JP4010782B2 - 無線端末装置およびその受信動作制御プログラム - Google Patents

無線端末装置およびその受信動作制御プログラム Download PDF

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    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、無線端末装置およびその受信動作制御プログラムに関し、特に、接続しようとする無線基地局の種別に応じて受信動作の種別を選択する無線端末装置、およびそのような動作を制御する受信動作制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、急速に発達しつつある移動体通信システム(たとえば、Personal Handyphone System:以下、PHS)では、電波の周波数利用効率を高めるために、同一周波数の同一タイムスロットを空間的に分割することにより複数ユーザの無線端末装置(端末)を無線基地局(基地局)に空間多重接続させることができるPDMA(Path Division Multiple Access)方式が提案されている。
【0003】
このPDMA方式では、現在のところアダプティブアレイ技術が採用されており、各ユーザの端末アンテナからの上り信号は、基地局のアレイアンテナによって受信されアダプティブアレイ処理により受信指向性を伴って分離抽出される。一方、基地局から当該端末への下り信号は、端末のアンテナに対する送信指向性を伴ってアレイアンテナから送信される。
【0004】
このようなアダプティブアレイ処理は周知の技術であり、たとえば菊間信良著の「アレーアンテナによる適応信号処理」(科学技術出版)の第35頁〜第49頁の「第3章 MMSEアダプティブアレー」に詳細に説明されているので、ここではその動作原理についての説明を省略する。また、アダプティブアレイ処理を用いた無線装置の具体的な構成は、たとえば本願の出願人による国際公開番号WO00/79702号に詳細に開示されているように、当該技術分野において周知である。
【0005】
なお、以下の説明においては、このようなアダプティブアレイ処理を用いて下りの送信指向性制御を行なう基地局をアダプティブアレイ基地局と称する。
【0006】
一方、端末としては、複数のアンテナを用いて選択ダイバーシチ受信(以下、ダイバーシチ受信)を行なうものが知られている。このような端末においては、受信時に、たとえば2本のアンテナのうち受信レベルの高い方のアンテナを受信用のアンテナとして選択するように動作する。このような従来のダイバーシチ受信端末は、接続する相手先の基地局が送信指向性制御を行なうアダプティブアレイ基地局であるか、それ以外の無指向性の基地局であるかに関わりなく、上述のダイバーシチ受信を実行する。
【0007】
図8は、端末と基地局との接続状態を模式的に示す図であり、(a)は、ダイバーシチ受信をしない端末とアダプティブアレイ基地局との接続状態を示し、(b)は、ダイバーシチ受信をする端末とアダプティブアレイ基地局との接続状態を示す。
【0008】
図8の(a)を参照して、ダイバーシチ受信をしない端末3は、太線の矢印で示すように、所望のアダプティブアレイ基地局1に接続され、アダプティブアレイ基地局1のアレイアンテナからは、端末3の、上り信号を送信した1本のアンテナに向けて下り信号が送信指向性を伴って送信される。アダプティブアレイ基地局1から端末3に向かって信号電波のビームが向けられている様子を斜線の領域D(D:Desired)で示す。
【0009】
この場合、端末3では、所望のアダプティブアレイ基地局1の送信指向性により、最大電力でアダプティブアレイ基地局1からの下り信号を受信することができる。ダイバーシチ受信をしない端末4と、その所望のアダプティブアレイ基地局2との間の関係も同様である。
【0010】
ここで、端末3にとって、破線の矢印U(U:Undesired)で示すアダプティブアレイ基地局2からの信号電波は干渉波として機能するが、図8(a)の信号電波の射出状態から理解されるように、端末3で受信されるアダプティブアレイ基地局2からの干渉波の信号電力は最小のものである。ダイバーシチ受信をしない端末4と、その不所望のアダプティブアレイ基地局1との間の関係も同様である。
【0011】
以上のように、ダイバーシチ受信をしない端末と所望のアダプティブアレイ基地局との間では、干渉の少ない良好な接続状態を実現することができる。
【0012】
これに対し、図8の(b)を参照すると、たとえばダイバーシチ受信をする端末5は、一方のアンテナ5aで上り信号を送信し、太線の矢印で示すように、アダプティブアレイ基地局1との間に、図8の(a)で示した関係と同じ接続関係が確立される。すなわち、端末5のアンテナ5aにおいては、所望のアダプティブアレイ基地局1からの下り信号は最大電力で受信され、破線の矢印(細)で示す不所望のアダプティブアレイ基地局2からの送信信号(干渉波)は最小電力で受信される。
【0013】
一方、端末5のアンテナのうち、上り信号を送信しない他方のアンテナ5bには、所望のアダプティブアレイ基地局1からの信号電波のビームDは向けられていないため、アダプティブアレイ基地局1からの受信信号の電力は低下する。このため、アンテナ5bにおいては、破線の矢印(太)で示す不所望のアダプティブアレイ基地局2からの干渉波Uの電力が相対的に増大することになる。
【0014】
ダイバーシチ受信をする端末6のアンテナ6aおよび6bにおいても、アダプティブアレイ基地局1および2との間で同様の状態が生じる。
