JP3937855B2 - マルチリング制御方法およびそれを用いるノード並びに制御プログラム - Google Patents

マルチリング制御方法およびそれを用いるノード並びに制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明はマルチリング制御方法およびそれを用いるノード並びに制御プログラムに関し、特にマルチリングにおけるリングフレーム廃棄方法およびプロテクション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IP(Internet Protocol) に代表されるデータ系トラヒックの増大に伴い、音声を主体に伝送サービスを行っていた従来の通信サービス会社( 以下キャリアと称す) においてもデータを効率よく伝送することが望まれている。それと共に、従来の伝送網が準拠する「SONET 、GR-1230-Core、Issue 3 December 1996 Bellcore(1996 年12月、ベルコア、ソネット、ジーアール-1230-コア、イシュー3)」同様の信頼性の高いプロテクション方法がデータ伝送網においても求められている。データ伝送網における信頼性の高いプロテクション方法としてSpatial Reuse Protocol (以下SRP と称す) ( RFC 2982 IETF)がある。
【0003】
図15〜17を用いて、従来のSRP を用いたプロテクション方法を説明する。図15は、SRP を搭載した従来のリングノード構成とリングノード間で用いられるリングフレーム(又は、NNI(Network Node Interface) パケットとも称す)を簡略化した構成図を示している。 リングフレーム180 は、リングフレーム180 は、送信先リングノードアドレス181 と、送信元リングノードアドレス182 と、送信リングID183 と、TTL(Time To Live)184と、フレーム属性185 と、フローID186 と、ユーザフレーム187 とから構成される。送信先リングノードアドレス181 には送信先のリングノードアドレスが、送信元送信元リングノードアドレス182 には送信元のリングノードアドレスが格納され、送信リングID183 にはリングフレームの送出リング、つまりインナーリングかアウターリングかの識別子が書き込まれる。また、TTL184にはそのフレームが2 ファイバリング内でホップできる最大数が格納され、フレーム属性185 にはリングフレーム180 の属性が格納される。リングフレーム属性185 では、障害情報通知フレームとデータフレームの属性が定義されている。フローID186 には、フローを識別するためのIDが格納されている。
【0004】
図14は従来のリングノードの一例の構成図である。図14を参照すると、リングノード100 は、アドレス比較器110 ,111 と、フォワーディング回路120 、121 と、多重化回路130 、131 、と、リングプロテクション処理回路140 と、プロテクションスイッチ150 と、パケットスイッチ160 と、フレーム変換回路170 とから構成される。
【0005】
また、トリビュタリリンク(Tributary Link)103-inから入力されたユーザフレームは、フレーム変換回路170 に転送される。
【0006】
フレーム変換回路170 は、ユーザフレームをリングフレーム180 に変換する。フレーム変換回路170 は、ユーザフレームの送信先アドレスから送信先リングノードを割り出し、そのアドレスをリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス182 に格納するとともに、自ノードアドレスを送信元リングノードアドレス181 し、送信リングID183 、TTL184、フレーム属性185 、フローID186 の各種パラメータを格納する。フレーム変換回路170 は、その後、そのリングフレーム180 をパケットスイッチ160 へと転送する。また、パケットスイッチ160 から転送されるリングフレーム180 をフレーム変換してユーザフレームとしてトリビュタリ103-out に出力する。
【0007】
パケットスイッチ160 は、フレーム変換回路170 から受信したリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 を参照し、適切な多重化回路130 、131 へとそのリングフレーム180 を転送する。また、フォワーディング回路120 、121 から転送されるリングフレーム180 をフレーム変換回路170 へ転送する。
【0008】
インナーリング101-in、アウターリング102-inからのリングフレーム180 は、アドレス比較器110 、111 へ入力される。
【0009】
アドレス比較器110 、111 は、受信したリングフレーム180 の送信元リングノードアドレス181 と自ノードアドレスとが一致し、かつ、送信リングID183 と受信したリングのIDが一致した場合にはそのリングフレーム180 を廃棄し、それ以外の場合にはフォワーディング回路120 、121 へ転送する。
【0010】
フォワーディング回路120 、121 は、受信したリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 が自ノードを示すアドレスであり、かつ、フレーム属性185 が障害情報フレームであればリングプロテクション処理回路140 に転送する。また、受信したリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 が自ノードを示すアドレスであり、かつ、フレーム属性185 がユーザフレームを示していれば、そのリングフレーム180 をパケットスイッチ160 に転送する。
【0011】
また、送信先リングノードアドレス181 が自ノードの参加しているマルチキャスト/ ブロードキャストアドレスである場合には、そのリングフレーム180 を複製してその一つをパケットスイッチ160 に転送する。入力されたリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 が自ノードアドレスと一致しない場合、あるいはマルチキャスト/ ブロードキャストアドレスである場合、TTL 値を1 減算する。フォワーディング回路120 、121 は、TTL 値が0 となったリングフレーム180 を廃棄し、その以外のリングフレーム180 をプロテクションスイッチ160 へ転送する。
【0012】
プロテクションスイッチ160 は、パスモードとラップモードを有し、パスモードではフォワーディング回路120 、121 からのリングフレーム180 をそれぞれ多重化回路130 、131 へ転送し、ラップモードではフォワーディング回路120 、121 からのリングフレーム180 をそれぞれ多重化回路131 、130 へ転送する。プロテクションスイッチ150 のモードの切り替えは、リングプロテクション140 によって行われる。
【0013】
プロテクション処理回路140 は、隣接リングノード間の接リンク状況を監視し、接リンクが障害を受けるとプロテクションスイッチ150 をパススルーモードからラップモードに切り替えるとともにその障害状況を含んだリングフレーム180 を多重化回路130 、131 へ転送する。このとき、リングフレーム180 のフレーム属性185 は障害通知フレームとなり、送信元リングノードアドレス181 には自ノードアドレスを割り当て、送信先リングノードアドレス181 には隣接リングノードアドレスが格納される。
【0014】
また、隣接リングノード100 から障害に関する情報を含んだリングフレーム180 をフォワーディング回路120 、121 から受信すると、その情報を含んだリングフレーム180 を受信したリングと同一の他方の隣接リングノード100 へ転送するために多重化回路130 、131 へ転送する。このときリングフレーム180 の送信元リングノードアドレス181 には自ノードアドレスが格納される。
【0015】
多重化回路130 、131 は、パケットスイッチ160 、プロテクションスイッチ150 、リングプロテクション処理回路140 からのリングフレーム180 を多重し、インナーリング101-out 、アウターリング102-out へ転送する。
【0016】
図16,17 は、8 台のリングノード100 からなる2 ファイバリングネットワークを示す。インナーリング101 は時計回りにリングフレーム180 を転送し、アウターリング102 は反時計回りにリングフレーム180 を転送すると仮定する。
【0017】
図16を用いてリングネットワークにおいて端末210 から端末211 へユニキャストのユーザフレームを転送する場合について説明する。
【0018】
端末210 からのユーザフレームを受信したリングノード100-7 は、送信先リングノードアドレス181 をリングノード100-4 、送信元リングノードアドレス182 をリングノード100-7 とし、リングID183 をアウターリングとし、TTL184、フレーム属性185 並びにフローID186 を指定された値とするリングフレーム180 を生成し、アウターリング102 から転送する。アウターリング102 へ転送されたリングフレーム180 は、リングノード100-6 、100-5 を経て経路201 でリングノード100-4 へ転送される。リングノード100-6 、100-5 では、そのリングフレーム180 のTTL を1 づつ減算する。リングノード100-4 は、転送されたリングフレーム180 をユーザフレームに変換して端末211 に転送する。
【0019】
図17を用いて端末210 から端末211 へマルチキャスト/ ブロードキャストのユーザフレームを転送する場合について説明する。
【0020】
端末210 からのユーザフレームを受信したリングノード100-7 は、送信先リングノードアドレス181 をマルチキャスト/ ブロードキャストアドレスとし、送信元リングノードアドレス182 をリングノード100-7 とし、リングID183 をアウターリングとし、TTL184、フレーム属性185 並びにフローID186 を指定された値とするリングフレーム180 を生成し、アウターリング102 へ転送する。アウターリング102 へ転送されたリングフレーム180 は、リングノード100-6 〜100-1 、100-8 を経て経路202 でリングノード100-7 へ転送される。リングノード100-6 〜100-1 、100-8 では、そのリングフレーム180 を複製し、その一つをユーザフレームに変換して適切な端末に送信する。また、もう一つのリングフレーム180 はTTL184を1 減算して隣接リングノードへ転送する。リングノード100-7 は、リングフレーム180 の送信元リングノードアドレス181 と送信リングID183 が自ノードアドレス並びに受信リングのアウターリングと一致するため廃棄する。
【0021】
図18,19 は、リングノード100-7 からリングノード100-4 へインナーリング101 を用い経路301 でリングフレーム180 を転送しているときに、リングノード100-5 、100-6 間のインナーリング101 、アウターリング102 が障害を受けた場合のプロテクションを示している。図18,19 のネットワーク構成は、図16,17 と同一とする。
【0022】
リングノード100-5 、100-6 のリングプロテクション処理回路140 は障害を検出し、自ノードのプロテクションスイッチ150 をラップモードに設定する。その結果、リングノード100-7 からリングノード100-4 へのリングフレーム180 は、アウターリング102 でリングノード100-6 まで転送された後、折り返されてインナーリング101 に転送され、リングノード100-7~100-8 、100-1 〜100-4 を経てリングノード100-5 へ転送される。リングフレーム180 は、リングノード100-5 で再び折り返されてアウターリング102 を用いて、結果として経路302 でリングノード100-4 へ転送される。
【0023】
このように従来のSRP を用いたリングネットワークでは、ループ構成をとるものの入力したリングフレームは送信元リングノードあるいはリングフレームのTTL 値が0 になった時に廃棄され、リングフレーム自体がループすることを避けることができる。また、リング内に障害が発生しても、障害端リングノードがリングフレーム転送方向を逆転させることによって高速なプロテクションを実現することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
シングルの2 ファイバリングを拡張してマルチリング接続した場合、リングフレームの中継リングとなる2 ファイバリングにブロードキャスト/ マルチキャストフレームが流入すると、送信元リングノードアドレスを有するリングノードがないため、従来の原則ではTTL カウンタが0 にならなければそのフレームを廃棄することができない。TTL カウンタの初期値設定によってはその中継リング内を1 周以上する可能性があり、そのリングフレームを受信するリングノードに同一リングフレームが複数送信されることになる。その結果、ネットワーク効率を低減させることがある。
【0025】
同様なネットワークにおいて、複数のリングを経由して送信先リングノードにリングフレームを転送しているときに、リング間を接続するリング間ブリッジノードに障害が発生すると、本方式では例え物理経路があったとしてもプロテクションすることができない。この理由は、迂回経路を提供するリング間ブリッジが障害リング間ブリッジのブリッジさせていたリングフレームを認識できないためである。
【0026】
そこで本発明の目的は、マルチリングネットワークにおいて、リングをまたいで転送されるブロードキャスト/ マルチキャストフレームを中継リングにおいて効率的に廃棄すること、およびリング間ブリッジノードに障害が発生してもプロテクションすることが可能なマルチリング制御方法およびそれを用いるノード並びに制御プログラムを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた 2 ファイバリング網が複数接続されたマルチ 2 ファイバリング網の制御方法であって、一方の 2 ファイバリング網から他方の 2 ファイバリング網へ前記 NNI パケットが転送されたときに、前記 NNI パケットの TTL 値を更新する TTL 値更新ステップと、前記他方の 2 ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、転送された前記 NNI パケットのリング内障害情報に基づき TTL 廃棄値を再計算する TTL 廃棄値再計算ステップと、前記更新後の TTL 値と前記再計算後の TTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記 NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送する NNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0028】
又、本発明による他の発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末と NNI パケットの送受信を行うリングノード R1 で構成された 2 ファイバリング網が前記 2 ファイバリング間をブリッジするリングノード R2 で複数接続されたマルチ 2 ファイバリング網の制御方法であって、前記 2 ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノード R2 でリングプロテクションドメインが形成され、前記複数のリングノード R2 のいずれかに障害が発生した場合に、その障害が発生したリングノード R2 以外のリングノード R2 で迂回させて前記 NNI パケットを転送するプロテクション実行ステップを含み、前記プロテクション実行ステップは、迂回対象となる前記 NNI パケットの TTL 値を同一 2 ファイバリング網で共通な初期値と障害リングノード R2 までのホップ数を加算した値とし、迂回させるリングノード R2 で固有の TTL 値として検出されるようにし、迂回させるリングノード R2 でその TTL 値となる前記 NNI パケットを迂回させる迂回ステップと、迂回させたリングノード R2 が迂回 NNI パケットの TTL 値を迂回先の 2 ファイバリング網の初期値に次の迂回リングノード R2 までのホップ数を加算した値とする TTL 値更新ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】
さらに本発明による他の発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた 2 ファイバリング網が複数個設けられ、前記 2 ファイバリング網間に接続されるリングノードであって、一方の 2 ファイバリング網から他方の 2 ファイバリング網へ前記 NNI パケットが転送されたときに、前記 NNI パケットの TTL 値を更新する TTL 値更新手段と、前記他方の 2 ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、転送された前記 NNI パケットのリング内障害情報に基づき TTL 廃棄値を再計算する TTL 廃棄値再計算手段と、前記更新後の TTL 値と前記再計算後の TTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記 NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送する NNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0030】
さらに本発明による他の発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末と NNI パケットの送受信を行うリングノード R1 で構成された 2 ファイバリング網が前記 2 ファイバリング間をブリッジするリングノード R2 で複数接続されたマルチ 2 ファイバリング網の前記リングノード R1 であって、前記 2 ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノード R2 でリングプロテクションドメインが形成され、 隣接するリングノード R2 に障害が発生した場合に、同一 2 ファイバリング網内の他のリングノード R1 に障害情報を通知する障害情報通知手段と、転送されてきた前記 NNI パケットを折り返して転送する折り返し転送手段と、自リングノード R1 が送信元リングノード R1 である場合に、他のリングノード R1 からの障害情報に基づき TTL(Time To Live) 値を更新して障害発生前と同一の 2 ファイバリング網から前記 NNI パケットを障害が発生したリングノード R2 以外のリングノード R2 に送信する NNI パケット送信手段とを含むことを特徴とする。
【0031】
さらに本発明による他の発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末と NNI パケットの送受信を行うリングノード R1 で構成された 2 ファイバリング網が前記 2 ファイバリング間をブリッジするリングノード R2 で複数接続されたマルチ 2 ファイバリング網の前記リングノード R2 であって、前記 2 ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノード R2 でリングプロテクションドメインが形成され、
他のリングノード R2 のいずれかに障害が発生した場合に、障害が発生したリングノード R2 を含む 2 ファイバリング網内の送信元リングノード R1 から送信される TTL(Time To Live) 値を更新した前記 NNI パケットを受信し、自リングノード R2 が接続されている他方の 2 ファイバリング網の TTL 値を更新して前記 NNI パケットを前記他方の 2 ファイバリング網へ転送する第1転送手段と、
前記第1転送手段から転送されてきた前記 NNI パケットを受信し、その TTL 値からその NNI パケットが迂回 NNI パケットであると認識し、その NNI パケットをさらに他の 2 ファイバリング網へ転送する第1転送手段とを含むことを特徴とする。
【0032】
さらに本発明による他の発明は、インナーリングあるいはアウターリングを用いて NNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた 2 ファイバリング網が複数接続されたマルチ 2 ファイバリング網の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、一方の 2 ファイバリング網から他方の 2 ファイバリング網へ前記 NNI パケットが転送されたときに、 前記 NNI パケットの TTL 値を更新する TTL 値更新ステップと、前記他方の 2 ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、転送された前記 NNI パケットのリング内障害情報に基づき TTL 廃棄値を再計算する TTL 廃棄値再計算ステップと、前記更新後の TTL 値と前記再計算後の TTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記 NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送する NNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0033】
本発明によれば、上記構成によりマルチリングネットワークにおいて、リングをまたいで転送されるブロードキャスト/ マルチキャストフレームを中継リングにおいて効率的に廃棄すること、およびリング間ブリッジノードに障害が発生してもプロテクションすることが可能となる。
ことが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1 、2 を用いて本発明第一の中継リングにおける効率的なリングフレーム廃棄方法を説明する。なお、図12の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートも参照する。
【0035】
図1 は、リングノード100 からなる2 ファイバリング401-1 、401-2 間をリングノード400 でブリッジさせたマルチリング構成を示す。2 ファイバリング401-2 にはリングノード100 、400 が合計n台接続されている。
【0036】
リングノード400 には、それぞれ自ノードがブリッジ先の2 ファイバリング401-2 上のリングノード100 と400 のアドレスと総数nが予め与えられている。リングノード100 、400 間でインナーリング101 とアウターリング102 に伝送されるリングフレームは、図13のリングフレーム180 と同一として説明する。しかし、必ずしもリングフレーム180 の構成と同一である必要性はなく、リングフレーム180 の情報フィールドを最低限持っていればよい。2 ファイバリング401-2 には予め決められたTTL 初期値A があり、リングノード100 、400 はリングフレーム180 を2 ファイバリング401-2 に流入させる際、TTL 初期値A をリングフレーム180 のTTL184に設定する(図12のS1)。また、リングノード400 は、2 ファイバリング401-1 あるいは401-2 から受信したリングフレーム180 をパススルーさせるときにTTL 値を1 減算する機能を有する。
【0037】
リングノード400 で2 ファイバリング401-1 から401-2 にブリッジされたリングフレーム180 はTTL184をTTL 初期値A としてインナーリング101 あるいはアウターリング102 を転送される。リングノード400 には、TTL 廃棄値M が設定されており、2 ファイバリング401-2 から受信したリングフレーム180 のTTL184とTTL 廃棄値M と一致するとそのリングフレーム180 を廃棄する。そのTTL 廃棄値M は、自リングノードから2 ファイバリング401-2 に流入させたときに、流入させたインナーリング101 あるいはアウターリング102 と同一のリングからそのリングフレーム180 を受信した時に検出されるTTL 値とする。
【0038】
障害が発生していない場合には(図12のS2がNOの場合)、そのTTL 廃棄値M は、リングノード400 が異なる2 ファイバリングにリングフレーム180 を送信する際に、TTL184の減算を行わず、インナーリング101 、アウターリング102 からのリングフレーム180 のTTL184の減算処理をする前にTTL184を参照する場合にM=A-n+1となる。また、リングノード400 が異なる2 ファイバリングにリングフレーム180 を送信する際に、TTL184の減算を行わず、インナーリング101 、アウターリング102 からのリングフレーム180 のTTL184の減算処理をした後にTTL184を参照する場合にはM=A-nとなる(図12のS3)。
【0039】
2 ファイバリング401-2 のリングノード100-3 で障害が発生した場合(図12のS2がYES の場合)の効率的なリングフレーム廃棄方法について図2 を用いて説明する。
【0040】
その障害を検出したリングノード100-2 、100-4 は、それぞれリング内障害情報を含むリングフレーム180 をアウターリング102 、インナーリング101 に転送し、2 ファイバリング401-2 内のすべてのリングノード100 、400 に転送される。リングノード400 は、転送されたリングフレーム180 のリング内障害情報から送信元リングノード100-2 、100-4 までのホップ数h1、h2を計測し、それらの数値の合算値(h1+h2) からプロテクション後のリングノード100 、400 の総数を計算し、自ノードから送出されたリングフレーム180 がプロテクション後の2 ファイバリング401-2 を1 周した場合に検出されるTTL 廃棄値M を再計算する(図12のS4)。
【0041】
例えば、リングノード400 が異なる2 ファイバリングにブリッジしたリングフレーム180 を送信する際にTTL184の減算を行わず、インナーリング101 、アウターリング102 からのリングフレーム180 のTTL184の減算処理をする前にTTL184を参照する場合、TTL 廃棄値M は、A-2*(h1+h2)+1 となる。本例では、h1=2、h2=n-4であるため、TTL 廃棄値M はA-2*n+5 となる。また、リングノード400 が異なる2 ファイバリングにブリッジしたリングフレーム180 を送信する際にTTL184の減算を行わず、インナーリング101 、アウターリング102 からのリングフレーム180 のTTL184の減算処理した後にTTL184を参照する場合、TTL 廃棄値M は、A-2*(h1+h2) となる。本例では、h1=2、h2=n-4であるため、TTL 廃棄値M はA-2*n+4 となる。
【0042】
このように第1の実施の形態は、ブリッジングするリングノードから送出されたリングフレームを障害の有無に関わらず最大でも2 ファイバリング内を1 周した後そのリングノードで廃棄することができる。
【0043】
(第2の実施の形態)
図3 を用いて、本発明第一の効率的なリングフレーム廃棄方法を実現するためのリング間ブリッジを行うリングノード構成を説明する。
【0044】
図3 は、図1 における2 ファイバリング401-1 、401-2 間をブリッジするリングノード400 の構成を示す。
【0045】
リングノード400 は、リングブリッジ650 を中心に対称な構成となる。図1 ではその対称となる機能ブロックをx-1 、x-2(x は機能ブロック番号) と表記されており、本文中の説明を簡単にするため"-1"、"-2"の表記は省略する。
【0046】
リングノード400 は、多重化回路130 、131 と、プロテクションスイッチ150 と、TTL 比較器610 、611 と、パス/ ドロップ判定回路620 、621 と、TTL 設定回路630 、631 と、リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 と、リングブリッジ650 とから構成される。インナーリング101-1 とアウターリング102-1 は同一2 ファイバリング401-1 に属し、インナーリング101-2 とアウターリング102-2 は同一2 ファイバリング402-1 に属する。特に断らない限り、インナーリング101-1 、101-2 は総称としてインナーリング101 と表記し、アウターリング102-1 、102-2 は総称としてアウターリング102 と表記する。なお、多重化回路130 、131 、プロテクションスイッチ150 の機能に関しては従来例と変わらず、それらの機能ブロックの接続機能ブロックが変わっている。これらの機能ブロックの接続機能ブロックが変わっても入出力情報に関しては変わらない。
【0047】
インナーリング101-inとアウターリング102-inから入力されるリングフレーム180 は、TTL 比較器610 、611 に入力される。
【0048】
TTL 比較器610 、611 は、受信したリングフレーム180 のTTL184がリングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 によって通知されたTTL 廃棄値Mと一致する場合にはそのリングフレーム180 を廃棄し、それ以外の場合にはそのリングフレーム180 をパス/ ドロップ判定回路620 、621 に転送する。
【0049】
パス/ ドロップ判定回路620 、621 は、送信先リングノードアドレス181 が自リングノードを示し、かつ、フレーム属性185 が障害情報通知の識別子を有するリングフレーム180 をリングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 へ転送する。また、送信先リングノードアドレス181 がリングブリッジすべきアドレスを有するリングフレーム180 をリングブリッジ650 へ転送する。上記以外のリングフレーム180 はそのTTL184が減算処理され、その結果が0 である場合には廃棄され、それ以外の数値であればプロテクションスイッチ150 へ転送される。
【0050】
プロテクションスイッチ150 は、パスモードではパス/ ドロップ判定回路620 、621 からのリングフレーム180 をそれぞれ多重化回路130 、131 へ転送し、ラップモードではパス/ ドロップ判定回路620 、621 からのリングフレーム180 をそれぞれ多重化回路131 、130 へ転送する。プロテクションスイッチ150 のモードの切り替えは、リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 によって行われる。
【0051】
リングブリッジ650 は入力されたリングフレーム180 を所望のTTL 設定回路630 、631 へ転送する。
【0052】
TTL 設定回路630 、631 は、それぞれリングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 によって通知されたTTL 初期値A をリングフレーム180 のTTL184に書き込む。このTTL 初期値A は2 ファイバリング単位に設定されるため、厳密にはTTL 設定回路630-1 、631-1 の組と630-2 、631-2 は異なることがある。しかし、ここでは発明の実施の形態1 にあわせてTTL 初期値A と表現する。
【0053】
リングプロクション処理/ トポロジ管理回路640 は、2 ファイバリング401 単位に用意され、各2 ファイバリング401 毎にリンク障害状況を監視し、障害があればプロクションスイッチ150 をスルーモードからラップモードに切り替えるとともに、障害検出した自ノードアドレスを含む障害情報を生成し、自らを送信元リングノードアドレス181 とするリングフレーム180 を被障害2 ファイバリング401 上の隣接リングノード100 あるいは400 に転送する。隣接リングノード100 あるいは400 から障害情報を受信した場合には、その情報を受信したリンクと同一リンクの隣接リングノード100 あるいは400 に転送する。
【0054】
また、リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 は、管理/ 監視対象の2 ファイバリング401 のノード配置情報を有しており、リング内に存在するリングノード数nをベースにそれぞれTTL 初期値A とTTL 廃棄値M を決定している。リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 は、管理/ 監視対象の2 ファイバリング401 上のブリッジングするリングノード間で共通のTTL 初期値A をTTL 設定回路630 、631 に通知し、TTL 廃棄値M をTTL 比較器610 、611 に通知する。TTL 廃棄値M は、TTL 初期値A を有するリングフレーム180 をインナーリング101 あるいはアウターリング102 から2 ファイバリング401 に転送した場合に送信リングと同一リングから受信したと仮定した場合に計測される値としている。そのため、TTL 廃棄値M は、通常状態においてはA-(n-1)となる。
【0055】
障害時には、TTL 廃棄値M は、同一2 ファイバリングのインナーリング101 とアウターリング102 の両方から障害情報を受信したときには、 h1 をインナーリング101 から通知される障害検出リングノードまでのホップ数とし、h2をアウターリング102 から通知される障害検出リングノードまでのホップ数とした場合、A-2*(h1+h2)+1 となる。インナーリング101 とアウターリング102 のいずれか一方のみから障害情報を受信した場合には、TTL 廃棄値M は、A-2*n+3 とする。
【0056】
このようなリングノード構成によって本発明第一の中継リングにおける効率的なリングフレーム廃棄方法を実現することができる。
【0057】
リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路640 が設定するTTL 初期値A は、それぞれの2 ファイバリング401 で単一リンク障害が発生した時にそのリングノードのインナーリング101 あるいはアウターリング102 のいずれかを用いてリングフレーム180 を転送し、送信リングと同一のリングからそのリングフレーム180 を受信したと仮定した場合にTTL 値が-1以上である値を有することが望ましい。例えば、nリングノードが2 ファイバリングにあれば、TTL 初期値A は2 n-3以上に設定さればよい。
【0058】
(第3の実施の形態)
図4 〜6 を用いて本発明のリング間ブリッジノード障害におけるプロテクション方法について説明する。なお、図13の第3の実施の形態の動作を示すフローチャートも参照する。リング内プロテクションとして従来方式の障害端での折り返し( ラップ) プロテクションが適用されているとする。
【0059】
図4 〜6 はリングノード900 からなる2 ファイバリング701-1 〜701-3 をリングノード710 でブリッジさせたマルチリング構成を示す。
【0060】
同一2 ファイバリング701-1 〜701-3 に属するリングノード700 と710 はそれぞれの接リングの障害状況を監視し、障害時にはその2 ファイバリング701-1 〜701-3 に属するリングノード700 、710 に障害情報を通知する。また、リング間ブリッジを行うリングノード710-1 、710-2 、710-3 は同一プロテクションドメイン704 に属し、リングノード710-1 〜710-3 の一つに障害が発生すると、他の2 リングノードを経由してノードリング障害のプロテクションを実行する。
【0061】
リングノード710-1 と710-2 、710-2 と710-3 、710-3 と710-1 とのホップ数BD1 、BD2 、BD3 は予め与えられているとする。また、リングノード700 、710 間を転送されるフレームは、リングフレーム180 と同一とする。また、障害が発生していない状態では、リングフレーム180 には2 ファイバリング701-1 〜701-3 毎にTTL 値A_1 、A_2 、A_3 をTTL184の初期値として与える。各リングノード700 、710 は、インナーリング101 あるいはアウターリング102 から入力され、インナーリング101 あるいはアウターリング102 に出力するリングフレーム180 のTTL 値を1 減算する機能を有するとする。
【0062】
図4 に示す通り、リングノード700-1 から700-7 のリングフレーム180 はリングノード710-2 でブリッジングされて経路720 上を転送されている。このとき、リングノード700-1 は、送信先リングノードを700-7 とするリングフレーム180 をブリッジするリングノード710-2 に到達するまでのホップ数h1を予め知っているとする。
【0063】
リングフレーム180 をブリッジするリングノード710-1,710-2,710-3 のいずれにも障害が発生していない場合は(図13のS11 がNOの場合)、2 ファイバリング701-1 のリングノード700-1 から送信されたリングフレーム180 はリングノード710-2 を経て経路720 でリングノード700-7 へ転送される(図13のS17)。
【0064】
一方、2 ファイバリング701-1 のリングノード700-1 から2 ファイバリング701-2 のリングノード700-7 へリングフレーム180 が経路701 で転送されている場合に、そのリングフレーム180 をブリッジするリングノード710-2 に障害が発生した場合は、図5,6 に示すプロテクション方法が実行される。
【0065】
2 ファイバリング701-1 のリングノード710-2 の隣接リングノード700-2 、700-3 は、リング内障害情報をインナーリング101 、アウターリング102 を介して伝播させ、2 ファイバリング701-1 のすべてのリングノード700-1 〜700-4 、710-1 、710-2 に通知する(図13のS12)。
【0066】
また、隣接リングノード700-2 は、インナーリング101 からリングノード710-2 に転送されるリングフレーム180 を折り返して(図6 参照)アウターリング102 に転送し、障害隣接リングノード700-3 はアウターリング102 からリングノード710-2 に転送されるリングフレーム180 を折り返してインナーリング101 に転送する(図13のS13)。
【0067】
同様に2 ファイバリング701-2 のリングノード710-2 の隣接リングノード700-9 、700-5 は、リング内障害情報をインナーリング101 、アウターリング102 を介して伝播させ、2 ファイバリング701-2 のすべてのリングノード700-5 〜700-9 、710-1 、710-3 に通知する(図13のS12)。
【0068】
また、隣接リングノード700-5 、700-9 は、リングノード710-2 に転送するリングフレーム180 を折り返す(図13のS13)。
【0069】
2 ファイバリング701-1 のリングノード700-1 は、リング内障害通知からリングノード710-2 の障害であることを認識すると、そのリングノード710-2 を経由するリングフレーム180 を送出する際、TTL184をTTL 初期値A にリングノード710-2 までのホップ数h1と固定の値i を加算した結果(A+h1+i)を格納し、障害前と同一のリングからそのリングフレーム180 を送信する(図13のS14)。
【0070】
リングノード710-1 では迂回リングフレーム180 の抽出条件となるTTL 抽出値X を次のように設定している。n は2 ファイバリング701-1 全体のリングノード700 、710 の総数とする。
【0071】
(A) BD1 が1 の場合
i) 送信リングID183 と受信リングのIDが同一、かつ、
TTL 抽出値X=A+i+2 、または
ii) 送信リングID183 と受信リングIDが異なり、かつ
TTL 抽出値X=A_1+i-n+4
を満たすリングフレーム180 。
【0072】
(B) BD1 が2 以上の場合
(B-1) 障害の片端リングノード700 あるいは710 に到達する前のリングフレーム180 を迂回させる場合
TTL 抽出値X=A_1+i+BD1+1
(B-2) 障害の片端リングノード700 あるいは710 でのみで折り返されたリングフレーム180 を受信する場合
i) 送信リングと受信リングが異なり、かつ
TTL184=(A_1+i+1)-(n-BD1-2)
を満たすリングフレーム180 。
ii) 送信リングと受信リングが異なり、かつ
TTL184=(A_1+i+1)-(BD1-2)
を満たすリングフレーム180 。
(B-3) 障害の両端リングノード700 あるいは710 の両方で折り返されたリングフレーム180 を受信する場合、
i)送信リングと受信リングが同一であり、かつ
TTL184=(A_1+i+1)-( n+BD1-4)
を満たすリングフレーム180 。
【0073】
ii) 送信リングと受信リングが同一であり、かつ
TTL184=(A_1+i+1)-(2*n-BD1-4)
を満たすリングフレーム180 。
【0074】
リングノード710-1 は、(A) 、(B-1) 〜(B-3) のいずれかのTTL 抽出条件を用いて迂回リングフレーム180 を抽出する。
【0075】
リングノード710-2 に転送されるべきリングフレーム180 を受信したリングノード710-1 は、そのリングフレーム180 を2 ファイバリング701-3 に転送する。このとき、そのリングフレーム180 は、そのTTL184に2 ファイバリング701-3 の初期値A_3 にリングノード710-3 までのホップ数BD3 と予め決められた値k( k≧0 の整数) を加算した値が格納され、そのホップ数BD3 に対応するインナーリング101 あるいはアウターリング102 に転送される(図13のS15)。
【0076】
リングノード710-3 は、受信したリングフレーム180 のうちTTL184がA_3+1+k であるリングフレーム180 を迂回リングフレームと認識し、2 ファイバリング701-2 に転送する(図13のS16)。リングノード710-3 は、2 ファイバリング701-2 上のリングノード720-2 が障害であることがわかっているため、迂回させたリングフレーム180 の迂回が完了したと認識し、2 ファイバリング701-2 に転送する際にはそ通常どおりその2 ファイバリング703-2 のTTL 初期値A_2 をTTL184に書き込んでインナーリング101 あるいはアウターリング102 から出力する。
【0077】
この結果、リングノード700-1 からリング700-7 に転送されるリングフレーム180 のプロテクションが図6 の経路722 でリングノード710-1 、710-3 を用いて完了する。
【0078】
このようにしてリング内プロテクションとしてラップ型プロテクションを適用した場合にリング間ブリッジングを行うリングノードが障害を受けてもリング間プロテクションを行うことができる。
【0079】
本例では、リング間ブリッジングを行うリングノード710 を経由するリングフレーム180 を転送するリングノード700 、710 には予めそのリングノード710 とのホップ数が予め与えられているとしたが、双方向に転送されるリングフレーム180 が存在する場合にはラーニングによって動的に知りうることができる。例えば、図7 においてリングノード700-1 とリングノード700-7 間に双方向にリングフレーム180 が転送されている場合、リングノード710-1 から転送されるリングフレーム180 のTTL184とそれぞれの2 ファイバリング701-1 、701-2 のTTL 初期値A 、B を比較することによってリングノード700-1とリングノード700-7 は、そのリングフレーム180 をブリッジングするリングノード710-1 とのホップ数を知ることができる。また、リングノード710-1 は、リングノード700-1とリングノード700-7 から送出されるリングフレーム180 のTTL184とそれぞれの2 ファイバリング701-1 、701-2 のTTL 初期値A_1 、A_2 を比較することによってそのリングフレーム180 の2 ファイバリング701-1 、701-2 への入力リングノード700-1 、700-7 のホップ数を知ることができる。
【0080】
また、本例の説明では、リングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 と送信元リングノードアドレス182 の組み合わせ単位に同一のリングノードでリング間をブリッジングしていたが、VLAN(Virtual Local Area Network)タグやカスタマIDなどのフロー識別子を用いている場合にはフロー単位にブリッジングするリングノード710 が異なってもよい。この場合、フロー単位に2 ファイバリング701-1 〜701-3 内のホップ数は、予め与えられていたり、ラーニングしたりすることによって容易に知ることができる。
【0081】
また、本例では、プロテクションドメインを同一にするリングノード710-1 〜710-3 は入力されたリングフレーム180 のTTL184の値を参照するだけでリング間プロテクションを実行し相互にリング間の障害情報通知転送は行っていないが、そのプロテクションドメインに特有のリング間障害検出や障害情報転送によってそれらのリングノードが障害状況を把握しても構わない。リング間障害検出は、同一リング間プロテクションドメインに属する隣接リングノード710 間でキ−プアライブ(以下、Keep Aliveと称す)信号を転送し、ある一定の時間 Keep Alive 信号を受信しなかったときに障害と認識する。その障害を検出したリングノード710 はそのリング間プロテクションドメイン704 内のすべてのリングノード710 に障害情報を転送する。障害情報を受けたリングノード710 はリングフレーム180 抽出のTTL 抽出値X を設定する。
【0082】
(第4の実施の形態)
図7 を用いて第3の実施の形態で用いられるリングノード700 の構成例について説明する。
【0083】
リングノード700 は、アドレス比較器110 、111 と、フォワーディング回路120 、121 と、多重化回路130 、131 と、プロテクションスイッチ150 と、パケットスイッチ160 と、フレーム変換回路170 と、リングノードプロテクション回路810 と、TTL 更新回路820 と、TTL 管理回路830 とから構成される。
【0084】
アドレス比較器110 、111 、フォワーディング回路120 、121 、多重化回路130 、131 、プロテクションスイッチ150 、パケットスイッチ160 およびフレーム変換回路170 の機能に関しては従来例と同じであり、各機能ブロックとの入出力接続のみ異なる。ここではこれらの機能に関する説明は割愛し差分の機能ブロック接続のみ説明する。機能ブロックの接続は変わってもそのインタフェースに関してはかわっていない
フォワーディング回路120 、121 は、従来例でリングプロテクション処理回路140 に送出していたリングフレーム180 をそれぞれリングノードプロテクション回路810 に送出する。
【0085】
パケットスイッチ160 は、フレーム変換回路170 から受信していたリングフレーム180 をTTL 更新回路820 を経由して受信する。
【0086】
多重化回路130 、131 は、従来例でリングプロテクション処理回路140 の代わりにリングノードプロテクション回路810 からリングフレーム180 を受信する。
【0087】
プロテクションスイッチ150 は、リングプロテクション処理回路140 に代わってリングノードプロテクション回路810 からモード切替制御される。
【0088】
リングノード700 で新規に追加される機能ブロックについて説明する。
【0089】
TTL 更新回路820 は、フレーム変換回路170 から転送されるリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 と送信元リングノードアドレス182 の組あるいはフローID186 ごとにTTL184を決められた値に設定する。この値は、TTL 管理回路830 によって与えられる。
【0090】
リングノードプロテクション回路810 は、フォワーディング回路120 、121 から障害情報を含んだリングフレーム180 の受信を通してインナーリング101 、アウターリング102 の接リンクの障害状況を管理するとともに、障害を検出した場合にはプロテクションスイッチ150 をラップモードに切り替える。また、接リンクの障害を検出した場合に自ノードを障害検出ノードとする障害情報を含むリングフレーム180 を生成して多重化回路130 、131 に送信する。
【0091】
フォワーディング回路120 、121 から他のリングノードからの障害情報を含むリングフレーム180 を受信した場合には、障害検出リングノードアドレスをTTL 管理回路830 に通知し、そのリングフレーム180 の送信先リングノードアドレス181 と送信元リングノードアドレス182 を書き換えてそれを受信したリングと同一リングの多重化回路130 、131 へ送信する。
【0092】
TTL 管理回路830 は、属する2 ファイバリングのトポロジ情報に基づき、送信先/ 送信元リングノードの組あるいはフロー単位にTTL 値を決定し、それをTTL 更新回路820 に通知する。障害がない場合にはすべての送信元/ 送信先リングノードの組あるいはフローに共通なTTL 初期値A をTTL 更新回路820 に通知する。このときのTTL 初期値A は、同一2 ファイバリング内のリングノード700 、710 で共通な値である。
【0093】
TTL 管理回路830 は、リングノードプロテクション回路810 から通知される障害検出リングノード情報を元に障害地点の特定する。その障害がリング間のブリッジングを行うリングノード710 であれば、そのリングノード710 でリング間をブリッジされる送信先/ 送信元リングノードの組あるいはフローに対するTTL 値を再計算し、TTL 更新回路820 に通知する。そのTTL 初期値は、障害がない場合に設定されていたTTL 初期値A に障害となったリングノード710 までのホップ数hとある固有値i を加えた値である。
【0094】
TTL 管理回路830 において障害を受けたリング間をブリッジするリングノードを経由する送信先/ 送信元リングノードの組あるいはフローは、予め与えられていてもよいし、ラーニングによって知ってもよい。ラーニングで知る場合のノード構成図を図8 に示す。
【0095】
図8 は、ラーニングによってリング間をブリッジするリングノード710 とのホップ数を知るためのリングノード700 の構成図である。
【0096】
図8 のリングノード700 は、図7 のリングノード700 の構成にホップカウンタ920 、921 を加えて構成されている。
【0097】
ホップカウンタ920 、921 は、フォワーディング回路120 、121 から転送されるリングフレーム180 のTTL184を参照し、TTL 初期値A との差分からそのリングフレーム180 の2 ファイバリング内のホップ数を算出し、その後パケットスイッチ160 に転送する。ホップ数の算出結果は、そのリングフレーム180 の送信元リングノードアドレス182 あるいはフローID186 とともにTTL 管理回路830 に通知される。
【0098】
TTL 管理回路830 は、受信した送信元リングノードアドレス182 情報あるいはフローID186 情報からそれらを送信先リングノードアドレス181 あるいはフローID186 とするリングフレーム180 を送信した場合の2 ファイバリング内でのホップ数として記憶する。
【0099】
図8 のリングノード700 の構成を持つことによって、あるリングフレーム180 のリング間ブリッジを行うリングノード710 までのホップ数は、予め与えられていなくともラーニングによって知ることができる。
【0100】
本発明第二のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクションは、このような構成のリングノードを配置することによって実現できる。
【0101】
(第5の実施の形態)
図9 〜11を用いて第3の実施の形態で用いられるリング間をブリッジするためのリングノード710 の構成例について説明する。
【0102】
リングノード710 は、多重化回路130-1 、130-2 、131-1 、131-2 と、プロテクションスイッチ150-1 、150-2 と、リングブリッジ650 と、リングノードプロテクション回路810-1 、810-2 と、TTL 更新回路820-1 、820-2 、821-1 、821-2 と、ブリッジ判定回路1010-1、1010-2、1011-1、1011-2と、TTL 管理回路1020-1、1020-2とから構成される。リングブリッジ650 を除く各機能ブロックは2 ファイバリング単位に用意されている。図10ではそれらの機能ブロックは2 ファイバリング単位にx-1 、x-2(x は機能ブロック番号) と表記されており、説明を簡単化するために"-1"、"-2"の表記は省略する。
【0103】
ブリッジ判定回路1010、1011とTTL 管理回路1020を除く機能ブロックの機能は、これまで従来例、発明の実施の形態1 〜3の中で説明した通りであり、機能ブロック間の入出力接続形態のみが異なる。ここではその部分を中心にリングノード710 の説明を行う。なお、機能ブロック間の情報インタフェースはこれまでと同じである。
【0104】
インナーリング101-in、アウターリング102-out からのリングフレーム180 は、ブリッジ判定回路1010、1011に入力される。
【0105】
ブリッジ判定回路1010、1011は、送信先リングノードアドレス181 が自ノードを示し、かつ、フレーム属性185 がリング内障害情報であるリングフレーム180 をリングノードプロテクション回路810 へ転送し、ブリッジするよう指定されたリングフレーム180 と、迂回条件とそのTTL 抽出値X を満たすリングフレーム180 リングブリッジ650 へ転送し、ブリッジしないリングフレーム180 をプロテクションスイッチ150 へ転送する。迂回リングフレーム180 の迂回条件とそのTTL 抽出値X は、TTL 管理回路1020によって与えられる。
【0106】
リングブリッジ650 は、転送されたリングフレーム180 をブリッジして所望のTTL 更新回路820 、821 に転送する。
【0107】
TTL 更新回路820 、821 は、転送されたリングフレーム180 のTTL184の値を更新して多重化回路130 、131 へ転送する。TTL184の更新値は、送信元/ 送信先リングノードの組あるいはフロー単位、あるいはプロテクションされたフロー単位にTTL 管理回路1020から与えられる。
【0108】
多重化回路130 、131 は、リングノードプロテクション回路810 と、プロテクションスイッチ150 と、TTL 更新回路820 、821 からのリングフレーム180 を多重化して、インナーリング101-out 、アウターリング102-out から送出される。
【0109】
TTL 管理回路1020は、TTL 管理回路830 と同様に属する2 ファイバリングのトポロジ情報に基づき、送信先/ 送信元リングノードの組あるいはフロー単位にTTL 値を算出し、それをTTL 更新回路820 、821 に通知する。TTL 管理回路1020は、TTL 値として、ブリッジ判定回路1020、1021で迂回条件とTTL 抽出値X を満たしたためにブリッジされたリングフレーム180 に対して次の迂回ブリッジング用リングノード710 が存在する場合には共通値A に迂回ブリッジング用リングノード710 までのホップ数BDと固定値i を加算した値とし、それ以外の場合あるいは迂回フローではないリングフレーム180 に対しては2 ファイバリング上で共通な値A をTTL 更新回路820 、821 に通知している。
【0110】
また、リングノードプロテクション回路810 からの障害検出リングノード情報によって同一リングプロテクションドメイン上の隣接リングノード障害と認識した場合には、リングブリッジ650 に制御信号を送付し、そのリングノードを経由するリングフレーム180 をブリッジ元の2 ファイバリングに戻させる。その後、そのリングフレーム180 のTTL184を共通値A に迂回ブリッジング用リングノード710 までのホップ数BDと固定値i を加算した値にするようTTL 更新回路830 あるいは831 に通知する。
【0111】
TTL 管理回路1020は、ブリッジ判定回路1020、1021に対してTTL 抽出値X を設定する。TTL 抽出値X は、同一リングプロテクションドメインの隣接リング間ブリッジリングノード710 に障害が発生していなければA+1+i とする。同一リングプロテクションドメインの隣接リング間ブリッジリングノードに障害が発生して
【0112】
いる場合には、その値X は【発明の実施の形態3 】のTTL 抽出値X の値を使用する。
【0113】
このような構成のリングノードをリング間ブリッジとして使用することにより、本発明第2 のリング間ブリッジ用リングノード障害に対するプロテクションを実行することができる。
【0114】
TTL 管理回路1020において障害を受けたリング間をブリッジするリングノードを経由する送信先/ 送信元リングノードの組あるいはフローは、予め与えられていてもよいし、ラーニングによって知ってもよい。ラーニングで知る場合のノード構成図を図10に示す。
【0115】
図10は、ラーニングによってリング間ブリッジをするリングノード710 とのホップ数を知るためのリングノード710 の構成図である。
【0116】
図10のリングノード710 は、図9 のリングノード710 にホップカウンタ920 、921 を加えて構成されている。
【0117】
ホップカウンタ920 、921 は、ブリッジ判定回路1010、1011から転送されるリングフレーム180 のTTL184を参照し、TTL 初期値A との差分からそのリングフレーム180 の2 ファイバリング内のホップ数h を算出し、その後リングブリッジ650 に転送する。ホップ数の算出結果は、そのリングフレーム180 の送信元リングノードアドレス182 あるいはフローID186 とともにTTL 管理回路1020に通知される。
【0118】
TTL 管理回路1020は、受信した送信元リングノードアドレス182 情報あるいはフローID186 情報からそれらを送信先リングノードアドレス181 あるいはフローID186 とするリングフレーム180 を送信した場合の2 ファイバリング内でのホップ数として記憶する。
【0119】
図10のリングノード710 によって、あるリングフレーム180 のリング間ブリッジを行うリングノード710 までのホップ数は、予め与えられていなくともラーニングによって知ることができる。
【0120】
また、本例では、プロテクションドメインを同一にするリングノード710 間では入力されたリングフレーム180 のTTL184の値を参照するだけでリング間プロテクションを実行し相互にリング間の障害情報通知転送は行っていないが、そのプロテクションドメインに特有のリング間障害検出や障害情報転送によってそれらのリングノードが障害状況を把握しても構わない。その構成を図11に記す。図11のリングノード710 は、図10のリングノード710 にリング間プロテクション回路1210を付加して構成される。リング間プロテクション回路1210は、同一リング間プロテクションドメインに属する隣接リングノード710 間でKeep Alive信号を転送し、ある一定の時間 Keep Alive 信号を受信しなかったときに障害と認識する。その後、その障害を検出したリングノード710 はそのリング間プロテクションドメイン704 内のすべてのリングノード710 に障害情報を転送する。障害情報を受けたリングノード710 はリングフレーム180 の抽出条件となるTTL 抽出値X を設定する。
【0121】
なお、第1および第3の実施の形態に示したマルチリング制御方法をプログラム化し、そのプログラムを各リングノード内のコンピュータ、例えば図3のリングノード400のリングプロテクション処理/トポロジ管理回路640−1、図7のリングノード700のリングノードプロテクション回路810、図9のリングノード710のリングノードプロテクション回路810−1に実行させることも可能である。また、そのプログラムとは、例えば、図12および図13にフローチャートで示す各ステップをプログラム化したものである。
【0122】
【発明の効果】
本発明によれば、インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI(Network Node Interface) パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた2 メディアリング網が複数接続されたマルチ2 メディアリング網の制御方法であって、一方の2 メディアリング網から他方の2 メディアリング網へ前記NNI パケットが転送されたときに、前記NNI パケットのTTL(Time To Live) 値を更新するTTL 値更新ステップと、前記更新後のTTL 値と所定のTTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送するNNI パケット処理ステップとを含むため、マルチリングネットワークにおいて、リングをまたいで転送されるブロードキャスト/ マルチキャストフレームを中継リングにおいて効率的に廃棄すること、およびリング間ブリッジノードに障害が発生してもプロテクションすることが可能となる。
【0123】
また、本発明によるノードおよび制御プログラムも上記制御方法と同様の効果を奏する。
【0124】
具体的に説明すると、本発明第一のリングフレーム廃棄方法と、本発明第二のリングノードは、障害のポイント/ 障害の種別によらず、中継リングにおいてリングフレームを送信したリングと同一リングから受信した時に廃棄するため、全体のリングノードにリングフレームを転送できるとともに、ネットワーク資源を無用に浪費しない。
【0125】
また、本発明第一のリングフレーム廃棄方法と、本発明第二のリングノードは、そのリングフレームを受信するリングノードに1 回のみ転送されることから、同一リングフレームを複数受信するリングノードが発生せず効率的な転送を実現できる。
【0126】
また、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードは、リング間ブリッジを行う複数のリングノードでリングプロテクションドメインを形成し、その中の一つのリングノードで障害が発生した場合でも、そのリングノードを経由するフローを他のリングノードで迂回させることによってプロテクションすることができる。
【0127】
また、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードは、同一リングプロテクションドメインに属するリングノードが迂回させるリングフレームのTTL 値を参照するあるいはそのTTL 値の参照に加え送信リングと受信リングの比較を行うのみでプロテクションを実現できるため、簡単で高速性がある。
【0128】
また、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードは、リングプロテクションドメインを同一とするリングノード間でそれぞれを経由するフローの情報交換が不要であるため、複雑なフロー情報交換プロトコルやそれに伴うネットワーク資源の浪費を防ぐことができる。
【0129】
また、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードは、あるリングフレームを中継する2 つのリングノードが互いのホップ数をそのリングフレーム転送による送信元ラーニングとTTL ラーニングを行うことによって知ることができるため、リングフレームの送信元/ 送信先リングノードあるいはフロー単位にホップ数を予め与える必要がなく、設定を容易にすることができる。
【0130】
また、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードは、リングプロテクションドメインのリングノードにシングルリングの場合と同一のアナロジの障害情報転送を適用することによって実現できるため、シングルリングの障害情報転送との整合性あるいは親和性が高い。
【0131】
また、本発明第一のリングフレーム廃棄方法と、本発明第二のリングノード、本発明第三のリング間ブリッジを行うリングノード障害に対するプロテクション方法と、本発明第四、本発明第五のリングノードで用いられるリングフレームは、既存のリングフレームと同一とすることができるため、現行の標準インタフェースをなんら変更する必要性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の動作を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の動作を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の動作を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の動作を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の構成の他の一例を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態の構成を示す図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の構成の他の一例を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態の構成の他の一例を示す図である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図14】 従来のSRP 技術を有するリングノードの構成図である。
【図15】 従来のSRP 技術を有するリングフレームの構成図である。
【図16】 従来のユニキャストフレーム転送を示す図である。
【図17】 従来のマルチキャスト/ブロ−ドキャストフレーム転送を示す図である。
【図18】 従来のSRP 技術を利用したプロテクション方法を示す図である。
【図19】 従来のSRP 技術を利用したプロテクション方法を示す図である。
【符号の説明】
100 、400 、700 、710 リングノード
101 インナーリング
102 アウターリング
110 、111 アドレス比較器
120 、121 フォワーディング回路
130 、131 多重化回路
140 リングプロテクション処理回路
150 プロテクションスイッチ
160 パケットスイッチ
170 フレーム変換回路
180 リングフレーム
181 送信先リングノードアドレス
182 送信元リングノードアドレス
183 送信リングID
184 TTL
185 フレーム属性
186 フローID
187 ユーザフレーム
201 、202 、301 経路
302 、720 、721 、722 経路
210 、211 端末
401 、701 2 ファイバリング
610 、611 TTL 比較器
620 、621 パス/ ドロップ判定回路
630 、631 TTL 設定回路
640 リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路
650 リングブリッジ
704 リング間プロテクションドメイン
810 リングノードプロテクション回路
820 TTL 更新回路
830, 1020 TTL 管理回路
910, 911 ホップカウンタ
1010,1011 ブリッジ判定回路
1210 リング間プロテクション回路

Claims (36)

  1. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた2ファイバリング網が複数接続されたマルチ2ファイバリング網の制御方法であって、
    一方の2ファイバリング網から他方の2ファイバリング網へ前記NNI パケットが転送されたときに、前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 値更新ステップと、
    前記他方の2ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、転送された前記NNI パケットのリング内障害情報に基づきTTL 廃棄値を再計算するTTL 廃棄値再計算ステップと、
    前記更新後のTTL 値と前記再計算後のTTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送するNNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とするマルチリング制御方法。
  2. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末とNNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網が前記2ファイバリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網の制御方法であって、
    前記2ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノードR2でリングプロテクションドメインが形成され、
    前記複数のリングノードR2のいずれかに障害が発生した場合に、その障害が発生したリングノードR2以外のリングノードR2で迂回させて前記NNI パケットを転送するプロテクション実行ステップを含み、
    前記プロテクション実行ステップは、
    迂回対象となる前記 NNI パケットの TTL 値を同一 2 ファイバリング網で共通な初期値と障害リングノード R2 までのホップ数を加算した値とし、迂回させるリングノード R2 で固有の TTL 値として検出されるようにし、迂回させるリングノード R2 でその TTL 値となる前記 NNI パケットを迂回させる迂回ステップと、
    迂回させたリングノード R2 が迂回 NNI パケットの TTL 値を迂回先の 2 ファイバリング網の初期値に次の迂回リングノード R2 までのホップ数を加算した値とする TTL 値更新ステップとを含むことを特徴とするマルチリング制御方法
  3. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた2ファイバリング網が複数個設けられ、前記2ファイバリング網間に接続されるリングノードであって、
    一方の2ファイバリング網から他方の2ファイバリング網へ前記NNI パケットが転送されたときに、前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 値更新手段と、 前記他方の2 ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、
    転送された前記NNI パケットのリング内障害情報に基づきTTL 廃棄値を再計算するTTL 廃棄値再計算手段と、
    前記更新後のTTL 値と前記再計算後のTTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送するNNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とするリングノード。
  4. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末とNNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網が前記2ファイバリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網の前記リングノードR1であって、
    前記2ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノードR2でリングプロテクションドメインが形成され、
    隣接するリングノードR2に障害が発生した場合に、同一2ファイバリング網内の他のリングノードR1に障害情報を通知する障害情報通知手段と、
    転送されてきた前記NNI パケットを折り返して転送する折り返し転送手段と、 自リングノードR1が送信元リングノードR1である場合に、他のリングノードR1からの障害情報に基づき TTL(Time To Live) を更新して障害発生前と同一の2ファイバリング網から前記NNI パケットを障害が発生したリングノードR2以外のリングノードR2に送信するNNI パケット送信手段とを含むことを特徴とするリングノードR1。
  5. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末とNNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網が前記2ファイバリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網の前記リングノードR2であって、
    前記2ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノードR2でリングプロテクションドメインが形成され、
    他のリングノードR2のいずれかに障害が発生した場合に、障害が発生したリングノードR2を含む2ファイバリング網内の送信元リングノードR1から送信される TTL(Time To Live) を更新した前記NNI パケットを受信し、
    自リングノードR2が接続されている他方の2ファイバリング網のTTL 値を更新して前記NNI パケットを前記他方の2ファイバリング網へ転送する第1転送手段と、
    前記第1転送手段から転送されてきた前記NNI パケットを受信し、そのTTL 値からそのNNI パケットが迂回NNI パケットであると認識し、そのNNI パケットをさらに他の2ファイバリング網へ転送する第1転送手段とを含むことを特徴とするリングノードR2。
  6. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた2ファイバリング網が複数接続されたマルチ2ファイバリング網の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    一方の2ファイバリング網から他方の2ファイバリング網へ前記NNI パケットが転送されたときに、 前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 値更新ステップと、
    前記他方の2ファイバリング網のいずれかのリングノードに障害が発生した場合に、転送された前記NNI パケットのリング内障害情報に基づきTTL 廃棄値を再計算するTTL 廃棄値再計算ステップと、
    前記更新後のTTL 値と前記再計算後のTTL 廃棄値とを比較し、比較結果に応じて前記NNI パケットを廃棄もしくは隣接リングノードへ転送するNNI パケット処理ステップとを含むことを特徴とするプログラム。
  7. インナーリングあるいはアウターリングを用いてNNI パケットを送受信するとともにポートを介して端末とNNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網が前記2ファイバリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記2ファイバリング網間をブリッジする複数のリングノードR2でリングプロテクションドメインが形成され、
    前記複数のリングノードR2のいずれかに障害が発生した場合に、その障害が発生したリングノードR2以外のリングノードR2で迂回させて前記NNI パケットを転送するプロテクション実行ステップを含み、
    前記プロテクション実行ステップは、
    迂回対象となる前記 NNI パケットの TTL 値を同一 2 ファイバリング網で共通な初期値と障害リングノード R2 までのホップ数を加算した値とし、迂回させるリングノード R2 で固有の TTL 値として検出されるようにし、迂回させるリングノード R2 でその TTL 値となる前記 NNI パケットを迂回させる迂回ステップと、
    迂回させたリングノード R2 が迂回 NNI パケットの TTL 値を迂回先の 2 ファイバリング網の初期値に次の迂回リングノード R2 までのホップ数を加算した値とする TTL 値更新ステップとを含むことを特徴とするプログラム
  8. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードを用いた2ファイバリング網が複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるマルチリング制御方法であって、
    複数のパケットリング網を横断するNNI パケットが入力された時に、異なる2 ファイバリング間をブリッジするリングノードが前記NNI パケットをブリッジ先の2ファイバリングに転送する場合に、
    前記リングノードが、前記NNI パケットのTTL 値を転送先の2ファイバリングのTTL 初期値A に更新し、前記インナーリングあるいはアウターリングから前記NNI パケットを転送し、
    前記NNI パケットを受信したリングノードが、自ノードを送信先リングノードとしないNNI パケット、あるいは自ノードを経由して異なる2ファイバリングに転送する必要のないNNI パケット、あるいは予め決められたTTL 値M とは異なるNNI パケットであればNNI パケット、であれば、前記NNI パケットのTTL 値を1 減算し、前記NNI パケットを受信したインナーリングあるいはアウターリングと同一のリングに転送し、
    自ノードを送信先リングノードとするNNI パケットあるいは自ノードを経由して異なる2ファイバリングに転送する必要があるNNI パケットあるいは予め決められたTTL 廃棄値M と同一のTTL 値を有するNNI パケットであれば、前記インナーリングあるいはアウターリングから前記NNI パケットを取り除くリングフレーム廃棄方法を含み、
    前記リングノードは、属する 2 ファイバリング上の障害状況を把握し、障害が発生していない場合には、前記 TTL 廃棄値 M TTL 初期値 A から 2 ファイバリング上のリングノード数nを引いた値あるいは TTL 初期値 A から 2 ファイバリング上のリングノード数nを引いた値に 1 加算した値とし、前記障害地点の両隣接リングノードまでのホップ数 h1 h2 を算出し、 TTL 値廃棄 M TTL 初期値 A から算出したホップ数の総和 (h1+h2) 2 倍を引いた値、あるいは TTL 初期値 A から算出したホップ数の総和 (h1+h2) 2 倍を引いた値に 1 加算した値とすることを特徴とするマルチリング制御方法
  9. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域を有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを転送し所望の網あるいは端末に転送するリングノードで構成された2ファイバリング網が複数接続されたマルチ2ファイバリング網における前記リングノードであって、
    インナーリングあるいはアウターリングから入力された前記NNI パケットのTTL 領域を参照し、設定されたTTL 廃棄値M である場合に前記NNI パケットを廃棄するTTL 比較器と、
    前記TTL 比較器から転送され、送信先リングノードアドレスあるいはフローIDが自ノードあるいは自ノードを含むリングノード群を示し、かつ、パケット属性がリング内障害情報通知の識別子を有するNNI パケットと、パケット属性がデータの識別子を有し送信先リングノードアドレスがリング間ブリッジすべきアドレスを有するNNI パケットあるいはフローIDがリング間ブリッジすべき識別子を有するNNI パケットと、パケット属性がデータの識別子を有し送信先リングノードアドレスがリング間ブリッジすべきではないアドレスを有するNNI パケットあるいはフローIDがリング間ブリッジすべではない識別子を有するNNI パケットのTTL 値を1 減算し前記TTL 値の減算結果が0 以外の前記NNI パケットと、をそれぞれ所望のポートへ出力し、前記TTL 値の減算結果が0 である場合には前記NNI パケットを廃棄するパス/ ドロップ判定回路と、
    前記パス/ ドロップ判定回路から転送されるパケット属性がデータの識別子を有し送信先リングノードアドレスがリング間ブリッジすべきではないアドレスを有するNNI パケット、あるいはフローIDがリング間ブリッジすべではない識別子を有するNNI パケットをパスモードでは通過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記パス/ ドロップ判定回路から転送されるパケット属性がデータの識別子を有し送信先リングノードアドレスがリング間ブリッジすべきアドレスを有するNNI パケットあるいはフローIDがリング間ブリッジすべき識別子を有するNNI パケットを所望のポートに出力するリングブリッジと、
    前記リングスイッチから転送されるNNI パケットのTTL 値を更新するTTL 設定回路と、
    前記TTL 設定回路にTTL 初期値A を通知し、前記パスドロップ判定回路から転送される送信先リングノードアドレスあるいはフローIDが自ノードあるいは自ノードを含むリングノード群を示し、かつ、パケット属性がリング内障害情報通知の識別子を有するNNI パケットのリング内障害情報通知が障害発生を示していなければ前記2ファイバリング内に存在するリングノード数nを元に、障害発生を示していれば障害検出リングノードまでのインナーリングのホップ数h1、アウターリングのホップ数h2を元にTTL 廃棄値M を算出して前記TTL 比較器に通知し、自ノードの接リンクで障害があった場合には前記プロテクションスイッチをラップモードに変更し、自ノードアドレスを含むリング内障害情報のNNI パケットを生成するリングプロテクション処理/ トポロジ管理回路と、
    前記TTL 設定回路と前記プロテクションスイッチと前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路からのNNI パケットを多重化してインナーリングあるいはアウターリングに転送する多重化回路とから構成されることを特徴とするリングノード。
  10. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が前記TTL 比較器に通知するTTL 廃棄値M は、インナーリングあるいはアウターリングからTTL 初期値A で自リングノードから送出されたNNI パケットを再び送出したインナーリングあるいはアウターリングと同一のリングから受信したと仮定した場合に、自リングノードで検出されるTTL 値とすることを特徴とする請求項記載のリングノード。
  11. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が、前記パス/ ドロップ判定回路からのリング内障害情報通知によって前記2ファイバリング内の障害発生を通知されず、かつ、自ノードの接リンクに障害が発生していなければ、TTL 廃棄値M を属する前記2ファイバリング上のリングノード数nから1 引いた値を前記TTL 比較器に通知することを特徴とする請求項記載のリングノード。
  12. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が、前記パス/ ドロップ判定回路からのリング内障害情報通知によって前記2ファイバリング内の障害発生を通知されているとき、あるいは自ノードの接リンクに障害が発生したとき、TTL 廃棄値M は、TTL 初期値A から障害検出リングノードまでのホップ数h1、h2の合算値の2 倍を引いた値に1 加算した値とすることを特徴とする請求項記載のリングノード。
  13. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が、前記パス/ ドロップ判定回路からのリング内障害情報通知によって前記2ファイバリング内の障害発生を通知されているとき、あるいは自ノードの接リンクに障害が発生したときに、インナーリングあるいはアウターリングに配置された前記パス/ ドロップ判定回路の一方からのみ障害情報通知を受信した場合には、2ファイバリング上のリングノードnあるいは障害情報通知された障害検出ノードとのホップ数h1あるいはh2を引きさらに1 を引いた値を他方の通知された障害検出リングノードとのホップ数h2あるいはh1とみなして計算することを特徴とする請求項記載のリングノード。
  14. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が設定するTTL 初期値A は、属する2ファイバリングで単一のリンク障害が発生した場合に前記2ファイバリング上のインナーリングあるいはアウターリングにNNI パケットを送付し、送付したインナーリングあるいはアウターリングと同一のリングからNNI パケットを受信したと仮定したときに、自リングノードで検出されるTTL 値が-1以上とすることを特徴とする請求項記載のリングノード。
  15. 前記リングプロテクション処理/ トポロジ管理回路が設定するTTL 初期値A は、属する2ファイバリング上のリングノード数がnのとき、2n-3以上であることを特徴とする請求項記載のリングノード。
  16. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とNNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるマルチリング制御方法であって、
    リングノードR2が複数の他のリングノードR2とリング間プロテクションドメインをリング状に形成し、同一リング間プロテクションドメイン上の隣接リングノードR2とのホップ数を計測あるいは予め与えてあり、
    あるリングノードR2が障害となった場合、前記障害リングノードR2の2ファイバリング上の隣接リングノードR1あるいはR2が、インナーリングから前記障害リングノードR2へ転送すべきNNI パケットをアウターリングに転送し、アウターリングから前記障害リングノードR2へ転送すべきNNI パケットをインナーリングに転送し、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上のリングノードR1とR2が、NNI パケットを前記2ファイバリングに流入させる際、前記障害リングノードR2から他のファイバリングに転送するNNI パケットには初期値A に前記障害リングノードR2とのホップ数h と固定値i を合算した値をTTL に格納し、前記障害リングノードR2から他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットには初期値A をTTL に格納して、それぞれのNNI パケットを障害前と同一リングに転送し、
    同一リング間プロテクションドメインに属するリングノードR2が、NNI パケットを受信した時に、前記NNI パケットの送信リングIDとTTL 値を受信したリングのIDとTTL 抽出値X とそれぞれ比較し、ある抽出条件に合致したNNI パケットを取り込み、前記NNI パケットをブリッジ先の2ファイバリングに前記障害リングノードR2が属している場合には、ブリッジ先の2ファイバリングで共通のTTL 初期値A をTTL に設定して転送し、
    ブリッジ先の2ファイバリングに前記障害リングノードR2が属していない場合には、ブリッジ先の2ファイバリングで共通のTTL 初期値A に、同一リング間プロテクションドメインの隣接リングノードR2までのホップ数Bdと固定値k を加えた値をTTL に設定して転送することにより、リング間をブリッジするリングノード障害に対してプロテクションを行うマルチリング制御方法。
  17. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上の隣接リングノードR2である場合、
    前記2ファイバリングで共通のTTL 初期値A 、固定値i 、前記2ファイバリング上のリングノードR1とR2の総数nとした場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが同一であり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+2) を満たす、
    あるいは、送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i-n-4) を満たすことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  18. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上に存在するが、隣接しないリングノードR2である場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが同一であり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+BD+1)を満たすことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  19. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、前記障害リングノードR2と隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上に存在するが、隣接しないリングノードR2である場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(n-BD+2)を満たす、
    あるいは、前記NNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(BD-2) を満たすことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  20. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、前記障害リングノードR2と隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上に存在するが、隣接しないリングノードR2である場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが同一、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(n+BD-4) を満たす、
    あるいは、前記NNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(2*n-BD-4) を満たすことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  21. リングノードR1あるいはR2が、受信したNNI パケットのTTL 値と受信元で予め決められた2ファイバリングのTTL 初期値A とからホップ数h を算出し、
    前記NNI パケットのフローIDあるいは送信元リングノードアドレスあるいはフローIDと送信元リングノードアドレスとの組み合わせと前記ホップ数h を記憶し、
    前記フローIDが一致するNNI パケット、あるいは、送信元リングノードアドレスを送信先リングノードアドレスとするNNI パケット、あるいは、フローIDが一致しかつ送信元リングノードアドレスを送信先リングノードアドレスとするNNI パケットのホップ数をh と推定することを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  22. リングノードR2が、同一リング間プロテクションドメインに属する隣接リングノードR2に障害が発生した場合に、同一リング間プロテクションドメインに属するリングノードR2に障害通知を行うことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  23. 同一リングドメインに属するリングノードR2が、同一リング間プロテクションドメインに属する隣接リングノードR2とKeep Alive信号の交換を行い、ある所定の時間内に前記Keep Alive信号を受信しない場合に前記Keep Alive信号の送信元のリングノードR2障害と認識することを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  24. リングノードR2が、同一リング間プロテクションドメインに属する隣接リングノードR2とKeep Alive信号の交換を行い、ある所定の時間内に前記Keep Alive信号を受信しない場合に前記Keep Alive信号の送信元のリングノードR2障害と認識し、
    同一リング間プロテクションドメインに属するリングノードR2に障害通知を行い、
    前記障害を認識したリングノードと障害通知を受信したリングノードがTTL 抽出値X の設定を行うことを特徴とする請求項16記載のマルチリング制御方法。
  25. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とUNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるリングノードR1であって、
    インナーリングあるいはアウターリングから転送され、送信元リングアドレスと自ノードアドレスとが一致し、かつ、送信リングIDと受信リングが一致するNNI パケットを廃棄するアドレス比較器と、
    前記アドレス比較器から転送され、パケット属性が障害情報通知である条件1 に合致するNNI パケットと、パケット属性がデータかつ送信先リングノードアドレスが自リングアドレスのみと一致する条件2 に合致するNNI パケットと、パケット属性がデータかつ送信先リングノードアドレスが自リングアドレス含む複数のリングノードアドレスを示す条件3 に合致するNNI パケットを所望のポートに出力し、前記条件1 と条件2 に合致しないNNI パケット並びに条件3 に合致するNNI パケットを複製したNNI パケットのTTL 値を1 減算した結果TTL 値が0 となるNNI パケットを廃棄し、TTL 値が0 以外となるNNI パケットを所望のポートに出力するフォワーディング回路と、
    入力されたUNI パケットを転送先リングノードにNNI パケットに変換して出力し、入力されたNNI パケットをUNI パケットに変換して出力するフレーム変換回路と、
    前記フレーム変換回路から送信され、指定されたフローIDと送信先リングノードアドレスに応じて前記NNI パケットのTTL 値を指定された値に更新するTTL 設定回路と、
    前記フォワーディング回路と、前記TTL 設定回路とから入力されるNNI パケットを所望の前記フレーム変換回路あるいは所望のポートに転送するパケットスイッチと、
    前記フォワーディング回路から前記条件1 と条件2 に合致せず、条件3 に合致し複製されて転送され、TTL 値が0 以外となるNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記フォワーディング回路から前記条件1 に合致するNNI パケットを受信し、自リングノードの接リンクで障害が発生していれば、前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードを障害検出リングノードとする障害情報を含むNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送し、受信したNNI パケットに障害情報が含まれているNNI パケットを所望の出力ポートに転送するとともに障害検出リングノード情報を通知するリングノードプロテクション回路と、
    前記パケットスイッチと、プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路から転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングに転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路から通知された障害検出リングノード情報から障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットのTTL 値を初期値A にホップ数h を合算した値とし、前記障害リングノードを経由して他の2 ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とすることを前記TTL 更新回路に通知するTTL 管理回路とから構成されることを特徴とするリングノードR1。
  26. 請求項25記載のマルチ2ファイバリング網において、
    インナーリングあるいはアウターリングから転送され、送信元リングアドレスと自ノードアドレスとが一致し、かつ、送信リングIDと受信リングが一致するNNI パケットを廃棄するアドレス比較器と、
    前記アドレス比較器から転送され、パケット属性が障害情報通知である条件1 に合致するNNI パケットと、パケット属性がデータかつ送信先リングノードアドレスが自リングアドレスのみと一致する条件2 に合致するNNI パケットと、パケット属性がデータかつ送信先リングノードアドレスが自リングアドレス含む複数のリングノードアドレスを示す条件3 に合致するNNI パケットを所望のポートに出力し、前記条件1 と条件2 に合致しないNNI パケット並びに条件3 に合致するNNI パケットを複製したNNI パケットのTTL 値を1 減算した結果TTL 値が0 となるNNI パケットを廃棄し、TTL 値が0 以外となるNNI パケットを所望のポートに出力するフォワーディング回路と、
    入力されたUNI パケットを転送先リングノードにNNI パケットに変換して出力し、入力されたNNI パケットをUNI パケットに変換して出力するフレーム変換回路と、
    前記フレーム変換回路から送信され、指定されたフローIDと送信先リングノードアドレスに応じて前記NNI パケットのTTL 値を指定された値に更新するTTL 設定回路と、
    前記ホップカウンタと、前記TTL 設定回路とから入力されるNNI パケットを所望の前記フレーム変換回路あるいは所望のポートに転送するパケットスイッチと、
    前記フォワーディング回路から転送され、前記条件1 、条件2 、条件3 に合致するNNI パケットのTTL 値を参照し、予め2ファイバリングで決められたTTL 初期値との差分から前記NNI パケットの2ファイバリング内のホップ数h1を割り出すホップカウンタと、
    前記フォワーディング回路から転送される前記条件1 と条件2 に合致しないNNI パケットと条件3 に合致してコピーされたNNI パケットでかつTTL 値が0 以外となるNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記フォワーディング回路から前記条件1 に合致するNNI パケットを受信し、自リングノードの接リンクで障害が発生していれば、前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードを障害検出リングノードとする障害情報を含むNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送し、受信したNNI パケットに障害情報が含まれているNNI パケットを所望の出力ポートに転送するとともに障害検出リングノード情報を通知するリングノードプロテクション回路と、
    前記パケットスイッチと、プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路から転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングに転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路から通知された障害検出リングノード情報から障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、前記ホップカウンタから通知されるフローIDあるいは送信元リングノードアドレスと2ファイバリング内のホップ数h1の関係から、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットを特定し、
    前記特定したNNI パケットのTTL 値を初期値A にホップ数h を合算した値とし、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とすることを前記TTL 更新回路に通知するTTL 管理回路とから構成されることを特徴とするリングノードR1。
  27. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とUNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるリングノードR2であって、
    インナーリングあるいはアウターリングから入力されるNNI パケットの送信先リングノードアドレスとフローIDの両方あるいは片方と、パケット属性を参照し、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、
    同一2ファイバリングに転送すべきでかつTTL 値を1 減算した結果が0 以外のNNI パケットに分離し、それぞれのNNI パケットを所望の出力ポートに転送し、同一2ファイバリングに転送すべきNNI パケットのTTL 減算結果が0 であるNNI パケットを廃棄するブリッジ判定回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるTTL 減算処理されたNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記ブリッジ判定回路から転送され、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットを受信し、属する2ファイバリングの障害情報を把握し、自リングノードの接リンクに障害があれば前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードの接リンク以外の障害であれば障害情報通知内の障害検出リングノード情報を保持して、リング内障害情報のNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送するリングノードプロテクション回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるパケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、を所望の出力ポートに転送するリングブリッジと、
    前記リングブリッジから転送されるNNI パケットフローID単位あるいは送信先リングノードアドレス単位あるいはフローIDと送信先リングノードアドレスと送信元リングノードアドレスの組み合わせからなる単位に前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 更新回路と、
    前記プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路と、リングブリッジとから転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングへ転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路の障害検出リングノード情報を参照して障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットを特定し、
    前記特定したNNI パケットのTTL 値をTTL 値Y とし、
    前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とし、
    送信リングIDと受信したリングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たし前記リングブリッジに転送されたNNI パケットのTTL 値をTTL 値Z とすることを前記TTL 更新回路に通知し、
    前記ブリッジ判定回路にTTL 抽出値X を通知するTTL 管理回路と、
    から構成されることを特徴とするリングノードR2。
  28. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とUNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるリングノードR2であって、
    インナーリングあるいはアウターリングから入力されるNNI パケットの送信先リングノードアドレスとフローIDの両方あるいは片方と、パケット属性を参照し、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、
    同一2ファイバリングに転送すべきでかつTTL 値を1 減算した結果が0 以外のNNI パケットに分離し、それぞれのNNI パケットを所望の出力ポートに転送し、同一2ファイバリングに転送すべきNNI パケットのTTL 減算結果が0 であるNNI パケットを廃棄するブリッジ判定回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるTTL 減算処理されたNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記ブリッジ判定回路から転送され、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットを受信し、属する2ファイバリングの障害情報を把握し、自リングノードの接リンクに障害があれば前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードの接リンク以外の障害であれば障害情報通知内の障害検出リングノード情報を保持して、リング内障害情報のNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送するリングノードプロテクション回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるパケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、を受信し、予め2ファイバリングで決められたTTL 初期値A との差分から前記NNI パケットの2ファイバリング内のホップ数h1を割り出すホップカウンタと、
    前記ホップカウンタからのNNI パケットを所望の出力ポートに転送するリングブリッジと、
    前記リングブリッジから転送されるNNI パケットフローID単位あるいは送信先リングノードアドレス単位あるいはフローIDと送信先リングノードアドレスと送信元リングノードアドレスの組み合わせからなる単位に前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 更新回路と、
    前記プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路と、リングブリッジとから転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングへ転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路の障害検出リングノード情報を参照して障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、
    前記ホップカウンタから通知されるフローIDあるいは送信元リングノードアドレスと2ファイバリング内のホップ数h1の関係から、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットを特定し、
    前記特定したNNI パケットのTTL 値をTTL 値Y とし、
    前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とし、
    送信リングIDと受信したリングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たして前記リングブリッジに転送され、ブリッジ先2ファイバリング上に前記障害リングノードR2がない場合にはNNI パケットのTTL 値をTTL 値Z1とし、
    ブリッジ先2ファイバリング上に障害リングノードR2がある場合には前記NNI パケットのTTL 値をTTL 値Z2とすること前記TTL 更新回路に通知し、
    前記ブリッジ判定回路にTTL 抽出値X を通知するTTL 管理回路と、
    から構成されることを特徴とするリングノードR2。
  29. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とUNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるリングノードR2であって、
    インナーリングあるいはアウターリングから入力されるNNI パケットの送信先リングノードアドレスとフローIDの両方あるいは片方とパケット属性を参照し、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がリング間障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、 同一2ファイバリングに転送すべきでかつTTL 値を1 減算した結果が0 以外のNNI パケットに分離し、それぞれのNNI パケットを所望の出力ポートに転送し、同一2ファイバリングに転送すべきNNI パケットのTTL 減算結果が0 であるNNI パケットを廃棄するブリッジ判定回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるTTL 減算処理されたNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記ブリッジ判定回路から転送され、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットを受信し、属する2ファイバリングの障害情報を把握し、自リングノードの接リンクに障害があれば前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードの接リンク以外の障害であれば障害情報通知内の障害検出リングノード情報を保持して、リング内障害情報のNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送するリングノードプロテクション回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送される、パケット属性がリング間障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、前記NNI パケットを所望の出力ポートに転送するリングブリッジと、
    前記リングブリッジから転送されるパケット属性がリング間障害情報通知であるNNI パケットを受信し、リング間障害情報によって通知される障害情報あるいは同一リングプロテクションドメイン上の隣接リングノードR2の障害を検出した場合に、前記同一リングプロテクションドメイン上の隣接リングノードR2に通知するリング間プロテクション回路と、
    前記リングブリッジから転送されるNNI パケットフローID単位あるいは送信先リングノードアドレス単位あるいはフローIDと送信先リングノードアドレスと送信元リングノードアドレスの組み合わせからなる単位に前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 更新回路と、
    前記プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路と、リングブリッジとから転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングへ転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路の障害検出リングノード情報を参照して障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、
    前記ホップカウンタから通知されるフローIDあるいは送信元リングノードアドレスと2ファイバリング内のホップ数h1の関係から、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットを特定し、
    前記特定したNNI パケットのTTL 値をTTL 値Y とし、
    前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とし、
    送信リングIDと受信したリングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たして前記リングブリッジに転送され、ブリッジ先2ファイバリング上に前記障害リングノードR2がない場合にはNNI パケットのTTL 値をTTL 値Z1とし、
    ブリッジ先2ファイバリング上に障害リングノードR2がある場合には前記NNI パケットのTTL 値をTTL 値Z2とすること前記TTL 更新回路に通知し、
    前記ブリッジ判定回路にTTL 抽出値X を通知するTTL 管理回路とから構成されることを特徴とするリングノードR2。
  30. 送信元リングノードアドレスと送信先リングノードアドレスとTTL 領域とデータ格納領域を有するNNI パケットあるいは前記NNI パケットの構成に加えてパケット属性領域とフローID領域と送信リングIDを有するNNI パケットを転送し、
    NNI パケット転送方向が相異なるインナーリングとアウターリングの2ファイバリングを介して接続され、
    前記インナーリングあるいはアウターリングを用いて前記NNI パケットを送受信するとともにトリビュタリポートを介して端末とUNI パケットの送受信を行うリングノードR1で構成された2ファイバリング網がリング間をブリッジするリングノードR2で複数接続されたマルチ2ファイバリング網におけるリングノードR2であって、
    インナーリングあるいはアウターリングから入力されるNNI パケットの送信先リングノードアドレスとフローIDの両方あるいは片方とパケット属性を参照し、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がリング間障害情報通知であるNNI パケットと、パケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、 同一2ファイバリングに転送すべきでかつTTL 値を1 減算した結果が0 以外のNNI パケットに分離し、それぞれのNNI パケットを所望の出力ポートに転送し、同一2ファイバリングに転送すべきNNI パケットのTTL 減算結果が0 であるNNI パケットを廃棄するブリッジ判定回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるTTL 減算処理されたNNI パケットをパスモードでは透過させ、ラップモードでは折り返すプロテクションスイッチと、
    前記ブリッジ判定回路から転送され、パケット属性がリング内障害情報通知であるNNI パケットを受信し、属する2ファイバリングの障害情報を把握し、自リングノードの接リンクに障害があれば前記プロテクションスイッチをラップモードに切り替え、自リングノードの接リンク以外の障害であれば障害情報通知内の障害検出リングノード情報を保持して、リング内障害情報のNNI パケットを生成して所望の出力ポートに転送するリングノードプロテクション回路と、
    前記ブリッジ判定回路から転送されるパケット属性がデータでありかつ異なる2ファイバリングに転送すべきNNI パケットと、送信リングIDと受信リングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たすNNI パケットと、を受信し、予め2ファイバリングで決められたTTL 初期値A との差分から前記NNI パケットの2ファイバリング内のホップ数h1を割り出すホップカウンタと、
    前記ホップカウンタからの前記NNI パケットを所望の出力ポートに転送するリングブリッジと、
    前記リングブリッジから転送されるパケット属性がリング間障害情報通知であるNNI パケットを受信し、リング間障害情報によって通知される障害情報あるいは同一リングプロテクションドメイン上の隣接リングノードR2の障害を検出した場合に、前記同一リングプロテクションドメイン上の隣接リングノードR2に通知するリング間プロテクション回路と、
    前記リングブリッジから転送されるNNI パケットフローID単位あるいは送信先リングノードアドレス単位あるいはフローIDと送信先リングノードアドレスと送信元リングノードアドレスの組み合わせからなる単位に前記NNI パケットのTTL 値を更新するTTL 更新回路と、
    前記プロテクションスイッチと、リングノードプロテクション回路と、リングブリッジとから転送されるNNI パケットを多重してインナーリングあるいはアウターリングへ転送する多重化回路と、
    前記リングノードプロテクション回路の障害検出リングノード情報を参照して障害地点を特定し、前記障害地点がリング間をブリッジするリングノードであれば、前記障害リングノードとのホップ数h を把握し、
    前記ホップカウンタから通知されるフローIDあるいは送信元リングノードアドレスと2ファイバリング内のホップ数h1の関係から、前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されるNNI パケットを特定し、
    前記特定したNNI パケットのTTL 値をTTL 値Y とし、
    前記障害リングノードを経由して他の2ファイバリングに転送されないNNI パケットのTTL 値を初期値A とし、
    送信リングIDと受信したリングとの関係とTTL 値とTTL 抽出値X との関係がある条件を満たして前記リングブリッジに転送され、ブリッジ先2ファイバリング上に前記障害リングノードR2がない場合には
    NNI パケットのTTL 値をTTL 値Z1とし、
    ブリッジ先2ファイバリング上に障害リングノードR2がある場合には前記NNI パケットのTTL 値をTTL 値Z2とすること前記TTL 更新回路に通知し、
    前記ブリッジ判定回路にTTL 抽出値X を通知するTTL 管理回路とから構成されることを特徴とするリングノードR2。
  31. 前記TTL 値Y は、転送先の2ファイバリングで予め決められたTTL 初期値A に前記障害リングノードR2までのホップ数h と固定値i を加算した値とすることを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
  32. 前記TTL 値Z1は、ブリッジ先の2ファイバリングに固有の初期値A に同一リング間プロテクションドメインにあり、転送先となる隣接リングノードR2とのホップ数Bdに固定値k を加算した値とすることを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
  33. 前記TTL 値Z2は、ブリッジ先の2ファイバリングに固有の初期値A と同一であることを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
  34. 前記リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上の隣接リングノードR2である場合、
    前記2ファイバリングで共通のTTL 初期値A 、固定値i 、前記2ファイバリング上のリングノードR1とR2の総数nとした場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが同一であり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+2) を満たす、
    あるいは、送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、
    前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i-n-4) を満たすことを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
  35. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上に存在するが、隣接しないリングノードR2である場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが同一であり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+BD+1)を満たすことを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
  36. リングノードR2が、前記障害リングノードR2と同一リング間プロテクションドメインに属し、かつ、前記障害リングノードR2と隣接リングノードであり、かつ、前記障害リングノードR2と同一2ファイバリング上に存在するが、隣接しないリングノードR2である場合、
    前記抽出条件は、受信したNNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(n-BD+2)を満たす、
    あるいは、前記NNI パケットの送信リングIDと受信したリングのIDが異なり、かつ、
    前記NNI パケットのTTL 値が、TTL 抽出値X=(A+i+1)-(BD-2) を満たすことを特徴とする請求項27から30いずれか記載のリングノードR2。
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