JP3441253B2 - 蒸れ感の少ない黒色系銀面層付き人工皮革 - Google Patents
蒸れ感の少ない黒色系銀面層付き人工皮革Info
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Description
射することにより、赤外線による人工皮革内部および裏
面の温度上昇を抑えて蒸れ感が少なく、かつ柔軟で適度
の伸縮性があり、形態安定性に優れた銀面層付き人工皮
革に関するものであり、特にシューズ、手袋、衣料等の
用途に適するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、人工皮革はその柔軟性、高級感、
イージーケア性等により、スポーツシューズ、衣料、手
袋等の広範囲の用途に使用されている。また、商品の感
性の多様化、機能性に対する要求は年々高まり、これま
でにない感性、機能性が要求されている。その中で、黒
色あるいはそれに近い色は、ほとんどの用途に於て使用
されている色であり、特に、スポーツシューズや手袋用
途では、かなりのウェィトを占めている。そして黒色系
銀面層付人工皮革の着色に使用される黒色顔料は、価格
や取り扱いの容易さ、さらには耐久性等の点から、これ
までカーボンブラックが主に用いられてきた。しかし、
カーボンブラックを用いた従来の黒色系銀付人工皮革
は、表面が赤外線を吸収するため、シューズや手袋とし
て使用した場合、使用中にその裏面の温度が上昇し、人
体からの発汗を促進し、内部温度の上昇と発汗により、
足や手がむれる原因となっていた。そして、この温度上
昇を抑えることに関しては、従来なんら対策がなされて
いなかった。 【0003】 【課題を解決するための手段】本発明は、赤外線を反射
する黒色顔料を樹脂重量に対して2%以上含む、30〜
100μmの厚さのポリウレタンを主体とする樹脂層を
上層とし、下層としてカーボンブラックを含有するポリ
ウレタンを主体とする樹脂層が積層されていることを特
徴とする黒色系銀面層付き人工皮革に関するものであ
る。 【0004】本発明の銀面層付き人工皮革は、例えば、
以下の各工程を組み合わせることにより得ることができ
る。即ち、極細繊維束または多孔繊維に変成し得る極
細繊維または多孔繊維発生型繊維を製造する工程、該
繊維からなる絡合不織布を製造する工程、必要に応じ
て不織布を仮固定する工程、該絡合不織布に弾性重合
体液を含浸し湿式凝固する工程、該繊維を極細繊維束
または多孔繊維に変成する工程、赤外線を反射する黒
色顔料を含む樹脂を少なくとも一面に積層する工程、で
ある。なお、上記の工程を上記やの工程の前に行
ってもよいし、また上記の工程を上記の後に行って
もよい。本発明では、繊維軸に直角な方向での繊維断面
が海島構造構造となっている繊維から、海成分を除去し
て得られる繊維を極細繊維束、また島成分を除去して得
られる繊維を多孔繊維と称している。そして海成分を除
去する前の繊維を極細繊維発生型繊維、また島成分を除
去する前の繊維を多孔繊維発生型繊維と称している。 【0005】本発明の極細繊維発生型繊維の島成分を構
成するポリマーとしては、例えば、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン12で代表されるナ
イロン類、その他の可紡性のポリアミド類、ポリエチレ
ンテレフタレートまたはそれを主体とする共重合体、ポ
リブチレンテレフタレートまたはそれを主体とする共重
合体、脂肪族ポリエステルまたはその共重合体等の可紡
性のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブチレンなどのポリオレフィン類、等の溶融紡糸可
能なポリマー類から選ばれた、少なくとも1種類のポリ
マ―が挙げられる。また、海成分を構成するポリマ―と
しては、島成分と溶剤または分解剤に対する溶解性また
は分解性を異にし、島成分との親和性の小さいポリマ―
であって、かつ紡糸条件下で島成分ポリマーの溶融粘度
より小さい溶融粘度であるか、あるいは表面張力の小さ
いポリマ―であり、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、エチレンプロピレン共重合体、エ
チレン酢酸ビニル共重合体、スチレンエチレン共重合
体、スチレンアクリル共重合体などのポリマ―から選ば
れた少なくとも1種類のポリマ―が挙げられる。また多
孔繊維発生型繊維の海成分及び島成分を構成するポリマ
ーとしては、それぞれ上記島成分構成ポリマー及び海成
分構成ポリマーが使用でき、かつ海成分ポリマーと島成
分ポリマーとの溶融粘度や表面張力の関係は上記海成分
ポリマーと島成分ポリマーとの関係と同一である。 【0006】ポリマーには必要に応じて着色剤、劣化防
止剤等の添加剤を配合することが可能であるが、本発明
においては、表面の色との兼ね合いから、物性に支障の
ない範囲(通常はポリマーに対して1〜20重量%)で
カーボンブラックを添加するとより一層製品の品位が向
上する。 【0007】極細繊維発生型繊維中に占める極細繊維成
分の比率あるいは多孔繊維発生型繊維中に占める多孔繊
維成分の比率は、40〜80%重量%が紡糸安定性や経
済性の点で好ましい。極細繊維発生型繊維及び多孔繊維
発生型繊維は、従来公知の方法にて、延伸、捲縮、熱固
定、カット、開繊などの処理工程を経て繊度約2〜10
デニールの繊維とする。 【0008】極細繊維発生型繊維を構成する極細繊維の
単繊維繊度は0.1デニール以下であることが好まし
い。単繊維繊度は0.1デニール以上になると繊維が太
すぎて柔軟な風合いが得られない。しかし、風合いを損
なわない範囲でレギュラー繊維を混綿することは可能で
あり、極細繊維の平均繊度の異なる極細繊維発生型繊維
を混綿することもできる。本発明の人工皮革を構成する
繊維としては、上記したように、極細繊維束であって
も、また多孔繊維であってもよいが、好ましくは極細繊
維束であり、極細繊維束の場合には、特に柔軟性に優れ
た人工皮革となる。 【0009】極細繊維発生型繊維あるいは多孔繊維発生
型繊維は、カードで解繊し、ウェバーを通してランダム
ウェブまたはクロスラップウェブを形成し、得られた繊
維ウェブは所望の重さ、厚さに積層する。次いで、公知
の方法にてニードルパンチあるいは水流絡合処理を行な
って絡合不織布とする。この際、上記の異なる繊維を混
綿してもよい。ニードルパンチ数および条件は、使用針
の形状やウェブの厚みで異なるが、一般的に200〜2
500パンチ/cm2の範囲で設定される。ニードルパ
ンチ条件が強すぎる場合には、繊維の絡合効果よりもむ
しろ繊維の切断が増加することになり、引裂強力等の物
性の低下を招くことになる。また、ニードルパンチ条件
が弱すぎる場合には、剥離強力等の物性低下を招く。 【0010】この繊維絡合不織布は、必要に応じて、ポ
リビニルアルコールなどの糊剤による糊付けや、極細繊
維発生型繊維の海成分を溶融させるといった、不織布を
仮固定する工程を追加することによって、製品の物性、
外観を向上させることができる。 【0011】次に繊維絡合不織布に弾性重合体を含浸
し、凝固する。繊維絡合不織布に含浸する弾性重合体
は、例えば、平均分子量500〜3000のポリエステ
ルジオール、ポリエーテルジオ―ル、ポリカ―ボネ―ト
ジオ―ルなどから選ばれた少なくとも1種類のポリマ―
ジオ―ルと、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
―ト、イソホロジイソシアネ―ト、ヘキサメチレンジイ
ソシアネ―トなどの、芳香族系、脂環族系、脂肪族系の
ジイソシアネ―ト化合物などから選ばれた少なくとも1
種のジイソシアネ―ト化合物と、エチレングリコール、
エチレンジアミン、ブチレングリコールなどの、2個以
上の活性水素原子を有する、少なくとも1種の低分子化
合物とを所定のモル比で反応させて得たポリウレタンで
