JP3568264B2 - Endoscope holding device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、患者の体腔内に挿入された内視鏡を術者に代わって保持する内視鏡保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
腹腔鏡等の内視鏡を使用した手術では、一度に複数の処置具や内視鏡を使用する場合が多い。こうした内視鏡下手術では、前記複数の医療器具が繁雑な配置状態に置かれ、なおかつ、内視鏡や処置具を手で直接に保持して作業が行なわれるため、その作業性が非常に悪いものであった。
【0003】
例えば、腹腔鏡で腹腔内の患部を観察している間は、操作者が手でその腹腔鏡を保持し続け、腹腔鏡で見る方向を変えたい場合には、同じく手でその腹腔鏡の向きを変えるようにしているが、手術時には、処置をする操作者とは別に腹腔鏡等を保持するためのスタッフが常にベッドサイドにいなければならない。すなわち、狭い手術室において多くの人数を必要とし、これが医療機器の操作性を悪化させることとなる場合があった。
【0004】
そこで、近年、患者の体腔内に挿入された内視鏡を術者に代わって保持する内視鏡保持装置が開発され、この内視鏡保持装置によって手術時における操作性の向上と手術スタッフの人数の削減を図っている。
【0005】
ところが、こうした内視鏡保持装置においても、1つの問題がある。すなわち、内視鏡保持装置に内視鏡を固定して使用する場合には、実際に内視鏡にライトガイドやTVカメラ等を設けなければならず、内視鏡に接続されるケーブル(信号ケーブルやライトガイドケーブル等)は多数に及ぶ。したがって、ケーブルのセッティング作業が繁雑になるとともに、内視鏡から延びるこれらのケーブルが内視鏡の操作性を悪化させることとなる。
【0006】
そのため、特開平6ー63003号公報では、こうした多数のケーブルを内視鏡保持装置の保持アームに内装することにより、内視鏡のセッティング作業を容易にして、前述した問題を解決しようとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば胸腔鏡観察下で行なう気胸処置等のように内視鏡を様々な向きで使用する手技においては、その観察方向によって保持アームの長さが足りなくなる場合があるため、内視鏡を内視鏡保持装置から外して単独で使用したい場合がある。
【0008】
しかしながら、特開平6ー63003号公報のように内視鏡側に接続されるケーブルが内視鏡保持装置の保持アームに内装されていると、内視鏡を内視鏡保持装置から外した際に、観察機能が経たれてしまうため、内視鏡を内視鏡保持装置から外して単独で使用しようとしても、内視鏡としての機能を果たすことができなくなる。
【0009】
また、例えば腹腔鏡下胆のう摘出術(ラパコレ)で胆のうを摘出する場合には、内視鏡をトラカール間で移動させて反対側から観察する場合がある。すなわち、内視鏡を一方のトラカールから抜出して他方のトラカールに挿入し、反対側からの観察を行なう場合がある。
【0010】
しかしながら、トラカール間の距離によっては、保持アームの長さが足りなくなる場合があり、この場合も、やはり、内視鏡側に接続されるケーブルが内視鏡保持装置の保持アームに内装されていると、内視鏡を内視鏡保持装置から外して単独で使用することができないため、所望の観察を行なえなくなる不具合がある。
【0011】
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、内視鏡側に接続されるケーブルを内装した状態でも内視鏡を一時的に分離して使用することができる内視鏡保持装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の内視鏡保持装置は、内視鏡を所望の位置に保持する保持手段と、前記保持手段の一部を構成し、内視鏡が着脱自在に取付けられる取付部と内視鏡からの光学像を光電変換する撮像素子とを備えた内視鏡側構成部と、前記保持手段の内部に配置され、前記撮像素子と電気的に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝達する信号伝送手段と、前記内視鏡側構成部と前記信号伝送手段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に分離する分離手段と、前記内視鏡側構成部の分離に伴って必要となる前記信号伝送手段の延長分を格納する格納手段とを具備している。
【0013】
【作用】
上記構成によれば、信号伝送手段を内視鏡保持装置に内装したため、内視鏡のセッティング作業が容易となる。
また、前記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に分離することができるため、内視鏡側に接続される信号伝送手段を内装した状態でも内視鏡を一時的に分離して使用することができる。
【0014】
つまり、外部に付設した映像処理装置と撮像素子との間の通信を保った状態で内視鏡側構成部を分離可能であるため、内視鏡保持装置によって移動しきれない範囲では、内視鏡側構成部を分離することで対応することができる。
【0015】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。図1は本発明の一実施例を示すものである。図示するように、本実施例の内視鏡保持装置1は、これを手術ベッドのサイドレール(図示しない)に着脱自在に接続可能な取付け部50を有している。取付け部50には、前記ベッドサイドレールに引掛けられるフック状の係合部50aと、ベッドサイドレールの取り付け面に圧接可能な取付けノブ2とが設けられている。したがって、係合部50aをベッドサイドレールに引掛けた状態で、取付けノブ2を締め付けて、ベッドサイドレールの取り付け面に取付けノブ2の先端当接面を圧接させれば、取付け部50をベッドサイドレールに固定することができるようになっている。
【0016】
取付け部50から延びる基台51上には垂直ロッド4が立設されている。この垂直ロッド4は、基台51に穿設された取付け孔5に対して挿脱自在であり、その外周面に形成された複数の環状溝6…のいずれか1つを固定ノブ7の先端と係合させることによってその高さを段階的に変えられるようになっている。この場合、固定ノブ7は、その先端が取付け孔5に対して突没自在となるように基台51に対して取り付けられている。
【0017】
また、垂直ロッド4は、固定ノブ7との係合部を環状の溝6…としたことにより、垂直な第1の回転軸O1 を中心に回動することができる。この場合、垂直ロッド4の回転力量は第3の調整ダイヤル24によって調整可能である。
【0018】
垂直ロッド4の上端部には内視鏡を保持する平行四辺形のリンク機構からなるリンクアーム部3の支持部材53が連結されている。
支持部材53には、垂直方向に延設された旋回垂直リンク10の下端部と水平方向に延設された旋回水平リンク9の一端部とがそれぞれ、第2の回転軸O2 を中心に回動可能に支持されている。また、支持部材53には第2の回転軸O2 上に第2調整ダイヤル23が設けられており、この第2調整ダイヤル23によってリンクアーム部3の作動力量を調整できるようになっている。
【0019】
また、旋回垂直リンク10の上端部には、旋回水平リンク9と平行に配置されたケーブル内蔵水平リンク13の途中部が、ドラム内蔵関節部56を介して、第2の回転軸O2 と平行な第3の回転軸O3 を中心に回動可能に支持されている。
【0020】
さらに、旋回水平リンク9の他端部とケーブル内蔵水平リンク13の一端部は、第2及び第3の回転軸O2 ,O3 と平行な第4及び第5の回転軸O4 ,O5 を中心に回動可能な関節部57,58を介して、旋回垂直リンク10と平行に配置されたケーブル内蔵垂直リンク14により互いに平行となるように接続されている。つまり、旋回水平リンク9と、旋回垂直リンク10と、ケーブル内蔵水平リンク13と、ケーブル内蔵垂直リンク14とによって、変形可能な平行四辺形のリンク機構としてのリンクアーム部3が構成されている。
【0021】
また、ケーブル内蔵水平リンク13における関節部57側の端部とは逆側の端部は、ドラム内蔵関節部56を経て外側に延出して先端アーム部15を形成している。この先端アーム部15の先端側には、湾曲部16を介して、CCD及び光学レンズ系を備えるカメラユニット17と、内視鏡取付部18とが取り付けられている。湾曲部16とカメラユニット17と内視鏡取付部18はそれぞれ内視鏡側構成部を構成しており、後述する分離部26を介して先端アーム部15から分離可能となっている。
【0022】
カメラユニット17は固定リング25を介して湾曲部16に着脱自在に取り付けられている。また、内視鏡取付部18には内視鏡71が着脱自在に取り付けられるようになっている。したがって、このような構成によれば、内視鏡71は、内視鏡取付部18に取り付けられた状態で、湾曲部16により任意方向に向きを変えることが可能である。
【0023】
先端アーム部15はその中心軸O6 を中心に回転可能であり、それに要する力量は第1の調整ダイヤル22でOリング等のバイアス手段の潰し量を加減することによって調整可能となっている。なお、前述した第2調整ダイヤル23と第3調整ダイヤル24もこれと同様な調整機構になっている。また、各調整ダイヤル22,23,24の力量調整可能幅は、アームやリンクに必要な動きに合わせて設定されている。
【0024】
また、平行四辺形リンク機構としてのリンクアーム部3には、内視鏡71側とおおよそのバランスをとるため、2つのカウンタウェイト11,12が配設されている。このうち、第1のカウンタウェイト11は、旋回水平リンク9の水平シャフト20に沿って移動可能に取り付けられている。また、第2のカウンタウェイト12は、旋回垂直リンク10と同軸で且つこの旋回垂直リンク10側とは反対側の支持部材53部位に設けられた垂直シャフト21に沿って移動可能に取り付けられている。
【0025】
内視鏡からの映像信号を伝送するためにカメラユニット17のCCDから延びる信号ケーブル37は、先端アーム部15の内部を通って、ケーブル内蔵水平リンク13の内部及びケーブル内蔵垂直リンク14の内部に導かれて、リンクアーム部3の外部に延出されている。リンクアーム部3の外部に延出された信号ケーブル37にはカメラコネクタ19が設けられている。このカメラコネクタ19は、モニタ62に接続されたTV−CCU61に対して着脱自在に接続できるようになっている。また、内視鏡71には図示しない光源装置からの照明光を伝送するライトガイド90が接続されている。
【0026】
このような構成では、内視鏡取付部18に内視鏡71を取付けるだけで、内視鏡によって得られた観察像がカメラユニット17のCCDから延びる信号ケーブル37を介して画像処理される。すなわち、信号ケーブル37を内視鏡保持装置1に内装することで、内視鏡71のセッティング作業を容易にしている。
【0027】
次に、図2を参照しつつ分離部26の構造について説明する。図2の(a)に示すように、分離部26は、筒状の外枠28と、外枠28内に回転自在に嵌入された回転リング29とによって構成されている。外枠28の外面の所定部位にはツマミ27が突設されている。また、回転リング29の外面の所定部位にはレバー30が突設されており、このレバー30は外枠28の外周面に開口されたガイド溝31を通じて外枠28の外側に突出している。したがって、このレバー30をガイド溝31に沿って移動させると、回転リング29をガイド溝31の長さの範囲で回動させることができる。
【0028】
なお、回転リング29は、図示しないバネ等の付勢手段によって、レバー30とツマミ27とが離間する方向に常時付勢されている。したがって、通常は、レバー30がツマミ27から最も離れたガイド溝31の遠位端位置(図2の(a)に示す位置)に位置している。
【0029】
また、回転リング29の端縁部には、周方向に略等しい角度間隔で3つのボール受け32…が内側に向けて突設されている。これらのボール受け32…にはそれぞれ、分離される内視鏡側構成部の被係合部(後述する円錐ブロック35)と係合可能なラッチボール33が突没自在に収容されている。ラッチボール33は、その底部33bがボール受け32内に没した際には、球状の係合部33aが回転リング29の内側に向けて突出し(図2の(b)参照)、係合部33aがボール受け32内に没した際には、その底部33bが回転リング29の外側に向けて突出する(図2の(c)参照)ような状態で、ボール受け32内に収容されている。
【0030】
一方、外枠28の端縁部には、周方向に略等しい角度間隔で3つの突起34…が内側に向けて設けられている。これらの突起34…は、外枠28の内面と滑らかに繋がる曲面部34aを有しており、回転リング29が図2の(a)の付勢位置にある時にその曲面部34aの部位がラッチボール33…の底部33bと当接するような位置に設けられている。
【0031】
したがって、このようなラッチ機構の構成では、図2の(a)に示すように回転リング29が付勢されてレバー30がツマミ27から最も離れたガイド溝31の遠位端位置に位置している場合には、図2の(b)に示すようにラッチボール33…の底部33bが突起34…の曲面部34aに当接するため、ラッチボール33…がボール受け32から内側に押し出されて係合部33aが内側に突出する。この状態では、ラッチボール33…の係合部33aをボール受け32内に押し込むことはできない。
【0032】
また、レバー30をツマミ27に向けて移動させて回転リング29を回転させると、ラッチボール33…の底部33bと突起34…の曲面部34aとの当接状態が解除されるため、図2の(c)に示すようにラッチボール33…の係合部33aをボール受け32内に押し込むことができる。
【0033】
一方、図3の(b)(c)に示すように、分離部26で分離される内視鏡側構成部には被係合部としての円錐ブロック35が設けられている。この円錐ブロック35はテーパ面36を有しており、このテーパ面36がラッチボール33…の係合部33aと係合することにより内視鏡側構成部が先端アーム部15に対して取付けられる。
【0034】
すなわち、内視鏡側構成部と先端アーム部15とが連結された図3の(a)の状態からレバー30をツマミ27の方向に移動させると、ラッチボール33…の底部33bと突起34…の曲面部34aとの当接状態が解除されるため、この状態で内視鏡側構成部を引張れば、円錐ブロック35のテーパ面36によってラッチボール33…の係合部33aがボール受け32内に押し込められ(図2の(c)の状態)、図3の(b)に示すように内視鏡側構成部を先端アーム部15から分離することができる。
【0035】
なお、後述するように、信号ケーブル37はその延長分がドラム内蔵関節部56内において確保されているため、図3の(b)の状態から所定の距離だけ内視鏡側構成部を引張ることができる。したがって、内視鏡側構成部に取付けられた内視鏡71を所望の位置まで移動させることができる。
【0036】
また、内視鏡側構成部を先端アーム部15に連結する場合には、再度、レバー30をツマミ27の方向に移動させてラッチボール33…の底部33bと突起34…の曲面部34aとの当接状態を解除すれば、内視鏡側構成部の円錐ブロック35を分離部26内に押し込むことができる。円錐ブロック35を所定位置まで押し込んだ状態でレバー30を元の付勢位置に戻せば、円錐ブロック35のテーパ面36にラッチボール33…の係合部33aが係合して先端アーム部15に対する内視鏡側構成部の抜けが防止される(図2の(b)、図3の(a)の状態)。
【0037】
次に、図4を参照しながらドラム内蔵関節部56の構造について説明する。ドラム内蔵関節部56は筒状の本体部56aによって形成されており、本体部56aにはドラム体48が回転自在に取付けられている。ドラム体48は、本体部56aの外部に突出して位置する巻き取り摘み39と、本体部56a内に配置され巻き取り摘み39と一体に回転するドラム部40とから構成され、先端外周面に形成されたネジ部41を本体部56a内に捩じ込むことによって本体部56aと進退自在に係合している。また、ドラム部40には、カメラユニット17のCCDから延びる信号ケーブル37の途中部が巻き付けられている。なお、図中、42は水密を確保し且つ緩みを防止するOリング、43はカラーである。
【0038】
したがって、このような構成にあっては、巻き取り摘み39を回転させてドラム部40を回転させれば、信号ケーブル37が巻き取られる。また、ドラム部40に巻き取られている信号ケーブル37の分だけ、分離した内視鏡側構成部を自由に移動させることができる。
【0039】
なお、本実施例の内視鏡保持装置を使用する場合は、装置全体に滅菌ドレープを被せることが望ましい。これによれば、滅菌ドレープを交換することで清掃作業を排除することができる。この場合、滅菌ドレープは、内視鏡側構成部と先端アーム部15との分離を考慮して、長さに余裕のあるものを使用する。
【0040】
以上説明したように、本実施例の内視鏡保持装置1は、信号ケーブル37を内視鏡保持装置1に内装したため、内視鏡71のセッティング作業が容易となる。このことに比し、さらに、重要な特徴は、内視鏡71側に接続される信号ケーブル37を内装した状態でも内視鏡71を一時的に分離して使用することができるようにしたことである。
【0041】
すなわち、撮像素子(CCD)を有する内視鏡側構成部を先端アーム部15から分離することができるように構成しただけでなく、撮像素子(CCD)から延びる信号ケーブル37の延長分を確保して、内視鏡側構成部の分離引出しに伴って信号ケーブル37を引出すことができるようにしたものである。言い換えれば、外部に付設した映像処理装置と撮像素子との間の通信を保った状態で内視鏡側構成部を分離可能に構成したものである。したがって、内視鏡保持装置1のアーム長の不足分を内視鏡側構成部を分離することで補うことができる。
【0042】
なお、リンクアーム部3とその周辺の構造は、前述した構造のものに限らず、例えば、以下のような構造であっても良い。
(1)垂直ロッド4と先端アーム部15とを含む複数本のアームをそれぞれボールジョイントで繋ぎ、ジョイントの重さ出しをできるようにした構造。
(2)カウンターウェイト11,12の代わりに、ばねによってアーム間に内視鏡側と釣り合う反力を与えるようにした構造。
(3)アーム全体が湾曲可能な1本の管によって形成されている構造。
【0043】
また、先端アーム部15をケーブル内蔵水平リンク13から取り外すことができるように構成し、収納時の省スペース化を図っても良い。
図5は、信号ケーブル37の延長分の格納及び引出し手段の変形例を示すものである。前述した実施例では、ドラム内蔵関節部56に内蔵されたドラム部40が、信号ケーブル37の延長分の格納と引出しとを兼ねていたが、ここに示す図5の変形例では、延長分の信号ケーブル37が関節部44内に(ドラムを用いず)格納されており、信号ケーブル37の引出し機構が関節部44の前方に位置するケーブル内蔵水平リンク13の内部に設けられている。ここで、関節部44は、ドラム体48を備えていない点を除けば、前述した実施例のドラム内蔵関節部56と同一の機能を果たす(図5の(b)参照)。
【0044】
図5の(a)に示すように、ケーブル内蔵水平リンク13の内部には、ケーブル引出し機構としての引張り板46とバネ47とが設けられている。引張り板46にはケーブル止め45を介して信号ケーブル37の途中部が固定されている。引張り板46は、バネ47によって、延長分の信号ケーブル37が格納された関節部44側に向けて常時付勢されている。
【0045】
この構成では、バネ47の付勢力に抗して信号ケーブル37を関節部44側から引出すことができ、また、内視鏡71を分離使用した後には、バネ47の付勢力により信号ケーブル37が関節部44内に引き戻される。
【0046】
なお、図6に示す構成によれば、延長分の信号ケーブル37を関節部44内に格納する必要がなくなる。すなわち、この図6の構成では、ケーブル内蔵水平リンク13内に螺旋状にバネ49を配置し、このバネ49の螺旋形状に沿って信号ケーブル37をバネ49と一体に配設している。したがって、内視鏡側構成部を分離すると、これに伴ってバネ49が伸長し、信号ケーブル37が引出される。
【0047】
図7は、分離部26の変形例を示すものである。図7に示す分離部26aは、前述した実施例と同様、ツマミ27を有する外枠28内でレバー30を有する回転リング29が回転する構造のものである。レバー30は外枠28に形成されたガイド溝31を通じて外部に突出している。
【0048】
外枠28はその一部が内側に向けて折り曲げられており、この折り曲げられた爪部55を内視鏡側構成部の円錐ブロック35(図3参照)に係合させるようにしている。図示の構成では、この爪部55が周方向に等しい角度間隔で3つ設けられている。
【0049】
また、回転リング29には、外枠28の爪部55を外側方向に押し出す爪押し部材56が設けられている。
したがって、このような構成では、図7の(a)(b)の状態からレバー30を操作して回転リング29を回転させると、回転リング29の爪押し部材56が爪部55を外側方向に押し出す(図7の(c)参照)ため、内視鏡側構成部を分離させることができる。
【0050】
ところで、前述した実施例では、ライトガイド90が内視鏡保持装置1に内装されていなかったが、このライトガイド90を内視鏡保持装置1に内装することも考えられる。以下、この場合の構成の一例について詳述する。
【0051】
図8に示すように、内視鏡からの映像信号を伝送するためにカメラユニット17のCCDから延びる信号ケーブル37は、先端アーム部15の内部を通って、ケーブル内蔵水平リンク13の内部及びケーブル内蔵垂直リンク14の内部に導かれて、リンクアーム部3の外部に延出されている。リンクアーム部3の外部に延出された信号ケーブル37の末端部にはカメラコネクタ19が設けられている。このカメラコネクタ19は、モニタ62に接続されたTV−CCU61に対して着脱自在に接続できるようになっている。これについては先の実施例において述べた通りである。
【0052】
また、内視鏡71に照明光を導くライトガイド90も、信号ケーブル37と同様に、先端アーム部15の内部を通って、ケーブル内蔵水平リンク13の内部及びケーブル内蔵垂直リンク14の内部に導かれて、リンクアーム部3の外部に延出されている。そして、リンクアーム部3の外部に延出されたライトガイド90の末端部にはライトガイドコネクタ51が設けられている。このライトガイドコネクタ51は光源装置63に対して着脱自在に接続できるようになっている。
