JP4113049B2 - Hydraulic circuit of work vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタの前部にフロントローダを備えると共に後部にバックホーを備えたTLB等の作業車の油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラクタの前部にフロントローダを備えると共に、トラクタの後部にバックホーを備えたTLBと称される作業車があり、この作業車は、フロントローダに、トラクタ車体に左右軸廻りに昇降自在に支持されたブームと、ブームの先端側に左右軸廻りにダンプ及びスクイ動作自在に支持されたバケットとを具備している。そして、この種の作業車の油圧回路には、伸長動作によりブームを上昇させると共に縮小動作によりブームを下降させるブームシリンダと、伸縮動作によりバケットをスクイ・ダンプ動作させるバケットシリンダと、ブームシリンダとバケットシリンダとを制御するコントロールバルブと、バケットを所定の姿勢に保持すべくブームシリンダの伸縮動作に連動してブームシリンダを伸縮させるように制御するセルフレベリングバルブとを設けたものがある(特に公知文献なし(TLBに実際に実施していた))。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−54055号公報
【特許文献2】
特開平05−9953号公報
【特許文献1】
特開昭63−151728号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
TLB等の作業車にあっては、図3に示すように、ブームシリンダを縮小してフロントローダのブームを下降させ、バケットを接地することにより、前輪を持ち上げ、これにより車体を安定させてバックホー作業等を行う場合があるが、この場合、従来の作業車の油圧回路では、コントロールバルブやセルフレベリングバルブ内のリークにより、ブームシリンダが不測に伸長して、ブームが上昇し、これにより、前輪の持ち上げ保持時間が短くなるという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、バックホー作業時等に、フロントローダのブーム等で前輪を持ち上げた状態に長時間保持して、バックホー作業等を安定になし得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、伸長動作によりブーム14を上昇させると共に縮小動作によりブーム14を下降させるブームシリンダ13と、伸縮動作によりバケット14をスクイ・ダンプ動作させるバケットシリンダ15とを備え、バケット14を所定の姿勢に保持すべくブームシリンダ13の伸縮動作に連動してバケットシリンダ15を伸縮させるように制御するセルフレベリングバルブ92が設けられた作業車の油圧回路において、
リークによりブームシリンダ13のロッド側から作動油が流出しないように、ブームシリンダ13とセルフレベリングバルブ92との間に、パイロットチェックバルブ95が設けられ、
【0007】
前記パイロットチェックバルブ95は、ボディ130と、ブームシリンダ13のロッド側に接続されるポートP3を有する第1の継ぎ手131と、セルフレベリングバルブ92のポートCに接続されるポートP2を有する第2の継ぎ手132と、ブームシリンダ13のヘッド側に接続されるポートP4を有する第3の継ぎ手133と、セルフレベリングバルブ92の他のポートAに接続されるポートP1を有する第1のパイプ134と、ボディ130の軸方向に外方突出状に設けられた第2のパイプ145とを備え、第2のパイプ145はボディ130に対して軸方向に摺動自在に保持され、第2のパイプ145の外端部に第3のパイプ146が第2のパイプ145の軸方向に直交するように固着され、第3のパイプ146は、第1のパイプ134に対して軸方向に摺動自在に外嵌保持され、第2の継ぎ手132はボディ130に第1のパイプ134と平行でかつ同一方向に突設され、第1の継ぎ手131はボディ130に第2の継ぎ手132とは反対側に突設され、第3の継ぎ手133は第1のパイプ134のポートP1とは反対側の端部に連結されて、ブームシリンダ13のヘッド側からパイロット圧を第3の継ぎ手133のポートP4に導き、該ポートP4に圧がたつと第1の継ぎ手131のポートP3から第2の継ぎ手132のポートP2に作動油が流れるように構成されている点にある。
【0008】
本発明の他の技術的手段は、既存のセルフレベリングバルブ92に、後付けで、前記パイロットチェックバルブ95が装着されている点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図10において、1はトラクタ(走行車両)2の、前部にフロントローダ(前部作業機)3を、後部にバックホー(後部作業機)4をそれぞれ設けてなるTLB(作業車)である。
トラクタ2は、エンジン8、フライホイールハウジング、クラッチハウジング、ミッションケース等を直結することで車体5が構成され、この車体5の前部に左右一対の前輪6が設けられ、車体5の後部に左右一対の後輪7が設けられて走行可能とされている。
【0010】
前輪6はエンジン8の左右両側に配置され、後輪7はミッションケースの左右両側に配置され、ミッションケースからの動力によって回転駆動される。また、車体5の前部には、エンジン8等を覆うボンネット10が設けられている。
前記フロントローダ3は、サイドフレーム11と、該サイドフレーム11の上部に左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されたブーム12と、該ブーム12の中途部とサイドフレーム11との間に介装されていてブーム12を上下動させるためのブームシリンダ13とが、ボンネット10の左右両側に配置されると共に、左右のブーム12の前端間に亘ってバケット14がスクイ・ダンプ動作可能に設けられている。
【0011】
また、ブーム12とバケット14との間には、バケット14を動作させるバケットシリンダ15が介装されている。
また、車体5の後部には、左右の後輪7を覆う左右の後輪フェンダ18間に配置された運転席19が設けられ、この運転席19は、運転者が前向き姿勢で着座すべく前向き姿勢で配置されており、左右各後輪フェンダ18の内側には、トラクタ車体5側に固定された、キャノピ20の左右の後部支柱21が上下方向に配置されている。運転席19の前方には、操縦ハンドル17が設けられている。
【0012】
また、トラクタ車体5の後部には連結フレーム22が設けられ、この連結フレーム22にバックホー4が着脱自在に取り付けられている。
バックホー4は、前記連結フレーム22に着脱自在に連結された機枠24(図11参照)を備えており、この機枠24の左右両側にはアウトリガー25が設けられている。左右各アウトリガー25は、一端側が機枠24に前後軸回りに上下揺動自在に枢支されると共に他端側に接地板が設けられた脚体と、この脚体と機枠24との間に介装されて脚体を上下揺動させる油圧シリンダとから主構成されている。
【0013】
機枠24の後部には作業装置(掘削装置)26が設けられ、機枠24の前部には被連結フレーム27が設けられている。この被連結フレーム27は、上下の連結部28,29で、前記連結フレーム22に着脱自在に連結されている。
作業装置26は、機枠24の後部に、その前部側が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に枢支連結されたスイングブラケット31と、このスイングブラケット31に、基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されて上下揺動自在なブーム32と、このブーム32の先端部に、左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結されて上下揺動自在なアーム33と、このアーム33の先端側に、左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支連結された作業具としてのバケット34とを備えている。
【0014】
スイングブラケット31は、機枠24とスイングブラケット31とにわたって設けられたスイングシリンダ37によって揺動動作され、ブーム32は、スイングブラケット31とブーム32とにわたって設けられたブームシリンダによって揺動動作され、アーム33は、ブーム32とアーム33とにわたって設けられたアームシリンダ38によって揺動動作され、バケット34は、アーム33とバケット34とにわたって設けられたリンク機構40と、アーム33とにわたって設けられたバケットシリンダ39によってスクイ・ダンプ動作される。
【0015】
また、機枠24上には、スイングブラケット31、ブーム32、アーム33及びバケット34等を操作する操作レバー41,42を有する操作ボックス43が設けられ、この操作ボックス43内には、図11に示すように、スイングブラケット31、ブーム32、アーム33及びバケット34を揺動動作させる油圧シリンダ37,38,39を制御するコントロールバルブCが収納され、前記操作レバー41,42は、操作ボックス43の上面側に配置され、操作ボックス43の前面側は突起物がないように構成されている。
【0016】
また、操作ボックス43の下部には、図11に示すように、ステップ46が設けられている。
このバックホー4には、作業装置26を操作するオペレータOが着座する、バックホー専用の座席44が、トラクタ2の運転席19の後方側で且つバックホー4の操作ボックス43の前方側に(運転席19と操作ボックス43との間に)設けられている。
この座席44は、オペレータOは後ろ向き姿勢で作業装置26による作業を行うことから、オペレータOが後ろ向き姿勢で着座できるように後ろ向き姿勢で配置されている。
【0017】
図11〜図18に示すように、このバックホー用の座席44は、オペレータOが着座する下部側の座部44Aと、この座部44Aの背部側(前部側)から上方に延出された背面側の背もたれ部44Bとを備えており、着座姿勢において、背もたれ部44Bの上部が、キャノピ20の左右後支柱21間に挿入状とされている。
また、座席44は、シート支持装置45を介して、機枠24に、オペレータOが着座する着座姿勢(図11、図13及び図15参照)と、乗降時等の座席44を使用しない時の非使用姿勢(図14実線参照)とに姿勢変更自在に取り付けられて支持されている。
