JP3705375B2 - Automatic film image playback method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフイルム画像自動再生方法に係り、特に1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的にモニタTVに再生するフイルム画像自動再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影時に又は撮影後に画面のアスペクト比(プリントフォーマット)、ズーム倍率、トリミング情報等を写真フイルムの磁気記録層に記録し、この磁気記録層に記録された磁気情報を写真プリント作成時の条件設定に利用する方法が提案されている(特開平4−223454号公報、特開平5−19359号公報)。写真プリント作成時の条件設定に利用する方法が提案されている(特開平4−223454号公報、特開平5−19359号公報)。また、撮影時にプリントフォーマット等を示す光学情報をフイルムのコマ画像領域以外に記録し、この光学情報を写真プリント作成時の条件設定に利用する方法が提案されている。
【0003】
更に、現像済みスチル写真フイルムをCCD等のイメージセンサで撮像し、写真フイルムの画像を画像信号に変換し、これをモニタTVに出力してフイルム画像を表示するフイルムプレーヤは、WO90/04301等において公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フイルムプレーヤにより1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的にモニタTVに再生させる自動再生方法が考えられるが、この場合には、利用者が予め複数のフイルム画像を順次自動的に再生させるための自動再生情報を入力しなければならず、入力に手間がかかるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的にモニタTVに再生することができるとともに自動再生情報の入力の手間を簡略化することができるフイルム画像自動再生方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、現像済みの写真フイルムを画像読取部に給送してフイルム画像を読み取り、前記フイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的に再生するための自動再生情報に基づいて前記読み取ったフイルム画像をモニタTVに表示させるフイルム画像自動再生方法であって、撮影時にカメラによって前記フイルムに記録された情報又はメーカー出荷時に前記フイルムに記録された情報を読み取り、この読み取った情報を前記自動再生情報の一部として使用することを特徴としている。また、フイルムの磁気記録層に撮影日時、主要被写体の大きさ、主要被写体位置、及びプリントフォーマットを示す磁気情報のうち少なくとも1つを記録し、この磁気情報を自動再生効果を高めるための自動再生情報として使用することを特徴としている。これにより、自動再生効果を高めるための自動再生情報の入力の手間を簡略化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るフイルム画像自動再生方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係るフイルム画像自動再生方法が適用されるフイルムプレーヤを含むシステム全体の概略構成を示す斜視図である。同図に示すように、フイルムプレーヤ100は直方体状に形成され、その前面にはフイルムカートリッジトレー102及び電源スイッチ104が設けられている。フイルムカートリッジトレー102は、フイルムカートリッジ110のローディング/アンローディング時に前後方向に進退駆動され、これよりフイルムカートリッジ110の収納または取出しが行われる。
【0013】
フイルムプレーヤ100にはキーパッド120及びモニタTV109が接続され、キーパッド120からは信号ケーブル106を介してフイルムプレーヤ100を制御するための各種の操作信号がフイルムプレーヤ100に出力され、フイルムプレーヤ100からは信号ケーブル108を介して映像信号がモニタTV109に出力される。尚、キーパッド120によるフイルムプレーヤ100の制御の詳細については後述する。
【0014】
フイルムカートリッジ110は、図2に示すように単一のスプール112を有し、このスプール112に写真フイルム114が巻回されている。写真フイルム114には、各コマの位置を示すパーフォレーション114Aが穿設されるとともに、フイルム全面又はフイルム縁部に磁気記録層114Bが形成されており、この磁気記録層114Bには、磁気ヘッドを有するカメラによってコマ毎の撮影データ等を示す磁気データが記録できるようになっている。また、現像処理された上記写真フイルム114はフイルムカートリッジ110に巻き取られ、これにより保管できるようになっている。
【0015】
このフイルムカートリッジ110を使用するカメラは、カメラ内蔵の磁気ヘッドによって前記フイルム114の磁気記録層114Bに各種の磁気データをコマ毎に記録することができる。記録される磁気データとしては、例えば、コマ番号、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び通常画像等のアスペクト比を示すプリントフォーマット、撮影日時、写し込まれる画像の天地左右、被写体距離、1画面内における主要被写体の位置等を示すデータが考えられるが、その他、カメラによって多数種類のデータを記録することができる。また、前記写真フイルム114には、被写体光によって露光されるコマ領域以外にフイルムタイプ、コマ番号等を示すバーコードや、撮影時にカメラ内蔵の光源によってプリントフォーマット等を示すデータを光学的に記録することができる。
【0016】
図3は上記フイルムプレーヤ100の内部構成の一実施例を示すブロック図である。このフイルムプレーヤ100は、主として照明用の光源130、撮影レンズ136、CCDラインセンサ142を含むCCD回路ユニット140、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152、第3信号処理回路153、メモリ制御回路154、CCDバッファM1、表示バッファM2、中央処理装置(CPU)160、フイルム駆動メカ170、光学データ読取装置180、磁気記録再生装置182等を備えている。
【0017】
光源130は、例えばフイルム114の給送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなり、赤外カットフィルタ132を介してフイルム114を照明する。フイルム114を透過した画像光は、単焦点の撮影レンズ136を介してCCDラインセンサ142の受光面に結像される。尚、CCDラインセンサ142によるフイルム画像の撮像中には、フイルム114はフイルム駆動メカ170によって一定速度で矢印A方向(以下、順方向という)又は矢印B方向(以下、逆方向という)に移動させられるが、このフイルム駆動の詳細については後述する。
【0018】
CCDラインセンサ142はフイルム給送方向と直交する方向に配設されている。そして、CCDラインセンサ142の受光面に結像された画像光は、R,G,Bフィルタを有する各センサで所定時間電荷蓄積され、光の強さに応じた量のR,G,Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路144から加えられる所定周期のリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出される。
【0019】
尚、CCDラインセンサ142は、フイルム給送方向と直交する方向に例えば1024画素分のセンサを有している。また、1コマのフイルム給送方向と同方向の画素数は、CCD駆動回路144のリードゲートパルス等の周期を変更しない場合にはフイルム給送速度に応じて変化し、本実施例では標準のフイルム画像を取り込む時の給送速度の1/2倍、1倍、8倍、16倍の各速度における画素数は、1792画素、896画素、112画素、56画素である。
【0020】
このようにしてCCDラインセンサ142から読み出された信号電荷は、CDSクランプによってクランプされてR,G,B信号としてアナログ処理回路146に加えられ、ここでR,G,B信号のゲイン等が制御される。アナログ処理回路146から出力されるR,G,B信号はマルチプレクサ148によって点順次化され、A/Dコンバータ150によってデジタル信号に変換されたのち、第1信号処理回路151及びCPU160に加えられる。
【0021】
第1信号処理回路151は、白バランス調整回路、ネガポジ変転回路、γ補正回路及びRGB同時化回路等を含み、順次入力する点順次のR,G,B信号を各回路で適宜信号処理したのち、同時化したR,G,B信号を第2信号処理回路152に出力する。尚、第1信号処理回路151における白バランス調整回路は、CPU160から加えられる制御信号に基づいて行うもので、その詳細は後述する。
【0022】
第2信号処理回路152はマトリクス回路を有し、入力するR,G,B信号に基づいて輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b を生成し、これらをメモリ制御回路154に出力する。
メモリ制御回路154は、上記輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b のCCDバッファM1への書込み/読出しを制御するとともに、CCDバッファM1に記憶された輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b の表示バッファM2への書込み/読出しを制御する。尚、CCDバッファM1及び表示バッファM2への書込み/読出し制御の詳細については後述する。
【0023】
メモリ制御回路154によって表示バッファM2から読み出される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、第3信号処理回路153に加えられる。第3信号処理回路153は、入力する輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b に基づいて例えばNTSC方式のカラー複合映像信号を生成し、これをD/Aコンバータ156を介してビデオ出力端子158に出力する。尚、メモリ制御回路154、第3信号処理回路153及びD/Aコンバータ156には同期信号発生回路159から所定周期の同期信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられるとともに所要の同期信号を含む映像信号が得られるようにしている。また、CCD回路ユニット140、A/Dコンバータ150、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152及びメモリ制御回路154にはCPU160によって制御されるタイミング信号発生回路162からタイミング信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられている。
【0024】
フイルム駆動メカ170は、フイルムカートリッジ110のスプール112と係合し、そのスプール112を正転/逆転駆動するフイルム供給部と、このフイルム供給部から送出されるフイルム114を巻き取るフイルム巻取部と、フイルム搬送路に配設され、フイルム114をキャプスタンとピンチローラとで挟持してフイルム114を一定速度で送る手段とから構成されている。尚、上記フイルム供給部は、フイルムカートリッジ110のスプール112を図3上で時計回り方向に駆動し、フイルム先端がフイルム巻取部によって巻き取られるまでフイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出すようにしている。
【0025】
光学データ読取装置180は、フイルム114のパーフォレーション114Aを光学的に検出する第1の光センサ180Aと、フイルム縁部に書き込まれているバーコード等の光学データを光学的に検出する第2の光センサ180Bとを含み、これらの光センサ180A、180Bを介して検出した光学データを処理してCPU160に出力する。
【0026】
磁気記録再生装置182は磁気ヘッド182Aを含み、磁気ヘッド182Aを介してフイルム114の磁気記録層114Bに記録されている磁気データを読み取り、その磁気データを処理してCPU160に出力してRAM160Aに記録し、また、CPU160のRAM160Aに記録されたデータを読み出し、これを磁気記録に適した信号に変換したのち磁気ヘッド182Aに出力し、フイルム114の磁気記録層114Bに記録する。
【0027】
次に、上記構成のフイルムプレーヤ100の作用について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、フイルムカートリッジ110をフイルムカートリッジトレー102にセットすると、CPU160はフイルム駆動メカ170を制御してフイルムローディングを実行する(ステップ200)。即ち、フイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出し、フイルム先端をフイルム巻取部の巻取軸に巻き付ける。
【0028】
フイルムローディングが完了すると、フイルム114の第1、第2のプリスキャンを実行する(ステップ202)。即ち、第1のプリスキャン時には、図5に示すようにフイルム114を148.0mm/秒の高速で順方向に給送し、CCDラインセンサ142を介して画像データを取り込むとともに、光学データ読取装置180及び磁気記録再生装置182を介して光学データ及び磁気データを読み取る。
【0029】
次に、上記第1のプリスキャン時に取り込んだ画像データに基づく処理について説明する。
CPU160は、図3に示すA/Dコンバータ150から点順次のR,G,B信号を入力する。CPU160は、全コマのR,G,B信号を各別に取り込み、色信号別のオフセット量、及び白バランスを調整するための色信号別のゲイン調整量を算出し、これらの色信号別のオフセット量を示すオフセットデータ及びゲイン調整量を示すAWBデータをコマ毎にCPU内蔵のランダム・アクセス・メモリ(RAM)160Aに記憶する。また、各コマのR,G,B信号から各コマの明るさを示すAEデータをRAM160Aに記憶する。尚、CPU160は、光学データ読取装置180及び磁気記録再生装置182を介して加えられる光学データ及び/又は磁気データに基づいてフイルム114の各コマを検知することができ、また、各コマをカウントすることによりコマ番号も検知することができる。
【0030】
次に、フイルム114の第2のプリスキャンを実行する。即ち、この第2のプリスキャン時には、図5に示すようにフイルム114を74・0mm/秒の高速で逆方向に巻き戻し、再びCCDラインセンサ142を介して画像データを取り込む。この画像データの取込み時には、CPU160は、RAM160Aに記憶したAEデータに基づいて絞り制御装置164を介して各コマ毎に絞り134を制御する。尚、CCDラインセンサ142として、電子シャッタ機構を有するものを使用する場合には、CCD駆動回路144を介してCCDラインセンサ142における電荷蓄積時間を制御することにより、露光量を調整することができ、この場合には絞り134や絞り制御装置164は不要になる。
【0031】
また、CPU160は、第1信号処理回路151において、各コマ毎にR,G,B信号のオフセット量及び白バランスの調整を行わせる。即ち、CPU160は、RAM160Aに記憶した各コマの色信号毎のオフセットデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのオフセットデータに基づいて点順次のR,G,B信号のオフセット量を調整する。同様に、CPU160は、RAM160Aに記憶した各コマの色信号毎のAWBデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのAWBデータに基づいて点順次のR,G,B信号のゲインを調整する。
【0032】
上記AE/AWBデータ等に基づいて各コマの画像データを調整しているため、各コマの撮影条件にかかわらず、良好な画像データを取り込むことができる。
このようにして調整された各コマの画像データ、即ち、第2信号処理回路152から出力される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、メモリ制御回路154を介してCCDバッファM1に順次記憶される。尚、前述したように標準のフイルム画像を取り込む時の給送速度の8倍の速度でフイルム114が給送されるため、図6(A)に示すように1コマのフイルム給送方向と同方向の画素数は、112画素である。また、CCDラインセンサ142は、前述したようにフイルム給送方向と直交する方向に1024画素分のセンサを有しているが、1/16に間引くことにより1コマのフイルム給送方向と直交する方向の画素数は、64画素である。そして、CCDバッファM1は、図6(A)に示すように512×1024画素のデータを記憶する記憶容量を有しており、これにより5×4×2(=40)コマ分の画像データを記憶することができる。即ち、CCDバッファM1には、40コマ分のインデックス画像を示す画像データが記憶されることになる。
【0033】
表示バッファM2は、図6(B)に示すように512×1024画素のデータを記憶する記憶容量を有しているが、上記インデックス画像を示す画像データを記憶する場合には、1コマの画素が73×128に拡大されて5×4(=20)コマ分の画像データを記憶する。そして、インデックス画像をモニタTV109に表示させる場合には、表示バッファM2の左上の480×640画素分の領域が読み出される(図6(B)、(C)参照)。
【0034】
さて、CCDバッファM1には、図6(A)に示すように上記スキャン時における各コマの画像データの読取り順に、各コマの画像データが左上の記憶領域から右側に向かって順次記憶され、4コマ分記憶されると、1行下がった記憶領域から再び右側に向かって順次記憶される。そして、5行分(4×5=20コマ分)記憶れると、隣の20コマ分の記憶領域に同様にして記憶される。
【0035】
CCDバッファM1への上記記憶動作中にも、CCDバッファM1の記憶内容は表示バッファM2に転送される。
表示バッファM2には1度に20コマ分の画像データしか記憶できないため、CCDバッファM1に21コマ目の画像データが入力されると、インデックス画像を上方向にスクロールさせるように、表示バッファM2への画像データの書換え及び読み出しが行われる。例えば、CCDバッファM1に21コマ目の画像データが入力されると、表示バッファM2のコマ番号1〜4の1行分の記憶領域の画像データがクリアされ、21コマ目の画像データが書き込まれるとともに、映像信号出力時のスキャン開始アドレスを2行目に変更される。これにより、モニタTV109では1行分だけ上方向にスクロールしたインデックス画像が表示されることになる。このようにして全コマの画像データがCCDバッファM1に記憶されると、モニタTV109には再びコマ番号1〜20までのインデックス画像が表示されるように下方向にスクロール又は画面が切り替えられる。
【0036】
ところで、CPU160は、上記スキャン時における各コマの画像データの読取り順に各コマに対してコマ番号を1、2、…とし、各コマのコマ番号を示すキャラクター信号を出力することにより、図7に示すようにコマ番号がスーパーインポーズされたインデックス画像を表示させるようにしている。
上記のようにしてインデックス画像の作成が行われ、インデックス画像がモニタTV109に表示されると、続いてキー操作等によって自動再生を選択したか否かが判別される(ステップ203)。自動再生を選択しない場合には、上記インデックス画像を見ながらキーパッド120を使用し、モニタTV109に所望のフイルム画像を再生させるために必要な各種の情報(以下、自動再生情報という)の入力を行う(ステップ204)。
【0037】
ところで、上記自動再生情報には、例えば、以下の情報がある。
