JP3158049U - Gas chromatograph - Google Patents
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Abstract
【課題】検出器ブロックと試料気化室に対するカラム挿入長さを仕様通り確保するガスクロマトグラフを提供する。【解決手段】検出器ブロック4および試料気化室にカラム挿入長さを規制するためにカラム1の先端を当接する係止部11を内設するとともにカラム挿入口に向かって拡大する円錐状凹部12を形成する。またカラム1と滑合するフェルール2に、外周部は先端に向かって縮小する円錐状凸部13および内周部は先端に向かって拡大する円錐状凹部17を設けることによりカラム1の先端が破損することがなく取付け作業を容易に且つ正確に行うことができる。【選択図】図1A gas chromatograph that secures a column insertion length for a detector block and a sample vaporization chamber as specified. In order to regulate the column insertion length in the detector block 4 and the sample vaporization chamber, a locking portion 11 that contacts the tip of the column 1 is provided, and a conical recess 12 that expands toward the column insertion port. Form. In addition, the ferrule 2 that slides on the column 1 is provided with a conical convex portion 13 whose outer peripheral portion is reduced toward the front end and a conical concave portion 17 that is enlarged toward the front end, whereby the front end of the column 1 is damaged. Therefore, the mounting operation can be performed easily and accurately. [Selection] Figure 1
Description
本考案は、試料分析に用いられるガスクロマトグラフに係り、特にガスクロマトグラフの検出器とカラムあるいは試料気化室とカラムを連結するための密封用フェルールにカラムを貫設したガスクロマトグラフに関する。 The present invention relates to a gas chromatograph used for sample analysis, and more particularly, to a gas chromatograph in which a column is provided in a sealing ferrule for connecting the detector and column of the gas chromatograph or the sample vaporizing chamber and the column.
分析計の一種であるガスクロマトグラフは、固定相を充填したカラムに移動相であるキャリアガスを連続的に流し、瞬間的に混合試料をカラムの入口から導入することによって、混合試料が移動相とともにカラム内を移動する間に固定相に対する各成分の吸着性(親和性)や分配係数の差異に基づく移動速度の差を利用して各成分を相互分離し、定量定性分析する装置である(特許文献1参照)。 A gas chromatograph, a type of analyzer, continuously flows a carrier gas, which is a mobile phase, into a column packed with a stationary phase, and instantaneously introduces the mixed sample from the inlet of the column. A device that separates components from each other using a difference in adsorption speed (affinity) of each component with respect to the stationary phase and a difference in partition coefficient while moving through the column, and performs quantitative qualitative analysis (patent) Reference 1).
前記カラムと、該カラムの両端にそれぞれ密封連結された試料気化室および検出器ブロックによって、ガスクロマトグラフの一部が構成される。前記混合試料が前記キャリアガスとともに、前記試料気化室、またはカラムを通り、検出器ガス導入路から導入された検出器ガスとともに前記検出器ブロックを経て検出器に導入される。 A part of the gas chromatograph is constituted by the column, the sample vaporizing chamber and the detector block that are hermetically connected to both ends of the column. The mixed sample passes through the sample vaporization chamber or column together with the carrier gas, and is introduced into the detector through the detector block together with the detector gas introduced from the detector gas introduction path.
図4は従来のガスクロマトグラフにおける検出器ブロックおよび試料気化室とカラムの密封連結状態を説明するために、検出器ブロックを例に検出器ブロックとカラムの連結状態を示している。検出器ブロック7のねじ部7Nに螺合させたナット3を締め込むことにより、カラム1を貫設したフェルール6の円錐状凸部19を検出器ブロック7の円錐状凹部18に押圧させ、検出器ブロック7とフェルール6、およびフェルール6とカラム1を連結させ、結果的に検出器ブロック7とカラム1が密封連結される。
FIG. 4 shows a detector block and a column connected to each other in the detector block as an example in order to explain a detector block and a sample vaporization chamber in a conventional gas chromatograph. By tightening the
したがって前記混合試料は前記キャリアガスとともに、連続的な流れとして試料気化室(図示せず)を経て、前記カラム1を通り、検出器ガス導入路23から導入された検出器ガスとともに前記検出器ブロック7を経て検出器(図示せず)に導入される。
Therefore, the mixed sample passes through the sample vaporization chamber (not shown) as a continuous flow together with the carrier gas, passes through the
カラム1をガスクロマトグラフに取付ける場合、前記検出器ブロック7および前記試料気化室(図示せず)に対するカラム挿入長さを設定することは重要で試料分析の感度や精度に重要な影響を及ぼす。
When the
前記試料気化室(図示せず)においては前記カラム1の先端部より気化した試料が導入されるが、その位置により導入量あるいは導入タイミングが異なるために最適なカラム挿入長さが設定される。また前記検出器ブロック7においても前記カラム1の先端部の位置により検出感度や最小検出量等が左右されるために同様に最適なカラム挿入長さが設定される。
In the sample vaporizing chamber (not shown), the vaporized sample is introduced from the tip of the
したがって通常、前記カラム挿入長さは前記検出器ブロック7または前記試料気化室(図示せず)に対して予め定められ、ガスクロマトグラフの取扱説明書にその値が記載されている。分析者はカラム取付け時に物差し等の定規を当てながらカラム挿入長さを一々確認して取付けていた。
Therefore, normally, the column insertion length is predetermined for the
分析者はカラム取付け時に物差し等で検出器ブロック7および試料気化室(図示せず)に対するカラム挿入長さを確認しながら、カラム1に通したフェルール6の円錐状凸部19をナット3で締め込み、検出器ブロック7の円錐状凹部18に押し進めることにより検出器ブロック7とフェルール6、およびフェルール6とカラム1を固着させ、結果的に検出器ブロック7とカラム1が密封連結される。
The analyst tightens the
しかしながら、カラム1とフェルール6は微小な隙間を持った滑合関係にあるため、互いの位置を指定寸法に維持しながらナット3を締め込むことは非常に困難であり、カラム1とフェルール6を固着させた後一旦外して前記カラム挿入長さを計測確認し、前記カラム挿入長さが確保されていない場合には修正が必要であった。
However, since the
本考案は上記課題を解決するために、注入された試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室に挿入されるとともに気化された前記試料が導入されるカラムと、前記カラムが挿入され前記カラムを通過した試料が溶出するとともに、前記試料の定量定性分析を行う検出器を取付ける検出器ブロックと、前記試料気化室および前記検出器ブロックと挿入された前記カラムを密封連結するためのフェルールを備えたガスクロマトグラフにおいて、前記試料気化室と前記検出器ブロックに対して挿入される前記カラムを係止する係止部を前記試料気化室と前記検出器ブロックに内設する。 In order to solve the above problems, the present invention provides a sample vaporization chamber for vaporizing an injected sample, a column inserted into the sample vaporization chamber and into which the vaporized sample is introduced, and the column is inserted into the column. The sample that has passed through the column elutes, and a detector block for mounting a detector for quantitative qualitative analysis of the sample, and a ferrule for hermetically connecting the sample vaporization chamber and the detector block to the inserted column In the gas chromatograph provided, the sample vaporizing chamber and the detector block are provided with locking portions for locking the column inserted into the sample vaporizing chamber and the detector block.
本考案によりカラムを検出器ブロックおよび試料気化室に取付ける際、物差し等の定規を当てながらカラム挿入長さを一々確認して取付ける必要がなく、前記係止部にカラム先端を軽く当ててナットを締め込むだけでよく、作業を容易に且つ正確に行うことができる。 When attaching the column to the detector block and the sample vaporization chamber according to the present invention, it is not necessary to check the column insertion length while applying a ruler such as a ruler. It is only necessary to tighten, and the operation can be performed easily and accurately.
試料気化室および検出器ブロックに対して、試料気化室および検出器ブロックに対するカラム挿入長さを予め定められた最適な値に規制する係止部を内設するとともに、カラム挿入口に向かって拡大する円錐状凹部を形成する。さらにフェルールに対して、外周部は試料気化室および検出器ブロックの円錐状凹部に嵌合する端部に向かって縮小する円錐状凸部および内周部は前記端部に向かって拡大する円錐状凹部を形成する。 In addition to the sample vaporization chamber and detector block, there is an internal locking section that regulates the column insertion length for the sample vaporization chamber and detector block to a predetermined optimum value, and it expands toward the column insertion port. A conical recess is formed. Further, with respect to the ferrule, the outer peripheral portion is reduced toward the end fitting into the conical concave portion of the sample vaporizing chamber and the detector block, and the conical convex portion and the inner peripheral portion are conical shapes expanding toward the end portion. A recess is formed.
