JP3050289U - ペット動物室内排泄用具 - Google Patents
ペット動物室内排泄用具Info
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- JP3050289U JP3050289U JP1997011794U JP1179497U JP3050289U JP 3050289 U JP3050289 U JP 3050289U JP 1997011794 U JP1997011794 U JP 1997011794U JP 1179497 U JP1179497 U JP 1179497U JP 3050289 U JP3050289 U JP 3050289U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ペット動物を室内飼育する場合に折角排尿排便
用容器や排便排尿用施設を用意しても、必ずしもその中
に排尿排便を行わず、部屋の壁面や家具に排尿排便を掛
けたり付着せしめるという問題があった。 【解決手段】基盤2に突起体3を一体に突設し、透孔を
穿孔してなる吸湿シート4の透孔に突起体を挿脱自在に
挿入して吸湿シートを基盤に重合して設けてなることを
特徴とする。
用容器や排便排尿用施設を用意しても、必ずしもその中
に排尿排便を行わず、部屋の壁面や家具に排尿排便を掛
けたり付着せしめるという問題があった。 【解決手段】基盤2に突起体3を一体に突設し、透孔を
穿孔してなる吸湿シート4の透孔に突起体を挿脱自在に
挿入して吸湿シートを基盤に重合して設けてなることを
特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、ペット動物の室内排泄用具に関し、特に室内で飼育するペット動物 が室内において室内を汚損しないで排尿排便させることができ、かつ、排尿排便 後の破棄処理が容易にできるペット動物の室内排泄用具に関するものである。
【0002】
従来、集合高層化や都市市街地化した住宅施設において飼育するペット動物は 飼育用空き地の消失や狭小化に伴い、必然的に人の居住する住居区域内にペット 動物を同居状態にして飼育するケースが激増しているものであり、この場合、室 内飼育するペット動物の生育に必然に伴う生理現象としての排尿排便のために室 内に配置しかつ排尿排便後の処理が容易にできるようにプラスチック製により円 形容器等に形成したペット動物用の排便排尿用容器や、砂や防水製シートを敷き 詰めた排尿排便用施設を設けるものであった。
【0003】
従来技術における集合高層化や都市市街地化した住宅施設において飼育するペ ット動物は飼育用空き地の消失や狭小化に伴い、必然的に人の居住する住居区域 内にペット動物を同居状態にして飼育するケースが激増しているものであり、こ の場合、室内飼育するペット動物の生育に必然に伴う生理現象としての排尿排便 の始末に困ることが多く、しかも特にペット動物の習性として排尿排便を単に生 理現象として行うばかりでなく、排尿排便を壁面や背の高い物体の側や直接に掛 け或いは付着させることにより、いわやゆるマーキングとして自らのテリトリー としての縄張主張の1手段とするものであり、この為折角、排尿排便用容器や排 便排尿用施設を用意しても、ペット動物はその習性により必ずしもその中に排尿 排便を行わず、部屋の壁面や家具や扇風機等の電気製品等に排尿排便を掛けたり 付着せしめるという問題があった。
【0004】 本考案は、従来技術における上記の問題を解決し、住居施設の室内にて飼育す るペット動物が生理現象として必然的に行う排便排尿を、ペット動物の習性に適 合して無理なく自然に自ら所定の位置において行わしめることができるようにし た、ペット動物室内排泄用具を提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案は、上記の問題点を克服し解決するために鋭意研究をした結果、ペット 動物が床面に立設された物体に排便や排尿を掛けたり付着せしめて、自らのテリ トリーを示すマーキングを本能的に行うという習性を利用するために、基盤に突 起体を一体に突設し、透孔を穿孔してなる吸湿シートの前記透孔に前記突起体を 挿脱自在に挿入して前記吸湿シートを基盤に重合して設けてなることを特徴とす るペット動物室内排泄用具に形成してなるものである。
【0006】 本考案のペット動物室内排泄用具は、防水シート製の基盤に防水シート製の中 空袋状体の突起体を一体に突設し、基盤の裏面に突起体へ連通した挿入口を開口 し該挿入口から突起体内へ支持体を挿脱自在に挿入し、透孔を穿孔してなる吸湿 シートの前記透孔に前記突起体を挿脱自在に挿入して前記吸湿シートを基盤に重 合して設けてなるものである。
【0007】 本考案のペット動物室内排泄用具は、防水シート製の基盤に防水シート製の中 空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方向を基盤へ一体に接着し又は取付取外 自在に取付けて突設し、基盤の裏面に突起体へ連通した挿入口を開口し該挿入口 から突起体内へ弾性平板体を巻装してなる支持体を挿脱自在に挿入し、透孔を吸 湿シートの略中央部方向に穿孔し該透孔に前記突起体を挿脱自在に挿入して前記 吸湿シートを基盤に重合して設けてなるものである。
【0008】 本考案のペット動物室内排泄用具は、柔軟な防水シート製の基盤に柔軟な防水 シート製の中空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方向を基盤へ一体に接着し 又は取付取外自在に取付けて突設し、前記突起体の基盤に近接した位置に漏水防 止シートを周設し該基盤の裏面に突起体へ連通した挿入口を開口し、該挿入口か ら突起体内へ弾性平板体を巻装してなる支持体と重錘とを挿脱自在に挿入し、透 孔を吸湿シートの略中央部方向に穿孔し該透孔に前記突起体を挿脱自在に挿入し て前記吸湿シートを基盤に重合して設けてなるものである。
【0009】 本考案のペット動物室内排泄用具は、柔軟な防水シート製の基盤に柔軟な防水 シート製の中空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方向を基盤へ一体に接着し 又は取付取外自在に取付けて突設し、前記突起体の基盤に近接した位置に漏水防 止シートをスカート状に周設し、該基盤の裏面に突起体へ連通した挿入口を開口 し該挿入口から突起体内へ弾性平板体を巻装してなる支持体と、水等の液体を密 封した容器体製のボトル状重錘とを挿脱自在に挿入し、透孔を吸湿シートの略中 央部方向に穿孔し該透孔に前記突起体を挿脱自在に挿入して前記吸湿シートを基 盤に重合して設けてなるものである。
【0010】 本考案のペット動物室内排泄用具においては、基盤に突設してなる突起体は、 その形状が略円柱状体又は略平板状体若しくは角柱状体その他任意な形状に設け られてなるものである。
【0011】
本考案のペット動物室内排泄用具は、基盤と、該基盤に一体に接着し又は取付 取外自在に取付けて突設した突起体と、該突起体に取付取外自在に取り付けてな る吸湿シートと、からなるものである。 基盤は、ビニール樹脂やポリエチレン等の合成樹脂製の柔軟な平板状の防水シ ート製により、1辺が120cm程度の矩形状或いは円形状その他任意形状に形 成してなるものであり、特に基盤は、ペット動物がその上を歩行したり噛んだり 相当に強く爪で引き掻く等の相当に乱暴な行動をしても、容易に裂けたり破れた りしないように、防水シートには強靱なポリエステル等のプラスチック製繊維製 又は麻等の天然繊維製からなる布体を、一体にラミネートしてなる物を用いるの が好ましい。
【0012】 この様に基盤を強靱な布体を一体にラミネートした防水シートとしておけば、 ペット動物が噛んだり引き掻く等の相当乱暴に取り扱っても、排出した大便や小 便が室内に流れ出す等の恐れがないという効果がある。 基盤は、必要に応じて室内の美観上や飼育ペット動物の対比からその表面に芝 生の絵柄や動物等の図形を表示して用いることにより、室内で使用しても違和感 や不潔感を緩和することができるという効果がある。
【0013】 突起体は、ビニール樹脂やポリエチレン等の合成樹脂製の柔軟な防水シート製 により、円柱状や角柱状或いは平板状等の任意な中空な形状にした高さ約30c mから約100cm程度の中空袋状体に形成され、該中空袋状体の開口部方向を 基盤の略中央部方向に密接し接着して一体に取り付けられてなり、該突起体を一 体に取り付けた基盤の裏面に突起体に連通した挿入口を開口して設け、該突起体 は矩形状或いは円形状その他任意形状に形成してなるものであり、特に、ペット 動物が噛んだり、相当に強く爪で引き掻く等の相当に乱暴な取り扱い行動をして も容易に裂けたり破れたりしないように、防水シートには強靱なポリエステル等 のプラスチック製繊維製又は麻等の天然繊維製からなる布体をナイロン又は塩化 ビニールやポリエチレン等の合成樹脂製の柔軟な防水シートとを一体にラミネー トしてなる物を用いることが好ましい。
【0014】 この様に突起体を、強靱な布体を一体にラミネートした防水シートにしておけ ば、ペット動物が突起体を噛んだり引き掻く等にして相当乱暴に取り扱っても破 れたり破損したりする恐れがないという効果がある。
【0015】 突起体は、必要に応じて電柱状や立木や壁状の絵柄を表示して用いれば、ペッ ト動物の興味を引くことができ、動物の習性に適合して積極的に排便排尿の位置 として誘導することができるという効果がある。
【0016】 基盤に一体に突設した突起体は、袋状体に形成し該袋状体の開口部を基盤の略 中央部方向に密接して接着し一体に取付け、基盤の裏面に袋状体の突起体に連通 した挿入口を開口してなるものであるから、該突起体内に支持体を挿脱自在に挿 入することができ、該支持体を突起体内に挿入しておけば、基盤に突設した突起 体を直立状に保持することができるという効果がある。
【0017】 さらに突起体は、基盤に直接に一体に接着することなく、基盤に開口した挿入 口から挿入して、基盤に取付取外自在にかつ強固に一体状に取付けて突設するこ ともできるものである。 この場合、突起体は円錐体状に上方を尖らせておくと挿入口の挿入が容易であ り、また、突起体の底部の開口の外周縁には抜止用の係止用開口外周縁体を周設 しておけば、基盤への取付けが強固に行われるという効果がある。
【0018】 支持体は、1本の棒状体や筒状体に形成することもできるが、一枚の弾性を有 する半硬質製のプラスチック製又はゴム製、厚紙その資料製により略矩形の平板 体に形成し、該平板体を筒状に丸めて形成することもでき、また、棒状体或いは 筒状体を突起体内に挿脱可能に突起体より若干短くかつ小さく形成して、突起体 内に挿入して用いるものである。 この様に支持体を平板体に形成しておけば、折り畳み収納する場合や運搬する 場合に、スペースをとらずに手軽に収納したり設置することができるという効果 がある。
【0019】 基盤と突起体とを一体に取り付けた連結部には、ペット動物が噛んだり引っ張 ったりした場合に、基盤と突起体との連結部が裂けたり破けたりした場合にも排 便や排尿が基盤から、洩れ出して本考案を使用する室内等を汚損しないように、 基盤と突起体との連結部を補強するために、突起体の基盤方向に近接した部位に 補強用スカート状の漏水防止シートを周設してなるものである。 補強用スカート状の漏水防水シートは、突起体と同様な資料製の防水効果と強 靱性とを備えた柔軟な合成樹脂製の防水シートと強靱な布体とをラミネートした ものが好ましい。
【0020】 この様に補強用スカート状の漏水防止シートを突起体に周設しておけば、ペッ ト動物が噛んだり引っ掻いたり等の乱暴な取り扱いをして万一突起体と基盤との 連結部が裂けたり破れたりした場合にも、ペット動物の排便や排尿により室内等 を汚損する恐れがないという効果がある。
【0021】 吸湿シートは、下側面に柔軟でビニールやポリエチレン等の合成樹脂製の薄い シート状の防水製シートが張設され、その上側面に吸水紙製シートが一体に張設 して重合されてなるー辺が約100cm程度の矩形或いは円形等任意の形状に形 成された、防臭吸湿性を有する吸湿シートからなり、該吸湿シートにはその略中 央部方向に突起体が容易に挿脱自在な口径を有する透孔を穿孔してなるものであ る。
【0022】 吸湿シートは、その中央部方向の透孔に突起体を挿入して基盤に重合して張設 して用いるものであり、ペット動物はこの基盤に吸湿シートを重合して張設して なる突起体に、小便や大便を掛けたり付着させてマーキングして排泄した場合に は排泄後そのまま吸湿シートを、突起体から取り去って排泄物の処理が簡単にで きるという効果がある。
【0023】 基盤の略中央部方向に一体に取り付けられた袋状体の突起体には、基盤の下側 面に開口した挿通口から重錘が挿脱自在に挿入して用いる。 重錘は、下部に金属製の錘を一体に取り付けた木製の円柱体等を用いてもよい が、使用済みの市販のミネラルウオーターや清涼飲料用のキャップ付きのプラス チック製ボトルのポリエチレンテレフタレート製の透明容器(ペットボトルと通 称されている)の収納容器に、水を密封したボトル状重錘のものを用いるのが好 ましい。 この場合重錘は、突起体の中空袋状体の内部に挿入した筒状体に丸く巻装した 支持体の内部に挿脱自在に挿入して用いるものである。
【0024】 この様に重錘を、水を密封したボトル状重錘として、突起体に挿入した支持体 の内部に挿脱自在に挿入しておけば、取り扱いが容易でペット動物が身体をコス リ付けたり引っ張ったりしても、突起体が転倒することが無く、また、万一室内 の床面等を汚損した場合には、ボトル状重錘から水を取り出して素早く洗浄する ことができるという効果がある。
【0025】
基盤に突起体を突設してなり、該突起体には吸湿シートの透孔が挿脱自在に挿 入して取外取付自在に取り付けられているものであるから、ペット動物がその習 性としてテリトリーを示すためにマーキングを行なうために、周囲から目立って 注意を引きやすく良く見えやすい立体物としての機能を、突起体が果たすもので あり、室内に配置した本考案のペット動物室内排泄用具には、幅広い基盤の略中 央部には突起体が突設されているから、室内においてペット動物がその習性に基 づき、本能的に自然に基盤の中央に突設した突起体及びその近辺に排尿排便を行 わせることができ、しかも基盤には吸湿シートが重合されているので、室内を汚 損することなく自然に本考案のペット動物室内排泄用具の上に行わせることがで きるように作用する。
【0026】 基盤には吸湿シートが重合されているので、ペット動物の排尿排便が室内に洩 れだす恐れが無く、しかも、吸湿シートが突起体に挿脱するのみで容易に取付け 取外しができるので、排便排尿の処理が単に吸湿シートを取外し、そのまま一般 家庭ゴミとして廃棄することができるように作用する。
【0027】 基盤に一体に突設した突起体とを、柔軟な防水シートとしたから、小さく折り 畳むことができ持ち運びや収納や設置が容易となり、しかも突起体には支持体と 重錘が挿入されているので、突起体がしっかりと起立され、ペット動物が引っ張 ったり噛んだりしても転倒したり移動しないように作用する。
【0028】 突起体を、基盤に一体に接着して突設したばかりでなく、取付取外自在に基盤 に取付けて一体に設けたことにより、基盤と突起体とを別個にそれぞれ製造して おき必要に応じて組立てて用いることができるようになり、また、ペット動物が 突起体を噛んだり引っ掻いたしして、突起体を破いたり破損したりした場合には 突起体のみの取替えが出来るように作用する。
【0029】
次ぎに本考案について実施例に基づき説明するが、これらは本考案を限定する ものではない。 以下に本考案の実施例を示す図1乃至図7に基づいて説明する。 本考案のペット動物室内排泄用具1は、防水シート製により1辺が100cm の矩形に形成された基盤2の略中央部方向に、防水シート製により高さが100 cmで直径が18cmの円柱状の中空袋状体に形成した突起体3が一体に取り付 けられて突設されてなり、該突起体3には、略中央部方向に口径が19cmの透 孔5が穿孔された1辺が90cmの矩形の吸湿シート4が、挿脱自在に挿入され て、該吸湿シート4が前記基盤2に上方から重ね合わせて張設される。
【0030】 基盤2に突設した突起体3内には、基盤2の下側面に開口し突起体3内に挿脱 自在に連通した挿通口6から、ブラスチック製の弾性半硬質製の平板体を、口径 が17cmで長さが90cmの筒状に丸めてなる支持体7が、挿脱自在に挿入さ れて、柔軟な突起体3を基盤2上に強固に起立せしめてなり該突起体3に取り付 けた吸湿シート4をしっかりと保持している。
【0031】 基盤2に突設された突起体3には、基盤2に開口した挿入口6から支持体7が 挿入されて、該突起体3は基盤2上にしっかりと起立され、該突起体3には重錘 8が突起体3内に挿入された筒状の支持体7の中に挿脱自在に挿入され、ペット 動物が基盤2上を移動したり、突起体3を引っ掻いたり噛んだりしても突起体3 が転倒したり、基盤2が移動しないよう固定している。
【0032】 重錘8は、使用済みの市販の清涼飲料用のキャップ付きのプラスチック製ボト ルのポリエチレンテレフタレート製の透明容器(ペットボトルと通称されている )のボトル状重錘8aが好適であり、このボトル状重錘8aに水を充填して用い るものである。 この様に重錘8として、水を充填したボトル状重錘8aを用いれば、ペット動 物により誤って室内等を汚損された場合には、ボトル状重錘8aから水を流して 直ちに洗浄したり雑巾等により拭き取ることができるとともに、安価で入手が容 易であるという効果がある。
【0033】 突起体3の基盤2に近接した外周面には、柔軟なビニール製の防水シート製に よりスカート状に形成した漏水防止シート9が一体に周設されている。 この様に突起体3の基盤2に近接した外周面に防水シート製の漏水防止シート 9が一体に周設されスカート状に設けられているから、ペット動物が噛んだり引 っ掻いたり等することにより、万一突起体と基盤との連設部が裂けたり破けたり しても、漏水防止シート9が突起体3の連設部を覆っているから排便排尿が室内 に漏水し汚損する恐れが無いという効果がある。
【0034】 突起体3の底部の開口の開口外周縁に幅広に形成された硬質製のプラスチック 製の円盤状に設けられた係止用開口外周縁体10が突周設されてなり、該係止用 開口外周縁体10は、挿入口6から突起体3を基盤2に挿入して取り付けたとき に、基盤2の挿入口6に係止されて抜け止めの効果を発揮し、また、突起体3は 先端方向を尖がらせた略円錐体状に形成するのが好ましい。
【0035】
本考案は上記の如く構成したから、屋内で飼育するペット動物が、無理にしつ けたりしなくともその動物の習性や本能にしたがって、本考案のペット動物室内 排泄用具の上に自然に排便排尿をするため室内を汚損する恐れが無く、しかも排 便排尿の処理が、単に吸湿シートを取り外し取り替えるのみで簡単にできるとい う効果があり、突起体を取付取外自在に設けておけば、ペット動物が噛んだり引 っ掻いたりして突起体を破損したり破いたりした場合には、突起体のみの取替え ができるという効果がある。
【0036】 請求項2においては、基盤と突起体とが防水シート製であるから、排尿排便が 室内に洩れだす恐れが無く、突起体には支持体が挿脱自在に挿入されているから 突起体をしっかりと起立できるので、ペット動物の注意を容易に引くことができ 動物の習性、本能として基盤上において排便排尿を自然に行わせることができる という効果がある。
【0037】 請求項3においては、支持体が弾性平板体を巻装してなるものであるから、本 考案は全体を一枚のシート状に折り畳むことができるので運搬や収納に便利であ るという効果がある。
【0038】 請求項4においては、突起体には基盤に近接した位置に漏水防止シートが周設 されているので基盤と突起体との連設部が裂けたり破けたした場合にも、漏水防 止シートにより排尿排便が室内に洩れだす恐れが無く、突起体内には重錘が挿入 されているから、突起体が転倒したり室内を移動する恐れが無いという効果があ る。
【0039】 請求項5においては、突起体内に挿入する転倒防止用及び移動防止用の重錘が 水等の液体を密封した容器体製のボトル状重錘に形成されているから、重錘の入 手や取り扱いが容易であり、しかも、万一室内が汚損された場合には容器体製の ボトル状重錘に充填された水等の液体を利用して洗浄したり清掃することができ るという効果がある。
【0040】 請求項6においては、突起体が略円柱状体や略平板状体や角柱状体としたから ペット動物の習性や本能や好みに対応して、突起体の形状を換えることができる ので、ペット動物の種類や性質に対応したペット動物室内排泄用を提供できると いう効果がある。
【図1】本考案のペット動物室内排泄用具の使用状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本考案の要部の組立状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の組立状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の重錘を挿入する組立状態を示す斜視図
である。
である。
【図5】突起体が略平板状体である本考案の斜視図であ
る。
る。
【図6】突起体が角柱状体である本考案の斜視図であ
る。
る。
【図7】突起体が基盤に取付取外自在に取り付けらてな
る突起体の斜視図である。
る突起体の斜視図である。
1 ペット動物用室内排泄用具 2 基盤 3 突起体 4 吸湿シート 5 透孔 6 挿通口 7 支持体 8 重錘 8a ボトル状重錘 9 漏水防止シート 10 係止用開口外周縁体 A ペット動物 B 排尿
Claims (6)
- 【請求項1】 基盤に突起体を一体に接着し又は取付取
外自在に取付けて突設し、透孔を穿孔してなる吸湿シー
トの前記透孔に前記突起体を挿脱自在に挿入して前記吸
湿シートを基盤に重合して設けてなることを特徴とする
ペット動物室内排泄用具。 - 【請求項2】 防水シート製の基盤に、防水シート製の
中空袋状体の突起体を一体に接着し又は取付取外自在に
取付けて突設し、基盤の裏面に突起体へ連通した挿入口
を開口し該挿入口から突起体内へ支持体を挿脱自在に挿
入し、透孔を穿孔してなる吸湿シートの前記透孔に前記
突起体を挿脱自在に挿入して前記吸湿シートを基盤に重
合して設けてなることを特徴とするペット動物室内排泄
用具。 - 【請求項3】 防水シート製の基盤に防水シート製の中
空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方向を基盤へ一
体に接着し又は取付取外自在に取付けて突設し、基盤の
裏面に突起体へ連通した挿入口を開口し該挿入口から突
起体内へ弾性平板体を巻装してなる支持体を挿脱自在に
挿入し、透孔を吸湿シートの略中央部方向に穿孔し該透
孔に前記突起体を挿脱自在に挿入して前記吸湿シートを
基盤に重合して設けてなることを特徴とするペット動物
室内排泄用具。 - 【請求項4】 柔軟な防水シート製の基盤に柔軟な防水
シート製の中空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方
向を基盤へ一体に接着し又は取付取外自在に取付けて一
体に突設し、前記突起体の基盤に近接した位置に漏水防
止シートを周設し該基盤の裏面に突起体へ連通した挿入
口を開口し該挿入口から突起体内へ弾性平板体を巻装し
てなる支持体と重錘とを挿脱自在に挿入し、透孔を吸湿
シートの略中央部方向に穿孔し該透孔に前記突起体を挿
脱自在に挿入して前記吸湿シートを基盤に重合して設け
てなることを特徴とするペット動物室内排泄用具。 - 【請求項5】 柔軟な防水シート製の基盤に柔軟な防水
シート製の中空袋状体の突起体を底部を上方にし開口方
向を基盤へ一体に接着し又は取付取外自在に取付けて突
設し、前記突起体の基盤に近接した位置に漏水防止シー
トをスカート状に周設し該基盤の裏面に突起体へ連通し
た挿入口を開口し該挿入口から突起体内へ弾性平板体を
巻装してなる支持体と水等の液体を密封した容器体製の
ボトル状重錘とを挿脱自在に挿入し、透孔を吸湿シート
の略中央部方向に穿孔し該透孔に前記突起体を挿脱自在
に挿入して前記吸湿シートを基盤に重合して設けてなる
ことを特徴とするペット動物室内排泄用具。 - 【請求項6】 突起体が、略円柱状体又は略平板状体若
しくは角柱状体その他任意な形状に設けられてなる請求
項1,2,3,4,5のペット動物室内排泄用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011794U JP3050289U (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | ペット動物室内排泄用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997011794U JP3050289U (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | ペット動物室内排泄用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050289U true JP3050289U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997011794U Expired - Lifetime JP3050289U (ja) | 1997-12-29 | 1997-12-29 | ペット動物室内排泄用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050289U (ja) |
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1997
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