JP3630960B2 - Image forming apparatus - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、特には、像担持体上の静電潜像を2成分現像剤で現像する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に従来の画像形成装置の一例の断面図を示す。
【0003】
同図において、まず、原稿台10上に原稿Gを複写すべき面を下側にしてセットする。次にコピーボタンを押すことにより複写が開始される。原稿照射用ランプ、短焦点レンズアレイ、CCDセンサーが一体に構成されたユニット9が原稿を照射しながら走査することにより、その照明走査光の原稿面反射光が、短焦点レンズアレイによって結像されてCCDセンサーに入射される。
【0004】
CCDセンサーは受光部、転送部、出力部より構成されており、CCD受光部において光信号が電荷信号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。このようにして得られたアナログ信号を周知の画像処理を行なってデジタル信号に変換してプリンター部に送る。
【0005】
プリンター部においては、上記の画像信号を受けて以下のようにして静電潜像を形成する。感光ドラム1は、中心支軸を中心に所定の周速度で矢印方向に回転駆動され、その回転過程にて帯電器3により約−650Vになるように一様な帯電処理を受け、その一様帯電された表面上を画像信号に対応してON、OFF発光される固体レーザー素子の光を高速で回転する回転多面鏡によって走査することにより、感光ドラム1面には原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0006】
ここで現像工程について説明する。一般的に現像方法は、非磁性トナーについては、ブレード等でスリーブ上にコーティングし、磁性トナーについては、磁気力によってコーティングして搬送し、感光ドラムに対して非接触状態で現像する2つの方法(1成分非接触現像)と、上記のようにしてコーティングしたトナーを感光ドラムに対して磁性キャリアを混合したものを現像剤として用いて磁気力によって搬送し、感光ドラムに対して接触状態で現像する方法(2成分接触現像)と上記の2成分現像剤を非接触状態にして現像する方法(2成分非接触現像)の4種類に大別される。
【0007】
上記の4つの現像方法のなかで、高解像度でかつ中間調が得易いことからトナー粒子と磁性キャリアを混合したものを現像剤として用い、感光ドラムに対して接触状態で現像する2成分接触現像法を用いている。
【0008】
この場合、キャリアとしては過帯電防止、現像電極効果から体積抵抗率10〜1010Ωcmのものを用い、更に、現像電界に交番電界を用い現像効率、画像品位を向上させている。
【0009】
また、近年環境意識の高まりとともにコロナ放電を用いない帯電方法として直接帯電部材が使用されるようになってきた。特に注入帯電方式が感光体を帯電する際に放電量が極めて少ない方式で非常に優れている。注入帯電方式とは、感光体表面材質の持つトラップ電位に注入帯電部材で電荷を注入して帯電を行なうもの、あるいは、感光体表面に導電性粒子を分散させた電荷注入層を設け、この導電性粒子に対して注入帯電部材で電荷を充電して帯電を行なうものである。
【0010】
この注入帯電は注入帯電部材に印加するバイアスに交番電圧を重畳すると帯電効率が良化し、接触帯電部材の長寿命化を達成し得ることがわかっている。又、重畳する交番電界としては、ピークtoピーク電圧、即ちVppが500V以上、特には700V以上、周波数が、300〜5000Hz、好ましくは500〜2000Hzのものが好適である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように注入帯電と交番現像電界を用いる2成分接触現像を採用した装置では、画像にかぶりや濃度低下が発生するという問題が生じた。
【0012】
そこで、本発明者らは、上記のかぶりならびに画像濃度の低下が発生する現象について様々な検討を行なった結果、これらの現象は、感光ドラムに対して、現像時に磁性キャリアから電荷が注入され静電潜像の電位が変わってしまうことにより発生することが判明した。
【0013】
詳述すると、体積抵抗率が、1010Ω・cm以下、体積平均粒径が略100μm以下、好ましくは15〜50μmのフェライト等の磁性粒子をマグネットを内包した帯電用スリーブに対し、帯電用スリーブ表面の単位面積(1cm)あたり100mg以上、ただし、上述磁性粒子の比重が5.0であるとき、即ち、100mg/cm以上のコート状態で担持し、感光ドラムに対し、前記帯電用スリーブを略500μmの間隔を保って摺擦しながら、帯電させた目標電位に略等しい直流電圧にVpp=500V以上、好ましくは700V以上で、周波数V=300〜5000Hz、好ましくは500〜2000Hzの交番電圧を重畳したバイアスを印加することによって感光ドラムを帯電することができるような装置では、体積抵抗率が、10〜1010Ω・cm程度の磁性キャリアを用い感光体に、これらの磁性キャリアを直接接触させて現像を行なう2成分接触現像においても、注入帯電と同様の電荷注入現象が発生する場合があることがわかった。
【0014】
又、これは、現像時に現像スリーブ−感光ドラム間に発生する、最大電界強度Εmax−De={−1000+(−500)}/500×10−6=−3.0×10〔V/m〕
が、注入帯電時に注入帯電用スリーブ−感光ドラム間に発生する最大電界強度Εmax−ch={−350+(−650)}/500×10−6=−2.0×10〔V/m〕
よりも大きくなってしまっていることも原因の1つと考えられる。
【0015】
従って注入帯電用の感光ドラムに体積抵抗率が10〜1010Ω・cm程度の磁性キャリアを有する2成分現像剤にVppが500V以上、周波数が2000Hz程度の交番電界を重畳して反転現像を行なおうとすると、現像部において現像用の磁性キャリアが感光ドラムに対して電荷注入が行なわれるため、白地部(感光ドラムに一様帯電した後、露光しなかった部分)、黒字部(感光ドラムに一様帯電した後、露光した部分)共に、その電位が現像スリーブに印加している電圧のDC成分に収束するようになる。このため、白地部と現像スリーブの電位差が減少し、かぶりが発生するとともに、黒字部と現像スリーブの電位差も減少することから画像濃度が低下してしまうことを見出した。
【0016】
上述の従来例の説明においては、現像方式としては反転現像方式についてのみ説明したが、このような問題は反転現像方式特有のものではなく、正規現像方式を用いた場合に同様に発生することも本発明者等の研究により判明した。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明は、注入帯電可能な像担持体と、振動成分を有する電圧が印加され感光体を注入帯電する注入帯電部材と、トナーとキャリアを有する2成分現像剤を現像剤担持体に担持して像担持体に接触させ、且つ、交番する現像電界下で現像を行なう現像手段と、を有する現像装置において、
前記キャリアの体積抵抗率は10〜1010Ωcmで、現像電界は交番部と休止部が繰り返してなり、
前記休止部の時間は交番周期の1〜5倍であり、
前記休止部の前記現像剤担持体の電位の絶対値は、前記像担持体の画像部の電位の絶対値より大きく、非画像部の電位の絶対値より小さいことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施例の画像形成装置の断面図である。
【0019】
尚、図6に示した装置と同一部材には同一番号を符して説明は省略する。
【0020】
図7は、前記の装置においてレーザー光を走査するレーザー走査部100の概略構成を示すものである。このレーザー走査部100によりレーザー光を走査する場合には、まず入力された画像信号に基づき発光信号発生器101により、固体レーザー素子102を所定タイミングで明滅させる。そして固体レーザー素子102から放射されたレーザー光は、コリメーターレンズ系103により略平行な光束に変換され、更に矢印B方向に回転する回転多面鏡104により矢印C方向に走査されると共にfθレンズ群105a、105b、105cにより感光ドラム1等の被走査面106にスポット状に結像される。このようなレーザー光の走査により被走査面106上には画像一走査分の露光分布が形成され、更に各走査毎に被走査面106を前記走査方向とは垂直に所定量だけスクロールさせれば、被走査面106上に画像信号に応じた露光分布が得られる。
【0021】
現像装置4は、図8に示すように現像剤容器16を備え、この現像剤容器16の内部は隔壁17によって現像室(第1室)R1と撹拌室(第2室)R2とに区画され、トナー貯蔵室R3内には補給用トナー(非磁性トナー)18が収容されている。なお、トナー貯蔵室R3の底部には補給口20が設けられ、消費されたトナーに見合った量の補給用トナー18が補給口20を経て撹拌室R2内に落下補給される。
【0022】
これに対し現像室R1及び撹拌室R2内には現像剤19が収容されている。現像剤19は、前述したように非磁性トナーと磁性粒子(キャリア)とを有する2成分現像剤である。なお、混合比は重量比で非磁性トナーが約4〜10%である。非磁性トナーは約5〜15μmの体積平均粒径を有する。また、磁性粒子は樹脂コーティングされたフェライト粒子(最大磁化60emu/g)からなり、その重量平均粒径は25〜60μmであり、その抵抗値は10 〜1010Ω・cmの値を示す。また、磁性粒子の透磁率は約5.0である。
【0023】
