JP3344810B2 - ソフトウェア保護システム - Google Patents

ソフトウェア保護システム

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JP3344810B2
JP3344810B2 JP03260194A JP3260194A JP3344810B2 JP 3344810 B2 JP3344810 B2 JP 3344810B2 JP 03260194 A JP03260194 A JP 03260194A JP 3260194 A JP3260194 A JP 3260194A JP 3344810 B2 JP3344810 B2 JP 3344810B2
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誠 館林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトウェア保護システ
ムに関し、より特定的には、記録媒体に格納されたソフ
トウェアを、予め指定された実行器でのみ実行させるよ
うなソフトウェア保護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々のマルチメディア機器が開発
され、ゲームや教育用のソフトウェアを始めとする多く
の有償マルチメディアソフトウェアが販売されている。
ところが、そのソフトウェアの保護は不完全であり、不
正にコピーされたソフトウェアが数多く出回っているの
が現状である。このような不正なコピーを防ぐために特
許法や著作権法等の法律の規制があるが、同時にメカニ
ズム面からのソフトウェア保護も必要である。
【0003】例えば、ソフトウェアを格納する記録媒体
(フロッピーディスク等)のフォーマットを特殊なもの
にすることによって、OS(オペレーティング・システ
ム)で提供されているコピー機能では複製ができないよ
うにする方法がある。しかしながら、このような方法で
もビットごとにコピーを行なうタイプのコピーツールを
用いれば、多くの場合複製が可能である。また、正規の
ユーザにとっては、バックアップディスクが作れないと
いった不都合も生じる。
【0004】また、ソフトウェアを暗号化してコピー防
止を行なう方法が提案されている。この方法は、例えば
特開昭61−145642号公報に示されている。図7
にその構成を示す。図7において、パーソナルコンピュ
ータ501は、暗号機構502を含む。ソフトウェア販
売業者によって販売されるプログラム503は、一意的
なファイルキーKFで暗号化されており、1つのプログ
ラムファイルとしてディスク(特開昭61−14564
2号公報では、ディスケットと称している)上に書き込
まれている。
【0005】暗号化されたプログラム503が格納され
たディスクを購入するユーザーは、まずソフトウェア販
売業者からキー配送センタ504で生成される秘密のパ
スワードを取得しなければならない。このパスワードに
より、暗号化されたプログラム503は、適切に初期設
定された暗号機構502を有する予め指定されたパーソ
ナルコンピュータ501だけで解読し実行することがで
きる。この秘密のパスワードは、特定のプログラムおよ
びこれが復元され実行される特定のコンピュータに対し
て一意的なものである。このパスワードによれば、他の
暗号化されたプログラムをそのコンピュータで復元する
ことはできず、同じ暗号化されたプログラムを他のコン
ピュータで復元することもできない。また、暗号化され
たプログラムが格納されたディスクをコピーしても、予
め指定されたパーソナルコンピュータ以外のコンピュー
タでは復元することはできず、コピーしても意味がなく
なる。これによりコピー防止機能が実現されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のソフトウェア保護方式では、正当なソフトウェアの
持ち主であっても、ソフトウェアを予め指定された実行
器以外では実行できないため、ソフトウェアを他の場所
で実行することや、他のユーザにソフトウェアを譲渡す
ることが困難である。
【0007】他の場所での実行を可能にするためには、
ソフトウェアを格納した記録媒体だけでなく、予め指定
されたパーソナルコンピュータ501も移動することが
考えられるが、パーソナルコンピュータ501が一般に
は記録媒体に比べて大型で移動しにくいことを考慮する
と非現実的である。
【0008】一方、ソフトウェアの譲渡を有効にするた
めには、パーソナルコンピュータ501ごとソフトウェ
アを他のユーザに譲ることが考えられるが、これもパー
ソナルコンピュータ501がもともとそのユーザに所属
するものであり、複数のソフトウェアを実行するもので
あることを考慮すると、1つのソフトウェアを他のユー
ザに譲るために本体ごと譲るというのもまた非現実的で
ある。この場合、ユーザ側で譲渡先のユーザ用のソフト
ウェアを作成することも考えられるが、元のソフトウェ
アが譲渡元でも実行可能であるため、実質的な譲渡が成
立しない。
【0009】それゆえに、本発明の目的は、ソフトウェ
アを他の実行器でも実行でき、かつ不法なコピーも防止
し得るソフトウェア保護システムを提供することであ
る。本発明の他の目的は、ソフトウェアを貸与する場合
に好適するソフトウェア保護システムを提供することで
ある。本発明のさらに他の目的は、ソフトウェアのコピ
ー回数を制御できるソフトウェア保護システムを提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
記録媒体に格納されたソフトウェアを、予め指定された
実行器でのみ実行させるようなソフトウェア保護システ
ムであって、記録媒体には、ソフトウェアと、ソフトウ
ェアまたは記録媒体に固有の第1の固有情報と、ソフト
ウェアを実行させるべき実行器に固有の第2の固有情報
とが格納されており、実行器は、記録媒体からソフトウ
ェアおよび第2の固有情報を読み出し、当該第2の固有
情報が自装置に固有の情報である場合のみ、当該ソフト
ウェアの実行を受け付けるチェック手段、ソフトウェア
を実行する実行器の変更先を指定する実行器指定手段、
記録媒体に格納された第2の固有情報を、実行器指定手
段で指定された他の実行器に固有の情報に変換する変換
手段、実行不可なソフトウェアに関する情報を記憶する
実行不可情報記憶手段、実行器指定手段によって実行器
の変更先が指定されたとき、記録媒体に格納された第1
の固有情報を、実行不可情報記憶手段に書き込む固有情
報書き込み手段、および記録媒体に格納されている第1
の固有情報と同一の固有情報が実行不可情報記憶手段に
記憶されている場合、当該記録媒体に格納されているソ
フトウェアの実行を受け付けないようにチェック手段を
制御する第1の実行制御手段を備えている。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、記録媒体には、さらに、第1の固有情報と対に
して累積数が格納されており、実行不可情報記憶手段に
は、さらに、第1の固有情報と対にして基準数が記憶さ
れており、累積数および基準数は、初期値が同一値に選
ばれており、実行器は、実行器指定手段によって実行器
の変更先が指定されたとき、累積数および基準数のそれ
ぞれに所定値を加算する加算手段をさらに備え、第1の
実行制御手段は、記録媒体に格納されている第1の固有
情報と同一の固有情報が実行不可情報記憶手段に記憶さ
れていない場合、または記録媒体に格納されている第1
の固有情報と同一の固有情報が実行不可情報記憶手段に
記憶されているが累積数が基準数よりも大きい場合は、
当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行許可
をチェック手段に与え、記録媒体に格納されている第1
の固有情報と同一の固有情報が実行不可情報記憶手段に
記憶されており、かつ累積数が基準数と等しいかまたは
それよりも小さい場合は、当該記録媒体に格納されてい
るソフトウェアの実行不許可をチェック手段に与えるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、記録媒体には、さらに、第1の固有情報と対に
して乱数が格納されており、実行不可情報記憶手段に
は、さらに、第1の固有情報と対にして乱数が記憶され
ており、実行器は、さらに実行器指定手段によって実行
器の変更先が指定されたとき、乱数を発生する乱数発生
手段、乱数発生手段によって乱数が発生される毎に、当
該乱数を実行不可情報記憶手段に追加して書き込む乱数
書き込み手段、および乱数発生手段によって乱数が発生
される毎に、記録媒体に格納された乱数を書き換える乱
数書き換え手段を備え、第1の実行制御手段は、記録媒
体に格納されている第1の固有情報と同一の固有情報が
実行不可情報記憶手段に記憶されていない場合、または
記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の固有
情報が実行不可情報記憶手段に記憶されているが記録媒
体に格納されている乱数と同一の乱数が実行不可情報記
