JP3452089B2 - 作業機車両の継手脱着装置 - Google Patents
作業機車両の継手脱着装置Info
- Publication number
- JP3452089B2 JP3452089B2 JP18553394A JP18553394A JP3452089B2 JP 3452089 B2 JP3452089 B2 JP 3452089B2 JP 18553394 A JP18553394 A JP 18553394A JP 18553394 A JP18553394 A JP 18553394A JP 3452089 B2 JP3452089 B2 JP 3452089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- joint
- working machine
- joints
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3654—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with energy coupler, e.g. coupler for hydraulic or electric lines, to provide energy to drive(s) mounted on the tool
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/627—Devices to connect beams or arms to tractors or similar self-propelled machines, e.g. drives therefor
- E02F3/6273—Devices to connect beams or arms to tractors or similar self-propelled machines, e.g. drives therefor using legs to support the beams or arms on the ground during the connecting process
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2264—Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
- E02F9/2275—Hoses and supports therefor and protection therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/56—Couplings of the quick-acting type for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
作業機を車両に脱着可能に取付けた作業機車両における
油圧系の継手脱着装置に関する。
両のエンジンで駆動する油圧ポンプからの油圧で作動す
る作業機(ローダ)は、車両に脱着可能にピン結合さ
れ、車両と作業機双方の油圧系が雄型と雌型の継手で脱
着可能に連結される。車両と作業機の油圧系を脱着可能
に連結する装置として、図7及び図8に示すような油圧
装置50が使用されている。
された作業機取付部のマスト受台3に油圧装置50が固
定され、マスト受台3に作業機2が脱着可能にピン結合
される。作業機2は、例えば揺動アーム4の先端にバケ
ット5を連結したもので、揺動アーム4とバケット5を
回転動させる油圧シリンダ6を備え、揺動アーム4の基
端部のマスト8が車両1のマスト受台3に離脱可能にピ
ン結合される。作業機2の油圧シリンダ6に連結された
4本の油圧ホース7が油圧装置50に脱着可能に連結さ
れる。
マスト受台3に固定された方向制御弁51に4個の車両
側継手52を取付けて構成される。方向制御弁51は、
内部に作動油が通る油路を有する略矩形のボックスで、
マスト受台3と反対の前面の上下左右4箇所に油路の出
入口である油穴54を有する。この各油穴54に車両側
継手52が螺装されて固定される。4つの各車両側継手
52は、先端部が同一方向に向くように方向が揃えられ
る。また、一部の油路の油穴54とその継手52の間に
ストップバルブ55が連結される。
ス7の先端に連結された作業機側継手53と雄雌型の対
をなし、車両側継手52と対応する作業機側継手53の
着脱は手動でワンタッチ式に行われる。車両1から作業
機2を外す場合は、油圧装置50の各車両側継手52か
ら作業機側継手53を順に手で外し、マスト受台3から
マスト6を外している。また、車両1に作業機2を取付
ける場合は、マスト受台3にマスト6をピン結合させ、
各油圧ホース7の作業機側継手53を順に手で油圧装置
50の車両側継手52に連結している。油圧装置50の
各車両側継手52を接近させ、かつ、各々の先端部の方
向を同一方向に揃えることで、複数の各車両側継手52
と作業機側継手53の脱着作業が容易になるようにして