【0015】
なお、このようなアダプティブアレイ処理を用いて空間多重接続を実現している空間多重基地局においても同様の問題が生じる。図9は、端末と基地局との接続状態を模式的に示す図であり、(a)は、ダイバーシチ受信をしない端末と空間多重基地局との接続状態を示し、(b)は、ダイバーシチ受信をする端末と空間多重基地局との接続状態を示す。
【0016】
図9の(a)を参照して、ダイバーシチ受信をしない端末30および40は、太線の矢印で示すように、アダプティブアレイ処理により所望の基地局10に空間多重接続され、空間多重基地局10のアレイアンテナからは、端末30および40の、上り信号を送信した1本のアンテナに向けて下り信号が送信指向性を伴って送信される。空間多重基地局10から端末30および40に向かって信号電波のビームが向けられている様子を斜線の領域Dで示す。
【0017】
この場合、端末30および40では、所望の基地局10の送信指向性により、最大電力で基地局10からの下り信号を受信することができる。
【0018】
以上のように、ダイバーシチ受信をしない端末と所望の空間多重基地局との間では、干渉の少ない良好な接続状態を実現することができる。
【0019】
これに対し、図9の(b)を参照すると、たとえばダイバーシチ受信をする端末50は、一方のアンテナ50aで上り信号を送信し、太線の矢印で示すように、空間多重基地局10との間に、図9の(a)で示した関係と同じ接続関係が確立される。すなわち、端末50のアンテナ50aにおいては、所望の空間多重基地局10からの下り信号は最大電力で受信される。
【0020】
一方、端末50のアンテナのうち、上り信号を送信しない他方のアンテナ50bには、所望の空間多重基地局10からの信号電波のビームDは向けられていないため、空間多重基地局10からの受信信号Uの電力は低下する。このため、アンテナ50bにおいては、図示しない不所望の基地局からの干渉波の電力が相対的に増大することになる。
【0021】
ダイバーシチ受信をする端末60のアンテナ60aおよび60bにおいても同様の状態が生じる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、ダイバーシチ受信を行なう端末では、所望の基地局が下り送信指向性の制御を行なうアダプティブアレイ基地局であるか否かに関わらず、2本のアンテナのうち受信レベルの高い方のアンテナを受信用のアンテナとして選択する。したがって、たとえば図8(b)の端末5の、上り信号を送信したアンテナ5aで受信した所望のアダプティブアレイ基地局1からの受信電力を、上り信号を送信していないアンテナ5bで受信した、所望のアダプティブアレイ基地局1からの低い受信電力と不所望のアダプティブアレイ基地局2からの大きな干渉波Uとの合計電力が上回った場合、アンテナ5bが受信用アンテナとして選択されてしまうことになる。
【0023】
この場合、アンテナ5bで受信した信号は、所望のアダプティブアレイ基地局1からの下り受信信号に対して、不所望のアダプティブアレイ基地局2からの干渉波Uの電力が相対的に大きく、干渉成分の大きい信号、いわゆるDU(Desired user's power: Undesired user's power)比が低い信号となっている。
【0024】
端末5において、このようなDU比の低い受信信号を復調しようとしても、復調信号のフレームにエラーが発生し、正確な復調はできない。特に、不所望のアダプティブアレイ基地局2からの下り信号(干渉波)Uの電力レベルが大きくなれば、最悪の場合、アダプティブアレイ基地局2から別ユーザの端末6に向けて送信された下り信号を端末5が誤って復調することさえ考えられる。
【0025】
同様の問題は、図9に示した空間多重基地局の場合にも生じる。
このように、従来の移動体通信システムでは、ダイバーシチ受信する端末がアダプティブアレイ基地局(または空間多重基地局)と接続したときには、端末におけるDU比が低下し、干渉波によってその受信性能が劣化することになる。したがって、周波数再利用距離(同じ周波数を使用し得る基地局間の最短距離)の短縮というアダプティブアレイ技術による効果が低減してしまうという問題点があった。
【0026】
それゆえに、この発明の目的は、接続しようとする基地局の種別に応じて、端末側の受信動作種別を選択することにより、アダプティブアレイ基地局、空間多重基地局など、下り送信指向性を制御する基地局と接続したときでも受信性能が劣化することのない無線端末装置およびその受信動作制御プログラムを提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
この発明の1つの局面は、移動体通信システムにおける無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の種別を識別する情報を含む信号を送信している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局の種別を判別する手段と、判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択する手段とを備える。
【0028】
この発明の他の局面は、移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定する手段とを備える。
【0029】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する手段とを備える。
【0030】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定する手段とを備える。
【0031】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。無線端末装置は、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する手段とを備える。
【0032】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムの無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の種別を識別する情報を含む信号を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局の種別を判別するステップと、判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択するステップとを実行させる。
【0033】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、当該無線基地局が空アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定するステップとを実行させる。
【0034】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局がアダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定するステップとを実行させる。
【0035】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定するステップとを実行させる。
【0036】
この発明のさらに他の局面は、移動体通信システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制御プログラムであって、移動体通信システムは複数の無線基地局を含む。複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信している。受信動作制御プログラムは、コンピュータに、複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して情報に基づいて当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、当該無線基地局が空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定するステップとを実行させる。
【0037】
したがって、この発明によれば、無線端末装置は、接続しようとする無線基地局の種別に応じて、端末側の受信動作を自動的に選択することにより、基地局の動作種別に対応した最適の受信方法を実現することができ、端末における受信性能の劣化を防ぐことげできる。
【0038】
特に、無線基地局がアダプティブアレイ基地局または空間多重基地局である場合、ダイバーシチ受信が可能な無線端末装置に、送信に使用したアンテナをその直後の受信に使用するように設定させることにより、無線端末装置において無線基地局からの送信指向性を伴った良好な受信を可能にすることができ、ひいては干渉成分の低減を図ることができる。
【0039】
さらに、無線基地局がアダプティブアレイ基地局または空間多重基地局である場合、アダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置に、アダプティブアレイ受信を設定させることにより、無線端末装置において干渉波を除去した無線基地局からの良好な受信を可能にすることができ、干渉成分の低減を図ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0041】
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1の動作原理を模式的に示す概念図であり、より詳細には、ダイバーシチ受信が可能な端末とアダプティブアレイ基地局との接続状態を示している。
【0042】
図1を参照して、アダプティブアレイ基地局1および2は、それぞれ、たとえばアダプティブアレイ技術を用い送信指向性制御を行なうアダプティブアレイ基地局であることを示す識別情報を一定周期で送信しているものとする。
【0043】
端末7および8は、通常はダイバーシチ受信を行なう端末であるが、接続しようとしている所望の基地局がアダプティブアレイ基地局であることを上記の識別情報に基づいて認識すると、図8の(b)に示したような受信レベルに基づく選択ダイバーシチ受信は停止し、下記の受信動作に移行する。
【0044】
すなわち、送信指向性を伴ったアダプティブアレイ基地局との送受信では、端末側の上り信号を送信したアンテナに対し、アダプティブアレイ基地局のアレイアンテナからの下り信号の送信指向性が向けられることになる。
【0045】
したがって、この発明の実施の形態1では、接続相手先がアダプティブアレイ基地局であることが判明したときには、端末において、受信レベルに応じて受信アンテナを切替えるダイバーシチ受信を停止し、ダイバーシチ用の複数(たとえば2本)のアンテナのうち、あるフレームで基地局への上り信号の送信に使用したいずれかのアンテナを常に、その直後のフレームにおける基地局からの下り信号の受信に使用するようにアンテナ選択を制御するように構成したものである。
【0046】
たとえば、図1の例において、所望の基地局1がアダプティブアレイ基地局であることが端末7によって判別されたときには、あるフレームで上り信号の送信に使用した一方のアンテナ7aを、その直後のフレームにおいて基地局1のアレイアンテナからの下り信号の受信に使用する。この結果、信号電波のビームDはアンテナ7aに向けられ、太線の矢印で示すように端末7と基地局1との間に良好な接続が確立され、不所望の基地局2からの干渉波Uのレベルは最小となる。
【0047】
なお、図示しないが、同様に、他方のアンテナ7bで基地局1に上り信号を送信したときには、そのアンテナ7bがその直後の基地局1からの下り信号の受信に使用され、基地局1の信号電波のビームDはアンテナ7bに向けられ、良好な接続が確立される。
【0048】
ダイバーシチ受信可能な端末8と、その所望のアダプティブアレイ基地局2との関係も同様である。
【0049】
図2は、この発明の実施の形態1で用いられるフレームフォーマットの一例を示す模式図である。
【0050】
上述のように、この発明の実施の形態1では、移動体通信システムを構成する各基地局は、当該基地局の動作の種別、より特定的には、当該基地局が下りの送信指向性制御を行なうアダプティブアレイ基地局であるか否かを示す識別情報を一定周期で送信している。
【0051】
図2は、各基地局から送信される下り制御チャネルCCHの1フレームのフォーマットを概略的に示している。
【0052】
図2を参照して、基地局からの下り信号の1フレームは、スタートシンボルSSと、プリアンブルPRと、ユニークワードUWと、制御チャネルCCHのデータと、誤り検査用ビットCRCとから構成される。
【0053】
制御チャネルCCHのデータは、さらに、基地局の種別を識別するための情報ビットと、制御チャネルCCH用の所用のデータとに分けられる。より具体的に、この基地局種別を識別するための情報ビットは、この下り信号フレームを送信している当該基地局が、下り送信指向性を制御するアダプティブアレイ基地局であるか否かを識別する情報である。
【0054】
なお、図2に示した識別情報の挿入場所は、一例に過ぎず、下り送信信号のフレームのどの場所に挿入してもよい。
【0055】
次に、図3は、この発明の実施の形態1による端末と基地局との間の信号の授受の態様を表わすタイミング図である。
【0056】
図3を参照して、接続しようとする基地局がアダプティブアレイ基地局である場合、基地局側からは、図2に示したように下り信号フレームの制御チャネルCCHに、基地局の動作種別を識別する情報(下り送信制御を行なうアダプティブアレイ基地局であることを示すビット)が含められて送信される。
【0057】
これを受けた端末側では、相手基地局がアダプティブアレイ基地局であることを認識し、ダイバーシチ受信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテナで、リンクチャネルLCH割当て要求を基地局に送信する。
【0058】
アダプティブアレイ基地局はこの上り信号をアダプティブアレイ動作により受信し、次のフレームでLCH割当て指示をアダプティブアレイ動作により送信する。
【0059】
端末側では、前のフレームでLCH割当て要求を送信したアンテナで、基地局側から送信指向性を伴って送信されたこのLCH割当て指示を受信する。
【0060】
これを受けた端末側では、ダイバーシチ受信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテナで、上り同期バーストを基地局に送信する。
【0061】
アダプティブアレイ基地局はこの上り同期バーストをアダプティブアレイ動作により受信し、次のフレームで下り同期バーストをアダプティブアレイ動作により送信する。
【0062】
端末側では、前のフレームで上り同期バーストを送信したアンテナで、基地局側から送信指向性を伴って送信されたこの下り同期バーストを受信する。
【0063】
これを受けた端末側では、ダイバーシチ受信用の複数のアンテナのうち、ある特定のアンテナで、通話チャネルTCH起動プロセスを基地局に送信する。
【0064】
アダプティブアレイ基地局はこのTCH起動プロセスをアダプティブアレイ動作により受信し、次のフレームで下り通話チャネルTCHをアダプティブアレイ動作により送信する。
【0065】
端末側では、前のフレームでTCH起動プロセスを送信したアンテナで、基地局側から送信指向性を伴って送信されたこの下りTCHを受信する。
【0066】
図4は、上述の動作原理を実現するための、この発明の実施の形態1による端末のシステム構成を示す機能ブロック図である。
【0067】
図4を参照して、2本のアンテナ11,12は、アンテナ選択スイッチ13の2個の固定端子に接続され、スイッチ13の可動端子は送受信信号切替えスイッチ14に接続される。
【0068】
スイッチ14には、変調回路15および復調回路16が接続される。復調回路16の出力は、デジタルシグナルプロセッサDSP18に与えられる。
【0069】
一方、アンテナ11,12の出力は、受信レベル比較装置17に与えられる。受信レベル比較装置17の出力もDSP18に与えられる。破線18で表わされたDSPの内部は、DSPによってソフトウェアで実現される処理を機能ブロックで示したものである。
【0070】
すなわち、復調回路16の出力は、基地局種別識別装置18aに与えられ、その出力はアンテナ選択スイッチ制御装置18bに与えられる。また、受信レベル比較装置17の出力もアンテナ選択スイッチ制御装置18bに与えられる。
【0071】
アンテナ選択スイッチ制御装置18bの出力は、アンテナ選択スイッチ13の切替え制御入力に与えられる。
【0072】
図4の端末の動作について、より詳細に説明する。この端末は、ダイバーシチ受信が可能な端末であり、通常のダイバーシチ動作について説明する。
【0073】
まず、送信時は、マイクなどの図示しない信号源からの信号は、変調回路15で変調され、スイッチ14を介してアンテナ選択スイッチ13の可動端子に与えられる。
【0074】
アンテナ11,12のうち、このスイッチ13で選択された一方のアンテナによって、上り信号が送信される。
【0075】
一方、受信時には、アンテナ11,12でそれぞれ受信された信号の受信レベルが、受信レベル比較装置17で互いに比較され、比較結果がアンテナ選択スイッチ制御装置18bに与えられる。制御装置18bは、受信レベルが大きい方のアンテナ出力を選択するように、スイッチ13を制御する。
【0076】
選択された一方のアンテナからの受信信号は、スイッチ14を介して復調回路16に与えられ、復調される。復調された信号は、図示しないスピーカなどに与えられ再生される。以上が通常のダイバーシチ受信動作である。
【0077】
次に、図5は、図4に示した端末において、DSP18によってソフトウェアで実行されるこの発明の実施の形態1による動作を示すフローチャートである。
【0078】
まず、アンテナ11,12のいずれかによって基地局から受信した、基地局種別情報を含む信号(たとえば下り制御チャネルCCH)が復調回路16で復調され、DSP18(基地局種別識別装置18a)で受取られる(ステップS1)。
【0079】
DSP18は、受取った基地局種別情報に基づいて、当該基地局がアダプティブアレイ基地局であるか否かを判別する(ステップS2)。
【0080】
ステップS2において当該基地局がアダプティブアレイ基地局であることが判別されると、DSP18(アンテナ選択スイッチ制御装置18b)は、図1および図3に関連して説明したように、直前のフレームで上り信号の送信に使用したアンテナで、次のフレームでの下り信号を受信するように、アンテナ選択スイッチ13の選択動作を設定する(ステップS3)。
【0081】
なお、上り信号の送信に使用するアンテナの選択方法は特に限定されない。たとえば、数フレームにわたって各アンテナごとの平均受信レベルを算出し、その値が高いアンテナを送信に用いることが考えられる。
【0082】
また、この実施の形態1では、直前のフレームとは、PHSの規定で定められている2.5m秒の1フレーム前を指すが、この発明はこの期間に限定されるものではない。
【0083】
一方、ステップS2において当該基地局がアダプティブアレイ基地局ではない(下り送信指向性制御を行なわない無指向性の基地局である)ことが判別されると、DSP18(アンテナ選択スイッチ制御装置18b)は、前述したダイバーシチ受信で下り信号を受信するように、アンテナ選択スイッチ13の選択動作を設定する(ステップS4)。
【0084】
なお、アダプティブアレイ基地局が、図9に関連して説明したように、アダプティブアレイ技術を用いて、複数の端末と空間多重接続している空間多重基地局である場合にも図5に示す処理を実行することができる(図5のステップS2参照)。
【0085】
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、基地局がアダプティブアレイ基地局(または空間多重基地局)であることが判別された場合、ダイバーシチ受信が可能な端末に、ダイバーシチ受信を停止させ、送信に使用したアンテナをその直後の受信に使用するように設定させることにより、端末において基地局からの送信指向性を伴った良好な受信を可能にすることができ、ひいてはDU比の改善を図ることができる。
【0086】
[実施の形態2]
図6は、この発明の動作原理を実現するための、この発明の実施の形態2による端末のシステム構成を示す機能ブロック図である。
【0087】
図6に示した実施の形態2による端末は、以下の点で、図4に示した実施の形態1による端末と異なっている。すなわち、図4の実施の形態1では、アダプティブアレイ基地局と接続するときに、端末側で送信時と同じアンテナで受信することにより基地局の送信指向性を有効に利用しているのに対し、図6の実施の形態2では、アダプティブアレイ基地局と接続するときに、端末側でもアダプティブアレイ受信を行なうことにより、下り信号における干渉波の除去を図るものである。
【0088】
図6において、破線18で表わされたDSPの内部は、DSPによってソフトウェアで実現される処理を機能ブロックで示したものであり、基地局種別識別装置18aと、アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置18cとから構成される。アンテナ11,12、変調回路15、復調回路16、受信レベル比較装置17、および基地局種別識別装置18aが、アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置18cに接続される。
【0089】
この図6に示す端末は、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信およびアダプティブアレイ受信を選択的に行なうことができる端末である。すなわち、ダイバーシチ受信およびアダプティブアレイ受信は、アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置18cによってソフトウェアにより、選択的に実行されるものとする。
【0090】
なお、ダイバーシチ受信およびアダプティブアレイ受信の動作は周知であり、DSP(ソフトウェア)を用いて、容易に選択的に実現することができる。
【0091】
次に、図7は、図6に示した端末において、DSP18によってソフトウェアで実行されるこの発明の実施の形態2による動作を示すフローチャートである。
【0092】
まず、アンテナ11,12のいずれかによって基地局から受信した、基地局種別情報を含む信号(たとえば下り制御チャネルCCH)が復調回路16で復調され、DSP18(基地局種別識別装置18a)で受取られる(ステップS1)。
【0093】
DSP18は、受取った基地局種別情報に基づいて、当該基地局がアダプティブアレイ基地局であるか否かを判別する(ステップS2)。
【0094】
ステップS2において当該基地局がアダプティブアレイ基地局であることが判別されると、DSP18(アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置18c)は、次のフレームでの下り信号をアダプティブアレイ動作で受信するように受信動作を設定する(ステップS5)。
【0095】
一方、ステップS2において当該基地局がアダプティブアレイ基地局ではない(無指向性の基地局である)ことが判別されると、DSP18(アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置18c)は、ダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信のいずれかで下り信号を受信するように受信動作を設定する(ステップS6)。
【0096】
なお、アダプティブアレイ基地局が、図9に関連して説明したように、アダプティブアレイ技術を用いて、複数の端末と空間多重接続している空間多重基地局である場合にも図7に示す処理を実行することができる(図7のステップS2参照)。
【0097】
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、基地局がアダプティブアレイ基地局(または空間多重基地局)であることが判別された場合、アダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な端末に、ダイバーシチ受信を停止させ、アダプティブアレイ受信を設定させることにより、端末において干渉波を除去した良好な受信を可能にすることができ、ひいてはDU比の改善を図ることができる。
【0098】
なお、上述の各実施の形態では、複数の端末が接続する空間多重基地局として、アダプティブアレイ処理によって空間多重接続を行なうアダプティブアレイ基地局を用いた場合について説明したが、アダプティブアレイ処理に限らず、下り指向性制御を伴って空間多重接続を可能とする基地局であれば、どのような処理技術を用いた基地局であっても、この発明は適用することができる。
【0099】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0100】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、端末は、接続しようとする基地局の種別に応じて、端末側の受信動作を自動的に選択することにより、基地局の動作種別(下り送信指向性の制御を行なう基地局か否か)に対応した最適の受信方法を実現することができ、端末における受信性能の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の動作原理を模式的に示す概念図である。
【図2】 この発明の実施の形態1で用いられるフレームフォーマットの一例を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による端末と基地局との間の信号の授受の態様を表わすタイミング図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による端末のシステム構成を示す機能ブロック図である。
【図5】 図4に示した実施の形態1による端末の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による端末のシステム構成を示す機能ブロック図である。
【図7】 図6に示した実施の形態2による端末の動作を示すフローチャートである。
【図8】 従来の移動体通信システムの動作原理を模式的に示す概念図である。
【図9】 従来の移動体通信システムの他の例の動作原理を模式的に示す概念図である。
【符号の説明】
1,2 アダプティブアレイ基地局、3,4,5,6,7,8,30,40,50,60 端末、10 空間多重基地局、11,12 アンテナ、13 アンテナ選択スイッチ、14 送受信信号切替えスイッチ、15 変調回路、16 復調回路、17 受信レベル比較装置、18 DSP、18a 基地局種別識別装置、18b アンテナ選択スイッチ制御装置、18c アダプティブアレイ受信およびダイバーシチ受信対応送受信装置。

Claims (10)

  1. 移動体通信システムにおける無線端末装置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の種別を識別する情報を含む信号を送信しており、
    前記無線端末装置は、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局の種別を判別する手段と、
    判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択する手段とを備える、無線端末装置。
  2. 移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記無線端末装置は、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、
    当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  3. 移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記無線端末装置は、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、
    当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  4. 移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記無線端末装置は、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、
    当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  5. 移動体通信システムにおける、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置であって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記無線端末装置は、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別する手段と、
    当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定する手段とを備える、無線端末装置。
  6. 移動体通信システムの無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局の種別を識別する情報を含む信号を送信しており、
    前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局の種別を判別するステップと、
    判別された当該無線基地局の種別に応じて、当該無線基地局からの信号を受信するための受信動作モードを選択するステップとを実行させるための、受信動作制御プログラム。
  7. 移動体通信システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、
    当該無線基地局が前記空アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定するステップとを実行させるための、受信動作制御プログラム。
  8. 移動体通信システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴うアダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、
    当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が前記アダプティブアレイ動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定するステップとを実行させるための、受信動作制御プログラム。
  9. 移動体通信システムの、複数のアンテナを用いてダイバーシチ受信が可能な無線端末装置において受信動作を制御する受信動作制御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、
    当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナのうち当該無線基地局への信号送信に使用したアンテナをその直後の当該無線基地局からの信号受信に使用するように設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信するように設定するステップとを実行させるための、受信動作制御プログラム。
  10. 移動体通信システムの、複数のアンテナを用いて選択的にアダプティブアレイ受信またはダイバーシチ受信が可能な無線端末装置における受信動作制御プログラムであって、前記移動体通信システムは複数の無線基地局を含み、前記複数の無線基地局の各々は、当該無線基地局が指向性を伴う空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを識別する情報を送信しており、
    前記受信動作制御プログラムは、コンピュータに、
    前記複数の無線基地局のうち接続すべき無線基地局からの信号を受信して前記情報に基づいて当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であるか否かを判別するステップと、
    当該無線基地局が前記空間多重動作を行なう無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をアダプティブアレイ受信するように設定し、当該無線基地局が前記空間多重動作を行なわない無線基地局であると判別すると、前記複数のアンテナを用いて当該無線基地局からの信号をダイバーシチ受信またはアダプティブアレイ受信するように設定するステップとを実行させるための、受信動作制御プログラム。
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