JP3850852B2 - 基板搬送用容器 - Google Patents
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Description
基板支持用の溝(2a)を有する箱上の溝付き内挿部材(2)を配置してなる基板搬送用ボック
ス。」の発明が開示されている。そして、この内挿部材(2)に関しては、例えば段落〔0
050〕に、「溝付き内挿部材(2)として、樹脂シート(ABS樹脂シート等)を金型にセットし、加熱下に真空吸引して一挙に箱状に成形した圧空成形体を用いる。」と記載されており、この溝付き内挿部材(2)は、特許文献1の図3に付番2で示されるように、発泡樹
脂製ボックス(1)の内装壁面および底面に対応する5面を有する一面が開口された6面体
(ボックス(2))である。このような一面が開口された6面体を発泡樹脂製ボックス(1)内に配置しようとしても、発泡樹脂製ボックス(1)と略同一の形状を有する箱体であり、内
挿部材(2)を発泡樹脂製ボックス(1)内へ挿入する作業が非常に煩雑になる。また、このように内挿部材(2)を箱状に形成してしまうと、基板支持用の溝(2a)溝が箱状内挿部材(2)の各面が当接して形成される辺によって固定されてしまい、このように固定された基板支持用の溝(2a)は、緩衝性は示さない。
箱状の溝付の内挿部材(2)を配置してなる基板搬送用ボックス。」の発明が開示されてい
る。この特許文献2において、内挿部材(2)は、発泡体でできた板状または箱状の発泡成
形体であるか、樹脂シートを圧空成形して得た板状または箱状の圧空成形体であるか、樹脂を溶融成形して得た板状または箱状の成形体であるか、板体を機械加工して得た板状または箱状の機械加工品であると記載されている。また、段落〔0022〕には、ボックス(1)の本体部(11)の相対する一対の面の内面側に係合用の凸条(11a)を形成し、板状の溝付き内挿部材(2),(2)の裏面側に上記凸条(11a)に係合する条溝(2b)を形成すると、ボックス(1)に対する板状の溝付け内挿部材(2)の取り付けおよび取り外しをより円滑に行うことができると記載されている。
には、このボックス状内挿部材(2)を発泡樹脂製ボックス(1)内に挿入する作業が非常に煩雑になり、また係合用の条溝を有するような厚さを有する内挿部材は、緩衝性を示さない。
なお、特許文献3(実開昭57-91272号公報)には、六面体の一面に開口を有し
、発泡性合成樹脂材料で形成された箱体と、該箱体の前記開口に隣り合う四側面のうち互いに対向する一対の側面のうち面に取り付けられ、前記一面から前記一面に対向する底面方向に延びる所定間隔で配列された複数の溝を有し、前記箱体より硬い合成樹脂材料で形成された内張部材とより成り、前記対向する溝に板状部材の両端部を挿着することを特徴
とする板状部材の収納装置が開示されている。上記のような収納装置には、箱体の対向する一対の側面に溝が形成され、この溝は箱体に形成された溝の表面に合成樹脂製の内張部材を密着させた構造を有しており、この溝自体には緩衝性はない。
また、本発明は、上記のような搬送用の容器に用いることにより、基板あるいは基板材料をより安全に搬送するための底上げ装置を提供することを目的としている。
上記容器本体部の開口を覆うように着脱自在に装着される発泡樹脂製の蓋体部と、
上記容器本体部の少なくとも該基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に、該内周壁面に僅かな空隙を形成して配置された、該内周壁面と略同一の表面形状に賦形された壁面基板支持用樹脂シートとを有し、
該壁面基板支持用樹脂シートが、倒れ込み防止手段によって該内周壁面に保持されていることを特徴としている。
上記容器本体部の開口を覆うように着脱自在に装着される発泡樹脂製の蓋体部と、
上記容器本体部の少なくとも該基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に、該内周壁面に僅かな空隙を形成して配置された、該内周壁面と略同一の表面形状に賦形された壁面基板支持用樹脂シートと、
表面に基板支持溝が形成された発泡樹脂製の板状体であり、前記容器本体部に収容本体部の底部に収納されて、容器本体の配収壁に形成された基板支持溝と共同して基板を保持すると共に、上記壁面基板支持用樹脂シートの倒れ込みを防止する底上げ部材とを有することを特徴としている。
の衝撃などは発泡樹脂からなる筐体部で吸収され、格納された基板は安全に保たれるが、このような基板搬送容器では、内部に格納された基板は、筐体内壁面に形成された保持溝によって固定されるために、収納されている基板自体によって生ずる振動に対しては緩和手段を有していない。
基板材料あるいは基板を保持する保持溝が形成された発泡樹脂製の筐体の側壁形状と、この表面に配置する壁面基板支持用樹脂シートの表面形状とが略同一である場合には、機械的に壁面基板支持用樹脂シートの有無を認識しにくいことがある。
図1は、本発明の第1の基板搬送用容器の分解斜視図であり、図2は本発明の第2の基
板搬送用容器の分解斜視図であり、図3は本発明の底上げ部材の一例を示す分解斜視図である。なお、以下に示す説明および図面においては、同一の部材には同一の付番を賦してある。
の開口部14に開閉自在に装着される発泡合成樹脂製の蓋体45とを有している。
発泡樹脂製の容器本体部12は、基板材料あるいは基板(以下本発明では「基板」と記載する)60を格納できるように、一方向が開口した有低筒状の形態を有している。そして、この容器本体部12の内周壁面の対峙する一対の壁面13a,13bには、基板60を保持するため
の基板支持溝16が形成されている。この基板支持溝16は、容器本体部12の開口部14から底部17方向に向かって形成されたが溝である。この両壁面に形成された基板支持溝16,16に、基板60の両端部を挿入することにより、基板60を起立させて格納することができる。この基板支持溝16は、一の基板搬送用容器10に1〜45枚、好ましくは2〜20枚程度格納できるように形成されている。従って、容器本体部12の対峙する一対の壁面13a,13bには、それぞれ、1〜45本、好ましくは2〜20本の基板支持溝16が形成されている。
また、この基板支持溝16の深さは、格納される基板60を安定に保持できる深さであればよく、通常は5〜45mm程度、好ましくは7〜25mm程度である。
対して直角に形成することもできるし、また、基板支持溝16の先端部が基端部よりも広くなるようにテーパーをつけて形成することもできる。
対の壁面13a,13bの、隣接する他の一対の壁面23a,23bとの当接部分には、樹脂シートを
挟み込むためのシート挟み込みスリット18が形成されていることが好ましい。
の壁面13a,13bの表面の形状と略同一の形状に賦形されている。即ち、この壁面基板支持用樹脂シート22a,22bには、対峙する一対の壁面13a,13bに形成されている基板支持溝16
に対応するシート面支持溝26およびシート面支持凸条26aが形成されており、このシート
面支持溝26およびシート面支持凸条26aは、対峙する一対の壁面13a,13bに形成された基
板支持溝16および支持凸条16aと略同一の形状を有している。このような壁面基板支持用
樹脂シート22a,22bを、壁面13a,13bの表面に配置すると、壁面基板支持用樹脂シート22a,22bと壁面13a,13bとの間に僅かな空隙19が形成される。即ち、この、壁面基板支持用樹脂シート22a,22bの端部を、例えば壁面13a,13bと隣接する他の一対の壁面23a,23b
との当接部分に形成されたシート挟み込みスリット18に挟持させることにより、壁面13a,13bの表面に配置すると、壁面13a,13bに形成された基板支持溝16付近では、この壁面基板支持用樹脂シート22a,22bは、基板支持溝16の形態に追随して配置されるが、壁面13a,13bには固定されずに、両者の間には、僅かな空隙19が形成される。
よる基板60の変形などを吸収する緩衝空間として作用して格納基板60の破損を有効に防止することができる。この空隙19は、非常に僅かであればよく、例えば基板60を格納したときに、壁面とシートとが通常は0.01〜1mm程度、好ましくは0.01〜0.7mm程度、特に好ましくは0.01〜0.5mm程度の範囲内で離間可能に配置されている。即ち、壁面13a,13bに形成されている基板支持溝16とシート面支持溝26とで基板60を保持したと
きに、この基板60に生ずる歪あるいは撓みなどによる基板60の変動がこの空隙19によって吸収されればよく、僅かな空隙19の幅は、基板60は通常はガラスなどで形成されていることから、これら基板の撓み量に対応する変動幅と略同等にすればよい。
により、基板60自体に生じた撓みあるいは歪などによる応力に起因する基板60の損傷を有効に防止することができるが、このような壁面基板支持用樹脂シート22a,22bは、基板60を収納する前には容器内に倒れ込んでしまうことが多い。殊に、本発明では壁面基板支持用樹脂シート22a,22bは、他の壁面を覆う樹脂シートとは連接されていない独立したシートとして容器本体部10に配置することにより、非常に効率よく配置することができるが、この壁面基板支持用樹脂シート22a,22bの配置が容易であるほど、シートの倒れ込みが発生し易い。
部分に形成されたシート挟み込みスリット18も倒れ込み防止手段として機能するが、本発明ではさらに基材支持溝16が形成された対峙する一対の壁面13a,13bと隣接する他の一
対の壁面23a,23bに倒れ込み防止手段を形成することが望ましい。
して、対峙する一対の他の壁面23a,23bに渕部を残して台形状の凸部が形成され態様が示
されている。さらに、本発明では、この突起25aは、上記のような台形状の凸部とし、こ
の凸部内を格子状にして後述する表面保護用樹脂シートとの間に空隙を形成するようにすることもできる。また、このような倒れ込み防止手段は、対峙する一対の他の壁面23a、23bの表面に配置される表面保護用樹脂シート24a,24bの表面に形成されていてもよい。図
5には、表面保護用樹脂シート24a,24bの表面の両側縁部近傍に、容器本体部12の内側に
突出して縦方向に凸条25bの倒れ込み防止手段が形成された態様が示されている。
るいは壁面に配置される表面保護用樹脂シート24a,24bに倒れ込み防止のための突起25aあるいは凸条25bは、表面から通常は2〜10mm、好ましくは3〜8mm程度突出していれば
よい。
する前における壁面基板支持用樹脂シート22a,22bの倒れ込みを有効に防止することがで
きる。さらに、このように配置される表面保護用樹脂シート24a,24bは、通常は、このシ
ートが配置される他の側面23a,23bの表面形状と略同一の形状に賦形されている。さらに
、この表面保護用樹脂シート24a,24bは、側面23a,23bの表面に僅かな空隙を形成して配置されていることが好ましい。この表面保護用樹脂シート24a,24bは、基板60と直接接触す
ることはないが、この表面保護用樹脂シート24a,24bを配置することにより、容器本体部
12を形成する毛羽立ち易い発泡樹脂と格納基板60とが直接接触することがなく、また、表面保護用樹脂シート24a,24bを、側面23a,23bの表面に僅かな空隙を形成して配置することにより、この僅かな空隙が外部からの衝撃に対して衝撃吸収帯となることもあり、また、断熱性も高くなる。
トに挿入することにより、他の側面23a,23bの表面に配置することができる。
本発明の第1の基板搬送用容器10は、上記のような構成を有しているが、本発明の第2の基板搬送用容器11は、図2に示すように、上記のような構成を有する第1の基板搬送用容
器10の底部に底上げ部材30を配置してなる。この底上げ部材30は、発泡樹脂から形成されており、その表面には、容器本体部12の対峙する一対の壁面13a,13bに形成された基板支
持溝16と共同して格納基板60を保持するための底部支持溝36が形成されている。この底部支持溝36の深さは、格納される基板60を安定に保持できる深さであればよく、通常は5〜45mm程度、好ましくは7〜25mm程度である。
ができると共に、この底上げ部材30は、壁面基板支持用樹脂シート22a,22bに対して、非
常に良好な倒れ込み防止手段となる。このような底上げ部材30は、また、本発明の基板搬送用容器10,11に形成される基板60の収容深さを好適な深さに変更することができる。こ
の底上げ部材30は、容器本体部12内に複数配置してもよい。即ち、この容器に格納される基板のサイズには、多種多様なものがあり、この容器に格納可能なサイズであれば、容器の深さに拘わりなく収納することができる。しかしながら、収納される基板60に対して容器が深すぎると、容器内における基板60の安定性が悪くなる。従って、基板60を収納する容器の深さは、格納しようとする基板に対応した深さであることが望ましい。本発明の基板搬送用容器においては、底上げ部材30を配置して容器の底上げを行うことにより容器内
の余剰の空間を減少させて、格納される基板60をより安定に保管・輸送することができる。
上記のような本発明の容器本体部12および蓋体45、さらには底上げ部材30は、発泡樹脂から形成されており、このような発泡樹脂に特に制限はないが、ポリスチレン:ポリオレフィン:ポリウレタンなど、通常樹脂発泡体として使用されている発泡性樹脂を用いて形成することができる。また、これらの樹脂発泡体を形成する原料は、単独の発泡性樹脂原料である必要はなく、例えば耐衝撃性を向上させるために、発泡性のポリスチレンにゴム成分が配合された樹脂組成物などの複数の樹脂を含有する組成物を使用することができる。上記のようなポリスチレンにゴム成分を配合した組成物は、ハイインパクトポリスチレンなどとして供給されている。このような樹脂発泡体原料を使用して、例えば、10〜60倍、好ましくは、20倍〜50倍程度の発泡倍率になるように、例えば型内発泡することにより、得られる発泡体は、良好な耐衝撃性、断熱性など、基板搬送用の容器として必要な特性が発現する。即ち、上記のような発泡樹脂からなる容器本体をおよび蓋体を形成することにより、この基板保持用容器は0.26kcal/m・hr・℃程度あるいはそれ以下
になり、外部の温度変化によっても基板搬送用容器内の温度が急速に変化することを防止することができる。さらに、このような発泡倍率で樹脂発泡体を形成することにより、形成される発泡体の表面にはスキン層が形成され、このようなスキン層は、発泡樹脂の厚さ
方向の中止部近傍にある発泡体よりも緻密な層を形成する。このようなスキン層を形成することにより、発泡樹脂表面から塵埃などが発生しにくくなると共に、発泡体の強度が向上し、耐水性、耐透湿性にも優れ、さらに耐磨耗性が向上する。このようなスキン層は発泡体の表面から1mm程度の深さで形成される。このようなスキン層は、発泡樹脂を形成する際に金型と発泡樹脂とが接触することにより形成することができる。
り、電子部品が実装された基板であっても静電気などによって、その電気的特性が損なわれることがなくなる。
ようなL字型に形成した樹脂シートを用いることもできる。また、同様に底部が形成されていない筒状の樹脂シートにおいても蛇腹状のシート面支持溝26の可撓性は損なわれることがないので、このように樹脂シートを角筒状にしてもよい。このように角筒状に樹脂シートを形成しても、底部がないので容器本体部へのシートの挿入が特に困難になるということはない。
生を低減することができない。
例えば、本発明の基板搬送用容器に気体交換口を形成して、この基板搬送用容器内の空気を、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活性ガスで置換することもできる。
このような基板搬送用容器は、液晶基板、液晶用ガラス基板、配線基板、回路基板などの基板を安全に移送、保管することができる。
11・・・(第2の)基板搬送用容器
12・・・容器本体部
13a,13b・・・対峙する一対の壁面
14・・・開口部
15・・・凸部
16・・・基板支持溝
16a・・・支持凸条
17・・・底部
18・・・シート挟みこみスリット
19・・・僅かな空隙
22a,22b・・・壁面基板支持用樹脂シート
23a,23b・・・他の一対の壁面
24a,24b・・・表面保護用樹脂シート
25a・・・凸条
25b・・・突起
26・・・シート面支持溝
26a・・・シート面凸条
27・・・底部
28・・・底部基板支持用樹脂シート
30・・・底上げ部材
31・・・僅かな空隙
36・・・低部支持体溝
45・・・蓋体
47・・・蓋体基板支持用樹脂シート
48・・・蓋体支持溝
60・・・基板
Claims (14)
- 一方向が開口した発泡樹脂製の有底角筒状体であり、該有底角筒状体の対峙する内周壁に基板支持溝が形成された容器本体部と、
上記容器本体部の開口を覆うように着脱自在に装着される発泡樹脂製の蓋体部と、
上記容器本体部の少なくとも該基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に、該内周壁面に僅かな空隙を形成して配置された、該内周壁面と略同一の表面形状に賦形された壁面基板支持用樹脂シートとを有し、
該壁面基板支持用樹脂シートが、倒れ込み防止手段によって該内周壁面に保持されていることを特徴とする基板搬送用容器。 - 上記倒れ込み防止手段が、容器本体部の基板支持体溝が形成されていない内周壁面に形成された凸部であることを特徴とする請求項第1項記載の基板搬送用容器。
- 上記容器本体部の基板支持体溝が形成されていない内周壁面に表面保護用樹脂シートが配置されており、該基板支持体溝が形成されていない内周壁面に配置された表面保護用樹脂シートに、基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に配置された壁面基板支持用樹脂シートの倒れ込み防止手段が形成されていることを特徴とする請求項第1項記載の基板搬
送用容器。 - 上記容器本体部の底面および/または蓋体部の内周壁面に、表面保護用樹脂シートが配置されていることを特徴とする請求項第1項記載の基板搬送用容器。
- 上記容器本体部の底面および/または蓋体部の内周壁面に配置された表面保護用樹脂シートに基板支持溝が形成されていることを特徴とする請求項第4項記載の基板搬送用容器
。 - 上記容器本体部の底面、基板支持体溝が形成されている内周壁面、基板支持体溝が形成されていない内周壁面、および、蓋体部の内周壁面に配置される樹脂シートが、それぞれ配置される面の表面形状と略同一の表面形状を有するように賦形されており、それぞれの樹脂シートが、発泡樹脂からなる当接面の表面に対して僅かな空隙を形成して配置されていることを特徴とする請求項第5項記載の基板搬送用容器。
- 一方向が開口した発泡樹脂製の有底角筒状体であり、該有底角筒状体の対峙する内周壁に基板支持溝が形成された容器本体部と、
上記容器本体部の開口を覆うように着脱自在に装着される発泡樹脂製の蓋体部と、
上記容器本体部の少なくとも該基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に、該内周壁面に僅かな空隙を形成して配置された、該内周壁面と略同一の表面形状に賦形された壁面基板支持用樹脂シートと、
表面に基板支持溝が形成された発泡樹脂製の板状体であり、前記容器本体部に収容本体部の底部に収納されて、容器本体の配収壁に形成された基板支持溝と共同して基板を保持すると共に、上記壁面基板支持用樹脂シートの倒れ込みを防止する底上げ部材とを有することを特徴とする基板搬送用容器。 - 上記底上げ部材の表面形状と略同一の表面形状に賦形された底部基板支持用樹脂シートが、該底上げ部材の表面に僅かな空隙を形成して配置されていることを特徴とする請求項第7項記載の基板搬送用容器。
- 上記底上げ部材が、壁面基材支持用樹脂シートの倒れ込み防止手段であることを特徴とする請求項第7項または第8項記載の基板搬送用容器。
- 上記壁面基材支持用樹脂シートの倒れ込み防止手段として、上記底上げ部材のほかに、容器本体部の基板支持体溝が形成されていない内周壁面に凸部を形成することを特徴とする請求項第7項または第9項記載の基板搬送用容器。
- 上記容器本体部の基板支持体溝が形成されていない内周壁面に表面保護用樹脂シートが配置されており、該基板支持体溝が形成されていない内周壁面に配置された表面保護用樹脂シートに、基板支持溝が形成された対峙する内周壁面に配置された壁面基板支持用樹脂シートの倒れ込み防止手段が形成されていることを特徴とする請求項第7項または第9項記載の基板搬送用容器。
- 上記蓋体部の内周壁面に、表面保護用樹脂シートが配置されていることを特徴とする請求項第7項記載の基板搬送用容器。
- 上記蓋体部の内周壁面に配置された表面保護用樹脂シートに基板支持溝が形成されていることを特徴とする請求項第4項記載の基板搬送用容器。
- 上記基板搬送用容器が、複数の底上げ部材を収納して該基材搬送用容器の収納深さを調整可能にされていることを特徴とする請求項第7項記載の基板搬送用容器。
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