<自動再生効果を高める情報>
・フレームの縦横情報:再生画面をモニタ上で正立させるための情報で天地左右の指定情報
・文字情報 :各フレームに対する文字情報、及びフイルム全体に関する文字情報
・撮影日時 :各フレーム毎の撮影日時情報
・再生フレーム枠情報:1フレーム全体からモニタ上に再生する範囲を指定する情報
・色補正情報 :マニュアル設定される情報で、各フレーム毎の輝度、色合い、色の濃さ、コントラスト、シャープネス設定情報・クローズアップ情報:ズーム倍率情報とズーム中心位置情報
・自動ズーミング情報:ズーム開始倍率、ズーム終了倍率及びズーミング時間を含む情報
・画面切替え情報 :フレーム間の画面切替え方法を指定する情報で、即切替え、スクロールイン/アウト、フェードイン/アウト、オーバーラップ、ワイプイン/アウトを示す情報と、これらの切替え時間情報(秒単位)
・画面内の移動情報 :1フレームの画面内をスキャンする移動情報(パン、チルト情報)と、これらの移動時間情報(秒単位)
・画面表示時間情報 :各フレームの全表示時間(秒単位)
・再生時の音声情報 :自動再生時の音楽種類の指定(各フレーム毎、あるいはフイルム全体に指定)
・文字表示指定情報 :自動再生時にタイトルのみ表示するか、日時のみを表示するか、両方表示するか、あるいは両方表示しない等の指定情報、及び表示色、表示位置の情報
<その他>
・自動色補正情報 :プリスキャン時に自動的に設定される色補正情報で、前述したAE/AWBデータ
<自動再生の制御に関する情報>
・再生開始フレーム番号情報 :自動再生時の開始フレーム番号情報
・再生終了フレーム番号情報 :自動再生時の終了フレーム番号情報
・次に移動するフレーム番号情報:自動再生時の次に表示するフレーム番号情報
・未再生フレーム指定情報 :自動再生時に再生しないフレーム番号、又は各フレーム毎にするかしないかの指定情報
上記各情報は、図1に示したキーパッド120を操作しながらオンスクリーン対話方式で入力することができる。
【0038】
即ち、キーパッド120は、図1に示すように上下左右の各キー121〜124、「UP」キー125、「DOWN」キー126、「Execute」キー127、「Cancel 」キー128の8キーから構成されている。
CPU160は、図7に示すように20コマ分のインデックス画像とともに各種の設定メニューを示す文字をモニタTV109に表示させる。尚、「PSET」はプリント枚数の設定を示し、「ROTS」はコマの縦横の設定を示し、「SKPS」は再生時における非表示コマの設定を示し、「VIEW」は1コマずつ再生することを示し、「PLAY」は各コマを一定のインターバルで連続的に再生することを示し、「ENV」はインターバル時間や背景色等の環境設定を示し、「END」はインデックス画像を用いた編集の終了を示す。
【0039】
上記メニューの選択は、キーパッド120の「UP」,「DOWN」キー125、126を使用して実行したいメニューの位置にカーソル(他のメニューと色を変えて区別する)を移動させ、「Execute」キー127を押すことによって行われる。尚、メニューが選択されると、1コマ目が編集対象のコマとなり、1コマ目のコマ番号がカレント表示(そのコマ番号がブリンク表示)される。また、編集対象のコマの選択は、キーパッド120の上下左右のキー121〜124を操作することによって行うことができる。
【0040】
いま、図7に示すように「SKPS」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、スキップ設定メニューとなる。
このスキップ設定メニューにおいて、例えばコマ番号1のコマを非表示コマとして設定する場合には、編集対象のコマとしてコマ番号1のコマを選択し、「UP」キー125を押す。これにより、コマ番号1のコマ内には「SKIP」の文字が表示される。そして、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2のコマ番号1に対応する記憶領域はクリア色で塗りつぶされるとともに、非表示コマのコマ番号1を示すデータがCPU160のRAM160Aに記憶される。尚、CCDバッファM1上では画像データはそのままの状態になっているため、「DOWN」キー126を押し、コマ番号1のコマ内に「VIEW」の文字を表示したのち、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2のコマ番号1に対応する記憶領域にはコマ番号1に対応する画像データがCCDバッファM1から転送され、これによりコマ表示が行われるとともに、RAM160Aに記憶された非表示コマのコマ番号1を示すデータがクリアされる。このようにして、表示/非表示コマの設定が行われる。尚、「Cancel 」キー128によって設定内容をキャンセルすることもできる。
【0041】
次に、コマの縦横(天地左右)を切り替える場合について説明する。
この場合には、図8に示すように「ROTS」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、縦横設定メニューにする。
縦横設定メニューが選択されると、図8に示すように編集対象のコマのコマ番号がブリンク表示されるとともに、そのコマの画像中に天地方向を示す矢印↑が表示される。この状態から「UP」キー125を押すと、ワンプッシュする毎に矢印の方向が90度ずつ時計回り方向に回転し、「DOWN」キー126を押すと、ワンプッシュする毎に矢印の方向が90度ずつ反時計回り方向に回転する。このようにして、矢印によって天地方向を選択したのち、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2の対象コマの記憶領域の画像データは、前記選択された天地方向に応じて回転させられる。尚、図7に示したように1コマの縦と横の画素数が異なるため、横から縦に回転させる場合には画像を縮小し、縦から横に回転させる場合には画像を拡大する。
【0042】
次に、各コマのプリント枚数を設定する場合について説明する。
この場合には、図9に示すように「PSET」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、プリント枚数設定メニューにする。
プリント枚数設定メニューが選択されると、図9に示すように編集対象のコマのコマ番号がブリンク表示されるとともに、そのコマの画像中にプリント枚数が表示される。このプリント枚数は、そのコマの画像中に予め0が表示されるようになっており、この状態から「UP」キー125を押すと、ワンプッシュする毎に数字が1ずつ増加し、「DOWN」キー126を押すと、ワンプッシュする毎に数字が1ずつ減少する。このようにして、プリント枚数を選択したのち、「Execute」キー127を押すと、その表示されたプリント枚数が設定され、CPU160のRAM160Aに格納される。尚、図9上では、20コマ目のコマ番号及びプリント枚数がブリンク表示されている。
【0043】
また、画像の縦横比に対応するハイビジョン、パノラマ、通常等のプリントフォーマット指定も各コマ毎に行うことができる。この場合、フォーマット指定に応じてインデックス画像のコマの縦横比を変更すれば、いずれのフォーマットが指定されたかをインデックス画像上で視認することができる。
更に、あるコマから次のコマに表示を切り替える場合のコマ切替方法も指定することができる。例えば、あるコマから次のコマに表示を切り替える場合に、表示画面を瞬時に切り替えるコマ切替方法の他に、画面をスクロールさせて切り替えるコマ切替方法、フェードアウト/フェードインで切り替えるコマ切替方法等の指定をインデックス画像を見ながら行うことができる。
【0044】
上記のようにしてインデックス画像を見ながら編集を行ったのち、「END」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、インデックス画像を用いた編集が終了する。
インデックス画像による編集が終了すると、続いてステップ206(図4)において各コマ毎の編集を行うか否かが選択される。この選択もモニタTV109の画面を見ながらキーパッド120を操作することによって行うことができる。
【0045】
次に、各コマ毎の編集を行う場合について説明する。
この場合には、先ず表示コマ番号を1にセットし(ステップ208)、続いて図5に示すようにフイルム114を9.25mm/秒で順方向に1コマ分給送して、コマ番号1のコマのスキャン(本スキャン)を行う(ステップ210)。この本スキャン時にCCDラインセンサ142を介して画像データがCCDバッファM1に取り込まれる。
【0046】
この画像データの取込み時には、CPU160は、RAM160Aに記憶したAEデータ、AWBデータ等に基づいて各コマの画像データを調整しているため、各コマの撮影条件にかかわらず、良好な画像データを取り込むことができる。また、このようにしてCCDバッファM1に取り込まれる1コマ分の画素数は、図6(D)に示すように512×896画素である。即ち、1024画素分のセンサを有するCCDラインセンサ142のCCD出力を、本スキャン時には1/2に間引き、これにより1コマのフイルム給送方向と直交する方向の画素数を512とし、また、フイルム給送速度をインデックス画像の画像データの取込み時に比べて1/8にすることにより、インデックス画像の1コマのフイルム給送方向と同方向の画素数(112画素)の8倍の896画素としている。
【0047】
上記のようにしてCCDバッファM1に取り込まれた1コマ分の画像データは、表示バッファM2に転送され、この表示バッファM2の記憶内容が繰り返し読み出されことによりモニタTV109に1コマの画像が表示される。尚、1コマ再生メニュー設定モード時には、図10に示すようにコマ番号がモニタTV109の画面左上に表示され、1コマの編集に必要な設定メニュー等を示す文字がモニタTV109の画面右側に表示される。尚、「FWD」は次のコマ再生を示し、「REV」は前のコマ再生を示し、「RST」は各種設定をリセットし、再スキャンを行うこと示し、「ZOOM」はズーム設定を示し、「MASK」はマスク設定を示し、「ROT」はコマの縦横の設定を示し、「SET」はプリント枚数等の設定を示し、「IDX」は前述したインデックス画像の表示を示し、「ENV」はインターバル時間や背景色等の環境設定を示し、「END」は1コマの画像を用いた編集の終了を示す。
【0048】
上記メニューの選択は、前述したインデックス画像を用いた編集時と同様にキーパッド120の「UP」,「DOUN」キー125、126を使用して実行したいメニューの位置にカーソルを移動させ、「Execute」キー127を押すことによって行われる。
いま、「ZOOM」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、ズーム設定メニューとなる(ステップ212)。このズーム設定メニューにおいて、キーパッド120の上下左右のキー121〜124を操作することによりポインタを適宜移動させ、ズーム中心を指示する。そして、「UP」キー125又は「DOWN」キー126を押すことにより、電子ズームによるズームアップ又はズームアウトを行う。このようにして所望のズーミングを行ったのち、「Execute」キー127を押すと、ズーム設定が確定し、CPU160のRAM160Aに記憶される(ステップ214)。
【0049】
また、上記電子ズームでは、例えば0.5〜1.5倍の範囲のズーミングができるものとする。そして、電子ズームによる倍率が1.5となり、更に「UP」キー125によるズームアップが指示されると、低速の本スキャンを行う。この場合、フイルム114を4.63mm/秒(通常の本スキャンの速度の1/2)で順方向に給送するとともに、CCDラインセンサ142のCCD出力を間引かずに、前記指定されたズーム中心を基準にして取り込む。これにより、通常の本スキャン時に比べて2倍にズーミングされた画像データが取り込まれるとになる。この画像データに対して、電子ズームをかけることにより、最大3倍までズーミングすることができるようになる。
【0050】
更に、キーパッド120を用いながら、コマ画像に重ねて表示するタイトルを入力することができ(ステップ218、220)、そのタイトルを示す文字データはCPU160のRAM160Aに格納され、また、「MASK」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すことにより、枠付け設定メニューにすることができ、キーパッド120を用いながら表示コマの周囲に設ける枠の大きさや位置を入力することができる(ステップ224、226)。
【0051】
上記のようにして表示コマの編集を行たのち、「END」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、表示コマの編集が終了し(ステップ234)、一方、「FWD」又は「REV」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、コマ番号を1だけ増加又は減少し(ステップ236)、ステップ210に戻る。これにより上記と同様にして別の表示コマの編集を実行することができる。
【0052】
さて、表示コマの編集が終了すると(ステップ234)、図5に示すようにフイルム114を148.0mm/秒の高速で逆方向に給送する。この給送中に予めフイルム114の磁気記録層114Bから読み取られてCPU160のRAM160Aに記憶された磁気データや、前記インデックス画像を用いた編集の内容を示すデータ、表示コマを用いた編集の内容を示すデータ等がフイルム114の磁気記録層114Bに再び記録され(ステップ238)、この巻戻し終了後フイルムカートリッジ110が取り出される(ステップ240)。
【0053】
一方、ステップ206において、表示コマを用いた編集を実行しない場合には、ステップ242、244に進み、上記ステップ238、240と同様にフイルム114の磁気記録層114Bへの書き込み、及びフイルムカートリッジ110の取出しが行われる。
ところで、上記自動再生情報は、キーパッド120を使用して入力するようにしているが、例えば自動入力を選択することにより、自動再生情報の一部を自動的に入力することができる。
【0054】
即ち、フイルムプレーヤ100は、磁気記録再生装置182によってフイルム114の磁気記録層114Bに記録された磁気情報を読み取ることができるが、ここで読み取られる磁気情報のうち、プリントフォーマット、撮影日時、写し込まれる画像の天地左右、主要被写体の大きさ、1画面内における主要被写体の位置等を示す磁気情報は、撮影時にカメラ内蔵の磁気ヘッドによって磁気記録される。
【0055】
従って、フイルムプレーヤ100は、撮影時にカメラによって記録された磁気情報を読み取ることにより、次表に示す自動再生情報を自動的に設定することができる。
尚、表1における撮影日時とタイトル情報、サウンド情報との関係は、予めフイルムプレーヤ100内のメモリに記憶されているものとする。
【0056】
このように、カメラによって予め記録した磁気情報に基づいて自動再生効果を高めるための各種の自動再生情報を自動的に設定することができ、これらの情報を自動再生情報の一部として使用することができる。
ところで、フイルムプレーヤ100は、光学データ読取装置180によってフイルム114のコマ領域以外に光学的に記録されたプリントフォーマット等を読み取ることができる。従って、この読み取った光学情報に基づいて上記と同様に自動再生情報を自動設定することもできる。また、光学情報としては、カメラによって記録される光学情報に限らず、フイルムカートリッジの出荷時に予めフイルムのコマ画像領域以外に記録された光学情報も含む。この光学情報としては、例えばパノラマ撮影専用のレンズ付きフイルムなどに予めセットされているフイルムカートリッジ内のフイルムに光学的に記録されているパノラマ撮影を示すプリントフォーマットが該当する。
【0057】
また、表1に示した自動再生効果を高めるための自動再生情報は、カメラによって記録された磁気情報に限らず、フイルムプレーヤなどによって撮影後に記録された撮影日時、主要被写体の大きさ、主要被写体位置、プリントフォーマット等の磁気情報を、自動再生効果を高めるための自動再生情報として用いるようにしてもよい。
【0058】
上記のようにして1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的に再生するための自動再生情報が自動的に設定され、あるいはマニュアル操作で入力され、図4のステップ203において自動再生が選択されると、先ず、プリント指示に対応したインデックス画像の表示等を行う(ステップ245)。
即ち、図11のフローチャートに示すように、第1のプリスキャンを実行し((ステップ300)、これによりフイルムからプリント指示された各コマのプリント枚数を含む磁気情報を読み込み、プリント指示された各コマのプリント枚数等を記憶する(ステップ302、304)。続いて、第2のプリスキャンを実行し(ステップ306)、1本のフイルムの各コマの画像情報を読み込む(ステップ308)。尚、第1、第2のプリスキャンについては、図5等で説明したため、ここではその説明は省略する。
【0059】
次に、各コマのプリント枚数(n)が、n=0か否かを判別し(ステップ310)、n>0の場合には、図12に示すようにそのコマのコマ画像とともにコマ番号をインデックス画像の所定位置に表示し(ステップ312)、更にそのコマのプリント枚数をコマ画像とともに表示し(ステップ314)、ステップ316に移行する。一方、ステップ310において、n=0の場合には、そのコマのコマ画像等の表示は行わずに、ステップ316に移行する。
【0060】
ステップ316では、対象コマが最終コマか否かを判別し(ステップ316)、最終コマでない場合には、次のコマ番号のコマを対象コマとしてステップ310に戻り、上記と同様の処理を繰り返し実行する。
そして、ステップ316で対象コマが最終コマであると判別されると、プリント枚数の総数を算出し、その総数を所定位置に表示する。
【0061】
これにより、図9に示すようなプリント枚数の指定がされたフイルムの場合には、図12に示すようにプリント指定されていないコマ画像の表示が削除され、プリント指定されたコマ画像のみが表示される。このようなインデックス画像の表示は、例えばフイルムプレーヤによってプリント指定したフイルムをDPE店に持っていき、そのDPE店でプリント指定したコマや枚数等を確認する場合に好適である。
【0062】
図13はプリント指示に対応したインデックス画像の他の表示を行う場合のフローチャートである。尚、図11と共通するステップには同一の符号を付し、その説明は省略する。
図11のフローチャートと図13のフローチャートとを比較すると、図13のフローチャートでは、ステップ310でプリント枚数が、n=0の場合に、ステップ315の処理を行ったのち、ステップ316に移行するする点で相違する。
【0063】
このステップ315では、図14に示すようにプリント指定されていないコマ画像のコマ番号の表示を点線で表示させ、プリント指定されたコマ画像と区別できるようにしている。尚、プリント指定されたコマ画像とプリント指定されていないコマ画像とを識別可能に表示する方法は、上記実施の形態に限らず、例えばコマ番号の字体を異ならせて表示する方法、コマ番号の色や輝度を変える方法、コマ画像の色を変える方法(プリント指定されていないコマ画像はモノクロ表示)、コマ画像の輝度を変える方法(プリント指定されていないコマ画像の輝度を小さくする方法)等が考えられる。
【0064】
次に、上記インデックス画像が表示されたのち、プリント指示に対応したコマ画像の自動再生が選択されると、1本のフイルム内の複数のフイルム画像のうち、プリント指定されたコマ画像のみを1コマずつ順次自動的に再生する(図4のステップ246)。このとき、図15に示すように例えば右上にコマ番号を表示し、左下にそのコマ画像のプリント枚数/プリント総数を表示する。
【0065】
次に、前述した自動再生情報に基づいて1本のフイルム内の複数のフイルム画像を順次自動的に再生する場合について説明する。
この場合、図16のフローチャートに示すように第1のプリスキャンで読み取り、CPU160内のRAM160A(図3参照)に別々に記憶されている光学情報と磁気情報とを比較する(ステップ400)。そして、光学情報と磁気情報とが一致する場合には、RAM160Aに記憶されている光学情報に基づいて自動再生を行う(ステップ402)。尚、この場合には、光学情報と磁気情報とが一致しているため、RAM160Aに記憶されている磁気情報に基づいて自動再生を行ってもよい。
【0066】
一方、光学情報と磁気情報とが一致しない場合(いずれか一方の情報が欠落している場合も含む)には、光学情報及び磁気情報のうちいずれか一方を選択するモード選択手段(図示せず)の選択操作に基づいて、光学情報が選択されているか否かを判別する(ステップ404)。そして、光学情報が選択されている場合には、更に光学情報を磁気情報として取り込むことを指示する取込指示手段(図示せず)の操作に基づいて、光学情報を磁気情報として取り込むか否かを判別する(ステップ406)。
【0067】
ここで、光学情報を磁気情報として取り込まないと判別されると、ステップ402に移行し、光学情報に基づいて自動再生を行う。一方、光学情報を磁気情報として取り込むと判別されると、光学情報を磁気情報としてRAM160Aに記憶させる(ステップ408)。例えば、光学情報がパノラマを示すプリントフォーマットで、磁気情報がハイビジョンを示すプリントフォーマットの場合には、磁気情報をパノラマを示すプリントフォーマットに書き換え、また、光学情報に対応する情報が磁気情報にない場合には、その光学情報を磁気情報としてRAM160Aに追記する。その後、RAM160Aに記憶された磁気情報に基づいて自動再生を行う(ステップ414)。
【0068】
また、ステップ404において、光学情報が選択されていない場合には、光学情報を無効化する無効指示手段(図示せず)の操作に基づいて、光学情報を無効化するか否かを判別する(ステップ410)。そして、光学情報の無効化が指示されている場合には、光学情報を自動再生情報として無効にする磁気情報をRAM160Aに記憶させる(ステップ412)。その後、磁気情報に基づいて自動再生を行う(ステップ414)。一方、光学情報の無効化が指示されていない場合には、ステップ414に移行し、磁気情報に基づいて自動再生を行う。
【0069】
このようにして磁気情報又は光学情報に基づく自動再生が終了すると、図4に示すようにフイルム巻戻し時に、RAM160Aに記憶された磁気情報がフイルム114の磁気記録層114Bに再び記録され(ステップ247)、巻戻し終了後フイルムカートリッジ110が取り出される(ステップ248)。このように、一旦自動再生情報がフイルムの磁気記録層に記録されると、その後は、プリスキャン時に自動再生情報を読み取ることにより、その自動再生情報に応じた自動再生が可能となる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るフイルム画像自動再生方法によれば、撮影時にカメラによってフイルムに記録された磁気情報や光学情報、あるいはメーカー出荷時にフイルムに記録された光学情報を自動再生情報の一部として使用するようにしたため、自動再生情報の入力の手間を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフイルム画像自動再生方法が適用されるフイルムプレーヤを含むシステム全体の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムプレーヤに適用されるフイルムカートリッジの一例を示す図である。
【図3】図3は図1に示したフイルムプレーヤの内部構成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図4は図1に示したフイルムプレーヤの作用を説明するために用いたフローチャートである。
【図5】図5は図1に示したフイルムプレーヤにおいて搬送されるフイルムの搬送シーケンスの一例を示す図である。
【図6】図6(A)乃至(D)は図1に示したフイルムプレーヤにおけるCCDバッファ、表示バッファにおける記憶領域及びモニタTVの表示画面を示す図である。
【図7】図7はインデックス画像を用いたスキップ設定を説明するために用いた図である。
【図8】図8はインデックス画像を用いたコマの縦横設定を説明するために用いた図である。
【図9】図9はインデックス画像を用いた各コマのプリント枚数の設定を説明するために用いた図である。
【図10】図10は1コマ再生メニュー設定モード時のモニタ画面の一例を示す図である。
【図11】図11はプリント指示に対応したインデックス画像を表示するための処理手順を示すフローチャートである。
【図12】図12は図11のフローチャートに示す処理によって作成されたインデックス画像を示す図である。
【図13】図13はプリント指示に対応した他のインデックス画像を表示するための処理手順を示すフローチャートである。
【図14】図14は図13のフローチャートに示す処理によって作成されたインデックス画像を示す図である。
【図15】図15はプリント指示に対応したコマ画像の自動再生時のモニタ画面を示す図である。
【図16】図16は光学情報又は磁気情報に基づいて自動再生する際の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…フイルムプレーヤ
109…モニタTV
110…フイルムカートリッジ
114…写真フイルム
114A…パーフォレーション
114B…磁気記録層
120…キーパッド
130…光源
135…撮影レンズ
142…CCDラインセンサ
151…第1信号処理回路
152…第2信号処理回路
153…第3信号処理回路
154…メモリ制御回路
160…中央処理装置(CPU)
170…フイルム駆動メカ
180…光学データ読取装置
182…磁気記録再生装置
M1…CCDバッファ
M2…表示バッファ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic film image reproduction method, and more particularly to an automatic film image reproduction method for automatically and sequentially reproducing a plurality of film images in one film on a monitor TV.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the screen aspect ratio (print format), zoom magnification, trimming information, etc. are recorded on the magnetic recording layer of the photographic film during or after shooting, and the magnetic information recorded on the magnetic recording layer is a condition for creating the photographic print. Methods used for setting have been proposed (Japanese Patent Laid-Open Nos. 4-223454 and 5-19359). Methods have been proposed that are used for setting conditions when creating a photographic print (JP-A-4-223454, JP-A-5-19359). In addition, a method has been proposed in which optical information indicating a print format or the like is recorded at a time other than the frame image area of the film at the time of photographing, and this optical information is used for setting conditions when creating a photo print.
[0003]
Further, a film player that captures a developed still photographic film with an image sensor such as a CCD, converts the image of the photographic film into an image signal, outputs the image signal to a monitor TV, and displays the film image is disclosed in WO90 / 04301 etc. It is known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, an automatic reproduction method in which a film player automatically reproduces a plurality of film images in one film sequentially on a monitor TV is conceivable. In this case, the user automatically and sequentially reproduces a plurality of film images. Therefore, there is a problem that it takes time to input automatic reproduction information for reproduction.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide an automatic film image reproduction method capable of automatically automatically reproducing a plurality of film images in one film on a monitor TV and simplifying input of automatic reproduction information. Is to provide.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an automatic reproduction information for feeding a developed photographic film to an image reading section to read a film image and automatically reproducing a plurality of film images in the film sequentially. The film image automatic reproduction method for displaying the read film image on a monitor TV based on the information read on the film by the camera at the time of shooting or the information recorded on the film at the time of shipment from the manufacturer. The information is used as a part of the automatic reproduction information. Also, at least one of magnetic information indicating the shooting date / time, the size of the main subject, the position of the main subject, and the print format is recorded on the magnetic recording layer of the film, and the magnetic information is automatically reproduced to enhance the automatic reproduction effect. It is used as information. Thereby, it is possible to simplify the trouble of inputting automatic reproduction information for enhancing the automatic reproduction effect.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of a film image automatic reproduction method according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a schematic configuration of an entire system including a film player to which a film image automatic reproduction method according to the present invention is applied. As shown in the figure, the
[0013]
A
[0014]
As shown in FIG. 2, the
[0015]
A camera using the
[0016]
FIG. 3 is a block diagram showing an embodiment of the internal configuration of the
[0017]
For example, the
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The signal charge read from the
[0021]
The first
[0022]
The second
The
[0023]
Luminance signal Y and chroma signal C read from display buffer M2 by
[0024]
The
[0025]
The optical data reader 180 includes a first optical sensor 180A that optically detects the
[0026]
The magnetic recording / reproducing apparatus 182 includes a
[0027]
Next, the operation of the
First, when the
[0028]
When film loading is completed, first and second pre-scans of the
[0029]
Next, processing based on image data captured at the time of the first pre-scan will be described.
The
[0030]
Next, a second pre-scan of the
[0031]
Further, the
[0032]
Since the image data of each frame is adjusted based on the AE / AWB data and the like, good image data can be captured regardless of the shooting conditions of each frame.
The image data of each frame adjusted in this way, that is, the luminance signal Y and the chroma signal C output from the second
[0033]
The display buffer M2 has a storage capacity for storing 512 × 1024 pixel data as shown in FIG. 6B. However, in the case of storing image data indicating the index image, one frame of pixels. Is enlarged to 73 × 128 and image data for 5 × 4 (= 20) frames is stored. When the index image is displayed on the
[0034]
In the CCD buffer M1, as shown in FIG. 6A, the image data of each frame is sequentially stored from the upper left storage area toward the right side in the reading order of the image data of each frame at the time of scanning. When the frames are stored, they are sequentially stored from the storage area down one row toward the right again. Then, when 5 lines (4 × 5 = 20 frames) are stored, they are stored in the storage area for the adjacent 20 frames in the same manner.
[0035]
Even during the storage operation to the CCD buffer M1, the stored contents of the CCD buffer M1 are transferred to the display buffer M2.
Since only 20 frames of image data can be stored in the display buffer M2 at a time, when the 21st frame of image data is input to the CCD buffer M1, the index image is scrolled upward to the display buffer M2. The image data is rewritten and read out. For example, when image data for the 21st frame is input to the CCD buffer M1, the image data in the storage area for one row of
[0036]
By the way, the
When an index image is created as described above and the index image is displayed on the
[0037]
By the way, the automatic reproduction information includes, for example, the following information.
<Information that enhances the auto-play effect>
・ Vertical / horizontal information of frame: Information to set the playback screen upright on the monitor.
-Character information: Character information for each frame and character information about the entire film
・ Shooting date / time: Shooting date / time information for each frame
Playback frame frame information: Information that specifies the range to be played on the monitor from the entire frame
-Color correction information: Information set manually, brightness, hue, color density, contrast, sharpness setting information for each frame-Close-up information: zoom magnification information and zoom center position information
Automatic zooming information: Information including zoom start magnification, zoom end magnification and zooming time
-Screen switching information: Information that specifies the screen switching method between frames, information indicating immediate switching, scroll-in / out, fade-in / out, overlap, wipe-in / out, and switching time information (in seconds)
-Movement information within the screen: Movement information (pan and tilt information) for scanning within the screen of one frame, and information on the movement time (in seconds)
-Screen display time information: Total display time of each frame (in seconds)
-Audio information during playback: Specifying the music type during automatic playback (specified for each frame or for the entire film)
-Character display designation information: Designation information such as displaying only the title, displaying only the date and time, displaying both, or not displaying at the time of automatic playback, and display color and display position information
<Others>
Automatic color correction information: Color correction information that is automatically set during pre-scanning, and the AE / AWB data described above
<Information on automatic playback control>
-Playback start frame number information: Start frame number information during automatic playback
-Playback end frame number information: End frame number information during automatic playback
-Next frame number information: Frame number information to be displayed next during automatic playback
-Unreproduced frame designation information: Frame number not reproduced during automatic reproduction, or designation information on whether or not to make each frame
Each of the above information can be input in an on-screen interactive manner while operating the
[0038]
That is, as shown in FIG. 1, the
As shown in FIG. 7, the
[0039]
To select the menu, use the “UP” and “DOWN”
[0040]
Now, as shown in FIG. 7, when the cursor is moved to “SKPS” and the “Execute”
In this skip setting menu, for example, when setting the frame with
[0041]
Next, a case where the frame is switched between vertical and horizontal (vertical and horizontal) will be described.
In this case, as shown in FIG. 8, the cursor is moved to “ROTS” and the “Execute”
When the vertical / horizontal setting menu is selected, the frame number of the frame to be edited is blinked as shown in FIG. 8, and an arrow ↑ indicating the top / bottom direction is displayed in the image of the frame. When the “UP” key 125 is pressed from this state, the direction of the arrow rotates 90 degrees clockwise every time one push is performed, and when the “DOWN” key 126 is pressed, the direction of the arrow is 90 times every time one push is performed. Rotate counterclockwise by degrees. In this way, when the “Execute”
[0042]
Next, a case where the number of prints for each frame is set will be described.
In this case, as shown in FIG. 9, the cursor is moved to “PSET” and the “Execute”
When the print number setting menu is selected, the frame number of the frame to be edited is blinked as shown in FIG. 9, and the number of prints is displayed in the image of that frame. As for the number of prints, 0 is displayed in advance in the image of the frame. When the “UP” key 125 is pressed from this state, the number increases by 1 every time one push is performed, and “DOWN” is displayed. When the key 126 is pressed, the number decreases by one for each one-push. When the “Execute”
[0043]
Also, print formats such as high definition, panorama, and normal corresponding to the aspect ratio of the image can be designated for each frame. In this case, if the aspect ratio of the frame of the index image is changed according to the format designation, it is possible to visually recognize which format is designated on the index image.
Further, it is possible to specify a frame switching method when switching the display from one frame to the next. For example, when switching the display from one frame to the next, in addition to the frame switching method for switching the display screen instantaneously, the frame switching method for switching by scrolling the screen, the frame switching method for switching by fade-out / fade-in, etc. Can be performed while viewing the index image.
[0044]
After editing while viewing the index image as described above, when the cursor is moved to “END” and the “Execute”
When the editing by the index image is completed, it is subsequently selected in step 206 (FIG. 4) whether or not to edit each frame. This selection can also be made by operating the
[0045]
Next, a case where editing is performed for each frame will be described.
In this case, first, the display frame number is set to 1 (step 208), and then the
[0046]
At the time of capturing the image data, the
[0047]
The image data for one frame captured in the CCD buffer M1 as described above is transferred to the display buffer M2, and the stored contents of the display buffer M2 are repeatedly read, so that one frame image is displayed on the
[0048]
The selection of the menu is performed by moving the cursor to the position of the menu to be executed using the “UP” and “DOWN”
Now, when the cursor is moved to “ZOOM” and the “Execute”
[0049]
In the electronic zoom, it is possible to perform zooming in a range of 0.5 to 1.5 times, for example. Then, when the magnification by the electronic zoom is 1.5 and further zoom-in is instructed by the “UP” key 125, the low-speed main scan is performed. In this case, the
[0050]
Furthermore, a title to be displayed over the frame image can be input using the keypad 120 (
[0051]
After editing the display frame as described above, when the cursor is moved to “END” and the “Execute”
[0052]
When the editing of the display frame is completed (step 234), the
[0053]
On the other hand, if editing using the display frame is not executed in
By the way, although the automatic reproduction information is input using the
[0054]
That is, the
[0055]
Therefore, the
It is assumed that the relationship between the shooting date and time, title information, and sound information in Table 1 is stored in advance in the memory in the
[0056]
In this way, various automatic reproduction information for enhancing the automatic reproduction effect can be automatically set based on the magnetic information recorded in advance by the camera, and these information can be used as a part of the automatic reproduction information. Can do.
By the way, the
[0057]
The automatic playback information for enhancing the automatic playback effect shown in Table 1 is not limited to the magnetic information recorded by the camera, but the shooting date and time recorded after shooting by the film player, the size of the main subject, the main subject, etc. Magnetic information such as position and print format may be used as automatic reproduction information for enhancing the automatic reproduction effect.
[0058]
As described above, automatic reproduction information for automatically reproducing a plurality of film images in one film is automatically set or inputted manually, and automatic reproduction is performed in
That is, as shown in the flowchart of FIG. 11, the first pre-scan is executed ((step 300), thereby reading the magnetic information including the number of prints of each frame instructed to be printed from the film. The number of prints of the frames is stored (
[0059]
Next, it is determined whether or not the number of prints (n) of each frame is n = 0 (step 310). If n> 0, the frame number is displayed together with the frame image of that frame as shown in FIG. The index image is displayed at a predetermined position (step 312), the number of prints of the frame is displayed together with the frame image (step 314), and the process proceeds to step 316. On the other hand, when n = 0 in
[0060]
In
If it is determined in
[0061]
As a result, in the case of a film in which the number of prints is designated as shown in FIG. 9, the display of the frame image not designated for printing is deleted as shown in FIG. 12, and only the frame image designated for printing is displayed. Is done. Such an index image display is suitable when, for example, a film designated for printing by a film player is brought to a DPE store and the frame or number of prints designated at the DPE store is confirmed.
[0062]
FIG. 13 is a flowchart for another display of the index image corresponding to the print instruction. Steps common to those in FIG. 11 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
Comparing the flowchart in FIG. 11 with the flowchart in FIG. 13, in the flowchart in FIG. 13, when the number of prints is n = 0 in
[0063]
In
[0064]
Next, when the automatic reproduction of the frame image corresponding to the print instruction is selected after the index image is displayed, only the frame image designated to be printed is selected from among the plurality of film images in one film. Each frame is automatically and sequentially reproduced (
[0065]
Next, a description will be given of a case where a plurality of film images in one film are automatically reproduced sequentially based on the above-described automatic reproduction information.
In this case, as shown in the flowchart of FIG. 16, the optical information and the magnetic information which are read by the first pre-scan and stored separately in the
[0066]
On the other hand, when the optical information and the magnetic information do not match (including the case where either one of the information is missing), mode selection means (not shown) for selecting either the optical information or the magnetic information. ) To determine whether or not optical information has been selected (step 404). If optical information is selected, whether or not optical information is to be captured as magnetic information based on an operation of a capture instruction means (not shown) for instructing further capture of optical information as magnetic information Is discriminated (step 406).
[0067]
If it is determined that the optical information is not captured as magnetic information, the process proceeds to step 402, and automatic reproduction is performed based on the optical information. On the other hand, if it is determined that the optical information is taken in as magnetic information, the optical information is stored in the
[0068]
In
[0069]
When the automatic reproduction based on the magnetic information or the optical information is thus completed, the magnetic information stored in the
[0070]
【The invention's effect】
As described above, according to the film image automatic reproduction method of the present invention, the magnetic information and optical information recorded on the film by the camera at the time of shooting, or the optical information recorded on the film at the time of shipment from the manufacturer are used as the automatic reproduction information. Since it is used as a part, it is possible to simplify the trouble of inputting automatic reproduction information..
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a schematic configuration of an entire system including a film player to which a film image automatic reproduction method according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a view showing an example of a film cartridge applied to the film player shown in FIG.
FIG. 3 is a block diagram showing an embodiment of the internal configuration of the film player shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a flowchart used to explain the operation of the film player shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a diagram showing an example of a film transport sequence transported by the film player shown in FIG. 1;
6A to 6D are diagrams showing a CCD buffer, a storage area in the display buffer, and a display screen of the monitor TV in the film player shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 7 is a diagram used for explaining skip setting using an index image.
FIG. 8 is a diagram used for explaining frame vertical / horizontal setting using an index image;
FIG. 9 is a diagram used for explaining the setting of the number of prints of each frame using an index image.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a monitor screen in a single-frame playback menu setting mode.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a processing procedure for displaying an index image corresponding to a print instruction.
12 is a diagram showing an index image created by the process shown in the flowchart of FIG.
FIG. 13 is a flowchart illustrating a processing procedure for displaying another index image corresponding to a print instruction.
14 is a diagram showing an index image created by the processing shown in the flowchart of FIG.
FIG. 15 is a diagram showing a monitor screen at the time of automatic reproduction of a frame image corresponding to a print instruction.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure for automatic reproduction based on optical information or magnetic information.
[Explanation of symbols]
100 ... Film player
109 ... Monitor TV
110 ... Film cartridge
114 ... Photo film
114A ... perforation
114B ... Magnetic recording layer
120 ... Keypad
130: Light source
135 ... Photography lens
142 ... CCD line sensor
151. First signal processing circuit
152 ... Second signal processing circuit
153. Third signal processing circuit
154 ... Memory control circuit
160 ... Central processing unit (CPU)
170: Film drive mechanism
180 ... Optical data reader
182 ... Magnetic recording / reproducing apparatus
M1 ... CCD buffer
M2 ... Display buffer
Claims (9)
前記フイルムのメーカー出荷時に該フイルムのコマ画像領域以外に記録された光学情報を読み取り、この読み取った光学情報を前記自動再生情報の一部として使用することを特徴とするフイルム画像自動再生方法。The developed photographic film is fed to an image reading unit to read the film image, and the read film image is monitored on the basis of automatic reproduction information for automatically and sequentially reproducing a plurality of film images in the film. A film image automatic playback method to be displayed on a screen,
A method for automatically reproducing a film image, comprising: reading optical information recorded outside the frame image area of the film at the time of shipment from the manufacturer of the film, and using the read optical information as part of the automatic reproduction information.
前記磁気記録層に主要被写体の大きさ、及び主要被写体位置を示す磁気情報のうち少なくとも1つを記録し、該磁気情報を自動再生効果を高めるための自動再生情報として使用することを特徴とするフイルム画像自動再生方法。A developed photographic film having a magnetic recording layer is fed to an image reading section to read a film image, and the reading is performed based on automatic reproduction information for automatically reproducing a plurality of film images in the film sequentially. A film image automatic reproduction method for displaying a film image on a monitor TV,
At least one of magnetic information indicating the size of the main subject and the position of the main subject is recorded on the magnetic recording layer, and the magnetic information is used as automatic reproduction information for enhancing an automatic reproduction effect. Automatic film image playback method.
前記磁気記録層に撮影日時を記録し、
自動再生時に前記撮影日時を示す磁気情報からコマ画像間の撮影日時の間隔を検出し、
撮影日時の間隔が所定の日にち以上離れているコマ画像間の再生時における画面の切替えを、他のコマ画像間の画面の切替えと変えるようにしたことを特徴とするフイルム画像自動再生方法。A developed photographic film having a magnetic recording layer is fed to an image reading section to read a film image, and the reading is performed based on automatic reproduction information for automatically reproducing a plurality of film images in the film sequentially. A film image automatic reproduction method for displaying a film image on a monitor TV,
Record the shooting date and time on the magnetic recording layer,
Detecting the shooting date interval between frame images from the magnetic information indicating the shooting date and time during automatic playback,
A method for automatically reproducing film images, characterized in that screen switching during playback between frame images whose shooting date and time intervals are separated by a predetermined date or more is changed to screen switching between other frame images.
祝日、行事、結婚記念日及び誕生日等の特定の日にちに対応してタイトル情報及び/又はサウンド情報が予め記憶されており、
前記磁気記録層に撮影日時を記録し、
自動再生時に前記撮影日時を示す磁気情報から前記特定の日にちが検出されると、該特定の日にちに対応するタイトル情報及び/又はサウンド情報を読み出し、コマ画像とともにタイトル及び/又は音楽を自動再生するようにしたことを特徴とするフイルム画像自動再生方法。A developed photographic film having a magnetic recording layer is fed to an image reading section to read a film image, and the reading is performed based on automatic reproduction information for automatically reproducing a plurality of film images in the film sequentially. A film image automatic reproduction method for displaying a film image on a monitor TV,
Title information and / or sound information is stored in advance corresponding to a specific date such as a holiday, event, wedding anniversary or birthday,
Record the shooting date and time on the magnetic recording layer,
When the specific date is detected from the magnetic information indicating the shooting date and time during automatic reproduction, the title information and / or sound information corresponding to the specific date is read, and the title and / or music is automatically reproduced together with the frame image. A method for automatically reproducing a film image, characterized in that
撮影時にカメラによって前記フイルムのコマ画像領域以外に記録されたパノラマ撮影等のプリントフォーマットを示す光学情報を読み取り、
この読み取った光学情報からパノラマ画像を示すコマ画像を検出し、該パノラマ画像を示すコマ画像の再生時には、コマ画像の全体を表示したのち拡大し、パン/チルトさせることを特徴とするフイルム画像自動再生方法。The developed photographic film is fed to an image reading unit to read the film image, and the read film image is monitored on the basis of automatic reproduction information for automatically and sequentially reproducing a plurality of film images in the film. A film image automatic playback method to be displayed on a screen,
Read optical information indicating a print format such as panoramic shooting recorded outside the frame image area of the film by the camera at the time of shooting,
A frame image indicating a panoramic image is detected from the read optical information, and when reproducing the frame image indicating the panoramic image, the entire frame image is displayed and then enlarged and panned / tilted. Playback method.
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