JP3988045B2 - 金属間化合物 - Google Patents

金属間化合物 Download PDF

Info

Publication number
JP3988045B2
JP3988045B2 JP2002543055A JP2002543055A JP3988045B2 JP 3988045 B2 JP3988045 B2 JP 3988045B2 JP 2002543055 A JP2002543055 A JP 2002543055A JP 2002543055 A JP2002543055 A JP 2002543055A JP 3988045 B2 JP3988045 B2 JP 3988045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
compound
precursor material
melt
species
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002543055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004526861A (ja
Inventor
デレク ジョン フレイ
ロバート チャールズ コップカット
ジョージ ツェング チェン
Original Assignee
ケンブリッジ エンタープライズ リミティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ケンブリッジ エンタープライズ リミティッド filed Critical ケンブリッジ エンタープライズ リミティッド
Publication of JP2004526861A publication Critical patent/JP2004526861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3988045B2 publication Critical patent/JP3988045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25CPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25C5/00Electrolytic production, recovery or refining of metal powders or porous metal masses
    • C25C5/04Electrolytic production, recovery or refining of metal powders or porous metal masses from melts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B34/00Obtaining refractory metals
    • C22B34/10Obtaining titanium, zirconium or hafnium
    • C22B34/12Obtaining titanium or titanium compounds from ores or scrap by metallurgical processing; preparation of titanium compounds from other titanium compounds see C01G23/00 - C01G23/08
    • C22B34/129Obtaining titanium or titanium compounds from ores or scrap by metallurgical processing; preparation of titanium compounds from other titanium compounds see C01G23/00 - C01G23/08 obtaining metallic titanium from titanium compounds by dissociation, e.g. thermic dissociation of titanium tetraiodide, or by electrolysis or with the use of an electric arc
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B4/00Electrothermal treatment of ores or metallurgical products for obtaining metals or alloys
    • C22B4/06Alloys
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B5/00General methods of reducing to metals
    • C22B5/02Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25CPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25C3/00Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of melts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

(発明の分野)
本発明は、金属間化合物を調製するための方法および装置、ならびにそのように生産された金属間化合物に関する。
(発明の背景)
金属間化合物は、金属および非金属(メタロイド)またはさらなる金属のいずれかを含む明確な構造の化合物である。これらは、多数の用途を有する。例えば、シリコンカーバイドは、強化添加物(strengthening additive)として、そしてファーネス電極(furnance electrode)についての金属マトリクス複合体において使用される。ケイ化モリブデン化合物はまた、ファーネスエレメント(furnance element)として、そして強化剤として使用される。チタン二ホウ化物は、アルミナの抽出のためのホール−エルー(Hall−Heroult)セルについての可能なカソード材料として使用される。
