JP2526565Y2 - 化粧室 - Google Patents
化粧室Info
- Publication number
- JP2526565Y2 JP2526565Y2 JP7485290U JP7485290U JP2526565Y2 JP 2526565 Y2 JP2526565 Y2 JP 2526565Y2 JP 7485290 U JP7485290 U JP 7485290U JP 7485290 U JP7485290 U JP 7485290U JP 2526565 Y2 JP2526565 Y2 JP 2526565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- space
- floor
- quadrilateral
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は水洗型の便器を備えた便所スペースと洗面台
を備えた洗面スペースとを並べて配置しこれらを側壁で
区画した化粧室に関する。
を備えた洗面スペースとを並べて配置しこれらを側壁で
区画した化粧室に関する。
〈従来の技術〉 第3図に示すように従来の化粧室31は、出入り口開口
部32を備えて四辺形に配置した側壁33で区画して、その
内部を開口部34付きの仕切り壁35で二分し、一方を便所
スペース36として、他方を洗面スペース37とするものが
多くある。便所スペース36の内部には水洗型の便器38を
据え付けた便器床39とその手前に配置した四辺形床40が
ある。他方の洗面スペース37には洗面台41と洗面床42を
配置しており、前記便所スペース36とは仕切り壁35の開
口部34に設けた折戸43を開閉して出入りする。折戸43は
一枚物の開き戸よりも開閉時のスペースが少なくて済む
ことが採用される。
部32を備えて四辺形に配置した側壁33で区画して、その
内部を開口部34付きの仕切り壁35で二分し、一方を便所
スペース36として、他方を洗面スペース37とするものが
多くある。便所スペース36の内部には水洗型の便器38を
据え付けた便器床39とその手前に配置した四辺形床40が
ある。他方の洗面スペース37には洗面台41と洗面床42を
配置しており、前記便所スペース36とは仕切り壁35の開
口部34に設けた折戸43を開閉して出入りする。折戸43は
一枚物の開き戸よりも開閉時のスペースが少なくて済む
ことが採用される。
〈考案が解決しようとする課題〉 前記側壁33で区画したこの化粧室31は各スペースとも
必要最低限の面積しか持っていないことが普通である。
従って、体を動かすことがやや大きい洗面スペース37に
おいては一応の不自由さはないものの、解放感に欠けて
いる。また、便所スペース36側に外光の入る窓があって
洗面スペース37にはそれがないことも多い。このような
場合に仕切り壁35の折戸43を開けると解放感が得られ、
外光も入り好ましいが、この折戸43が洗面スペース37側
に一部突出して開放効果をさほど得られない。しかしこ
の折戸43を廃止すると便所スペース36を使用中に洗面ス
ペース37を別の者が使用することは互いに気まずく、抵
抗感を持つことが多く、不具合である。
必要最低限の面積しか持っていないことが普通である。
従って、体を動かすことがやや大きい洗面スペース37に
おいては一応の不自由さはないものの、解放感に欠けて
いる。また、便所スペース36側に外光の入る窓があって
洗面スペース37にはそれがないことも多い。このような
場合に仕切り壁35の折戸43を開けると解放感が得られ、
外光も入り好ましいが、この折戸43が洗面スペース37側
に一部突出して開放効果をさほど得られない。しかしこ
の折戸43を廃止すると便所スペース36を使用中に洗面ス
ペース37を別の者が使用することは互いに気まずく、抵
抗感を持つことが多く、不具合である。
また、便所スペース36の四辺形床40の反便器側の側壁
33に小物収容棚44を設けることがよくあるが、この四辺
形床40が便所スペース36の一部であるため、ここには便
所用品だけしか置かない傾向があって、用途に融通性を
持たせ難い。
33に小物収容棚44を設けることがよくあるが、この四辺
形床40が便所スペース36の一部であるため、ここには便
所用品だけしか置かない傾向があって、用途に融通性を
持たせ難い。
本考案は洗面スペースをより広くできて解放感が得ら
れ、採光面でも好ましく、且つ便所スペース側の小物収
容棚の用途を広げやすいようにした化粧室を提供するこ
とを目的とする。
れ、採光面でも好ましく、且つ便所スペース側の小物収
容棚の用途を広げやすいようにした化粧室を提供するこ
とを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る化粧室は、出入り口開口部を備えて四辺
形に配置した側壁で区画し、更に内部を開口部付きの仕
切り壁で二分し、二分した一方をその側壁に近く水洗型
の便器を配置した便器床を置き、該便器の手前側に四辺
形床を配置した便所スペースとし、他方をその側壁際に
洗面台を置き、その手前側に四辺形状の洗面床を前記便
所スペース側の四辺形床と連接させた形態で配置する洗
面スペースとした化粧室であって、前記仕切り壁の開口
部に配置して、前記便所スペースと洗面スペースとの遮
断用と、前記便器床と便器手前側の四辺形床との遮断用
とに回動によって切り替えとする扉を設けて構成した。
形に配置した側壁で区画し、更に内部を開口部付きの仕
切り壁で二分し、二分した一方をその側壁に近く水洗型
の便器を配置した便器床を置き、該便器の手前側に四辺
形床を配置した便所スペースとし、他方をその側壁際に
洗面台を置き、その手前側に四辺形状の洗面床を前記便
所スペース側の四辺形床と連接させた形態で配置する洗
面スペースとした化粧室であって、前記仕切り壁の開口
部に配置して、前記便所スペースと洗面スペースとの遮
断用と、前記便器床と便器手前側の四辺形床との遮断用
とに回動によって切り替えとする扉を設けて構成した。
〈作用〉 仕切り壁の開口部に設ける扉が回動操作によって便所
スペースと洗面スペースとの遮断用と、便所スペース内
の便器床と便器手前側の四辺形床との遮断用の二つの用
途に切り替えが行なわれる。前者の遮断によって便所使
用中であっても洗面スペースの使用者にはそれが直接に
は見えない。また、この遮断は便所使用中であることを
示す作用も持つ。後者の遮断に切り替えると便所スペー
ス内の四辺形床が洗面スペース内の洗面床に一体的につ
ながり、また便所スペースの四辺形床の側壁い採光窓が
ある場合にはこの窓からの光が洗面床にも達する。
スペースと洗面スペースとの遮断用と、便所スペース内
の便器床と便器手前側の四辺形床との遮断用の二つの用
途に切り替えが行なわれる。前者の遮断によって便所使
用中であっても洗面スペースの使用者にはそれが直接に
は見えない。また、この遮断は便所使用中であることを
示す作用も持つ。後者の遮断に切り替えると便所スペー
ス内の四辺形床が洗面スペース内の洗面床に一体的につ
ながり、また便所スペースの四辺形床の側壁い採光窓が
ある場合にはこの窓からの光が洗面床にも達する。
〈実施例〉 図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、本実施例に係る化粧
室1は、出入り口開口部2を備えて正方形に近い四辺形
に配置した側壁3で区画している。そしてその内部を更
に開口部4を付属した仕切り壁5で、一方をやや狭く、
他方をやや広く二分している。二分した一方の側壁3に
近く水洗型の洋式便器6を配置した便器床7としてい
る。この便器6は水洗型の大小兼用の和風便器であって
もよいがその場合の便器床は一段上昇させた段差付きの
ものとなる。前記便器6の手前側に四角形床8を備え、
これらの便器床7と四角形床8とを便所スペース9とす
る。
室1は、出入り口開口部2を備えて正方形に近い四辺形
に配置した側壁3で区画している。そしてその内部を更
に開口部4を付属した仕切り壁5で、一方をやや狭く、
他方をやや広く二分している。二分した一方の側壁3に
近く水洗型の洋式便器6を配置した便器床7としてい
る。この便器6は水洗型の大小兼用の和風便器であって
もよいがその場合の便器床は一段上昇させた段差付きの
ものとなる。前記便器6の手前側に四角形床8を備え、
これらの便器床7と四角形床8とを便所スペース9とす
る。
前記二分したやや広い他方の側壁3際に洗面台10を取
り付け、その手前側に四辺形状の洗面床11を前記四辺形
床8と隣接させた形で配置し、これら洗面台10と洗面床
11とを洗面スペース12とする。
り付け、その手前側に四辺形状の洗面床11を前記四辺形
床8と隣接させた形で配置し、これら洗面台10と洗面床
11とを洗面スペース12とする。
このように内部を二分した化粧室1の前記仕切り壁5
の開口部4に二つ折りにした折戸を扉13として装着す
る。この扉13はそのヒンジ14が180度回動可能な構造の
ものを使用する。これで前記従来のように洗面スペース
12と便所スペース9とを両方使用する時には第1図に示
すように仕切り壁5に沿って閉じ、二つ折りにして開け
る。そして洗面スペース12だけを使用する時は第2図に
示すように便器床7と四辺形床8とを遮断するように扉
13を便所スペース9内に押し込み、これを開けるときに
は二つ折りにして行なう。なお、この化粧室1の便所ス
ペース9の第1図で下側の側壁3には採光窓15を配置
し、右側の側壁3には小物収納戸棚16を設けている。ま
た、洗面スペース12の同じく右側の側壁3にも小物収納
戸棚17を設けている。
の開口部4に二つ折りにした折戸を扉13として装着す
る。この扉13はそのヒンジ14が180度回動可能な構造の
ものを使用する。これで前記従来のように洗面スペース
12と便所スペース9とを両方使用する時には第1図に示
すように仕切り壁5に沿って閉じ、二つ折りにして開け
る。そして洗面スペース12だけを使用する時は第2図に
示すように便器床7と四辺形床8とを遮断するように扉
13を便所スペース9内に押し込み、これを開けるときに
は二つ折りにして行なう。なお、この化粧室1の便所ス
ペース9の第1図で下側の側壁3には採光窓15を配置
し、右側の側壁3には小物収納戸棚16を設けている。ま
た、洗面スペース12の同じく右側の側壁3にも小物収納
戸棚17を設けている。
本実施例の化粧室1の扉13は以下のように構成してい
ることにより、前記洗面スペース12と便所スペース9と
の遮断をすれば便所スペース9使用中に洗面スペース12
に他の者が入ってきても気まずい思いをしなくて済む。
更に便所スペース9を使わない時は常に扉13を便器床7
と四辺形床8との遮断姿勢にしておくことで洗面スペー
ス12は使用頻度の少ない便所スペース9の四辺形床8が
一体化され広くなり、この四辺形床8の区域を使用す
る、しないに関係なく解放感が増す。また、採光窓15の
光が洗面床11にまで届き雰囲気が明るくなる。
ることにより、前記洗面スペース12と便所スペース9と
の遮断をすれば便所スペース9使用中に洗面スペース12
に他の者が入ってきても気まずい思いをしなくて済む。
更に便所スペース9を使わない時は常に扉13を便器床7
と四辺形床8との遮断姿勢にしておくことで洗面スペー
ス12は使用頻度の少ない便所スペース9の四辺形床8が
一体化され広くなり、この四辺形床8の区域を使用す
る、しないに関係なく解放感が増す。また、採光窓15の
光が洗面床11にまで届き雰囲気が明るくなる。
更に、前記便所スペース9内の小物収納戸棚16も洗面
スペース12の小物収納戸棚17の延長として使用でき、抵
抗感なしに便所用品以外の洗面用具等も収納できる。
スペース12の小物収納戸棚17の延長として使用でき、抵
抗感なしに便所用品以外の洗面用具等も収納できる。
本考案の化粧室はこのように合理的に構成しているた
め、ユニット化粧室として制作することが簡単にでき
る。また、前記実施例以外にも種々の変形が可能であ
る。例えば、扉を折戸でなく一枚物として配置して同様
に用いることが可能である。
め、ユニット化粧室として制作することが簡単にでき
る。また、前記実施例以外にも種々の変形が可能であ
る。例えば、扉を折戸でなく一枚物として配置して同様
に用いることが可能である。
〈考案の効果〉 本考案に係る化粧室によれば、洗面スペースに対して
解放感を増すことができ、採光面でも有利となる。且つ
便所スペース側の小物収納戸棚の使い勝手が良くなる。
解放感を増すことができ、採光面でも有利となる。且つ
便所スペース側の小物収納戸棚の使い勝手が良くなる。
第1図は、一実施例に係る化粧室の平面図、 第2図は、第1図の扉の遮断位置を変えた時の平面図、 第3図は、従来の化粧室の平面図である。 1……化粧室,2……出入り口開口部,3……側壁,4……開
口部,5……仕切り壁,6……便器,7……便器床,8……四辺
形床,9……便所スペース,10……洗面台,11……洗面床,1
2……洗面スペース,13……扉。
口部,5……仕切り壁,6……便器,7……便器床,8……四辺
形床,9……便所スペース,10……洗面台,11……洗面床,1
2……洗面スペース,13……扉。
Claims (1)
- 【請求項1】出入り口開口部を備えて四辺形状に配置し
た側壁で区画し、更に内部を開口部付きの仕切り壁で二
分し、二分した一方を、その側壁に近く水洗型の便器を
配置した便器床を置き、該便器の手前側に四辺形床を配
置した便所スペースとし、他方をその側壁際に洗面台を
置き、該洗面台の手前側に四辺形状の洗面床を前記便所
スペース側の四辺形床と連接させた形態で配置する洗面
スペースとした化粧室であって、 前記仕切り壁の開口部に配置して、前記便所スペースと
洗面スペースとの遮断用と、前記便器床と便器手前側の
四辺形床との遮断用とに回動によって切り替えとする扉
を設けたことを特徴とする化粧室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7485290U JP2526565Y2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 化粧室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7485290U JP2526565Y2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 化粧室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431965U JPH0431965U (ja) | 1992-03-16 |
JP2526565Y2 true JP2526565Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31614911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7485290U Expired - Lifetime JP2526565Y2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 化粧室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526565Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP7485290U patent/JP2526565Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431965U (ja) | 1992-03-16 |
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