JP4043659B2 - Method for manufacturing self-starting permanent magnet type synchronous motor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍冷蔵機器用および空調機器用の電動圧縮機や一般産業用に使用される自己始動形永久磁石式同期電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
自己始動形永久磁石式同期電動機は始動時には回転子の始動用かご形導体により誘導電動機として作動し、回転子が同期速度付近に達すると永久磁石による回転子磁極が回転子巻線のつくる同期速度で回る回転磁界に引き込まれて同期運転を行うものであるが、定速度運転性および高効率性等優れた性能を有している。特に電動機の回転子構造についてはさまざまな改良が施されてきた。
【0003】
従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の一例は特開平9−308195号公報に示されているものがある。以下、図8から図10を参照しながら上記従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子について説明する。
【0004】
図8は回転子の径方向断面図であり、図9は回転子の軸方向断面図である。また図10は図8のA部の部分拡大図である。図8から図10において、1は回転子、2は積層電磁鋼板よりなる回転子鉄心である。3は導体バーであり、回転子鉄心2の両端に位置する短絡環4とアルミダイカストで一体的に成型されて始動用かご形導体を形成している。また、5は永久磁石であり、回転子鉄心2の軸方向に設けた永久磁石埋設穴6に同極性の2個の永久磁石5を回転子鉄心2のブリッジ部7を挟んで山形状に突き合わせるように配置して一つの回転子磁極を作り、回転子全体では4極の回転子磁極を形成している。
【0005】
また、隣り合う異極性の2個の永久磁石5はお互いに山形状に直接突き合わせて配置されており両者の永久磁石5の間には回転子鉄心のブリッジ部は設けられていない。
【0006】
8は永久磁石保護用の非磁性の端板である。9は回転子1の軸穴であり、10は回転子1に装着された軸である。
【0007】
また、従来例の製造方法は、回転子鉄心2に永久磁石5を挿入し、且つ端板を回転子鉄心に当接させた後に、アルミダイカストにより始動用かご形導体を形成するとともに、端板も同時に一体的に回転子鉄心2に固定するという製造方法となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、同極性の永久磁石5間のブリッジ部7は図8のA部に示されているように永久磁石5の突き合わせ端面と当接しているかまたは微小な隙間しか設けられていない。このことにより、図10に示すように永久磁石5の端面5a内における異極間の磁束短絡が多くなって永久磁石5による回転子磁極の強さは弱くなる。そのため、電動機は脱調トルクが低下し、且つ電流が増大して電動機の性能が低下するという課題があった。
【0009】
また隣り合う異極性の2個の永久磁石5の間には回転子鉄心2のブリッジ部が設けられておらず、回転子鉄心2の永久磁石埋設穴6の外側部分と内側部分とはブリッジ部7のみでつながっており強度的に弱いという欠点があった。
【0010】
また始動用かご形導体をアルミダイカストで形成した後、短絡環4が冷えて内側に収縮する際に、回転子鉄心2の軸方向の両端部もその応力を受けて内側に収縮しようとする。その際2個の異極の永久磁石5の突き合わせ箇所付近ではブリッジ部が設けられていないので、永久磁石埋設穴6の径方向の幅が縮んでアルミダイカスト前に挿入した永久磁石5との隙間がなくなり、回転子鉄心の外径寸法が小さくなる。
【0011】
一方ブリッジ部7付近の永久磁石埋設穴6の径方向の幅は、アルミダイカストによってもブリッジ部7が収縮応力を支えるため殆ど変化せず、回転子鉄心2の外径寸法も変わらない。このように、回転子鉄心2の外径は箇所によって異なる寸法となるため、固定子鉄心内径との空隙寸法を回転子鉄心2の電磁鋼板を金型打抜きするだけで形成しようとしても精度よく出すことができず、アルミダイカスト後回転子鉄心2の外径切削を行う必要があり工数がかかるという課題があった。
【0012】
また回転子鉄心2に永久磁石5を挿入し、且つ端板8を回転子鉄心2に当接させた後アルミダイカストをする製造方法であるので、アルミダイカスト作業が複雑になり不良品が出易いという課題があった。
【0013】
本発明は上記の課題に鑑み、回転子鉄心2内の磁束短絡を防止するとともに、回転子鉄心2の外径切削を不要とし、且つアルミダイカスト作業を容易にした生産性の高い製造方法とし、高性能で安価な自己始動形永久磁石式同期電動機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した回転子とからなる2極の自己始動形永久磁石式同期電動機の製造方法において、前記永久磁石を埋設する永久磁石埋設穴を回転子鉄心の径方向に設けた幅が狭い部分と広い部分とを有するブリッジ部Fを挟んで山形状に突き合わせるように配置し、これに同極性の永久磁石を埋設することにより一つの回転子磁極を形成させ、かつ前記永久磁石の端面と前記ブリッジ部Fとの間に磁束短絡防止用の空間部を設けるとともに、隣り合う異極性の永久磁石を埋設する永久磁石埋設穴の間には磁束短絡防止用のバリアスロットを挟んで回転子鉄心の径方向に2箇所のブリッジ部Gを設けて、前記回転子鉄心の外径を回転子磁極の端部から中心部に向かうにつれて次第に大きくなるような楕円形状に形成した回転子鉄心に、アルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着することを特徴とする製造方法である。同極性の永久磁石を回転子鉄心の幅の狭い部分と広い部分とを有する径方向のブリッジ部を挟んで山形状に突き合わせるように配置するとともに、永久磁石の端面とブリッジ部との間に磁束短絡防止用の空間部を設ける構成としたので、永久磁石の端面内における異極間の磁束短絡を防止して電動機の性能を向上させることができ、且つアルミダイカスト後の短絡環の径方向の収縮による回転子鉄心外径の回転子磁極中心での収縮歪を、ブリッジ部の強度を強くしたために微小にすることができるので、固定子鉄心内径との間の空隙寸法を回転子鉄心の電磁鋼板を金型打抜きするだけで精度よく出すことができ、回転子鉄心の外径を切削することが不要となって、工数を低減することができる。
