JP3768980B2 - Image recording device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータ等の外部装置とのインタフェースを有し、このインタフェースを介して外部装置から入力される画像情報に基づき記録紙に画像記録を行なう画像記録装置の省エネルギ制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像記録装置として、電子写真プロセスを用いたレーザプリンタが存在する。また、多くのレーザプリンタは、以下のような3種類の動作状態を有している。
【0003】
第1は、プリント状態であり、記録紙の搬送等を行ないプリント動作を行なっている状態である。
【0004】
第2は、スタンバイ状態であり、プリントを直ちに実行できる状態である。例えばハロゲンヒータを用いた熱定着器を有するレーザプリンタでは、スタンバイ時は、プリント時の定着温度あるいは、それよりやや低めの温度に維持するように温度制御を行なっている。
【0005】
そして、第3は、スリープ状態であり、近年における省エネルギ化の社会的要求から設けられたもので、スタンバイ状態よりも消費電力を低下させた状態である。
【0006】
ところで、従来のレーザプリンタの多くは、外部装置からの記録命令に基づいて、画像情報からビデオ信号を生成するビデオ制御手段と、前記ビデオ信号が表わす画像記録を行なう記録制御手段とを有しており、前述した動作状態の制御は、記録制御手段が司っている。また、スリープ状態への遷移、およびスリープ状態からの復帰の指示は、外部装置からの情報等に基づいて、ビデオ制御手段から記録制御手段に対して行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のスリープ状態では、レーザプリンタで使用している熱定着への通電断等、画一的に設定されているため、プリンタの多様な使用状態に最適な省エネルギ制御ができないという欠点があった。
【0008】
本発明は、プリンタの多様な使用状態、例えば使用頻度、消費電力による経済的負担の軽減等に対して最適な省エネルギ制御を可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【問題を解決するための手段】
本発明は、画像信号を生成する画像信号生成ユニットによって生成された画像信号に基づいて、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、記録媒体上に形成された画像を熱定着する定着手段と、上記画像記録装置内を冷却する冷却手段と、上記画像信号生成ユニットから出力される、第1省エネモードと第2省エネモードとを含む複数の省エネモードから1つの省エネモードを指定する指定コマンドに基づいて、上記第1省エネモードにおいては、上記冷却手段を付勢し上記熱定着手段を非付勢するように制御し、上記第2省エネモードにおいては、上記冷却手段と上記熱定着手段とを非付勢するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像記録装置である。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の一実施例における画像記録装置の構造を示す概略断面図であり、例えばレーザプリンタの場合を示してある。
【0011】
レーザプリンタ本体1(以下、本体1という)は、記録紙Sを収納するカセット2を有し、カセット2の記録紙Sの有無を検知するカセット紙有無センサ3、カセット2の記録紙Sのサイズを検知するカセットサイズセンサ4(複数個のマイクロスイッチで構成される)、およびカセット2から記録紙Sを繰り出す給紙ローラ5等が設けられている。
【0012】
そして、給紙ローラ5の下流には、記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対6が設けられている。また、レジストローラ対6の下流には、レーザスキャナ部7からのレーザ光に基づいて記録紙S上にトナー像を形成する画像形成部8が設けられている。
【0013】
さらに、画像形成部8の下流には、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着器9が設けられており、定着器9の下流には、排紙部の紙搬送状態を検知する排紙センサ10、記録紙Sを排紙する排紙ローラ11、記録の完了した記録紙Sを積載する積載トレイ12が設けられている。
【0014】
また、前記レーザスキャナ部7は、後述する外部装置28から送出される画像信号(画像信号VDO)に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット13、このレーザユニット13からのレーザ光を後述する感光ドラム17上に走査するためのポリゴンモータ14、結像レンズ群15、および折り返しミラー16等により構成されている。
【0015】
そして、前記画像形成部8は、公知の電子写真プロセスに必要な、感光ドラム17、前露光ランプ18、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21、クリーナ22等から構成されている。また、定着器9は、ヒートローラ9a、加圧ローラ9b、ヒートローラ内部に設けられたハロゲンヒータ9c、ヒートローラの表面温度を検出するサーミスタ9d等から構成されている。
【0016】
また、メインモータ23は、給紙ローラ5には給紙ローラクラッチ24を介して、レジストローラ対6にはレジストローラ25を介して駆動力を与えており、さらに感光ドラム17を含む画像形成部8の各ユニット、定着器9、排紙ローラ11にも駆動力を与えている。
【0017】
また、エンジンコントローラ26は、レーザスキャナ部7、画像形成部8、定着器9による電子写真プロセスの制御、前記本体1内の記録紙の搬送制御を行なっている。
【0018】
また、ビデオコントローラ27は、パーソナルコンピュータ等の外部装置31と汎用インタフェース(セントロニクス、RS232C等)30で接続されており、この汎用インタフェース30から送られてくる画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをVDO信号として、エンジンコントローラ26へ送出している。
【0019】
また、ビデオインタフェース28は、ビデオコントローラ27とエンジンコントローラ26との間の通信手段となっている。
【0020】
冷却ファン29は、エンジンコントローラ26により回転、停止制御され、プリンタ内部の冷却、特にビデオコントローラ27の冷却を行なっている。
【0021】
図2は、図1に示したビデオインタフェース28の構成を示すブロック図である。
【0022】
図において、CPRDYは、外部装置3が通信可能な旨を示す信号であり、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に送出される。
【0023】
PPRDYは、エンジンコントローラ26が通信可能な旨を示す信号であり、エンジンコントローラ26からビデオコントローラ27に送出される。
【0024】
SBSYは、ステータス有効信号であり、エンジンコントローラ26からビデオコントローラ27に送出される。
【0025】
CBSYは、コマンド有効信号であり、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に送出される。
【0026】
SCは、ステータス/コマンド信号であり、ステータス有効信号SBSYがTRUEの場合に、プリンタの内部状態を示すステータスデータとしてエンジンコントローラ26からビデオコントローラ27に送出され、コマンド有効信号CBSYがTRUEの場合に、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に対する命令を示すコマンドデータとしてビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に送出される。
【0027】
CLKは、ステータス/コマンド信号SCの同期クロックであり、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に送出される。ビデオコントローラからのコマンド1つに対してエンジンコントローラ26はそのコマンドに対応するステータスを1つ返送する。
【0028】
すなわち、上記SBSY、CBSY、SC、CLKの各信号でハンドシェーク形式のシリアル通信を行なっている。
【0029】
RDYは、レディ信号で、エンジンコントローラ26がプリント可能な状態のときTRUEとし、エンジンコントローラ26からビデオコントローラ27に送出される。
【0030】
PRINTは、ビデオコントローラ27がプリント開始を指示するときに、TRUEとなるプリント信号であり、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に送出される。
【0031】
VSREQは、エンジンコントローラ26がビデオコントローラ27に対して後述する垂直同期信号VSYNCの出力を要求する垂直同期要求信号である。
【0032】
VSYNCは、ビデオコントローラ27からエンジンコントローラ26に対して送出する画像出力の垂直方向(副走査方向/紙搬送方向)の同期をとる垂直同期信号である。
【0033】
BDは、エンジンコントローラ26からビデオコントローラ27に対して送出する画像出力の水平方向(主走査方向/レーザ走査方向)の同期をとる水平同期信号である。
【0034】
VDOは、ビデオコントローラ27がエンジンコントローラ26に対して垂直同期信号VSYNCおよび水平同期信号BDに同期させてドットイメージをシリアルに送出する画像信号である。
【0035】
図3は、前記シリアル通信の動作を示すタイミングチャートである。
【0036】
本体1に電源が投入され、エンジンコントローラ26のイニシャライズ等が終了し、シリアル通信可能な状態となると、エンジンコントローラ26はPPRDYをTRUEとする。
【0037】
一方、ビデオコントローラ27も電源が投入され、イニシャライズ等が終了し、シリアル通信可能な状態となると、ビデオコントローラ27はCPRDYをTRUEとする。また、ビデオコントローラ27は、PPRDYが所定時間TRUEである確認した上で、シリアル通信可能であると判断し、必要であれば、CBSYをTRUEし、CLKに同期させて、SCラインから8ビットのコマンドを送信する。その後、CBSYをFALSEとし、エンジンコントローラ26からのステータス返送を待機する。
【0038】
エンジンコントローラ26は、前記コマンドを受信すると、その内容に応じたステータスを返送すべく、SBSYをTRUEとする。ビデオコントローラ27は、SBSYのTRUEを検出すると、CLKの送信を開始し、エンジンコントローラ26は、CLKに同期させてSCラインからステータスを返送し、SBSYをFALSEとする。
【0039】
なお、エンジンコントローラ26は、CPRDYのTRUEを所定時間確認すると、シリアル通信可能と判断し、コマンドを有効と判断する。
【0040】
図4、図5は、本体1のプリント動作を示すタイミングチャートである。この図を用いて、以下にプリント動作を説明する。
【0041】
エンジンコントローラ26は、プリント受付可能な状態となると、RDYをTRUEとし、プリント受付可能な旨をビデオコントローラ27に報知する。これを受けてビデオコントローラ27は、プリント要求が発生すれば、PRINTをTRUEとし、プリント開始を指示する。
【0042】
エンジンコントローラ26は、PRINTのTRUEを検出すると、メインモータ23およびポリゴンモータ14の駆動を開始する。メインモータ23を駆動すると、感光ドラム17、定着ローラ(定着器9内)および排紙ローラ11が回転する。この時、エンジンコントローラ26は、一次帯電器19、現像器20、転写帯電器21の高圧の駆動も行ない、ポリゴンモータ14の回転が定常状態となるt1秒後(図4参照)に給紙クラッチ24をONして給紙ローラ5を駆動し、記録紙Sをレジストローラ対6に向けて給紙する。
【0043】
そして、エンジンコントローラ26は、記録紙Sの先端がレジストローラ対6に到達するタイミング(給紙ローラ5を駆動してからt2秒後)で垂直同期要求信号VSREQをビデオコントローラ27に送出するとともに、給紙ローラクラッチ24をOFFして給紙ローラ5の駆動を停止する。
【0044】
ビデオコントローラ27は、画像情報のドットイメージへの展開を終えて画像信号VDOの出力準備が完了すると、垂直同期要求信号VSREQがTRUEであることを確認し、垂直同期信号VSYNCをTRUEとし、これに同期してtV秒後に1頁分の画像信号VDOの出力を開始する。
【0045】
エンジンコントローラ26は、垂直同期信号VSYNCの立ち上がりからt3秒後にレジストローラクラッチ25をONし、レジストローラ対6を駆動する。このレジストローラ対6の駆動は、記録紙Sの後端がレジストローラ対6を通過するまでの時間t4秒間行なう。
【0046】
また、この間にエンジンコントローラ26は、レーザ走査に同期した所定のタイミングで水平同期信号BDをビデオコントローラ27に送出するとともに、画像信号VDOに基づきレーザユニット13から発光するレーザ光を変調する。
【0047】
そして、ビデオコントローラ27は、図5に示すように、水平同期信号BDの立ち上がりに同期して1走査分の画像信号VDOを出力する。
【0048】
また、次ページのプリントを行なう場合、t5秒後にプリント信号PRINTをTRUEとする。その後、1ページ目と同様の動作が行なわれる。
【0049】
以上のような動作により、記録紙Sは、給紙ローラ5、レジストローラ対6、画像形成部8、定着器9、排紙ローラ11へと順次搬送され、画像記録がなされる。
【0050】
次に、本実施例における、省エネルギ制御、すなわちスリープ制御について説明する。
【0051】
プリンタ1は、プリント動作時以外は、故障発生などの異常状態を除けば、スタンバイ状態かスリープ状態になる。
【0052】
スタンバイ状態は、プリントの要求があれば、即座にプリント状態に移行できる状態である。具体的には、定着器9の温度をプリント動作時の温度よりも低めの温度(例えばプリント時定着器温度190℃に対して、スタンバイ時定着器温度が150℃)に制御し、またビデオコントローラ等の冷却のため、冷却ファン29を駆動している。
【0053】
一方、スリープ状態は、スタンバイ状態よりも消費電力を低減した状態である。そして、このスリープ状態は、スリープレベル0、スリープレベル1の2つのレベルがあり、レベル0では、定着器9への通電停止を行ない、レベル1では定着器9への通電停止に加えて冷却ファン29の駆動を停止する。スタンバイ状態からスリープ状態への移行は、ビデオコントローラ27からビデオインタフェース28を介してエンジンコントローラ26に送出されるコマンドに基づいて行なわれる。
【0054】
図6は、本体1のスリープ制御に関わる状態遷移を示す状態遷移図である。
【0055】
図示のように、スリープ指定コマンドとスリープモード指定コマンドによるスリープレベル0の指定により、スタンバイ状態からスリープレベル0状態に遷移する。
【0056】
また、スリープ指定コマンドとスリープモード指定コマンドによるスリープレベル1の指定により、スタンバイ状態からスリープレベル1状態に遷移する。
【0057】
そして、レベル0、レベル1の各スリープ状態からウェイクアップ指定コマンドによりスタンバイ状態に遷移する。
【0058】
図7は、以上のようなスリープ制御に関わるコマンドのコードを示す説明図であり、16進コードの45Hがスリープ指定で、46Hがウェイクアップ指定に割り当てられている。
【0059】
また、スリープモード指定は2byteのコマンド構成になっている。そして、ビデオコントローラ27は1byte目にコマンドコード80Hを送信し、続けて2byte目に所定のコマンドコードを送信することによりスリープレベルを指定する。
【0060】
図8は、スリープモード指定コマンドの2byte目のビット構成を示す説明図である。
【0061】
このコマンドは、8ビットの内の3ビット(5th〜7th)のコードでスリープのレベルを指定するものである。
【0062】
図9は、スリープレベルコードと処理内容の関係を示す説明図である。図中のコード000は、スリープレベル0の指定、すなわち定着器への通電停止を指定する。また、コード001は、スリープレベル1の指定、すなわち定着器への通電停止および冷却ファンの駆動停止を指定する。なお、コード010〜111は未使用である。
【0063】
図10は、図1に示した定着器9の温度調整を行なうハロゲンヒータ駆動回路および冷却ファン29の駆動回路を示す回路図である。
【0064】
同図において、定着器9内にあるハロゲンヒータ9cは、SSR33内のトライアック33aを介して商用電源(交流電源)32に接続されている。SSR33は、ソリッドステートリレーであり、トライアック33a、LED33b、および不図示のゼロクロス検出回路等で構成され、LED33bが発光するとトライアック33aが導通して、ハロゲンヒータが点灯する。LED33bは、アノードを抵抗器40を介してDC電源エンジンコントローラ26を動作させている+5Vの電源(不図示の低圧電源回路により商用電源から生成される)に接続され、カソードをエミッタ接地のNPNトランジスタ37のコレクタに接続されている。このトランジスタ37のベースは、接地された抵抗器39と抵抗器38を介してMPU26aの出力ポート(OUT1)に接続されている。
【0065】
ここで、MPU26aは、エンジンコントローラ26の制御を司るマイクロコンピュータである。そして、MPU26aが出力ポート(OUT1)をL(OFF)とした場合には、LED33bが点灯しないので、ハロゲンヒータ9cは点灯せず、出力ポート(OUT2)をH(ON)とした場合にLED33bが点灯して、ハロゲンヒータ9cが点灯する。
【0066】
定着器9内のサーミスタ9dは、その一端がDC電源+5Vに接続されており、他端が抵抗器35に接続されている。
【0067】
また、サーミスタ9dと抵抗器35の値で決定されるアナログ電圧VtがMPU26aのA/D変換入力ポートに入力され、MPU26aは定着器温度を検出している。
【0068】
以上の構成において、MPU26aは、アナログ電圧Vtにより定着器温度をモニタして、出力ポートのON/OFFデューティを変化させることにより、定着器9の温度制御を行なっている。
【0069】
一方、冷却ファン29を駆動するトランジスタ42は、ベース抵抗41を介してMPU26aの出力ポート(OUT2)に接続されている。また、冷却ファン29の逆起電力吸収用ダイオード43がトランジスタ43のコレクタと冷却ファンに供給されるDC電源+24Vに接続されている。したがって、MPU26aが出力ポート(OUT2)をH(ON)とした場合は、冷却ファン29が駆動され、出力ポート(OUT2)をL(OFF)とした場合、冷却ファン29は停止する。
【0070】
上記構成により、ビデオコントローラ27は、冷却ファンを駆動するスリープレベル0状態と、冷却ファンを停止するスリープレベル1状態を任意に指定することができる。
【0071】
次に、本発明の第2実施例について説明する。この第2実施例と上記第1実施例との違いは、スリープモード指定コマンドのみで、スリープレベルの変更を可能とした点である。
【0072】
図11は、この第2実施例におけるスリープ制御に関わる状態遷移を示す状態遷移図である。
【0073】
プリンタがスリープレベル0状態であるとき、ビデオコントローラ27がエンジンコントローラ26にスリープモード指定コマンドを送信する場合、スリープレベル1を指定して送信すれば、プリンタはスリープレベル1状態に遷移する。また逆に、プリンタがスリープレベル1状態であるとき、スリープレベル0を指定してスリープモード指定コマンドを送信すれば、プリンタはスリープレベル0状態に遷移する。
【0074】
これにより、ビデオコントローラ27は、スリープレベル変更時にウェイクアップ指定コマンド、スリープ指定コマンドを省略できるので、処理の負荷が軽減できる。
【0075】
次に、本発明の第3実施例について説明する。この第3実施例と上記第1実施例との違いは、スリープ時の制御にフォトセンサの制御を追加した点である。
【0076】
図12は、この第3実施例におけるハロゲンヒータ駆動回路、冷却ファン駆動回路、およびフォトセンサ制御回路を示す回路図である。
【0077】
同図において、ハロゲンヒータ駆動回路、冷却ファン駆動回路は、上記第1実施例で示した図10と全く同じであるので説明を省略する。
【0078】
以下、フォトセンサ制御回路について説明する。
【0079】
本実施例のレーザプリンタは、フォトセンサを2つ用いており、1つはカセット紙有無センサ3であり、もう1つは排紙センサ10である。カセット紙有無センサ3には、LED3aとフォトトランジスタ3bがあり、LED3aの光がフォトトランジスタ3bに入射するか否かで状態を検出している。
【0080】
LED3aのアノードは、抵抗47を介してDC電源+24Vに接続されており、カソードはトランジスタ45のコレクタに接続されている。また、トランジスタ45のエミッタは、GNDに接続されており、ベースはベース抵抗44を介してMPU26aの出力ポート(OUT3)に接続されている。
【0081】
したがって、MPU26aが出力ポート(OUT3)をHとすれば、LED3aが点灯し、フォトセンサによる検出が可能になり、出力ポート(OUT3)をLとすれば、LED3aが消灯し、検出不可となる。
【0082】
また、フォトトランジスタ3bのエミッタは、GNDに接続されており、コレクタはMPU26aの入力ポート(IN1)およびプルアップ抵抗46に接続されている。LED3aの発光がフォトトランジスタ3bのベースに入射すると、入力ポート(IN1)はLとなり、入射しなければHとなる。
【0083】
排紙センサ10に関しても同様の接続がなされており、上記説明におけるLED3aがLED10a、フォトトランジスタ3bがフォトトランジスタ10b、抵抗47が抵抗49、プルアップ抵抗46がプルアップ抵抗48、そして入力ポート(IN1)が入力ポート(IN2)に相当する。
【0084】
図13は、この第3実施例におけるスリープレベルコードと処理内容の関係を示す説明図である。
【0085】
上記第1実施例に対して、スリープレベル0時に“フォトセンサ間欠検知”、スリープレベル1時に“フォトセンサ検知停止”の処理がそれぞれ追加されている。
【0086】
図14は、各状態におけるフォトセンサ検知処理を示すタイミングチャートである。
【0087】
スタンバイ時は、MPU26aは出力ポート(OUT3)をHとし、LED3a、LED10aを点灯し、常に各フォトセンサによる検出を行なう。次に、スリープレベル0の時は、各LEDを周期t10(例えば10秒)間隔で点灯して、その時のみ間欠的に検出を行なう。そして、スリープレベル1の時は、各LEDを消灯し、検出を停止する。
【0088】
以上の制御により、スリープ状態時にフォトセンサ内のLEDの発光による消費電力を、低減または無くすことができるので、さらなる省エネルギが可能となる。
【0089】
次に、本発明の第4実施例について説明する。この第4実施例と上記第3実施例との違いは、スリープレベルの設定を、スリープモード指定コマンドのビット対応で各負荷に対する通電を制御することにより行なう点である。
【0090】
図15は、この第4実施例におけるスリープモード指定コマンドの2byte目のビット構成、およびビットに対応した処理を示す説明図である。
【0091】
図示のように、5thbitが1ならフォトセンサ検知を停止し、6thbitが1なら冷却ファンを停止し、7thbitが1なら定着器への通電を停止する。
【0092】
このような処理により、ビデオコントローラ27は任意の組み合わせによるスリープモードを指定することができる。
【0093】
次に、第5実施例について説明する。この第5実施例と上記第1実施例の違いは、スリープ状態からスタンバイ状態に遷移する条件に、ユーザがプリンタに直接アクセスしたことを検出した場合を加えた点である。
【0094】
図16は、この第5実施例におけるスリープ制御に関わる状態遷移を示す状態遷移図である。
【0095】
スリープレベル0状態、およびスリープレベル1状態において、ウェイクアップ指定コマンドを受けた場合に加えて、ジャム処理時などに開くプリンタのドア(図示せず)のオープン状態を検出した場合、またユーザがテストプリントスイッチ(図示せず)を押してテストプリントを行なおうとした場合に、スタンバイ状態に遷移する。なお、テストプリントの場合は、その後スタンバイ状態からテストプリントを行なうため、プリント状態に遷移することになる。
【0096】
図17は、この第5実施例に関係する要部を示す回路図である。
【0097】
ドアスイッチ50は、ドアオープン時にオープンで、ドアクローズ時にショートとなる。このドアスイッチ50の一方はGNDに接続され、もう一方はプルアップ抵抗51とMPU26aの入力ポート(IN3)に接続されている。したがって、MPU26aは、入力ポート(IN3)がLの時ドアクローズ、Hの時ドアオープンと判断する。
【0098】
また、テストプリントスイッチ52は、通常時にはオープンで、ユーザがテストプリントスイッチ52を押した時にショートとなる。このテストプリントスイッチ52の一方はGNDに接続され、もう一方はプルアップ抵抗53とMPU26aの入力ポート(IN4)に接続されている。したがって、MPU26aは、入力ポート(IIN4)がLの時、テストプリント要求ありと判断し、Hの時要求なしと判断する。
【0099】
次に、本発明の第6実施例について説明する。この第6実施例と上記第1実施例の違いは、スリープ状態時にCPRDY信号によるソフトリセットを受け付けない制御とした点である。
【0100】
図18は、この第6実施例におけるCPRDY信号とプリンタの状態との関係を示す説明図である。
【0101】
スリープレベル0状態およびスリープレベル1状態の時には、CPRDYの状態がTRUE(H)であっても、FALSE(L)であっても、スリープ状態を維持する。そして、ビデオコントローラ27が、CPRDYをTURE(H)として、ウェイクアップ指定コマンドを送信し、プリンタの状態がスタンバイ状態に遷移した後、CPRDYをFALSE(L)とすると、エンジンコントローラ26はリセットされ、プリンタがイニシャライズされる。
【0102】
したがって、プリンタがスリープ状態の時に、ビデオコントローラ27の省エネルギ制御(ビデオコントローラでの電源供給1部停止等)によってCPRDYがFALSEとなっても、エンジンコントローラ26がリセットされることなく、スリープ状態が継続される。
【0103】
次に、本発明の第7実施例について説明する。この第7実施例と上記第1実施例の違いは、スリープ指定コマンド送信からスリープ状態に遷移するまでの時間と、スリープ状態になってから自動的にウェイクアップするまでの時間を設定可能にした点である。
【0104】
図19は、この第7実施例におけるスリープ制御に関わる状態遷移を示す状態遷移図である。
【0105】
図示のように、スタンバイ状態からスリープ指定コマンドを受けると、後述するスリープイン遅延時間コマンドで指定されている遅延時間経過した後に、スリープモード指定コマンドで指定されているスリープ状態に遷移する。
【0106】
一方、スリープ状態からは、ウェイクアップ指定コマンド、あるいは後述するスリープ時間指定コマンドにより指定されたスリープ時間(スリープ状態になってから経過した時間)の経過によりスタンバイ状態に遷移する。
【0107】
次に、スリープイン遅延時間指定、およびスリープ時間指定の方法について説明する。
【0108】
図20は、この第7実施例におけるスリープ制御に関わるコマンドを示す説明図である。
【0109】
スリープイン遅延時間指定は、スリープモード指定コマンドと同様の2byteコマンドであるスリープイン遅延時間指定コマンドにより行なう。スリープイン遅延時間指定コマンドの1byte目は83Hであり、2byte目は図21に示す構成になっている。この2byte目の2ndbit〜7thbitの6bitの2進数が時間を示しており、1bitを10分としている。
【0110】
すなわち、000110(B)すれば、6×10分で、遅延時間を60分と指定できる。
【0111】
一方、スリープイン時間指定も同様に、2byteコマンドであるスリープ時間指定コマンドにより行なう。スリープ時間指定コマンドの1byte目は85Hであり、2byte目は図22に示す構成になっている。この2byte目の2ndbit〜7thbitの6bitの2進数が時間を示しており、1bitを10分としている。
【0112】
例えば、001000(B)とすれば、8×10分で、スリープ時間を80分と指定できる。
【0113】
以上の構成によれば、ビデオコントローラ27はスリープ制御に関する時間管理処理を低減することができる。
【0114】
次に、本発明の第8実施例について説明する。この第8実施例と上記第7実施例との違いは、スリープイン遅延時間指定コマンドとスリープ時間指定コマンドとを統合した点である。
【0115】
図23は、この第8実施例におけるスリープ制御に関わるコマンドを示す説明図である。
【0116】
スリープイン遅延時間指定、およびスリープ時間指定は、2byteコマンドであるスリープイン遅延時間指定/スリープ時間指定コマンドにより行なう。コマンドの1byte目は83Hであり、2byte目は図24に示す構成になっている。この2byte目の2ndbit〜4thbitの3bitの2進数がスリープイン遅延時間を示しており、5thbit〜7thbitの3bitの2進数がスリープ時間を示している。そして、1bitを30分としている。
【0117】
例えば、010100(B)とすれば、4×30分で遅延時間を2時間、8×30分でスリープ時間を4時間と指定できる。
【0118】
これにより、1つのコマンドでスリープイン遅延時間とスリープ時間の両方の指定が可能となり、コマンドの構成ならびにそのやり取りを簡素化できる。
【0119】
次に、本発明の第9実施例について説明する。なお、以下の実施例において、レーザビームプリンタの構成は上述した図1と共通であるので省略する。また、基本的な動作概要についても、上述した図3〜図5で説明したものと共通であるので省略する。
【0120】
図25は、図1に示したビデオインタフェース28の構成を示すブロック図である。
【0121】
図において、RESETは、ビデオコントローラ27がエンジンコントローラ26をハード的にリセットさせるリセット信号である。その他は、図2に示すものと共通であるので説明は省略する。
【0122】
次に、本実施例における、省エネルギ制御、すなわちスリープ制御について説明する。
【0123】
プリンタ1は、プリント動作時以外は、故障発生などの異常状態を除けば、スタンバイ状態かスリープ状態になる。
【0124】
スタンバイ状態は、プリントの要求があれば、即座にプリント状態に移行できる状態である。具体的には、定着器9の温度をプリント動作時の温度よりも低めの温度(例えばプリント時定着器温度190℃に対して、スタンバイ時定着器温度が150℃)に制御し、またビデオコントローラ等の冷却のため、冷却ファン29を駆動している。
【0125】
一方、スリープ状態は、スタンバイ状態よりも消費電力を低減した状態である。そして、このスリープ状態は、スリープレベル0、スリープレベル1、スリープレベル2の3つのレベルがあり、レベル0では、定着器9への通電停止を行ない、レベル1では定着器9への通電停止に加えて冷却ファン29の駆動を停止する。レベル2では、レベル1に加えエンジンコントローラ内のMPU26aのクロックを停止させる。スタンバイ状態からスリープ状態への移行は、ビデオコントローラ27からビデオインタフェース28を介してエンジンコントローラ26に送出されるコマンドに基づいて行なわれる。
【0126】
次に、図26は、本体1のスリープ制御に関わる状態遷移を示す状態遷移図である。
【0127】
図示のように、スリープ指定コマンドとスリープモード指定コマンドによるスリープレベル0の指定により、スタンバイ状態からスリープレベル0状態に遷移する。
【0128】
また、スリープ指定コマンドとスリープモード指定コマンドによるスリープレベル1の指定により、スタンバイ状態からスリープレベル1状態に遷移する。
【0129】
また、スリープ指定コマンドとスリープモード指定コマンドによるスリープレベル2の指定により、スタンバイ状態からスリープレベル2状態に遷移する。
【0130】
そして、レベル0、レベル1の各スリープ状態からウェイクアップ指定コマンドによりスタンバイ状態に遷移する。
【0131】
レベル2のスリープ状態からはハードウェアリセットをかけることでイニシャルリセットを経て、スタンバイ状態に移る。
【0132】
以上のようなスリープ制御に関わるコマンドは、上述した図7に示すように、16進コードの45Hがスリープ指定で、46Hがウェイクアップ指定に割り当てられている。
【0133】
また、スリープモード指定は2byteのコマンド構成になっている。そして、ビデオコントローラ27は1byte目にコマンドコード80Hを送信し、続けて2byte目に所定のコマンドコードを送信することによりスリープレベルを指定する。
【0134】
そして、スリープモード指定コマンドの2byte目のビット構成は、図8に示すようになる。
【0135】
このコマンドは、8ビットの内の3ビット(5th〜7th)のコードでスリープのレベルを指定するものである。
【0136】
図27は、本実施例におけるスリープレベルコードと処理内容の関係を示す説明図である。図中のコード000は、スリープレベル0の指定、すなわち定着器への通電停止を指定する。また、コード001は、スリープレベル1の指定、すなわち定着器への通電停止および冷却ファンの駆動停止を指定する。また、コード010は、スリープレベル2の指定、すなわちMPU25aのクロック停止を指定する。なお、コード011〜111は未使用である。
【0137】
図28は、図1に示した定着器9の温度調整を行なうハロゲンヒータ駆動回路および冷却ファン29の駆動回路を示す回路図である。
【0138】
基本的には、上記第1実施例の図10に示すものと同様であるが、本実施例では、MPU26aとして、例えばNEC社のμPD78214等を使用しており、図示の水晶発振子63、およびRESET*端子(添字の*は、負論理であることを示す)を有する。
【0139】
次に、上記スリープモード2について詳細に説明する。
【0140】
スリープモード0と1がMPU26aの指示で行われ、スリープ中もMPU26aは動作を続けるのに対し、スリープモード2では、MPU26a自身が動作をしなくなる。このスリープモード2に入ると、MPU26aは発振器を停止させ、全体の動作を停止させる。
【0141】
MPU26aをリーク電流だけの超低消費電力にすることができる。これをMPUのストップモードという。
【0142】
図29は、MPU26aのクロック発振回路の制御部分の構成を示すブロック図である。以下、図29によりMPU26aの内部動作について説明する。
【0143】
MPU26aは、スリープモード2の指示を受けると、定着器9への通電停止、ファン29の停止等、レベル2のスリープモード処理後、インタフェース信号28のPPRDYをFALSEにしてから、内部バスを介してスタンバイコントロールレジスタSTBC61のビット1をセットする。すると、ストップフリップフロップ62がセットされ、水晶発振子63を使ってクロックを発生させるシステムクロック発振器64の動作を停止させる。
【0144】
発振器64が停止すると、その出力を分周する分周器65も停止し、MPU26a内に供給するクロックが停止し、MPU26a全体が停止する。これでストップモードに入る。
【0145】
このストップモードから起動(ウェイクアップ)させるには、ハード的に起動させなければならない。そして、この起動は、ノンマスカプルインタラプトNMI、または、リセット信号によって行うことが可能であるが、この第9実施例では、リセット信号による方法を説明する。
【0146】
図25のインタフェース信号28のうちRESET信号をMPU26aのRESET*端子に入力すると、図29のインバータ66、オア回路67を経て、ストップフリップフロップ62がリセットされ、システムクロック発振器64が起動し、MPU26aが起動を開始する。
【0147】
MPU26aは、起動と同時にリセットがかかり、メモリクリア、ポートイニシャライズ等のイニシャライズ処理を行う。スリープ状態からの起動にコマンドコード46Hウェイクアップ指定を用いるか、リセット信号を用いるかは、ビデオコントローラ27が指定したスリープモードを記憶しておき、使い分ける。
【0148】
または、PPRDY信号がFALSEであったら、ビデオコントローラ27からリセット信号を出力するようにしてもよい。
【0149】
次に、本発明の第10実施例について説明する。
【0150】
この第10実施例では、上記第9実施例とは別の起動方法について説明する。すなわち、上記第9実施例では、MPU26aのRESET*端子にRESET信号を入力したため、スリープモードからの起動と同時にイニシャライズ動作に入って、メモリもクリアされてしまった。
【0151】
このため、起動後、インタフェース信号28のPPRDY信号がTRUEになった後、ビデオコントローラ27は、もう一度最初から全ての通信手順を行う必要がある。
【0152】
そこで、この第10実施例では、図30に示すように、起動のためのRESET信号をMPU26aのノンマスカブルインタラプト端子NMIに入力する。
【0153】
この場合、MPU26aはリセットされずに起動する。そして、起動後、すぐエンジンコントローラ26をスタンバイ状態にし、インタフェース信号28のPPRDY信号をTRUEとする。
【0154】
これにより、ビデオコントローラ27は、プリンタとの通信開始のための初期手順を行う必要がなく、また、MPU26aのメモリ中のデータも保存されるので、スリープ前のデータを再送する必要もない。
【0155】
なお、この場合のRESET信号は、リセット機能はないので、WAKEUP信号と呼ぶ方がふさわしい。
【0156】
次に、本発明の第11実施例について説明する。
【0157】
図31は、スリープ中にレベルを変化できるスリープ制御に関わる状態遷移を示す説明図である。
【0158】
プリンタがスリープレベル0または1にある時、ビデオコントローラ27がエンジンコントローラ26にスリープモード指定コマンドを送信する場合、スリープレベル2を指定して送信すれば、プリンタはスリープレベル2の状態に遷移する。
【0159】
また、スリープレベル0にある時、スリープレベル1を指定すれば、スリープレベル1に遷移し、スリープレベル1にある時、スリープレベル0を指定すれば、スリープレベル0に遷移する。
【0160】
ただし、スリープレベル2に入ると、MPU26aが不動作のため、コマンドによりスリープレベルを変えることは不可能になり、RESET信号入力をMPU26aのRESET*端子またはNMI端子に入力し、スタンバイ状態に復帰させることになる。
【0161】
スリープレベル変更時に、ウェイクアップ指定コマンド、スリープ指定コマンドを省略できるので、処理の負荷が軽減される。
【0162】
【発明の効果】
本発明によれば、記録制御手段における複数レベルのスリープモードに対し、ビデオ制御手段からモード指定を行うことができる機能を通信手段に設けたことから、プリンタの多様な使用状態、例えば使用頻度、消費電力による経済的負担の軽減等に対して最適な省エネルギ制御が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるレーザプリンタを示す概略断面図である。
【図2】上記第1実施例のビデオインタフェースを示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例のビデオインタフェースにおけるシリアル通信を示すタイミングチャートである。
【図4】上記第1実施例のプリント動作を示すタイミングチャートである。
【図5】上記第1実施例のプリント動作を示すタイミングチャートである。
【図6】上記第1実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【図7】上記第1実施例のスリープ制御に関わるコマンドコードの一覧表を示す説明図である。
【図8】上記第1実施例におけるスリープモード指定コマンドのビット構成を示す説明図である。
【図9】上記第1実施例のスリープレベルコードと処理内容との関係を示す説明図である。
【図10】上記第1実施例の定着器制御、冷却ファン制御に関わる部分の構成を示す回路図である。
【図11】本発明の第2実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【図12】本発明の第3実施例における定着器制御、冷却ファン制御、フォトセンサ制御に関わる部分の構成を示す回路図である。
【図13】上記第3実施例のスリープレベルコードと処理内容との関係を示す説明図である。
【図14】上記第3実施例におけるフォトセンサの検出タイミングを示すタイミングチャートである。
【図15】本発明の第4実施例におけるスリープモード指定コマンドのビット構成を示す説明図である。
【図16】本発明の第5実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【図17】上記第5実施例に関係する要部を示す回路図である。
【図18】本発明の第6実施例におけるCPRDYとプリンタの状態の関係を示すタイミングチャートである。
【図19】本発明の第7実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【図20】上記第7実施例のスリープ制御に関わるコマンドコードの一覧表を示す説明図である。
【図21】上記第7実施例におけるスリープイン遅延時間指定コマンドのビット構成を示す説明図である。
【図22】上記第7実施例におけるスリープ時間指定コマンドのビット構成を示す説明図である。
【図23】本発明の第8実施例のスリープ制御に関わるコマンドコードの一覧表を示す説明図である。
【図24】上記第8実施例におけるスリープイン遅延時間指定/スリープ時間指定コマンドのビット構成を示す説明図である。
【図25】本発明の第9実施例のビデオインタフェースを示すブロック図である。
【図26】上記第9実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【図27】上記第9実施例のスリープレベルコードと処理内容との関係を示す説明図である。
【図28】上記第9実施例の定着器制御、冷却ファン制御に関わる部分の構成を示す回路図である。
【図29】上記第9実施例のMPUのクロック発振回路の制御部分の構成を示すブロック図である。
【図30】本発明の第10実施例のMPUのクロック発振回路の制御部分の構成を示すブロック図である。
【図31】本発明の第11実施例のスリープ制御に関わる状態遷移図である。
【符号の説明】
1…レーザプリンタ、
9…定着器、
26…エンジンコントローラ、
26a…MPU、
27…ビデオコントローラ、
28…ビデオインタフェース、
29…冷却ファン。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to energy saving control of an image recording apparatus that has an interface with an external apparatus such as a personal computer and records an image on a recording sheet based on image information input from the external apparatus via the interface. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of image recording apparatus, there is a laser printer using an electrophotographic process. Many laser printers have the following three types of operating states.
[0003]
The first is a printing state, in which the recording paper is conveyed and the printing operation is performed.
[0004]
The second is a standby state in which printing can be performed immediately. For example, in a laser printer having a thermal fixing device using a halogen heater, temperature control is performed so that the temperature is maintained at a fixing temperature at the time of printing or slightly lower than that at the time of standby.
[0005]
A third state is a sleep state, which is provided in response to a recent social demand for energy saving, and is a state in which power consumption is lower than that in a standby state.
[0006]
Incidentally, many conventional laser printers have a video control means for generating a video signal from image information based on a recording command from an external device, and a recording control means for recording an image represented by the video signal. The above-described operation state control is controlled by the recording control means. The transition to the sleep state and the instruction to return from the sleep state are performed from the video control unit to the recording control unit based on information from the external device.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional sleep state, since it is set uniformly, such as turning off the power supply to the heat fixing used in the laser printer, there is a disadvantage that the energy saving control that is optimal for various use states of the printer cannot be performed. there were.
[0008]
An object of the present invention is to provide an image recording apparatus capable of optimal energy saving control for various usage states of a printer, for example, frequency of use, reduction of economic burden due to power consumption, and the like.
[0009]
[Means for solving problems]
The present invention provides an image forming unit that forms an image on a recording medium based on an image signal generated by an image signal generation unit that generates an image signal, and a fixing unit that thermally fixes an image formed on the recording medium. A designation command for designating one energy saving mode from a plurality of energy saving modes including a cooling means for cooling the inside of the image recording apparatus and a first energy saving mode and a second energy saving mode outputted from the image signal generation unit. Based on this, in the first energy saving mode, the cooling means is controlled to be energized and the heat fixing means is not energized. In the second energy saving mode, the cooling means and the heat fixing means are controlled. An image recording apparatus comprising: a control unit that performs control so as not to be energized.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic sectional view showing the structure of an image recording apparatus according to an embodiment of the present invention, for example, a laser printer.
[0011]
The laser printer main body 1 (hereinafter referred to as the main body 1) has a
[0012]
A
[0013]
Further, a
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of the
[0022]
In the figure, CPRDY is a signal indicating that the
[0023]
PPRDY is a signal indicating that the
[0024]
SBSY is a status valid signal and is sent from the
[0025]
CBSY is a command valid signal and is sent from the
[0026]
SC is a status / command signal. When the status valid signal SBSY is TRUE, it is sent from the
[0027]
CLK is a synchronous clock of the status / command signal SC, and is sent from the
[0028]
In other words, handshake serial communication is performed using the SBSY, CBSY, SC, and CLK signals.
[0029]
RDY is a ready signal and is set to TRUE when the
[0030]
PRINT is a print signal that becomes TRUE when the
[0031]
VSREQ is a vertical synchronization request signal that the
[0032]
VSYNC is a vertical synchronizing signal that synchronizes the image output sent from the
[0033]
BD is a horizontal synchronizing signal that synchronizes the image output sent from the
[0034]
VDO is an image signal in which the
[0035]
FIG. 3 is a timing chart showing the operation of the serial communication.
[0036]
When power is turned on to the
[0037]
On the other hand, when the
[0038]
When the
[0039]
When the
[0040]
4 and 5 are timing charts showing the printing operation of the
[0041]
When the
[0042]
When the
[0043]
The
[0044]
When the
[0045]
The
[0046]
During this time, the
[0047]
Then, as shown in FIG. 5, the
[0048]
When printing the next page, the print signal PRINT is set to TRUE after t5 seconds. Thereafter, the same operation as that for the first page is performed.
[0049]
By the operation as described above, the recording paper S is sequentially conveyed to the
[0050]
Next, energy saving control, that is, sleep control in the present embodiment will be described.
[0051]
The
[0052]
The standby state is a state in which if there is a print request, the printer can immediately enter the print state. Specifically, the temperature of the fixing
[0053]
On the other hand, the sleep state is a state in which power consumption is reduced as compared with the standby state. In this sleep state, there are two levels,
[0054]
FIG. 6 is a state transition diagram showing state transitions related to the sleep control of the
[0055]
As shown in the figure, transition from the standby state to the
[0056]
In addition, when the
[0057]
Then, transition is made from the sleep states of
[0058]
FIG. 7 is an explanatory diagram showing codes of commands relating to the sleep control as described above, and
[0059]
The sleep mode designation has a 2-byte command structure. Then, the
[0060]
FIG. 8 is an explanatory diagram showing the bit configuration of the second byte of the sleep mode designation command.
[0061]
This command designates the sleep level with a code of 3 bits (5th to 7th) of 8 bits.
[0062]
FIG. 9 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content. A
[0063]
FIG. 10 is a circuit diagram showing a halogen heater driving circuit for adjusting the temperature of the fixing
[0064]
In the figure, a
[0065]
Here, the
[0066]
One end of the
[0067]
An analog voltage Vt determined by the values of the
[0068]
In the above configuration, the
[0069]
On the other hand, the
[0070]
With the above configuration, the
[0071]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The difference between the second embodiment and the first embodiment is that the sleep level can be changed only by the sleep mode designation command.
[0072]
FIG. 11 is a state transition diagram showing state transitions related to sleep control in the second embodiment.
[0073]
When the printer is in the
[0074]
As a result, the
[0075]
Next, a third embodiment of the present invention will be described. The difference between the third embodiment and the first embodiment is that the control of the photo sensor is added to the control at the time of sleep.
[0076]
FIG. 12 is a circuit diagram showing a halogen heater driving circuit, a cooling fan driving circuit, and a photosensor control circuit in the third embodiment.
[0077]
In this figure, the halogen heater drive circuit and the cooling fan drive circuit are exactly the same as those shown in FIG.
[0078]
Hereinafter, the photo sensor control circuit will be described.
[0079]
The laser printer of this embodiment uses two photo sensors, one is a cassette
[0080]
The anode of the
[0081]
Therefore, when the
[0082]
The emitter of the
[0083]
The same connection is made with respect to the
[0084]
FIG. 13 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content in the third embodiment.
[0085]
In contrast to the first embodiment, processes of “photo sensor intermittent detection” at the
[0086]
FIG. 14 is a timing chart showing photosensor detection processing in each state.
[0087]
During standby, the
[0088]
With the above control, power consumption due to light emission of the LED in the photosensor in the sleep state can be reduced or eliminated, so that further energy saving is possible.
[0089]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. The difference between the fourth embodiment and the third embodiment is that the sleep level is set by controlling energization to each load in correspondence with the bit of the sleep mode designation command.
[0090]
FIG. 15 is an explanatory diagram showing the bit configuration of the second byte of the sleep mode designation command and the processing corresponding to the bit in the fourth embodiment.
[0091]
As shown in the figure, when the 5th bit is 1, the photo sensor detection is stopped, when the 6th bit is 1, the cooling fan is stopped, and when the 7th bit is 1, the energization to the fixing device is stopped.
[0092]
By such processing, the
[0093]
Next, a fifth embodiment will be described. The difference between the fifth embodiment and the first embodiment is that a case where it is detected that the user directly accesses the printer is added to the condition for transition from the sleep state to the standby state.
[0094]
FIG. 16 is a state transition diagram showing state transitions related to sleep control in the fifth embodiment.
[0095]
In the
[0096]
FIG. 17 is a circuit diagram showing a main part related to the fifth embodiment.
[0097]
The
[0098]
The
[0099]
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. The difference between the sixth embodiment and the first embodiment is that the soft reset by the CPRDY signal is not accepted in the sleep state.
[0100]
FIG. 18 is an explanatory diagram showing the relationship between the CPRDY signal and the printer status in the sixth embodiment.
[0101]
In the
[0102]
Therefore, when the printer is in the sleep state, even if CPRDY becomes FALSE due to the energy saving control of the video controller 27 (such as stopping one part of the power supply in the video controller), the
[0103]
Next, a seventh embodiment of the present invention will be described. The difference between the seventh embodiment and the first embodiment is that the time from the sleep designation command transmission to the transition to the sleep state and the time from the sleep state to the automatic wakeup can be set. Is a point.
[0104]
FIG. 19 is a state transition diagram showing state transitions related to sleep control in the seventh embodiment.
[0105]
As shown in the figure, when a sleep designation command is received from the standby state, after a delay time specified by a sleep-in delay time command to be described later, a transition is made to the sleep state designated by the sleep mode designation command.
[0106]
On the other hand, from the sleep state, a transition is made to the standby state by the elapse of a sleep time designated by a wake-up designation command or a sleep time designation command (to be described later).
[0107]
Next, a sleep-in delay time designation method and a sleep time designation method will be described.
[0108]
FIG. 20 is an explanatory diagram showing commands related to sleep control in the seventh embodiment.
[0109]
The sleep-in delay time designation is performed by a sleep-in delay time designation command which is a 2-byte command similar to the sleep mode designation command. The first byte of the sleep-in delay time designation command is 83H, and the second byte is configured as shown in FIG. The binary number of 2 bits from 2nd bit to 7th bit of 6 bits indicates time, and 1 bit is 10 minutes.
[0110]
That is, if 000110 (B) is used, the delay time can be specified as 60 minutes in 6 × 10 minutes.
[0111]
On the other hand, the sleep-in time designation is similarly performed by a sleep time designation command which is a 2-byte command. The first byte of the sleep time designation command is 85H, and the second byte is configured as shown in FIG. The binary number of 2 bits from 2nd bit to 7th bit of 6 bits indicates time, and 1 bit is 10 minutes.
[0112]
For example, if it is 001000 (B), the sleep time can be specified as 80 minutes in 8 × 10 minutes.
[0113]
According to the above configuration, the
[0114]
Next, an eighth embodiment of the present invention will be described. The difference between the eighth embodiment and the seventh embodiment is that the sleep-in delay time designation command and the sleep time designation command are integrated.
[0115]
FIG. 23 is an explanatory diagram showing commands related to sleep control in the eighth embodiment.
[0116]
The sleep-in delay time designation and the sleep time designation are performed by a sleep-in delay time designation / sleep time designation command which is a 2-byte command. The first byte of the command is 83H, and the second byte has the configuration shown in FIG. A binary number of 2 bits from 2nd bit to 4th bit of 3 bits indicates a sleep-in delay time, and a binary number of 5 bits to 7th bit of 3 bits indicates a sleep time. And 1 bit is 30 minutes.
[0117]
For example, when 010100 (B) is set, the delay time can be specified as 2 hours at 4 × 30 minutes, and the sleep time can be specified as 4 hours at 8 × 30 minutes.
[0118]
As a result, both the sleep-in delay time and the sleep time can be specified with one command, and the command configuration and its exchange can be simplified.
[0119]
Next, a ninth embodiment of the present invention will be described. In the following embodiments, the configuration of the laser beam printer is the same as that shown in FIG. The basic operation outline is also the same as that described with reference to FIGS.
[0120]
FIG. 25 is a block diagram showing a configuration of the
[0121]
In the figure, RESET is a reset signal that causes the
[0122]
Next, energy saving control, that is, sleep control in the present embodiment will be described.
[0123]
The
[0124]
The standby state is a state in which if there is a print request, the printer can immediately enter the print state. Specifically, the temperature of the fixing
[0125]
On the other hand, the sleep state is a state in which power consumption is reduced as compared with the standby state. The sleep state has three levels,
[0126]
Next, FIG. 26 is a state transition diagram showing state transitions related to the sleep control of the
[0127]
As shown in the figure, transition from the standby state to the
[0128]
In addition, when the
[0129]
Further, transition from the standby state to the
[0130]
Then, transition is made from the sleep states of
[0131]
From the
[0132]
In the commands related to sleep control as described above, as shown in FIG. 7 described above, the
[0133]
The sleep mode designation has a 2-byte command structure. Then, the
[0134]
The bit configuration of the second byte of the sleep mode designation command is as shown in FIG.
[0135]
This command designates the sleep level with a code of 3 bits (5th to 7th) of 8 bits.
[0136]
FIG. 27 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content in this embodiment. A
[0137]
FIG. 28 is a circuit diagram showing a halogen heater drive circuit for adjusting the temperature of the fixing
[0138]
Basically, it is the same as that shown in FIG. 10 of the first embodiment, but in this embodiment, for example, NEC's μPD78214 or the like is used as the
[0139]
Next, the
[0140]
The
[0141]
The
[0142]
FIG. 29 is a block diagram showing a configuration of a control portion of the clock oscillation circuit of the
[0143]
When the
[0144]
When the oscillator 64 stops, the frequency divider 65 that divides the output also stops, the clock supplied to the
[0145]
In order to start (wake up) from this stop mode, it must be started in hardware. This activation can be performed by a non-maskable interrupt NMI or a reset signal. In the ninth embodiment, a method using a reset signal will be described.
[0146]
Of the
[0147]
The
[0148]
Alternatively, if the PPRDY signal is FALSE, the
[0149]
Next, a tenth embodiment of the present invention will be described.
[0150]
In the tenth embodiment, an activation method different from the ninth embodiment will be described. That is, in the ninth embodiment, the RESET of the
[0151]
For this reason, after the activation, after the PPRDY signal of the
[0152]
Therefore, in the tenth embodiment, as shown in FIG. 30, a RESET signal for activation is input to the non-maskable interrupt terminal NMI of the
[0153]
In this case, the
[0154]
Thus, the
[0155]
In this case, the RESET signal has no reset function, so it is more appropriate to call it a WAKEUP signal.
[0156]
Next, an eleventh embodiment of the present invention will be described.
[0157]
FIG. 31 is an explanatory diagram showing state transitions related to sleep control in which the level can be changed during sleep.
[0158]
When the printer is at
[0159]
Further, when the sleep level is 0, if the
[0160]
However, when the
[0161]
Since the wakeup designation command and the sleep designation command can be omitted when changing the sleep level, the processing load is reduced.
[0162]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the communication unit is provided with a function capable of specifying a mode from the video control unit with respect to a plurality of levels of sleep modes in the recording control unit, various use states of the printer, for example, use frequency, There is an effect that the optimum energy saving control is possible for the reduction of the economic burden due to the power consumption.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view showing a laser printer according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a video interface of the first embodiment.
FIG. 3 is a timing chart showing serial communication in the video interface of the first embodiment.
FIG. 4 is a timing chart showing the printing operation of the first embodiment.
FIG. 5 is a timing chart showing the printing operation of the first embodiment.
FIG. 6 is a state transition diagram related to sleep control of the first embodiment.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a list of command codes related to sleep control according to the first embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram showing a bit configuration of a sleep mode designation command in the first embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content of the first embodiment.
FIG. 10 is a circuit diagram showing a configuration of a portion related to fixing device control and cooling fan control of the first embodiment.
FIG. 11 is a state transition diagram related to sleep control according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 12 is a circuit diagram showing a configuration of a portion related to fixing device control, cooling fan control, and photosensor control in a third embodiment of the present invention.
FIG. 13 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content of the third embodiment.
FIG. 14 is a timing chart showing detection timing of the photosensor in the third embodiment.
FIG. 15 is an explanatory diagram showing a bit configuration of a sleep mode designation command according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a state transition diagram related to sleep control according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a circuit diagram showing a main part related to the fifth embodiment.
FIG. 18 is a timing chart showing the relationship between CPRDY and the printer status in the sixth embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a state transition diagram related to sleep control according to a seventh embodiment of the present invention.
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a list of command codes related to sleep control according to the seventh embodiment.
FIG. 21 is an explanatory diagram showing a bit configuration of a sleep-in delay time designation command in the seventh embodiment.
FIG. 22 is an explanatory diagram showing a bit configuration of a sleep time designation command in the seventh embodiment.
FIG. 23 is an explanatory diagram showing a list of command codes related to sleep control according to an eighth embodiment of the present invention.
FIG. 24 is an explanatory diagram showing a bit configuration of a sleep-in delay time designation / sleep time designation command in the eighth embodiment.
FIG. 25 is a block diagram showing a video interface according to a ninth embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a state transition diagram related to sleep control of the ninth embodiment.
FIG. 27 is an explanatory diagram showing the relationship between the sleep level code and the processing content of the ninth embodiment.
FIG. 28 is a circuit diagram showing a configuration of a portion related to fixing device control and cooling fan control of the ninth embodiment.
FIG. 29 is a block diagram showing a configuration of a control part of the clock oscillation circuit of the MPU of the ninth embodiment.
FIG. 30 is a block diagram showing a configuration of a control part of an MPU clock oscillation circuit according to a tenth embodiment of the present invention.
FIG. 31 is a state transition diagram related to sleep control according to an eleventh embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 ... Laser printer,
9 ... Fixer,
26 ... Engine controller,
26a ... MPU,
27 ... Video controller,
28 ... Video interface,
29 ... Cooling fan.
Claims (6)
記録媒体上に形成された画像を熱定着する定着手段と;
上記画像記録装置内を冷却する冷却手段と;
上記画像信号生成ユニットから出力される、第1省エネモードと第2省エネモードとを含む複数の省エネモードから1つの省エネモードを指定する指定コマンドに基づいて、上記第1省エネモードにおいては、上記冷却手段を付勢し上記熱定着手段を非付勢するように制御し、上記第2省エネモードにおいては、上記冷却手段と上記熱定着手段とを非付勢するように制御する制御手段と;
を有することを特徴とする画像記録装置。Image forming means for forming an image on a recording medium based on the image signal generated by the image signal generating unit that generates the image signal;
Fixing means for thermally fixing an image formed on a recording medium;
Cooling means for cooling the inside of the image recording apparatus;
In the first energy saving mode, the cooling is performed based on a designation command for designating one energy saving mode from a plurality of energy saving modes including the first energy saving mode and the second energy saving mode output from the image signal generation unit. Control means for energizing the means and de-energizing the heat fixing means, and in the second energy-saving mode, controlling means for controlling the cooling means and the heat fixing means to be non-energized;
An image recording apparatus comprising:
さらに、当該画像記録装置を制御するためのMPUのクロックを停止する第3省エネモードを有することを特徴とする画像記録装置。In claim 1,
The image recording apparatus further comprises a third energy saving mode for stopping the clock of the MPU for controlling the image recording apparatus.
上記画像記録装置は、さらに上記画像信号生成ユニットを有することを特徴とする画像記録装置。In claim 1 or claim 2,
The image recording apparatus further includes the image signal generation unit.
上記制御手段は、上記画像信号生成ユニットから、現在実行されている省エネモードとは異なる省エネモードを指定する指定コマンドが出力された場合、新たに指定された省エネモードに遷移させることを特徴とする画像記録装置。In any one of Claims 1-3 ,
The control means makes a transition to a newly designated energy saving mode when a designation command for designating an energy saving mode different from the currently executed energy saving mode is output from the image signal generation unit. Image recording device.
さらに、上記画像信号生成ユニットからのプリント要求に応答して即座にプリント動作を開始可能なスタンバイモードを有することを特徴とする画像記録装置。In any one of Claims 1-4 ,
And a standby mode capable of immediately starting a printing operation in response to a print request from the image signal generating unit.
上記画像信号生成ユニットからのプリント要求に応答して開始されるプリント動作は、給紙動作を含むことを特徴とする画像記録装置。In any one of Claims 1-5 ,
An image recording apparatus, wherein a printing operation started in response to a print request from the image signal generation unit includes a paper feeding operation.
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