JP3171551B2 - 高電圧出力電力変換装置 - Google Patents

高電圧出力電力変換装置

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JP3171551B2 JP33341195A JP33341195A JP3171551B2 JP 3171551 B2 JP3171551 B2 JP 3171551B2 JP 33341195 A JP33341195 A JP 33341195A JP 33341195 A JP33341195 A JP 33341195A JP 3171551 B2 JP3171551 B2 JP 3171551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電圧が3kV
を超えるような高電圧出力の電力変換装置、特に自己消
弧型デバイスからなるスイッチング素子を用いた高電圧
出力電力変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧を出力しうる電力変換装置として
種々の回路方式のものが提案されている。特に出力電圧
が3kVを超えるような高電圧出力用の電力変換装置と
して、多レベルインバータ、特に3レベルインバータが
良く知られている(特開昭55−43996号公報参
照)。図5は、この公開公報に記載されている3レベル
インバータの主回路を示すものである。
【0003】図5に示す電力変換装置は3レベルインバ
ータ装置に関するものであって、交流入力端子11から
入力された交流電力をコンバータ12により直流電力に
変換し、それを直流母線P,Nに出力する。直流母線
P,N間には、共通接続点を中性点Cとした2個直列の
分圧コンデンサ13,14が接続されている。これらの
分圧コンデンサ13,14は分圧回路を構成する。直流
母線P,Nには、さらに3組の3レベル電力変換回路1
5R,15S,15Tが直流側で並列に接続されてい
る。これら3組の3レベル電力変換回路の内部構成は同
一であって、第1の電力変換回路15Rについて説明す
れば、それぞれダイオードD1 〜D4 が逆並列に接続さ
れた直列接続の4個の半導体スイッチング素子S1 〜S
4 と、逆並列ダイオードと同一向きの2個のダイオード
5 ,D6 とからなっている。スイッチング素子S1
2 およびそれらに逆並列のダイオードD1 ,D2 によ
り正側アームが構成され、スイッチング素子S3 ,S4
およびそれらに逆並列のダイオードD3 ,D4 により負
側アームが構成される。ダイオードD5 のカソードがダ
イオードD2 のカソードに接続され、ダイオードD5
6 の共通接続点が分圧コンデンサ中性点Cに接続さ
れ、ダイオードD6 のアノードがダイオードD3 のアノ
ードに接続されている。電力変換回路15R,15S,
15Tは上述のごとく同一内部結線を有し、ダイオード
5 ,D6 の共通接続点はそれぞれ分圧コンデンサ中性
点Cに共通に接続される。第1、第2、第3の電力変換
回路15R,15S,15Tの、スイッチング素子
2 ,S3 の接続点から交流出力端子R,S,Tが導出
され、その交流出力端子R,S,Tに負荷電動機16が
接続される。半導体スイッチング素子S1 〜S4 として
は、一般にGTO(ゲート・ターンオフ・サイリスタ)
やIGBT(ゲート絶縁型バイポーラ・トランジスタ)
などの自己消弧型デバイスが使用される。
【0004】図5に示す3レベルインバータ主回路によ
れば、スイッチング素子S1 〜S4の選択的オンオフ動
作によって交流出力端子R,S,Tに3レベルの電圧を
得ることができ、しかも出力する交流電力に含まれる高
調波成分が少なく、負荷電動機16を安定に運転するこ
とができる。
【0005】コンバータ12から出力される直流電圧は
分圧コンデンサ13,14によって2分割され、各アー
ムのスイッチング素子S1 〜S2 ,S3 〜S4 には分圧
コンデンサ13または14の分圧電圧が印加されるのみ
であり、素子S1 〜S4 には同一定格のスイッチング素
子を2個直列接続して使用するよりも電圧利用率が向上
するなどの特徴がある。
【0006】図5に示す3レベルインバータ主回路のほ
かに、より多レベルの、例えば5レベル型のものをはじ
めとして、一般的にコンデンサ分圧型のNレベルインバ
ータ主回路も提案されている(例えば、電気学会、半導
体電力変換研究会資料SPC−93−71、井出育夫ほ
か「コンデンサ分圧多レベルインバータを用いたSV
G」平成5年12月)。
【0007】図5に示す3レベルインバータ主回路にお
いて、スイッチング素子S1 〜S4としては自己消弧型
デバイスを使用するのが一般的である。自己消弧型デバ
イスとしては上述のGTOやIGBTのほかに、比較的
新しいデバイスであるIEGT(注入促進型トランジス
タ)やSIサイリスタ(静電誘導型サイリスタ)などの
MOS系デバイスなどがあるが、自己消弧型デバイスの
電圧定格は今のところGTOが最も高く、4.5kVや
6kV定格電圧のGTOが商品化されている。他の自己
消弧型デバイスの定格電圧はまだ低いが、それを4.5
kVクラスにまで向上させる研究が各方面で続けられて
いる。これらの点から高電圧出力電力変換装置を製品化
する場合、自己消弧型デバイスとしてGTOが使用さ
れ、現実に4.5kVや6kV定格電圧のGTOを利用
した図5の3レベルインバータ主回路構成で負荷電動機
16に交流出力電圧3kVクラスで電力を供給する高電
圧出力電力変換装置が実用化されている。
【0008】しかし、海外を含めると、負荷電動機16
には種々の電圧定格があり、例えば4.2kVクラス,
6kVクラス,10kVクラスなど、3kVを超える領
域でも多く使用されている。負荷電動機16の容量が大
きくなれば、一般にその定格電圧も高い値が選ばれるこ
とが多い。例えば6kVクラスの定格電圧の負荷電動機
16に交流電力を供給する電力変換装置を構成する場
合、図5に示すような従来技術ではスイッチング素子S
1 〜S4 やダイオードD1 〜D6 はその定格電圧が不足
するので、それぞれ2個以上の自己消弧型デバイスやダ
イオードを直列接続して使用する必要が出てくる。この
ように自己消弧型デバイスやダイオードを直列接続して
使用するには直列接続する自己消弧型デバイスの分担電
圧が等しくなるように、抵抗器やそれとコンデンサの直
列回路などの組み合わせで構成される電圧バランス回路
をそれぞれの自己消弧型デバイスやダイオードに並列に
接続する必要がある。これら自己消弧型デバイスやダイ
オードのための電圧バランス回路は種々の文献で公知の
ごとく主回路接続部品数を増加させるだけでなく、電力
損失も大きくするという欠点がある。
【0009】また、直列接続した自己消弧型デバイスや
ダイオードは主回路での過渡的な運転状況の下では印加
される電圧を完全に等分に分担することは大変難しいの
で、直列接続する素子の数や運転状況によっても異なる
が、少なくとも10%程度の電圧分担の不平衡を考慮し
て使用するのが一般的である。したがって、その分だけ
自己消弧型デバイスやダイオードの常時の電圧利用率が
低下し、不経済な電力変換装置となってしまっていた。
【0010】他方、スイッチング素子S1 〜S4 を構成
する自己消弧型デバイスは制御信号によって主回路電流
をオンまたはオフにすることができるスイッチ素子であ
り、この特性を利用して一定電圧の直流電力を例えば図
5の3レベルインバータの主回路構成でPWM制御を行
って可変電圧の交流電力を負荷電動機16に供給するこ
とができる。このようにPWM制御を行うと、任意電圧
の交流出力電圧を得ることができるので、種々の電力変
換装置がPWM制御方式を利用している。ところで、P
WM制御を行う時は、許容できるスイッチング周波数が
自己消弧型デバイスの種類によって異なる。例えば、G
TOの場合の許容スイッチング周波数は一般に500H
z程度であり、IGBTの場合は一般に2〜10kHz
程度である。一般に自己消弧型デバイスは電圧・電流の
定格値が大きくなるとスイッチング周波数が低くなる。
これは、自己消弧型デバイスの発生する電力損失の中で
電流を流すことによって発生するオーム損失よりもPW
M制御によって自己消弧型デバイスをオン・オフさせる
ときのスイッチング損失が大きくなるためである。他
方、電力変換装置において、高調波分の少ない、正弦波
形に近い交流出力を得るためには、スイッチング周波数
を高くすることが望ましいが、スイッチング損失の増加
を抑えて自己消弧型デバイスの発生する損失熱を合理的
に放散してデバイスを冷却するために、上述したような
スイッチング周波数が各自己消弧型デバイスに応じて選
択使用される訳である。
【0011】したがって、高電圧出力電力変換装置で
は、電圧が高くなる分だけスイッチング損失が増加する
から、スイッチング周波数をできるだけ低く抑えて高調
波分の少ない交流電力を供給できる電力変換装置が望ま
れる。
【0012】また、交流入力端子11を通して交流電力
を供給する交流電源も高調波分の少ない交流電力を供給
できることが望ましいが、一般にコンバータ12側の条
件によって高調波分の大小が決まることも知られてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上概説した、自己消
弧型デバイスを半導体スイッチング素子S1 〜S4 とし
て使用して高電圧交流出力を得ようとするとき、自己消
弧型デバイスを機能的に最低限必要な素子数を用いて構
成された3レベルインバータでは、3kVクラスの出力
電圧を得るのが限度であり、4.2kVクラスや6kV
クラスの電圧を出力する高電圧出力電力変換装置とする
ためには、自己消弧型デバイスを図5におけるスイッチ
ング素子S1 〜S4 のそれぞれを2個以上の自己消弧型
デバイスの直列接続体から構成する必要があった。この
ように自己消弧型デバイスを直列接続して構成する高電
圧出力電力変換装置では、次に述べる種々の技術的課題
を十分に解決することができなかった。
【0014】すなわち、3kVを超える高電圧出力電力
変換装置において半導体スイッチング素子S1 〜S4
構成する自己消弧型デバイスを直列接続して使用する場
合、次のような問題が生じていた。 (1) 直列接続して使用する自己消弧型デバイスは数
マイクロ秒という比較的高速でターンオフ動作するた
め、自己消弧型デバイスのターンオフ特性を選別して組
み合わせるなど、直列接続技術そのものが非常に難しか
った。 (2) 直列接続された自己消弧型デバイスは、過渡的
な電圧分担の不平衡に対処して、電圧定格に10%以上
の余裕を持たせる必要があった。 (3) 自己消弧型デバイスを直列接続するためには、
電圧分担ができるだけ等分になるように電圧バランス回
路を設ける必要があった。電圧バランス回路を設ける
と、主回路接続部品数が増大し、電力変換装置の信頼性
も低下する。 (4) 自己消弧型デバイスを直列接続して構成する場
合、主回路接続部品数が増大して電力変換装置が大型化
するばかりでなく、経済的にも不利になる。
【0015】他方、自己消弧型デバイスを用いて構成さ
れた電力変換装置をPWM制御する場合、実用的には5
00Hz以上のスイッチング周波数でスイッチング動作
させることが望ましいが、それは次のような問題を派生
する。 (5) 自己消弧型デバイスではスイッチング周波数の
上昇によりオン動作時のオーム損失よりもスイッチング
損失が増加するため、通電電流を低減する必要性が生ず
る。 (6) 自己消弧型デバイスの発生する電力損失が大き
いと損失熱を放散させるための冷却装置も大型化せざる
を得ない。
【0016】さらに、電力変換装置に交流電力を供給す
る交流電源側から見れば、電力変換装置側で発生する高
調波成分の少ないことが望まれる。
【0017】したがって本発明は、自己消弧型デバイス
からなるスイッチング素子の直列接続を行うことなく3
kVを超えるような高電圧を出力することができ、しか
も主回路構成が簡素で信頼性も高く、経済的で高効率・
小型化を実現しうる高電圧出力電力変換装置を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、3相各相毎に独立に設けられた直
流電源と、各相毎に、対応する直流電源の出力端子間に
それぞれ直列に接続された少なくとも2個の分圧コンデ
ンサからなる分圧回路と、各相毎に、対応する直流電源
の出力端子間にそれぞれ直列に接続された少なくとも4
個の自己消弧型デバイスからなるスイッチング素子を有
する第1および第2の多レベル単相電力変換回路を有
し、これら第1および第2の多レベル単相電力変換回路
内の正側アームおよび負側アームのスイッチング素子ど
うしの直列接続点に固有のダイオードを介して分圧回路
から分圧電位が与えられ、第1の多レベル単相電力変換
回路の交流端子が各相共通の共通母線に接続され、第2
の多レベル単相電力変換回路の交流端子から対応する相
の交流出力端子が導出される3組の単相インバータ回路
とを備えた高電圧出力電力変換装置を要旨とするもので
ある。
【0019】請求項2の発明は、請求項1記載の装置に
おいて、分圧回路が2個の分圧コンデンサからなり、第
1および第2の多レベル単相電力変換回路がそれぞれ4
個のスイッチング素子からなる3レベル単相電力変換回
路であることを特徴とする。
【0020】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の装置において、スイッチング素子がモジュール型自己
消弧型デバイスからなっており、共通母線がインピーダ
ンス素子を介して接地されていることを特徴とする。
【0021】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の装置において、スイッチング素子がモジュール型自己
消弧型デバイスからなっており、共通母線がヒューズあ
るいはヒューズとインピーダンス素子の並列回路を介し
て接地されていることを特徴とする。
【0022】請求項5の発明は、請求項1記載の高電圧
出力電力変換装置において、3組の単相インバータ回路
に対し電圧指令信号を発生する共通の電圧制御回路と、
PWM制御のための搬送波を発生する搬送波発生回路
と、電圧指令信号および搬送波に基づいて第1の多レベ
ル単相電力変換回路をPWM制御する第1の変調回路
と、電圧指令信号および搬送波に基づいて第2の多レベ
ル単相電力変換回路をPWM制御する第2の変調回路と
を備えたことを特徴とする。
【0023】請求項6の発明は、請求項5記載の高電圧
出力電力変換装置において、搬送波発生回路から第1の
変調回路に入力される搬送波の位相と第2の変調回路に
入力される搬送波の位相とが互いに異なっていることを
特徴とする。
【0024】請求項7の発明は、請求項2記載の高電圧
出力電力変換装置において、直流電源が単相電力変換回
路ごとに絶縁されていることを特徴とする。
【0025】請求項8の発明は、請求項7記載の高電圧
出力電力変換装置において、直流電源が、電圧位相が相
互に異なる絶縁された交流電圧を出力する3組の二次巻
線を有する多巻線絶縁変圧器と、各相毎に対応する二次
巻線の交流出力を整流するコンバータとからなっている
ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る高電圧出力電力変換装置の実施の形態を説明する。図
1は本発明の第1の実施の形態を示すものである。図1
に示す電力変換装置は出力相数(3相)に応じ、互いに
絶縁された3組の直流電源Ed1,Ed2,Ed3を備えてい
る。各直流電源にはそれぞれ、分圧コンデンサ13,1
4と、2組の3レベル電力変換回路が備えられている。
すなわち、R相には3レベル電力変換回路15R1,1
5R2が備えられ、S相には3レベル電力変換回路15
S1,15S2が備えられ、T相には3レベル電力変換
回路15T1,15T2が備えられており、それぞれ各
相において2組の3レベル電力変換回路により単相イン
バータ回路を構成している。各3レベル電力変換回路の
内部構成は、図5を参照してすでに述べた3レベル電力
変換回路15R,15S,15Tと変わりがなく、互い
に対応する素子には同一符号を付しており、その違いで
ある入出力の部分につき説明を加える。なお、スイッチ
ング素子S1 〜S4 として、ここでは自己消弧型デバイ
スの1種であるGTOが用いられるものとする。各相の
電力変換回路の直流側が、互いに絶縁された直流電源に
接続されていることはすでに述べたところである。各相
2組の電力変換回路とダイオードD5 ,D6 および分圧
コンデンサ中性点Cとの接続態様も、図5の場合と全く
変わりがない。ここで図5の場合と異なるのは、各相2
組の電力変換回路の交流出力端子の接続である。すなわ
ち、各相の第1の電力変換回路15R1,15S1,1
5T1の交流出力端子Uは共通母線Oに接続されて3相
回路の中性点を形成し、各相の第2の電力変換回路15
R2,15S2,15T2の交流出力端子が3相インバ
ータ回路の交流出力端子R,S,Tを構成する。交流出
力端子R,S,Tに所望の3相交流電圧が出力され、そ
れが負荷電動機16に供給される。
【0027】図1に示す回路装置において、2組の3レ
ベル電力変換回路を用いて構成された3組の単相インバ
ータ回路は各直流電源Ed1,Ed2,Ed3から供給される
直流電力を3相交流電力に変換し、交流出力端子R,
S,Tを介して負荷電動機16に供給する。この時、各
単相インバータ回路は3相交流電力のR,S,T各相の
相電圧を出力するが、交流出力端子U側は共通母線Oに
接続されているため、3相分全体でY結線構成となって
おり、それぞれの単相インバータ回路の出力電圧は負荷
電動機16の入力電圧の3-1/2(=0.58)倍とな
る。このように各単相インバータ回路の交流出力電圧が
負荷電動機16の入力電圧の3-1/2倍になるということ
は、図5の従来方式に比して3レベル電力変換回路15
R,15S,15Tの直流入力電圧も3-1/2倍にするこ
とができるということである。すなわち、3レベル電力
変換回路を構成する自己消弧デバイスからなるスイッチ
ング素子S1 〜S4 にとっては直列接続をしなくても図
1の構成によって従来方式に比し31/2 倍の定格電圧の
負荷電動機16を運転することの可能な高電圧出力電力
変換装置を実現することができる、ということを意味す
る。
【0028】2組の3レベル電力変換回路を使用した3
組の単相インバータ回路を図1のように構成することに
よって、負荷電動機16に供給される交流出力電圧も最
大5レベルの多段波形とすることができ、きれいな(す
なわち、正弦波に近い)波形の交流出力電圧を得ること
ができるとともに、前述したように従来3kVクラス程
度までしか出力できなかったスイッチング素子S1 〜S
4 を図1の構成にそのまま転用することによって、6k
Vクラスまでの交流出力電圧を得ることができる。した
がって、スイッチング素子を直列接続することなく、3
レベル電力変換回路を用いて、より高電圧を出力する電
力変換装置を構成できるので、スイッチング素子の従来
のような直列接続に伴う電圧利用率の低下を防止するこ
とができ、技術的にも難しい直列接続に伴う電圧バラン
ス回路を設ける必要もなくなり、電力変換装置の信頼性
や経済性を向上させ、さらに装置の小型化を達成するこ
とができる。
【0029】図1の実施の形態では特開昭55−439
96号公報に示されているように各相ごとに2組の3レ
ベル電力変換回路を用いて構成された3組の単相インバ
ータ回路からなる主回路構成を例示したが、例えば特公
昭60−36711号公報に開示されているような多レ
ベル電力変換回路を図1の3レベル電力変換回路の代わ
りに用いた主回路構成としても前記した作用・効果を奏
することができる。
【0030】また図1の実施の形態では互いに絶縁され
た3組の直流電源Ed1,Ed2,Ed3を備えている。この
ように電気的に分離した独立の直流電源Ed1,Ed2,E
d3を備えることによって、単相インバータ回路の3相相
互間に流れる横流を無くし、横流による相互干渉を防止
して安定な運転特性を得ることができる。
【0031】図2は本発明の第2の実施の形態を示すも
のである。図2の装置の特徴は、図1の回路装置におい
て、中性点を形成する共通母線Oを、ヒューズ17およ
びインピーダンス素子18の並列接続体を介して接地し
たことにある。場合によっては、ヒューズ17またはイ
ンピーダンス素子18を省略し、インピーダンス素子1
8のみ、またはヒューズ17のみを介して接地すること
もできる。
【0032】図2に示すように共通母線Oをヒューズ1
7およびインピーダンス素子18を介して接地すること
により、共通母線Oが接地電位に固定されることにな
り、3レベル電力変換回路に使用するスイッチング素子
1 〜S4 を自己消弧型デバイスにより構成する際、そ
れらの自己消弧型デバイスや主回路部品の大地絶縁電圧
は交流出力電圧(線間電圧)の3-1/2倍に相当する、単
相インバータ回路の出力電圧(相電圧)を基準に選定す
ることが可能になる。接地事故電流によりヒューズ17
が溶断した場合、共通母線Oはインピーダンス素子18
を介して接地されることになり、事故電流を遮断し、あ
るいは装置停止となるまでの短時間の間、インピーダン
ス素子18により接地事故電流を抑制しつつ、デバイス
の対接地電位の上昇を抑制することができる。
【0033】自己消弧型デバイスには平型デバイスとモ
ジュール型デバイスがある。平型デバイスはデバイスの
両面に冷却フィンを取り付けて放熱する。これに対し、
モジュール型デバイスは放熱板の一方を電気的に絶縁し
てデバイスチップを取付け、放熱板は電気的に絶縁され
るため、共通の冷却フィンで異なる電位のデバイスを冷
却する方式がとられる。このようにモジュール型の自己
消弧型デバイスはデバイス内部の損失熱を放散するのに
共通の冷却フィンを使用できるなどの長所を持ってお
り、そのためIGBTや最近の新しいMOS系デバイス
ではモジュール型自己消弧型デバイスとする構造が望ま
れている。しかし、モジュール型デバイスでは放熱板と
デバイスチップ間を電気的に絶縁する技術が難しく、モ
ジュール型自己消弧型デバイスの耐地絶縁電圧を大幅に
向上させることは困難であった。
【0034】図2に示すごとく、共通母線Oを、インピ
ーダンス素子18などを介して接地し、共通母線Oの電
位を大地電位に固定することによって、使用されるスイ
ッチング素子S1 〜S4 も耐地絶縁電圧の低いモジュー
ル型自己消弧型デバイスによって構成することができ
る。モジュール型自己消弧型デバイスを使用することに
よって、電力変換装置の小型化を計り、経済性の向上を
計ることができる。
【0035】平型デバイスとモジュール型デバイスを比
較した場合、耐地絶縁電圧性能のほかに、機械構造的な
耐量の面でもモジュール型デバイスの方が弱いことが知
られている。モジュール型自己消弧型デバイスからなる
スイッチング素子を用いて電力変換装置を構成した場
合、直流短絡事故などによる事故電流によって放熱板と
デバイスチップ間の電気絶縁が劣化し、共通母線Oを介
して形成される接地ループを通して大きな接地事故電流
が流れる危険性がある。このような場合、接地事故電流
は速やかに抑制する必要がある。しかしながら、図2に
示すように、ヒューズ17またはインピーダンス素子1
8またはその両者を介して共通母線Oを接地することに
より接地事故電流を抑制することができ、したがって、
接地事故に対する保護の信頼性を一層向上させることが
できる。
【0036】図3は本発明の第3の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態における主回路は機能的には
図1のものと実質的に同一であるが、ここではスイッチ
ング素子S1 〜S4 としてGTOと同様に自己消弧型デ
バイスの1種であるIGBTを用いたものを図示してい
る。図3の装置の特徴は制御装置の部分にある。ここに
は制御装置として、電圧制御回路20、搬送波発生回路
21、第1の変調回路221および第2の変調回路22
2が設けられている。電圧制御回路20は変調回路22
1,222に入力するための電圧指令信号ec1,ec2
出力する。変調回路221,222には搬送波発生回路
21から搬送波e1 ,e2 も入力される。変調回路22
1は電圧指令信号ec1および搬送波e1 に基づいてPW
M制御のための制御信号を作り、それを第1の3レベル
電力変換回路15R1,15S1,15T1に供給して
その各スイッチング素子を制御する。同様に変調回路2
22は電圧指令信号ec2および搬送波e2 に基づいてP
WM制御のための制御信号を作り、それを第2の3レベ
ル電力変換回路15R2,15S2,15T2に供給し
てその各スイッチング素子を制御する。
【0037】2組の変調回路221,222によって各
電力変換回路をPWM制御する場合、2組の電圧指令信
号ec1,ec2間の位相差を制御し、上記と同様の搬送波
1,e2 を用いてPWM制御をしてもよく、また電圧
指令信号ec1,ec2間の位相差は制御することなく、搬
送波e1 ,e2 間に180°の位相差を持たせるように
してもよい。
【0038】同一相において第1および第2の電力変換
回路を以上のような2組の変調回路221,222によ
って制御する図3の回路構成においては、より正弦波に
近似した5レベルの出力電圧を発生させ、それを負荷電
動機16に供給することができ、しかもPWM制御する
スイッチング周波数が合成されるので、それぞれの3レ
ベル電力変換回路を構成するスイッチング素子のスイッ
チング周波数を低減しても、高調波の少ない出力電圧を
得ることができる。
【0039】高い定格電圧の自己消弧型デバイスでは、
500Hz程度のスイッチング周波数の下で、通常、ス
イッチング損失が70%、オーム損失が30%という割
合になっているが、スイッチング周波数を300Hz程
度まで低減できたとすれば、自己消弧型デバイスのスイ
ッチング損失は28(=70−70×300/500)
%にまで低減させることができる。また、この効果は自
己消弧型デバイスのスイッチング損失の低減だけではな
く、各スイッチング素子に付属するスナバ回路や他の主
回路部品における付加的な電力損失低減効果をもたらす
ので、装置全体としての電力損失を大幅に低減すること
ができる。
【0040】図4は本発明の第4の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態は主回路の直流電源部分に特
徴を持たせたものである。すなわち、この実施の形態で
は、共通の一次巻線240および3組の二次巻線24
1,242,243を有する多巻線絶縁変圧器24と、
各二次巻線に接続されたコンバータ251,252,2
53とから各相毎に分離された直流電源を構成したもの
である。変圧器24の3組の二次巻線の出力電圧は20
°ずつの位相差を持つように、例えば二次巻線242の
出力電圧位相を基準として0°とした場合、他の2組の
二次巻線241,243の出力電圧位相が+20°ない
し−20°となるように、二次巻線241〜243の内
部巻線構成および結線を行う。このような変圧器は20
°移相18相整流器用変圧器として周知のものを用いる
ことができる。このようにして18相整流回路を構成す
ることにより、変圧器24の一次巻線240が接続され
る交流電源から見た高調波電流成分が第(18n±1。
nは正の整数)調波のみとなり、高調波規制に対応する
高調波電流成分以下とすることができる。図4の回路の
場合も各相の直流電源相互間に干渉がないので安定運転
をすることができ、高調波の影響を入力交流電源側でも
軽減した高電圧出力電力変換装置を実現することができ
る。
【0041】本発明は上述した多レベル電力変換回路の
内部構成やPWM制御方式に限定されるものではなく、
要旨を変更しない範囲内で種々の変更を加えて実施する
ことができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
の効果を奏する高電圧出力電力変換装置を提供すること
ができる。 (1) 請求項1に記載の発明によれば、自己消弧型デ
バイスを直列接続することなく、従来よりも31/2
(=1.73倍)高い出力電圧を供給することができ
る。その結果、 a)高電圧出力とするために自己消弧型デバイスを直列
接続する時に従来必要とした電圧バランス回路を必要と
せず、技術的にも難しい自己消弧型デバイスの直列接続
を行う必要がない。この結果、主回路接続部品が減少
し、小型で信頼性の高い電力変換装置を提供することが
できる。
【0043】b)直列接続をしなくてもすむことによ
り、自己消弧型デバイス自体の電圧利用率が10%以上
向上し、経済的な電力変換装置とすることができる。 c)直列接続をしない自己消弧型デバイスを用いて高電
圧出力電力変換装置を構成できるので、出力電圧を昇圧
するための変圧器を省略し、主回路を簡素化した電力変
換システムとすることができる。 (2) 請求項3または請求項4に記載の発明によれ
ば、上記効果に加えて、耐地絶縁電圧を従来の3-1/2
(=0.58倍)とする高電圧出力電力変換装置を提供
することができる。その結果、 a)モジュール型自己消弧型デバイスを採用した電力変
換装置とすることができ、モジュール型自己消弧型デバ
イスの採用によって、電力変換装置の冷却や組立を簡素
化し、経済的な電力変換装置とすることができる。 b)モジュール型自己消弧型デバイスの保護性も向上
し、接地事故に対する信頼性の高い電力変換装置とする
ことができる。 (3) 請求項5または請求項6に記載の発明によれ
ば、上記の効果に加えて、自己消弧型デバイスのスイッ
チング周波数を低減しても高調波成分の少ない交流電力
を供給することができる。その結果、 a)自己消弧型デバイスの電力損失を従来型のものより
約28%も低減することができる。 b)自己消弧型デバイス用のスナバ回路や他の主回路部
品の電力損失も減少するので、運転効率の高い、小型の
冷却装置で足りる電力変換装置とすることができる。 (4) 請求項7に記載の発明によれば、上記の効果に
加えて、直流電源側での相互干渉を防止でき、安定運転
の信頼性を向上させうる高電圧出力電力変換装置を提供
することができる。 (5) 請求項8に記載の発明によれば、上記の効果に
加えて、入力交流電源側でも高調波成分を大幅に低減で
きる高電圧出力電力変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による高電圧出力電
力変換装置の主回路結線図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による高電圧出力電
力変換装置の主回路結線図。
【図3】本発明の第3の実施の形態による高電圧出力電
力変換装置の主回路結線図。
【図4】本発明の第4の実施の形態による高電圧出力電
力変換装置の主回路結線図。
【図5】従来技術による高電圧出力電力変換装置の主回
路結線図。
【符号の説明】
d1,Ed2,Ed3 直流電源 13,14 分圧コンデンサ 15R1,15S1,15T1 第1の3レベル単相電
力変換回路 15R2,15S2,15T2 第2の3レベル単相電
力変換回路 S1 ,S2 ,S3 ,S4 スイッチング素子 D1 〜D6 ダイオード O 共通母線 R,S,T 交流出力端子 16 負荷電動機 17 ヒューズ 18 インピーダンス素子 20 電圧制御回路 21 搬送波発生回路 221,222 変調回路 24 多巻線絶縁変圧器 251,252,253 コンバータ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相各相毎に独立に設けられた直流電源
    と、 各相毎に、対応する直流電源の出力端子間にそれぞれ直
    列に接続された少なくとも2個の分圧コンデンサからな
    る分圧回路と、 各相毎に、対応する直流電源の出力端子間にそれぞれ直
    列に接続された少なくとも4個の自己消弧型デバイスか
    らなるスイッチング素子を有する第1および第2の多レ
    ベル単相電力変換回路を有し、これら第1および第2の
    多レベル単相電力変換回路内の正側アームおよび負側ア
    ームのスイッチング素子どうしの直列接続点に固有のダ
    イオードを介して前記分圧回路から分圧電位が与えら
    れ、前記第1の多レベル単相電力変換回路の交流端子が
    各相共通の共通母線に接続され、前記第2の多レベル単
    相電力変換回路の交流端子から対応する相の交流出力端
    子が導出される3組の単相インバータ回路とを備えた高
    電圧出力電力変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記分圧回
    路が2個の分圧コンデンサからなり、前記第1および第
    2の多レベル単相電力変換回路がそれぞれ4個のスイッ
    チング素子からなる3レベル単相電力変換回路である高
    電圧出力電力変換装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の装置において、前
    記スイッチング素子がモジュール型自己消弧型デバイス
    からなっており、前記共通母線がインピーダンス素子を
    介して接地されている高電圧出力電力変換装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の装置において、前
    記スイッチング素子がモジュール型自己消弧型デバイス
    からなっており、前記共通母線がヒューズあるいはヒュ
    ーズとインピーダンス素子の並列回路を介して接地され
    ている高電圧出力電力変換装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の高電圧出力電力変換装置に
    おいて、前記3組の単相インバータ回路に対し電圧指令
    信号を発生する共通の電圧制御回路と、PWM制御のた
    めの搬送波を発生する搬送波発生回路と、前記電圧指令
    信号および前記搬送波に基づいて第1の多レベル単相電
    力変換回路をPWM制御する第1の変調回路と、前記電
    圧指令信号および前記搬送波に基づいて第2の多レベル
    単相電力変換回路をPWM制御する第2の変調回路とを
    備えた高電圧出力電力変換装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の高電圧出力電力変換装置に
    おいて、前記搬送波発生回路から前記第1の変調回路に
    入力される搬送波の位相と第2の変調回路に入力される
    搬送波の位相とが互いに異なっている高電圧出力電力変
    換装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の高電圧出力電力変換装置に
    おいて、前記直流電源が前記単相電力変換回路ごとに絶
    縁されている高電圧出力電力変換装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の高電圧出力電力変換装置に
    おいて、前記直流電源が、電圧位相が相互に異なる絶縁
    された交流電圧を出力する3組の二次巻線を有する多巻
    線絶縁変圧器と、各相毎に対応する前記二次巻線の交流
    出力を整流するコンバータとからなっている高電圧出力
    電力変換装置。
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