JP2620028B2 - カテーテル及びその製造並びに使用方法 - Google Patents
カテーテル及びその製造並びに使用方法Info
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/95—Instruments specially adapted for placement or removal of stents or stent-grafts
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剛性及び透過性を有し
交差する網から成る円筒形のステントを備えたカテーテ
ルに関する。
交差する網から成る円筒形のステントを備えたカテーテ
ルに関する。
【0002】ステントを使用する時には、その半径方向
の弾性によって、ステントは、直径が小さな緊張した状
態から、その長さにわたって均一なより大きな直径で管
壁(導管の壁部)を支持する弛緩した状態まで膨張す
る。管状の外側カテーテル・シャフトが、その先端部に
おいて上記ステントを緊張状態で保持し、上記ステント
は、使用される際にはカテーテルから解放することがで
きる。管状の外側カテーテル・シャフトの内側で移動可
能な内側カテーテルが、上記ステントの基端部を軸方向
において支持し、これにより、外側のカテーテル・シャ
フトは、内側カテーテルに対して相対的に後退されてス
テントを解放する。
の弾性によって、ステントは、直径が小さな緊張した状
態から、その長さにわたって均一なより大きな直径で管
壁(導管の壁部)を支持する弛緩した状態まで膨張す
る。管状の外側カテーテル・シャフトが、その先端部に
おいて上記ステントを緊張状態で保持し、上記ステント
は、使用される際にはカテーテルから解放することがで
きる。管状の外側カテーテル・シャフトの内側で移動可
能な内側カテーテルが、上記ステントの基端部を軸方向
において支持し、これにより、外側のカテーテル・シャ
フトは、内側カテーテルに対して相対的に後退されてス
テントを解放する。
【0003】
【従来の技術】上述の如きカテーテルは、例えば米国特
許第4,655,771号に開示されている。そのよう
なカテーテルは、導管のサポート、導管の内蔵式人工臓
器、また、いわゆる導管内ステントを人体の中に位置決
めするために使用される。近年、経皮経管冠動脈形成術
(PTCA)の使用の増大に伴って、上述のステントの
特殊な使用領域が開発されている。この技術において
は、皮膚の穿刺穴を介してカテーテルを血管の中に挿入
し、該血管の中を例えば冠状動脈の細動脈硬化の閉塞部
まで前進させる。膨張可能なバルーンが、カテーテルの
端部に取り付けられている。このバルーンを膨張させ、
血管の中の閉塞部をその圧力で広げる。次に、バルーン
を再び収縮させ、人体からカテーテルを取り除く。多く
の場合には、血管は開いた状態に維持され、引き続き血
液を流す。
許第4,655,771号に開示されている。そのよう
なカテーテルは、導管のサポート、導管の内蔵式人工臓
器、また、いわゆる導管内ステントを人体の中に位置決
めするために使用される。近年、経皮経管冠動脈形成術
(PTCA)の使用の増大に伴って、上述のステントの
特殊な使用領域が開発されている。この技術において
は、皮膚の穿刺穴を介してカテーテルを血管の中に挿入
し、該血管の中を例えば冠状動脈の細動脈硬化の閉塞部
まで前進させる。膨張可能なバルーンが、カテーテルの
端部に取り付けられている。このバルーンを膨張させ、
血管の中の閉塞部をその圧力で広げる。次に、バルーン
を再び収縮させ、人体からカテーテルを取り除く。多く
の場合には、血管は開いた状態に維持され、引き続き血
液を流す。
【0004】しかしながら、上記技術の1つの大きな欠
点すなわち複雑性は、管壁の最内方の層である内膜の一
部を取り除いてしまい、管内の流れを種々の程度で阻害
することである。最も悪い場合には、上述のように分離
された管壁の破片が弁のような作用をし、流通路を完全
に閉塞させることがある。例えば冠状動脈等のある部位
においては、上述のようなことが発生すると、患者にと
っては危険な緊急のバイパス手術を必要とする重大な事
態に至ることがある。しかしながら、他の治療部位にお
いてそれほど複雑ではない場合でも、その治療の望まし
い結果は上記欠点すなわち複雑性によって妨げられる。
点すなわち複雑性は、管壁の最内方の層である内膜の一
部を取り除いてしまい、管内の流れを種々の程度で阻害
することである。最も悪い場合には、上述のように分離
された管壁の破片が弁のような作用をし、流通路を完全
に閉塞させることがある。例えば冠状動脈等のある部位
においては、上述のようなことが発生すると、患者にと
っては危険な緊急のバイパス手術を必要とする重大な事
態に至ることがある。しかしながら、他の治療部位にお
いてそれほど複雑ではない場合でも、その治療の望まし
い結果は上記欠点すなわち複雑性によって妨げられる。
【0005】そのように複雑な場合には、例えば米国特
許第4,655,771号に記載される周知のステント
を導管の治療部位に使用し、その導管を内側から開いた
状態に保持する。このようにして、バルーン・カテーテ
ルに既に使用した同一の穿刺穴を介して、カテーテルを
血管の中へ挿入する。ステントは、上記カテーテルの内
側で使用者から先端側に設けられている。ステントは円
筒形であり、剛性を有する交差した繊維の網から形成さ
れる。ステントは自己膨張可能である。すなわち、ステ
ントは緊張した状態でカテーテルに挿入され、次にそれ
自身が何等他の助けを受けずに弛緩する。他のタイプの
ステントは、内側のバルーンによってその膨張した状態
にする必要がある。外側カテーテルを後退させることに
より、治療部位においてステントをカテーテルから解放
し、ステントをカテーテルから離す。カテーテルの内側
で運動可能な内側カテーテルが、外側カテーテルを後退
させた時のステントに対する支持を行う。解放された後
にステントは導管の中に留まり、従って、導管に対する
恒久的な支持を提供する。しかしながら、通常の如くカ
テーテルを引き抜き、導管の穿刺部位を封止する。
許第4,655,771号に記載される周知のステント
を導管の治療部位に使用し、その導管を内側から開いた
状態に保持する。このようにして、バルーン・カテーテ
ルに既に使用した同一の穿刺穴を介して、カテーテルを
血管の中へ挿入する。ステントは、上記カテーテルの内
側で使用者から先端側に設けられている。ステントは円
筒形であり、剛性を有する交差した繊維の網から形成さ
れる。ステントは自己膨張可能である。すなわち、ステ
ントは緊張した状態でカテーテルに挿入され、次にそれ
自身が何等他の助けを受けずに弛緩する。他のタイプの
ステントは、内側のバルーンによってその膨張した状態
にする必要がある。外側カテーテルを後退させることに
より、治療部位においてステントをカテーテルから解放
し、ステントをカテーテルから離す。カテーテルの内側
で運動可能な内側カテーテルが、外側カテーテルを後退
させた時のステントに対する支持を行う。解放された後
にステントは導管の中に留まり、従って、導管に対する
恒久的な支持を提供する。しかしながら、通常の如くカ
テーテルを引き抜き、導管の穿刺部位を封止する。
【0006】そのようなステントは通常、導管の剥離さ
れた最内方の層である内膜を管壁に向けて押圧すること
によってその目的を果たし、これにより、導管を開いた
状態に維持して血液を流す。しかしながら、そのような
ステントは血液の凝固すなわち凝血を起こすという問題
がある。この危険性は、それ自身が危険性を有する抗凝
血剤を投与することによって阻止しなければならない。
数週間後に、ステントには内皮である導管の内膜が成長
し、従って、凝血の危険性は大幅に回避される。しかし
ながら、また新しい問題が生じている。ある場合には、
ステントの挿入により刺激を受けて成長する組織細胞の
成長が止まらず、その結果、導管に新しい部分的な閉塞
部が生じたりあるいは導管が完全に閉塞したりする。
れた最内方の層である内膜を管壁に向けて押圧すること
によってその目的を果たし、これにより、導管を開いた
状態に維持して血液を流す。しかしながら、そのような
ステントは血液の凝固すなわち凝血を起こすという問題
がある。この危険性は、それ自身が危険性を有する抗凝
血剤を投与することによって阻止しなければならない。
数週間後に、ステントには内皮である導管の内膜が成長
し、従って、凝血の危険性は大幅に回避される。しかし
ながら、また新しい問題が生じている。ある場合には、
ステントの挿入により刺激を受けて成長する組織細胞の
成長が止まらず、その結果、導管に新しい部分的な閉塞
部が生じたりあるいは導管が完全に閉塞したりする。
【0007】同時に、剥離した内膜を比較的短い時間の
内に管壁に再び付着させそこを治癒することが知られて
いる。ある場合には、上述のバルーン・カテーテルの端
部のバルーンを再度簡単に膨張させるだけで上述のこと
を行える。バルーンを加圧している間には、その導管の
中の血流が止まるので、上記方法を総ての治療部位に使
用することはできない。また、治療の間に抗凝血剤を必
要とするので、治癒時間は長くなる。
内に管壁に再び付着させそこを治癒することが知られて
いる。ある場合には、上述のバルーン・カテーテルの端
部のバルーンを再度簡単に膨張させるだけで上述のこと
を行える。バルーンを加圧している間には、その導管の
中の血流が止まるので、上記方法を総ての治療部位に使
用することはできない。また、治療の間に抗凝血剤を必
要とするので、治癒時間は長くなる。
【0008】上述の如き問題点を解消するために、ステ
ントを用いて管壁を単に一時的に支持し、その後管壁か
ら取り除くことのできるカテーテルが開示されている。
ントを用いて管壁を単に一時的に支持し、その後管壁か
ら取り除くことのできるカテーテルが開示されている。
【0009】その一例が、欧州特許0321912A1
に開示されている。この特許は、ワイヤを編んだ網のチ
ューブから形成されるステントに関し、このステント
は、長手方向に伸びることができると共に導管の中に挿
入することができる。治療部位において、網チューブの
2つの端部を互いに向けて前進させ、これにより、網を
2つの端部の間で膨張させて中空の形状にする。そのよ
うな網チューブは、導管の内壁に向けて押圧されその内
壁を支持する。このように、ステントを形成する網は自
己膨張可能ではないが、引っ張って弛緩した状態にする
ことができる。この弛緩され且つ引っ張られて小さな直
径を有する状態において、ステントを導管の中へ挿入
し、使用後に再び導管から取り除く。管壁に作用する中
空体の圧力は、網チューブの両端部を相互にどの程度前
進させるかによって変化する。
に開示されている。この特許は、ワイヤを編んだ網のチ
ューブから形成されるステントに関し、このステント
は、長手方向に伸びることができると共に導管の中に挿
入することができる。治療部位において、網チューブの
2つの端部を互いに向けて前進させ、これにより、網を
2つの端部の間で膨張させて中空の形状にする。そのよ
うな網チューブは、導管の内壁に向けて押圧されその内
壁を支持する。このように、ステントを形成する網は自
己膨張可能ではないが、引っ張って弛緩した状態にする
ことができる。この弛緩され且つ引っ張られて小さな直
径を有する状態において、ステントを導管の中へ挿入
し、使用後に再び導管から取り除く。管壁に作用する中
空体の圧力は、網チューブの両端部を相互にどの程度前
進させるかによって変化する。
【0010】しかしながら、上記構成の1つの欠点は、
網チューブの両端部を一緒に強く押した時に個々のワイ
ヤが曲がり、そのようなワイヤが導管の中で役目を果た
さないことがあることである。曲がったワイヤを有する
カテーテルを導管から取り除く時に合併症が起こる。そ
の理由は、網の作動要素が限定された範囲に対してのみ
圧縮力を伝達し、網を小さな直径を有する細長い形態に
戻すからである。他の欠点は、網の両端部に皺が形成さ
れ、これにより、血流は、血管の適所に設けられている
網を二回通過しなければならないことである。すなわ
ち、一回目はステントの基端部を通り、二回目はステン
トの先端部を通る。他の欠点は、治療を行っている間に
網チューブを開いた状態に保持する作動力を、比較的長
い距離にわたって外側から維持する必要があることであ
る。これは、例えばカテーテルを皮膚の穿刺穴と治療部
位との間で前進させる時に、伝達誤差を生ずることがあ
る。
網チューブの両端部を一緒に強く押した時に個々のワイ
ヤが曲がり、そのようなワイヤが導管の中で役目を果た
さないことがあることである。曲がったワイヤを有する
カテーテルを導管から取り除く時に合併症が起こる。そ
の理由は、網の作動要素が限定された範囲に対してのみ
圧縮力を伝達し、網を小さな直径を有する細長い形態に
戻すからである。他の欠点は、網の両端部に皺が形成さ
れ、これにより、血流は、血管の適所に設けられている
網を二回通過しなければならないことである。すなわ
ち、一回目はステントの基端部を通り、二回目はステン
トの先端部を通る。他の欠点は、治療を行っている間に
網チューブを開いた状態に保持する作動力を、比較的長
い距離にわたって外側から維持する必要があることであ
る。これは、例えばカテーテルを皮膚の穿刺穴と治療部
位との間で前進させる時に、伝達誤差を生ずることがあ
る。
【0011】人体から取り除くことのできるステントの
他の例が、国際公開WO91/07928に開示されて
おり、このステントは、螺旋状に巻かれた単一のワイヤ
から構成されている。そのワイヤを引っ張って細いカテ
ーテル管の中に収容し、該カテーテル管から前方へ進め
る。細いカテーテル管の先端部からワイヤが出ると、そ
の応力によってワイヤはスパイラル形状すなわち螺旋状
の形態になる。螺旋ワイヤのそれぞれのコイルすなわち
巻は、管壁に向かって半径方向外方に押圧して該管壁を
支持する。ステントを取り除くためには、ワイヤを再び
カテーテルの中へ引っ込める。従って、このステントは
自己膨張可能なタイプである。
他の例が、国際公開WO91/07928に開示されて
おり、このステントは、螺旋状に巻かれた単一のワイヤ
から構成されている。そのワイヤを引っ張って細いカテ
ーテル管の中に収容し、該カテーテル管から前方へ進め
る。細いカテーテル管の先端部からワイヤが出ると、そ
の応力によってワイヤはスパイラル形状すなわち螺旋状
の形態になる。螺旋ワイヤのそれぞれのコイルすなわち
巻は、管壁に向かって半径方向外方に押圧して該管壁を
支持する。ステントを取り除くためには、ワイヤを再び
カテーテルの中へ引っ込める。従って、このステントは
自己膨張可能なタイプである。
【0012】自己膨張可能なタイプの場合には、ステン
トに悪影響を与えたりあるいはステントを損傷させてし
まうような過剰な作用力が生ずる危険性はない。理解さ
れ得るように、このタイプのステントでは血液の流動性
は好ましく、その理由は、螺旋体はカテーテルの先端部
で開いており、従って、血液は螺旋体の巻を一回だけ通
過するだけで良いからである。
トに悪影響を与えたりあるいはステントを損傷させてし
まうような過剰な作用力が生ずる危険性はない。理解さ
れ得るように、このタイプのステントでは血液の流動性
は好ましく、その理由は、螺旋体はカテーテルの先端部
で開いており、従って、血液は螺旋体の巻を一回だけ通
過するだけで良いからである。
【0013】しかしながら、上記一本のワイヤを使用す
る場合には、管壁の大きな領域を効果的に支持するため
に、各巻が極めて近接しなければならないという欠点が
ある。一本のワイヤだけを螺旋状にした場合には、各巻
の間の間隔を均一且つ密接に保持することはできない。
これにより、管壁に対する支持にギャップが生ずる。他
の欠点は、螺旋状のステントは、導管への挿入及び導管
からの取り外しの際に静止状態に保持されないことであ
る。ステントを挿入及び除去する際には、螺旋バネの弛
緩した部分をカテーテルの中のワイヤに対して相対的に
回転させ、ワイヤの状態の不均一性を補償する必要があ
る。ワイヤの自由に回転する端部は、ステントを位置決
めする際に管壁に損傷を与える恐れがある。しかしなが
ら、大きな欠点は、位置決めする時に螺旋のステントを
回転させると、管壁の剥離した破片のしたでスリップ
し、従って、その機能を十分に果たせないことである。
従って、上記ステントは、導管の中に恒久的に残る周知
のステント程には効果的でないことは明らかである。ま
た、細いカテーテルの中で緊張されている時にワイヤは
大きな摩擦力を受けるので、別の問題も生ずる。従っ
て、カテーテルからステントを押し出すためにはより大
きな抵抗に打ち勝つ必要があり、その抵抗は、押し出さ
れている時にワイヤがカテーテルの壁部に押し付けられ
ることにより更に増大する。
る場合には、管壁の大きな領域を効果的に支持するため
に、各巻が極めて近接しなければならないという欠点が
ある。一本のワイヤだけを螺旋状にした場合には、各巻
の間の間隔を均一且つ密接に保持することはできない。
これにより、管壁に対する支持にギャップが生ずる。他
の欠点は、螺旋状のステントは、導管への挿入及び導管
からの取り外しの際に静止状態に保持されないことであ
る。ステントを挿入及び除去する際には、螺旋バネの弛
緩した部分をカテーテルの中のワイヤに対して相対的に
回転させ、ワイヤの状態の不均一性を補償する必要があ
る。ワイヤの自由に回転する端部は、ステントを位置決
めする際に管壁に損傷を与える恐れがある。しかしなが
ら、大きな欠点は、位置決めする時に螺旋のステントを
回転させると、管壁の剥離した破片のしたでスリップ
し、従って、その機能を十分に果たせないことである。
従って、上記ステントは、導管の中に恒久的に残る周知
のステント程には効果的でないことは明らかである。ま
た、細いカテーテルの中で緊張されている時にワイヤは
大きな摩擦力を受けるので、別の問題も生ずる。従っ
て、カテーテルからステントを押し出すためにはより大
きな抵抗に打ち勝つ必要があり、その抵抗は、押し出さ
れている時にワイヤがカテーテルの壁部に押し付けられ
ることにより更に増大する。
【0014】導管から取り外すことのできるステントの
別の例が、欧州特許0423916A1に開示されてい
る。このステントは、ステンレス鋼のワイヤで形成され
た管状の鞘の一部の形態をした摺動可能な格子である。
このステントも自己膨張可能なタイプであり、米国特許
第4,655,771号のステントと全く同じように、
外側カテーテルを内側カテーテルに対して相対的に後退
させることによって、導管の中へ挿入される。管状の鞘
の一部を形成する摺動可能な格子の基端側には、チュー
ブの縁部に細線が設けられている。この細線によって、
チューブの基端部を折り畳むことができる。このように
するために、細線の両端部が人体の外側に伸長し、ステ
ントが人体の中に留まっている状態で、緩く固定され
る。ステントを取り除く時には、上記2つの細線によっ
て、新しいカテーテル並びにステントを前進させ、上記
細線を引っ張ることによってステントを緊張させる。次
に、より大きな第2のカテーテルを第1のカテーテルの
上で前進させる。次に、上記より大きなカテーテルの中
に入るまで上記ステントを上記細線で折り畳み、上記カ
テーテルの中へ挿入することができる。次に、2つのカ
テーテルをステントと共に取り除く。
別の例が、欧州特許0423916A1に開示されてい
る。このステントは、ステンレス鋼のワイヤで形成され
た管状の鞘の一部の形態をした摺動可能な格子である。
このステントも自己膨張可能なタイプであり、米国特許
第4,655,771号のステントと全く同じように、
外側カテーテルを内側カテーテルに対して相対的に後退
させることによって、導管の中へ挿入される。管状の鞘
の一部を形成する摺動可能な格子の基端側には、チュー
ブの縁部に細線が設けられている。この細線によって、
チューブの基端部を折り畳むことができる。このように
するために、細線の両端部が人体の外側に伸長し、ステ
ントが人体の中に留まっている状態で、緩く固定され
る。ステントを取り除く時には、上記2つの細線によっ
て、新しいカテーテル並びにステントを前進させ、上記
細線を引っ張ることによってステントを緊張させる。次
に、より大きな第2のカテーテルを第1のカテーテルの
上で前進させる。次に、上記より大きなカテーテルの中
に入るまで上記ステントを上記細線で折り畳み、上記カ
テーテルの中へ挿入することができる。次に、2つのカ
テーテルをステントと共に取り除く。
【0015】上記構成の1つの利点は、ステントを導管
の中に設けた時に、チューブの両端部が開いているの
で、良好な流れが得られることである。欠点は、上記構
成にするために大きな努力を必要とすることである。そ
の作業は非常に煩雑であり、その理由は、細線を取り扱
うこと、並びに、細線によって適正な位置まで前進させ
なければならない少なくとも1つの新しいカテーテルを
挿入する必要があるからである。器具のコストは非常に
高く、その理由は、少なくとも1つの追加のカテーテル
を設けてステントを収容する必要があるからである。ス
テントを挿入するために使用されるカテーテルも、その
目的からして非常に小さい。ステントを冠状動脈の中へ
挿入する時には、冠状動脈は常に動いているので、より
大きなカテーテルの中へステントを挿入する際の問題も
予想される。その基端部で折り畳まれるステントが、大
きなカテーテルに対してその中央に常に正確に位置決め
されているとは限らないので、また、その大きなカテー
テルに対して自動的にその中央に位置決めされるとは限
らないので、問題が生ずる。従って、ステントは大きな
カテーテルの縁部に張り付いてしまう。
の中に設けた時に、チューブの両端部が開いているの
で、良好な流れが得られることである。欠点は、上記構
成にするために大きな努力を必要とすることである。そ
の作業は非常に煩雑であり、その理由は、細線を取り扱
うこと、並びに、細線によって適正な位置まで前進させ
なければならない少なくとも1つの新しいカテーテルを
挿入する必要があるからである。器具のコストは非常に
高く、その理由は、少なくとも1つの追加のカテーテル
を設けてステントを収容する必要があるからである。ス
テントを挿入するために使用されるカテーテルも、その
目的からして非常に小さい。ステントを冠状動脈の中へ
挿入する時には、冠状動脈は常に動いているので、より
大きなカテーテルの中へステントを挿入する際の問題も
予想される。その基端部で折り畳まれるステントが、大
きなカテーテルに対してその中央に常に正確に位置決め
されているとは限らないので、また、その大きなカテー
テルに対して自動的にその中央に位置決めされるとは限
らないので、問題が生ずる。従って、ステントは大きな
カテーテルの縁部に張り付いてしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、それ
自身で保持できると共に弛緩された時にねじれず、これ
により、一時的に使用した後に何等問題なく導管から再
び信頼性をもって取り除くことのできるステントを有す
るカテーテルを提供することである。本発明により改善
されるべきステントは、取り外しの際に何等危険性を生
じない自己膨張可能なタイプである必要がある。カテー
テルは、極力簡単な構造を有し、容易且つ簡単に操作す
ることができるものでなければならない。ステントを導
管の中で一時的に使用している間の媒体の流れが、極力
阻害されないようにしなければならない。同時に、本カ
テーテルを製造するための方法も提供する。
自身で保持できると共に弛緩された時にねじれず、これ
により、一時的に使用した後に何等問題なく導管から再
び信頼性をもって取り除くことのできるステントを有す
るカテーテルを提供することである。本発明により改善
されるべきステントは、取り外しの際に何等危険性を生
じない自己膨張可能なタイプである必要がある。カテー
テルは、極力簡単な構造を有し、容易且つ簡単に操作す
ることができるものでなければならない。ステントを導
管の中で一時的に使用している間の媒体の流れが、極力
阻害されないようにしなければならない。同時に、本カ
テーテルを製造するための方法も提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ステントを
その基端部で緊張した状態で固定し、自動的に膨張する
透過性の網の円錐部をステントに形成し、該円錐部の半
径を弛緩したステントの半径まで徐々に増大させること
により達成される。ステントは、網の円錐部によって、
内側カテーテルに確実に固定される。
その基端部で緊張した状態で固定し、自動的に膨張する
透過性の網の円錐部をステントに形成し、該円錐部の半
径を弛緩したステントの半径まで徐々に増大させること
により達成される。ステントは、網の円錐部によって、
内側カテーテルに確実に固定される。
【0018】上述のようにして、ステントを有するカテ
ーテルを製造し、その使用後は、ステントと共に、導管
から信頼性をもって何等問題なく取り外すことができ
る。このようにするために、外側のカテーテル・シャフ
トを運動可能な内側カテーテルに対して相対的に前進さ
せ、ステントが管壁から離れた時に、運動可能なカテー
テルを引き戻す。次に、外側のカテーテル・シャフトを
その先端から、内側カテーテルに固定された網の円錐部
の外側に沿って摺動させ、これにより、ステント及び該
ステントによって形成された網の円錐部を緊張した状態
に戻す。
ーテルを製造し、その使用後は、ステントと共に、導管
から信頼性をもって何等問題なく取り外すことができ
る。このようにするために、外側のカテーテル・シャフ
トを運動可能な内側カテーテルに対して相対的に前進さ
せ、ステントが管壁から離れた時に、運動可能なカテー
テルを引き戻す。次に、外側のカテーテル・シャフトを
その先端から、内側カテーテルに固定された網の円錐部
の外側に沿って摺動させ、これにより、ステント及び該
ステントによって形成された網の円錐部を緊張した状態
に戻す。
【0019】ステントの基端部が円錐形であるために、
ステントは縺れることがなく、ステントは、外側のカテ
ーテル・シャフトに対して自動的に中心に位置する。従
って、外側のカテーテル・シャフトを最初からステント
の上で円滑に前進させることができ、ステントをカテー
テルの中に円滑に引き戻すことができる。網の円錐部の
形状のために収縮力は十分に大きいが、その収縮力は均
等に分散され、これにより、ステントは元々の小さな直
径に復帰し、元々使用した外側のカテーテル・シャフト
の中に戻ることができる。ステントの全長が再び外側の
カテーテル・シャフトの内側に収容されると、ステント
と共にカテーテル全体を取り除くことができる。
ステントは縺れることがなく、ステントは、外側のカテ
ーテル・シャフトに対して自動的に中心に位置する。従
って、外側のカテーテル・シャフトを最初からステント
の上で円滑に前進させることができ、ステントをカテー
テルの中に円滑に引き戻すことができる。網の円錐部の
形状のために収縮力は十分に大きいが、その収縮力は均
等に分散され、これにより、ステントは元々の小さな直
径に復帰し、元々使用した外側のカテーテル・シャフト
の中に戻ることができる。ステントの全長が再び外側の
カテーテル・シャフトの内側に収容されると、ステント
と共にカテーテル全体を取り除くことができる。
【0020】従って、上述の手順は、何等新規な追加の
部分をもたない極めて簡単なカテーテルをもたらすだけ
ではなく、容易かつ信頼性をもって操作することのでき
るカテーテルを提供する。従来の恒久的に定置されるス
テントに比較すると、ステントを収縮させるための小さ
な力に加えて、ほぼ唯一の摩擦力が生ずる。上記手順の
要素は可能な限り簡単であり、また、従来の恒久的なス
テントと同様な操作性を有する。また、本ステントは、
透過性を有する円錐部網の円錐部を取り付け手段として
内側カテーテルに固定され、これにより、導管の中の媒
体の流れはほとんど悪影響を受けない。
部分をもたない極めて簡単なカテーテルをもたらすだけ
ではなく、容易かつ信頼性をもって操作することのでき
るカテーテルを提供する。従来の恒久的に定置されるス
テントに比較すると、ステントを収縮させるための小さ
な力に加えて、ほぼ唯一の摩擦力が生ずる。上記手順の
要素は可能な限り簡単であり、また、従来の恒久的なス
テントと同様な操作性を有する。また、本ステントは、
透過性を有する円錐部網の円錐部を取り付け手段として
内側カテーテルに固定され、これにより、導管の中の媒
体の流れはほとんど悪影響を受けない。
【0021】ステントの網の円錐部の端部を内側カテー
テルの外径まで収縮させ、結合剤の層によって内側カテ
ーテルに接続した場合には、特に簡単な設計を有し、製
造が簡単で、且つ内側カテーテルから網の円錐部の端部
まで円滑な遷移部を有するカテーテルが提供される。
テルの外径まで収縮させ、結合剤の層によって内側カテ
ーテルに接続した場合には、特に簡単な設計を有し、製
造が簡単で、且つ内側カテーテルから網の円錐部の端部
まで円滑な遷移部を有するカテーテルが提供される。
【0022】他の実施例は、内側カテーテルをチューブ
として形成し、ステントの内側で終端させる場合に得ら
れる。管状の内側カテーテルは、例えばガイドワイヤを
保持することができ、これにより、ステントを既に体内
にあるガイドワイヤに沿って前進させることができる。
内側カテーテルが、ステントの先端部から先端側へ突出
しない場合には、このカテーテルは、取り外し可能なス
テントを挿入するために使用することに加えて、動脈及
び静脈から血餠を取り除くための方法に使用することが
でき、その際には、ドイツ実用特許89 10603.
2に記載される如きいわゆるフォガーティ(Fogar
ty)のカテーテルの助けを得る。この目的のために、
内側カテーテルの管腔にはガイドワイヤがなく、その代
わりに、バルーン・カテーテルすなわちフォガーティ・
カテーテルを保持する。このバルーン・カテーテルに
は、内側のガイドワイヤを選択的に設けることができ
る。
として形成し、ステントの内側で終端させる場合に得ら
れる。管状の内側カテーテルは、例えばガイドワイヤを
保持することができ、これにより、ステントを既に体内
にあるガイドワイヤに沿って前進させることができる。
内側カテーテルが、ステントの先端部から先端側へ突出
しない場合には、このカテーテルは、取り外し可能なス
テントを挿入するために使用することに加えて、動脈及
び静脈から血餠を取り除くための方法に使用することが
でき、その際には、ドイツ実用特許89 10603.
2に記載される如きいわゆるフォガーティ(Fogar
ty)のカテーテルの助けを得る。この目的のために、
内側カテーテルの管腔にはガイドワイヤがなく、その代
わりに、バルーン・カテーテルすなわちフォガーティ・
カテーテルを保持する。このバルーン・カテーテルに
は、内側のガイドワイヤを選択的に設けることができ
る。
【0023】上述のバルーン・カテーテルのバルーンと
は対照的に、フォガーティ・カテーテルのバルーンは弾
性を有し、導管の直径を大幅に調節することができる。
フォガーティ・カテーテルは、内側カテーテルから前進
され、血管並びに血管の中の血餠を通過する。フォガー
ティ・カテーテルのバルーンは、血餠の後方で膨張され
て引き戻される。次に、膨張したバルーンは、血管の中
でその前方にある血餠を押し、その血餠をバルーンと本
発明のカテーテルとの間で捕獲する。
は対照的に、フォガーティ・カテーテルのバルーンは弾
性を有し、導管の直径を大幅に調節することができる。
フォガーティ・カテーテルは、内側カテーテルから前進
され、血管並びに血管の中の血餠を通過する。フォガー
ティ・カテーテルのバルーンは、血餠の後方で膨張され
て引き戻される。次に、膨張したバルーンは、血管の中
でその前方にある血餠を押し、その血餠をバルーンと本
発明のカテーテルとの間で捕獲する。
【0024】ドイツ実用特許89 10603.2の方
法を実施するために、ステントの先端部をトラップとし
て使用する必要がある。ステントを前進させてその先端
部を外側のカテーテル・シャフトの外方に出し、導管の
直径を拡大させる。これによりトラップが形成され、該
トラップの中へ血餠を入れることができ、その際には、
外側のカテーテル・シャフトの先端部にあるフォガーテ
ィ・カテーテルの助けを受ける。次に、トラップあるい
はトラップとして使用されるステントを、本発明のカテ
ーテルの外側のカテーテル・シャフトの中へ戻す。次に
トラップを再度収縮させ、血餠を押し出すと共に液体成
分を繊維質の要素から分離させる。内側カテーテルがト
ラップと共に引き戻されると、トラップの役割を果たす
ステントが、血餠の繊維質の要素と共に、外側のカテー
テル・シャフトの中へ再び収容される。
法を実施するために、ステントの先端部をトラップとし
て使用する必要がある。ステントを前進させてその先端
部を外側のカテーテル・シャフトの外方に出し、導管の
直径を拡大させる。これによりトラップが形成され、該
トラップの中へ血餠を入れることができ、その際には、
外側のカテーテル・シャフトの先端部にあるフォガーテ
ィ・カテーテルの助けを受ける。次に、トラップあるい
はトラップとして使用されるステントを、本発明のカテ
ーテルの外側のカテーテル・シャフトの中へ戻す。次に
トラップを再度収縮させ、血餠を押し出すと共に液体成
分を繊維質の要素から分離させる。内側カテーテルがト
ラップと共に引き戻されると、トラップの役割を果たす
ステントが、血餠の繊維質の要素と共に、外側のカテー
テル・シャフトの中へ再び収容される。
【0025】次に、血餠をカテーテルと共に取り除く。
ドイツ実用特許89 10603.2の方法に関して
は、不透過性の皮膜すなわち膜でトラップを覆い、これ
により、血餠がトラップから逃げないようにする利点が
あると考えられていた。しかしながら、本発明のカテー
テルのステントを有するカテーテル・シャフトの方向に
おいて小さくなる網が、血餠の繊維質成分を十分に保持
することができ、従って、本発明のカテーテルも上記ド
イツ実用特許89 10603.2の方法に使用できる
ことが判明した。これにより、取り外し可能なステント
として、又は動脈及び静脈から血餠を取り除くための装
置として使用することのできる多目的型の器具を提供す
ることができる。
ドイツ実用特許89 10603.2の方法に関して
は、不透過性の皮膜すなわち膜でトラップを覆い、これ
により、血餠がトラップから逃げないようにする利点が
あると考えられていた。しかしながら、本発明のカテー
テルのステントを有するカテーテル・シャフトの方向に
おいて小さくなる網が、血餠の繊維質成分を十分に保持
することができ、従って、本発明のカテーテルも上記ド
イツ実用特許89 10603.2の方法に使用できる
ことが判明した。これにより、取り外し可能なステント
として、又は動脈及び静脈から血餠を取り除くための装
置として使用することのできる多目的型の器具を提供す
ることができる。
【0026】上記多目的型の器具の外側のカテーテル・
シャフトには、ステントによって穿刺可能な安全キャッ
プを設けることができる。この場合には、導管を前進し
ている時のカテーテルの前方部は開いていない。主とし
てこの構成は、外側のカテーテル・シャフトの先端の縁
部によって管壁が損傷を受けるのを防止する。上述のよ
うに、ステントは前進する際に損傷を防止するにも拘わ
らず、安全キャップを穿刺することにより治療部位で解
放することができる。
シャフトには、ステントによって穿刺可能な安全キャッ
プを設けることができる。この場合には、導管を前進し
ている時のカテーテルの前方部は開いていない。主とし
てこの構成は、外側のカテーテル・シャフトの先端の縁
部によって管壁が損傷を受けるのを防止する。上述のよ
うに、ステントは前進する際に損傷を防止するにも拘わ
らず、安全キャップを穿刺することにより治療部位で解
放することができる。
【0027】本発明のカテーテルを製造する特に効果的
な方法は、ステントの網の円錐部の端部を、熱収縮性の
チューブによって内側カテーテルの外周上に保持し、網
の円錐部を内側カテーテルに接続することにより行われ
る。このように簡単な手順により、ステントの網を総て
の側部に対して均一に保持する。その接続は、熱処理ま
た結合剤を用いて行うことができる。本方法の1つの利
点は、保持されたものが使用されていてもまたその直径
が減少している場合でも、均一な保持力を与えることが
できることである。この独特の特徴は、熱処理によって
接続を行う場合だけではなく、結合剤を用いて接続した
接続部の最終的な直径を極力小さくする場合にも重要で
ある。
な方法は、ステントの網の円錐部の端部を、熱収縮性の
チューブによって内側カテーテルの外周上に保持し、網
の円錐部を内側カテーテルに接続することにより行われ
る。このように簡単な手順により、ステントの網を総て
の側部に対して均一に保持する。その接続は、熱処理ま
た結合剤を用いて行うことができる。本方法の1つの利
点は、保持されたものが使用されていてもまたその直径
が減少している場合でも、均一な保持力を与えることが
できることである。この独特の特徴は、熱処理によって
接続を行う場合だけではなく、結合剤を用いて接続した
接続部の最終的な直径を極力小さくする場合にも重要で
ある。
【0028】
【実施例】図面に示す実施例について本発明を以下に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0029】図1は、例えば人体の導管1を概念的に示
している。導管は、血液等の流体を保持することができ
るが、空気を搬送することもでき、従ってこの導管は気
管とすることもできる。使用者によって操作される端部
とは反対側にあるカテーテル2の先端部が、上記導管の
内側にある。カテーテルは、例えば穿刺穴等の適宜な部
位において上記導管の中に挿入されており、人体の外側
から図示の導管の位置まで前進させられている。カテー
テル2は、管状の外側カテーテル・シャフト3と、該外
側カテーテル・シャフトの中に収容された移動可能な内
側カテーテル4とを備えている。図1に示す状態におい
ては、内側カテーテル4は、外側カテーテル3の先端部
からある距離だけ前進している。
している。導管は、血液等の流体を保持することができ
るが、空気を搬送することもでき、従ってこの導管は気
管とすることもできる。使用者によって操作される端部
とは反対側にあるカテーテル2の先端部が、上記導管の
内側にある。カテーテルは、例えば穿刺穴等の適宜な部
位において上記導管の中に挿入されており、人体の外側
から図示の導管の位置まで前進させられている。カテー
テル2は、管状の外側カテーテル・シャフト3と、該外
側カテーテル・シャフトの中に収容された移動可能な内
側カテーテル4とを備えている。図1に示す状態におい
ては、内側カテーテル4は、外側カテーテル3の先端部
からある距離だけ前進している。
【0030】導管1の中には、カテーテル2に加えてス
テント5も設けられている。ステント5は、剛性を有す
る交差型の繊維6から成る透過性の網から形成されてい
る。繊維6の剛性は、ステント5が、それ自身の半径方
向の弾性によって、直径が小さい緊張した状態から、そ
の全長にわたって均一な直径の円周部で管壁を支持する
弛緩した状態へ膨張するように選定される。
テント5も設けられている。ステント5は、剛性を有す
る交差型の繊維6から成る透過性の網から形成されてい
る。繊維6の剛性は、ステント5が、それ自身の半径方
向の弾性によって、直径が小さい緊張した状態から、そ
の全長にわたって均一な直径の円周部で管壁を支持する
弛緩した状態へ膨張するように選定される。
【0031】図2は、緊張している状態のステント5の
一部を示している。この図の左側半分においては、ステ
ント5の緊張した部分が収縮してその先端部で直径が小
さくなっており、管状の外側カテーテル・シャフト3の
中に収容されている。外側カテーテル・シャフト3は内
側カテーテル4に対して相対的に後退し、ステント5を
解放して該ステントを弛緩した状態にさせる必要があ
り、これにより、ステントは自動的に膨張し、管壁に圧
接してこれを支持する。内側カテーテル4は、外側カテ
ーテル・シャフト3の内壁に接触するステント5の基端
部を軸方向に支持し、外側カテーテル・シャフト3とス
テント5との間の相対的な運動を許容する必要がある。
一部を示している。この図の左側半分においては、ステ
ント5の緊張した部分が収縮してその先端部で直径が小
さくなっており、管状の外側カテーテル・シャフト3の
中に収容されている。外側カテーテル・シャフト3は内
側カテーテル4に対して相対的に後退し、ステント5を
解放して該ステントを弛緩した状態にさせる必要があ
り、これにより、ステントは自動的に膨張し、管壁に圧
接してこれを支持する。内側カテーテル4は、外側カテ
ーテル・シャフト3の内壁に接触するステント5の基端
部を軸方向に支持し、外側カテーテル・シャフト3とス
テント5との間の相対的な運動を許容する必要がある。
【0032】ステント5の先端部は開放されており、従
って、媒体が導管1の中を自由に流れることができる。
しかしながら、図1から特に分かるように、ステントの
操作端付近の基端部は、透過性を有する網の円錐部7を
形成するように保持されている。網の円錐部7は、ステ
ント5と同様の剛性を有する繊維6で形成されており、
従って、上記円錐部はステントと共に自動的に開放す
る。この網の円錐部7の半径は、ステント5の半径まで
徐々に増大している。網の円錐部7の端部は、内側カテ
ーテル4の外径まで収縮している。上記端部は、結合剤
の層によって内側カテーテルに接続されている。従っ
て、ステント5は、接続点8で網の円錐部7の助けを受
けて、内側カテーテル4に確実に係止されている。
って、媒体が導管1の中を自由に流れることができる。
しかしながら、図1から特に分かるように、ステントの
操作端付近の基端部は、透過性を有する網の円錐部7を
形成するように保持されている。網の円錐部7は、ステ
ント5と同様の剛性を有する繊維6で形成されており、
従って、上記円錐部はステントと共に自動的に開放す
る。この網の円錐部7の半径は、ステント5の半径まで
徐々に増大している。網の円錐部7の端部は、内側カテ
ーテル4の外径まで収縮している。上記端部は、結合剤
の層によって内側カテーテルに接続されている。従っ
て、ステント5は、接続点8で網の円錐部7の助けを受
けて、内側カテーテル4に確実に係止されている。
【0033】本発明のカテーテル2を製造するための効
果的な方法は、網の円錐部7を内側カテーテル4に接続
した状態で、内側カテーテル4の基端部の外周上にステ
ント5を熱収縮性のチューブで保持する段階を備える。
熱収縮性のチューブがまだ大きな直径を有している間
に、該チューブをステント5に被せる。次に、熱収縮性
のチューブを加熱してこれを収縮させ、該チューブによ
り包囲されているステント5も収縮させる。熱収縮性の
チューブの寸法及び材料、並びに、熱収縮性のチューブ
に与える熱は、熱収縮性のチューブがステント5を内側
カテーテル4の外周上に収縮させ、上記ステントをそこ
に保持することができるように選定される。次に、ステ
ント5を内側カテーテル4に溶接することができる。代
替例においては、熱収縮性のチューブの下に予め付与し
た結合剤の層、あるいは毛細管作用により接続部8の中
に侵入した結合剤の層を硬化させ、これにより結合を行
うことができる。この操作の後に熱収縮性のチューブを
取り除き、図1及び図2に示すような円滑な接続部8を
残すことができる。上記接続部は、選定する方法に応じ
て、内側カテーテル4の直径に概ね等しい直径を有する
ことができる。
果的な方法は、網の円錐部7を内側カテーテル4に接続
した状態で、内側カテーテル4の基端部の外周上にステ
ント5を熱収縮性のチューブで保持する段階を備える。
熱収縮性のチューブがまだ大きな直径を有している間
に、該チューブをステント5に被せる。次に、熱収縮性
のチューブを加熱してこれを収縮させ、該チューブによ
り包囲されているステント5も収縮させる。熱収縮性の
チューブの寸法及び材料、並びに、熱収縮性のチューブ
に与える熱は、熱収縮性のチューブがステント5を内側
カテーテル4の外周上に収縮させ、上記ステントをそこ
に保持することができるように選定される。次に、ステ
ント5を内側カテーテル4に溶接することができる。代
替例においては、熱収縮性のチューブの下に予め付与し
た結合剤の層、あるいは毛細管作用により接続部8の中
に侵入した結合剤の層を硬化させ、これにより結合を行
うことができる。この操作の後に熱収縮性のチューブを
取り除き、図1及び図2に示すような円滑な接続部8を
残すことができる。上記接続部は、選定する方法に応じ
て、内側カテーテル4の直径に概ね等しい直径を有する
ことができる。
【0034】ステント5を使用するためには、最初に、
外側カテーテル・シャフト3の内側の先端部に張力を与
えて、ステントをカテーテル2の中に収容する。外側カ
テーテル・シャフト3に対して相対的に内側カテーテル
4を後退させ、図2の左側半分に示すように、ステント
5を外側カテーテル・シャフト3の壁部に接触させる。
内側カテーテルは、ステント5の先端部が外側カテーテ
ル・シャフト3の内側に入るまで後退させられる。この
状態において、カテーテル2を導管1の中に挿入し、該
導管1の中を前進させる。カテーテル2の先端部が処置
部位を通過した後に、静止状態で保持されている内側カ
テーテル4に対して相対的に、外側カテーテル・シャフ
トを後退させる。ステント5が静止状態の内側カテーテ
ル4に接続されているために、ステントと外側カテーテ
ル・シャフト3との間には相対的な運動が生ずる。従っ
て、ステント5は、その先端部から順に解放される。ス
テントは、外側カテーテル・シャフト3の先端部から出
て、ゆっくりと膨張してその弛緩した状態となり、これ
により、導管の壁部に接触して該導管の壁部を支持す
る。図2は、外側カテーテル・シャフト3が、その長さ
の概ね半分にわたって後退した状態を示している。次
に、必要に応じてステントを解放する。この操作は、例
えば、接続部8が図1に示すように外側カテーテル・シ
ャフト3の先端部から出てしまうまで行う。
外側カテーテル・シャフト3の内側の先端部に張力を与
えて、ステントをカテーテル2の中に収容する。外側カ
テーテル・シャフト3に対して相対的に内側カテーテル
4を後退させ、図2の左側半分に示すように、ステント
5を外側カテーテル・シャフト3の壁部に接触させる。
内側カテーテルは、ステント5の先端部が外側カテーテ
ル・シャフト3の内側に入るまで後退させられる。この
状態において、カテーテル2を導管1の中に挿入し、該
導管1の中を前進させる。カテーテル2の先端部が処置
部位を通過した後に、静止状態で保持されている内側カ
テーテル4に対して相対的に、外側カテーテル・シャフ
トを後退させる。ステント5が静止状態の内側カテーテ
ル4に接続されているために、ステントと外側カテーテ
ル・シャフト3との間には相対的な運動が生ずる。従っ
て、ステント5は、その先端部から順に解放される。ス
テントは、外側カテーテル・シャフト3の先端部から出
て、ゆっくりと膨張してその弛緩した状態となり、これ
により、導管の壁部に接触して該導管の壁部を支持す
る。図2は、外側カテーテル・シャフト3が、その長さ
の概ね半分にわたって後退した状態を示している。次
に、必要に応じてステントを解放する。この操作は、例
えば、接続部8が図1に示すように外側カテーテル・シ
ャフト3の先端部から出てしまうまで行う。
【0035】次に、ステント5を導管1から取り除く場
合には、内側カテーテル4に対して相対的に、再び外側
カテーテル・シャフト3を前進させる必要がある。これ
により、ステント5が内側カテーテル4に接続されてい
るために、ステント5と外側カテーテル・シャフト3の
間にも相対的な運動が生ずる。網の円錐部7の端部が内
側カテーテル4に取り付けられることによりステント5
が内側カテーテル4に接続されているので、外側カテー
テル・シャフト3はステント5の網の外側を摺動し、内
側カテーテル4から出ている網の円錐部7を、これに接
続されているステント5と共に、その緊張した状態にさ
せ、これにより、ステントをカテーテル・シャフト3の
中に再び収容することができる。ステントが管壁から離
れると、内側カテーテル4を外側カテーテル・シャフト
3に対して相対的に後退させることができる。このよう
にして、ステント5は、再び外側カテーテル・シャフト
3の中へ完全に引き込まれ、カテーテル2を導管1から
取り除くことができる。
合には、内側カテーテル4に対して相対的に、再び外側
カテーテル・シャフト3を前進させる必要がある。これ
により、ステント5が内側カテーテル4に接続されてい
るために、ステント5と外側カテーテル・シャフト3の
間にも相対的な運動が生ずる。網の円錐部7の端部が内
側カテーテル4に取り付けられることによりステント5
が内側カテーテル4に接続されているので、外側カテー
テル・シャフト3はステント5の網の外側を摺動し、内
側カテーテル4から出ている網の円錐部7を、これに接
続されているステント5と共に、その緊張した状態にさ
せ、これにより、ステントをカテーテル・シャフト3の
中に再び収容することができる。ステントが管壁から離
れると、内側カテーテル4を外側カテーテル・シャフト
3に対して相対的に後退させることができる。このよう
にして、ステント5は、再び外側カテーテル・シャフト
3の中へ完全に引き込まれ、カテーテル2を導管1から
取り除くことができる。
【0036】本明細書において説明する実施例において
は、内側カテーテル4はある長さのチューブとして形成
され、接続部8の先端側で終端となっている。使用の際
には、管状の内側カテーテル4は、例えばガイドワイヤ
を保持する。このガイドワイヤは、カテーテル2を体内
に入れるために前進させられるガイドワイヤとし、カテ
ーテル2をガイドワイヤに追従するようにすることがで
きる。しかしながら、ガイドワイヤは、例えばバルーン
・カテーテルで処置をした後から既に体内にあるガイド
ワイヤとすることもできる。
は、内側カテーテル4はある長さのチューブとして形成
され、接続部8の先端側で終端となっている。使用の際
には、管状の内側カテーテル4は、例えばガイドワイヤ
を保持する。このガイドワイヤは、カテーテル2を体内
に入れるために前進させられるガイドワイヤとし、カテ
ーテル2をガイドワイヤに追従するようにすることがで
きる。しかしながら、ガイドワイヤは、例えばバルーン
・カテーテルで処置をした後から既に体内にあるガイド
ワイヤとすることもできる。
【0037】図1及び図2から、内側カテーテル4は、
接続部8の直後で終端となっていることが分かる。この
場合には、カテーテル2は、取り外し可能なステント5
を挿入するために使用することに加えて、ドイツ実用特
許8910603.2に従って動脈及び脈管から血餠を
除去するための上述の操作を行うために使用することも
できる。この方法は、上に説明すると共に、上記文献に
詳細に説明されているので、ここでは繰り返し説明しな
い。カテーテル2を多目的型の器具として使用できるよ
うにするためには、内側カテーテル4を接続部8の直後
で終端させる必要はなく、ステント5の先端部からある
距離の点で終端させることができる。いずれにしても、
内側カテーテルをステント5の内側で終端させることで
十分である。
接続部8の直後で終端となっていることが分かる。この
場合には、カテーテル2は、取り外し可能なステント5
を挿入するために使用することに加えて、ドイツ実用特
許8910603.2に従って動脈及び脈管から血餠を
除去するための上述の操作を行うために使用することも
できる。この方法は、上に説明すると共に、上記文献に
詳細に説明されているので、ここでは繰り返し説明しな
い。カテーテル2を多目的型の器具として使用できるよ
うにするためには、内側カテーテル4を接続部8の直後
で終端させる必要はなく、ステント5の先端部からある
距離の点で終端させることができる。いずれにしても、
内側カテーテルをステント5の内側で終端させることで
十分である。
【0038】安全キャップ9が、外側カテーテル・シャ
フト3の先端部に設けられている。安全キャップ9は、
熱的な接合あるいは結合剤によってカテーテル・シャフ
ト3に接合されるが、同一の材料からカテーテル・シャ
フト3と一体に成形することもできる。安全キャップ9
を弾性的にあるいは永久的に成形することができる。安
全キャップ9は、カテーテル2を導管1の中へ挿入する
時には閉じられている。従って、安全キャップは、導管
からカテーテル2の中へ過剰の流体が侵入するのを防止
する。キャップ9は丸い端部を有している。外側カテー
テル・シャフト3の先端側の縁部のカバー、上記丸い端
部及びその可撓性により、キャップ9は、カテーテル2
が導管の中へ前進している際に管壁に損傷を与えない。
フト3の先端部に設けられている。安全キャップ9は、
熱的な接合あるいは結合剤によってカテーテル・シャフ
ト3に接合されるが、同一の材料からカテーテル・シャ
フト3と一体に成形することもできる。安全キャップ9
を弾性的にあるいは永久的に成形することができる。安
全キャップ9は、カテーテル2を導管1の中へ挿入する
時には閉じられている。従って、安全キャップは、導管
からカテーテル2の中へ過剰の流体が侵入するのを防止
する。キャップ9は丸い端部を有している。外側カテー
テル・シャフト3の先端側の縁部のカバー、上記丸い端
部及びその可撓性により、キャップ9は、カテーテル2
が導管の中へ前進している際に管壁に損傷を与えない。
【0039】カテーテル2が処置すべき部位に到達する
と、外側カテーテル・シャフト3に対して相対的に前進
しているステント5によってキャップ9が穿刺され、こ
れによりキャップが開く。キャップ9のスリット10が
上記操作を容易にする。図3は、完全に伸長した状態に
あるキャップ9を示しており、図2は、内側カテーテル
4の直径が最大の直径よりも小さいために、弾性を有す
るキャップ9が部分的に閉じている状態を示している。
と、外側カテーテル・シャフト3に対して相対的に前進
しているステント5によってキャップ9が穿刺され、こ
れによりキャップが開く。キャップ9のスリット10が
上記操作を容易にする。図3は、完全に伸長した状態に
あるキャップ9を示しており、図2は、内側カテーテル
4の直径が最大の直径よりも小さいために、弾性を有す
るキャップ9が部分的に閉じている状態を示している。
【0040】ステント5が外側カテーテル・シャフト3
の中へ再び完全に引き込まれると、弾性を有するキャッ
プ9は再び閉じる。導管1からカテーテル2を引き出す
際にカテーテル・シャフト3の縁部すなわちエッジによ
って管壁に損傷を与えるおそれがないので、キャップ9
は、ステント5の使用後に自動的に閉じるように設計せ
ずに、最後に位置に維持されるようにすることができ
る。
の中へ再び完全に引き込まれると、弾性を有するキャッ
プ9は再び閉じる。導管1からカテーテル2を引き出す
際にカテーテル・シャフト3の縁部すなわちエッジによ
って管壁に損傷を与えるおそれがないので、キャップ9
は、ステント5の使用後に自動的に閉じるように設計せ
ずに、最後に位置に維持されるようにすることができ
る。
【図1】本発明のカテーテルを示す図であって、ステン
トが概略的に示す血管の中で弛緩している状態を示して
いる。
トが概略的に示す血管の中で弛緩している状態を示して
いる。
【図2】本発明のカテーテルを横断して示す断面図であ
って、ステントの一部が固定されまた該ステントの一部
が弛緩している状態を示している。
って、ステントの一部が固定されまた該ステントの一部
が弛緩している状態を示している。
【図3】本発明のカテーテルを示す図であって、ステン
トが部分的に弛緩している状態を示している。
トが部分的に弛緩している状態を示している。
1 導管(血管) 2 カテーテル 3 外側のカテーテル・シャフト 4 内側カテーテ
ル 5 ステント 6 繊維 7 網の円錐部 8 接続部 9 安全キャップ
ル 5 ステント 6 繊維 7 網の円錐部 8 接続部 9 安全キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン・インベール スイス連邦 ツェーハー−1290 ヴェル ソワ,ルート・ドゥ・サン・ルー 61 (56)参考文献 特開 平3−57465(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】 カテーテル(2)において、 管状の外側カテーテル(3)と、 前記管状の外側カテーテル(3)の内側に設けられ、前
記管状の外側カテーテル(3)に対して相対的に運動可
能な内側カテーテル(4)と、 基端部、及び前記内側カテーテル(4)によって前記基
端部で軸方向に支持された先端部を有する自己膨張可能
な透過性の網ステント(5)であって、結合剤の層によ
って前記内側カテーテル(4)に接続された前記網ステ
ントとを備え、 前記自己膨張可能な透過性の網のステント(5)の基端
部が透過性の網の円錐部を形成し、前記円錐部の直径
は、前記管状の外側カテーテル(3)が前記内側カテー
テル(4)に対して相対的に基端方向へ移動する時に、
先端方向に向かって徐々に増大し、これにより、前記自
己膨張可能な透過性の網ステント(5)を解放すること
を特徴とするカテーテル。 - 【請求項2】 カテーテル(2)において、 管状の外側カテーテル(3)と、 前記管状の外側カテーテル(3)の内側に設けられ、前
記管状の外側カテーテル(3)に対して相対的に運動可
能な内側カテーテル(4)と、 基端部、及び前記内側カテーテル(4)によって前記基
端部で軸方向に支持された先端部を有する自己膨張可能
な透過性の網ステント(5)とを備え、 前記内側カテーテル(4)は、前記自己膨張可能な透過
性の網ステント(5)の内側で終端となる先端部を有す
るチューブであり、前記自己膨張可能な透過性の網のス
テント(5)の基端部が透過性の網の円錐部を形成し、
前記円錐部の直径は、前記管状の外側カテーテル(3)
が前記内側カテーテル(4)に対して相対的に基端方向
へ移動する時に、先端方向に向かって徐々に増大し、こ
れにより、前記自己膨張可能な透過性の網ステント
(5)を解放することを特徴とするカテーテル。 - 【請求項3】 カテーテル(2)において、 基端部、先端部および前記先端部に接続された安全キャ
ップ(9)を有する管状の外側カテーテル(3)と、 前記管状の外側カテーテル(3)の内側に設けられ、前
記管状の外側カテーテル(3)に対して相対的に運動可
能な内側カテーテル(4)と、 基端部、及び前記内側カテーテル(4)によって前記基
端部で軸方向に支持された先端部を有する自己膨張可能
な透過性の網ステント(5)とを備え、 前記内側カテーテル(4)は、前記自己膨張可能な透過
性の網ステント(5)の内側で終端となる先端部を有す
るチューブであり、前記自己膨張可能な透過性の網のス
テント(5)の基端部が透過性の網の円錐部を形成し、
前記円錐部の直径は、前記管状の外側カテーテル(3)
が前記内側カテーテル(4)に対して相対的に基端方向
へ移動する時に、先端方向に向かって徐々に増大し、こ
れにより、前記自己膨張可能な透過性の網ステント
(5)を解放し、 更に、前記安全キャップ(9)は弾性を有していて前記
自己膨張可能な透過性の網ステント(5)を引戻したと
き閉鎖することを特徴とするカテーテル。 - 【請求項4】 請求項4のカテーテル(2)において、
前記安全キャップ(9)は、前記自己膨張可能な透過性
の網ステント(5)によって穿刺可能であることを特徴
とするカテーテル。 - 【請求項5】 請求項1のカテーテル(2)において、
前記内側カテーテル(4)は、前記自己膨張可能な透過
性の網ステント(5)の内側で終端する先端部を有する
チューブであることを特徴とするカテーテル。 - 【請求項6】 請求項6のカテーテル(2)において、
前記管状の外側カテーテル(3)は、先端部と、該先端
部に接続された安全キャップ(9)とを有することを特
徴とするカテーテル。 - 【請求項7】 請求項7のカテーテル(2)において、
前記安全キャップ(9)は、前記自己膨張可能な透過性
の網ステント(5)によって穿刺可能であることを特徴
とするカテーテル。 - 【請求項8】 管状の外側カテーテル(3)と、前記管
状の外側カテーテル(3)の内側に設けられ、前記管状
の外側カテーテル(3)に対して相対的に運動可能な内
側カテーテル(4)と、基端部、及び前記内側カテーテ
ル(4)によって前記基端部で軸方向に支持された先端
部を有し、自己膨張可能な透過性の網ステント(5)と
を備え、前記自己膨張可能な透過性の網のステント
(5)の基端部が透過性の網の円錐部を形成し、前記円
錐部の直径は、前記管状の外側カテーテル(3)が前記
内側カテーテル(4)に対して相対的に基端方向へ移動
する時に、先端方向に向かって徐々に増大し、これによ
り、前記自己膨張可能な透過性の網ステント(5)を解
放するように構成されたカテーテル(2)を製造する方
法において、 前記自己膨張可能な透過性の網ステント(5)の前記基
端部を、熱収縮性のチューブで、前記内側カテーテル
(4)の外側面に保持する段階と、 前記熱収縮性のチューブを加熱する段階と、 前記自己膨張可能なステント(5)の前記基端部を前記
内側カテーテル(4)の前記外側面に結合する段階と、 前記自己膨張可能ステント(5)から前記熱収縮性のチ
ューブを取り除く段階とを備える方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92200294A EP0554579B1 (de) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | Katheter mit einer Gefässstütze |
DE92200294:4 | 1992-02-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05253306A JPH05253306A (ja) | 1993-10-05 |
JP2620028B2 true JP2620028B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=8210398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5016416A Expired - Fee Related JP2620028B2 (ja) | 1992-02-03 | 1993-02-03 | カテーテル及びその製造並びに使用方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5607466A (ja) |
EP (1) | EP0554579B1 (ja) |
JP (1) | JP2620028B2 (ja) |
AT (1) | ATE135900T1 (ja) |
AU (1) | AU654075B2 (ja) |
CA (1) | CA2088557C (ja) |
DE (1) | DE59205857D1 (ja) |
ES (1) | ES2086633T3 (ja) |
RU (1) | RU2055545C1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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