ある。
定された複数の車両側継手の1つ1つに作業機の複数本
の油圧ホースの先端の作業機側継手を手で脱着する作業
は、工数が多くて作業性が悪く、また、この継手脱着作
業時に手が油で汚れる不具合があった。更に、車両側継
手から作業機側継手を外すと、作業機の複数本の油圧ホ
ースがばらばらになって、その取り扱いが面倒となり、
また、ばらばらとなった油圧ホースの作業機側継手を車
両側継手に連結するときに、作業機側継手を間違った車
両側継手に連結する作業ミスが生じることがあり、継手
連結作業に注意を要した。
か一方に雌型継手が使用されるが、この雌型継手の雄型
継手が嵌挿される開口に土砂等の異物が侵入して、雄型
継手との脱着を難しくし、雄型継手との連結不良を発生
させることがあって、特に雌型継手の取り扱いに注意を
要した。
作業性を向上させた作業機車両の継手脱着装置を提供す
ることにある。
能に取付けた作業機を車両の油圧駆動系からの油圧で駆
動させるようにした作業機車両における車両と作業機間
の油圧系の継手脱着装置であって、車両の作業機取付部
に同方向に固定された複数の車両側継手の近傍に固定さ
れたレバー支持体を備えた車両側脱着部と、作業機の複
数の油圧ホースの先端部に結合された複数の作業機側継
手相互を複数の車両側継手と同配列で連結固定するホー
ス連結体、及び、このホース連結体に回転可能に連結さ
れ、片端部がレバー支持体に脱着可能に係止されて、レ
バー支持体との係止点を支点に作業機側継手を対応する
車両側継手に対して脱着させる方向に揺動する操作レバ
ーを備えた作業機側脱着部を有する構造で、車両側継手
と作業機側継手は互いに軸方向に嵌挿されてワンタッチ
式に連結される継手を使用していることを特徴とする。
対応する作業機側継手の嵌挿で軸方向に移動し、内蔵バ
ネで軸方向に復帰して、両継手をロックする自動ロック
手段を備え、前記車両側脱着部に、複数の車両側継手の
自動ロック手段を一括して軸方向移動させて継手間のロ
ック解除を行うロック解除機構を付設した構造を特徴と
する。
雌型で、雄型の作業機側継手が嵌着される開口を有し、
前記車両側脱着部に、車両側継手から作業機側継手を離
脱させたときに複数の車両側継手の開口を覆うカバーを
付設した構造を特徴とする。
のレバー支持体に係止させて手で揺動させると、作業機
の複数本の油圧ホースの各作業機側継手が一括して対応
する車両側継手に連結され、逆に、離脱用レバーを手で
揺動させると、複数の車両側継手から複数の作業機側継
手が一括して離脱して、複数の継手脱着が1回の手作業
で実行される。この継手脱着作業において、作業員は操
作レバーを揺動させるだけでよく、継手を手で触らない
で済むので手が油で汚されない。また、車両側継手から
作業機側継手を離脱させたとき、複数本の油圧ホースが
ホース連結体で連結されてばらばらにならない。
ック手段付雄雌型継手を使用することで、車両側継手と
作業機側継手を連結したときの継手脱着装置のロック
は、個々の継手のロック手段で確実に行われて、継手脱
着装置自体に特別なロック手段が不要となる。
雌型車両側継手から雄型の作業機側継手を離脱させたと
きに、雌型の車両側継手の雄型作業機側継手が嵌着され
る開口をカバーで覆うようにすることで、雌型継手の開
口への土砂類の侵入が防止される。
して説明する。尚、図7及び図8を含む全図を通じて同
一、又は、相当部分には同一符号を付して、説明の重複
を避ける。
態が示される。車両1に設置された油圧装置10に継手
脱着装置30の車両側脱着部31が付設され、作業機2
の複数本の油圧ホース7の先端部に継手脱着装置30の
作業機側脱着部32が付設される。かかる継手脱着装置
30を説明する前に、油圧装置10の具体例を説明す
る。
後が固定されたボックス状の方向制御弁11と、方向制
御弁11の前面に離脱可能に固定されたストップバルブ
内蔵マニホールド15を備える。図2に示すように、方
向制御弁11は前面の複数箇所、例えば上下左右の4箇
所に油穴12を有する。この油穴12の配列は、図8の
方向制御弁の油穴の配列と同じであり、4つの油穴12
を利用してマニホールド15がボルト13で固定され
る。
を有し、各油路16の片端の油圧ポートが方向制御弁1
1の対応する油穴12と連通し、他の片端の油圧ポート
17が同一方向に揃えてある。4つの油路16の油圧ポ
ート17は、例えばマニホールド15の上面横一列に上
向きに方向を揃えて形成され、この各油圧ポート17に
1個ずつ車両側継手20が螺装される。4個の車両側継
手20は、同一種の直管で、マニホールド15の上面に
横一列に同一高さで取り付けられる。
ップバルブ18が内蔵される。ストップバルブ18の弁
開閉操作部18’だけがマニホールド15の前面に突出
する。マニホールド15に内蔵させた油路16の一部を
曲管継手として使用し、また、マニホールド15にスト
ップバルブ18を内蔵させることで、マニホールド15
の外観がすっきりしたものとなり、油圧装置10の全体
がコンパクトにまとまった外観の良いものとなる。
と、これに連結される4個の車両側継手20の取付け方
