JP3472900B2 - Pressure reducing valve device for ultra high pressure fluid - Google Patents
Pressure reducing valve device for ultra high pressure fluidInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超高圧流体を減圧
して排出する超高圧流体用の弁装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、食品加工等に用いられるCIP
(Cold Isostatic Pressing )装置には、圧力容器内を
加圧状態に保った後、圧力容器内の圧力媒体を排出する
ために、ニードル弁を利用した減圧弁装置が設けられて
いる。
【0003】その様な減圧弁装置としては、高圧流体を
導入させる入口ポートと、入口ポートから導入された高
圧流体の流路を制限することにより調圧を行うニードル
弁と、ニードル弁による調圧作用を受けた流体の流量を
制限する噴射ノズルと、噴射ノズルから噴射された流体
を導出する出口ポートとを備えたものが一般的である。
【0004】この減圧弁装置では、入口ポートに導入さ
れた高圧流体は入口ポートに設けられた細い流路を通っ
て減圧室に導かれる。減圧室内には、入口ポートからの
流路と連通する細い管路を有するニードル弁シートと、
ニードル弁とが設けられている。ニードル弁は、管路の
出口側に入り込んで管路出口を塞ぐニードルと、油圧シ
リンダ装置や空気圧シリンダ装置などの駆動機構とを備
えており、この駆動機構によりニードルが管路出口に向
って押圧される構成となっている。
【0005】ニードル弁シートの管路の流体出口側に設
けられたニードルの管路出口に対する位置により、流路
の大きさが、例えば、ニードルが管路出口を塞ぐ寸前が
最も狭く、ニードルが管路出口から離れた状態が最も広
いというように制限されるので、ニードル弁シートに設
けられた管路を通って減圧室内に導入された高圧流体
は、ニードルの配置に応じて調圧されることになる。
【0006】従って、入口ポートから減圧弁装置内に入
り込んだ流体は減圧室内でニードル弁により調圧作用を
受けて減圧され出口ポートから導出される。出口ポート
とニードル弁との間には噴射ノズルが設けられており、
この噴射ノズルによりニードル弁から導出された流体は
その流出量が調整され、出口ポートから配管を通って外
部へ排出されたり、圧媒タンクへ戻され再利用される。
【0007】このニードル弁のニードルの管路に対する
位置(開閉状態)は、入口ポートから導入された高圧流
体の流体力とこの流体力に対向するニードルの押圧力と
の差により決定されるが、入口ポートに供給される高圧
流体は一定圧力であるため、ニードルの移動は油圧シリ
ンダ装置や空気圧シリンダ装置などの駆動機構による押
圧力に左右される。即ち、ニードルは、駆動機構が高圧
流体の流体力以上の力でニードルを押圧すると管路出口
に向って移動し、高圧流体の流体力以下の力で押圧する
と管路出口から離れる方向に、また、高圧流体の流体力
と同等であれば移動しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな減圧弁装置は、400MPaよりも低い圧力の流体
を減圧するためのものであり、700MPaのような4
00MPa以上の超高圧流体を減圧するためには用いる
ことはできない。
【0009】何故ならば、ニードル弁は常に噴射ノズル
からの流体を受けているが、400MPa以上の超高圧
流体の場合、ニードル部分に常に多大な負荷がかかって
しまいニードルが破損してしまう。更に、パッキンなど
の消耗部品の寿命も非常に短くなってしまう。
【0010】また、流量制御のためのノズルは、流体圧
力が高くなればなるほどノズル径を小さくしなければな
らないが、ノズル径が小さいと流体中の微小なゴミなど
が詰まり、ノズルが破損してしまう。それだけでなく、
400MPa以上、特に700MPaの超高圧流体を減
圧するためのノズルは開発されておらず、新たに開発す
るには莫大な費用を必要とするため好ましくない。
【0011】以上のことから本発明は、ニードル弁を利
用した減圧弁装置において、400MPa以上の超高圧
流体であっても良好に減圧できる減圧弁装置を提案する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決すべく請
求項1にかかる発明では、入口ポートから導かれた超高
圧流体をニードル弁の調圧状態に応じて減圧して出口ポ
ートへ導出する超高圧流体用減圧弁装置において、入口
ポートとニードル弁との間に流体速度を制限する圧力損
失部を備え、該圧力損失部は、入口ポートから導かれる
超高圧流体の流体力で回転するボール弁体と、該ボール
弁体を着座支持する弁座部材とを有し、該弁座部材は、
前記ボール弁体との間に形成されている着座間隙を介し
て入口ポートからニードル弁に連通する流路を前記ボー
ル弁体の着座中心に対して偏心した位置に備えているも
のとしている。
【0013】即ち、本発明では、入口ポートからの超高
圧流体を直ちにニードル弁に導くのではなく、一旦圧力
損失部に導いて流体速度を制限してからニードル弁に導
く構成としているため、ニードル弁にかかる負荷が少な
くなる。
【0014】従って、入口ポートに導かれた流体が70
0MPaのように400MPa以上の超高圧流体であっ
ても、ニードル弁に到達する前に流体速度が落とされる
ため、ニードル弁に対しては常に無理のない程度の流体
圧がかかることになる。そのため、ニードルが破損しに
くくなるだけでなく、パッキンなどの消耗部品に対して
も無理な負荷がかからないので寿命が短くならない。
【0015】
【0016】本発明では、ボール弁体の着座中心に対し
て偏心した位置に入口ポートからニードル弁に連通する
流路を備える構成とすることによって、ボール弁体に回
転を与え、流体の圧力と通過速度を下げて圧力損失を効
率的に生じさせることが可能である。
【0017】また、ボール弁体が回転しているため、流
体中に異物が含まれていても通過させることができるの
で、異物による詰まりを防止することができる。加え
て、弁座部材とボール弁体との間のシール面を自己再生
することができる。
【0018】更に、ボール弁体は、弁座部材により回転
可能に着座支持されており、弁座部材は、ボール弁体と
の間で着座間隙を形成しているため、流体の圧力が下が
るとこの着座間隙が拡がるので低圧における排水性が良
好となる。
【0019】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1に示し
て詳細に説明するが、本発明はこの実施形態のみに限定
されるものではない。
【0020】図1(a)は、本発明の超高圧流体用減圧
装置の概略説明図であり、この装置は、高圧流体を導入
させる入口ポート9と、入口ポート9から導入された高
圧流体の速度を制限する圧力損失部を構成するボール式
チェック弁1と、流路を制限することにより調圧を行う
ニードル弁6と、ニードル弁6による調圧作用を受けた
流体の流量を制限するシーリングコーン8と、シーリン
グコーン8から噴射された流体を導出する出口ポート1
0とを備えている。
【0021】ニードル弁6には、流れ方向に対向する向
きにニードルを移動させる油圧シリンダポンプ7が駆動
機構として設けられており、予め定められた圧力でニー
ドルに対して押圧力を与えている。
【0022】この超高圧流体用減圧装置において、入口
ポート9から導入された高圧流体は、ボール式チェック
弁1に導かれる。図1(b)はこの超高圧流体用減圧装
置におけるボール式チェック弁1の部分を示した説明図
であるが、図1(b)に示したように、ボール式チェッ
ク弁1は、入口ポート9側から順にボールシート4a、
スペーサ4、弁座部材を構成する入口側圧力損失シート
3、ボール弁体1a、弁座部材を構成する出口側圧力損
失シート2とから構成されている。
【0023】高圧流体は、入口ポート9側からボールシ
ート4aを介して一旦スペーサ4内に留められてから、
入口側圧力損失シート3に設けられた流路を通ってボー
ル弁体1aに向う。ボール弁体1aは、入口側圧力損失
シート3と出口側圧力損失シート2とにより回転可能に
挟持されており、入口側圧力損失シート3と出口側圧力
損失シート2との間には隙間があいているため、流体の
圧力が下がると隙間が拡がって低圧における排水性を良
好にしている。
【0024】出口側圧力損失シート2には、ボール弁体
1aの着座中心に対して偏心した位置に流路を備えてお
り、この流路を流体が流れる時にボール弁体1aに対し
て偏った力が与えられ、この力がボール弁体1aを回転
させる。ボール弁体1aの回転により、超高圧水のエネ
ルギーが熱に変換されて流体の圧力と通過速度が下げら
れる。
【0025】ボール弁体1aの着座中心に対して偏心し
た位置にある流路を通った流体は、減圧室に導かれる。
減圧室には、細い管路が設けられたニードル弁シート5
と、ニードル弁シート5の管路の出口側に入り込んで管
路出口を塞ぐニードル6aを有するニードル弁6とが設
けられている。
【0026】減圧室に導かれた高圧流体は、ニードル弁
シート5の管路を通って減圧室内に導入されるが、この
管路の流体出口側に設けられたニードル6aの管路出口
に対する位置により流路の大きさが、例えば、ニードル
6aが管路出口を塞ぐ寸前が最も狭く、ニードル6aが
管路出口から離れた状態が最も広いというように制限さ
れる。
【0027】従って、ボール式チェック弁1により流体
速度が制限された流体はニードル弁6により調圧作用を
受けてさらに減圧され、出口ポート10から導出され
る。出口ポート10とニードル弁6との間にはシーリン
グコーン8が設けられており、このシーリングコーン8
により流体の流出量が調整され、圧力容器内などに供給
される。
【0028】ここで、ボール弁体1aの回転により、超
高圧水のエネルギーが熱に変換されて流体の圧力と通過
速度が下げられるが、この時の圧力と減圧時間との関係
(減圧速度勾配)を図2に示す。
【0029】尚、図2には本実施形態により得られた減
圧速度の他に比較のため、従来の減圧速度と、ノズルの
径を0.15mmとして減圧を行った場合の理論的な値
と、ノズルの径を0.20mmとして減圧を行った場合
の理論的な値と、理想とする減圧速度とを示している。
また、全ての場合において用いた流体の圧力は700M
Paとしている。
【0030】図2よりも明らかなように、理想とする減
圧時間と本実施形態による減圧時間はほぼ一致してお
り、本実施形態のように入口ポートとニードル弁との間
に圧力損失部を備える構成とすれば、700MPaの超
高圧流体を用いても緩やかな速度で減圧できることがわ
かる。また、理想的な減圧時間で減圧できることがわか
る。なお、本願の圧力損失部には一個のボールを使用し
た例を挙げたが、直径が1mm〜3mm程度の多数のボ
ールを詰めたものや1μm〜1mm程度の微小孔が一定
に分布する多孔質体を採用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、700
MPaのような400MPa以上の超高圧流体を緩やか
な速度で減圧することが可能である。また、理想的な減
圧時間で減圧することが可能である。
【0032】更に、ニードル弁に流体が到達する前に圧
力損失部において流体速度を制限する構成であるため、
ニードル弁及びニードル弁の後段に設けられるシーリン
グコーンに対して高い負荷がかかる心配がないため、ニ
ードルが破損したりパッキンなどの消耗部品の寿命が極
端に短くなることがない。勿論、従来用いていたニード
ル弁を使用し、また、必要であった噴射ノズルを省くこ
とができるので、例え400MPa以上の超高圧流体の
減圧であっても新たに噴射ノズルを開発する必要もな
く、不必要にコストがかからないという利点もある。
【0033】また、弁座部材により着座支持された状態
でボール弁体が流体の力を受けて回転する構成であるた
め、流体中に大きな異物が混入していても異物が弁内で
詰まりにくいという利点がある。また、低圧での排水性
がよいという利点もある。
【0034】更に、簡単な構成であり複雑な機構や制御
を必要としないため、どのような自動制御弁にも対応で
きるという利点を有している。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a valve device for an ultra-high pressure fluid for discharging an ultra-high pressure fluid by reducing its pressure. [0002] In general, CIP used for food processing and the like
The (Cold Isostatic Pressing) apparatus is provided with a pressure reducing valve apparatus using a needle valve for discharging the pressure medium in the pressure vessel after keeping the pressure vessel in a pressurized state. As such a pressure reducing valve device, an inlet port for introducing a high-pressure fluid, a needle valve for regulating the pressure by restricting a flow path of the high-pressure fluid introduced from the inlet port, and a pressure regulating device using the needle valve In general, the apparatus includes an ejection nozzle for restricting the flow rate of the fluid subjected to the action, and an outlet port for leading out the fluid ejected from the ejection nozzle. [0004] In this pressure reducing valve device, the high-pressure fluid introduced into the inlet port is guided to the pressure reducing chamber through a narrow flow path provided in the inlet port. In the decompression chamber, a needle valve seat having a thin pipe communicating with the flow path from the inlet port,
A needle valve is provided. The needle valve includes a needle that enters the outlet side of the pipeline and closes the pipeline outlet, and a drive mechanism such as a hydraulic cylinder device or a pneumatic cylinder device. The drive mechanism pushes the needle toward the pipeline outlet. It is configured to be. [0005] Depending on the position of the needle provided on the fluid outlet side of the pipe of the needle valve seat with respect to the pipe outlet, the size of the flow path is the narrowest, for example, just before the needle blocks the pipe outlet, and the needle is the pipe. Since the state away from the passage outlet is restricted to be the widest, the high-pressure fluid introduced into the decompression chamber through the conduit provided in the needle valve seat is regulated in pressure according to the arrangement of the needles. become. Accordingly, the fluid which has entered the pressure reducing valve device from the inlet port is subjected to pressure control by the needle valve in the pressure reducing chamber, and is decompressed and discharged from the outlet port. An injection nozzle is provided between the outlet port and the needle valve,
The amount of the fluid discharged from the needle valve by the injection nozzle is adjusted, and the fluid is discharged from the outlet port to the outside through the pipe or returned to the pressurized medium tank for reuse. The position (open / closed state) of the needle valve with respect to the pipeline of the needle is determined by the difference between the fluid force of the high-pressure fluid introduced from the inlet port and the pressing force of the needle opposing the fluid force. Since the high-pressure fluid supplied to the inlet port has a constant pressure, the movement of the needle depends on the pressing force of a driving mechanism such as a hydraulic cylinder device or a pneumatic cylinder device. That is, the needle moves toward the pipe outlet when the drive mechanism presses the needle with a force higher than the fluid force of the high-pressure fluid, and moves away from the pipe outlet when the drive mechanism presses the needle with a force less than the fluid force of the high-pressure fluid, and If it is equivalent to the fluid force of the high-pressure fluid, it does not move. [0008] However, such a pressure reducing valve device is used to reduce the pressure of a fluid having a pressure lower than 400 MPa.
It cannot be used to reduce the pressure of an ultra-high pressure fluid of 00 MPa or more. The reason is that the needle valve always receives the fluid from the injection nozzle. However, in the case of an ultra-high pressure fluid of 400 MPa or more, a large load is always applied to the needle portion and the needle is broken. In addition, the life of consumable parts such as packing is very short. Further, the nozzle for controlling the flow rate must have a smaller nozzle diameter as the fluid pressure becomes higher. However, if the nozzle diameter is smaller, minute dust and the like in the fluid are clogged and the nozzle is damaged. I will. not only that,
Nozzles for reducing the pressure of ultra-high pressure fluids of 400 MPa or more, particularly 700 MPa, have not been developed, and new development requires an enormous cost, which is not preferable. In view of the above, it is an object of the present invention to propose a pressure reducing valve device using a needle valve which can satisfactorily reduce the pressure even with an ultra-high pressure fluid of 400 MPa or more. According to the first aspect of the present invention, an ultra-high pressure fluid introduced from an inlet port is decompressed in accordance with a pressure regulating state of a needle valve, and an outlet port is provided. A pressure-reducing valve device for an ultra-high-pressure fluid, which is provided with a pressure-loss portion that restricts fluid velocity between an inlet port and a needle valve, and the pressure-loss portion is guided from the inlet port.
A ball valve rotating by the fluid force of an ultra-high pressure fluid, and the ball
A valve seat member for seating and supporting the valve body, wherein the valve seat member is
Through a seating gap formed between the ball valve body
Flow path from the inlet port to the needle valve
The valve is provided at a position eccentric with respect to the seating center of the valve body . That is, in the present invention, the ultrahigh-pressure fluid from the inlet port is not immediately guided to the needle valve, but is guided to the pressure loss portion to restrict the fluid speed and then to the needle valve. The load on the valve is reduced. Therefore, when the fluid guided to the inlet port is 70
Even with an ultra-high pressure fluid of 400 MPa or more, such as 0 MPa, the fluid velocity is reduced before reaching the needle valve, so that a moderate fluid pressure is always applied to the needle valve. Therefore, not only is the needle hardly damaged, but also the consumable parts such as the packing are not subjected to an excessive load, so that the life is not shortened. In the present invention, by providing a flow path communicating from the inlet port to the needle valve at a position eccentric with respect to the seating center of the ball valve body, rotation is given to the ball valve body, and the fluid is provided. , The pressure loss and the passage speed can be reduced to efficiently generate pressure loss. Further, since the ball valve element is rotating, even if foreign matter is contained in the fluid, the fluid can be passed through, so that clogging by the foreign matter can be prevented. In addition, the sealing surface between the valve seat member and the ball valve body can be regenerated by itself. Further, the ball valve body is rotatably seated and supported by the valve seat member, and the valve seat member forms a seating gap with the ball valve body. Since the seating gap is widened, drainage at low pressure is improved. An embodiment of the present invention will be described below in detail with reference to FIG. 1, but the present invention is not limited to this embodiment. FIG. 1 (a) is a schematic explanatory view of an ultrahigh-pressure fluid depressurizing device according to the present invention. This device has an inlet port 9 for introducing a high-pressure fluid and a high-pressure fluid introduced from the inlet port 9. A ball-type check valve 1 that constitutes a pressure loss part that limits the speed, a needle valve 6 that regulates pressure by restricting a flow path, and a sealing that restricts the flow rate of a fluid that is regulated by the needle valve 6 Cone 8 and outlet port 1 for taking out fluid ejected from sealing cone 8
0. The needle valve 6 is provided with a hydraulic cylinder pump 7 as a drive mechanism for moving the needle in a direction opposite to the flow direction, and applies a pressing force to the needle at a predetermined pressure. In this ultra-high pressure fluid pressure reducing device, the high pressure fluid introduced from the inlet port 9 is guided to the ball type check valve 1. FIG. 1 (b) is an explanatory view showing a portion of the ball type check valve 1 in the ultrahigh pressure fluid pressure reducing device. As shown in FIG. 1 (b), the ball type check valve 1 has an inlet port. Ball seat 4a in order from the 9th side,
It comprises a spacer 4, an inlet side pressure loss sheet 3 constituting a valve seat member, a ball valve element 1a, and an outlet side pressure loss sheet 2 constituting a valve seat member. The high-pressure fluid is temporarily retained in the spacer 4 from the inlet port 9 side via the ball seat 4a.
It passes through the flow path provided in the inlet-side pressure loss sheet 3 toward the ball valve element 1a. The ball valve element 1a is rotatably sandwiched between the inlet side pressure loss sheet 3 and the outlet side pressure loss sheet 2, and a gap is formed between the inlet side pressure loss sheet 3 and the outlet side pressure loss sheet 2. Therefore, when the pressure of the fluid decreases, the gap widens, thereby improving drainage at low pressure. The outlet side pressure loss seat 2 has a flow path at a position eccentric with respect to the seating center of the ball valve element 1a, and the flow path is deviated from the ball valve element 1a when the fluid flows through the flow path. A force is applied, and this force rotates the ball valve element 1a. By the rotation of the ball valve 1a, the energy of the ultra-high pressure water is converted into heat, and the pressure and the passing speed of the fluid are reduced. The fluid that has passed through the flow path located at a position eccentric with respect to the seating center of the ball valve element 1a is guided to the decompression chamber.
The decompression chamber has a needle valve seat 5 provided with a thin pipe line.
And a needle valve 6 having a needle 6a that enters the outlet side of the pipeline of the needle valve seat 5 and closes the pipeline outlet. The high-pressure fluid introduced into the decompression chamber is introduced into the decompression chamber through the pipe of the needle valve seat 5, and the position of the needle 6a provided on the fluid outlet side of this pipe with respect to the pipe outlet is determined. Accordingly, the size of the flow path is limited so that, for example, the width of the flow path is the narrowest just before the needle 6a closes the conduit outlet, and is the widest when the needle 6a is away from the conduit outlet. Therefore, the fluid is checked by the ball type check valve 1.
The fluid whose speed is limited is subjected to a pressure regulating action by the needle valve 6 and further reduced in pressure, and is discharged from the outlet port 10. A sealing cone 8 is provided between the outlet port 10 and the needle valve 6.
, The outflow amount of the fluid is adjusted, and the fluid is supplied into the pressure vessel or the like. Here, the rotation of the ball valve body 1a converts the energy of the ultrahigh-pressure water into heat and reduces the pressure and the passing speed of the fluid. ) Is shown in FIG. FIG. 2 shows, in addition to the decompression rate obtained by the present embodiment, a conventional decompression rate and a theoretical value obtained when decompression is performed with the nozzle diameter being 0.15 mm for comparison. The figure shows a theoretical value and an ideal pressure reduction speed when the pressure is reduced with the nozzle diameter being 0.20 mm.
In all cases, the pressure of the fluid used was 700 M
Pa. As is apparent from FIG. 2, the ideal pressure reduction time and the pressure reduction time according to the present embodiment substantially coincide with each other, and a pressure loss portion is provided between the inlet port and the needle valve as in the present embodiment. It can be seen that with the configuration provided, the pressure can be reduced at a gradual rate even if an ultra-high pressure fluid of 700 MPa is used. Further, it can be seen that the pressure can be reduced in an ideal pressure reducing time. In addition, although the example using one ball was given to the pressure loss part of the present application, the one in which many balls having a diameter of about 1 mm to 3 mm are packed or a porous body in which micropores of about 1 μm to 1 mm are uniformly distributed. A body may be employed. As described above, according to the present invention, 700
It is possible to reduce the pressure of an ultra-high pressure fluid of 400 MPa or more such as MPa at a moderate speed. Further, the pressure can be reduced in an ideal pressure reducing time. Further, since the fluid velocity is limited at the pressure loss portion before the fluid reaches the needle valve,
Since there is no fear that a high load is applied to the needle valve and the sealing cone provided downstream of the needle valve, the needle is not broken and the life of consumable parts such as packing is not extremely shortened. Of course, it is possible to use the conventionally used needle valve and to omit the necessary injection nozzle, so that there is no need to develop a new injection nozzle even if the pressure of the ultra-high pressure fluid of 400 MPa or more is reduced. There is also an advantage that unnecessary costs are not required. Further, since the ball valve element is rotated by receiving the force of the fluid while being seated and supported by the valve seat member, even if a large foreign substance is mixed in the fluid, the foreign substance is hardly clogged in the valve. There is an advantage. There is also an advantage that drainage at low pressure is good. Furthermore, since it has a simple configuration and does not require complicated mechanisms or controls, it has the advantage that it can be used with any automatic control valve.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る超高圧流体用減圧装
置の概略説明図である。
【図2】減圧速度勾配の本実施形態と理論値、従来との
比較を示す線図である。
【符号の説明】
1 :ボール式チェック弁
1a:ボール弁体
2 :出口側圧力損失シート
3 :入口側圧力損失シート
4 :スペーサ
4a:ボールシート
5 :ニードル弁シート5
6 :ニードル弁
6a:ニードル
7 :油圧シリンダポンプ
8 :シーリングコーン
9 :入口ポート
10:出口ポートBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic explanatory view of an ultrahigh-pressure fluid pressure reducing device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a comparison between the present embodiment of the pressure reduction rate gradient, a theoretical value, and a conventional value. [Explanation of Signs] 1: Ball type check valve 1a: Ball valve body 2: Outlet side pressure loss sheet 3: Inlet side pressure loss sheet 4: Spacer 4a: Ball seat 5: Needle valve seat 5 6: Needle valve 6a: Needle 7: Hydraulic cylinder pump 8: Sealing cone 9: Inlet port 10: Outlet port
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−4962(JP,U) 実開 平6−43437(JP,U) 実開 昭62−146212(JP,U) 登録実用新案3030343(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 17/00 F16K 47/00 F17C 13/00 G05D 16/00 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References Japanese Utility Model Sho 64-4962 (JP, U) Japanese Utility Model Hei 6-43437 (JP, U) Japanese Utility Model Sho 62-146212 (JP, U) Registered utility model 3030343 (JP, U) JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) F16K 17/00 F16K 47/00 F17C 13/00 G05D 16/00
Claims (1)
ードル弁の調圧状態に応じて減圧して出口ポートへ導出
する超高圧流体用減圧弁装置において、 入口ポートとニードル弁との間に流体速度を制限する圧
力損失部を備え、 該圧力損失部は、入口ポートから導かれる超高圧流体の
流体力で回転するボール弁体と、該ボール弁体を着座支
持する弁座部材とを有し、 該弁座部材は、前記ボール弁体との間に形成されている
着座間隙を介して入口ポートからニードル弁に連通する
流路を前記ボール弁体の着座中心に対して偏心した位置
に備え ていることを特徴とする超高圧流体用減圧弁装
置。(57) [Claim 1] A pressure reducing valve device for an ultra-high pressure fluid for depressurizing an ultra-high pressure fluid guided from an inlet port in accordance with a pressure regulating state of a needle valve and leading the fluid to an outlet port, a pressure loss that limits the fluid velocity between the inlet port and the needle valve, the pressure loss portion of the ultra-high pressure fluid conducted from the inlet port
A ball valve that rotates by fluid force, and a seating support for the ball valve
A valve seat member to be held, and the valve seat member is formed between the ball valve body and the valve seat member.
Communicates from inlet port to needle valve via seating gap
Position where the flow path is eccentric with respect to the seating center of the ball valve
A pressure reducing valve device for an ultra-high pressure fluid, characterized in that the pressure reducing valve device is provided for:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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