JP3097067B2 - 印字検査装置 - Google Patents
印字検査装置Info
- Publication number
- JP3097067B2 JP3097067B2 JP06022196A JP2219694A JP3097067B2 JP 3097067 B2 JP3097067 B2 JP 3097067B2 JP 06022196 A JP06022196 A JP 06022196A JP 2219694 A JP2219694 A JP 2219694A JP 3097067 B2 JP3097067 B2 JP 3097067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image
- character
- background
- luminance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検査物を撮像して得
られた画像情報に基づき、その被検査物に印字された文
字を検査する印字検査装置に関するものである。
られた画像情報に基づき、その被検査物に印字された文
字を検査する印字検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印字検査装置は、工場において被検査物
に印字された製造年月日等の文字の品質を検査する場合
等に使用される。たとえば、被検査物がペットボトルで
ある場合には、製造年月日等の文字は、ペットボトルの
胴部に貼り付けられた、商品名等が印刷された印刷フィ
ルム上に黒色で印字される。従来の印字検査装置では、
搬送される被検査物が撮像位置に到達したことをセンサ
で検知し、センサからの検知信号に基づきストロボを発
光させ、CCDカメラで被検査物を撮像する。そして、
CCDカメラから出力された画像信号を画像処理部で処
理した後、予め設定した適正な画像と比較することによ
り、製造年月日等の文字が正しく印字されているか否か
を判定している。かかる従来の印字検査装置では、白黒
のCCDカメラを用いているため、一様な明るい色彩の
背景上に文字が印字されている場合のみ、文字の品質を
正確に判定することができる。
に印字された製造年月日等の文字の品質を検査する場合
等に使用される。たとえば、被検査物がペットボトルで
ある場合には、製造年月日等の文字は、ペットボトルの
胴部に貼り付けられた、商品名等が印刷された印刷フィ
ルム上に黒色で印字される。従来の印字検査装置では、
搬送される被検査物が撮像位置に到達したことをセンサ
で検知し、センサからの検知信号に基づきストロボを発
光させ、CCDカメラで被検査物を撮像する。そして、
CCDカメラから出力された画像信号を画像処理部で処
理した後、予め設定した適正な画像と比較することによ
り、製造年月日等の文字が正しく印字されているか否か
を判定している。かかる従来の印字検査装置では、白黒
のCCDカメラを用いているため、一様な明るい色彩の
背景上に文字が印字されている場合のみ、文字の品質を
正確に判定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近市
場に出回っているペットボトルでは、印刷フィルムにさ
まざまな着色された模様(但し、黒色を除く。)が印刷
されているものが多い。このため、製造年月日等の文字
は背景の模様等と重なって印字されることがある。ま
た、製造年月日等の文字をインクジェットプリンタ等を
用いて印字する際にペットボトルの向きは一定しておら
ず、各製品毎に製造年月日等の文字は印刷フィルムの異
なる模様上に印字される。かかる場合、従来の印字検査
装置では製造年月日等の文字の品質を正確に判定するこ
とができず、文字の品質検査を行っていないのが現状で
ある。
場に出回っているペットボトルでは、印刷フィルムにさ
まざまな着色された模様(但し、黒色を除く。)が印刷
されているものが多い。このため、製造年月日等の文字
は背景の模様等と重なって印字されることがある。ま
た、製造年月日等の文字をインクジェットプリンタ等を
用いて印字する際にペットボトルの向きは一定しておら
ず、各製品毎に製造年月日等の文字は印刷フィルムの異
なる模様上に印字される。かかる場合、従来の印字検査
装置では製造年月日等の文字の品質を正確に判定するこ
とができず、文字の品質検査を行っていないのが現状で
ある。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文字が
印字された場合でも文字を正確に検査することができる
印字検査装置を提供することを目的とするものである。
であり、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文字が
印字された場合でも文字を正確に検査することができる
印字検査装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明に係る印字検査装置は、文字が
印字された被検査物を撮像し、R信号、G信号及びB信
号を出力するカラー撮像手段と、前記R信号、G信号及
びB信号を加算処理することにより、前記文字について
の輝度を背景に対して強調した画像信号を得る加算処理
手段と、前記加算処理手段から出力された前記画像信号
に基づいて前記文字の検査を行う文字画像検査手段と、
を備えることを特徴とするものである。
めの請求項1記載の発明に係る印字検査装置は、文字が
印字された被検査物を撮像し、R信号、G信号及びB信
号を出力するカラー撮像手段と、前記R信号、G信号及
びB信号を加算処理することにより、前記文字について
の輝度を背景に対して強調した画像信号を得る加算処理
手段と、前記加算処理手段から出力された前記画像信号
に基づいて前記文字の検査を行う文字画像検査手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明に係る印字検査装置
は、請求項1記載の発明において、前記カラー撮像手段
から送られた前記R信号、G信号及びB信号の各出力に
それぞれ所定の比率を乗じて前記R信号、G信号及びB
信号を前記加算処理手段に出力する比率調整手段を設け
たことを特徴とするものである。
は、請求項1記載の発明において、前記カラー撮像手段
から送られた前記R信号、G信号及びB信号の各出力に
それぞれ所定の比率を乗じて前記R信号、G信号及びB
信号を前記加算処理手段に出力する比率調整手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の発明に係る印字検査装置
は、請求項1又は2記載の発明において、前記文字は黒
色であり、背景には着色された模様が施されていること
を特徴とするものである。請求項4記載の発明に係る印
字検査装置は文字が印刷された被検査物を撮像するカラ
ー撮像手段からのR信号、G信号及びB信号を加算処理
することにより、前記文字についての輝度を背景に対し
て強調した画像信号を得る加算処理手段と、該加算処理
手段から出力された前記画像信号に基づいて前記文字の
検査を行う文字画像検査手段とを備えることを特徴とす
るものである。 請求項5記載の発明に係る印字検査装置
は前記R信号、G信号及びB信号の各出力にそれぞれ所
定の比率を乗じて前記各信号を前記加算処理手段に出力
する比率調整手段をさらに設けたことを特徴とするもの
である。
は、請求項1又は2記載の発明において、前記文字は黒
色であり、背景には着色された模様が施されていること
を特徴とするものである。請求項4記載の発明に係る印
字検査装置は文字が印刷された被検査物を撮像するカラ
ー撮像手段からのR信号、G信号及びB信号を加算処理
することにより、前記文字についての輝度を背景に対し
て強調した画像信号を得る加算処理手段と、該加算処理
手段から出力された前記画像信号に基づいて前記文字の
検査を行う文字画像検査手段とを備えることを特徴とす
るものである。 請求項5記載の発明に係る印字検査装置
は前記R信号、G信号及びB信号の各出力にそれぞれ所
定の比率を乗じて前記各信号を前記加算処理手段に出力
する比率調整手段をさらに設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成によって、カ
ラー撮像手段で得られたR信号、G信号及びB信号を加
算処理手段で加算処理することにより、背景の部分に対
する輝度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きく
することができるので、文字についての輝度を背景に対
して強調した画像信号を得ることができる。このため、
かかる画像信号に基づいて文字の検査を行うことによ
り、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文字が印字
された場合でも文字を正確に検査することができる。
ラー撮像手段で得られたR信号、G信号及びB信号を加
算処理手段で加算処理することにより、背景の部分に対
する輝度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きく
することができるので、文字についての輝度を背景に対
して強調した画像信号を得ることができる。このため、
かかる画像信号に基づいて文字の検査を行うことによ
り、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文字が印字
された場合でも文字を正確に検査することができる。
【0009】請求項2記載の発明は前記の構成によっ
て、カラー撮像手段から送られたR信号、G信号及びB
信号の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G
信号及びB信号を加算処理手段に出力する比率調整手段
を設けたことにより、文字についての輝度を背景に対し
てより鮮明に強調した画像信号を得ることができると共
に、文字の印字位置が背景に対して一定していない場合
でも文字を正確に検査することができる。
て、カラー撮像手段から送られたR信号、G信号及びB
信号の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G
信号及びB信号を加算処理手段に出力する比率調整手段
を設けたことにより、文字についての輝度を背景に対し
てより鮮明に強調した画像信号を得ることができると共
に、文字の印字位置が背景に対して一定していない場合
でも文字を正確に検査することができる。
【0010】請求項3記載の発明は前記の構成によっ
て、請求項1記載の発明と同様の作用を奏する。請求項
4記載の発明は前記の構成によって、カラー撮像手段で
得られたR信号、G信号及びB信号を加算処理手段で加
算処理することにより、背景の部分に対する輝度と文字
の部分に対する輝度との差を十分大きくすることができ
るので、文字についての輝度を背景に対して強調した画
像信号を得ることができる。このため、かかる画像信号
に基づいて文字の検査を行うことにより、黒以外の色で
着色された模様上に黒色の文字が印字された場合でも文
字を正確に検査することができる。 請求項5記載の発明
は前記の構成によって、カラー撮像手段から送られたR
信号、G信号及びB信号の各出力にそれぞれ所定の比率
を乗じてR信号、G信号及びB信号を加算処理手段に出
力する比率調整手段を設けたことにより、文字について
の輝度を背景に対してより鮮明に強調した画像信号を得
ることができると共に、文字の印字位置が背景に対して
一定していない場合でも文字を正確に検査することがで
きる。
て、請求項1記載の発明と同様の作用を奏する。請求項
4記載の発明は前記の構成によって、カラー撮像手段で
得られたR信号、G信号及びB信号を加算処理手段で加
算処理することにより、背景の部分に対する輝度と文字
の部分に対する輝度との差を十分大きくすることができ
るので、文字についての輝度を背景に対して強調した画
像信号を得ることができる。このため、かかる画像信号