【0015】
また本発明は同極性の永久磁石を回転子鉄心に設けた2箇所のブリッジを挟んで配置する構成としたので、アルミダイカスト後の回転子鉄心の回転子磁極の中心付近の外径の収縮歪はさらに低減され、固定子鉄心内径との空隙寸法をより精度よく出すことができる。
【0016】
なお、永久磁石回転子の永久磁石埋設穴と永久磁石との径方向の隙間を回転子磁極の端部から中心部に向かうにつれて次第に大きくなるように形成した回転子鉄心に、アルミダイカストで始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する製造方法としたので、アルミダイカスト後の回転子鉄心の外径の径方向の収縮歪が回転子磁極の中心付近に向かうにつれて大きくなっても、永久磁石との間の隙間は十分確保でき、永久磁石を支障なく容易に永久磁石埋設穴に挿入することができる。またアルミダイカストは永久磁石や端板がない状態で行うので作業が簡単になる。
【0017】
このように、本発明は2極の永久磁石回転子において、回転子鉄心の外径を回転子磁極の端部から中心部に向けて次第に大きくなるような楕円形状に形成し、その回転子鉄心にアルミダイカストで始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する製造方法としたので、アルミダイカスト後の回転子鉄心外径の径方向の収縮歪が回転子磁極の中心付近に向かうにつれて大きくなっても、収縮後の回転子鉄心の外径をほぼ真円にすることができるので、回転子鉄心の電磁鋼板を金型打抜きするだけで固定子鉄心内径との空隙寸法を精度よく出すことができ、回転子鉄心の外径切削は不要となって工数を低減することができる。またアルミダイカストは永久磁石や端板がない状態で行うので作業が簡単で不良品が出にくくなり、生産性を高めることができる。
【0018】
また本発明は永久磁石を希土類磁石で形成したものであるため、強い磁力が得られるので回転子や電動機全体を小型軽量化することができる。
【0019】
なお、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した回転子とからなる電動機であって、永久磁石埋設穴を回転子鉄心の径方向に設けた幅が狭い部分と広い部分とを有するブリッジ部Aを挟んで山形状に突き合わせるように配置し、これに同極性の永久磁石を埋設することにより一つの回転子磁極を形成させ、且つ前記永久磁石の端面と前記ブリッジ部Aとの間に磁束短絡防止用の空間部を設けるとともに、隣り合う異極性の永久磁石を埋設する永久磁石埋設穴の間には磁束短絡防止用のバリアスロットを挟んで回転子鉄心の径方向に2箇所のブリッジ部Bを設けたことにより、永久磁石端面内の磁束短絡を防いで電動機の性能を向上でき、且つアルミダイカスト後の回転子鉄心外径の径方向の収縮歪は微小となり、電磁鋼板の金型打抜きだけで固定子鉄心内径との空隙寸法を精度よく出すことができるので、回転子鉄心の外径切削が不要となって工数を低減することができるという作用を有する。
【0020】
なお、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した回転子とからなる電動機であって、永久磁石埋設穴を回転子鉄心の径方向に設けた2箇所のブリッジ部Cを挟んで山形状に突き合わせるように配置し、これに同極性の永久磁石を埋設することにより一つの回転子磁極を形成させ、且つ前記永久磁石の端面と前記ブリッジ部Cとの間に磁束短絡防止用の空間部を設けるとともに、隣り合う異極性の永久磁石を埋設する永久磁石埋設穴の間には磁束短絡防止用のバリアスロットを挟んで回転子鉄心の径方向に2箇所のブリッジ部Bを設けたことにより、回転子磁極の中心部における回転子鉄心外径の径方向の収縮歪はさらに低減され、固定子鉄心内径との空隙寸法をより精度よく出すことができるので電動機のさらなる低騒音・低振動化を図ることができるという作用を有する。
【0021】
なお、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子鉄心の軸方向の両端面に位置する短絡環とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した回転子とからなる2極の自己始動形永久磁石式同期電動機において、永久磁石埋設穴を永久磁石との径方向の隙間が回転子磁極の端部から中心部に向かうにつれて次第に大きくなるように形成した回転子鉄心に、アルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する製造方法としたものであり、アルミダイカストにより永久磁石埋設穴の径方向の幅が狭くなるが、回転子鉄心への永久磁石の挿入は支障なく容易に行えるとともに、アルミダイカスト作業が簡単になるという作用を有する。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は、固定子鉄心に巻線を巻装した固定子と、前記固定子鉄心の内径円筒面に対向して自在に回転し、回転子鉄心の外周付近に位置する複数個の導体バーと前記回転子の軸方向の両端面に位置する短絡環とをアルミダイカストで一体成型して始動用かご形導体を形成するとともに、前記導体バーの内側に複数個の永久磁石を埋設した回転子とからなる2極の自己始動形永久磁石式同期電動機において、回転子鉄心の外径を回転子磁極の端部から中心部に向かうにつれて次第に大きくなるような楕円形状に形成した回転子鉄心に、アルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する製造方法としたものであり、アルミダイカストによる回転子鉄心外径の径方向の収縮歪があっても、回転子鉄心内径との空隙寸法は電磁鋼板の金型打抜きだけで精度よく出すことができるので回転子鉄心の外径切削は不要となり、且つアルミダイカスト作業が簡単になって生産性を高めることができるという作用を有する。