カーバイドは、公知の最も耐火性の材料のうちの1つである。多数のカーバイドは、3000℃を超える軟化点を有し、そしてより耐火性のカーバイドは、今までに測定された最も高い融点のいくつかを有する。単純なカーバイドのうち、最も耐火性のものは、HfCおよびTaCであり、これらは、3887℃および3877℃で溶融する。複合カーバイドの4TaC.ZrCおよび4TaC.HfCは、3932℃および3942℃でそれぞれ溶融する。シリコンカーバイドは、約1500℃までの温度での酸化に対して非常に耐性であり、そして1600℃までの温度で多数の目的について有用な酸化耐性を有する。これは、例えば、研磨剤として、耐火材(refractory)として、そして電気炉のための抵抗要素として広範に使用される。
大抵のカーバイドは、かなりの熱伝導性および電気伝導性を有し、そしてこれらのうちの多数は、非常に硬く、ホウ素カーバイドは、最も硬い。高い硬度は、切断、粉砕および研磨のための材料として、そして重大な摩耗(abrasion)または摩滅(wear)を被りやすい部品ついて、カーバイド(例えば、シリコンカーバイド、チタンカーバイド、ホウ素カーバイドおよびタングステンカーバイド)の多くの有用性を説明する。
多くのカーバイドは、高温での酸化物の炭素との反応によって調製される。調製の他の方法は、気相からの蒸着を含む。
II族元素のカーバイドは、通常、約2000℃での電気−アーク炉において酸化物を黒鉛と反応させることによって商業的に調製される。ホウ素カーバイドおよびシリコンカーバイドは、遷移またはハード金属カーバイドと同様の経路によって作製される。高純度のカーバイドは、商業的に調製するのが困難である。
TiB2およびZrB2は、アルミニウム精錬のような積極的な電気化学的適用において電極材料として炭素を置換する可能性を有する。これらの良好な電気伝導性、良好な湿潤性および優れた化学的耐性は、非常に増加した寿命を意味する。TiB2は、タングステンカーバイドよりも硬く、そして優れた剛性対重量比を有し、その結果、これは、切断ツール、るつぼおよび他の腐食耐性用途についての重要な用途を有する。
ホウ化物粉末は、金属酸化物−ホウ素酸化物の混合物のカーボサーミック(carbothermic)またはアルミノサーミック(aluminothermic)還元によって、金属酸化物およびホウ素酸化物を含む溶融塩混合物の電気分解によって、そして金属およびホウ素粉末の混合物を不活性雰囲気中で高温まで加熱することによって、調製され得る。溶融電気分解は、天然に存在する原料から比較的高い純度のホウ化物粉末の大規模生産に特に適しており、そして金属およびホウ素粉末の最初の調製を必要としない。しかし、電流効率は、非常に低い5%のオーダーである。
従来の方法のうち、耐火性ホウ化物の直接的合成は、得られたホウ化物の組成および純度の最も優れた制御を可能にする。しかし、必要とされる温度は、非常に高い(1700℃)。
従来、ケイ化物は、6つの一般的な方法(すなわち、元素(金属およびシリコン)からの合成;金属酸化物とシリコンとの反応;金属酸化物とシリコンおよび炭素との反応;ならびにシリカおよび金属酸化物と炭素、アルミニウムまたはマグネシウムとの反応)によって調製され得る。ケイ化物は、化学的に不活性であり、高い熱伝導性および電気伝導性を有し、そして高い融点と組み合わせて高温において高い強度を有する。
アルミナイド(aluminide)は、元素の直接反応によって作製される。
一般的に、これらの興味深い材料は、高純度を保証することが困難である非常に高い温度で作製される。試行されている電気化学的方法は、一般的に非常に低い電流効率で作用する。
(発明の要旨)
本発明は、添付された独立請求項において規定されるように、金属間化合物を作製するための方法および装置、ならびにそのように生産された金属間化合物を提供する。本発明の好ましいまたは有利な特徴は、従属請求項において開示される。
本発明は、金属間化合物が、単純な電気化学的プロセスを使用して作製され得るという驚くべき発見に基づいている。従って、本発明は、金属間化合物(M1Z)の生産のための方法を有利に提供し得、この方法は、3つ以上の種(各種は、例えば、元素またはイオンである)または共有結合化合物のような化合物の他の成分を含む固体先駆物質材料を処理することを包含する。この3つ以上の種は、第1および第2の金属またはメタロイド種(M1,Z)ならびにアニオン性または非金属種(X)を含み、この先駆物質材料は、アニオン性または非金属種が溶融物中で溶解する条件下で溶融塩(M2Y)を含む溶融物と接触する、エレクトロ−デオキシデーションによって処理される。次いで、第1および第2の金属またはメタロイド種は、金属間化合物を形成する。3つ以上の金属またはメタロイド種を含むより複雑な金属間化合物は、同様に形成され得る。先駆物質材料において、金属またはメタロイド種は、適切な比で有利に存在し、最小の廃棄物で化学量論的金属間を形成し得る。
1つの実施形態において、先駆物質材料は、単一の化合物からなり得る。例えば、先駆物質材料が、チタニウムボレート粉末の形成の場合、第1および第2金属またはメタロイドであるTiおよびBは、TiB2を形成し得、このとき、アニオン性または非金属種O2-が、エレクトロ−デオキシデーションによって除去される。対応する結果は、金属またはメタロイド種およびアニオンまたは非金属種の両方が存在するCO3、SO4、NO2またはNO3のような他のイオンを含む先駆物質材料を使用することによって達成され得る。
代替的な実施形態において、先駆物質材料は、さらなる物質(例えば、さらなる化合物または元素またはより複雑な混合物)と混合された上記のような化合物を含み得、これは、より複雑な金属間物質の形成を有利に可能にし得る。
別の実施形態において、先駆物質は、第1の金属またはメタロイド(M1)とアニオン性または非金属種(X)との間の第1の固体化合物(M1X)、ならびに第2の金属またはメタロイド(Z)からなるかまたはこれらを含む固体物質(S)の混合物であり得る。この場合において、物質(S)は、元素(すなわち、金属またはメタロイド(Z)自体)または合金であってもよいし、これは、第2の金属またはメタロイド(Z)および第2のアニオン性または非金属種を含む第2の化合物であり得る。有利なことには、第2の非金属種は、第1化合物(M1X)中の非金属種(X)と同じであってもよい。
用語「エレクトロ−デオキシデーション」は、化合物を溶融物と接触させることによって、および非金属種が溶解するようにかまたは溶融物を通ってアノードまで移動するように、カソード電圧を化合物に印加することによって、固体状態の化合物からアニオン性または非金属種(X)を除去するプロセスを記載するために本明細書中で使用される。電気化学において、用語「酸化」は、酸化状態における変化を意味し、そして酸素との反応を必ずしも意味しない。しかし、エレクトロ−デオキシデーションは、化合物の成分の酸化状態における変化を常に含むと推測されるべきではない;これは、化合物の性質(例えば、それが、主にイオン性であるかまたは共有結合性であるか)に依存していると考えられる。さらに、エレクトロ−デオキシデーションは、酸化物のみに適用され得ると推定されるべきではない;任意の化合物がこの様式で処理され得る。
好ましい実施形態において、金属化合物に印加されるカソード電圧は、カソード表面における溶融塩からのカチオンの析出のための電圧よりも小さい。このことは、カチオンによる金属間化合物の混入を有利に減少し得る。これは、金属間化合物(M1Z)の生産のための方法を提供する実施形態の条件下で達成され得、この方法は、M2析出というよりむしろXの反応が電極表面で生じ、そしてXが電解質M2Yにおいて溶解するかまたは溶融物を通ってアノードに移動する条件下で、溶融塩(M2Y)中の電気分解またはエレクトロ−デオキシデーションによって金属化合物(M1X)および物質(Z)の混合物を処理することを包含すると考えられる。種々の場合において、エレクトロ−デオキシデーションのプロセスは、エレクトロ−デコンポジション、エレクトロ−リダクションまたは固体状態電気分解と代替的に呼ばれ得る。
エレクトロ−デオキシデーションプロセスのさらなる詳細は、国際特許出願番号PCT/GB99/01781において開示されており、これは、本明細書中においてその全体が参考として援用される。
先駆物質材料は、粉末形態のその構成成分材料(単数または複数)から粉末処理技術(例えば、圧縮、スリップ−キャスティング、焼成(firing)または焼結)によって有利に形成される。好ましくは、そのように形成された先駆物質材料は、多孔性であり、エレクトロ−デオキシデーションの間に溶融物との接触を強化する。この先駆物質材料は、溶融物中に適切に支持されたかまたは位置された粉末の形態で代替的に使用され得る。
有利なことに、先駆物質材料が導体である場合、これは、カソードとして使用され得る。CまたはB粉末が、カーバイドまたはホウ化物を形成するために混合される場合、これは、一般的に、混合物の伝導性を増加する。あるいは、先駆物質材料は絶縁体であり得、そして導体と接触して使用され得る。
本発明の方法において、生産された金属間化合物が、溶融物の融点よりも高い融点を有することは好ましい。
本発明の方法は、非常に均一な粒子サイズであり、かつ先駆物質材料に酸素または他の非金属種がない生成物を有利に与え得る。
本発明の好ましい実施形態は、還元された物質が共に化合して金属間化合物を形成するように酸化物から酸素をカソードによってイオン化することによって、さらなる金属、非金属(メタロイド)または化合物(これは、酸化物形態で存在し得る)と組み合わせた酸化物粉末の電気化学的還元に基づいている。従って、好ましい実施形態において、金属間化合物を作製するための方法は、溶融塩を含む溶融物中で酸化物の粉末の混合物をカソードとなすことに依存し、その結果、塩からのカチオンの析出というよりむしろ、酸素のイオン化が優先的に生じ、そして酸素イオンが溶融物中で移動可能である。
(発明の特定の実施形態および最良の形態)
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して、実施例によりここで記載される。
図1は、この場合において、カソード導体4(例えば、カンタルワイヤ)と接触した金属酸化物の混合物である、先駆物質材料の2つのペレット2を示す。各ペレットは、マイクロメートルサイズの粉末(例えば、約25μmもしくは100μmまで、または約0.2と2μmの間の粒子サイズ)をプレスするかまたはスリップ−キャスティングし、次いで通常、焼成または焼結することによって調製される。これは、多孔性ペレットを生成し、これは、エレクトロ−デオキシデーションの間に先駆物質と溶融物との間での親密な接触を有利に可能にする。次いでこのペレットは、溶融塩8を含む不活性なるつぼ6(例えば、アルミナまたは黒鉛るつぼ)を含むセル中のカソードとなる。(ペレットがカソードとなる)電流の印加の際、金属酸化物中の酸素はイオン化し、そして塩中に溶解し、そして黒鉛アノード10に拡散し、ここで、酸素は排出される。酸素は酸化物から有効に除去され、金属を残す。
電解質または溶融物8は、好ましくは、生成される金属間化合物の個々の元素の等価な塩よりも安定である塩(単数または複数)からなる。より好ましくは、この塩は、可能な限り低い濃度まで酸素を除去するようにできるだけ安定であるべきである。選択としては、バリウム、カルシウム、セシウム、リチウム、ストロンチウムおよびイットリウムもしくはMg、Na、K、Yb、Pr、Nd、LaおよびCeの塩化物、フッ化物、または硫酸塩が挙げられる。
純粋な塩によって与えられるよりも低い融点を有する塩を得るために、塩の混合物(好ましくは、共融組成物)が使用され得る。この実施形態において、セルは、塩化物塩(CaCl2もしくはBaCl2またはお互いともしくはNaClのような別の塩化物塩との共融混合物のいずれかである)を含む。
還元または、エレクトロ−デオキシデーションの終わりにおいて、還元された成形体またはペレットは、それに含まれる塩と共に回収される。このペレットは多孔性であり、そしてその孔に含まれる塩は、それが酸化されるのを有利に停止させる。通常、塩は、水中で洗浄することによって簡単に除去され得る。いくつかのより反応性の生成物は、最初に大気中または不活性な雰囲気中で冷却される必要があり得、そして水以外の溶媒が必要とされ得る。一般的に、ペレットは非常に砕けやすく、そして金属間粉末に容易に破砕され得る。
図2は、(適切な場合、同一の参照番号を使用する)図1の装置と類似の装置を示すが、黒鉛またはチタンの伝導性るつぼ12を使用する。このペレットは、溶融物中に沈み、そしてるつぼと接触し、これに対して、カソード電圧が印加される。従って、るつぼ自体は、電流コレクタとして作用する。
図3は、(適切な場合、同一の参照番号を使用する)図1および2の装置と類似の装置を示すが、ここで、先駆物質材料は、溶融物中そして溶融物から低下および上昇され得るより小さいるつぼ14中で支持され、これは、より小さいるつぼ(これは、電気的に伝導性である)がカソード電流コレクタとして作用し得るように、電気接続もまた可能にするワイヤ16上に吊り下げられる。この装置は、ペレット等のみでなく、先駆物質材料18の遊離した粉末または他の形態のエレクトロ−デオキシデーションのために使用され得る点で、図1および2の装置よりも有利によりフレキシブルであり得る。
さらなる実施形態において、より小さいるつぼが反転され、溶融物よりも高密度でない先駆物質材料の処理を可能にし得る。反転したより小さいるつぼは、グリッドによって覆われて、溶融物中への浸漬および溶融物からの除去に対して材料を保持し得る。より小さいるつぼは、先駆物質材料および反応産物の優れた保持のために(溶融物によるアクセスを可能にする開口部から離れて)閉鎖さえされ得る。
以下の実施例は、本発明を例示する。
(実施例1)
ペレット(直径5mmおよび厚さ1mm)を、SiO2およびC粉末の混合物から形成し、そして950℃で溶融した塩化カルシウムで充填した炭素るつぼ中に配置した。3Vの電位を、黒鉛アノードと黒鉛るつぼとの間に(図2におけるように)印加した。5時間後、ペレットをるつぼから取り出し、塩を凝固させ、次いで水中で溶融して金属間化合物を現した。
カソード反応は、SiO2+C+4e=SiC+2O2-である。
(実施例2)
別々の試験におけるチタン二酸化物の粉末およびホウ素粉末のペレット(直径5mmおよび厚さ1mm)、またはチタニウムボレート粉末の形成されたペレットを、950℃で溶融した塩化バリウムを含むるつぼ中に配置した。3Vの電位を、黒鉛アノードとるつぼとの間に印加した。5時間後、ペレットをるつぼから取り出し、塩を凝固させ、次いで水中で溶融した。
生じたカソード反応は、以下であった。
TiO2+2B+4e=TiB2+2O2-
または
TiO2.B23+10e=TiB2+5O2-
(実施例3)
別々の試験におけるモリブデン酸化物およびシリコン酸化物、またはモリブデン酸化物およびシリコンの混合粉末のペレット(直径5mmおよび厚さ1mm)を、950℃で溶融した塩化カルシウムで充填した黒鉛るつぼ中に配置した。3Vの電位を、黒鉛アノードと黒鉛るつぼとの間に印加した。5時間後、ペレットをるつぼから取り出し、塩を凝固させ、次いで水中で溶融した。
起こったカソード反応は、以下であった。
MoO2+2Si+4e=MoSi2+2O2-
または
MoO2+2SiO2+12e=MoSi2+6O2-
(実施例4)
アルミナおよび二酸化チタンの混合粉末のペレット(直径5mmおよび厚さ1mm)を、950℃で溶融した塩化カルシウムで充填したチタンるつぼ中に配置した。3Vの電位を、黒鉛アノードとチタンるつぼとの間に印加した。5時間後、ペレットをるつぼから取り出し、塩を凝固させ、次いで水中で溶解した。
カソードで起こった反応は、以下であった。
Al23+2TiO2+14e=2TiAl+7O2-
成分の比率を変更することによって、金属間化合物における元素比は変化し得ることが理解され得る。
(実施例5)
モリブデン二ケイ化物。MoO3およびSiO2の粉末を共に混合し、ペレットにプレスし、そして600℃で焼結する。焼結したペレットを、ステンレスるつぼに配置し、785℃で溶融した塩化カルシウムのより大きい容器に下ろした。3Vの電圧を、ペレットと黒鉛アノードとの間に24時間印加した。るつぼを溶融物から取り出し、そして水で洗浄した。粉末を濾過および乾燥した後、これをXRD(X線回析)によって分析し、これは、CaSiO3、CaCO3およびSiCのような少量の他の化合物を有する多量のMoSi2を明らかにした。
(実施例6)
上記実験を、650℃で焼結したMoO3/SiO2混合物で繰り返した。3.0Vで24時間ペレットを還元した後、ペレットを含むるつぼを、蒸留水、次いで0.1M塩酸で洗浄した。残りの粉末のXRDにより、MoSi2の生成を再び確認したが、CaSiO3およびSiCは微量成分のままであった。
(実施例7)
チタンカーバイド。TiO2および黒鉛粉末を混合し、ペレットにプレスし、これを真空炉中で1200℃で1時間焼結した。これらのペレットを、小さい合金スチールるつぼ中に配置し、次いでこれを、3.0Vを使用して43時間800℃で塩化カルシウム中に浸漬した。小さいるつぼを溶融物から取り出し、水中で洗浄し、黒色粉末が残った。濾過および乾燥した細かい粉末のEDX(エネルギー分散式X線分析)およびXRD分析により、TiCの産生を確認した。
(実施例8)
ジルコニウムカーバイド。ZrO2および黒鉛粉末を混合し、ペレットにプレスした。ペレットを真空炉中で1200℃で1時間焼結した。これらのペレットを、3.0Vを使用して43時間800℃で溶融塩化カルシウム中で還元した。二日間の水中での洗浄、濾過および乾燥後、残った粉末および塊を、粉砕し、XRDによって分析した。ZrCは、明確に顕著な化合物であり、少量のCaZrO3および炭素もまた存在した。EDXにより、ZrおよびCが顕著な元素であることが確認された。
(実施例9)
タンタルカーバイド。Ta25および黒鉛粉末を混合し、ペレットにプレスし、そして真空炉中で1200℃で1時間焼結した。次いでこれらのペレットを、3.0Vを使用して25時間800℃で塩化カルシウム中で還元した。粉末のXRD分析により、非常に少量のTaもまた存在するTaCを確認した。EDX分析により、高純度の生成物を確認した。
(実施例10)
チタン二ホウ化物。TiO2およびホウ素粉末を混合し、ペレットにプレスし、これを真空炉中で1200℃で1時間焼結した。次いでこれらのペレットを、3.0Vを使用して24時間800℃で還元した。得られた微細粉末のEDXおよびXRD分析により、TiB2の生成を確認した。
(実施例11)
ジルコニウム二ホウ化物。ZrO2(イットリア安定化)およびホウ素粉末を混合し、ペレットにプレスした。その後、真空炉中で1200℃で1時間焼結した。次いでこれらのペレットを、3.0Vを使用して25時間800℃で塩化カルシウム溶融物中で還元した。得られた粉末および塊のXRDにより、他の化合物が検出されないZrB2およびY23を明らかにした。高純度の生成物、およびイットリアは還元されないままであるが、ジルコニアがホウ化物に完全に変換されたという事実は、重要な結果である。EDX分析により、XRD結果に関して明らかでなかった約2%のカルシウムが示された。
(実施例12)
クロムシリコン。SiO2およびCr23粉末を混合し、そして大気中で焼結されるペレットに形成した。これらのペレットを、3.0Vを使用して20時間800℃で、約85%塩化ナトリウムおよび15%塩化カルシウムからなる溶融混合物中で還元した。水中での洗浄および乾燥後、得られた塊を粉砕し、そしてXRDによって分析した。Cr3Si、Cr5Si3、CaCO3、CrSi2、CrSiO4、およびCaSiO3は、減少する存在量の順序で全て存在した。EDXにより、主にSi、Cr、CaおよびOを含む直径約2μmの粒子が示された。
(実施例13)
シリコンチタニウム。SiO2およびTiO2粉末を混合し、そして大気中で焼結されるペレットに形成した。これらのペレットを、3.0Vを使用して19時間800℃で、約85%塩化ナトリウムおよび15%塩化カルシウムからなる溶融した混合物中で還元した。水中での洗浄および乾燥後、塊を粉砕し、そしてXRDによって分析した。Ti5Si3、Ca2SiO4、Ti5Si4、TiSiおよびSiは、減少する存在量の順序で全て存在した。EDXにより、主にSi、Ti、CaおよびOを含む多孔性マトリクスが示された。
(さらなる局面および実施形態)
多数の上記実施形態における真空炉中で金属酸化物/黒鉛ペレットを焼く必要により、プロセスにコストが加わる。必要とされる温度は、例えば、カーバイドの生産への従来の直接合成経路を使用する場合よりも有利に遙かに低いが、代替的なシステムが有益であり得る。K2CO3またはNa2CO3のようなより安定な炭酸塩の1つが、先駆物質材料に混合されれば、この炭酸塩は、電気分解の間に分解され、そして炭素のいくつかは、先駆物質中の他のカチオンと反応してカーバイドを形成する。ナトリウムおよびカリウムは、安定なカーバイドを形成しないので、これらは、金属自体としてリアクタから生じ、これは、アルコールで除去され得る。
ホウ素−金属酸化物混合ペレットは、大気中で焼結され得る。なぜなら、非常に薄い保護ホウ素酸化物層が形成し、そしてさらなる酸化を妨げるからである。しかし、元素のホウ素の使用は、最も安いホウ素の供給源ではないという不利益を有する。ホウ素は、ホウ素酸化物、ホウ酸ナトリウム、およびホウ酸カルシウムとして天然に生じる。ホウ素酸化物はガラスであり、500℃を超えて軟化し、このことは、何らかの点で金属酸化物またはペレットを構成する他の化合物と反応しない限り、カソード中またはカソード上でペレットを保持することは困難であり得ることを意味する。ホウ素酸化物はまた、電解質よりも代表的に密度が高くなく、そのため、多くの金属酸化物は沈む傾向があるが、これは浮く傾向がある。ホウ素酸化物はまた、高温における軟化のために、エレクトロ−デオキシデーションを遅らせる非多孔性ペレットを形成する。電解質温度は、ハロゲン化物塩の混合物を使用して450℃未満まで低下され得るが、これは、費用を増加させ、そして還元をさらに遅らせる。
ホウ酸ナトリウムは、ホウ素酸化物よりも高い融点を有し、それで混合ペレットを作製するための使用が容易である。次いでペレットの還元は、所望のホウ化物およびナトリウム金属を有利に形成し得る。ナトリウム金属は、これをメタノールまたはエタノール中に浸すことによって還元されたペレットから容易かつ安全に取り出され得る。ホウ酸カルシウムは、ホウ酸ナトリウムよりも更に多くの利点を有する。なぜなら、その融点はさらに高く、そしてカルシウム金属副産物は、水で安全に除去され得る。
シリコンは、これらの中のシリカで出発し、そしてカルシウム塩中で処理される先駆物質材料に関して実施される全てのXRD分析によって示されるように、カルシウムと容易に化合してケイ酸カルシウムを形成する。シリコンの多くは、このために不利なことに浪費され得る。しかし、カルシウム塩をほとんどまたは全く含まない溶融電解質を使用することによって、この問題をかなり減少させることが可能であることが見出された。例えば、塩化ナトリウムもしくは他のナトリウム塩またはアルカリもしくはアルカリ土類金属もしくはイットリアのような他の金属の塩が使用され得る。
図1は、本発明の第1の実施形態に従う装置を示す。 図2は、本発明の第2の実施形態に従う装置を示す。 図3は、本発明の第3の実施形態に従う装置を示す。

Claims (22)

  1. 非−金属種が溶融物中に溶解する条件下において、溶融塩(M2Y)を含む溶融物と接触するエレクトロ−デオキシデーション(electro−deoxidation)によって、第一金属またはメタロイド(M 1 およびメタロイド()ならびに非−金属種(X)を含む3以上の種を含む固体先駆物質材料を処理すること、を包含する金属間化合物(M1Z)の生産のための方法であって、
    メタロイド(Z)が、C,BまたはSiからなる群より選ばれる、方法。
  2. 先駆物質材料が単一化合物からなる、請求項1に記載の方法。
  3. 先駆物質材料が第一金属またはメタロイド(M1)と非−金属種(X)を含む第一固体化合物(M1X)、ならびにメタロイド(Z)からなるか、またはこれらを含む固体物質(S)の混合物である、請求項1に記載の方法。
  4. 該物質(S)がメタロイド(Z)と第二非−金属種を含む第二化合物である、請求項3に記載の方法。
  5. 第二非−金属種が第一化合物(M1X)における非−金属種(X)と同じである、請求項4に記載の方法。
  6. 先駆物質材料が導体であり、且つカソードとして使用される、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 先駆物質材料が絶縁体であり、且つ導体と接触して使用される、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  8. 電気分解が700℃−1000℃の温度にて行われる、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 電気分解産物(M2X)が先駆物質材料または第一化合物よりもさらに安定である、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  10. 溶融塩がCa、Ba、Li、Csおよび/またはSrを含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 溶融塩がCl、Fおよび/またはSO4を含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  12. 非−金属種がO、S、Cおよび/またはNを含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  13. 非−金属種がOおよび/またはSを含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  14. 先駆物質材料がアニオンCO3、SO4、NO2および/またはNO3を組み込んだ化合物を含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  15. 第一金属またはメタロイドがTi、Si、Ge、Zr、Hf、Sm、U、Al、Mg、Nd、Mo、CrまたはNb、任意の他のランタニドまたは任意の他のアクチニドを含む、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  16. 第一および第二化合物のうち一方または両方が酸化物である、請求項3から1のいずれかに記載の方法。
  17. 先駆物質材料に印加されるカソード電圧が、カソード表面におけるカチオン(M2)の溶融塩からの析出のための電圧よりも低いか、または溶融物が塩の混合物を含む場合に、カソード表面における任意のカチオン(M2)の溶融物からの析出のための電圧より低い条件下において、エレクトロ−デオキシデーションが行われる、先の請求項のいずれかに記載の方法。
  18. 非−金属種が溶融物中に溶解する条件下において、溶融塩(M2Y)を含む溶融物と接触するエレクトロ−デオキシデーション(electro−deoxidation)によって、金属またはメタロイド(M1)と非−金属種(X)を含む固体化合物(M1X)と固体物質(S)との混合物を処理すること、を包含する金属間化合物(M1Z)の生産のための方法。
  19. 該物質(S)が、メタロイド(Z)と第二非−金属種を含む第二化合物である、請求項1に記載の方法。
  20. 第二非−金属種が第一化合物(M1X)中の非−金属種(X)と同じであり、両非−金属種は好ましくはOである、請求項1に記載の方法。
  21. 先の請求項のいずれかに記載の方法を用いて生産される金属間化合物。
  22. 請求項1から2のいずれかに記載の方法を実施するための装置。
JP2002543055A 2000-11-15 2001-11-15 金属間化合物 Expired - Fee Related JP3988045B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0027930.7A GB0027930D0 (en) 2000-11-15 2000-11-15 Intermetallic compounds
PCT/GB2001/005034 WO2002040748A1 (en) 2000-11-15 2001-11-15 Intermetallic compounds

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004526861A JP2004526861A (ja) 2004-09-02
JP3988045B2 true JP3988045B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=9903260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002543055A Expired - Fee Related JP3988045B2 (ja) 2000-11-15 2001-11-15 金属間化合物

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7338588B2 (ja)
EP (1) EP1337692B1 (ja)
JP (1) JP3988045B2 (ja)
CN (1) CN1479810B (ja)
AT (1) ATE549433T1 (ja)
AU (2) AU2002215106B2 (ja)
BR (1) BR0115346B1 (ja)
CA (1) CA2429026C (ja)
GB (1) GB0027930D0 (ja)
WO (1) WO2002040748A1 (ja)
ZA (1) ZA200303725B (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI112419B (fi) * 1996-06-06 2003-11-28 Nokia Corp Menetelmä tiedonsiirron salaamiseksi
US6286206B1 (en) * 1997-02-25 2001-09-11 Chou H. Li Heat-resistant electronic systems and circuit boards
AU2003903150A0 (en) * 2003-06-20 2003-07-03 Bhp Billiton Innovation Pty Ltd Electrochemical reduction of metal oxides
CN1837411B (zh) * 2006-02-17 2010-09-08 武汉大学 一种难熔活泼金属或合金的制备方法
TR200707197A1 (tr) * 2007-10-22 2009-04-21 Karakaya İshak Tungsten içeren bileşiklerden elektrokimyasal metotlarla tungsten ve tungsten alaşımları kazanımı.
SA110310372B1 (ar) * 2009-05-12 2014-08-11 Metalysis Ltd جهاز وطريقة اختزال مخزون التغذية الصلب
AT508845B1 (de) * 2009-10-06 2012-01-15 Gerhard Mag Dr Nauer Verfahren zur herstellung von titandiborid-schichten aus schmelzelektrolyten
AP3770A (en) 2010-11-18 2016-08-31 Metalysis Ltd Electrolysis apparatus
CN102168280A (zh) * 2011-03-10 2011-08-31 东北大学 一种低温熔盐中电化学合成TiC方法
CN102251251A (zh) * 2011-06-24 2011-11-23 武汉大学 超细金属硼化物的制备方法
CN102242371A (zh) * 2011-06-24 2011-11-16 武汉大学 超细六硼化钙的制备方法及其用途
AU2012320235B2 (en) * 2011-10-04 2017-09-21 Metalysis Limited Electrolytic production of powder
CN102921361B (zh) * 2012-09-25 2015-09-02 中国科学院金属研究所 一种具有微流道结构的金属间化合物及其制造方法
CN104060300B (zh) * 2014-07-15 2017-08-25 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 钛铝钒合金粉末的制备方法
RU2621508C2 (ru) * 2015-10-09 2017-06-06 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кабардино-Балкарский государственный университет им. Х.М. Бербекова" (КБГУ) Электрохимический способ получения наноразмерных порошков интерметаллидов гольмия и никеля в галогенидных расплавах
NL2015759B1 (en) 2015-11-10 2017-05-26 Stichting Energieonderzoek Centrum Nederland Additive manufacturing of metal objects.
RU2615668C1 (ru) * 2015-12-31 2017-04-06 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Вятский государственный университет" Способ получения порошков интерметаллидов самария и кобальта
NL2018890B1 (en) 2017-05-10 2018-11-15 Admatec Europe B V Additive manufacturing of metal objects
CN107059063B (zh) * 2017-06-08 2018-08-24 四川理工学院 一种制备AlFeMnTiZr高熵合金的方法
CN108220990A (zh) * 2017-12-19 2018-06-29 北京有色金属研究总院 一种熔盐电解制备高纯纳米硼化铪的方法
NL2021611B1 (en) 2018-09-12 2020-05-06 Admatec Europe B V Three-dimensional object and manufacturing method thereof
CN109440019A (zh) * 2018-12-18 2019-03-08 宁波申禾轴承有限公司 一种深沟球轴承的制备方法
US20220145484A1 (en) * 2019-03-13 2022-05-12 Agency For Science, Technology And Research An electrochemical method of reducing metal oxide
CN111847458B (zh) * 2020-07-31 2022-05-20 辽宁中色新材科技有限公司 一种高纯度、低成本二硅化钼的制备方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB190413759A (en) 1903-06-18 Borchers Wilhelm Process for the Production of Titanium from its Oxygen Compounds Electrolytically.
GB626636A (en) 1945-01-05 1949-07-19 Erik Harry Eugen Johansson Improvements in and relating to the production of powder or sponge of metals or metal alloys by electrolytic reduction of metal oxides or other reducible metal compounds
GB635267A (en) 1945-12-18 1950-04-05 Husqvarna Vapenfabriks Ab Improvements in and relating to the production of metals by electrolysis in a fused bath
US4239819A (en) * 1978-12-11 1980-12-16 Chemetal Corporation Deposition method and products
CN1011247B (zh) * 1988-02-09 1991-01-16 南开大学 熔盐电解合成稀土六硼化物
US5135782A (en) * 1989-06-12 1992-08-04 Rostoker, Inc. Method of siliciding titanium and titanium alloys
US5211775A (en) 1991-12-03 1993-05-18 Rmi Titanium Company Removal of oxide layers from titanium castings using an alkaline earth deoxidizing agent
US5310476A (en) * 1992-04-01 1994-05-10 Moltech Invent S.A. Application of refractory protective coatings, particularly on the surface of electrolytic cell components
CH687880A5 (de) * 1993-05-27 1997-03-14 Balzers Hochvakuum Verfahren zur Erhoehung der Verschleissfestigkeit von Werkstueckoberflaechen und nach diesem behandetes Werkstueck.
JPH11142585A (ja) 1997-11-06 1999-05-28 Hitachi Ltd 酸化物の金属転換法
US6117208A (en) 1998-04-23 2000-09-12 Sharma; Ram A. Molten salt process for producing titanium or zirconium powder
GB9812169D0 (en) * 1998-06-05 1998-08-05 Univ Cambridge Tech Purification method
AU3387601A (en) 2000-02-22 2001-09-03 Qinetiq Ltd Method for the manufacture of metal foams by electrolytic reduction of porous oxidic preforms

Also Published As

Publication number Publication date
EP1337692B1 (en) 2012-03-14
ZA200303725B (en) 2005-04-26
WO2002040748A1 (en) 2002-05-23
CN1479810A (zh) 2004-03-03
CA2429026C (en) 2009-09-15
US7338588B2 (en) 2008-03-04
AU1510602A (en) 2002-05-27
ATE549433T1 (de) 2012-03-15
US20040104125A1 (en) 2004-06-03
JP2004526861A (ja) 2004-09-02
AU2002215106B2 (en) 2008-05-15
BR0115346B1 (pt) 2014-10-07
GB0027930D0 (en) 2001-01-03
EP1337692A1 (en) 2003-08-27
CN1479810B (zh) 2015-05-06
BR0115346A (pt) 2006-02-07
CA2429026A1 (en) 2002-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988045B2 (ja) 金属間化合物
AU2002215106A1 (en) Intermetallic compounds
AU758931C (en) Removal of oxygen from metal oxides and solid solutions by electrolysis in a fused salt
US4492670A (en) Process for manufacturing solid cathodes
KR101370007B1 (ko) 금속 제조를 위한 열적 및 전기화학적 방법
CA2479048C (en) Reduction of metal oxides in an electrolytic cell
JP2709284B2 (ja) マグネシウム金属の製造方法
JP4765066B2 (ja) シリコンの製造方法
US3775271A (en) Electrolytic preparation of titanium and zirconium diborides using a molten, sodium salt electrolyte
JP4198434B2 (ja) 金属チタンの製錬方法
US3769185A (en) Electrolytic preparation of zirconium and hafnium diborides using a molten, cryolite-base electrolyte
US20220145484A1 (en) An electrochemical method of reducing metal oxide
JP2023517841A (ja) 液体アノードに基づく溶融酸化物電解/溶融酸化物の電解からの酸素の生成
Hu et al. Advanced extractive electrometallurgy
CN114016083B (zh) 一种碱金属热还原金属氧化物制备金属过程中再生碱金属还原剂的方法
Doughty et al. Use of sodium beta alumina in novel processes for the production of metals
AU2003209826B2 (en) Reduction of metal oxides in an electrolytic cell
AU2003206430B2 (en) Removal of substances from metal and semi-metal compounds
Yan et al. Electrochemical synthesis of non-oxide ceramic powders in a eutectic CaCl2-NaCl melt”
AU2006203344A1 (en) Removal of substances from metal and semi-metal compounds
MXPA00011878A (es) Eliminacion de oxigeno de oxidos de metal y soluciones solidas por electrolisis en una sal fusionada

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060621

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060914

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3988045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees