JP3336262B2 - 車両座席用のヒンジ装置及びそのような装置を含む車両座席 - Google Patents
車両座席用のヒンジ装置及びそのような装置を含む車両座席Info
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- Seats For Vehicles (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の座席のヒンジ
装置、及びそのような装置を含む車両座席に関する。
装置、及びそのような装置を含む車両座席に関する。
【0002】より詳細には本発明は、座席本体の上に枢
軸的に取り付けられた座席背もたれ(この座席背もたれ
と座席本体とのいずれか一方を以下において「第1」座
席要素と、そして他方を「第2」座席要素と呼ぶ)を含
む車両座席のためのヒンジ装置に関し、このヒンジ装置
は下記、すなわち ・一般的形状が実質的に平らな剛的単一部材の中間プレ
ートと、 ・この中間プレートと平行でこの中間プレートの上にこ
の中間プレートに垂直な第1旋回軸の周りに枢軸回転的
に取り付けられた第1の剛的チークプレートを含み、そ
の際この第1チークプレートは、第1座席要素に固定さ
れるように設計されていて、この第1チークプレートの
上記中間プレートに対する角度的配置を実質的に連続的
に調節することを可能にするのに適した第1機構を介し
て中間プレートに連結されており、そして上記第1機構
は、上記第1チークプレート及び中間プレートによって
画定されている第1の閉鎖されたハウジングの中に格納
されており、そしてこの中間プレートは第1チークプレ
ートに軸方向へ固定されて第1ハウジングを閉じてい
る、第1のヒンジと、 ・上記中間プレートと平行でこの中間プレートの上にこ
の中間プレートに垂直な第2旋回軸の周りに枢軸回転的
に取り付けられかつ第1旋回軸から偏倚している第2の
剛的チークプレートを含み、その際この第2チークプレ
ートは第2座席要素に固定されるように設計されてい
て、この第2チークプレートが上記中間プレートに対し
て少なくとも1つの位置においてロックされることを可
能にするのに適した第2機構を介して中間プレートに連
結されており、そして上記第2機構は上記第2チークプ
レート及び中間プレートによって画定されている第2の
閉鎖されたハウジングの中に格納されており、そしてこ
の中間プレートは第2チークプレートに軸方向へ固定さ
れて第2ハウジングを閉じている、第2のヒンジとを含
む。
軸的に取り付けられた座席背もたれ(この座席背もたれ
と座席本体とのいずれか一方を以下において「第1」座
席要素と、そして他方を「第2」座席要素と呼ぶ)を含
む車両座席のためのヒンジ装置に関し、このヒンジ装置
は下記、すなわち ・一般的形状が実質的に平らな剛的単一部材の中間プレ
ートと、 ・この中間プレートと平行でこの中間プレートの上にこ
の中間プレートに垂直な第1旋回軸の周りに枢軸回転的
に取り付けられた第1の剛的チークプレートを含み、そ
の際この第1チークプレートは、第1座席要素に固定さ
れるように設計されていて、この第1チークプレートの
上記中間プレートに対する角度的配置を実質的に連続的
に調節することを可能にするのに適した第1機構を介し
て中間プレートに連結されており、そして上記第1機構
は、上記第1チークプレート及び中間プレートによって
画定されている第1の閉鎖されたハウジングの中に格納
されており、そしてこの中間プレートは第1チークプレ
ートに軸方向へ固定されて第1ハウジングを閉じてい
る、第1のヒンジと、 ・上記中間プレートと平行でこの中間プレートの上にこ
の中間プレートに垂直な第2旋回軸の周りに枢軸回転的
に取り付けられかつ第1旋回軸から偏倚している第2の
剛的チークプレートを含み、その際この第2チークプレ
ートは第2座席要素に固定されるように設計されてい
て、この第2チークプレートが上記中間プレートに対し
て少なくとも1つの位置においてロックされることを可
能にするのに適した第2機構を介して中間プレートに連
結されており、そして上記第2機構は上記第2チークプ
レート及び中間プレートによって画定されている第2の
閉鎖されたハウジングの中に格納されており、そしてこ
の中間プレートは第2チークプレートに軸方向へ固定さ
れて第2ハウジングを閉じている、第2のヒンジとを含
む。
【0003】
【従来の技術】そのようなヒンジ装置はドイツ特許DE
−A−44 00 911 に記述されている。
−A−44 00 911 に記述されている。
【0004】しかしながらこの文献に記述されているヒ
ンジ装置は緩慢であってかつ操作が難しい。
ンジ装置は緩慢であってかつ操作が難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特別な目的の
1つは、上記の欠点を改善することである。
1つは、上記の欠点を改善することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明によれば、その対象とする種類のヒンジ装置は本質的
に、その第1機構が ・第1旋回軸を中心としており、そして第1チークプレ
ートの上に固定されていて、各歯が半径方向内向きに指
向されている1組の環状歯列と、 ・歯の設けられたスラグが第1機構の環状歯列と噛み合
って第1ヒンジをロックする係合位置と、このスラグが
上記環状歯列と係合しない後退位置との間で、中間プレ
ートに対し半径方向へスライドするように取り付けられ
ている少なくとも1つの上記歯付きスラグと、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されているカムであっ
て、このカムはこの静止位置において第1機構のスラグ
をその係合位置に設定し、またこのカムは作動位置へ動
かされることができ、この作動位置においてこのカムは
上記スラグをその後退位置へスライドさせることができ
るものと、及び ・第1機構のカムが上記静止位置から上記作動位置まで
動いたときに第1機構のスラグをその係合位置からその
後退位置まで移動させるための手段と、を含んでいるこ
と、第2機構が ・スラグが補助部材と共働して上記第2機構をロックす
る係合位置と、このスラグが上記補助部材と共働しない
後退位置との間で、半径方向へスライドするように取り
付けられ、その際このスラグと上記補助部材との一方は
中間プレートにより担持されていて他方は第2チークプ
レートにより担持されている、少なくとも1つの上記ス
ラグと、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されていて、この静止位
置において上記第1機構のスラグをその係合位置に設定
するカムと、 ・上記カムをその静止位置から、このカムが上記スラグ
をその後退位置へ向かいスライドさせることのできる作
動位置へ向かって動かすための駆動部材と、及び ・上記カムがその静止位置からその作動位置へ動かされ
たときに上記スラグをその係合位置からその後退位置へ
半径方向内向きに動かすための手段とを含んでいるこ
と、及び上記第2機構の上記スラグが中間プレートによ
って担持されていて、一方上記スラグと共働する上記補
助部材が上記第2チークプレートによって担持されてお
り、そして上記駆動部材は第1及び第2機構に共通であ
って、その際上記駆動部材は、上記第1及び第2機構の
各カムにそれぞれ、空動きを有する第1及び第2の機械
的連結部材を介して連結されており、上記駆動部材は、
ともにそれぞれの静止位置にある第1及び第2機構の各
カムに対応する静止位置を有し、空動きを有するその第
1の機械的連結部材は、駆動部材がその静止位置から第
1の方向へ動かされたときに第1機構のカムをその静止
位置からその作動位置へ動かすのに適しているけれど
も、この駆動部材がその静止位置から上記第1方向と反
対の第2の方向へ動かされたときは第1機構の上記カム
と相互作用せず、そして空動きを有するその第2機械的
連結部材は、駆動部材がその静止位置から第2の方向へ
動かされたときに第2機構のカムをその静止位置からそ
の作動位置へ動かすのに適しているけれども、駆動部材
が第1方向へ動かされたときは第2機構の上記カムとは
相互作用しないことを特徴とするものである。
明によれば、その対象とする種類のヒンジ装置は本質的
に、その第1機構が ・第1旋回軸を中心としており、そして第1チークプレ
ートの上に固定されていて、各歯が半径方向内向きに指
向されている1組の環状歯列と、 ・歯の設けられたスラグが第1機構の環状歯列と噛み合
って第1ヒンジをロックする係合位置と、このスラグが
上記環状歯列と係合しない後退位置との間で、中間プレ
ートに対し半径方向へスライドするように取り付けられ
ている少なくとも1つの上記歯付きスラグと、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されているカムであっ
て、このカムはこの静止位置において第1機構のスラグ
をその係合位置に設定し、またこのカムは作動位置へ動
かされることができ、この作動位置においてこのカムは
上記スラグをその後退位置へスライドさせることができ
るものと、及び ・第1機構のカムが上記静止位置から上記作動位置まで
動いたときに第1機構のスラグをその係合位置からその
後退位置まで移動させるための手段と、を含んでいるこ
と、第2機構が ・スラグが補助部材と共働して上記第2機構をロックす
る係合位置と、このスラグが上記補助部材と共働しない
後退位置との間で、半径方向へスライドするように取り
付けられ、その際このスラグと上記補助部材との一方は
中間プレートにより担持されていて他方は第2チークプ
レートにより担持されている、少なくとも1つの上記ス
ラグと、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されていて、この静止位
置において上記第1機構のスラグをその係合位置に設定
するカムと、 ・上記カムをその静止位置から、このカムが上記スラグ
をその後退位置へ向かいスライドさせることのできる作
動位置へ向かって動かすための駆動部材と、及び ・上記カムがその静止位置からその作動位置へ動かされ
たときに上記スラグをその係合位置からその後退位置へ
半径方向内向きに動かすための手段とを含んでいるこ
と、及び上記第2機構の上記スラグが中間プレートによ
って担持されていて、一方上記スラグと共働する上記補
助部材が上記第2チークプレートによって担持されてお
り、そして上記駆動部材は第1及び第2機構に共通であ
って、その際上記駆動部材は、上記第1及び第2機構の
各カムにそれぞれ、空動きを有する第1及び第2の機械
的連結部材を介して連結されており、上記駆動部材は、
ともにそれぞれの静止位置にある第1及び第2機構の各
カムに対応する静止位置を有し、空動きを有するその第
1の機械的連結部材は、駆動部材がその静止位置から第
1の方向へ動かされたときに第1機構のカムをその静止
位置からその作動位置へ動かすのに適しているけれど
も、この駆動部材がその静止位置から上記第1方向と反
対の第2の方向へ動かされたときは第1機構の上記カム
と相互作用せず、そして空動きを有するその第2機械的
連結部材は、駆動部材がその静止位置から第2の方向へ
動かされたときに第2機構のカムをその静止位置からそ
の作動位置へ動かすのに適しているけれども、駆動部材
が第1方向へ動かされたときは第2機構の上記カムとは
相互作用しないことを特徴とするものである。
【0007】これにより、第1及び第2ヒンジのそれぞ
れのための1個のチークプレートのの省略がもたらされ
る。
れのための1個のチークプレートのの省略がもたらされ
る。
【0008】
【発明の実施の態様】本発明の好ましい具体例におい
て、場合により1つ以上の下記のような構成を用いても
よい: ・その第2機構が第2チークプレートを中間プレートに
対してn個の相対的ロック位置においてロックするのに
適しており、その際nは1と3との間の整数であり、ま
たこの第2機構は解放されることができ、次いで第2チ
ークプレートが第1の角度方向へ少なくとも60o の第
1のピッチ角にわたり、又は第2の角度方向へ少なくと
も60o の第2のピッチ角にわたりそのロック位置から
自由に回動するのを許容することができること。このよ
うな構成により、本発明のヒンジ装置はその第1チーク
プレートが座席本体に固定され、そしてその第2チーク
プレートが座席背もたれに固定されるように用いられる
か、又はその第1チークプレートが座席背もたれに、そ
してその第2チークプレートが座席本体に固定されるよ
うに用いることができ、それにより、そのような2ヒン
ジ装置の製造を標準化することが可能となり、そのよう
にして本発明のヒンジ装置を下記の座席のいずれにも等
しく使用することができる: ・ベッドの形に折り畳むことのできる座席背もたれを有
する座席。
て、場合により1つ以上の下記のような構成を用いても
よい: ・その第2機構が第2チークプレートを中間プレートに
対してn個の相対的ロック位置においてロックするのに
適しており、その際nは1と3との間の整数であり、ま
たこの第2機構は解放されることができ、次いで第2チ
ークプレートが第1の角度方向へ少なくとも60o の第
1のピッチ角にわたり、又は第2の角度方向へ少なくと
も60o の第2のピッチ角にわたりそのロック位置から
自由に回動するのを許容することができること。このよ
うな構成により、本発明のヒンジ装置はその第1チーク
プレートが座席本体に固定され、そしてその第2チーク
プレートが座席背もたれに固定されるように用いられる
か、又はその第1チークプレートが座席背もたれに、そ
してその第2チークプレートが座席本体に固定されるよ
うに用いることができ、それにより、そのような2ヒン
ジ装置の製造を標準化することが可能となり、そのよう
にして本発明のヒンジ装置を下記の座席のいずれにも等
しく使用することができる: ・ベッドの形に折り畳むことのできる座席背もたれを有
する座席。
【0009】・中でも2ドア車両用の、座席の後方の空
間に立ち入ることができるように容易に前方へ折り畳む
ことを必要とするような背もたれを有し、その場合にそ
の第1チークプレートが一般に座席背もたれに固定され
ており、そしてその第2チークプレートが座席本体に固
定されている座席。
間に立ち入ることができるように容易に前方へ折り畳む
ことを必要とするような背もたれを有し、その場合にそ
の第1チークプレートが一般に座席背もたれに固定され
ており、そしてその第2チークプレートが座席本体に固
定されている座席。
【0010】・テーブルを構成するために座席背もたれ
を前方に実質的に水平の位置へ折り畳むことができる必
要があり、その場合にその第1チークプレートが一般に
座席本体に、そしてその第2チークプレートが座席背も
たれに固定されている座席。 ・そのヒンジ装置の形状が、第1及び第2の旋回軸の間
に位置する或る中心軸の周りに対称であること。 ・第1及び第2の各チークプレートが一般に円形の形状
であること。 ・上記補助部材がその第2旋回軸を中心とする1組の環
状歯列であって、半径方向内側へ指向されており、その
スラグが上記環状歯列と係合するのに適した外向きに指
向された歯列を有し、そしてこのスラグはまた軸方向へ
突出して上記環状歯列に固定されている或る環状案内部
材と共働する止め金を有しており、その際上記環状案内
部材は、中間プレートと第2チークプレートとがロック
のためのそれらの相対的角度位置にあるときに上記止め
金がその中に係合する少なくとも1つの間隙を有し、そ
れにより上記スラグが上記環状歯列と係合するのを可能
にし、また上記環状案内部材は、その中間プレートと第
2チークプレートとがロックのためのそれらの相対的角
度位置にないときに上記スラグをその後退位置において
保持することにより上記止め金と共働するのに適してい
ること。 ・その駆動部材が中間プレートに対して垂直な第3の旋
回漠の周りに回転可能なハンドルであって、その際空動
きを有する第1及び第2の機械的連結部材がそれぞれ上
記ハンドルを対応するカムに連結する連結ロッドを含ん
でいること。
を前方に実質的に水平の位置へ折り畳むことができる必
要があり、その場合にその第1チークプレートが一般に
座席本体に、そしてその第2チークプレートが座席背も
たれに固定されている座席。 ・そのヒンジ装置の形状が、第1及び第2の旋回軸の間
に位置する或る中心軸の周りに対称であること。 ・第1及び第2の各チークプレートが一般に円形の形状
であること。 ・上記補助部材がその第2旋回軸を中心とする1組の環
状歯列であって、半径方向内側へ指向されており、その
スラグが上記環状歯列と係合するのに適した外向きに指
向された歯列を有し、そしてこのスラグはまた軸方向へ
突出して上記環状歯列に固定されている或る環状案内部
材と共働する止め金を有しており、その際上記環状案内
部材は、中間プレートと第2チークプレートとがロック
のためのそれらの相対的角度位置にあるときに上記止め
金がその中に係合する少なくとも1つの間隙を有し、そ
れにより上記スラグが上記環状歯列と係合するのを可能
にし、また上記環状案内部材は、その中間プレートと第
2チークプレートとがロックのためのそれらの相対的角
度位置にないときに上記スラグをその後退位置において
保持することにより上記止め金と共働するのに適してい
ること。 ・その駆動部材が中間プレートに対して垂直な第3の旋
回漠の周りに回転可能なハンドルであって、その際空動
きを有する第1及び第2の機械的連結部材がそれぞれ上
記ハンドルを対応するカムに連結する連結ロッドを含ん
でいること。
【0011】本発明はまた、座席の一方の側に配置され
て上に記述したヒンジ装置により座席本体の上に取り付
けられている座席背もたれを含み、その第1及び第2の
旋回軸がその座席に対して横断方向にかつ水平に延び、
その際その第1チークプレートが座席背もたれに固定さ
れ、そして第2チークプレートが座席本体に固定されて
いるか、或いは第1チークプレートが座席本体に固定さ
れ、そして第2チークプレートが座席背もたれに固定さ
れている、車両座席をも提供する。
て上に記述したヒンジ装置により座席本体の上に取り付
けられている座席背もたれを含み、その第1及び第2の
旋回軸がその座席に対して横断方向にかつ水平に延び、
その際その第1チークプレートが座席背もたれに固定さ
れ、そして第2チークプレートが座席本体に固定されて
いるか、或いは第1チークプレートが座席本体に固定さ
れ、そして第2チークプレートが座席背もたれに固定さ
れている、車両座席をも提供する。
【0012】本発明の他の諸特徴及び諸利点は、以下に
非制限的な例としてあげ、そして貼付の図面を参照して
記述する2つの具体例の詳細な説明より明らかとなる。
非制限的な例としてあげ、そして貼付の図面を参照して
記述する2つの具体例の詳細な説明より明らかとなる。
【0013】
【実施例】このヒンジ装置は、 ・座席1の一方の側で或る垂直面内に延びている単一部
材としての剛的中間プレート6と、 ・この中間プレート6を或る横断水平軸X1の周りにそ
の座席本体2に対して枢軸回動させてその座席背もたれ
4を実質的に連続的な態様で調節することを可能にする
第1ヒンジ7と、 ・座席背もたれ4を中間プレート6に連結させ、そして
その座席背もたれ4を、この背もたれが持ち上げられた
「ロック位置」と呼ぶ位置(図1参照)にあるような位
置に相当するプレート5に対して或る予め定められた相
対的な角度位置にロックさせるか、又はさもなければ座
席背もたれ4を、軸X1と平行であるけれどもこれから
上方へ偏倚している或る軸X2の周りに回動させること
によってこれを前方側へ折り畳むことを可能にし、それ
によってその座席背もたれ4を上記背もたれ4の後面が
テーブルとして使用できる(図2参照)ような、実質的
に水平の位置に配置させるような第2ヒンジ8とを含
む。
材としての剛的中間プレート6と、 ・この中間プレート6を或る横断水平軸X1の周りにそ
の座席本体2に対して枢軸回動させてその座席背もたれ
4を実質的に連続的な態様で調節することを可能にする
第1ヒンジ7と、 ・座席背もたれ4を中間プレート6に連結させ、そして
その座席背もたれ4を、この背もたれが持ち上げられた
「ロック位置」と呼ぶ位置(図1参照)にあるような位
置に相当するプレート5に対して或る予め定められた相
対的な角度位置にロックさせるか、又はさもなければ座
席背もたれ4を、軸X1と平行であるけれどもこれから
上方へ偏倚している或る軸X2の周りに回動させること
によってこれを前方側へ折り畳むことを可能にし、それ
によってその座席背もたれ4を上記背もたれ4の後面が
テーブルとして使用できる(図2参照)ような、実質的
に水平の位置に配置させるような第2ヒンジ8とを含
む。
【0014】それらヒンジ7及び8はともに、同一の、
例えば、第1の角度方向10へ動かすことができて第1
ヒンジ7を調節できるか、又はその反対側の角度方向1
1へ動かしてその第2ヒンジ8のロックを解除すること
ができるハンドル9のような制御部材により制御され
る。
例えば、第1の角度方向10へ動かすことができて第1
ヒンジ7を調節できるか、又はその反対側の角度方向1
1へ動かしてその第2ヒンジ8のロックを解除すること
ができるハンドル9のような制御部材により制御され
る。
【0015】図1及び2には現れないその座席の側面の
上でその座席背もたれ4は、或る中間プレートを介して
その座席本体2に連結されているが、この中間プレート
はプレート6と類似し、かつ座席本体2及び座席背もた
れ4に、それぞれ軸X1及びX2の上に対応的に配置さ
れた単純な枢軸部材を介してか、又はヒンジ7及び8と
同じいくつかのヒンジを介して連結されており、そして
或る横断連結部材(図示されていない)を介してそれら
ヒンジ7及び8と同期的に制御される。
上でその座席背もたれ4は、或る中間プレートを介して
その座席本体2に連結されているが、この中間プレート
はプレート6と類似し、かつ座席本体2及び座席背もた
れ4に、それぞれ軸X1及びX2の上に対応的に配置さ
れた単純な枢軸部材を介してか、又はヒンジ7及び8と
同じいくつかのヒンジを介して連結されており、そして
或る横断連結部材(図示されていない)を介してそれら
ヒンジ7及び8と同期的に制御される。
【0016】図3及び4に示すように、各ヒンジ7およ
び8は対応する旋回軸X1、X2を中心とする、形状が
一般に円形の、それぞれ参照数字12、13で示してあ
る剛的な金属チークプレートを含む。これら2つのチー
クプレート12及び13は中間プレート6の上に枢軸回
転可能に取り付けられており、そしてそれらは、それ自
身がリベット16により中間プレート6の上に保持され
ている、例えば、いくつかのリベット14と或る型鍛造
の中央プレート15とによって中間プレートに保持され
ている。
び8は対応する旋回軸X1、X2を中心とする、形状が
一般に円形の、それぞれ参照数字12、13で示してあ
る剛的な金属チークプレートを含む。これら2つのチー
クプレート12及び13は中間プレート6の上に枢軸回
転可能に取り付けられており、そしてそれらは、それ自
身がリベット16により中間プレート6の上に保持され
ている、例えば、いくつかのリベット14と或る型鍛造
の中央プレート15とによって中間プレートに保持され
ている。
【0017】ここに記述する例においてはチークプレー
ト12は座席本体2の構造体に固定されているけれど
も、一方チークプレート13は座席背もたれ4の構造体
に固定されており、その際それら2つのチークプレート
はそれぞれ、調節手段17及びロック機構18によって
中間プレート6に連結されている。
ト12は座席本体2の構造体に固定されているけれど
も、一方チークプレート13は座席背もたれ4の構造体
に固定されており、その際それら2つのチークプレート
はそれぞれ、調節手段17及びロック機構18によって
中間プレート6に連結されている。
【0018】これらのロック機構及び調節機構はとも
に、公知の、歯の設けられたスラグを有する機構であ
り、それらはそれぞれ、 ・外向きの歯21、22が設けられて互いに120o の
角度で配置されている3つの剛的なスラグ19、20で
あって、これら3つのスラグが中間プレート6の中に型
鍛造された各突起によって形成されているそれぞれの案
内部材23、24の間の対応する旋回軸X1、X2に対
してスライドされるように取り付けられており、そして
各スラグ19、20はこの場合にはまず第1に、それら
スラグが対応するチークプレート12、13の中に形成
それた内向きに指向されている1組の環状歯列25、2
6と噛み合う係合位置と、及びそれらが上記歯列と共働
しない後退位置との間で動くことができ、またそれぞれ
のスラグ19、20はそれぞれ対応するチークプレート
12、13へ向かって軸方向へ突出している対応する第
1止め金27、28をも有する、上記3つの剛的スラグ
と、 ・対応する各ばね31、32により或る静止位置へ押圧
されていて、この位置においてそれらスラグ19、20
をそれらの係合位置に設定するようなそれぞれの剛的カ
ム29、30であって、このカムは或る対応的な角度方
向33、34へ或る作動位置まで動かされて、この位置
においてこれが対応する各スラグ19、20を半径方向
内向きにその後退位置までスライドさせることのでき
る、上記カム29、30と、及び ・このカム29、30と対応するチークプレート12、
13との間でカム29、30及びそれらスラグ19、2
0の一部を覆うように半径方向へ延び出している対応す
る剛的金属プレート35、36であって、この金属プレ
ートは、それぞれそのヒンジの3つのスラグの第1止め
金27、28が中を貫通している3つの切り取り部3
6、38を有し、その際各切り取り部はその1端に外側
エッジ傾斜部を有してカム29、30がその作動用角度
方向33、34の方向へ動かされたときに対応するスラ
グの第1止め金35、36を半径方向内向きに押圧する
ようになっている、上記剛的金属プレート35、36と
を含んでいる。
に、公知の、歯の設けられたスラグを有する機構であ
り、それらはそれぞれ、 ・外向きの歯21、22が設けられて互いに120o の
角度で配置されている3つの剛的なスラグ19、20で
あって、これら3つのスラグが中間プレート6の中に型
鍛造された各突起によって形成されているそれぞれの案
内部材23、24の間の対応する旋回軸X1、X2に対
してスライドされるように取り付けられており、そして
各スラグ19、20はこの場合にはまず第1に、それら
スラグが対応するチークプレート12、13の中に形成
それた内向きに指向されている1組の環状歯列25、2
6と噛み合う係合位置と、及びそれらが上記歯列と共働
しない後退位置との間で動くことができ、またそれぞれ
のスラグ19、20はそれぞれ対応するチークプレート
12、13へ向かって軸方向へ突出している対応する第
1止め金27、28をも有する、上記3つの剛的スラグ
と、 ・対応する各ばね31、32により或る静止位置へ押圧
されていて、この位置においてそれらスラグ19、20
をそれらの係合位置に設定するようなそれぞれの剛的カ
ム29、30であって、このカムは或る対応的な角度方
向33、34へ或る作動位置まで動かされて、この位置
においてこれが対応する各スラグ19、20を半径方向
内向きにその後退位置までスライドさせることのでき
る、上記カム29、30と、及び ・このカム29、30と対応するチークプレート12、
13との間でカム29、30及びそれらスラグ19、2
0の一部を覆うように半径方向へ延び出している対応す
る剛的金属プレート35、36であって、この金属プレ
ートは、それぞれそのヒンジの3つのスラグの第1止め
金27、28が中を貫通している3つの切り取り部3
6、38を有し、その際各切り取り部はその1端に外側
エッジ傾斜部を有してカム29、30がその作動用角度
方向33、34の方向へ動かされたときに対応するスラ
グの第1止め金35、36を半径方向内向きに押圧する
ようになっている、上記剛的金属プレート35、36と
を含んでいる。
【0019】加えて、ロック機構18はまた、下記のよ
うな各特徴事項をも有している: ・この機構の3つのスラグ20のそれぞれもチークプレ
ート13へ向かい軸方向に突出している第2の止め金3
9を有し、その際この第2止め金は第1止めがね28の
半径方向外側に配置されており、そして ・そのチークプレート13は、軸X2を中心とし、そし
て互いに120o づつ隔たっていてその内側面にエッジ
部40の部分的な拡大部を形成している3つのノッチ4
1を有する環状エッジ部40を有し、その際上記各ノッ
チはスラグ20の第2止め金39を受けて、チークプレ
ート13がその3つの角度的ロック位置に存在するとき
に上記スラグがその歯26と噛み合うことを可能にし、
そしてその環状エッジ部40はそれら第2止め金39に
対する止め部材を構成していて、それにより、そのチー
クプレート13がその角度的ロック位置に存在しないと
きにそれらスラグ20がそれら歯26と係合するのを防
止する。
うな各特徴事項をも有している: ・この機構の3つのスラグ20のそれぞれもチークプレ
ート13へ向かい軸方向に突出している第2の止め金3
9を有し、その際この第2止め金は第1止めがね28の
半径方向外側に配置されており、そして ・そのチークプレート13は、軸X2を中心とし、そし
て互いに120o づつ隔たっていてその内側面にエッジ
部40の部分的な拡大部を形成している3つのノッチ4
1を有する環状エッジ部40を有し、その際上記各ノッ
チはスラグ20の第2止め金39を受けて、チークプレ
ート13がその3つの角度的ロック位置に存在するとき
に上記スラグがその歯26と噛み合うことを可能にし、
そしてその環状エッジ部40はそれら第2止め金39に
対する止め部材を構成していて、それにより、そのチー
クプレート13がその角度的ロック位置に存在しないと
きにそれらスラグ20がそれら歯26と係合するのを防
止する。
【0020】また、図5ないし7に示すように、このヒ
ンジ装置の制御ハンドル9は中間プレート6の上に或る
軸X3の周りに回動可能に取り付けられており、その際
上記ハンドルは或るレバー42に固定されていて、この
レバーの上に2つの連結ロッド43、44の第1端部が
ヒンジ結合されており、その際上記各連結ロッドの第2
端部は2つのレバー47、48の中にそれぞれ形成され
ている横長のスロット45、46の中で回動可能に取り
付けられており、そしてこれらのレバーはそれぞれカム
29及び30に固定されている。
ンジ装置の制御ハンドル9は中間プレート6の上に或る
軸X3の周りに回動可能に取り付けられており、その際
上記ハンドルは或るレバー42に固定されていて、この
レバーの上に2つの連結ロッド43、44の第1端部が
ヒンジ結合されており、その際上記各連結ロッドの第2
端部は2つのレバー47、48の中にそれぞれ形成され
ている横長のスロット45、46の中で回動可能に取り
付けられており、そしてこれらのレバーはそれぞれカム
29及び30に固定されている。
【0021】ハンドル9が、図5に示すように、その静
止位置にあるときにそれらヒンジ7及び8にそれぞれ従
属する両方のカム29及び30は同様にそれら両方のヒ
ンジがロックされるようにそれらの静止位置にある。
止位置にあるときにそれらヒンジ7及び8にそれぞれ従
属する両方のカム29及び30は同様にそれら両方のヒ
ンジがロックされるようにそれらの静止位置にある。
【0022】この位置において連結ロッド43及び44
のそれぞれの第2端部は横長のスロット45及び46
の、ハンドル9により近い方の各端部に当接している。
のそれぞれの第2端部は横長のスロット45及び46
の、ハンドル9により近い方の各端部に当接している。
【0023】使用者が座席背もたれの傾斜を調節しよう
とするときは、ハンドル9及びレバー42を、図6に示
すように、角度的方向10へ次のように旋回させる必要
があり、すなわち ・レバー47及びカム29が調節機構17を解放するた
めに連結ロッド43による駆動のもとに角度方向33の
方向へ旋回させ、それにより使用者がその座席背もたれ
の傾斜を直接それに作用を及ぼすことによって調節する
ことが許容され、そして ・もう一方の連結ロッド44の第2端部はそのスロット
46の中でそのヒンジ8のロック機構がそのロック位置
に留まるようにスライドされるだけである。
とするときは、ハンドル9及びレバー42を、図6に示
すように、角度的方向10へ次のように旋回させる必要
があり、すなわち ・レバー47及びカム29が調節機構17を解放するた
めに連結ロッド43による駆動のもとに角度方向33の
方向へ旋回させ、それにより使用者がその座席背もたれ
の傾斜を直接それに作用を及ぼすことによって調節する
ことが許容され、そして ・もう一方の連結ロッド44の第2端部はそのスロット
46の中でそのヒンジ8のロック機構がそのロック位置
に留まるようにスライドされるだけである。
【0024】これに対して、使用者が座席背もたれを図
2に示す位置へ前方側へ折り畳もうとする場合には、ハ
ンドル9及びレバー42は角度方向11へ(図7参照)
次のように作動させる必要がある。すなわち ・連結ロッド43の第2端部がレバー47及びカム29
に作用を及ぼすことなくその横長のスロット45の中で
スライドし、それによりヒンジ7がそのロック位置に留
まり、そして ・連結ロッド44がレバー48とカム30とを方向33
と反対の角度的方向34の方向へ引き寄せ、それによっ
てヒンジ8のロック機構18を解放し、その後で座席背
もたれ4は前方へその折り畳み位置へ自由に回動させる
ことができ、そしてそのロック機構の各スラグ20はこ
の場合に、上記スラグの第2止め金39と環状エッジ部
40との間の共働によりそれらの後退位置に留まってい
る。
2に示す位置へ前方側へ折り畳もうとする場合には、ハ
ンドル9及びレバー42は角度方向11へ(図7参照)
次のように作動させる必要がある。すなわち ・連結ロッド43の第2端部がレバー47及びカム29
に作用を及ぼすことなくその横長のスロット45の中で
スライドし、それによりヒンジ7がそのロック位置に留
まり、そして ・連結ロッド44がレバー48とカム30とを方向33
と反対の角度的方向34の方向へ引き寄せ、それによっ
てヒンジ8のロック機構18を解放し、その後で座席背
もたれ4は前方へその折り畳み位置へ自由に回動させる
ことができ、そしてそのロック機構の各スラグ20はこ
の場合に、上記スラグの第2止め金39と環状エッジ部
40との間の共働によりそれらの後退位置に留まってい
る。
【0025】その後で、もし座席1を通常の使用のため
の位置へ戻したい場合には、座席背もたれ4を立ち上げ
るだけで充分であり、これにより、それらスラグ20の
第2止め金39がノッチ41の位置へ戻ったときにその
背もたれはその最初の位置に自動的に戻ってロックされ
る。
の位置へ戻したい場合には、座席背もたれ4を立ち上げ
るだけで充分であり、これにより、それらスラグ20の
第2止め金39がノッチ41の位置へ戻ったときにその
背もたれはその最初の位置に自動的に戻ってロックされ
る。
【0026】図8及び9に示す第2の具体例において、
ヒンジ7のチークプレート12は座席背もたれ4の構造
体に連結されているが、ヒンジ8のチークプレート13
は座席本体2の構造体に連結されており、その際このヒ
ンジ装置5はそれ以外は、ハンドル9が円形ノブとして
作られているのでなければその延長方向を逆にする必要
があろうと言うことを除いて変更はない。
ヒンジ7のチークプレート12は座席背もたれ4の構造
体に連結されているが、ヒンジ8のチークプレート13
は座席本体2の構造体に連結されており、その際このヒ
ンジ装置5はそれ以外は、ハンドル9が円形ノブとして
作られているのでなければその延長方向を逆にする必要
があろうと言うことを除いて変更はない。
【0027】このヒンジ装置の配置のこのような変更
は、この機構が一般に、軸X1及び軸X2の間の中間に
位置する中心軸X4の周りに対称の形状(図5参照)で
あるために特に単純である。
は、この機構が一般に、軸X1及び軸X2の間の中間に
位置する中心軸X4の周りに対称の形状(図5参照)で
あるために特に単純である。
【0028】これは、その座席背もたれが、図9に示す
ように、前方へ折り畳まれているときに2ドア車両の後
方座席への立入のためによく適した座席を提供する。
ように、前方へ折り畳まれているときに2ドア車両の後
方座席への立入のためによく適した座席を提供する。
【0029】最後に、ヒンジ8は上に記述した全ての場
合において座席背もたれ4をベッドの形に後方側へ倒す
ことも可能であるのがわかるであろう。
合において座席背もたれ4をベッドの形に後方側へ倒す
ことも可能であるのがわかるであろう。
【図1】本発明の装置の車両座席を対象とした第1具体
例の、座席背もたれが立ち上げられている場合を示す概
略図。
例の、座席背もたれが立ち上げられている場合を示す概
略図。
【図2】本発明の装置の車両座席を対象とした第1具体
例の座標背もたれが前方へ折り畳まれている場合を示す
概略図。
例の座標背もたれが前方へ折り畳まれている場合を示す
概略図。
【図3】図1及び2の座席の座席背もたれと座席本体と
を連結するヒンジ装置の部分切り取り平面図。
を連結するヒンジ装置の部分切り取り平面図。
【図4】図3のヒンジ装置の調節及びロック機構を除い
て示すIV−IV線に沿う断面図。
て示すIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3のヒンジ装置の外面平面図。
【図6】ヒンジ装置のロック解放位置における調節機構
を示す外面平面図。
を示す外面平面図。
【図7】ヒンジ装置のロック解放位置におけるロック機
構を示す外面平面図。
構を示す外面平面図。
【図8】本発明の第2具体例の、座席背もたれが立ち上
げられている場合を示す概略図。
げられている場合を示す概略図。
【図9】本発明の第2具体例の座席背もたれが前方へ倒
されている場合を示す概略図。
されている場合を示す概略図。
1 車両座席 2 座席本体 4 座席背もたれ 5 ヒンジ装置 6 中間プレート 7 第1ヒンジ 8 第2ヒンジ 9 ハンドル 10、11 角度方向 12、13 剛的チークプレート 14 リベット 15 中央プレート 16 リベット 17 調節機構 18 ロック機構 19、20 スラグ 21、22 外向き歯列 23、24 案内部材 25、26 内向き環状歯列 27、28 第1止め金 29、30 カム 31、32 ばね 33、34 角度方向 35、36 剛的金属プレート 39 第2止め金 40 環状エッジ部 41 ノッチ 42 レバー 43、44 連結ロッド 45、46 横長スロット 47、48 レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 1/02 - 1/03 B60N 2/02 - 2/42
Claims (8)
- 【請求項1】 座席本体(2)の上に枢軸的に取り付け
られた座席背もたれ(4)(この座席背もたれと座席本
体とのいずれか一方を以下において「第1」座席要素
と、そして他方を「第2」座席要素と呼ぶ)を含む車両
座席(1)のためのヒンジ装置(5)であって、 ・一般的形状が実質的に平らな剛的単一部材の中間プレ
ート(6)と、 ・この中間プレート(6)と平行でこの中間プレートの
上にこの中間プレートに垂直な第1旋回軸(X1)の周
りに枢軸回転可能に取り付けられた第1の剛的チークプ
レート(12)を含み、その際この第1チークプレート
は、第1座席要素に固定されるように設計されていて、
この第1チークプレート(12)の上記中間プレートに
対する角度的配置を実質的に連続的に調節することを可
能にするのに適した第1機構(17)を介して中間プレ
ート(6)に連結されており、そして上記第1機構は、
上記第1チークプレート(12)及び中間プレート
(6)によって画定されている第1の閉鎖されたハウジ
ングの中に格納されており、そしてこの中間プレートが
第1チークプレートに軸方向へ固定されて第1ハウジン
グを閉じている、第1のヒンジ(7)と、 ・中間プレート(6)と平行でこの中間プレートの上に
この中間プレートに垂直な第2旋回軸(X2)の周りに
枢軸回転可能に取り付けられ、かつ第1旋回軸(X1)
から偏倚している第2の剛的チークプレート(13)を
含み、その際この第2チークプレートは第2座席要素に
固定されるように設計されていて、この第2チークプレ
ート(13)が上記中間プレートに対して少なくとも1
つの位置においてロックされることを可能にするのに適
した第2機構(18)を介して中間プレート(6)に連
結されており、そして上記第2機構(18)は上記第2
チークプレート(13)及び中間プレート(6)により
画定されている第2の閉鎖されたハウジングの中に格納
されており、そしてこの中間プレートは第2チークプレ
ートに軸方向へ固定されて第2ハウジングを閉じてい
る、第2のヒンジ(8)とを含む、上記ヒンジ装置
(5)において、 上記第1機構(17)が ・第1旋回軸(X1)を中心としており、そして第1チ
ークプレート(12)の上に固定されていて、各歯が半
径方向内向きに指向されている1組の環状歯列(25)
と、 ・歯の設けられたスラグ(19)が第1機構の環状歯列
(25)と噛み合って第1ヒンジ(7)をロックする係
合位置と、このスラグが上記環状歯列と係合しない後退
位置との間で、中間プレート(6)に対し半径方向へス
ライドするように取り付けられている少なくとも1つの
上記歯付きスラグ(19)と、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されているカム(29)
であって、このカムはこの静止位置において第1機構の
スラグ(19)をその係合位置に設定し、またこのカム
は作動位置へ動かされることができ、この作動位置にお
いてこのカムは上記スラグ(19)をその後退位置へス
ライドさせることができるものと、 ・第1機構のカム(29)が上記静止位置から上記作動
位置まで動いたときに第1機構のスラグ(19)をその
係合位置からその後退位置まで移動させるための手段
(35)とを含んでいること、 第2機構(18)が ・スラグ(20)が補助部材(26)と共働して上記第
2機構をロックする係合位置と、このスラグが上記補助
部材と共働しない後退位置との間で、半径方向へスライ
ドするように取り付けられ、その際このスラグと上記補
助部材との一方は中間プレート(6)により担持されて
いて他方は第2チークプレート(13)により担持され
ている、少なくとも1つの上記スラグ(20)と、 ・或る静止位置へ弾性的に押圧されていて、この静止位
置において上記第1機構のスラグ(19)をその係合位
置に設定するカム(30)と、 ・上記カム(30)をその静止位置から、このカムが上
記スラグ(20)をその後退位置へ向かいスライドさせ
ることのできる作動位置へ向かって動かすための駆動部
材(9)と、 ・上記カム(30)がその静止位置からその作動位置へ
動かされたときに上記スラグ(20)をその係合位置か
らその後退位置へ半径方向内向きに動かすための手段
(36)とを含んでいること、及び上記第2機構の上記
スラグ(20)が中間プレート(6)によって担持され
ていて、一方、上記スラグと共働する上記補助部材(2
6)が上記第2チークプレート(13)によって担持さ
れており、そして上記駆動部材(9)は第1及び第2機
構(17、18)に共通であって、その際上記駆動部材
は、上記第1及び第2機構の各カムにそれぞれ、空動き
を有する第1及び第2の機械的連結部材(43、45、
44、46)を介して連結されており、上記駆動部材
は、ともにそれぞれの静止位置にある第1及び第2機構
の各カム(29、30)に対応する静止位置を有し、空
動きを有するその第1の機械的連結部材(43、45)
は、駆動部材(9)がその静止位置から第1の方向(1
0)へ動かされたときに第1機構のカム(29)をその
静止位置からその作動位置へ動かすのに適しているけれ
ども、この駆動部材がその静止位置から上記第1方向と
反対の第2の方向へ動かされたときは第1機構の上記カ
ムと相互作用せず、そして空動きを有するその第2機械
的連結部材(44、46)は、駆動部材がその静止位置
から第2の方向(11)へ動かされたときに第2機構の
カム(30)をその静止位置からその作動位置へ動かす
のに適しているけれども、駆動部材が第1方向へ動かさ
れたときは第2機構の上記カムとは相互作用しないこと
を特徴とする、上記ヒンジ装置。 - 【請求項2】 第2機構(18)が第2チークプレート
(13)を中間プレート(6)に対してn個の相対的ロ
ック位置においてロックできるのに適しており、その際
nは1と3との間の整数であり、またこの第2機構(1
8)は解放されることができ、次いで第2チークプレー
ト(13)が第1の角度方向(34)へ少なくとも60
o の第1ピッチ角にわたり、又は第2の角度方向(3
3)へ少なくとも60o の第2ピッチ角にわたりそのロ
ック位置から自由に回動するのを許容することができ
る、請求項1に記載のヒンジ装置。 - 【請求項3】 形状が、第1及び第2の旋回軸(X1、
X2)の間に位置する中心軸(X4)の周りに対称であ
る、請求項2に記載のヒンジ装置。 - 【請求項4】 第1及び第2のチークプレート(12、
13)のそれぞれが一般に円形の形状である、請求項1
〜3いずれかに記載のヒンジ装置。 - 【請求項5】 前記補助部材が、第2旋回軸(X2)を
中心とする1組の環状歯列(26)であって半径方向内
向きに指向されており、その際スラグ(20)は上記環
状歯列と係合するのに適した1組の外向きに指向された
歯列(22)を有し、また上記スラグは軸方向へ突出し
て上記環状歯列(26)に固定されている或る環状案内
部材(40)と共働する止め金(39)をも有してお
り、その際上記環状案内部材は、中間プレート(6)と
第2チークプレート(13)とがロックのためのそれら
の相対的な角度位置にあるときに上記止め金(39)が
その中に係合する少なくとも1つの間隙(41)を有
し、それにより上記スラグ(20)が上記環状歯列と係
合するのを可能にし、また上記環状案内部材(40)
は、その中間プレートと第2チークプレートとがロック
のためのそれらの相対的角度位置にないときに上記スラ
グをその後退位置において保持することにより上記止め
金と共働するのに適している、請求項1〜4のいずれか
に記載のヒンジ装置。 - 【請求項6】 駆動部材(9)が中間プレート(6)に
対して垂直な第3の旋回軸(X3)の周りに回転可能な
ハンドルであり、それら空動きを有する第1及び第2の
機械的連結部材がそれぞれ、上記ハンドル(9)をその
対応するカム(29、30)に連結する連結ロッド(4
3、44)を含む、請求項1から5のいずれかに記載の
ヒンジ装置。 - 【請求項7】 座席本体(2)の上に請求項1〜6のい
ずれかに記載の少なくとも1つのヒンジ装置(5)によ
り取り付けられている座席背もたれ(4)を含み、その
ヒンジ装置が座席の一方の側に配置されており、それに
より第1及び第2の旋回軸(X1、X2)が座席に対し
て横断方向及び水平方向に延び、その際第1チークプレ
ートは座席背もたれ(4)に、そして第2チークプレー
ト(13)は座席本体(2)に固定されている車両座
席。 - 【請求項8】 座席本体(2)の上に、請求項1ないし
6のいずれかに記載の少なくとも1つのヒンジ装置
(5)により取り付けられている座席背もたれ(4)を
含み、このヒンジ装置が座席の一方の側に配置されてお
り、それにより第1及び第2の旋回軸(X1、X2)が
座席に対して横断方向及び水平方向に延び、その際第1
チークプレートは座席本体(2)に、そして第2チーク
プレート(13)は座席背もたれ(4)に固定されてい
る車両座席。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9709167 | 1997-07-18 | ||
FR9709167A FR2766139B1 (fr) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Dispositif d'articulation pour siege de vehicule, et siege de vehicule comportant un tel dispositif |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1175980A JPH1175980A (ja) | 1999-03-23 |
JP3336262B2 true JP3336262B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=9509379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20532598A Expired - Fee Related JP3336262B2 (ja) | 1997-07-18 | 1998-07-21 | 車両座席用のヒンジ装置及びそのような装置を含む車両座席 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5997090A (ja) |
JP (1) | JP3336262B2 (ja) |
FR (1) | FR2766139B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
KR101588702B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2016-01-27 | 김란순 | 수평이동식 의자등받이 |
KR101606755B1 (ko) * | 2014-12-04 | 2016-03-28 | 정상진 | 등받이 전후 이동수단을 가지는 의자 |
Families Citing this family (33)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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