憶手段に記憶されていない場合は、当該記録媒体に格納
されているソフトウェアの実行許可をチェック手段に与
え、記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の
固有情報が実行不可情報記憶手段に記憶されており、か
つ記録媒体に格納されている乱数と同一の乱数が実行不
可情報記憶手段に記憶されている場合は、当該記録媒体
に格納されているソフトウェアの実行不許可をチェック
手段に与えることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において、記録媒体に格納されたソフトウェア
は、暗号化されており、記録媒体に格納された第2の固
有情報は、暗号化されたソフト鍵であり、チェック手段
は、実行器毎に異なる秘密情報を記憶する秘密情報記憶
手段と、記録媒体からソフト鍵を読み出し、秘密情報を
用いて復号化するソフト鍵復号化手段と、記録媒体から
暗号化されたソフトウェアを読み出し、復号化されたソ
フト鍵を用いて復号化するソフトウェア復号化手段と、
復号化されたソフトウェアを実行するソフトウェア実行
手段とを含み、変換手段は、復号化されたソフト鍵を、
実行器指定手段で指定された他の実行器における秘密情
報でのみ復号可能なように暗号化するソフト鍵暗号化手
段と、記録媒体に格納された暗号化されたソフト鍵を、
ソフト鍵暗号化手段によって暗号化されたソフト鍵に書
き換えるソフト鍵書き換え手段とを含むことを特徴とす
る。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項4の発明に
おいて、記録媒体には、さらに、暗号化されたソフトウ
ェア,第1の固有情報,暗号化されたソフト鍵および累
積数の内、少なくともいずれか1つを対象として作成さ
れたディジタル署名情報が格納されており、実行器は、
さらに記録媒体に格納されているディジタル署名情報が
正当か否かを確認し、正当でない場合は、当該記録媒体
に格納されているソフトウェアの実行を受け付けないよ
うにチェック手段を制御する第2の実行制御手段、実行
器指定手段によって実行器の変更先が指定されたとき、
秘密情報を用いて、ディジタル署名情報を作成するディ
ジタル署名情報作成手段、および記録媒体に格納された
ディジタル署名情報を、ディジタル署名情報作成手段に
よって作成されたディジタル署名情報に書き換える署名
情報書き換え手段を備えている。
【0015】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれかの発明において、記録媒体には、さらに、コピー
可能回数が格納されており、実行器は、さらに記録媒体
をコピーした回数を示す累計数を記憶する累計数記憶手
段、記録媒体に格納されたコピー可能回数が累計数記憶
手段に記憶された累計数よりも大きい場合のみ、当該記
録媒体のコピーを実行するコピー制御手段、およびコピ
ー制御手段が記録媒体のコピーを実行する毎に、累計数
記憶手段に記憶された累計数を更新する累計数更新手段
を備えている。
【0016】請求項7に係る発明は、ソフトウェアが格
納された記録媒体を貸与する場合、貸し主側の実行器で
変更手続きを行うことにより、当該ソフトウェアの実行
が可能な借り主側の実行器を特定するようなソフトウェ
ア保護システムであって、記録媒体には、暗号化された
ソフトウェアと、ソフトウェアまたは記録媒体に固有の
ソフトウェア/記録媒体固有情報と、貸し主側の実行器
に固有の暗号化された第1のソフト鍵と、借り主側の実
行器に固有の暗号化された第2のソフト鍵とが格納され
ており、貸し主側の実行器は、当該貸し主側の実行器に
固有の第1の秘密情報を記憶する第1の秘密情報記憶手
段、記録媒体から第1のソフト鍵を読み出し、第1の秘
密情報を用いて復号化する第1のソフト鍵復号化手段、
記録媒体から暗号化されたソフトウェアを読み出し、復
号化された第1のソフト鍵を用いて復号化する第1のソ
フトウェア復号化手段、復号化されたソフトウェアを実
行する第1のソフトウェア実行手段、ソフトウェアを実
行する借り主側の実行器を指定する実行器指定手段、復
号化された第1のソフト鍵を、実行器指定手段で指定さ
れた借り主側の実行器でのみ復号可能な第2のソフト鍵
に暗号化するソフト鍵暗号化手段、および記録媒体に格
納された暗号化された第2のソフト鍵を、ソフト鍵暗号
化手段によって暗号化された第2のソフト鍵に書き換え
るソフト鍵書き換え手段を備え、借り主側の実行器は、
当該借り主側の実行器に固有の第2の秘密情報を記憶す
る第2の秘密情報記憶手段、記録媒体から第2のソフト
鍵を読み出し、第2の秘密情報を用いて復号化する第2
のソフト鍵復号化手段、記録媒体から暗号化されたソフ
トウェアを読み出し、復号化された第2のソフト鍵を用
いて復号化する第2のソフトウェア復号化手段、復号化
されたソフトウェアを実行する第2のソフトウェア実行
手段、記録媒体の返却手続きを指示する返却手続き指示
手段、実行不可なソフトウェアに関する情報を記憶する
実行不可情報記憶手段、返却手続き指示手段によって返
却手続きが指示されたとき、記録媒体に格納されたソフ
トウェア/記録媒体固有情報を、実行不可情報記憶手段
に書き込む固有情報書き込み手段、および記録媒体に格
納されているソフトウェア/記録媒体固有情報と同一の
ソフトウェア/記録媒体固有情報が実行不可情報記憶手
段に記憶されている場合、当該記録媒体に格納されてい
るソフトウェアの実行を受け付けないように第2のソフ
トウェア実行手段を制御する実行制御手段を備えてい
る。
【0017】請求項8に係る発明は、記録媒体に格納さ
れたソフトウェアを、予め指定された実行器でのみ実行
させるようなソフトウェア保護システムであって、記録
媒体には、暗号化されたソフトウェアと、ソフトウェア
または記録媒体に固有のソフトウェア/記録媒体固有情
報とが格納されており、実行器は、実行器毎に異なる秘
密情報を記憶する秘密情報記憶手段、記録媒体から暗号
化されたソフトウェアを読み出し、秘密情報を用いて復
号化するソフトウェア復号化手段、復号化されたソフト
ウェアを実行するソフトウェア実行手段、ソフトウェア
を実行する実行器の変更先を指定する実行器指定手段、
復号化されたソフトウェアを、実行器指定手段で指定さ
れた他の実行器における秘密情報でのみ復号可能なよう
に暗号化するソフトウェア暗号化手段、記録媒体に格納
された暗号化されたソフトウェアを、ソフトウェア暗号
化手段によって暗号化されたソフトウェアに書き換える
ソフトウェア書き換え手段、実行不可なソフトウェアに
関する情報を記憶する実行不可情報記憶手段、実行器指
定手段によって実行器の変更先が指定されたとき、記録
媒体に格納されたソフトウェア/記録媒体固有情報を、
実行不可情報記憶手段に書き込む固有情報書き込み手
段、および記録媒体に格納されているソフトウェア/記
録媒体固有情報と同一のソフトウェア/記録媒体固有情
報が実行不可情報記憶手段に記憶されている場合、当該
記録媒体に格納されているソフトウェアの実行を受け付
けないようにソフトウェア実行手段を制御する実行制御
手段を備えている。
【0018】
【作用】請求項1に係る発明においては、ソフトウェア
を実行させるべき実行器に固有の第2の固有情報を記録
媒体に格納しておき、実行器では、記録媒体からソフト
ウェアおよび第2の固有情報を読み出し、当該第2の固
有情報が自装置に固有の情報である場合のみ、当該ソフ
トウェアの実行を受け付けるようにしている。これによ
って、ソフトウェアを実行可能な実行器を予め特定する
ことができる。また、ソフトウェアを実行する実行器の
変更先が指定されると、記録媒体に格納された第2の固
有情報を、指定された他の実行器に固有の情報に変換す
るようにしている。これによって、ソフトウェアを実行
する実行器をユーザ側で容易に変更することができる。
また、実行器の変更先が指定されると、記録媒体に格納
された第1の固有情報を、実行不可情報記憶手段に書き
込んでおき、その後、実行不可情報記憶手段に記憶され
ている第1の固有情報と同一の固有情報を有する記録媒
体が元の実行器に装着されても、当該記録媒体に格納さ
れているソフトウェアの実行を受け付けないようにして
いる。これによって、実行器の変更指定前にコピーされ
たソフトウェアが、元の実行器で不正に実行されるのを
防止することができる。
【0019】請求項2に係る発明においては、ソフトウ
ェアを実行する実行器の変更先が指定されたとき、記録
媒体に格納された累積数および実行不可情報記憶手段に
記憶された基準数のそれぞれに所定値を加算するように
している。その後、実行不可情報記憶手段に記憶されて
いる第1の固有情報と同一の固有情報を有する記録媒体
が元の実行器に装着されたとしても、累積数が基準数よ
りも大きい場合のみ、当該記録媒体に格納されているソ
フトウェアの実行を許可するようにしている。これによ
って、変更先の実行器において再び元の実行器が変更先
として指定された場合、元の実行器でのソフトウェアの
実行が可能となる。
【0020】請求項3に係る発明においては、ソフトウ