現像剤容器16の感光ドラム1に近接する部位には開口部が設けられ、該開口部から現像スリーブ11が外部に半周分突出し、現像剤容器16内に回転可能に組込まれている。現像スリーブ11の外径寸法は32mmであり、その周速は280mm/secで、図中矢印の方向に回転される。現像スリーブ11は感光ドラム1との間隔が500μmになるように配置されている。現像スリーブ11は非磁性体からなり、その内部には磁界発生手段である磁石12が固定されている。
【0024】
磁石12は現像磁極S1とその下流に位置する磁極N3と現像剤を搬送するための磁極N2、S2、N1とを有する。磁石12は現像磁極S1が感光ドラム1に対向するように現像スリーブ11内に配置されている。現像磁極S1は、現像スリーブ11と感光ドラム1との間の現像部の近傍に磁界を形成し、該磁界によって磁気ブラシが形成される。
【0025】
現像スリーブ11の上方にはブレード15が現像スリーブ11と800μmの間隔をおいて現像剤容器16に固定され、現像スリーブ11上の現像剤19の層厚を規制する。ブレード15はアルミニウム、SUS316などの非磁性材料からなる。
【0026】
現像室R1内には搬送スクリュー13が収容されている。搬送スクリュー13は図中の矢印が示す方向に回転され、該搬送スクリュー13の回転駆動によって現像室R1内の現像剤19は現像スリーブ11の長手方向に向けて搬送される。
【0027】
貯蔵室R2内には搬送スクリュー14が収容されている。搬送スクリュー14はその回転によってトナーを現像スリーブ11の長手方向に沿って搬送し、そのトナーは補給口20から撹拌室R2内に自由落下する。
【0028】
現像スリーブ11は磁極N2近傍の位置で現像剤を担持し、現像スリーブ11の回転に伴い現像剤19が現像部に向けて搬送される。現像剤19が現像部近傍に到達すると現像剤19の磁性粒子が磁極S1の磁気力で連なりながら現像スリーブ11から立ち上がり、現像剤19の磁気ブラシが形成される。 図3に帯電器3を示す。
【0029】
尚、注入帯電とは、帯電部材から被帯電部材へ直接電荷注入を行ないながら帯電する方式で、帯電部材に印加したバイアスとほぼ1:1で立ち上がる表面電位が、被帯電部材表面に得られる。
【0030】
下図にも示すように従来のローラー帯電等の接触帯電では、放電による被帯電部材への帯電であるため、帯電部材に印加したバイアスと、被帯電部材表面に表れる表面電位との間に差分が生じる。(通常約600V)
【0031】
これに対し、注入帯電では、図からもわかるように帯電部材に印加したバイアスと、被帯電部材表面に表れる電位の差は、前述のようにほぼOVか、200V以下、特に好ましくは100V以下である。
【0032】
帯電器3は容器34の中に、固定されたマグネット32を内包したスリーブ31に注入帯電用の帯電用磁性粒子35を規制部材33でコーティングし、感光体1との接触部において感光体1の移動方向とは逆方向にスリーブ31が移動するように接触摺擦しながら、スリーブ31を回転させる。又、スリーブ31と感光体1との距離は略500μmとなるよう構成した。
【0033】
ところで帯電用磁性粒子35は、
・樹脂とマグネタイト等の磁性粉体を混練して粒子に成型したもの、もしくはこれに抵抗値調節のために導電カーボン等を混ぜたもの、
・焼結したマグネタイト、フェライト、もしくはこれらを還元または酸化処理して抵抗値を調節したもの、
・上記の磁性粒子を抵抗調整したコート材(フェノール樹脂にカーボンを分散したもの等)でコートまたはNi等の金属でメッキ処理して抵抗値を適当な値にしたもの、等が考えられる。
【0034】
これら帯電用磁性粒子35の抵抗値としては、高すぎると感光体に電荷が均一に注入できず、微小な帯電不良によるカブリ画像となってしまう。低すぎると感光体表面にピンホールがあったとき、ピンホールに電流が集中して帯電電圧が降下し、感光体表面を帯電することができず、帯電ニップ状の帯電不良となる。よって磁性粒子の抵抗値としては、1×10 〜1×1010Ωのものが、好ましくは、感光ドラムにピンホールのようなものが存在することを考慮すると1×10 Ω以上が望ましい。帯電磁性粒子の抵抗値は、電圧が印加できる金属セル(低面積228mm )に帯電磁性粒子を2g入れた後加重し、電圧を100V印加して測定した。
【0035】
帯電用磁性粒子の磁気特性としては、ドラムへの帯電用磁性粒子付着を防止するために磁気拘束力を高くする方がよく、飽和磁化が100(emu/cm )以上が望ましい。
【0036】
実際に、本実施例で用いた帯電用磁性粒子は、平均粒径が30μmで、抵抗値が1×10 Ω、飽和磁化が200(emu/cm )であった。
【0037】
帯電用スリーブ31に対してバイアス−650VにVpp=700V,V=1000HzのSin波からなる交番電界を重畳したバイアスを印加することによって、感光体1は一様に−650Vに帯電する。あとは従来例で説明したような工程で画像を形成する。従って、帯電時に帯電用スリーブ31と感光体1間で、発生する最大電界強度は、{−350+(−650)}/500×10−6=−2.0×10−6〔V/m〕である。
【0038】
帯電器3はコロナ帯電器を用いてもよいが、注入帯電方式は感光体を帯電する際に放電量が極めて少ない方式で感光体表面の状態を放電生成物等による汚染を押さえる、非常に優れた方式である。
【0039】
次に、本実施例における感光ドラムについて説明する。
【0040】
・感光ドラムAについて
φ30mmのアルミニウム製のドラム基体に第1層として下引き層が設けられ、露光の反射によるモアレの発生を防止するための厚さ20μmの導電層とされている。第2層は正電荷注入防止層であり、ドラム基体から注入された正電荷が感光体表面に帯電された負電荷を打ち消すのを防止する役割を果たし、アミラン樹脂とメトキシメチル化ナイロンによって体積抵抗率10 Ω・cm程度に抵抗調整された厚さ約0.1μmの中抵抗層である。第3層は電荷発生層であり、ジスアゾ系の顔料を樹脂分散した厚さ約0.3μmの層で、露光によって正負の電荷対を発生する。第4層は電荷輸送層であり、ポリカーボネイト樹脂にヒドラゾンを分散したもので、p型の半導体である。第5層はポリカーボネイト樹脂に表面抵抗率を落とすためにSnO 等の低抵抗粒子を樹脂3重量部に対し、5重量部分散した2μmの表面層である。その表面層の体積抵抗率は1013Ω・cmである。表面抵抗率をこのようにコントロールすることにより直接帯電性が向上し高品位な画像を得ることができる。感光体はOPCに限らずa−Siドラムでも実現でき、さらに高耐久化を実現できる。
【0041】
この第4層は、画像形成時に感光ドラムに与えられるマイナス電荷に対しては、体積抵抗率に換算して1016Ω・cm以上の絶縁性を示す。従って、本発明の特徴の1つである第5層とは、電気物性的に違いがありその関係は体積抵抗率で見ると第4層>第5層の関係になる。
【0042】
ここで表面層の体積抵抗率は、金属の電極を200μmの間隔で配し、その間に表面層の調合液を流入して成膜させ、電極間に電圧を100V印加して測定した値である。測定は温度23℃、湿度50%RHの条件下で測定した値である。
【0043】
次に、本発明の最も特徴たる部分について説明する。本発明者等は、注入帯電用の像担持体、特には、表面層の体積抵抗率が10〜1014Ω・cm程度に調整された像担持体である感光ドラム、及び体積抵抗率が10〜1010Ω・cm程度の2成分現像剤を用いた現像装置を備えた画像形成装置において、現像時に白地部と現像スリーブの電位差が減少してかぶりが発生すると共に、黒字部と現像スリーブの電位差も減少して画像濃度が低下するといった問題を解消できるような現像バイアスを見出した。
【0044】
即ち、本発明者等の検討によれば、現像スリーブに印加する現像バイアスを、交番電界部と、交番電界を印加した時間の合計時間の略1〜5倍の時間、DC成分だけからなる直流電界部が、交互に含まれるようなバイアスとすることにより上述のような問題を回避できることが判明した。
【0045】
例えば、現像スリーブ11と感光ドラム1との間に図1に示す波形の現像バイアスを印加することにより、かぶりや画像濃度の低下を発生することなく、がさつきのない良好な画像形成が行なえるようになった。
【0046】
ここで、図1を用いて、本発明による現像バイアスの特徴を説明する。
【0047】
引き戻し電圧VをT時間印加した後、現像電圧VをT時間印加し、更に非画像部のかぶりとりを考慮したDCバイアスに相当する電圧、即ちブランク電圧V=1/2・(V+V)をT時間印加する。このVの値については、(V+V)の1/2だけではなくVとVの間の値であれば同様の効果を得ることができる。
【0048】
このとき、これらのバイアスの印加時間は、前述したように現像用キャリアにより、感光ドラムへの注入現象を防止し、勝つがさつきのない良好な画像を得るために下記のように設定した。
【0049】
(T+T)≦T≦5・(T+T) (秒)
【0050】
ここで、図9を用いて現像バイアスにおける交番電界部の時間的割合P、即ち、P=(T+T)/(T+T+T)と、現像ニップ通過後の感光体電位の関係について説明する。
【0051】
図9において、横軸に現像バイアスにおける交番電界部の時間的割合Pをとり、縦軸に現像ニップ通過後の感光体電位をとった。
【0052】
交番電界部の時間的割合Pを0〜1の間で、ふったところ、Pの値が、0.5を超えたあたりから、感光体電位におけるV部:非画像部電位で、例えば、−650Vに、注入帯電部材で、感光体に帯電を施した部分、又、V部:V部に露光を与えて、高濃度画像部に相当する電位で、例えば、−200Vに調整された部分が、それぞれ現像バイアスにおけるVとVの平均値図9においては−500Vに収束していくことが判明した。
【0053】
図9の結果からもわかるように、現像バイアスの交番電界部に直流電圧のみからなる休止(ブランク)電圧部を設けること、特に、現像ニップ中で、実際の現像が行なわれている総時間に対し、1/2以上とることにより、現像用の磁性キャリアから感光ドラムに対して電荷注入がほとんど行なわれなくなり、その結果、かぶりや画像濃度の低下の発生を防止することが可能となった。
【0054】
これはブランク部はDC電圧であるため電荷注入が起こりにくく、交番部で電荷注入しようとする動きをブランク部で阻止する効果があるためと考えられる。
【0055】
尚、ブランク部の電圧の絶対値を非画像部電位Vの絶対値と画像部電位Vの絶対値の間とすることで、画像部と非画像部との電位差が小さくなり、電荷注入防止効果は高い。
【0056】
又、現像バイアスにおいて、このように交番電界を印加した時間の合計時間の略1倍〜5倍の時間、DC成分だけからなるバイアスを印加することの、現像特性に与える影響について考察すると、5倍以下とすることで、交番電界を印加することにより現像スリーブ上のトナーに対する揺さぶり効果が十分に得られるようになっている上に、1倍以上であることで、現像用キャリアから離れたトナーが、逆電界が、印加されることにより現像スリーブ側に引き戻される前に、感光ドラムに付着するに十分な時間が与えられることとなり、ハイライト部のがさつき防止効果が発揮できるようになったことも見てとることができる。
【0057】
尚、図1に示した現像バイアスの他にも、図4に示すように、バイアス電圧を2組としたもの、図5に示すように、バイアス電圧を3組としたもの、即ち、バイアス電圧を複数組としたものでも上記と同様の作用効果を得ることができることが判明した。
【0058】
次に、図2に示すような実施形態の画像形成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評価を行なった。
【0059】
・現像条件
現像スリーブ11は感光体1との距離を略500μmに設定し、図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。つまり、図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=1.0×10−4
=1.0×10−4
=2.0×10−4
とした。従って、現像時に、現像スリーブ11と感光体1間で発生する最大電界強度は(−1500)/500×10〔V/m〕であり、帯電時に帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0060】
かぶり濃度の評価基準は下記の表1の通りである。
【0061】
【表1】

Figure 0003630960
【0062】
尚、かぶりは、以下の方法により求めた。TOKYO DENSHOKU CO.,LTDの濃度計TC−6DSにより転写紙上のかぶり部と画像形成前の転写紙のそれぞれの反射濃度を求め、下記の式、
かぶり濃度(%)=(転写紙上のかぶり部の反射濃度)−(転写紙の反射濃度)で求めた。
【0063】
また、画像濃度についてはX−lite社製の濃度計941型を用いて転写紙上画像の反射濃度を測定した。
【0064】
上記の現像条件にて画像形成を行なったところ、かぶりがなく、即ち表1の評価基準でレベルB、画像濃度も1.4以上得られ、ハイライト部のがさつきのない良好な画像が得られた。
【0065】
実施例2
実施例2においては、図2に示す実施形態の画像形成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像濃度の評価を行なった。
【0066】
・現像条件
現像スリーブ11は、前述実施例1と同じく、感光体1との距離を500μmに設定し、図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=8.0×10−5
=8.0×10−5
=8.0×10−4
とした。従って、本実施例においても、前述実施例1と同じく、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0067】
以上の現像条件にて画像形成を行なったところ、かぶりが殆ど無く、即ち表1の評価基準でレベルB、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のがさつきのない良好な画像が得られた。
【0068】
実施例3
実施例3においては、図2に示す実施形態の画像形成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で、画像形成を行ない、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評価を行なった。
【0069】
・現像条件
現像スリーブ11は、前述実施例1、2と同じく、感光体1との距離を500μmに設定し、図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図2の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=8.0×10−5
=8.0×10−5
=1.6×10−4
とした。従って、本実施例においても、前述実施例1、2と同じく、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が、帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0070】
以上の現像条件にて画像形成を行なったところ、かぶりが殆ど無く、即ち表1の評価基準でレベルA、画像濃度も1.6以上得られ、ハイライト部のがさつきのない良好な画像が得られた。
【0071】
実施例4
実施例4においては、感光ドラムBを下記の構成とした。即ち、上記の感光ドラムAの製造で形成した第5層の表面層に代えて、第5層目にポリカーボネイト樹脂に表面抵抗を落とすためにSnO 等の低抵抗粒子を樹脂2重量部に対し、5重量部分散した2μmの表面層を有した感光体を用いている。表面抵抗は10 Ωcmである。
【0072】
次に、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評価を行なった。
【0073】
・現像条件
現像スリーブ11は、前述実施例1、2、3と同じく感光体1との距離を500μmに設定し図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=1.0×10−4
=1.0×10−4
=2.0×10−4
とした。従って、本実施例においても、前述実施例1、2、3と同じく、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が、帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0074】
以上の現像条件にて画像形成を行なったところ、かぶりが若干あった、即ち表1の評価基準でレベルC、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のがらつきのない良好な画像が得られた。
【0075】
実施例5
実施例5においては、実施例4の感光ドラムBを用いて、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評価を行なった。
【0076】
・現像条件
現像スリーブ11は、は、前述実施例1、2、3、4と同じく、感光体1との距離を500μmに設定し図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V、
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=8.0×10−5
=8.0×10−5
=8.0×10−4
とした。従って、本実施例においても、前述実施例1、2、3、4と同じく、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0077】
以上の現像条件にて画像形成を行なったところ、かぶりが若干あった、即ち表1の評価基準でレベルC、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のがらつきのない良好な画像が得られた。
【0078】
比較例1
上記実施例との比較例1として、図2に示す実施形態の画像形成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像濃度の評価を行なった。
【0079】
・現像条件
現像スリーブ11は、感光体1との距離を500μmに設定し図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V、
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V
の条件で、T 、T 、T は、
=2.5×10−4
=2.5×10−4
=0 秒
とした。従って、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0080】
以上の条件にて画像形成を行なったところ、かぶりがあり、即ち、表1の評価基準でレベルD、画像濃度は1.0しか得られず、ハイライト部はややがさつきのある低品位な画像しか得られなかった。
【0081】
実施例6
上記実施例との比較例2として、図2に示す実施形態の画像形成装置に上述の感光体Bを用いて、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像濃度の評価を行なった。
【0082】
・現像条件
現像スリーブ11は、感光体1との距離を500μmに設定し図示しない電源から図1に示したような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、
非画像部表面電位V =−650V、
高濃度画像部表面電位V =−200V、
引き戻し電圧V =+500V、
現像電圧V =−1500V、
ブランク電圧V =−500V、
の条件で、T 、T 、T は、
=1.0×10−4
=1.0×10−4
=1.1×10−3
とした。従って、現像スリーブ11と感光体1間に発生する最大電界強度が帯電用スリーブ31と感光体1間で発生する最大電界強度よりも大きくなっている。
【0083】
以上の条件にて画像形成を行なったところ、かぶりはほとんどなかった、即ち、表1の評価基準でレベルAであったが、画像濃度は0.8で、ハイライト部はややがさつきがあった。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したとおり本発明によれば、注入帯電方式で、且つ、かぶりや濃度低下を発生することなく2成分接触現像を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った現像バイアス電圧の波形を示す波形図である。
【図2】本発明が具現化される画像形成装置を示す概略構成図である。
【図3】図2の画像形成装置の帯電器を示す構成図である。
【図4】本発明に従った他の現像バイアス電圧の波形を示す波形図である。
【図5】本発明に従った更に他の現像バイアス電圧の波形を示す波形図である。
【図6】従来の画像形成装置の一例を示す構成図である。
【図7】図2の画像形成装置の露光装置を示す構成図である。
【図8】図2の画像形成装置の現像装置を示す構成図である。
【図9】現像バイアスにおける交番電界部の比率と、感光体表面電位の関係を示す図である。
【図10】注入帯電の説明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体)
3 帯電装置(接触帯電部材)
4 現像装置
11 現像スリーブ(現像剤担持体)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine and a printer, and more particularly to an image forming apparatus that develops an electrostatic latent image on an image carrier with a two-component developer.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 shows a sectional view of an example of a conventional image forming apparatus.
[0003]
In the figure, first, the original G is set on the original table 10 with the surface to be copied facing down. Next, the copy is started by pressing the copy button. The unit 9 integrally configured with the document irradiation lamp, the short focus lens array, and the CCD sensor scans while irradiating the document, so that the original surface reflected light of the illumination scanning light is imaged by the short focus lens array. Is incident on the CCD sensor.
[0004]
The CCD sensor is composed of a light receiving unit, a transfer unit, and an output unit. In the CCD light receiving unit, an optical signal is converted into a charge signal, and is sequentially transferred to the output unit in synchronization with a clock pulse. The signal is converted into a voltage signal, amplified and reduced in impedance and output. The analog signal obtained in this way is subjected to known image processing, converted into a digital signal, and sent to the printer unit.
[0005]
The printer unit receives the image signal and forms an electrostatic latent image as follows. The photosensitive drum 1 is rotationally driven in a direction indicated by an arrow at a predetermined peripheral speed around a central support shaft, and is subjected to a uniform charging process by the charger 3 so as to be about −650 V during the rotation process. By scanning the surface of the charged surface with a rotating polygon mirror that rotates at high speed on the surface of the solid-state laser element that emits light ON or OFF corresponding to the image signal, the surface of the photosensitive drum 1 is electrostatically compatible with the original image. Latent images are formed sequentially.
[0006]
Here, the developing process will be described. Generally, there are two development methods: non-magnetic toner is coated on a sleeve with a blade or the like, and magnetic toner is coated and conveyed by magnetic force, and developed in a non-contact state with respect to the photosensitive drum. (One-component non-contact development) and the toner coated as described above mixed with a magnetic carrier to the photosensitive drum as a developer, conveyed by magnetic force, and developed in contact with the photosensitive drum There are roughly divided into four types: a method of developing (two-component contact development) and a method of developing the two-component developer in a non-contact state (two-component non-contact development).
[0007]
Among the above four development methods, two-component contact development in which toner particles and a magnetic carrier are mixed and used as a developer and developed in contact with a photosensitive drum because high resolution and halftone are easily obtained. The law is used.
[0008]
In this case, the carrier has a volume resistivity of 10 due to the prevention of overcharge and the development electrode effect6-1010A Ωcm type is used, and an alternating electric field is used as a developing electric field to improve development efficiency and image quality.
[0009]
In recent years, with increasing environmental awareness, direct charging members have been used as a charging method that does not use corona discharge. In particular, the injection charging method is very excellent in a method in which the amount of discharge is extremely small when charging the photoreceptor. The injection charging method is a method in which a charge is injected by injecting charge with an injection charging member to the trapping potential of the surface material of the photoconductor, or a charge injection layer in which conductive particles are dispersed on the surface of the photoconductor. The charged particles are charged by charging with an injection charging member.
[0010]
In this injection charging, it is known that when an alternating voltage is superimposed on the bias applied to the injection charging member, the charging efficiency is improved and the life of the contact charging member can be extended. As the alternating electric field to be superimposed, a peak-to-peak voltage, that is, Vpp of 500 V or more, particularly 700 V or more, and a frequency of 300 to 5000 Hz, preferably 500 to 2000 Hz is suitable.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such an apparatus that employs two-component contact development using injection charging and an alternating development electric field, there has been a problem that fog or density reduction occurs in the image.
[0012]
In view of the above, the present inventors have conducted various studies on the phenomenon in which the above-described fogging and the decrease in image density occur, and as a result, these phenomena are statically injected into the photosensitive drum from the magnetic carrier during development. It has been found that this occurs when the potential of the electrostatic latent image changes.
[0013]
More specifically, the volume resistivity is 1010The unit area of the charging sleeve surface (1 cm) with respect to the charging sleeve enclosing a magnet with magnetic particles such as ferrite of Ω · cm or less and a volume average particle size of approximately 100 μm or less, preferably 15 to 50 μm.2) 100 mg or more, provided that the specific gravity of the magnetic particles is 5.0, that is, 100 mg / cm.2The bearing is carried in the above coating state, and the charging sleeve is rubbed against the photosensitive drum at an interval of about 500 μm while maintaining a DC voltage substantially equal to the charged target potential, Vpp = 500 V or more, preferably 700 V or more. And frequency Vf= 300 to 5000 Hz, preferably in an apparatus capable of charging the photosensitive drum by applying a bias superimposed with an alternating voltage of 500 to 2000 Hz, the volume resistivity is 106-1010It has been found that even in two-component contact development in which development is performed by directly contacting these magnetic carriers with a photoreceptor using a magnetic carrier of about Ω · cm, a charge injection phenomenon similar to injection charging may occur. .
[0014]
This is also the maximum electric field strength generated between the developing sleeve and the photosensitive drum during development.max-De= {-1000 + (-500)} / 500 × 10-6= -3.0 × 106[V / m]
Is the maximum electric field strength generated between the charging sleeve and the photosensitive drum during injection charging.max-ch= {− 350 + (− 650)} / 500 × 10-6= −2.0 × 106[V / m]
One of the causes is considered to be larger than the above.
[0015]
Therefore, the volume resistivity of the photosensitive drum for injection charging is 106-1010When a two-component developer having a magnetic carrier of about Ω · cm is superimposed with an alternating electric field of Vpp of 500 V or higher and a frequency of about 2000 Hz to perform reversal development, the magnetic carrier for development is applied to the photosensitive drum in the developing unit. Since charge injection is performed, the potential of both the white background portion (the portion where the photosensitive drum is uniformly charged and not exposed) and the black portion (the portion where the photosensitive drum is uniformly charged and then exposed) are developed. It converges to the DC component of the voltage applied to the sleeve. For this reason, it has been found that the potential difference between the white background portion and the developing sleeve decreases, fogging occurs, and the potential difference between the black portion and the developing sleeve also decreases, resulting in a decrease in image density.
[0016]
In the above description of the conventional example, only the reversal development method has been described as the development method. However, such a problem is not unique to the reversal development method, and may occur in the same manner when the regular development method is used. It became clear by research of the present inventors.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above-mentioned problems is a two-component developer comprising an image carrier capable of injection charging, an injection charging member for injection charging a voltage having a vibration component, and a toner and a carrier.On the developer carrier.A developing device that is in contact with the image carrier and performs development under an alternating developing electric field;
SaidThe volume resistivity of the carrier is 106-1010Ωcm, the development electric field is repeated between the alternating part and the rest part.The
The pause time is 1 to 5 times the alternating period,
The absolute value of the potential of the developer carrying member in the rest portion is larger than the absolute value of the potential of the image portion of the image carrier and smaller than the absolute value of the potential of the non-image portion.It is characterized by this.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 2 is a sectional view of the image forming apparatus according to the embodiment of the present invention.
[0019]
Note that the same members as those in the apparatus shown in FIG.
[0020]
FIG. 7 shows a schematic configuration of a laser scanning unit 100 that scans laser light in the above-described apparatus. When laser light is scanned by the laser scanning unit 100, the solid-state laser element 102 is first blinked at a predetermined timing by the light emission signal generator 101 based on the input image signal. The laser light emitted from the solid-state laser element 102 is converted into a substantially parallel light beam by the collimator lens system 103, and further scanned in the arrow C direction by the rotating polygon mirror 104 that rotates in the arrow B direction and the fθ lens group. 105a, 105b, and 105c form a spot image on the scanning surface 106 such as the photosensitive drum 1 or the like. By scanning with such laser light, an exposure distribution for one image scan is formed on the scanned surface 106, and if the scanned surface 106 is scrolled by a predetermined amount perpendicular to the scanning direction for each scan, An exposure distribution corresponding to the image signal is obtained on the scanned surface 106.
[0021]
As shown in FIG. 8, the developing device 4 includes a developer container 16, and the interior of the developer container 16 is divided into a developing chamber (first chamber) R <b> 1 and a stirring chamber (second chamber) R <b> 2 by a partition wall 17. In the toner storage chamber R3, replenishment toner (non-magnetic toner) 18 is accommodated. A replenishing port 20 is provided at the bottom of the toner storage chamber R3, and an amount of replenishing toner 18 corresponding to the consumed toner is dropped and replenished into the stirring chamber R2 through the replenishing port 20.
[0022]
On the other hand, the developer 19 is accommodated in the developing chamber R1 and the stirring chamber R2. As described above, the developer 19 is a two-component developer having a nonmagnetic toner and magnetic particles (carrier). The mixing ratio is about 4 to 10% of non-magnetic toner by weight. The non-magnetic toner has a volume average particle size of about 5 to 15 μm. The magnetic particles are made of resin-coated ferrite particles (maximum magnetization 60 emu / g), the weight average particle diameter is 25 to 60 μm, and the resistance value is 106  -1010The value of Ω · cm is shown. The magnetic particles have a magnetic permeability of about 5.0.
[0023]
An opening is provided in a portion of the developer container 16 adjacent to the photosensitive drum 1, and the developing sleeve 11 protrudes from the opening by a half circumference to the outside and is rotatably incorporated in the developer container 16. The developing sleeve 11 has an outer diameter of 32 mm and a peripheral speed of 280 mm / sec. The developing sleeve 11 is rotated in the direction of the arrow in the figure. The developing sleeve 11 is disposed so that the distance from the photosensitive drum 1 is 500 μm. The developing sleeve 11 is made of a non-magnetic material, and a magnet 12 serving as a magnetic field generating means is fixed therein.
[0024]
The magnet 12 has a developing magnetic pole S1, a magnetic pole N3 located downstream thereof, and magnetic poles N2, S2, and N1 for conveying the developer. The magnet 12 is disposed in the developing sleeve 11 so that the developing magnetic pole S1 faces the photosensitive drum 1. The developing magnetic pole S1 forms a magnetic field in the vicinity of the developing portion between the developing sleeve 11 and the photosensitive drum 1, and a magnetic brush is formed by the magnetic field.
[0025]
Above the developing sleeve 11, a blade 15 is fixed to the developer container 16 at an interval of 800 μm from the developing sleeve 11, and regulates the layer thickness of the developer 19 on the developing sleeve 11. The blade 15 is made of a nonmagnetic material such as aluminum or SUS316.
[0026]
A conveying screw 13 is accommodated in the developing chamber R1. The conveying screw 13 is rotated in the direction indicated by the arrow in the drawing, and the developer 19 in the developing chamber R <b> 1 is conveyed in the longitudinal direction of the developing sleeve 11 by the rotational driving of the conveying screw 13.
[0027]
A conveying screw 14 is accommodated in the storage chamber R2. The conveying screw 14 conveys the toner along the longitudinal direction of the developing sleeve 11 by its rotation, and the toner freely falls into the stirring chamber R2 from the replenishing port 20.
[0028]
The developing sleeve 11 carries the developer at a position near the magnetic pole N2, and the developer 19 is conveyed toward the developing portion as the developing sleeve 11 rotates. When the developer 19 reaches the vicinity of the developing portion, the magnetic particles of the developer 19 rise from the developing sleeve 11 while being linked by the magnetic force of the magnetic pole S1, and the magnetic brush of the developer 19 is formed. FIG. 3 shows the charger 3.
[0029]
Injection charging is a method of charging while directly injecting charge from a charging member to a member to be charged, and a surface potential that rises approximately 1: 1 with a bias applied to the charging member is obtained on the surface of the member to be charged.
[0030]
As shown in the figure below, in conventional contact charging such as roller charging, the charged member is charged by discharge, so there is a difference between the bias applied to the charging member and the surface potential appearing on the charged member surface. Arise. (Normally about 600V)
[0031]
On the other hand, in injection charging, as can be seen from the figure, the difference between the bias applied to the charging member and the potential appearing on the surface of the member to be charged is approximately OV, 200 V or less, particularly preferably 100 V or less, as described above. is there.
[0032]
In the charger 34, a charging magnetic particle 35 for injection charging is coated with a regulating member 33 on a sleeve 31 containing a fixed magnet 32 in a container 34, and the photosensitive member 1 is in contact with the photosensitive member 1. The sleeve 31 is rotated while contacting and rubbing so that the sleeve 31 moves in the direction opposite to the moving direction. Further, the distance between the sleeve 31 and the photosensitive member 1 is set to be approximately 500 μm.
[0033]
By the way, the magnetic particles 35 for charging are
・ Mixed resin and magnetite or other magnetic powder and molded into particles, or mixed with conductive carbon to adjust resistance,
・ Sintered magnetite, ferrite, or those whose resistance value is adjusted by reducing or oxidizing them,
A coating material (such as a phenol resin in which carbon is dispersed) having a resistance adjusted to the above magnetic particles may be coated or plated with a metal such as Ni to have an appropriate resistance value.
[0034]
If the resistance value of the charging magnetic particles 35 is too high, the charge cannot be uniformly injected into the photoreceptor, and a fogged image due to a minute charging failure is generated. If it is too low, when there is a pinhole on the surface of the photoconductor, current concentrates in the pinhole and the charging voltage drops, and the surface of the photoconductor cannot be charged, resulting in a charging failure in a charging nip shape. Therefore, the resistance value of the magnetic particles is 1 × 102  ~ 1x1010Ω is preferably 1 × 10 in consideration of the existence of a pinhole or the like on the photosensitive drum.6  Ω or higher is desirable. The resistance value of the charged magnetic particles is a metal cell to which a voltage can be applied (low area 228 mm).2  ), 2 g of charged magnetic particles were added, weighted, and a voltage of 100 V was applied for measurement.
[0035]
As the magnetic characteristics of the magnetic particles for charging, it is better to increase the magnetic binding force in order to prevent the magnetic particles for charging from adhering to the drum, and the saturation magnetization is 100 (emu / cm).3  The above is desirable.
[0036]
Actually, the magnetic particles for charging used in this example had an average particle size of 30 μm and a resistance value of 1 × 10.6  Ω, saturation magnetization 200 (emu / cm3  )Met.
[0037]
Bias to the charging sleeve 31 at −650 Vpp= 700V, VfBy applying a bias on which an alternating electric field composed of a sine wave of 1000 Hz is applied, the photosensitive member 1 is uniformly charged to −650V. After that, an image is formed by the process described in the conventional example. Therefore, the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1 during charging is {−350 + (− 650)} / 500 × 10.-6= −2.0 × 10-6[V / m].
[0038]
The charging device 3 may be a corona charger, but the injection charging method is very excellent in that the amount of discharge is extremely small when charging the photosensitive member, and the surface state of the photosensitive member is suppressed from being contaminated by discharge products. Method.
[0039]
Next, the photosensitive drum in this embodiment will be described.
[0040]
・ About photosensitive drum A
A subbing layer is provided as a first layer on a drum base made of aluminum having a diameter of 30 mm, and is a conductive layer having a thickness of 20 μm for preventing the occurrence of moire due to reflection of exposure. The second layer is a positive charge injection preventing layer, which serves to prevent the positive charge injected from the drum substrate from canceling the negative charge charged on the surface of the photosensitive member, and has a volume resistance by amylan resin and methoxymethylated nylon. Rate 106  It is a medium resistance layer having a thickness of about 0.1 μm adjusted to a resistance of about Ω · cm. The third layer is a charge generation layer, which is a layer having a thickness of about 0.3 μm in which a disazo pigment is dispersed in a resin, and generates positive and negative charge pairs upon exposure. The fourth layer is a charge transport layer, in which hydrazone is dispersed in a polycarbonate resin, and is a p-type semiconductor. The fifth layer is SnO to reduce the surface resistivity of the polycarbonate resin.2  A surface layer of 2 μm in which 5 parts by weight of low resistance particles such as 5 parts by weight are dispersed with respect to 3 parts by weight of the resin. The volume resistivity of the surface layer is 1013Ω · cm. By controlling the surface resistivity in this way, the direct chargeability is improved and a high-quality image can be obtained. The photoreceptor is not limited to OPC but can be realized by an a-Si drum, and further high durability can be realized.
[0041]
This fourth layer is 10% in terms of volume resistivity against the negative charge given to the photosensitive drum during image formation.16Insulating property of Ω · cm or more. Accordingly, the fifth layer which is one of the features of the present invention is different in electrical properties, and the relationship is the relationship of the fourth layer> the fifth layer in terms of volume resistivity.
[0042]
Here, the volume resistivity of the surface layer is a value measured by arranging metal electrodes at intervals of 200 μm, injecting the surface layer preparation liquid between them to form a film, and applying a voltage of 100 V between the electrodes. . The measurement is a value measured under conditions of a temperature of 23 ° C. and a humidity of 50% RH.
[0043]
Next, the most characteristic part of the present invention will be described. The present inventors have developed an image carrier for injection charging, in particular, the volume resistivity of the surface layer is 109-1014A photosensitive drum which is an image carrier adjusted to about Ω · cm, and a volume resistivity of 106-1010In an image forming apparatus equipped with a developing device using a two-component developer of about Ω · cm, the potential difference between the white background portion and the developing sleeve decreases during development, and fogging occurs, and the potential difference between the black portion and the developing sleeve also decreases. As a result, the inventors have found a developing bias that can solve the problem of a decrease in image density.
