JP3379774B2 - 塩基配列決定方法 - Google Patents

塩基配列決定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核酸の塩基配列決定方法
に関し、更に詳しくは蛍光標識したオリゴヌクレオチド
をプライマーとして用いる塩基配列決定方法及びキット
に関する。
【0002】
【従来の技術】DNA塩基配列解析法として普及してい
るジデオキシチェーンターミネーター法(ジデオキシ
法)は、従来、DNAを放射性元素で標識し、ゲル電気
泳動により塩基長に応じて分離したパターンをオートラ
ジオグラフィーによって読み取ることにより行ってきた
が、近年周辺技術の発達により蛍光物質標識を利用した
自動シークエンサーが開発され、種々の改良が加えられ
て精度の高いデータが得られるようになってきた。この
方法では、プライマーとして用いるオリゴヌクレオチ
ド、又は反応停止用基質のジデオキシヌクレオチド三リ
ン酸に蛍光物質を結合し、ジデオキシ反応物をゲル電気
泳動で分離しながらDNA断片にレーザー光を照射し
て、発する蛍光を受光して1塩基ずつ解読していく。一
般に、より精度の高い結果が得られること、及び合成が
容易なことより、前者のプライマー標識法が主として用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このプライマー標識法
においては、通常プライマー1分子につき蛍光物質1分
子を結合させて用いる。蛍光標識法を用いる場合、デー
タの精度は特にシグナル強度に依存する。特に、1回の
反応でより長くデータを解読するためにはシグナル強度
が強いほど有利である。この目的を達するために、プラ
イマー1分子当りに複数個の蛍光物質を導入することが
考えられる。しかし、それによってコンホメーションの
変化や立体障害などにより、プライマーと鋳型DNAと
の結合が不安定になったり、また蛍光物質相互の干渉作
用により蛍光強度が減少したりすることが予想され、任
意の位置に任意の数の蛍光物質を導入してもシグナル強
度が上がるとは限らない。つまり、蛍光物質の導入位置
及び数が重要なファクターになると推定される。しか
し、それらのファクターの最適値は知られていない。本
発明の目的は、シグナル強度の高い蛍光標識プライマー
を創製し、該プライマーを用いた高感度かつ高精度な核
酸の塩基配列決定方法及び該方法に使用するキットを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明はジデオキシ法による核酸の塩基配列
決定方法に関し、5′末端及び該5′末端から4〜12
個の塩基を隔てた位置のヌクレオチド間にそれぞれ1分
子の蛍光物質を結合させたオリゴヌクレオチドをプライ
マーとして用いることを特徴とする。また本発明の第2
の発明は、ジデオキシ法による核酸の塩基配列決定に使
用されるプライマーであって、上記したオリゴヌクレオ
チドプライマーに関する。そして、本発明の第の発明
は核酸の塩基配列決定用キットに関し、上記第2の発明
オリゴヌクレオチドプライマーを含むことを特徴とす
る。
【0005】以下、詳細に本発明を説明する。本発明の
プライマーとして用いるオリゴヌクレオチドの長さは、
ジデオキシ法に用いることができるものであればよく、
特に制限はないが、好ましくは10〜30塩基である。
【0006】また、本発明のプライマーとして用いるオ
リゴヌクレオチドの塩基配列としては、一般に広く用い
られているベクター由来の配列、独自にデザインされた
配列等ジデオキシ法に用いることができるものであれば
何でもよい。ベクター由来の配列の例としては、配列表
の配列番号1〜10でそれぞれ表されるM1、M2、M
3、M4、RV、RVM、RVN、T3、T7、SP6
の各プライマーが挙げられる。
【0007】オリゴヌクレオチドの合成方法としては、
亜リン酸アミダイト法、リン酸トリエステル法、ハイド
ロジェンホスホネート法等が挙げられるが、亜リン酸ア
ミダイト法が一般的である。
【0008】オリゴヌクレオチドに蛍光物質を導入する
方法としては、リンカーアームが結合したオリゴヌクレ
オチドを合成し、これに標識試薬を作用させる方法が一
般的である。リンカーアーム導入用試薬は公知のものが
使用でき、一部は市販されている。これらのリンカーア
ーム導入用試薬を適宜選択することにより、オリゴヌク
レオチドの5′末端、ヌクレオチド間、3′末端、塩基
等にリンカーアームを導入し、蛍光物質を結合すること
ができる。例えば5′末端にリンカーアームを導入する
ための試薬としては下記式(化1)で表される化合物が
あり、ヌクレオチド間にリンカーアームを導入するため
の試薬としては下記式(化2)で表される化合物があ
る。
【0009】
【化1】
【0010】(ただしnは自然数)
【0011】
【化2】
【0012】DMTr : ジメトキシトリチル基 Fmoc : フルオレニルメトキシカルボニル基
【0013】本発明の標識に用いる蛍光物質としては蛍
光を発するものであれば何でもよく例えば、フルオレセ
インイソチオシアネート(FITC)、テトラメチルロ
ーダミンイソチオシアネート(TRITC)、NBD−
フルオリド(NBD−fluoride、シグマ社)、テキサス
レッド(Texas Red 、モレキュラープローブ社)等が挙
げられる。
【0014】本発明者らは、5′末端及びヌクレオチド
間にリンカーアームを導入し、FITCで蛍光標識し、
図1及び図2に示すフルオレセインが複数個結合したオ
リゴヌクレオチドを各種作製した。すなわち、図1は配
列表の配列番号4で表されるM4プライマーの配列を基
に作製した8種類の蛍光標識オリゴヌクレオチド(FP
1〜FP8)を表す図であり、図2は配列表の配列番号
5で表されるRVプライマーの配列を基に作製した8種
類の蛍光標識オリゴヌクレオチド(FPR1〜FPR
8)を表す図である。
【0015】これらの蛍光標識オリゴヌクレオチドは、
蛍光強度、二重鎖を形成したときの安定性(Tm値)、
プライマーとして用いたときのDNAポリメラーゼによ
る取り込み活性等により評価することができる。本発明
者らは図1に示される8種類の蛍光標識オリゴヌクレオ
チド(FP1〜FP8)について、これらの評価を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0016】
【表1】 表 1 ───────────────────────────────── プライマー 蛍光強度 Tm(℃) 取り込み効率 (pmol/pmol) ───────────────────────────────── FP1 1.00 74.4 0.894 FP2 0.92 72.1 0.728 FP3 1.66 72.5 0.625 FP4 1.44 72.9 0.829 FP5 1.74 70.7 0.630 FP6 1.08 69.3 0.659 FP7 1.50 69.3 0.577 FP8 1.48 67.7 0.423 ──────────────────────────────────
【0017】その結果、蛍光強度はフルオレセインを1
個導入したものより複数個導入したものの方が強いが、
フルオレセインを3個以上導入してもそれ以上強度は上
がらなかった。また、フルオレセインの導入位置により
強度に大きな違いが見られた。また、Tm値より、導入
したフルオレセインの数が多いほど、また同じ数の場合
は3′末端側に位置するほど二重鎖を形成したときの安
定性は悪かった。更に、DNAポリメラーゼによる取り
込み活性はほぼTm値に対応し、プライミング効率は二
重鎖の安定性に依存していた。以上より、蛍光物質の導
入位置と数が重要なファクターであり、5′末端に1個
とヌクレオチド間に1個導入したものが最適であると決
定した。
【0018】更に、蛍光標識オリゴヌクレオチドをプラ
イマーとし、蛍光式シークエンサーを用いて実際にシー
クエンシングを行うことにより、蛍光標識オリゴヌクレ
オチドのプライマーとしての能力を詳しく調べることが
できる。シグナル強度と分離度を数値化するために、1
00塩基対ごとの10分間(約15ピークが存在する)
における輝度を平均し、その平均値からその間の最低輝
度を差引いた値を算出し、この値をもってシークエンシ
ングの結果の良否を評価することができる。すなわち、
シグナル強度が高くても各ピークの分離が悪いと最低ピ
ークが高くなり差引きの値が低くなるため、この値はシ
ークエンシングの結果の良否を数値化していると推定さ
れる。本発明者らは図1に示される8種類の蛍光標識オ
リゴヌクレオチド(FP1〜FP8)をプライマーとし
てシークエンシングを行い〔(図3)及び(図4)〕、
前述の値を算出した(図5)。すなわち、図3及び図4
は蛍光式シークエンサーによるシークエンシングの結果
を表す図であり、図3は205分以下の部分、図4は3
00分以上の部分について表した図である。また、図5
は相対蛍光強度を縦軸に、塩基数を横軸にとったグラフ
である。
【0019】その結果、フルオレセインを1個導入した
FP1、FP2に比べて、5′末端に1個とヌクレオチ
ド間に1個導入したFP3、FP4、FP5で良い結果
が得られ、特に、FP3、FP4では700塩基長程度
まで高感度、高精度を有していた。しかし、フルオレセ
インの数は2個でもヌクレオチド間に2個導入したFP
6では良い結果は得られなかった。また、フルオレセイ
ンの数を3個以上にしたFP7、FP8では期待された
感度・精度は得られず、逆にバックグラウンドが高くな
り、結果は悪かった。これらの結果は表1に示した前述
の結果とよく対応しており、すなわち、蛍光標識プライ
マーとしては、5′末端に1個とヌクレオチド間に1個
の蛍光物質を導入したオリゴヌクレオチドが最適である
ことがわかった。
【0020】また、本発明の方法に使用する蛍光標識プ
ライマーを含有するキットを作製することにより、塩基
配列決定を容易に行うことができる。なお、キットには
他の試薬類を含めてもよく、キットに含める試薬として
は、DNAポリメラーゼ、デオキシヌクレオチド三リン
酸(dNTP)、ジデオキシヌクレオチド三リン酸(d
dNTP)、反応用緩衝液等が挙げられる。キットに含
めるDNAポリメラーゼとしては、クレノウフラグメン
ト、T7DNAポリメラーゼ、タック(Taq)DNAポリ
メラーゼ、ブカベスト(BcaBESTTM) DNAポリメラーゼ
(宝酒造社)等が挙げられる。なお、キットに含める試
薬の形状は溶液でもよいし凍結乾燥物でもよい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例をもって具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】実施例1 (1) 蛍光標識オリゴヌクレオチドの合成と精製 オリゴヌクレオチドの合成は、DNAシンセサイザー3
80B型(アプライドバイオシステムズ社)を用い、亜
リン酸アミダイト法にて行った。5′末端にリンカーア
ームを導入する試薬としてアミノリンク2(アプライド
バイオシステムズ社)を、ヌクレオチド間にリンカーア
ームを導入する試薬としてアミノモディファイアーII
(クローンテック社)を用いた。脱保護した合成未精物
を減圧乾固させ、80μlの1M NaHCO3 /Na
2 CO3 緩衝液(pH9.5)、160μlの滅菌水、
160μlのFITC溶液〔FITC5mgを500μl
の20%(V/V)ホルムアミド溶液に溶かしたもの〕
を加えてよく溶解させ、遮光しながら室温で一晩静置し
た。セファデクスG50で未反応のFITCを除去した
後、逆相HPLCで目的物を分取し、図1に示すFP1
〜FP8及び図2に示すFPR1〜FPR8を作製し
た。
【0023】(2) 導入した蛍光物質の数の確認 実施例1−(1) で合成した蛍光標識オリゴヌクレオチド
を20mM酢酸ナトリウム(pH5.3)、0.1mM Z
nCl2 の100μlに溶解し、0.65ユニットのヌ
クレアーゼP1を加え、50℃で2時間反応を行い、モ
ノヌクレオチドにまで分解した。次にそれらの蛍光強度
を励起波長494nmにてスペクトロフルオロホトメータ
ーRF−540(島津製作所)を用いて測定し、結合し
ているフルオレセインの数を確認した。
【0024】実施例2 (1) 蛍光強度の測定 各蛍光標識オリゴヌクレオチド1.3pmolを2.7mlの
TE緩衝液〔10mMトリス(Tris)−HCl、1mM ED
TA、pH8.0〕に溶解し、実施例1−(2)と同様に
して蛍光強度を測定した。FP1の蛍光強度を1とした
ときの各蛍光標識オリゴヌクレオチドの相対強度を算出
した(表1)。
【0025】(2) 二重鎖融解温度の測定 各蛍光標識オリゴヌクレオチドの配列に、相補的なオリ
ゴヌクレオチドを合成し、それぞれ0.2ODユニット
ずつを混合しアニーリングを行った。Tmアクセサリー
付分光光度計UV2100スペクトロホトメーター(島
津製作所)を用いて、温度を上昇させながら260nmの
吸光度を記録した。このUV吸収の温度依存曲線からT
m値を求めることにより、各蛍光標識オリゴヌクレオチ
ドの二重鎖としての安定性を比較した(表1)。
【0026】(3) DNAポリメラーゼによるdNTPの
取り込み 各蛍光標識オリゴヌクレオチド0.2pmolをそれぞれ
0.4pmolのM13mp19ssDNA(宝酒造社)とアニーリング
させ、50μlの25mM TAPS−NaOH(pH
9.3)、2mM MgCl2 、50mM KCl、1mM
DTT、0.2mMdATP、0.2mM dGTP、0.
2mM dTTP、0.1mM dCTP、0.06μM
〔α−32P〕dCTPを含む溶液中で0.3ユニットの
タックポリメラーゼを加えて72℃で20分反応させ
た。取り込まれた放射活性はDE81フィルター上でリ
ン酸不溶性画分として液体シンチレーションカウンター
で測定した。鋳型DNA1pmol当りの合成されたDNA
量を算出した(表1)。
【0027】(4) DNAシークエンシング 各蛍光標識オリゴヌクレオチド1pmolを用い、M13mp18s
sDNA(宝酒造社)1.4μgを鋳型としてジデオキシ反
応を行った。反応にはアンプリタックシークエンシング
キット(日立蛍光式シーケンサ専用)(宝酒造社)を用
いた。反応生成物の解析には蛍光式DNAシーケンサS
Q3000(日立製作所)を用いた。100塩基対ごと
の10分間における輝度を平均し、その平均値よりその
間の最低輝度を差引いた値を算出した(図3、図4、図
5)。
【0028】実施例3 キットの構築 蛍光標識プライマーFP4に、dNTP/ddNTP混
合液(A、G、T、Cの4種)、ブカベストDNAポリ
メラーゼ、10×反応用緩衝液〔200mMトリス−HC
l(pH8.5)、10mM MgCl2 〕、M13mp18ssD
NA、ストップソルーション(95%ホルムアミド、20
mM EDTA、0.05%メチルバイオレット)を組合
せ、塩基配列決定用キット(60回分)を構築した(表
2)。
【0029】
【表2】 表 2 ─────────────────────────────────── dNTP/ddNTP混合液 4種類 各 120μl ブカベストDNAポリメラーゼ(2U/μl) 60μl プライマーFP4溶液(1pmol/μl) 60μl 10×反応用緩衝液 100μl M13mp18ssDNA(0.2μg/μl) 20μl ストップソルーション 900μl ───────────────────────────────────
【0030】
【発明の効果】本発明により、シグナル強度の高い蛍光
標識プライマーを用いた高感度かつ高精度な核酸の塩基
配列決定方法及び該方法に使用するキットが提供され
た。
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GGTTTTCCCA GTCACGACGT TGTA 24 配列番号:2 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GAGGGTTTTC CCAGTCACGA CGTT 24 配列番号:3 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: CGACGTTGTA AAACGACGGC CAGT 24 配列番号:4 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: CGCCAGGGTT TTCCCAGTCA CGAC 24 配列番号:5 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: TTTCACACAG GAAACAGCTA TGAC 24 配列番号:6 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GAGCGGATAA CAATTTCACA CAGG 24 配列番号:7 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: TATGTTGTGT GGAATTGTGA GCGG 24 配列番号:8 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: GCGCGCAATT AACCCTCACT AAAG 24 配列番号:9 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: AACGCGTAAT ACGACTCACT ATAG 24 配列番号:10 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) 配列: CATACGATTT AGGTGACACT ATAG 24
【図面の簡単な説明】
【図1】蛍光標識オリゴヌクレオチドFP1〜FP8を
表す図である。
【図2】蛍光標識オリゴヌクレオチドFPR1〜FPR
8を表す図である。
【図3】蛍光式シークエンサーでシークエンシングを行
った結果の205分以下の部分を表す図である。
【図4】蛍光式シークエンサーでシークエンシングを行
った結果の300分以上の部分を表す図である。
【図5】相対蛍光強度と塩基数の関係を表す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 郁之進 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒 造株式会社中央研究所内 (56)参考文献 国際公開91/17169(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12Q 1/68 C12N 15/00 - 15/90

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジデオキシ法による核酸の塩基配列決定
    方法において、5′末端及び該5′末端から4〜12個
    の塩基を隔てた位置のヌクレオチド間にそれぞれ1分子
    の蛍光物質を結合させたオリゴヌクレオチドをプライマ
    ーとして用いることを特徴とする核酸の塩基配列決定方
    法。
  2. 【請求項2】 ジデオキシ法による核酸の塩基配列決定
    に使用されるプライマーであって、5′末端及び該5′
    末端から4〜12個の塩基を隔てた位置のヌクレオチド
    間にそれぞれ1分子の蛍光物質を結合させたオリゴヌク
    レオチドプライマー
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法で核酸の塩基配列
    決定を行うためのキットであって、請求項2記載のオリ
    ゴヌクレオチドプライマーを含むことを特徴とする核酸
    の塩基配列決定用キット。
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