ある。ポリウレタンは、必要に応じて、合成ゴム、ポリ
エステルエラストマ―などの弾性重合体等を添加した重
合体組成物として使用してもよい。 【0012】次に、ポリウレタンを主体とした重合体を
溶剤に溶解あるいは分散剤に分散させて得た重合体液を
繊維絡合不織布に含浸し、重合体の非溶剤で処理して湿
式凝固し、繊維質基体とする。この重合体液には必要に
応じて着色剤、凝固調節剤、酸化防止剤等の添加剤を配
合するが、本発明においては、表面の色との兼ね合いか
ら、物性に支障のない範囲でカーボンブラックで代表さ
れる黒色系の顔料を添加すると、より製品の品位が向上
する。この場合のカーボンブラックの好適な添加量は、
黒度と物性の兼ね合いから、樹脂に対して、0.1〜5
重量%の範囲である。繊維質基体に占めるポリウレタン
あるいはポリウレタン組成物の量は、固形分として重量
比で30〜60%の範囲が好ましい。この範囲を外れる
と、繊維と弾性重合体とのバランスが悪くなり、製品の
腰がなくなったり、ふくらみ感が得られなくなったりす
る。 【0013】重合体を含浸、凝固した繊維質基体は、極
細繊維あるいは多孔繊維および重合体の非溶剤であり、
かつ極細繊維発生型繊維の海成分あるいは多孔繊維発生
型繊維の島成分の溶剤または分解剤で処理することによ
り、極細繊維発生型繊維を極細繊維束あるいは多孔繊維
発生型繊維を多孔繊維とする。この工程は、前記したポ
リウレタン含浸、凝固工程に先立って行ってもよい。さ
らに、前記仮固定工程にポリビニルアルコール等の糊剤
が使用された場合には、その溶剤(例えばポリビニルア
ルコールの場合には水)で処理することにより除去す
る。もちろんこの工程はもっと後で行ってもよい。 【0014】次に、この基体の少なくとも一面に、赤外
線を反射する黒色顔料を含む樹脂を積層する。本発明で
いう、「赤外線を反射する黒色顔料」とは、ポリ塩化ビ
ニル中に該顔料を樹脂に対して2重量%練り込み、厚さ
100μmのフィルムの状態で測定した場合に、800
nmの赤外線の反射率(以下赤外線反射率と称す)が7
0%以上を示す黒色系顔料である。この赤外線を反射す
る黒色顔料としては、例えば、ペリレンブラック(商品
名パリオゲンブラック:BASF製)が使用される。 【0015】積層する樹脂としては、例えばポリエステ
ル系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリ
カーボネート系ポリウレタン、およびこれらの混合系、
シリコン変性ポリウレタン等の変性ポリウレタン樹脂な
どの公知の樹脂が用いられ、用途に応じて選択すること
ができる。また必要に応じて、酸化防止剤等の添加剤
や、他の着色剤(顔料や染料等:黒色である必要はな
く、赤色、紺色、緑色等でもよい)を本発明の目的を大
きく損なわない範囲で添加してもよい。樹脂の100%
モジュラスも用途に応じて選択すればよいが、風合い、
表面感の点から、30〜100kg/cm2の範囲が好
ましい。 【0016】本発明の、樹脂重量に対する黒色顔料の比
率、積層する樹脂層の厚さの選定理由は、樹脂層が20
μmより薄いと基体層の色を隠蔽することが難しく、隠
蔽性を上げるためには顔料比率を上げなければならず、
顔料比率を上げることは、物性低下と製造コストの上昇
につながるためである。好ましくは30〜100μmの
範囲内である。なおここで称する樹脂層の厚さとは平均
の厚みである。また、添加量は、赤外線反射効果の確保
のため、樹脂重量に対して2%以上が必要で、望ましく
は4〜20%である。隠蔽性と製造コストの面から、本
発明におけるより好ましい形態は、樹脂層を2層積層と
し、上層に赤外線反射顔料を用い、下層(基体層に近い
方の層)に通常のカーボンブラックを用いる2層構造で
ある。 【0017】積層の方法は、ナイフコートやグラビアコ
ート等によるコーティング法、離型紙上に樹脂を塗布
し、基体と接着、乾燥した後、離型紙を剥離する方法、
溶融した樹脂を基体上に塗布し、冷却固化させる方法な
ど、従来公知の方法が用いられる。また、積層に先だっ
て、着色、風合いを改良するためのリラックス処理等、
基体に前処理を施すことは可能である。 【0018】 【実施例】以下に本発明の実施を具体的に実施例で説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定される物ではな
い。なお、実施例中の部および%は、断わりの無い限
り、重量に関するものである。 【0019】参考例1、実施例1、比較例1 カーボンブラックを含む6ナイロン50部、ポリエチレ
ン50部よりなる10デニールの混合紡糸繊維を2.5
倍に延伸し、捲縮を行い繊維長51mmに切断してステ
ープルを得た。次いでクロスラップウェバーでウェブを
作製し、ウェブの両側から交互に合計400パンチ/c
m2のニードルパンチングを行い、目付け500g/m
2の繊維絡合不織布をつくった。この不織布を、平均分
子量2000のポリエチレンプロピレングリコール、
4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、エチレ
ングリコールから重合したポリウレタンの16%ジメチ
ルホルムアミド溶液に含浸し、凝固、水洗し、次いでト
ルエン中でポリエチレンを溶解、除去して、厚さ1.3
mmの黒色シート状基材を得た。このシート状基材の、
繊維とポリウレタンの重量比は、約60:40であっ
た。次いで、離型紙上に表2に記載の処方で樹脂を塗布
し、シート状基材と接着した後、乾燥し、離型紙を剥離
して、シート状基材の上に樹脂層が積層された皮革様シ
ートを得た。これらシートは、ともに適度の伸縮性と柔
軟性を有し、外観及び風合い更に物性において、極めて
天然皮革に類似していた。 【0020】これらのシートより、直径10cmの円形
のサンプルを切り出し、樹脂層を上にして置き、その1
2.5cm(5inch)上方から、赤外線ランプにて
赤外線を照射し、サンプル裏面の温度を表面温度計によ
り測定した。このときの照射時間と温度上昇との関係を
表1に示す。 【0021】【表1】 【0022】表1から明らかなように、参考例1及び実
施例1の皮革様シートは比較例1に比べ、温度上昇がき
わめて低くなっている。 【0023】さらに参考例1、実施例1及び比較例1の
皮革様シートをそれぞれ甲皮として用いて紳士用靴を作
製し、7月のよく晴れた日に、片方の足に参考例1又は
実施例1の皮革様シートを用いた靴を履き、もう一方の
足に比較例1の皮革様シートを用いた靴を履き、4名に
よる着用テストを行った結果、いずれの着用者において
も、参考例1と実施例1の皮革様シートを用いた靴は蒸
れが少なかったのに対して、比較例1の皮革様シートを
用いた靴は蒸れが大きかった。 【0024】【表2】 NY-333:ポリカーボネート系ポリウレタン樹脂 (大日本
インキ製) 固形分25%,100%モジュラス=65kg
/cm2 Paliogen Black L0084:赤外反射顔料(BASF製) 顔料分1
00% 赤外線反射率85% Dilac Black L1770S:カーボンブラック系顔料 (大日本
インキ製) 顔料分20%赤外線反射率5% 【0025】 【発明の効果】本発明の黒色銀付き人工皮革は、黒色に
もかかわらず、赤外線による温度上昇が極めて低く、白
色銀面付き人工皮革と同等であった。さらに適度の伸縮
性と柔軟性を有し、風合いや外観、性能においても天然
皮革に極めて類似したものである。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 赤外線を反射する黒色顔料を樹脂重量に
対して2%以上含む、30〜100μmの厚さのポリウ
レタンを主体とする樹脂層を上層とし、下層としてカー
ボンブラックを含有するポリウレタンを主体とする樹脂
層が積層されていることを特徴とする黒色系銀面層付き
人工皮革。
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