【0018】
シート支持装置45は、機枠24に取り付け固定された支持台48と、座席44が取り付けられるシート台49とを有する。
支持台48は、その下部に、機枠24の上面側にボルト等によって取付固定された取付板50を有し、上部に、上方に向かうに従って前方側に移行する傾斜状の支持基板51を有する。
支持基板51の上端側には、上方に延出する、二股状の延出部52が設けられ、この延出部52の上端の左右両側に左右方向の軸心を有する支持筒53が設けられ、この左右支持筒53にわたって支軸54が左右方向の軸心廻りに回動自在に挿通されている。
【0019】
シート台49は板体によって構成され、前部に設けられた取付部55が、左右支持筒53間において支軸54に固定されており、これによって、シート台49は支持台48の上端側に前端側を支点として上下揺動自在に支持されている。
また、このシート台49上に座席44の下部側(座部44Aの下面側)がボルト等によって取付固定されていて、該座席44が、その背面側下部の枢支部を支点として上下揺動自在に支持されており、これによって、座席44が、シート台49が支軸54から後方突出状とされた(略水平状とされた)着座姿勢と、この着座姿勢からシート台49及び座席44を支軸54回りに下方に揺動してシート台49が前記支持基板51に沿う(略平行状となる)非使用姿勢とに姿勢変更自在とされている。
【0020】
また、シート支持装置45には、座席44を着座姿勢に保持するために、シート台49の後端側と支持基板51の中途部とにわたって設けられる突張り部材57が設けられている。
この突張り部材57の一端側は、シート台49の下面後端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されており、他端側は、支持基板51上にその傾斜方向に沿って移動自在に保持されている。
シート台49の下面後端側には、左右一対のブラケット60が固定され、突張り部材57の一端側には、この左右ブラケット60にわたって左右方向の軸心廻りに回動自在に挿通された支軸61を有し、これによって、突張り部材57は支軸61回りに回動自在に支持されている。
【0021】
また、支軸61には、該支軸61の一方を延長すると共に、該延長部分の端部を支軸61の軸心に直交する方向に折曲してなるレバー62が設けられている。前記支持基板51の左右両側に、左右一対の側板58が設けられている。この左右の側板58は、支持基板51に対して直交状に設けられた、支持基板51の傾斜方向に長い板材によって形成されている。一方の側板58に、規制プレート65が左右方向内方に突設されている。規制プレート65は、側板58の長手方向の略全長にわたっており、規制プレート65の上端側に延出部52に添う上取付片66が設けられ、この上取付片66がボルト等の締結具67により延出部52に固定されている。規制プレート65の下端側に、支持基板51に向けて下方に屈曲したストパー片69と、支持基板51の傾斜に添って下方側に突出した下取付片70とが設けられ、下取付片70はボルト等の締結具71により支持基板51に固定されている。而して、支持基板51の左右方向の一方側に、支持基板51と側板58と規制プレート65とでコの字状に囲まれたガイド溝73が、支持基板51の傾斜方向に添うように形成されている。
【0022】
他方の側板58の下方側に、係止部材75が設けられている。係止部材75は、支持基板51から上側に離間して該支持基板51と平行に配置された上係止片77と、上係止片77の下端側から支持基板51に向けて下方に屈曲されたストッパー片78とをL字状に有し、溶接その他の方法により、側板58及び支持基板51に固定されている。係止部材75のストッパー片78は、規制プレート65のストッパー片69と左右に対応する位置にある。
突っ張り部材57の他端(下端)側に、被ガイド軸81が固設され、被ガイド軸81の両端部は突っ張り部材57の左右両側から左右方向外方に突出され、被ガイド軸81の左右両端部に転動輪(カラー)82が設けられ、これら転動輪82は被ガイド軸81に軸心廻り回転自在に支持されている。
【0023】
従って、被ガイド軸81の転動輪82は、支持基板51上の左右両側を転動し、被ガイド軸81の一方の転動輪82は、ガイド溝73に係合されて、規制プレート65によって、支持基板51上から大きく浮き上がらないように規制されている。
図11、図13及び図15〜図17に示すように、座席44が着座姿勢のときには、突張り部材57の一方の転動輪82が、ガイド溝73に嵌っていて、ガイド溝73下端のストッパー片69に接当し、他方の転動輪82が係止部材75に嵌っていて、係止部材75のストッパー片78に接当しており、これによって、突張り部材57が、シート台49の後端部と、ガイド溝73の下端部との間で突っ張って、座席44を着座姿勢に保持している。
【0024】
この状態で、衝撃等によって座席44が跳ね上がったとしても、シート台49が支軸54回りに回動しても、被ガイド軸81の一方の転動輪82がガイド溝73に嵌合していて、規制プレート65により上方に大きく浮き上がらないように規制されているので、座席44は元の位置に戻るようになっている。