図2は本考案にかかわるガスクロマトグラフの構成を示す概念図である。図2に示すとおりガスクロマトグラフの主要な構成要素は、分析すべき試料が注入される試料気化室14と、この試料気化室14からの試料をキャリアガスとともに流動させ、成分に応じて分離させる主体のカラム1と、このカラム1を試料気化室14と、検出器16の検出器ブロック4間にて接続する接続具(フェルール)等である。
FIG. 2 is a conceptual diagram showing the configuration of a gas chromatograph according to the present invention. As shown in FIG. 2, the main components of the gas chromatograph are a
図2にしたがって分析の流れを説明すると、試料気化室14において、キャリアガス導入口15から導入され、係止部22に設けられたガス通路21を通過したキャリアガスの流れの中に少量の試料が注入される。試料が気体であればそのままの状態で、液体試料であれば適当な温度に加熱されて試料気化室14でガス状態に気化された試料は、キャリアガスに運ばれ、係止部22に設けられた小孔20を経てカラム1を通過する間に各成分に分離される。
The flow of analysis will be described with reference to FIG. 2. In the
各成分に分離された試料は、係止部11に設けられた小孔9を通って検出器ブロック4に溶出し、検出器ガス導入路8より導入され係止部11に設けられたガス通路10を通過した検出器ガスと合流した後検出器16へと流入し試料の成分と量が検出され、最後は排出路(図示せず)から大気に放出される。
The sample separated into each component elutes into the
ここでカラム1は、分析したい試料が気化している必要があるので、一般的に恒温槽(図示せず)内に収められている。また、試料気化室14は試料を気体状態に保つとともに、周囲の温度変化の影響を受けないように、カラム1とは別の恒温槽(図示せず)に収められている。
Here, since the sample to be analyzed needs to be vaporized, the
図2に示す実施例1のガスクロマトグラフの構成に係り、図1に検出器ブロックとカラムを密封連結する部分を示す。検出器ブロック4に対するカラム挿入長さを規制するためにカラム1の先端を係止する係止部11を内設するとともに、カラム挿入口に向かって拡大する円錐状凹部12を検出器ブロック4に形成する。またカラム1と滑合する中空形状のフェルール2に、外周部は先端に向かって縮小する円錐状凸部13および内周部は先端に向かって拡大する円錐状凹部17を設ける。なお図2において、図1と同一の符号で示される部品は図1と同一の部品である。
In relation to the configuration of the gas chromatograph of Example 1 shown in FIG. 2, FIG. 1 shows a portion where the detector block and the column are hermetically connected. In order to regulate the column insertion length with respect to the
フェルール2に貫設したカラム1の先端を軽く係止部11に押し付けつつ、ナット3を締め込みながらフェルール2の円錐状凸部13を検出器ブロック4の円錐状凹部12に押し進めていくとフェルール2の円錐状凸部13が検出器ブロック4の円錐状凹部12に押し付け密着させられ、検出器ブロック4とフェルール2が密封される。さらにナット3を押し進めていくと、前記円錐状凹凸部12、13の押し付けにより発生する反力によってフェルール2を径方向に縮小させカラム1とフェルール2を固着部Bで固着密封させる。
When the tip of the
さらにナット3を押し進めていくとフェルール2の円錐状凸部13と検出器ブロック4の円錐状凹部の固着密封状態を保持したまま、フェルール2が支点Aを支点として微小変形して固着部Bが支点Aから遠ざかる方向に微小移動する。この固着部Bの移動と一体にカラム1の先端も係止部11より退避するためカラム1の先端と係止部11間に微小な隙間ができ、カラム先端が破損することがなくカラム挿入長さが確保される。したがって本考案によりカラムを検出器ブロック4に取付ける際、その取付け作業を容易に且つ正確に行うことができる。
When the
係止部11には、ガス通路10とカラム1の軸芯と一致する位置にカラム外径よりわずかに小さい小孔9が設けられている。小孔9からはカラム1を通ってきた試料ガスが通過し、ガス通路10からは検出器ガス導入路8から導入された検出器ガスが通過する。
The
試料気化室14は検出器ブロック4と同様な密封連結構造である。すなわち、試料気化室14もカラム1との密封連結構造とされており、その取付け作業を容易であり、且つ正確に行うことができる。
The
図3に実施例2を示す。実施例2は実施例1のフェルールの形状を変形したものであり、それ以外は実施例1と全く同じであって、機能についても実施例1と全く同等である。したがって図3にはフェルール5のみを示す。ただし、カラム1の密封連結のためのナット3の締め付け力は、変形しやすい中空形状のフェルール2に対して中実形状であるフェルール5の方が大きくなるが、フェルール5の方が製作が安価で且つ容易である。
Example 2 is shown in FIG. The second embodiment is a modification of the ferrule shape of the first embodiment. Except for this, the second embodiment is exactly the same as the first embodiment, and the functions are also exactly the same as the first embodiment. Therefore, only
1 カラム
2 フェルール
3 ナット
4 検出器ブロック
5 フェルール
6 フェルール
7 検出器ブロック
8 検出器ガス導入路
9 小孔
10 ガス通路
11 係止部
12 円錐状凹部
13 円錐状凸部
14 試料気化室
15 キャリアガス導入口
16 検出器
17 円錐状凹部
18 円錐状凹部
19 円錐状凸部
20 小孔
21 ガス通路
22 係止部
23 検出器ガス導入路
A 支点
B 固着部
7N ねじ部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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JP2009009289U JP3158049U (en) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | Gas chromatograph |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009009289U JP3158049U (en) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | Gas chromatograph |
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JP3158049U true JP3158049U (en) | 2010-03-11 |
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Family Applications (1)
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2009
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