JP3815311B2 - Washing and drying machine - Google Patents
Washing and drying machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP3815311B2 JP3815311B2 JP2001369832A JP2001369832A JP3815311B2 JP 3815311 B2 JP3815311 B2 JP 3815311B2 JP 2001369832 A JP2001369832 A JP 2001369832A JP 2001369832 A JP2001369832 A JP 2001369832A JP 3815311 B2 JP3815311 B2 JP 3815311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- rotation
- drying
- tub
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転中心軸を略鉛直方向に有する内槽内に温風を送風して洗濯物を乾燥させる行程を有し、洗濯から乾燥までを一貫して実施できる洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は、筐体内に弾性的に吊支した外槽内に、回転中心軸を鉛直方向に有する内槽を回転自在に支持し、内槽の内底部に攪拌翼を回転自在に設け、洗い行程、すすぎ行程では、攪拌翼を回転して内槽内で衣類の洗濯、すすぎを行うともに、脱水行程では、内槽を高速回転させて脱水し、脱水行程につづく乾燥行程では、加熱装置により加熱した空気を送風機により内槽内に送風して乾燥するよう構成している。
【0003】
上記構成においてその動作を簡単に説明すると、脱水行程終了後に内槽を停止した状態で、攪拌翼を回転速度130r/minで1秒ON、0.5秒OFFの周期で正転反転を2〜3往復させる、布はがし行程を行い、脱水時に内槽の内壁面に遠心力によって張り付いた衣類をはがす。
【0004】
つぎに、この布はがし行程の後に乾燥行程に入り、まず内槽を停止した状態で攪拌翼を回転速度130r/minで0.5秒ON、0.5秒OFFの周期で正転反転を繰り返して衣類を上下に入れ替える、ほぐし行程を行い、次に内槽及び攪拌翼を停止した状態で加熱装置により加熱された温風を内槽に数分間供給して衣類を乾燥させる。そして、乾燥度合いを判定し、乾燥していれば乾燥行程を終了するが、未乾燥であれば再度上記のほぐし行程と乾燥運転を繰り返すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の洗濯乾燥機では、攪拌翼回転によるほぐし行程において、攪拌翼回転の遠心力により外周方向に移動させられる衣類は内槽の側面と接触するが、このとき衣類は回転方向の速度をもっているため、停止している内槽との間に速度差が生じる。これにより、内槽との摩擦による、衣類のねじれやからみが発生し、しわがひどくなったり、乾燥むらが生じる可能性がある。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、乾燥行程において内槽を固定しない状態で攪拌翼を正転反転させることで、攪拌翼により衣類を上下に入れ替える際の衣類と内槽との摩擦を抑え、衣類のねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機は、制御手段により、乾燥行程において内槽を固定しない状態で攪拌翼を正転反転させながら乾燥する槽フリー攪拌モードと、前記内槽をモータで回転させながら乾燥する槽回転モードと、前記内槽を固定した状態で前記攪拌翼のみを回転させて乾燥する槽固定攪拌モードとを有し、乾燥初期は槽回転モードを行い、その後前記槽フリー攪拌モードと前記槽回転モードとを繰返し、乾燥終了近くは槽固定攪拌モードを行うようにしたものである。
【0008】
これにより、乾燥行程での衣類の含水量に応じて衣類を適切に動かす細かい制御ができ、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を略鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に支持した内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設けた攪拌翼と、前記内槽または前記攪拌翼を回転させるモータと、前記モータの回転を前記内槽と前記攪拌翼のいずれかに切り換えて伝達し、かつ前記攪拌翼回転時には前記内槽を固定しない状態を実現し得る駆動手段と、前記内槽内に循環風を送風する送風手段と、前記送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、前記モータ、駆動手段、送風手段、及び加熱手段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、乾燥行程において前記内槽を固定しない状態で前記攪拌翼を正転反転させながら乾燥する槽フリー攪拌モードと、前記内槽を前記モータで回転させながら乾燥する槽回転モードと、前記内槽を固定した状態で前記攪拌翼のみを回転させて乾燥する槽固定攪拌モードとを有し、乾燥初期は槽回転モードを行い、その後前記槽フリー攪拌モードと前記槽回転モードとを繰返し、乾燥終了近くは槽固定攪拌モードを行うようにしたものであり、乾燥行程での衣類の含水量に応じて衣類を適切に動かす細かい制御ができ、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、乾燥行程において乾燥の進行とともに槽回転モードの時間を短く、槽フリー攪拌モードの時間を長くしたことにより、衣類の入れ替えの頻度を上げて、むらなく乾燥を進行させることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、制御手段は、槽フリー攪拌モードにおいて、モータのON/OFFを時間制御することで攪拌翼を正転反転させ、OFF時間を内槽の惰性回転が停止するのに十分な長さの時間としたものであり、これにより、攪拌翼を例えば右回転させたときに発生する内槽の右回転回りの惰性回転が終わらないうちに、攪拌翼を左回転させることがない。このため、内槽と共に回転する衣類にカウンターの回転力を加えてしまうことで、ねじれやからみを発生させるようなことがないので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、内槽の回転を検知する内槽回転検知手段を備え、制御手段は槽フリー攪拌モードにおいて、正転反転切換え時に、内槽の惰性回転が停止するのを検知してからモータをONするようにしたものであり、これにより、攪拌翼を例えば右回転させたときに発生する内槽の右回転回りの惰性回転が終わらないうちに、攪拌翼を左回転させることがない。このため、内槽と共に回転する衣類にカウンターの回転力を加えてしまうことで、ねじれやからみを発生させるようなことがないので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、内槽の内壁側面に垂直方向のリブを設けたものであり、槽フリー攪拌モードにおいて攪拌翼を正転反転させることで発生する遠心力により攪拌翼の外周方向に跳ね上げられた衣類が内槽の内壁側面と接触する際の内槽の供回りを、確実に引き起こすことができるため、衣類と供回り後の内槽との摩擦を確実に小さくすることができ、衣類のねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、リブの高さは攪拌翼の外周近傍では0で、上方に向けて前記内槽の内壁から内方へ突出するようにテーパ状に設けられ、かつ、リブの上端の高さは0で、下方に向けて前記内槽の内壁から内方へ突出するようにテーパ状に設けたものであり、槽フリー攪拌モードにおいて攪拌翼を正転反転させることで発生する遠心力により攪拌翼の外周方向に跳ね上げられた衣類が内槽の内壁側面と接触する際に、リブの下部により跳ね上げが妨害されることなく、内槽の供回りを安定して引き起こすことができるため、衣類のねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、上記請求項5または6に記載の発明において、リブの上端は内槽の高さ方向の略中央部に位置するように設けたものであり、リブが内槽の上部まで伸びていないため、使用者が衣類を投入する際にリブが物理的、心理的な障害となることがない。
【0016】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施例1について、図1〜図3を参照しながら説明する。筐体11は、内部に、複数のサスペンション12によって外槽13を弾性的に吊り下げて支持し、運転時の振動をサスペンション12によって吸収する構成としている。外槽13の内部には、回転中心軸を略鉛直方向に有し衣類を収容する内槽14を回転自在に支持し、内槽14の内底部に衣類を撹拌する攪拌翼15を回転自在に設けている。攪拌翼15は、内側に衣類を引っ掛けるリブ17を備え、外周側にはテーパ部16が設けられ鍋型に形成されている。
【0017】
内槽14の内部周壁には多数の脱水孔18を設け、その上方には流体バランサ19を設けている。そして、外槽13の底部には、モータ20とモータ20の回転を内槽14及び攪拌翼15に伝達する駆動手段が取り付けられている。
【0018】
駆動手段は、内槽14に連結される中空の脱水軸21と、脱水軸21の中空部に配され、かつ、上端を攪拌翼15に連結し、下端をモータ20のロータ20aに連結した洗濯軸22と、脱水軸21と摺動可能に嵌合して上下動することでロータ20aの回転の脱水軸21への伝達、非伝達切換えを行うクラッチ板25、クラッチ板25を上下動させるクラッチレバー26、及びクラッチレバー26を駆動させるギアードモータ39などから構成される。
【0019】