【0053】
このようにしてリンクアーム部3の外部に延出された信号ケーブル37とライトガイド90は、ユニバーサルケーブル50として一括されている。具体的には、例えば、ケーブル内蔵垂直リンク14に接続されたマルチルーメンチューブ(ケーブル)の内孔に外部に延出された信号ケーブル37とライトガイド90とを挿通することによってユニバーサルケーブル50が構成される。
【0054】
図9は、図8の構成を成す内視鏡保持装置1の内視鏡側構成部における光学系を示したものである。
図9に示すように、内視鏡保持装置1内に配設されたライトガイド90(90a,90b)は、カメラユニット17を通じて内視鏡71の接眼部との当接面54に達している。ライトガイド90bは、当接面54の近傍で、撮像素子55に結像させるためのレンズ系56を囲むようにしてドーナツ状に配置され、内視鏡71内に配設されたライトガイド73(これも同様にレンズ系74を囲むようにしてドーナツ状に配置されている。)に対面している。
【0055】
内視鏡71は、そのマウント部75を内視鏡取付部18のマウント部材57にねじ込み接続されており、カメラユニット17に対して回転自在となっている。カメラユニット17の手元側端面には、ビデオコネクタ58とライトガイドコネクタ59とが設けられており、先端アーム部15と接続した際に、対向するビデオコネクタ60及びライトガイドコネクタ64と繋がるようになっている。
【0056】
なお、図9中、68,70,76はOリングであり、77はカラーであり、65はドライバであり、67は回転リングである。
なお、以上説明してきた態様により、以下の項で示す各種の構成が得られる。
【0057】
1.内視鏡を所望の位置に保持する保持手段と、前記保持手段の一部を構成し、内視鏡が着脱自在に取付けられる取付部と内視鏡からの光学像を光電変換する撮像素子とを備えた内視鏡側構成部と、前記保持手段の内部に配置され、前記撮像素子と電気的に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝送する信号伝送手段と、前記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に分離する分離手段とを具備することを特徴とする内視鏡保持装置。
【0058】
2.前記分離手段は、前記内視鏡側構成部の分離に伴って必要となる前記信号伝送手段の延長分を格納する格納手段と、前記保持手段の本体側と前記内視鏡側構成部とを着脱自在に接続する接続手段とからなることを特徴とする第1項に記載の内視鏡保持装置。
【0059】
3.前記接続手段は、ラッチ機構によって前記保持手段の本体側と前記内視鏡側構成部とを接続することを特徴とする第2項に記載の内視鏡保持装置。
4.前記保持手段が、内視鏡を任意方向に向ける湾曲手段を有していることを特徴とする第1項ないし第3項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0060】
5.前記保持手段は、これに保持される内視鏡の側とのバランスをとるカウンターバランス機構を備えていることを特徴とする第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0061】
6.内視鏡に対して照明光を供給する照明光伝送手段が前記保持手段の内部に配設されていることを特徴とする第1項ないし第5項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0062】
7.手術用ベッド等への取付け部,取付け部から延設し任意に動かすことのできるアーム部,アーム部の先端部に設けた内視鏡取付部,アーム部内に設置した撮像素子,アーム部内に配設した撮像素子と外部観察手段をつなぐ信号線を少なくとも具備する内視鏡保持装置において、アーム部を撮像素子の後部で、撮像素子と外部観察手段の間の通信を保った状態で分離可能に構成したことを特徴とする内視鏡保持装置。
【0063】
8.分離後の通信手段が信号ケーブルであることを特徴とする第7項に記載の内視鏡保持装置。
9.前記アーム部内に配設した信号ケーブルが、分離後互いの通信に使う信号ケーブルを余裕長として含むことを特徴とする第8項に記載の内視鏡保持装置。
【0064】
10.ラッチ機構により分離/不分離を設定することを特徴とする第7項ないし第9項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
11.前記アーム部が内視鏡先端を任意方向に向ける湾屈曲手段を備えていることを特徴とする第7項ないし第10項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0065】
12.前記アーム部は、これに保持される内視鏡の側とのバランスをとるカウンターバランス機構を備えていることを特徴とする第7項ないし第11項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0066】
13.内視鏡に対して照明光を供給する照明光伝送手段が前記アーム部の内部に配設されていることを特徴とする第7項ないし第12項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の内視鏡保持装置は、信号伝送手段を内視鏡保持装置に内装したため、内視鏡のセッティング作業が容易となる。
また、前記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に分離することができるため、内視鏡側に接続される信号伝送手段を内装した状態でも内視鏡を一時的に分離して使用することができる。つまり、外部に付設した映像処理装置と撮像素子との間の通信を保った状態で内視鏡側構成部を分離可能であるため、内視鏡保持装置によって移動しきれない範囲では、内視鏡側構成部を分離することで対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内視鏡保持装置の斜視図である。
【図2】図1の内視鏡保持装置の分離部の要部構成図である。
【図3】図1の内視鏡保持装置の分離状態を示す説明図である。
【図4】図1の内視鏡保持装置のドラム内蔵関節部の断面図である。
【図5】図4の変形例を示す要部構成図である。
【図6】図5の変形例を示す要部構成図である。
【図7】図1の内視鏡保持装置の分離部の変形例を示す要部構成図である。
【図8】図1の内視鏡保持装置の変形例を示す斜視図である。
【図9】図8の構成における内視鏡取付け部周辺の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1…内視鏡保持装置、37…信号ケーブル(信号伝送手段)、3…リンクアーム部(保持手段)、4…垂直ロッド(保持手段)、15…先端アーム部(保持手段)、51…基台(保持手段)、16…湾曲部(内視鏡側構成部)、17…カメラユニット(内視鏡側構成部)、18…内視鏡取付け部(内視鏡側構成部)、25…固定リング(内視鏡側構成部)、26…分離部(分離手段)、56…ドラム内蔵関節部(分離手段)、71…内視鏡。[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an endoscope holding device that holds an endoscope inserted into a body cavity of a patient on behalf of an operator.
[0002]
[Prior art]
In an operation using an endoscope such as a laparoscope, a plurality of treatment tools and endoscopes are often used at once. In such an endoscopic operation, the plurality of medical instruments are placed in a complicated arrangement state, and the operation is performed while directly holding the endoscope and the treatment tool by hand. It was bad.
[0003]
For example, while observing the affected area in the abdominal cavity with a laparoscope, if the operator keeps holding the laparoscope with his hand, and wants to change the direction of the laparoscope, he also needs to turn the laparoscope with his hand. However, at the time of surgery, a staff member for holding a laparoscope or the like must be always at the bedside separately from the operator performing the treatment. In other words, a large number of people are required in a small operating room, which may deteriorate the operability of the medical device.
[0004]
Therefore, in recent years, an endoscope holding device that holds an endoscope inserted into a patient's body cavity on behalf of an operator has been developed. We are working to reduce the number of people.
[0005]
However, such an endoscope holding device also has one problem. That is, when the endoscope is fixedly used in the endoscope holding device, the endoscope must be provided with a light guide, a TV camera, or the like, and a cable (signal) connected to the endoscope is required. Cables and light guide cables). Therefore, the cable setting work becomes complicated, and these cables extending from the endoscope deteriorate the operability of the endoscope.
[0006]
For this reason, Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 6-63003 attempts to solve the above-described problem by installing such a large number of cables in a holding arm of an endoscope holding device, thereby facilitating an endoscope setting operation.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in a technique of using an endoscope in various directions such as a pneumothorax treatment performed under thoracoscopic observation, for example, the length of the holding arm may be insufficient depending on the observation direction. There is a case where it is desired to remove the endoscope holding device and use it alone.
[0008]
However, if the cable connected to the endoscope is housed in the holding arm of the endoscope holding device as disclosed in JP-A-6-63003, when the endoscope is detached from the endoscope holding device. In addition, since the observation function is passed, even if the endoscope is detached from the endoscope holding device and is used alone, the endoscope cannot function as an endoscope.
[0009]
In addition, for example, when the gallbladder is removed by laparoscopic cholecystectomy (rapacolle), the endoscope may be moved between trocars and observed from the opposite side. That is, the endoscope may be pulled out from one trocar and inserted into the other trocar, and observation may be performed from the opposite side.
[0010]
However, depending on the distance between the trocars, the length of the holding arm may be insufficient, and in this case also, the cable connected to the endoscope is provided inside the holding arm of the endoscope holding device. Then, since the endoscope cannot be detached from the endoscope holding device and used alone, there is a problem that desired observation cannot be performed.
[0011]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is an object of the present invention to be able to temporarily separate and use an endoscope even in a state where a cable connected to the endoscope is installed. It is an object of the present invention to provide an endoscope holding device that can be used.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, an endoscope holding device of the present invention comprises a holding unit for holding an endoscope at a desired position, and a part of the holding unit, wherein the endoscope is detachably attached. An endoscope-side component including an attachment portion to be attached and an imaging device for photoelectrically converting an optical image from the endoscope, and an imaging device disposed inside the holding unit and electrically connected to the imaging device. Signal transmission means for transmitting the electric signal obtained by the Endoscope side components Separation means for detachably separating the endoscope-side component from the holding means while maintaining the connection state with the signal transmission means, Storing means for storing an extension of the signal transmission means required in accordance with the separation of the endoscope side components Is provided.
[0013]
[Action]
According to the above configuration, since the signal transmission means is provided in the endoscope holding device, the setting operation of the endoscope becomes easy.
In addition, since the endoscope-side component can be detachably separated from the holding unit while maintaining the connection state between the imaging element and the signal transmission unit, signal transmission connected to the endoscope side can be performed. The endoscope can be temporarily separated and used even when the means is installed.
[0014]
In other words, since the endoscope-side components can be separated while maintaining communication between the externally attached video processing device and the image sensor, the endoscope can be moved in a range that cannot be moved by the endoscope holding device. This can be dealt with by separating the mirror side component.
[0015]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an embodiment of the present invention. As shown in the figure, the
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
The
[0019]
At the upper end of the turning
[0020]
Further, the other end of the turning
[0021]
The end of the
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
A
[0026]
In such a configuration, the observation image obtained by the endoscope is image-processed via the
[0027]
Next, the structure of the
[0028]
The rotating
[0029]
Further, three
[0030]
On the other hand, at the edge of the
[0031]
Accordingly, in such a configuration of the latch mechanism, as shown in FIG. 2A, the rotating
[0032]
When the
[0033]
On the other hand, as shown in FIGS. 3B and 3C, a
[0034]
That is, when the
[0035]
As will be described later, since the extension of the
[0036]
When the endoscope-side component is connected to the
[0037]
Next, the structure of the drum built-in joint 56 will be described with reference to FIG. The drum built-in joint 56 is formed by a cylindrical main body 56a, and the
[0038]
Therefore, in such a configuration, if the winding
[0039]
When the endoscope holding device of the present embodiment is used, it is desirable to put a sterile drape over the entire device. According to this, the cleaning operation can be eliminated by replacing the sterilized drape. In this case, a sterile drape having a sufficient length is used in consideration of separation between the endoscope-side component and the
[0040]
As described above, in the
[0041]
That is, not only is the endoscope-side component having the imaging device (CCD) configured to be separable from the distal
[0042]
The structure of the
(1) A structure in which a plurality of arms including the
(2) A structure in which, instead of the
(3) A structure in which the entire arm is formed by one bendable tube.
[0043]
In addition, the
FIG. 5 shows a modification of the storing and extracting means for the extension of the
[0044]
As shown in FIG. 5A, a
[0045]
In this configuration, the
[0046]
According to the configuration shown in FIG. 6, it is not necessary to store the
[0047]
FIG. 7 shows a modification of the
[0048]
A part of the
[0049]
The
Therefore, in such a configuration, when the
[0050]
By the way, in the above-described embodiment, the
[0051]
As shown in FIG. 8, a
[0052]
Similarly to the
[0053]
The
[0054]
FIG. 9 shows an optical system in an endoscope-side component of the
As shown in FIG. 9, the light guide 90 (90 a, 90 b) provided in the
[0055]
The
[0056]
In FIG. 9, 68, 70, and 76 are O-rings, 77 is a collar, 65 is a driver, and 67 is a rotating ring.
According to the above-described embodiments, various configurations described in the following sections can be obtained.
[0057]
1. Holding means for holding the endoscope at a desired position, and a part constituting the holding means, an attaching portion to which the endoscope is detachably attached, and an imaging element for photoelectrically converting an optical image from the endoscope; An endoscope-side component unit having: a signal transmission unit disposed inside the holding unit, electrically connected to the image sensor and transmitting an electric signal obtained by the image sensor; and the image sensor. An endoscope holding device, comprising: a separating unit that detachably detaches the endoscope-side component from the holding unit while maintaining a connection state with the signal transmission unit.
[0058]
2. The separating means is a storing means for storing an extension of the signal transmission means required along with the separation of the endoscope-side component, the main body side of the holding means and the endoscope-side component, 2. The endoscope holding device according to
[0059]
3. 3. The endoscope holding device according to claim 2, wherein the connection unit connects the main body side of the holding unit and the endoscope side component by a latch mechanism.
4. The endoscope holding device according to any one of
[0060]
5. The endoscope according to any one of
[0061]
6. The endoscope according to any one of
[0062]
7. An attachment part to a surgical bed, an arm part extending from the attachment part and movable arbitrarily, an endoscope attachment part provided at the tip of the arm part, an image pickup device installed in the arm part, and an arm part. In an endoscope holding device having at least a signal line connecting an image sensor provided and an external observation unit, an arm unit can be separated at a rear portion of the image sensor while maintaining communication between the image sensor and the external observation unit. An endoscope holding device characterized by comprising.
[0063]
8. The endoscope holding device according to
9. 9. The endoscope holding device according to claim 8, wherein the signal cable disposed in the arm portion includes, as a margin, a signal cable used for mutual communication after separation.
[0064]
10. The endoscope holding device according to any one of
11. The endoscope holding device according to any one of
[0065]
12. The endoscope according to any one of
[0066]
13. The endoscope according to any one of
[0067]
【The invention's effect】
As described above, in the endoscope holding device of the present invention, since the signal transmission means is provided inside the endoscope holding device, the operation of setting the endoscope becomes easy.
In addition, since the endoscope-side component can be detachably separated from the holding unit while maintaining the connection state between the imaging element and the signal transmission unit, signal transmission connected to the endoscope side can be performed. The endoscope can be temporarily separated and used even when the means is installed. In other words, since the endoscope-side components can be separated while maintaining communication between the externally attached video processing device and the image sensor, the endoscope can be moved in a range that cannot be moved by the endoscope holding device. This can be dealt with by separating the mirror side component.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an endoscope holding device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a main part configuration diagram of a separation unit of the endoscope holding device of FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view showing a separated state of the endoscope holding device of FIG. 1;
FIG. 4 is a sectional view of a drum built-in joint of the endoscope holding device of FIG. 1;
FIG. 5 is a main part configuration diagram showing a modification of FIG. 4;
FIG. 6 is a main part configuration diagram showing a modification of FIG. 5;
FIG. 7 is a main part configuration diagram showing a modification of the separation unit of the endoscope holding device of FIG. 1;
FIG. 8 is a perspective view showing a modified example of the endoscope holding device of FIG. 1;
9 is a cross-sectional view showing a structure around an endoscope mounting portion in the configuration of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記保持手段の一部を構成し、内視鏡が着脱自在に取付けられる取付部と内視鏡からの光学像を光電変換する撮像素子とを備えた内視鏡側構成部と、
前記保持手段の内部に配置され、前記撮像素子と電気的に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝達する信号伝送手段と、
前記内視鏡側構成部と前記信号伝送手段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に分離する分離手段と、
前記内視鏡側構成部の分離に伴って必要となる前記信号伝送手段の延長分を格納する格納手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡保持装置。Holding means for holding the endoscope at a desired position;
An endoscope-side component that comprises a part of the holding means and includes an attachment portion to which the endoscope is detachably attached and an imaging element that photoelectrically converts an optical image from the endoscope,
A signal transmission unit disposed inside the holding unit and electrically connected to the imaging element to transmit an electric signal obtained by the imaging element;
Separating means for detachably separating the endoscope-side component from the holding unit while maintaining the connection state between the endoscope-side component and the signal transmission unit,
Storage means for storing an extension of the signal transmission means required along with the separation of the endoscope side component,
An endoscope holding device, comprising:
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