JP3040927B2 - 印刷物等の自動連続包装装置 - Google Patents
印刷物等の自動連続包装装置Info
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- JP3040927B2 JP3040927B2 JP6340569A JP34056994A JP3040927B2 JP 3040927 B2 JP3040927 B2 JP 3040927B2 JP 6340569 A JP6340569 A JP 6340569A JP 34056994 A JP34056994 A JP 34056994A JP 3040927 B2 JP3040927 B2 JP 3040927B2
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- Japan
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- former
- film
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- printed matter
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Package Closures (AREA)
- Packaging Of Special Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水平に搬送される印
刷物等(書籍、郵便物、パンフレットなど、偏平で比較
的薄い厚さの被包装物品をいう、以下同様)を自動的に
連続包装する包装装置の改良に関する。
刷物等(書籍、郵便物、パンフレットなど、偏平で比較
的薄い厚さの被包装物品をいう、以下同様)を自動的に
連続包装する包装装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷物等を自動包装する包装装置は従来
種々構成のものが知られているが、この種の装置は構造
的に複雑であって大型化してしまい広い設置面積を必要
とし、搬送路が長いため包装を短時間で行うことができ
ないなどの欠点があった。また、本出願人は既に縦型で
印刷物等を自動的に連続包装する包装装置を提案した
が、水平状態で印刷物等を搬送することはできなかっ
た。
種々構成のものが知られているが、この種の装置は構造
的に複雑であって大型化してしまい広い設置面積を必要
とし、搬送路が長いため包装を短時間で行うことができ
ないなどの欠点があった。また、本出願人は既に縦型で
印刷物等を自動的に連続包装する包装装置を提案した
が、水平状態で印刷物等を搬送することはできなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その主
たる課題は、横幅の異なる印刷物等であっても容易に調
整できる簡単な構造からなるフォーマーを備えた自動連
続包装装置を提供することにある。
鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その主
たる課題は、横幅の異なる印刷物等であっても容易に調
整できる簡単な構造からなるフォーマーを備えた自動連
続包装装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ロール状の包装用フィルムを回転自在
に保持する基台を有し、該基台上面に略水平に形成され
た搬送面と、包装用フィルムを牽引、供給するための駆
動ローラと、該駆動ローラから供給された包装用フィル
ムを両側縁が相互に重複するようにして連続的に薄い厚
みの筒状に折り曲げるとともに、印刷物等の被包装体の
挿入空間を形成するフォーマーと、該フォーマー側に被
包装体を搬送する搬送手段と、上記フォーマーの下流側
に配置されて該フォーマにより形成された筒状フィルム
を搬送方向と垂直な横方向に溶断溶着する横シール装置
と、該横シール装置の下流側で筒状フィルムの両側縁重
複部を溶着する縦シール装置と、横シール装置によるシ
ール位置を検出する検出センサと、横シール装置および
縦シール装置によってシールされた包装体を搬送し、排
出する手段とからなる印刷物等の自動連続包装装置にお
いて、前記フォーマーが、左右の側片を所定の間隔で離
間させて前方中央に中空部分を形成すると共に、上記一
対の側片は内向きに斜めの折返し線ができるように前方
に折り返してその先端を上下に重ね、後方中央にも中空
部分を形成してなり、上記フォーマーの前方中央の中空
部分に上から印刷物等の被包装体に接して回転駆動する
挿入ローラを配置して前記搬送手段から移送された印刷
物等の被包装体をフォーマーの挿入空間へ送り込み、上
記フォーマーの後方中央の中空部分に、前記被包装体が
収納された筒状フィルムを上下で挟んでフォーマーから
引き出す一対のローラを設け、横シール装置と縦シール
装置とが一体に平面T状に形成されて上から被搬送体を
挿入した筒状フィルムをシールしてなる、という技術的
手段を講じている。
に、この発明は、ロール状の包装用フィルムを回転自在
に保持する基台を有し、該基台上面に略水平に形成され
た搬送面と、包装用フィルムを牽引、供給するための駆
動ローラと、該駆動ローラから供給された包装用フィル
ムを両側縁が相互に重複するようにして連続的に薄い厚
みの筒状に折り曲げるとともに、印刷物等の被包装体の
挿入空間を形成するフォーマーと、該フォーマー側に被
包装体を搬送する搬送手段と、上記フォーマーの下流側
に配置されて該フォーマにより形成された筒状フィルム
を搬送方向と垂直な横方向に溶断溶着する横シール装置
と、該横シール装置の下流側で筒状フィルムの両側縁重
複部を溶着する縦シール装置と、横シール装置によるシ
ール位置を検出する検出センサと、横シール装置および
縦シール装置によってシールされた包装体を搬送し、排
出する手段とからなる印刷物等の自動連続包装装置にお
いて、前記フォーマーが、左右の側片を所定の間隔で離
間させて前方中央に中空部分を形成すると共に、上記一
対の側片は内向きに斜めの折返し線ができるように前方
に折り返してその先端を上下に重ね、後方中央にも中空
部分を形成してなり、上記フォーマーの前方中央の中空
部分に上から印刷物等の被包装体に接して回転駆動する
挿入ローラを配置して前記搬送手段から移送された印刷
物等の被包装体をフォーマーの挿入空間へ送り込み、上
記フォーマーの後方中央の中空部分に、前記被包装体が
収納された筒状フィルムを上下で挟んでフォーマーから
引き出す一対のローラを設け、横シール装置と縦シール
装置とが一体に平面T状に形成されて上から被搬送体を
挿入した筒状フィルムをシールしてなる、という技術的
手段を講じている。
【0005】
【作用】包装用フィルムは、駆動ローラを介して牽引、
供給されると共に、反転してフオーマにて薄肉中空の筒
状に成形される。このフォーマーから筒状に引き出され
たフィルムは、まず先端(下端の縦辺)が横シール装置
で溶断溶着される。そして、フォーマー内の前方に配置
された挿入ローラが、搬送手段から移送された印刷物等
の被包装体をフォーマーの挿入空間へ送り込む。これに
より、先端が横シールされた筒状に折られたフィルムの
中空内に、印刷物等の被包装体が挿入される。そして、
フォーマー内の後方に配置された一対のローラで前記被
包装体が収納された筒状フィルムを上下で挟んでフォー
マーから引き出す。ついで位置センサでシール位置が確
認されたのち、横シール装置および縦シール装置により
後端での横方向シール並びに縦方向の重合部分での熱シ
ールが同時になされる。この後端での横方向シールの際
に溶断が同時に行われ、これにより包装物品は個包装と
して切り離される。切り離された包装物晶は、装置外へ
搬送される。また、印刷物等の幅が異なる場合には、フ
ォーマーの側片をスライドして側片間の中空の幅を拡縮
して、前記筒状のフィルムを印刷物等の幅に合わせるこ
とができる。
供給されると共に、反転してフオーマにて薄肉中空の筒
状に成形される。このフォーマーから筒状に引き出され
たフィルムは、まず先端(下端の縦辺)が横シール装置
で溶断溶着される。そして、フォーマー内の前方に配置
された挿入ローラが、搬送手段から移送された印刷物等
の被包装体をフォーマーの挿入空間へ送り込む。これに
より、先端が横シールされた筒状に折られたフィルムの
中空内に、印刷物等の被包装体が挿入される。そして、
フォーマー内の後方に配置された一対のローラで前記被
包装体が収納された筒状フィルムを上下で挟んでフォー
マーから引き出す。ついで位置センサでシール位置が確
認されたのち、横シール装置および縦シール装置により
後端での横方向シール並びに縦方向の重合部分での熱シ
ールが同時になされる。この後端での横方向シールの際
に溶断が同時に行われ、これにより包装物品は個包装と
して切り離される。切り離された包装物晶は、装置外へ
搬送される。また、印刷物等の幅が異なる場合には、フ
ォーマーの側片をスライドして側片間の中空の幅を拡縮
して、前記筒状のフィルムを印刷物等の幅に合わせるこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明の印刷物等の自動連続包装
装置の好適実施例を図面を参照しつつ説明する。図1
は、この発明の印刷物等の自動連続包装装置の全体構成
を模式的に示す側面図、図2は同じくその平面図であっ
て、包装用フィルムロール11から包装用フィルム11
aを牽引、供給するための駆動ローラ12と、駆動ロー
ラ12から供給されたフィルム11aを両側縁が相互に
重複するようにして連続的に筒状に折り曲げるととも
に、被包装印刷物等の挿入のための肉薄空間を形成する
フォーマー(成形器具)13と、フォーマー13により
形成されたこの挿入空間内に被包装印刷物等を搬送する
搬送手段14と、フォーマー13の下流側に配置され、
フォーマー13により形成された筒状フィルム11bを
搬送方向と垂直な横方向に溶断溶着する横シール装置1
5と、横シール装置15の下流側に設けられ、筒状フィ
ルム11bの両側縁重複部を溶着する縦シール装置16
と、横シール装置15の下流側に設けられ、横シール装
置15によるシール位置を決定する位置センサ17と、
横シール装置15と縦シール装置16によりシールされ
た包装体を搬送、排出する移送手段18とからなってい
る。
装置の好適実施例を図面を参照しつつ説明する。図1
は、この発明の印刷物等の自動連続包装装置の全体構成
を模式的に示す側面図、図2は同じくその平面図であっ
て、包装用フィルムロール11から包装用フィルム11
aを牽引、供給するための駆動ローラ12と、駆動ロー
ラ12から供給されたフィルム11aを両側縁が相互に
重複するようにして連続的に筒状に折り曲げるととも
に、被包装印刷物等の挿入のための肉薄空間を形成する
フォーマー(成形器具)13と、フォーマー13により
形成されたこの挿入空間内に被包装印刷物等を搬送する
搬送手段14と、フォーマー13の下流側に配置され、
フォーマー13により形成された筒状フィルム11bを
搬送方向と垂直な横方向に溶断溶着する横シール装置1
5と、横シール装置15の下流側に設けられ、筒状フィ
ルム11bの両側縁重複部を溶着する縦シール装置16
と、横シール装置15の下流側に設けられ、横シール装
置15によるシール位置を決定する位置センサ17と、
横シール装置15と縦シール装置16によりシールされ
た包装体を搬送、排出する移送手段18とからなってい
る。
【0007】その他、図中19は包装用フィルムロール
11を支持するための支持ローラ、20は引き出された
フィルムに一定の緊張を与えるためのテンションロー
ラ、21は被包装印刷物等をフォーマー13による挿入
空間内に強制的に挿入させるための挿入ローラ、22は
筒状フィルム11bを押さえながら送り出すためのガイ
ドローラ、23は横シール装置15および縦シール装置
16によるシール後に筒状フィルム11bを搬出するた
めの押さえローラである。また、図中24はこれら駆動
ローラ12、ガイドローラ22等を駆動させるための駆
動モータである。
11を支持するための支持ローラ、20は引き出された
フィルムに一定の緊張を与えるためのテンションロー
ラ、21は被包装印刷物等をフォーマー13による挿入
空間内に強制的に挿入させるための挿入ローラ、22は
筒状フィルム11bを押さえながら送り出すためのガイ
ドローラ、23は横シール装置15および縦シール装置
16によるシール後に筒状フィルム11bを搬出するた
めの押さえローラである。また、図中24はこれら駆動
ローラ12、ガイドローラ22等を駆動させるための駆
動モータである。
【0008】このフォーマー13は、図3に示すよう
に、中央に中空13Fを有し左右の側片13A、13B
を斜めの折返し線ができるように前方に折り返してお
り、上記中空が適切な幅の筒状体となるよう幅の大きさ
が設定されたものからなり、上記駆動ローラ12から引
き出されたフィルム11aを、図4に示すようにいった
ん裏返したのち、前方中央で端部を重ね合わせ、挿入空
間11cを形成した所定幅の筒状に折り曲げるようにな
っている。
に、中央に中空13Fを有し左右の側片13A、13B
を斜めの折返し線ができるように前方に折り返してお
り、上記中空が適切な幅の筒状体となるよう幅の大きさ
が設定されたものからなり、上記駆動ローラ12から引
き出されたフィルム11aを、図4に示すようにいった
ん裏返したのち、前方中央で端部を重ね合わせ、挿入空
間11cを形成した所定幅の筒状に折り曲げるようにな
っている。
【0009】上記フォーマー13内にはガイドプレート
13Eを設け、筒状フィルム11bの形成がスムーズに
行われるようにしてもよい。更に、フォーマー13は、
一方の側片13Aと他方の側片13Bとが横片13Cを
介して横幅方向にスライドして伸縮可能に連結されてい
る(図3参照)ので、フォーマー13の横幅を調整で
き、例えばA4の印刷物からB5の印刷物に変えるに
は、一方の側片13Bを他方の側片13Aに接近させる
よう横片13Cを短縮方向に重ねて固定すればよい。
13Eを設け、筒状フィルム11bの形成がスムーズに
行われるようにしてもよい。更に、フォーマー13は、
一方の側片13Aと他方の側片13Bとが横片13Cを
介して横幅方向にスライドして伸縮可能に連結されてい
る(図3参照)ので、フォーマー13の横幅を調整で
き、例えばA4の印刷物からB5の印刷物に変えるに
は、一方の側片13Bを他方の側片13Aに接近させる
よう横片13Cを短縮方向に重ねて固定すればよい。
【0010】搬送手段14は図2または図5に示すよう
に、4列に並列された無端ベルト14aからなり、被包
装物をフォーマー13側へ移送し得るようになってい
る。挿入ローラ21は図6に示すように駆動モータ24
によりベルト25を介して駆動され、被包装印刷物等を
フォーマー13の挿入空間11cから筒状フィルム11
b内に強制的に挿入させるべく作用する。
に、4列に並列された無端ベルト14aからなり、被包
装物をフォーマー13側へ移送し得るようになってい
る。挿入ローラ21は図6に示すように駆動モータ24
によりベルト25を介して駆動され、被包装印刷物等を
フォーマー13の挿入空間11cから筒状フィルム11
b内に強制的に挿入させるべく作用する。
【0011】ガイドローラ22は図7に示すようにスプ
リング26により下方に向けて押圧され、その下方に対
向して設けられたローラ27との間で筒状フィルム11
bを押さえながら横シール装置15下方に送り出すよう
になっている。横シール装置15は図8に示すように縦
シール装置16と合体して設けられ、また、図9に示す
ように支持板体15aに加圧板15bがほぼ鉛直に立て
られた状態で、かつコイルスプリング15dを介して上
下に弾性移動可能に取着され、その下端縁部近傍に沿っ
て加熱ワイヤー15cが配設されていて筒状フィルム1
1bの横断所定位置を融着温度に加熱し、その部位の筒
状フィルム11bの上下のフィルム相互を融着するとと
もに、融断し、筒状フィルム11bの頭部シール端と、
底部シール端とを同時に形成するようになっている。な
お、15hは加熱ワイヤー15cを緊張させるためのス
プリングである。
リング26により下方に向けて押圧され、その下方に対
向して設けられたローラ27との間で筒状フィルム11
bを押さえながら横シール装置15下方に送り出すよう
になっている。横シール装置15は図8に示すように縦
シール装置16と合体して設けられ、また、図9に示す
ように支持板体15aに加圧板15bがほぼ鉛直に立て
られた状態で、かつコイルスプリング15dを介して上
下に弾性移動可能に取着され、その下端縁部近傍に沿っ
て加熱ワイヤー15cが配設されていて筒状フィルム1
1bの横断所定位置を融着温度に加熱し、その部位の筒
状フィルム11bの上下のフィルム相互を融着するとと
もに、融断し、筒状フィルム11bの頭部シール端と、
底部シール端とを同時に形成するようになっている。な
お、15hは加熱ワイヤー15cを緊張させるためのス
プリングである。
【0012】なお、図10に示すように、この加圧板1
5bの下流側の支持板体15a底面には例えばシリコー
ン樹脂からなるフィルム押え15eが設けられていて、
熱シール時にその下方対向面に固定された筒状フィルム
押え15fとの間で筒状フィルム11bを押さえ込むよ
うになっている。なお、支持板体15aの両端部を支持
する一方の支柱15gの下方には位置センサー17が取
着されていて、被包装物の後端を検出し包装体の後端シ
ールが適切な位置にて行われるようになっている。すな
わち、位置センサー17により被包装物の後端が検出さ
れると、駆動ローラ12ならびにガイドローラ22の回
転駆動が停止し、図示しないマイクロコンピュータを含
む制御機構と連動し、横シール装置15および縦シール
装置16によるシール操作がなされる。なお、この位置
センサーは縦シール装置16の下流端部に設け、筒状フ
ィルム11bを先端部を検出するようにしてもよい。
5bの下流側の支持板体15a底面には例えばシリコー
ン樹脂からなるフィルム押え15eが設けられていて、
熱シール時にその下方対向面に固定された筒状フィルム
押え15fとの間で筒状フィルム11bを押さえ込むよ
うになっている。なお、支持板体15aの両端部を支持
する一方の支柱15gの下方には位置センサー17が取
着されていて、被包装物の後端を検出し包装体の後端シ
ールが適切な位置にて行われるようになっている。すな
わち、位置センサー17により被包装物の後端が検出さ
れると、駆動ローラ12ならびにガイドローラ22の回
転駆動が停止し、図示しないマイクロコンピュータを含
む制御機構と連動し、横シール装置15および縦シール
装置16によるシール操作がなされる。なお、この位置
センサーは縦シール装置16の下流端部に設け、筒状フ
ィルム11bを先端部を検出するようにしてもよい。
【0013】縦シール装置16は上記説明の如く、横シ
ール装置15に対しほぼT字形をなすようにして合体し
て設けられ(図8)、図11に示すように、支持板体1
6aに加圧板16bがほぼ鉛直に立てられた状態で、か
つ支持板体16a上面に設けられたコイルスプリング1
6dを介して上下に弾性移動可能に取着され、その下端
縁部に沿って加熱ワイヤー16cが配設されていて筒状
フィルム11bの重複部分を横シール装置15と同時に
融着温度に加熱し得るようになっている。なお、この縦
シール装置16は横シール装置15に対し別体に設けて
もよく、また回転ローラにより回転しながら連続的にシ
ールを行うようにしてもよい。なお、16hはローラ1
6fを介して加熱ワイヤー16cを緊張させるためのス
プリングである。
ール装置15に対しほぼT字形をなすようにして合体し
て設けられ(図8)、図11に示すように、支持板体1
6aに加圧板16bがほぼ鉛直に立てられた状態で、か
つ支持板体16a上面に設けられたコイルスプリング1
6dを介して上下に弾性移動可能に取着され、その下端
縁部に沿って加熱ワイヤー16cが配設されていて筒状
フィルム11bの重複部分を横シール装置15と同時に
融着温度に加熱し得るようになっている。なお、この縦
シール装置16は横シール装置15に対し別体に設けて
もよく、また回転ローラにより回転しながら連続的にシ
ールを行うようにしてもよい。なお、16hはローラ1
6fを介して加熱ワイヤー16cを緊張させるためのス
プリングである。
【0014】移送手段18は搬送手段14と同様に4列
に並列された無端ベルト18からなり、押さえローラ2
3と協同して包装物を装置外へ移送し得るようになって
いる。
に並列された無端ベルト18からなり、押さえローラ2
3と協同して包装物を装置外へ移送し得るようになって
いる。
【0015】次に、上記構成からなる自動連続包装装置
の動作について説明する。まず、駆動ローラ12により
包装用フィルムロール11から包装用フィルム11aが
引き出され、ついでフォーマー13の部位で反転されな
がら連続的に筒状に折り曲げられ、筒状フィルム11b
が形成され、これが横シール装置15により底部シール
端が形成され、同時に被包装物が搬送手段14より移送
され、挿入ローラ21によってフォーマー13により形
成された挿入空間を介して筒状フィルム11b内に挿入
され、さらにガイドローラ22により縦シール装置16
下方に移送され、位置センサ17により包装用フィルム
11aに予め付されたマークまたは被包装物の端部が検
出されると、これによりガイドローラ22による移送が
いったん停止され、その状態で横シール装置15による
シール並びに分断操作および縦シール装置16による筒
状フィルム11bの重合部のシール操作がなされる。こ
のようにして包装が完了した包装体は、移送手段18に
より装置外に排出される。他方、横シール装置15およ
び縦シール装置16によるシール並びに分断操作と同時
に、上記同様の工程を経てフォーマー13の部位にて上
述のような被包装物の挿入空間を介しての筒状フィルム
11b内への挿入が行われる。したがって、移送手段1
8による前の包装体の装置外への排出と同時にシールの
ための次の筒状フィルム11bがガイドローラ22によ
り縦シール装置16下方に移送され、位置センサ17に
より位置決めされたのち上記同様にしてシール並びに分
断操作がなされる。この発明の包装装置は、上記実施例
に限定されることなく、要するに発明の要旨を変更しな
い範囲で種々設計変更しうること勿論である。
の動作について説明する。まず、駆動ローラ12により
包装用フィルムロール11から包装用フィルム11aが
引き出され、ついでフォーマー13の部位で反転されな
がら連続的に筒状に折り曲げられ、筒状フィルム11b
が形成され、これが横シール装置15により底部シール
端が形成され、同時に被包装物が搬送手段14より移送
され、挿入ローラ21によってフォーマー13により形
成された挿入空間を介して筒状フィルム11b内に挿入
され、さらにガイドローラ22により縦シール装置16
下方に移送され、位置センサ17により包装用フィルム
11aに予め付されたマークまたは被包装物の端部が検
出されると、これによりガイドローラ22による移送が
いったん停止され、その状態で横シール装置15による
シール並びに分断操作および縦シール装置16による筒
状フィルム11bの重合部のシール操作がなされる。こ
のようにして包装が完了した包装体は、移送手段18に
より装置外に排出される。他方、横シール装置15およ
び縦シール装置16によるシール並びに分断操作と同時
に、上記同様の工程を経てフォーマー13の部位にて上
述のような被包装物の挿入空間を介しての筒状フィルム
11b内への挿入が行われる。したがって、移送手段1
8による前の包装体の装置外への排出と同時にシールの
ための次の筒状フィルム11bがガイドローラ22によ
り縦シール装置16下方に移送され、位置センサ17に
より位置決めされたのち上記同様にしてシール並びに分
断操作がなされる。この発明の包装装置は、上記実施例
に限定されることなく、要するに発明の要旨を変更しな
い範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上、この発明によれば、フォーマー内
の前後中央の中空部分に挿入ローラと一対のローラを設
けて、印刷物等の被包装体の送り込みと、送り込まれた
被包装体と筒状フィルムの送り出しを行っているので、
印刷物のような厚みが薄く幅が広い被包装体であって
も、確実にフォーマーを通してフィルムと共に排出側へ
送り出すことができ、シール装置でT状に縦横のシール
を行って、簡便に個包装として切り離し、簡単な構成で
印刷物等を移送して連続包装することができる。また、
包装する印刷物等が例えばB5からA4に変更する場合
のように、横幅の異なる印刷物等を包装する場合には、
印刷物等の福に合わせてフォーマの側片を簡単に伸縮調
整して、対応することができる。
の前後中央の中空部分に挿入ローラと一対のローラを設
けて、印刷物等の被包装体の送り込みと、送り込まれた
被包装体と筒状フィルムの送り出しを行っているので、
印刷物のような厚みが薄く幅が広い被包装体であって
も、確実にフォーマーを通してフィルムと共に排出側へ
送り出すことができ、シール装置でT状に縦横のシール
を行って、簡便に個包装として切り離し、簡単な構成で
印刷物等を移送して連続包装することができる。また、
包装する印刷物等が例えばB5からA4に変更する場合
のように、横幅の異なる印刷物等を包装する場合には、
印刷物等の福に合わせてフォーマの側片を簡単に伸縮調
整して、対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の包装装置の全体構成を模式的に示す
側面図。
側面図。
【図2】図1に示す包装装置の平面図。
【図3】フォーマーの平面図。
【図4】図3に示すフォーマーで包装用フィルムを折り
曲げ、筒状に成形した状態を示す平面図である。
曲げ、筒状に成形した状態を示す平面図である。
【図5】搬送手段のみを取出して示す斜視図。
【図6】挿入ローラのみを取出して示す斜視図。
【図7】ガイドローラのみを取出して示す斜視図。
【図8】横シール装置および縦シール装置を取出して示
す斜視図。
す斜視図。
【図9】横シール装置の一部を取出して示す斜視図。
【図10】横シール装置の他の一部を取出して示す斜視
図。
図。
【図11】縦シール装置のみを取出して示す斜視図。
11…包装用フィルムロール、 12…駆動ローラ、 13…フォーマー、 14…搬送手段、 15…横シール装置、 16…縦シール装置、 17…位置センサ、 18…移送手段、 19…支持ローラ、 20…テンションローラ、 21…挿入ローラ、 22…ガイドローラ、 23…押さえローラ、 24…駆動モータ、 25…ベルト、 26…スプリング、 27…ローラ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−94531(JP,A) 特開 平4−44912(JP,A) 特開 平4−339709(JP,A) 特開 昭61−81909(JP,A) 特開 昭63−272607(JP,A) 実開 平4−35502(JP,U) 実開 昭53−30464(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 ロール状の包装用フィルムを回転自在に
保持する基台を有し、該基台上面に略水平に形成された
搬送面と、包装用フィルムを牽引、供給するための駆動
ローラと、該駆動ローラから供給された包装用フィルム
を両側縁が相互に重複するようにして連続的に薄い厚み
の筒状に折り曲げるとともに、印刷物等の被包装体の挿
入空間を形成するフォーマーと、該フォーマー側に被包
装体を搬送する搬送手段と、上記フォーマーの下流側に
配置されて該フォーマにより形成された筒状フィルムを
搬送方向と垂直な横方向に溶断溶着する横シール装置
と、該横シール装置の下流側で筒状フィルムの両側縁重
複部を溶着する縦シール装置と、横シール装置によるシ
ール位置を検出する検出センサと、横シール装置および
縦シール装置によってシールされた包装体を搬送し、排
出する手段とからなる印刷物等の自動連続包装装置にお
いて、 前記フォーマーが、左右の側片を所定の間隔で離間させ
て前方中央に中空部分を形成すると共に、上記一対の側
片は内向きに斜めの折返し線ができるように前方に折り
返してその先端を上下に重ね、後方中央にも中空部分を
形成してなり、 上記フォーマーの前方中央の中空部分に上から印刷物等
の被包装体に接して回転駆動する挿入ローラを配置して
前記搬送手段から移送された印刷物等の被包装体をフォ
ーマーの挿入空間へ送り込み、 上記フォーマーの後方中央の中空部分に、前記被包装体
が収納された筒状フィルムを上下で挟んでフォーマーか
ら引き出す一対のローラを設け、 横シール装置と縦シール装置とが一体に平面T状に形成
されて上から被搬送体を挿入した筒状フィルムをシール
してなる ことを特徴とする印刷物等の自動連続包装装
置。 - 【請求項2】 フォーマーの左右の側片が、それぞれ左
右にスライドして前方および後方中央の中空部分の幅の
長さを印刷物等の横幅にあわせて拡縮調整可能となって
いることを特徴とする請求項1に記載の印刷物等の自動
連続包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340569A JP3040927B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 印刷物等の自動連続包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6340569A JP3040927B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 印刷物等の自動連続包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183509A JPH08183509A (ja) | 1996-07-16 |
JP3040927B2 true JP3040927B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=18338258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6340569A Expired - Lifetime JP3040927B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 印刷物等の自動連続包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040927B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102085744A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-06-08 | 李春 | 封口制袋及凹版印刷一体机 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4884896B2 (ja) * | 2006-09-13 | 2012-02-29 | 株式会社デュプロ | 包装装置 |
JP5912435B2 (ja) * | 2011-11-11 | 2016-04-27 | デュプロ精工株式会社 | フィルム折り部材及び前記フィルム折り部材を備えた包装装置 |
CN110733707A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-01-31 | 甄宗平 | 一种包装袋侧边封口机构 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0767922B2 (ja) * | 1990-05-31 | 1995-07-26 | 株式会社フジキカイ | 横型製袋充填包装機の被包装物供給装置 |
JP2517145Y2 (ja) * | 1990-07-20 | 1996-11-13 | 株式会社鈴木製作所 | 封筒製袋フォーマー |
JPH04339709A (ja) * | 1991-05-01 | 1992-11-26 | Teraoka Seiko Co Ltd | ストレッチフイルム包装機 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6340569A patent/JP3040927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102085744A (zh) * | 2010-11-05 | 2011-06-08 | 李春 | 封口制袋及凹版印刷一体机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08183509A (ja) | 1996-07-16 |
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