図1に示すように、クラッチ板25は可動範囲の下側にあるときには、クラッチ板25の下側に設けた下歯25aと、ロータ20aに設けた回転歯20bとがかみ合うことで、ロータ20aの回転が脱水軸21を介して内槽14へと伝達される。図2に示すように、クラッチ板25をギアードモータ39により駆動されるクラッチレバー26により可動範囲の上方へ移動させると、クラッチ板25の下歯25aとロータ20aの回転歯20bとのかみ合いが外れ、ロータ20aの回転が洗濯軸22を介して攪拌翼15のみへと伝達される。このとき、クラッチ板25の上側に設けた上歯25bと静止部位27に設けた静止歯27aとはかみ合っておらず、脱水軸21は固定されていないので、内槽14は回転フリーの状態にある。クラッチ板25をさらに上方へ移動させると、図3に示すように、クラッチ板25の上側に設けた上歯25bと静止部位27に設けた静止歯27aとがかみ合い、脱水軸21を固定し、内槽14を固定する。
【0020】
制御手段38は、ギアードモータ39を駆動させ、クラッチレバー26を介して、上記3つのクラッチ状態を必要に応じて切り換えることができる。
【0021】
外槽13の下部から、伸縮自在の下部蛇腹状ホース28を介して循環ダクト29へと通路を構成し、循環ダクト29の出口は乾燥用送風機(送風手段)30の入口に連結している。乾燥用送風機30の出口は通路29aに連結し、この通路29a内にヒータ(加熱手段)31を設け、通路29aに伸縮自在の上部蛇腹状ホース32を連結している。上部蛇腹状ホース32の先には噴出ダクト33がつながり、内槽14へ向けて開口している。内槽14は、内部周壁の脱水孔18を通して外槽13に通じているので、これら通路は循環経路を構成している。
【0022】
また、外槽13の上部には開閉自在の蓋35を設けており、使用者が衣類を出し入れする際に、開けることができ、乾燥運転させるときには、閉じることで循環経路を密閉する。冷却用送風機36は、筐体11の側面に取り付けられ、内槽14の下部及び循環ダクト29を冷却するように構成している。排水弁37は外槽3内の水を、排水ホース43を通して排水するものである。
【0023】
制御手段38はモータ20、駆動手段、乾燥用送風機30、ヒータ31、冷却用送風機36、及び排水弁37などの動作を制御して、洗濯、すすぎ、脱水及び乾燥行程を制御する。
【0024】
上記構成において動作を説明する。まず、洗濯行程では、制御手段38は図1のようにクラッチ板25が可動範囲の下部にある状態でモータ20を駆動させることにより、衣類と洗濯水の入った内槽14を回転させる。このとき、排水弁37は閉じている。
【0025】
このことにより、内槽14内の洗濯水の外周部分は、遠心力により上昇する。これに伴い、内槽14と外槽13の間の洗濯水は外槽13の内壁に沿って上昇した後、内槽14の上部から内槽14内に散水され、循環することになる。これにより、内槽14内では洗濯水が衣類を通過することになり洗浄される。
【0026】
その後、洗い行程と同様にして衣類をすすぐすすぎ行程を経て、脱水行程では、排水弁37を開くことにより、排水ホース43から排水し、次に図1のようなクラッチ状態で、モータ20を駆動させ、衣類が入った内槽14を高速で回転させる。これにより生じる遠心力により、衣類は内槽14の内壁に押しつけられ、この遠心力で水分が衣類から分離されて脱水孔18から外槽13へと抜け、排水ホース43より排水され、脱水行程が進行する。
【0027】
乾燥行程では、乾燥用送風機30の送風とヒータ31の発熱により、上部蛇腹状ホース32、噴出ダクト33を通して内槽14へ乾いた温風が送り込まれる。内槽14へ送り込まれた温風は、これら衣類の隙間を通るときに衣類から水分を奪い、湿った状態で、内槽14から外槽13の内側へと出た後、下部蛇腹状ホース28を通過し、循環ダクト29へ至る。湿気を含んだ温風が、外槽13の内壁や循環ダクト29内を通過しているとき、冷却用送風機36により、外槽13の下部や循環ダクト29の外壁は冷却されることになり、湿った空気の水分はその内壁に結露し、湿った温風は除湿されて、乾燥用送風機30へと戻る。外槽13及び循環ダクト29の内壁に結露した水は、排水弁37を必要に応じて開くことで、排水ホース43より排出される。そして乾燥行程終了後に、ヒータ31を切り、乾燥用送風機30、冷却用送風機36を駆動する送風行程を行い、乾燥した衣類をクールダウンさせた後に終了する。ここでは、湿った温風を冷却する手段として冷却空気を用いる空冷除湿方式としているが、水冷除湿方式のものであっても構わない。
【0028】
乾燥行程において、制御手段38はモータ20、駆動手段、乾燥用送風機30、ヒータ31、冷却用送風機36の動作を以下の説明の通りに制御する。洗濯行程が終了して乾燥行程に入ると、まず、洗濯行程の最後の脱水で衣類が内槽14の壁面に張り付いているので、これをはがし、そして十分にほぐして、衣類の空気との接触面積が大きくなるようにするために布はがし行程を行う。
【0029】
具体的には、ギアードモータ39を駆動させ、クラッチレバー26を介して、クラッチ板25を上方へ移動させ、図3に示すようなクラッチ状態でモータ20を0.4秒ON、1.2秒OFFの時限で、正転反転させ、内槽14を固定した状態で、攪拌翼15を3往復させる。こうすることにより、脱水時に内槽14の壁面に張り付いていた衣類がはがれ、そして、衣類の布かさが増して空気との接触面積が大きくなって、以後の乾燥の進行が早くなるようにする。