ェアを実行する実行器の変更先が指定されたとき、実行
器で乱数を発生し、この乱数を実行不可情報記憶手段に
追加して書き込むと共に、記録媒体に格納された乱数を
当該乱数で書き換えるようにしている。その後、実行不
可情報記憶手段に記憶されている第1の固有情報と同一
の固有情報を有する記録媒体が元の実行器に装着された
としても、記録媒体に格納されている乱数と同一の乱数
が実行不可情報記憶手段に記憶されていない場合は、当
該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行を許可
するようにしている。これによって、変更先の実行器に
おいて再び元の実行器が変更先として指定された場合、
元の実行器でのソフトウェアの実行が可能となる。
【0021】請求項4に係る発明においては、暗号化さ
れたソフト鍵を記録媒体に格納しておき、実行器では、
このソフト鍵を固有の秘密情報を用いて復号化し、さら
に復号化されたソフト鍵を用いて、記録媒体から読み出
したソフトウェアを復号化し実行するようにしている。
これによって、ソフトウェアを実行可能な実行器を予め
特定することができる。また、ソフトウェアを実行する
実行器の変更先が指定されると、復号化されたソフト鍵
を、指定された他の実行器でのみ復号可能なように暗号
化し、記録媒体に格納された暗号化されたソフト鍵を、
このとき暗号化されたソフト鍵に書き換えるようにして
いる。これによって、ソフトウェアを実行する実行器を
ユーザ側で容易に変更することができる。また、実行器
の変更先が指定されると、記録媒体に格納されたソフト
ウェア固有情報を、実行不可情報記憶手段に書き込んで
おき、その後、実行不可情報記憶手段に記憶されている
ソフトウェア固有情報と同一のソフトウェア固有情報を
有する記録媒体が元の実行器に装着されても、当該記録
媒体に格納されているソフトウェアの実行を受け付けな
いようにしている。これによって、実行器の変更指定前
にコピーされたソフトウェアが、元の実行器で不正に実
行されるのを防止することができる。
【0022】請求項5に係る発明においては、暗号化さ
れたソフトウェア,ソフトウェア固有情報,暗号化され
たソフト鍵および累積数の内、少なくともいずれか1つ
を対象として作成されたディジタル署名情報を記録媒体
に格納しておき、実行器では、記録媒体に格納されてい
るディジタル署名情報が正当か否かを確認し、正当でな
い場合は、当該記録媒体に格納されているソフトウェア
の実行を受け付けないようにしている。これによって、
記録媒体の格納情報の正当性をより正確に確認でき、不
正な複製品を防止できる。
【0023】請求項6に係る発明においては、記録媒体
がコピーされる毎に更新される累計数を実行器に記憶し
ておき、記録媒体に格納されたコピー可能回数が当該累
計数よりも大きい場合のみ、当該記録媒体のコピーを許
可するようにしている。これによって、記録媒体のコピ
ー回数を予め定められた回数に制限することができる。
【0024】請求項7に係る発明においては、貸し主側
の実行器は、記録媒体に格納された第1のソフト鍵を用
いてソフトウェアの復号化を行う。したがって、借り主
側の実行器では、記録媒体を貸し主に返却するとき、記
録媒体中の第2のソフト鍵を書き換える必要がない。
【0025】請求項8に係る発明においては、記録媒体
に格納されたソフトウェア自体が、指定された実行器で
のみ復号可能なように暗号化されている。したがって、
実行器では、固有の秘密情報を用いて、ソフトウェアを
復号化し実行する。
【0026】
【実施例】
(1)第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例に係るソフトウェア保護
システムの構成を示すブロック図である。なお、図1に
おいて、実線の矢印はデータの移動を示し、破線の矢印
は制御情報の移動を示している。また、以下の説明にお
いて、ソフトウェアとは、例えばアプリケーションプロ
グラムを意味するものとする。
【0027】図1において、ディスク1は、暗号化ソフ
トウェア記録部11と、情報記録部12とを含む。暗号
化ソフトウェア記録部11には、暗号化ソフトウェアE
(KA,softA)が格納されている。情報記録部1
2には、ソフトウェアの種別を表すソフトウェア固有情
報IDAおよびソフトウェアを実行できる指定実行器の
変更回数を表す累積数CNT[A]を含むソフトウェア
識別子と、指定された実行器でしか復号できない指定実
行器用ソフト鍵E(X,KA)と、これら各情報の正当
性を示す署名情報とが記録されている。
【0028】プレーヤ2は、ディスク1内のソフトウェ
ア識別子,指定実行器用ソフト鍵E(X,KA)および
署名情報の内容を確認してソフトウェアの実行を行な
い、さらに指定実行器の変更手続きを行なう機能を有し
ている。このプレーヤ2は、接続部201と、ソフトウ
ェアID検索部202と、記憶部203と、署名情報確
認部204と、実行制御部205と、基準数・累積数比
較部206と、ソフト鍵暗号化/復号化部207と、秘
密情報格納部208と、暗号化ソフトウェア復号部20
9と、ソフトウェア実行部210と、実行器指定部21
1と、実行不可ソフトウェア情報更新部212と、署名
情報作成部213とを備えている。
【0029】接続部201は、ディスク1をプレーヤ2
に着脱自在に接続するもので、ディスク1から各情報を
読み出し、ディスク1に所定の情報を書き込む機能を有
している。ソフトウェアID検索部202は、入力され
るソフトウェア固有情報IDAが、記憶部203に実行
不可ソフトウェアとして記憶されているかどうかを検索
する機能を有している。記憶部203は、実行不可ソフ
トウェアのソフトウェア固有情報IDA’と、ソフトウ
ェアを実行不可状態にしたときの情報記録部12に記録
されている累積数CNT[A]と同じ値である基準数N
UM[A]を対にしてソフトウェア識別子として記憶し
ている。
【0030】署名情報確認部204は、記憶部203に
おいて実行不可ソフトウェアとして記録されているソフ
トウェアに対して、情報記録部12に記録されている署
名情報が正当なものかどうかを確認し、署名情報が正当
な場合は基準数・累積数比較部206に基準数NUM
[A]と累積数CNT[A]の比較を行うように指示
し、署名情報が不当な場合は実行制御部205にそのソ
フトウェアの実行不許可の情報を入力する機能を有して
いる。実行制御部205は、署名情報確認部204から
入力される情報(情報記録部12に記録された署名情報
が正当か否かを示す情報)と、基準数・累積数比較部2
06から入力される情報(そのソフトウェアの実行許可
・不許可の情報)とに基づいて、暗号化ソフトウェアE
(KA,softA)を復号化するかどうかの制御を行
なう機能を有している。基準数・累積数比較部206
は、署名情報確認部204で署名情報が正当と確認され
たディスク1に対して、記憶部203に記憶されている
該ソフトウェアの基準数NUM[A]と情報記録部12
に記録されている累積数CNT[A]との大小関係を比
較し、その結果に基づいてソフトウェアの実行許可・不
許可の情報を実行制御部205に入力する機能を有して
いる。
【0031】ソフト鍵暗号化/復号化部207は、情報
記録部12に記録されている指定実行器用ソフト鍵E
(X,KA)を、秘密情報格納部208に格納されてい
るプレーヤ2に固有の秘密情報SXで復号化し、また指
定された実行器の変更がある場合は、変更先用の指定実
行器用ソフト鍵に暗号化する機能を有している。秘密情
報格納部208は、プレーヤ2に固有の秘密情報SXを
記録している。暗号化ソフトウェア復号部209は、暗
号化ソフトウェア記録部11に記録されている暗号化ソ
フトウェアE(KA,softA)が入力され、ソフト
鍵暗号化/復号化部207で復号化されたソフト鍵で、
暗号化ソフトウェアE(KA,softA)を復号化す
る機能を有している。ソフトウェア実行部210は、暗
号化ソフトウェア復号部209で復号化されたソフトウ
ェアsoftAを実行する機能を有している。
【0032】実行器指定部211は、入力された変更先
情報に従って指定先実行器用ソフト鍵の変更をソフト鍵
暗号化/復号化部207で行うように制御し、情報記録
部12に記録されている累積数CNT[A]の書き換え
を行うように接続部201に指示し、それに伴い記憶部
203に記憶されている情報の変更を実行不可ソフトウ
ェア情報更新部212に指示し、新しいソフトウェア識
別子に対する署名情報の作成を署名情報作成部213に
指示する機能を有している。実行不可ソフトウェア情報
更新部212は、指定実行器の変更のときに、情報記録
部12に記録されている累積数の書き換えを行うのに伴
い、記憶部203に記憶されている情報の変更を行なう
機能を有している。署名情報作成部213は、実行不可
ソフトウェア情報更新部212によって変更された新し
いソフトウェア識別子に対する署名情報の作成を行なう
機能を有している。
【0033】なお、図1のプレーヤ2内において、ソフ
トウェアID検索部202、記憶部203、署名情報確
認部204、実行制御部205、基準数・累積数比較部