向は上向きに限らず、また、各車両側継手20の取付け
高さを同一とするに限らないが、上向きで同一高さにす
ることが、後述する継手脱着装置30を使っての車両側
継手20と作業機側継手21の脱着作業を良好にする上
で望ましい。
する4本のボルト13は、図3に示すような溝穴14を
軸方向と半径方向に有し、これをマニホールド15の油
路16を貫通させて方向制御弁11の油穴12に螺結す
ることで、溝穴14で油穴12と油路16が連通され
る。このようなボルト13でマニホールド15を方向制
御弁11に取付けることで、マニホールド15の油路1
6以外の部分の面積縮小化ができ、マニホールド15が
小形コンパクト化される。さらに既存のバルブにも容易
に対応できるという利点がある。
作業機2の4本の油圧ホース7の先端に連結された作業
機側継手21が脱着可能に連結される。車両側継手20
と作業機側継手21は、雄雌型の対をなしてワンタッチ
式に脱着される自動ロック手段付継手が使用される。具
体的には、図5に示すように、車両側継手20に雌型が
使用され、作業機側継手21に雄型が使用され、雌型の
車両側継手20に自動ロック手段例えば軸方向に前後動
するロックリング22が装着される。雌型の車両側継手
20に雄型の作業機側継手21を押し込むと、車両側継
手20のロックリング22が一旦下がって両継手20、
21が連結され、この後、ロックリング22が内蔵バネ
(図示せず)で元の位置に上昇して作業機側継手21が
抜けないように自動ロックする。このような4個の車両
側継手20と対応する4個の作業機側継手21の脱着を
一括して行わせるのが次の継手脱着装置30である。な
お継手脱着装置30の方で連結位置で作動をロックする
ロック手段を配設すれば、ロックリング22は4つとも
必ずしも必要ではなくなる。またロックリング22を4
本の油圧ホース7全てにではなく、例えば両端の2本の
油圧ホース7にだけ配設しても4本全部に配設した場合
とほぼ同等の効果が得られる。
マニホールド15の両側面に下端部がネジ34で固定さ
れた左右一対のレバー支持体33と、一対のレバー支持
体33の上部に装着されたロック解除機構35とカバー
36を備える。継手脱着装置30の作業機側脱着部32
は、4本の油圧ホース7の先端部を横一列平行に連結す
るホース連結体42と、ホース連結体42の両端部に枢
軸43で回転可能に連結された左右一対の操作レバー4
4を備える。一対の操作レバー44は、枢軸43と反対
側の先端部間に固定されたハンドル45で一体化され
る。
体33は、ヘ字状の平板で、マニホールド15の両側面
から後上方へと延び、その上端部にピン37が突設され
る。ロック解除機構35は、左右一対のレバー支持体3
3の上部に両端部が回転可能に連結された支軸38から
前方に延びるリング押圧体39と、支軸38に上端が固
定されたロック解除レバー40を備える。ロック解除レ
バー40は、一方のレバー支持体33の上部外面に上下
方向に添設される。ロック解除レバー40とレバー支持
体33との間に装着されたバネ材41で、ロック解除レ
バー40に図4の時計回り方向に回転力が常時付勢され
る。
在り、このときのリング押圧体39は、その先端部が4
個の車両側継手20のロックリング22の上端に当接す
る平常位置に在る。ロック解除レバー40を手でバネ材
41のバネ力に抗して図4の反時計回り方向に回転させ
ると、リング押圧体39が図3の実線と鎖線で示すよう
に下方に回転して、各車両側継手20のロックリング2
2を一括して押し下げ、各作業機側継手21のロックを
一括して解除する。
カバー36の基端部がピン37を支点に前後に回転可能
に連結される。カバー36は、平板状の本体部36aと
その先端から略直角に折曲された前板部36bを有し、
カバー36とレバー支持体33の間には、カバー36を
前方に回転させる回転力を常時付勢するバネ材(図示せ
ず)が取り付けられる。各車両側継手20に作業機側継
手21を連結した図3の状態のとき、カバー36はその
前板部36bの先端が油圧ホース7に当接した位置に保
持される。各車両側継手20から作業機側継手21を離
脱させたとき、図6に示すように、カバー36は前方に
回転して本体部36aが各車両側継手20の上端開口を
覆う位置に保持される。
は、コ字状の平板で、4個の作業機側継手21を油圧装
置10側の車両側継手20と同じ配列ピッチでもって同
一高さで横一列に連結する。ホース連結体42の両端部
に枢軸43で回転可能に連結された左右一対の操作レバ
ー44は、略S形の平板で、ハンドル45と反対側の先
端部に切欠き46を有する。切欠き46は、レバー支持
体33のピン37が挿通される幅の深溝で、切欠き46
にピン37を挿通して係合させることで、操作レバー4
4がレバー支持体33に離脱可能に連結される。
される。
手20に対応する作業機側継手21が連結された状態が
示される。このとき、操作レバー44の切欠き46にレ
バー支持体33のピン37が嵌挿されて、操作レバー4
4がピン37を支点に図3、図4の鎖線位置から実線位
置に回転移動した定位置に保持される。また、各車両側
継手20に作業機側継手21が連結され、ロックリング