【0023】
なお、上記において永久磁石を希土類磁石で形成すると、強い磁力が得られ、回転子や電動機全体を小型軽量化することができるという作用を有する。
【0024】
【実施例】
以下、本発明による自己始動形永久磁石式同期電動機とその製造方法の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、参考例についても説明する。同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。また固定子は一般的な自己始動形永久磁石式同期電動機と同様の構成であるため固定子についての説明も省略する。
【0025】
(参考例1)
図1から図3を用いて説明する。図1は参考例1による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の軸方向断面図であり、図2は図1の径方向断面図である。また図3は図2のM部の部分拡大図である。
【0026】
図1から図3において、1は回転子、2は積層電磁鋼板よりなる回転子鉄心である。3は導体バーであり、回転子鉄心2の軸方向の両端に位置する短絡環4とアルミダイカストで一体成型されて始動用かご形導体を形成している。また5は永久磁石であり、回転子鉄心2の軸方向に設けた永久磁石埋設穴6に、同極性の2個の平板状の永久磁石5を回転子鉄心2のブリッジ部A7を挟んで山形状に突き合わせるように配置して一つの回転子磁極を作り、回転子全体では2極の回転子磁極を形成している。
【0027】
ここで7のブリッジ部Aは幅の狭い部分7aと7aから外径側に向かうにつれて幅を広くした部分7bとをもつように設計されている。永久磁石5の裏表の異極間の磁束短絡は、幅の狭い部分7aが磁気飽和することによって防止される。
【0028】
また永久磁石5の端面5aとブリッジ部A7との間には空間部8が設けられているので、永久磁石5の端面5a内における異極間の磁束短絡を防ぐことができる。
【0029】
また9は隣り合う異極性の永久磁石5の間に設けた磁束短絡防止用のバリアスロットであり、その中はアルミダイカストでアルミ10が充填されている。バリアスロット9と永久磁石埋設穴6との間の回転子鉄心2のブリッジ部B11は狭い幅に設定されており、この部分が磁気飽和して異極性どうしの永久磁石5の間の磁束短絡を防止するようになっており、且つ永久磁石5の端面とブリッジ部B11の間には空間部12を設けて、永久磁石5の端面内における異極間の磁束短絡を防止している。13は永久磁石5を保護するための非磁性の端板であり、リベットピン14により回転子鉄心2の両端面に固定されている。また15は回転子の軸穴である。
【0030】
以上のような構成の回転子1の製造は、電磁鋼板を積層してなる回転子鉄心2にアルミダイカストによって始動用かご形導体を形成した後、永久磁石埋設穴6に永久磁石5を埋設し、リベットピン14で端板13を回転子鉄心2の両端面に固定する順序をとる。
【0031】
ここでアルミダイカストを行った後、アルミが冷却していく際に短絡環が径方向に収縮していくが、それに伴って回転子鉄心2も内径方向に収縮応力を受けることになる。しかしながら図2に示すようにバリアスロット9の付近は回転子鉄心2のブリッジ部B11がバリアスロット9を挟んで2箇所設けられているため収縮応力に対する強度が強いので回転子鉄心2の外径の径方向の収縮歪は小さい。
【0032】
一方ブリッジ部A7は1箇所だけであるので、この部分での回転子鉄心2の内径方向への歪は大きくなる。そこでこれを防ぐためブリッジ部A7の磁気飽和により磁束短絡を防ぐ幅の狭い部分7aの径方向の長さを短くして、これに続く幅の広い部分7bを設けることにより、ブリッジ部A7全体の径方向への収縮応力に対する強度を強くして、ブリッジ部A7付近での回転子鉄心2の内径方向に歪が生じるのを防止している。
【0033】
このことにより、回転子鉄心2の外径はほぼ真円に近い形状が確保できるので、回転子鉄心2の電磁鋼板を金型打抜きする際に、その外径をあらかじめ回転子鉄心内径との空隙が所定の寸法を得られるようにしておけば、アルミダイカスト後回転子鉄心外径を切削して所定の空隙寸法を出すという工程を省くことができる。
【0034】
なお参考例では2極の回転子の例をとって説明したが、これに限られるものではなく4極等他の回転子磁極数のものであってもよい。
【0035】
また永久磁石を平板状のもので説明したが、円弧状等他の形状のものであってもよい。
【0036】
以上のように参考例1によれば永久磁石間の磁束短絡が防止されて高い性能を確保できるとともに、回転子鉄心の外径切削が不要となり、高性能で安価な自己始動形永久磁石式同期電動機を提供することができる。
【0037】
(参考例2)
図4を用いて説明する。図4は参考例2による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の径方向断面図である。
【0038】
図4において、21は回転子鉄心2のブリッジ部Cであり、同極性の2個の平板状の永久磁石5は2箇所のブリッジ部C21を挟んで山形状に突き合わせるように配置されて一つの回転子磁極を作り、回転子全体では2極の回転子磁極を形成している。22は2箇所のブリッジ部C21の間の空間部であり、ブリッジ部C21の幅を狭くして永久磁石5の裏表の異極間の磁束短絡を防止するように設計されている。
【0039】
また23は永久磁石5の端面とブリッジ部C21との間に設けた空間部であり、参考例1の場合と同様に永久磁石5の端面内の異極間の磁束短絡を防止している。
【0040】