[0044]
That is, according to the study by the present inventors, the developing bias applied to the developing sleeve is a direct current consisting of only the DC component for approximately 1 to 5 times the total time of the alternating electric field portion and the time for applying the alternating electric field. It has been found that the above-described problems can be avoided by setting the bias so that the boundary portions are alternately included.
[0045]
For example, by applying a developing bias having the waveform shown in FIG. 1 between the developing sleeve 11 and the photosensitive drum 1, good image formation without shading can be performed without causing fogging or a decrease in image density. It became so.
[0046]
Here, the characteristics of the developing bias according to the present invention will be described with reference to FIG.
[0047]
Pull-back voltage V1T1Development voltage V after applying for a while2T2A voltage corresponding to a DC bias in consideration of fogging of a non-image area, ie, a blank voltage V3= 1/2 ・ (V1+ V2) T3Apply for hours. This V3For the value of (V1+ V2) Not only 1/2 but V1And V2The same effect can be obtained if the value is between.
[0048]
At this time, the application time of these biases was set as follows in order to prevent the injection phenomenon to the photosensitive drum by the developing carrier as described above, and to obtain a good image with no win.
[0049]
(T1+ T2) ≦ T3≦ 5 ・ (T1+ T2(Seconds)
[0050]
Here, using FIG. 9, the time ratio P of the alternating electric field portion in the developing bias, that is, P = (T1+ T2) / (T1+ T2+ T3) And the photoreceptor potential after passing through the developing nip will be described.
[0051]
In FIG. 9, the horizontal axis represents the time ratio P of the alternating electric field portion in the developing bias, and the vertical axis represents the photoreceptor potential after passing through the developing nip.
[0052]
When the time ratio P of the alternating electric field portion is set between 0 and 1, when the value of P exceeds 0.5, V at the photoreceptor potential is obtained.DPart: non-image part potential, for example, -650V, charged charging member, the charged part of the photosensitive member, VLPart: VDA portion adjusted to −200 V, for example, at a potential corresponding to a high-density image portion by exposing the portion to a high-density image portion,1And V2The average value of FIG. 9 was found to converge to −500V.
[0053]
As can be seen from the results of FIG. 9, it is necessary to provide a resting (blank) voltage portion consisting only of DC voltage in the alternating electric field portion of the developing bias, particularly in the total time during which actual development is performed in the developing nip. On the other hand, by setting it to 1/2 or more, almost no charge is injected from the developing magnetic carrier to the photosensitive drum, and as a result, it is possible to prevent the occurrence of fogging and a decrease in image density.
[0054]
This is presumably because the blank portion has a DC voltage, so that charge injection is unlikely to occur, and the blank portion has the effect of blocking the movement to inject charge at the alternating portion.
[0055]
Note that the absolute value of the voltage in the blank portion is the non-image portion potential V.DAbsolute value and image portion potential VLBy setting the difference between the absolute values, the potential difference between the image portion and the non-image portion is reduced, and the charge injection preventing effect is high.
[0056]
Further, in the development bias, the influence on the development characteristics of applying a bias consisting of only the DC component for a time approximately 1 to 5 times the total time of applying the alternating electric field in this way is 5 5 By making the voltage less than double, a sufficient shaking effect on the toner on the developing sleeve can be obtained by applying an alternating electric field, and in addition, the toner separated from the developing carrier by being more than 1 time However, before the reverse electric field is applied to the developing sleeve, it is given sufficient time to adhere to the photosensitive drum, and the highlight portion can be prevented from being scratched. You can also see that.
[0057]
In addition to the developing bias shown in FIG. 1, two bias voltages are used as shown in FIG. 4, and three bias voltages are used as shown in FIG. It has been found that the same effects as described above can be obtained even with a plurality of sets.
[0058]
Next, using the above-described photoreceptor A in the image forming apparatus of the embodiment as shown in FIG. 2, image formation was performed under the following development conditions, and the fog on the transfer paper and the image density were evaluated.
[0059]
・ Development conditions
The developing sleeve 11 was set to a distance of about 500 μm from the photosensitive member 1 and applied with a DC voltage and an AC voltage having a waveform as shown in FIG. The charging polarity of the toner was negative. That is, in the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 1.0 × 10-4  Second
T2  = 1.0 × 10-4  Second
T3  = 2.0 × 10-4  Second
It was. Accordingly, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 during development is (−1500) / 500 × 10.6[V / m], which is larger than the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1 during charging.
[0060]
The evaluation standard of the fog density is as shown in Table 1 below.
[0061]
[Table 1]
Figure 0003630960
[0062]
The fog was determined by the following method. TOKYO DENSHOKU CO. , LTD, the reflection density of each of the fogging portion on the transfer paper and the transfer paper before the image formation is obtained by a density meter TC-6DS of LTD,
Fog density (%) = (reflection density of fog part on transfer paper) − (reflection density of transfer paper).
[0063]
As for the image density, the reflection density of the image on the transfer paper was measured using a densitometer type 941 manufactured by X-lite.
[0064]
When the image was formed under the above development conditions, there was no fog, that is, a level B and an image density of 1.4 or more were obtained according to the evaluation criteria shown in Table 1, and a good image with no highlight area was obtained. It was.
[0065]
Example 2
In Example 2, image formation was performed under the following development conditions using the above-described photoreceptor A in the image forming apparatus of the embodiment shown in FIG. 2, and the fog on the transfer paper and the image density were evaluated.
[0066]
・ Development conditions
As in the first embodiment, the developing sleeve 11 was set to a distance of 500 μm from the photosensitive member 1, and a DC voltage and an AC voltage having waveforms as shown in FIG. 1 were applied from a power source (not shown). The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 8.0 × 10-5  Second
T2  = 8.0 × 10-5  Second
T3  = 8.0 × 10-4  Second
It was. Accordingly, in this embodiment, as in the first embodiment, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is larger than the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1. Yes.
[0067]
When image formation was performed under the above development conditions, there was almost no fogging, that is, a level B and an image density of 1.5 or more were obtained according to the evaluation criteria in Table 1, and a good image with no highlight portion blurring was obtained. Obtained.
[0068]
Example 3
In Example 3, image formation was performed using the above-described photoreceptor A in the image forming apparatus of the embodiment shown in FIG. 2 under the following development conditions, and the fog on the transfer paper and the image density were evaluated.
[0069]
・ Development conditions
As in the first and second embodiments, the developing sleeve 11 was set to a distance of 500 μm from the photosensitive member 1, and a DC voltage and an AC voltage having waveforms as shown in FIG. 1 were applied from a power source (not shown). The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 8.0 × 10-5  Second
T2  = 8.0 × 10-5  Second
T3  = 1.6 × 10-4  Second
It was. Accordingly, in this embodiment, as in the first and second embodiments, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is larger than the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1. It is getting bigger.
[0070]
When image formation was performed under the above development conditions, there was almost no fogging, that is, a level A and an image density of 1.6 or more were obtained according to the evaluation criteria of Table 1, and a good image with no highlight portion blurring was obtained. Obtained.
[0071]
Example 4
In Example 4, the photosensitive drum B has the following configuration. That is, instead of the surface layer of the fifth layer formed in the manufacture of the photosensitive drum A, SnO is used to reduce the surface resistance of the polycarbonate resin in the fifth layer.2  A photosensitive member having a surface layer of 2 μm in which 5 parts by weight of low resistance particles such as 5 parts by weight are dispersed with respect to 2 parts by weight of resin is used. Surface resistance is 109  Ωcm.
[0072]
Next, an image was formed under the following development conditions, and the fog on the transfer paper and the image density were evaluated.
[0073]
・ Development conditions
As in the first, second, and third embodiments, the developing sleeve 11 was set to a distance of 500 .mu.m from the photosensitive member 1, and a DC voltage and an AC voltage having a waveform as shown in FIG. The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 1.0 × 10-4  Second
T2  = 1.0 × 10-4  Second
T3  = 2.0 × 10-4  Second
It was. Accordingly, in this embodiment, as in the first, second, and third embodiments, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1. Is bigger than.
[0074]
When the image was formed under the above development conditions, there was a slight fog, that is, a level C and an image density of 1.5 or more were obtained according to the evaluation criteria in Table 1, and a good image with no highlight portion blurring was obtained. Obtained.
[0075]
Example 5
In Example 5, an image was formed using the photosensitive drum B of Example 4 under the following development conditions, and the fog on the transfer paper and the image density were evaluated.
[0076]
・ Development conditions
As in the first, second, third, and fourth embodiments, the developing sleeve 11 sets the distance from the photosensitive member 1 to 500 μm and generates a DC voltage and an AC voltage having waveforms as shown in FIG. Applied. The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 8.0 × 10-5  Second
T2  = 8.0 × 10-5  Second
T3  = 8.0 × 10-4  Second
It was. Accordingly, in this embodiment, as in the first, second, third, and fourth embodiments, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is the maximum electric field generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1. It is larger than the strength.
[0077]
When the image was formed under the above development conditions, there was a slight fog, that is, a level C and an image density of 1.5 or more were obtained according to the evaluation criteria in Table 1, and a good image with no highlight portion blurring was obtained. Obtained.
[0078]
Comparative Example 1
As Comparative Example 1 with the above examples, the above-described photoreceptor A is used in the image forming apparatus of the embodiment shown in FIG. 2 to form an image under the following development conditions, and the fog on the transfer paper and the image density are evaluated. I did it.
[0079]
・ Development conditions
The developing sleeve 11 was set to a distance of 500 μm from the photosensitive member 1 and a DC voltage and an AC voltage having a waveform as shown in FIG. 1 were applied from a power source (not shown). The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 2.5 × 10-4  Second
T2  = 2.5 × 10-4  Second
T3  = 0 seconds
It was. Accordingly, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is larger than the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1.
[0080]
When image formation was performed under the above conditions, there was fogging, that is, only a level D and an image density of 1.0 were obtained according to the evaluation criteria in Table 1, and the highlight portion was somewhat low-quality with slight roughness. Only an image was obtained.
[0081]
Example 6
As Comparative Example 2 with the above example, image formation is performed under the following development conditions using the above-described photoreceptor B in the image forming apparatus of the embodiment shown in FIG. 2, and the fog on the transfer paper and the image density are evaluated. I did it.
[0082]
・ Development conditions
The developing sleeve 11 was set to a distance of 500 μm from the photosensitive member 1 and a DC voltage and an AC voltage having a waveform as shown in FIG. 1 were applied from a power source (not shown). The charging polarity of the toner was negative. In the waveform diagram of FIG.
Non-image area surface potential VD  = −650V,
High density image area surface potential VL  = -200V
Pull-back voltage V1  = + 500V,
Development voltage V2  = -1500V,
Blank voltage V3  = -500V,
T1  , T2  , T3  Is
T1  = 1.0 × 10-4  Second
T2  = 1.0 × 10-4  Second
T3  = 1.1 × 10-3  Second
It was. Accordingly, the maximum electric field strength generated between the developing sleeve 11 and the photosensitive member 1 is larger than the maximum electric field strength generated between the charging sleeve 31 and the photosensitive member 1.
[0083]
When image formation was performed under the above conditions, there was almost no fogging, that is, level A according to the evaluation criteria in Table 1, but the image density was 0.8, and the highlight portion was somewhat rough. It was.
[0084]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, two-component contact development can be performed by an injection charging method without causing fogging and density reduction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a waveform diagram showing a waveform of a developing bias voltage according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram illustrating an image forming apparatus in which the present invention is embodied.
3 is a configuration diagram illustrating a charger of the image forming apparatus in FIG. 2;
FIG. 4 is a waveform diagram showing waveforms of other development bias voltages according to the present invention.
FIG. 5 is a waveform diagram showing a waveform of still another developing bias voltage according to the present invention.
FIG. 6 is a configuration diagram illustrating an example of a conventional image forming apparatus.
7 is a block diagram showing an exposure apparatus of the image forming apparatus in FIG. 2. FIG.
8 is a configuration diagram showing a developing device of the image forming apparatus of FIG. 2;
FIG. 9 is a diagram illustrating a relationship between a ratio of an alternating electric field portion in a developing bias and a photoreceptor surface potential.
FIG. 10 is an explanatory diagram of injection charging.
[Explanation of symbols]
1 Photosensitive drum (image carrier)
3 Charging device (contact charging member)
4 Development device
11 Development sleeve (developer carrier)

Claims (5)

注入帯電可能な像担持体と、振動成分を有する電圧が印加され感光体を注入帯電する注入帯電部材と、トナーとキャリアを有する2成分現像剤を現像剤担持体に担持して像担持体に接触させ、且つ、交番する現像電界下で現像を行なう現像手段と、を有する現像装置において、
前記キャリアの体積抵抗率は10〜1010Ωcmで、現像電界は交番部と休止部が繰り返してなり、
前記休止部の時間は交番周期の1〜5倍であり、
前記休止部の前記現像剤担持体の電位の絶対値は、前記像担持体の画像部の電位の絶対値より大きく、非画像部の電位の絶対値より小さいことを特徴とする画像形成装置。
An image carrier that can be charged by injection, an injection charging member that injects and charges the photosensitive member by applying a voltage having a vibration component, and a two-component developer having toner and a carrier are carried on the developer carrier to form an image carrier. A developing device having a developing means that makes contact and develops in an alternating developing electric field;
A volume resistivity 10 6 to 10 10 [Omega] cm of the carrier, the developing electric field is Ri and the name repeatedly resting portion alternating portion,
The pause time is 1 to 5 times the alternating period,
2. An image forming apparatus according to claim 1, wherein the absolute value of the potential of the developer carrying member in the rest portion is larger than the absolute value of the potential of the image portion of the image carrier and smaller than the absolute value of the potential of the non-image portion .
前記交番部は複数回交番することを特徴とする請求項1の画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1, wherein the alternating portion alternates a plurality of times. 前記注入帯電部材は、前記像担持体と接触する磁性粒子の穂を有することを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。 3. The image forming apparatus according to claim 1 , wherein the injection charging member has magnetic particle spikes in contact with the image carrier. 現像部の最大電界強度は帯電部の最大電界強度以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。The image forming apparatus according to any one of claims 1, wherein the maximum electric field intensity in the developing unit is greater than or equal to the maximum field intensity of the charging unit 3. 前記像担持体は、感光体と、感光体上に設けられ体積抵抗率10〜1014cmの表面層を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。It said image bearing member includes a photosensitive member, an image forming apparatus according to any one of 4 to claims 1, characterized in that it has a surface layer of the provided volume resistivity 10 9 to 10 14 cm on the photoreceptor.
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