JP3711581B2 - Semicarbazone derivatives and pest control agents - Google Patents

Semicarbazone derivatives and pest control agents Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は新規なセミカルバゾン誘導体ならびに該誘導体を有効成分として含有する有害生物防除剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベンズアミドのセミカルバゾン誘導体に関してはヨーロピアン・ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー〔Eur.J.Med.Chem.,26,273(1991)〕に4−RC64C=(NHC64R′−4)NNHCWNHR″(ただしR=H,MeO,Me,Cl,NO2 ;R′=H,MeO,Me,Cl;R″=Ph;W=O,S)である化合物が知られているが、R″は無置換のフェニルのみで、置換フェニルは新規である。また、この文献には医薬としての活性は示されているが、有害生物に対する活性は何ら開示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
殺虫剤の長年にわたる使用により、近年、害虫が抵抗性を獲得し、従来の殺虫剤による防除が困難になっている。また殺虫剤の一部は毒性が高く、あるものは残留性により生態系を乱しつつある。よって低毒性かつ低残留性の新規な殺虫剤の開発が常に期待されている。
【0004】
本発明者らはセミカルバゾン誘導体について鋭意研究を重ねた結果、新規なベンズアニリドのセミカルバゾン誘導体が低薬量で優れた殺虫活性を示し、かつホ乳動物、魚類および益虫に対してはほとんど悪影響がない極めて有用な化合物であることを見出し本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は一般式(I)
【0006】
【化2】

Figure 0003711581
【0007】
〔式中、Wは酸素原子又はイオウ原子を示し、
X、Y、Zは各々独立してハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、SCN基、トリメチルシリル基、R8、OR8、S(O)pR8基、OS(O)2R8基、OC(O)R8基、C(O)R8基、CO2R8基、C(O)N(R8)R9基、SO2N(R8)R9基、NHC(O)R8基、N(R8)R9基又は隣あった炭素原子間で形成する-CH=CH-CH=CH-基、-OCH2O-基、-OCH2CH2O-基、-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基を示し、
R1は、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルチオ基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルフィニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基を示し、
R2及びR3は各々独立して水素原子、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルカルボニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、C2-6ハロアルキルカルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、R5OC(O)N(R6)S-基、R6(R7)NS-基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルチオ基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルフィニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基を示し、
R4はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、アミノ基又はジC1-6アルキルアミノ基を示し、
R5、R6及びR7は各々独立してC1-6アルキル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいベンジル基を示し、
R8はC1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-6ハロアルキニル基、C3-6シクロアルキル基、C3-6ハロシクロアルキル基、C4-7シクロアルキルアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルチオアルキル基、C2-6アルコキシカルボニルアルキル基、C2-6シアノアルキル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいベンジル基又は(R4)rによって置換されていてもよいピリジル基を示し、
R9は水素原子又はC1-6アルキル基を示し、
lは0〜5の整数(ただし、lが2〜5の場合Xは同一であっても異なっていてもよい)を示し、
mは0〜5の整数(ただし、mが2〜5の場合Yは同一であっても異なっていてもよい)を示し、
nは1〜5の整数(ただし、nが2〜5の場合Zは同一であっても異なっていてもよい)を示し、
pは0〜2の整数を示し、
qは0〜5の整数(ただし、qが2〜5の場合R4は同一であっても異なっていてもよい)を示し、
rは0〜4の整数(ただし、rが2〜4の場合R4は同一であっても異なっていてもよい)を示す。〕
で表わされるセミカルバゾン誘導体及び該誘導体の1種又は2種以上を有効成分として含有する有害生物防除剤に関するものである。
【0008】
本明細書において示した各置換基の例を以下に示す。なお、各置換基のうち炭素鎖は、直鎖、分岐鎖又は環状の何れでもよい。
以下、n−はノルマル、i−はイソ、sec−はセカンダリー、t−はターシャリー、c−はシクロを意味する。
【0009】
C1-6アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、c−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、c−ブチル基、n−ペンチル基、c−ペンチル基、n−ヘキシル基、c−ヘキシル基等が挙げられる。
【0010】
C2-6アルケニル基としては、エテニル基、2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−ブテニル基等が挙げられる。
【0011】
C2-6アルキニル基としては、エチニル基、2−プロピニル基、2−ブチニル基等が挙げられる。
【0012】
C2-6アルコキシアルキル基としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル基等が挙げられる。
【0013】
C2-6アルキルカルボニル基としては、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n−プロピルカルボニル基、i−プロピルカルボニル基、c−プロピルカルボニル基、n−ブチルカルボニル基、i−ブチルカルボニル基、sec−ブチルカルボニル基、t−ブチルカルボニル基、c−ブチルカルボニル基等が挙げられる。
【0014】
C2-6アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基、c−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、i−ブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、c−ブトキシカルボニル基等が挙げられる。
【0015】
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
【0016】
Wとしては酸素原子とイオウ原子が挙げられるが、好ましくは酸素原子が挙げられる。
【0017】
X、Y、Zとしては各々独立してハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、SCN基、トリメチルシリル基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-6ハロアルキニル基、C3-6シクロアルキル基、C3-6ハロシクロアルキル基、C4-7シクロアルキルアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルチオアルキル基、C2-6アルコキシカルボニルアルキル基、C2-6シアノアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6ハロアルケニルオキシ基、C2-6アルキニルオキシ基、C2-6ハロアルキニルオキシ基、C3-6シクロアルキルオキシ基、C3-6ハロシクロアルキルオキシ基、C4-7シクロアルキルアルキルオキシ基、C2-6アルコキシアルキルオキシ基、C2-6アルキルチオアルキルオキシ基、C3-6アルコキシカルボニルアルキルオキシ基、C2-6シアノアルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C2-6アルケニルチオ基、C2-6ハロアルケニルチオ基、C2-6アルキニルチオ基、C2-6ハロアルキニルチオ基、C3-6シクロアルキルチオ基、C3-6ハロシクロアルキルチオ基、C4-7シクロアルキルアルキルチオ基、C2-6アルコキシアルキルチオ基、C2-6アルキルチオアルキルチオ基、C2-6アルコキシカルボニルアルキルチオ基、C2-6シアノアルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C2-6アルケニルスルフィニル基、C2-6ハロアルケニルスルフィニル基、C2-6アルキニルスルフィニル基、C2-6ハロアルキニルスルフィニル基、C3-6シクロアルキルスルフィニル基、C3-6ハロシクロアルキルスルフィニル基、C4-7シクロアルキルアルキルスルフィニル基、C2-6アルコキシアルキルスルフィニル基、C2-6アルキルチオアルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C2-6アルケニルスルホニル基、C2-6ハロアルケニルスルホニル基、C2-6アルキニルスルホニル基、C2-6ハロアルキニルスルホニル基、C3-6シクロアルキルスルホニル基、C3-6ハロシクロアルキルスルホニル基、C4-7シクロアルキルアルキルスルホニル基、C2-6アルコキシアルキルスルホニル基、C2-6アルキルチオアルキルスルホニル基、C2-6アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、C2-6シアノアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基、C3-6シクロアルキルスルホニルオキシ基、C3-6ハロシクロアルキルスルホニルオキシ基、C2-6シアノアルキルスルホニルオキシ基、C2-7アルキルカルボニルオキシ基、C2-7ハロアルキルカルボニルオキシ基、C4-7シクロアルキルカルボニルオキシ基、C4-7ハロシクロアルキルカルボニルオキシ基、C3-7シアノアルキルカルボニルオキシ基、C2-7アルキルカルボニル基、C2-7ハロアルキルカルボニル基、C4-7シクロアルキルカルボニル基、C4-7ハロシクロアルキルカルボニル基、C3-7シアノアルキルカルボニル基、C2-7アルコキシカルボニル基、C2-7ハロアルコキシカルボニル基、C4-7シクロアルキルオキシカルボニル基、C4-7ハロシクロアルキルオキシカルボニル基、C3-7シアノアルキルオキシカルボニル基、モノC1-6アルキルアミノカルボニル基、モノC1-6ハロアルキルアミノカルボニル基、ジC1-6アルキルアミノカルボニル基、ジC1-6ハロアルキルアミノカルボニル基、モノC1-6アルキルアミノスルホニル基、モノC1-6ハロアルキルアミノスルホニル基、ジC1-6アルキルアミノスルホニル基、ジC1-6ハロアルキルアミノスルホニル基、アミノカルボニル基、アミノスルホニル基、ホルミルアミノ基、C2-7アルキルカルボニルアミノ基、C2-7ハロアルキルカルボニルアミノ基、アミノ基、モノC1-6アルキルアミノ基、モノC1-6ハロアルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、ジC1-6ハロアルキルアミノ基、隣あった炭素原子間で形成する-CH=CH-CH=CH-基、-OCH2O-基、-OCH2CH2O-基、-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいフェニルチオ基、置換されていてもよいフェニルスルフィニル基、置換されていてもよいフェニルスルホニル基、置換されていてもよいフェニルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいフェニルカルボニルオキシ基、置換されていてもよいフェニルカルボニル基、置換されていてもよいフェノキシカルボニル基、置換されていてもよいフェニルアミノカルボニル基、置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルカルボニルアミノ基、置換されていてもよいフェニルアミノ基、置換されていてもよいベンジル基、置換されていてもよいベンジルオキシ基、置換されていてもよいベンジルチオ基、置換されていてもよいベンジルスルフィニル基、置換されていてもよいベンジルスルホニル基、置換されていてもよいベンジルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいベンジルカルボニルオキシ基、置換されていてもよいベンジルカルボニル基、置換されていてもよいベンジルオキシカルボニル基、置換されていてもよいベンジルアミノカルボニル基、置換されていてもよいベンジルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいベンジルカルボニルアミノ基、置換されていてもよいベンジルアミノ基、置換されていてもよいピリジル基、置換されていてもよいピリジルオキシ基、置換されていてもよいピリジルチオ基、置換されていてもよいピリジルスルフィニル基、置換されていてもよいピリジルスルホニル基、置換されていてもよいピリジルスルホニルオキシ基、置換されていてもよいピリジルカルボニルオキシ基、置換されていてもよいピリジルカルボニル基、置換されていてもよいピリジルオキシカルボニル基、置換されていてもよいピリジルアミノカルボニル基、置換されていてもよいピリジルスルホニルアミノ基、置換されていてもよいピリジルカルボニルアミノ基又は置換されていてもよいピリジルアミノ基(ただし置換されていてもよい置換基としては、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルコキシカルボニル基、アミノ基又はジC1-6アルキルアミノ基が挙げられる。)が挙げられる。
【0018】
Xとして好ましくは、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基が挙げられる。
【0019】
Yとして好ましくは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基若しくは-OCF2CF2O-基が挙げられる。
【0020】
Zとして好ましくは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基が挙げられる。
【0021】
R1としては、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルチオ基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルフィニル基及び(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基が挙げられる。
【0022】
R1として好ましくは、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基及び(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基が挙げられる。
【0023】
R2及びR3としては、水素原子、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルカルボニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、C2-6ハロアルキルカルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C2-12ジアルキルアミノチオ基、C3-12(アルキル)アルコキシカルボニルアミノチオ基又は置換されていてもよいベンジル基(ただし、置換されていてもよい置換基としては、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、アミノ基又はジC1-6アルキルアミノ基が挙げられる)が挙げられる。
【0024】
R2及びR3として好ましくは、水素原子又はC1-6アルキル基が挙げられる。
【0025】
lは0〜2の整数が好ましく、1がより好ましい。
【0026】
mは0〜2の整数が好ましく、1がより好ましい。
【0027】
nは1〜3の整数が好ましく、1がより好ましい。
【0028】
好ましい本発明化合物としては、以下に挙げる化合物が挙げられる。
【0029】
(1)
Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基を示し、
Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C2-6アルコキシカルボニル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基若しくは-OCF2CF2O-基を示し、
Zが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基を示し、
R2及びR3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、
l及びmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1〜3の整数を示すセミカルバゾン誘導体。
(2)
Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基を示し、
Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C2-6アルコキシカルボニル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基若しくは-OCF2CF2O-基を示し、
Zが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基を示し、
R2及びR3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、
l及びmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1〜3の整数を示す上記(1)記載のセミカルバゾン誘導体。
(3)
Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基であり、かつその置換位置は、3位、4位、3位と4位又は3位と5位を示し、
Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C2-6アルコキシカルボニル基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は、3位、4位又は、3位と4位を示し、
Zが、ハロゲン原子、シアノ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は3位、4位又は3位と4位を示し、
R2、R3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、
lおよびmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1を示す上記(1)記載のセミカルバゾン誘導体。
(4)
Wが酸素原子を示し、
Xが、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は、3位を示し、
Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、
Zが、ハロゲン原子、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、
R2、R3が水素原子を示し、
l、m及びnが1を示す上記(2)記載のセミカルバゾン誘導体。
(5)
Wが酸素原子を示し、
Xが、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は、3位を示し、
Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6ハロアルキル基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は4位を示し、
Zが、ハロゲン原子、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、
R2、R3が水素原子を示し、
l、m及びnが1を示す上記(3)記載のセミカルバゾン誘導体。
【0030】
尚、本発明に包含される化合物の中で不斉炭素原子を有する化合物の場合には、光学活性な化合物(+)体及び(−)体が含まれる。更に、立体配置異性体が存在する場合には、シス体及びトランス体が含まれる。又、本発明化合物はR2が水素原子の時、下記に示す互変異性体の存在が考えられるが、それらの構造も包含する。
【0031】
【化3】
Figure 0003711581
【0032】
本発明において有害生物防除剤とは、特に害虫防除剤を意味する。
本発明化合物は極めて低い薬剤濃度で各種の有害な害虫に対して効力を示す。その害虫としては、例えば、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ、モモアカアブラムシ、ニジュウヤホシテントウ、ハスモンヨトウ、コブノメイガ、コナガ、ヨトウガ、モンシロチョウ、カブラヤガ、チャノコカクモンハマキ、チャハマキ、タバコバットワーム、ヨーロピアンコーンボーラー、フォールアーミーワーム、コーンイヤーワーム、サザンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワーム、ウェスタンコーンルートワーム等の農業害虫、ナミハダニ、ミカンハダニ、カンザワハダニ等のハダニ類、アカイエカ、イエバエ、チャバネゴキブリ、アリ、ノミ、シラミ等の衛生害虫、コクゾウムシ、コクヌストモドキ、スジマダラメイガ等の貯穀害虫、シロアリのような家屋害虫、ダニ、ノミ、シラミ等の家畜害虫、コナダニ、ヒョウヒダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ、ナメクジ、カタツムリ等の軟体動物等が挙げられる。すなわち、本発明化合物は直翅目、半翅目、鱗翅目、鞘翅目、膜翅目、双翅目、シロアリ目およびダニ・シラミ類の害虫を低濃度で有効に防除できる。一方、本発明化合物はホ乳類、魚類、甲殻類および益虫に対してはほとんど悪影響がない極めて有用な化合物であることを見出し、本発明を完成した。
【0033】
次に、本発明化合物の製造法について説明する。本発明化合物は新規なセミカルバゾン誘導体であり、代表的な製造法を以下に具体的に説明する。
【0034】
各方法(A法〜F法)において、W、X、Y、Z、R1、R2、R3、R4、k、l、m及びnは前記と同じ意味を示し、L1、L2及びL3は、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、アルキルスルホネート基又はアリールスルホネート基のような良好な脱離基を示す。
【0035】
A法
【0036】
【化4】
Figure 0003711581
【0037】
化合物(II)と五塩化リンとを不活性な溶媒中又は溶媒なしで反応させるか、又は化合物(II)を不活性な溶媒中又は溶媒なしで塩化チオニルと反応させることにより化合物(III)が得られる。塩化チオニルと反応させる場合は、ジメチルホルムアミドを加えると反応は、より良好に進行する。つづいて化合物(III)と化合物(IV)を塩基の存在下又は不存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより化合物(V)(化合物(I)においてR1が水素原子)が得られる。さらに化合物(V)と化合物(VI)を塩基の存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより本発明化合物(I)を得ることができる。
【0038】
工程1において用いられる溶媒としてはベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、四塩化炭素、1,1,2−トリクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。トルエン中で少し過剰の五塩化リンを用いるのが好ましい。反応温度は0℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定できるが、60℃から還流温度で行うのが好ましい。
【0039】
工程2で用いられる塩基としては、ナトリウムエトキシド、カリウムターシャリーブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的には塩基として、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基を用い、溶媒としてベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類又はテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類を用いるのが好ましい。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から還流温度までで行うのが好ましい。
【0040】
工程3で用いられる塩基としては、ナトリウムエトキシド、カリウムターシャリーブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的にはテトラヒドロフランやジメチルホルムアミド等の極性溶媒中で、塩基として水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムターシャリーブトキシド又は水酸化カリウムを用いるのが好ましい。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から90℃までで行うのが好ましい。
【0041】
B法
【0042】
【化5】
Figure 0003711581
【0043】
化合物(II)と五硫化二リンを不活性な溶媒中又は溶媒なしで反応させるか、又は化合物(II)をローソン試薬と不活性な溶媒中又は溶媒なしで反応させることにより、化合物(VII)が得られる。つづいて化合物(VII)とヒドラジンを塩基の存在下又は不存在下、不活性な溶媒中又は溶媒なしで反応させることにより化合物(VIII)を得ることができる。さらに、化合物(VIII)と化合物(IX)を不活性な溶媒中塩基の存在下又は不存在下反応させることにより、本発明化合物(I)(R2=R3=Hである化合物)を得ることができる。化合物(VIII)については、A法の工程1で得られた化合物(III)にヒドラジンを反応させても得ることができる。
【0044】
工程1において用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ピリジン、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的には、ピリジン中、少し過剰の五硫化二リンを用いるのがよい。反応温度は0℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、60℃から還流温度までで行うのが好ましい。
【0045】
工程3で用いられる塩基としては、ナトリウムエトキシド、カリウムターシャリーブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的には塩基としてトリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基を用い、溶媒としてジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類を用いるのが好ましい。反応温度は0℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から50℃までで行うのが好ましい。
【0046】
C法
【0047】
【化6】
Figure 0003711581
【0048】
本法は、本発明化合物(I)において、R2=R3=水素原子である場合に、R2、R3を導入する方法である。本発明化合物(X)と化合物(XI)を塩基の存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより本発明化合物(XII)を得ることができる。つづいて、本発明化合物(XII)と化合物(XIII)を塩基の存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより本発明化合物(I)が得られる。本反応において、用いられる塩基としてはナトリウムエトキシド、カリウムターシャリーブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばメタノール、エタノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的にはテトラヒドロフランやジメチルホルムアミド等の極性溶媒中で、塩基として水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムターシャリーブトキシドまたは水酸化カリウムを用いるのが好ましい。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から90℃までで行うのが好ましい。本反応においてR2=R3の場合は2当量の化合物(XI)と2当量の塩基を用いることにより、化合物(XII)を単離することなく、本発明化合物(I)を得ることができる。
【0049】
D法
【0050】
【化7】
Figure 0003711581
【0051】
出発原料の化合物(II)は化合物(XIV)と化合物(XV)を塩基の存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより得られる。本法で用いられる塩基としては炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。用いられる溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的には塩基として、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基を用い、溶媒としてベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類又はテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類を用いるのが好ましい。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から120℃までで行うのが好ましい。
【0052】
化合物(II)において、R1=Hの場合、さらに化合物(VI)を塩基の存在下、不活性な溶媒中において反応させることにより、化合物(II)(R1≠H)を得ることができる。
【0053】
E法
【0054】
【化8】
Figure 0003711581
【0055】
本法は、R2=R3=水素原子である場合の出発原料(化合物(IV)のR2=R3=水素原子)の合成法である。化合物(IX)とヒドラジンを触媒の存在下又は不存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより化合物(XVI)が得られる。本反応において用いられる触媒としては、トリエチレンジアミン、ジアザビシクロウンデセン等の有機塩基等が挙げられる。触媒の使用量は化合物(IX)に対して0.001重量%から10重量%までの任意の量を設定できるが、0.1重量%から1重量%が好ましい。溶媒としては反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドおよび水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から50℃で行うのが好ましい。この反応において反応物質のモル比には特に制限はないが化合物(XVI)を収率よく得るためには、化合物(IX)に対してヒドラジンを少し過剰に用いるのが好ましい。
【0056】
F法
【0057】
【化9】
Figure 0003711581
【0058】
本法は、E法の別法で、R2=R3=水素原子である場合の出発原料(化合物(IV)のR2=R3=水素原子)の合成法である。化合物(XVII)と化合物(IX)を触媒の存在下又は不存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより化合物(XVIII)が得られる。本反応において用いられる触媒、溶媒及び温度等の反応条件はE法に準ずる。本法においては、当モルの化合物(XVII)と化合物(IX)を用いて収率よく化合物(XVIII)を得ることができるのが特徴である。工程2において、化合物(XVIII)を酸の存在下、不活性な溶媒中で反応させることにより、化合物(XVI)を得ることができる。用いられる酸としては、塩酸、硫酸等の無機酸、パラトルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸等が挙げられる。溶媒としては、反応の進行を阻害しないものであれば良く、例えば、メタノール、エタノール等の低級アルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ジクロロメタン、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、酢酸および水等が挙げられる。これらの不活性溶媒は単独で使用してもよく、また、混合して使用することもできる。一般的には、メタノール、エタノール等の低級アルコール中で過剰量の塩酸を用いるのが好ましい。反応温度は−60℃から反応混合物の還流温度までの任意の温度を設定することができるが、0℃から反応混合物の還流温度で行うのが好ましい。
【0059】
各方法において、各反応物質のモル比には特に制限はないが、等モル又はそれに近い比率で反応を行うのが有利である。
【0060】
本発明化合物を精製する必要が生じた場合は、再結晶、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー等の任意の精製方法によって分離、精製することができる。
【0061】
本発明化合物を有害生物防除剤として施用するにあたっては、一般には適当な担体、例えばクレー、タルク、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン等の固体担体あるいは水、アルコール類(イソプロパノール、ブタノール、ベンジルアルコール、フルフリルアルコール等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、エーテル類(アニソール等)、ケトン類(シクロヘキサノン、イソホロン等)、エステル類(酢酸ブチル等)、酸アミド類(N−メチルピロリドン等)又はハロゲン化炭化水素類(クロルベンゼン等)などの液体担体と混用して適用することができ、所望により界面活性剤、乳化剤、分散剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、固結防止剤、安定剤などを添加し、液剤、乳剤、水和剤、ドライフロアブル剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等任意の剤型にて実用に供することができる。
【0062】
また、本発明化合物は必要に応じて製剤時又は散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤などと混合施用しても良い。
【0063】
特に他の農薬あるいは植物ホルモンと混合施用することにより、施用薬量の減少による低コスト化、混合薬剤の相乗作用による殺虫スペクトラムの拡大や、より高い有害生物防除効果が期待できる。この際、同時に複数の公知農薬との組み合わせも可能である。本発明化合物と混合使用する農薬の種類としては、例えば、ファーム・ケミカルズ・ハンドブック(Farm Chemicals Handbook)1994年版に記載されている化合物などがある。
【0064】
本発明化合物の施用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、栽培作物等により差異はあるが一般には有効成分量としてヘクタール(ha) 当たり0.005〜50kg程度が適当である。
【0065】
次に具体的に本発明化合物を用いる場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味する。
【0066】
〔水和剤〕
本発明化合物・・・・・・・ 5〜80部
固体担体 ・・・・・・・10〜85部
界面活性剤 ・・・・・・・ 1〜10部
その他 ・・・・・・・ 1〜5 部
その他として、例えば固結防止剤などがあげられる。
【0067】
〔乳 剤〕
本発明化合物・・・・・・・ 1〜30部
液体担体 ・・・・・・・30〜95部
界面活性剤 ・・・・・・・ 5〜15部
【0068】
〔フロアブル剤〕
本発明化合物・・・・・・・ 5〜70部
液体担体 ・・・・・・・15〜65部
界面活性剤 ・・・・・・・ 5〜12部
その他 ・・・・・・・ 5〜30部
その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられる。
【0069】
〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕
本発明化合物・・・・・・・20〜90部
固体担体 ・・・・・・・10〜60部
界面活性剤 ・・・・・・・ 1〜20部
【0070】
〔粒 剤〕
本発明化合物・・・・・・・0.1 〜10部
固体担体 ・・・・・・・90〜99.99 部
その他 ・・・・・・・ 1〜5 部
【0071】
〔粉 剤〕
本発明化合物・・・・・・・0.01〜30部
固体担体 ・・・・・・・67〜99.5 部
その他 ・・・・・・・ 0〜3 部
【0072】
【実施例】
実施例(合成例、製剤例、試験例)
以下、本発明について実施例(合成例、製剤例、試験例)を挙げて具体的に詳述する。
【0073】
【実施例】
実施例(合成例、製剤例、試験例)
以下、本発明について実施例(合成例、製剤例、試験例)を挙げて具体的に詳述する。
【0074】
〔合成例〕
本発明に包含される化合物は、以下に示した合成例に基づき製造したまたは製造することができるが、本発明はこれらの化合物にのみ限定されるものではない。
【0075】
合成例1
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンズアミド 4−トリフルオロメトキシフェニルセミカルバゾン(本発明化合物No.8)
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンズアミドラゾン0.76g及び4−トリフルオロメトキシフェニルイソシアネート0.44gをジクロロメタン10mlに加え、室温で一晩攪拌した。その後、減圧下で溶媒を溜去し、残留物をイソプロピルエーテルで洗浄して、目的化合物0.69gを得た。
融点:195.0−197.1℃
【0076】
参考例1
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンズアミド
3−フルオロベンゾイルクロリド1.59g及び4−ニトロジフェニルアミン2.14gをピリジン20mlに加え、加熱還流下12時間攪拌後、減圧下で溶媒を溜去した。残留物を酢酸エチル150mlに溶解し、希塩酸で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を溜去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ベンゼン/酢酸エチル=5:1)で分離精製し、油状の目的化合物3.56gを得た。
【0077】
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンゼンカルボチオアミド
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンズアミド3.36g及び五硫化二リン2.44gをピリジン10mlに加え、加熱還流下2時間攪拌後、氷水100mlに加えた。水酸化カリウム水溶液でアルカリ性にした後、酢酸エチル150mlを加え抽出した。有機層を希塩酸で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を溜去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:クロロホルム)で分離精製し、目的化合物2.57gを得た。
融点:111.3−112.8℃
【0078】
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンズアミドラゾン
N−(4−ニトロフェニル)−N−フェニル−3−フルオロベンゼンカルボチオアミド2.32g及びヒドラジン一水和物1.83gをエタノール35mlに加え、加熱還流下2時間攪拌後、水100mlを加え、減圧下でエタノールを溜去した。残留物に酢酸エチル150mlを加え抽出し、有機層を水で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を溜去した。残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(溶出溶媒:アセトニトリル/水=4:1)で分離精製し、油状の目的化合物1.18gを得た。
【0079】
本発明化合物は、上記製造法及び実施例に準じて合成することができる。このような化合物の例を第1表に表す。但し、本発明は、これらのみに限定されるわけではない。なお、表中の略号はそれぞれ以下の意味を表す。
Me:メチル基、Et:エチル基、Pr:プロピル基、Bu:ブチル基、Ph:フェニル基、Bn:ベンジル基
【0080】
第 1 表
【0081】
【化10】
Figure 0003711581
【0082】
【表1】
Figure 0003711581
【0083】
〔製剤例〕
次に、本発明化合物を有効成分とする有害生物防除剤の製剤例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
尚、以下の製剤例において、「部」は重量部を意味する。
【0084】
〔製剤例1〕水和剤
本発明化合物 ・・・・・・・・・50部
ジークライトPFP ・・・・・・・・・43部
(カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名)
ソルポール 5050 ・・・・・・・・・ 2部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
ルノックス 1000 C ・・・・・・・・・ 3部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
カープレックス#80(固結防止剤)・・・ 2部
(ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0085】
〔製剤例2〕乳 剤
本発明化合物 ・・・・・・・・・ 3部
キシレン ・・・・・・・・・76部
イソホロン ・・・・・・・・・15部
ソルポール3005X ・・・・・・・・・ 6部
(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学工業(株)商品名)
以上を均一に混合して乳剤とする。
【0086】
〔製剤例3〕フロアブル剤
本発明化合物 ・・・・・・・・・35部
アグリゾールS−711 ・・・・・・・・・ 8部
(非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名)
ルノックス 1000 C ・・・・・・・・・ 0.5部
(アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)
1%ロドポール水 ・・・・・・・・・20部
(増粘剤:ローン・プーラン社商品名)
エチレングリコール(凍結防止剤)・・・・ 8部
水 ・・・・・・・・・28.5部
以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0087】
〔製剤例4〕粒状水和剤(ドライフロアブル剤)
本発明化合物 ・・・・・・・・・75部
イソバンNo.1 ・・・・・・・・・10部
(アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル(株)商品名)
バニレックスN ・・・・・・・・・ 5部
(アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品名)
カープレックス#80 ・・・・・・・・・10部
(ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)
以上を均一に混合微粉砕してドライフロアブル剤とする。
【0088】
〔製剤例5〕粒 剤
本発明化合物 ・・・・・・・・0.1部
ベントナイト ・・・・・・・55.0部
タルク ・・・・・・・44.9部
以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤にする。
【0089】
〔製剤例6〕粉 剤
本発明化合物 ・・・・・・・・3.0部
カープレックス#80 ・・・・・・・・0.5部
(ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)
クレー ・・・・・・・・ 95部
リン酸ジイソプロピル ・・・・・・・・1.5部
以上を均一に混合粉砕して粉剤とする。
【0090】
使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロアブル剤、粒状水和剤は水で50〜20000倍に希釈して有効成分が1ヘクタール(ha) 当たり0.005〜50kgになるように散布する。
【0091】
〔試験例〕
次に、本発明化合物の有害生物防除剤としての有用性について、以下の試験例において具体的に説明する。
【0092】
試験例1 ハスモンヨトウに対する殺虫試験
明細書に記載された本発明化合物の5%乳剤(化合物によっては25%水和剤を供試)を展着剤の入った水で希釈して、1000ppm濃度の薬液に調製し、この薬液中にカンランの葉を約10秒間浸漬し、風乾後シャーレに入れ、この中にハスモンヨトウ2令幼虫をシャーレ当たり10頭を放虫し、孔のあいた蓋をして25℃恒温室に収容し、6日間経過後の死虫率を下記の計算式から求めた。尚、試験は2区制で行なった。
【0093】
死虫率(%)= (死虫数/放虫数)×100
【0094】
その結果、本発明化合物は、良好な死虫率を示した。
【0095】
試験例2 ニジュウヤホシテントウに対する殺虫試験
明細書に記載された本発明化合物の5%乳剤(化合物によっては25%水和剤を供試)を展着剤の入った水で希釈して、1000ppm濃度の薬液に調製し、この薬液中にトマトの葉を約10秒間浸漬し、風乾後シャーレに入れ、この中にニジュウヤホシテントウ2令幼虫をシャーレ当たり10頭を放虫し、蓋をして25℃恒温室に収容し、6日間経過後の死虫率を下記の計算式から求めた。尚、試験は2区制で行なった。
【0096】
死虫率(%)= (死虫数/放虫数)×100
【0097】
その結果、本発明化合物は、良好な死虫率を示した。
【0098】
【発明の効果】
本発明化合物は多くの農業害虫、ハダニ類に対して優れた殺虫・殺ダニ活性を有し、かつホ乳類、魚類及び益虫に対してはほとんど悪影響を及ぼさない。
従って、本発明化合物は、有用な有害生物防除剤を提供することができる。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a novel semicarbazone derivative and a pest control agent containing the derivative as an active ingredient.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for the semicarbazone derivatives of benzamide, the European Journal of Medicinal Chemistry [Eur. J. et al. Med. Chem. , 26 , 273 (1991)] to 4-RC 6 H Four C = (NHC 6 H Four R′-4) NNHCWNR ″ (where R = H, MeO, Me, Cl, NO 2 R ′ = H, MeO, Me, Cl; R ″ = Ph; W═O, S), where R ″ is only unsubstituted phenyl and the substituted phenyl is novel. In addition, this document shows activity as a pharmaceutical, but does not disclose any activity against pests.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
With the long-term use of insecticides, pests have gained resistance in recent years, making it difficult to control with conventional insecticides. Some insecticides are highly toxic and some are disrupting ecosystems due to persistence. Therefore, development of a novel insecticide with low toxicity and low persistence is always expected.
[0004]
As a result of intensive research on the semicarbazone derivatives, the present inventors have found that the novel benzanilide semicarbazone derivatives have excellent insecticidal activity at low doses and have almost no adverse effect on mammals, fish and beneficial insects. The present invention was completed by finding it to be a useful compound.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to general formula (I)
[0006]
[Chemical formula 2]
Figure 0003711581
[0007]
[Wherein W represents an oxygen atom or a sulfur atom,
X, Y and Z are each independently a halogen atom, hydroxyl group, cyano group, nitro group, SCN group, trimethylsilyl group, R 8 , OR 8 , S (O) p R 8 OS, O (O) 2 R 8 Group, OC (O) R 8 Group, C (O) R 8 Group, CO 2 R 8 Group, C (O) N (R 8 ) R 9 Group, SO 2 N (R 8 ) R 9 Group, NHC (O) R 8 Group, N (R 8 ) R 9 -CH = CH-CH = CH- group formed between groups or adjacent carbon atoms, -OCH 2 O-group, -OCH 2 CH 2 O-group, -OCF 2 O-group, -OCF 2 CF 2 O-group or -OCF 2 CF 2 -Indicates the group
R 1 C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R Four ) q A phenylthio group optionally substituted by (R Four ) q A phenylsulfinyl group optionally substituted by (R Four ) q A phenylsulfonyl group optionally substituted by
R 2 And R Three Each independently represents a hydrogen atom, C 1-6 Alkyl group, C 2-6 Alkenyl group, C 2-6 Alkynyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 2-6 Alkoxyalkyl group, C 2-6 Alkylcarbonyl group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, C 2-6 Haloalkylcarbonyl group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, R Five OC (O) N (R 6 ) S-group, R 6 (R 7 NS-group, (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R Four ) q A phenylthio group optionally substituted by (R Four ) q A phenylsulfinyl group optionally substituted by (R Four ) q A phenylsulfonyl group optionally substituted by
R Four Is a halogen atom, hydroxyl group, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, amino group or di-C 1-6 Represents an alkylamino group,
R Five , R 6 And R 7 Are each independently C 1-6 Alkyl group, (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R Four ) q Represents a benzyl group optionally substituted by
R 8 Is C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 2-6 Alkenyl group, C 2-6 Haloalkenyl group, C 2-6 Alkynyl group, C 2-6 Haloalkynyl group, C 3-6 A cycloalkyl group, C 3-6 Halocycloalkyl group, C 4-7 A cycloalkylalkyl group, C 2-6 Alkoxyalkyl group, C 2-6 Alkylthioalkyl group, C 2-6 Alkoxycarbonylalkyl group, C 2-6 Cyanoalkyl group, (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R Four ) q A benzyl group or (R Four ) r A pyridyl group optionally substituted by
R 9 Is a hydrogen atom or C 1-6 Represents an alkyl group,
l represents an integer of 0 to 5 (provided that when l is 2 to 5, X may be the same or different);
m represents an integer of 0 to 5 (however, when m is 2 to 5, Y may be the same or different);
n represents an integer of 1 to 5 (however, when n is 2 to 5, Z may be the same or different),
p represents an integer of 0 to 2,
q is an integer from 0 to 5 (provided that when q is 2 to 5 R Four Can be the same or different)
r is an integer from 0 to 4 (provided that r is 2 to 4 R Four May be the same or different. ]
And a pest control agent containing one or more of the derivatives as active ingredients.
[0008]
Examples of each substituent shown in the present specification are shown below. Of the substituents, the carbon chain may be linear, branched or cyclic.
Hereinafter, n- represents normal, i- represents iso, sec- represents secondary, t- represents tertiary, and c- represents cyclo.
[0009]
C 1-6 As the alkyl group, methyl group, ethyl group, n-propyl group, i-propyl group, c-propyl group, n-butyl group, i-butyl group, sec-butyl group, t-butyl group, c-butyl group , N-pentyl group, c-pentyl group, n-hexyl group, c-hexyl group and the like.
[0010]
C 2-6 Examples of the alkenyl group include ethenyl group, 2-propenyl group, 2-methyl-2-propenyl group, and 2-butenyl group.
[0011]
C 2-6 Examples of the alkynyl group include an ethynyl group, a 2-propynyl group, and a 2-butynyl group.
[0012]
C 2-6 Examples of the alkoxyalkyl group include a methoxymethyl group, an ethoxymethyl group, and a 1-methoxyethyl group.
[0013]
C 2-6 Examples of the alkylcarbonyl group include methylcarbonyl group, ethylcarbonyl group, n-propylcarbonyl group, i-propylcarbonyl group, c-propylcarbonyl group, n-butylcarbonyl group, i-butylcarbonyl group, sec-butylcarbonyl group, Examples thereof include a t-butylcarbonyl group and a c-butylcarbonyl group.
[0014]
C 2-6 Examples of the alkoxycarbonyl group include methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group, n-propoxycarbonyl group, i-propoxycarbonyl group, c-propoxycarbonyl group, n-butoxycarbonyl group, i-butoxycarbonyl group, sec-butoxycarbonyl group, Examples thereof include t-butoxycarbonyl group and c-butoxycarbonyl group.
[0015]
Examples of the halogen atom include a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom, and an iodine atom.
[0016]
Examples of W include an oxygen atom and a sulfur atom, preferably an oxygen atom.
[0017]
X, Y and Z are each independently a halogen atom, hydroxyl group, cyano group, nitro group, SCN group, trimethylsilyl group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 2-6 Alkenyl group, C 2-6 Haloalkenyl group, C 2-6 Alkynyl group, C 2-6 Haloalkynyl group, C 3-6 A cycloalkyl group, C 3-6 Halocycloalkyl group, C 4-7 A cycloalkylalkyl group, C 2-6 Alkoxyalkyl group, C 2-6 Alkylthioalkyl group, C 2-6 Alkoxycarbonylalkyl group, C 2-6 Cyanoalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 2-6 Alkenyloxy group, C 2-6 Haloalkenyloxy group, C 2-6 Alkynyloxy group, C 2-6 Haloalkynyloxy group, C 3-6 Cycloalkyloxy group, C 3-6 Halocycloalkyloxy group, C 4-7 Cycloalkylalkyloxy group, C 2-6 Alkoxyalkyloxy group, C 2-6 Alkylthioalkyloxy group, C 3-6 Alkoxycarbonylalkyloxy group, C 2-6 Cyanoalkyloxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 2-6 Alkenylthio group, C 2-6 Haloalkenylthio group, C 2-6 Alkynylthio group, C 2-6 Haloalkynylthio group, C 3-6 Cycloalkylthio group, C 3-6 Halocycloalkylthio group, C 4-7 Cycloalkylalkylthio group, C 2-6 Alkoxyalkylthio group, C 2-6 Alkylthioalkylthio group, C 2-6 Alkoxycarbonylalkylthio group, C 2-6 Cyanoalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 2-6 Alkenylsulfinyl group, C 2-6 Haloalkenylsulfinyl group, C 2-6 Alkynylsulfinyl group, C 2-6 Haloalkynylsulfinyl group, C 3-6 Cycloalkylsulfinyl group, C 3-6 Halocycloalkylsulfinyl group, C 4-7 Cycloalkylalkylsulfinyl group, C 2-6 Alkoxyalkylsulfinyl group, C 2-6 Alkylthioalkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 2-6 Alkenylsulfonyl group, C 2-6 Haloalkenylsulfonyl group, C 2-6 Alkynylsulfonyl group, C 2-6 Haloalkynylsulfonyl group, C 3-6 Cycloalkylsulfonyl group, C 3-6 Halocycloalkylsulfonyl group, C 4-7 Cycloalkylalkylsulfonyl group, C 2-6 Alkoxyalkylsulfonyl group, C 2-6 Alkylthioalkylsulfonyl group, C 2-6 Alkoxycarbonylalkylsulfonyl group, C 2-6 Cyanoalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 Haloalkylsulfonyloxy group, C 3-6 Cycloalkylsulfonyloxy group, C 3-6 Halocycloalkylsulfonyloxy group, C 2-6 Cyanoalkylsulfonyloxy group, C 2-7 Alkylcarbonyloxy group, C 2-7 Haloalkylcarbonyloxy group, C 4-7 Cycloalkylcarbonyloxy group, C 4-7 Halocycloalkylcarbonyloxy group, C 3-7 Cyanoalkylcarbonyloxy group, C 2-7 Alkylcarbonyl group, C 2-7 Haloalkylcarbonyl group, C 4-7 A cycloalkylcarbonyl group, C 4-7 Halocycloalkylcarbonyl group, C 3-7 Cyanoalkylcarbonyl group, C 2-7 Alkoxycarbonyl group, C 2-7 Haloalkoxycarbonyl group, C 4-7 Cycloalkyloxycarbonyl group, C 4-7 Halocycloalkyloxycarbonyl group, C 3-7 Cyanoalkyloxycarbonyl group, mono-C 1-6 Alkylaminocarbonyl group, mono-C 1-6 Haloalkylaminocarbonyl group, di-C 1-6 Alkylaminocarbonyl group, di-C 1-6 Haloalkylaminocarbonyl group, mono-C 1-6 Alkylaminosulfonyl group, mono-C 1-6 Haloalkylaminosulfonyl group, di-C 1-6 Alkylaminosulfonyl group, di-C 1-6 Haloalkylaminosulfonyl group, aminocarbonyl group, aminosulfonyl group, formylamino group, C 2-7 Alkylcarbonylamino group, C 2-7 Haloalkylcarbonylamino group, amino group, mono-C 1-6 Alkylamino group, mono-C 1-6 Haloalkylamino group, di-C 1-6 Alkylamino group, di-C 1-6 Haloalkylamino group, formed between adjacent carbon atoms -CH = CH-CH = CH- group, -OCH 2 O-group, -OCH 2 CH 2 O-group, -OCF 2 O-group, -OCF 2 CF 2 O-group or -OCF 2 CF 2 A group, an optionally substituted phenyl group, an optionally substituted phenoxy group, an optionally substituted phenylthio group, an optionally substituted phenylsulfinyl group, an optionally substituted phenylsulfonyl group, Phenylsulfonyloxy group which may be substituted, phenylcarbonyloxy group which may be substituted, phenylcarbonyl group which may be substituted, phenoxycarbonyl group which may be substituted, phenylamino which may be substituted A carbonyl group, an optionally substituted phenylsulfonylamino group, an optionally substituted phenylcarbonylamino group, an optionally substituted phenylamino group, an optionally substituted benzyl group, an optionally substituted Benzyloxy group, optionally substituted benzylthio group, substituted Benzylsulfinyl group which may be substituted, benzylsulfonyl group which may be substituted, benzylsulfonyloxy group which may be substituted, benzylcarbonyloxy group which may be substituted, benzylcarbonyl group which may be substituted Benzyloxycarbonyl group which may be substituted, benzylaminocarbonyl group which may be substituted, benzylsulfonylamino group which may be substituted, benzylcarbonylamino group which may be substituted, A good benzylamino group, an optionally substituted pyridyl group, an optionally substituted pyridyloxy group, an optionally substituted pyridylthio group, an optionally substituted pyridylsulfinyl group, an optionally substituted pyridyl Sulfonyl group, optionally substituted pyri Rusulfonyloxy group, optionally substituted pyridylcarbonyloxy group, optionally substituted pyridylcarbonyl group, optionally substituted pyridyloxycarbonyl group, optionally substituted pyridylaminocarbonyl group, substituted An optionally substituted pyridylsulfonylamino group, an optionally substituted pyridylcarbonylamino group or an optionally substituted pyridylamino group (however, the optionally substituted substituents include a halogen atom, a hydroxyl group, a cyano group, a nitro group) , C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkoxycarbonyl group, amino group or di-C 1-6 An alkylamino group is mentioned. ).