に基づいて文字の検査を行うことにより、黒以外の色で
着色された模様上に黒色の文字が印字された場合でも文
字を正確に検査することができる。 請求項5記載の発明
は前記の構成によって、カラー撮像手段から送られたR
信号、G信号及びB信号の各出力にそれぞれ所定の比率
を乗じてR信号、G信号及びB信号を加算処理手段に出
力する比率調整手段を設けたことにより、文字について
の輝度を背景に対してより鮮明に強調した画像信号を得
ることができると共に、文字の印字位置が背景に対して
一定していない場合でも文字を正確に検査することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例である印字検査
装置の概略構成図である。
して説明する。図1は本発明の一実施例である印字検査
装置の概略構成図である。
【0012】図1に示す印字検査装置は、センサ12
と、ストロボ光源14と、ストロボ駆動部16と、カラ
ー撮像手段としてのカラーCCDカメラ18と、比率調
整回路22と、加算処理回路24と、文字画像検査装置
30とを備えるものである。本実施例では、被検査物が
清涼飲料水等の容器として用いられるペットボトル2で
あって、そのペットボトル2に印字された製造年月日等
の文字についてその品質を検査する場合を考える。ここ
で、製造年月日等の文字は、ペットボトル2の胴部に貼
り付けられた、商品名や模様等が印刷された印刷フィル
ム2a上にインクジェットプリンタを用いて印字され
る。また、商品名や模様は印刷フィルム2aに黒以外の
色で印刷されており、製造年月日等の文字は黒色で印字
される。尚、被検査物はコンベア等の搬送手段(不図
示)で搬送される。
と、ストロボ光源14と、ストロボ駆動部16と、カラ
ー撮像手段としてのカラーCCDカメラ18と、比率調
整回路22と、加算処理回路24と、文字画像検査装置
30とを備えるものである。本実施例では、被検査物が
清涼飲料水等の容器として用いられるペットボトル2で
あって、そのペットボトル2に印字された製造年月日等
の文字についてその品質を検査する場合を考える。ここ
で、製造年月日等の文字は、ペットボトル2の胴部に貼
り付けられた、商品名や模様等が印刷された印刷フィル
ム2a上にインクジェットプリンタを用いて印字され
る。また、商品名や模様は印刷フィルム2aに黒以外の
色で印刷されており、製造年月日等の文字は黒色で印字
される。尚、被検査物はコンベア等の搬送手段(不図
示)で搬送される。
【0013】センサ12は、搬送されるペットボトル2
がカラーCCDカメラ18に近づいて、撮像位置に到達
したことを検知し、検知信号を出力するものである。ス
トロボ光源14は、ペットボトル2に照射する閃光の光
源であり、この照明下でペットボトル2の印刷フィルム
2a上の印字部分が撮像される。また、ストロボ駆動部
16は、センサ12からの検知信号を取り込むタイミン
グでストロボ光源14を発光させる。
がカラーCCDカメラ18に近づいて、撮像位置に到達
したことを検知し、検知信号を出力するものである。ス
トロボ光源14は、ペットボトル2に照射する閃光の光
源であり、この照明下でペットボトル2の印刷フィルム
2a上の印字部分が撮像される。また、ストロボ駆動部
16は、センサ12からの検知信号を取り込むタイミン
グでストロボ光源14を発光させる。
【0014】カラーCCDカメラ18は、単板式のもの
であり、撮像素子の各画素毎に赤(R)、緑(G)、青
(B)の色フィルタが設けられている。かかるカラーC
CDカメラ18では、撮像レンズにより撮像素子上にペ
ットボトル2の印字部分についての光学像を二次元の画
像として結像させ、撮像素子上で光電変換を行って光学
像に対応した電荷をR信号、G信号、B信号として発生
させる。ここで、R信号は、赤の色フィルタが設けられ
た画素から得られる輝度信号であり、赤色光の輝度が高
められる。G信号は、緑の色フィルタが設けられた画素
から得られる輝度信号であり、緑色光の輝度が高められ
る。そして、G信号は、青の色フィルタが設けられた画
素から得られる輝度信号であり、青色光の輝度が高めら
れる。これらR信号、G信号及びB信号は、画像信号と
して比率調整回路22に出力される。
であり、撮像素子の各画素毎に赤(R)、緑(G)、青
(B)の色フィルタが設けられている。かかるカラーC
CDカメラ18では、撮像レンズにより撮像素子上にペ
ットボトル2の印字部分についての光学像を二次元の画
像として結像させ、撮像素子上で光電変換を行って光学
像に対応した電荷をR信号、G信号、B信号として発生
させる。ここで、R信号は、赤の色フィルタが設けられ
た画素から得られる輝度信号であり、赤色光の輝度が高
められる。G信号は、緑の色フィルタが設けられた画素
から得られる輝度信号であり、緑色光の輝度が高められ
る。そして、G信号は、青の色フィルタが設けられた画
素から得られる輝度信号であり、青色光の輝度が高めら
れる。これらR信号、G信号及びB信号は、画像信号と
して比率調整回路22に出力される。
【0015】比率調整回路22と加算処理回路24は、
カラーCCDカメラ18から出力されたR信号、G信号
及びB信号に基づいて背景から文字を抽出する処理を行
うものである。比率調整回路22は、R信号、G信号及
びB信号の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じて、R信
号、G信号及びB信号を加算処理回路24に出力する。
加算処理回路24は、比率調整回路22から送られたR
信号、G信号及びB信号を加算処理する。比率調整回路
22では、R信号、G信号及びB信号が加算処理された
ときに、文字の部分に対する輝度が余り大きくならず、
しかも背景の部分に対する輝度と文字の部分に対する輝
度との差が十分大きくなるように比率を設定する。この
ため、加算処理回路24からは文字についての輝度が背
景に対して強調された画像信号を得ることができる。
カラーCCDカメラ18から出力されたR信号、G信号
及びB信号に基づいて背景から文字を抽出する処理を行
うものである。比率調整回路22は、R信号、G信号及
びB信号の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じて、R信
号、G信号及びB信号を加算処理回路24に出力する。
加算処理回路24は、比率調整回路22から送られたR
信号、G信号及びB信号を加算処理する。比率調整回路
22では、R信号、G信号及びB信号が加算処理された
ときに、文字の部分に対する輝度が余り大きくならず、
しかも背景の部分に対する輝度と文字の部分に対する輝
度との差が十分大きくなるように比率を設定する。この
ため、加算処理回路24からは文字についての輝度が背
景に対して強調された画像信号を得ることができる。
【0016】尚、文字の印字位置が背景に対して一定し
ていない場合には、予めいくつかの特徴的な背景上に文
字を印字し、各印字部分を撮像して得られたR信号、G
信号及びB信号をそのまま出力し、実際に背景と文字と
のコントラストを確認して比率を設定することが望まし
い。これにより、文字がどのような背景上に印字された
場合にも、文字についての輝度が背景に対して強調され
た画像信号を得ることができる。
ていない場合には、予めいくつかの特徴的な背景上に文
字を印字し、各印字部分を撮像して得られたR信号、G
信号及びB信号をそのまま出力し、実際に背景と文字と
のコントラストを確認して比率を設定することが望まし
い。これにより、文字がどのような背景上に印字された
場合にも、文字についての輝度が背景に対して強調され
た画像信号を得ることができる。
【0017】文字画像検査装置30は、加算処理回路2
4からの画像信号を処理するものであり、画像処理部3
2と、画像判定部34とを有する。画像処理部32は、
加算処理回路24から出力された画像信号を二値化し、
その二値化された画像情報について、連結した領域の数
やその領域の面積等の特徴量データを抽出する。画像判
定部34は、画像処理部32から送られる文字の特徴量
データを、適正な文字についての対応する基準データと
比較することにより文字の品質の良否を判定する。尚、
画像処理部32及び画像判定部34としては、従来のも
のを使用することができる。
4からの画像信号を処理するものであり、画像処理部3
2と、画像判定部34とを有する。画像処理部32は、
加算処理回路24から出力された画像信号を二値化し、
その二値化された画像情報について、連結した領域の数
やその領域の面積等の特徴量データを抽出する。画像判
定部34は、画像処理部32から送られる文字の特徴量
データを、適正な文字についての対応する基準データと
比較することにより文字の品質の良否を判定する。尚、
画像処理部32及び画像判定部34としては、従来のも
のを使用することができる。
【0018】次に、本実施例の印字検査装置の動作につ
いて説明する。まず、ペットボトル2がカラーCCDカ
メラ18に近づき、センサ12がペットボトル2を検知
すると、センサ12は検知信号をストロボ駆動部16及
び画像処理部32に出力し、ストロボ駆動部16はこの
検知信号を取り込むタイミングでストロボ光源14を発
光させる。カラーCCDカメラ18はこの照明下でペッ
トボトル2の印刷フィルム2a上の印字部分を撮像し、
R信号、G信号及びB信号が得られる。
いて説明する。まず、ペットボトル2がカラーCCDカ
メラ18に近づき、センサ12がペットボトル2を検知
すると、センサ12は検知信号をストロボ駆動部16及
び画像処理部32に出力し、ストロボ駆動部16はこの
検知信号を取り込むタイミングでストロボ光源14を発
光させる。カラーCCDカメラ18はこの照明下でペッ
トボトル2の印刷フィルム2a上の印字部分を撮像し、
R信号、G信号及びB信号が得られる。
【0019】最初に、印字部分の第一の例として、白色
の下地の上に赤色の円、緑色の四角形、青色の三角形の
模様が施された背景上にA、B、Cの文字が印字された
場合について考える。図2(a)はこの印字部分を白黒
カメラで撮像した場合の画像を示す図、図2(b)は
(a)の画像について点線上(x方向)の各位置に対す
る信号出力を示す図、図3は本実施例の印字検査装置を
用いてその印字部分を撮像した場合に背景から文字を抽
出する処理を画像を用いて説明するための図、図4は図
3の各画像について点線上(x方向)の各位置に対する
信号出力を示す図である。
の下地の上に赤色の円、緑色の四角形、青色の三角形の
模様が施された背景上にA、B、Cの文字が印字された
場合について考える。図2(a)はこの印字部分を白黒
カメラで撮像した場合の画像を示す図、図2(b)は
(a)の画像について点線上(x方向)の各位置に対す
る信号出力を示す図、図3は本実施例の印字検査装置を
用いてその印字部分を撮像した場合に背景から文字を抽
出する処理を画像を用いて説明するための図、図4は図
3の各画像について点線上(x方向)の各位置に対する
信号出力を示す図である。
【0020】白黒カメラで撮像した場合には、図2
(a)及び(b)に示すように、赤、緑、青色の模様の
部分に対する輝度が文字の部分に対する輝度とほぼ同じ
くらい低下している。一方、本実施例の印字検査装置を
用いて撮像した場合には、R信号は、図3(a)及び図
4(a)に示すように、赤色模様の部分に対する輝度が
十分高められ、赤色模様と文字とのコントラストが強調
される。G信号は、図3(b)及び図4(b)に示すよ
うに、緑色模様の部分に対する輝度が十分高められ、緑
色模様と文字とのコントラストが強調される。そして、
B信号は、図3(c)及び図4(c)に示すように、青
色模様の部分に対する輝度が十分高められ、青色模様と
文字とのコントラストが強調される。尚、黒色文字の部
分に対する輝度は、図2(b)及び図4に示すように、
完全にゼロでなく、またその文字の周囲の背景色に応じ
て異なる。
(a)及び(b)に示すように、赤、緑、青色の模様の
部分に対する輝度が文字の部分に対する輝度とほぼ同じ
くらい低下している。一方、本実施例の印字検査装置を
用いて撮像した場合には、R信号は、図3(a)及び図
4(a)に示すように、赤色模様の部分に対する輝度が
十分高められ、赤色模様と文字とのコントラストが強調
される。G信号は、図3(b)及び図4(b)に示すよ
うに、緑色模様の部分に対する輝度が十分高められ、緑
色模様と文字とのコントラストが強調される。そして、
B信号は、図3(c)及び図4(c)に示すように、青
色模様の部分に対する輝度が十分高められ、青色模様と
文字とのコントラストが強調される。尚、黒色文字の部
分に対する輝度は、図2(b)及び図4に示すように、
完全にゼロでなく、またその文字の周囲の背景色に応じ
て異なる。
【0021】カラーCCDカメラ18で得られたR信
号、G信号及びB信号は比率調整回路22に送られる。
第一の例の場合には、模様の色が明るく、R信号、G信
号及びB信号の各信号はその色と同じ色の模様の部分に
対する輝度が十分高められるので、R信号、G信号及び
B信号に対する比率をすべて1.0に設定している。そ
して、比率調整回路22からR信号、G信号及びB信号
がそのまま加算処理回路24に出力されると、加算処理
回路24は、R信号、G信号及びB信号を加算処理す
る。加算処理された後は、図3(d)及び図4(d)に
示すように、背景の部分に対する輝度と文字の部分に対
する輝度との差が十分大きく、文字についての輝度が背
景に対して強調された画像信号が得られる。尚、図4
(d)において、加算処理されて輝度が基準値(たとえ
ば、白色の部分に対する輝度)以上になった場合には、
輝度をその基準値でカットして示している。
号、G信号及びB信号は比率調整回路22に送られる。
第一の例の場合には、模様の色が明るく、R信号、G信
号及びB信号の各信号はその色と同じ色の模様の部分に
対する輝度が十分高められるので、R信号、G信号及び
B信号に対する比率をすべて1.0に設定している。そ
して、比率調整回路22からR信号、G信号及びB信号
がそのまま加算処理回路24に出力されると、加算処理
回路24は、R信号、G信号及びB信号を加算処理す
る。加算処理された後は、図3(d)及び図4(d)に
示すように、背景の部分に対する輝度と文字の部分に対
する輝度との差が十分大きく、文字についての輝度が背
景に対して強調された画像信号が得られる。尚、図4
(d)において、加算処理されて輝度が基準値(たとえ
ば、白色の部分に対する輝度)以上になった場合には、
輝度をその基準値でカットして示している。
【0022】次に、印字部分の第二の例として、白色の
下地の上に暗赤色の円及び四角形、暗青色の三角形の模
様が施された背景上にA、B、Cの文字が印字された場
合について考える。図5(a)はこの印字部分を白黒カ
メラで撮像した場合の画像を示す図、図5(b)は
(a)の画像において点線上(x方向)の各位置に対す
る信号出力を示す図、図6は本実施例の印字検査装置を
用いてその印字部分を撮像した場合に背景から文字を抽
出する処理を画像を用いて説明するための図、図7は図
6の各画像において点線上(x方向)の各位置に対する
信号出力を示す図である。
下地の上に暗赤色の円及び四角形、暗青色の三角形の模
様が施された背景上にA、B、Cの文字が印字された場
合について考える。図5(a)はこの印字部分を白黒カ
メラで撮像した場合の画像を示す図、図5(b)は
(a)の画像において点線上(x方向)の各位置に対す
る信号出力を示す図、図6は本実施例の印字検査装置を
用いてその印字部分を撮像した場合に背景から文字を抽
出する処理を画像を用いて説明するための図、図7は図
6の各画像において点線上(x方向)の各位置に対する
信号出力を示す図である。
【0023】第二の例の場合は、模様の色が暗いため、
R信号は、図6(a)及び図7(a)に示すように、赤
色模様の部分に対する輝度が白色の下地部分に対する輝
度の約半分までしか高められず、赤色模様と文字とのコ
ントラストがそれ程強調されない。また、B信号も、図
6(c)及び図7(c)に示すように、青色模様の部分
に対する輝度が白色の下地部分に対する輝度の約半分ま
でしか高められず、青色模様と文字とのコントラストが
それ程強調されない。一方、G信号は、図6(b)及び
図7(b)に示すように、背景色に緑色成分が含まれな
いので、図5(a)及び(b)に示すような白黒カメラ
で撮像した場合の出力とほとんど同じである。
R信号は、図6(a)及び図7(a)に示すように、赤
色模様の部分に対する輝度が白色の下地部分に対する輝
度の約半分までしか高められず、赤色模様と文字とのコ
ントラストがそれ程強調されない。また、B信号も、図
6(c)及び図7(c)に示すように、青色模様の部分
に対する輝度が白色の下地部分に対する輝度の約半分ま
でしか高められず、青色模様と文字とのコントラストが
それ程強調されない。一方、G信号は、図6(b)及び
図7(b)に示すように、背景色に緑色成分が含まれな
いので、図5(a)及び(b)に示すような白黒カメラ
で撮像した場合の出力とほとんど同じである。
【0024】カラーCCDカメラ18で得られたR信
号、G信号及びB信号は比率調整回路22に送られる。
第二の例の場合には、模様の色が暗く、R信号とB信号
はその色と同じ色の模様の部分に対する輝度が白色の下
地部分に対する輝度の約半分までしか高められないの
で、R信号、B信号に対する比率を共に2.0に設定し
ている。また、背景色に緑色成分が含まれないため、G
信号に対する比率を1.0に設定している。図6及び図
7の(d)、(e)、(f)にそれぞれ上記比率を乗じ
たときのR信号、G信号、B信号の出力を示す。そし
て、比率調整回路22から上記比率が乗じられて出力さ
れたR信号、G信号及びB信号は、加算処理回路24で
加算処理される。加算処理された後は、図6(g)及び
図7(g)に示すように、背景の部分に対する輝度と文
字の部分に対する輝度との差が十分大きく、文字につい
ての輝度が背景に対して強調された画像信号が得られ
る。尚、図7(f)において、加算処理されて輝度が基
準値(たとえば、白色の部分に対する輝度)以上になっ
た場合には、輝度をその基準値でカットして示してい
る。
号、G信号及びB信号は比率調整回路22に送られる。
第二の例の場合には、模様の色が暗く、R信号とB信号
はその色と同じ色の模様の部分に対する輝度が白色の下
地部分に対する輝度の約半分までしか高められないの
で、R信号、B信号に対する比率を共に2.0に設定し
ている。また、背景色に緑色成分が含まれないため、G
信号に対する比率を1.0に設定している。図6及び図
7の(d)、(e)、(f)にそれぞれ上記比率を乗じ
たときのR信号、G信号、B信号の出力を示す。そし
て、比率調整回路22から上記比率が乗じられて出力さ
れたR信号、G信号及びB信号は、加算処理回路24で
加算処理される。加算処理された後は、図6(g)及び
図7(g)に示すように、背景の部分に対する輝度と文
字の部分に対する輝度との差が十分大きく、文字につい
ての輝度が背景に対して強調された画像信号が得られ
る。尚、図7(f)において、加算処理されて輝度が基
準値(たとえば、白色の部分に対する輝度)以上になっ
た場合には、輝度をその基準値でカットして示してい
る。
【0025】このようにして背景から文字が抽出された
画像信号は、画像処理部32に送られる。画像処理部3
2は、センサ12からの信号に基づいて所定の画像信号
を認識し、その画像信号を二値化した後、その二値化さ
れた画像情報について特徴量データを抽出する。そし
て、画像処理部32で得られた文字の特徴量データは画
像判定部34に出力され、画像判定部34は、その特徴
量データを適正な文字についての対応する基準データと
比較することにより、文字の品質について良・不良を判
定する。
画像信号は、画像処理部32に送られる。画像処理部3
2は、センサ12からの信号に基づいて所定の画像信号
を認識し、その画像信号を二値化した後、その二値化さ
れた画像情報について特徴量データを抽出する。そし
て、画像処理部32で得られた文字の特徴量データは画
像判定部34に出力され、画像判定部34は、その特徴
量データを適正な文字についての対応する基準データと
比較することにより、文字の品質について良・不良を判
定する。
【0026】本実施例の印字検査装置では、カラーCC
Dカメラで得られたR信号、G信号及びB信号を加算処
理回路で加算処理することにより、背景の部分に対する
輝度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きくする
ことができるので、背景に対して文字を強調した画像信
号を得ることができる。このため、かかる画像信号に基
づいて文字の品質検査を行うことにより、黒以外の色の
模様上に黒色の文字が印字された場合でも文字の品質の
良否を正確に判定することができる。また、カラーCC
Dカメラから送られたR信号、G信号及びB信号の各出
力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号及びB
信号を加算処理回路に出力する比率調整回路を設けたこ
とにより、背景に対して文字をより鮮明に強調した画像
信号を得ることができると共に、文字の印字位置が背景
に対して一定していない場合でも文字の品質の良否を正
確に判定することができる。
Dカメラで得られたR信号、G信号及びB信号を加算処
理回路で加算処理することにより、背景の部分に対する
輝度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きくする
ことができるので、背景に対して文字を強調した画像信
号を得ることができる。このため、かかる画像信号に基
づいて文字の品質検査を行うことにより、黒以外の色の
模様上に黒色の文字が印字された場合でも文字の品質の
良否を正確に判定することができる。また、カラーCC
Dカメラから送られたR信号、G信号及びB信号の各出
力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号及びB
信号を加算処理回路に出力する比率調整回路を設けたこ
とにより、背景に対して文字をより鮮明に強調した画像
信号を得ることができると共に、文字の印字位置が背景
に対して一定していない場合でも文字の品質の良否を正
確に判定することができる。
【0027】尚、本発明は、上記の実施例に限定される
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。上記の実施例では、着色された模様上に印
字された黒色文字についてその品質を検査する場合につ
いて説明したが、本発明の印字検査装置は、文字を読み
取ったり、判読する場合にも用いることができる。ま
た、着色された模様上に印字された白色文字についてそ
の品質を検査する場合等にも、本発明の印字検査装置は
適用可能である。
ものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が
可能である。上記の実施例では、着色された模様上に印
字された黒色文字についてその品質を検査する場合につ
いて説明したが、本発明の印字検査装置は、文字を読み
取ったり、判読する場合にも用いることができる。ま
た、着色された模様上に印字された白色文字についてそ
の品質を検査する場合等にも、本発明の印字検査装置は
適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、カラー撮像手段で得られたR信号、G信号及
びB信号を加算処理手段で加算処理することにより、背
景の部分に対する輝度と文字の部分に対する輝度との差
を十分大きくすることができるので、文字についての輝
度を背景に対して強調した画像信号を得ることができ、
したがって、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文
字が印字された場合でも文字を正確に検査することがで
きる印字検査装置を提供することができる。
