JP2529600B2 - 費用支払方式 - Google Patents

費用支払方式

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JP2529600B2
JP2529600B2 JP8838489A JP8838489A JP2529600B2 JP 2529600 B2 JP2529600 B2 JP 2529600B2 JP 8838489 A JP8838489 A JP 8838489A JP 8838489 A JP8838489 A JP 8838489A JP 2529600 B2 JP2529600 B2 JP 2529600B2
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明洋 川口
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日本電気エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は企業内における企業から従業員への費用支払
方式に関し、特にクーポン券の支払が可能な現金自動支
払機による費用支払方式に関する。
〔従来の技術〕 従来、企業内における企業から従業員への各種費用の
支払、例えば出張旅費等の支払は、企業内の現金を払う
経理部門の担当者から従業員個人に現金で渡されている
のが一般的である。
現金自動支払機は、主に銀行などの金融機関で預貯金
口座を有する顧客が顧客自身の操作により磁気カードを
用いて暗証番号による本人確認を行い現金の支払を受け
ることができる装置であり、金融機関の省力化を推進す
る自動化機器として普及している。
近年、一般企業でも企業が従業員に支払う現金の支払
手段として現金自動支払機を採用するようになってきて
いる。企業内で企業が従業員に支払う現金には、社内預
金の払戻し,出張や外出における旅費や手当て,その他
各種の報奨金などがある。特に、24時間操業を行う工場
では経理担当者による現金の支払を行う一般就業時間と
は異なる勤務時間帯(例えば、深夜)で就業する従業員
がでてくる場合があること、また企業内で支払う現金に
は緊急性を要する場合があること、さらに経理担当者と
いえども現金に触れることを嫌う場合があること等の理
由から、現金自動支払機を採用してこれ等の問題解決と
同時に旅費の効率化および支払業務の省力化を図ろうと
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の費用支払方式では、現金自動支払機が
紙幣の支払しか行えなかったので、経費の効率化の一手
段として長距離出張における新幹線回数券の利用や航空
券の発行が求められているにもかかわらず、これ等の金
券(以下、クーポン券と称する)を扱うことができない
という欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、クーポン券の支払
機能を有する現金自動支払機を採用して、クーポン券の
利用による経費の効率化および支払業務の省力化を実現
するようにした費用支払方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の費用支払方式は、中央演算処理組織内に設け
られ従業員個人毎の口座情報として社内預金残高,経費
残高およびクーポン券残高を格納する口座情報ファイル
と、前記中央演算処理組織に通信回線を介して接続され
前記口座情報ファイルの口座情報に基づいて紙幣のみの
支払,クーポン券のみの支払および紙幣とクーポン券と
の同時支払のいずれかを選択的に行う現金自動支払機と
を有する。
〔作用〕
本発明の費用支払方式では、口座情報ファイルが中央
演算処理組織内に設けられ従業員個人毎の口座情報とし
て社内預金残高,経費残高およびクーポン券残高を格納
し、現金自動支払機が中央演算処理組織に通信回線を介
して接続され口座情報ファイルの口座情報に基づいて紙
幣のみの支払,クーポン券のみの支払および紙幣とクー
ポン券との同時支払のいずれかを選択的に行う。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係る費用支払方式の構
成を示すブロック図である。本実施例の費用支払方式
は、中央演算処理組織1と、中央演算処理組織1内に設
けられた磁気ディスク装置等でなる口座情報ファイル2
と、中央演算処理組織1と通信回線3を介して接続され
た現金自動支払機4とから、その主要部が構成されてい
る。
現金自動支払機4は、磁気カード読取りレシート発行
ユニッイト(CIP)5と、紙幣支払ユニット(CC)6
と、クーポン券放出ユニット(CIU)7とを含んで構成
されている。
磁気カード読取りレシート発行ユニット5は、磁気カ
ードを読み取るとともに、レシートを印刷して発行する
ユニットである。
紙幣支払ユニット6は、紙幣を放出するユニットとで
ある。
クーポン券放出ユニット7は、プレプリントされたク
ーポン券を格納するホッパ(図示せず)と、ホッパより
クーポン券を1枚ずつ繰り出す機構(図示せず)とを有
するユニットである。
なお、現金自動支払機4がディスプレイ,鍵盤等の通
常の手段を備えていることはもちろんである。
第2図を参照すると、口座情報ファイル2に格納され
る従業員個人毎の口座情報は、口座番号11と、暗証番号
12と、社内預金残高13と、経費残高14と、クーポン券残
高15とからなる。
第3図を参照すると、紙幣とクーポン券との同時支払
を受ける場合の従業員と現金支払機4との動作は、取引
選択ステップ21と、紙幣・クーポン線支払選択ステップ
22と、磁気カード挿入ステップ23と、暗証番号打鍵ステ
ップ24と、金額打鍵ステップ25と、中央演算処理組織へ
の送信ステップ26と、中央演算処理組織からの受信ステ
ップ27と、レシート印字ステップ28と、紙幣計数ステッ
プ29と、クーポン券繰出しステップ30と、カード・レシ
ート放出ステップ31と、紙幣・クーポン券放出ステップ
32とからなる。
次に、このように構成された本実施例の費用支払方式
の動作について説明する。なお、ここでは、企業内の従
業員が現金自動支払機4を操作して紙幣とクーポン券と
の同時支払を受ける場合について説明する。
取引選択フェーズにおいて(ステップ21)、従業員は
現金自動支払機4の鍵盤により紙幣とクーポン券との同
時支払を選択し(ステップ22)、次に磁気カードを磁気
カード読取りレシート発行ユニット5に挿入する(ステ
ップ23)。
現金自動支払機4は、磁気カード読取りレシート発行
ユニット5に挿入された磁気カードの磁気ストライプか
らアデータを読み取り、正しい磁気カードであれば従業
員に暗証番号の打鍵を催促する。
従業員は現金自動支払機4の鍵盤を操作して暗証番号
を打鍵し(ステップ24)、次に紙幣で受け取る金額とク
ーポン券で受け取る金額とを現金自動支払機4の鍵盤を
操作して受鍵する(ステップ25)。
従業員による暗証番号と受け取る金額との打鍵が終了
したならば、現金自動支払機4は、磁気カードより読み
取ったデータ,打鍵された暗証番号,紙幣で受け取る金
額およびクーポン券で受け取る金額を通信回線3を介し
て中央演算処理組織1に送信する(ステップ26)。
中央演算処理組織1は、磁気カードから読み取ったデ
ータ内の口座番号11をキーとして口座情報ファイル2内
に格納されている従業員個人毎の口座情報を検索して取
り出し、現金自動支払機4から送られてきた打鍵された
暗証番号と個人毎の口座情報内の暗証番号12とが等しい
かどうかを比較する。
比較の結果、暗証番号12が同一でなければ、中央演算
処理組織1は、その旨のメッセージを通信回線3を介し
て現金自動支払機4に送り、従業員の再打鍵を促す。
比較の結果、暗証番号12が同一であれば、中央演算処
理組織1は、現金自動支払機4から送られてきた紙幣で
受け取る金額およびクーポン券で受け取る金額がそれぞ
れ指定された社内預金残高13または経費残高14およびク
ーポン残高15に等しいかまたは少ないかをチェックし、
現金自動支払機4から送られてきた紙幣で受け取る金額
およびクーポン券で受け取る金額が従業員個人毎の口座
情報の社内預金残高13または経費残高14およびクーポン
残高15より大きい場合には支払不可を、等しいか少ない
場合には支払可を通信回線3を介して現金自動支払機4
に通知する。
中央演算処理組織1から支払可の通知を受け取ると
(ステップ27)、現金自動支払機4は、磁気カード読取
りレシート発行ユニット5によるレシート発行のための
印字(ステップ28)と、紙幣支払ユニット6による紙幣
の計数(ステップ29)と、クーポン券放出ユニット7に
よるクーポン券の繰出し(ステップ30)とを並行して行
う。
続いて、現金自動支払機4は、磁気カード読取りレシ
ート発行ユニット5から磁気カードとレシートとを放出
させ(ステップ31)、従業員が磁気カードとレシートと
を受け取ると、紙幣支払ユニット6から打鍵された金額
の紙幣を、クーポン券放出ユニット7から打鍵された金
額のクーポン券をそれぞれ放出させ(ステップ32)、従
業員の受取りを待つ。従業員が放出された紙幣とクーポ
ン券とを受け取ると、現金自動支払機4は取引を終了す
る。
なお、上記実施例の動作の説明では、紙幣とクーポン
券との同時支払を受ける場合について説明したが、紙幣
のみの支払またはクーポン券のみの支払の場合も取引選
択フェーズにおいてこれらを選択することにより同時に
実現できることは明白である。
〔発明の効果〕
以上の説明したように本発明は、中央演算処理組織内
に蓄えられた従業員個人毎の口座情報として社内預金残
高,経費残高およびクーポン券残高を設け、クーポン券
の支払機能を有する現金自動支払機によって企業内費用
支払システムを構築することにより、企業内での企業か
ら従業員への現金およびクーポン券の支払を自動化し、
クーポン券の利用による経費の効率化および支払業務の
省力化を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る費用支払方式の構成を
示すブロック図、 第2図は第1図中の口座情報ファイルにおける従業員個
人毎の口座情報を示す構造図、 第3図は本実施例の費用支払方式による紙幣とクーポン
券との同時支払を受ける場合の従業員と現金自動支払機
との動作を示す流れ図である。 図において、 1……中央演算処理組織、 2……口座情報ファイル、 3……通信回線、 4……現金自動支払機、 5……磁気カード読取りレシート発行ユニット(CI
P)、 6……紙幣支払ユニット(CC)、 7……クーポン券放出ユニット(CIU)、 11……口座番号、 12……暗証番号、 13……社内預金残高、 14……経費残高、 15……クーポン券残高である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央演算処理組織内に設けられ従業員個人
    毎の口座情報として社内預金残高,経費残高およびクー
    ポン券残高を格納する口座情報ファイルと、 前記中央演算処理組織に通信回線を介して接続され前記
    口座情報ファイルの口座情報に基づいて紙幣のみの支
    払,クーポン券のみの支払および紙幣とクーポン券との
    同時支払のいずれかを選択的に行う現金自動支払機と を有することを特徴とする費用支払方式。
JP8838489A 1989-04-07 1989-04-07 費用支払方式 Expired - Lifetime JP2529600B2 (ja)

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JPH02267667A JPH02267667A (ja) 1990-11-01
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EP0274343A1 (en) * 1987-01-06 1988-07-13 IntraCel Corporation A system of reactants involving an apo-enzyme useful in immunological analysis and a method for carrying out immunoassays with this system

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