206、ソフト鍵暗号化/復号化部207、秘密情報格
納部208、暗号化ソフトウェア復号部209、ソフト
ウェア実行部210、実行器指定部211、実行不可ソ
フトウェア情報更新部212および署名情報作成部21
3は、それぞれ変更,解析,複製できない領域に配置さ
れている。
【0034】概説すると、上記第1の実施例のソフトウ
ェア保護システムは、ソフトウェアsoftA自体はそ
のソフトウェアの全ディスク共通の鍵ソフト鍵KAで暗
号化し、そのソフト鍵KAをその指定された実行器であ
るプレーヤ2でしか復号できないように暗号化すること
によって、指定された実行器以外では実行できないこと
を実現している。
【0035】図2は、上記第1の実施例のソフトウェア
保護システムにおけるソフトウェア実行動作の処理手順
を示すフローチャートである。また、図3は、上記第1
の実施例のソフトウェア保護システムにおける指定実行
器の変更手続きの処理手順を示すフローチャートであ
る。以下、これら図2および図3を参照して、上記第1
の実施例の動作を説明する。
【0036】なお、以下では、図1のプレーヤ2(以
下、プレーヤXと表現する)用として暗号化されたソフ
ト鍵E(X,KA)を持つ暗号化ソフトウェアE(K
A,softA)が復号化されて実行され、その後、図
示しない他のプレーヤ(以下、プレーヤYと表現する)
用に指定プレーヤの変更手続きを行なう場合の動作につ
いて説明する。また、以下の説明において、ソフト鍵E
(X,KA)は、ソフト鍵KAをプレーヤXに固有の秘
密情報SXでのみ復号化される形式で暗号化したものを
示している。また、ソフトウェアE(KA,soft
A)は、ソフトウェアsoftAをソフト鍵KAで暗号
化したものを示し、ソフト鍵KAで復号化される。
【0037】(a)暗号化ソフトウェアの復号・実行動
作 最初に、図2を参照して、暗号化ソフトウェアの復号・
実行動作を説明する。まず、接続部201にディスク1
が接続される(ステップS101)。次に、情報記録部
12に記録されているソフトウェア識別子のソフトウェ
ア固有情報IDAが、接続部201を通してソフトウェ
アID検索部202に入力される。ソフトウェアID検
索部202は、当該入力されたソフトウェア固有情報I
DAと一致する実行不可ソフトウェア固有情報IDA’
が、記憶部203に記憶されているかどうかを検索する
(ステップS102)。
【0038】上記ステップS102における検索の結
果、入力されたソフトウェア固有情報IDAと一致する
実行不可ソフトウェア固有情報IDA’が記憶部203
に記憶されている場合、ソフトウェアID検索部202
は、接続部201を介して、情報記録部12から署名情
報とソフトウェア識別子とを読み出し、署名情報確認部
204に入力する。署名情報確認部204は、情報記録
部12に記録されているソフトウェア識別子の内容が正
当なものであるかどうかを、署名情報のディジタル署名
作成者の実行器識別子(図示していないが、ディスク1
内に格納されている)から容易に導かれるディジタル署
名作成者の公開鍵で確認する(ステップS103)。ス
テップS103での確認の結果、ソフトウェア識別子が
正当なものでないと判断した場合、署名情報確認部20
4は、実行制御部205にそのソフトウェアの実行を不
許可とするように指示する(ステップS104)。従っ
て、実行制御部205は、ソフトウェアの実行を行わな
い。
【0039】一方、上記ステップS103における確認
の結果、ソフトウェア識別子の内容が正当なものである
と判断した場合、署名情報確認部204は、基準数・累
積数比較部206に対して、記憶部203にソフトウェ
ア識別子として実行不可ソフトウェア固有情報IDA’
と対に記憶されている基準数NUM[A]を、情報記録
部12内に記録されているソフトウェア識別子の累積数
CNT[A]と比較するように指示する。応じて、基準
数・累積数比較部206は、記憶部203からソフトウ
ェア識別子として実行不可ソフトウェア固有情報ID
A’と対で記録されている基準数NUM[A]を読み出
す。また、接続部201を介して、情報記録部12に記
録されているソフトウェア識別子の累積数CNT[A]
を読み出す。次に、基準数・累積数比較部206は、入
力された基準数NUM[A]と累積数CNT[A]とを
比較する(ステップS105)。
【0040】ディスク1に格納されたソフトウェアが正
当なソフトウェアである場合は、後述の指定プレーヤ変
更手続きにより、不等式NUM[A]<CNT[A]が
成り立ち、基準数・累積数比較部206は、実行制御部
205にソフトウェアの実行許可情報を入力する(ステ
ップS106)。一方、不等式NUM[A]<CNT
[A]が成り立たない場合は、ディスク1は指定実行器
変更手続きによりすでに無効になったディスクであるの
で、実行制御部205にそのソフトウェアsoftAの
実行不許可の情報を入力する(ステップS104)。し
たがって、この場合、実行制御部205は、ソフトウェ
アsoftAの実行を行わない。
【0041】基準数・累積数比較部206からソフトウ
ェアの実行許可が出た場合、実行制御部205は、接続
部201を介して、情報記録部12から指定実行器用ソ
フト鍵E(X,KA)を読み出し、ソフト鍵暗号化/復
号化部207に入力する。また、実行制御部205は、
秘密情報格納部208からプレーヤXに固有の秘密情報
SXを読み出して、ソフト鍵暗号化/復号化部207に
入力する。応じて、ソフト鍵暗号化/復号化部207
は、指定実行器用ソフト鍵E(X,KA)をプレーヤX
に固有の秘密情報SXで復号化し、ソフト鍵KAを得る
(ステップS107)。なお、このとき、指定プレーヤ
用ソフト鍵E(X,KA)がプレーヤX用でないなら
ば、ソフト鍵KAが復号できずソフトウェアは実行でき
ない。
【0042】次に、ソフト鍵暗号化/復号化部207
は、復号化されたソフト鍵KAを、暗号化ソフトウェア
復号部209に入力する。また、実行制御部205は、
接続部201を介して、ディスクの暗号化ソフトウェア
記録部8から暗号化ソフトウェアE(KA,soft
A)を読み出し、暗号化ソフトウェア復号部209に入
力する。応じて、暗号化ソフトウェア復号部209は、
ソフト鍵暗号化/復号化部207から入力されたソフト
鍵KAを用いて、ソフトウェアsoftAを復号化する
(ステップS108)。次に、暗号化ソフトウェア復号
部209は、その復号化されたソフトウェアsoftA
をソフトウェア実行部210に入力する。従って、ソフ
トウェア実行部210は、復号化されたソフトウェアを
実行する(ステップS109)。
【0043】一方、前述のステップS102における検
索の結果、入力されたソフトウェア固有情報IDAと一
致する実行不可ソフトウェア固有情報IDA’が記憶部
203に記憶されていない場合、ソフトウェアID検索
部202は、実行制御部205にソフト実行許可の情報
を入力する(ステップS106)。以下、ステップS1
07〜S109の処理は、前述のステップS107〜S
109の動作と全く同じである。
【0044】(b)指定実行器の変更手続き 次に、図3を参照して、指定実行器の変更手続きについ
て説明する。なお、以下の説明では、現在プレーヤXで
しか実行できないディスク1に格納されているソフトウ
ェアをプレーヤXでは実行不可とし、プレーヤXと異な
る他のプレーヤYで実行できるようにする指定実行器変
更手続きについて述べる。
【0045】まず、変更先をプレーヤYにするという情
報(実行器識別子)が、図示しないキーボード,マウス
等の入力装置から実行器指定部211に入力される(ス
テップS201)。すると、実行器指定部211は、接
続部201を介して、情報記録部12から指定実行器用
ソフト鍵E(X,KA)を読み出し、ソフト鍵暗号化/
復号化部207に入力する。また、実行器指定部211
は、秘密情報格納部208からプレーヤXに固有の秘密
情報SXを読み出し、ソフト鍵暗号化/復号化部207
に入力する。ソフト鍵暗号化/復号化部207は、秘密
情報格納部208から入力されるプレーヤXに固有の秘
密情報SXを用いて、指定実行器用ソフト鍵E(X,K
A)をソフト鍵KAに復号化し、その後、実行器指定部
211から与えられる変更先プレーヤYの実行器識別子
からプレーヤY用の公開鍵を生成し、この生成した公開
鍵を用いてソフト鍵KAを暗号化し、プレーヤY用ソフ
ト鍵E(Y,KA)を得る(ステップS202)。ま
た、実行器指定部211は、先に情報記録部12に記録
されているプレーヤX用ソフト鍵E(X,KA)を、接
続部201を介して消去する。さらに、実行器指定部2
11は、接続部201を介して、情報記録部12に、プ
レーヤY用ソフト鍵E(Y,KA)を指定実行器用ソフ
ト鍵として記録する。このプレーヤY用ソフト鍵E
(Y,KA)は、プレーヤYに固有の秘密情報SY(プ
レーヤYの秘密情報部208に格納されている)のみに
よってしか復号化できない。したがって、以後このディ
スク1は、プレーヤYでしか実行できなくなる。
【0046】次に、実行器指定部211は、接続部20
1を介して、情報記録部12に記録されているソフトウ
ェア識別子の累積数CNT[A]の値が1だけ増えるよ
うに記録を更新する(ステップS203)。次に、実行
器指定部211は、更新された新しい累積数CNT
[A]の値を新しいソフトウェア識別子の基準数NUM
[A]の値とし、実行不可ソフトウェア固有情報ID
A’と対にしてソフトウェア識別子として、実行不可ソ
フトウェア情報更新部212を介して、記憶部203に
書き込む(ステップS204)。このとき、実行器指定
部211は、同時に記憶部203から古い基準数の値を
消去する。これによって、このディスク1に格納されて
いるソフトウェアは、以後、プレーヤXでは実行できな
くなる。
【0047】次に、実行器指定部211は、接続部20
1を介して、情報記録部12からソフトウェア識別子で
あるソフトウェア固有情報IDAと累積数CNT[A]
とを読み出し、また秘密情報格納部208からプレーヤ
Xに固有の秘密情報SXを読み出し、それぞれ署名情報
作成部213に入力する。署名情報作成部213は、入
力されたソフトウェア識別子であるソフトウェア固有情
報IDAと累積数CNT[A]に対して、プレーヤXに
固有の秘密情報SXを用いてプレーヤXでしか作成でき
ない署名情報を作成し、この作成された署名情報を接続
部201を介して新たな署名情報として情報記録部12
に記録する(ステップS205)。このとき、署名情報
作成部213は、同時に古い署名情報を消去する。
【0048】なお、上記指定プレーヤ変更手続き前にプ
レーヤX用のディスクをコピーしておいても、指定プレ
ーヤ変更手続き後には、記憶部203での基準数NUM
[A]が、このコピーされたディスクの累積数よりも大
きくなるので、図2のステップS105におけるプレー
ヤ内の基準数NUM[A]とディスク内の累積数CNT
[A]との比較動作で実行不可と判断され、プレーヤX
で不所望にコピーディスクが実行されることを防止でき
る。
【0049】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、ソフト鍵を指定実行器以外では復号できないような
ソフトウェア保護システムにおいて、指定実行器の変更
を可能とし、不正なコピーを防止しつつ、ソフトウェア
を任意の実行器で実行できる環境を実現することができ
る。
【0050】なお、上記第1の実施例は、ソフトウェア
本体をそのソフトウェアの全ディスクに共通のソフト鍵
KAで暗号化し、そのソフト鍵KAを指定された実行器
でしか復号できないように暗号化するシステムとして構
成されているが、本発明は、ソフトウェア自身を指定し
た実行可能実行器でしか復号できないように暗号化する
ように構成されてもよく、この場合も第1の実施例と同
様な効果が得られる。
【0051】また、上記第1の実施例では、ソフトウェ
アを指定実行器以外で実行されないようにするためにソ
フト鍵を用いたが、ディスクに指定実行器のID情報を
格納しておき、実行器側ではいつもソフトウェアの実行
を行う前に、ディスクのID情報が自装置に対応するI
D情報かをチェックし、自装置に対応するID情報の場
合のみソフトウェアを実行するようにしてもよい。
【0052】また、上記第1の実施例では、ディスク1
を譲渡する際に、無効ディスクを示す情報として、順序
付けられた数を有する累積数および基準数を用いたが、
これら累積数および基準数に代えて乱数を発生し、情報
記録部12および記憶部203には、この乱数をソフト
ウェア固有情報と対にしてソフトウェア識別子として記
録しておくようにしてもよい。この場合、記憶部203
には発生した乱数が全て消去せずに記録され、情報記録
部12には新しい乱数が発生する毎に古い乱数が新しい
乱数に書き換えられる。そして、ディスク1上のソフト
ウェア識別子を記憶部203に記憶されている全てのソ
フトウェア識別子と比較し、一致するものがない場合に
のみソフトウェアの実行を許可することになる。
【0053】また、上記第1の実施例では、ディスク1
上のソフトウェア識別子の正当性を確保するため、これ
を対象としたディジタル署名を生成したが、ディジタル
署名の対象をソフトウェア識別子と指定実行器用ソフト
鍵と暗号化ソフトウェアの内容の全部または一部を対象
としてもよい。これによって、暗号化ソフトウェア記録
部11に記録されている暗号化ソフトウェアの内容およ
び実行器識別子の正当性も確保することができる。
【0054】また、上記第1の実施例では、ディスク1
上のデータの正当性を示すためにディジタル署名を使用
しているが、ソフトウェア識別子などを指定実行器以外
では復号できない形で暗号化してもよく、この場合も上
記第1の実施例と同様な効果が得られる。
【0055】また、上記第1の実施例では、ソフトウェ
ア識別子のソフトウェアを識別する情報として、ソフト
ウェア種別毎に異なり、かつディスク毎には共通のソフ
トウェア固有情報IDAを用いたが、これに代えて各デ
ィスクに固有の識別子を用いてもよい。これによって、
ディスク1の指定実行器変更手続き後に、先のディスク
と同じ種別のソフトウェアを格納する別のディスクを実
行しようとするときにも対処できる。
【0056】また、上記第1の実施例では、オフライン
のソフトウェア流通形態を想定しているが、この発明を
オンラインのソフトウェア流通形態に適用しても、上記
第1の実施例と同様な効果が得られる。
【0057】(2)第2の実施例 本発明の第2の実施例は、第1の実施例で述べたソフト
ウェア保護システムを用いたレンタルソフトウェアシス
テムとして構成されている。図4は、この第2の実施例
のレンタルソフトウェアシステムにおける処理手順を示
すフローチャートである。以下、第1の実施例で述べた
構成を援用しつつ、図4を参照して、第2の実施例の詳
細を説明する。
【0058】このレンタルソフトシステムでは、レンタ
ル専用のディスクを導入する。第1の実施例では、ディ
スク1の情報記録部12(図1参照)には、ソフト鍵に
関する情報として、暗号化された指定実行器用ソフト鍵
のみが記録されている。これに対し、第2の実施例にお
けるレンタル専用ディスクでは、ディスク内の情報記録
部12に、指定実行器用ソフト鍵だけではなく、レンタ
ル店用ソフト鍵が常に記録されている。情報記録部12
におけるその他の情報は、第1の実施例において情報記
録部12に記録されている情報と同じである。
【0059】レンタル店Xで会員Y(プレーヤYと同じ
ものと考える)に、上記レンタル専用ディスクを貸す場
合の手続きを述べる。レンタル店Xでは、会員Yを変更
先として第1の実施例で述べたように変更手続きをレン
タル店のプレーヤで行なう。このとき、このディスク1
内の指定実行器用ソフト鍵が、会員YのプレーヤYでし
か実行できない形式に暗号化されている(ステップS3
01)。会員Yは、自分自身のプレーヤYに、このディ
スク1を差し込み、ソフトウェアを実行させる(ステッ
プS302)。以下、このディスク1内のソフトウェア
が実行される手順は、第1の実施例で述べた通りであ
る。
【0060】次に、会員Yがディスクをレンタル店Xに
返却する場合について述べる。会員Yは、第1の実施例
で述べた指定実行器変更手続きで、譲渡先としてレンタ
ル店を指定するのではなく、単に返却手続きをすればよ
い。なぜならば、ディスク1の情報記録部12には、常
にレンタル店用ソフト鍵が記録されているため、レンタ
ル店Xでは、このレンタル店用ソフト鍵を用いて、ディ
スク1の実行が可能であるためである。このとき、会員
Yのプレーヤにおける実行器指定部211は、情報記録
部12のプレーヤY用ソフト鍵を消去し、累積数を1増
やし、記憶部203の基準数の更新を行なう(ステップ
S303)。この処理によって、レンタル用ディスクを
コピーしておいて返却手続き後に実行しようとしても、
図2のステップS105によってそのコピーディスクは
実行できない。すなわち、レンタル専用ディスクでは、
会員Y用のソフト鍵の消去はできるが、指定実行器の変
更手続きは、レンタル店でのみ可能である。
【0061】上記のように第2の実施例によれば、レン
タル先用に暗号化されたレンタルソフトウェアをレンタ
ル店に返却するときに、会員側ではレンタル店を指定実
行器として指定実行器の変更手続きを行う必要がなく、
面倒な手間が省ける。また、レンタル専用ディスクは指
定実行器でしか実行できないため、レンタルソフトウェ
アのまた貸しも防げる。さらに、累積数と基準数との更
新により、会員が不正なコピーを作成するのも防げる。
また、レンタル専用ディスクの指定実行器の変更手続き
が可能なのはレンタル店のみであるから、会員間の貸し
借りもできない。
【0062】(3)第3の実施例 図5は、本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。図5において、この第3の実施例では、指定さ
れた回数だけコピーができるマスターディスク10を用
いる。このマスターディスク10には、図1のディスク
1に記録されている情報に加えて、コピー可能回数No
[copy],累計数SUM[disk]およびマスタ
ーディスク識別子が情報記録部12に記録されている。
マスターディスク10のその他の記録情報は、図1のデ