によれば、カラー撮像手段で得られたR信号、G信号及
びB信号を加算処理手段で加算処理することにより、背
景の部分に対する輝度と文字の部分に対する輝度との差
を十分大きくすることができるので、文字についての輝
度を背景に対して強調した画像信号を得ることができ、
したがって、黒以外の色で着色された模様上に黒色の文
字が印字された場合でも文字を正確に検査することがで
きる印字検査装置を提供することができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、カラー撮像
手段から送られたR信号、G信号及びB信号の各出力に
それぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号及びB信号
を加算処理手段に出力する比率調整手段を設けたことに
より、文字についての輝度を背景に対してより鮮明に強
調した画像信号を得ることができると共に、文字の印字
位置が背景に対して一定していない場合でも文字を正確
に検査することができる印字検査装置を提供することが
できる。
手段から送られたR信号、G信号及びB信号の各出力に
それぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号及びB信号
を加算処理手段に出力する比率調整手段を設けたことに
より、文字についての輝度を背景に対してより鮮明に強
調した画像信号を得ることができると共に、文字の印字
位置が背景に対して一定していない場合でも文字を正確
に検査することができる印字検査装置を提供することが
できる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を有する印字検査装置を提供する
ことができる。請求項4記載の発明によれば、カラー撮
像手段で得られたR信号、G信号及びB信号を加算処理
手段で加算処理することにより、背景の部分に対する輝
度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きくするこ
とができるので、文字についての輝度を背景に対して強
調した画像信号を得ることができ、したがって、黒以外
の色で着色された模様上に黒色の文字が印字された場合
でも文字を正確に検査することができる印字検査装置を
提供することができる。 請求項5記載の発明によれば、
カラー撮像手段から送られたR信号、G信号及びB信号
の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号
及びB信号を加算処理手段に出力する比率調整手段を設
けたことにより、文字についての輝度を背景に対してよ
り鮮明に強調した画像信号を得ることができると共に、
文字の印字位置が背景に対して一定していない場合でも
文字を正確に検査することができる印字検査装置を提供
することができる。
載の発明と同様の効果を有する印字検査装置を提供する
ことができる。請求項4記載の発明によれば、カラー撮
像手段で得られたR信号、G信号及びB信号を加算処理
手段で加算処理することにより、背景の部分に対する輝
度と文字の部分に対する輝度との差を十分大きくするこ
とができるので、文字についての輝度を背景に対して強
調した画像信号を得ることができ、したがって、黒以外
の色で着色された模様上に黒色の文字が印字された場合
でも文字を正確に検査することができる印字検査装置を
提供することができる。 請求項5記載の発明によれば、
カラー撮像手段から送られたR信号、G信号及びB信号
の各出力にそれぞれ所定の比率を乗じてR信号、G信号
及びB信号を加算処理手段に出力する比率調整手段を設
けたことにより、文字についての輝度を背景に対してよ
り鮮明に強調した画像信号を得ることができると共に、
文字の印字位置が背景に対して一定していない場合でも
文字を正確に検査することができる印字検査装置を提供
することができる。
【図1】本発明の一実施例である印字検査装置の概略構
成図である。
成図である。
【図2】(a)は第一の例である印字部分を白黒カメラ
で撮像した場合の画像を示す図、(b)は(a)の画像
について点線上(x方向)の各位置に対する信号出力を
示す図である。
で撮像した場合の画像を示す図、(b)は(a)の画像
について点線上(x方向)の各位置に対する信号出力を
示す図である。
【図3】本実施例の印字検査装置を用いてその印字部分
を撮像した場合に背景から文字を抽出する処理を画像を
用いて説明するための図である。
を撮像した場合に背景から文字を抽出する処理を画像を
用いて説明するための図である。
【図4】図3の各画像について点線上(x方向)の各位
置に対する信号出力を示す図である。
置に対する信号出力を示す図である。
【図5】(a)は第二の例である印字部分を白黒カメラ
で撮像した場合の画像を示す図、(b)は(a)の画像
について点線上(x方向)の各位置に対する信号出力を
示す図である。
で撮像した場合の画像を示す図、(b)は(a)の画像
について点線上(x方向)の各位置に対する信号出力を
示す図である。
【図6】本実施例の印字検査装置を用いてその印字部分
を撮像した場合に背景から文字を抽出する処理を画像を
用いて説明するための図である。
を撮像した場合に背景から文字を抽出する処理を画像を
用いて説明するための図である。
【図7】図6の各画像について点線上(x方向)の各位
置に対する信号出力を示す図である。
置に対する信号出力を示す図である。
2 ペットボトル 2a 印刷フィルム 12 センサ 14 ストロボ光源 16 ストロボ駆動部 18 カラーCCDカメラ 22 比率調整回路 24 加算処理回路 30 文字画像検査装置 32 画像処理部 34 画像判定部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/88 G06F 3/12 G06T 5/00 G06T 7/00
Claims (5)
- 【請求項1】 文字が印字された被検査物を撮像し、R
