JP2752590B2 - 断熱形材 - Google Patents
断熱形材Info
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- JP2752590B2 JP2752590B2 JP31413494A JP31413494A JP2752590B2 JP 2752590 B2 JP2752590 B2 JP 2752590B2 JP 31413494 A JP31413494 A JP 31413494A JP 31413494 A JP31413494 A JP 31413494A JP 2752590 B2 JP2752590 B2 JP 2752590B2
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- heat insulating
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム合金製押
出形材からなる室外側部材と室内側部材の相互の対向部
間を断熱材により結合してなるサッシ枠用断熱形材に関
する。
出形材からなる室外側部材と室内側部材の相互の対向部
間を断熱材により結合してなるサッシ枠用断熱形材に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は断熱形材を用いない従来の出窓で
あり、左右の方立1、1間に引き違い窓を構成する外障
子2と内障子3とが装着され、左右の方立1と縦枠4と
の間に障子5が固定されて嵌め殺し窓を構成した例につ
いて示す。6は出窓を取付ける建物開口部7を構成する
柱、8は柱6に固定した化粧板である。
あり、左右の方立1、1間に引き違い窓を構成する外障
子2と内障子3とが装着され、左右の方立1と縦枠4と
の間に障子5が固定されて嵌め殺し窓を構成した例につ
いて示す。6は出窓を取付ける建物開口部7を構成する
柱、8は柱6に固定した化粧板である。
【0003】このような出窓においては、従来、一般的
には、図7に示すような断熱形材は普及していないのが
現状である。図7に示す断熱形材は、室外部材9と室内
側部材10間を断熱材11により結合してなる。このよ
うな断熱形材は、アルミニウム合金製室外側部材9と室
内側部材10との対向部に設けたかしめ穴12に断熱材
11の端部を入れ、かしめローラ13によってかしめ穴
12を構成するかしめ片12aを矢印Yで示すように押
圧することによってかしめ、これにより断熱材11を室
外側部材9と室内側部材10に結合して取付ける。この
ような断熱形材を出窓に用いれば、熱がサッシ枠を通し
て室内外方向に伝達されることを防止できるため、寒冷
地等においても出窓を普及させることができ、また、冷
暖房に要するエネルギを節約することができ、さらに室
内空間の有効利用が図れる。
には、図7に示すような断熱形材は普及していないのが
現状である。図7に示す断熱形材は、室外部材9と室内
側部材10間を断熱材11により結合してなる。このよ
うな断熱形材は、アルミニウム合金製室外側部材9と室
内側部材10との対向部に設けたかしめ穴12に断熱材
11の端部を入れ、かしめローラ13によってかしめ穴
12を構成するかしめ片12aを矢印Yで示すように押
圧することによってかしめ、これにより断熱材11を室
外側部材9と室内側部材10に結合して取付ける。この
ような断熱形材を出窓に用いれば、熱がサッシ枠を通し
て室内外方向に伝達されることを防止できるため、寒冷
地等においても出窓を普及させることができ、また、冷
暖房に要するエネルギを節約することができ、さらに室
内空間の有効利用が図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような断熱
形材を用いて図6に示す方立1を構成した場合の一例を
図8に示す。図8において、14は外障子2に取付けた
気水密材、15は室外側部材9に一体に設けた気水密材
受け片である。図8に示すように、かしめ付けの際に
は、断熱材11の板面に対して垂直の方向からかしめロ
ーラ13を挿入してかしめる必要があるため、断熱材1
1に対してかしめローラ13を挿入するための離隔空間
20を形成する必要がある。
形材を用いて図6に示す方立1を構成した場合の一例を
図8に示す。図8において、14は外障子2に取付けた
気水密材、15は室外側部材9に一体に設けた気水密材
受け片である。図8に示すように、かしめ付けの際に
は、断熱材11の板面に対して垂直の方向からかしめロ
ーラ13を挿入してかしめる必要があるため、断熱材1
1に対してかしめローラ13を挿入するための離隔空間
20を形成する必要がある。
【0005】ところが、このような出窓の方立1のよう
に、障子2、3と5とが角度をなして装着され、障子に
対面する見込み面1a、1bの少なくとも一方(図7の
例は引き違い窓用の障子2、3側の面1b)がかしめ時
の押圧方向Yに対して垂直でなく、90度以外の角度を
なす場合、即ち傾斜している場合、図8に示すように、
