JP3754665B2 - Rotary actuator and disk device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体から信号を読み出すヘッドを支持して記憶媒体に対して回転移動させるロータリーアクチュエータおよびこれを用いたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置では、キャリッジにより、ディスク上のしかるべき位置にヘッドを位置決めして記録と再生を行っている。キャリッジはロータリーアクチュエータによって駆動回転させられる。
【0003】
ロータリーアクチュエータは、対向する一対のヨークを備える。一方のヨーク若しくは両方のヨークには永久磁石が固定され、磁気間隙に垂直磁界を生じせしめている。また、磁気間隙にはキャリッジとベアリング径由で連結された可動コイル7が配置されており、この可動コイルに通電すると垂直磁界との作用で生じたローレンツ力によって可動コイルが動作し、キャリッジが回転駆動される。
【0004】
可動コイルには熱可塑コイルと金属接着コイルがある。
【0005】
熱可塑コイルとは、可動コイルを熱可塑材および連結部材を介してベアリングと連結したものであり、金属接着コイルとは、可動コイルを接着層および金属骨材を介してベアリングと連結したものである。
【0006】
磁気ディスク装置では、できる限り可動コイルの有効長(図4参照)を長くとることがシーク性能を高めるために有効である。しかし、近年、ハードディスクドライブの小型化(ディスクの小径化)が進んでおり、このような小型の磁気ディスク装置では、スペース的な制約から可動コイルの有効長を長くとることが困難である。そこで、サスペンションの中心線とアクチュエータの中心線とが「く」の字型に折れ曲がった配置にすることで、長い有効長をもつ可動コイルを実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、サスペンションの中心線とアクチュエータの中心線とを「く」の字型に折れ曲げた配置にした場合、しばしば、コイル曲げモード振幅の等高線の方向がサスペンションの中心線に対して直交とならず、この結果、コイル曲げモード振動の際に磁気ヘッドがトラック方向に動いてしまい、位置決め性能が悪化してしまうことがあった。
【0008】
また、可動コイルには成形し易さ、コイル配線の取り扱い易さ、高減衰率などの点から熱可塑コイルが用いられることが多いが、熱可塑コイルは熱可塑材の弾性率が金属のそれには及ばないため金属接着コイルに比べ剛性が低い。このため、熱可塑コイルを用いたロータリーアクチュエータではシークの広帯域化に壁があった。
【0009】
本発明は、この課題を解決するためになされたものであり、サスペンションの中心線とアクチュエータの中心線とが「く」の字型に折れ曲がった配置をとった場合においても、コイル曲げモード振動の際に曲げモードが磁気ヘッドをトラック方向に移動させず、位置決め性能を悪化させないロータリーアクチュエータとディスク装置を提供する。
【0010】
また、この発明は、熱可塑コイルを用いた場合においても高い剛性が得られ、シークの広帯域化を図ることのできるロータリーアクチュエータとディスク装置を提供する。
【0011】
さらに、この発明は、キャリッジ重心とアクチュエータの回転中心とのずれを解消できるロータリーアクチュエータとディスク装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のロータリーアクチュエータは、対向して配置された一対のヨークと、前記一方のヨーク若しくは両方のヨークに設けられた永久磁石と、ベアリングに連結部材を介して回転自在に支持され、前記一対のヨークおよび前記永久磁石により形成された磁界との作用により可動する、弾性率が前記連結部材よりも低い射出成形された熱可塑材により保持された可動コイルを一端に備えるとともに他端にヘッドを支持するサスペンションを備えたアクチュエータとを具備し、前記アクチュエータの中心線と前記サスペンションの中心線とが「く」の字形に折れ曲がった関係をなし、前記各中心線に従って二分される部位のうち、前記各中心線どうしのなす角度が180°以下の角側の部位の剛性が、前記角度が180°以上の角側の部位の剛性に対して高くなるように、ベアリングに連結する連結部材が熱可塑材に対して占める割合を、前記角度が180°以上の角側の部位に比べて、前記角度が180°以下の角側の部位を大きくするように設定されていて、前記サスペンションの中心線と前記可動コイルの曲げモードの等高線とを直交させたことを特徴とするものである。
【0013】
この発明によれば、サスペンションの中心線と曲げモードの等高線の方向とを直交させることが可能になり、コイル曲げモード振動の際に磁気ヘッドがトラック方向に動かなくなり、位置決め性能が悪化しなくなる。
【0014】
また、この発明のロータリーアクチュエータにおいて、連結部材は、180°以下の角側の部位にのみ、磁界中にまで達する延長部を有するものとしてもよい。
【0015】
この発明によれば、アクチュエータのsway方向の剛性が上がり、アクチュエイションの広帯域化を実現できる。また、180°以下の角側においてのみ連結部を延長したことにより、熱可塑材よりも連結部は密度が高いので、これまで180°以上の角側に偏っていたキャリッジの重心を回転中心に近づけることができる。
【0016】
さらに、この発明のロータリーアクチュエータにおいて、180°以上の角側の部位に位置する熱可塑材の磁界の磁力線方向のサイズは、180°以下の角側の部位に位置する熱可塑材の同方向のサイズよりも小さいものとしてもよい。
【0017】
この発明により、180°以下の角側の部位の剛性を180°以上の角側の部位の剛性に対して高く設定することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
【0023】
図1は本発明のロータリーアクチュエータを採用した実施の一形態である磁気ディスク装置1の構成を示す平面図である。
【0024】
同図に示すように、この磁気ディスク装置1は、上面の開口した矩形箱状のケース2と、複数のねじによりケース2にねじ止めされケース2上面の開口を閉塞するトップカバー(図示せず)とを備えている。
【0025】
ケース2内には、ディスク状の記憶媒体である磁気ディスク3と、この磁気ディスク3を支持及び回転させるディスク駆動機構としてのスピンドルモータ(SPM)4と、キャリッジ5とが配置されている。
【0026】
キャリッジ5の一方の端部には、ディスク3に対する信号の読み書きを行う素子であるヘッドとこれを支持するサスペンションとを備えるHGA(Head Gimbal Assy)6が支持され、かつ他方の端部にはVCMロータリーアクチュエータを構成する要素である可動コイル7が取り付けられている。キャリッジ5はケース2の底面に立設されたベアリング8に回動自在に支持されている。
【0027】
次に、図1、図2を用いてVCMロータリーアクチュエータ10の構成を説明する。
【0028】
これらの図に示すように、VCMロータリーアクチュエータ10は、互いに対向して配置された一対のヨーク11,12と、各ヨーク11,12にそれぞれ固定された永久磁石13,14と、磁気間隙15に配置された可動コイル7とで構成される。磁気間隙15には、磁力線16で表される垂直磁界が形成されており、可動コイル7に電流を流すことにより、垂直磁界との作用で生じたローレンツ力により可動コイル7が垂直磁界の磁力線16を切る方向に動作し、キャリッジ5が回転するように構成されている。
【0029】
図2の例は、可動コイル7として熱可塑コイル7を用いたものであり、すなわち、この熱可塑コイル7は、巻き線コイル17、熱可塑部材18、連結部材19で構成されている。連結部材19はベアリング8に連結されている。
【0030】
また、VCMロータリーアクチュエータ10は、図3に示すように、一方のヨーク11にだけ永久磁石13を取り付けた構成をとり得る。この場合は、永久磁石13とヨーク12との間が磁気間隙15となり、ここに可動コイル7が配置される。
【0031】
さらに、図4を用いて、このVCMロータリーアクチュエータ10の構成を詳しく説明する。
【0032】
可動コイル7を回転させるのに有効なローレンツ力は、可動コイル7の符号21で示される各部位(以下、有効部と呼ぶ)にて発生する。これらの有効部21は、回転中心22(ベアリング8の軸心)を支点に、ある角度をもって開いた2本の直線となることから、可動コイル7の形状は概ね台形となる。
【0033】
大きなトルクを得るためには有効部21をできる限り長くとればよいが、小型の磁気ディスク装置ではスペース的な制約から取り得る有効部21の長さには限界がある。そこで、サスペンションの中心線23とアクチュエータの中心線24とが「く」の字型に折れ曲がった配置とすることで有効部21の長さを引き延ばす対策が講じられている。ただし、アクチュエータの中心線24に対し、2つの有効部21,21がなす角は等しくなるようにしている。
【0034】
さらに、このVCMロータリーアクチュエータ10においては、図5に示されるように、可動コイル7を、サスペンションの中心線23とアクチュエータの中心線24とがなす角度が180°以下のA側と180°以上のB側とに分けて考え、各々の側の剛性がA>Bの関係となるようにしている。
【0035】
これによって、図6に示されるように、サスペンションの中心線23と曲げモードの等高線25とが直交するようになり、コイル曲げモード振動の際に磁気ヘッドがトラック方向に動かなくなり、位置決め性能が悪化しなくなる。ちなみに、26は従来の曲げモードの等高線である。
【0036】
可動コイル7の剛性をA>Bの関係にするには、B側の剛性を落とすか、A側の剛性を高めればよい。
【0037】
B側の剛性を落とすには、熱可塑コイルならばB側の熱可塑材18、連結部材19の厚みを薄くし、金属接着コイルの場合にはB側の金属骨材の厚みを薄くすればよい。ただし、B側の剛性を弱めると、swayモードの剛性も同時に弱めてしまうことになるので、A側の剛性を高めることがより好ましい。
【0038】
A側の剛性をB側より高くするには、熱可塑コイルの場合、A側の熱可塑材18と連結部材19の厚みを大きくすればよい。巻き線コイル17の厚みは、もともと磁気間隙15に収まる最大の厚みに設定されているためこれ以上厚くはならない。
【0039】
また、図7に示すように、A側の領域において、熱可塑材18よりも弾性率が高い部材である連結部材19の一部(延長部19a)を磁気間隙15中まで達するように延長して設ける方法がある。このようにA側において熱可塑材18よりも弾性率が高い部材である連結部材19が占める割合をB側に比べ高くすることによって、可動コイル7の剛性をA>Bの関係にすることができる。
【0040】
また、このように構成することによって次の利点が生じる。
【0041】
キャリッジ5は、振動・衝撃を受けた際に回転トルクが印加されないように、キャリッジ5の重心と回転中心22(ベアリング8の軸心)とが一致していることが求められる。しかし、磁気ディスク装置では、図1に示したように、キャリッジ5とメインのプリント基板との間でリード/ライト信号やアクチュエータ駆動信号などを接続するフレキシブルプリント基板27や、リード/ライト信号の劣化を防ぐためのアンプ(図示せず)などが、キャリッジ5の重心から外れた位置に接続配置されている。このため、それらの質量の影響でキャリッジ重心と回転中心22(ベアリング8の軸心)とがずれてしまうという問題があったが、前記のように、A側の領域において、熱可塑材18に比べ質量の大きい連結部材19の延長部19aを磁気間隙15中まで達するように延長して設けたことで、A側の質量が大きくなり、質量バランスをとることが可能になる。
【0042】
なお、連結部材19の延長部19aと熱可塑材18とを一体化するには、たとえば図8に示すように、熱可塑材18の中に延長部19aを封入する方法のほか、たとえば図9に示すように、熱可塑材18の射出性を考慮して、連結部材19の延長部19a一部を露出させた状態で熱可塑材18に結合・接合させる方法などがある。
【0043】
なお、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
【0044】
前記実施形態では、本発明を磁気ディスク装置に適用したものについて説明したが、ハードディスク以外のディスク状の記憶媒体を用いたディスク装置にも本発明は適用することが可能である。
【0045】
また、前記実施形態では、可動コイル7が熱可塑コイルの場合にA側の剛性を高める方法について説明したが、金属接着コイルの場合なら、接着層の弾性率についてA側とB側との関係をA>Bとすることによっても同様の効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サスペンションの中心線と曲げモードの等高線の方向とを直交させることができ、コイル曲げモード振動の際に磁気ヘッドがトラック方向に動かなくなり、安定した位置決め性能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーアクチュエータを採用した実施の一形態である磁気ディスク装置の構成を示す平面図である。
【図2】図1の実施形態のVCMロータリーアクチュエータの構成を示す断面図である。
【図3】図1の実施形態の別のタイプのVCMロータリーアクチュエータの構成を示す断面図である。
【図4】図1の実施形態のVCMロータリーアクチュエータの構成を示す平面図である。
【図5】図1の実施形態のVCMロータリーアクチュエータをサスペンションの中心線とアクチュエータの中心線とで二分することを説明するための図である。
【図6】図1の実施形態のVCMロータリーアクチュエータにおいてサスペンションの中心線と曲げモードの等高線との関係を示した平面図である。
【図7】図1の実施形態のVCMロータリーアクチュエータにおいてA側の剛性をB側より高くするための方法を説明するための図である。
【図8】連結部材の延長部と熱可塑材との結合関係を示す断面図である。
【図9】連結部材の延長部と熱可塑材との別の結合関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・磁気ディスク装置、3・・・ディスク、5・・・キャリッジ、7・・・可動コイル、8・・・ベアリング、10・・・VCMロータリーアクチュエータ、11,12・・・ヨーク、13,14・・・永久磁石、15・・・磁気間隙、16・・・磁力線、17・・・巻き線コイル、18・・・熱可塑材、19・・・連結部材、19a・・・延長部、21・・・有効部、23・・・サスペンションの中心線、24・・・アクチュエータの中心線、25・・・曲げモードの等高線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary actuator that supports a head for reading a signal from a storage medium and rotates and moves the recording medium, and a disk device using the rotary actuator.
[0002]
[Prior art]
In a magnetic disk apparatus, a head is positioned at an appropriate position on a disk by a carriage to perform recording and reproduction. The carriage is driven and rotated by a rotary actuator.
[0003]
The rotary actuator includes a pair of opposing yokes. A permanent magnet is fixed to one yoke or both yokes, and a vertical magnetic field is generated in the magnetic gap. In addition, a
[0004]
The movable coil includes a thermoplastic coil and a metal adhesive coil.
[0005]
A thermoplastic coil is a moving coil connected to a bearing via a thermoplastic material and a connecting member, and a metal bonded coil is a moving coil connected to a bearing via an adhesive layer and a metal aggregate. is there.
[0006]
In the magnetic disk apparatus, it is effective to increase the seek performance by making the effective length of the movable coil as long as possible (see FIG. 4). However, in recent years, hard disk drives have been downsized (the diameter of the disk has been reduced), and in such a small magnetic disk device, it is difficult to increase the effective length of the movable coil due to space limitations. Therefore, a movable coil having a long effective length is realized by arranging the suspension center line and the actuator center line to be bent in a "<" shape.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, when the suspension center line and the actuator center line are bent in a "<" shape, the direction of the contour line of the coil bending mode amplitude is often relative to the suspension center line. As a result, the magnetic head moves in the track direction during the coil bending mode vibration, and the positioning performance may deteriorate.
[0008]
In addition, thermoplastic coils are often used for movable coils because of their ease of molding, ease of handling of coil wiring, and high damping ratio. Thermoplastic coils have a modulus of elasticity of that of metal compared to that of metal. Therefore, the rigidity is lower than that of the metal adhesive coil. For this reason, a rotary actuator using a thermoplastic coil has a wall in broadening seek.
[0009]
The present invention has been made in order to solve this problem. Even when the suspension center line and the actuator center line are bent in a "<" shape, the coil bending mode vibration is generated. A rotary actuator and a disk device in which the bending mode does not move the magnetic head in the track direction and the positioning performance is not deteriorated.
[0010]
In addition, the present invention provides a rotary actuator and a disk device that can obtain high rigidity even when a thermoplastic coil is used and can achieve a broad band of seek.
[0011]
Furthermore, the present invention provides a rotary actuator and a disk device that can eliminate the deviation between the center of gravity of the carriage and the rotation center of the actuator.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a rotary actuator according to the present invention comprises a pair of opposing yokes, a permanent magnet provided on one or both of the yokes, and a bearing that is rotatable via a connecting member. The movable coil is supported at one end and is movable by the action of the magnetic field formed by the pair of yokes and the permanent magnet, and is provided at one end with a movable coil held by an injection-molded thermoplastic material having a lower elastic modulus than the coupling member. And an actuator provided with a suspension for supporting the head at the other end, and the center line of the actuator and the center line of the suspension are bent in a "<" shape, and are divided into two according to the center lines. The rigidity of the part on the corner side where the angle formed between the center lines is 180 ° or less is 18 degrees. ° to be higher relative to the stiffness of the part above the corner side, the rate of coupling member for coupling to the bearing occupies relative to the thermoplastic material, said angle than the site of more than 180 ° of angle side, the The angle is set to be larger at a corner of 180 ° or less, and the center line of the suspension and the contour line of the bending mode of the movable coil are orthogonal to each other.
[0013]
According to the present invention, it becomes possible to make the center line of the suspension and the direction of the contour line of the bending mode orthogonal, and the magnetic head does not move in the track direction during the coil bending mode vibration, so that the positioning performance is not deteriorated.
[0014]
Further, in the rotary actuator of the present invention, the connecting member may have an extension that reaches the magnetic field only at a corner portion of 180 ° or less .
[0015]
According to the present invention, the rigidity of the actuator in the sway direction is increased, and a wide band of actuation can be realized. In addition, since the connecting portion is extended only on the corner side of 180 ° or less, the connecting portion has a higher density than the thermoplastic material. Therefore, the center of gravity of the carriage that has been biased to the corner side of 180 ° or more so far is the center of rotation. You can get closer.
[0016]
Furthermore, in the rotary actuator of the present invention, the size of the magnetic field direction of the magnetic field of the thermoplastic material located at the corner side portion of 180 ° or more is the same direction as that of the thermoplastic material located at the corner side portion of 180 ° or less . It may be smaller than the size.
[0017]
According to the present invention, the rigidity of the part on the corner side of 180 ° or less can be set higher than the rigidity of the part on the corner side of 180 ° or more.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a
[0024]
As shown in the figure, the
[0025]
In the
[0026]
An HGA (Head Gimbal Assy) 6 including a head that is an element for reading and writing signals to the disk 3 and a suspension that supports the head is supported at one end of the
[0027]
Next, the configuration of the
[0028]
As shown in these drawings, the
[0029]
In the example of FIG. 2, a
[0030]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0031]
Further, the configuration of the
[0032]
A Lorentz force effective for rotating the
[0033]
In order to obtain a large torque, the
[0034]
Further, in this
[0035]
As a result, as shown in FIG. 6, the
[0036]
In order to make the
[0037]
In order to reduce the rigidity on the B side, the thickness of the
[0038]
In order to make the A side rigidity higher than the B side, in the case of a thermoplastic coil, the thickness of the A
[0039]
Further, as shown in FIG. 7, in the region on the A side, a part (
[0040]
Moreover, the following advantage arises by comprising in this way.
[0041]
The
[0042]
In order to integrate the
[0043]
The present invention is not limited to any of the above-described embodiments, and can be implemented with appropriate modifications within the scope of the technical idea of the present invention.
[0044]
In the above embodiment, the present invention is applied to a magnetic disk device. However, the present invention can also be applied to a disk device using a disk-shaped storage medium other than a hard disk.
[0045]
In the above embodiment, the method for increasing the rigidity on the A side when the
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the center line of the suspension and the direction of the contour line of the bending mode can be orthogonal to each other, and the magnetic head does not move in the track direction during the coil bending mode vibration, so that stable positioning is achieved. Performance is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a configuration of a magnetic disk device which is an embodiment employing a rotary actuator of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the configuration of the VCM rotary actuator of the embodiment of FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a configuration of another type of VCM rotary actuator of the embodiment of FIG. 1;
4 is a plan view showing a configuration of a VCM rotary actuator of the embodiment of FIG.
FIG. 5 is a diagram for explaining that the VCM rotary actuator of the embodiment of FIG. 1 is divided into two parts by a suspension center line and an actuator center line;
6 is a plan view showing a relationship between a suspension center line and a bending mode contour line in the VCM rotary actuator of the embodiment of FIG. 1; FIG.
7 is a view for explaining a method for making the A side rigidity higher than the B side in the VCM rotary actuator of the embodiment of FIG. 1; FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a connection relationship between an extension portion of a connecting member and a thermoplastic material.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing another connection relationship between the extension portion of the connecting member and the thermoplastic material.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記一方のヨーク若しくは両方のヨークに設けられた永久磁石と、
ベアリングに連結部材を介して回転自在に支持され、前記一対のヨークおよび前記永久磁石により形成された磁界との作用により可動する、弾性率が前記連結部材よりも低い射出成形された熱可塑材により保持された可動コイルを一端に備えるとともに他端にヘッドを支持するサスペンションを備えたアクチュエータとを具備し、
前記アクチュエータの中心線と前記サスペンションの中心線とが「く」の字形に折れ曲がった関係をなし、前記各中心線に従って二分される部位のうち、前記各中心線どうしのなす角度が180°以下の角側の部位の剛性が、前記角度が180°以上の角側の部位の剛性に対して高くなるように、前記ベアリングに連結する前記連結部材が前記熱可塑材に対して占める割合を、前記角度が180°以上の角側の部位に比べて、前記角度が180°以下の角側の部位を大きくするように設定されていて、前記サスペンションの中心線と前記可動コイルの曲げモードの等高線とを直交させたことを特徴とするロータリーアクチュエータ。A pair of opposing yokes,
Permanent magnets provided on the one or both yokes;
An injection-molded thermoplastic material that is rotatably supported by a bearing via a connecting member and is moved by the action of a magnetic field formed by the pair of yokes and the permanent magnet, and has an elastic modulus lower than that of the connecting member. Comprising a movable coil held at one end and an actuator having a suspension supporting the head at the other end;
The center line of the actuator and the center line of the suspension are bent in a “<” shape, and the angle between the center lines is 180 ° or less among the parts divided into two according to the center lines. The proportion of the connecting member connected to the bearing to the thermoplastic material is such that the rigidity of the corner portion is higher than the rigidity of the corner portion where the angle is 180 ° or more , The angle is set to be larger than the angle-side portion of the angle of 180 ° or more compared to the angle-side portion of the angle of 180 ° or more, and the center line of the suspension and the contour line of the bending mode of the movable coil are rotary actuator characterized in that is orthogonal.
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