JP3028808B2 - 電子スチルカメラおよび撮影方法 - Google Patents

電子スチルカメラおよび撮影方法

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JP3028808B2
JP3028808B2 JP10267484A JP26748498A JP3028808B2 JP 3028808 B2 JP3028808 B2 JP 3028808B2 JP 10267484 A JP10267484 A JP 10267484A JP 26748498 A JP26748498 A JP 26748498A JP 3028808 B2 JP3028808 B2 JP 3028808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子スチルカメラ
による撮像技術に関し、特に、PAST撮影時における
撮影補助技術に関する。
【0002】
【従来の技術】表示部を有するデジタルカメラ等の電子
スチルカメラでは、撮像時には、先ず、被写体光像を撮
像素子で電気信号に変換し、信号変換処理およびカラー
プロセス処理等の画像処理を経て画像データ(Y,C
b,Cr信号)をDRAM等の作業用メモリに取込むと
共に画像データを表示部に送り、ビデオエンコーダによ
るイメージ化処理を経て液晶ディスプレイ上にスルー画
像(動画)表示し、次に、ユーザが所望のタイミング
(以下、シャッターチャンス)でシャッターボタンを操
作すると、その時点にDRAMに取込まれていた画像デ
ータを表示部に送り、ビデオエンコーダによるイメージ
化処理を経て液晶ディスプレイ上に静止画表示すると共
に、JPEG圧縮処理して記録用メモリに記録してい
る。また、再生時には、記録された画像データを伸張処
理して再生して表示部に送りビデオエンコーダによるイ
メージ化処理を経て液晶ディスプレイ上に表示する。
【0003】カメラでの撮影時にシャッターチャンスを
見逃すことがしばしば生ずるが、デジタルカメラ等の電
子スチルカメラで、数コマ分の画像をDRAMに取込
み、撮影時にシャッターを押す前の数コマ分の画像を一
緒に撮影し、それらを保存記録した後で、シャッター操
作時点より数コマ分遡った画像を表示することのできる
PAST撮影機能を有するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PAST撮影機能ではDRAMへの画像の取込が1巡し
ていない状態でシャッター操作を行なってしまうと、そ
の時点までに取込まれている画像(所定枚数に達してい
ない数の画像)が記録保存されるので、ユーザがPAS
T撮影後再生した時点でPAST撮影が不完全であった
ことに気付くという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、PAST撮影時における使い勝手を大
幅に向上させることが可能な電子スチルカメラおよび撮
像方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明の電子スチルカメラは、被写体を一定間
隔で撮像し、撮影画像を順次出力する撮像手段と、撮
画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、撮像手段か
ら順次出力される撮像画像を画像記憶手段に所定枚数分
記憶させ、その後、最古の記憶画像を順次消去すること
により撮像手段から出力される新たな撮像画像を順次記
憶させる記憶制御手段と、撮影を指示する撮影指示手段
と、この撮影指示手段により撮影が指示された場合、画
像記憶手段に記憶されている撮像画像を保存記録する保
存画像記録手段と、撮影指示手段により撮影が指示され
たときに、画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶
されていない場合、保存画像記憶手段による撮像画像の
保存記録を禁止する制御手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0007】また、第2の発明は上記第1の発明の電子
スチルカメラにおいて、画像記憶手段に記憶する撮影画
像の枚数を変更設定する変更設定手段を備え、記憶制御
手段は、撮像手段から順次出力される撮像画像を画像記
憶手段に変更設定手段により変更設定された枚数分記憶
させ、その後、最古の記憶画像を順次消去することによ
り撮像手段から出力される新たな撮像画像を順次記憶さ
せ、保存画像記録手段は、変更設定手段により変更設定
された枚数分の撮像画像を保存記録し、制御手段は、
記撮影指示手段により撮影が指示されたときに、変更設
定手段により変更設定された枚数分の撮像画像が画像記
憶手段に記憶されていない場合、保存画像記憶手段によ
る撮像画像の保存記録を禁止することを特徴とする。
【0008】また、第3の発明は上記第2の発明の電子
スチルカメラにおいて、変更設定手段は、画像記憶手段
に順次記憶する各撮像画像の記憶間隔を変更設定する手
段を含むことを特徴とする。
【0009】また、第4の発明は上記第1乃至第3の発
明のいずれかの電子スチルカメラにおいて、画像記憶手
段に所定枚数分の撮像画像が記憶されるまで、制御手段
により保存記録が禁止されている旨を報知する報知手段
を備えたことを特徴とする。
【0010】また、第5の発明は上記第4の発明の電子
スチルカメラにおいて、表示手段を備え、報知手段は、
画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されるまで
の残り時間又は残り撮像枚数を表示手段に表示する手段
を含むことを特徴とする。
【0011】また、第6の発明は上記第1乃至第3の発
明のいずれかの電子スチルカメラにおいて、撮影指示手
段により撮影が指示されたときに、画像記憶手段に所定
枚数分の撮像画像が記憶されていない場合、制御手段に
より保存画像記録手段による撮像画像の保存記録が禁止
され旨を報知する報知手段を備えることを特徴とす
る。また、第7の発明は上記第1乃至第3の発明のいず
れかの電子スチルカメラにおいて、画像記憶手段に所定
枚数分の撮像画像が記憶されたとき、保存画像記録手段
による撮像画像の保存記録が可能である旨を報知する報
知手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、第の発明の電子スチルカメラは、
被写体を一定間隔で撮像し、撮影画像を順次出力する撮
像手段と、撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段
と、撮像手段から順次出力される撮像画像を画像記憶手
段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像を順
次消去することにより撮像手段から出力される新たな撮
像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、撮影を指示す
る撮影指示手段と、この撮影指示手段により撮影が指示
された場合、画像記憶手段に記憶されている撮像画像を
保存記録する保存画像記録手段と、画像記憶手段に所定
枚数分の撮像画像が記憶されるまで、保存画像記録手段
により保存記録される撮像画像が所定枚数分に達してい
ない旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とす
る。また、第9の発明は上記第8の発明の電子スチルカ
メラにおいて、表示手段を備え、報知手段は、画像記憶
手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されるまで、保存画
像記録手段により保存記録可能な撮影時間又は撮影枚数
を表示手段に表示する手段を含むことを特徴とする。
【0013】また、第10の発明の電子スチルカメラ
は、被写体を一定間隔で撮像し、撮影画像を順次出力す
る撮像手段と、撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶
手段と、撮像手段から順次出力される撮像画像を画像記
憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
を順次消去することにより撮像手段から出力される新た
な撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、撮影を指
示する撮影指示手段と、この撮影指示手段により撮影が
指示された場合、画像記憶手段に記憶されている撮像画
像を保存記録する保存画像記録手段と、撮影指示手段に
より撮影が指示されたときに、画像記憶手段に所定枚数
分の撮像画像が記憶されていない場合、その旨を報知す
る報知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】また、第11の発明は上記第8乃至第10
の発明のいずれかの電子スチルカメラにおいて、画像記
憶手段に記憶する撮像画像の枚数を変更設定する変更設
定手段を備え、記憶制御手段は、撮像手段から順次出力
される撮像画像を画像記憶手段に変更設定手段により変
更設定された枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
を順次消去することにより撮像手段から出力される新た
な撮像画像を順次記憶させ、報知手段は、前記変更設定
手段により変更設定された枚数分の撮像画像が前記画像
記憶手段に記憶されていない場合、その旨を報知するこ
とを特徴とする。
【0015】また、第12の発明は上記第11の発明の
電子スチルカメラにおいて、変更設定手段は、画像記憶
手段に順次記憶する各撮像画像の記憶間隔を変更設定す
る手段を含むことを特徴とする。
【0016】また、第13の発明の撮像方法は、被写体
を一定間隔で撮像することにより撮像画像を得て順次出
力して、該撮像画像を画像記憶手段に所定枚数分記憶し
た後、最古の記憶画像を順次消去することにより新たな
撮像画像を順次記憶し、撮影が指示されたときに、画像
記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されている
合、画像記憶手段に記憶されている所定枚数分の撮像画
像を保存記録手段に保存記録し、撮影が指示されたとき
に、画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されて
いない場合、画像記憶手段に記憶されている撮像画像の
保存画像記憶手段への保存記録を禁止する、ことを特徴
とする。
【0017】また、第14の発明の撮像方法は、被写体
を一定間隔で撮像することにより撮像画像を得て順次出
力して、該撮像画像を画像記憶手段に所定枚数分記憶し
た後、最古の記憶画像を順次消去することにより新たな
撮像画像を順次記憶し、撮影が指示された場合、画像記
憶手段に記憶されている撮像画像を保存画像記録手段に
保存記録し、画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記
憶されるまで、撮影指示により保存画像記録手段に保存
記録される撮像画像が所定枚数未満である旨を報知す
る、ことを特徴とする。
【0018】また、第15の発明の撮像方法は、被写体
を一定間隔で撮像することにより撮像画像を得て順次出
力して、該撮像画像を画像記憶手段に所定枚数分記憶し
た後、最古の記憶画像を順次消去することにより新たな
撮像画像を順次記憶し、撮影が指示された場合、画像記
憶手段に記憶されている撮像画像を保存画像記録手段に
保存記録し、撮影が指示されたときに、画像記憶手段に
所定枚数分の撮像画像が記憶されていない場合、その旨
を報知する、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の撮影方法を適用し
たデジタルカメラの回路構成の一実施例を示すブロック
図である。図1で、デジタルカメラ100は、光学系1
1、信号変換部12、信号処理部13、DRAM14、
制御部20、操作部30、表示部40、フラッシュメモ
リ50および電源90を有している。
【0020】光学系11は、撮像レンズ111、自動露
出(AE)機構112およびオートフォーカス(AF)
機構等を含み、撮像の際に周辺光量を測定して絞り値を
得て撮像レンズ111への入射光量を決定すると共に、
注目被写体との距離を測定(例えば、視差による測定)
して焦点位置を決定する。そして、撮像レンズ111を
介して集光された被写体像の光束を後段の撮像素子(C
CD)上に結像させる。
【0021】信号変換部12は、CCDおよび信号変換
回路等を含み、前段の光学系11を介してCCDに結像
した画像を電気信号に変換し、デジタルデータに変換し
て一定の周期で出力する。
【0022】信号処理部13は、通常撮影モード時には
信号変換部12からの出力を処理して、デジタルの輝
度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ)
等の信号成分を得て、Y,Cb,Crデータ(以下、画
像データ)をDRAM14に転送し、一時的に記憶す
る。また、通常撮影モード時あるいは後述するPAST
ムービー撮影モード時(撮影待機時)に画像を連続的に
表示するために(表示速度を早める必要があるので)取
込んだ画像データを間引いて表示部40に送る。また、
PASTムービー撮影モードではシャッターが半押しさ
れる(2段シャッター構造の場合にシャッターを1段押
した状態をいう)と画像データをDRAM14に所定時
間分(所定枚数分)循環(エンドレス)記憶する処理を
開始する。また、シャッターが全押しされる(2段シャ
ッター構造の場合にシャッターをさらに1段押した状態
をいう)と全押しされた時点の画像を取込むと共にその
時点でDRAM14に格納されている所定枚数分の画像
データと全押しされた時点の画像をJPEG圧縮処理し
てフラッシュメモリ50に記録する。なお、通常撮影モ
ードではシャッター操作がされるとその時点の画像デー
タをJPEG圧縮処理してフラッシュメモリ50に記録
すると同時に表示部40に送って静止画表示させる。
【0023】信号処理部13は、また、記録保存の際に
DRAM14に書込まれている画像データを読み出して
JPEG圧縮処理を施し、再生時に記録用メモリ(フラ
ッシュメモリ)50に保存記録されていた画像データに
伸張処理を施して画像データを再生する。
【0024】DRAM14は作業用メモリとして、PA
STムービー撮影モード時には図2に示すようにPAS
Tムービー撮影用バッファとして所定画像数分の画像バ
ッファ領域Gi(i=1〜n)が確保される。
【0025】制御部20はCPU、RAM、プログラム
格納用ROMおよびタイマー等を有したマイクロプロセ
ッサ構成を有しており、CPUは、上述の各回路および
図示しない電源切換えスイッチ等にバスラインを介して
接続し、プログラム格納用ROMに格納されている制御
プログラムによりデジタルカメラ100全体の制御を行
なうと共に、操作部30からの状態信号に対応してプロ
グラム格納用ROMに格納されている各モードに対応の
処理プログラムを取り出して、デジタルカメラ100の
各機能の実行制御、例えば、撮影や記録画像の再生機能
の実行やPASTムービー撮影モード下でのPAST画
像撮影の実行等を行なう。
【0026】操作部30は処理モード切換えボタン3
7、機能選択用ボタン、メインスイッチ、シャッターボ
タン36および記録/再生モード切換えスイッチ等のス
イッチやボタン(図示せず)を構成部分としており、こ
れらのスイッチ或いはボタンが操作されると状態信号が
制御部20に送出される。また、シャッターボタン36
は本実施例では2段シャッター構造を有し、シャッター
半押しと全押しの2段操作が可能であり、シャッターボ
タン36を半押しすると循環(エンドレス)記憶(PA
STムービー撮影モード時)のAF/AEの追従が開始
される。なお、シャッターボタン36を2段シャッター
構造とする替りにシャッターボタン36の他に撮影準備
ボタンを設け、シャッター半押し操作を撮影準備ボタン
の操作、或いはPASTムービー撮影モードの選択操作
(処理モード切替えボタンの操作)に替えるようにして
もよい。
【0027】表示部40はビデオエンコーダ、VRAM
および液晶画面(LCD)等から構成されており、撮像
モード時のスルー画像および再生時の再生画像、処理選
択時の選択用メニューやガイド(或いはアイコン)の表
示等の他、PASTムービー撮影モード時でシャッター
半押し後に一定時間撮影を禁止する場合には撮影許可ま
での残り時間や残り撮影枚数をカウントダウン表示(シ
ャッター半押し後に撮影を禁止しない場合には現時点の
撮影済み時間や撮影済み枚数をカウントアップ表示す
る。
【0028】フラッシュメモリ50は信号処理部13か
らの画像データを記録する。また、フラッシュメモリ5
0には画像データを記録する領域および画像データの記
録時に当該画像の撮影モードや撮影条件等を登録する画
像情報登録リスト(図示せず)を記録することもでき
る。なお、フラッシュメモリに代えて着脱可能なICカ
ードを用いるようにしてもよい。
【0029】[DRAMのレイアウト、画像の取込およ
びスルー画像の表示]図2はデジタルカメラ100の作
業用メモリとしてのDRAM14の領域レイアウトの一
実施例の説明図であり、PASTムービー撮影モード時
のレイアウト例である。図2(a)は、DRAM14上
に16枚分のスルー画像データ記憶領域G1〜G16を
確保したムービー(および連写)画像記憶用領域14
1、作業用領域142および予備領域143を設定した
例であり、この例ではスルー画像データ記憶領域G1〜
G16はそれぞれ320×240画素(R,G,B)の
容量を有している。
【0030】PASTムービー撮影モード時でシャッタ
ー36が半押しされるまでは取込まれた1フレーム分の
スルー画像はG1に記憶されると共に表示部40に送ら
れてスルー画像表示される。また、シャッター36が半
押しされると、この例では0.2秒間隔でスルー画像が
G1〜G16に循環的に記録される。すなわち、シャッ
ター36が全押しされるまでは3.2秒を1周期として
G1〜G16に記憶された画像が更新・記憶される。ま
た、シャッター36が半押しされた場合には取込んだ画
像データを間引いて表示速度を早めるようにして表示部
40に送る。これにより取込まれた画像が動画的に表示
される。
【0031】図2(b)は、DRAM14上に64枚分
のスルー画像データ記憶領域G1’〜G64’を確保し
たムービー画像記憶用領域141、作業用領域142お
よび予備領域143を設定した例であり、この例ではス
ルー画像データ記憶領域G1’〜G64’はそれぞれ1
60×120画素(R,G,B)の容量を有している。
【0032】PASTムービー撮影モード時でシャッタ
ー36が半押しされるまでは取込まれた1フレーム分の
スルー画像はG1に記憶されると共に表示部40に送ら
れてスルー画像表示される。また、シャッター36が半
押しされると、この例では0.1秒間隔でスルー画像が
G1’〜G64’に循環的に記録される。すなわち、シ
ャッター36が全押しされるまでは6.4秒を1周期と
してG1’〜G64’に記憶された画像が更新・記憶さ
れる。また、シャッター36が半押しされた場合には取
込んだ画像データを間引いて表示速度を早めるようにし
て表示部40に送る。これにより取込まれた画像が動画
的に表示される。なお、シャッター36が全押しされる
までは12.8秒を1周期としてG1’〜G64’に記
憶された画像を更新・記憶すると共にスルー画像を動画
表示することもできる。
【0033】また、本実施例ではスルー画像データの記
憶用領域を説明上G1〜G16の16個またはG1’〜
G64’の64個としたがこれに限定されない。すなわ
ち、デジタルカメラの設計時にムービー(連続)撮影に
適した個数としてその機種の性能上要求される個数であ
ればよい。
【0034】<PASTムービー撮影モード> [実施例1]図3は本発明のPASTムービー撮影モー
ドの一実施例の概要説明図であり、シャッター半押し後
一定時間撮影(シャッター全押し)を禁止する例であ
る。また、図4はPASTムービー撮影モードにより撮
影される過去分の画像の説明図であり、図5は本実施例
におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートで
ある。
【0035】以下、図3および図4と、図5のフローチ
ャートにもとづいて、被写体画像の取込中には撮影動作
を禁止した例について説明する。
【0036】ステップS1:(PASTムービー撮影モ
ードへの切替え) ユーザが処理モード切換えボタン37を操作してPAS
Tムービー撮影モードを選択するとプログラム格納用R
OMからPASTムービー撮影モード実行用プログラム
が取り出され、画面にPASTムービー撮影モードであ
る旨の表示51(この例では「PAST」という文字表
示がされているがこれに限定されない)および点滅表示
52と撮影時間選択メニュー53の表示を行なってPA
STムービー撮影モード実行可能状態であることをユー
ザに知らせると共に撮影時間の選択を促す。また、カメ
ラの視野内の画像を取込んで1フレームずつスルー画像
を重畳表示する(図3(a))。なお、処理モード切換
えボタン37の操作に替えて画面上に表示される処理選
択用メニューやアイコンを選択するようにしてもよい。
【0037】ステップS2:(PAST撮影時間(枚
数)選択) ユーザが、撮影時間選択メニュー53の撮影時間のなか
から所望の撮影時間を選択すると、選択されたPAST
撮影時間Tが設定される。図3(a)ではPAST撮影
時間として3.2秒(0.2秒間隔16枚連続撮影)、
6.4秒(0.1秒間隔64枚連続撮影)、12.8秒
(0.2秒間隔64枚連続撮影)を選択可能としたがP
AST撮影時間はこれらの時間のみに限定されない。な
お、撮影時間の替りに連続撮影枚数を選択するようにし
てもよい(この場合、図3(a)には撮影枚数選択メニ
ュー53が表示される)。
【0038】ステップS3:(シャッター半押し後のシ
ャッター操作の禁止) ユーザが注目被写体を画面の中央にスルー表示するよう
にアングルを決めてシャッターボタンを半押しすると、
制御部20はDRAM14のムービー画像格納領域14
1にPAST撮影時間Tで決定される枚数分の画像が取
込み終わるまで(すなわち画像の取込が1巡するまで)
ユーザがシャッター36を操作しても画像記録制御を行
なわないようにシャッター操作無効フラグをオン(O
N)にする。
【0039】ステップS4:(AF,AEの追従開始) また、同時に、制御部20はオートフォーカス機構11
3および自動露出機構112に制御信号を送って合焦制
御および露出の制御を行なう。この場合、シャッター3
6から指を離してもAFおよびAEの追従動作を継続さ
せる。なお、実施例ではAFの追従動作中は合焦表示を
しない。また、AEの追従で絞り切り替えを行なうと切
替え時に画面の明るさが極端に替る場合があるのでこれ
を防止するためにシャッタースピードの切替えのみを行
ない絞り切替えは行なわない。
【0040】ステップS5:(画像の取込/スルー表
示) 同時に、制御部20は信号処理部13を制御してDRA
M14への被写体画像の取込を行なわせる(PAST撮
影時間が3.2秒の場合には16枚分の画像データがD
RAM14のムービー画像格納領域141のG1〜G1
6に0.2秒毎に順次循環的に記憶される。また、PA
ST撮影時間が6.4秒の場合には64枚分の画像デー
タがDRAM14のムービー画像格納領域141のG
1’〜G64’に0.1秒毎に順次循環的に記憶され
る。また、PAST撮影時間が12.8秒の場合には6
4枚分の画像データがDRAM14のムービー画像格納
領域141のG1’〜G64’に0.2秒毎に順次循環
的に記憶される。
【0041】ステップS6:(取込み1巡目を経過した
か否かの判定) 制御部20は取込みが1巡したか否かを調べる。すなわ
ち、選択設定したPAST撮影時間Tを経過したか否か
をカウンタの値で調べ(ダウンカウンタ=0なら取込み
は1巡)、経過した場合にはS8に遷移し、経過してい
ない場合にはS7に遷移する。
【0042】ステップS7:(待ち時間の表示および点
滅表示) 制御部20はシャッター36を半押したあと撮影可能に
なるまで、すなわち、PAST撮影時間T=3.2秒の
場合には3.2秒経過するまで、PAST撮影時間T=
6.4秒の場合には6.4秒経過するまで、PAST撮
影時間T=12.8秒の場合には12.8秒経過するま
で撮影禁止表示(スタンバイ状態表示)を行なうと共
に、撮影開始時間までのカウントダウン表示54と点滅
表示52を行なって(図3(b))、S5に戻る。カウ
ントダウン表示はシャッター36の半押しと同時にダウ
ンカウンタ(図示せず)にステップS2で選択設定した
PAST撮影時間Tをセットし、制御部20のタイマー
からの時刻信号にもとづいて0.1秒ずつカウンタ値を
減少させ、カウンタ値を編集して表示する。
【0043】ステップS8:(取込1巡後のシャッター
操作の解除) 上記ステップS6でPAST撮影時間Tを経過したと
き、制御部20はシャッター操作による撮影制御を行な
うためにシャッター操作無効フラグをオフ(OFF)に
する。
【0044】ステップS9:(撮影可能状態表示および
点灯表示) また制御部20はユーザに撮影可能状態であることを報
知するためにその旨の表示55を行なうと共に、点滅表
示を点灯表示52’(この例では赤色点灯)に切替える
(図3(c))。
【0045】ステップS10:(撮影操作の判定) 撮影可能状態表示および点灯表示後、制御部20は操作
部30からの状態信号を調べ、シャッター操作があると
それが撮影操作(全押し)か否かを調べる。そして、シ
ャッター36が全押しされた場合にはS12に遷移し、
そうでない場合にはS11に遷移する。
【0046】ステップS11:(画像の取込/スルー表
示) 画像データの取込およびスルー画像表示を行ないながら
S10に戻ってシャッター36の全押しを待つ(この結
果、シャッターが全押しされるまではDRAM14のム
ービー画像記録領域141に記録された画像が順次更新
される)。
【0047】ステップS12:(PASTムービー画像
の記録処理) 上記ステップS10でユーザがシャッター36を全押し
すると、制御部20は信号処理部13を制御してDRA
M14のムービー画像格納領域141に格納された画像
データを順次JPEG圧縮し、圧縮した画像データをフ
ラッシュメモリ50に記録する。この場合、画面に記録
中であることを示す表示56を行なう(図3(d))。
【0048】また、上記ステップS7で待ち時間の表示
に代えて撮影済み時間(枚数)をカウントアップして表
示するようにしてもよい。また、時間表示や枚数表示に
代えて撮影が禁止されている旨の表示(例えば、「シャ
ッター操作禁止」表示や、「3秒間は撮影できませ
ん」、「「撮影OK表示」が出るまでシャッターを押し
ても撮影できません」、といった表示)でもよい。ま
た、撮影が禁止されている間に撮影操作(シャッター操
作)が行なわれた場合に、撮影禁止表示(例えば、「撮
影操作しても撮影できません」といった表示)による報
知、或いは音声出力装置を設けて音声メッセージ出力に
よる報知を行なうようにしてもよい。
【0049】上記動作により、ユーザは撮影可能となっ
た時点以降は所望のシャッターチャンスで確実に一定枚
数のPAST画像を撮影することができる。すなわち、
ユーザが所望する所定時間(枚数)分のシャッター全押
し前の画像を確実にフラッシュメモリ50に記録するこ
とができるので、ユーザがPAST撮影後に、所望する
時間(枚数)分のPAST画像が記録されていないこと
に気付くといったことがなくなる。また、PAST撮影
までの待ち時間を表示するので、ユーザはいつPAST
撮影が可能になるかを知ることができる。なお、上記フ
ローチャートのステップS10でシャッター全押してS
11でPASTムービー画像の記録処理を行なってPA
ST撮影を終了すると、シャッター全押し時の画像が通
常撮影時の画像1枚となりそれ以前のPASTムービ画
像(図4の例では63枚分の画像)は、シャッターチャ
ンスを逃した場合の補償画像となるが、ステップS12
の後に連写或いはムービー撮影の動作を続けるようにす
ることによりPASTムービー撮影モードを連写時の開
始タイミングやムービ撮影時の開始タイミング確保のた
めに用いることもできる。
【0050】[実施例2]図6は本発明のPASTムー
ビー撮影モードの一実施例の概要説明図であり、シャッ
ター半押し後に直ちにシャッター全押しを可能とした例
である。また、図7は本実施例におけるデジタルカメラ
の動作を示すフローチャートである。以下、図6および
図7のフローチャートにもとづいて説明する。
【0051】ステップT1:(PASTムービー撮影モ
ードへの切替え) ユーザが処理モード切換えボタン37を操作してPAS
Tムービー撮影モードを選択するとプログラム格納用R
OMからPASTムービー撮影モード実行用プログラム
が取り出され、画面にPASTムービー撮影モードであ
る旨の表示51および点滅表示52を行なってPAST
ムービー撮影モード実行可能状態であることをユーザに
知らせると共に、カメラの視野内の画像を取込んで1フ
レームずつスルー画像を重畳表示してユーザのシャッタ
ー操作を待つ(図6(a))。なお、処理モード切換え
ボタン37の操作に替えて画面上に表示される処理選択
用メニューやアイコンを選択するようにしてもよい。
【0052】ステップT2:(PAST撮影時間(枚
数)選択) ユーザが、撮影時間選択メニュー53の撮影時間のなか
から所望の撮影時間を選択すると、選択されたPAST
撮影時間Tが設定される。図3(a)ではPAST撮影
時間として3.2秒(0.2秒間隔16枚連続撮影)、
6.4秒(0.1秒間隔64枚連続撮影)、12.8秒
(0.2秒間隔64枚連続撮影)を選択可能としたがこ
れらに限定されない。なお、撮影時間の替りに連続撮影
枚数を選択するようにしてもよい(この場合、図3
(a)には撮影枚数選択メニュー53が表示される)。
【0053】ステップT3:(AF,AEの追従開始) ユーザが注目被写体を画面の中央にスルー表示するよう
にアングルを決めてシャッターボタンを半押しすると、
制御部20はオートフォーカス機構113および自動露
出機構112に制御信号を送って合焦制御および露出の
制御を行なう。この場合、シャッター36から指を離し
てもAFおよびAEの追従動作を継続させる。なお、実
施例ではAFの追従動作中は合焦表示をしない。また、
AEの追従で絞り切り替えを行なうと切替え時に画面の
明るさが極端に替る場合があるのでこれを防止するため
にシャッタースピードの切替えのみを行ない絞り切替え
は行なわない。
【0054】ステップT4:(画像の取込/スルー表
示) 同時に、制御部20は信号処理部13を制御してDRA
M14への被写体画像の取込を行なわせる(PAST撮
影時間が3.2秒の場合には16枚分の画像データがD
RAM14のムービー画像格納領域141のG1〜G1
6に0.2秒毎に順次循環的に記憶される。また、PA
ST撮影時間が6.4秒の場合には64枚分の画像デー
タがDRAM14のムービー画像格納領域141のG
1’〜G64’に0.1秒毎に順次循環的に記憶され
る。また、PAST撮影時間が12.8秒の場合には6
4枚分の画像データがDRAM14のムービー画像格納
領域141のG1’〜G64’に0.2秒毎に順次循環
的に記憶される。なお、ユーザはシャッター36の半押
し後任意の時点(最初の1巡目の取込時間内を含む)に
シャッター36を全押しすることができる。
【0055】ステップT5:(取込み1巡目を経過した
か否かの判定) 制御部20は取込みが1巡したか否かを調べる。すなわ
ち、選択設定したPAST撮影時間Tを経過したか否か
をカウンタの値で調べ(ダウンカウンタ=0なら取込み
は1巡)、経過した場合にはT6に遷移し、経過してい
ない場合にはS7に遷移する。
【0056】ステップT6:(撮影済み時間および/ま
たは撮影済み枚数の表示) また、制御部20はシャッター36を半押ししたあと最
初の1巡目の取込時間が経過するまで、すなわち、PA
ST撮影時間が3.2秒の場合には3.2秒経過するま
で、PAST撮影時間が6.4秒の場合には6.4秒経
過するまで、PAST撮影時間が12.8秒の場合には
12.8秒経過するまでPAST撮影可能時間のカウン
トアップ表示57および/またはPAST撮影可能枚数
表示58を行なう(図6(b))。また、ユーザに撮影
可能状態であることを報知するために点滅表示を点灯表
示52’(この例では赤色点灯)に切替える。カウント
アップ表示はシャッター36の半押しと同時にカウンタ
(図示せず)をゼロクリアし、制御部20のタイマーか
らの時刻信号にもとづいて0.1秒ずつカウンタ値を増
加させ、カウンタ値を編集して行なう。ここで、PAS
T撮影可能枚数はDRAM14のムービー画像記録領域
141に記憶された画像の枚数に等しいから、PAST
撮影可能枚数=(経過時間)/(1枚あたりの取込時
間):(小数点以下切捨て)として求めることができ
る。例えば、PAST撮影時間を6.4秒とすると1枚
あたりの取込時間=0.1秒(前述)であるから、シャ
ッター半押しからの経過時間を3秒とすると、PAST
撮影可能枚数=3/0.1=30枚となる。
【0057】ステップT7:(撮影操作の判定) 制御部20は操作部30からの状態信号を調べてユーザ
のシャッター操作があるとそれが撮影操作(全押し)か
否かを調べる。そして、シャッター36が全押しされた
場合にはT8に遷移し、そうでない場合にはT4に戻る
(この結果、シャッターが全押しされるまではDRAM
14のムービー画像記録領域141に記録された画像が
順次更新される)。
【0058】ステップT8:(PASTムービー画像の
記録処理) 上記ステップT5でユーザがシャッター36を全押しす
ると、制御部20は信号処理部13を制御してDRAM
14のムービー画像格納領域141に記憶された画像デ
ータを順次JPEG圧縮し、圧縮した画像データをフラ
ッシュメモリ50に記録する。この場合、画面に記録中
であることを示す表示55を行なう(図6(c))。な
お、シャッター半押しから全押しまでの間に画像の取込
が1巡していない場合には、記憶されていない領域の内
容をフラッシュメモリ50に書込まないようにする。
【0059】なお、上記ステップT5で取込が1巡して
いない場合にステップT6で取込が一巡していない旨の
表示のみを行なうようにしてもよい。また、取込が1巡
していない場合に撮影操作が行なわれた場合、選択設定
したPAST撮影時間(枚数)分のPAST撮影が行な
われていない旨の表示(例えば、「まだ、撮影時間(枚
数)が残っています」、「まだ設定時間(枚数)分撮影
していません」といったような表示)による報知、或い
はデジタルカメラ100に音声出力装置を設けて、音声
メッセージ出力による報知を行なうようにしてもよい。
【0060】上記動作により、画像の取込開始後、任意
のタイミングでPAST撮影を行なうことができる。ま
た、現時点のPAST撮影可能枚数やPAST撮影可能
時間を表示するので、今シャッター操作を行なうとどの
くらい撮影できるかを知ることができ、後でユーザが選
択設定した時間(枚数)分のPAST画像が記録されて
いないということに気付くといったことがなくなる。ま
た、上記フローチャートのステップT7でシャッターボ
タンを全押しT8でPASTムービー画像の記録を行な
い、処理を終了すると、シャッターボタン全押し時の画
像が通常撮影時の画像1枚となりそれ以前のPASTム
ービ画像(図8)は、シャッターチャンスを逃した場合
の補償画像となるが、ステップT8の後に連写或いはム
ービー撮影の動作を続けるようにすることによりPAS
Tムービー撮影モードを連写時の開始タイミングやムー
ビ撮影時の開始タイミング確保のために用いることもで
きる。
【0061】[実施例2の変形例]上記ステップT3の
AF/AEの追従開始後、ユーザは任意のタイミングで
撮影を行なうことができるが、シャッター36の半押し
から設定または選択されたPAST撮影時間に至る間に
撮影(実施例ではシャッター36の全押し)が行なわれ
た場合に、PAST撮影時間(枚数)の切替えを自動的
に行ない、撮影枚数或いは撮影された画質を変更するこ
とができる。
【0062】図8は図7で上述の設定または選択された
PAST撮影時間の変更を行なう場合の追加フローチャ
ートであり、図7のステップT8を下記ステップT8−
1〜T8−4に置き換えることによりでシャッター36
の半押しからシャッター36の全押しの時間によりステ
ップT1で設定または選択されたPAST撮影時間の変
更を行なう。また、図9はPAST撮影時間の自動切替
えの説明図である。
【0063】ステップT8−1:図7のステップT7で
ユーザがシャッター36を全押しすると、制御部20は
ステップT3でのシャッター半押しからの経過時間tと
ステップT1で設定または選択したPAST撮影時間T
(図7の例ではPAST撮影時間候補である3.2秒、
6.4秒または12.8秒のいずれか)とを比較し、t
≧TのときにはPAST撮影時間を変更することなくT
8−4に遷移し、t<TのときはT8−2に遷移する。
【0064】ステップT8−2:t<Tのとき、Tより
短いPAST撮影時間候補がない場合にはPAST撮影
時間を変更することなくT8−4に遷移し、Tより短い
PAST撮影時間候補がある場合にはT8−3に遷移す
る。
【0065】ステップT8−3:Tより短いPAST撮
影時間候補がある場合にはそのなかで最長のPAST撮
影時間候補をTとして経過時間tと比較し、t<Tの場
合にはT8−2に戻って更に短いPAST撮影時間候補
を探す。また、t≧Tの場合にはそのPAST撮影時間
候補をTに置き換えてT8−4に遷移する。
【0066】ステップT8−4:制御部20はPAST
撮影時間Tの長さにより信号処理部13を制御してDR
AM14のムービー画像格納領域141に記憶された画
像データを順次JPEG圧縮し、圧縮した画像データを
フラッシュメモリ50に記録する。この場合、画面に記
録中であることを示す表示56を行なう(図6
(c))。なお、シャッター半押しから全押しまでの間
に画像の取込が1巡していない場合には、記憶されてい
ない領域の内容をフラッシュメモリ50に書込まないよ
うにしている。
【0067】PAST撮影時間が長いほど記録されるP
AST画像は多くなるが、画像1枚あたりの処理スピー
ドを短くする必要がある。従って、PAST画像が多い
ほど記録密度が間引かれ、画質が低下するが、上記動作
の切替え動作では、設定されたPAST撮影時間(或い
は選択したPAST撮影時間)より短い間で撮影が行な
われた場合には、そのPAST撮影時間より短いPAS
T撮影時間に切替えて撮影画像を記録するので、自動切
替えを行なわない場合に比べて画質の鮮明な画像を得る
ことができる。
【0068】図9は撮影時間の自動切替えの説明図であ
り、設定されたPAST撮影時間Tを12.8秒、シャ
ッター半押しからの経過時間tを7.6秒とした例であ
る。図8のフローチャートに沿って説明すると、上記T
8−1でt<T(7.6<12.8)であるから、T8
−2に遷移する。T8−2ではT(12.8秒)より短
いPAST撮影時間候補(6.4秒、3.2秒)がある
のでT8−3に遷移する。T8−3ではPAST撮影時
間候補のうち最大の6.4秒をTとしてtと比較すると
t>TであるからT=6.4としてT8−4に遷移す
る。T8−4では、まず、最初に記録する画像および記
録枚数を決定する。T=6.4の場合には記録時間=
0.1秒から、7.6−6.4=1.6、1.6/0.
1=16を得る。従って、一番古い画像はG17’に記
憶されている画像である。また、7.6>6.4から記
録枚数は64枚となり、DRAM14(b)のムービー
画像記憶領域141のG17’〜G64’,G1’〜G
16’に記憶された画像データをG17’の画像データ
から順次JPEG圧縮し、圧縮した画像データをフラッ
シュメモリ50に記録する。
【0069】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の電子
スチルカメラおよび第13の発明の撮影方法によれば、
撮影が指示されたときに所定枚数分の撮像画像が記憶さ
れていない場合、撮像画像の保存記録を禁止するので、
ユーザは確実に一定枚数のPAST画像を撮影すること
ができる。すなわち、撮影操作前に取込まれた所定時間
(枚数)分の画像を確実に記録用メモリに保存記録する
ことができるので、ユーザがPAST撮影後に、所定枚
数分のPAST画像が記録されていないことに気付くと
いったことがなくなる。
【0071】また、第2の発明の電子スチルカメラはユ
ーザが変更設定手段により撮像画像の取込枚数を設定
し、設定枚数分の画像を得ることができるので、上記第
1の発明の効果に加え被写体の性質や撮影目的に応じた
枚数の画像を得ることができる。
【0072】また、第3の発明の電子スチルカメラでは
ユーザが変更設定手段により撮像画像の取込間隔を設定
できるので、上記第2の発明の効果に加え被写体の性質
や撮影目的に応じた画質の画像を所望の枚数分得ること
ができる。
【0073】また、第4の発明の電子スチルカメラでは
保存記録が禁止されている旨の表示を行ない、保存記録
の禁止が解除された後に撮影を行なうことを示唆するの
で、上記第1乃至第3の発明の効果に加えユーザが撮影
可能状態ではないにも拘らず撮影操作を行なうようなこ
とを防止できる。
【0074】また、第5の発明の電子スチルカメラでは
保存記録の禁止が解除されるまでの残り時間又は残り撮
像枚数を表示するので、上記第4の発明の効果に加えユ
ーザはいつ撮影が可能になるかを知ることができ、ユー
ザが撮影可能状態ではないにも拘らず撮影操作を行なう
ようなことを防止できる。
【0075】また、第6の発明の電子スチルカメラでは
撮影操作をしたときに保存記録禁止中の場合にはその旨
を報知するので、上記第1乃至第3の発明の効果に加え
ユーザは撮影操作が無効なことを知ることができる。
た、第7の発明の電子スチルカメラでは所定枚数分の撮
像画像が記憶されたとき、撮像画像の保存記録が可能で
ある旨を報知するので、上記第1乃至第3の発明の効果
に加えユーザが撮影可能状態ではないにも拘らず撮影操
作を行なうようなことを防止できる。
【0076】また、第の発明の電子スチルカメラおよ
び第14の発明の撮影方法では、所定枚数分の撮像画像
が記憶されるまで、撮影操作により保存記録される撮像
画像が所定枚数分に達していない旨を報知するので、
影枚数が所定枚数になるのを待つか否かの判断ができ、
ユーザがPAST撮影後に、所定枚数分のPAST画像
が記録されていないことに気付くといったことがなくな
る。また、第9の発明の電子スチルカメラでは保存記録
可能な撮影時間又は撮影枚数を表示するので、上記第8
の発明の効果に加えて撮影操作前に現時点のPAST撮
影可能枚数(時間)を知ることができる。
【0077】また、第10の発明の電子スチルカメラお
よび第15の発明の撮影方法では、撮影操作をしたとき
に所定枚数分の撮像画像が記憶されていない場合、その
旨を報知するので、撮影操作時にPAST撮影枚数が所
定枚数になっていない場合にその旨を知ることができ
ユーザがPAST撮影後に、所望する時間(枚数)分の
PAST画像が記録されていないことに気付くといった
ことがなくなる。
【0078】また、第11の発明の電子スチルカメラで
はユーザが変更設定手段により撮像画像の取込枚数を設
定し、設定枚数分の画像を得ることができるので、上記
第8乃至第10の発明の効果に加え被写体の性質や撮影
目的に応じた枚数の画像を得ることができる。
【0079】また、第12の発明の電子スチルカメラで
はユーザが変更設定手段により撮像画像の取込間隔を設
定できるので、上記第11の発明の効果に加え被写体の
性質や撮影目的に応じた画質の画像を所望の枚数分得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影方法を適用したデジタルカメラの
回路構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】DRAMのレイアウトの一実施例の説明図であ
る。
【図3】PASTムービー撮影モードの一実施例の概要
説明図である。
【図4】PASTムービー撮影モードにより撮影される
過去分の画像の説明図である。
【図5】PASTムービー撮影モードでのデジタルカメ
ラの動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】PASTムービー撮影モードの一実施例の概要
説明図である。
【図7】PASTムービー撮影モードでのデジタルカメ
ラの動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】設定または選択されたPAST撮影時間変更を
行なう場合の追加フローチャートである。
【図9】PAST撮影時間の自動切替えの説明図であ
る。
【符号の説明】
14 DRAM(作業用メモリ) 50 フラッシュメモリ(記録用メモリ) 100 デジタルカメラ(電子スチルカメラ)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を一定間隔で撮像し、撮影画像を
    順次出力する撮像手段と、前記 撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記
    憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
    を順次消去することにより前記撮像手段から出力される
    新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、 撮影を指示する撮影指示手段と、 この撮影指示手段により撮影が指示された場合、前記画
    像記憶手段に記憶されている撮像画像を保存記録する保
    存画像記録手段と、前記撮影指示手段により撮影が指示されたときに、前記
    画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されていな
    い場合 、前記保存画像記憶手段による撮像画像の保存記
    録を禁止する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記画像記憶手段に記憶する撮影画像の
    枚数を変更設定する変更設定手段を備え、前記記憶制御手段は、前記撮像手段から順次出力される
    撮像画像を前記画像記憶手段に前記変更設定手段により
    変更設定された枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画
    像を順次消去することにより前記撮像手段から出力され
    る新たな撮像画像を順次記憶させ、 前記保存画像記録手段は、前記変更設定手段により変更
    設定された枚数分の撮像画像を保存記録し、 前記制御手段は、前記撮影指示手段により撮影が指示さ
    れたときに、前記変更設定手段により変更設定された枚
    数分の撮像画像が前記画像記憶手段に記憶されていない
    場合、前記保存画像記憶手段による撮像画像の保存記録
    を禁止することを特徴とする請求項1記載の電子スチル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記変更設定手段は、前記画像記憶手段
    に順次記憶する各撮像画像の記憶間隔を変更設定する手
    段を含むことを特徴とする請求項2記載の電子スチルカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像画
    像が記憶されるまで、前記制御手段により保存記録が禁
    止されている旨を報知する報知手段を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子スチルカ
    メラ。
  5. 【請求項5】 表示手段を備え、 前記報知手段は、前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像
    画像が記憶されるまでの残り時間又は残り撮像枚数を前
    記表示手段に表示する手段を含むことを特徴とする請求
    項4記載の電子スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 前記撮影指示手段により撮影が指示され
    たときに、前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が
    記憶されていない場合、前記制御手段により前記保存画
    像記録手段による撮像画像の保存記録が禁止され旨を
    報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像画
    像が記憶されたとき、前記保存画像記録手段による撮像
    画像の保存記録が可能である旨を報知する報知手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の電子スチルカメラ。
  8. 【請求項8】 被写体を一定間隔で撮像し、撮影画像を
    順次出力する撮像手段と、 前記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、 前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記
    憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
    を順次消去することにより前記撮像手段から出力される
    新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、 撮影を指示する撮影指示手段と、 この撮影指示手段により撮影が指示された場合、前記画
    像記憶手段に記憶されている撮像画像を保存記録する保
    存画像記録手段と、 前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶される
    まで、前記保存画像記録手段により保存記録される撮像
    画像が所定枚数分に達していない旨を報知する報知手段
    と、 を備えたこと を特徴とする電子スチルカメラ。
  9. 【請求項9】 表示手段を備え、 前記報知手段は、前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像
    画像が記憶されるまで、前記保存画像記録手段により保
    存記録可能な撮影時間又は撮影枚数を前記表示手段に表
    示する手段を含むことを特徴とする請求項8記載の電子
    スチルカメラ。
  10. 【請求項10】 被写体を一定間隔で撮像し、撮影画像
    を順次出力する撮像手段と、 前記撮像画像を所定枚数分記憶する画像記憶手段と、 前記撮像手段から順次出力される撮像画像を前記画像記
    憶手段に所定枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画像
    を順次消去することにより前記撮像手段から出力される
    新たな撮像画像を順次記憶させる記憶制御手段と、 撮影を指示する撮影指示手段と、 この撮影指示手段により撮影が指示された場合、前記画
    像記憶手段に記憶されている撮像画像を保存記録する保
    存画像記録手段と、 前記撮影指示手段により撮影が指示されたときに、前記
    画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶されていな
    い場合、その旨を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする 電子スチルカメラ。
  11. 【請求項11】 前記画像記憶手段に記憶する撮像画像
    の枚数を変更設定する変更設定手段を備え、 前記記憶制御手段は、前記撮像手段から順次出力される
    撮像画像を前記画像記憶手段に前記変更設定手段により
    変更設定された枚数分記憶させ、その後、最古の記憶画
    像を順次消去することにより前記撮像手段から出力され
    る新たな撮像画像を順次記憶させ、 前記報知手段は、前記変更設定手段により変更設定され
    た枚数分の撮像画像が前記画像記憶手段に記憶されてい
    ない場合、その旨を報知することを特徴とする請求項8
    乃至10のいずれかに 記載の電子スチルカメラ。
  12. 【請求項12】 前記変更設定手段は、前記画像記憶手
    段に順次記憶する各撮像画像の記憶間隔を変更設定する
    手段を含むことを特徴とする請求項11記載の電子スチ
    ルカメラ。
  13. 【請求項13】 被写体を一定間隔で撮像することによ
    り撮像画像を得て順 次出力して、該撮像画像を画像記憶
    手段に所定枚数分記憶した後、最古の記憶画像を順次消
    去することにより新たな撮像画像を順次記憶し、 撮影が指示されたときに、前記画像記憶手段に所定枚数
    分の撮像画像が記憶されている場合、前記画像記憶手段
    に記憶されている所定枚数分の撮像画像を保存記録手段
    に保存記録し、 撮影が指示されたときに、前記画像記憶手段に所定枚数
    分の撮像画像が記憶されていない場合、前記画像記憶手
    段に記憶されている撮像画像の前記保存画像記憶手段へ
    の保存記録を禁止する、 ことを特徴とする撮影方法。
  14. 【請求項14】 被写体を一定間隔で撮像することによ
    り撮像画像を得て順次出力して、該撮像画像を画像記憶
    手段に所定枚数分記憶した後、最古の記憶画像を順次消
    去することにより新たな撮像画像を順次記憶し、 撮影が指示された場合、前記画像記憶手段に記憶されて
    いる撮像画像を保存画像記録手段に保存記録し、 前記画像記憶手段に所定枚数分の撮像画像が記憶される
    まで、撮影指示により前記保存画像記録手段に保存記録
    される撮像画像が所定枚数未満である旨を報知する、 ことを特徴とする撮影方法。
  15. 【請求項15】 被写体を一定間隔で撮像することによ
    り撮像画像を得て順次出力して、該撮像画像を画像記憶
    手段に所定枚数分記憶した後、最古の記憶画像を順次消
    去することにより新たな撮像画像を順次記憶し、 撮影が指示された場合、前記画像記憶手段に記憶されて
    いる撮像画像を保存画像記録手段に保存記録し、 撮影が指示されたときに、前記画像記憶手段に所定枚数
    分の撮像画像が記憶されていない場合、その旨を報知す
    る、 ことを特徴とする撮影方法。
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