方立1に一体に形成される気水密材14の受け片15
(気水密材14の取付け片となる場合もある)が、かし
めローラ13の挿脱の邪魔にならないようにするため、
受け片15を室外側にずらした位置に形成しなければな
らない等、受け片15の取付け位置やサイズあるいは形
状の制約を受け、また、見込み面1bの幅W1を必要以
上に大きくしなければならず、不経済になるという問題
点があった。また、受け片15を避けてかしめローラ1
3を挿脱しなければならず、受け片15がかしめローラ
13の挿脱作業上の障害になるという問題点があった。
このような問題は、気水密材14の受け片15等の取付
け片を設ける場合のみならず、リブを設ける場合にも生
じる。
に、障子2、3と5とが角度をなして装着され、障子に
対面する見込み面1a、1bの少なくとも一方(図7の
例は引き違い窓用の障子2、3側の面1b)がかしめ時
の押圧方向Yに対して垂直でなく、90度以外の角度を
なす場合、即ち傾斜している場合、図8に示すように、
方立1に一体に形成される気水密材14の受け片15
(気水密材14の取付け片となる場合もある)が、かし
めローラ13の挿脱の邪魔にならないようにするため、
受け片15を室外側にずらした位置に形成しなければな
らない等、受け片15の取付け位置やサイズあるいは形
状の制約を受け、また、見込み面1bの幅W1を必要以
上に大きくしなければならず、不経済になるという問題
点があった。また、受け片15を避けてかしめローラ1
3を挿脱しなければならず、受け片15がかしめローラ
13の挿脱作業上の障害になるという問題点があった。
このような問題は、気水密材14の受け片15等の取付
け片を設ける場合のみならず、リブを設ける場合にも生
じる。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
室内外側部材間に断熱材を取付ける場合のかしめ等の取
付け作業が容易となり、かつ断熱形材の幅を必要以上に
大きくする必要がなく、設計の自由度が向上する構成の
サッシ枠用の断熱形材を提供することを目的とする。
室内外側部材間に断熱材を取付ける場合のかしめ等の取
付け作業が容易となり、かつ断熱形材の幅を必要以上に
大きくする必要がなく、設計の自由度が向上する構成の
サッシ枠用の断熱形材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
合金製押出形材からなる室外側部材と室内側部材の相互
の対向部間に離隔空間をあけて断熱材により結合するこ
とによって、断熱形材を形成すると共に、前記断熱材の
内外方向に対して断熱形材の少なくとも一方の見込み面
を非平行とし、該非平行とした見込み面に、前記室外側
部材または室内側部材とは別体をなす障子対向部材また
は補強部材を、これらの部材の一部が、前記離隔空間を
前記断熱材の内外方向に垂直をなす方向に延長した空間
内にあるように取付けたことを特徴とする。
合金製押出形材からなる室外側部材と室内側部材の相互
の対向部間に離隔空間をあけて断熱材により結合するこ
とによって、断熱形材を形成すると共に、前記断熱材の
内外方向に対して断熱形材の少なくとも一方の見込み面
を非平行とし、該非平行とした見込み面に、前記室外側
部材または室内側部材とは別体をなす障子対向部材また
は補強部材を、これらの部材の一部が、前記離隔空間を
前記断熱材の内外方向に垂直をなす方向に延長した空間
内にあるように取付けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、断熱材結合作業の邪魔にな
る障子対向部材または補強部材が断熱形材と別体で構成
されるため、断熱材を室内外側部材間に取付けた後に、
障子対向部材または補強部材を後付けできる。
る障子対向部材または補強部材が断熱形材と別体で構成
されるため、断熱材を室内外側部材間に取付けた後に、
障子対向部材または補強部材を後付けできる。
【0009】
【実施例】図1は本発明による断熱形材の一実施例を示
す断面図であり、図6に示した出窓における方立1に用
いられるものについて示す。図2は図1の部分拡大図で
ある。方立16は、アルミニウム合金製室外側部材17
および室内側部材18と、両者の対向部間に離隔空間を
あけてかしめ付けにより取付けられ、これらの部材1
7、18を結合する合成樹脂製断熱材11とからなる。
す断面図であり、図6に示した出窓における方立1に用
いられるものについて示す。図2は図1の部分拡大図で
ある。方立16は、アルミニウム合金製室外側部材17
および室内側部材18と、両者の対向部間に離隔空間を
あけてかしめ付けにより取付けられ、これらの部材1
7、18を結合する合成樹脂製断熱材11とからなる。
【0010】19は本発明により障子対向部材として設
けられた気水密材14の受け片であり、図2の拡大図に
示すように、該受け片19は、方立16の前記引き違い
窓用障子2、3に対面する見込み面16b(該見込み面
16bは断熱材11の内外方向に対して非平行をなして
いる。16aは嵌め殺し窓用障子5を取付ける見込み面
であり、該見込み面16aは断熱材11の内外方向に対
して平行である。)を構成する室外側部材17のほぼ全
長にわたって設けた取付け溝17a、17bに、受け片
19の取付け部19a、19bを嵌合することにより、
室外側部材17のほぼ全長にわたって添設する形で取付
けられる。該受け片19は、室外側部材17と室内側部
材18との間の離隔空間20を、断熱材11の内外方向
に垂直をなす方向に延長した空間内にあるように取付け
られる。すなわち前記かしめローラ13の挿脱軌跡に突
出した位置に取付けられる。21は引き違い障子2、3
側の見込み面16b側の室外側部材17と室内側部材1
8との間の離隔空間20の入口開口部を閉塞する合成樹
脂製等でなる低熱伝導性材料でなるカバーである。該カ
バー21は断熱材11の内外方向に対して非平行をなす
見込み面16bと略面一をなす。障子2、3も方立16
や縦横の枠(図示せず)と同様に、室外側部材22と室
内側部材23との間を断熱材11により結合した構造と
し、障子2、3、5は2重パネル構造とする。
けられた気水密材14の受け片であり、図2の拡大図に
示すように、該受け片19は、方立16の前記引き違い
窓用障子2、3に対面する見込み面16b(該見込み面
16bは断熱材11の内外方向に対して非平行をなして
いる。16aは嵌め殺し窓用障子5を取付ける見込み面
であり、該見込み面16aは断熱材11の内外方向に対
して平行である。)を構成する室外側部材17のほぼ全
長にわたって設けた取付け溝17a、17bに、受け片
19の取付け部19a、19bを嵌合することにより、
室外側部材17のほぼ全長にわたって添設する形で取付
けられる。該受け片19は、室外側部材17と室内側部
材18との間の離隔空間20を、断熱材11の内外方向
に垂直をなす方向に延長した空間内にあるように取付け
られる。すなわち前記かしめローラ13の挿脱軌跡に突
出した位置に取付けられる。21は引き違い障子2、3
側の見込み面16b側の室外側部材17と室内側部材1
8との間の離隔空間20の入口開口部を閉塞する合成樹
脂製等でなる低熱伝導性材料でなるカバーである。該カ
バー21は断熱材11の内外方向に対して非平行をなす
見込み面16bと略面一をなす。障子2、3も方立16
や縦横の枠(図示せず)と同様に、室外側部材22と室
内側部材23との間を断熱材11により結合した構造と
し、障子2、3、5は2重パネル構造とする。
【0011】この方立における断熱材11のかしめ付け
は、図3に示すように、受け片19やカバー21を取付
ける前に、室外側部材17と室内側部材18との間の離
隔空間20にかしめローラ13を挿入して行う。そして
断熱材11をかしめ付けた後に、工場において受け片1
9の取付け部19a、19bを方立1の取付け溝17
a、17bに嵌め込んで固定する(必要に応じて接着あ
るいは止め具や固定具により固定する)ことにより、受
け片19を現場に搬入する前に枠の一部として取付けて
おく。
は、図3に示すように、受け片19やカバー21を取付
ける前に、室外側部材17と室内側部材18との間の離
隔空間20にかしめローラ13を挿入して行う。そして
断熱材11をかしめ付けた後に、工場において受け片1
9の取付け部19a、19bを方立1の取付け溝17
a、17bに嵌め込んで固定する(必要に応じて接着あ
るいは止め具や固定具により固定する)ことにより、受
け片19を現場に搬入する前に枠の一部として取付けて
おく。
【0012】このように、受け片19を後付けすること
ができるように別体にしたことにより、図8に示すよう
に受け片15を室外側部材9と一体に形成した場合に比
較し、見込み面16bの幅W2を狭くする(W1>W
2)とすることができる。従って、受け片19の取付け
位置、形状、サイズ、あるいはこれに関連した窓の他の
部分の構成上に制約が無くなり、設計の自由度が向上す
る。また、かしめ付けの際においては、受け片19は設
けられていないので、かしめ付け作業が容易となる。
ができるように別体にしたことにより、図8に示すよう
に受け片15を室外側部材9と一体に形成した場合に比
較し、見込み面16bの幅W2を狭くする(W1>W
2)とすることができる。従って、受け片19の取付け
位置、形状、サイズ、あるいはこれに関連した窓の他の
部分の構成上に制約が無くなり、設計の自由度が向上す
る。また、かしめ付けの際においては、受け片19は設
けられていないので、かしめ付け作業が容易となる。
【0013】図4は本発明の他の実施例を示す出窓の横
断面図であり、左右対称に構成されるから半分だけにつ
いて示す。本実施例は、方立24と、柱6に固定される
縦枠25との間、および左右の方立24間に上げ下げ窓
26を設ける例であり、前記のように気水密材の受け片
ではなく、補強部材であるリブ27を方立24や縦枠2
5に後付けする例について示す。
断面図であり、左右対称に構成されるから半分だけにつ
いて示す。本実施例は、方立24と、柱6に固定される
縦枠25との間、および左右の方立24間に上げ下げ窓
26を設ける例であり、前記のように気水密材の受け片
ではなく、補強部材であるリブ27を方立24や縦枠2
5に後付けする例について示す。
【0014】図5の拡大図に示すように、方立24(縦
枠25も同様)は断熱材11の内外方向に対して見込み
面24a、24bは双方とも非平行をなしており、室外
側部材28には、リブ27を取付ける溝状の取付け部2
8aを形成し、該取付け部28aに後付けリブ27と嵌
着して取付ける。該リブ27は前記かしめローラ13の
挿脱軌跡上に一部が突出するが、後付け式にすることに
より、かしめ時には取付けられていないから、かしめ付
けの邪魔にならない。該リブ27は、方立24の補強部
材として作用すると共に、障子30に取付けられた気水
密材31の受け部材兼網戸32の受け部材33の根本部
を嵌合して取付ける役目を果たすものである。なお、3
4は断熱材11の外面と室外側部材28と室内側部材3
5との間に形成された離隔空間20の入口を塞ぐよう
に、見込み面24a、24bと略面一に取付けられた低
熱伝導性材料でなるカバーである。このようなリブ27
についても本発明が適用され、前記実施例と同様の作用
効果を果たす。
枠25も同様)は断熱材11の内外方向に対して見込み
面24a、24bは双方とも非平行をなしており、室外
側部材28には、リブ27を取付ける溝状の取付け部2
8aを形成し、該取付け部28aに後付けリブ27と嵌
着して取付ける。該リブ27は前記かしめローラ13の
挿脱軌跡上に一部が突出するが、後付け式にすることに
より、かしめ時には取付けられていないから、かしめ付
けの邪魔にならない。該リブ27は、方立24の補強部
材として作用すると共に、障子30に取付けられた気水
密材31の受け部材兼網戸32の受け部材33の根本部
を嵌合して取付ける役目を果たすものである。なお、3
4は断熱材11の外面と室外側部材28と室内側部材3
5との間に形成された離隔空間20の入口を塞ぐよう
に、見込み面24a、24bと略面一に取付けられた低
熱伝導性材料でなるカバーである。このようなリブ27
についても本発明が適用され、前記実施例と同様の作用
効果を果たす。
【0015】上記実施例においては、室外側部材17、
28と室内側部材18、35との間に2本の断熱材11
が設けられる場合について示したが、室外側部材17、
28と室内側部材18、35との間に1本の断熱材11
をかしめ付ける場合、すなわちかしめ穴12が1つの場
合にも本発明を適用できる。また、本発明は、出窓が引
き違い窓や上げ下げ窓や嵌め殺し窓を構成する場合のみ
ならず、方立間または方立と縦枠との間に設ける窓の構
成は、開閉窓、辷り出し窓あるいは回転窓等、種々に選
択される上、本発明は出窓以外の各種窓や戸等の建具に
適用できる。また、本発明においては、受け片やリブ等
のように、現場で取付ける押縁とは異なって、工場にお
いて予め室外側部材または室内側部材に取付けられて枠
の既製品の一部として一体的に構成される部材に適用さ
れる。また、断熱材11をかしめ付け以外に成形により
設ける場合にも適用でき、その他、室外側部材17、2
8、室内側部材18、35、断熱材11の構成や組合わ
せについて種々の変更、付加が可能である。
28と室内側部材18、35との間に2本の断熱材11
が設けられる場合について示したが、室外側部材17、
28と室内側部材18、35との間に1本の断熱材11
をかしめ付ける場合、すなわちかしめ穴12が1つの場
合にも本発明を適用できる。また、本発明は、出窓が引
き違い窓や上げ下げ窓や嵌め殺し窓を構成する場合のみ
ならず、方立間または方立と縦枠との間に設ける窓の構
成は、開閉窓、辷り出し窓あるいは回転窓等、種々に選
択される上、本発明は出窓以外の各種窓や戸等の建具に
適用できる。また、本発明においては、受け片やリブ等
のように、現場で取付ける押縁とは異なって、工場にお
いて予め室外側部材または室内側部材に取付けられて枠
の既製品の一部として一体的に構成される部材に適用さ
れる。また、断熱材11をかしめ付け以外に成形により
設ける場合にも適用でき、その他、室外側部材17、2
8、室内側部材18、35、断熱材11の構成や組合わ
せについて種々の変更、付加が可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、前記断熱材の内外方向
に対して断熱形材の少なくとも一方の見込み面を非平行
とし、該非平行とした見込み面に、前記室外側部材また
は室内側部材とは別体をなす障子対向部材または補強部
材を、これらの部材の一部が、前記離隔空間を前記断熱
材の内外方向に垂直をなす方向に延長した空間内にある
ように取付けたので、断熱材をかしめ等により室内外側
部材に結合する場合には、障子対向部材または補強部材
を取付けない状態で断熱材の結合作業を行うことがで
き、障子対向部材または補強部材に断熱材の結合作業が
邪魔されることなく、容易に該結合作業を行うことがで
き、また、必要以上に断熱形材の見込み面の幅を大きく
する必要がない。また、障子対向部材または補強部材の
取付け位置、形状、サイズあるいはこれらの関連構成の
設計が制約されることがないため、設計の自由度が向上
する。
に対して断熱形材の少なくとも一方の見込み面を非平行
とし、該非平行とした見込み面に、前記室外側部材また
は室内側部材とは別体をなす障子対向部材または補強部
材を、これらの部材の一部が、前記離隔空間を前記断熱
材の内外方向に垂直をなす方向に延長した空間内にある
ように取付けたので、断熱材をかしめ等により室内外側
部材に結合する場合には、障子対向部材または補強部材
を取付けない状態で断熱材の結合作業を行うことがで
き、障子対向部材または補強部材に断熱材の結合作業が
邪魔されることなく、容易に該結合作業を行うことがで
き、また、必要以上に断熱形材の見込み面の幅を大きく
する必要がない。また、障子対向部材または補強部材の
取付け位置、形状、サイズあるいはこれらの関連構成の
設計が制約されることがないため、設計の自由度が向上
する。
【図1】本発明を出窓の方立に適用した一実施例を示す
横断面図である。
横断面図である。
【図2】図1の実施例の部分拡大図である。
【図3】図1の実施例のかしめ付けを説明する断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明を出窓の他の実施例を示す横断面図であ
る。
る。
【図5】図4の実施例の部分拡大図である。
【図6】従来の出窓を示す横断面図である。
【図7】断熱形材の断熱材結合部の一例を示す端面図で
ある。
ある。
【図8】室外側部材の見込み面に設ける気水密材受け片
を一体化した方立の一例を示す横断面図である。
を一体化した方立の一例を示す横断面図である。
2、3:引き違い障子、5:嵌め殺し障子、11:断熱
材、12:かしめ穴、13:かしめローラ、14:気水
密材、16、24:方立、16a:(平行とした)見込
み面、16b、24a、24b:(非平行とした)見込
み面、17、28:室外側部材、18、35:室内側部
材、19:気水密材の受け片(障子対向部材)、20:
離隔空間、21:カバー、27:リブ(補強部材)
材、12:かしめ穴、13:かしめローラ、14:気水
密材、16、24:方立、16a:(平行とした)見込
み面、16b、24a、24b:(非平行とした)見込
み面、17、28:室外側部材、18、35:室内側部
材、19:気水密材の受け片(障子対向部材)、20:
離隔空間、21:カバー、27:リブ(補強部材)
Claims (1)
- 【請求項1】アルミニウム合金製押出形材からなる室外
側部材と室内側部材の相互の対向部間に離隔空間をあけ
て断熱材により結合することによって、断熱形材を形成
すると共に、 前記断熱材の内外方向に対して断熱形材の少なくとも一
方の見込み面を非平行とし、 該非平行とした見込み面に、前記室外側部材または室内
側部材とは別体をなす障子対向部材または補強部材を、
これらの部材の一部が、前記離隔空間を前記断熱材の内
外方向に垂直をなす方向に延長した空間内にあるように
取付けたことを特徴とする断熱形材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31413494A JP2752590B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 断熱形材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31413494A JP2752590B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 断熱形材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144641A JPH08144641A (ja) | 1996-06-04 |
JP2752590B2 true JP2752590B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=18049651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31413494A Expired - Fee Related JP2752590B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 断熱形材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752590B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP31413494A patent/JP2752590B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH08144641A (ja) | 1996-06-04 |
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