ィスク1の記録情報と同様である。
【0063】プレーヤ2には、第1の実施例で述べたプ
レーヤ2の構成に加えて、コピー制御部214およびバ
ッファメモリ215が追加されている。図6は、この第
3の実施例のソフトウェア保護システムにおける処理手
順を示すフローチャートである。以下、この図6を参照
して、第3の実施例の動作を説明する。
【0064】まず、マスターディスク10からコピーデ
ィスクを作成する場合について説明する。なお、マスタ
ーディスク10は、プレーヤXでのみ実行できるものと
する。マスターディスク10が接続部201に接続され
ると(ステップS401)、コピー制御部214は、情
報記録部12からマスターディスク識別子を読み出し、
接続されたディスクがマスターディスク10であること
を識別する(ステップS402)。次に、コピー制御部
214は、情報記録部12から累計数SUM[dis
k]を読み出し、マスターディスク10からのコピーが
最初か否かを判断する(ステップS403)。マスター
ディスク10から1度もコピーディスクが作成されてい
ない場合(すなわち、累計数SUM[disk]が0の
場合)、コピー制御部214は、実行不可ソフトウェア
情報更新部212は、接続部201を介して、情報記録
部12からコピー可能回数No[copy]および累計
数SUM[disk]を読み出し、記憶部203に、そ
れぞれ、No[copy,X]およびSUM[X]とし
て格納する(ステップS404)。また、コピー制御部
214は、接続部201を介して、情報記録部12から
マスターディスク識別子を読み出し、上記コピー可能回
数No[copy,X]および累計数SUM[X]と対
にして、記憶部203に格納する。
【0065】一方、マスターディスク10から少なくと
も1度はコピーディスクが作成されている場合、コピー
制御部214は、記憶部203に記憶されているコピー
可能回数No[copy,X]および累計数SUM
[X]と、情報記録部12に記録されているコピー可能
回数No[copy]および累計数SUM[disk]
とを比較し、両者が等しいか否かを確認する(ステップ
S405)。ステップS405において両者の不一致が
確認された場合、コピー制御部214は、マスターディ
スク10からのコピーが不許可であると判断する(ステ
ップS406)。したがって、この場合、マスターディ
スク10のコピーは行われない。一方、ステップS40
5において両者の一致が確認された場合、コピー制御部
214は、情報記録部12に記録されたコピー可能回数
No[copy]と、記憶部203に記憶された累計数
SUM[X]との大小関係を比較し、不等式No[co
py]>SUM[X]が成り立つ場合にのみ、マスター
ディスク10からのコピーを許可する(ステップS40
7)。
【0066】次に、マスターディスク10のコピー許可
が出て、別のディスクにマスタディスクの内容をコピー
する場合の動作について説明する。連続して1度にコピ
ーをする回数nが、外部の入力装置(図示せず)からコ
ピー制御部214に対して入力されると、コピー制御部
214は、接続部201を介して、情報記録部12に記
録されている累計数SUM[disk]を指定されたコ
ピー回数nだけ増加するように更新し、同様に、記憶部
203内の累計数SUM[X]を更新する(ステップS
408)。ただし、このnは、更新される累計数が、コ
ピー可能回数No[copy]と等しくまたは大きくな
らないような値に選ばれる。次に、コピー制御部214
は、接続部201を介して、マスターディスク10から
暗号化ソフトウェアおよび指定実行器用ソフト鍵を読み
出し、バッファメモリ214に格納する(ステップS4
09)。
【0067】コピーディスクは、第1の実施例で述べた
ディスクと同じ記録形式で、情報記録部12と暗号化ソ
フトウェア記録部8とを含む。このコピーディスクがマ
スターディスク10と差し替えられて接続部201に接
続されると(ステップS410)、図示しない外部の入
力装置から実行器指定部211に、指定実行器に関する
情報が入力される(ステップS411)。この実行器指
定情報は、コピー制御部211に入力される。応じて、
コピー制御部214は、バッファメモリ215から暗号
化ソフトウェアを読み出し、接続部201を介して、コ
ピーディスクの暗号化ソフトウェア記録部11に書き込
む(ステップS412)。また、コピー制御部214
は、コピーディスクの情報記録部12に、ソフトウェア
識別子として、ソフトウェア固有情報と累積数を記録す
る(ステップS412)。このとき、累積数は0で記録
される。さらに、コピー制御部214は、指定実行器用
ソフト鍵および署名情報を、それぞれ、ソフト鍵暗号化
/復号化部207および証明情報作成部213によって
作成させ、接続部201を介してコピーディスクの情報
記録部12に記録させる(ステップS412)。これ
で、新しいコピーディスクが1つ生成されたことにな
る。その後、コピー制御部214は、予め指定されたコ
ピー回数nだけのコピーディスクを生成する。n個のコ
ピーディスクが生成されると、コピー制御部214は、
バッファメモリ215に格納されている暗号化ソフトウ
ェアを消去する(ステップS413)。
【0068】以上のように、上記第3の実施例によれ
ば、新たにある指定された特定の実行器でしか実行でき
ないコピーディスクを、予め指定された回数だけ生成す
ることができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ソフトウェア
を実行させるべき実行器に固有の第2の固有情報を記録
媒体に格納しておき、実行器では、記録媒体からソフト
ウェアおよび第2の固有情報を読み出し、当該第2の固
有情報が自装置に固有の情報である場合のみ、当該ソフ
トウェアの実行を受け付けるようにしているので、指定
された実行器以外でソフトウェアが実行されるのを防止
することができる。また、実行器の変更先が指定される
と、記録媒体に格納された第2の固有情報を、指定され
た他の実行器に固有の情報に変換するようにしているの
で、ソフトウェアを実行可能な実行器をユーザ側で容易
に変更することができる。また、実行器の変更先が指定
されると、記録媒体に格納された第1の固有情報を、実
行不可情報記憶手段に書き込んでおき、その後、実行不
可情報記憶手段に記憶されている第1の固有情報と同一
の固有情報を有する記録媒体が元の実行器に装着されて
も、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行
を受け付けないようにしているので、実行器の変更指定
前にコピーされたソフトウェアが、元の実行器で不正に
実行されるのを防止することができる。
【0070】請求項2の発明によれば、実行器の変更先
が指定されたとき、記録媒体に格納された累積数および
実行不可情報記憶手段に記憶された基準数のそれぞれに
所定値を加算しておき、その後、実行不可情報記憶手段
に記憶されている第1の固有情報と同一の固有情報を有
する記録媒体が元の実行器に装着されたとしても、累積
数が基準数よりも大きい場合は、当該記録媒体に格納さ
れているソフトウェアの実行を許可するようにしてい
る。そのため、変更先の実行器において再び元の実行器
が変更先として指定された場合であっても、元の実行器
でのソフトウェアの実行が可能となる。
【0071】請求項3の発明によれば、実行器の変更先
が指定されたとき、実行器で乱数を発生し、この乱数を
実行不可情報記憶手段に追加して書き込むと共に、記録
媒体に格納された乱数を当該乱数で書き換え、その後、
実行不可情報記憶手段に記憶されている第1の固有情報
と同一の固有情報を有する記録媒体が元の実行器に装着
されたとしても、記録媒体に格納されている乱数と同一
の乱数が実行不可情報記憶手段に記憶されていない場合
は、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行
を許可するようにしている。そのため、変更先の実行器
において再び元の実行器が変更先として指定された場合
であっても、元の実行器でのソフトウェアの実行が可能
となる。
【0072】請求項4の発明によれば、暗号化されたソ
フト鍵を記録媒体に格納しておき、実行器では、このソ
フト鍵を固有の秘密情報を用いて復号化し、さらに復号
化されたソフト鍵を用いて、記録媒体から読み出したソ
フトウェアを復号化し実行するようにしているので、指
定された実行器以外でソフトウェアが実行されるのを防
止することができる。また、実行器の変更先が指定され
ると、復号化されたソフト鍵を、指定された他の実行器
でのみ復号可能なように暗号化し、記録媒体に格納され
た暗号化されたソフト鍵を、このとき暗号化されたソフ
ト鍵に書き換えるようにしているので、ソフトウェアを
実行する実行器をユーザ側で容易に変更することができ
る。また、実行器の変更先が指定されると、記録媒体に
格納されたソフトウェア固有情報を、実行不可情報記憶
手段に書き込んでおき、その後、実行不可情報記憶手段
に記憶されているソフトウェア固有情報と同一のソフト
