JP2856190B2 - 演算処理装置および演算処理方法 - Google Patents

演算処理装置および演算処理方法

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JP2856190B2 JP4403397A JP4403397A JP2856190B2 JP 2856190 B2 JP2856190 B2 JP 2856190B2 JP 4403397 A JP4403397 A JP 4403397A JP 4403397 A JP4403397 A JP 4403397A JP 2856190 B2 JP2856190 B2 JP 2856190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算処理装置及び
演算処理方法に係わり、特に無線LAN(Local
Area Network)における送信データの直流
(以下、DCと称す)バイアスを抑制するために用いら
れるホワイトナー・エンコーダの演算処理装置および演
算処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線LANはIEEE(Institu
te of Erectricaland Erect
ronics Engineers)802.11委員
会において標準化が進められており、ホワイトナー・エ
ンコーダに関してもそのアルゴリズムが、IEEE
“Wireless LAN Medium Acce
ss Control(MAC)and Physic
al Layer(PHY)Specificatio
ns”Draft Standard IEEE80
2.11の25 January 1996(P80
2.11D3)の第179頁〜第180頁,第183頁
〜第184頁,第189頁に記載されている。
【0003】同誌所載のフレームフォーマットを示した
図7を参照しながら、周波数ホッピングのスペクトラム
拡散(FH−SS)方式で、伝送速度2Mbpsの無線
LANで用いられる送信フレームに関して説明する。
【0004】同図を参照すると、送信フレームは“1”
と“0”の繰り返しである80ビットのpreambl
e(以下、プリアンブルと称す)53に続いて、16ビ
ットのスタートフレームデリミタ54(以下、SFDと
称す)を送信し、このあと有効なデータが続くことを受
信側に示す。SFD54に続いて、送信データ長や送信
フレームに関する情報を含んだ16ビットのheade
r(以下、ヘッダーと称す)55が送られた後、実際に
送りたい送信データ56を送ることになる。送信データ
56は可変長である。
【0005】次に、ホワイトナー・エンコーダによっ
て、64ビット毎に2ビットのstuff bit(以
下、スタッフビットと称す)52が挿入されて送信され
る。送信フレームのDCバイアスを抑制するため、ホワ
イトナー・エンコーダによって、ある64ビット間のデ
ータは実際の送信data(以下、データと称す)56
に対して論理レベルのハイレベルの“1”とロウレベル
の“0”ビットを反転した送信データ56が送信され
る。
【0006】このとき、ビット反転された送信データ5
6が設定されている64ビット区間の前の区間に挿入さ
れるスタッフビット52は、予め“11”に設定されて
いる。そのため、受信側では受信した送信フレームのス
タッフビット52が“11”のときは、そのあとに続く
送信データ56を再度ビット反転する処理を行なうこと
によって、正しいデータを受信することになる。送信フ
レームの最後にはエラーチェック用のCRC57が付加
されている。
【0007】図8は、前述したIEEE802.11に
示されているホワイトナー・エンコーディング・アルゴ
リズムに従って構成された、従来の無線LANにおける
演算処理装置の一例を示すブロック図である。同図およ
び図7を併せて参照しながら動作を説明する。
【0008】パラレルデータ形式の送信データは、まず
PtoS(以下、パラレル−シリアル変換回路と称す)
11に入力される。パラレル−シリアル変換回路11
は、送信データをシリアルデータ形式に変換する。この
シリアルデータ化された送信データ56をscramb
ler(以下、スクランブラと称す)12がランダム化
する。
【0009】スクランブルされたデータは、n−bit
sift register(以下、64ビット・シ
フトレジスタ13と称す)に入力される。64ビット・
シフトレジスタ13は、送信フレーム51の送信データ
56から64ビット毎にデータを取り出す。この取り出
された64ビットのデータに対して、weight(以
下、ウエイト回路と称す)36とadder(以下、加
算回路Aと称す)は、各ビット毎ごとにウエイトを付け
て加算する。
【0010】これは前述したIEEE802.11のア
ルゴリズムにおける、(bias next bloc
k)=Sum{weight(b(32))}を実行す
ることになる。このアルゴリズムのb(1)からb(3
2)は64ビット・シフトレジスタ13によって取り出
された2ビットシンボルデータであり、データb(0)
はスタッフビット52である。このスタッフビット52
を、2−bit stuff(以下、スタッフビット挿
入回路と称す)14cは、フレーム中の64ビット毎に
2ビットづつ挿入する。スタッフビット52の初期値は
b(0)=00である。
【0011】ここで言うウエイト値は、動作説明用タイ
ミングチャートを示した図9およびその次の区間のタイ
ミングチャートを示した図10の最上段に示すように、
ウエイト回路36により後述する重み付けが2ビット毎
に行われたデータである。すなわち、図中2段目の波形
はスクランブラ回路12の出力波形であり、例えばB1
区間の81hでみると、10000001となってお
り、このデータに対応するウエイト出力は+3−3−3
−1になっている。つまり、送信データ56の2ビット
シンボルデータが“10”のとき+3であり、“11”
のとき+1であり、“01”のとき−1であり、“0
0”のとき−3である。
【0012】上述したアルゴリズムによれば、例えば、
b(1)=10のときは、weight(b(1))=
+3であり、b(2)=01のときは、weight
(b(2))=−1であることを示す。
【0013】加算回路A31は、フレーム送信開始時お
よび64ビット毎に演算を行った後に、リセットされ
る。このリセットによって、加算回路A31は内容がク
リアされ“0”となる。
【0014】ここで、加算回路A31によって計算され
た結果を信号biasとし、加算回路B32によって計
算された結果を累積した信号accumとすると、co
mparater(以下、比較回路と称す)33によっ
て、bias*accum>0かどうかを判定する。こ
れは前述したアルゴリズムにおける、IF={[(ac
cum)*(bias next brock)>
0]}then…を実行することになる。
【0015】判定結果が(bias)*(accum)
>0のとき、比較回路33の出力を“0”とし、(bi
as)*(accum)<0のとき、比較回路33の出
力を“1”とする。
【0016】比較回路33の出力が“0”のとき、bi
t inversion(以下、ビット反転回路と称
す)15によって、biasの演算に用いた64ビット
間のデータに対して、各ビットが送出されるときに、ビ
ット反転回路15によってビット反転を行う。これは前
述のアルゴリズムにおける、 Invert{b(0),…,b(N)} を実行することになる。比較回路33の出力が“1”の
ときはビットの反転は行わない。
【0017】また、比較回路33の出力が“0”のと
き、inversion(以下、符号反転回路と称す)
34によって、加算回路A31の出力であるbiasの
符号の反転を行う。これは前述のアルゴリズムにおけ
る、(bias next block)=−(bia
s next block)を実行することになる。比
較回路33の出力が“1”のときはビットの反転は行わ
ない。
【0018】以上のように、加算回路A31では、ある
64ビット区間ごとに送信データを加算し、加算回路B
32で加算回路A31で得た結果を加算する。加算回路
B32の結果はレジスタ35に保存され、64ビット区
間ごとに加算回路A31とレジスタ35の値が比較回路
33によって比較さる。比較回路33の結果に従って、
符号反転回路34では、加算回路A31の結果の符号を
反転し、ビット反転回路15では送信データの“1”と
“0”をビット毎に反転を行うように動作する。
【0019】次に、図8と動作説明用のタイミングチャ
ートを示した図9および図10とを併せて参照しなが
ら、従来のホワイトナー・エンコーダの動作を説明す
る。図9では、スクランブル後の送信データとして、1
6進数で6Eh、CAh、9Bh、B7h、BFh、D
Fh、3Eh、EFh、(図9中のA1区間部分)、8
1h、C3h、3Bh、63h、2Ah、39h、85
h、89h、(図9中のB1区間部分)、A4h、B2
h、61h、24h、4Bh、CCh、9Ah、58
h、(図9および9中のC1区間部分)をLSBから送
信する場合の例である。
【0020】例えば、63hをLSBから送信すると、
11000110と送信される。ここで、図9ではA1
期間のデータが描かれていないが、A2と同様である。
【0021】A1区間のデータは、64ビット・シフト
レジスタ13によって64ビット分シフトされ、送信デ
ータとしてはA2区間に送信される。同様に、B1区間
のデータはB2区間に、C1区間のデータはC2区間に
送信されることになる。この様に64ビット分シフトす
るのは、ある64ビット間のデータをもとに、後述する
ウエイトの演算方法にしたがってウエイトを計算した後
に、そのデータをビット反転するかどうかを判断してか
ら送信しなければならないためである。
【0022】加算回路A31は64ビット間のデータを
ウエイトを付けて加算する。前述したようにデータが
“10”のときは+3で、“11”のときは+1、“0
1”のときは−1、“00”のときは−3である。これ
を適用すると、例えば、11000110をウエイトを
付けて加算すると、(11)+(00)+(01)+
(10)=+1−3−1+3=0となる。
【0023】図9のタイミング(1)において、ウエイ
ト回路36および加算回路A31によって、A1区間の
ウエイト値の総和を計算すると、+1−3−1+1−1
−1−3+1+1−1+3−1+1+3+1−1+1+
1+1−1+1+1+3+1−1+1+1−3+1+1
−1+1=+8という結果が得られる。A1区間に関し
ては、加算回路A31の結果がそのままレジスタ35に
蓄積される。
【0024】図10のタイミング(2)において、ウエ
イト回路36および加算回路A31によって、B1区間
のウエイト値の総和を計算すると、+3−3−3−1+
1−3−3+1+1−1+1−3+1−3−1+3−1
−1−1−3+3−1+1−3+3+3−3−1+3−
1−3−1=−16という結果が得られる。
【0025】また、このタイミングで、加算回路A31
の結果(−16)とレジスタの値(+8)が比較回路3
3によって比較され、(加算回路A)*(レジスタ)<
0という結果になるので、符号反転回路34及びビット
反転回路15に対して、データを反転させる信号は出力
しない。
【0026】図9では、比較回路33の出力は“1”で
ある。つまり、データの反転は行わないので、符号反転
回路34の出力は(−16)であり、B2の区間の送信
データはB1区間のデータをビット反転せずにそのまま
送信する。加算回路B32では、符号反転回路34の出
力(−16)とレジスタの出力(+8)を加算し、(−
8)という値を得る。この加算回路B32の結果は、レ
ジスタ35に蓄積される。
【0027】同様に、図10のタイミング(3)では、
ウエイト回路36および加算回路A31によって、C1
区間のウエイト値の総和を計算すると、−3+3−1−
1−1−3+1−1+3−3−1+3−3+3−1−3
+1−1−3+3−3+1−1−1+3−1−3−1+
3+3=−10という結果が得られる。
【0028】また、このタイミングで、加算回路A31
の結果(−10)とレジスタ35(−8)の値が比較回
路33によって比較され、(加算回路A31)*(レジ
スタ35)>0という結果になるので、符号反転回路3
4およびビット反転回路15に対して、データを反転さ
せる信号を出力する。図10では、比較回路33の出力
は“0”である。
【0029】つまり、データの反転を行うので、符号反
転回路34の出力は+10となり、C2の区間の送信デ
ータはC1区間のデータをビット反転して送信すること
になる。加算回路B32では、符号反転回路34の出力
(+10)とレジスタ35の出力(−8)を加算し、+
2という値を得る。この加算回路B32の結果は、レジ
スタ35に蓄積される。
【0030】送信データがビット反転されている区間
は、スタッフビットが“11”となるので、受信側で
は、スタッフビットを判断して“11”であれば、それ
に続く64ビットのデータを再度反転して戻すことにな
る。
【0031】ホワイトナー・エンコーダによるDCバイ
アス抑制の効果は、例えば、C2区間を反転しなかった
場合には、C2区間が終了した後のレジスタの値は、+
8(B1区間のレジスタ値)−16(符号反転回路出
力)−10(C1区間のウエイト値総和)=−16とな
り、送信データのウエイト値が(−)側に片寄ってしま
う。そこで、C2区間をビット反転すると、前述のよう
に、レジスタの値は(+8−16+10)=+2とな
り、逆に(+)側になるが、大きく片寄ることはない。
【0032】上述の様に処理を実行して、送信データ中
の“1”と“0”の数を調整することにより、送信デー
タのDCバイアスを抑制することができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
問題点は、ホワイトナー・エンコーディングを行う演算
処理装置の回路構成が大きくなってしまうことである。
【0034】その理由は、前述したように、従来のホワ
イトナー・エンコーディングを行う演算処理装置では、
シフトレジスタ13やビットスタッフ回路14の他に、
ウエイト演算を行うための2つの加算回路31および3
2、ウエイト演算結果を反転するための符号反転回路3
4、過去のウエイト演算結果を保存するためのレジスタ
35、送信データを反転するかどうかを判断する比較回
路33等で構成されていたからである。
【0035】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、ホワイトナー・エンコーディン
グを行う演算方法を変更することにより、回路構成を簡
素化することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の演算処理装置の
特徴は、パラレルデータ形式の送信データをパラレル−
シリアル変換した後このシリアルデータ化された送信デ
ータがスクランブラでランダム化されて供給されるマル
チプレクサと、このマルチプレクサから供給されるデー
タが任意のビット数n(n≧4の偶数)で区切られたデ
ータ区間であって、2ビットシンボルデータが論理レベ
ルの“10”のときは+(2m+1)(m≧1の整数)
をカウントし、“11”のときは+(2m−1)をカウ
ントし、“01”のときは−(2m−1)をカウント
し、“00”のときは−(2m+1)をカウントする第
1のカウンタと、前記データ区間以前の区間内の全ての
データに対して前記2ビットシンボルデータが“10”
のときは+(2m+1)をカウントし、“11”のとき
は+(2m−1)をカウントし、“01”のときは−
(2m+1)をカウントし、“00”のときは−(2m
+1)をカウントする第2のカウンタと、前記第1のカ
ウンタの符号ビットと前記第2のカウンタの符号ビット
とを比較する比較手段と、前記比較手段の結果によって
前記データ区間のデータの“1”と“0”とを反転させ
る2つのビット反転回路と、前記データ区間のnビット
数分だけデータを遅延させるための2つのn/2ビット
シフトレジスタと、これらの2つのn/2ビットシフト
レジスタ回路から供給される前記遅延されたウエイト値
の2ビットを、前記データ区間分のnビット数毎にデー
タ列中に挿入して2つの前記ビット反転回路にそれぞれ
出力する2つのビットスタッフ回路とを有し、通信装置
における送信データの直流バイアスを抑制するために用
いられるホワイトナー・エンコーディングを行うことに
ある。
【0037】また、前記スクランブラ化された送信デー
タが前記マルチプレクサにより2ビットシンボルデータ
として2ビット毎に上位ビットと下位ビットとに振り分
けられ、これら上位ビットデータ列と下位ビットデータ
列のそれぞれが前記n/2ビットシフトレジスタ回路と
ビットスタッフ回路とビット反転回路とを介して2系列
状態で送出される。
【0038】さらに、前記上位ビットおよび前記下位ビ
ットのそれぞれのビット幅は、各ビットが前記スクラン
ブラ化されたデータにおける2ビット分のビット幅が割
り当てられる。
【0039】さらにまた、前記比較手段が、前記第1の
カウンタの出力端が一方の入力端に、前記第2のカウン
タの出力端が他方の入力端にそれぞれ接続されるととも
にその出力端が前記ビット反転回路の入力端に接続され
る排他的論理和回路を用いて構成することができる。
【0040】また、前記比較手段は、前記第1のカウン
タの出力端がそれぞれの一方の入力端に、前記第2のカ
ウンタの出力端がそれぞれの他方の入力端にそれぞれ共
通接続されるAND回路および第1のNOR回路と、前
記AND回路の出力端が一方の入力端に、前記第1のN
OR回路の出力端が他方の入力端にそれぞれ接続される
とともにその出力端が前記ビット反転回路の入力端に接
続される第2のNOR回路とから構成されてもよい。
【0041】本発明の演算処理装置の演算処理方法の特
徴は、パラレルデータ形式の送信データをパラレル−シ
リアル変換した後このシリアルデータ化された送信デー
タがスクランブラでランダム化されて供給されるマルチ
プレクサと、このマルチプレクサから供給される2ビッ
トシンボルデータが任意のビット数n(n≧4の偶数)
で区切られたデータ区間であって、2ビットシンボルデ
ータが論理レベルの“10”のときは+(2m+1)
(m≧1の整数)をカウントし、“11”のときは+
(2m−1)をカウントし、“01”のときは−(2m
−1)をカウントし、“00”のときは−(2m+1)
をカウントする第1のカウンタと、前記データ区間以前
の区間内の全てのデータに対して前記2ビットシンボル
データが“10”のときは+(2m+1)をカウント
し、“11”のときは+(2m−1)をカウントし、
“01”のときは−(2m+1)をカウントし、“0
0”のときは−(2m+1)をカウントする第2のカウ
ンタと、前記第1のカウンタの符号ビットと前記第2の
カウンタの符号ビットとを比較する比較手段と、前記比
較手段の結果によって前記データ区間のデータの“1”
と“0”とを反転させる2つのビット反転回路と、前記
データ区間のnビット数分だけデータを遅延させるため
の2つのn/2ビットシフトレジスタと、これらの2つ
のn/2ビットシフトレジスタ回路から供給される前記
遅延されたウエイト値の2ビットを、前記データ区間分
のnビット数毎にデータ列中に挿入して2つの前記ビッ
ト反転回路にそれぞれ出力する2つのビットスタッフ回
路とを用いて、2つの前記n/2ビットシフトレジスタ
が第1のカウンタでnビットデータ区間分の前記ウエイ
ト値をカウントした後に前記データ区間のデータを送信
するために、nビットデータ区間分のビット数を経過し
てから前記データ区間のデータを送出するステップと、
受信側でのホワイトナー・デコーディングで使用させる
ために、2つの前記ビットスタッフ回路が前記データ区
間毎に2ビットのデータを挿入するステップと、前記第
1のカウンタのカウント結果により、送出前のnビット
データ区間においてデータの前記ウエイト値が+側か−
側かを示すステップと、前記第2のカウンタのカウント
結果により、既に送出済みのデータの前記ウエイト値が
+側か−側かを示すステップと、前記第1および前記第
2のカウンタが、ともに符号ビットである最上位ビット
で送信データの前記ウエイト値が+側か−側かを判断す
るステップと、2つの前記カウンタの最上位ビットを前
記比較手段で判定させ、前記第1および前記第2のカウ
ンタの双方とも前記ウエイト値が+側または−側と判断
された場合には、送出済みのデータに対して同じ方向に
送信データの前記ウエイト値を片寄らないように、前記
第1のカウンタでカウントしたデータ区間のデータを2
つの前記ビット反転回路でそれぞれ反転させてから送出
させるステップと、逆に、前記第1および前記第2のカ
ウンタで、一方の前記ウエイト値が+側でもう一方のウ
エイト値が−側であると判断された場合には、第1のカ
ウンタでカウントしたデータ区間のデータを2つの前記
ビット反転回路で反転せずに送出させるステップとから
なる処理アルゴリズムにより、送信データ中の“1
0”、“11”、“01”、“00”の数を調整し、送
信データの前記直流バイアスを抑制することにある。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明では、ホワイトナー・エン
コーダのウエイト演算を2つのカウンタを用いて行なわ
せる。第1のカウンタは現在対象としているnビット区
間のウエイト演算を、送信データの2ビットシンボルデ
ータが“10”のときはアップカウント(+3)をし、
“11”のときはアップカウント(+1)をし、“1
1”のときはダウンカウント(−1)し、“00”のと
きはダウンカウント(−3)することで行う。第2のカ
ウンタは送出済みのデータに対してウエイト演算を、同
様に送信データの2ビットシンボルデータが“10”の
ときはアップカウント(+3)をし、“11”のときは
アップカウント(+1)をし、“11”のときはダウン
カウント(−1)し、“00”のときはダウンカウント
(−3)することで行う。また、比較回路は、送信デー
タを反転するかどうかの判断を、カウンタの符号ビット
である最上位ビットを比較することで行う。
【0043】まず、本発明の実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の演算処理装置の
ブロック図であり、図2および図3は動作説明用のタイ
ミングチャートである。図1を参照すると、本発明のホ
ワイトナー・エンコーディングを行う演算処理装置は、
送信データをパラレルデータからシリアルデータに変換
するパラレル−シリアル変換回路11と、パラレル−シ
リアル変換回路11から供給される送信データをランダ
ム化するスクランブラ12と、このスクランブラ12か
ら供給されるデータを2ビット毎に上位ビットと下位ビ
ットとに振り分けられ、これら上位ビットデータ列と下
位ビットデータ列を出力するマルチプレサ19と、マル
チプレサ19から供給されたn/2ビット分のデータ列
を順次シフトし出力するn/2ビットシフトレジスタ1
3aおよび13cと、シフトレジスタ13aおよび13
cからそれぞれ供給される送信データ中にn/2ビット
毎に1ビット挿入するビットスタッフ回路14aおよび
14bと、n/2ビットシフトレジスタ13aおよび1
3bにマルチプレサ19から供給される入力データであ
って現在対象としているn/2ビット区間の送信データ
によって+3、+1、−1、−3のアップダウン・カウ
ントを行うカウンタA16と、送出済みの送信データに
よって+3、+1、−1、−3のアップダウン・カウン
トを行うカウンタB18と、カウンタA16およびカウ
ンタB18のカウント値の送信データを比較し、反転す
るかどうかの判断を行う比較回路18と、この比較回路
18からの指示に応答して、ビットスタッフ回路14a
および14bの出力する送信データを1ビット毎に反転
させ送信データTX1およびTX2として送出するとと
もに、カウンタB17へも送信済みのデータとして出力
するビット反転回路15aおよび15bとから構成され
る。
【0044】それぞれの回路機能についてさらに詳述す
ると、マルチプレクサ19は、スクランブラ12の出力
であるシリアルデータを2ビットシンボルデータとして
扱うため、2ビット毎に出力することになる。
【0045】n/2ビットシフトレジスタ13aおよび
13bは、32ビットシフトレジスタとし、32ビット
区間毎に、ビットスタッフ回路14aおよび14bによ
る送信データへの1ビット挿入と、比較回路18での比
較を行う。
【0046】カウンタA16は32ビットごとにリセッ
トされるように設定されているのに対し、カウンタB1
7は過去に送信したデータによる値を蓄積していくた
め、1つのフレームの送信が終了するまではリセットさ
れない様に設定されている。
【0047】さらにカウンタA16は、8ビットのアッ
プダウンカウンタで構成され、送信データ2ビット毎に
カウント動作を行う。2ビットデータが“10”のとき
は+3だけアップカウントし、“11”のときは+1だ
けアップカウントし、データが“01”のときは−1だ
けダウンカウントし、データが“00”のときは−3だ
けダウンカウントする。初期値は16進数で80h(2
進数で10000000b)である。
【0048】以下、英数字の後のhは16進数を表し、
bは2進数を表す。カウンタA16の最上位ビットは符
号を表し、最上位ビットが“1”のときは正を示し、最
上位ビットが“0”のときは負を示す。
【0049】同様に、カウンタB17も、8ビットのア
ップダウンカウンタで構成され、送信データ2ビット毎
にカウント動作を行う。2ビットデータが“10”のと
きは+3だけアップカウントし、“11”のときは+1
だけアップカウントし、データが“01”のときは−1
だけダウンカウントし、データが“00”のときは−3
だけダウンカウントする。初期値は16進数で80h
(2進数で10000000b)である。カウンタA1
6の最上位ビットは符号を表し、最上位ビットが“1”
のときは正を示し、最上位ビットが”0”のときは負を
示す。
【0050】比較回路18は入力データが共に“1”ま
たは共に“0”のときは“0”を出力し、入力データの
一方が“0”で他方が“1”のときは“1”を出力す
る。また、比較回路18は、カウンタA16とカウンタ
B17の符号ビットである最上位ビットを比較する。両
カウンタの最上位ビットが、共に“0”または”1”の
とき、つまり(カウンタA16の符号)*(カウンタB
17の符号)>0のとき、比較回路18は“0”を出力
する。逆に、両カウンタの最上位ビットが、一方が
“0”でもう一方が“1”のとき、つまり(カウンタA
16の符号)*(カウンタB17の符号)<0のとき、
比較回路18は“1”を出力する。比較回路18の出力
が“0”のとき、ビット反転回路15で送信データの反
転を行う。
【0051】ビット反転回路15は比較回路18の比較
結果の一致出力“0”のときnビット区間の送信データ
を1ビット毎に反転し、不一致出力“1”のときは送信
データの反転は行わない。
【0052】従来の技術でも前述したように、送信デー
タのDCバイアスを抑制するためには、ビット反転回路
15において送信データを反転させて調整するが、デー
タを反転するかどうかは、比較回路18によって、カウ
ンタA16及びカウンタB17の符号ビットである最上
位ビットを比較し、両カウンタの符号ビットが等しいと
きにビット反転回路15を動作させる。
【0053】次に、上述した構成からなる本発明の実施
の形態の動作を図1、図2および図3を併せて参照しな
がら詳細に説明する。
【0054】まず理解を容易にするために全体の動作の
概要を先に説明すると、パラレルデータ形式の送信デー
タは、パラレル−シリアル変換回路11によって、シリ
アルデータ形式に変換される。次に、シリアルデータ形
式に変換された送信データはスクランブラ12に入力さ
れると、スクランブラ12によって送信データがランダ
ムデータ化される。
【0055】ランダムデータ化されたスクランブラ12
の出力はマルチプレクサ19に出力され、1ビット毎に
データが2つの出力に振り分けられる。振り分けられた
データは2つのn/2ビットシフトレジスタ13aとn
/2ビットシフトレジスタ13bにそれぞれ供給され
る。
【0056】これら2つのn/2ビットシフトレジスタ
13aおよび13bは、nビット間の送信データから演
算して、そのnビット間の送信データを反転するかどう
かを判断しなくてはならないため、送信データを送信す
る前にnビット分の送信データの蓄積・遅延を行う。
【0057】この演算装置にはn/2ビットシフトレジ
スタが2つ内蔵されるので、nビット分のデータを扱う
ことになる。n/2ビットシフトレジスタ13aおよび
13bからの出力はそれぞれビットスタッフ回路14a
および14bに供給され、ビットスタッフ回路14aお
よび14bによって、スタッフビットが送信フレーム中
のデータフィールドにn/2ビット単位で1ビット挿入
される。つまりnビット区間で考えれば、2ビットのス
タッフビットが挿入されることになる。
【0058】ビットスタッフ回路14aおよび14bの
出力は、それぞれビット反転回路15aおよび15bに
供給され、比較回路18からの指示に応答して、比較回
路18の比較結果の一致出力“0”のときnビット区間
の送信データを1ビット毎に反転させ、不一致出力
“1”のとき送信データは反転されずに送信される。
【0059】次に本実施の形態の動作を詳細に説明す
る。図2に示すタイミングチャートでは、16進数で6
Eh、CAh、9Bh、B7h、BFh、DFh、3E
h、EFh、(図2中のA1部分)、81h、C3h、
3Bh、63h、2Ah、39h、85h、89h、
(図2中のB1部分)、A4h、B2h、61h、24
h、4Bh、CCh、9Ah、58h、(図2中のC1
部分)というデータを最下位ビット(LSB)から順に
送信する場合の例である。例えば、63h(=0110
0011)をLSBから送信すると、11000110
bと送信される。ただし、図2ではA1部分を一部分し
か示してないが、送信データX2に示すA2と同じあ
る。
【0060】B1区間のデータは、マルチプレクサ19
によって2ビット単位で出力され、2つの32ビットシ
フトレジスタ13aおよび13bによってトータルで6
4ビット分シフトし、送信データとしてはB2区間に送
信される。同様に、C1区間のデータはC2区間に送信
されることになる。64ビット分シフトするのは、ある
64ビット間のデータをもとに、後述するウエイトの演
算方法にしたがってウエイトを計算し後に、そのデータ
をビット反転するかどうかを判断してから送信しなけれ
ばならないためである。
【0061】カウンタA16は64ビット間のデータの
ウエイト値をカウントする。すなわち、マルチプレクサ
19の出力する2ビットシンボルデータが、“10”の
ときは+3をアップカウントをし、“11”のときは+
1をアップカウントをし、“11”のときは−1をダウ
ンカウントし、“00”のときは−3をダウンカウント
する。カウンタA16は64ビット区間全て“10”ま
たは“00”という場合を考えて3*32回カウントす
るのに必要なビット数として7ビット、さらに符号ビッ
トを1ビット付加して、8ビットカウンタとする。従っ
て−127〜127までカウントすることが可能であ
る。
【0062】また、カウンタA16のリセット時の値は
80hとし、スタッフビットを送信データ列中に挿入す
るタイミングでリセットを行う。例えば、図2のB1区
間の最初の部分に示すように、スクランブルデータ81
hをカウンタA16でカウントすると、スクランブラ1
2からはLSBファーストで10000001と出力さ
れ、マルチプレクサ19の出力は10、00、00、0
1となり、それぞれのウエイト値は+3、−3、−3、
−1であるので、カウンタAの値は80h+3=83
h、83h−3=80h、80h−3=7Dh、7Dh
−1=7Chと変化する。ここで、カウンタA16はマ
ルチプレクサ19の出力をカウントしているので、ホワ
イトナー・エンコーダを通す前のデータに対してカウン
ト動作を行うことになる。
【0063】一方、カウンタB17はビット反転回路1
5aおよびbから送信した全てのデータに対するウエイ
ト値をカウントする。カウントの方法はカウンタA16
と同様に、マルチプレクサ19の出力する2ビットシン
ボルデータが、“10”のときは+3をアップカウント
をし、“11”のときは+1をアップカウントをし、
“11”のときは−1をダウンカウントし、“00”の
ときは−3をダウンカウントする。カウンタB17も6
4ビット区間全て“10”または“00”という場合を
考えて3*32回カウントするのに必要なビット数とし
て7ビット、さらに符号ビットを1ビット付加して、8
ビットカウンタとする。
【0064】従って−127〜127までカウントする
ことが可能である。また、カウンタB17のリセット時
の値も80hとし、1つの送信フレームの最初のデータ
に対するウエイト値をカウントするよりも前のタイミン
グでリセットを行い、1つのフレームが送信完了するま
では再度リセットは行わない。ここで、カウンタB17
は、前述したようにビット反転回路15aおよびbから
送信した全てのデータに対するウエイト値をカウントし
ているので、ビット反転が行われた後つまりDCバイア
スが抑制された後のデータに対してカウント動作を行う
ことになる。
【0065】再び図2を参照すると、カウンタA16に
よって、B1区間のデータのウエイト値をカウントす
る。スタッフビットのタイミングでカウンタA16はリ
セットされ、カウンタA16の初期値は80hとなる。
このあとB1区間のデータは100000011100
0011……であり、マルチプレクサ19の出力は1
0、00、00、01、11、00、00、11、…
…、であるので、ウエイト値は+3、−3、−3、−
1、+1、−3、−3、+1、……、となり、カウンタ
A16は83h、80h、7Dh、7Ch、7Dh、7
Ah、77h、78h、……、と変化する。最終的にタ
イミング(1)においては、70hという結果が得られ
る。
【0066】また、カウンタB17によって、A2区間
の送信済みのデータのウエイト値をカウントする。A2
区間のデータ送信後のタイミングでカウンタb17はリ
セットされ、カウンタb17の初期値は80hとなる。
このあとA2区間のデータは110001100101
0011……(図示せず)であり、マルチプレクサ19
出力は11、00、01、10、01、01、00、1
1……であるので、ウエイト値は+1、−3、−1、+
3、−1、−1、−3、+1となり、カウンタb17は
81h、7Eh、7Dh、7Eh、7Dh、7Ch、7
9h、7Ah………と変化する。最終的にタイミング
(1)においては、88hという結果が得られる。
【0067】このタイミング(1)では、カウンタA1
6の最上位ビットは“0”であり、カウンタB17の最
上位ビットは“1”である。そして、比較回路18のエ
クスクルーシブORゲートによって、これらの2つの最
上位ビットのエクスクルーシブOR論理をとると“1”
という結果が得られる。タイミング(1)でエクスクル
ーシブORゲートの出力が“1”のときは、B1区間の
データを送信するときつまりB2区間のデータは、ビッ
ト反転を行わない。これは、これから送信しようとして
いるB1区間のウエイト値が−側であり、すでに送信し
てしまったA2区間のデータウエイト値は+側であると
いうことを示しており、A2区間に続けてB2区間を送
信するときに、B1区間のデータはビット反転せずにそ
のまま送信すれば、ウエイト値が平均化されるわけであ
る。
【0068】同様に、図3のタイミング(2)では、カ
ウンタA16によってC1区間のデータがカウントさ
れ、76hという結果が得られる。また、カウンタB1
7によってA2区間とB2区間のデータがカウントさ
れ、78hという結果が得られる。ここで、A2区間を
送信したときには+側にウエイト値がバイアスされてい
たのが、B2区間のデータを反転せずに送信することに
よって、ウエイト値が−側にバイアスされていることが
わかる。
【0069】また、このタイミング(2)では、カウン
タA16の出力は01110110であるから最上位ビ
ットは“0”であり、カウンタB17の出力も0111
1000であるからその最上位ビットも“0”である。
そして、比較回路18によって、これらの2つの最上位
ビットの比較が行われ、いっちするので“0”という結
果が得られる。
【0070】この図2のタイミング(2)で比較回路1
8の出力が“0”のときは、C1区間のデータを送信す
るときつまりC2区間のデータは、ビット反転を行う。
【0071】これは、これから送信しようとしているC
1区間のデータはウエイト値が−側であり、すでに送信
してしまったA2区間+B2区間のデータもウエイト値
が−側であるということを示しており、B2区間に続け
てC2区間を送信するときに、C1区間のデータはビッ
ト反転を行って送信すれば、ウエイト値が平均化され−
側に片寄ることがなくなるわけである。実際にC2区間
を送り終わった後のカウンタB17の値は8Dhである
ので、ウエイト値は+側になっていることが分かる。
【0072】図3ではC1区間(C2区間)で送信デー
タが終了しているが、更に送信データがある場合には、
2つのカウンタと比較回路16によって、前述のカウン
タ操作とビット反転するかどうかの判断を64ビット毎
に繰り返すことになる。
【0073】送信データがビット反転されている区間
は、TX1側とTX2側に各1ビットのスタッフビット
がその区間の直前に挿入され、2ビットスタッフ単位で
は、スタッフビットが”11”となるので、受信側で
は、スタッフビットを判断して”11”であれば、それ
に続く32ビットのデータを再度反転して戻すことによ
り、正しいデータを得ることができる。
【0074】上述したように、従来のホワイトナー・エ
ンコーダでは、B2区間はデータを反転せずにC2区間
でデータの反転していたが、本発明のホワイトナー・エ
ンコーダでも同様に、B2区間はデータを反転せずにC
2区間でデータを反転するという結果がえられる。
【0075】従って、送信データ中の“10”、“1
1”、“01”、“00”の数が調整され、送信データ
のDCバイアスを抑制することができる。ここで、2ビ
ットシンボルデータの“10”、“11”、“01”、
“00”という値によって、TX1端子およびTX2端
子に接続される無線モデムの変調周波数を変化させるこ
とになる。
【0076】次に、上述した本発明の一実施の形態にお
ける比較回路の具体例を含む演算処理装置のブロック図
を示した図4を参照すると、比較回路18にはエクスク
ルーシブORゲートが使用されている。エクスクルーシ
ブORゲートは周知のように比較する2つのデータが等
しければ“0”を、互いに異なるデータであれば“1”
を出力する。従って、前述したように、タイミング
(1)では、カウンタA16の最上位ビットは“0”で
あり、カウンタB17の最上位ビットは“1”であるか
ら、比較回路18のエクスクルーシブORゲートによっ
て、これらの2つの最上位ビットのエクスクルーシブO
R論理をとると“1”という結果が得られる。このエク
スクルーシブORゲートの出力が“1”のときは、B2
区間のデータは、ビット反転を行わない。
【0077】同様に、タイミング(2)では、カウンタ
A16の出力は01110110であるから最上位ビッ
トは“0”であり、カウンタB17の出力も01111
000であるからその最上位ビットも“0”である。そ
して、比較回路18のエクスクルーシブORゲートによ
って、これらの2つの最上位ビットのエクスクルーシブ
OR論理をとると“0”という結果が得られる。
【0078】この図2のタイミング(2)でエクスクル
ーシブORゲートの出力が“0”のときは、C1区間の
データを送信するときつまりC2区間のデータは、ビッ
ト反転を行う。
【0079】比較回路18の他の具体例を含む演算処理
装置のブロック図を示した図5を参照すると、比較回路
18は、カウンタA16およびカウンタB17の出力が
それぞれ入力端に供給されるANDゲート181および
NORゲート182と、これらANDゲート181およ
びNORゲート182の出力が入力端に供給されるとと
もにその出力端からビット反転回路15aおよび15b
に比較結果を出力するNORゲート183とから構成さ
れる。
【0080】この比較回路18も、カウンタA16とカ
ウンタB17の2つのカウンタとも最上位ビットが共
に”0”または”1”のときは”0”を出力し、2つの
カウンタの最上位ビットの一方が”0”でもう一方が”
1”のときは”1”を出力するので、図4の様に比較回
路18にエクスクルーシブORゲートを使用した場合と
同等の結果が得られる。
【0081】上述した演算処理装置の演算処理フローを
示した図6を参照すると、2つのn/2ビットシフトレ
ジスタ13aおよび13bが第1のカウンタA16でn
ビットデータ区間分のウエイト値をカウントした後に、
データ区間のデータを送信するために、nビットデータ
区間分のビット数を経過してからデータ区間のデータを
送出するステップS61と、受信側でのホワイトナー・
デコーディングで使用させるために、2つのビットスタ
ッフ回路14aおよび14bがデータ区間毎に2ビット
のデータを挿入するステップS62と、第1のカウンタ
A16のカウント結果により、送出前のnビットデータ
区間においてデータのウエイト値が+側か−側かを示す
ステップS63と、第2のカウンタB17のカウント結
果により、既に送出済みのデータのウエイト値が+側か
−側かを示すステップS64と、カウンタA16および
B17が、ともに符号ビットである最上位ビットで送信
データのウエイト値が+側か−側かを判断するステップ
S65と、2つのカウンタA16およびB17の最上位
ビットを比較手段で判定させ、カウンタカウンタA16
およびB17の双方ともウエイト値が+側または−側と
判断された場合には、送出済みのデータに対して同じ方
向に送信データのウエイト値を片寄らないように、カウ
ンタA16でカウントしたデータ区間のデータを2つの
ビット反転回路でそれぞれ反転させてから送出させるス
テップS66と、逆に、前記第1および前記第2のカウ
ンタで、一方の前記ウエイト値が+側でもう一方のウエ
イト値が−側であると判断された場合には、第1のカウ
ンタでカウントしたデータ区間のデータを2つの前記ビ
ット反転回路で反転せずに送出させるステップS67と
からなる処理アルゴリズムにより処理される。
【0082】上述した本発明の実施の形態を用いること
により、カウンタA16およびカウンタB17は周知の
8ビットのアップダウンカウンタで構成され、クロック
端子のクロック入力でカウント動作を行う。アップダウ
ン制御端子入力が1のときにはアップカウントし、0の
ときにはダウンカウントする。また、カウント制御端子
入力が“1”のときは1をカウントし、“0”のときは
3をカウントし、カウント結果は出力端子に得られる機
能を有するものとする。リセット端子入力が“1”のと
きは、初期値80hにリセットされる。ウエイト値3を
最大32回カウントすることを考慮すると96までカウ
ントできなくてはならないので7ビット必要であり、更
に符号ビットを1ビット考慮すると、要求されるカウン
タの段数は8ビットであり、約92ゲートである。
【0083】加算回路Bも周知の回路であり、第1の8
ビットのデータ入力と第2の8ビットの入力の値を加算
して、データ出力端子へ8ビットの加算結果を出力する
ものである。その回路規模は約50ゲートである。
【0084】加算回路Aも周知の回路であり、64ビッ
トのデータ端子からの入力から、2ビットづつ取りだ出
して32個のウエイト値を計算し、このウエイト値を全
て加算して出力端子へ8ビットで出力する回路である。
ウエイト値は+3、+1、−1、−3の4種類である。
加算回路Aの回路規模は約1300ゲートである。
【0085】回路構成上特に従来例と異なるブロックだ
けで回路規模を比較することにする。ここで、本発明を
示す図1ではシフトレジスタ、ビットスタッフ回路、ビ
ット反転回路が各2つずつ内蔵されているが、2つの回
路ブロックの合計が、図6の回路ブロックと等しいので
ここでは比較の対象には含めない。例えば、シフトレジ
スタは、図1の場合n/2ビットのシフトレジスタであ
り、図6の場合nビットのシフトレジスタである、前述
した図1の実施の形態では、32ビットシフトレジスタ
を2つ使用するのに対して、図6の従来例では64ビッ
トシフトレジスタを1つ使用するので回路規模としては
同じである。
【0086】従来の演算処理装置では、加算回路A、加
算回路B、レジスタに関して考えると、レジスタは8ビ
ットレジスタが必要であり、1ビットレジスタあたり約
6ゲートで構成出来るので、約48ゲートの回路規模と
見做してよい。これらの回路規模の合計は1300+5
0+48=1398ゲートとなる。これに対して、本発
明の演算処理装置では、カウンタA、カウンタBの回路
規模の合計は92+92=184ゲートである。従っ
て、約1/7以下に回路規模(ゲート数)が小さくなる
のが分かる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明の演算処理装
置及び演算処理方法は、ホワイトナー・エンコーディン
グを行う演算処理装置を、2つの加算回路、レジスタ、
符号反転回路、比較回路で構成していた部分を、2つの
カウンタとエクスクルーシブORゲートで構成すること
ができるできるということである。これにより、演算処
理装置の回路構成を簡略化するできるようになる。
【0088】その理由は、送信データを反転するかどう
かの判断は、64ビット区間の送信データ中のウエイト
値が+側か−側かと、既に送信された送信データ中のウ
エイト値が+側か−側かによって決まるので、第1の加
算回路によって64ビット分の送信データにウエイトを
付けて加算した結果を使用しなくても、第1のカウンタ
によって送信データを2ビット毎にアップダウン・カウ
ントした結果の符号ビットを使用して正負を判断すれ
ば、同等の効果が得られるからである。
【0089】また、64ビット区間の送信データを第1
の加算回路で加算した結果を、第2の加算回路で過去に
加算した結果に対して更に加算して、レジスタに保存し
ておかなくても、第2のカウンタで既に送信された送信
データを2ビット毎にアップダウン・カウントした結果
を使用すれば、同等の効果を得ることができるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の演算処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施の形態の演算処理装置のタイミ
ングチャートである。
【図3】図2のタイミングチャートの次の区間のタイミ
ングチャートである。
【図4】比較回路18の具体例を含む演算処理装置のブ
ロック図である。
【図5】比較回路18の他の具体例を含む演算処理装置
のブロック図である。
【図6】本発明に演算処理装置の演算処理のフローチャ
ートである。
【図7】従来のフレームフォーマットを示した図であ
る。
【図8】従来の演算処理装置の一例のブロック図であ
る。
【図9】従来の演算処理装置の一例の動作説明用タイミ
ングチャートである。
【図10】図9のタイミングチャートの次の区間のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】 11 パラレル−シリアル変換回路 12 スクランブラ 13a,13b シフトレジスタ 14a,14b ビットスタッフ回路 15a,15b ビット反転回路 16 カウンタA 17 カウンタB 18 比較回路 19 マルチプレクサ 31 加算回路A 32 加算回路B 33 比較回路 34 符号反転回路 35 レジスタ 36 ウエイト回路 51 送信フレーム 52 スタッフビット 53 プリアンブル 54 スタートフレームデリミタ(SFD) 55 ヘッダー 56 送信データ 57 CRC
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 13/16 H04L 12/28 H04L 12/40,12/44 H04L 29/00 H04L 25/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラレルデータ形式の送信データをパラ
    レル−シリアル変換した後このシリアルデータ化された
    送信データがスクランブラでランダム化されて供給され
    るマルチプレクサと、このマルチプレクサから供給され
    るデータが任意のビット数n(n≧4の偶数)で区切ら
    れたデータ区間であって、2ビットシンボルデータが論
    理レベルの“10”のときは+(2m+1)(m≧1の
    整数)をカウントし、“11”のときは+(2m−1)
    をカウントし、“01”のときは−(2m−1)をカウ
    ントし、“00”のときは−(2m+1)をカウントす
    る第1のカウンタと、前記データ区間以前の区間内の全
    てのデータに対して前記2ビットシンボルデータが“1
    0”のときは+(2m+1)をカウントし、“11”の
    ときは+(2m−1)をカウントし、“01”のときは
    −(2m+1)をカウントし、“00”のときは−(2
    m+1)をカウントする第2のカウンタと、前記第1の
    カウンタの符号ビットと前記第2のカウンタの符号ビッ
    トとを比較する比較手段と、前記比較手段の結果によっ
    て前記データ区間のデータの“1”と“0”とを反転さ
    せる2つのビット反転回路と、前記データ区間のnビッ
    ト数分だけデータを遅延させるための2つのn/2ビッ
    トシフトレジスタと、これらの2つのn/2ビットシフ
    トレジスタ回路から供給される前記遅延されたウエイト
    値の2ビットを、前記データ区間分のnビット数毎にデ
    ータ列中に挿入して2つの前記ビット反転回路にそれぞ
    れ出力する2つのビットスタッフ回路とを有し、通信装
    置における送信データの直流バイアスを抑制するために
    用いられるホワイトナー・エンコーディングを行うこと
    を特徴とする演算処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スクランブラ化された送信データが
    前記マルチプレクサにより2ビットシンボルデータとし
    て2ビット毎に上位ビットと下位ビットとに振り分けら
    れ、これら上位ビットデータ列と下位ビットデータ列の
    それぞれが前記n/2ビットシフトレジスタ回路とビッ
    トスタッフ回路とビット反転回路とを介して2系列状態
    で送出される請求項1記載の演算処理装置。
  3. 【請求項3】 前記上位ビットおよび前記下位ビットの
    それぞれのビット幅は、各ビットが前記スクランブラ化
    されたデータにおける2ビット分のビット幅が割り当て
    られる請求項2記載の演算処理装置。
  4. 【請求項4】 前記比較手段が、前記第1のカウンタの
    出力端が一方の入力端に、前記第2のカウンタの出力端
    が他方の入力端にそれぞれ接続されるとともにその出力
    端が前記ビット反転回路の入力端に接続される排他的論
    理和回路を用いて構成される請求項1記載の演算処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、前記第1のカウンタの
    出力端がそれぞれの一方の入力端に、前記第2のカウン
    タの出力端がそれぞれの他方の入力端にそれぞれ共通接
    続されるAND回路および第1のNOR回路と、前記A
    ND回路の出力端が一方の入力端に、前記第1のNOR
    回路の出力端が他方の入力端にそれぞれ接続されるとと
    もにその出力端が前記ビット反転回路の入力端に接続さ
    れる第2のNOR回路とから構成される請求項1記載の
    演算処理装置。
  6. 【請求項6】 パラレルデータ形式の送信データをパラ
    レル−シリアル変換した後このシリアルデータ化された
    送信データがスクランブラでランダム化されて供給され
    るマルチプレクサと、このマルチプレクサから供給され
    る2ビットシンボルデータが任意のビット数n(n≧4
    の偶数)で区切られたデータ区間であって、2ビットシ
    ンボルデータが論理レベルの“10”のときは+(2m
    +1)(m≧1の整数)をカウントし、“11”のとき
    は+(2m−1)をカウントし、“01”のときは−
    (2m−1)をカウントし、“00”のときは−(2m
    +1)をカウントする第1のカウンタと、前記データ区
    間以前の区間内の全てのデータに対して前記2ビットシ
    ンボルデータが“10”のときは+(2m+1)をカウ
    ントし、“11”のときは+(2m−1)をカウント
    し、“01”のときは−(2m+1)をカウントし、
    “00”のときは−(2m+1)をカウントする第2の
    カウンタと、前記第1のカウンタの符号ビットと前記第
    2のカウンタの符号ビットとを比較する比較手段と、前
    記比較手段の結果によって前記データ区間のデータの
    “1”と“0”とを反転させる2つのビット反転回路
    と、前記データ区間のnビット数分だけデータを遅延さ
    せるための2つのn/2ビットシフトレジスタと、これ
    らの2つのn/2ビットシフトレジスタ回路から供給さ
    れる前記遅延されたウエイト値の2ビットを、前記デー
    タ区間分のnビット数毎にデータ列中に挿入して2つの
    前記ビット反転回路にそれぞれ出力する2つのビットス
    タッフ回路とを用いて、2つの前記n/2ビットシフト
    レジスタが第1のカウンタでnビットデータ区間分の前
    記ウエイト値をカウントした後に前記データ区間のデー
    タを送信するために、nビットデータ区間分のビット数
    を経過してから前記データ区間のデータを送出するステ
    ップと、受信側でのホワイトナー・デコーディングで使
    用させるために、2つの前記ビットスタッフ回路が前記
    データ区間毎に2ビットのデータを挿入するステップ
    と、前記第1のカウンタのカウント結果により、送出前
    のnビットデータ区間においてデータの前記ウエイト値
    が+側か−側かを示すステップと、前記第2のカウンタ
    のカウント結果により、既に送出済みのデータの前記ウ
    エイト値が+側か−側かを示すステップと、前記第1お
    よび前記第2のカウンタが、ともに符号ビットである最
    上位ビットで送信データの前記ウエイト値が+側か−側
    かを判断するステップと、2つの前記カウンタの最上位
    ビットを前記比較手段で判定させ、前記第1および前記
    第2のカウンタの双方とも前記ウエイト値が+側または
    −側と判断された場合には、送出済みのデータに対して
    同じ方向に送信データの前記ウエイト値を片寄らないよ
    うに、前記第1のカウンタでカウントしたデータ区間の
    データを2つの前記ビット反転回路でそれぞれ反転させ
    てから送出させるステップと、逆に、前記第1および前
    記第2のカウンタで、一方の前記ウエイト値が+側でも
    う一方のウエイト値が−側であると判断された場合に
    は、第1のカウンタでカウントしたデータ区間のデータ
    を2つの前記ビット反転回路で反転せずに送出させるス
    テップとからなる処理アルゴリズムにより、送信データ
    中の“10”、“11”、“01”、“00”の数を調
    整し、送信データの前記直流バイアスを抑制する前記ホ
    ワイトナー・エンコーディングの演算処理方法。
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