22でロックされているので、ロック解除レバー40を
回転操作しない限り車両側継手20と作業機側継手21
の連結が維持され、継手脱着装置30の車両側脱着部3
1と作業機側脱着部32の連結状態が維持される。この
ように継手脱着装置30の車両側脱着部31と作業機側
脱着部32の連結時のロックに、車両側継手20と作業
機側継手21のロック機構を使用することで、継手脱着
装置30に特別なロック手段を設ける必要が無くなる。
また、個々の車両側継手20と作業機側継手21をロッ
クすることで、継手脱着装置30の車両側脱着部31と
作業機側脱着部32の間のロックが強固に確実に行われ
る。
1を離脱させる場合は、まず、片手でもってロック解除
レバー40を図3の反時計回り方向に回転させて、リン
グ押圧体39で各車両側継手20のロックリング22を
一括して押し下げ、車両側継手20と作業機側継手21
のロックを解除させて置く。次に、他の片手でハンドル
45を持って操作レバー44をレバー支持体33のピン
37を支点に図4実線位置から鎖線位置まで上に回転さ
せる。操作レバー44がピン37を支点に上に回転する
と、操作レバー44の上部の枢軸43がホース連結体4
2を上昇させ、ロック解除状態にある各車両側継手20
から4個の各作業機側継手21が同時に抜き出される。
移動して、全車両側継手20から作業機側継手21が離
脱すると、操作レバー44を切欠き46の長さ方向に後
退させて、切欠き46からピン37を抜き出す。このと
きの状態が図5の実線と図6の鎖線に示される。作業機
2の4本の油圧ホース7の先端部は、ホース連結体42
で横一列に連結固定されているので、油圧ホース7がば
らばらにならず、その取り扱いが便利になる。
内蔵バネ材のバネ力でもって、前方に回転して、雌型の
車両側継手20の上端開口を覆い、車両側継手20の上
端開口に外部から土砂やゴミ等の異物が入るのを防止す
る。
継手20に連結する場合は、次のように行われる。片手
でカバー36を車両側継手20の上端開口から上に押し
開き、油圧ホース7の先端部の作業機側脱着部32の操
作レバー44の切欠き46をレバー支持体33のピン3
7に挿通し、カバー36を油圧ホース7の裏側に当接さ
せて置く。切欠き46をピン37に係止させ、車両側継
手20の真上に作業機側継手21を位置させて、操作レ
バー44をピン37を支点に下方に回転させ、4個の作
業機側継手21を対応する車両側継手20に一括して押
し込む。作業機側継手21の押し込み力で車両側継手2
0のロックリング22が一旦下がり、両継手20、21
が連結されるとロックリング22が内蔵バネ材のバネ力
で跳ね上がって、両継手20、21がロックされる。
て、4個の作業機側継手21がホース連結体42で連結
されているので、4個の作業機側継手21と対応する車
両側継手20の位置関係が常に一定して、両継手20、
21の間での連結ミスが無くなる。また、継手脱着作業
において、作業員は直接に車両側継手20や作業機側継
手21に手を触れることが無いので、手が油で汚れる心
配が無い。
御弁にマニホールドを取付けた油圧装置と作業機の間に
設置される継手脱着装置に限らず、例えばマニホールド
を内蔵した方向制御弁を有する油圧装置に付設した継手
脱着装置であってもよい。
レバーを作業機側に取付けた。その理由は、この種の操
作レバーを車両側に取付けると、作業機分離後に車両側
の操作レバーが車両走行等の作業の邪魔になるためであ
る。
体の操作レバーを手動で揺動させるだけで、複数の車両
側継手と作業機の複数本の油圧ホースの作業機側継手の
脱着が一度に一括して行われるので、車両と作業機間の
継手脱着作業性が大幅に向上する。また、継手脱着作業
時に作業員は、継手に手を触れないで済むため、継手脱
着作業で手が油で汚されず、作業後の油拭き取り等の余
分な後処理作業が無くなる。更に、車両側継手から作業
機側継手を離脱させたとき、作業機の複数本の油圧ホー
スがホース連結体で連結されてばらばらにならず、作業
機運搬時や保管時での油圧ホースの取り扱いが便利にな
る。
ック手段付雄雌型継手を使用することで、複数の車両側
継手と作業機側継手が個々にロックされて連結されるの
で、安定した強固なロック機能を持つ継手脱着装置が提
供でき、また、継手脱着装置自体に特別なロック手段が
不要となり、継手脱着装置の簡略化が可能となる。
継手を離脱させたときに、雌型の車両側継手の雄型作業
機側継手が嵌着される開口をカバーで覆うようにするこ
とで、雌型継手の開口への土砂類の侵入がカバーで防止
され、雌型継手の掃除の手間が省け、雄雌型継手の脱着
不良が減少する。
作業機の離脱時の側面図。
図。
含む部分側面図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両に脱着可能に取付けた作業機を車両
の油圧駆動系からの油圧で駆動させるようにした作業機
車両における車両と作業機間の油圧系の継手脱着装置で
あって、 車両の作業機取付部に同方向に固定された複数の車両側
継手の近傍に固定されたレバー支持体を有する車両側脱
着部と、作業機の複数の油圧ホースの先端部に連結され
た複数の作業機側継手相互を前記複数の車両側継手と同
配列で連結固定するホース連結体、及び、このホース連
結体に回転可能に連結され、片端部が前記レバー支持体
に脱着可能に係止されて、レバー支持体との係止点を支
点に作業機側継手を対応する車両側継手に対して脱着さ
せる方向に揺動する操作レバーを備えた作業機側脱着部
を有すると共に、前記車両側継手と作業機側継手は互い
に軸方向に嵌挿されてワンタッチ式に連結される継手で
ある作業機車両の継手脱着装置。 - 【請求項2】 前記複数の車両側継手が対応する作業機
側継手の嵌挿で軸方向に移動し、内蔵バネで軸方向に復
帰して両継手をロックする自動ロック手段を備え、前記
車両側脱着部に、複数の車両側継手の自動ロック手段を
一括して軸方向移動させて、両継手間のロック解除を行
うロック解除機構を付設した請求項1記載の作業機車両
の継手脱着装置。 - 【請求項3】 前記複数の車両側継手が雌型継手で雄型
の作業機側継手が嵌着される開口を有し、前記車両側脱
着部に、車両側継手から作業機側継手を離脱させたとき
に複数の雌型車両側継手の開口を覆うカバーを付設した
請求項1又は2記載の作業機車両の継手脱着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18553394A JP3452089B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 作業機車両の継手脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18553394A JP3452089B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 作業機車両の継手脱着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849253A JPH0849253A (ja) | 1996-02-20 |
JP3452089B2 true JP3452089B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=16172472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18553394A Expired - Fee Related JP3452089B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 作業機車両の継手脱着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452089B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190301128A1 (en) * | 2017-12-27 | 2019-10-03 | Kubota Corporation | Front Loader and Working Machine |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2813941B1 (fr) | 2000-09-08 | 2003-05-16 | Mailleux Sa | Systeme d'accouplement mecanique et multifluidique d'un outil sur un cadre porte-outil |
JP4783518B2 (ja) * | 2001-05-08 | 2011-09-28 | 櫻護謨株式会社 | 結合器具 |
AT412976B (de) * | 2002-05-23 | 2005-09-26 | Hauer Franz | Einrichtung zur kupplung der an einem tragfahrzeug und einer diesem zugeordneten ladeeinrichtung angeordneten kupplungselemente für das hydraulische betätigungssystem |
JP2006307881A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | 流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニット |
JP4910451B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2012-04-04 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械の配管接続装置 |
SE530620C2 (sv) | 2006-12-01 | 2008-07-22 | Nordhydraulic Ab | Parkeringsorgan för hydraulisk koppling |
SE530621C2 (sv) * | 2006-12-01 | 2008-07-22 | Nordhydraulic Ab | Hydraulisk anslutning |
CH699404A1 (de) * | 2008-08-25 | 2010-02-26 | Josef Martin Gmbh & Co Kg | Energieträgerkupplung, sowie Kupplung mit Energieträgerkupplung. |
JP5836663B2 (ja) * | 2011-06-23 | 2015-12-24 | 三陽機器株式会社 | 作業機車両の油圧装置 |
JP6552379B2 (ja) * | 2015-10-26 | 2019-07-31 | 株式会社クボタ | トラクタ、及び、フロントローダ |
MX2019010051A (es) * | 2017-03-06 | 2020-09-10 | Manitou Equipment America Llc | Accesorio de acoplamiento hidráulico de múltiples posiciones. |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP18553394A patent/JP3452089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190301128A1 (en) * | 2017-12-27 | 2019-10-03 | Kubota Corporation | Front Loader and Working Machine |
US10815641B2 (en) * | 2017-12-27 | 2020-10-27 | Kubota Corporation | Front loader and working machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0849253A (ja) | 1996-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3452089B2 (ja) | 作業機車両の継手脱着装置 | |
EP0816575B1 (en) | Hydraulic excavator | |
JP2736286B2 (ja) | 油圧配管の迅速接続装置 | |
CN102272386B (zh) | 作业工具联结机构 | |
US7648326B2 (en) | Adapter faceplate | |
CA2671240C (en) | Hydraulic connection | |
US6851916B2 (en) | Coupling assembly | |
JP2004508472A (ja) | ツールとツール保持フレームとの間の機械的および多重流体連結を得るための方法とシステム | |
US6098321A (en) | Bucket converter for an excavation bucket | |
JP2674712B2 (ja) | 関節式の連結構造を有するクレーン型機械 | |
US9945093B1 (en) | Excavator, excavator boom, stick object coupler receiver for the same and method of using the same | |
JP3616408B2 (ja) | 作業機車両の油圧装置 | |
US20070134081A1 (en) | Tool carrier attachment adapter | |
US6332748B1 (en) | Rotating pawl tool latch | |
US7073972B1 (en) | Conversion plate with schur-lock pin mechanism | |
JP3030396B2 (ja) | 掘削機におけるバケット等の作業具の作動装置 | |
JP2007146582A (ja) | 作業車両のクイックカプラ | |
JP3710012B2 (ja) | バケットの取付構造 | |
JPH0372121A (ja) | ブーム式作業機の作業具着脱装置 | |
JPH0423956Y2 (ja) | ||
JP4519768B2 (ja) | 作業車両のクイックカプラ | |
JPH0612059Y2 (ja) | 先端アームを着脱自在なリフトアーム | |
JP2539834Y2 (ja) | バケット脱着装置 | |
JP2004124466A (ja) | 作業機械 | |
JPH0523805U (ja) | 作業機装着用アームのトラクタへの着脱手段 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030602 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |