JP3797900B2 - Heating cooking system, heating cooker and ventilation fan device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気駆動式の加熱手段で被加熱媒体を加熱する加熱調理器と、この加熱調理器の使用時に換気を行う換気ファン装置とを備えた加熱調理システム、並びに、これに用いられる加熱調理器及び換気ファン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来の加熱調理システム100の外観を示すものである。この図6に示すように、加熱調理システム100は、調理器本体101に収容されたヒータ102によって調理容器例えば鍋などを加熱する加熱調理器103と、この加熱調理器103の動作時に図示しない換気ファン(多翼ファン)を自動的に駆動制御することで換気を行う換気ファン装置105とを備えて構成されている。
【0003】
加熱調理器103には、赤外線LED106がトッププレート107上面部に突出する形で設けられている。この赤外線LED106は、ヒータ102への通電開始に連動して換気ファンの駆動を開始させ、ヒータ102への通電停止に連動して換気ファンの駆動を停止させるための赤外線信号をワイヤレス送信するようになっている。
【0004】
加熱調理器103の上方部には、換気ファン装置105が設置され、この装置本体108の側壁板底部には、前記赤外線信号を受信するための赤外線センサ109が突出する形で設けられている。この赤外線センサ109で受光した赤外線信号は、換気ファン装置105内部に設置された駆動制御回路(図示せず)にて検出され、この駆動制御回路により換気ファンの駆動制御が行われるようになっている。
【0005】
これにより、使用者が加熱調理器103の使用を開始すると自動的に換気ファンの運転が開始され、加熱調理器103の使用を終了すると自動的に換気ファンの運転が停止されるので、使用者は、換気ファン装置105に設けられた操作スイッチ110を手動操作して換気ファンを駆動させる手間を省くことができるという利便性があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の加熱調理システム100は、赤外線LED106がトッププレート107表面に剥き出しの状態で設置されていたので、赤外線LED106に煮汁がこぼれるなどして信号出力部が汚れ、赤外線信号の送信が正常に行われなかったり、赤外線LED106に物が当たるなどして故障が発生し易いという問題があり、ワイヤレス通信の信頼性を向上させる上で改善の余地が残されていた。
【0008】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、赤外線によるワイヤレス通信の信頼性を向上させた加熱調理システム並びに、これに用いられる加熱調理器及び換気ファン装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の加熱調理システムは、被加熱媒体を載置するためのトッププレートと、このトッププレートに覆設された電気駆動式の加熱手段と、火力設定手段により設定された火力に基づいて前記加熱手段への通電制御を行う通電制御手段と、所定の駆動信号を赤外線によりワイヤレス送信する送信手段とを備えた加熱調理器と、この加熱調理器の周囲に設置された換気ファンと、前記駆動信号を受信する受信手段と、この受信手段にて受信した前記駆動信号に基づいて換気ファンの駆動制御を行う駆動制御手段とを備えた換気ファン装置とにより構成され、トッププレートは赤外線の波長が透過する光透過特性を有する耐熱強化ガラスで構成され、送信手段はトッププレートに覆設されるようにして調理器本体に収容され、トッププレートを介して前記駆動信号を赤外線によりワイヤレス送信することを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、送信手段に煮汁が付着したり物が当たることなどを防ぐことができるので、送信手段を汚れや故障から守ることができ、赤外線によるワイヤレス通信の信頼性を向上させることができる。
【0011】
請求項2記載の加熱調理システムでは、送信手段が火力設定手段の設定火力に応じて設定された回転数に基づいて駆動信号を生成しワイヤレス送信することを特徴としている。
このような構成によれば、火力設定手段による設定火力に応じて換気ファンの回転数を自動制御することができ、即ち、換気ファンの風量を自動制御することができる。
請求項3記載の加熱調理システムでは、加熱手段は、電磁誘導作用により前記被加熱媒体を加熱するIHヒータにより構成されていることを特徴としている。
請求項4記載の加熱調理システムでは、送信手段は、前記加熱手段への通電制御が停止した時点から所定時間が経過するまで換気ファン装置を駆動させるための駆動信号を生成し送信していることを特徴としている。
このような構成によれば、使用者が調理を終えた後も、しばらくの間、換気ファンを継続的に運転させておくことができる。しかも、この換気ファンの運転は、所定期間経過後に停止するまで自動制御されるので、使用者が換気ファンを手動操作する手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
請求項5記載の加熱調理システムでは、送信手段は、加熱調理器に複数設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、例えば一つの送信手段と受信手段とを結ぶ駆動信号の通信経路が汚れなどの障害物によって塞がれる事態が発生しても、他の送信手段からの駆動信号を受信手段で受信することができるので、ワイヤレス通信の信頼性を更に向上させることができる。
【0012】
請求項6記載の加熱調理システムでは、加熱調理器は、換気ファンの回転数を手動で操作するための手動操作手段を備え、送信手段は、前記手動操作手段にて設定された回転数に基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、加熱調理器に手動操作手段が備えられているので、身長の低い使用者や車椅子を利用している使用者などでも容易に換気ファンを操作することができ、換気ファンの操作性を向上させることができる。
【0013】
請求項7記載の加熱調理システムでは、手動操作手段は、商用電源を受電するためのメイン電源スイッチをオンさせた場合に、操作が有効となるように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、メイン電源スイッチがオフの時には、手動操作手段など加熱調理器への給電を遮断することができるので、待機電力を零にすることができ、加熱調理器の消費電力を低減させることができる。
【0014】
請求項8記載の加熱調理システムでは、手動操作手段は、商用電源を受電するためのメイン電源スイッチのオン・オフに関係なく、操作が有効となるように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、メイン電源スイッチがオフの時にも、手動操作手段を操作するだけで換気ファンを駆動させることができるので、使用者は咄嗟の時にも直ぐに換気ファンを駆動させることができ、換気ファンの操作性を向上させることができる。
【0015】
請求項9記載の加熱調理システムでは、送信手段は、通電制御手段による加熱手段への通電制御中に手動操作手段による手動操作が行われた場合には、前記通電制御を停止するまで、火力設定手段による設定火力に基づいた駆動信号のワイヤレス送信を停止するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、使用者が手動操作手段を操作することにより、換気ファンの自動制御を解除して手動操作のみ有効化することができる。これにより、例えば煙が大量に発生するような調理を行った場合に、自動制御にて設定された風量では弱すぎる事態が発生しても、使用者がそれを判断して手動操作により換気ファンの風量を調理内容にマッチしたものに修正することができる。また、例えば電話使用時や深夜の時間帯など換気ファンから発生する騒音が気になる場合には、手動操作により換気ファンの風量を弱くして前記騒音を小さくすることができる。
