JP3489499B2 - Seat for flip-up vehicles - Google Patents

Seat for flip-up vehicles

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JP3489499B2
JP3489499B2 JP22489399A JP22489399A JP3489499B2 JP 3489499 B2 JP3489499 B2 JP 3489499B2 JP 22489399 A JP22489399 A JP 22489399A JP 22489399 A JP22489399 A JP 22489399A JP 3489499 B2 JP3489499 B2 JP 3489499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シートクッション
をシートバックに沿う収納位置へ跳ね上げ回動可能とし
た跳ね上げ式車両用シートに関し、特にそのロック装置
の構造改良に関する。 【0002】 【従来の技術】バン型のRV(レクリエーショナル ビ
ークル)車においては、多人数の乗車を可能とすべくフ
ロント、ミドル、リヤの三列シートを設けることが多
い。この場合、リヤシート後方の荷室空間を積載荷物に
応じて拡大できるように、ミドルとリヤの各シートをス
ライドレール上で前方へ移動可能とするとともに、各シ
ートのシートクッションをシートバックに向けて跳ね上
げ収納可能として、それぞれフロント、ミドルの各シー
トの直後まで移動できるようにしたものがある。 【0003】その一例を図7に示す。図において、ベン
チ型のシート1は両側のシートレッグ11(図は一方の
みを示す)が車両前後方向へ延びるスライドレールR上
に載置されて移動可能である。上記シート1のシートバ
ック13はリクライニングレバー15を操作することに
よって後方へ傾動可能であるとともに、シートクッショ
ン12は回動用レバー6を操作して図略のロック装置の
ロックを解除することにより、実線で示す使用位置から
シートバック13に沿った鎖線で示す収納位置へ跳ね上
げ回動可能である。 【0004】シートクッション12の跳ね上げとこれを
ロックするロック装置Eの構造を図8に示す。図におい
て、シートクッション12はその側面に設けた略四角形
のブラケット板7が、その一のコーナ部で軸部材71に
よりシートレッグ11に回転自在に結合されている。ブ
ラケット板7には他のコーナ部と一辺の中間位置にそれ
ぞれピン72,73が立設されており、バネ部材8によ
って軸91回りに図8の上方へ回動付勢された係止レバ
ー9の係合凹所92内に上記ピン73が位置して、シー
トクッション12が水平姿勢の使用位置に位置決めされ
ている。 【0005】回動用レバー6は上端が上記軸部材71に
回動自在に結合されており、このレバー6の板面に形成
された長孔61内に上記係止レバー9の板面に立設した
ピン93が挿入されている。シートクッション12を跳
ね上げる場合には、ノブ62を掴んで回動用レバー6を
図8の矢印のように後方へ回動させると、ピン93が長
孔61に沿って移動して係止レバー9が下方へ回動し、
ピン93が係合凹所92から外れる。シートクッション
12を鎖線で示すように収納位置へ跳ね上げると、上記
ピン73に代えてピン72が係合凹所92に至ってシー
トクッション12が垂直姿勢で位置決めされる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
跳ね上げ式車両用シートでは、シートクッション12を
跳ね上げる場合にシートレッグ11側面の回動用レバー
6を押し下げつつ行なう必要があるため、必ず両手を必
要とするという問題があった。また、シート1の移動位
置によってはデッキサイドトリムとの間隙が小さくなっ
てシートレッグ11の側面に設けた上記回動用レバー6
の操作が困難になるという問題もあった。 【0007】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、シートの移動位置に関係無くシートクッショ
ンの跳ね上げを片手で容易に行なうことができる跳ね上
げ式車両用シートを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために本発明では、シートクッション(12)をそ
の使用位置からシートバック(13)に沿う収納位置へ
跳ね上げ回動可能とした跳ね上げ式車両用シートにおい
て、シートクッション(12)の回動をロックするロッ
ク装置(E)を設けるとともに、ロック装置(E)のロ
ックおよびロック解除を選択する操作レバー(2)をシ
ートクッション(12)に設け、かつ操作レバー(2)
のロック解除操作方向をシートクッション(12)の跳
ね上げ方向と一致させ、かつ上記ロック装置(E)を、
シートクッション(12)と一体に回動するブラケット
板(3)と、シートレッグ(11)に形成された第1の
長孔(14)と、ブラケット板(3)に一端が回転自在
に軸着され、他端に第1の長孔(14)内に挿置される
ピン(41)を設けてシートクッション(12)が使用
位置から収納位置へ回動する間にピン(41)を第1の
長孔(14)の一端から出て当該長孔に沿って往復摺動
させるリンクアーム(4)と、操作レバー(2)に連結
されてロック位置とロック解除位置との間で操作される
レバー体(5)と、レバー体(5)に形成され、ロック
解除位置では第1の長孔(14)に一致してピン(4
1)の移動を許すとともに、ロック位置では第1の長孔
(14)と交差して上記一端にピン(41)を拘束する
第2の長孔(52)とで構成する。本発明において、シ
ートクッション(12)を回動させる場合には操作レバ
ー(2)をロック解除位置に移動させる。これにより、
第2の長孔(22)が第1の長孔(14)と合致して、
ピン(41)が第1の長孔(14)に沿って移動できる
ようになり、シートクッション(12)の回動が可能と
なる。シートクッション(12)が使用位置あるいは収
納位置にくると、ピン(41)は第一の長孔(14)の
一端に位置する。この状態で操作レバー(12)をロッ
ク位置に移動させると、第2の長孔(22)が第1の長
孔(14)と交差して上記ピン(41)が拘束され、シ
ートクッション(12)の回動が規制される。 【0009】本発明においては、操作レバーのロック解
除操作方向がシートクッションの跳ね上げ方向と一致し
ているから、片手で操作レバーを操作すると同時にシー
トクッションの跳ね上げをも行なうことができる。ま
た、操作レバーはシートクッションに設けられているか
ら、シートが移動してデッキサイドトリム等との間隙が
小さくなっても、これに関係無く常に良好な操作が保証
される。また、従来のような後方へ大きく突出する係止
レバー等が不要になるから全体がコンパクトになり、設
置スペースが少なくて済む。また、シートクッションが
使用位置や収納位置に回動するとピンが第1の長孔の一
端に至ってそれ以上のシートクッションの回動を阻止す
るから、別体のシートクッション用ストッパを設ける必
要がない。 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。 【0014】 【発明の実施の形態】図1には本発明の車両用シートの
一例を示す。シート1はベンチ型のもので、両側のシー
トレッグ11(図は一方のみを示す)が車両前後方向へ
延びるスライドレールR上に載置されて移動可能であ
る。上記シート1のシートクッション12はこれの先端
部裏面に設けられた操作レバー2を操作することによっ
て、以下の構造により、鎖線で示す使用位置からシート
バック13に沿う実線で示す収納位置へ跳ね上げ回動可
能である。 【0015】上記操作レバー2は一定幅の板状体で、図
2に示すようにシートクッション12の先端下面内に配
設されたブラケット21の軸体22に一端が回動自在に
結合され、図3の矢印で示すように軸体22回りに前方
へ回動操作可能である。操作レバー2には詳細を後述す
るロック装置から至る操作ワイヤ23の一端が結合され
ており、操作レバー2を前方へ回動操作すると操作ワイ
ヤ23が引かれるようになっている。 【0016】シートクッション12のロック装置Eの詳
細を図4に示す。図において、シートクッション12の
側面には略三角形のブラケット板3が設けられて、その
頂部が軸部材31によりシートレッグ11に回転自在に
結合されている。リンクアーム4はその基端がブラケッ
ト板3の板面に軸42により回動自在に軸着されてお
り、その先端にはピン41が立設されている。このピン
41はシートレッグ11に形成された前(図4の左方)
下がりの長孔14に挿入されてその上端に位置してい
る。 【0017】レバー体5が設けられ、その基端は上記軸
部材31に回転自在に結合されるとともに、その先端5
1には操作レバー2(図2)から至った操作ワイヤ23
の一端が結合されている。レバー体5は、その下縁中間
に形成された突出部53とシートレッグ11に設けた係
止部111との間に配したバネ部材16によって、軸部
材31を中心にして上方へ回動付勢されている。また、
レバー体5の中間部板面にはL字形に屈曲した長孔52
が形成されており、この長孔52は長辺部521が上記
長孔14と一致する形状となっているとともに、下方へ
延びる短辺部522は上記長孔14に対して交差してい
る。 【0018】レバー体5が図4に示す上方回動端にある
場合には、長孔52の長辺部521は長孔14に対して
ずれた位置にあり、リンクアーム4の先端ピン41は、
長孔14に挿通された後、当該長孔14と交差する長孔
短辺部522内に位置して両長孔14,52により拘束
されている。これにより、シートクッション12は軸部
材31回りの回動がロックされ、位置決めされている。 【0019】シートクッション12を跳ね上げ回動させ
る場合には、図3の矢印で示すように操作レバー2を軸
体22回りに前方へ回動させると、操作ワイヤ23が引
かれてバネ部材16のバネ力に抗してレバー体5が図5
に示すように下方のロック解除位置へ回動させられる。
これにより、レバー体2の長孔52の長辺部521とシ
ートレッグ11の長孔14とが合致し、リンクアーム4
のピン41が長孔14内を自由に移動可能となって、ピ
ン41を長孔14の下端に向けて移動させつつブラケッ
ト板3(すなわちシートクッション12)を図5の矢印
で示すように軸部材31回りに上方へ回動させることが
できる。 【0020】シートクッション12がさらに回動する
と、これに伴って上記ピン41は長孔14内を再び上端
方向へ戻り移動し、シートクッション12が図6に示す
最上位置たる収納位置に至ると、ピン41が長孔14の
上端面に当接してシートクッション12のそれ以上の回
動が阻止される。この状態で操作レバー2から手を離す
と、レバー体5は図6に示すようにバネ部材16のバネ
力で上方のロック位置へ戻り、長孔52の長辺部521
が長孔14からずれると同時に、長孔52の短辺部52
2が長孔14と交差して両長孔14,52によりピン4
1が拘束される。これにより、ブラケット板3すなわち
シートクッション12は軸部材31回りの回動がロック
されて位置決めされる。なお、シートクッション12を
使用位置へ戻り回動させる場合には、操作レバー2を回
動操作してレバー体5を再び下方のロック解除位置へ引
き下げて長孔52の長辺部521を長孔14と一致させ
れば良い。 【0021】本実施形態によれば、操作レバー2を軸体
22回りに前方へ回動操作することによりレバー体5が
ロック解除位置へ回動して、シートクッション12の跳
ね上げが可能になる。この場合、操作レバー2の回動方
向は軸体22に対して図2の矢印で示す時計回りとなっ
ており、これはシートクッション12の跳ね上げ方向と
一致している。したがって、片手で操作レバー2を操作
すると同時にシートクッション12の跳ね上げをも行な
うことができる。また、操作レバー2はシートクッショ
ン12の先端下面に設けられているから、シートが移動
してデッキサイドトリムとの間隙が小さくなっても、こ
れに無関係に常に良好な操作が保証される。 【0022】さらに、本実施形態のロック装置は、従来
の係止レバー9に代えてブラケット板3にリンクアーム
4を設け、その先端ピン41をシートレッグ11と操作
レバー2の長孔14,22で拘束し、あるいは拘束を解
除して、シートクッションのロックとロック解除を行う
ようにしたので、装置構造をコンパクトなものにするこ
とができる。そしてさらに、この構造では、シートクッ
ション12を跳ね上げ回動させた時にリンクアーム4の
先端ピン41がシートレッグ11の長孔14上端面に当
接して回動が規制されるから、特に別体のストッパを設
けなくてもシートクッション12は所定の回動位置で確
実に停止させられる。 【0023】 【発明の効果】以上のように、本発明の跳ね上げ式車両
用シートによれば、シートの移動位置に関係無くシート
クッションの跳ね上げを片手で容易に行なうことができ
る。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a flip-up type vehicle seat in which a seat cushion can be flipped up to a storage position along a seat back, and more particularly to a locking device therefor. The structural improvement. 2. Description of the Related Art In a van type recreational vehicle (RV) vehicle, three rows of front, middle, and rear seats are often provided in order to allow a large number of people to ride. In this case, the middle and rear seats can be moved forward on the slide rail so that the luggage space behind the rear seat can be expanded according to the load, and the seat cushion of each seat is directed toward the seat back. There is a type that can be moved up to immediately after each of the front and middle seats as a flip-up storage. One example is shown in FIG. In the figure, a bench-type seat 1 is movable in such a manner that seat legs 11 (only one is shown) on both sides are placed on a slide rail R extending in the vehicle front-rear direction. The seat back 13 of the seat 1 can be tilted rearward by operating the reclining lever 15, and the seat cushion 12 is operated by operating the turning lever 6 to release the lock of a lock device (not shown), so that the solid line is solid line. Can be flipped up to a storage position indicated by a chain line along the seat back 13 from the use position indicated by. FIG. 8 shows the structure of a lock device E for flipping up the seat cushion 12 and locking it. In the drawing, a substantially rectangular bracket plate 7 provided on a side surface of a seat cushion 12 is rotatably connected to a seat leg 11 by a shaft member 71 at one corner thereof. Pins 72 and 73 are respectively provided on the bracket plate 7 at an intermediate position between the other corners and one side, and a locking lever 9 which is urged upward by a spring member 8 around a shaft 91 in FIG. The pin 73 is located in the engaging recess 92 of the seat cushion 12, and the seat cushion 12 is positioned at the use position in the horizontal posture. An upper end of the rotating lever 6 is rotatably connected to the shaft member 71. The rotating lever 6 stands upright on the plate surface of the locking lever 9 in an elongated hole 61 formed in the plate surface of the lever 6. The inserted pin 93 is inserted. When the seat cushion 12 is flipped up, the knob 62 is grasped and the rotation lever 6 is rotated backward as shown by the arrow in FIG. Pivots down,
The pin 93 is disengaged from the engagement recess 92. When the seat cushion 12 is flipped up to the storage position as shown by a chain line, the pin 72 reaches the engaging recess 92 instead of the pin 73, and the seat cushion 12 is positioned in the vertical posture. [0006] In the above conventional flip-up type vehicle seat, when the seat cushion 12 is flipped up, it is necessary to push down the turning lever 6 on the side surface of the seat leg 11. There was a problem that both hands were required. Also, depending on the moving position of the seat 1, the gap between the seat side trim and the deck side trim becomes small, so that the turning lever 6
There was also a problem that the operation of was difficult. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a flip-up type vehicle seat in which a seat cushion can be easily flipped up with one hand regardless of a moving position of the seat. Aim. Therefore, in order to achieve the above object, according to the present invention , the seat cushion (12) can be flipped up from its use position to a storage position along the seat back (13). In the flip-up type vehicle seat, a lock device (E) for locking the rotation of the seat cushion (12) is provided, and an operation lever (2) for selecting locking or unlocking of the lock device (E) is provided on the seat. Operating lever (2) provided on cushion (12)
And the locking device (E) is unlocked in the direction in which the seat cushion (12) is flipped up .
Bracket that rotates together with the seat cushion (12)
A plate (3) and a first leg formed on the sheet leg (11).
One end is freely rotatable in the long hole (14) and the bracket plate (3)
At the other end, and inserted into the first elongated hole (14) at the other end.
Pin (41) provided and seat cushion (12) used
While rotating from the position to the storage position, the pin (41) is moved to the first position.
Reciprocating sliding along one of the long holes (14)
Link arm (4) and operating lever (2)
Operated between the locked position and the unlocked position
The lever body (5) and the lever body (5) are formed and locked.
In the release position, the pin (4) is aligned with the first slot (14).
1) is allowed to move, and the lock position is the first slot.
Intersect with (14) and restrain the pin (41) at the one end.
It comprises a second slot (52). In the present invention,
Operating lever when rotating the seat cushion (12).
-Move (2) to the unlock position. This allows
The second slot (22) coincides with the first slot (14),
The pin (41) can move along the first slot (14).
And the seat cushion (12) can be rotated.
Become. When the seat cushion (12) is
When it is in the storage position, the pin (41) is in the first slot (14).
Located at one end. In this state, lock the operation lever (12).
The second elongated hole (22) moves to the first elongated position.
The pin (41) is restrained by crossing the hole (14), and
The rotation of the seat cushion (12) is restricted. In the present invention , since the operation release direction of the operation lever is coincident with the direction in which the seat cushion is flipped up, the operation of the operation lever with one hand can simultaneously lift the seat cushion. Further, since the operation lever is provided on the seat cushion, even if the seat moves and the gap with the deck side trim or the like becomes small, a satisfactory operation is always ensured regardless of this. In addition, locking that protrudes greatly backward like the conventional
Since no levers are required, the whole system becomes compact and
Requires less installation space. Also, the seat cushion
When the pin is rotated to the use position or the storage position, the pin
Stops further rotation of the seat cushion at the end
Therefore, it is necessary to provide a separate seat cushion stopper.
No need. [0012] The reference numerals in parentheses indicate the correspondence with specific means described in the embodiments described later. FIG. 1 shows an example of a vehicle seat according to the present invention. The seat 1 is of a bench type, and seat legs 11 (only one is shown in the figure) on both sides are placed on a slide rail R extending in the vehicle front-rear direction and can be moved. By operating the operation lever 2 provided on the back surface of the front end of the seat cushion 12, the seat cushion 12 of the seat 1 is raised from the use position indicated by the chain line to the storage position indicated by the solid line along the seat back 13 by the following structure. It is pivotable. The operation lever 2 is a plate-like body having a constant width, and one end thereof is rotatably connected to a shaft 22 of a bracket 21 disposed in the lower surface of the front end of the seat cushion 12 as shown in FIG. As shown by an arrow in FIG. One end of an operation wire 23 from a lock device, which will be described in detail later, is connected to the operation lever 2, and the operation wire 23 is pulled when the operation lever 2 is rotated forward. FIG. 4 shows details of the locking device E of the seat cushion 12. As shown in FIG. In the figure, a substantially triangular bracket plate 3 is provided on a side surface of a seat cushion 12, and the top is rotatably connected to a seat leg 11 by a shaft member 31. A base end of the link arm 4 is rotatably mounted on a plate surface of the bracket plate 3 by a shaft 42, and a pin 41 is provided upright at a distal end thereof. Before this pin 41 is formed on the seat leg 11 (left side in FIG. 4)
It is inserted into the elongated slot 14 and located at the upper end thereof. A lever body 5 is provided, the base end of which is rotatably connected to the shaft member 31 and the distal end 5
1 includes an operation wire 23 which is connected to the operation lever 2 (FIG. 2).
Are connected at one end. The lever body 5 is pivotally moved upward about the shaft member 31 by a spring member 16 disposed between a projection 53 formed in the middle of the lower edge thereof and a locking portion 111 provided on the seat leg 11. It is being rushed. Also,
An elongated hole 52 bent in an L-shape is formed in the middle plate surface of the lever body 5.
The long hole 52 has a shape in which a long side portion 521 matches the long hole 14, and a short side portion 522 extending downward intersects the long hole 14. When the lever body 5 is at the upper rotation end shown in FIG. 4, the long side portion 521 of the long hole 52 is shifted from the long hole 14, and the tip pin 41 of the link arm 4 is ,
After being inserted into the long hole 14, it is located in the short side portion 522 of the long hole that intersects with the long hole 14 and is restricted by the two long holes 14, 52. Thus, the rotation of the seat cushion 12 around the shaft member 31 is locked and the seat cushion 12 is positioned. When the seat cushion 12 is flipped up and rotated, as shown by an arrow in FIG. 3, when the operation lever 2 is rotated forward around the shaft 22, the operation wire 23 is pulled and the spring member 16 is pulled. 5 against the spring force of FIG.
Is rotated to the lower unlocked position as shown in FIG.
Thereby, the long side portion 521 of the long hole 52 of the lever body 2 and the long hole 14 of the seat leg 11 match, and the link arm 4
Of the bracket plate 3 (that is, the seat cushion 12) as shown by the arrow in FIG. 5 while moving the pin 41 toward the lower end of the long hole 14. It can be turned upward around the member 31. When the seat cushion 12 further rotates, the pins 41 move back in the long hole 14 toward the upper end again, and when the seat cushion 12 reaches the uppermost storage position shown in FIG. The pin 41 abuts on the upper end surface of the long hole 14 and further rotation of the seat cushion 12 is prevented. When the operating lever 2 is released in this state, the lever body 5 returns to the upper locking position by the spring force of the spring member 16 as shown in FIG.
Is displaced from the long hole 14 and the short side 52
2 intersects the slot 14 and the pin 4
1 is bound. Thereby, the rotation of the bracket plate 3, that is, the seat cushion 12 around the shaft member 31 is locked and the bracket plate 3 is positioned. When the seat cushion 12 is returned to the use position and rotated, the operation lever 2 is rotated and the lever body 5 is again pulled down to the unlock position below, and the long side portion 521 of the long hole 52 is elongated. 14. According to the present embodiment, when the operation lever 2 is rotated forward around the shaft 22, the lever 5 is rotated to the unlock position, and the seat cushion 12 can be flipped up. . In this case, the rotation direction of the operation lever 2 is clockwise with respect to the shaft body 22 as indicated by an arrow in FIG. 2, which coincides with the flip-up direction of the seat cushion 12. Therefore, the seat cushion 12 can be flipped up at the same time as the operation lever 2 is operated with one hand. Further, since the operation lever 2 is provided on the lower surface of the distal end of the seat cushion 12, even if the seat moves and the gap between the deck side trim and the seat is reduced, a good operation is always ensured regardless of this. Further, in the lock device of the present embodiment, the link arm 4 is provided on the bracket plate 3 in place of the conventional locking lever 9, and the front end pin 41 is connected to the seat leg 11 and the long holes 14, 22 of the operation lever 2. The seat cushion is locked or released by restraining or releasing the restraint, so that the device structure can be made compact. Further, in this structure, when the seat cushion 12 is flipped up and rotated, the tip pin 41 of the link arm 4 comes into contact with the upper end surface of the long hole 14 of the seat leg 11 to restrict the rotation. The seat cushion 12 can be reliably stopped at the predetermined rotation position without providing the stopper. As described above, according to the flip-up type vehicle seat of the present invention, the seat cushion can be easily flipped up with one hand regardless of the moving position of the seat.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態を示す、跳ね上げ式車両用
シートの側端部斜視図である。 【図2】操作レバーを操作していない時のシートクッシ
ョン先端部の透視図である。 【図3】操作レバーを操作した時のシートクッション先
端部の透視図である。 【図4】シートクッションが使用位置にある時のシート
クッションロック装置の正面図である。 【図5】シートクッションが回動途中にある時のシート
クッションロック装置の正面図である。 【図6】シートクッションが収納位置にある時のシート
クッションロック装置の正面図である。 【図7】従来の車両用シートの側端部斜視図である。 【図8】従来のシートクッション跳ね上げ機構の正面図
である。 【符号の説明】 1…車両用シート、11…シートレッグ、12…シート
クッション、13…シートバック、14…長孔、2…操
作レバー、3…ブラケット板、4…リンクアーム、41
…ピン、5…レバー体、52…長孔、E…ロック装置。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a side end perspective view of a flip-up vehicle seat showing one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view of a front end portion of a seat cushion when an operation lever is not operated. FIG. 3 is a perspective view of a front end portion of a seat cushion when an operation lever is operated. FIG. 4 is a front view of the seat cushion lock device when the seat cushion is in a use position. FIG. 5 is a front view of the seat cushion lock device when the seat cushion is being rotated. FIG. 6 is a front view of the seat cushion lock device when the seat cushion is in a storage position. FIG. 7 is a side end perspective view of a conventional vehicle seat. FIG. 8 is a front view of a conventional seat cushion flip-up mechanism. [Description of Signs] 1 ... Vehicle seat, 11 ... Seat leg, 12 ... Seat cushion, 13 ... Seat back, 14 ... Long hole, 2 ... Operation lever, 3 ... Bracket plate, 4 ... Link arm, 41
... pins, 5 ... lever bodies, 52 ... long holes, E ... lock devices.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/36 B60N 2/30 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) B60N 2/36 B60N 2/30

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シートクッションをその使用位置からシ
ートバックに沿う収納位置へ跳ね上げ回動可能とした跳
ね上げ式車両用シートにおいて、前記シートクッション
の回動をロックするロック装置を設けるとともに、前記
ロック装置のロックおよびロック解除を選択する操作レ
バーを前記シートクッションに設け、かつ前記操作レバ
ーのロック解除操作方向を前記シートクッションの跳ね
上げ方向と一致させ、かつ前記ロック装置を、前記シー
トクッションと一体に回動するブラケット板と、シート
レッグに形成された第1の長孔と、前記ブラケット板に
一端が回転自在に軸着され、他端に前記第1の長孔内に
挿置されるピンを設けて前記シートクッションが前記使
用位置から前記収納位置へ回動する間に前記ピンを前記
第1の長孔の一端から出て当該長孔に沿って往復摺動さ
せるリンクアームと、前記操作レバーに連結されてロッ
ク位置とロック解除位置との間で操作されるレバー体
と、前記レバー体に形成され、前記ロック解除位置では
前記第1の長孔に一致して前記ピンの移動を許すととも
に、前記ロック位置では前記第1の長孔と交差して前記
一端にピンを拘束する第2の長孔とで構成したことを特
徴とする跳ね上げ式車両用シート。
(1) In a flip-up type vehicle seat in which a seat cushion can be flipped up from a use position to a storage position along a seat back, the seat cushion is rotated. A lock device for locking is provided, and an operation lever for selecting locking and unlocking of the lock device is provided on the seat cushion, and an unlocking operation direction of the operation lever matches a flipping direction of the seat cushion , and The locking device is
Bracket plate that rotates with the cushion and seat
The first elongated hole formed in the leg and the bracket plate
One end is rotatably mounted on the shaft, and the other end is in the first elongated hole.
The seat cushion is provided with a pin to be inserted.
While rotating from the use position to the storage position,
Reciprocating sliding along the long hole exiting from one end of the first long hole.
Link arm that is connected to the
Lever operated between the lock position and the unlock position
And formed on the lever body, and in the unlocked position
And allowing the pin to move in accordance with the first slot.
The lock position intersects the first slot and
A flip-up type vehicle seat comprising a second elongated hole for restraining a pin at one end .
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