JP2890099B2 - 木炭製造装置とその木炭製造装置を使用した木炭製造方法 - Google Patents

木炭製造装置とその木炭製造装置を使用した木炭製造方法

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JP2890099B2 JP6244502A JP24450294A JP2890099B2 JP 2890099 B2 JP2890099 B2 JP 2890099B2 JP 6244502 A JP6244502 A JP 6244502A JP 24450294 A JP24450294 A JP 24450294A JP 2890099 B2 JP2890099 B2 JP 2890099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木炭製造装置とその木炭
製造装置を使用した木炭製造方法に関し、特に、廃材を
含むあらゆる木炭資源となる木材を素材にして、高速
で、かつ、多量に炭化処理し得る機能を持つ木炭製造装
置と、それより、高速で、多量に炭化処理させる木炭製
造装置を使用した木炭製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、木炭は、典型的な固形燃料の
ひとつであり、炊事用燃料や暖房用燃料として利用され
てきた。最近は、木炭には、吸湿性があり、その吸湿性
を生かし、湿気を吸い易い食品の吸湿のために利用して
きた。そして、さらに、木炭には、ガス吸湿性があり、
そのガス吸湿性を利用して、望ましくないガスを吸着さ
せることに利用してきた。また、木炭には、フィルター
の機能があり、水の浄化のために木炭を利用してきた。
そして、木炭は、木材を原料にして各地の森林で所望の
品質の木炭を製造してきた。木炭製造技術は、これまで
に、種々の研究があるが、従来から、日本では、炭窯が
利用されてきた。その炭窯では、まず、加熱室で、種々
の加熱材料、例えば、木炭にはならない枝葉や樹皮など
をなるだけ使用して、その燃焼熱を加熱室の隣室の炭材
熱分解室に送り込み、そして、炭材熱分解室内の炭材を
加熱して、その炭材が着火したところで加熱室での発生
熱である燃焼熱を隣の熱分解室に送り込み、熱分解室で
の炭材の炭化を促進して木炭の製造を可能にしてきた。
その製造工程には種々の経験的な技術があり、それによ
り木炭製造がなされてきたのである。しかし、このよう
な手法による炭窯での木炭製造ではその木炭製造に適し
た炭材から木炭を製造することができても、あらゆる条
件を問わずに木炭製造をなし得るものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、建築廃材や
風倒木や間伐材や製材所の端材などのように、従来では
木炭製造の対象にならないものまでも、すべて、木炭に
し得る可能性のある素材であれば、その全てを木炭製造
のための素材にして、その素材から木炭を製造すること
を可能にし、その素材の全てを木炭製造のための素材と
して使用し得る木炭製造装置を提供することを第1の課
題とする。また、本発明は、従来の技術では、木炭製造
ができないような素材であっても、確実に、そして、経
済的に、木炭を製造することを可能とする木炭製造装置
を提供することを第2の課題とする。また、本発明は、
木炭製造装置本体内を隔壁で区分して三室にしたのであ
り、隔壁で区分して三室にすることを第3の課題とす
る。また、本発明は、窒素ガスを使用して、木炭製造装
置本体内の消火冷却室で炭化した被炭化材を消火冷却処
理し、その消火冷却を早めると同時に、そこで、熱交換
した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにして、
素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木
炭を製造する木炭製造装置を提供することを第4の課題
とする。また、本発明は、消火冷却室で使用する窒素ガ
スにより、木炭製造装置本体内で炭化した被炭化材を消
火冷却処理し得ることにより消火冷却を早め、そこで、
熱交換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るように
して、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化
して木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置本体
内を隔壁で区分して三室にし、それらの室を余熱室、加
熱室、消火冷却室にして、直列に並べて、仕切り用扉に
より、熱効率を高め得るようにし、被炭化材の収容体
を、それらの余熱室、加熱室、消火冷却室を通って順番
通りに移動させ、余熱室、加熱室、消火冷却室の仕切り
用扉を開閉し得るようにして、素材となる被炭化材の木
材から発生した木炭ガスを熱源として使用して、それぞ
れの室内での熱効率を高めてそれら三室の機能を最適状
態にし、そして、それらの余熱室、加熱室、消火冷却室
により、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理をして素材
となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を
製造し、入口から出口に向けて素材となる被炭化材を炭
化して木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置を
使用した木炭製造方法を提供することを第5の課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、木炭製造装置
本体内を隔壁で区分して三室にし、それらの室を余熱
室、加熱室、消火冷却室にして、直列に並べて、仕切り
用扉により、熱効率を高め得るようにし、被炭化材の収
容体を、それらの余熱室、加熱室、消火冷却室を通って
順番通りに移動させ、余熱室、加熱室、消火冷却室の仕
切り用扉を開閉し得るようにして、素材となる被炭化材
の木材から発生した木炭ガスを熱源として使用して、そ
れぞれの室内での熱効率を高めてそれら三室の機能を最
適状態にし、それらの余熱室、加熱室、消火冷却室によ
り、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理をして素材とな
る被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造
し、木炭製造装置本体の入口から出口に向けて収容室或
いは収容容器などの収容体を移動させることにより素材
となる被炭化材を炭化して木炭を製造することを特徴と
する木炭製造装置である。また、本発明は、素材となる
被炭化材の収容室或いは収容容器などの収容体を移動可
能にし、それを、木炭製造装置本体内の余熱室、加熱
室、消火冷却室を順番通りに移動させて、余熱室、加熱
室、消火冷却室のそれぞれにおいて、所要時間の間、余
熱処理、加熱処理、消火冷却処理をして素材と、ウる被
炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造する
とともに、消火冷却室で使用する窒素ガスにより、木炭
製造装置本体内で炭化した被炭化材を消火冷却処理し得
ることにより消火冷却を早め、そこで、熱交換した熱を
余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにして、素材とな
る被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造
することを特徴とする木炭製造方法である。
【0005】
【作用】本発明は、木炭製造装置本体内を隔壁で区分し
て三室にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷却室
にして、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率を高
め得るようにし、被炭化材の収容体を、それらの余熱
室、加熱室、消火冷却室を通って順番通りに移動させ、
余熱室、加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し得る
ようにして、素材となる被炭化材の木材から発生した木
炭ガスを熱源として使用して、それぞれの室内での熱効
率を高めてそれら三室の機能を最適状態にし、それらの
余熱室、加熱室、消火冷却室により、余熱処理、加熱処
理、消火冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭製造
装置本体内で炭化して木炭を製造し、木炭製造装置本体
の入口から出口に向けて収容室或いは収容容器などの収
容体を移動させることにより素材となる被炭化材を炭化
して木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置であ
るから、木炭製造装置本体内での移動可能な素材となる
被炭化材の収容室或いは収容容器などの収容体を移動可
能にし、それを木炭製造装置本体内に所要時間の間、必
要な処理をして、素材となる被炭化材を木炭製造装置内
で炭化して木炭を容易にそして確実に製造することがで
きる。また、本発明は、素材となる被炭化材の収容室或
いは収容容器などの収容体を移動可能にし、それを木炭
製造装置本体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を順番通
りに移動させて、余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞ
れにおいて、所要時間の間、余熱処理、加熱処理、消火
冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭製造装置本体
内で炭化して木炭を製造するとともに、消火冷却室で使
用する窒素ガスにより、木炭製造装置本体内で炭化した
被炭化材を消火冷却処理し得ることにより消火冷却を早
め、そこで、熱交換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高
め得るようにして、素材となる被炭化材を木炭製造装置
本体内で炭化して木炭を製造することを特徴とする木炭
製造方法であるから、素材となる被炭化材の収容室或い
は収容容器などの収容体を移動し、その移動可能な収容
室或いは収容容器などの収容体を木炭製造装置本体内に
所要時間の間、所望の処理をして素材となる被炭化材を
木炭製造装置本体内で炭化して木炭を容易にそして確実
に製造することができる。また、本発明は、木炭製造装
置本体内を隔壁で区分して三室にしたのであり、隔壁で
区分して三室にすることにより余熱室、加熱室、消火冷
却室のそれぞれの室の機能を充分発揮して余熱室、加熱
室、消火冷却室の固有の機能を果たし得る。また、本発
明は、窒素ガスを使用して、木炭製造装置本体内の消火
冷却室で炭化した被炭化材を消火冷却処理し、その消火
冷却を早めると同時に、そこで、熱交換した熱を余熱室
へ導いて熱効率を高め得るようにして、素材となる被炭
化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造する木
炭製造装置であるから、窒素ガスを使用して、木炭製造
装置本体内の消火冷却室で炭化した被炭化材を消火冷却
処理し、その消火冷却を早めると同時に、そこで、熱交
換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得ることができ
る。また、本発明は、消火冷却室で使用する窒素ガスに
より、木炭製造装置本体内で炭化した被炭化材を消火冷
却処理し得ることにより消火冷却を早め、そこで、熱交
換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにし
て、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化し
て木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置であっ
て、その木炭製造装置本体内を隔壁で区分して三室に
し、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷却室にして、
直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率を高め得るよ
うにし、被炭化材の収容体を、それらの余熱室、加熱
室、消火冷却室を通って順番通りに移動させ、余熱室、
加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し得るようにし
て、素材となる被炭化材の木材から発生した木炭ガスを
熱源として使用して、それぞれの室内での熱効率を高め
てそれら三室の機能を最適状態にし、そして、それらの
余熱室、加熱室、消火冷却室により、余熱処理、加熱処
理、消火冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭製造
装置本体内で炭化して木炭を製造し、木炭製造装置本体
の入口から出口に向けて前記収容室或いは収容容器など
の収容体を移動させることにより被炭化材の収容室或い
は収容容器などの収容体を移動させることにより素材と
なる被炭化材を炭化して木炭を製造することを特徴とす
る木炭製造装置を使用した木炭製造方法であるから、余
熱室、加熱室、消火冷却室の余熱処理、加熱処理、消火
冷却処理を充分なし得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、木炭製造装置本体内を隔壁で区
分して三室にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷
却室にして、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率
を高め得るようにし、被炭化材の収容体を、それらの余
熱室、加熱室、消火冷却室を通って順番通りに移動さ
せ、余熱室、加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し
得るようにして、素材となる被炭化材の木材から発生し
た木炭ガスを熱源として使用して、それぞれの室内での
熱効率を高めてそれら三室の機能を最適状態にし、それ
らの余熱室、加熱室、消火冷却室により、余熱処理、加
熱処理、消火冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭
製造装置本体内で炭化して木炭を製造し、木炭製造装置
本体の入口から出口に向けて前記収容室或いは収容容器
などの収容体を移動させることにより素材となる被炭化
材の収容室或いは収容容器などの収容体を移動させるこ
とにより素材となる被炭化材を炭化して木炭を製造する
ことを特徴とする木炭製造装置である。
【0007】
【実施例2】本発明は、木炭製造装置本体内を隔壁で区
分して三室にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷
却室にして、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率
を高め得るようにし、被炭化材の収容体を、それらの余
熱室、加熱室、消火冷却室を通って順番通りに移動さ
せ、余熱室、加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し
得るようにして、素材となる被炭化材の木材から発生し
た木炭ガスを熱源として使用して、それぞれの室内での
熱効率を高めてそれら三室の機能を最適状態にし、それ
らの余熱室、加熱室、消火冷却室により、余熱処理、加
熱処理、消火冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭
製造装置本体内で炭化して木炭を製造し、前記木炭製造
装置本体の入口から出口に向けて収容室或いは収容容器
などの収容体を移動させることにより素材となる被炭化
材を炭化して木炭を製造することを特徴とする木炭製造
装置であり、移動可能な収容容器などの収容体を、木炭
製造装置本体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を移動し
て収容し得るようにし、窒素ガスを使用して、木炭製造
装置本体内の消火冷却室で炭化した被炭化材を消火冷却
処理し、その消火冷却を早めると同時に、そこで、熱交
換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにし
て、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化し
て木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置であ
る。
【0008】
【実施例3】本発明は、素材となる被炭化材の収容室或
いは収容容器などの収容体を移動可能にし、それを木炭
製造装置本体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を順番通
りに移動させて、余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞ
れにおいて、所要時間の間、余熱処理、加熱処理、消火
冷却処理をして素材となる被炭化材を木炭製造装置本体
内で炭化して木炭を製造するとともに、消火冷却室で使
用する窒素ガスにより、木炭製造装置本体内で炭化した
被炭化材を消火冷却処理し得ることにより消火冷却を早
め、そこで、熱交換した熱を余熱室べ導いて熱効率を高
め得るようにして、素材となる被炭化材を木炭製造装置
本体内で炭化して木炭を製造することを特徴とする木炭
製造方法であって、素材となる被炭化材の収容室或いは
収容容器などの収容体を木炭製造装置本体内の余熱室、
加熱室、消火冷却室を順番通りに移動させて、余熱室、
加熱室、消火冷却室のそれぞれにおいて、所要時間の
間、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理をして素材とな
る被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造
するとともに、消火冷却室で使用する窒素ガスにより、
木炭製造装置本体内で炭化した被炭化材を消火冷却処理
し得ることにより消火冷却を早め、そこで、熱交換した
熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにして、素材
となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を
製造することを特徴とする木炭製造装置を使用した木炭
製造方法である。
【0009】
【効果】本発明は、木炭製造装置本体内を隔壁で区分し
て三室にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷却室
にして、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率を高
め得るようにしたので、木炭製造装置本体内の隔壁によ
り熱の利用を最上にし得る効果がある。また、隔壁で区
分した三室の余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞれの
特性により三段階の働きを奏し得る効果がある。また、
被炭化材の収容体を、それらの余熱室、加熱室、消火冷
却室を通って順番通りに移動させ、余熱室、加熱室、消
火冷却室の仕切り用扉を開閉し得るようにしたので熟練
者でなくても作業をなし得る効果がある。また、素材と
なる被炭化材の木材から発生した木炭ガスを熱源として
使用して、それぞれの室内での熱効率を高めてそれら三
室の機能を最適状態にし、それらの余熱室、加熱室、消
火冷却室により、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理を
して素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化し
て木炭を製造し、木炭製造装置本体の入口から出口に向
けて前記収容室或いは収容容器などの収容体を移動させ
ることにより素材となる被炭化材を炭化して木炭を製造
することを特徴とする木炭製造装置であるから、木炭製
造装置本体内での移動可能な素材となる被炭化材の収容
室或いは収容容器などの収容体を移動し、その移動可能
な被炭化材の収容室或いは収容容器などの収容体を木炭
製造装置本体内に所要時間の間、必要な処理をして、素
材となる被炭化材を木炭製造装置内で炭化して木炭を容
易にそして確実に製造することができる効果がある。ま
た、本発明は、素材となる被炭化材の収容室或いは収容
容器などの収容体を移動可能にし、それを木炭製造装置
本体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を順番通りに移動
させて、余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞれにおい
て、所要時間の間、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理
をして素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化
して木炭を製造するとともに、消火冷却室で使用する窒
素ガスにより、木炭製造装置本体内で炭化した被炭化材
を消火冷却処理し得ることにより消火冷却を早め、そこ
で、熱交換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るよ
うにして、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で
炭化して木炭を製造することを特徴とする木炭製造方法
であるから、素材となる被炭化材の収容室或いは収容容
器などの収容体を移動し、その移動可能な収容室或いは
収容容器などの収容体を木炭製造装置本体内に所要時間
の間、所望の処理をして素材となる被炭化材を木炭製造
装置本体内で炭化して木炭を容易にそして確実に製造す
ることができる効果がある。また、本発明は、木炭製造
装置であって、その木炭製造装置本体内を隔壁で区分し
て三室にしたのであり、隔壁で区分して三室にすること
により余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞれの室の機
能を充分発揮して余熱室、加熱室、消火冷却室の固有の
機能を果たし得る。また、本発明は、窒素ガスを使用し
て、木炭製造装置本体内の消火冷却室で炭化した被炭化
材を消火冷却処理し、その消火冷却を早めると同時に、
そこで、熱交換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得
るようにして、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体
内で炭化して木炭を製造する木炭製造装置であるから、
窒素ガスを使用して、木炭製造装置本体内の消火冷却室
で炭化した被炭化材を消火冷却処理し、その消火冷却を
早めると同時に、そこで、熱交換した熱を余熱室へ導い
て熱効率を高め得ることができる効果がある。また、本
発明は、消火冷却室で使用する窒素ガスにより、木炭製
造装置本体内で炭化した被炭化材を消火冷却処理し得る
ことにより消火冷却を早め、そこで、熱交換した熱を余
熱室へ導いて熱効率を高め得るようにして、素材となる
被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造す
ることを特徴とする木炭製造装置本体内を隔壁で区分し
て三室にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷却室
にして、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率を高
め得るようにし、被炭化材の収容体を、それらの余熱
室、加熱室、消火冷却室を通って順番通りに移動させ、
余熱室、加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し得る
ようにして、素材となる被炭化材の木材から発生した木
炭ガスを熱源として使用して、それぞれの室内での熱効
率を高めてそれら三室の機能を最適状態にし、そして、
それらの余熱室、加熱室、消火冷却室により、余熱処
理、加熱処理、消火冷却処理をして素材となる被炭化材
を木炭製造装置本体内で炭化して木炭を製造し、木炭製
造装置本体の入口から出口に向けて前記収容室或いは収
容容器などの収容体を移動させることにより素材となる
被炭化材を炭化して木炭を製造することを特徴とする木
炭製造装置を使用した木炭製造方法であるから、余熱
室、加熱室、消火冷却室の余熱処理、加熱処理、消火冷
却処理を充分機能させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木炭製造装置の概念的な構造の縦断面
図である。
【図2】図1で示した本発明の木炭製造装置の概念的な
構造の縦断面図である。
【図3】本発明の木炭製造装置の使用に際して用いられ
る被炭化材の収容室或いは収容容器をなどの収容体とな
る移動車の斜視図である。
【図4】本発明の木炭製造装置を使用して、移動車内の
被炭化材を木炭製造装置内で炭化して、その後、木炭を
おろして移動車内の空車を斜面で下降させ、木炭製造装
置下方位置で、リフトにより木炭製造装置の入口の前
に、移して、最初の位置に服した状態を本発明の木炭製
造をなし得る使用態様斜視図である。
【符号の説明】
1 余熱室 2 加熱室
兼乾留室 3 窒素ガス使用の消火冷却室 4 第一の
開閉可能な扉 5 第二の開閉可能な扉 6 第三の
開閉可能な扉 7 第四の開閉可能な扉 8 被炭化
材の収容となる移動車 9 移動車の車輪 10 移動車
の扉 11 木炭ガスタンク 12 窒素ガ
ス供給管 13 高温ガス取り出し口 14 ドレイ
ン 15 水平面 16 斜面 17 気体給送管 18 木炭ガ
スタンク 19 地表面 20 高温ガ
ス取り出し用貯留部 21 木炭ガス取り出し用貯留部 22 窒素ガ
ス供給用貯留部 23 木炭製造装置本体 24 木炭製
造装置本体の入口 25 木炭製造装置本体の出口 26 加熱室
兼乾留室下部構造部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10B 53/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木炭製造装置本体内を隔壁で区分して三室
    にし、それらの室を余熱室、加熱室、消火冷却室にし
    て、直列に並べて、仕切り用扉により、熱効率を高め得
    るようにし、被炭化材の収容体を、それらの余熱室、加
    熱室、消火冷却室を通って順番通りに移動させ、余熱
    室、加熱室、消火冷却室の仕切り用扉を開閉し得るよう
    にして、素材となる被炭化材の木材から発生した木炭ガ
    スを熱源として使用して、それぞれの室内での熱効率を
    高めてそれら三室の機能を最適状態にし、それらの余熱
    室、加熱室、消火冷却室により、余熱処理、加熱処理、
    消火冷却処理をして素材となる被炭化材を本炭製造装置
    本体内で炭化して木炭を製造し、前記木炭製造装置本体
    の入口から出口に向けて収容室或いは収容容器などの収
    容体を移動させることにより素材となる被炭化材を炭化
    して木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置。
  2. 【請求項2】移動可能な収容容器などの収容体を、木炭
    製造装置本体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を移動し
    て収容し得るようにし、窒素ガスを使用して、木炭製造
    装置本体内の消火冷却室で炭化した被炭化材を消火冷却
    処理し、その消火冷却を早めると同時に、そこで、熱交
    換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るようにし
    て、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化し
    て木炭を製造することを特徴とする請求項1記載の木炭
    製造装置。
  3. 【請求項3】素材となる被炭化材の収容室或いは収容容
    器などの収容体を移動可能にし、それを木炭製造装置本
    体内の余熱室、加熱室、消火冷却室を順番通りに移動さ
    せて、余熱室、加熱室、消火冷却室のそれぞれにおい
    て、所要時間の間、余熱処理、加熱処理、消火冷却処理
    をして素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で炭化
    して木炭を製造するとともに、消火冷却室で使用する窒
    素ガスにより、木炭製造装置本体内で炭化した被炭化材
    を消火冷却処理し得ることにより消火冷却を早め、そこ
    で、熱交換した熱を余熱室へ導いて熱効率を高め得るよ
    うにして、素材となる被炭化材を木炭製造装置本体内で
    炭化して木炭を製造することを特徴とする木炭製造装置
    を使用した木炭製造方法。
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