JP3045893U - 高さ調節装置 - Google Patents

高さ調節装置

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JP3045893U
JP3045893U JP1997005762U JP576297U JP3045893U JP 3045893 U JP3045893 U JP 3045893U JP 1997005762 U JP1997005762 U JP 1997005762U JP 576297 U JP576297 U JP 576297U JP 3045893 U JP3045893 U JP 3045893U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の高さを簡単な操作で調節でき、大きな
負荷に耐える高さ調節装置を提供する。 【解決手段】 案内スリーブ1に調節部材6を嵌挿し、
調節部材6の開口60の両側に所定間隔で多数の窪み6
1を設け、案内スリーブ1の長円形孔11に保持釦3を
通し、案内スリーブ1の底に固定した半球状体5内にば
ね31を設けて保持釦3を表面側に付勢し、保持釦3の
表面側に設けて開口60に嵌めた押圧ブロック4の切欠
部41の傾斜面41aに保持釦3を支持させ、調節部材
6の案内スリーブ1に対する引き上げによって保持釦3
の両端部に設けた係合突起を調節部材6の対向する1組
の窪み61に順次係合させて、調節部材6の案内スリー
ブ1外の部分に装着した物品を所望位置に支え、また調
節部材6を上限まで引き上げて押圧ブロック4を動作さ
せ、調節部材6を一挙に下限まで押し上げ、再び引き上
げを可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、家具や家庭用の電気製品など物品の高さ調節装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
高さや長さ位置を人力によって変えるための調節装置を備えた家庭用の製品は 数多くあり、前記調節装置には、扇風機や受信用アンテナなど日常生活に頻繁に 使う物品を設置して使用することが多い。 そして、前述のような調節装置は、テーパ付き面やねじによってある高さに家 庭用の物品を保持するようにしている。 しかし、従来の調節装置では、外部からの力によって物品の高さが簡単に変え られ、滑って移動するなど、保持位置から外れることが多い。このため、調節装 置を家庭用の電化製品などに実際に適用することが制限され、また、ねじで作動 する高さ方向に対する調節装置では、ねじを緩めたり締め付けたりすることを繰 り返す必要があり、調節作業が緩慢になり、操作が面倒になるという問題点があ った。 この考案は、前述した問題点を解決して、具合よく電気製品などの物品を適所 に保持し、使用中に大きな負荷がかかっても耐えることのできる、高さ調節装置 を提供することを主な目的とし、また、より簡単に操作ができる高さ調節装置を 提供することを目的としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係る高さ調節装置は、案内スリーブと、取付カバーと、保持 釦と、押圧ブロックと、半球状体と、調節部材とを備え、前記案内スリーブの中 空の部分に前記調節部材を上下方向に摺動可能に嵌挿し、調節部材に設けた上下 方向に長い開口の両側に互いに対向する多数の半円状の窪みを形成し、対向する 1組の窪みに案内スリーブに設けた幅方向に長い長円形孔に前記保持釦の拡大長 円形底部の表面側に連なる長円形突出部を係脱可能に係合させ、案内スリーブの 底面に固定した半球状体の受入れ凹部に前記拡大長円形底部を出し入れ可能に嵌 め、拡大長円形底部の裏面側に表面側への抜け止め防止用のフランジ部を設け、 調節部材の開口に嵌めた前記押圧ブロックの底部側に開口する切欠部に保持釦の 長円形突出部を上下方向に移動可能に嵌め、前記受入れ凹部と拡大長円形部との 間に介在させたコイルばねによって保持釦を表面側に付勢し、前記長円形突出部 の表面に前記切欠部の表面側を支持させ、前記取付カバーを、案内スリーブの表 面側に取付カバーの表面側に突出させた複数の筒体を介して固定し、押圧ブロッ クの案内スリーブ表面側への変位を規制すると共に、調節部材の上部を案内スリ ーブの上端から上方に突出させ、突出させた部分を引き上げて、調節部材の開口 に設けた対向する各組の窪みに保持釦の係合突起を係脱させ、係合突起の表面が 押圧ブロックの切欠部上端側の平坦面に係合することで、調節部材の下方への移 動を阻止するようにし、また、調節部材の上限への移動によって、押圧ブロック の下部が調節部材に設けた下端側の凹部に係合し、係合突起の表面が押圧ブロッ クの切欠部下端側の平坦面に係合することで、保持釦を前記コイルばねのばね力 に抗して半球状体側に押し込み、調節部材の裏面側に保持釦の係合突起を位置さ せ、調節部材を一挙に下限まで移動させて、押圧ブロック上部と調節部材に設け た上端側の凹部とが係合して、係合突起の表面が押圧ブロックの切欠部上端側の 平坦面に係合することで、調節部材の前記引き上げ動作を可能とし、さらに調節 部材の案内スリーブから突出した部分を物品の装着部としたものである。
【0004】 請求項2の考案は、請求項1に記載した高さ調節装置において、調節部材の開 口の両側にそれぞれ形成する窪みを矩形状にしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1〜図3の各図に示すように、この考案の一実施形態に係る高さ調節装置は 、案内スリーブ1、取付カバー2、保持釦3、押圧ブロック4、半球状体5およ び調節部材6から構成してある。 前記案内スリーブ1は、上下方向に細長い長方形で内部を中空にした扁平筒状 に形成し、中央部に幅方向に長い長円形孔11を表面壁,裏面壁に貫通させて形 成し、取付カバー2を固定するための複数の筒状突起12を表面壁の外側に突出 させ、また、表面壁の幅方向中央部には長円形孔11と直交する係合孔13を形 成し、長円形孔11の両端外周に表面壁の外側に突出する1対のガイド突起14 を形成してある。
【0006】 前記取付カバー2は、両側部裏側にフランジ21をそれぞれ突出させ、フラン ジ21の突出端を案内スリーブ1の表面壁の両側縁部に係合支持させるようにし 、また適宜の手段によって案内スリーブ1の筒状突起12に固定するようにして ある。
【0007】 前記保持釦3は、長円形突出部32とフランジ部33がある拡大長円形底部3 4とを一体に形成し、長円形突出部32の両端部に隣接させて拡大長円形底部3 4の表面側に係合突起35を一体に膨出させてある。前記係合突起35は、表面 側が下方から上方に向かって滑らかに弧状に傾斜して表面側に延び、上端に拡大 長円形底部34から直角に表面側に突出する水平な係止面を形成してある。
【0008】 前記押圧ブロック4は、案内スリーブ1の上下方向に長い直方体状に形成し、 底部側に切欠部41を幅方向に貫通させて底面に開口するように形成し、切欠部 41は、上端部が深く下端部が浅くなる傾斜面41aを裏面側に形成し、上端部 および下端部に平坦面41bおよび平坦部41cを押圧ブロック4の表面と平行 にそれぞれ形成してある。
【0009】 そして、保持釦3は、案内スリーブ1に設けた長円形孔11に、裏面側からフ ランジ部33より表面側の部分を嵌め、保持釦3と直交させて前記押圧ブロック 4を案内スリーブ1に設けた係合孔13に嵌め、押圧ブロック4の切欠部41の 裏面側面が保持釦3の長円形突出部32に接触し、前記裏面側面の傾斜面41a は外部力によって押圧ブロック4を保持釦3に対し動かした時にのみ、保持釦3 と接触するようにしてある。
【0010】 前記半球状体5は、中央部に表面側に開口する長円形の受入れ窪み51を、下 方に押し付けた保持釦3の収容可能に形成し、複数のビス52によって案内スリ ーブ1の裏面壁に支持固定してある。また、受入れ窪み51の底の中央に設けた 凹部53と保持釦3の底の中央に設けた凹部36(図3参照)との間にコイルば ね31の端部をそれぞれ嵌め、このばね31によって保持釦3を表面側に付勢し 、保持釦3のフランジ部33を案内スリーブ1の裏面壁に係合支持させるように してある。
【0011】 前記調節部材6は、上下方向に細長い長方形の板状体からなり、幅方向中央部 に細長い開口60を長さ方向の一端寄りに形成し、長さ方向に等間隔で離間させ た多数の半円状の窪み61を開口60の両側縁外側に互いに対向させて形成し、 開口60の上,下端部には幅が狭い凹部62をそれぞれ形成してある。なお、調 節部材6の開口60がなく、案内スリーブ1外に延びている部分には家庭用の電 気製品などの物品を保持するようにしてある。
【0012】 この考案の一実施形態の高さ調節装置を組み立てるには、調節部材6の開口6 0がある部分を案内スリーブ1の中空の部分に摺動可能に嵌挿し、前記開口60 の両側部に形成した相対向する1組の窪み61を案内スリーブ1の長円形孔11 に整合させる。 この状態で、保持釦3を長円形孔11に通し、保持釦3の両端部を互いに対向 する1組の窪み61に嵌合させる。この際、半球状体5の受入れ窪み51に設け た凹部53と保持釦3に設けた凹部36とにコイルばね31の両端部を係合させ て、半球状体5を案内スリーブ1の裏面壁に固定し、前記ばね31と保持釦3の 拡大長円形底部34とを半球状体5の受入れ窪み51内に収容させる。
【0013】 次に、押圧ブロック4の切欠部41に設けた上端側の平坦面41bを保持釦3 の長円形突出部32に対し接触させ、押圧ブロック4の傾斜面41aが保持釦3 の係合突起35と平行になる。 最後に、取付カバー2を筒状突起12を介し適宜の手段によって案内スリーブ 1の表面壁に固定し、押圧ブロック4の案内スリーブ1表面側への変位を規制し 、高さ調節装置の組立を完了させる。
【0014】 なお、長円形とは、長方形部の両端に半円形部を接続した競技場形である。 前記実施形態の高さ調節装置を使用するには、図4の(A)の鎖線に示す調節 部材6の下側の凹部62に押圧ブロック4の下端部が嵌合した状態で、調節部材 6を案内スリーブ1から抜き出すように上方に引っ張り、保持釦3の徐々に下側 が高くなる係合突起35の表面を、調節部材6の半円状の窪み61間の部分が滑 り、この際、コイルばね31のばね力に抗して保持釦3が裏面側に移動し、図4 の(B)に示すように、前記窪み61が保持釦3から外れ、下方に位置する他の 窪み61に前記ばね31の復元力によって保持釦3の表面側部分を係合、保持さ せる。
【0015】 そして、調節部材6は、1組の対向する半円状の窪み61を、保持釦3の両端 部に設けた2つの係合突起35の表面側に直角に突出した水平な係止面によって 係止しているので、窪み61が係合突起35から外れて調節部材6が案内スリー ブ1の下方へ移動するのを確実に防止する。 また、調節部材6を下方へ動かすには、まず調節部材6を上限まで引き上げる ことで、図4の(C)に示すように、押圧ブロック4の下端部を調節部材6の下 凹部62に係合させ、押圧ブロック4の切欠部41の深い平坦面41bから外れ て切欠部41の傾斜面41aに係合して保持釦3が徐々に裏面側に押し込まれ、 このため、保持釦3は、最下端の窪み61との係合が外れ、切欠部41の浅い平 坦面41cに係合する。
【0016】 この状態で、調節部材6を下方に押し込むと、図4の(C)の鎖線に示すよう に、押圧ブロック4の上側が調節部材6の上側の凹部62に整合し、その後、調 節部材6を下方に移動させると保持釦3が押圧ブロック4の切欠部41の傾斜面 41aから外れて切欠部41の深い平坦部41bと整合し、押圧されていた保持 釦3が通常の位置に戻って再び調節部材6の1組の窪み61に係合する。さらに 、その後、調節部材6は図4の(B)に示すように、高さ調節をするために段々 に上方へ引っ張ることが可能になる。
【0017】 図5に示すこの考案の他の実施形態は、調節部材6の開口60の両側に矩形状 の窪み63を形成し、これらの窪み63に係脱可能に係合する保持釦3の表面側 の突出部37を矩形状にした以外、前述した一実施形態の高さ調節装置と同様な 構成にしてあるので、図5の各部に図1〜図4の各図と同符合を付けて構成の説 明を省略する。 そして、他の実施形態の高さ調節装置の使用、効果は前述した一実施形態のも のと同様であるが、窪み63および保持釦3の表面側の突出部37を矩形状にし たので、窪み63と保持釦3と係合状態で、これらの係合が不本意に外れにくい 。
【0018】 なお、この考案において、案内スリーブは適時に室内の所望の部分に固定した 状態で、案内スリーブに対し調節部材を上下方向に移動させることが好ましく、 また調節部材の案内スリーブに対する上下方向への移動は、調節部材に物品を装 着した状態で行っても、調節部材の移動後にこれに物品を装着してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案に係る高さ調節装置は、案内スリーブと 、取付カバーと、保持釦と、押圧ブロックと、半球状体と、調節部材とを備え、 前記案内スリーブの中空の部分に前記調節部材を摺動可能に嵌挿し、調節部材に 設けた上下方向に長い開口の両側に設けた上下方向に長い開口の両側に互いに対 向する多数の半円状の窪みを形成し、対向する1組の窪みに案内スリーブに設け た幅方向に長い長円形孔に通した前記保持釦の拡大長円形底部の表面側に連なる 長円形突出部を係脱可能に係合させ、案内スリーブの底部に固定した半球状体の 受入れ凹部に前記拡大長円形底部を出し入れ可能に嵌め、拡大長円形底部の裏面 部に表面側への抜け止め防止用のフランジ部を設け、調節部材の開口に嵌めた前 記押圧ブロックの底部側に開口する切欠部に保持釦の長円形突出部を嵌め、前記 受入れ凹部と拡大長円形部との間に介在させたコイルばねによって保持釦を表面 側に付勢し、前記長円形突出部の表面に前記切欠部を表面側を支持させ、前記取 付カバーを、案内スリーブの表面側に突出させた複数の筒体突起を介して固定し 、押圧ブロックの案内スリーブの表面側への変位を規制すると共に、調節部材の 上部を案内スリーブの上端から上方に突出させ、突出させた部分を引き上げて、 調節部材の開口に設けた対向する各組の窪みに保持釦の係合突起を係脱させ、係 合突起の表面が押圧ブロックの切欠部上端側の平坦面に係合することで、調節部 材の下方への移動を阻止するようにし、前記係合突起の表面側が下方から上方に 向かって滑らかに傾斜しているので、案内スリーブに対する調節部材の引き上げ 操作が簡単にできると共に、係合突起の上端の係止面がほぼ水平に窪み内に位置 し、調節部材の案内スリーブから突出した部分に物品を装着して調節部材に大き な負荷がかかっても、この負荷に耐えることができる。
【0020】 また、調節部材の上限への移動によって、押圧ブロックの下部が調節部材に設 けた下端側の凹部に係合し、係合突起の表面が押圧ブロックの切欠部下端側の平 坦面に係合することで、保持釦を、前記コイルばねのばね力に抗して、半球状体 側、すなわち裏面側に押し込み、調節部材の裏面側に保持釦の係合突起を位置さ せ、調節部材を一挙に下限まで移動させて、押圧ブロック上部と調節部材に設け た上端側の凹部とが係合して、係合突起の表面が押圧ブロックの切欠部上端側の 平坦面に係合することで、調節部材の前記引き上げ動作が可能になり、高さの変 更や補正を行うことができる。従って、調節部材の案内スリーブから突出した部 分に物品を装着することで、前記物品を所望の高さ位置にすることが容易にでき る。
【0021】 請求項2の考案は、調節部材の開口の両側に形成する窪みを半円状から矩形状 に替えたので、使用時に保持部材の係合突起の係止面がより確実に支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態に係る位置調節装置を示
した要部の分解斜視図。
【図2】図1に示した位置調節装置の一部切欠き斜視
図。
【図3】図1に示した位置調節装置の要部の横断説明
図。
【図4】図1に示した位置調節装置の部分拡大図で、
A,B,Cはそれぞれ動作説明図。
【図5】この考案の他の実施形態に係る位置調節装置の
一部切欠き斜視図。
【符号の説明】
1 案内スリーブ 11 長円形孔 12 筒状突起 13 係合孔 14 ガイド突起 2 取付カバー 21 フランジ 3 保持釦 31 コイルばね 32 長円形突出部 33 フランジ部 34 拡大長円形底部 35 係合突起 36 凹部 4 押圧ブロック 41 切欠部 41a 傾斜面 41b 平坦面 41c 平坦面 5 半球状体 51 受入れ窪み 52 ビス 53 凹部 6 調節部材 60 開口 61 半円状の窪み 62 凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内スリーブと、取付カバーと、保持釦
    と、押圧ブロックと、半球状体と、調節部材とを備え、
    前記案内スリーブの中空の部分に前記調節部材を上下方
    向に摺動可能に嵌挿し、調節部材に設けた上下方向に長
    い開口の両側に互いに対向する多数の半円状の窪みを形
    成し、対向する1組の窪みに案内スリーブに設けた幅方
    向に長い長円形孔に前記保持釦の拡大長円形底部の表面
    側に連なる長円形突出部を係脱可能に係合させ、案内ス
    リーブの底面に固定した半球状体の受入れ凹部に前記拡
    大長円形底部を出し入れ可能に嵌め、拡大長円形底部の
    裏面側に表面側への抜け止め防止用のフランジ部を設
    け、調節部材の開口に嵌めた前記押圧ブロックの底部側
    に開口する切欠部に保持釦の長円形突出部を上下方向に
    移動可能に嵌め、前記受入れ凹部と拡大長円形部との間
    に介在させたコイルばねによって保持釦を表面側に付勢
    し、前記長円形突出部の表面に前記切欠部の表面側を支
    持させ、前記取付カバーを、案内スリーブの表面側に取
    付カバーの表面側に突出させた複数の筒体を介して固定
    し、押圧ブロックの案内スリーブ表面側への変位を規制
    すると共に、調節部材の上部を案内スリーブの上端から
    上方に突出させ、突出させた部分を引き上げて、調節部
    材の開口に設けた対向する各組の窪みに保持釦の係合突
    起を係脱させ、係合突起の表面が押圧ブロックの切欠部
    上端側の平坦面に係合することで、調節部材の下方への
    移動を阻止するようにし、また、調節部材の上限への移
    動によって、押圧ブロックの下部が調節部材に設けた下
    端側の凹部に係合し、係合突起の表面が押圧ブロックの
    切欠部下端側の平坦面に係合することで、保持釦を前記
    コイルばねのばね力に抗して半球状体側に押し込み、調
    節部材の裏面側に保持釦の係合突起を位置させ、調節部
    材を一挙に下限まで移動させて、押圧ブロック上部と調
    節部材に設けた上端側の凹部とが係合して、係合突起の
    表面が押圧ブロックの切欠部上端側の平坦面に係合する
    ことで、調節部材の前記引き上げ動作を可能とし、さら
    に調節部材の案内スリーブから突出した部分を物品の装
    着部としたことを特徴とする高さ調節装置。
  2. 【請求項2】 調節部材の開口の両側にそれぞれ形成す
    る窪みを矩形状にしたことを特徴とする請求項1に記載
    した高さ調節装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016193213A (ja) * 2009-07-10 2016-11-17 ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド 医学的管理ユニットのための担架支持システム及びそれらの使用方法
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