JP3931009B2 - Roofing tarpaulin - Google Patents

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JP3931009B2 JP34841699A JP34841699A JP3931009B2 JP 3931009 B2 JP3931009 B2 JP 3931009B2 JP 34841699 A JP34841699 A JP 34841699A JP 34841699 A JP34841699 A JP 34841699A JP 3931009 B2 JP3931009 B2 JP 3931009B2
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真一 溝口
昌也 世良
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば鉄筋コンクリート(RC)、軽量気泡コンクリート(ALC)の家屋や、ビル等における片流れや両流れ屋根等の勾配屋根に適用される屋根葺き用防水シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビルや家屋における勾配屋根を形成する場合、屋根下地の上に、耐水層として下地葺を施工し、その上から所定の固定治具を用いて、粘度瓦、セメント瓦、ガラス瓦、金属瓦等の瓦や、カラーベスト、コロニアル等の屋根用パネルを施工するのが一般的であるが、瓦やパネル等を用いる屋根構造では、耐風性、防水性、施工作業性等の面で、必ずしも十分に満足できるというものではない。
【0003】
そこで、近年において、軟質合成樹脂や合成ゴム等からなる防水シートを、屋根下地上に接着剤等で固定するとともに、隣合う防水シートの端縁同士を接合固定して、屋根を形成するようにしたシート葺きの屋根が提案されている。
【0004】
このシート葺き屋根においては、瓦やパネル等と比べて大きい面積の防水シートを用いることができるので、防水シート一枚あたりの施工面積が大きく、一度に施工できる面積が大きくなり、施工作業性の改善を図ることができるとともに、隣合う防水シートの端縁同士を確実に接合固定できるため、耐風性及び防水性の向上も図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の屋根葺き用防水シートは、厚みがせいぜい1〜2mm程度であり、平面的で立体感に乏しく、良好な美観を得ることができず、特に勾配付きの屋根に、好んで使用されていないというのが現状である。
【0006】
なお、防水シートの肉厚を厚くすれば、その重ね合わせ部分で立体感を付与できて、良好な美観を得ることができるが、肉厚の厚い防水シートは、剛性が高過ぎて、十分な柔軟性を得ることができず、防水シートを屋根下地に十分に馴染ませることが困難であり、施工作業性を低下させるとともに、シート厚みが厚い分、材料費が高騰して、コストも増大してしまい、実用的ではない。
【0007】
また、従来の屋根葺き用防水シートにおいては、過酷な状況下で、耐用年数を大きく超えるような期間にわたって長期使用すると、内部歪み等の経年劣化により、亀裂や破断等の不具合が発生して、防水性が損なわれる恐れがあり、なお一層の耐久性の向上が求められている。更に亀裂や破断が一旦発生してしまうと、その亀裂等が早期に広範囲に広がっていき、漏水等の被害を拡大させてしまうという問題もあった。
【0008】
また、長期使用による経年劣化により、防水シートが面方向に変形することがあり、シート表面に施された意匠模様等が、いびつに変形して、美観を低下させる恐れも懸念されるところであった。
【0009】
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、コストの削減を図りながら、簡単に施工でき、十分な防水性及び耐風性を得ることができるとともに、良好な美観を長期維持でき、しかも耐久性を一段と向上できる上、たとえ亀裂や破断等の不具合が発生したとしても、その不具合による被害を最小限に抑えることができる屋根葺き用防水シートを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、勾配を有する屋根下地上に敷設されて屋根が形成されるようにした屋根葺き用防水シートであって、防水性を有する軟質高分子材料からなるシート本体と、前記シート本体に、その表面に沿って筋状に伸びる態様に一体形成され、高さ1.0〜20mm、幅1.0〜50mmの筋状突起とを備えるものを要旨としている。
【0011】
この発明の屋根葺き用防水シートは、そのシート本体が、軟質合成樹脂や合成ゴム等の防水性を有する軟質高分子材料からなるものであるため、屋根瓦や屋根用パネル等と比べて、大きい面積のものを用いることができるので、シート一枚あたりの施工面積が大きく、一度に施工できる面積が大きくなり、施工作業性を向上させることができる。更に本発明の屋根葺き用防水シートにおいては、シート自体に十分な防水性を有しているため、屋根下地に、格別な防水処理を施す必要がなく、その分、作業工数を削減でき、より一層施工作業性を向上させることができる。
【0012】
また本発明において、敷設された防水シートにおいては、隣合う防水シートの端縁同士を、溶剤溶着、熱風融着、接着剤等により確実に接合できるため、十分な防水性及び耐風性を得ることができる。
【0013】
また本発明においては、シート本体の表面に特有構成の筋状突起を一体に形成しているため、その筋状突起形成部分の耐劣化性を向上させることができ、ひいてはシート全体における引張強度等の耐劣化性を向上させることができる。このため、長期使用時における内部歪み等の経年劣化によっても、亀裂の発生等の不具合が発生するのを有効に防止でき、一段と耐久性を向上させることができる。
【0014】
更に長期使用等により、たとえシート自体に亀裂や破断等の不具合が発生しようとも、筋状突起の部分において、亀裂等の進行を確実に停止させることができ、亀裂等が広範囲に広がるのを防止でき、亀裂による漏水等の被害を最小限にとどめることができる。
【0015】
また、シート本体の表面に筋状突起を形成するものであるため、その筋状突起の陰影等により立体感が付与されて、良好な美観を得ることができる。
【0016】
しかも、筋状突起の形成により、シート自体に適度な剛性を付与することができるので、良好な形態保持性を得ることができる。このため、経年劣化等によっても、防水シートの表面部が、いびつに変形するのを防止できるので、上記良好な美観を長期維持することができる。
【0017】
更にシート本体の肉厚を増大させる必要がないため、シート本体の厚みを薄くすることができる。このため、シート自体に十分な柔軟性を付与することができ、防水シートを屋根下地に隙間なく十分に馴染ませることができ、なお一層施工作業性を向上させることができる。しかも、シート厚みが薄い分、材料費を節約できるので、コストの削減を図ることができる。
【0018】
以下、本発明の構成を、図面を用いて更に詳細に説明する。
【0019】
図1ないし図4に示すように、本発明の屋根葺き用防水シート(10)は、勾配を有する屋根下地(2)上に敷設して、シート葺き屋根(1)を形成するものである。
【0020】
本発明の防水シート(10)は、防水性を有する軟質高分子材料、例えば軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等の軟質熱可塑性合成樹脂の他、合成ゴム等により構成されており、単独の材料で形成するようにしても、1種以上の複数の材料を積層状態にして形成するようにしても良い。中でも特に、熱可塑性樹脂からなるものは、押出成形等を利用することにより製造を容易に行えるので、好適に採用することができる。
【0021】
本発明の防水シート(10)は、シート本体(20)と、そのシート本体(20)の表面に一体に形成された筋状突起(30)とを備えるものである。
【0022】
シート本体(20)としては、厚み(T)が1〜4mm、好ましくは下限値が1.5mm以上、上限値が3mm以下のものを使用するのが良い。すなわち、厚過ぎるものでは、剛性が高くなり過ぎて、十分な柔軟性が得られず、作業性の低下を来す恐れがある。逆に薄過ぎるものでは、適度な剛性及び強度を確保することができず、亀裂や破断が早期に発生する恐れがある。
【0023】
更にシート本体(20)の幅(W)は、300〜2500mm、好ましくは下限値が1000mm以上、上限値が2000以下に調整するのが良い。すなわち、このシート幅(W)が小さ過ぎる場合、シート一枚当たりの施工面積が狭くなり、シート施工枚数が増大して、作業性の低下を来す恐れがある。逆にシート幅(W)が大き過ぎる場合には、持ち運びや、敷設時の巻出し作業等の取り扱いが困難になって、作業性の低下を来す恐れがある。
【0024】
また、シート本体(20)には、その厚さ方向中間に、繊維からなる補強層(25)を介在させるのが好ましい。すなわち繊維補強層(25)を介在させることにより、シート本体(20)の剛性や強度を効率良く向上させることができ、良好な形態安定性を得ることができるとともに、亀裂や破断等の発生も、より確実に防止することができる。
【0025】
この繊維補強層(25)としては、ガラス繊維等の無機繊維や、ポリエステル繊維等の有機合成繊維からなるものを好適に用いることができる。更に繊維補強層(25)の設置高さ(H)は、シート本体の厚みを「T」としたとき、シート裏面側から0.2T〜0.5Tに設定するのが好ましく、具体的には、0.2〜2.0mmに設定するのが好ましい。
【0026】
本発明において、筋状突起(30)は、シート本体(20)の表面からの高さ(t)を1〜20mmに設定する必要があり、好ましくは下限値を1.5mm以上、上限値を6mm以下に設定するのが良い。更に筋状突起(30)の幅(w)は、1〜50mmに設定する必要があり、好ましくは下限値を5mm以上、上限値を10mm以下に設定するのが良い。すなわちこの突起高さ(t)が低過ぎたり、突起幅(w)が小さ過ぎたりする場合には、筋状突起(30)の存在感がなくなり、防水シート(10)に立体感を付与できず、良好な美観が得られないばかりか、適度な強度や剛性を付与することができないので、好ましくない。逆に、突起高さ(t)が高過ぎたり、幅(w)が大き過ぎたりする場合には、剛性が高くなり過ぎて、十分な柔軟性が得られず、施工作業性の低下を来すとともに、製造も困難になり、コストの増大を来すので、好ましくない。
【0027】
本発明において、筋状突起(30)は、シート長さ方向(母屋方向X)に沿って連続するような直線状に形成し、かつシート幅方向(勾配方向Y)に沿って所定の間隔おきに複数並列に形成するのが好ましい。すなわちこの構成を採用する場合、屋根葺き材として、良好な意匠性を付与することができるとともに、シート全体に適度な強度及び剛性をバラス良く付与することができる。なお、この構成を採用する場合、隣合う筋状突起間の間隔(P)は、100〜1000mm、より好ましくは下限値を300mm以上、上限値を600mm以下に設定するのが良い。すなわち、突起間隔(P)が狭過ぎる場合には、強度や剛性が高くなり過ぎて、施工が困難になるばかりか、製造も困難になる恐れがある。逆に突起間隔(P)が広過ぎる場合には、良好な意匠性や、適度な強度及び剛性を得ることができなくなる恐れがある。
【0028】
なお、本発明においては、図5に示すように、筋状突起(30)をシート長さ方向(X)に沿って断続的に形成したり、図6に示すように、シート幅方向(Y)に隣合う筋状突起(30)を、シート長さ方向(X)にずらせるように段違い状に形成しても良い。更には筋状突起(30)を、シート幅方向(Y)に沿って形成したり、あるいはシート長さ方向(X)に対し斜め方向に形成するようにしても良い。
【0029】
また本発明においては、図7に示すように、筋状突起(30)を、長さ方向(X)及び幅方向(Y)にそれぞれ並列状に形成して、升目状に配置するようにしても良い。このように筋状突起(30)を升目状に配置する場合には、内部応力や亀裂等の不具合が生じた際に、升目状の筋状突起(30)で形成される一つの枠内で、亀裂等の進行を確実にくい止めることができる。
【0030】
また本発明においては、筋状突起(30)は、シート本体表面(21)に沿って必ずしも直線状に伸びるように形成する必要はなく、例えば波状等、蛇行状に伸びるように形成しても良い。
【0031】
本発明において、筋状突起(30)は、エッジのある多角形状に形成するのが良い。すなわち、エッジ部分(35)が、視覚的に強調されて、良好な立体感を得ることができる。更に多角形状の中でも特に、四角形状に形成する場合には、エッジ部分(35)(35)の強調度合と、突起外表面の強調度合との間のバランスが良くなり、より一層良好な立体感を付与することができる。
【0032】
もっとも、本発明は、筋状突起(30)の断面形状は、特に限定されるものではなく、上記の多角形状以外に、例えば半円形や、円形と多角形とを組み合わせた形状等に形成するようにしても良い。
【0033】
また本発明において、筋状突起(30)の断面形状を四角形に形成する場合、筋状突起(30)における勾配方向(Y)の下側(軒先側)の側面(31)を、シート本体(20)の表面(21)に対し略直角に立ち上がるように形成するのが良い。すなわち、この構成においては、筋状突起(30)の軒側面(31)とシート本体表面(21)との間に、暗い陰影部を形成することができるので、その陰影部により、筋状突起(30)の高さがより強調されて、一段と優れた立体感を付与することができる。
【0034】
更に本発明においては、筋状突起軒側面(31)とシート本体表面(21)との間の入隅部(31a)にアール(R)を付けて円弧状に形成することにより、その入隅部(31a)に経年変化等による応力が集中するのを防止でき、シート劣化を有効に防止でき、より一層耐久性を向上させることができる。
【0035】
また本発明においては、筋状突起(30)における勾配方向(Y)の上側(棟側)の側面(32)を、軒先側に傾倒させるように形成し、その側面(32)におけるシート本体表面(21)に対する傾斜角度(θ)を直角よりも小さく設定するのが良い。すなわち、この構成を採用する場合、筋状突起棟側面(32)にゴミや塵、更には雨水等が貯まり難くなり、シート表面の状態を良好に保つことができる。
【0036】
具体的には、筋状突起棟側面(32)のシート本体表面(21)に対する傾斜角度(θ)を、30〜70°程度に設定するのが良い。すなわち、この角度(θ)が小さ過ぎると、シート本体表面(21)と筋状突起(30)との境界が不明瞭となり、筋状突起(30)の存在感を十分に付与できず、良好な美観を得ることができない恐れがある。逆に傾斜角度(θ)が大き過ぎると、筋状突起棟側面(32)にゴミや塵等が貯まり易くなる。
【0037】
本発明において、筋状突起(30)は、シート本体(20)における軒先側の端縁に対応する位置に形成するのが好ましい。すなわちこの構成を採用する場合、シートの端縁部の重ね合わせた部分において、下側に位置するシートの厚みによって、より一層良好な立体感を付与することができる。
【0038】
また本発明においては、シート本体表面(21)には、多数の凹凸部による凹凸模様(26)を形成して、美観をより一層向上させるのが好ましい。なお、隣合う防水シートの端縁部同士は溶着ないしは接着により接合されるので、シート本体表面に凹凸模様を形成する場合は、重ね合わされて接合される部分の下側のシートの端縁部表面を、隣合う防水シートの端縁部との接合強度を十分に確保するために、平滑面に形成しておくのが望ましい。
【0039】
更に必要に応じて、シート本体表面(21)には、色彩模様を付与しても良い。
【0040】
本発明の屋根葺き用防水シート(10)は、例えば押出成形等を用いて容易に製造することができる。このとき、筋状突起(30)をシート長さ方向(母屋方向X)に沿って形成する場合には、押出成形と同時に筋状突起(30)を形成することができ、より一層効率良く製造することができる。
【0041】
またシート表面に凹凸模様(26)を形成したり、シート幅方向(Y)に沿って筋状突起を形成する場合には、押出成形時に、押出シート(防水シート)表面に型付きロールを圧接して、凹凸模様等を形成したり、あるいは成形後に防水シート表面に、例えばホットプレス成形法を用いて凹凸模様等を形成することができる。なお本発明においては、言うまでもなく、防水シート(10)の成形方法や、凹凸模様等の成形方法は、上記の方法に限定されるものではない。
【0042】
本発明の屋根葺き用防水シート(10)を施工する場合には、屋根下地(2)上に樹脂被覆鋼板製等の固定ディスク(5)を、適当な間隔おきに、固定釘等により固定して、防水シート(10)を屋根下地(2)上に敷設して、その防水シート(10)の所要部分を、固定ディスク(5)に溶剤溶着や熱風融着処理により接合固定する、いわゆる絶縁工法や、防水シート(10)の裏面側のほぼ全面を、接着剤を介して屋根下地(2)に接着固定する、いわゆる接着工法等を好適に採用することができる。
【0043】
またこうして複数の防水シート(10)を並列状に敷設施工する際に、隣合う防水シートの端縁部同士は、溶融着ないしは接着して接合するものであるが、この接合時に、隣合う防水シートの端縁部同士を、重ね合わせて接合することにより、その重ね合わせ部分により段差を形成できて、一段と良好な立体感及び美観を得ることができるとともに、防水性も一段と向上させることができる。
【0044】
なお上記の説明においては、本発明の防水シートを、両流れ屋根に適用する場合について説明しているが、本発明は、片流れ屋根等の勾配屋根にも適用することができる。
【0045】
【実施例】
以下、本発明の実施例、及びその効果を導出するための比較例について説明する。
【0046】
【表1】

Figure 0003931009
【0047】
<実施例1>
軟質ポリ塩化ビニル樹脂を成形材料として、押出成形を行い、厚み2mm、幅1m、長さ10mの屋根葺き用防水シートを製造した。なお、この押出成形時においては、防水シートの表面に、上表1に示すように、シート表面に、高さ1mm、幅8mmの筋状突起を、シート長さ方向に沿って連続的に、かつシート幅方向に450mmの間隔(ピッチ)で形成した。
【0048】
<実施例2〜7>
上表1に示すように、上記と同様な方法を用いて、以下の構成の屋根葺き用防水シートを作製した。
【0049】
シート表面に、高さ4mm、幅8mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例2とした。
【0050】
シート表面に、高さ14mm、幅8mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例3とした。
【0051】
シート表面に、高さ4mm、幅3mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例4とした。
【0052】
シート表面に、高さ4mm、幅40mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例5とした。
【0053】
シート表面に、高さ4mm、幅8mmの筋状突起が、100mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例6とした。
【0054】
シート表面に、高さ4mm、幅8mmの筋状突起が、800mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例7とした。
【0055】
シート表面に、高さ4mm、幅8mmの筋状突起が、50mmピッチで形成された防水シートを作製し、実施例8とした。
【0056】
【表2】
Figure 0003931009
【0057】
<比較例1〜5>
上表2に示すように、上記と同様な方法を用いて、シート表面に、突起等がなくが平坦な防水シートを作製し、比較例1とした。
【0058】
シート表面に、高さ25mm、幅8mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、比較例2とした。
【0059】
シート表面に、高さ4mm、幅60mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、比較例3とした。
【0060】
シート表面に、高さ0.5mm、幅8mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、比較例4とした。
【0061】
シート表面に、高さ4mm、幅0.5mmの筋状突起が、450mmピッチで形成された防水シートを作製し、比較例5とした。
【0062】
<評価>
上記のように得られた各防水シートに対し、外観、生産性、施工性(施工作業性)、及び劣化時不具合(亀裂)の広がり抑制について評価した。
【0063】
このとき、外観については、シート施工後に、目視により観察して、筋状突起により意匠的に良好な立体感が得られたものを「○」、多少立体感は認められるが、遠くから見ると見劣りするものを「△」、立体感が認められないものを「×」として評価した。
【0064】
生産性については、通常の製造方法で安定して生産することができ、十分な品質の製品が得られたものを「○」、安定して生産することは困難であったが、まずまずの品質の製品が得られたものを「△」、安定して生産することはできず、品質も劣悪であったものを「×」として評価した。
【0065】
施工性については、適度な柔軟性があり、屋根下地にうまく馴染ませることができて、容易に施工することができたものを「○」、多少柔軟性には劣るものの、実使用上問題のない程度に、屋根下地に馴染ませて施工することができたものを「△」、屋根下地にうまく馴染ませることができず、施工が困難であったものを「×」として評価した。
【0066】
劣化時不具合の広がり抑制については、亀裂等の不具合が発生した際に、不具合の進行を最小限の範囲内で確実にくい止めることができたものを「○」、実施用上、支障ない程度に小さい範囲内でくい止めることができたものを「△」、不具合の進行を小さい範囲内でくい止めることができなかったものを「×」として評価した。
【0067】
またこれらの各評価を基に、各防水シートを総合的に評価(総合評価)し、実用製品として、非常に優れていると言えるものを「◎」、優れていると言えるものを「○」、良好であると言えるものを「△」、不良であるとしか言えないものを「×」とした。
【0068】
これらの各評価を、上表1、2に併せて示す。この評価結果から明らかなように、本発明に関連した実施例1〜8のものは、屋根葺き用防水シートとして、優れた製品であると判断できる。
【0069】
これに対し、本発明の要旨を逸脱する比較例1〜5のものは、屋根葺き用防水シートとして何らかの不具合があった。例えば比較例1のように、筋状突起がないものでは、立体感が得られず、良好な美観を得ることができないばかりか、亀裂の広がりを十分に抑えることはできなかった。更に比較例4、5のように、たとえ筋状突起が形成された防水シートであっても、突起高さや幅が小さ過ぎるものでは、立体感が得られず、良好な美観を得ることができず、亀裂の広がりも突起によって十分に抑えることはできなかった。また、比較例2、3のように、筋状突起が大き過ぎるものでは、柔軟性がなく、屋根下地に馴染ませるのが困難で、良好な施工性を得ることができず、更に生産性については、成形時に突起先端まで樹脂が十分に充填されず、良好な生産性を得ることはできなかった。
【0070】
なお、実施例1の防水シートでは、突起高さを少し低めに形成しているが、実施用上、支障のない程度に亀裂の広がりを抑制することができた。更に実施例8の防水シートにおいては、実施例1〜7に比べて、突起間隔が少し狭くて、わずかながら柔軟性に難があったが、良好な仕上がりで施工することができた。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、この発明の屋根葺き用防水シートによれば、コストの削減を図りながら、簡単に施工でき、更に十分な防水性及び耐風性を得ることができるとともに、良好な美観を長期維持でき、しかも耐久性を一段と向上できる上、たとえ亀裂や破断等の不具合が発生したとしても、その不具合による被害を最小限に抑えることができるという効果がある。
【0072】
本発明において、所定の配置に筋状突起を形成する場合には、上記の効果をより確実に得ることができるという利点がある。
【0073】
本発明において、シート材料として軟質合成樹脂を用いる場合には、押出成形等を用いて、より簡単に製造することができるという利点がある。
【0074】
本発明において、シート本体に繊維補強層を介在させる場合には、剛性及び強度を向上させることができるという利点がある。
【0075】
本発明において、シート表面に多数の凹凸部(凹凸模様)を形成する場合には、より良好な美観を得ることができるという利点がある。
【0076】
本発明において、特有形状の筋状突起を形成する場合には、より一層良好な美観を得るこことができる上、耐久性等もより一層向上させることができるという利点がある。
【0077】
本発明において、筋状突起を所定の間隔で形成する場合には、上記の効果をより一層確実に得ることができるという利点がある。
【0078】
本発明において、筋状突起をシート本体の軒先側端縁に配置する場合には、シート端縁部の重ね合わせた部分において、下側に位置するシートの厚みによって、より一層良好な立体感を付与することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に関連した屋根葺き防水シートが適用されたシート葺き屋根を示す斜視図である。
【図2】この発明に関連した防水シートを示す断面図である。
【図3】この発明に関連した防水シートにおける筋状突起周辺を拡大して示す断面図である。
【図4】この発明に関連した防水シートを示す平面図である。
【図5】この発明に関連した防水シートの第1変形例を示す平面図である。
【図6】この発明に関連した防水シートの第2変形例を示す平面図である。
【図7】この発明に関連した防水シートの第3変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
2…屋根下地
10…屋根葺き用防水シート
20…シート本体
21…シート表面
25…繊維補強層
26…凹凸模様
30…筋状突起
31…軒先側の側面
31a…入隅部
32…棟側の側面
h…突起高さ
w…突起幅
P…突起間隔
X…母屋方向
Y…勾配方向
θ…傾斜角度[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roofing waterproof sheet applied to, for example, a reinforced concrete (RC) or lightweight cellular concrete (ALC) house or a gradient roof such as a single-flow or double-flow roof in a building.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when forming a sloped roof in a building or house, a foundation tile is constructed as a water-resistant layer on the roof foundation, and then using a predetermined fixing jig, a clay tile, cement tile, glass tile, metal It is common to construct roof tiles such as tiles, roof panels such as color vests, colonials, etc., but roof structures using tiles, panels, etc., in terms of wind resistance, waterproofness, workability, etc. It is not always satisfactory.
[0003]
Therefore, in recent years, a waterproof sheet made of soft synthetic resin or synthetic rubber is fixed on the roof base with an adhesive or the like, and the edges of adjacent waterproof sheets are bonded and fixed to form a roof. Proposed seated roofs are proposed.
[0004]
This sheet thatched roof can use a waterproof sheet with a larger area than tiles, panels, etc., so the construction area per waterproof sheet is large, the area that can be constructed at one time is large, Improvement can be achieved, and the edges of adjacent waterproof sheets can be reliably bonded and fixed, so that wind resistance and waterproofing can be improved.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional roofing waterproof sheet has a thickness of about 1 to 2 mm at most, is flat and lacks a three-dimensional effect, cannot obtain a good aesthetic, and is preferably used particularly for a sloped roof. The current situation is not.
[0006]
In addition, if the thickness of the waterproof sheet is increased, a three-dimensional effect can be imparted at the overlapped portion and a good aesthetic appearance can be obtained, but the thick waterproof sheet is too rigid and sufficient. Flexibility cannot be obtained, and it is difficult to fully adapt the waterproof sheet to the roof base, reducing the workability of the construction and increasing the sheet thickness, resulting in increased material costs and increased costs. It is not practical.
[0007]
In addition, in the conventional roofing waterproof sheet, under severe conditions, when used for a long time over a period that greatly exceeds the service life, problems such as cracks and breakage occur due to aging deterioration such as internal strain, There is a possibility that waterproofness may be impaired, and further improvement in durability is required. Furthermore, once a crack or break occurs, there is a problem that the crack spreads in a wide area at an early stage, and damage such as water leakage is increased.
[0008]
In addition, the waterproof sheet may be deformed in the surface direction due to deterioration over time due to long-term use, and there is a concern that the design pattern and the like applied to the sheet surface may be deformed to reduce the appearance. .
[0009]
The present invention solves the above-mentioned problems of the prior art, and can be easily installed while reducing costs, and can obtain sufficient waterproofness and wind resistance, and can maintain a good aesthetic for a long time, and also has durability. It is an object of the present invention to provide a roofing waterproof sheet capable of minimizing damage caused by defects even if defects such as cracks and breaks occur.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is a roofing waterproof sheet laid on a roof base having a slope to form a roof, and is a sheet body made of a soft polymer material having waterproof properties. And the sheet body is integrally formed in a form extending in a streak shape along the surface thereof, and includes a streak protrusion having a height of 1.0 to 20 mm and a width of 1.0 to 50 mm.
[0011]
The roofing waterproof sheet of the present invention has a sheet body made of a soft polymer material having waterproof properties such as a soft synthetic resin or a synthetic rubber, and is therefore larger than a roof tile or a roof panel. Since the thing of an area can be used, the construction area per sheet | seat is large, the area which can be constructed at once becomes large, and construction workability | operativity can be improved. Furthermore, in the waterproof sheet for roofing of the present invention, since the sheet itself has sufficient waterproofness, it is not necessary to perform a special waterproof treatment on the roof base, and accordingly, the work man-hours can be reduced, and more Construction workability can be further improved.
[0012]
In the present invention, in the waterproof sheet laid, the edges of the adjacent waterproof sheets can be reliably joined to each other by solvent welding, hot air fusion, adhesive, etc., so that sufficient waterproofness and wind resistance can be obtained. Can do.
[0013]
Further, in the present invention, since the streak protrusion having a specific configuration is integrally formed on the surface of the sheet main body, the deterioration resistance of the streak protrusion forming portion can be improved, and as a result, the tensile strength of the entire sheet, etc. The deterioration resistance of can be improved. For this reason, it is possible to effectively prevent the occurrence of defects such as the occurrence of cracks due to aged deterioration such as internal strain during long-term use, and the durability can be further improved.
[0014]
In addition, even if a problem such as a crack or rupture occurs in the sheet itself due to long-term use, it is possible to reliably stop the progress of the crack, etc. at the streaky projection, and prevent the crack from spreading over a wide area It is possible to minimize damage such as water leakage due to cracks.
[0015]
Further, since the streak is formed on the surface of the sheet main body, a three-dimensional feeling is given by the shadow of the streak and the like, and a good aesthetic appearance can be obtained.
[0016]
In addition, since the sheet itself can be provided with an appropriate rigidity by the formation of the streak-like projections, good form retention can be obtained. For this reason, the surface portion of the waterproof sheet can be prevented from being deformed due to aging or the like, so that the above-mentioned good aesthetics can be maintained for a long time.
[0017]
Furthermore, since it is not necessary to increase the thickness of the sheet body, the thickness of the sheet body can be reduced. For this reason, sufficient softness | flexibility can be provided to sheet | seat itself, a waterproof sheet can fully be familiarized to a roof base | substrate without a clearance gap, and construction workability | operativity can be improved further. In addition, since the sheet thickness is thin, the material cost can be saved, so that the cost can be reduced.
[0018]
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in more detail with reference to the drawings.
[0019]
As shown in FIGS. 1 to 4, the roofing waterproof sheet (10) of the present invention is laid on a roof base (2) having a slope to form a sheeted roof (1).
[0020]
The waterproof sheet (10) of the present invention is a soft polymer material having waterproof properties, for example, a soft thermoplastic synthetic resin such as a soft polyvinyl chloride resin, a polyolefin resin, a vinyl chloride thermoplastic elastomer, and a polyolefin thermoplastic elastomer. In addition, it is made of synthetic rubber or the like, and may be formed of a single material or may be formed by laminating one or more materials. In particular, those made of a thermoplastic resin can be suitably employed because they can be easily manufactured by utilizing extrusion molding or the like.
[0021]
The waterproof sheet (10) of the present invention comprises a sheet main body (20) and streak protrusions (30) integrally formed on the surface of the sheet main body (20).
[0022]
As the sheet body (20), it is preferable to use a sheet having a thickness (T) of 1 to 4 mm, preferably a lower limit value of 1.5 mm or more and an upper limit value of 3 mm or less. That is, if it is too thick, the rigidity becomes too high, and sufficient flexibility cannot be obtained, which may cause a decrease in workability. On the other hand, if it is too thin, appropriate rigidity and strength cannot be ensured, and cracks and breakage may occur at an early stage.
[0023]
Further, the width (W) of the sheet body (20) is preferably adjusted to 300 to 2500 mm, preferably the lower limit value is 1000 mm or more and the upper limit value is 2000 or less. That is, when this sheet width (W) is too small, the construction area per sheet becomes narrow, the number of sheets to be constructed increases, and workability may be reduced. Conversely, if the sheet width (W) is too large, handling such as carrying out and unwinding work during laying becomes difficult, and workability may be reduced.
[0024]
Moreover, it is preferable to interpose a reinforcing layer (25) made of fiber in the middle of the sheet body (20) in the thickness direction. That is, by interposing the fiber reinforcing layer (25), the rigidity and strength of the sheet main body (20) can be improved efficiently, good shape stability can be obtained, and occurrence of cracks, breaks, etc. , Can be more reliably prevented.
[0025]
As this fiber reinforcement layer (25), what consists of organic synthetic fibers, such as inorganic fibers, such as glass fiber, and a polyester fiber, can be used conveniently. Further, the installation height (H) of the fiber reinforcing layer (25) is preferably set to 0.2T to 0.5T from the back side of the sheet when the thickness of the sheet main body is “T”, specifically, , 0.2 to 2.0 mm is preferable.
[0026]
In the present invention, the streak (30) needs to have a height (t) from the surface of the sheet body (20) set to 1 to 20 mm, preferably a lower limit of 1.5 mm or more and an upper limit of It is good to set to 6 mm or less. Furthermore, the width (w) of the streaks (30) needs to be set to 1 to 50 mm, and preferably the lower limit value is set to 5 mm or more and the upper limit value is set to 10 mm or less. That is, when the height (t) of the protrusion is too low or the width (w) of the protrusion is too small, the presence of the streak protrusion (30) is lost, and a three-dimensional feeling can be imparted to the waterproof sheet (10). In addition, a good aesthetic appearance is not obtained, and an appropriate strength and rigidity cannot be imparted. On the contrary, if the protrusion height (t) is too high or the width (w) is too large, the rigidity becomes too high and sufficient flexibility cannot be obtained, resulting in a decrease in workability. In addition, the manufacturing becomes difficult and the cost increases, which is not preferable.
[0027]
In the present invention, the streaks (30) are formed in a straight line that continues along the sheet length direction (purlin direction X) and at predetermined intervals along the sheet width direction (gradient direction Y). It is preferable to form a plurality in parallel. That is, when adopting this configuration, it is possible to impart good designability as a roofing material, and to impart appropriate strength and rigidity to the entire sheet in a well-balanced manner. In addition, when employ | adopting this structure, it is good to set the space | interval (P) between adjacent streak processes to 100-1000 mm, More preferably, a lower limit is set to 300 mm or more, and an upper limit is set to 600 mm or less. In other words, when the protrusion interval (P) is too narrow, the strength and rigidity become too high, making the construction difficult and also making the production difficult. On the other hand, when the protrusion interval (P) is too wide, there is a possibility that good design properties and appropriate strength and rigidity cannot be obtained.
[0028]
In the present invention, as shown in FIG. 5, the streaks (30) are formed intermittently along the sheet length direction (X), or as shown in FIG. ) May be formed in a stepped manner so as to be shifted in the sheet length direction (X). Furthermore, the streak-like protrusion (30) may be formed along the sheet width direction (Y), or may be formed obliquely with respect to the sheet length direction (X).
[0029]
Further, in the present invention, as shown in FIG. 7, the streaks (30) are formed in parallel in the length direction (X) and the width direction (Y) and arranged in a grid pattern. Also good. When the streak-like projections (30) are arranged in a grid pattern in this way, when a defect such as internal stress or a crack occurs, it is within one frame formed by the grid-like streak-like projections (30). The progress of cracks and the like can be reliably stopped.
[0030]
Further, in the present invention, the streak protrusion (30) is not necessarily formed so as to extend linearly along the surface (21) of the sheet body, and may be formed to extend in a meandering manner such as a wave shape. good.
[0031]
In the present invention, the streaks (30) are preferably formed in a polygonal shape with edges. That is, the edge portion (35) is visually enhanced, and a good stereoscopic effect can be obtained. Furthermore, especially in the case of forming a quadrangular shape among polygonal shapes, the balance between the emphasis degree of the edge portions (35) and (35) and the emphasis degree of the outer surface of the protrusion is improved, and a more excellent stereoscopic effect is obtained. Can be granted.
[0032]
However, in the present invention, the cross-sectional shape of the streaks (30) is not particularly limited, and other than the polygonal shape described above, for example, it is formed in a semicircular shape or a shape combining a circular shape and a polygonal shape. You may do it.
[0033]
Further, in the present invention, when the cross-sectional shape of the streak protrusion (30) is formed to be a quadrangle, the side surface (31) on the lower side (eave side) of the streak protrusion (30) is placed on the sheet body ( It is preferable to form it so as to rise substantially perpendicular to the surface (21) of 20). That is, in this configuration, since a dark shadow portion can be formed between the eaves side surface (31) of the streak projection (30) and the sheet main body surface (21), the streak projection is formed by the shadow portion. The height of (30) is more emphasized, and a more excellent stereoscopic effect can be imparted.
[0034]
Furthermore, in the present invention, the corner (31a) between the side surface (31) of the streak-like eaves and the sheet body surface (21) is formed in an arc shape by adding a round (R) to the corner. It is possible to prevent stress due to secular change or the like from concentrating on the portion (31a), to effectively prevent sheet deterioration, and to further improve durability.
[0035]
Further, in the present invention, the side surface (32) on the upper side (ridge side) in the gradient direction (Y) of the streaks (30) is formed to tilt toward the eaves side, and the sheet body surface on the side surface (32) It is preferable to set the inclination angle (θ) with respect to (21) to be smaller than the right angle. That is, when this configuration is adopted, dust, dust, rainwater, and the like are difficult to accumulate on the side surface (32) of the streak ridge, and the state of the sheet surface can be kept good.
[0036]
Specifically, the inclination angle (θ) with respect to the sheet body surface (21) of the side surface (32) of the streak ridge is preferably set to about 30 to 70 °. That is, if this angle (θ) is too small, the boundary between the sheet body surface (21) and the streak protrusion (30) becomes unclear, and the presence of the streak protrusion (30) cannot be sufficiently imparted, which is good. There is a risk that you can not get a beautiful aesthetic. On the other hand, if the inclination angle (θ) is too large, dust, dust and the like are easily stored on the side surface (32) of the streak ridge.
[0037]
In the present invention, it is preferable that the streaks (30) are formed at positions corresponding to the edge of the eaves side in the sheet main body (20). That is, when this configuration is adopted, a more excellent three-dimensional effect can be given by the thickness of the sheet located on the lower side in the overlapping portion of the edge portions of the sheet.
[0038]
Moreover, in this invention, it is preferable to form the uneven | corrugated pattern (26) by many uneven | corrugated | grooved parts in the sheet | seat main body surface (21), and to improve an aesthetics further. In addition, since the edge portions of adjacent waterproof sheets are joined together by welding or adhesion, when forming a concavo-convex pattern on the sheet body surface, the edge surface of the sheet on the lower side of the portion to be joined by overlapping Is preferably formed on a smooth surface in order to ensure sufficient bonding strength with the edge of the adjacent waterproof sheet.
[0039]
Furthermore, you may give a color pattern to the sheet | seat main body surface (21) as needed.
[0040]
The roofing waterproof sheet (10) of the present invention can be easily produced by using, for example, extrusion molding. At this time, in the case where the streaks (30) are formed along the sheet length direction (the purlin direction X), the streaks (30) can be formed simultaneously with the extrusion, and the production is more efficient. can do.
[0041]
Also, when forming a concavo-convex pattern (26) on the sheet surface or forming streak projections along the sheet width direction (Y), a die roll is pressed against the surface of the extruded sheet (waterproof sheet) during extrusion molding. Thus, a concavo-convex pattern or the like can be formed, or a concavo-convex pattern or the like can be formed on the surface of the waterproof sheet after molding, for example, using a hot press molding method. In the present invention, needless to say, the method for forming the waterproof sheet (10) and the method for forming the concavo-convex pattern are not limited to the above methods.
[0042]
When the roofing waterproof sheet (10) of the present invention is constructed, a fixing disk (5) made of a resin-coated steel plate or the like is fixed on the roof base (2) with fixing nails or the like at appropriate intervals. Then, the waterproof sheet (10) is laid on the roof base (2), and a required portion of the waterproof sheet (10) is bonded and fixed to the fixing disk (5) by solvent welding or hot air fusion treatment. A so-called bonding method or the like in which the construction method or almost the entire back surface side of the waterproof sheet (10) is bonded and fixed to the roof base (2) via an adhesive can be suitably employed.
[0043]
Further, when the plurality of waterproof sheets (10) are laid and installed in parallel, the edge portions of the adjacent waterproof sheets are melted or bonded to each other. By overlapping and joining the edge portions of the sheet, a step can be formed by the overlapping portion, and a more excellent stereoscopic effect and aesthetics can be obtained, and the waterproofness can be further improved. .
[0044]
In addition, in said description, although the case where the waterproof sheet of this invention is applied to a double-flow roof is demonstrated, this invention is applicable also to gradient roofs, such as a single-flow roof.
[0045]
【Example】
Examples of the present invention and comparative examples for deriving the effects will be described below.
[0046]
[Table 1]
Figure 0003931009
[0047]
<Example 1>
Extrusion molding was performed using a soft polyvinyl chloride resin as a molding material to produce a waterproof sheet for roofing having a thickness of 2 mm, a width of 1 m, and a length of 10 m. At the time of this extrusion molding, as shown in Table 1 above, on the surface of the waterproof sheet, on the sheet surface, streaky protrusions having a height of 1 mm and a width of 8 mm are continuously provided along the sheet length direction. And it formed with the space | interval (pitch) of 450 mm in the sheet | seat width direction.
[0048]
<Examples 2 to 7>
As shown in Table 1 above, a roofing waterproof sheet having the following configuration was produced using the same method as described above.
[0049]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 8 mm were formed at a pitch of 450 mm on the sheet surface was prepared as Example 2.
[0050]
A waterproof sheet having 14 mm high and 8 mm wide streak-like projections formed on the sheet surface at a pitch of 450 mm was prepared as Example 3.
[0051]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 3 mm were formed on the sheet surface at a pitch of 450 mm was prepared as Example 4.
[0052]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 40 mm were formed at a pitch of 450 mm on the sheet surface was prepared as Example 5.
[0053]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 8 mm were formed on the sheet surface at a pitch of 100 mm was obtained as Example 6.
[0054]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 8 mm were formed on the surface of the sheet at an 800 mm pitch was produced as Example 7.
[0055]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 8 mm were formed on the sheet surface at a pitch of 50 mm was prepared as Example 8.
[0056]
[Table 2]
Figure 0003931009
[0057]
<Comparative Examples 1-5>
As shown in Table 2 above, using a method similar to the above, a flat waterproof sheet having no protrusions or the like was produced on the sheet surface, and Comparative Example 1 was obtained.
[0058]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 25 mm and a width of 8 mm were formed on the sheet surface at a pitch of 450 mm was prepared as Comparative Example 2.
[0059]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 60 mm were formed at a pitch of 450 mm on the sheet surface was prepared as Comparative Example 3.
[0060]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 0.5 mm and a width of 8 mm were formed at a pitch of 450 mm on the sheet surface was prepared as Comparative Example 4.
[0061]
A waterproof sheet in which streaky protrusions having a height of 4 mm and a width of 0.5 mm were formed on the sheet surface at a pitch of 450 mm was prepared as Comparative Example 5.
[0062]
<Evaluation>
Each waterproof sheet obtained as described above was evaluated for appearance, productivity, workability (construction workability), and suppression of the spread of defects (cracks) during deterioration.
[0063]
At this time, for the appearance, after the construction of the sheet, by visually observing the design, a good three-dimensional effect is obtained by the streak-like projections, “○”, a somewhat three-dimensional effect is recognized, but when viewed from a distance Evaluations were made as “△” when the appearance was inferior, and “X” when no stereoscopic effect was observed.
[0064]
As for productivity, it was difficult to produce a product with sufficient quality that was able to be produced stably with a normal manufacturing method, and a product with sufficient quality was obtained. The product from which the product was obtained was evaluated as “Δ”, and the product that could not be stably produced and also had poor quality was evaluated as “x”.
[0065]
As for workability, “○” indicates that it has moderate flexibility, can be well adapted to the roof base, and can be easily constructed. The grade that was able to be constructed by being familiar with the roof base was evaluated as “△”, and the construction that was difficult to adapt to the roof base and difficult to construct was evaluated as “X”.
[0066]
Regarding the spread of defects at the time of deterioration, when defects such as cracks occur, “○” indicates that the progress of the defects could not be stopped within a minimum range to a certain extent. Evaluation was made as “Δ” for those that could be stopped within a small range, and “×” for those that could not stop the progress of the failure within a small range.
[0067]
Also, based on each of these evaluations, each waterproof sheet is comprehensively evaluated (comprehensive evaluation). As a practical product, “◎” indicates that it is extremely excellent, and “○” indicates that it is excellent. “△” indicates that the sample is good, and “X” indicates that the sample is only defective.
[0068]
Each of these evaluations is shown in Tables 1 and 2 above. As is apparent from the evaluation results, those in Examples 1 to 8 related to the present invention can be judged to be excellent products as roofing waterproof sheets.
[0069]
On the other hand, those in Comparative Examples 1 to 5 that depart from the gist of the present invention had some problems as roofing waterproof sheets. For example, as in Comparative Example 1, when there was no streak, a three-dimensional effect was not obtained, a good aesthetic appearance could not be obtained, and the spread of cracks could not be sufficiently suppressed. Further, as in Comparative Examples 4 and 5, even if the waterproof sheet is formed with streak-like projections, if the projection height and width are too small, a three-dimensional effect cannot be obtained and a good aesthetic appearance can be obtained. In addition, the spread of cracks could not be sufficiently suppressed by the protrusions. In addition, as in Comparative Examples 2 and 3, when the streak is too large, there is no flexibility, it is difficult to adjust to the roof base, good workability cannot be obtained, and further about productivity However, the resin was not sufficiently filled up to the tip of the protrusion during molding, and good productivity could not be obtained.
[0070]
In addition, in the waterproof sheet of Example 1, although the protrusion height was formed a little low, the spread of a crack was able to be suppressed to such an extent that there was no trouble on implementation. Further, in the waterproof sheet of Example 8, the spacing between the protrusions was slightly narrower than in Examples 1 to 7, and although it was slightly difficult to be flexible, the waterproof sheet could be constructed with a good finish.
[0071]
【The invention's effect】
As described above, according to the waterproof sheet for roofing of the present invention, it is possible to easily perform construction while reducing costs, and to obtain sufficient waterproofness and wind resistance, and to maintain a good aesthetic for a long time. In addition, the durability can be further improved, and even if a defect such as a crack or fracture occurs, the damage caused by the defect can be minimized.
[0072]
In the present invention, when the streak is formed in a predetermined arrangement, there is an advantage that the above effect can be obtained more reliably.
[0073]
In the present invention, when a soft synthetic resin is used as the sheet material, there is an advantage that it can be more easily manufactured by using extrusion molding or the like.
[0074]
In the present invention, when a fiber reinforcing layer is interposed in the sheet body, there is an advantage that rigidity and strength can be improved.
[0075]
In the present invention, when a large number of uneven portions (uneven patterns) are formed on the sheet surface, there is an advantage that a better aesthetic appearance can be obtained.
[0076]
In the present invention, when the streak-like protrusion having a specific shape is formed, there is an advantage that a better aesthetic appearance can be obtained and durability and the like can be further improved.
[0077]
In the present invention, when the streaks are formed at a predetermined interval, there is an advantage that the above-described effect can be obtained more reliably.
[0078]
In the present invention, when the streak-like projection is arranged at the edge of the eaves side of the sheet main body, in the overlapped portion of the sheet edge, the thickness of the sheet located on the lower side provides a better stereoscopic effect. There is an advantage that it can be granted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a sheeted roof to which a roofed waterproof sheet related to the present invention is applied.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a waterproof sheet related to the present invention.
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing the vicinity of streaky protrusions in a waterproof sheet related to the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing a waterproof sheet related to the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a first modified example of a waterproof sheet related to the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing a second modification of the waterproof sheet according to the present invention.
FIG. 7 is a plan view showing a third modified example of the waterproof sheet related to the present invention.
[Explanation of symbols]
2 ... Roof base 10 ... Roofing waterproof sheet 20 ... Sheet body 21 ... Sheet surface 25 ... Fiber reinforcement layer 26 ... Uneven pattern 30 ... Streaks 31 ... Side 31a on the eaves side ... Corner 32 ... Side on the building side h ... Projection height w ... Projection width P ... Projection interval X ... Purlin direction Y ... Gradient direction θ ... Inclination angle

Claims (7)

勾配を有する屋根下地上に敷設されて屋根が形成されるようにした屋根葺き用防水シートであって、
防水性を有する軟質高分子材料からなるシート本体と、
前記シート本体に、その表面に沿って筋状に伸びる態様に一体形成され、高さ1.0〜20mm、幅1.0〜50mmの筋状突起とを備え、
前記筋状突起が、勾配の付いている方向(勾配方向)に対し直交する方向(母屋方向)に伸びるとともに、勾配方向に所定の間隔をおいて複数並列に設けられ、
前記筋状突起が、略四角形の断面に形成され、
前記筋状突起における勾配方向の下側(軒先側)の側面が、前記シート本体の表面に対し略垂直に形成され
前記筋状突起における勾配方向の上側(棟側)の側面が、軒先側に傾倒するように形成されて、その側面の前記シート本体の表面に対する傾斜角度が直角よりも小さく設定されてなる屋根葺き用防水シート。
A roofing tarpaulin that is laid on a roof base having a slope to form a roof,
A sheet body made of a soft polymer material having waterproof properties;
The sheet main body is integrally formed in a form extending in a streak shape along the surface thereof, and includes a streak protrusion having a height of 1.0 to 20 mm and a width of 1.0 to 50 mm,
The streak projections extend in a direction (purlin direction) perpendicular to the direction with the gradient (gradient direction), and are provided in parallel at a predetermined interval in the gradient direction,
The streaks are formed in a substantially square cross section,
The side of the lower side (eave side) of the gradient direction in the streaks is formed substantially perpendicular to the surface of the sheet body ,
The roofing in which the side surface on the upper side (ridge side) in the gradient direction of the streaks is formed to incline toward the eaves side, and the inclination angle of the side surface with respect to the surface of the sheet body is set to be smaller than a right angle Waterproof sheet.
前記軟質高分子材料が、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーの中から選択される軟質合成樹脂をもって構成されてなる請求項1に記載の屋根葺き用防水シート。  The roof according to claim 1, wherein the soft polymer material is composed of a soft synthetic resin selected from a soft polyvinyl chloride resin, a polyolefin resin, a vinyl chloride thermoplastic elastomer, and a polyolefin thermoplastic elastomer. Waterproof tarpaulin. 前記シート本体における厚み方向の中間に、繊維補強層が介在されてなる請求項1または2に記載の屋根葺き用防水シート。  The roofing waterproof sheet according to claim 1 or 2, wherein a fiber reinforcing layer is interposed in the middle of the sheet body in the thickness direction. 前記シート本体の表面に、多数の凹凸部が形成されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の屋根葺き用防水シート。  The roofing waterproof sheet according to any one of claims 1 to 3, wherein a number of irregularities are formed on the surface of the sheet body. 前記筋状突起における軒先側の側面と、前記シート本体の表面との間に形成される入隅部が円弧状に形成されてなる請求項1ないし4のいずれかに記載の屋根葺き用防水シート。 The roofing waterproof sheet according to any one of claims 1 to 4 , wherein a corner formed between the side surface of the eaves side in the streak-like projection and the surface of the sheet body is formed in an arc shape. . 隣合う前記筋状突起の間隔が、100〜1000mmに設定されてなる請求項1ないし5のいずれかに記載の屋根葺き用防水シート。 The roofing waterproof sheet according to any one of claims 1 to 5, wherein an interval between the adjacent streaks is set to 100 to 1000 mm . 前記シート本体における軒先側の端縁に対応する位置に、前記筋状突起が設けられてなる請求項1ないし6のいずれかに記載の屋根葺き用防水シート。 The roofing waterproof sheet according to any one of claims 1 to 6 , wherein the streak-like protrusion is provided at a position corresponding to an edge on the eaves side in the sheet body .
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