JP3155531B2 - コーヒーメーカー - Google Patents

コーヒーメーカー

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JP3155531B2
JP3155531B2 JP25211299A JP25211299A JP3155531B2 JP 3155531 B2 JP3155531 B2 JP 3155531B2 JP 25211299 A JP25211299 A JP 25211299A JP 25211299 A JP25211299 A JP 25211299A JP 3155531 B2 JP3155531 B2 JP 3155531B2
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恒一 池田
進 石川
哲 福島
悦子 西野
育夫 露木
一夫 北村
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Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三角ペーパーフィ
ルターを用いてエスプレッソコーヒーが作れるコーヒー
メーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスプレッソコーヒーを抽出する
装置は、コーヒー粉に高い蒸気圧をかけてコーヒーを抽
出する必要があるために、家庭用であってもそれ専用の
特殊にして複雑な構造にしていて、レギュラーコーヒー
を作るのに用いられる三角ペーパーフィルターを使用し
てエスプレッソコーヒーを作るコーヒーメーカーは知ら
れていない。
【0003】またコーヒー抽出部の圧力を切り換えるこ
とによってエスプレッソコーヒーとレギュラーコーヒー
とのどちらでも作ることができるコーヒー抽出装置とし
て、特開平11−120434号公報掲載のものが知ら
れている。この従来のコーヒー抽出装置は、自動販売機
用のもので、短時間の内に抽出する必要からレギュラー
コーヒー、エスプレッソコーヒーのいずれを抽出するに
も加圧空気を利用しているが、エスプレッソコーヒーの
場合には抽出前にコーヒー粉に蒸気を吹き付けるように
したものである。
【0004】ところが、この従来の兼用コーヒー抽出装
置は、上述したように加圧空気による抽出方式であるの
で大掛かりな装置となって、家庭用のコーヒーメーカー
には適用することができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術的課題を解決するためになされたもので、三角
ペーパーフィルターを利用してエスプレッソコーヒーを
抽出することができ、しかも家庭用に小形化することが
できるコーヒーメーカーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のコーヒ
ーメーカーは、装置本体内に形成された密閉可能な水タ
ンクと、前記水タンク内の水を加熱沸騰させるために前
記装置本体内に組み込まれたヒーターと、前記装置本体
のドリッパー装着部に脱着可能に装着された、三角ペー
パーフィルタ方式のドリッパーと、前記ドリッパーで抽
出されたコーヒー抽出液を溜めるボトルと、前記装置本
体内の前記水タンクの底部近くから前記ドリッパー内に
至る部分に設けられた揚水パイプと、前記ドリッパー内
を1〜3気圧の内圧に耐える密閉状態にする密閉手段と
を備えたものである。
【0007】請求項1の発明のコーヒーメーカーでは、
水タンクに所要量の水を入れて密閉し、装置本体のドリ
ッパー装着部にコーヒー粉を入れた三角ペーパーフィル
タ方式のドリッパーを装着し、密閉手段によってこのド
リッパーを1〜3気圧の内圧に耐えるほぼ密閉状態にす
る。そしてヒーターによって水タンク内の水を加熱沸騰
させる。
【0008】これにより水タンク内の水が沸騰すると、
水タンクが密閉されているのでその内部の蒸気圧が上昇
して熱水の液面を加圧し、揚水パイプを通じて熱水をド
リッパー内に噴出させてコーヒー液を抽出し、ボトルに
コーヒー抽出液を滴下して溜めることができる。この
際、密閉手段によってドリッパー内を1〜3気圧の内圧
に耐える密閉状態にしているので、蒸気圧の上昇に伴っ
てコーヒー液の抽出圧力も高くなり、三角ペーパーフィ
ルタを通してエスプレッソコーヒーを抽出することがで
きる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のコーヒーメ
ーカーにおいて、前記ドリッパー内を1〜3気圧の内圧
に耐える密閉状態又は大気開放状態に切り換える圧力調
整手段を備えたものである。
【0010】請求項2の発明のコーヒーメーカーでは、
圧力調整手段によりドリッパー内を密閉状態にしてコー
ヒー抽出を行えば高い蒸気圧でエスプレッソコーヒーを
抽出し、圧力調整手段によってドリッパー内を大気開放
状態にしてコーヒー抽出を行えば、通常のペーパーフィ
ルタによるレギュラーコーヒーを抽出(ドリップ抽出)
することができ、同じ1つの装置を利用してエスプレッ
ソコーヒーとレギュラーコーヒーとのどちらでも作るこ
とができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2のコー
ヒーメーカーにおいて、前記ドリッパーを、その下半部
の内側形状が前記三角ペーパーフィルタの形状に対応し
た漏斗状をし、その上半部が円筒形状をし、前記上半部
の内径を前記下半部の上端部の内径よりも大きくするこ
とにより両者間に水溜め用の段部を備えるようにしたも
のである。
【0012】1つのコーヒーメーカーで、エスプレッソ
コーヒーとレギュラーコーヒーとを切り換えて抽出する
場合、エスプレッソコーヒーに使用する水量は少なく、
レギュラーコーヒーに使用する水量は多いので、ドリッ
パーに水タンクから滴下する水量も大きく異なる。また
大人数と少人数でも使用する水量は大きく異なる。
【0013】そこで、請求項3の発明のコーヒーメーカ
ーでは、ドリッパーをその下半部の内側形状が三角ペー
パーフィルタの形状に対応した漏斗状とし、上半部は円
筒形状とし、しかも上半部の内径を下半部の上端部の内
径よりも大きくして両者間に水溜め用の段部を形成する
ことにより、エスプレッソコーヒーを抽出する際のよう
に少量の水を使う場合にはほとんどドリッパーの下半部
にだけ抽出用熱水を溜め、レギュラーコーヒーを抽出す
る際のように大量の水で抽出する場合にはドリッパーの
上半部にも抽出用熱水を溜めることができ、抽出用熱水
の水量に大きな差があっても同じドリッパーが使用でき
るようになる。
【0014】請求項4の発明のコーヒーメーカーは、装
置本体内に形成された密閉可能な水タンクと、前記水タ
ンク内の水を沸騰させるため、前記装置本体内に組み込
まれたヒーターと、前記水タンクの底部近くから前記ヒ
ーターの部分に水を導出し、当該ヒーターによって加熱
された熱水を前記水タンク内の上部気中に吐出させる循
環パイプと、前記装置本体のドリッパー装着部に脱着可
能に装着された、三角ペーパーフィルタ方式のドリッパ
ーと、前記ドリッパーで抽出されたコーヒー抽出液を溜
めるボトルと、前記装置本体内の前記水タンクの底部近
くから前記ドリッパー内に至る部分に設けられた揚水パ
イプと、前記ドリッパー内を1〜3気圧の内圧に耐える
密閉状態にする密閉手段と、前記揚水パイプの前記水タ
ンクの上部気中に露出している部分において、前記循環
パイプの熱水の吐出口よりも高い位置に圧力調整孔を形
成したものである。
【0015】請求項4の発明のコーヒーメーカーでは、
水タンクに所要量の水を注入した後に密閉し、ヒーター
によって加熱沸騰させ、水タンク内の蒸気圧を上げるこ
とによって水タンク内の熱水を揚水パイプによってドリ
ッパー内に送り出すが、この揚水パイプにおける水タン
クの上部の気相部分の位置に圧力調整孔を設けることに
より、気相部分の蒸気圧が十分高くなって初めて、つま
り十分に沸騰して初めてその蒸気圧で熱水の液面を押し
下げ、揚水パイプから熱水をドリッパー内に押し出すよ
うになり、加熱が不十分で低い温度の水をドリッパー側
に押し出すことがない。しかも、水タンク内の循環パイ
プの吐出口よりも高い位置に圧力調整孔を設けたことに
より、ユーザーが目分量で水タンクに誤って過剰に水を
注入するような場合でも、循環パイプの吐出口はユーザ
ーに外から見えるのでその高さよりも水位が高くなるま
で水を注入することはなく、常に十分に沸騰した熱水に
よってコーヒーを抽出することができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のコーヒ
ーメーカーにおいて、前記ドリッパーに把手を設けたも
のであり、高温水を使用して抽出した後、ペーパーフィ
ルターとコーヒー粉を捨てるためにドリッパーを装置本
体から取り外し、持ち運ぶ際に取り扱いやすい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1及び図2は本発明の第1の実施
の形態のコーヒーメーカーの構成を示している。この実
施の形態のコーヒーメーカーは、装置本体1の左右の一
方に水タンク2、左右の他方にコーヒーミル3を設け、
そして装置本体1における水タンク2とコーヒーミル3
との中間位置の上部から前方にドリッパー装着部4を突
き出すように設け、またこのドリッパー装着部4の下方
において対向するようにボトル支持部5を設け、ドリッ
パー装着部4にはドリッパー6の開口上縁部を装着し、
ボトル支持部5にはドリッパー6が抽出したコーヒー液
を溜めるボトル7を載せる構造である。3aはミルスイ
ッチ、8は装置本体1の全体を支持するベースである。
【0018】コーヒーメーカーの内部構造を図2に基づ
いて説明する。水タンク2は蓋11付きであり、この蓋
11をねじ込むことによって水タンク2を所定圧(ここ
では内部圧力が3気圧程度)まで気密状態を維持できる
ようにしてある。装置本体1のボトル支持部5の上側に
はボトル7を受け止める保温板12が取付けられてお
り、この保温板12の裏面側に馬蹄形のヒータ13が配
置され、熱伝導用シリコンゴム14によって保温板12
からつり下げられる形で支持されている。このヒーター
13の熱によって保温板12に熱が伝達し、保温板12
上に載置されたボトル7の底部を熱してコーヒー液を保
温する。
【0019】馬蹄形のヒーター13の下側にヒーターに
添うように循環パイプ15が配置されている。この循環
パイプ15の一端は、水タンク2の水底部に連通する水
導出パイプ16に接続され、循環パイプ15の他端は、
水タンク2の最大注水レベルよりも高い位置に吐出口1
7aが位置する長さの吐出パイプ17に接続されてい
る。前述の水導出パイプ16の水タンク2との接続部分
には逆止弁18が設けられていて、水タンク2から水導
出パイプ16へ水を導出する方向を順方向とし、その逆
方向の水の流れは阻止するようにしてある。これによ
り、水タンク2に注水の後、ヒーター13に通電する
と、水タンク2内の水19は水導出パイプ16を経て循
環パイプ15まで導出されてヒーター13で加熱され、
加熱された水は循環パイプ15から吐出パイプ17を通
して水タンク2へ返送され、水タンク2内の水面よりも
高い位置にある吐出口17aから吐出されるという経路
を循環し、その間に沸騰加熱される。
【0020】図3に示すように、装置本体1のドリッパ
ー装着部4の下面側には飛沫飛散防止カバーを兼ねる環
状リブ21が形成されている。そしてリブ21の内周面
の等回転角度ずつ離れた複数箇所(ここでは120度ず
つ離れた3箇所)に、ユーザーから見て右回りに回転す
るほどに上昇するテーパー部22が設けられている。ま
たドリッパー装着部4の下面のリブ21の内側部分の全
体には柔軟なシール材23が取付けられている。ドリッ
パー装着部4における前端部側面には、後述するドリッ
パー6のセット位置、レギュラーコーヒーを抽出する場
合のドリッパー6の回転位置、エスプレッソコーヒーを
抽出する場合のドリッパー6の回転位置それぞれを示す
「セット」、「レギュラー」、「エスプレッソ」の表記
24A,24B,24Cが設けられている(図1参
照)。
【0021】他方、図3及び図4に示すように、ドリッ
パー6は把手25付きで、三角ペーパーフィルタ26を
装着することができる内部形状を有している。すなわ
ち、ドリッパー6の下半部6bは少なくとも内部形状が
漏斗状をし、上半部6cは下半部の6bの長径よりも大
きな内径の円筒状をしていて、この下半部6bと上半部
6cとを一体に成形してドリッパー6の全体が構成され
ている。したがって、下半部6bと上半部6cとの接続
部分の内側は平坦な段部6dになり、この部分が水溜め
部となっている。下半部6bの底部には抽出口6aが形
成されている。なお、下半部6bはその内部形状が三角
ペーパーフィルター26を安定して支持できるように漏
斗状をしていればよいのであり、外部形状は特に限定さ
れず、図示した漏斗状であっても、円筒状であってもよ
い。
【0022】ドリッパー6の開口上縁部27には、前述
した装置本体1のドリッパー装着部4のテーパー部22
と同じ配置で係止突片28が突設されている。したがっ
て、係止突片28をテーパー部22間の切れ目に合わせ
た状態(「セット」表記24Aの位置に把手25を合わ
せた状態)でドリッパー4を環状リブ21内に下から押
し付け、その状態で右に回転させて係止突片28をテー
パー部22の上側に滑り込ませてテーパー部22上に係
止させることにより、ドリッパー6の全体がドリッパー
装着部4に装着され、手を離しても落ちない状態になる
(この状態では把手25は「レギュラー」表記24Bの
位置になる。図2(b)参照)。レギュラーコーヒーを
作る場合にはこの状態でヒーターにより加熱することに
なるが、さらに把手25を持って右に回転させると、係
止突片28がテーパー部22をさらに上り、開口上縁部
26の全体がシール材23に密着し、ドリッパー6が密
閉状態になる(図2(a)参照。この状態では把手25
は「エスプレッソ」表記24Cの位置になる)。エスプ
レッソコーヒーを作る場合にはこの状態までドリッパー
6を回転させ、ヒーターにより加熱する。
【0023】図2に示すように、揚水パイプ31は水タ
ンク2からドリッパー装着部4に至るように配管され、
その一端の取水口31aは水タンク2内の底部近くに位
置し、他端の噴出口31bはドリッパー装着部4の下面
中央に位置し、ドリッパー6内に熱水を噴出するように
してある。そしてこの揚水パイプ31の水タンク2内を
通っている部分において、吐出パイプ17の吐出口17
aよりも高い位置に圧力調整孔32が穿たれている。
【0024】この圧力調整孔32により、揚水パイプ3
1内を熱水が通り始める前には水タンク2内の気相部分
とドリッパー6側とが連通状態になり、気圧が一致して
いる。したがって、水タンク2内の水が加熱沸騰される
まで、気相部分の蒸気圧が上昇して行くが、その間、水
タンク2内とドリッパー6内の気圧がほぼ一様に上昇し
ていき、ドリッパー6側が水タンク2内に対して負圧に
なることがない。この結果、十分に加熱される前のぬる
い湯が水タンク2からドリッパー6側に揚水パイプ31
を通して揚水されることがなく、水が十分に沸騰して水
タンク2内の蒸気圧が2,3気圧程度(水温にして10
3℃前後)まで上昇して初めて揚水されるようになり、
おいしいコーヒーの抽出ができるようになる。
【0025】なお、蒸気圧は1.03〜1.1気圧程度
であってもコーヒーの抽出は十分に可能である。
【0026】圧力調整孔32を吐出パイプ17の吐出口
17aよりも高い位置に設けている理由は、次による。
最大注水水位はこの吐出口17aの位置よりも低い設定
になっている。ユーザーは、最初にボトル7を利用して
それに書かれている目盛りを目安にして必要量だけ水を
入れ、次にボトル7から水タンク2内に注水するのが適
切な注水手順である。しかしながら、ユーザーが水タン
ク2の蓋11を取り、目分量で注水する場合も考えられ
る。そのような場合、水タンク2内が暗いために水位が
分からず、外から見える吐出口17aの位置を目安にし
て注水することが予想される。そこで、この吐出口17
aの高さを最大許容水位とし、この位置まで注水されて
も、圧力調整孔32が上述した機能を発揮することがで
きるように配慮しているのである。
【0027】装置本体1のふさわしい位置には、ヒータ
ー13への通電/停止のためのスイッチ(図示せず)が
備えられている。
【0028】次に、上記の構成のコーヒーメーカーの動
作を説明する。
【0029】<エスプレッソコーヒー抽出>エスプレッ
ソ方式とは、コーヒー粉に水蒸気等の圧力で熱した水を
浸透させ、強制的にコーヒー液を抽出するものである。
【0030】図5を参照してエスプレッソコーヒーを抽
出する場合に必要な操作と動作を説明する。ドリッパー
6内にふさわしい三角ペーパーフィルタ26を入れ、必
要量のコーヒー粉41を入れ、把手25をドリッパー装
着部4の前面に設けられている表記「セット」24Aに
位置にしてドリッパー6を下からドリッパー装着部4の
リブ21内にはめ込み、右に回転させて把手25が表記
「エスプレッソ」24Cの位置になるまで右に大きく回
転させる。
【0031】これにより、ドリッパー6の開口上縁部2
7の各係止突片28がドリッパー装着部4の下面のリブ
21内に設けられている各テーパー部22上をスライド
して押し上げられ、開口上縁部27の上面全体がシール
材23に密着し、ドリッパー6が密閉状態で固定される
ことになる。他方、ドリッパー6の取付と前後して、蓋
11をはずして必要量の水19を水タンク2内に注水
し、蓋11を確実に閉める。これによって水タンク2内
も密閉状態になる。このとき、水タンク2の気相部分と
ドリッパー6内とは揚水パイプ31とそれに設けられた
圧力調整孔32により連通していて、同じ気圧である。
【0032】こうして、ドリッパー6をドリッパー装着
部4に装着し、ボトル7をボトル支持部5上に載置し、
水タンク2に水19を入れて蓋11をした状態で、スイ
ッチ(図示せず)を投入してヒーター13への通電を開
始する。
【0033】ヒーター13が発熱すると、水タンク2内
の水19は、導出パイプ16−循環パイプ15−吐出パ
イプ17−水タンク2と循環しながら加熱され沸騰す
る。そして水19が沸騰を続けると、水タンク2内の気
相部分の蒸気圧が上昇し、液面WLを押し下げる力が働
くようになり、これによって水タンク2内の熱水19は
揚水パイプ31を通り、上に押し上げられてドリッパー
6内へ噴出するようになる。
【0034】ドリッパー6内にある程度の熱水が溜まる
と、水タンク2の部分とドリッパー6の内部とがほぼ密
閉状態(ただし、抽出口6aを介して大気と連通してい
るので完全な気密ではないが、コーヒー粉41の存在に
よって実質的に密閉状態となる。)のためにドリッパー
6の内部に高い蒸気圧(ここでは、1.03〜1.1気
圧)が加わり、熱水はその蒸気圧によってコーヒー粉4
1を通過してボトル7内へ抽出口6aから抽出される。
【0035】尚,ドリッパー内の蒸気圧は、抽出口6a
と圧力調整孔32の穴の大きさを所定値にすることで
1.03〜1.1気圧に設定してある。
【0036】こうして、ドリッパー6においてコーヒー
粉41の部分に熱水19を高い蒸気圧によって強制的に
通過させてコーヒー液を抽出するので、エスプレッソコ
ーヒーができるのである。
【0037】<レギュラーコーヒー抽出>図6を参照し
てレギュラー(ドリップ抽出式)コーヒーを抽出する場
合に必要な操作と動作を説明する。ドリッパー6内にふ
さわしい三角ペーパーフィルタ26を入れ、必要量のコ
ーヒー粉41を入れ、把手25をドリッパー装着部4の
前面に設けられている表記「セット」24Aに位置にし
てドリッパー6を下からドリッパー装着部4のリブ21
内にはめ込み、右に少しく回転させて把手25を表記
「レギュラー」24Bの位置にする。
【0038】これにより、ドリッパー6の開口上縁部2
7の各係止突片28がドリッパー装着部4の下面のリブ
21内に設けられている各テーパー部22上をスライド
して少しだけ押し上げられた状態で係止される。この状
態では、ドリッパー6の開口上縁部27の上面とドリッ
パー装着部4の下面のシール材23との間には間隙があ
く。したがって、ドリッパー6は大気開放状態でドリッ
パー装着部4に取付けられたことになる。このドリッパ
ー6の装着操作と前後して、蓋11をはずして必要量
(エスプレッソコーヒーの場合よりも1人前当たりの水
量は多くなる)の水19を水タンク2内に注水し、蓋1
1を確実に閉める。これによって水タンク2内は密閉状
態になる。
【0039】こうして、ドリッパー6をドリッパー装着
部4に装着し、ボトル7をボトル支持部5上に載置し、
水タンク2に水19を入れて蓋11をした状態で、スイ
ッチ(図示せず)を投入してヒーター13への通電を開
始する。
【0040】ヒーター13が発熱すると、水タンク2内
の水19は、導出パイプ16−循環パイプ15−吐出パ
イプ17−水タンク2と循環しながら加熱され沸騰す
る。そして水19が沸騰を続けると、水タンク2内の気
相部分の蒸気圧が上昇し、液面WLを押し下げる力が働
くようになり、これによって水タンク2内の熱水19は
揚水パイプ31を通り、上に押し上げられてドリッパー
6内へ噴出するようになる。
【0041】エスプレッソコーヒーの抽出の場合とは異
なり、レギュラーコーヒー抽出の場合には水量が多いの
で、ドリッパー6に一時的に溜まる熱水量も多くなる
が、その多めの水量のために水位が段部6dよりも高く
なると、その部分から上方の内容積が段違いに大きくな
っているためにあふれさせることなくドリッパー6内に
溜めておくことができる。
【0042】そしてドリッパー6内は大気開放状態であ
るので、ドリッパー6の内部には圧力が加わらず、通常
のドリップ式コーヒーメーカーと同様に、ドリッパー6
内に一時的に溜められた熱水19は自重によってコーヒ
ー粉41の部分を通過し、コーヒー抽出液となって抽出
口6aからボトル7内へ滴下していく。
【0043】このようにして、第1の実施の形態のコー
ヒーメーカーでは、同じ装置によってドリッパー6の装
着角度を変更するだけでエスプレッソコーヒーとレギュ
ラーコーヒーとのどちらでも抽出することができるので
ある。
【0044】なお、ドリッパー6の構造は、図7に示し
たものにしてもよい。図7に示したドリッパー6は、ス
テンレスベルト51を胴体52の周りに巻き付け、この
ステンレスベルト51の両端53,54の部分を重ね、
裏から止め板55を差し込み、把手25内に差し入れた
止めねじ56によって把手25、端部53,54そして
止め板55を一体にして締め付け、ステンレスベルト5
1をドリッパー胴体52の周りに締め付けた構造であ
る。
【0045】これにより、把手25はドリッパー5と一
体となり、しかも、ドリッパー5の胴体52の周囲がス
テンレスベルト51によって二層構造となって強度の向
上と保温性の向上が図れる。
【0046】また、ドリッパー6内部を密閉状態と大気
開放状態に切り替えるための圧力調整手段は、図8及び
図9に示した構成のものを採用してもよい。つまり、装
置本体1のドリッパー装着部4のリブ21の内側に相当
する適切な位置において、当該ドリッパー装着部4を上
下に貫通する通気孔4aを形成している。そしてこの通
気孔4a内に開閉弁61を設け、これをレバー62によ
って外部に露出している操作摘み63と接続している。
【0047】このような構成の圧力調整手段を採用した
場合、ドリッパー装着部4側に第1の実施の形態のよう
な「レギュラー」の回転位置、したがって「レギュラ
ー」の表記24Bを設ける必要はなく、ドリッパー6を
ドリッパー装着部4に「セット」表記24Aの位置で装
着した後、第1の実施の形態における「エスプレッソ」
の表記24C(この表記に代えて、「固定」の表記にす
る)の位置まで大きく回転させて固定する。
【0048】これにより、次のようにして同じ装置によ
ってエスプレッソコーヒー、レギュラーコーヒーのどち
らでも好みに応じて抽出する。
【0049】<エスプレッソコーヒー抽出>この場合、
上述した方法でドリッパー6を第1の実施の形態で説明
した「エスプレッソ」の表記の相当する位置に把手25
が来るまで回転させて固定する。そして、摘み63を操
作して開閉弁61を図9(b)に示す状態、つまり通気
孔4aを閉塞する状態にする。これにより、ドリッパー
6の内部は密閉状態となる。
【0050】したがって、この状態で第1の実施の形態
と同様にヒーター13によって水タンク2内の水19を
加熱沸騰させることにより、エスプレッソコーヒーが抽
出できる。
【0051】<レギュラーコーヒー抽出>ドリッパー6
はエスプレッソコーヒー抽出の場合と同様の状態でドリ
ッパー装着部4に装着する。そして、摘み63を操作し
て開閉弁61を図9(a)に示す状態、つまり通気孔4
aを開放する状態にする。これにより、ドリッパー6の
内部は大気開放状態となる。したがって、この状態で第
1の実施の形態と同様にヒーター13によって水タンク
2内の水19を加熱沸騰させることにより、レギュラー
コーヒーが抽出できる。
【0052】この図8及び図9に示す構成の圧力調整手
段を採用した場合、第1の実施の形態と同様にエスプレ
ッソコーヒーとレギュラーコーヒーとを同じ装置で圧力
調整手段による切り替え操作だけで選択して抽出するこ
とができる。その上、特に頻繁に脱着するドリッパー6
の装着状態がエスプレッソコーヒー抽出の場合も、レギ
ュラーコーヒー抽出の場合も同じであり、しかもしっか
り固定される状態まで回転させ、コーヒーの選択は摘み
63を回すことによって行うので、ドリッパー6の装着
状態が安定し、また操作の煩わしさが少ない。
【0053】なお、圧力調整手段の構造は上記のものに
限定されることはなく、通気孔4aを開閉操作すること
ができる弁構造であれば一般に利用されている他の各種
のものが採用できる。
【0054】また、上記の実施の形態では、コーヒーメ
ーカーの外観を図1に示したように左右ほぼ対象な形状
のものにして重量的なバランスと意匠的な効果に配慮し
たが、本発明はこれに限らず、コーヒーミル機能を省略
したもの、またコーヒーミル3を装置本体1の側面に補
足的に付加した構造のものでもかまわない。
【0055】さらに、上記の実施の形態のコーヒーメー
カーはエスプレッソコーヒーとレギュラーコーヒーとの
どちらでも作れるものであるが、本発明の場合、三角ペ
ーパーフィルター方式のドリッパーを利用してエスプレ
ッソコーヒーを抽出するコーヒーメーカーが要旨であ
り、レギュラーコーヒーの抽出機構を備えていないもの
であってもよい。その場合、ドリッパー6を密閉状態に
することができる任意の手段、つまり密閉手段を備えて
いればよい。例えば、上記の実施の形態においては、ド
リッパーのレギュラー用の回転位置を省略した構成にす
ることができる。
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
水タンク内の水が沸騰すると、水タンクが密閉されてい
るのでその内部の蒸気圧が上昇して熱水の液面を加圧
し、揚水パイプを通じて熱水をドリッパー内に噴出させ
てコーヒー液を抽出し、ボトルにコーヒー抽出液を滴下
して溜めることができ、この際、密閉手段によってドリ
ッパー内を1〜3気圧の内圧に耐える密閉状態にしてい
るので、蒸気圧の上昇に伴ってコーヒー液の抽出圧力も
高くなり、三角ペーパーフィルタを通してエスプレッソ
コーヒーを抽出することができる。
【0056】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、圧力調整手段によりドリッパー内を密
閉状態にしてコーヒー抽出を行えば高い蒸気圧でエスプ
レッソコーヒーを抽出し、圧力調整手段によってドリッ
パー内を大気開放状態にしてコーヒー抽出を行えば、通
常のペーパーフィルタによるレギュラーコーヒーを抽出
(ドリップ抽出)することができ、同じ1つの装置を利
用してエスプレッソコーヒーとレギュラーコーヒーとの
どちらでも作ることができる。
【0057】請求項3の発明によれば、ドリッパーをそ
の下半部の内側形状が三角ペーパーフィルタの形状に対
応した漏斗状とし、上半部は円筒形状とし、しかも上半
部の内径を下半部の上端部の内径よりも大きくして両者
間に水溜め用の段部を形成したことにより、エスプレッ
ソコーヒーを抽出する際のように少量の水を使う場合に
はほとんどドリッパーの下半部にだけ抽出用熱水を溜
め、レギュラーコーヒーを抽出する際のように大量の水
で抽出する場合にはドリッパーの上半部にも抽出用熱水
を溜めることができ、抽出用熱水の水量に大きな差があ
っても同じドリッパーが使用できるようになる。
【0058】請求項4の発明によれば、装置本体内に形
成された密閉可能な水タンクと、水タンク内の水を沸騰
させるため、装置本体内に組み込まれたヒーターと、水
タンクの水底部からヒーターの部分に水を導出し、当該
ヒーターによって加熱された熱水を水タンク内の上部気
中に吐出させる循環パイプと、装置本体のドリッパー装
着部に脱着可能に装着された三角ペーパーフィルター方
式のドリッパーと、ドリッパーで抽出されたコーヒー抽
出液を溜めるボトルと、装置本体内の水タンクの底部近
くからドリッパー内に至る部分に設けられた揚水パイプ
と、ドリッパー内を密閉状態にする密閉手段とを備えた
コーヒーメーカーにおいて、揚水パイプの水タンクの上
部気中に露出している部分において、循環パイプの熱水
の吐出口よりも高い位置に圧力調整孔を形成したので、
ユーザーが目分量で水タンクに誤って過剰に水を注入す
るような場合でも、常に十分に沸騰した熱水によってコ
ーヒーを抽出することができる。
【0059】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
発明の効果に加えて、ドリッパーに把手を設けたので、
高温水を使用して抽出した後、ペーパーフィルターとコ
ーヒー粉を捨てるためにドリッパーを装置本体から取り
外し、持ち運ぶ際に取り扱いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のコーヒーメーカー
の斜視図。
【図2】上記の実施の形態のエスプレッソコーヒー抽出
時の状態、レギュラーコーヒー抽出時の状態それぞれの
断面図。
【図3】上記の実施の形態におけるドリッパー装着部及
びドリッパーを示す分解斜視図。
【図4】上記の実施の形態におけるドリッパーの一部破
断せる斜視図。
【図5】上記の実施の形態によるエスプレッソコーヒー
の抽出動作を示す説明図。
【図6】上記の実施の形態によるレギュラーコーヒーの
抽出動作を示す説明図。
【図7】上記の実施の形態に使用する他のドリッパーの
構造を示す分解斜視図。
【図8】上記の実施の形態におけるドリッパー部分の圧
力調整手段に他の構成のものを採用したコーヒーメーカ
ーの断面図。
【図9】上記の他の構成例の圧力調整手段の説明図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 水タンク 3 コーヒーミル 4 ドリッパー装着部 4a 通気孔 5 ボトル支持部 6 ドリッパー 6a 抽出口 6b 下半部 6c 上半部 6d 段部 7 ボトル 11 蓋 13 ヒーター 15 循環パイプ 16 導出パイプ 17 吐出パイプ 18 逆止弁 19 水 21 リブ 22 テーパー部 23 シール材 24A 「セット」表記 24B 「レギュラー」表記 24C 「エスプレッソ」表記 25 把手 26 ペーパーフィルター 27 開口上縁部 28 係止突片 31 揚水パイプ 31a 取水口 31b 噴出口 32 圧力調整孔 41 コーヒー粉 51 ステンレスベルト 61 開閉弁 63 摘み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 哲 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (72)発明者 西野 悦子 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (72)発明者 露木 育夫 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (72)発明者 北村 一夫 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (56)参考文献 特開 平3−210215(JP,A) 特開 平10−174652(JP,A) 特開 昭62−213711(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/057 A47J 31/30

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に形成された密閉可能な水タ
    ンクと、 前記水タンク内の水を加熱沸騰させるために前記装置本
    体内に組み込まれたヒーターと、 前記装置本体のドリッパー装着部に脱着可能に装着され
    た、三角ペーパーフィルタ方式のドリッパーと、 前記ドリッパーで抽出されたコーヒー抽出液を溜めるボ
    トルと、 前記装置本体内の前記水タンクの底部近くから前記ドリ
    ッパー内に至る部分に設けられた揚水パイプと、 前記ドリッパー内を1〜3気圧の内圧に耐える密閉状態
    にする密閉手段とを備えたコーヒーメーカー。
  2. 【請求項2】 前記ドリッパー内を1〜3気圧の内圧に
    耐える密閉状態又は大気開放状態に切り換える圧力調整
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒ
    ーメーカー。
  3. 【請求項3】 前記ドリッパーは、その下半部の内側形
    状が前記三角ペーパーフィルタの形状に対応した漏斗状
    をし、その上半部が円筒形状をし、前記上半部の内径を
    前記下半部の上端部の内径よりも大きくし、両者間に水
    溜め用の段部を形成したことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のコーヒーメーカー。
  4. 【請求項4】 装置本体内に形成された密閉可能な水タ
    ンクと、 前記水タンク内の水を沸騰させるため、前記装置本体内
    に組み込まれたヒーターと、 前記水タンクの底部近くから前記ヒーターの部分に水を
    導出し、当該ヒーターによって加熱された熱水を前記水
    タンク内の上部気中に吐出させる循環パイプと、 前記装置本体のドリッパー装着部に脱着可能に装着され
    た、三角ペーパーフィルタ方式のドリッパーと、 前記ドリッパーで抽出されたコーヒー抽出液を溜めるボ
    トルと、 前記装置本体内の前記水タンクの底部近くから前記ドリ
    ッパー内に至る部分に設けられた揚水パイプと、 前記ドリッパー内を1〜3気圧の内圧に耐える密閉状態
    にする密閉手段と、 前記揚水パイプの前記水タンクの上部気中に露出してい
    る部分において、前記循環パイプの熱水の吐出口よりも
    高い位置に圧力調整孔を形成したことを特徴とするコー
    ヒーメーカー。
  5. 【請求項5】 前記ドリッパーに把手を設けたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコーヒーメー
    カー。
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