信号、G信号及びB信号を出力するカラー撮像手段と、 前記R信号、G信号及びB信号を加算処理することによ
り、前記文字についての輝度を背景に対して強調した画
像信号を得る加算処理手段と、 前記加算処理手段から出力された前記画像信号に基づい
て前記文字の検査を行う文字画像検査手段と、 を備えることを特徴とする印字検査装置。 - 【請求項2】 前記カラー撮像手段から送られた前記R
信号、G信号及びB信号の各出力にそれぞれ所定の比率
を乗じて前記R信号、G信号及びB信号を前記加算処理
手段に出力する比率調整手段を設けたことを特徴とする
請求項1記載の印字検査装置。 - 【請求項3】 前記文字は黒色であり、背景には着色さ
れた模様が施されていることを特徴とする請求項1又は
2記載の印字検査装置。 - 【請求項4】 文字が印刷された被検査物を撮像するカ
ラー撮像手段からのR信号、G信号及びB信号を加算処
理することにより、前記文字についての輝度を背景に対
して強調した画像信号を得る加算処理手段と、 該加算処理手段から出力された前記画像信号に基づいて
前記文字の検査を行う文字画像検査手段とを備えること
を特徴とする印字検査装置。 - 【請求項5】 前記R信号、G信号及びB信号の各出力
にそれぞれ所定の比率を乗じて前記各信号を前記加算処
理手段に出力する比率調整手段をさらに設けたことを特
徴とする請求項4記載の印字検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06022196A JP3097067B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 印字検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06022196A JP3097067B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 印字検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07209206A JPH07209206A (ja) | 1995-08-11 |
JP3097067B2 true JP3097067B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=12076051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06022196A Expired - Fee Related JP3097067B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 印字検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097067B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6180889B2 (ja) * | 2013-11-08 | 2017-08-16 | 株式会社日立産機システム | 印字検査装置 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP06022196A patent/JP3097067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07209206A (ja) | 1995-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5335292A (en) | Document processing system and method | |
JP6348289B2 (ja) | 検査装置および検査方法 | |
KR101022187B1 (ko) | 기판 검사 장치 | |
JP3549656B2 (ja) | 錠剤印刷装置 | |
JPH0624424A (ja) | 容器向き位置合わせ方法 | |
JP3097067B2 (ja) | 印字検査装置 | |
JP2004212159A (ja) | テープ部材の検査装置 | |
JP3001079B2 (ja) | 印刷文字検査方法及び印刷文字検査装置 | |
JP2009080004A (ja) | 検査装置 | |
JP2587600B2 (ja) | プリント配線板及びプリント配線板検査装置 | |
JP3589756B2 (ja) | 欠点検査における検査設定値入力表示方法とその装置 | |
JPH10104076A (ja) | 異種物混入検査方法及びそのシステム | |
JP3374030B2 (ja) | Cd印刷面検査方法 | |
JPH11271240A (ja) | 紙コップ容器内面の異物検査方法 | |
JP2000097882A (ja) | X線検査方法及びx線検査装置 | |
JP4653340B2 (ja) | 3板式ccdカメラを用いた缶外観検査装置 | |
JP2000266514A (ja) | 金属板の検査方法及び装置 | |
JPS60207980A (ja) | 画像取込用装置および方法 | |
JP4084257B2 (ja) | プリント基板検査装置 | |
JP2876999B2 (ja) | 印刷欠陥検査装置 | |
JP3369880B2 (ja) | 鏡面状被検査物の鏡面認識方法 | |
JPH0514951B2 (ja) | ||
JPH1185980A (ja) | 印刷金属板の印刷品質検査方法及びその検査装置 | |
JPH09250989A (ja) | プリント基板の検査装置 | |
JP2553802Y2 (ja) | レーザ捺印検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000710 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |