JP2508816B2 - 顔料の製造方法 - Google Patents
顔料の製造方法Info
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- C09C3/00—Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
- C09C3/06—Treatment with inorganic compounds
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- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/0078—Pigments consisting of flaky, non-metallic substrates, characterised by a surface-region containing free metal
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- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/20—Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
- C01P2004/24—Nanoplates, i.e. plate-like particles with a thickness from 1-100 nanometer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/80—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases
- C01P2004/82—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases
- C01P2004/84—Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases one phase coated with the other
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光干渉および光散乱により発色する新規な顔
料の製造方法に関する。本発明の製造方法によれば、こ
の新規顔料の耐候性を一層向上させることができる。
料の製造方法に関する。本発明の製造方法によれば、こ
の新規顔料の耐候性を一層向上させることができる。
[従来の技術] 従来より、雲母表面に二酸化チタンが被覆されたパー
ルマイカ顔料が知られている。このパールマイカ顔料は
光干渉により真珠のような光沢を発色し、二酸化チタン
層の厚さを変化させることにより種々の干渉色を得るこ
とができる。また特開昭59−78265号、特公昭60−3345
号などの公報には、パールマイカ顔料の二酸化チタン層
の表面にさらにクロム化合物を析出させて耐候性を改良
した顔料も開示されている。
ルマイカ顔料が知られている。このパールマイカ顔料は
光干渉により真珠のような光沢を発色し、二酸化チタン
層の厚さを変化させることにより種々の干渉色を得るこ
とができる。また特開昭59−78265号、特公昭60−3345
号などの公報には、パールマイカ顔料の二酸化チタン層
の表面にさらにクロム化合物を析出させて耐候性を改良
した顔料も開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしパールマイカ顔料を用いた塗料より形成された
塗膜では、金属の光輝感が得られずメタリック塗装とし
ては不十分である。またアルミニウム粉末を含有するメ
タリック塗膜に比べて、正面から見た時の明度と斜め方
向から見た時の明度との差が小さく、いわゆるフリップ
フロップ性に劣るとい不具合がある。そこで本発明者ら
は、パールマイカ顔料またはクロム化合物が析出された
パールマイカ顔料表面に、銀などの金属または合金より
なり全表面積の0.05〜95%の表面を占めるように島状に
点在する光輝部をもつ新規な顔料を出願している(特願
昭62−265795号、本発明の出願時未公開)。この顔料に
より形成されたメタリック塗膜は、金属による光輝感と
光干渉による干渉色および反射、散乱による散乱色を有
し、フリップフロップ性にも優れている。
塗膜では、金属の光輝感が得られずメタリック塗装とし
ては不十分である。またアルミニウム粉末を含有するメ
タリック塗膜に比べて、正面から見た時の明度と斜め方
向から見た時の明度との差が小さく、いわゆるフリップ
フロップ性に劣るとい不具合がある。そこで本発明者ら
は、パールマイカ顔料またはクロム化合物が析出された
パールマイカ顔料表面に、銀などの金属または合金より
なり全表面積の0.05〜95%の表面を占めるように島状に
点在する光輝部をもつ新規な顔料を出願している(特願
昭62−265795号、本発明の出願時未公開)。この顔料に
より形成されたメタリック塗膜は、金属による光輝感と
光干渉による干渉色および反射、散乱による散乱色を有
し、フリップフロップ性にも優れている。
本発明者らはこの新規顔料について検討を重ねるうち
に、製造される顔料の耐候性に不具合があることが判明
した。例えば、パールマイカ表面に無電解めっき法によ
り銀を島状に付着させた顔料では青味の発色を呈する
が、製造条件の変動などにより黄味の強い発色を呈する
ことがある。この顔料を塗料化して塗膜を形成し、QUV
装置で500時間の促進耐候性試験を行なったところ、試
験中に黄味が抜けることが明らかとなった。また、この
現象はハンターのLabにおけるb値で−2よりプラス側
の黄味の強い顔料で著しい(Δb値で1〜2)ことも明
らかとなった。
に、製造される顔料の耐候性に不具合があることが判明
した。例えば、パールマイカ表面に無電解めっき法によ
り銀を島状に付着させた顔料では青味の発色を呈する
が、製造条件の変動などにより黄味の強い発色を呈する
ことがある。この顔料を塗料化して塗膜を形成し、QUV
装置で500時間の促進耐候性試験を行なったところ、試
験中に黄味が抜けることが明らかとなった。また、この
現象はハンターのLabにおけるb値で−2よりプラス側
の黄味の強い顔料で著しい(Δb値で1〜2)ことも明
らかとなった。
本発明は、変色の原因となる黄味を顔料の製造過程で
抜きとることを解決原理とする。
抜きとることを解決原理とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の顔料の製造方法は、セラミック製鱗片状の基
材全表面に無機化合物被覆層を形成する第1工程と、無
電解めっき法により無機化合物被覆層表面に無機化合物
被覆層の全表面積に対して0.05〜95%となるように島状
に点在する金属質の光輝部を形成し黄味を有する粉体を
得る第2工程と、第2工程で形成された粉体に紫外線を
照射する第3工程と、を行うことを特徴とする。
材全表面に無機化合物被覆層を形成する第1工程と、無
電解めっき法により無機化合物被覆層表面に無機化合物
被覆層の全表面積に対して0.05〜95%となるように島状
に点在する金属質の光輝部を形成し黄味を有する粉体を
得る第2工程と、第2工程で形成された粉体に紫外線を
照射する第3工程と、を行うことを特徴とする。
セラミック性鱗片状の基材としては、雲母、二硫化モ
リブテンなどを用いることができる。コスト面などから
雲母が特に推奨され、白雲母、黒雲母または金雲母など
の天然雲母、あるいは合成雲母を用いることができる。
塗料用顔料とする場合は、厚さが500〜1000Å程度、長
さが3〜50μm程度の粒度のものを用いることが好まし
い。
リブテンなどを用いることができる。コスト面などから
雲母が特に推奨され、白雲母、黒雲母または金雲母など
の天然雲母、あるいは合成雲母を用いることができる。
塗料用顔料とする場合は、厚さが500〜1000Å程度、長
さが3〜50μm程度の粒度のものを用いることが好まし
い。
第1工程は、上記基材表面に無機化合物被覆層を形成
する工程である。無機化合物被覆層を構成する無機化合
物としては、二酸化チタン、酸化鉄、水酸化アルミニウ
ム、水酸化クロム、リン酸クロムなどから一種または複
数種類選択して用いられる。
する工程である。無機化合物被覆層を構成する無機化合
物としては、二酸化チタン、酸化鉄、水酸化アルミニウ
ム、水酸化クロム、リン酸クロムなどから一種または複
数種類選択して用いられる。
例えば二酸化チタンで被覆する場合には、米国特許第
4038099号公報に記載されているような硫酸チタニル法
で行なうことができる。この硫酸チタニル法では、予め
スズ化合物で処理された基材の水性スラリー中に酸性の
硫酸チタニル溶液を添加する。そして70〜110℃に加熱
すると、硫酸チタニルは加水分解して基材表面には含水
無定形水酸化チタンが被覆される。これをろ過し焼成す
ることにより、基材表面に二酸化チタン層が形成され
る。この二酸化チタン層は水和物であってもよい。また
基材に雲母を用いるのであれば、数多く市販されている
パールマイカを用いることにより第1工程を省略するこ
ともできる。
4038099号公報に記載されているような硫酸チタニル法
で行なうことができる。この硫酸チタニル法では、予め
スズ化合物で処理された基材の水性スラリー中に酸性の
硫酸チタニル溶液を添加する。そして70〜110℃に加熱
すると、硫酸チタニルは加水分解して基材表面には含水
無定形水酸化チタンが被覆される。これをろ過し焼成す
ることにより、基材表面に二酸化チタン層が形成され
る。この二酸化チタン層は水和物であってもよい。また
基材に雲母を用いるのであれば、数多く市販されている
パールマイカを用いることにより第1工程を省略するこ
ともできる。
またクロム化合物で被覆する場合には、例えば特公昭
60−3345号公報に見られるように、塩化物または硫酸塩
などの可溶性クロム塩の溶液を加水分解することにより
水酸化クロムを析出させる方法、あるいは特開昭59−78
265号公報に見られるように、鉄またはマンガンのイオ
ンおよびクロムイオンを含む溶液から、クロムを水酸化
物、炭酸塩、リン酸塩あるいはメタアクリレート錯体と
して沈澱させる方法などを利用できる。
60−3345号公報に見られるように、塩化物または硫酸塩
などの可溶性クロム塩の溶液を加水分解することにより
水酸化クロムを析出させる方法、あるいは特開昭59−78
265号公報に見られるように、鉄またはマンガンのイオ
ンおよびクロムイオンを含む溶液から、クロムを水酸化
物、炭酸塩、リン酸塩あるいはメタアクリレート錯体と
して沈澱させる方法などを利用できる。
第2工程は、無機化合物被覆層表面に、金属質の光輝
部を島状に点在させて形成する工程である。この光輝部
を構成する金属としては、金、銀、銅、パラジウム、コ
バルトなどの金属、あるいはニッケル−リン、ニックル
−ホウ素、ニッケル−コバルト−リン、ニッケル−タン
グステン−リン、銀−金、コバルト−銀などの合金を用
いることができる。そしてこれらの金属のイオンを含有
する溶液から無電解めっき法を利用して光輝部が形成さ
れる。
部を島状に点在させて形成する工程である。この光輝部
を構成する金属としては、金、銀、銅、パラジウム、コ
バルトなどの金属、あるいはニッケル−リン、ニックル
−ホウ素、ニッケル−コバルト−リン、ニッケル−タン
グステン−リン、銀−金、コバルト−銀などの合金を用
いることができる。そしてこれらの金属のイオンを含有
する溶液から無電解めっき法を利用して光輝部が形成さ
れる。
この光輝部は、その占有面積の合計が無機化合物被覆
層の面積に対して0.05〜95%となるように形成される。
合計面積が0.05%より少ないと光輝部を形成した効果が
認められず、パールマイカなどと差異がなくなる。また
95%を超えると、金属をほとんど全面に被覆したのと同
様となり、透明感が乏しく真珠光沢が消失して平凡な色
調となる。
層の面積に対して0.05〜95%となるように形成される。
合計面積が0.05%より少ないと光輝部を形成した効果が
認められず、パールマイカなどと差異がなくなる。また
95%を超えると、金属をほとんど全面に被覆したのと同
様となり、透明感が乏しく真珠光沢が消失して平凡な色
調となる。
本発明の特色をなす第3工程は、第2工程で得られた
粉末に紫外線を照射する工程である。本発明者らはパー
ルマイカに銀を島状にめっきした新規顔料を塗料化し、
塗膜を形成してその塗膜に分光照射装置により各種波長
の紫外線を照射した。その結果、第2図に示すように20
0〜410nmの短波長の紫外線で黄味が抜けることが確認さ
れた。そして黄味が抜けた後の塗膜はもはや変退色しな
いことも明らかとなった。そこで本発明者らは、塗料化
する前の段階で顔料に紫外線を照射することを想起し、
鋭意研究の結果、紫外線照射された顔料は色調が安定し
た変退色が防止されることを見出して本発明を完成した
ものである。
粉末に紫外線を照射する工程である。本発明者らはパー
ルマイカに銀を島状にめっきした新規顔料を塗料化し、
塗膜を形成してその塗膜に分光照射装置により各種波長
の紫外線を照射した。その結果、第2図に示すように20
0〜410nmの短波長の紫外線で黄味が抜けることが確認さ
れた。そして黄味が抜けた後の塗膜はもはや変退色しな
いことも明らかとなった。そこで本発明者らは、塗料化
する前の段階で顔料に紫外線を照射することを想起し、
鋭意研究の結果、紫外線照射された顔料は色調が安定し
た変退色が防止されることを見出して本発明を完成した
ものである。
照射される紫外線の波長および照射条件は、顔料を形
成する条件や、各工程で用いる材料の材質などにより異
なるので、実験によって最適な条件を決定することが必
要である。例えばパールマイカ表面に島状に銀めっきさ
れた顔料では、上記したように200〜400nmの波長の光が
最適であり、後述の実施例で詳述するように約400Joul/
cm2以上の照射量が必要である。
成する条件や、各工程で用いる材料の材質などにより異
なるので、実験によって最適な条件を決定することが必
要である。例えばパールマイカ表面に島状に銀めっきさ
れた顔料では、上記したように200〜400nmの波長の光が
最適であり、後述の実施例で詳述するように約400Joul/
cm2以上の照射量が必要である。
顔料に紫外線を照射するには、乾式で直接照射しても
よい。しかしこの顔料は粉末状であるので、そのまま撹
拌したり流動床として照射しても全面に均一に照射する
ことは困難である。また粉末の取扱上の不便さも伴うの
で、好ましい方法とはいえない。そこで水などの液体中
で懸濁状態とし、撹拌しながら照射することが望まし
い。例えばビーカなどの容器中で水と顔料を撹拌しなが
ら、上方より紫外線を照射する。紫外線は水を透過して
顔料に効率良く照射される。この場合、石英ガラス製の
ビーカを用いれば、容器の横方向から壁面を介して紫外
線を照射することも可能である。
よい。しかしこの顔料は粉末状であるので、そのまま撹
拌したり流動床として照射しても全面に均一に照射する
ことは困難である。また粉末の取扱上の不便さも伴うの
で、好ましい方法とはいえない。そこで水などの液体中
で懸濁状態とし、撹拌しながら照射することが望まし
い。例えばビーカなどの容器中で水と顔料を撹拌しなが
ら、上方より紫外線を照射する。紫外線は水を透過して
顔料に効率良く照射される。この場合、石英ガラス製の
ビーカを用いれば、容器の横方向から壁面を介して紫外
線を照射することも可能である。
さらに、光輝部は無電解めっき法で形成されるので、
光輝部形成後ろ過前にめっき浴または洗浄水中で紫外線
を照射することが好ましい。このようにすれば工数の増
大を抑制でき、工程上極めて有利である。この場合バッ
チ式に照射してもよいし、紫外線ランプの形状、配置方
法を検討して移動中のスラリーに連続的に照射すること
もできる。連続的に照射するように構成すれば、生産性
が一段と向上する。
光輝部形成後ろ過前にめっき浴または洗浄水中で紫外線
を照射することが好ましい。このようにすれば工数の増
大を抑制でき、工程上極めて有利である。この場合バッ
チ式に照射してもよいし、紫外線ランプの形状、配置方
法を検討して移動中のスラリーに連続的に照射すること
もできる。連続的に照射するように構成すれば、生産性
が一段と向上する。
[発明の作用および効果] 本発明の顔料の製造方法では、島状の光輝部が形成さ
れた顔料に紫外線が照射される。これにより製造中に付
着した不純物などの変退色しやすい成分は変退色し、変
退色しにくい安定した顔料となる。また顔料の色調も安
定し、ロットによる色調のばらつきも防止できる。
れた顔料に紫外線が照射される。これにより製造中に付
着した不純物などの変退色しやすい成分は変退色し、変
退色しにくい安定した顔料となる。また顔料の色調も安
定し、ロットによる色調のばらつきも防止できる。
従って本発明によれば、耐候性に優れた新規顔料を容
易に、かつ安定して製造することができる。また光輝部
の形成に連続して無電解めっき浴中などで紫外線を照射
すれば、工数の増大を回避でき工程上極めて有利であ
る。
易に、かつ安定して製造することができる。また光輝部
の形成に連続して無電解めっき浴中などで紫外線を照射
すれば、工数の増大を回避でき工程上極めて有利であ
る。
[実施例] 以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1) (第1工程) 雲母表面にルチル型二酸化チタンが被覆されたパール
マイカ(「イリオジン9103」メルク社製)を用意した。
従って第1工程は省略された。なお、このパールマイカ
では、西独国公開特許第2522527号公報の例2の製造方
法に従って雲母に二酸化チタンが被覆されている。
マイカ(「イリオジン9103」メルク社製)を用意した。
従って第1工程は省略された。なお、このパールマイカ
では、西独国公開特許第2522527号公報の例2の製造方
法に従って雲母に二酸化チタンが被覆されている。
(第2工程) 上記パールマイカ15gを蒸溜水450mlに懸濁させてビー
カ中で撹拌する。そして硝酸銀50g/および28%アンモ
ニア水50ml/を含有する銀液30mlを上記懸濁液に常温
で一気に添加し、その後5分間撹拌する。さらに還元剤
としてホルマリン溶液(35%ホルムアルデヒド水溶液9m
lを蒸溜水で全量40mlとしたもの)20mlを一気に添加
し、その後55分間撹拌を続けた。得られた顔料は少し黄
味を帯びた青銀色を呈し、それぞれ銀からなる島状の光
輝部が合計重量で6.4重量%、占有面積の合計が72%の
割合で形成されている。
カ中で撹拌する。そして硝酸銀50g/および28%アンモ
ニア水50ml/を含有する銀液30mlを上記懸濁液に常温
で一気に添加し、その後5分間撹拌する。さらに還元剤
としてホルマリン溶液(35%ホルムアルデヒド水溶液9m
lを蒸溜水で全量40mlとしたもの)20mlを一気に添加
し、その後55分間撹拌を続けた。得られた顔料は少し黄
味を帯びた青銀色を呈し、それぞれ銀からなる島状の光
輝部が合計重量で6.4重量%、占有面積の合計が72%の
割合で形成されている。
またこの顔料3.2gをろ過、水洗、乾燥後、アクリル−
メラミン系樹脂(固形分45%)86.4gに分散して塗料を
調製し、試験板に乾燥膜厚500μmとなるように塗装
後、130℃で20分間加熱して焼付け乾燥した。そして形
成された塗膜の色調を色差計(スガ試験機(株)製)に
て測色しハンターのLabで第1表に示す。またこの塗膜
をQUV装置を用いて500時間の促進耐候性試験を行い、試
験後の塗膜の色調を同様に測色して、促進前後の測色値
の差を第1表に示す。(第3工程) 第2工程直度で顔料がめっき浴中に懸濁している状態
で、第1図に示すように撹拌を続けなから、ビーカ1上
方10cmの距離から紫外線ランプ2(出力400W、フナコシ
(株)製)を用いて紫外線を照射した。そして照射量が
50、90、150、230、310および400Joul/cm2の時にそれぞ
れ顔料を採取し、前記と同様に塗料化、塗装、促進耐候
性試験を行ない、試験前後の色調を測色して、試験前の
測色値と前後の測色値の差とを第1表に示す。また照射
量と促進耐候性試験前のb値との関係を第3図に示す。
ちなみに、この実験条件の場合には、400Joul/cm2照射
するのに約48時間要した。
メラミン系樹脂(固形分45%)86.4gに分散して塗料を
調製し、試験板に乾燥膜厚500μmとなるように塗装
後、130℃で20分間加熱して焼付け乾燥した。そして形
成された塗膜の色調を色差計(スガ試験機(株)製)に
て測色しハンターのLabで第1表に示す。またこの塗膜
をQUV装置を用いて500時間の促進耐候性試験を行い、試
験後の塗膜の色調を同様に測色して、促進前後の測色値
の差を第1表に示す。(第3工程) 第2工程直度で顔料がめっき浴中に懸濁している状態
で、第1図に示すように撹拌を続けなから、ビーカ1上
方10cmの距離から紫外線ランプ2(出力400W、フナコシ
(株)製)を用いて紫外線を照射した。そして照射量が
50、90、150、230、310および400Joul/cm2の時にそれぞ
れ顔料を採取し、前記と同様に塗料化、塗装、促進耐候
性試験を行ない、試験前後の色調を測色して、試験前の
測色値と前後の測色値の差とを第1表に示す。また照射
量と促進耐候性試験前のb値との関係を第3図に示す。
ちなみに、この実験条件の場合には、400Joul/cm2照射
するのに約48時間要した。
(評価) 第1表および第3図より、紫外線照射量が多くなるに
つれて顔料の黄味が小さくなり、促進耐候性試験後の変
退色も小さくなっていることがわかる。そして400Joul/
cm2照射すれば、顔料は黄味が抜けた青銀色を呈し、促
進耐候性試験後のb値の変化も−0.09と極めて小さく、
ほとんど変退色しないことがわかる。
つれて顔料の黄味が小さくなり、促進耐候性試験後の変
退色も小さくなっていることがわかる。そして400Joul/
cm2照射すれば、顔料は黄味が抜けた青銀色を呈し、促
進耐候性試験後のb値の変化も−0.09と極めて小さく、
ほとんど変退色しないことがわかる。
(実施例2) 実施例1と同様の製造方法を再度行なって実施例2と
し、同様に測色した結果を第1表および第3図に示す。
第2工程で得られた紫外線照射前の顔料は、実施例1の
場合に比べて一層黄味を強く呈していたが、紫外線の照
射により実施例1とほぼ同等の色調となった。また実施
例1と同様に、紫外線の照射量が多くなるにつれて促進
耐候性試験前後の黄味抜けの程度が小さくなり、約400J
oul/cm2照射したものは青銀色を呈し耐候性にも優れて
いる。
し、同様に測色した結果を第1表および第3図に示す。
第2工程で得られた紫外線照射前の顔料は、実施例1の
場合に比べて一層黄味を強く呈していたが、紫外線の照
射により実施例1とほぼ同等の色調となった。また実施
例1と同様に、紫外線の照射量が多くなるにつれて促進
耐候性試験前後の黄味抜けの程度が小さくなり、約400J
oul/cm2照射したものは青銀色を呈し耐候性にも優れて
いる。
(実施例3) 本実施例では、第2工程で用いるホルマリン溶液20ml
を一気に添加せず、0.5ml/分の速度で添加したこと以外
は実施例1と同様である。そして実施例1と同様に塗料
化、塗装、測色した結果を第1表および第3図に示す。
第2工程で得られた紫外線照射前の顔料は、実施例1お
よび実施例2に比べてさらに黄味を強く呈していたが、
紫外線の照射により実施例1および実施例2とほぼ同等
の色調となった。また実施例1および実施例2と同様
に、紫外線の照射量が多くなるにつれて促進耐候性試験
前後の黄味抜け程度が小さくなり、約400Joul/cm2照射
したものは青銀色を呈し耐候性にも優れている。
を一気に添加せず、0.5ml/分の速度で添加したこと以外
は実施例1と同様である。そして実施例1と同様に塗料
化、塗装、測色した結果を第1表および第3図に示す。
第2工程で得られた紫外線照射前の顔料は、実施例1お
よび実施例2に比べてさらに黄味を強く呈していたが、
紫外線の照射により実施例1および実施例2とほぼ同等
の色調となった。また実施例1および実施例2と同様
に、紫外線の照射量が多くなるにつれて促進耐候性試験
前後の黄味抜け程度が小さくなり、約400Joul/cm2照射
したものは青銀色を呈し耐候性にも優れている。
上記した各実施例の結果より、本発明の製造方法によ
れば色調のばらつきが抑制され、耐候性に優れた顔料が
得られることが明らかである。そし てこれらの効果は紫外線を照射する第3工程を行なった
ことに基因することも明らかである。
れば色調のばらつきが抑制され、耐候性に優れた顔料が
得られることが明らかである。そし てこれらの効果は紫外線を照射する第3工程を行なった
ことに基因することも明らかである。
第1図は第3工程を行なっている状態を示す説明図、第
2図は紫外線の波長と照射後の顔料のb値との関係を示
すグラフ、第3図は紫外線照射量と照射後の顔料のb値
の変化の関係を示すグラフである。
2図は紫外線の波長と照射後の顔料のb値との関係を示
すグラフ、第3図は紫外線照射量と照射後の顔料のb値
の変化の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 芳雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−160061(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】セラミック製鱗片状の基材全表面に無機化
合物被覆層を形成する第1工程と、 無電解めっき法により該無機化合物被覆層表面に該無機
化合物被覆層の全表面積に対して0.05〜95%となるよう
に島状に点在する金属質の光輝部を形成し黄味を有する
粉体を得る第2工程と、 該第2工程で形成された粉体に紫外線を照射する第3工
程と、を行うことを特徴とする顔料の製造方法。
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