[0018]
X is preferably a halogen atom, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 A haloalkylsulfonyloxy group is mentioned.
[0019]
Y is preferably a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group or -OCF 2 CF 2 O-groups are mentioned.
[0020]
Z is preferably a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group, -OCF 2 CF 2 O-group or -OCF 2 CF 2 -Groups.
[0021]
R 1 As C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R Four ) q A phenylthio group optionally substituted by (R Four ) q A phenylsulfinyl group optionally substituted by (R Four ) q And phenylsulfonyl group optionally substituted by.
[0022]
R 1 Preferably, as C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group (R Four ) q A phenyl group optionally substituted by (R) and (R Four ) q And phenylsulfonyl group optionally substituted by.
[0023]
R 2 And R Three As a hydrogen atom, C 1-6 Alkyl group, C 2-6 Alkenyl group, C 2-6 Alkynyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 2-6 Alkoxyalkyl group, C 2-6 Alkylcarbonyl group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, C 2-6 Haloalkylcarbonyl group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 2-12 Dialkylaminothio group, C 3-12 (Alkyl) alkoxycarbonylaminothio group or optionally substituted benzyl group (however, the optionally substituted substituent includes a halogen atom, a hydroxyl group, a cyano group, a nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, amino group or di-C 1-6 An alkylamino group).
[0024]
R 2 And R Three Preferably, a hydrogen atom or C 1-6 An alkyl group is mentioned.
[0025]
l is preferably an integer of 0 to 2, and more preferably 1.
[0026]
m is preferably an integer of 0 to 2, and more preferably 1.
[0027]
n is preferably an integer of 1 to 3, and more preferably 1.
[0028]
Preferred examples of the compound of the present invention include the following compounds.
[0029]
(1)
X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Haloalkylsulfonyloxy group or C 2-6 Represents an alkoxycarbonyl group,
Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group or -OCF 2 CF 2 Represents an O-group,
Z is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group, -OCF 2 CF 2 O-group or -OCF 2 CF 2 -Indicates the group
R 2 And R Three Each independently represents a hydrogen atom or C 1-6 Represents an alkyl group,
A semicarbazone derivative wherein l and m each independently represents an integer of 0 to 2, and n represents an integer of 1 to 3.
(2)
X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Haloalkylsulfonyloxy group or C 2-6 Represents an alkoxycarbonyl group,
Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 2-6 Alkoxycarbonyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group or -OCF 2 CF 2 Represents an O-group,
Z is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 1-6 Alkylsulfinyl group, C 1-6 Haloalkylsulfinyl group, C 1-6 Alkylsulfonyl group, C 1-6 Haloalkylsulfonyl group, C 1-6 Alkylsulfonyloxy group, C 1-6 -OCF formed between haloalkylsulfonyloxy groups or adjacent carbon atoms 2 O-group, -OCF 2 CF 2 O-group or -OCF 2 CF 2 -Indicates the group
R 2 And R Three Each independently represents a hydrogen atom or C 1-6 Represents an alkyl group,
The semicarbazone derivative according to the above (1), wherein l and m each independently represent an integer of 0 to 2, and n represents an integer of 1 to 3.
(3)
X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group or C 2-6 An alkoxycarbonyl group, and the substitution positions thereof are the 3-position, 4-position, 3-position and 4-position or 3-position and 5-position,
Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group, C 2-6 An alkoxycarbonyl group or C 1-6 An alkylsulfonyloxy group, and the substitution positions thereof are the 3-position, 4-position or 3-position and 4-position,
Z is a halogen atom, a cyano group, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Alkoxy group, C 1-6 Haloalkoxy group, C 1-6 Alkylthio group, C 1-6 Haloalkylthio group or C 1-6 An alkylsulfonyloxy group, and the substitution positions thereof are 3-position, 4-position or 3-position and 4-position,
R 2 , R Three Each independently represents a hydrogen atom or C 1-6 Represents an alkyl group,
The semicarbazone derivative according to the above (1), wherein l and m each independently represent an integer of 0 to 2, and n represents 1.
(4)
W represents an oxygen atom,
X is a halogen atom, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 An alkoxy group or C 1-6 A haloalkoxy group, and the substitution position thereof is the 3-position;
Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group or C 1-6 A haloalkylthio group, and the substitution position thereof is the 4-position;
Z is a halogen atom, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group or C 1-6 A haloalkylthio group, and the substitution position thereof is the 4-position;
R 2 , R Three Represents a hydrogen atom,
The semicarbazone derivative according to the above (2), wherein l, m and n are 1.
(5)
W represents an oxygen atom,
X is a halogen atom, C 1-6 Alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 An alkoxy group or C 1-6 A haloalkoxy group, and the substitution position thereof is the 3-position;
Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 Haloalkyl group or C 1-6 A haloalkoxy group, and the substitution position thereof is the 4-position;
Z is a halogen atom, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 Haloalkoxy group or C 1-6 A haloalkylthio group, and the substitution position thereof is the 4-position;
R 2 , R Three Represents a hydrogen atom,
The semicarbazone derivative according to the above (3), wherein l, m and n are 1.
[0030]
In addition, in the case of the compound which has an asymmetric carbon atom among the compounds included by this invention, an optically active compound (+) body and (-) body are contained. Furthermore, when a configuration isomer exists, a cis isomer and a trans isomer are included. The compound of the present invention is R 2 When is a hydrogen atom, the following tautomers can be considered, but their structures are also included.
[0031]
[Chemical 3]
Figure 0003711581
[0032]
In the present invention, the pest control agent particularly means a pest control agent.
The compounds of the present invention are effective against various harmful pests at extremely low drug concentrations. The pests include, for example, leafhoppers, leafhoppers, peach aphids, mosquito aphids, lotus moths, white-tailed moths, white-tailed moths, white-tailed moths, white-winged butterflies, cabbage moths, tea-buckthorns, chahamakis, tobacco wormworms, European wormworms, Agricultural pests such as corn ear worm, southern corn root worm, northern corn root worm, western corn root worm Stored insect pests such as hornet beetles, moss moths, and white moths, house pests such as termites, livestock pests such as mites, fleas, and lice, mite, leopard Mites, house dust mites, such Tsumedani, slugs, mollusks like snails and the like. That is, the compound of the present invention can effectively control the insects of the order Lepidoptera, Hemiptera, Lepidoptera, Coleoptera, Hymenoptera, Diptera, Termites, and mites and lices. On the other hand, the present compound was found to be a very useful compound having almost no adverse effects on mammals, fish, crustaceans and beneficial insects, and the present invention was completed.
[0033]
Next, the manufacturing method of this invention compound is demonstrated. The compound of the present invention is a novel semicarbazone derivative, and a typical production method will be specifically described below.
[0034]
In each method (Method A to Method F), W, X, Y, Z, R 1 , R 2 , R Three , R Four , K, l, m and n have the same meaning as above, and L 1 , L 2 And L Three Represents a good leaving group such as a chlorine atom, a bromine atom, an iodine atom, an alkyl sulfonate group or an aryl sulfonate group.
[0035]
Method A
[0036]
[Formula 4]
Figure 0003711581
[0037]
Compound (III) is reacted with phosphorus pentachloride in an inert solvent or without solvent, or compound (II) is reacted with thionyl chloride in or without an inert solvent to obtain compound (III). can get. When reacting with thionyl chloride, the reaction proceeds better if dimethylformamide is added. Subsequently, compound (III) and compound (IV) are reacted in an inert solvent in the presence or absence of a base to give compound (V) (in compound (I), R 1 Is a hydrogen atom). Furthermore, this invention compound (I) can be obtained by making compound (V) and compound (VI) react in an inert solvent in presence of a base.
[0038]
Examples of the solvent used in Step 1 include aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, and halogenated hydrocarbons such as carbon tetrachloride and 1,1,2-trichloroethane. It is preferred to use a slight excess of phosphorus pentachloride in toluene. The reaction temperature can be set to any temperature from 0 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably carried out at 60 ° C. to the reflux temperature.
[0039]
Examples of the base used in Step 2 include alkali metal alkoxides such as sodium ethoxide and potassium tertiary butoxide, alkali metal hydroxides such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, sodium carbonate, potassium carbonate and sodium hydrogen carbonate. And alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, and organic bases such as triethylamine and pyridine. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, lower alcohols such as methanol and ethanol, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran , Ethers such as 1,4-dioxane, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use an organic base such as triethylamine or pyridine as the base and an aromatic hydrocarbon such as benzene or toluene or an ether such as tetrahydrofuran or diethyl ether as the solvent. The reaction temperature can be set to any temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably carried out from 0 ° C. to the reflux temperature.
[0040]
Examples of the base used in Step 3 include alkali metal alkoxides such as sodium ethoxide and potassium tertiary butoxide, alkali metal hydroxides such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, sodium carbonate, potassium carbonate and sodium hydrogen carbonate. And alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, and organic bases such as triethylamine and pyridine. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, lower alcohols such as methanol and ethanol, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran , Ethers such as 1,4-dioxane, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use sodium hydride, potassium hydride, potassium tertiary butoxide or potassium hydroxide as a base in a polar solvent such as tetrahydrofuran or dimethylformamide. The reaction temperature can be set at an arbitrary temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably performed at 0 ° C. to 90 ° C.
[0041]
Method B
[0042]
[Chemical formula 5]
Figure 0003711581
[0043]
By reacting compound (II) with diphosphorus pentasulfide in an inert solvent or without solvent, or reacting compound (II) with Lawesson's reagent in or without an inert solvent, compound (VII) Is obtained. Subsequently, compound (VIII) can be obtained by reacting compound (VII) with hydrazine in the presence or absence of a base in an inert solvent or without a solvent. Further, the compound (VIII) and the compound (IX) are reacted in an inert solvent in the presence or absence of a base to give the compound (I) (R 2 = R Three = H) can be obtained. Compound (VIII) can also be obtained by reacting compound (III) obtained in Method A, Step 1 with hydrazine.
[0044]
The solvent used in step 1 may be any solvent that does not inhibit the progress of the reaction. For example, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran, 1,4-dioxane. And ethers such as dichloromethane, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, pyridine, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is better to use a slight excess of phosphorous pentasulfide in pyridine. The reaction temperature can be set to any temperature from 0 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably carried out from 60 ° C. to the reflux temperature.
[0045]
Examples of the base used in Step 3 include alkali metal alkoxides such as sodium ethoxide and potassium tertiary butoxide, alkali metal hydroxides such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, sodium carbonate, potassium carbonate and sodium hydrogen carbonate. And alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, and organic bases such as triethylamine and pyridine. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, lower alcohols such as methanol and ethanol, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran , Ethers such as 1,4-dioxane, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use an organic base such as triethylamine or pyridine as the base and a halogenated hydrocarbon such as dichloromethane as the solvent. The reaction temperature can be set to any temperature from 0 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably performed at 0 ° C. to 50 ° C.
[0046]
Method C
[0047]
[Chemical 6]
Figure 0003711581
[0048]
In the present compound (I), R 2 = R Three = When R is a hydrogen atom, R 2 , R Three It is a method to introduce. The compound (XII) of the present invention can be obtained by reacting the compound (X) of the present invention with the compound (XI) in an inert solvent in the presence of a base. Subsequently, the compound (I) of the present invention is obtained by reacting the compound (XII) of the present invention with the compound (XIII) in the presence of a base in an inert solvent. In this reaction, the base used includes alkali metal alkoxides such as sodium ethoxide and potassium tertiary butoxide, alkali metal hydroxides such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, sodium carbonate, potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate and the like. And alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, and organic bases such as triethylamine and pyridine. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, lower alcohols such as methanol and ethanol, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran , Ethers such as 1,4-dioxane, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use sodium hydride, potassium hydride, potassium tertiary butoxide or potassium hydroxide as a base in a polar solvent such as tetrahydrofuran or dimethylformamide. The reaction temperature can be set at an arbitrary temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably performed at 0 ° C. to 90 ° C. R in this reaction 2 = R Three In this case, the compound (I) of the present invention can be obtained without isolating the compound (XII) by using 2 equivalents of the compound (XI) and 2 equivalents of a base.
[0049]
Method D
[0050]
[Chemical 7]
Figure 0003711581
[0051]
Compound (II) as a starting material can be obtained by reacting compound (XIV) with compound (XV) in an inert solvent in the presence of a base. Examples of the base used in this method include alkali metal carbonates such as sodium carbonate, potassium carbonate and sodium hydrogen carbonate, alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride, and organic bases such as triethylamine and pyridine. The solvent used is not particularly limited as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, ethers such as diethyl ether, 1,2-dimethoxyethane, tetrahydrofuran, and 1,4-dioxane. , Halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and 1,2-dichloroethane, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use an organic base such as triethylamine or pyridine as the base and an aromatic hydrocarbon such as benzene or toluene or an ether such as tetrahydrofuran or diethyl ether as the solvent. The reaction temperature can be set to any temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably carried out at 0 ° C. to 120 ° C.
[0052]
In compound (II), R 1 When = H, the compound (II) (R) is further reacted by reacting the compound (VI) in an inert solvent in the presence of a base. 1 ≠ H).
[0053]
Method E
[0054]
[Chemical 8]
Figure 0003711581
[0055]
This law is R 2 = R Three = Starting material when R is a hydrogen atom (R of compound (IV) 2 = R Three = Hydrogen atom). Compound (XVI) is obtained by reacting compound (IX) with hydrazine in the presence or absence of a catalyst in an inert solvent. Examples of the catalyst used in this reaction include organic bases such as triethylenediamine and diazabicycloundecene. The amount of the catalyst used can be set to any amount from 0.001% to 10% by weight with respect to the compound (IX), but preferably 0.1% to 1% by weight. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. Examples thereof include aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, ethers such as diethyl ether and tetrahydrofuran, halogenated hydrocarbons such as dichloromethane and chloroform, dimethylformamide. Amides such as dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide and water. These inert solvents may be used alone or in combination. The reaction temperature can be set to any temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably performed at 0 ° C. to 50 ° C. In this reaction, the molar ratio of the reactants is not particularly limited, but it is preferable to use hydrazine in a slight excess with respect to compound (IX) in order to obtain compound (XVI) with good yield.
[0056]
F method
[0057]
[Chemical 9]
Figure 0003711581
[0058]
This method is an alternative to the E method. 2 = R Three = Starting material when R is a hydrogen atom (R of compound (IV) 2 = R Three = Hydrogen atom). Compound (XVIII) is obtained by reacting compound (XVII) with compound (IX) in the presence or absence of a catalyst in an inert solvent. Reaction conditions such as catalyst, solvent and temperature used in this reaction are in accordance with Method E. This method is characterized in that compound (XVIII) can be obtained in good yield using equimolar amounts of compound (XVII) and compound (IX). In step 2, compound (XVI) can be obtained by reacting compound (XVIII) in the presence of an acid in an inert solvent. Examples of the acid used include inorganic acids such as hydrochloric acid and sulfuric acid, and organic acids such as paratoluenesulfonic acid and trifluoroacetic acid. Any solvent may be used as long as it does not inhibit the progress of the reaction. For example, lower alcohols such as methanol and ethanol, aromatic hydrocarbons such as benzene and toluene, ethers such as diethyl ether and tetrahydrofuran, dichloromethane, Examples thereof include halogenated hydrocarbons such as carbon chloride, amides such as dimethylformamide and dimethylacetamide, acetonitrile, dimethyl sulfoxide, acetic acid and water. These inert solvents may be used alone or in combination. In general, it is preferable to use an excess amount of hydrochloric acid in a lower alcohol such as methanol or ethanol. The reaction temperature can be set to any temperature from −60 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture, but it is preferably carried out at 0 ° C. to the reflux temperature of the reaction mixture.
[0059]
In each method, the molar ratio of each reactant is not particularly limited, but it is advantageous to carry out the reaction at an equimolar ratio or a ratio close thereto.
[0060]
When it becomes necessary to purify the compound of the present invention, it can be separated and purified by any purification method such as recrystallization, column chromatography, thin layer chromatography and the like.
[0061]
In applying the compound of the present invention as a pest control agent, generally a suitable carrier, for example, a solid carrier such as clay, talc, bentonite, diatomaceous earth, white carbon or water, alcohols (isopropanol, butanol, benzyl alcohol, furfuryl). Alcohols), aromatic hydrocarbons (toluene, xylene, etc.), ethers (anisole, etc.), ketones (cyclohexanone, isophorone, etc.), esters (butyl acetate, etc.), acid amides (N-methylpyrrolidone, etc.) Alternatively, it can be applied by mixing with a liquid carrier such as halogenated hydrocarbons (such as chlorobenzene), and if desired, a surfactant, emulsifier, dispersant, penetrant, spreading agent, thickener, antifreeze agent. , Anti-caking agents, stabilizers, etc. Bull, powders, can be put into practical use in granules such as any dosage form.
[0062]
In addition, the compound of the present invention may contain other herbicides, various insecticides, various insecticides, acaricides, nematicides, fungicides, plant growth regulators, synergists, fertilizers, and soil improvers as needed when formulated or sprayed. You may mix and apply with an agent.
[0063]
In particular, when mixed with other pesticides or plant hormones, it can be expected to reduce costs by reducing the amount of drug applied, expand the insecticidal spectrum due to the synergistic action of the mixed drugs, and achieve higher pest control effects. At this time, a combination with a plurality of known agricultural chemicals is also possible. Examples of the type of agricultural chemical used in combination with the compound of the present invention include compounds described in the 1994 edition of the Farm Chemicals Handbook.
[0064]
The application dose of the compound of the present invention varies depending on the application scene, application time, application method, cultivated crops, etc., but generally the amount of the active ingredient is suitably about 0.005 to 50 kg per hectare (ha).
[0065]
Next, the formulation example of the formulation when using the compound of the present invention is shown. However, the formulation examples of the present invention are not limited to these. In the following formulation examples, “parts” means parts by weight.
[0066]
[Wettable powder]
Compound of the present invention 5-80 parts
Solid carrier ... 10-85 parts
Surfactant 1-10 parts
Other ............ 1-5 parts
Other examples include anti-caking agents.
[0067]
[Milk]
1 to 30 parts of the compound of the present invention
Liquid carrier ... 30-95 parts
Surfactant 5-15 parts
[0068]
[Flowable agent]
The compound of the present invention 5-70 parts
Liquid carrier ... 15-65 parts
Surfactant 5-12 parts
Other ............ 5-30 parts
Other examples include antifreezing agents and thickeners.
[0069]
[Granular wettable powder (dry flowable)]
Compound of the present invention 20-90 parts
Solid carrier ... 10-60 parts
Surfactant 1-20 parts
[0070]
[Granule]
Compound of the present invention .... 0.1-10 parts
Solid carrier ... 90-99.99 parts
Other ............ 1-5 parts
[0071]
[Dust]
Compound of the present invention .... 0.01-30 parts
Solid carrier ... 67-99.5 parts
Other ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 0-3 copies
[0072]
【Example】
Examples (Synthesis Examples, Formulation Examples, Test Examples)
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples (synthesis examples, formulation examples, test examples).
[0073]
【Example】
Examples (Synthesis Examples, Formulation Examples, Test Examples)
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples (synthesis examples, formulation examples, test examples).
[0074]
(Synthesis example)
The compounds included in the present invention are produced or can be produced based on the synthesis examples shown below, but the present invention is not limited to these compounds.
[0075]
Synthesis example 1
N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzamide 4-trifluoromethoxyphenyl semicarbazone (the present compound No. 8)
N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzamidrazone (0.76 g) and 4-trifluoromethoxyphenyl isocyanate (0.44 g) were added to 10 ml of dichloromethane, and the mixture was stirred overnight at room temperature. Thereafter, the solvent was distilled off under reduced pressure, and the residue was washed with isopropyl ether to obtain 0.69 g of the objective compound.
Melting point: 195.0-197.1 ° C
[0076]
Reference example 1
N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzamide
1.59 g of 3-fluorobenzoyl chloride and 2.14 g of 4-nitrodiphenylamine were added to 20 ml of pyridine, and the mixture was stirred for 12 hours with heating under reflux, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was dissolved in 150 ml of ethyl acetate, washed twice with dilute hydrochloric acid, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was separated and purified by silica gel column chromatography (elution solvent: benzene / ethyl acetate = 5: 1) to obtain 3.56 g of the oily desired compound.
[0077]
N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzenecarbothioamide
N- (4-Nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzamide (3.36 g) and diphosphorus pentasulfide (2.44 g) were added to pyridine (10 ml), and the mixture was stirred for 2 hours with heating under reflux, and then added to ice water (100 ml). After alkalizing with an aqueous potassium hydroxide solution, 150 ml of ethyl acetate was added for extraction. The organic layer was washed twice with dilute hydrochloric acid, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was separated and purified by silica gel column chromatography (elution solvent: chloroform) to obtain 2.57 g of the objective compound.
Melting point: 111.3-112.8 ° C
[0078]
N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzamidrazone
2.32 g of N- (4-nitrophenyl) -N-phenyl-3-fluorobenzenecarbothioamide and 1.83 g of hydrazine monohydrate were added to 35 ml of ethanol, stirred for 2 hours while heating under reflux, and then 100 ml of water was added. Ethanol was distilled off under reduced pressure. The residue was extracted by adding 150 ml of ethyl acetate, and the organic layer was washed twice with water, dried over anhydrous sodium sulfate, and the solvent was distilled off under reduced pressure. The residue was separated and purified by preparative high performance liquid chromatography (elution solvent: acetonitrile / water = 4: 1) to obtain 1.18 g of the target compound as an oil.
[0079]
The compound of the present invention can be synthesized according to the above production methods and examples. Examples of such compounds are shown in Table 1. However, the present invention is not limited to these. In addition, the symbol in a table | surface represents the following meaning, respectively.
Me: methyl group, Et: ethyl group, Pr: propyl group, Bu: butyl group, Ph: phenyl group, Bn: benzyl group
[0080]
Table 1
[0081]
[Chemical Formula 10]
Figure 0003711581
[0082]
[Table 1]
Figure 0003711581
[0083]
[Formulation example]
Next, although the formulation example of the pest control agent which uses this invention compound as an active ingredient is shown, this invention is not limited to these.
In the following formulation examples, “parts” means parts by weight.
[0084]
[Formulation example 1] wettable powder
Compound of the present invention ... 50 parts
Sieglite PFP ... 43 parts
(Kaolin clay: Product name of Sikleite Industrial Co., Ltd.)
Solpol 5050 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 copies
(Anionic surfactant: Toho Chemical Co., Ltd. trade name)
LUNOX 1000 C ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 parts
(Anionic surfactant: Toho Chemical Co., Ltd. trade name)
Carplex # 80 (anti-caking agent) 2 parts
(White Carbon: Shionogi Pharmaceutical Co., Ltd. trade name)
The above is uniformly mixed and ground to obtain a wettable powder.
[0085]
[Formulation Example 2] Milk
Compound of the present invention 3 parts
Xylene ... 76 parts
Isophorone ... 15 parts
Solpol 3005X ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 parts
(Nonionic surfactant and anionic surfactant mixture: Toho Chemical Co., Ltd. trade name)
The above is uniformly mixed to obtain an emulsion.
[0086]
[Formulation Example 3] Flowable agent
Compound of the present invention 35 parts
Agrisol S-711 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 parts
(Nonionic surfactant: Trade name of Kao Corporation)
Lunox 1000 C ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 0.5 parts
(Anionic surfactant: Toho Chemical Co., Ltd. trade name)
1% Rhodopol water ... 20 parts
(Thickener: Lawn Pulan's product name)
8 parts of ethylene glycol (freezing agent)
Water ... 28.5 parts
The above is uniformly mixed to obtain a flowable agent.
[0087]
[Formulation Example 4] Granular wettable powder (dry flowable)
Compound of the present invention 75 parts
Isoban No.1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 10 copies
(Anionic surfactant: Kuraray isoprene chemical Co., Ltd. trade name)
Vanillex N ... 5 parts
(Anionic surfactant: Sanyo Kokusaku Pulp Co., Ltd. trade name)
Carplex # 80 ... 10 copies
(White Carbon: Shionogi Pharmaceutical Co., Ltd. trade name)
The above is uniformly mixed and pulverized to obtain a dry flowable agent.
[0088]
[Formulation Example 5] Granule
Compound of the present invention 0.1 part
Bentonite: 55.0 parts
Talc ... 44.9 parts
After uniformly mixing and pulverizing the above, a small amount of water is added, and the mixture is stirred and mixed, granulated with an extrusion granulator, and dried to form granules.
[0089]
[Formulation Example 6] Powder
Compound of the present invention ... 3.0 parts
Carplex # 80: 0.5 part
(White Carbon: Shionogi Pharmaceutical Co., Ltd. trade name)
Clay ... 95 parts
Diisopropyl phosphate ... 1.5 parts
The above is uniformly mixed and pulverized to obtain a powder.
[0090]
In use, the wettable powder, emulsion, flowable powder and granular wettable powder are diluted 50 to 20000 times with water and sprayed so that the active ingredient is 0.005 to 50 kg per hectare (ha).
[0091]
[Test example]
Next, the usefulness of the compound of the present invention as a pest control agent will be specifically described in the following test examples.
[0092]
Test Example 1 Insecticidal test against Spodoptera litura
A 5% emulsion of a compound of the present invention described in the specification (25% wettable powder for some compounds) was diluted with water containing a spreading agent to prepare a chemical solution having a concentration of 1000 ppm. Soak kanran leaves for about 10 seconds, air-dry and place in a petri dish. 10 larvae of Spodoptera litura are released in this petri dish. The mortality rate after the passage of days was determined from the following formula. The test was conducted in a two-ward system.
[0093]
Mortality (%) = (Number of dead insects / number of released insects) x 100
[0094]
As a result, the compound of the present invention showed a good mortality rate.
[0095]
Test Example 2 Insecticidal test against Nijuya Hashitentou
A 5% emulsion of a compound of the present invention described in the specification (25% wettable powder for some compounds) was diluted with water containing a spreading agent to prepare a chemical solution having a concentration of 1000 ppm. Soak the tomato leaves for about 10 seconds, air dry and place in a petri dish. Into this, release 10 larvae of the larvae of Nijuya Hoshi Tentou per petri dish, cover them and place them in a thermostatic chamber at 25 ° C. 6 The mortality rate after the passage of days was determined from the following formula. The test was conducted in a two-ward system.
[0096]
Mortality (%) = (Number of dead insects / number of released insects) x 100
[0097]
As a result, the compound of the present invention showed a good mortality rate.
[0098]
【The invention's effect】
The compounds of the present invention have excellent insecticidal / miticidal activity against many agricultural pests and spider mites, and have little adverse effect on mammals, fish and beneficial insects.
Therefore, the compound of the present invention can provide a useful pest control agent.

Claims (7)

一般式(I)
Figure 0003711581
〔式中、Wは酸素原子又はイオウ原子を示し、X、Y、Zは各々独立してハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、SCN基、トリメチルシリル基、R8、OR8、S(O)pR8基、OS(O)2R8基、OC(O)R8基、C(O)R8基、CO2R8基、C(O)N(R8)R9基、SO2N(R8)R9基、NHC(O)R8基、N(R8)R9基又は隣あった炭素原子間で形成する-CH=CH-CH=CH-基、-OCH2O-基、-OCH2CH2O-基、-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基を示し、R1は、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルチオ基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルフィニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基を示し、R2及びR3は各々独立して水素原子、C1-6アルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルカルボニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、C2-6ハロアルキルカルボニル基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、R5OC(O)N(R6)S-基、R6(R7)NS-基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルチオ基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルフィニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいフェニルスルホニル基を示し、R4はハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C2-6アルコキシカルボニル基、アミノ基又はジC1-6アルキルアミノ基を示し、R5、R6及びR7は各々独立してC1-6アルキル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基又は(R4)qによって置換されていてもよいベンジル基を示し、R8はC1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6ハロアルケニル基、C2-6アルキニル基、C2-6ハロアルキニル基、C3-6シクロアルキル基、C3-6ハロシクロアルキル基、C4-7シクロアルキルアルキル基、C2-6アルコキシアルキル基、C2-6アルキルチオアルキル基、C2-6アルコキシカルボニルアルキル基、C2-6シアノアルキル基、(R4)qによって置換されていてもよいフェニル基、(R4)qによって置換されていてもよいベンジル基又は(R4)rによって置換されていてもよいピリジル基を示し、R9は水素原子又はC1-6アルキル基を示し、lは0〜5の整数(ただし、lが2〜5の場合Xは同一であっても異なっていてもよい)を示し、mは0〜5の整数(ただし、mが2〜5の場合Yは同一であっても異なっていてもよい)を示し、nは1〜5の整数(ただし、nが2〜5の場合Zは同一であっても異なっていてもよい)を示し、pは0〜2の整数を示し、qは0〜5の整数(ただし、qが2〜5の場合R4は同一であっても異なっていてもよい)を示し、rは0〜4の整数(ただし、rが2〜4の場合R4は同一であっても異なっていてもよい)を示す。〕で表わされるセミカルバゾン誘導体。
Formula (I)
Figure 0003711581
[Wherein, W represents an oxygen atom or a sulfur atom, and X, Y, and Z each independently represent a halogen atom, a hydroxyl group, a cyano group, a nitro group, an SCN group, a trimethylsilyl group, R 8 , OR 8 , S (O pR 8 group, OS (O) 2 R 8 group, OC (O) R 8 group, C (O) R 8 group, CO 2 R 8 group, C (O) N (R 8 ) R 9 group, SO 2 N (R 8) R 9 group, NHC (O) R 8 group, N (R 8) -CH formed between R 9 groups or the adjoining carbon atoms = CH - CH = CH - group, -OCH 2 O- group, -OCH 2 CH 2 O- group, -OCF 2 O- group, -OCF 2 CF 2 O- group or -OCF 2 CF 2 -group, R 1 is C 1-6 alkylsulfinyl group, C 1-6 alkylsulfonyl group, C 1-6 haloalkylsulfinyl group, C 1-6 haloalkylsulfonyl group, (R 4) a phenyl group optionally substituted by q, optionally substituted by (R 4) q which may be phenylthio group, (R 4) phenyl sulfone optionally substituted by q alkylsulfinyl group or (R 4) may off be substituted by q Indicates Nirusuruhoniru group, R 2 and R 3 are each independently hydrogen atom, C 1-6 alkyl groups, C 2-6 alkenyl groups, C 2-6 alkynyl, C 1-6 haloalkyl group, C 2- 6 alkoxyalkyl group, C 2-6 alkylcarbonyl group, C 2-6 alkoxycarbonyl group, C 2-6 haloalkylcarbonyl group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 alkylsulfinyl group, C 1-6 alkylsulfonyl Group, C 1-6 haloalkylthio group, C 1-6 haloalkylsulfinyl group, C 1-6 haloalkylsulfonyl group, R 5 OC (O) N (R 6 ) S-group, R 6 (R 7 ) NS-group , (R 4) a phenyl group optionally substituted by q, (R 4) optionally phenylthio group optionally substituted by q, (R 4) phenyl sulfone optionally substituted by q alkylsulfinyl group or (R 4 ) q by indicates an optionally substituted phenylsulfonyl group, R 4 is a halogen atom, a hydroxyl group, a cyano , Nitro group, C 1-6 alkyl, C 1-6 haloalkyl group, C 1-6 alkoxy, C 1-6 haloalkoxy group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group, C 1 -6 alkylsulfonyl group, C 1-6 haloalkylsulfonyl group, C 2-6 alkoxycarbonyl group, amino group or di-C 1-6 alkylamino group, R 5 , R 6 and R 7 are each independently C 1-6 alkyl group, (R 4) a phenyl group or optionally substituted by q (R 4) indicates a benzyl group which may be substituted by q, R 8 is C 1-6 alkyl group, C 1 -6 haloalkyl group, C 2-6 alkenyl group, C 2-6 haloalkenyl group, C 2-6 alkynyl group, C 2-6 haloalkynyl group, C 3-6 cycloalkyl group, C 3-6 halocycloalkyl group, C 4-7 cycloalkyl group, C 2-6 alkoxyalkyl group, C 2-6 alkylthioalkyl group, C 2-6 alkoxycarbonyl al Le group, C 2-6 cyanoalkyl group, (R 4) a phenyl group optionally substituted by q, optionally substituted by (R 4) is a benzyl group which may have or substituted by q (R 4) r R 9 represents a hydrogen atom or a C 1-6 alkyl group, and l represents an integer of 0 to 5 (provided that when l is 2 to 5, X may be the same or different. M represents an integer of 0 to 5 (provided that when m is 2 to 5, Y may be the same or different), and n represents an integer of 1 to 5 (provided that n Z is the same or different when p is 2-5, p is an integer of 0-2, q is an integer of 0-5 (provided that q is 2-5) 4 shows a can) be different even in the same, r is an integer of 0 to 4 (provided that when r is 2 to 4 R 4 may be different even in the same) Show. ] The semicarbazone derivative represented by this.
Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基を示し、Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C2-6アルコキシカルボニル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1 -6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基若しくは-OCF2CF2O-基を示し、Zが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C1-6アルキルスルフィニル基、C1-6ハロアルキルスルフィニル基、C1-6アルキルスルホニル基、C1-6ハロアルキルスルホニル基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、C1-6ハロアルキルスルホニルオキシ基又は隣あった炭素原子間で形成する-OCF2O-基、-OCF2CF2O-基若しくは-OCF2CF2-基を示し、R2及びR3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、l及びmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1〜3の整数を示す請求項1記載のセミカルバゾン誘導体。X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl group, C 1-6 haloalkyl group, C 1-6 alkoxy group, C 1-6 haloalkoxy group, C 1-6 haloalkylthio group, C 1-6 represents a haloalkylsulfonyloxy group or a C 2-6 alkoxycarbonyl group, Y is a halogen atom, a cyano group, a nitro group, a C 1-6 alkyl group, a C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 alkoxy group C 2-6 alkoxycarbonyl group, C 1-6 haloalkoxy group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group, C 1-6 alkylsulfonyl group, C 1-6 haloalkylsulfonyl group, C 1 -6 alkylsulfonyloxy group, C 1-6 haloalkylsulfonyloxy group or -OCF 2 O- group or -OCF 2 CF 2 O- group formed between adjacent carbon atoms, Z is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl, C 1-6 haloalkyl group, C 1-6 Haroaruko Shi group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group, C 1-6 alkylsulfinyl group, C 1-6 haloalkylsulfinyl group, C 1-6 alkylsulfonyl group, C 1-6 haloalkylsulfonyl group, C 1-6 alkylsulfonyloxy group, C 1-6 haloalkylsulfonyloxy group or —OCF 2 O— group, —OCF 2 CF 2 O— group or —OCF 2 CF 2 — group formed between adjacent carbon atoms R 2 and R 3 each independently represent a hydrogen atom or a C 1-6 alkyl group, l and m each independently represent an integer of 0 to 2, and n represents an integer of 1 to 3. The semicarbazone derivative according to claim 1. Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基であり、かつその置換位置は、3位、4位、3位と4位又は3位と5位を示し、Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C2-6アルコキシカルボニル基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は、3位、4位又は、3位と4位を示し、Zが、ハロゲン原子、シアノ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基 C 1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は3位、4位又は3位と4位を示し、R2、R3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、lおよびmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1を示す請求項2記載のセミカルバゾン誘導体。X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl group, C 1-6 haloalkyl group, C 1-6 alkoxy group, C 1-6 haloalkoxy group or C 2-6 alkoxycarbonyl group And the substitution positions thereof are 3-position, 4-position, 3-position and 4-position, or 3-position and 5-position, and Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 alkoxy group, C 1-6 haloalkoxy group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group, C 2-6 alkoxycarbonyl group or C 1-6 alkylsulfonyloxy group And the substitution position is 3-position, 4-position or 3-position and 4-position, and Z is a halogen atom, a cyano group, a C 1-6 alkyl group, a C 1-6 haloalkyl group , C 1-6 haloalkoxy group, a C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group or a C 1-6 alkylsulfonyloxy group, and the Changeover position is 3-position, show the 4-position or 3-position and 4-position, R 2, R 3 each independently represents a hydrogen atom or a C 1-6 alkyl group, l and m are each independently 0-2 The semicarbazone derivative according to claim 2, wherein n is 1 and n is 1. Xが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基又はC2-6アルコキシカルボニル基であり、かつその置換位置は、3位、4位、3位と4位又は3位と5位を示し、Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基、C1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基、C2-6アルコキシカルボニル基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は、3位、4位又は、3位と4位を示し、Zが、ハロゲン原子、シアノ基、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基 C 1-6ハロアルコキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6ハロアルキルチオ基又はC1-6アルキルスルホニルオキシ基であり、かつその置換位置は3位、4位又は3位と4位を示し、R2、R3が各々独立して水素原子又はC1-6アルキル基を示し、lおよびmが各々独立して0〜2の整数を示し、nが1を示す請求項2記載のセミカルバゾン誘導体。X is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl group, C 1-6 haloalkyl group, C 1-6 alkoxy group, C 1-6 haloalkoxy group or C 2-6 alkoxycarbonyl group And the substitution positions thereof are 3-position, 4-position, 3-position and 4-position, or 3-position and 5-position, and Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 alkyl group, C 1-6 Haloalkyl group, C 1-6 alkoxy group, C 1-6 haloalkoxy group, C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group, C 2-6 alkoxycarbonyl group or C 1-6 alkylsulfonyloxy group And the substitution position is 3-position, 4-position or 3-position and 4-position, and Z is a halogen atom, a cyano group, a C 1-6 alkyl group, a C 1-6 haloalkyl group , C 1-6 haloalkoxy group, a C 1-6 alkylthio group, C 1-6 haloalkylthio group or a C 1-6 alkylsulfonyloxy group, and the Changeover position is 3-position, show the 4-position or 3-position and 4-position, R 2, R 3 each independently represents a hydrogen atom or a C 1-6 alkyl group, l and m are each independently 0-2 The semicarbazone derivative according to claim 2, wherein n is 1 and n is 1. Wが酸素原子を示し、Xが、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は、3位を示し、Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、Zが、ハロゲン原子、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、R2、R3が水素原子を示し、l、m及びnが1を示す請求項3記載のセミカルバゾン誘導体。W represents an oxygen atom, X is a halogen atom, a C 1-6 alkyl group, a C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 alkoxy group or a C 1-6 haloalkoxy group, and the substitution position thereof is: 3-position, Y is a halogen atom, a cyano group, a nitro group, a C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 haloalkoxy group or a C 1-6 haloalkylthio group, and the substitution position is the 4-position Z is a halogen atom, a C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 haloalkoxy group or a C 1-6 haloalkylthio group, and the substitution position thereof is the 4-position, and R 2 and R 3 are hydrogen The semicarbazone derivative according to claim 3, which represents an atom and l, m and n are 1. Wが酸素原子を示し、Xが、ハロゲン原子、C1-6アルキル基、C1-6ハロアルキル基、C1-6アルコキシ基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は、3位を示し、Yが、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1-6ハロアルキル基又はC1-6ハロアルコキシ基であり、かつその置換位置は4位を示し、Zが、ハロゲン原子、C1-6ハロアルキル基、C1-6ハロアルコキシ基又はC1-6ハロアルキルチオ基であり、かつその置換位置は4位を示し、R2、R3が水素原子を示し、l、m及びnが1を示す請求項4記載のセミカルバゾン誘導体。W represents an oxygen atom, X is a halogen atom, a C 1-6 alkyl group, a C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 alkoxy group or a C 1-6 haloalkoxy group, and the substitution position thereof is: 3-position, Y is a halogen atom, cyano group, nitro group, C 1-6 haloalkyl group or C 1-6 haloalkoxy group, and the substitution position thereof is 4-position, Z is a halogen atom, A C 1-6 haloalkyl group, a C 1-6 haloalkoxy group or a C 1-6 haloalkylthio group, and the substitution position thereof is the 4-position, R 2 and R 3 are hydrogen atoms, l, m and The semicarbazone derivative according to claim 4, wherein n is 1. 請求項1記載のセミカルバゾン誘導体の1種又は2種以上を有効成分として含有する有害生物防除剤。 A pest control agent comprising one or more of the semicarbazone derivatives according to claim 1 as an active ingredient.
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