ウェア固有情報を有する記録媒体が元の実行器に装着さ
れても、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの
実行を受け付けないようにしているので、実行器の変更
指定前にコピーされたソフトウェアが、元の実行器で不
正に実行されるのを防止することができる。
【0073】請求項5の発明によれば、暗号化されたソ
フトウェア,ソフトウェア固有情報,暗号化されたソフ
ト鍵および累積数の内、少なくともいずれか1つを対象
として作成されたディジタル署名情報を記録媒体に格納
しておき、実行器では、記録媒体に格納されているディ
ジタル署名情報が正当か否かを確認し、正当でない場合
は、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行
を受け付けないようにしているので、記録媒体の格納情
報の正当性をより正確に確認でき、不正な複製品を防止
できる。
【0074】請求項6の発明によれば、記録媒体がコピ
ーされる毎に更新される累計数を実行器に記憶してお
き、記録媒体に格納されたコピー可能回数が当該累計数
よりも大きい場合のみ、当該記録媒体のコピーを許可す
るようにしているので、記録媒体のコピー回数を予め定
められた回数に制限することができる。
【0075】請求項7の発明によれば、貸し主側の実行
器は、記録媒体に格納された第1のソフト鍵を用いてソ
フトウェアの復号化を行うので、借り主側の実行器で
は、記録媒体を貸し主に返却するとき、記録媒体中の第
2のソフト鍵を書き換える必要がない。
【0076】請求項8の発明によれば、記録媒体に格納
されたソフトウェア自体が指定実行器でのみ復号可能な
ように暗号化されているので、指定された実行器以外で
ソフトウェアが実行されるのを防止することができる。
また、実行器の変更先が指定されると、復号化されたソ
フトウェアを、指定された他の実行器でのみ復号可能な
ように暗号化し、記録媒体に格納されたソフトウェア
を、このとき暗号化されたソフトウェアに書き換えるよ
うにしているので、ソフトウェアを実行する実行器をユ
ーザ側で容易に変更することができる。また、実行器の
変更先が指定されると、記録媒体に格納されたソフトウ
ェア固有情報を、実行不可情報記憶手段に書き込んでお
き、その後、実行不可情報記憶手段に記憶されているソ
フトウェア固有情報と同一のソフトウェア固有情報を有
する記録媒体が元の実行器に装着されても、当該記録媒
体に格納されているソフトウェアの実行を受け付けない
ようにしているので、実行器の変更指定前にコピーされ
たソフトウェアが、元の実行器で不正にに実行されるの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るソフトウェア保護
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例のソフトウェア保護シス
テムにおけるソフトウェア実行動作の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例のソフトウェア保護シス
テムにおける指定実行器の変更手続きの処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例のレンタルソフトウェア
システムにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第3の実施例のソフトウェア保護シス
テムにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図7】従来のソフトウェア保護システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…ディスク 11…暗号化ソフトウェア記録部 12…情報記録部 2…プレーヤ 201…接続部 202…ソフトウェアID検索部 203…記憶部 204…署名情報確認部 205…実行制御部 206…基準数・累積数比較部 207…ソフト鍵暗号化/復号化部 208…秘密情報格納部 209…暗号化ソフトウェア復号部 210…ソフトウェア実行部 211…実行器指定部 212…実行不可ソフトウェア情報更新部 213…署名情報作成部 214…コピー制御部
フロントページの続き (72)発明者 宮地 充子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−51975(JP,A) 特開 昭63−300322(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00,9/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に格納されたソフトウェアを、
    予め指定された実行器でのみ実行させるようなソフトウ
    ェア保護システムであって、 前記記録媒体には、 ソフトウェアと、 前記ソフトウェアまたは前記記録媒体に固有の第1の固
    有情報と、 前記ソフトウェアを実行させるべき実行器に固有の第2
    の固有情報とが格納されており、 前記実行器は、 前記記録媒体から前記ソフトウェアおよび前記第2の固
    有情報を読み出し、当該第2の固有情報が自装置に固有
    の情報である場合のみ、当該ソフトウェアの実行を受け
    付けるチェック手段、 前記ソフトウェアを実行する実行器の変更先を指定する
    実行器指定手段、 前記記録媒体に格納された第2の固有情報を、前記実行
    器指定手段で指定された他の実行器に固有の情報に変換
    する変換手段、 実行不可なソフトウェアに関する情報を記憶する実行不
    可情報記憶手段、 前記実行器指定手段によって実行器の変更先が指定され
    たとき、前記記録媒体に格納された第1の固有情報を、
    前記実行不可情報記憶手段に書き込む固有情報書き込み
    手段、および前記記録媒体に格納されている第1の固有
    情報と同一の固有情報が前記実行不可情報記憶手段に記
    憶されている場合、当該記録媒体に格納されているソフ
    トウェアの実行を受け付けないように前記チェック手段
    を制御する第1の実行制御手段を備える、ソフトウェア
    保護システム。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体には、さらに、前記第1の
    固有情報と対にして累積数が格納されており、 前記実行不可情報記憶手段には、さらに、前記第1の固
    有情報と対にして基準数が記憶されており、 前記累積数および前記基準数は、初期値が同一値に選ば
    れており、 前記実行器は、前記実行器指定手段によって実行器の変
    更先が指定されたとき、前記累積数および前記基準数の
    それぞれに所定値を加算する加算手段をさらに備え、 前記第1の実行制御手段は、 前記記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の
    固有情報が前記実行不可情報記憶手段に記憶されていな
    い場合、または前記記録媒体に格納されている第1の固
    有情報と同一の固有情報が前記実行不可情報記憶手段に
    記憶されているが前記累積数が前記基準数よりも大きい
    場合は、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの
    実行許可を前記チェック手段に与え、 前記記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の
    固有情報が前記実行不可情報記憶手段に記憶されてお
    り、かつ前記累積数が前記基準数と等しいかまたはそれ
    よりも小さい場合は、当該記録媒体に格納されているソ
    フトウェアの実行不許可を前記チェック手段に与えるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のソフトウェア保護シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体には、さらに、前記第1の
    固有情報と対にして乱数が格納されており、 前記実行不可情報記憶手段には、さらに、前記第1の固
    有情報と対にして乱数が記憶されており、 前記実行器は、さらに前記実行器指定手段によって実行
    器の変更先が指定されたとき、乱数を発生する乱数発生
    手段、 前記乱数発生手段によって乱数が発生される毎に、当該
    乱数を前記実行不可情報記憶手段に追加して書き込む乱
    数書き込み手段、および前記乱数発生手段によって乱数
    が発生される毎に、前記記録媒体に格納された乱数を書
    き換える乱数書き換え手段を備え、 前記第1の実行制御手段は、 前記記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の
    固有情報が前記実行不可情報記憶手段に記憶されていな
    い場合、または前記記録媒体に格納されている第1の固
    有情報と同一の固有情報が前記実行不可情報記憶手段に
    記憶されているが前記記録媒体に格納されている乱数と
    同一の乱数が前記実行不可情報記憶手段に記憶されてい
    ない場合は、当該記録媒体に格納されているソフトウェ
    アの実行許可を前記チェック手段に与え、 前記記録媒体に格納されている第1の固有情報と同一の
    固有情報が前記実行不可情報記憶手段に記憶されてお
    り、かつ前記記録媒体に格納されている乱数と同一の乱
    数が前記実行不可情報記憶手段に記憶されている場合
    は、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実行
    不許可を前記チェック手段に与えることを特徴とする、
    請求項1に記載のソフトウェア保護システム。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体に格納されたソフトウェア
    は、暗号化されており、 前記記録媒体に格納された第2の固有情報は、暗号化さ
    れたソフト鍵であり、 前記チェック手段は、 実行器毎に異なる秘密情報を記憶する秘密情報記憶手段
    と、 前記記録媒体から前記ソフト鍵を読み出し、前記秘密情
    報を用いて復号化するソフト鍵復号化手段と、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアを読み
    出し、前記復号化されたソフト鍵を用いて復号化するソ
    フトウェア復号化手段と、 前記復号化されたソフトウェアを実行するソフトウェア
    実行手段とを含み、 前記変換手段は、 前記復号化されたソフト鍵を、前記実行器指定手段で指
    定された他の実行器における秘密情報でのみ復号可能な
    ように暗号化するソフト鍵暗号化手段と、 前記記録媒体に格納された暗号化されたソフト鍵を、前
    記ソフト鍵暗号化手段によって暗号化されたソフト鍵に
    書き換えるソフト鍵書き換え手段とを含む、請求項1〜
    3のいずれかに記載のソフトウェア保護システム。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体には、さらに、前記暗号化
    されたソフトウェア,前記第1の固有情報,前記暗号化
    されたソフト鍵および前記累積数の内、少なくともいず
    れか1つを対象として作成されたディジタル署名情報が
    格納されており、 前記実行器は、さらに前記記録媒体に格納されているデ
    ィジタル署名情報が正当か否かを確認し、正当でない場
    合は、当該記録媒体に格納されているソフトウェアの実
    行を受け付けないように前記チェック手段を制御する第
    2の実行制御手段、 前記実行器指定手段によって実行器の変更先が指定され
    たとき、前記秘密情報を用いて、前記ディジタル署名情
    報を作成するディジタル署名情報作成手段、および前記
    記録媒体に格納されたディジタル署名情報を、前記ディ
    ジタル署名情報作成手段によって作成されたディジタル
    署名情報に書き換える署名情報書き換え手段を備える、
    請求項4に記載のソフトウェア保護システム。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体には、さらに、コピー可能
    回数が格納されており、 前記実行器は、さらに前記記録媒体をコピーした回数を
    示す累計数を記憶する累計数記憶手段、 前記記録媒体に格納されたコピー可能回数が前記累計数
    記憶手段に記憶された累計数よりも大きい場合のみ、当
    該記録媒体のコピーを実行するコピー制御手段、および
    前記コピー制御手段が前記記録媒体のコピーを実行する
    毎に、前記累計数記憶手段に記憶された累計数を更新す
    る累計数更新手段を備える、請求項1〜5のいずれかに
    記載のソフトウェア保護システム。
  7. 【請求項7】 ソフトウェアが格納された記録媒体を貸
    与する場合、貸し主側の実行器で変更手続きを行うこと
    により、当該ソフトウェアの実行が可能な借り主側の実
    行器を特定するようなソフトウェア保護システムであっ
    て、 前記記録媒体には、 暗号化されたソフトウェアと、 前記ソフトウェアまたは前記記録媒体に固有のソフトウ
    ェア/記録媒体固有情報と、 前記貸し主側の実行器に固有の暗号化された第1のソフ
    ト鍵と、 前記借り主側の実行器に固有の暗号化された第2のソフ
    ト鍵とが格納されており、 前記貸し主側の実行器は、 当該貸し主側の実行器に固有の第1の秘密情報を記憶す
    る第1の秘密情報記憶手段、 前記記録媒体から前記第1のソフト鍵を読み出し、前記
    第1の秘密情報を用いて復号化する第1のソフト鍵復号
    化手段、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアを読み
    出し、前記復号化された第1のソフト鍵を用いて復号化
    する第1のソフトウェア復号化手段、 前記復号化されたソフトウェアを実行する第1のソフト
    ウェア実行手段、 前記ソフトウェアを実行する前記借り主側の実行器を指
    定する実行器指定手段、 前記復号化された第1のソフト鍵を、前記実行器指定手
    段で指定された借り主側の実行器でのみ復号可能な第2
    のソフト鍵に暗号化するソフト鍵暗号化手段、および前
    記記録媒体に格納された暗号化された第2のソフト鍵
    を、前記ソフト鍵暗号化手段によって暗号化された第2
    のソフト鍵に書き換えるソフト鍵書き換え手段を備え、 前記借り主側の実行器は、 当該借り主側の実行器に固有の第2の秘密情報を記憶す
    る第2の秘密情報記憶手段、 前記記録媒体から前記第2のソフト鍵を読み出し、前記
    第2の秘密情報を用いて復号化する第2のソフト鍵復号
    化手段、 前記記録媒体から前記暗号化されたソフトウェアを読み
    出し、前記復号化された第2のソフト鍵を用いて復号化
    する第2のソフトウェア復号化手段、 前記復号化されたソフトウェアを実行する第2のソフト
    ウェア実行手段、 前記記録媒体の返却手続きを指示する返却手続き指示手
    段、 実行不可なソフトウェアに関する情報を記憶する実行不
    可情報記憶手段、 前記返却手続き指示手段によって返却手続きが指示され
    たとき、前記記録媒体に格納されたソフトウェア/記録
    媒体固有情報を、前記実行不可情報記憶手段に書き込む
    固有情報書き込み手段、および前記記録媒体に格納され
    ているソフトウェア/記録媒体固有情報と同一のソフト
    ウェア/記録媒体固有情報が前記実行不可情報記憶手段
    に記憶されている場合、当該記録媒体に格納されている
    ソフトウェアの実行を受け付けないように前記第2のソ
    フトウェア実行手段を制御する実行制御手段を備える、
    ソフトウェア保護システム。
  8. 【請求項8】 記録媒体に格納されたソフトウェアを、
    予め指定された実行器でのみ実行させるようなソフトウ
    ェア保護システムであって、 前記記録媒体には、 暗号化されたソフトウェアと、 前記ソフトウェアまたは前記記録媒体に固有のソフトウ
    ェア/記録媒体固有情報とが格納されており、 前記実行器は、 実行器毎に異なる秘密情報を記憶する秘密情報記憶手
    段、 前記記録媒体から暗号化されたソフトウェアを読み出
    し、前記秘密情報を用いて復号化するソフトウェア復号
    化手段、 前記復号化されたソフトウェアを実行するソフトウェア
    実行手段、 前記ソフトウェアを実行する実行器の変更先を指定する
    実行器指定手段、 前記復号化されたソフトウェアを、前記実行器指定手段
    で指定された他の実行器における秘密情報でのみ復号可
    能なように暗号化するソフトウェア暗号化手段、 前記記録媒体に格納された暗号化されたソフトウェア
    を、前記ソフトウェア暗号化手段によって暗号化された
    ソフトウェアに書き換えるソフトウェア書き換え手段、 実行不可なソフトウェアに関する情報を記憶する実行不
    可情報記憶手段、 前記実行器指定手段によって実行器の変更先が指定され
    たとき、前記記録媒体に格納されたソフトウェア/記録
    媒体固有情報を、前記実行不可情報記憶手段に書き込む
    固有情報書き込み手段、および前記記録媒体に格納され
    ているソフトウェア/記録媒体固有情報と同一のソフト
    ウェア/記録媒体固有情報が前記実行不可情報記憶手段
    に記憶されている場合、当該記録媒体に格納されている
    ソフトウェアの実行を受け付けないように前記ソフトウ
    ェア実行手段を制御する実行制御手段を備える、ソフト
    ウェア保護システム。
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