以上の構成により、アルミダイカスト後の短絡環の径方向の収縮に伴う回転子鉄心2のブリッジ部C21の付近の径方向の収縮歪は、ブリッジ部Cが2箇所設けられているため前記した参考例1の1箇所のブリッジ部の場合に比べて強度が強くなるので殆ど生じなくなり、アルミダイカスト後の回転子鉄心2の外径はさらに真円度が向上して回転子鉄心内径との空隙寸法を均一化でき、電動機のさらなる低騒音・低振動化を図ることができる。
【0041】
(参考例3)
図5および図6を用いて説明する。
【0042】
図5は参考例3による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の電磁鋼板の平面図である。また図6は参考例3における他の回転子の電磁鋼板の平面図である。
【0043】
図5において、31は電磁鋼板であり、これが所定枚数積層されて回転子鉄心を形成した後、アルミダイカストによって始動用かご形導体が回転子鉄心に形成される。32は始動用かご形導体の導体バーが充填される導体バー用スロットであり、33は永久磁石埋設穴である。
【0044】
上記2個の永久磁石33にはアルミダイカスト後、2点鎖線で示すように同極性の2個の永久磁石が埋設されて一つの回転子磁極を形成する。また下部2個の永久磁石埋設穴33にも異極性の永久磁石が埋設され、回転子全体では2極の回転子磁極を構成させることになる。34はブリッジ部Dであり、この幅を狭くして磁気飽和を起こさせ永久磁石の裏表異極間の磁気短絡を防止するようにしてある。また35は磁束短絡防止用のバリアスロットであり、上下の隣り合う永久磁石埋設穴33の間に介在させるとともに、永久磁石埋設穴33との間に形成させる2箇所のブリッジ部E36の幅を狭く設定して、この部分を磁気飽和させて隣り合う異極性の永久磁石間の磁束短絡を防いでいる。37は端板固定用のリベットピンを通すための穴であり、38は軸穴である。
【0045】
ここで永久磁石埋設穴33の径方向の穴幅は、回転子磁極の端部(すなわちバリアスロット36の付近)では永久磁石埋設穴33と2点鎖線で示す永久磁石との隙間P1を小さくし、回転子磁極の中心部(すなわちブリッジ部D34の付近)に向かうにつれて隙間を次第に大きくして行き、P2(P2>P1)に到るよう
に設定する。
【0046】
なお図面では理解しやすいように隙間を誇張して大きく描いている。
【0047】
以上のような形状の電磁鋼板を金型で打抜き所定枚数積層して回転子鉄心を形成し、これにアルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する。回転子はアルミダイカスト後、始動用かご形導体の回転子鉄心の軸方向両端に形成した短絡環(図示せず)が冷えてきて径方向に収縮するが、それに伴い回転子鉄心の外径も短絡環の収縮応力を受けて径方向に収縮することになる。その際永久磁石埋設穴33は、回転子磁極端部では2箇所のブリッジ部E36があるため強度が強く殆ど穴幅が変化しないが、磁極中心部ではブリッジ部35が1箇所だけであるため収縮応力に対して強度が弱く、永久磁石の穴幅は狭くなる。しかしながら永久磁石埋設穴33の磁極中心部では永久磁石との隙間を大きくとった形状の電磁鋼板としているため、この箇所の穴幅が狭くなりすぎて永久磁石が挿入できなくなるといったことは起こらず、回転子の組み立てをスムースに行うことができる。
【0048】
なお図6では同極性の平板状の2個の永久磁石で一つの回転子磁極を形成したが、平板状の永久磁石を3個以上使用して一つの回転子磁極を形成させてもよく、また永久磁石の形状は円弧状等他の形状としてもよい。
【0049】
また図6は2点鎖線で示すような1個の円弧状の永久磁石だけで一つの回転子磁極をつくり、回転子全体では2個の円弧状の永久磁石で2極の回転子磁極を形成するような回転子鉄心の電磁鋼板である。個々の符号の説明は省略するが図5で述べたと同様に、回転子磁極の端部では永久磁石埋設穴43と永久磁石との隙間Q1を狭くし、回転子磁極の中心部では、隙間Q2(Q2>Q1)を広く設定するので、図5の例と同様の効果を得ることができる。
【0050】
また参考例では、アルミダイカストは永久磁石や端板を装着しない状態で行うので作業が簡単で不良品もでにくくなって、生産性を向上させることができる。
【0051】
(実施例1)
図7を用いて説明する。
【0052】
図7は本発明の実施例1による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の電磁鋼板の平面図である。
【0053】
図7において51は電磁鋼板であり、これが所定枚数積層されて回転子鉄心を形成した後、アルミダイカストによって始動用かご形導体が回転子鉄心に形成される。52は導体バー用のスロットであり、53は永久磁石埋設穴、54はブリッジ部F、55は磁束短絡防止用のバリアスロット、56はブリッジ部Gである。また57は端板固定用のリベットを通す穴であり、58は軸穴である。各々の部分は前記した参考例3の場合と同様の役目を担うものであり重複を避けるため説明は省略する。また2点鎖線でアルミダイカスト後挿入する永久磁石を示しており、回転子は2極の回転子磁極を形成する。
【0054】
ここで電磁鋼板51の外径は、回転子磁極の端部では固定子鉄心内径との間に所定の空隙寸法になるような外径R1に設定し、回転子磁極の中心部に向かうにつれて外径寸法を大きくしていき、回転子磁極の中心部の外径はR2(R2>R1)に到るように設定する。以上のような形状の電磁鋼板を打抜き、所定枚数積層して回転子鉄心を形成し、これにアルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する。
【0055】
アルミダイカスト後、始動用かご形導体の回転子鉄心の軸方向両端面に形成した短絡環(図示せず)が冷えてきて径方向に収縮するが、それに伴い回転子鉄心の外径も短絡環の収縮応力を受けて径方向に収縮することになる。
【0056】
その際回転子鉄心の電磁鋼板51の回転子磁極端部はブリッジ部G56が2箇所あるため、内径方向への収縮応力に対して強度が強いので回転子鉄心の外径R1は殆ど変化しない。しかし回転子磁極の中心部ではブリッジ部F54が1箇所あるだけなので、強度が弱く回転子鉄心の外径R2は収縮応力を受けて径方向に収縮する。このとき外径R2の寸法を収縮後の寸法がR1になるように設定しておけば、回転子鉄心の外径全体は直径がR1のほぼ真円の形状とすることができる。
【0057】
なお図7において、収縮後の外径R1の円は2点鎖線で示してあるが、R1とR2の寸法差は理解しやすいように誇張して大きくとって描いてある。
【0058】
また図7では同極性の2個の平板状の永久磁石で一つの回転子磁極を形成したが、前記した図6に示すように1個の円弧状の永久磁石で一つの回転子磁極を形成させてもよい。
【0059】
以上のように本発明によれば、アルミダイカスト後の回転子鉄心の外径はほぼ真円になるので、固定子鉄心内径との空隙はあらかじめ打抜き金型で打抜いて形成できるので、回転子鉄心の外径を切削して寸法出しをする必要はなく工数を低減することができる。
【0060】
またアルミダイカストは永久磁石や端板を装着していない状態で行うので作業が簡単で不良品が出にくくなり、両者相俟って生産性を向上させることができる。
【0061】
(参考例4)
図示はしないが、永久磁石をネオジウム・鉄・ボロン系のような希土類磁石で形成すれば強い磁力を得ることができるので、回転子や電動機全体を小型軽量化することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように本発明は、2極の永久磁石回転子において、回転子鉄心の外径を回転子磁極の端部から中心部に向かうにつれて次第に大きくなるような楕円形状に形成した回転子鉄心に、アルミダイカストにより始動用かご形導体を形成した後、永久磁石を装着する製造方法としたものであるので、アルミダイカスト後の回転子鉄心外径が径方向に収縮しても均一な固定子鉄心内径との隙間が確保できて回転子鉄心の外径切削は不要となり、またアルミダイカスト作業も容易で不良品も出にくくなって生産性が上がり、高性能で安価な自己始動形永久磁石式同期電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の軸方向断面図
【図2】 図1の径方向断面図
【図3】 図2のC部の部分拡大図
【図4】 参考例2による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の軸方向断面図
【図5】 参考例3による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の電磁鋼板の平面図
【図6】 参考例3による自己始動形永久磁石式同期電動機の他の回転子の電磁鋼板の平面図
【図7】 本発明の実施例1による自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の電磁鋼板の平面図
【図8】 従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の径方向断面図
【図9】 従来の自己始動形永久磁石式同期電動機の軸方向断面図
【図10】 図8のA部の部分拡大図
【符号の説明】
1 回転子
2 回転子鉄心
3 導体バー
4 短絡環
5 永久磁石
6 永久磁石埋設穴
7 ブリッジ部A
8 空間部
9 バリアスロット
11 ブリッジ部B[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-starting permanent magnet synchronous motor used for electric compressors for refrigeration and refrigeration equipment and air-conditioning equipment and general industries..
[0002]
[Prior art]
The self-starting permanent magnet synchronous motor operates as an induction motor by a squirrel-cage conductor for starting the rotor, and when the rotor reaches near the synchronous speed, the rotor magnetic pole of the permanent magnet creates the synchronous speed created by the rotor winding. The synchronous operation is carried out by being drawn into the rotating magnetic field rotating around, but has excellent performance such as constant speed operation and high efficiency. In particular, various improvements have been made to the rotor structure of an electric motor.
[0003]
An example of a conventional rotor of a self-starting permanent magnet type synchronous motor is disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 9-308195. Hereinafter, the rotor of the conventional self-starting permanent magnet type synchronous motor will be described with reference to FIGS.
[0004]
FIG. 8 is a radial sectional view of the rotor, and FIG. 9 is an axial sectional view of the rotor. FIG. 10 is a partially enlarged view of part A in FIG. 8 to 10,
[0005]
Two
[0006]
[0007]
In addition, in the manufacturing method of the conventional example, after the
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional configuration, the
[0009]
Moreover, the bridge part of the
[0010]
Further, after the starting cage conductor is formed of aluminum die casting, when the
[0011]
On the other hand, the radial width of the permanent magnet embedded
[0012]
In addition, since the
[0013]
In view of the above problems, the present invention provides a highly productive manufacturing method that prevents magnetic flux short-circuiting in the
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present inventionA stator in which a winding is wound around a stator core, a plurality of conductor bars that rotate freely facing an inner cylindrical surface of the stator core, and are located near the outer periphery of the rotor core, and the rotor core A short-circuit ring positioned on both end faces in the axial direction is integrally formed by aluminum die casting to form a squirrel cage conductor, and a rotor having a plurality of permanent magnets embedded inside the conductor bar. In a method for manufacturing a pole self-starting permanent magnet synchronous motor, a bridge portion F having a narrow portion and a wide portion in which a permanent magnet embedding hole for embedding the permanent magnet is provided in a radial direction of the rotor core is sandwiched. In order to form a single rotor magnetic pole by embedding a permanent magnet of the same polarity in this, a magnetic pole short circuit is prevented between the end face of the permanent magnet and the bridge portion F. Provide space for In both cases, two bridge portions G are provided in the radial direction of the rotor core between the permanent magnet embedding holes for embedding adjacent permanent magnets with a magnetic flux short-circuit prevention barrier slot therebetween. A permanent magnet is mounted after a squirrel-cage-shaped conductor is formed by aluminum die casting on a rotor core that is formed in an elliptical shape in which the outer diameter of the iron core gradually increases from the end of the rotor pole toward the center. It is a manufacturing method characterized by this.A permanent magnet of the same polarity is arranged so as to abut in a mountain shape across a radial bridge portion having a narrow portion and a wide portion of the rotor core, and between the end surface of the permanent magnet and the bridge portion. Since the space for preventing magnetic flux short circuit is provided, it is possible to improve the performance of the motor by preventing magnetic flux short circuit between different poles in the end face of the permanent magnet, and the radial direction of the short circuit ring after aluminum die casting The shrinkage distortion at the rotor magnetic pole center of the outer diameter of the rotor core due to the shrinkage of the rotor can be made minute by increasing the strength of the bridge part, so the gap dimension between the stator core inner diameter and the rotor core The electromagnetic steel sheet can be produced with high precision simply by die cutting, and it becomes unnecessary to cut the outer diameter of the rotor core, thereby reducing the number of man-hours.
[0015]
In addition, since the present invention has a configuration in which permanent magnets of the same polarity are arranged with two bridges provided on the rotor core sandwiched between them, the shrinkage distortion of the outer diameter near the center of the rotor magnetic pole of the rotor core after aluminum die casting Is further reduced, and the gap dimension with respect to the stator core inner diameter can be obtained with higher accuracy.
[0016]
In addition,Permanent magnet rotorofAfter forming the starting cage conductor with aluminum die casting on the rotor core formed so that the radial gap between the permanent magnet embedding hole and permanent magnet gradually increases from the end of the rotor magnetic pole toward the center Since the manufacturing method is to install a permanent magnet, even if the shrinkage strain in the radial direction of the outer diameter of the rotor core after aluminum die casting increases toward the center of the rotor magnetic pole, the gap between the permanent magnet and the permanent magnet Can be secured sufficiently, and the permanent magnet can be easily inserted into the permanent magnet embedding hole without hindrance. In addition, aluminum die casting is performed without a permanent magnet or end plate, thus simplifying the operation.
[0017]
in this way,According to the present invention, in a permanent magnet rotor having two poles, the outer diameter of the rotor core is formed in an elliptical shape so as to gradually increase from the end of the rotor magnetic pole toward the center, and the rotor core is made of aluminum die casting. After forming the starting cage conductor, it is a manufacturing method in which a permanent magnet is mounted, so even if the shrinkage strain in the radial direction of the rotor core outer diameter after aluminum die casting increases toward the center of the rotor magnetic pole, Since the outer diameter of the rotor core after contraction can be made substantially circular, the gap dimension with the stator core inner diameter can be accurately obtained simply by punching the electromagnetic steel sheet of the rotor core. The outer diameter cutting of the rotor core is unnecessary and the number of man-hours can be reduced. Moreover, since aluminum die casting is performed without a permanent magnet or end plate, it is easy to work and it is difficult for defective products to be produced, and productivity can be improved.
[0018]
In the present invention, since the permanent magnet is formed of a rare earth magnet, a strong magnetic force can be obtained, so that the rotor and the entire motor can be reduced in size and weight.
[0019]
In addition,A stator in which a winding is wound around a stator core, a plurality of conductor bars that rotate freely facing an inner cylindrical surface of the stator core, and are located near the outer periphery of the rotor core, and the rotor core An electric motor comprising a short-circuit ring positioned at both end faces in the axial direction and integrally formed by aluminum die casting to form a squirrel-cage conductor and a rotor in which a plurality of permanent magnets are embedded inside the conductor bar The permanent magnet burying hole is arranged so as to abut on a mountain shape with a bridge portion A having a narrow portion and a wide portion provided in the radial direction of the rotor core, and a permanent magnet of the same polarity. By embedding a magnet, one rotor magnetic pole is formed, and a space portion for preventing magnetic flux short-circuiting is provided between the end face of the permanent magnet and the bridge portion A, and adjacent permanent magnets of different polarities are embedded. Between permanent magnet buried holes Has two bridge parts B in the radial direction of the rotor core with a barrier slot for magnetic flux short-circuit prevention, which prevents the magnetic flux short-circuit in the end face of the permanent magnet and improves the performance of the motor. Later, the shrinkage strain in the radial direction of the outer diameter of the rotor core is very small, and the outer diameter cutting of the rotor core can be performed accurately because the gap dimension with the inner diameter of the stator core can be accurately obtained by simply punching the electromagnetic steel sheet. It has the effect that it becomes unnecessary and the number of man-hours can be reduced.
[0020]
In addition,A stator in which a winding is wound around a stator core, a plurality of conductor bars that rotate freely facing an inner cylindrical surface of the stator core, and are located near the outer periphery of the rotor core, and the rotor core An electric motor comprising a short-circuit ring positioned at both end faces in the axial direction and integrally formed by aluminum die casting to form a squirrel-cage conductor and a rotor in which a plurality of permanent magnets are embedded inside the conductor bar The permanent magnet embedding hole is arranged so as to abut in a mountain shape with two bridge portions C provided in the radial direction of the rotor core, and a permanent magnet having the same polarity is embedded in the hole. Two rotor magnetic poles are formed, and a space for preventing magnetic flux short-circuiting is provided between the end face of the permanent magnet and the bridge portion C, and between permanent magnet embedding holes for embedding adjacent permanent magnets of different polarities There is a burr to prevent magnetic flux short circuit. By providing two bridge portions B in the radial direction of the rotor core across the slot, the radial shrinkage strain of the rotor core outer diameter at the center of the rotor magnetic pole is further reduced, and the stator core inner diameter is reduced. Therefore, it is possible to further reduce noise and vibration of the electric motor.
[0021]
In addition,A stator in which a winding is wound around a stator core, a plurality of conductor bars that rotate freely facing an inner cylindrical surface of the stator core, and are located near the outer periphery of the rotor core, and the rotor core A short-circuit ring positioned on both end faces in the axial direction is integrally formed by aluminum die casting to form a squirrel cage conductor, and a rotor having a plurality of permanent magnets embedded inside the conductor bar. In the self-starting permanent magnet type synchronous motor of the pole, in the rotor core formed so that the radial gap between the permanent magnet embedded hole and the permanent magnet gradually increases from the end of the rotor magnetic pole toward the center, This is a manufacturing method in which a permanent magnet is mounted after forming a starting cage conductor by aluminum die casting, and the radial width of the permanent magnet embedding hole is narrowed by aluminum die casting, but the permanent magnet to the rotor core Insertion together can be easily without any trouble, with the effect that aluminum die casting operation is simplified.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
BookThe invention includes a stator in which a winding is wound around a stator core, a plurality of conductor bars that rotate freely facing an inner cylindrical surface of the stator core, and are positioned near the outer periphery of the rotor core; A short-circuit ring positioned on both end faces in the axial direction of the rotor is integrally formed with aluminum die casting to form a starting cage conductor, and a rotor in which a plurality of permanent magnets are embedded inside the conductor bar. In the two-pole self-starting permanent magnet type synchronous motor, the rotor core is formed in an elliptical shape so that the outer diameter of the rotor core gradually increases from the end of the rotor magnetic pole toward the center. After the starter cage conductor is formed by the manufacturing method, a permanent magnet is mounted, and even if there is shrinkage distortion in the radial direction of the rotor core outer diameter due to aluminum die casting, the gap with the rotor core inner diameter Dimensions are electric Because it can issue only accurately mold punching a steel plate outer diameter cutting rotor core is not required, and has the effect of aluminum die casting operation is able to improve productivity become easy.
[0023]
In the above,Permanent magnet made of rare earth magnetThenStrong magnetic force is obtained, and the rotor and the entire motor can be reduced in size and weight.
[0024]
【Example】
Embodiments of a self-starting permanent magnet synchronous motor and a method for manufacturing the same according to the present invention will be described below with reference to the drawings. In additionReference examples will also be described.About the same structure, the same code | symbol is attached | subjected and detailed description is abbreviate | omitted. Since the stator has the same configuration as a general self-starting permanent magnet synchronous motor, description of the stator is also omitted.
[0025]
(Reference example1)
This will be described with reference to FIGS. Figure 1Reference example2 is a sectional view in the axial direction of the rotor of the self-starting permanent
[0026]
In FIG. 1 to FIG. 3, 1 is a rotor, and 2 is a rotor core made of laminated electromagnetic steel sheets.
[0027]
Here, the bridge portion A of 7 is designed to have a
[0028]
Moreover, since the
[0029]
[0030]
The
[0031]
Here, after aluminum die casting is performed, when the aluminum is cooled, the short-circuiting ring contracts in the radial direction, and accordingly, the
[0032]
On the other hand, since there is only one bridge portion A7, the distortion in the inner diameter direction of the
[0033]
As a result, the outer diameter of the
[0034]
In additionReference exampleIn the above description, the example of the rotor having two poles has been described. However, the present invention is not limited to this, and the rotor may have another number of rotor poles such as four poles.
[0035]
In addition, although the permanent magnet has been described as having a flat plate shape, it may have another shape such as an arc shape.
[0036]
As aboveReference exampleAccording to No. 1, it is possible to prevent a magnetic flux short circuit between permanent magnets to ensure high performance, and to provide a high-performance and inexpensive self-starting permanent magnet synchronous motor that eliminates the need for cutting the outer diameter of the rotor core. it can.
[0037]
(Reference example2)
This will be described with reference to FIG. Figure 4Reference example2 is a radial sectional view of a rotor of a self-starting permanent magnet type synchronous motor according to FIG.
[0038]
In FIG. 4,
[0039]
[0040]
With the above configuration, the shrinkage strain in the radial direction in the vicinity of the bridge portion C21 of the
[0041]
(Reference example3)
This will be described with reference to FIGS.
[0042]
FIG.Reference example3 is a plan view of a magnetic steel sheet of a rotor of a self-starting permanent magnet type synchronous motor according to FIG. Fig. 6Reference example3 is a plan view of an electromagnetic steel plate of another rotor in FIG.
[0043]
In FIG. 5, 31 is a magnetic steel sheet, and a predetermined number of sheets are laminated to form a rotor core, and then a starting cage conductor is formed on the rotor core by aluminum die casting. Reference numeral 32 denotes a conductor bar slot filled with a conductor bar of a starting cage conductor, and 33 denotes a permanent magnet embedding hole.
[0044]
Two permanent magnets of the same polarity are embedded in the two
[0045]
Here, the radial hole width of the permanent
Set to.
[0046]
In the drawings, the gaps are exaggerated and drawn for easy understanding.
[0047]
The rotor steel core is formed by punching the magnetic steel sheets having the above shapes with a metal mold to form a rotor core. After forming a starting cage conductor by aluminum die casting, a permanent magnet is mounted. After the rotor is die-casted, the short-circuit rings (not shown) formed at both ends in the axial direction of the rotor core of the starting cage conductor cool down and shrink in the radial direction. Under the contraction stress of the short-circuit ring, it contracts in the radial direction. At that time, the permanent magnet buried
[0048]
In FIG. 6, one rotor magnetic pole is formed by two plate-shaped permanent magnets having the same polarity. However, one or more plate-shaped permanent magnets may be used to form one rotor magnetic pole. The shape of the permanent magnet may be other shapes such as an arc shape.
[0049]
In addition, FIG. 6 shows that one rotor magnetic pole is formed by only one arc-shaped permanent magnet as shown by a two-dot chain line, and a two-pole rotor magnetic pole is formed by two arc-shaped permanent magnets in the entire rotor. It is an electromagnetic steel sheet of a rotor core that does. Although the explanation of the individual symbols is omitted, the gap Q between the permanent
[0050]
AlsoIn reference exampleThe aluminum die casting is performed without attaching a permanent magnet or an end plate, so that the work is easy and it is difficult to produce defective products, so that productivity can be improved.
[0051]
(Example1)
This will be described with reference to FIG.
[0052]
FIG. 7 shows an embodiment of the present invention.1It is a top view of the electromagnetic steel plate of the rotor of the self-starting type permanent magnet type synchronous motor.
[0053]
In FIG. 7,
[0054]
Here, the outer diameter of the
[0055]
After aluminum die casting, the short-circuit rings (not shown) formed on both axial end faces of the rotor core of the starting cage conductor cool down and shrink in the radial direction. In response to the shrinkage stress, it shrinks in the radial direction.
[0056]
At this time, since the rotor magnetic pole end of the
[0057]
In FIG. 7, the outer diameter R after shrinkage1The circle of is shown with a two-dot chain line, but R1And R2The dimensional differences are exaggerated and drawn for easy understanding.
[0058]
In FIG. 7, one rotor magnetic pole is formed by two flat permanent magnets having the same polarity, but one rotor magnetic pole is formed by one arc-shaped permanent magnet as shown in FIG. You may let them.
[0059]
As described above, according to the present invention, since the outer diameter of the rotor core after aluminum die casting is almost perfect circle, the gap with the inner diameter of the stator core can be formed by punching in advance with a punching die. It is not necessary to cut out the outer diameter of the iron core and dimension it, and man-hours can be reduced.
[0060]
In addition, since aluminum die casting is performed in a state where no permanent magnets or end plates are mounted, it is easy to work and it is difficult for defective products to be produced. Together, both can improve productivity.
[0061]
(Reference example 4)
Although not shown, since a strong magnetic force can be obtained if the permanent magnet is formed of a rare earth magnet such as neodymium, iron, or boron, the rotor and the entire motor can be reduced in size and weight.
[0062]
【The invention's effect】
As aboveBookThe invention starts with an aluminum die casting in a rotor core formed in an elliptical shape in which the outer diameter of the rotor core gradually increases from the end of the rotor magnetic pole toward the center in a two-pole permanent magnet rotor After forming the cage-shaped conductor, the manufacturing method is to attach a permanent magnet. Therefore, even if the outer diameter of the rotor core after aluminum die casting shrinks in the radial direction, there is a uniform gap with the inner diameter of the stator core. To provide a high-performance and inexpensive self-starting permanent-magnet synchronous motor that can be secured, eliminates the need for cutting the outer diameter of the rotor core, and makes it easy to die-cast aluminum, making it difficult to produce defective products. Can do.
[Brief description of the drawings]
[Figure 1]referenceAxial sectional view of rotor of self-starting permanent magnet synchronous motor according to example 1
FIG. 2 is a radial sectional view of FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of part C of FIG.
[Fig. 4]referenceAxial sectional view of rotor of self-starting permanent magnet synchronous motor according to example 2
[Figure 5]referencePlan view of electromagnetic steel plate of rotor of self-starting permanent magnet type synchronous motor according to example 3
[Fig. 6]referencePlan view of electromagnetic steel plate of other rotor of self-starting permanent magnet type synchronous motor according to example 3
FIG. 7 shows an embodiment of the present invention.1Plan of Magnetic Steel Sheet of Rotor of Self-Starting Permanent Magnet Synchronous Motor
FIG. 8 is a radial sectional view of a conventional self-starting permanent magnet type synchronous motor.
FIG. 9 is an axial sectional view of a conventional self-starting permanent magnet type synchronous motor.
10 is a partially enlarged view of part A in FIG. 8;
[Explanation of symbols]
1 Rotor
2 Rotor core
3 Conductor bar
4 Shorting ring
5 Permanent magnet
6 Permanent magnet hole
7 Bridge part A
8 Space
9 Barrier slot
11 Bridge part B
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