【0030】
次に、図1に示すようなクラッチ状態で、モータ20を回転させ、内槽14を35r/minの回転速度で1方向に回転させながら乾燥させる槽回転モードを15分間行う。槽回転モードでは、1方向に内槽14をゆっくりと回転させるだけなので、衣類は内槽14の中で動くことがない。このため、含水量が多いためにからみやすい乾燥初期の段階において、衣類のねじれやからみを全く発生させることがなく、また、含水量が多いため、衣類を動かさなくても十分に乾燥は進行する。
【0031】
次に内槽14の回転を停止させ、ギアードモータ39を駆動させてクラッチレバー26を介して図2に示すようなクラッチ状態にして、モータ20を0.5秒ON、4.5秒OFFの時限で、正転反転させ、内槽14を固定しないフリーの状態で160r/minの回転速度で正転反転させながら乾燥させる槽フリー攪拌モードを30秒間行う。このとき衣類は、攪拌翼15に設けられたリブ17にひっかけられた状態で回転により生じた遠心力により、攪拌翼15の外周側へと移動し、テーパ部16により上方向への力を受け、攪拌翼15の外周端部で跳ね上げられ、これを繰り返すことにより衣類を上下に入れ替える。回転しながら跳ね上げられた衣類は内槽14の内壁側面と接触するが、内槽14は回転フリーの状態であるため、衣類と内槽14との摩擦により内槽14は同方向に供回りする。
【0032】
これにより、衣類と内槽14との速度差を小さくすることができ、以降衣類と内槽14との摩擦は抑制される。このため、衣類を上下に入れ替えながらも、衣類のねじれやからみを抑えることができ、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。また、内槽14が供回りしたとき、供回りの惰性回転が続くが、OFF時間を4.5秒と大きくとっているため、惰性回転が停止しないうちに、攪拌翼15を反転させることはない。このため、内槽14と共に回転する衣類にカウンターの回転力を加えてしまうことで、ねじれやからみを発生させるようなことがないので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0033】
そして、再び槽回転モードを行い、以降順次、槽回転モードと槽フリー攪拌モードを繰り返すのであるが、乾燥の進行とともに、槽回転モードの時間を短く、槽フリー攪拌モードの時間を長くして、衣類の入れ替えの頻度を上げていき、むらなく乾燥を進行させていく。
【0034】
乾燥終了近くの仕上げの段階に入ると、図3に示すようなクラッチ状態に切換え、モータ20を0.4秒ON、1.2秒OFFの時限で、正転反転させ、内槽14を固定した状態で攪拌翼15を160r/minの回転速度で正転反転させながら乾燥させる槽固定攪拌モードを行う。槽固定攪拌モードでは、内槽14の惰性回転の停止を待つことなく、攪拌翼15を頻繁に正転反転させることにより、衣類の上下の入れ替えを素早く行い、まんべんなく温風を当てて素早く乾燥を仕上げることができる。そしてヒータ31を切り、乾燥用送風機30、冷却用送風機36を駆動する送風行程を行って、衣類をクールダウンさせた後に、全乾燥行程を終了させる。
【0035】
このように本実施例によれば、制御手段38は、乾燥行程において内槽14を固定しない状態で、攪拌翼15を正転反転させながら乾燥する槽フリー攪拌モードを行うことで、遠心力により攪拌翼15の外周方向に跳ね上げられた衣類が内槽14の内壁側面と接触する際の内槽14の供回りにより、衣類と内槽14の回転の速度差を小さくし、摩擦を抑えることができるので、衣類を上下に入れ替えながらも、ねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0036】
また、制御手段38は、含水量が多くからみやすい乾燥初期の段階では、衣類を全く動かすことのない槽回転モードが主体の乾燥を行うことにより、衣類のねじれやからみを全く発生させずに乾燥させ、乾燥率が高くなり、衣類がからみにくくなるに従って、徐々に槽フリー攪拌モードが主体の行程へと移行し、衣類を上下に入れ換えながらも衣類のねじれやからみを抑制して乾燥させ、さらに乾燥の仕上げの段階で、回転翼15を頻繁に正転反転させることにより、衣類の上下の入れ換えを素早く行うことのできる槽固定攪拌モードが主体の行程へと移行することで、まんべんなく温風を当てて乾燥させるので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0037】
また、制御手段38は、槽フリー攪拌モードにおいて、モータ20のON/OFFを時間制御することで攪拌翼15を正転反転させ、OFF時間を内槽14の惰性回転が停止するのに十分な長さの時間としているので、攪拌翼15を回転させたときに発生する内槽14の同方向への惰性回転が終わらないうちに、攪拌翼15を反転させることがない。このため、内槽14と共に回転する衣類にカウンターの回転力を加えてしまうことで、ねじれやからみを発生させるようなことがないので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0038】