また、着座姿勢から、レバー62を引き上げて、突張り部材57を支軸61回りに上方側に回動させると、一対の転動輪82が支持基板51上の左右両側を転動して、被ガイド軸81が支持基板51に沿って上方移動することによって、シート台49及び座席44が支軸54回りに下方側に揺動して、座席44が非使用姿勢に姿勢変更されて保持される。
【0025】
したがって、図12に示すように、座席44と操作ボックス43との間の間隔Lは、着座姿勢のときよりも、非使用姿勢のときの方が広くなり、乗降等がし易くなる。
また、着座姿勢から非使用姿勢にする場合、レバー62を引き上げるだけで着座姿勢から非使用姿勢に切り替えられ、また、非使用姿勢から着座姿勢にする場合は、座部44Aの正面側を持ち上げて止まったところで手を離せば、被ガイド軸81がガイド溝73の下端側に移動して、転動輪82がストッパー片69,78に接当し、座席44が着座姿勢に保持され、座席44を、ワンタッチで着座姿勢と非使用姿勢とに切り替えられるようになっている。
【0026】
前記構成のものにおいて、座席44が座部44Aのみで構成される場合は、非使用姿勢において座部44Aが鉛直下向きに指向するようにしてもよいが、本実施の形態では、背もたれ部44Bがあるので、非使用姿勢において座部44Aが鉛直下向きに指向するようにすると、今度は背もたれ部44Bが乗降の邪魔物となるが、本実施の形態では、非使用姿勢において、座部44Aが下方に向かうに従って後方に移行する傾斜状とされることにより、座席44と操作ボックス43との間の間隔Lを広くすることができる。
【0027】
また、支持基板51の上部側は、支持台48の基部85から前方側に突出状とされているので、支持基板51の下方側に、連結部28等を配置するスペースが形成される。
また、座席44を被使用姿勢から着座姿勢に姿勢変更する場合、ガイド溝73は支持基板51の傾斜に添って一直線状に形成され、ガイド溝73の下端にストッパー片69があるため、転動輪82乃至被ガイド軸81がガイド溝73の中途半端な位置で停止することはなくなり、従って、座席44の着座姿勢への変更を簡単かつ確実になすことができ、座席44が完全な着座姿勢になっていない中途半端な姿勢で、オペレータOが座席44に座るというようなことがなくなる。
【0028】
図1はブーム12及びバケット14を動作させるための作業車の油圧回路を示し、フロントローダ用のコントロールバルブ91と、セルフレベリングバルブ92と、フロント油圧ブロック93と、油圧ポンプ94と、パイロットチェックバルブ95とを備える。なお、図示省略しているが、コントロールバルブ91、セルフレベリングバルブ92は、サイドフレーム11の上部等に取り付けられている。
フロント油圧ブロック93は、油圧コントロールスプール97とメインレリーフバルブ98とを有し、油圧コントロールスプール97によって、油圧ポンプ94からの作動油をバックホー4側等に優先して供給するか、コントロールバルブ91側に優先して供給するかを切り換えるように構成されている。
【0029】
コントロールバルブ91は、ブームシリンダ13とバケットシリンダ15とを制御するもので、ブームコントロールバルブ101とバケットコントロールバルブ102とを有し、ブームコントロールバルブ101は、ブームスプール103をニュートラル位置N1から下降位置A1と上昇位置B1とに操作できるように構成されている。バケットコントロールバルブ102は、バケットスプール104をニュートラル位置N2からダンプ位置A2とすくい位置B2とに操作できるように構成されている。
【0030】
セルフレベリングバルブ92は、ブーム12の昇降動作に拘わらずバケット14を所定の姿勢に保持すべく、ブームシリンダ13の伸縮動作に連動してバケットシリンダ15を伸縮させるように制御するもので、オープンセンタ、クローズドセンタ及び負荷感知システムに用いるように設計されている。このセルフレベリングバルブ92は、ブームシリンダ15の昇降中にバケットシリンダ13の位置を制御し維持するためのもので、セルフレベリングバルブ92は、図1〜図6に示すように、ポートA、ポートB、ポートC、ポートD、ポートE、ポートFを有すると共に、調整可能オリフィス112、分流スプール113、アンロードスプール114、リリーフバルブカートリッジ115、アンロードスプール116、分流スプール117、調整可能オリフィス118、チェックバルブ121、チェックバルブ122、チェックバルブ123、チェックバルブ124を有している。
【0031】
パイロットチェックバルブ95は、ブームシリンダ13とセルフレベリングバルブ92との間に設けられ、コントロールバルブ91やセルフレベリングバルブ92内のリークにより、ブームシリンダ13のロッド側からセルフレベリングバルブ92に向けて作動油が流出しないように配置され、ブームシリンダ13のヘッド側からパイロット圧をパイロットチェックバルブ95に導いて、ブームシリンダ13のヘッド側からパイロットチェックバルブ95にパイロット圧をかけるようになっている。
【0032】
パイロットチェックバルブ95は、図7〜図9に示すように、ポートP1、ポートP2、ポートP3、ポートP4を有すると共に、ボディ130、継ぎ手131、継ぎ手132、継ぎ手133、パイプ134、ピストン135、ピストン136、ポペット139、スプリング140、プラグ141,Oリング142、ナット144、パイプ145、パイプ146、Oリング147、Oリング150を備え、ポートP4に圧がたつと、ピストン136,135及びポペット139が、スプリング140に抗してa方向に移動し、ポートP3からポートP2に作動油が流れるようになっている。
【0033】
パイプ145は、ボディ130に対してOリング147を介して軸方向に摺動自在に保持され、パイプ146は、パイプ134に対してOリング150を介して軸方向に摺動自在に保持されている。
このパイロットチェックバルブ95は、既存のセルフレベリングバルブ92に後付けで装着されており、図8及び図9に示すように、継ぎ手132を、セルフレベリングバルブ92のポートCに接続すると共に、パイプ134を、セルフレベリングバルブ92のポートAに接続している。この接続の際に、パイプ135を、ボディ130に対して軸方向に摺動すると共に、パイプ146を、パイプ134に対して軸方向に摺動することにより、パイプ134を、継ぎ手132に対してパイプ134の軸方向及びボディ130の軸方向に位置調整することができ、セルフレベリングバルブ92とパイロットチェックバルブ95との間に多少の寸法誤差があっても、その寸法誤差を吸収して既存のセルフレベリングバルブ92に対しパイロットチェックバルブ95を後付により簡単かつ確実に装着することができるようになっている。
次に、作業機の油圧回路の制御動作を説明する。
(1)ブーム上昇時のセルフレベリング動作
バケットスプール104をニュートラル位置N2、ブームスプール103を上昇位置A1にセットすると、コントロールバルブ91のポートB1からの作動油がセルフレベリングバルブ92のポートBに流入し、ポートAからブームシリンダ13のヘッド側ポートへ流出する。ブームシリンダ13が延出すると、ブームシリンダ13のロッド側ポートからの作動油がポートCの方向に向けられる。ポートCに流入した作動油は、調整可能オリフィス112を通過することができる。分流の割合は調整可能オリフィス112の寸法によって決定される。作動油の一部はポートEからバケットシリンダ15のヘッド側ポート方向に向けられる。残りの作動油は分流スプール113及びポートDを通過し、コントロールバルブ91からポートPBへ戻される。バケットシリンダ15はポートEの圧力がアンロードスプール114をシフトしたときに延出し、バケットシリンダ15のロッド端部側からの作動油をポートFに流入させ、アンロードスプール114を経てポートDからコントロールバルブ91へ向ける。
(2)バケットシリンダ延出時のブームの上昇動作
バケットシリンダ15を最大に延出したときにブーム12が上昇を続けることについて説明する。
【0034】
通常ポートEからバケットシリンダ15へ流出する、ブームシリンダ13を出た作動油は、リリーフバルブと一体化したアンロードスプール114を経てポートDからコントロールバルブ91のポートA1へ流れる。このリリーフバルブは比較的低い圧力で開き、ブーム12の上昇容量に殆ど影響を与えない。このリリーフバルブの特徴により、操作者はブーム12の上昇時にブームシリンダ13を停止させることなくバケット14の投棄操作を行うことができる。
(3)ブーム下降時のセルフレベリング動作
バケットスプール104をニュートラル位置N2、ブームスプール103を下降位置A1にセットすると、コントロールバルブ91のポートA1からの作動油がセルフレベリングバルブ92のポートDに流入し、ポートCからブームシリンダ13のロッド端部側へ流出する。ブームシリンダ13が引込むと、ブームシリンダ13のヘッド側ポートからの作動油がポートAの方向に向けられる。ポートAに流入した作動油は、調整可能オリフィス118を通過することができる。分流の割合は調整可能オリフィス118の寸法によって決定される。作動油の一部はポートFからバケットシリンダ15のロッド端部側ポート方向に向けられる。残りの作動油は分流スプール117及びポートBを通過し、コントロールバルブ91のポートB1へ戻される。バケットシリンダ15はポートFの圧力がアンロードスプール116をシフトしたときに引込み、バケットシリンダ15のヘッド端部側からの作動油をポートEに流入させ、アンロードスプール116を経てポートBからタンクへ向ける。
(4)バケットシリンダ最大引込時のブームの下降動作
バケットシリンダ15を最大に引込んだときにブーム12が下降を続けることについて説明する。
【0035】
通常ポートFからバケットシリンダ15へ流出する、ブームシリンダ13のヘッド端部側を出た作動油は、リリーフバルブカートリッジ115を経てポートBからコントロールバルブ91のポートB1へ流れる(リリーフバルブはバケット14をスクイ動作するのに必要な圧力よりも高く且つブームシリンダ13の基端部から発生させることができる圧力よりも低い圧力で開くように設定されている。ブームシリンダ13の基部は外部の負荷及びシリンダ比に基づいて設定されたマスターリリーフバルブの比率から圧力を発生させることができる。)。このモードにおけるバルブを介した圧力の低下はリリーフバルブの設定及びバケット14の負荷に依存している。このリリーフバルブの特徴により、操作者はブーム12の下降時にブームシリンダ13を停止させることなくバケット14のスクイ動作(ロールバック動作)を行うことができる。
(5)バケットシリンダのロールバックのみの操作
バケットスプール104をスクイ位置B2にシフトすると、作動油はバケットシリンダ15のロッド側ポート方向に向けられ、セルフレベリングバルブ92のポートFに流入され、そこで作動油はアンロードスプール114及びチェックバルブ124によって止められる。バケットシリンダ15のヘッド端部側から排出された作動油はコントロールバルブ91を介してトランスミッションケースに戻され、一方、ポートEへの流入はアンロードスプール116及びチェックバルブ122により阻止される。
(6)バケットシリンダの投棄のみの操作
バケットスプール104をダンプ位置A2にシフトすると、作動油はバケットシリンダ15のヘッド側ポート方向に向けられ、セルフレベリングバルブ92のポートEに流入され、そこで作動油はアンロードスプール116及びチェックバルブ122によって止められる。バケットシリンダ15のロッド端部側から排出された作動油はコントロールバルブ91を介してトランスミッションケースに戻され、一方、ポートFへの流入はアンロードスプール114及びチェックバルブ124により阻止される。
そして、上記実施の形態によれば、図10に示すように、左右アウトトリガー25を接地させて後輪7を浮かせると共に、ブームシリンダ13を縮小してフロントローダ3のブーム13を下降させ、バケット14を接地することにより、前輪6を持ち上げ、これにより、車体5を安定させてバックホー作業等を行うことができる。この場合に、コントロールバルブ91やセルフレベリングバルブ92内のリークによって、ブームシリンダ13のロッド側からセルフレベリングバルブ92のポートCに向けて作動油が流れるのを、パイロットチェックバルブ95により防ぐことができ、リークによりブームシリンダ13が不測に伸長するのを阻止して、ブーム12の上昇を抑え、これにより、前輪6を持ち上げた状態に長時間保持することができ、バックホー作業等を安定になし得る。従って、コントロールバルブ91やセルフレベリングバルブ92内のリークにより、ブーム12が上昇動作しないようにするブーム上昇防止手段が、パイロットチェックバルブ95により構成されている。
【0036】
一方、コントロールバルブ91の操作によって、ブーム12を伸長動作させて、ブーム12を上昇させる際には、ブームシリンダ13のヘッド側に圧がたつため、このパイロット圧によってパイロットチェックバルブ95が開き、ブームシリンダ13のロッド側からセルフレベリングバルブ92のポートCに向けて作動油がスムーズに流れ、ブームシリンダ13を伸長動作させて、ブーム12を上昇させることができる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、バックホー作業時等に、フロントローダのブーム等で前輪を持ち上げた状態に長時間保持して、バックホー作業等を安定になし得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す作業機の油圧回路図である。
【図2】同油圧回路の構成図である。
【図3】同セルフレベリングバルブの概略断面図である。
【図4】同セルフレベリングバルブの平面図である。
【図5】同セルフレベリングバルブの右側面図である。
【図6】同セルフレベリングバルブの左側面図である。
【図7】同パイロットチェックバルブの正面断面図である。
【図8】同パイロットチェックバルブの正面図である。
【図9】同パイロットチェックバルブの平面図である。
【図10】作業機の側面図である。
【図11】バックホーの、オペレータの着座部分の側面図である。
【図12】座席の非使用姿勢の状態を示す側面図である。
【図13】シート支持装置の着座姿勢のときの斜視図である。
【図14】シート支持装置の非使用姿勢のときの斜視図である。
【図15】シート支持装置の着座姿勢のときの斜視図である。
【図16】シート支持装置の着座姿勢のときの正面図である。
【図17】シート支持装置の着座姿勢のときの側面図である。
【図18】シート支持装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 トラクタ(走行車両)
3 フロントローダ
4 バックホー(後部作業機)
12 ブーム
13 ブームシリンダ
14 バケット
15 バケットシリンダ
91 コントロールバルブ
92 セルフレベリングバルブ
95 パイロットチェックバルブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hydraulic circuit for a work vehicle such as a TLB equipped with a front loader at the front part of the tractor and a backhoe at the rear part.
[0002]
[Prior art]
There is a work vehicle called TLB equipped with a front loader at the front of the tractor and a backhoe at the rear of the tractor. This work vehicle is supported by the front loader so that it can be raised and lowered around the left and right axes. And a bucket supported on the tip end side of the boom so as to be capable of dumping and squeezing around the left and right axis. The hydraulic circuit of this type of work vehicle includes a boom cylinder that raises the boom by an extension operation and lowers the boom by a reduction operation, a bucket cylinder that causes a bucket to perform a squeeze / dump operation, and a boom cylinder and a bucket A control valve that controls the cylinder and a self-leveling valve that controls the boom cylinder to expand and contract in conjunction with the expansion and contraction operation of the boom cylinder to hold the bucket in a predetermined posture are provided (particularly known literature) None (actually implemented in TLB)).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-54055
[Patent Document 2]
JP 05-9953 A
[Patent Document 1]
JP 63-151728 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In a work vehicle such as a TLB, as shown in FIG. 3, the boom cylinder is reduced to lower the boom of the front loader, and the bucket is grounded to lift the front wheel, thereby stabilizing the vehicle body and backhoe. In this case, in the conventional hydraulic circuit of a work vehicle, the boom cylinder is unexpectedly extended due to a leak in the control valve or the self-leveling valve, and the boom is raised. There was a problem that the lifting and holding time was shortened.
[0005]
In view of the above-described problems, the present invention is configured to hold the front wheels in a state where the front wheels are lifted with a boom or the like of a front loader for a long time during a backhoe operation or the like so that the backhoe operation or the like can be stably performed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The technical means of the present invention for solving this technical problem is:A
A
[0007]
The
[0008]
BookAnother technical means of the present invention is that the
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 10, reference numeral 1 denotes a TLB (work vehicle) in which a tractor (traveling vehicle) 2 is provided with a front loader (front working machine) 3 at the front and a backhoe (rear working machine) 4 at the rear.
In the tractor 2, a vehicle body 5 is configured by directly connecting an engine 8, a flywheel housing, a clutch housing, a transmission case, and the like. A pair of left and right front wheels 6 are provided at the front of the vehicle body 5. A pair of rear wheels 7 are provided to enable traveling.
[0010]
The front wheels 6 are disposed on both the left and right sides of the engine 8, and the rear wheels 7 are disposed on both the left and right sides of the transmission case, and are rotated by power from the transmission case. A
The
[0011]
A
In addition, a driver's
[0012]
Further, a connecting
The backhoe 4 includes a machine frame 24 (see FIG. 11) detachably connected to the
[0013]
A working device (excavation device) 26 is provided at the rear part of the
The
[0014]
The
[0015]
An
[0016]
Further, a
On the backhoe 4, a backhoe-
The
[0017]
As shown in FIGS. 11 to 18, the
In addition, the
[0018]
The
The
A bifurcated extending
[0019]
The
Further, the lower side of the seat 44 (the lower surface side of the
[0020]
In addition, the
One end side of the projecting
A pair of left and
[0021]
The
[0022]
A locking
A guided
[0023]
Accordingly, the rolling
As shown in FIGS. 11, 13, and 15 to 17, when the
[0024]
In this state, even if the
Further, when the
[0025]
Therefore, as shown in FIG. 12, the distance L between the
When the seating posture is changed to the non-use posture, the seat 62A can be switched to the non-use posture simply by lifting the
[0026]
In the above configuration, when the
[0027]
Further, since the upper side of the
Further, when the
[0028]
FIG. 1 shows a hydraulic circuit of a work vehicle for operating the
The front
[0029]
The
[0030]
The self-leveling
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
The
Next, the control operation of the hydraulic circuit of the work machine will be described.
(1) Self-leveling operation when the boom is raised
When the bucket spool 104 is set to the neutral position N2 and the boom spool 103 is set to the raised position A1, the hydraulic oil from the port B1 of the
(2) Boom lifting when the bucket cylinder is extended
It will be described that the
[0034]
The hydraulic oil exiting the
(3) Self-leveling operation when the boom is lowered
When the bucket spool 104 is set to the neutral position N2 and the boom spool 103 is set to the lowered position A1, the hydraulic oil from the port A1 of the
(4) Boom lowering when the bucket cylinder is fully retracted
It will be described that the
[0035]
Normally, the hydraulic fluid that flows out from the port F to the
(5) Operation only for bucket cylinder rollback
When the bucket spool 104 is shifted to the squeeze position B2, the hydraulic oil is directed toward the rod side port of the
(6) Operation only for dumping the bucket cylinder
When the bucket spool 104 is shifted to the dump position A2, the hydraulic oil is directed toward the head side port of the
Then, according to the above embodiment, as shown in FIG. 10, the left and right out
[0036]
On the other hand, when the
[0037]
【The invention's effect】
According to the present invention, at the time of backhoe work or the like, the front wheel is lifted by a boom or the like of the front loader for a long time, so that the backhoe work or the like can be stably performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a hydraulic circuit diagram of a working machine showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram of the hydraulic circuit.
FIG. 3 is a schematic sectional view of the self-leveling valve.
FIG. 4 is a plan view of the self-leveling valve.
FIG. 5 is a right side view of the self-leveling valve.
FIG. 6 is a left side view of the self-leveling valve.
FIG. 7 is a front sectional view of the pilot check valve.
FIG. 8 is a front view of the pilot check valve.
FIG. 9 is a plan view of the pilot check valve.
FIG. 10 is a side view of the work machine.
FIG. 11 is a side view of the operator's seating portion of the backhoe.
FIG. 12 is a side view showing a non-use posture state of the seat.
FIG. 13 is a perspective view when the seat support device is in a sitting posture.
FIG. 14 is a perspective view of the seat support device when not in use.
FIG. 15 is a perspective view of the seat support device in a sitting position.
FIG. 16 is a front view of the seat support device in a sitting posture.
FIG. 17 is a side view of the seat support device in a sitting posture.
FIG. 18 is an exploded perspective view of the seat support device.
[Explanation of symbols]
2 Tractor (traveling vehicle)
3 Front loader
4 Backhoe (rear working machine)
12 Boom
13 Boom cylinder
14 buckets
15 Bucket cylinder
91 Control valve
92 Self-leveling valve
95 Pilot check valve
Claims (2)
リークによりブームシリンダ(13)のロッド側から作動油が流出しないように、ブームシリンダ(13)とセルフレベリングバルブ(92)との間に、パイロットチェックバルブ(95)が設けられ、
前記パイロットチェックバルブ(95)は、ボディ(130)と、ブームシリンダ(13)のロッド側に接続されるポート(P3)を有する第1の継ぎ手(131)と、セルフレベリングバルブ(92)のポート(C)に接続されるポート(P2)を有する第2の継ぎ手(132)と、ブームシリンダ(13)のヘッド側に接続されるポート(P4)を有する第3の継ぎ手(133)と、セルフレベリングバルブ(92)の他のポート(A)に接続されるポート(P1)を有する第1のパイプ(134)と、ボディ(130)の軸方向に外方突出状に設けられた第2のパイプ(145)とを備え、第2のパイプ(145)はボディ(130)に対して軸方向に摺動自在に保持され、第2のパイプ(145)の外端部に第3のパイプ(146)が第2のパイプ(145)の軸方向に直交するように固着され、第3のパイプ(146)は、第1のパイプ(134)に対して軸方向に摺動自在に外嵌保持され、第2の継ぎ手(132)はボディ(130)に第1のパイプ(134)と平行でかつ同一方向に突設され、第1の継ぎ手(131)はボディ(130)に第2の継ぎ手(132)とは反対側に突設され、第3の継ぎ手(133)は第1のパイプ(134)のポート(P1)とは反対側の端部に連結されて、ブームシリンダ(13)のヘッド側からパイロット圧を第3の継ぎ手(133)のポート(P4)に導き、該ポート(P4)に圧がたつと第1の継ぎ手(131)のポート(P3)から第2の継ぎ手(132)のポート(P2)に作動油が流れるように構成されていることを特徴とする作業車の油圧回路。A boom cylinder (13) for raising the boom (14) by extension operation and lowering the boom (14) by reduction operation, and a bucket cylinder (15) for squeezing and dumping the bucket (14) by extension / contraction operation, The hydraulic pressure of a work vehicle provided with a self-leveling valve (92) for controlling the bucket cylinder (15) to expand and contract in conjunction with the expansion and contraction operation of the boom cylinder (13) to hold the bucket (14) in a predetermined posture. In the circuit
A pilot check valve (95) is provided between the boom cylinder (13) and the self-leveling valve (92) so that hydraulic fluid does not flow out from the rod side of the boom cylinder (13) due to leakage.
The pilot check valve (95) includes a body (130), a first joint (131) having a port (P3) connected to the rod side of the boom cylinder (13), and a port of a self-leveling valve (92). A second joint (132) having a port (P2) connected to (C), a third joint (133) having a port (P4) connected to the head side of the boom cylinder (13), and a self A first pipe (134) having a port (P1) connected to another port (A) of the leveling valve (92), and a second pipe provided outwardly projecting in the axial direction of the body (130). A second pipe (145) is slidably held in the axial direction with respect to the body (130), and a third pipe (145) is provided at the outer end of the second pipe (145). 146) The second pipe (145) is fixed so as to be orthogonal to the axial direction of the second pipe (145), and the third pipe (146) is externally held and slidable in the axial direction with respect to the first pipe (134). Two joints (132) project from the body (130) in parallel and in the same direction as the first pipe (134), and the first joint (131) extends from the body (130) to the second joint (132). And the third joint (133) is connected to the end of the first pipe (134) opposite to the port (P1), from the head side of the boom cylinder (13). The pilot pressure is guided to the port (P4) of the third joint (133), and when pressure is applied to the port (P4), the port (P3) of the first joint (131) to the port of the second joint (132). that is configured to hydraulic oil flows to (P2) Hydraulic circuit of the work vehicle to the butterfly.
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