【0016】
請求項10記載の加熱調理システムは、加熱手段としてロースタを備え、送信手段は前記ロースタ用の火力設定手段により設定された火力に基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする。
ロースタによる焼き物調理はヒータによる調理に比べて多くの煙を出すため、火力が同等に設定されたロースタ及びヒータを比較した場合、ヒータよりもロースタの方が換気ファンの回転数を大きく設定する必要がある。そこで、このような構成によれば、ロースタ用の火力設定手段による設定火力に応じて換気ファンの回転数を制御することができるので、ロースタによる焼き物調理でも換気ファンの風量を最適なものに自動制御することができる。また、例えば、ロースタ及び他の加熱手段の火力が同時に設定された場合には、ロースタの設定火力を優先させて換気ファンの回転数を制御することもでき、これによって常に換気ファンの風量を最適なものに自動制御することができる。
【0017】
請求項11記載の加熱調理システムでは、送信手段は、通電制御手段による加熱手段への通電制御が停止した時点から所定期間が経過するまで所定の駆動信号を生成してワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、使用者が加熱調理器による調理を終えた後も、しばらくの間、換気ファンを継続的に運転させておくことができるので、調理中に吐き出しきれずに残った煙なども最終的に全て吐き出すことができる。しかも、この換気ファンの運転は所定期間経過後に停止するまで自動制御されるので、使用者が換気ファンを手動操作する手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
【0018】
請求項12記載の加熱調理システムでは、加熱調理器は、加熱手段を複数備え、送信手段は、前記各加熱手段用の火力設定手段により設定された火力を総合したものに基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、複数の加熱手段が同時に使用された場合に、これらを総合した火力に基づいて換気ファンの回転数を制御することができるので、複数の加熱手段を同時に使用する場合でも、換気ファンの風量を最適なものに自動制御することができる。
【0019】
請求項13記載の加熱調理器および請求項14記載の換気ファン装置は、請求項1乃至12の何れかに記載の加熱調理システムに使用されることを特徴とする。
これら請求項13及び14に記載した構成によれば、加熱調理システムは、加熱調理器及び換気ファン装置を任意に組み合わせて構築することができるので、例えば、加熱調理器及び換気ファン装置の一方が故障などにより使用不能になった場合には、その使用不能になったものを修理したり交換したりするだけで加熱調理システムを復元することができる。これにより、資源の有効活用を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
以下、本発明をビルトインタイプの加熱調理システムに適用した場合の第1の実施例について、図1乃至図4を参照しながら説明する。
【0021】
まず、図2は、加熱調理システム1の外観を示すものである。この図2に示すように、キッチンには、所謂3口タイプの加熱調理器(以下、単に調理器と称す)2が設置されている。この調理器2は、キッチンのカウンタートップに組み込まれたヒータユニット3、キッチンの前面の扉の上部左側に配設されたロースタ4、及び、上部右側に配設された操作パネル部5を備え、調理器本体内部にヒータ7a乃至7c(後述)及びロースタ4を駆動制御するための電子回路(後述)が収容されて構成されている。そして、これらヒータ7a乃至7c及びロースタ4で電気駆動式の加熱手段が構成されている。
【0022】
ヒータユニット3は、図示しないヒータ収容室に三つのヒータ7a乃至7c(以下、各部を左ヒータ7a、中央ヒータ7b及び右ヒータ7cと称す)が収容され、このヒータ収容室の上部に透光性で耐熱ガラス製のトッププレート8が覆設されて構成されている。また、トッププレート8の最後部には、ヒータ収容室内部と連通した排気口9が形成されている。
【0023】
図3(a)は、ヒータユニットの構成を示す図である。この図3(a)に示すように、左ヒータ7a及び右ヒータ7cはヒータ収容室の手前側に配置され、中央ヒータ7bは中央奥側に配置されている。また、左ヒータ7a及び右ヒータ7cより外側で夫々手前側の位置には、夫々の火力を表示するための多数のLEDからなるLED群10a及び10cが弧状に配設されており、中央手前側の位置には、中央ヒータ7bの火力を表示するための少数のLEDからなるLED群10bが直線状に配設されている。更に、ヒータ収容室の奥右側端部及び手前左側端部には、赤外線状の駆動信号(後述)をワイヤレス送信するための赤外線LED11a及び11bが配設されている。
【0024】
そして、トッププレート8には、各ヒータ7a乃至7cの位置に対応させて環状の載置枠12a乃至12cが印刷等により描かれており、この環状枠12a乃至12cに被加熱媒体たる鍋などの調理容器を載置するようになっている。また、各LED群10a乃至10cの位置に対応させて火力表示枠13a乃至13cが描かれており、各LEDからの発光光は火力表示枠13a乃至13c部分を透過して点灯表示され、各LEDの点灯数によって各ヒータ7a乃至7cの火力の強さが表示されるようになっている。更に、赤外線LED11a及び11bの位置に対応させて信号出力枠14a及び14bが描かれており、各赤外線LED11a及び11bから出力される駆動信号は信号出力枠14a及び14b部分を透過して送信されるようになっている。
【0025】
ここで、各ヒータ7a乃至7cの構成について簡単に説明すると、まず、左ヒータ7a及び右ヒータ7cは、加熱コイル15(後述、図1参照)に高周波電流を通電して電磁誘導作用によって調理器具を加熱するIH(Induction Heating)ヒータで形成され、所定の最大火力(例えば、3kW)まで出力可能に構成されている。また、中央ヒータ7bは、ニクロム線16(後述、図1参照)に直流電流を通電することによって調理器具を加熱するラジエントヒータで形成され、左ヒータ7a及び右ヒータ7cよりも小さな所定の最大火力(例えば、1.2kW)まで出力可能に構成されている。
【0026】
図3(b)は、操作パネル部5の一例を示す外観図である。この図3(b)に示すように、操作パネル部5は、上側に配設されたダイヤル式操作部17と、下側に配設されたカンガルー式操作部18とで構成されている。ダイヤル式操作部17には、メイン電源スイッチ19と火力調節用の4つのダイヤルが設けられている。ダイヤルは、左から順に、左ヒータ用ダイヤル20a、ロースタ用ダイヤル21、中央ヒータ用ダイヤル20b及び右ヒータ用ダイヤル20cが割り当てられている。
【0027】
これらのうち、火力設定手段たる左ヒータ用ダイヤル20a、中央ヒータ用ダイヤル20b及び右ヒータ用ダイヤル20cは、各ヒータ7a乃至7cのオン・オフと火力調節を行うようになっている。オン・オフ操作は、ダイヤル20a乃至20cをプッシュすることにより行われる。火力調節は、オン時にダイヤル20a乃至20cを回動操作させることにより行われ、時計回り方向に回動させるに従って火力が強まり、各ヒータ7a乃至7cに対応したLED群10a乃至10c内のLED点灯数が増えるようになっている。
【0028】
また、ロースタ用ダイヤル21は、ロースタ4のオン・オフのみ行い、細かな火力調節は、カンガルー式操作部18で行うようになっている。尚、左ヒータ用ダイヤル20a及び右ヒータ用ダイヤル20cの径を他のものよりも大きくしているのは、各ダイヤル毎の操作性に差異を持たせるためであり、これにより、調理器2の使用者に各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4では設定可能な最大火力が異なるという機能性の差異を認識し易くさせ、使用者の使い勝手を向上させている。
【0029】
カンガルー式操作部18は、閉じた状態では、図3(b)に示すように調理器本体内部に収容されている。そして、この状態でカンガルー式操作部18の上部をプッシュすると、その下端部を支点に手前側に回動しながらカンガルー式操作部18が出現し、操作が可能となる。尚、再びカンガルー式操作部18を閉じる場合には、その先端部を奥側に回動させるようにプッシュする。
【0030】
図4は、カンガルー式操作部18の一例を示す外観図である。この図4に示すように、カンガルー式操作部18の上段側には、左から順に、左ヒータ7a、ロースタ4及び右ヒータ7cの加熱時間を設定するタイマ部22a乃至22cが設けられている。また、カンガルー式操作部18の下段側は、左から順に、換気ファン装置23(後述、図2参照)を手動操作するための手動操作手段たる手動操作部24、ロースタ4の調理方法(火力)を設定する火力設定手段たる調理選択部25、及び、右ヒータ7cを天ぷら調理に設定する天ぷら設定部26が設けられている。尚、右ヒータ7cが天ぷら調理に設定された場合には、右ヒータ用ダイヤル20cによって調節可能な火力範囲は所定範囲(例えば油の温度にして140℃〜200℃)に設定されるようになっている。
【0031】
手動操作部24は、左から順に、多翼ファン製の換気ファン(後述、図示せず)の回転を停止させるための「切」スイッチ24a、照明灯(後述)の点灯・消灯をするための「照明」スイッチ24b、及び、換気ファンの風量を設定するための「弱」、「中」、「強」スイッチ24c乃至24eが設けられて構成されている。
【0032】
次に、図2を参照しながら換気ファン装置23について説明する。調理器2の上方部に位置する図示しない側壁面には、下部が開口した箱状のレンジフード28が設置されている。このレンジフード28内部には、モータ29(後述、図1参照)によって駆動する換気ファンが備えられており、この換気ファンは駆動制御手段たる駆動制御回路30(後述、図1参照)によって回転制御(駆動制御)が行われるようになっている。また、レンジフード28内部には、調理器2を照らすための照明灯(図示せず)も備えられており、この照明灯も駆動制御回路30によって点灯制御が行われるようになっている。
【0033】
レンジフード28正面側の側壁板下部には、換気ファンを手動操作するための操作スイッチ31が設けられている。この操作スイッチ31の並びは、前記した手動操作部24のものと同等のスイッチで構成されている。
レンジフード28背面側の側壁板底部には、赤外線LED11a及び11bから送信される駆動信号を受信するための赤外線センサ32が、その受光面が側壁板底部表面に配設されるようにして埋設されている。そして、これら換気ファン、レンジフード28、モータ29、駆動制御回路30、操作スイッチ31及び赤外線センサ32で換気ファン装置23が構成され、調理器2及び換気ファン装置23で加熱調理システム1が構成されている。
【0034】
<調理器2及び換気ファン装置23の電子回路構成の説明>
続いて、図1は、調理器2及び換気ファン装置23内部に収容された電子回路の回路構成を示すものである。まず、この図1を参照しながら、調理器2の回路構成について説明する。
【0035】
商用電源33には母線34a及び34bが接続されている。一方の母線34bは、メイン電源スイッチ35を介して母線34cに接続されており、このメイン電源スイッチ35をオンすると商用電源33の交流電圧が調理器2内部の各電子回路に印加されるようになっている。
【0036】
中央ヒータ7bは、電磁リレー36及びコイル状に巻回されたニクロム線16が直列接続され、この直列回路が母線34a及び34cに接続されて形成されている。電磁リレー36は、通電制御手段たる通電制御回路37(後述)によってスイッチング制御(通電制御)が行われるようになっている。そして、ニクロム線16に流す交流電流の通電時間を電磁リレー36にて制御することにより、中央ヒータ7bの火力が制御されるようになっている。また、ロースタ4は、この中央ヒータ7bと同等の回路構成でシーズヒータが形成されたものなので、その説明は省略する。
【0037】
左ヒータ7aは、次のようにして形成されている。整流ブリッジ回路38の交流入力端子には母線34a及び34cが接続され、その直流出力端子はコイル39及び平滑化コンデンサ40からなる直列回路に接続されている。コイル39及び平滑化コンデンサ40の共通接続点には、加熱コイル15及び共振コンデンサ41の並列回路からなる共振回路42の一端が接続され、その他端はIGBT43のコレクタに接続されている。IGBT43のエミッタは、平滑化コンデンサ40及び整流ブリッジ回路38の共通接続点に接続されている。IGBT43のコレクタ、エミッタ間には、アノードがエミッタ側になるようにしてフライホイールダイオード44が接続されている。
【0038】
IGBT43のゲートは駆動回路45を介して通電制御回路37に接続されており、IGBT43は通電制御回路37によってスイッチング制御(通電制御)が行われるようになっている。そして、IGBT43のスイッチング周波数を共振回路42の共振周波数に一致させ、各周期毎のオン時間を制御して共振回路42へ流す高周波電流量を制御することにより、左ヒータ7aの火力が制御されるようになっている。
【0039】
また、共振回路42には、自身に流れる過電流を検出するための過電流検出センサ46が設けられており、その検出信号は通電制御回路37に出力されるようになっている。そして、通電制御回路37では、過電流が検出されると瞬時に通電制御を停止する処理が行われる。尚、図示はしないが各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4には同様の過電流検出センサが設けられており、過電流検出時には同様の処理が行われるようになっている。
【0040】
そして、これら整流ブリッジ回路38、コイル39、平滑化コンデンサ40、共振回路42、IGBT43、フライホイールダイオード44及び駆動回路45で左ヒータ(IHヒータ)7aが構成されている。また、右ヒータ7cは、この左ヒータ7aと同等の回路構成なので、その説明は省略する。
【0041】
通電制御回路37は、マイクロコンピュータ(図示せず)を主体として構成されており、ROM(図示せず)から調理器制御プログラムを読み出すことによって、調理器2全体の電気的な動作を制御するようになっている。また、通電制御回路37には、調理器制御プログラムによって風量設定機能47(後述)が形成されている。尚、母線34a及び34cには、商用電源33の交流電圧から所定の直流電圧を生成する定電圧回路48が接続されており、通電制御回路37は、この定電圧回路48から出力される直流電圧を駆動源として動作するようになっている。
【0042】
通電制御回路37には、操作パネル部5に配設された各ダイヤルや各スイッチ(図1には操作パネル部5のみ図示)、手動操作部24の各スイッチ24a乃至24e、及び、赤外線LED駆動回路49が接続されている。この赤外線LED駆動回路49は、通電制御回路37から出力される回転指令(換気ファンを所定の回転数で駆動させるための指令)に基づいて駆動信号を生成し、この駆動信号に基づいて赤外線LED11a及び11bを発光させる機能を有している。
【0043】
そして、これら風量設定機能47、赤外線LED駆動回路49及び赤外線LED11a及び11bで送信手段50が構成され、これらヒータ7a乃至7c、ロースタ4、通電制御回路37、定電圧回路48、操作パネル部5、手動操作部24及び送信手段50で調理器2の電子回路が構成されている。
【0044】
続いて、図1を参照しながら換気ファン装置23の回路構成について説明する。駆動信号を受信する赤外線センサ32は、受信回路51に接続されている。この受信回路51は駆動制御回路30に接続され、受信回路51にて検出された駆動信号が駆動制御回路30に出力されるようになっている。
【0045】
駆動制御回路30は、マイクロコンピュータ(図示せず)を主体として構成されており、ROM(図示せず)から装置制御プログラムを読み出すことによって、換気ファン装置23全体の電気的な動作を制御するようになっている。そして、これら赤外線センサ32及び受信回路51で受信手段52が構成され、これら受信手段52及び駆動制御回路30で換気ファン装置23の電子回路が構成されている。
【0046】
<調理器2の作用説明>
次に、加熱調理システム1の作用について説明するに、まず初めに、調理器2の作用について説明すると、通電制御回路37の図示しないROMには、操作パネル部5にて設定された各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4に対する設定火力と、これらに対応する電磁リレー36及びIGBT43のスイッチング制御方法との対応テーブルが予め記録されている。そして、調理器2の使用者が操作パネル部5を操作することにより火力が設定されると、通電制御回路37では、前記対応テーブルに基づいて電磁リレー36及びIGBT43のスイッチング制御が行われ、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4から設定された火力が出力される。尚、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4には、必要に応じてこれらの温度を検出する温度センサを設けてもよく、これにより、温度センサにて検出された温度に基づいて火力を設定火力に維持するフィードバック制御を行うようにしてもよい。
【0047】
さて、通電制御回路37の図示しないROMには、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4に対する設定火力と、これらに対応する換気ファンの風量との対応テーブルが予め設定されている。具体的には、設定火力が大きくなるに従い、換気ファンの風量が強くなるように設定される。また、特に、ロースタ4を使用した焼き物調理は、各ヒータ7a乃至7cを使用した調理よりも大量の煙が発生すると予想されるので、ロースタ4の設定火力に対する換気ファンの風量は、各ヒータ7a乃至7cのものに比べて強い値に設定される。更に、この対応テーブルでは、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4のうちの何れか複数の火力が同時に設定された場合には、それらの総合火力に基づいて換気ファンの風量が設定される。具体的には、総合火力が大きくなるに従い、換気ファンの風量が強くなるように設定される。
【0048】
ここで、調理器2の使用者が操作パネル部5を操作することによって火力が設定されると、風量設定機能47では前記対応テーブルに基づいて換気ファンの風量が自動的に設定され、この風量情報を含んだ回転指令が生成され、赤外線LED駆動回路49に出力される。赤外線LED駆動回路49では、前記回転指令が所定の通信プロトコルに従ったパルス状の駆動信号に変換され、この駆動信号に基づいて赤外線LED11a及び11bの駆動制御が行われる。赤外線LED11a及び11bからは、パルス状の赤外線に変換された駆動信号が赤外線センサ32に向かってワイヤレス送信される。
【0049】
尚、風量設定機能47では、手動操作部24の設定状態の監視が断続的に行われており、使用者が手動操作部24を操作して換気ファンの風量を設定した場合には、該設定状態が検出され、設定された風量に基づいて回転指令が生成されるようになっている。
【0050】
また、風量設定機能47では、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4の何れかの通電制御中に使用者が手動操作部24を操作して換気ファンの風量を設定した場合には、以後、通電制御を一旦停止するまで、ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力に基づいた風量の自動設定は停止され、手動操作部24による設定風量に基づいた回転指令のみ生成されるようになっている。即ち、換言すれば、送信手段50では、使用者が手動操作部24を操作した後、通電制御を一旦停止するまでは、ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力に基づいた駆動信号のワイヤレス送信は停止され、手動操作部24による設定風量に基づいた駆動信号のワイヤレス送信のみ行われる。
【0051】
更に、風量設定機能47では、通電制御の停止に伴い換気ファンの風量の自動設定を停止し、これに応じて回転指令の出力を停止した場合には、この時点から所定期間(例えば3分間)が経過するまで、赤外線LED駆動回路49に対して前記所定期間の経過と共に換気ファンの風量を徐々に小さくする回転指令が出力されるようになっている。即ち、換言すれば、送信手段50では、使用者が加熱調理を終了することにより通電制御が停止した時点から3分間が経過するまで、換気ファンの風量を徐々に小さくする駆動信号がワイヤレス送信されるようになっている。
【0052】
<換気ファン装置23の作用説明>
続いて、換気ファン装置23の作用について説明する。駆動制御回路の図示しないROMには、換気ファンの風量の「弱」、「中」、「強」と、これらに対応したモータ29の回転数との対応テーブルが予め記録されている。そして、駆動制御回路30では、下記▲1▼又は▲2▼の条件が成立した場合に、換気ファン及び照明灯の駆動制御が行われるようになっている。
【0053】
▲1▼操作スイッチ31にて手動操作が行われた場合
駆動制御回路30では、換気ファン装置23に設けられた操作スイッチ31の設定状態の監視が断続的に行われており、使用者により操作スイッチ31の手動操作が行われた場合には、該操作による設定変更が検出され、検出された設定状態に応じて換気ファン及び照明灯の駆動制御が行われる。即ち、駆動制御回路30では、設定された風量に応じた回転数で換気ファンの回転制御が行われる。
【0054】
▲2▼駆動信号を受信した場合
また、駆動制御回路30では、駆動信号の検出が断続的に行われており、駆動信号が検出された場合には、該駆動信号に応じて換気ファン及び照明灯の駆動制御が行われる。即ち、駆動制御回路30では、駆動信号に基づいた回転数で換気ファンの回転制御が行われる。
尚、駆動制御回路30では、前記▲1▼及び▲2▼の条件が同時に成立した場合には、▲1▼が優先して実行されるようになっている。
【0055】
このように本第1の実施例では、電気駆動式のヒータ7a乃至7c及びロースタ4と、ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力に基づいてヒータ7a乃至7c及びロースタ4への通電制御を行う通電制御回路37と、前記設定火力に応じて設定された回転数に基づいて駆動信号を生成しワイヤレス送信する送信手段50とを備えた調理器2と、この調理器2の上側に設置された換気ファンと、駆動信号を受信する受信回路51と、この受信回路51にて受信した駆動信号に基づいて換気ファンの回転数を制御しながら駆動を行う駆動制御回路30とを備えた換気ファン装置23とで加熱調理システム1を構成したので、ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力に応じて換気ファンの回転数を自動制御することができ、即ち、換気ファンの風量を自動制御することができる。
【0056】
また、送信手段50(赤外線LED11a及び11b)をトッププレート8で覆設するようにして調理器本体6に収容し、このトッププレート8を介して駆動信号を受信手段52(赤外線センサ32)にワイヤレス送信するようにしたので、赤外線LED11a及び11bに煮汁が付着したり物が当たることなどを防ぐことができ、これにより、赤外線LED11a及び11bを汚れや故障から守ることができ、ワイヤレス通信の信頼性を向上させることができる。
【0057】
また、送信手段50(赤外線LED11a及び11b)を調理器2に複数(2個)設けたので、例えば一方の赤外線LED11aと赤外線センサ32とを結ぶ制御回路信号の通信経路が汚れなどの障害物によって塞がれる事態が発生しても、他方の赤外線LED11bからの駆動信号を赤外線センサ32で受信することができ、ワイヤレス通信の信頼性を更に向上させることができる。しかも、2個の赤外線LED11a及び11bをトッププレート8の対角線上に設けたので、ワイヤレス送信する駆動信号の指向性を広げることができ、受信手段52(赤外線センサ32)のレンジフード28への設置位置の自由度を高めることができる。尚、2個の赤外線LED11a及び11bをトッププレート8の一辺に平行な直線上に設けるようにしても同様の効果を得ることができる。
【0058】
また、調理器2は、換気ファンの回転数を手動で操作するための手動操作部24を備え、送信手段50は、この手動操作部24にて設定された風量に基づいて駆動信号を送信するようにしたので、身長の低い使用者や車椅子を利用している使用者などでも容易に換気ファンを操作することができ、換気ファンの操作性を向上させることができる。
【0059】
また、手動操作部24は、商用電源33を受電するためのメイン電源スイッチ35をオンさせた場合に操作が有効となるようにし、メイン電源スイッチ35がオフの時には手動操作部24など調理器2内部の電子回路への通電を遮断するようにしたので、メイン電源スイッチ24のオフ時の待機電力を零にすることができ、調理器2(加熱調理システム1)の消費電力を低減させることができる。
【0060】
また、送信手段50は、通電制御回路37による通電制御中に手動操作部24による手動操作が行われた場合には、通電制御を停止するまで、ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力に基づいた駆動信号のワイヤレス送信を停止するようにしたので、使用者が手動操作部24を操作することにより、換気ファンの自動制御を解除して手動操作のみ有効化することができる。これにより、例えば煙が大量に発生する調理を行った場合に、自動制御によって設定された風量では弱すぎる事態が発生しても、使用者がそれを判断して、手動操作により換気ファンの風量を調理内容にマッチしたものに修正することができる。
【0061】
また、例えば電話使用時や深夜の時間帯など換気ファンから発生する騒音が気になる場合には、手動操作により換気ファンの風量を弱くして前記騒音を小さくすることができる。
【0062】
また、調理器2は、ロースタ4を備え、送信手段50は、調理選択部25による設定火力に基づいて生成された駆動信号を送信するようにしたので、ロースタ4の設定火力に応じて換気ファンの回転数を制御することができ、各ヒータ7a乃至7cによる調理に比べて多くの煙を発生するロースタ4の焼き物調理でも、換気ファンの風量を最適なものに自動制御することができる。
【0063】
また、送信手段50は、通電制御回路37による通電制御が停止した時点から所定期間(3分間)が経過するまで、換気ファンの風量を徐々に小さくする駆動信号をワイヤレス送信するようにしたので、使用者が調理器2による調理を終えた後も、しばらくの間、換気ファンを継続的に運転させておくことができる。しかも、この換気ファンの運転は、3分間経過後に停止するまで自動制御されるので、使用者が換気ファンを手動操作する手間を省くことができ、使用者の利便性を向上させることができる。
【0064】
また、調理器2は、複数の加熱手段(各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4)を備え、送信手段50は、各ダイヤル20a乃至20c及び調理選択部25による設定火力を総合したものに基づいて生成された駆動信号をワイヤレス送信するようにしたので、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4が同時に使用された場合に、前記総合火力に基づいて換気ファンの回転数を制御することができ、これにより、各ヒータ7a乃至7c及びロースタ4を同時に使用した場合でも、換気ファンの風量を最適なものに自動制御することができる。
【0065】
また、加熱調理システム1は、調理器2及び換気ファン装置23を任意に組み合わせて構築できるようにしたので、例えば、調理器2及び換気ファン装置23の一方が故障などにより使用不能になった場合には、その使用不能になったものを故障したり交換したりするだけで加熱調理システム1を簡単に再構築することができる。これにより、資源の有効活用を図ることができる。
【0066】
[第2の実施例]
次に、本発明をビルトインタイプの加熱調理システムに適用した場合の第2の実施例について、図5を参照しながら説明する。尚、第1の実施例と同一部分については同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分についてのみ説明する。
【0067】
図5は、調理器2及び換気ファン装置23内に収容された電子回路の回路構成を示すものである。この図5に示すように、通電制御回路37の駆動源である定電圧回路48は、母線34a及び34bに接続されている。これにより、定電圧回路48は、メイン電源スイッチ35の導通状態に関係なく常に商用電源33に接続されている。このため、通電制御回路37は、定電圧回路48から直流電圧が供給されて常に定常動作が行われており、手動操作部24の設定状態の監視も断続的に行われている。
【0068】
ここで、使用者が手動操作部24を操作して換気ファンの風量を設定した場合には、風量設定機能47では、メイン電源スイッチ35の導通状態に関係なく、設定された風量に基づいて回転指令が生成され、この回転指令に基づいて生成された駆動信号が赤外線LED11a及び11bからワイヤレス送信される。そして、駆動制御回路30では、受信した駆動信号に基づいた回転数で換気ファンの回転制御(駆動制御)が行われる。
【0069】
このように本第2の実施例では、商用電源33を受電するためのメイン電源スイッチ35のオン・オフに関係なく、手動操作部24の操作が有効となるようにしたので、メイン電源スイッチ35がオフの時にも、手動操作部24を操作するだけで換気ファンを駆動させることができ、これにより、使用者は咄嗟の時にも直ぐに換気ファンを駆動させることができ、換気ファンの操作性を向上させることができる。
【0070】
尚、本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形、拡張が可能である。
本発明の実施例では、火力設定手段による設定火力に基づいて換気ファンの回転数を制御する構成の加熱調理器において、送信手段を覆設するようにしてトッププレートを設けたが、これに限定されるものではなく、従来例で示したような換気ファンのオン・オフのみ制御する構成の加熱調理器に同様にしてトッププレートを設けてもよい。また、トッププレートは必要に応じて設ければよい。
【0071】
本発明の実施例では、赤外線LED(送信手段)を2個設けたが、これに限定されるものではなく、3個以上設けることもできる。また、必要に応じて1個だけ設けるようにしてもよい。
本発明の実施例では、加熱調理器に手動操作手段を設けたが、手動操作手段は必要に応じて設ければよい。
【0072】
本発明の実施例では、通電制御中に手動操作手段による手動操作が行われた場合には、前記通電制御を停止するまで、火力設定手段による設定火力に基づいた駆動信号のワイヤレス送信を停止するようにしたが、この機能は必要に応じて設ければよい。
本発明の実施例では、加熱調理器にロースタを設けたが、ロースタは必要に応じて設ければよい。また、ロースタ用の火力設定手段による設定火力に基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するようにしたが、この機能は必要に応じて設ければよい。
【0073】
本発明の実施例では、通電制御が停止した時点から所定期間が経過するまで、換気ファンの風量を徐々に小さくする駆動信号をワイヤレス送信するようにしたが、この機能は必要に応じて設ければよい。また、この駆動信号は、換気ファンの風量を徐々に小さくするものに限定されず、例えば一定の風量に設定するなど利便性を考慮して設定すればよい。
【0074】
本発明の実施例では、加熱手段を複数(4個)備え、同時に設定された火力の総合火力が大きくなるに従い換気ファンの風量が強くなるように駆動信号を生成したが、この機能は必要に応じて設ければよい。また、この駆動信号は、総合火力が大きくなるに従い換気ファンの風量が強くなるものに限定されず、例えば同時に設定された火力のうちの最大火力に応じて換気ファンの風量を設定するなど総合火力に基づいて設定すればよい。
【0075】
本発明の実施例では、加熱調理システムをビルトインタイプのものに適用したが、これに限定されるものではなく、据え置きタイプのものに適用することもできる。
【0076】
【発明の効果】
【0077】
送信手段をトッププレートで覆設するようにして調理器本体に収容し、このトッププレートを介して駆動信号を赤外線によりワイヤレス送信するようにしたので、送信手段を汚れや故障から守ることができ、ワイヤレス通信の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す加熱調理システムの電気回路構成図
【図2】加熱調理システムの外観図
【図3】ヒータユニット及び操作パネル部の外観図
【図4】カンガルー式操作部の外観図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】従来例を示す図2相当図p
【符号の説明】
図面中、1は加熱調理システム、2は加熱調理器、4はロースタ、7a〜7cはヒータ(加熱手段)、8はホットプレート、11a及び11bは赤外線LED、20a〜20cはダイヤル(火力設定手段)、23は換気ファン装置、24は手動操作部(手動操作手段)、25は調理選択部(火力設定手段)、30は駆動制御回路(駆動制御手段)、32は赤外線センサ(受信手段)、35はメイン電源スイッチ、37は通電制御回路(通電制御手段)、47は風量設定機能、49は赤外線LED駆動回路、50は送信手段、51は受信回路、52は受信手段を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a heating cooking system provided with a heating cooker that heats a medium to be heated by an electrically driven heating means, a ventilation fan device that ventilates when the heating cooking device is used, and heating used in the heating cooking system. The present invention relates to a cooker and a ventilation fan device.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 shows the appearance of a conventional
[0003]
The
[0004]
A
[0005]
Thus, when the user starts using the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
[0007]
ObedienceIn the
[0008]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and therefore the object of the present invention is as follows.InfraredAn object of the present invention is to provide a cooking system that improves the reliability of the earless communication, and a cooking device and a ventilation fan device used therefor.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The cooking system according to
[0010]
ThisAccording to such a configuration, it is possible to prevent the soup from adhering to the transmitting means or hitting an object, so that the transmitting means can be protected from dirt and failure,By infraredThe reliability of wireless communication can be improved.
[0011]
The cooking system according to
According to such a configuration, the rotational speed of the ventilation fan can be automatically controlled according to the set thermal power by the thermal power setting means, that is, the air volume of the ventilation fan can be automatically controlled.
The heating cooking system according to
5. The cooking system according to
According to such a structure, even after a user finishes cooking, a ventilation fan can be continuously operated for a while. In addition, since the operation of the ventilation fan is automatically controlled until it stops after a predetermined period of time, it is possible to save the user from manually operating the ventilation fan, and to improve the convenience for the user.
Claim5In the described cooking system, a plurality of transmission means are provided in the cooking device.
According to such a configuration, for example, even when a communication path of a drive signal connecting one transmission unit and a reception unit is blocked by an obstacle such as dirt, a drive signal from another transmission unit is transmitted. Since it can be received by the receiving means, the reliability of wireless communication can be further improved.
[0012]
Claim6In the described heating cooking system, the heating cooker includes manual operation means for manually operating the rotation speed of the ventilation fan, and the transmission means is generated based on the rotation speed set by the manual operation means. The driving signal is configured to be wirelessly transmitted.
According to such a configuration, since the cooking device is provided with manual operation means, even a short user or a user using a wheelchair can easily operate the ventilation fan. The operability of the fan can be improved.
[0013]
Claim7In the cooking system described above, the manual operation means is configured so that the operation becomes effective when a main power switch for receiving commercial power is turned on.
According to such a configuration, when the main power switch is off, power supply to the cooking device such as manual operation means can be cut off, so that the standby power can be reduced to zero and the power consumption of the cooking device Can be reduced.
[0014]
Claim8In the cooking system described above, the manual operation means is configured so that the operation becomes effective regardless of whether the main power switch for receiving commercial power is turned on or off.
According to such a configuration, even when the main power switch is off, the ventilation fan can be driven only by operating the manual operation means, so that the user can drive the ventilation fan immediately even in the case of drought. And the operability of the ventilation fan can be improved.
[0015]
Claim9In the heating cooking system described above, the transmission unit is set by the heating power setting unit until the energization control is stopped when the manual operation by the manual operation unit is performed during the energization control of the heating unit by the energization control unit. The wireless transmission of the drive signal based on the thermal power is configured to be stopped.
According to such a structure, when a user operates a manual operation means, automatic control of a ventilation fan can be cancelled | released and only manual operation can be validated. Thus, for example, when cooking is performed in which a large amount of smoke is generated, even if a situation occurs where the air flow set by the automatic control is too weak, the user determines it and manually operates the ventilation fan. Can be modified to match the cooking content. Further, for example, when noise generated from the ventilation fan is anxious, such as when using a telephone or at midnight, the noise can be reduced by reducing the air volume of the ventilation fan by manual operation.
[0016]
Claim10The described heating cooking system includes a roaster as a heating unit, and the transmission unit is configured to wirelessly transmit a drive signal generated based on the thermal power set by the thermal power setting unit for the roaster. To do.
Because roasting cooking with roasters produces more smoke than cooking with heaters, when comparing roasters and heaters with the same set of thermal power, it is necessary to set the rotation speed of the ventilation fan higher for the roasters than for the heaters There is. Therefore, according to such a configuration, since the rotation speed of the ventilation fan can be controlled according to the thermal power set by the thermal power setting means for the roaster, the air flow of the ventilation fan is automatically optimized even when cooking the roasting with the roaster. Can be controlled. Also, for example, when the heating power of the roaster and other heating means is set at the same time, it is possible to control the rotation speed of the ventilation fan by giving priority to the setting power of the roaster, thereby always optimizing the air volume of the ventilation fan. It can be automatically controlled to anything.
[0017]
Claim11In the described heating cooking system, the transmission unit is configured to generate a predetermined drive signal and wirelessly transmit until a predetermined period elapses from the time when the energization control to the heating unit by the energization control unit is stopped. It is characterized by.
According to such a configuration, even after the user finishes cooking with the heating cooker, the ventilation fan can be continuously operated for a while, so it remains without being discharged during cooking. Smoke etc. can be finally exhausted. In addition, since the operation of the ventilation fan is automatically controlled until it stops after a predetermined period of time, it is possible to save the user from manually operating the ventilation fan and to improve the convenience for the user.
[0018]
Claim12In the described heating cooking system, the heating cooker includes a plurality of heating means, and the transmission means wirelessly transmits a drive signal generated based on the sum of the heating power set by the heating power setting means for each heating means. It is comprised so that it may do.
According to such a configuration, when a plurality of heating means are used at the same time, the number of rotations of the ventilation fan can be controlled based on the combined thermal power of these, so when using a plurality of heating means at the same time However, it is possible to automatically control the air volume of the ventilation fan to the optimum value.
[0019]
Claim13Heating cooker and claim14The ventilation fan device according to
These claims13as well as14According to the configuration described in the above, the heating cooking system can be constructed by arbitrarily combining the heating cooker and the ventilation fan device. For example, one of the heating cooker and the ventilation fan device cannot be used due to a failure or the like. If this happens, the cooking system can be restored simply by repairing or replacing the disabled item. Thereby, effective utilization of resources can be achieved.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First embodiment]
Hereinafter, a first embodiment when the present invention is applied to a built-in type cooking system will be described with reference to FIGS.
[0021]
First, FIG. 2 shows the appearance of the
[0022]
In the
[0023]
FIG. 3A is a diagram illustrating a configuration of the heater unit. As shown in FIG. 3A, the
[0024]
On the
[0025]
Here, the configuration of each of the
[0026]
FIG. 3B is an external view showing an example of the
[0027]
Among these, the
[0028]
The
[0029]
In the closed state, the
[0030]
FIG. 4 is an external view showing an example of the
[0031]
The
[0032]
Next, the
[0033]
An
An
[0034]
<Description of Electronic Circuit Configuration of
Subsequently, FIG. 1 shows a circuit configuration of an electronic circuit accommodated in the
[0035]
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
The gate of the
[0039]
The
[0040]
The
[0041]
The
[0042]
In the
[0043]
The air
[0044]
Next, the circuit configuration of the
[0045]
The
[0046]
<Description of operation of
Next, the operation of the
[0047]
Now, in the ROM (not shown) of the
[0048]
Here, when the user of the
[0049]
In the air
[0050]
In the air
[0051]
Further, in the air
[0052]
<Description of Action of
Then, the effect | action of the
[0053]
(1) When manual operation is performed with the
In the
[0054]
(2) When driving signal is received
Moreover, in the
In the
[0055]
As described above, in the first embodiment, the energization control for the
[0056]
Further, the transmission means 50 (
[0057]
Further, since a plurality (two) of the transmission means 50 (
[0058]
The
[0059]
The
[0060]
In addition, when the manual operation by the
[0061]
Further, for example, when noise generated from the ventilation fan is anxious, such as when using a telephone or at midnight, the noise can be reduced by reducing the air volume of the ventilation fan by manual operation.
[0062]
The
[0063]
Further, the transmission means 50 wirelessly transmits a drive signal for gradually decreasing the air volume of the ventilation fan until a predetermined period (3 minutes) elapses from the time when the energization control by the
[0064]
The
[0065]
In addition, since the
[0066]
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment when the present invention is applied to a built-in type cooking system will be described with reference to FIG. The same parts as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and the description thereof will be omitted, and only different parts will be described below.
[0067]
FIG. 5 shows a circuit configuration of an electronic circuit housed in the
[0068]
Here, when the user operates the
[0069]
As described above, in the second embodiment, the operation of the
[0070]
The present invention is not limited to the embodiments described above and shown in the drawings, and the following modifications and expansions are possible.
In the embodiment of the present invention, in the cooking device configured to control the rotation speed of the ventilation fan based on the thermal power set by the thermal power setting means, the top plate is provided so as to cover the transmission means. However, the top plate may be provided in the same manner in a heating cooker configured to control only on / off of the ventilation fan as shown in the conventional example. Moreover, what is necessary is just to provide a top plate as needed.
[0071]
In the embodiment of the present invention, two infrared LEDs (transmission means) are provided. However, the present invention is not limited to this, and three or more infrared LEDs may be provided. Moreover, you may make it provide only one as needed.
In the embodiment of the present invention, the manual operation means is provided in the cooking device. However, the manual operation means may be provided as necessary.
[0072]
In the embodiment of the present invention, when a manual operation by the manual operation means is performed during the energization control, the wireless transmission of the drive signal based on the set thermal power by the thermal power setting means is stopped until the energization control is stopped. However, this function may be provided as necessary.
In the embodiment of the present invention, the roaster is provided in the cooking device, but the roaster may be provided as necessary. In addition, the drive signal generated based on the set thermal power by the thermal power setting means for the roaster is wirelessly transmitted, but this function may be provided as necessary.
[0073]
In the embodiment of the present invention, the drive signal for gradually reducing the air volume of the ventilation fan is wirelessly transmitted until the predetermined period has elapsed from the time when the energization control is stopped, but this function is provided as necessary. That's fine. Further, the drive signal is not limited to a signal that gradually decreases the air volume of the ventilation fan, and may be set in consideration of convenience, for example, to set a constant air volume.
[0074]
In the embodiment of the present invention, a plurality of (four) heating means are provided, and the drive signal is generated so that the air volume of the ventilation fan increases as the total thermal power set simultaneously increases, but this function is necessary. It may be provided accordingly. In addition, this drive signal is not limited to the one in which the air flow of the ventilation fan becomes stronger as the total heat power becomes larger. For example, the air flow of the ventilation fan is set according to the maximum heat power among the heat power set simultaneously. It may be set based on.
[0075]
BookIn the embodiment of the invention, the cooking system is applied to the built-in type, but is not limited thereto, and can be applied to a stationary type.
[0076]
【The invention's effect】
[0077]
SendingThe transmission means is covered with the top plate and accommodated in the cooker body, and the drive signal is transmitted through the top plate.By infraredSince wireless transmission is performed, it is possible to protect the transmission means from dirt and failure, and to improve the reliability of wireless communication.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an electric circuit configuration diagram of a cooking system according to a first embodiment of the present invention.
Fig. 2 External view of cooking system
FIG. 3 is an external view of a heater unit and an operation panel unit.
FIG. 4 is an external view of a kangaroo operation unit.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 1 showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram equivalent to FIG.
[Explanation of symbols]
In the drawings, 1 is a cooking system, 2 is a cooking device, 4 is a roaster, 7a to 7c are heaters (heating means), 8 is a hot plate, 11a and 11b are infrared LEDs, and 20a to 20c are dials (heating power setting means) ), 23 is a ventilation fan device, 24 is a manual operation unit (manual operation unit), 25 is a cooking selection unit (thermal power setting unit), 30 is a drive control circuit (drive control unit), 32 is an infrared sensor (reception unit),
Claims (14)
この加熱調理器の周囲に設置された換気ファンと、前記駆動信号を受信する受信手段と、この受信手段にて受信した前記駆動信号に基づいて換気ファンの駆動制御を行う駆動制御手段とを備えた換気ファン装置とにより構成され、
前記トッププレートは前記赤外線の波長が透過する性質を有する耐熱ガラス製で構成され、
前記送信手段は前記トッププレートに覆設されるようにして調理器本体に収容され、前記トッププレートを介して前記駆動信号を赤外線によりワイヤレス送信することを特徴とする加熱調理システム。 A top plate for placing the medium to be heated, an electrically driven heating means covering the top plate, and energization for controlling energization to the heating means based on the thermal power set by the thermal power setting means A heating cooker comprising control means and transmission means for wirelessly transmitting a predetermined drive signal by infrared rays ;
A ventilation fan installed around the cooking device, receiving means for receiving the drive signal, and drive control means for controlling the ventilation fan based on the drive signal received by the receiving means Ventilation fan device,
The top plate is made of heat-resistant glass having the property of transmitting the infrared wavelength,
The cooking system characterized in that the transmission means is accommodated in a cooker main body so as to be covered with the top plate, and wirelessly transmits the drive signal by infrared rays through the top plate.
送信手段は、前記手動操作手段にて設定された回転数に基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の加熱調理システム。 The heating cooker includes manual operation means for manually operating the rotational speed of the ventilation fan,
The cooking device according to any one of claims 1 to 5, wherein the transmission unit is configured to wirelessly transmit a drive signal generated based on the rotation speed set by the manual operation unit. system.
送信手段は、前記ロースタ用の火力設定手段により設定された火力に基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の加熱調理システム。 A roaster is provided as a heating means,
The heating unit according to any one of claims 1 to 9, wherein the transmission unit is configured to wirelessly transmit a drive signal generated based on the thermal power set by the thermal power setting unit for the roaster. Cooking system.
送信手段は、前記各加熱手段用の火力設定手段により設定された火力を総合したものに基づいて生成した駆動信号をワイヤレス送信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の加熱調理システム。 The cooking device comprises a plurality of heating means,
12. The transmission unit according to claim 1, wherein the transmission unit is configured to wirelessly transmit a drive signal generated based on a sum of the thermal power set by the thermal power setting unit for each heating unit. The cooking system according to any one of the above .
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