なお、本実施例では、ロータの回転を直接攪拌翼15に伝達する駆動手段を用いているが、減速機構を有し、モータ20の回転を攪拌翼15に減速して伝達する駆動手段であっても構わない。また制御手段38は、乾燥行程においてモータ20及び駆動手段を制御して、槽フリー攪拌モードと、内槽を回転させながら乾燥する槽回転モードと、内槽14を固定した状態で攪拌翼15のみを回転させて乾燥する槽固定攪拌モードとを行わせたが、必ずしもこれに限られるものではなく、槽フリー攪拌モードに、他の少なくとも1モードを組合せて行うものであってもよい。
【0039】
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例について図4を参照しながら説明する。内槽14は、流体バランサー19の上部に複数のマグネット42を備えており、マグネット42の磁気を検知して、内槽14の回転を検知する内槽回転検知手段40を外槽13の蓋35の近傍に設けている。また、内槽14の内壁側面には垂直方向に伸びたリブ41を複数備えており、リブ41の高さは攪拌翼15の外周近傍では0で、上方にいくに従い、テーパ状に大きくなり、また、上端のリブ41は内槽14の略中央部で切れて、高さは0であり、下方にいくに従いテーパ状に大きくなる。その他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0040】
上記構成により、制御手段38は、槽フリー攪拌モードにおいて、正転反転切換え時に、内槽14の惰性回転が停止するのを検知してからモータ20をONすることができるので、攪拌翼15を回転させたときに発生する内槽14の同方向への供回りによる惰性回転が終わらないうちに、攪拌翼15を反転させることがない。このため、内槽14と共に回転する衣類にカウンターの回転力を加えてしまうことで、ねじれやからみを発生させるようなことがないので、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0041】
また、内槽14の内壁側面に垂直方向に伸びるリブ41を設けているので、攪拌翼15を正転反転させることで発生する遠心力により攪拌翼15の外周方向に跳ね上げられた衣類が内槽14の内壁側面と接触する際の内槽14の供回りを、確実に引き起こすことができるため、衣類と供回り後の内槽14との摩擦を確実に小さくすることができ、衣類のねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。また、リブ41の高さは攪拌翼15の外周近傍では0で、上方にいくに従いテーパ状に大きくなるようにしているので、攪拌翼15を正転反転させることで発生する遠心力により攪拌翼15の外周方向に跳ね上げられた衣類が内槽14の内壁側面と接触する際に、リブ41の下部により跳ね上げが妨害されることなく、内槽14の供回りを安定して引き起こすことができる。このため、衣類のねじれやからみを抑制し、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0042】
また、リブ41の上端は内槽14の高さ方向の略中央部で切れているので、リブ41が内槽14の上部まで伸びていないため、使用者が衣類を投入する際にリブ41が物理的、心理的な障害となることがない。また、上端のリブ41の高さは0で、下方にいくに従いテーパ状に大きくしているので、リブ41の上に存在する衣類がリブ41の上端部により引っかかることで、傷むこともないし、またねじれやからみの原因となることもなく、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明の洗濯乾燥機によれば、乾燥行程での衣類の含水量に応じて衣類を適切に動かすことができ、しわの発生を抑え、むらなく乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の槽回転モードにおける洗濯乾燥機の断面図
【図2】 同槽フリー攪拌モードにおける洗濯乾燥機の断面図
【図3】 同槽固定攪拌モードにおける洗濯乾燥機の断面図
【図4】 本発明の実施例2における洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
11 筐体
13 外槽
14 内槽
15 攪拌翼
20 モータ
30 乾燥用送風機(送風手段)
31 ヒータ(加熱手段)
38 制御手段
40 内槽回転検知手段
41 リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a washing / drying machine having a process of blowing warm air into an inner tub having a rotation center axis in a substantially vertical direction to dry laundry, and capable of performing from washing to drying consistently. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of washing and drying machine supports an inner tub having a rotation center axis in a vertical direction in an outer tub that is elastically suspended in a casing, and a stirring blade is provided at the inner bottom of the inner tub. In the washing process and rinsing process, the agitating blades are rotated to wash and rinse clothes in the inner tub. In the dehydration process, the inner tub is rotated at high speed to dehydrate and dry following the dehydration process. In the process, the air heated by the heating device is blown into the inner tank by a blower and dried.
[0003]
Briefly explaining the operation in the above configuration, with the inner tank stopped after completion of the dehydration process, the stirring blade is rotated for 1 second at a rotational speed of 130 r / min for 1 second and 0.5 seconds for OFF inversion. The cloth is peeled back and forth three times, and the clothes attached to the inner wall surface of the inner tub by centrifugal force are removed during dehydration.
[0004]
Next, the cloth enters the drying process after the peeling process. First, with the inner tub stopped, the stirring blade is repeatedly rotated in the forward direction at a rotation speed of 130 r / min for 0.5 seconds ON and 0.5 seconds OFF. The clothes are exchanged up and down, a loosening process is performed, and then the clothes are dried by supplying warm air heated by a heating device to the inner tank for several minutes while the inner tank and the stirring blade are stopped. Then, the degree of drying is determined, and if it is dry, the drying process is terminated, but if it is not dried, the above-described loosening process and drying operation are repeated again.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional washer-dryer, in the loosening process by rotating the stirring blade, the clothing moved in the outer circumferential direction by the centrifugal force of the stirring blade rotation comes into contact with the side surface of the inner tub. Therefore, there is a speed difference with the stopped inner tank . As a result, the clothes may be twisted or entangled due to friction with the inner tub, and wrinkles may become severe or dry unevenness may occur.
[0006]
The present invention solves the above-described conventional problems, and the friction between the clothing and the inner tub when the clothing is switched up and down by the stirring wing by reversing the stirring wing in the normal rotation state without fixing the inner tub in the drying process. The purpose is to suppress kinking and entanglement of clothing, suppress the generation of wrinkles, and dry evenly.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the washing / drying machine according to the present invention comprises a tank-free stirring mode in which the control unit is configured to dry while reversing the stirring blade in a state where the inner tank is not fixed in the drying process, and the inner tank It has a tank rotation mode that dries while rotating with a motor, and a tank fixed agitation mode that dries only by rotating the stirring blade while the inner tank is fixed. The tank-free stirring mode and the tank rotation mode are repeated, and the tank-fixed stirring mode is performed near the end of drying .
[0008]
Thereby, the fine control which moves clothing appropriately according to the moisture content of the clothing in a drying process can be performed, generation | occurrence | production of a wrinkle can be suppressed, and it can dry uniformly.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention according to
[0010]
The invention according to claim 2 is the invention according to
[0011]
The invention according to claim 3 is the invention according to
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the first or second aspect of the invention, there is provided an inner tank rotation detecting means for detecting the rotation of the inner tank, and the control means is in the tank free stirring mode at the time of forward / reverse switching. The inertial rotation around the clockwise rotation of the inner tank that occurs when the stirring blade is rotated clockwise, for example, when the motor is turned on after detecting the inertial rotation of the inner tank is stopped. The stirring blade will not rotate counterclockwise before the process is over. For this reason, by applying the rotational force of the counter to the clothes that rotate together with the inner tub, there is no occurrence of twisting or entanglement, so that generation of wrinkles can be suppressed and drying can be performed uniformly.
[0013]
The invention according to claim 5 is the invention according to any one of
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, in the invention of the fifth aspect, the height of the rib is 0 in the vicinity of the outer periphery of the stirring blade, and protrudes inward from the inner wall of the inner tank upward. It is provided in a tapered shape , and the height of the upper end of the rib is 0, and is provided in a tapered shape so as to protrude downward from the inner wall of the inner tank. When clothing that is spun up in the outer circumferential direction of the stirring blade by the centrifugal force generated by reversing the blade in normal rotation comes into contact with the inner wall side surface of the inner tub, the flip-up is not hindered by the lower part of the rib. Since the circulation of the tank can be stably caused, the twist and entanglement of the clothes can be suppressed, the generation of wrinkles can be suppressed, and the tank can be dried uniformly.
[0015]
The invention according to claim 7 is the invention according to claim 5 or 6, wherein the upper end of the rib is provided so as to be positioned at a substantially central portion in the height direction of the inner tank, and the rib is the inner tank. The ribs do not become a physical or psychological obstacle when the user puts clothes.
[0016]
【Example】
Example 1
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The
[0017]
A number of dewatering holes 18 are provided in the inner peripheral wall of the
[0018]
The drive means is a
[0019]
As shown in FIG. 1, when the
[0020]
The control means 38 drives the geared
[0021]
A passage is formed from the lower part of the
[0022]
In addition, an openable /
[0023]
The control means 38 controls the operation of the
[0024]
The operation in the above configuration will be described. First, in the washing process, the control means 38 rotates the
[0025]
Thereby, the outer peripheral part of the washing water in the
[0026]
Thereafter, the clothes are rinsed in the same manner as the washing process. In the dehydration process, the
[0027]
In the drying process, dry hot air is sent to the
[0028]
In the drying process, the
[0029]
Specifically, the geared
[0030]
Next, in the clutch state as shown in FIG. 1, the
[0031]
Next, the rotation of the
[0032]
Thereby, the speed difference between clothing and the
[0033]
Then, the tank rotation mode is performed again, and thereafter, the tank rotation mode and the tank free stirring mode are repeated sequentially.With the progress of drying, the time of the tank rotation mode is shortened, and the time of the tank free stirring mode is lengthened. We will increase the frequency of changing clothes and continue drying.
[0034]
When entering the finishing stage near the end of drying, the clutch state as shown in FIG. 3 is switched, the
[0035]
As described above, according to the present embodiment, the control means 38 performs the tank-free stirring mode in which the
[0036]
Further, the control means 38 performs drying mainly in the tank rotation mode in which the clothes are not moved at all in the initial drying stage where the moisture content is easy to see, so that the clothes can be dried without causing any twist or entanglement of the clothes. As the drying rate becomes higher and the clothes become harder to entangle, the tank-free stirring mode gradually shifts to the main process, and while changing the clothes up and down, drying and suppressing twisting and entanglement of the clothes, In the stage of drying, the
[0037]
Further, the control means 38 controls the ON / OFF of the
[0038]
In this embodiment, the driving means for directly transmitting the rotation of the rotor to the
[0039]
(Example 2)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The
[0040]
With the above configuration, the control means 38 can turn on the
[0041]
Further, since the
[0042]
Further, since the upper end of the
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the washing / drying machine of the present invention , the clothes can be appropriately moved according to the moisture content of the clothes in the drying process, the generation of wrinkles can be suppressed, and the clothes can be dried uniformly .
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of a washing and drying machine in a tank rotation mode according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a washing and drying machine in the same tank free stirring mode. Sectional view of FIG. 4 Cross-sectional view of a washing and drying machine in Embodiment 2 of the present invention
DESCRIPTION OF
31 Heater (heating means)
38 Control means 40 Inner tank rotation detection means 41 Rib
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369832A JP3815311B2 (en) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | Washing and drying machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001369832A JP3815311B2 (en) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | Washing and drying machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164692A JP2003164692A (en) | 2003-06-10 |
JP3815311B2 true JP3815311B2 (en) | 2006-08-30 |
Family
ID=19179153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001369832A Expired - Fee Related JP3815311B2 (en) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | Washing and drying machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3815311B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4786601B2 (en) * | 2007-06-26 | 2011-10-05 | 日立アプライアンス株式会社 | Electric washing machine |
JP6678621B2 (en) * | 2017-04-13 | 2020-04-08 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | Washing and drying machine |
JP7091154B2 (en) * | 2018-06-07 | 2022-06-27 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | washing machine |
JP7343856B2 (en) * | 2019-05-28 | 2023-09-13 | 青島海爾洗衣机有限公司 | vertical washer dryer |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001369832A patent/JP3815311B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003164692A (en) | 2003-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3991759B2 (en) | Dry washing machine | |
JP2004008275A (en) | Washing and drying machine | |
US20010015082A1 (en) | Combination washer - drier | |
JP4007057B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP3815311B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP3924922B2 (en) | Drum type washer / dryer | |
JP3864769B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP7213075B2 (en) | Vertical washer/dryer | |
JP4003600B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP3744162B2 (en) | Drum type washer / dryer | |
JP4474789B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP2002102584A (en) | Washing machine and spinning machine | |
JP3424653B2 (en) | Washing and drying machine | |
JP2002119788A (en) | Washing and drying machine | |
WO2021205763A1 (en) | Washing machine | |
JPH10295978A (en) | Drum type washing machine | |
JP2003062385A (en) | Washing/drying machine | |
JP2002159781A (en) | Washing and drying machine | |
JP2002102587A (en) | Spinning machine and washing machine | |
JP2004337336A (en) | Washing/drying machine | |
JPH09182887A (en) | Drum type washing machine | |
JP2005130987A (en) | Washing-drying machine | |
JP2002360966A (en) | Washing and drying machine | |
JP2006025815A (en) | Washing and drying machine | |
KR200279712Y1 (en) | Laundry crumple prevention apparatus for washing machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060529 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |