレーター22、吸込側合流管27/吐出側合流管28をもつタービンポンプ26、逆流防止装置70をもつ吸込配管71を組み付けるときは、背板3に組み付けた、架台1の天板4および側板5以上に正面方向に突き出た支え部材50,59,78に、各機器を組み付けるので、組み付けは、天板4や側板5に制約されずに行える。すなわち、図7中の符号Xで示されるように周囲に障害物の無い、支え部材50,59,78の周りの広い開放空間を作業空間として用いて組み付け作業を進めることができる。そのため、組み付け作業は容易である。しかも、縦置きの背板3に各種機器を組み付ける構造であるから、従来のボックス構造と同様、占有床面積は小さくてすみ、小占有床面積と給水ポンプ機器の組付作業性の容易化を満足することができる。そのうえ、架台1は、左右側および上部が前方に若干、張り出た背壁3を用い、これをアンカー用プレート15で自立させる構造なので、構造は簡単で、重量も軽く、製造コストも安価である。
【0060】
また吸込合流管27と吐出側合流管28と並行に配置される複数台の縦型のタービンポンプ26とを組み合せたポンプユニット23を用い、このうち吸込側合流管27、吐出側合流管28に支持ベース48,49を形成して、支え部材50に載せる構造を採用したので、重量のある多段タービンポンプ部25を含むポンプユニット全体は、奥行き方向に並んで配置される吸込側合流管27と吐出側合流管28との間隔を活用して、安定して受け止めることができ、少ない支持個所、具体的には3個所で、ポンプユニット26の背板3に対する組み付けを行うことができ、複数台の縦型ポンプ、吸込側/吐出側配管を合理的に架台1に組み付けることができる。
【0061】
また支持ベース48,49と支え部材50との間に弾性部材53,54を介装するだけでなく、支え部材50の近傍の背壁内面に制振材58を設けたので、吸込側合流管27、吐出側合流管28から背板3へ伝わろうとするタービンポンプ26からの振動は、弾性部材53,54で吸収されるだけでなく、支え部材50から背板3へ伝わる振動も、制振部材58で抑制できるので、タービンポンプ26が発する振動で架台1が振動するのを効果的に防ぐことができる。
【0062】
また転倒防止用のプレート90が取り付けてあるので、給水装置の設置時、背板3に沿う建物の壁面などに、プレート90を締結することにより、たとえ地震で地面が揺れることがあっても、給水装置の転倒を防ぐことができ、現地で据え付けた給水装置が無用に転倒するのを防止できる。
【0063】
また逆流防止装置70を含む吸込配管71を、支え部材78に弾性部材79を介して載せた構造を採用したことにより、逆流防止装置70から架台1へ伝わろうとする振動は、弾性部材79で吸収されるから、直結給水式を採用しても、架台1に伝わる振動は少なくてすみ、逆流防止装置70が付くことを要因とした架台1の振動を防ぐことができる。
【0064】
また箱状のポンプカバー85を正面方向から架台1に被せる構造の採用により、架台1に取り付いた各種機器は、周囲がポンプカバー85により覆われて遮蔽されるから、同機器が雨、風にさらされるのを防ぐことができる。と同時に同機器の騒音が外部へ出るのを遮ることができる。つまり、雨、風の影響に耐える、低騒音の屋外仕様の給水装置を実現することができる。しかも、ポンプカバー85は、装置吊り下げ用のアイボルト86で架台1に固定してあるので、別途、ポンプカバー85を取り付けるためのねじ類は不要で、コスト的にも安価である。そのうえ、ポンプカバー85は、架台1の正面方向から外したり取り付けたりする構造であるから、たとえ幅方向両側に障害物が在るような場所に給水装置が据え付けられても、メンテナンスのときなどでは、障害物に影響されずに、容易にポンプカバー85の脱着作業を行うことができる。
【0065】
また背板3の下部に、ポンプカバー下部の内面と重なるスカート板7を形成し、このスカート板7に外部との配管取り合いなす貫通孔9,12を形成したので、配管施工を終えた後からでも、設置した給水装置の内部機器のメンテナンスを行うときは、ポンプユニット23や吸込配管71と取り合う配管はそのまま変えずに、ポンプカバー85を取り去るだけで、容易に架台1に組み付けた機器の取り外しや取り付けを行うことができる。
【0066】
また全閉モータに付く冷却ファン29の吸込口29aを上部に配置し、配管を下側に配置してタービンポンプ26を架台上部に組み付け、タービンポンプ26と向き合うポンプカバー85の正面壁85aを、該ポンプ26との間が狭まるように傾斜させたので、全閉モーターを冷却した冷却ファン29からの排気流(熱風)は、ポンプカバー85の傾斜部がもたらす抑えにより、ファンの吸込口へショートサーキットする流れが形成されずに、ポンプカバー85内を循環するようになり、ポンプカバー85内の上部に熱が滞留することなく、ポンプカバー85内の各部を十分に効果的に冷却させることができる。
【0067】
またこの傾斜した正面壁85aの内面に吸音材87を設けて、全閉モーターに対し接近する傾斜面を活用して、全閉モーターから発する騒音を吸収するようにしたので、低騒音の点に優れる全閉モーターからの騒音をさらに低減することができる。
【0068】
またポンプカバー85に逆流防止装置70を目視する窓91を形成したので、ポンプカバー85を開けずに、外部から、窓91を通して逆流防止装置70の漏水状態が確認できる。特に窓91は下側に在るが、制御盤21を目視する窓92a,モーター状態を見る窓92bから明かりが入るので、見ずらいことはない。
【0069】
また吸込圧を検出する圧力検出器72aの近傍の部分に凍結防止用ヒーター81を組み付け、逆流防止装置70を囲むポンプカバー85の内面部分に、断熱性を有した吸音材88を取り付けたので、内部雰囲気が最も冷たくなる装置下部の逆流防止装置70をヒーター81で保温しながら、同ヒーター81で逆流防止装置70の一次側に配置される、接水部が細く凍結しやすくなっている圧力検出器72aを重点に保温することができ、防音しつつ最も凍結しやすい個所を効果的にヒーター81で保温することができる。
【0070】
なお、上述した一実施形態では、直結給水式の給水装置を例に挙げているが、これに限らず、逆流防止装置の無い給水装置でも構わない。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、周囲に障害物の無い、支え部材の周囲の広い開放空間を作業空間として、支え部材に給水ポンプ機器を組み付けることができ、給水ポンプ機器の組み付け作業は容易である。しかも、縦置きの背板に給水ポンプ機器を設置する構造なので、従来のボックス構造と同様、占有床面積は小さくてすむ。
【0072】
したがって、小占有床面積と給水ポンプ機器の組付作業性の容易化との双方を満足することができる。しかも、架台は、左右側および上部が前方に若干、張り出た背壁をアンカー用プレートで自立させる構造なので、構造は簡単であり、重量も軽く、製造コストも安価である。
【0073】
請求項2に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、少ない支持個所で、縦型ポンプを吸込側配管および吐出側配管を合理的に背板に支持させることができるといった効果を奏する。
【0074】
請求項3に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、縦型ポンプが発する振動で架台が振動するのを効果的に防ぐことができるといった効果を奏する。
【0075】
請求項4に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、現地で据え付けた給水装置が無用に転倒するのを防ぐことができるといった効果を奏する。
【0076】
請求項5に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、直結給水式の給水装置を構成する逆流防止装置から架台へ伝わる振動を防ぐことができるといった効果を奏する。
【0077】
請求項6に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、雨、風の影響に耐える構造で、低騒音の屋外仕様の給水装置を実現することができるといった効果を奏する。
【0078】
請求項7に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、配管施工した後からでも、ポンプカバーを取り去るだけで、容易に給水ポンプ機器の取り外し、取り付け作業を容易に行うことができるといった効果を奏する。
【0079】
請求項8に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、熱の滞留なく、全閉モーターに内蔵の冷却ファンで、ポンプカバー内の各部を効果的に冷却できるといった効果を奏する。
【0080】
請求項9に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、全閉モーターからの騒音を効果的に低減することができるといった効果を奏する。
【0081】
請求項10に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、直結給水式を構成する逆流防止装置の漏水状態が外部から確認できるといった効果を奏する。
【0082】
請求項11に記載の発明によれば、さらに上記効果に加え、防音しつつポンプカバー内の最も凍結しやすい個所を効果的に保温することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る給水装置の正面図。
【図2】同給水装置のポンプカバーを断面した正面図。
【図3】(a)は図1中のA−Aに沿う側断面図。
(b)は図1中のB−Bに沿う側断面図。
【図4】図1中のC−Cに沿う側断面図。
【図5】図1中のD−Dに沿う平断面図。
【図6】タービンポンプに接続される吸込側合流管、吐出側合流管の構造を説明するための図。
【図7】給水ポンプの全体の構造を説明するための分解斜視図。
【符号の説明】
1…架台
2…背壁
4,5…天板,側板(板部)
7…スカート板
9,12…貫通孔
15…アンカー用プレート
20…給水ポンプ機器
23…縦型のポンプユニット
24…ブラシレスDCモータ(全閉モーター)
25…多段タービンポンプ部
27…吸込側合流管
28…吐出側合流管
29…冷却ファン
29a…吸込口
29b…吐出口
48,49…支持ベース
50,58,78…支え部材
53,54,79…弾性部材
58…制振材(制振部材)
70…逆流防止装置
71…吸込配管
81…凍結防止用ヒーター
85…ポンプカバー
86…アイボルト
88…吸音材
90…プレート(転倒防止用金具)
91…窓。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water supply apparatus that supplies water to a home, for example.
[0002]
[Prior art]
Water supply systems such as apartments and condominiums use a water supply device installed outdoors or indoors to supply water to each household.
[0003]
In such a water supply apparatus, an apparatus having an occupied floor area as small as possible is desired so as not to be restricted by the installation location.
[0004]
Therefore, a water supply device that places importance on a small occupied floor area uses a box structure case with a narrow depth dimension, a high height dimension, and an opening on the front side. A structure in which water supply pump equipment, for example, a plurality of pumps, a suction side merging pipe, a discharge side merging pipe, an accumulator, and the like are assembled has come to be adopted.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, with this structure, the floor area occupied by the water supply device can certainly be reduced, but it is compelling to assemble each device and component in a narrow box structure case surrounded by walls. In particular, since the case is small enough to accommodate the water pump equipment, the gap between the equipment and parts and the wall of the case is small, and the assembling work of each equipment and parts is quite troublesome.
[0006]
The present invention has been made paying attention to the above circumstances, and its object is to provide a water supply apparatus that satisfies both the small occupied floor area and the ease of assembling workability of the water supply pump equipment. is there.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the water supply device according to claim 1 satisfies the mechanical strength by forming a back plate and a plate portion protruding in a front direction on both the left and right edges and the upper edge of the back plate. A back wall and an anchor plate attached to the lower end of the back wall. A plurality of support members attached so as to protrude in the front direction beyond the overhanging length of the plate portion at the edge of the water supply pump device are combined, and the water supply pump device is mounted on these support members.
[0008]
In this water supply device, the support member protrudes in the front direction from the plate parts on both sides of the back plate, so when assembling water pump equipment such as pumps and various pipes to the support member, the support member without the plate part Assembling work can be carried out using a wide open space around the as a work space, and the work for assembling the water supply pump device becomes easy. In addition, since the water supply pump device is installed on the vertical back plate, the necessary occupied floor area is small as in the conventional box structure. In addition, the gantry has a structure in which the left and right sides and the upper part of the back wall are slightly overhanging forward, and is self-supporting with an anchor plate. Therefore, the structure is simple, the weight is light, and the manufacturing cost is low.
[0009]
In addition to the above object, the water supply device according to
[0010]
As a result, the entire pump unit including the heavy pump can be stably received by utilizing the interval between the suction-side merging pipe and the discharge-side merging pipe arranged in the depth direction as a support span. Assemble the pump unit.
[0011]
In addition to the above object, the water supply device according to
[0012]
Thereby, the vibration from the vertical pump which is going to be transmitted from the suction side merging pipe and the discharge side merging pipe to the back plate is absorbed by the elastic member between the support base and the support member. Still, vibration transmitted from the support member to the back plate is suppressed by the vibration control member in the vicinity of the support member, so that effective vibration prevention can be performed.
[0013]
The water supply device according to
[0014]
Thus, when the water supply apparatus is installed, the fall of the water supply apparatus can be prevented even if the ground is shaken by an earthquake by fastening the metal fitting for overturning to the wall surface of the building along the back plate.
[0015]
The water supply device according to
[0016]
Thereby, the vibration which is going to be transmitted from the backflow prevention device to the gantry is absorbed by the elastic member, and the gantry is prevented from vibrating.
[0017]
The water supply device according to claim 6 has a structure that can withstand the influence of rain and wind, and a box-shaped pump cover whose inner dimension is larger than the outer shape of the gantry so as to realize a low-noise outdoor-use water supply device. The top of the pump cover was fastened to the plate on the top of the back plate with eyebolts for hanging the entire water supply device.
[0018]
Thereby, since the surroundings of the water supply pump device attached to the gantry are covered and shielded by the pump cover, the water supply pump device can be prevented from being exposed to rain and wind. At the same time, the noise of the water supply pump equipment is blocked from going outside, making the water supply device suitable for outdoor installation. In addition, since the pump cover is fixed to the gantry with eyebolts for hanging the apparatus, screws for attaching the pump cover are not required separately. In addition, since the pump cover is structured to be removed or attached from the front direction of the gantry, the pump cover can be easily attached and detached even if there are obstacles on both sides in the width direction of the water supply device.
[0019]
The water supply device according to claim 7 protrudes in the front direction from the left and right side plate parts to the lower part of the back plate so that maintenance with the removal and installation work of the water supply pump equipment can be easily performed even after the pipe construction. A U-shaped skirt plate that bends while overlapping with the inner surface of the lower portion of the pump cover was formed, and a through-hole was formed in the skirt plate for mating with the water supply pump device.
[0020]
As a result, even after installing the water supply device and installing the piping in the through-hole of the skirt, when performing maintenance on the water supply pump device, leave the pump cover without changing the piping to be connected to the water supply pump device. By simply removing it, you can easily remove and attach the device assembled to the mount.
[0021]
The water supply apparatus according to
[0022]
As a result, the exhaust flow (hot air) from the cooling fan that has cooled the fully-closed motor is suppressed by the inclined part of the pump cover. After being led and cooled, it is led to each part in the pump cover to exchange heat, then led again to each part in the pump cover and raised while heat exchange (temperature rise), and again a cooling fan for the fully closed motor Thus, each part in the pump cover is sufficiently cooled without the heat remaining in the upper part in the pump cover.
[0023]
The water supply device according to
[0024]
The water supply device according to
[0025]
The water supply device according to claim 11 is a pressure detector on the primary side of the backflow prevention device that is assembled to the lower part of the back plate with a support member in order to effectively keep the most freezing portion in the pump cover. A freezing prevention heater was assembled in the vicinity, and a sound absorbing material having heat insulation was attached to the inner surface portion of the pump cover surrounding the backflow prevention device.
[0026]
As a result, the pressure on the primary side of the backflow prevention device that keeps the water contact part thin and easy to freeze by the heater while keeping the backflow prevention device arranged at the lower part of the water supply device where the internal atmosphere becomes the coldest with the heater. The temperature of the detector is kept warm, and the portion of the water supply pump device that is most likely to freeze while being soundproofed is effectively kept warm by the heater.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on an embodiment shown in FIGS.
[0028]
1 is a front view of a water supply apparatus to which the present invention is applied, FIG. 2 is a front sectional view of the water supply apparatus, and FIGS. 3 (a), (b) to FIG. 5 are views A to D in FIG. FIG. 6 is a front view showing the water supply pump confluence piping system, FIG. 7 is a diagram showing the structure of each part of the water supply device, and reference numeral 1 in FIG.
[0029]
As shown in FIG. 7, the gantry 1 is formed by combining a square
[0030]
Specifically, the
[0031]
A water
[0032]
Specifically, the
[0033]
In the
[0034]
On the other hand, a
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
Further, a damping member, for example, a plate-like damping material 58 having a high viscosity is attached to the inner surface of the
[0038]
Similarly to the
[0039]
On the other hand, as shown in FIGS. 2 to 4, a
[0040]
Further, on the lower portions on both sides of the lowermost portion of the
[0041]
Further, a suction pipe in which a backflow prevention device 70 (a combination of an intermediate chamber 70a and a pair of
[0042]
That is, the
[0043]
[0044]
As shown in FIGS. 2 to 4, the
[0045]
The elbow pipe 75 (upward) end of the
[0046]
A
[0047]
A vertical outdoor water supply with a narrow depth dimension and a high height dimension as shown in FIGS. 1 to 4, in which the gantry 1 in which the various apparatuses are assembled and a
[0048]
Specifically, the
[0049]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0050]
In addition, the inner surface of the
[0051]
In addition, a
[0052]
In addition, a water
[0053]
When installing such a water supply device, the
[0054]
Here, the
[0055]
When the
[0056]
When the amount of water used decreases, the rotational speed (capacity) of the
[0057]
During operation of the
[0058]
Further, when the water main pressure exceeds the target pressure during operation (during high water distribution), the water directed to the
[0059]
In such a water supply device, when assembling the accumulator 22, the
[0060]
Further, a
[0061]
Further, not only the
[0062]
In addition, since the
[0063]
Further, by adopting a structure in which the
[0064]
In addition, by adopting a structure in which the box-shaped
[0065]
In addition, a
[0066]
Further, the suction port 29a of the cooling
[0067]
In addition, a
[0068]
Further, since the
[0069]
Further, since the
[0070]
In addition, in one Embodiment mentioned above, although the direct water supply type water supply apparatus is mentioned as an example, it is not restricted to this, A water supply apparatus without a backflow prevention apparatus may be used.
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the water supply pump device can be assembled to the support member using the wide open space around the support member without any obstacles as the work space. The assembly work of the equipment is easy. Moreover, since the water supply pump device is installed on the vertical back plate, the floor area occupied can be reduced as in the conventional box structure.
[0072]
Therefore, both the small occupied floor area and the ease of assembling workability of the water supply pump device can be satisfied. In addition, since the gantry has a structure in which the left and right sides and the upper part slightly protrude forward, and the anchoring plate self-supports, the structure is simple, the weight is light, and the manufacturing cost is low.
[0073]
According to the second aspect of the present invention, in addition to the above effects, the vertical pump can be rationally supported by the back plate on the suction side pipe and the discharge side pipe with a small number of support points.
[0074]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the above-described effects, there is an effect that it is possible to effectively prevent the gantry from vibrating due to vibrations generated by the vertical pump.
[0075]
According to invention of
[0076]
According to the fifth aspect of the present invention, in addition to the above effect, there is an effect that vibration transmitted from the backflow prevention device constituting the direct water supply type water supply device to the gantry can be prevented.
[0077]
According to the sixth aspect of the invention, in addition to the above-described effects, there is an effect that a low-noise outdoor specification water supply device can be realized with a structure that can withstand the influence of rain and wind.
[0078]
According to the seventh aspect of the present invention, in addition to the above-described effects, the water pump device can be easily detached and attached by simply removing the pump cover even after the pipe construction. Play.
[0079]
According to the eighth aspect of the invention, in addition to the above effects, there is an effect that each part in the pump cover can be effectively cooled by a cooling fan built in the fully closed motor without stagnation of heat.
[0080]
According to the ninth aspect of the invention, in addition to the above-described effect, there is an effect that noise from the fully-closed motor can be effectively reduced.
[0081]
According to the invention described in
[0082]
According to the eleventh aspect of the invention, in addition to the above-described effect, there is an effect that it is possible to effectively insulate a portion of the pump cover that is most likely to freeze while soundproofing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a water supply apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a cross section of a pump cover of the water supply device.
FIG. 3A is a side sectional view taken along line AA in FIG.
(B) is a sectional side view along BB in FIG.
4 is a side sectional view taken along the line CC in FIG. 1. FIG.
5 is a plan sectional view taken along the line DD in FIG. 1. FIG.
FIG. 6 is a view for explaining the structure of a suction side merging pipe and a discharge side merging pipe connected to a turbine pump.
FIG. 7 is an exploded perspective view for explaining the entire structure of the water supply pump.
[Explanation of symbols]
1 ... Stand
2 ... back wall
4, 5 ... Top plate, side plate (plate part)
7 ... Skirt board
9,12 ... through hole
15 ... Anchor plate
20 ... Water supply pump equipment
23 ... Vertical pump unit
24 ... Brushless DC motor (fully closed motor)
25 ... Multi-stage turbine pump section
27 ... Suction side merge pipe
28 ... discharge side confluence pipe
29 ... Cooling fan
29a ... Suction port
29b ... discharge port
48, 49 ... Support base
50, 58, 78 ... support members
53, 54, 79 ... elastic member
58 ... Damping material (damping member)
70 ... Backflow prevention device
71 ... Suction piping
81 ... Freezing prevention heater
85 ... Pump cover
86 ... Eyebolt
88 ... Sound absorbing material
90 ... Plate (Fall prevention metal fittings)
91 ... Window.
Claims (11)
前記背板に同背板から該背板の縁部に在る板部の張出し長さ以上に正面方向に突き出るように取り付けられた複数の支え部材と、
前記複数の支え部材に載せられて前記架台に組み付けられた給水ポンプ機器と
を具備したことを特徴とする給水装置。A back wall that has a small amount of a plate protruding in the front direction on both the left and right edges and the upper edge of the back board to satisfy the mechanical strength, and for anchors attached to the lower end of the back wall And a stand that can stand independently with the anchor plate down and the back plate back,
A plurality of support members attached to the back plate so as to protrude in the front direction beyond the overhang length of the plate portion at the edge of the back plate from the back plate;
A water supply apparatus comprising: a water supply pump device mounted on the frame and mounted on the plurality of support members.
前記吸込側合流管および前記吐出側合流管にはそれぞれ支持ベースが形成され、これら支持ベースが前記支え部材に載せられて、前記ポンプユニットが前記架台に組み付けられることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。The water supply pump device is connected to a plurality of electrically driven vertical pumps arranged in parallel, a suction side merging pipe connected to the suction port of each of these pumps, and a discharge port of each pump. Consists of a pump unit having a discharge side confluence pipe extending in the left-right direction,
The support unit is formed in each of the suction-side merging pipe and the discharge-side merging pipe, the support bases are placed on the support member, and the pump unit is assembled to the mount. Water supply apparatus of description.
前記逆流防止装置を含む配管が弾性部材を介し前記支え部材に載せられることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。The water supply pump device is configured to have a pipe assembled with a backflow prevention device on the suction side,
The water supply device according to claim 1, wherein a pipe including the backflow prevention device is placed on the support member via an elastic member.
この縦型ポンプが、冷却ファンの吸込口が上部に配置され縦型ポンプにつながる配管が下側に配置されるよう、前記支え部材で架台上部に組み付けられ、
さらに前記縦型ポンプと向き合う前記ポンプカバーの正面壁が、上方に向うにしたがって前記縦型ポンプとの間が狭まるように傾斜していることを特徴とする請求項6に記載の給水装置。The feed water pump device is configured to have an electrically driven vertical pump having a fully closed motor with a built-in cooling fan that sucks in from above and blows out downward.
This vertical pump is assembled to the upper part of the pedestal with the support member so that the suction port of the cooling fan is arranged on the upper part and the pipe connected to the vertical pump is arranged on the lower side,
The water supply device according to claim 6, wherein a front wall of the pump cover facing the vertical pump is inclined so as to be narrowed from the vertical pump as it goes upward.
前記ポンプカバーは前記逆流防止装置の漏水点検用の窓を有していることを特徴とする請求項6に記載の給水装置。The water supply pump device is configured to have a pipe with a backflow prevention device assembled on the suction side,
The water supply device according to claim 6, wherein the pump cover has a window for checking water leakage of the backflow prevention device.
前記ポンプカバーは、前記逆流防止装置を囲む内面部分に、断熱性を有した吸音材を取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の給水装置。The water supply pump device has a backflow prevention device on the suction side, a pipe assembled with the support member at a lower portion of the back plate, a pressure detector assembled on the primary side of the backflow prevention device, and the pressure detector And a freezing prevention heater assembled in the vicinity of
The water supply device according to claim 6, wherein the pump cover is provided with a heat-absorbing sound absorbing material on an inner surface portion surrounding the backflow prevention device.
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